2023年10月22日 20:15
「急に汗を…」風邪で病院に行ったら医師が異変に気づき…→大学病院を紹介され早期発見できた”疾患”とは
健康診断や普段とは異なる違和感から病院を受診して、疾患を見つけられたという経験はありますか?
「今はまだ大丈夫」と、病院の受診をついつい後回しにしてしまう人も少なくないはず。
そこで今回は、「疾患に気づくことができたエピソード」をご紹介します。
Cさんの場合……
風邪をひいたときに薬をもらおうと町医者に行きましたが、その時にお医者さんが異変に気付きました。
以前から言っている町医者だったので、変化に気づいてくれたようです。
自分でも、食欲が増したけれど太らない、急に汗をかくようになった、気持ちが不安定などの変化はあったのですが、まだ若かったということもあり特に気にしていませんでした。
血液検査をした結果、甲状腺機能亢進症(バセドウ病)と発覚しました。
どのような治療を受けましたか?
紹介状をもらい、大学病院に通うことになりました。
毎日薬を飲む治療と、定期的な血液検査、エコー検査をしていました。
薬はだんだんと減っていきましたが、薬を飲まなくなるまで10年以上かかりました。
伝えたいことは?
お医者さんが気付いてくれなかったら、治療を始めるのが遅くなっていたと思います。
甲状腺の病気はホルモンの病気なのでいろいろ症状はありますし、先が長い病気ですが、適切な治療をすることが大事だと思います。