ベビーカレンダーがお届けする新着記事一覧 (5/1287)
私はヘアメイクアップアーティストとして働いています。ある日、人気モデルの友人と私の地元にあるスイーツ食べ放題のお店に行くことに。その帰り道で、高校時代の同級生たちと偶然再会しました。実は私、高校時代にこの同級生たちから嫌がらせを受けていました。そして、当時と変わらず嫌なことを言ってくる彼女たちから同窓会に誘われ……。 幸せな気分が急降下高校時代に同級生から嫌がらせを受けていたことがきっかけで「美」に目覚めた私は、現在ヘアメイクアップアーティストとして活動中! そんなある日、モデルの友だちから「今度スイーツの食べ放題に行かない?」と誘われ快く承諾しました。 そのお店は私の地元にあったのですが、おいしいスイーツを堪能した私たちが幸せを感じながらお店を後にすると、突然、後ろから声をかけられます。なんと高校時代の同級生である、A子とB子がいたのです! 2人は高校時代に私に嫌がらせをしていた人物。周りには取り巻きたちも数人いました。 するとA子は突然、「今度同窓会やるから、来なよ!」と私を誘ってきました。B子が「なんで呼ぶの?」と言うと、A子は「こいつがいたほうが、私たちの美しさが引き立つでしょ」と笑います。その言動に反論しようとする友人をなだめつつ、私は同窓会に参加することを決めました。 その夜、私は高校時代の先輩でもある婚約者の彼に同窓会へ行くことを伝え、いよいよ同窓会当日……。 同級生たちのお望み通り彼を召喚!会場に到着した私は、当時仲がよかったC子とA男と久しぶりに再会。私が婚約指輪をしていることに気づいた2人に彼の話をしようとしたそのとき、A子とB子、そして取り巻きの女性たちが目の前にやってきます。 私の婚約指輪に驚いた2人は、「こいつが婚約なんてあり得ない! 本当なら、今ここに婚約者を呼べよ!」と騒ぎ出しました。C子とA男が怒っても静まらず、私は仕方なく彼に電話をかけて、同窓会会場まで来てほしいと伝えたのでした。 1時間後。彼がやってくると会場内はザワザワ……。実は、彼は現在モデルとして活躍しており、高校時代にもファンクラブがあったほどの有名人なのです! 会場から逃げ出したA子とB子は…彼は私を見つけると、「待たせてごめんね。会いたかったよ」とぎゅっと手を握ります。その様子を見て、A子とB子は絶句。「納得いかない! こんな地味子が先輩と釣り合うはずがない」と叫ぶ彼女たちに、彼は怒りを爆発させます。 「俺は彼女のことが高校時代から好きだったし、彼女を見下すお前たちのことは昔っから大嫌いだったんだよ!」 プライドを傷つけられ、会場から逃げ出すA子とB子。取り巻きたちもいなくなり、私と彼は会場に残ったメンバーと同窓会を楽しんだのでした。 その後、同級生から聞いた話によると、A子とB子は性格の悪さから次第に誰からも相手にされなくなり、孤独な日々を送っているそう。一方で私は彼と結婚し、夫婦仲良く幸せに暮らしているのでした。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年06月28日私には幼稚園に通う息子がいますが、バス通園のため幼稚園に行く機会は少なめです。そのせいか、息子のクラスに誰がいるのか、どんなママがいるのかも正直よくわかっていませんでした。しかし、幼稚園でおこなわれた発表会を観に行ったときに、今でも忘れられない衝撃的なママを目撃したのです。 幼稚園の発表会での出来事息子が通う幼稚園では年に1回、クラスごとに練習したお遊戯を披露する発表会があります。もちろん発表会は保護者も観覧できます。普段はなかなか幼稚園に行かない私は、息子の成長を見られる機会を楽しみにしていました。息子の発表が終わって教室に戻り、最後にクラス全体で記念撮影をすることになりました。 この記念撮影には、幼稚園側から「トラブル防止などの観点から、各自で撮影をお願いいたします」と、ルールが定められていました。保護者たちは、自分の子どもがしっかり撮れる場所で、カメラやスマホを構えて準備万全でした。 園のルールもクラス委員も無視して仕切るママクラス全体での記念撮影のときに1人のママが声をあげました。「私から提案があります! みなさんがそれぞれの場所から撮影をしたら子どもたちの目線が定まりませんでしょう? でしたら私が代表して撮影して、あとでメールで皆さんに送ります。どうでしょう?」と言うのです。 突然の提案にカメラを構えていた保護者たちはザワつきました。一応クラス委員さんが「でも園で決められた方法は各自で撮影ということなので、目線は合わないかもしれませんが、それぞれで撮影をお願いします」と言いました。それにも関わらず、そのママは「私が代表してお撮りしますね! みなさんいいですか?」と、あろうことかその場を押し切ってしまったのです。 これがボスママってやつ!?クラス委員さんが「でも園で決められた方法は……」と忠告したのにもかかわらずそのママが撮影を押し切ったのには、取り巻きママの存在がありました。代表して写真を撮ると言ったママの周りには数人の取り巻きがいて、「ぜひ撮ってください〜!」「それで賛成〜!」とあからさまな“よいしょ”をしていたのです。 その言葉を受けて、「ね、みなさんも私の意見に賛成ですよね!?」と強引に話を進めていってしまったのです。これではクラス委員さんも立場がありません。「うわ〜、これがボスママってやつか!」と、私は目の前でくり広げられている出来事にドン引きしてしまいました。 結局、発表会後の記念撮影はボスママが代表しておこないました。そこに時間を割いたのでもちろん各自で撮影する時間はありませんでした。「うん、完璧! 写真はクラスメールに送りますね! 待っててください」と、満足気味にその場をあとにしたボスママ。その後、実際に送られてきた写真は、子どもたち全員が正面を向いた良い写真ではありました。集合写真としては確かに1人が撮影した方が早いし、良い写真が撮れるのかもしれません。でもやはり、園のルールを無視したり、クラス委員の人が注意しているのに押し切ったりするのはどうかと思います。私は今後、あのボスママには関わらないようにしようと強く誓いました。 イラストレーター/まっふ著者:小山田ちよえ 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年06月28日保育士の中田馨さんが、パパ育児の「実はNGな行動」について教えてくれました。パパが育児に積極的なのはママにとってもとても助かりますよね。夏は外で遊ぶことも多くなる時季。パパも一緒に遊ぶ機会も増えるので、どのような点に注意して子どもと遊ぶと良いのかを改めて確認しておきましょう!こんにちは! 保育士の中田馨です。今回はパパの育児について。ここ数年で、パパが積極的に育児に参加することが多くなったなと私自身も実感しています。これまで保育園の送り迎え、行事ごとは「ママだけ」が多かったのですが、「ママもパパも」が増えてきました。 実際、私の保育所の保育参観では、数年前まで「ママだけ」だったのが、最近では5家庭中4家庭が「ママもパパも出席」でした。このように、パパも育児に積極的になった昨今だからこそ、これからやってくる夏という季節特有の子育ての中で特に「外遊び」に特化して気をつけたいことをお話しします。 時間帯を考えて外出を!「普段からパパが子どもと一緒にたくさん遊んでくれるので、とっても助かるのですが、子どもが「外で遊びたい!!」と言ったから、カンカン照りの日中に出かけてしまって……。倒れていないかしら? と心配だった。」という話をママから聞いたことがあります。 いくら子どもが「外で遊びたい」と言ったとしても、夏の外遊びを楽しむためには、遊ぶ時間帯も考えて外出したいものです。特に8月は気温が高くなる日が多くなるので、1日の中でも気温が低めの朝早めの時間帯か、夕方は外遊びがしやすいでしょう。 とはいえ、朝早め、夕方と言えども夏はやっぱり暑いので、「1時間だけ遊ぶ」など遊ぶ時間をあらかじめ決めておくとよいでしょう。 服装を考えて外出する! 外では汗を拭く&着替えはこまめに!以前、「週末、パパと2人で山にお出かけしたんですが、虫よけをまったくしてくれなくて……」と手足に虫刺されをたくさん作ってきたお子さんがいました。 夏の外遊びのときは、服装も考えて外出したいですね。例えば、近所の公園に行くときには、半袖半ズボンでよいかもしれません。しかし、山など自然がたくさんあるところに遊びに行くときはどうでしょう? 半袖半ズボンでは、このご家庭のように虫に刺されることもあるかもしれません。夏のお出かけはそういった配慮も必要になります。 私の保育所は山間にあるわけではありませんが、蚊が出てくる時期から、外遊びの際は「薄手の長袖と長ズボンを持ってきてほしいです」とお願いしています。虫よけになるだけでなく、日焼け対策にもなります。 また、汗をかいたらこまめに拭く、着替える、帰宅したらシャワーをすることで、肌を清潔に保ってくれます。こちらも「パパに週末見ていてもらったら、あせもがたくさんできちゃって……」などと聞くこともあります。子どもは大人以上に肌を清潔にしてあげなければいけないということも知っておきましょう。 平日は、お子さんのことを見ているのはママで、パパは週末だけ、というご家庭もあるかと思いますが、普段ママが何に気をつけながら子育てしているのか? をパパに説明しないと伝わりません。「私の姿を見ていればわかるでしょ?」、「いつも私がしているじゃない!」と思いたくなってしまうところですが、ぜひパパにも教えてあげてくださいね。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。
2024年06月28日アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。ここ最近、ワフウフさん姉妹から病院に付き添えないと言われたと言い張る日が増えている母・あーちゃん。この前も、姉・なーにゃんが病院に行くとビックリされてしまい、付き添っている理由を説明しても「ウソッ!? 私、頭おかしいの!?」という発言……。さらに、ピロリ菌の薬の処方明細には「もらってない!」とメモ書きしていて、さんざん振り回された姉・なーにゃんは脱力してしまったのでした。あーちゃんは、何でもこまめにメモを取っているのですが、そのメモを見つけるタイミングによってはワフウフさん姉妹を振り回してしまうことも多々あります。そんなあーちゃんも、昔から常々「子どもには迷惑をかけたくない」と言ってくれていたのですが、何も理解できなくなっている今、自分がこんなに娘たちを振り回しているなんて、思ってもいないのでしょう……。 しっかり受け答えしているように見えて…… 病院の予定などないのに、あーちゃんからメールが届きました。しかも2通。 翌朝、慌てて姉が電話をすると、あーちゃんは普通に家にいました。 怪しいと思った姉が、曜日ごとの予定を確認すると、しっかり受け答えできています。 ここまでは自信満々だったあーちゃんですが……。 曜日が日付になってしまうと、どこか自信なさげ……。 その失礼を、何度もしているのですが……? 手帳は持ち歩くのを忘れているけどね! 受け答えがハッキリしていて、周りからは何も問題なく見えていると思うと、面倒に思えてしまいます。 通院時、おかずを持って行くと、とても喜んでくれるあーちゃん。 ※訂正:(誤)痛みやすい→(正)傷みやすい ちゃんと食べてもらえるように、保管方法を伝えると……。 満面の笑みで答えるあーちゃん。 これは突っ込まずにはいられない……! 通院の予定はないのに「明日は注射の日です。よろしくね!」と、2回も同じメールを受け取った姉。慌てて翌朝電話をしてみると、あーちゃんは病院に行くわけでもなく、普通に家にいました。そして、夜に2回もメールをしたことすら覚えていませんでした……。 電話をしながら、なんだか怪しいと思った姉は、そのままスケジュールの確認に入ります。すると、注射の日もダンスの日も、曜日では覚えている様子。ただ、それが日付になってしまうと、スムーズに頭の中で結び付けられなくなるので、混乱するのかもしれません。手帳に書いていても、ちゃんと持ち歩かないので安心材料にはならず。普通に聞いていると、しっかり受け答えしているように見えてしまうのが、かえって面倒臭いのかも!? そんなあーちゃんは、付き添いのときに私が手作りのおかずを渡すと、とても喜んでくれます。傷まないように「冷蔵庫に入れてね」と言うと「忘れるわけないじゃない!」と自信満々に言ってくれますが、あーちゃんの場合は、むしろ覚えていることのほうが少ないけど……!? と心の中で突っ込まずにはいられません。おかずの存在を忘れず、無事におかずが口に入りますように……! --------------会話の内容もかみ合っていて、しっかり受け答えしているのを見ると、周りの人からは認知症だと気づかれないかもしれません。しかし、それがトラブルのもとになってしまうこともあると思うと、見ているほうは心配です。「忘れるわけがない」という言葉が、どうか本当であってほしいです……! ※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。 シニアカレンダー編集部では、自宅介護や老々介護、みとりなど介護に関わる人やシニア世代のお悩みを解決する記事を配信中。介護者やシニア世代の毎日がハッピーになりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター ワフウフ
2024年06月28日ゴローさんは、ミサキさんと2歳のムサシくんとの3人家族。今まで育休をとっていたミサキさんが4月から復職することになり、ゴローさんは家事・育児を分担してほしいと言われます。そして、用事のあるミサキさんに変わってムサシくんのお世話をすることになったゴローさん。しかし、泣き叫ぶムサシくんに困り果ててトイレに籠っていたところをミサキさんに見つかり、激怒されてしまいます。育児から逃げ続けるのであれば離婚をとミサキさんにほのめかされて焦ったゴローさんは、これからは育児から逃げないことを宣言したのでした。 何この生き物…ミサキが再び出かけた後、ムサシの希望でアイスを食べにいくことにしました。お出かけの準備もしていざ出発! アイスにおもちゃ、夜ごはんはファーストフードと、自分の立てた計画に満足気なゴローさん。しかし、駐車場に向かうまでの間に、ムサシくんが手を繋ぐのを拒否してぐずり出します。しかりつけるゴローさんにムサシくんはさらに泣き叫び、車に乗せても泣きやまない様子にまた困り果て、まだ出かけていないにも関わらず疲労感を覚えるゴローさんなのでした。 2歳児といえば、自我や自己主張が芽生える「イヤイヤ期」とも呼ばれる時期。きっとゴローさんは子どもの成長段階によっていろいろな状態があるということをまだ知らず、ムサシくんの主張をただの「わがまま」だと思っているかもしれません。ようやく父親としてのスタートラインに立ったのですから、根気強くムサシくんに付き合っていく必要があることも知ってほしいですね。著者:マンガ家・イラストレーター 神谷もち
2024年06月27日チヒロさんは、夫の貴大と3歳の娘リコと暮らす専業主婦。新規分譲のマンションに引っ越し、仲の良いママ友もたくさんできて楽しい毎日を送っていました。そんなある日、夫の上司一家が引っ越してきます。上司一家も3人家族で娘同士も同い年なので、チヒロさんはいい関係が築けるだろうと思っていました。しかし、この上司の妻・ナツミがクセのある人物だったのです。娘たちが同じ幼稚園に入園してからも、人に失礼な発言を繰り返し、チヒロさんにはマウントを取るような態度で接してきます。あまりにも勝手な行動が続き、我慢できなくなったチヒロさんは他のママ友2人と一緒にナツミさんに直接話を聞きにいきましたが、悪びれる様子はありませんでした。その後、自然とお互いの間に距離ができていたのですが、チヒロさんたちが公園でお出掛けの計画を立てていたときに、たまたまナツミさんも近くにいたようで……。 ママとしての気持ちもわかる…ナツミさんは、自分がお出掛けの仲間に入れてもらえず、チヒロさんたちに仲間外れにされているとご主人に訴えたよう。夫経由で「ナツミさんを誘ってほしい」と言われてしまいました。最近では、子ども同士も特別仲良しなわけでもなく、仲間外れにはしていないと説明しても、上司の話を信じている夫は「親のせいで仲良くできないのはかわいそう」と言い、チヒロさんはモヤモヤしていました……。 チヒロさんは、夫から言われた内容をママ友たちに相談。 しばらく沈黙が続き……。ママ友の1人・スダさんが口を開きます。「メインは子どもたち! せっかくだし、楽しもう」と。親として、子どもの友だち関係を心配する気持ちもわかるので、モヤモヤする気持ちはありますが、今回はあくまでも子ども同士が遊ぶためということで、ナツミさんにも声をかけることにしました。 しかし、お出かけ当日。約束の時間になっても、ナツミさん親子は待ち合わせ場所にやってきませんでした……。 チヒロさんの夫の話は、他のママ友にとってもモヤモヤしてしまう内容だったかもしれませんが、お出かけは子どもがメインだと割り切ってナツミさん親子を誘うことにしたようです。しかし、当日に姿を見せなかったナツミさん親子。集合時間など約束を守ることも周囲との信頼関係を築くうえで大切なことではないでしょうか。一緒に遊びに行きたいと訴えるのであれば、まずは相手への思いやりを持った行動をしてほしいと思ってしまいますね。著者:マンガ家・イラストレーター ネギマヨ
2024年06月27日主人公のはるかさんは夫と息子の3人家族。やさしい義父と少しクセのある義母と同居しています。夫とともにケーキとパンのお店『かぐら』の2号店を経営しながら、充実した日々を送っていました。ある日、赤ちゃんを連れた義姉が突然帰ってきて同居することに。義姉から執拗な嫌がらせが始まり、困惑していました。足を骨折して約1カ月間入院する義母の代わりに、はるかさんと一緒にお店で働くことになった義姉。 慌ただしく業務をこなすなか義姉は、義父とはるかさんの母・はるなさんが共同で考案したパンを販売終了にしないかと提案してきました。義父に伝えると激怒したため、話し合いは一旦保留になります。 「あのパンの製造秘話知りたくない?」 義姉の話が気になったはるかさんは、営業終了後にカフェで義姉と落ち合うことになりました。 義父と実母が、不倫してた…!? 義姉は「はるかちゃん、大嫌い」と言い出し、その理由を話し始めました。 義姉が高校3年生のころ、義父とはるかさんの母・はるなさんの不倫現場を目撃したことがあるというのです。 「あの女、笑ってた」義姉は、今でもそのときの光景が頭に浮かんでくるよう。 お店への影響を考えて、このことをずっと誰にも打ち明けられなかった義姉。大学卒業後にお店を継ごうと考えていた義姉は目標を失い、お店が潰れることまで望むようになっていたのでした。 義姉から執拗な嫌がらせを受けていたはるかさん。その理由が、義父と実母が不倫関係にあったことが原因だとは、思いもよらなかったでしょう。 しかし、はるかさんにまったく非はありません。義姉の気持ちを受け入れると同時に自分自身の気持ちもしっかりと整理したうえで、ともに前へ進めるといいですね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター あおば
2024年06月27日離乳食をまったく食べようとしない娘に悪戦苦闘する私を見た義母は、私のやり方を否定するばかり。そこで義母が作った離乳食を与えることにしましたが……。 私が作った離乳食を、義母が…生後6カ月ごろから離乳食を始めた娘ですが、生後10カ月になってもまったく離乳食を口にしようとしません。それでもなんとか食べることの楽しさを知ってほしいと離乳食を続けていました。 ある日、娘に離乳食をあげるタイミングで義母が遊びに来ます。「今来なくても……」と思いましたが、せっかく準備をしていたので、義母の見ている前で離乳食を与えることに。娘はいつも通り口を閉じ、まったく食べようとしてくれません。すると、そんな様子を見た義母がやれやれと言った様子で「あなたが作った離乳食はおいしくなさそう。それに食べさせ方もよくない。娘ちゃんがかわいそうだわ!」と指摘してきました。その言葉にイラッとしましたが、顔には出さず「私、昔から不器用で……。料理が得意なお義母さんが作ったものなら食べてくれるかもしれないので、ぜひ作ってみてもらえませんか?」と提案してみることに。義母は「最初から、素直にそういえばいいのよ」と得意げです。 後日近所の義実家で、義母が作った離乳食をあげてみることに。当日、義母は時間をかけて離乳食を作り、自信満々な様子で私たちを迎えてくれました。しかし、いざ義母が離乳食を与えようとすると、娘はギャン泣きで義母が作った離乳食をひっくり返します。腕によりをかけて作った離乳食が散乱する様子に、義母はあ然。そして義母は私に「離乳食を食べてもらうことがこんなに大変だなんて思っていなかったわ……。この前はひどいことを言ってごめんなさい……」と言ってくれたのです! 私も「いえ、せっかく作ってくれたのにひっくり返しちゃってすみません」と伝えました。それ以降は離乳食の進捗に口を出さなくなるどころか、「ごはんおいしいから食べてみて~」と娘に声かけをするなど、協力までしてくれるように。 1歳になった娘は、食べる量は少ないもののだんだんと口に入れてくれるようにもなっています。自分と同じ立場を経験してもらうことは、理解を得る近道なのかもしれないと実感。今後も何か問題に直面したときには、相手に実際に経験してもらうことも選択肢の一つにしようと思った出来事です。 作画/Pappayappa著者:伊藤まりな
2024年06月27日2018年に長男を出産したねぼすけさん。ある日、市の子育て支援事業に遊びに行くと、ひとりのママ・アイさんと出会います。次第に仲良くなっていき、2人でお茶をする仲に。しかし、2人でカフェに行ったとき、彼女のわがままな一面を見てしまい、思わず驚いてしまいます。それからしばらくして、アイさんは第2子を妊娠するのですが、「つわりがつらい」という理由から、毎週日曜日はアイさんの息子の面倒をねぼすけさんが見ることに……。ところが、この習慣が半年間も続くことになるなんて、このときは知る由もなく……!? 「え、今週も!?」夫の反応に、ママは…? 「え、今週も!?」 「うん……ごめんけど、私もつわり長いことひどかったじゃん?しんどいんだよ……」 ねぼすけさんがフォローを入れると、夫は渋々納得しました。 そして、日曜日の夕方になると、ねぼすけさんの家のチャイムが鳴りました。 モニターにアイさんが映っていたので、アキラくんに声を掛けたねぼすけさん。 「ごめんー、ありがと……」 「今日もふたり言い子して遊んでたよー」 「あのさ……」 アイさんはそう言いかけると、「つわりで作れないから、夕飯を一緒にいただきたい」と言ってきたのです。 (え、まじか……) 内心そう思ったものの、ねぼすけさんはにこやかな表情で、「うん!上がって~」と快い返事をしたのでした。 ◇◇◇ 自分の子どもの面倒を1日見てもらった上で、さらに夕飯まで「一緒にいただきたい」と言い出すとは……驚きです。ねぼすけさんは嫌な顔見せず、アイさんの提案にOKしていましたが、さすがにこれは甘えすぎですよね。アイさんの身勝手さがどんどんエスカレートしている印象を受けるので、そろそろきちんと断ったほうがいいように思いました。 著者:マンガ家・イラストレーター ねぼすけInstagram:@nebosuke_azarashiiiブログ:ねぼすけの寝所
2024年06月27日2024年1月から5月に誕生した男の子18,301名の名前を大調査! 2024年上半期、男の子に人気の「と止めネーム」ランキングを発表します。男の子の名前は、力強く落ち着いた印象になる「と止めネーム」が大人気! 特に三音の「と止めネーム」がトレンドのようです。 1位はると2024年上半期に最も多かった「と止めネーム」は「はると」でした。2018年以降の年間よみランキングで、なんと6年間連続で1位に輝いている大人気のよみです。「陽翔」「大翔」「陽大」「陽斗」といった漢字が用いられていました。 「はる」というよみは「春」を連想させ、あたたかく明るい印象に。また、「と」という止め字を用いることで、男の子らしい力強さのあるイメージになります。 2位みなと「みなと」が2位にランクイン。2022年の年間よみランキングでは5位、2023年は2位と、こちらも毎年人気の高いよみです。「湊」「湊斗」「湊翔」「奏翔」などで名付けられていました。 「みなと」は、水上航路の集まる場所を表す湊や港を連想させ、「人気者になりますように」と願って名付けるパパ・ママも多いようです。海の爽やかさや雄大さも感じさせます。 3位あおと3位にランクインしたのは「あおと」。年間よみランキングでは2023年・2022年ともに4位と大人気。「碧斗」「蒼大」「碧人」「蒼翔」といった漢字が人気のようです。 近年、名付けで人気の高い「あお」という響きを用いたトレンド感のある名前。空や海、草木の「青」を連想させ、爽やかな印象になります。 4位ゆいと4位に入ったのは「ゆいと」。2022年のよみランキングでは3位、2023年は5位と、毎年大人気のよみです。主に「結翔」「結斗」「唯斗」「唯翔」などの漢字で名付けられています。 「ゆい」というやさしい印象のある音に、強さを感じる「と」という止め字を組み合わせることで、やさしさと力強さが融合した名前になっています。 5位りと5位には「りと」がランクイン。2022年よみランキングでは35位という結果でしたが、2023年は22位にランクアップしており、人気が高まっているよみです。「琉翔」「理仁」「理人」といった漢字が特に人気でした。 ラ行で始まる今っぽさと、と止めネームの安定感を組み合わせた、トレンド感満載のよみ。今回のランキングのなかで、唯一の二音ネームとなりました。 6位ゆうと6位に入った「ゆうと」は、2022年のよみランキング12位、2023年は10位と、安定した人気のある「と止めネーム」。「悠斗」「悠人」「悠翔」「優斗」といった漢字が人気でした。 「ゆう」とよむ漢字は、広大な自然や時の流れを表す「悠」がトレンド。プロサッカー選手の長友佑都さんも、同じ「ゆうと」というよみで活躍されています。 7位かなと7位は「かなと」でした。2022年のよみランキングは26位、2023年は34位と、TOP10には入ってはいないものの今後注目される名前です。「奏翔」「叶翔」「奏斗」「奏人」などの漢字で名付けられています。 カ行のはっきりとした響きの音を用いることで、元気で明るい印象に。願いが叶うことを表す「叶」や、音を揃えて出す意味の「奏」など、用いられている漢字も明るく希望を感じさせます。 8位あやと「あやと」が8位にランクイン。2022年・2023年ともによみランキングでは24位に入っており、「絢斗」「綾人」「彩人」「綾斗」といった名前で名付けられていました。 「あや」という響きがどこか芸術的でやさしい印象を与え、ジェンダーレスな雰囲気に。そこに「と」という止め字を組み合わせることで、凛々しい印象になっています。 9位かいと9位に入ったのは「かいと」。2022年のよみランキングでは15位、2023年は17位に入っており、「快斗」「海斗」「海翔」といった名前が人気です。 海のように爽やかで心の広い男の子になるようにと、パパ・ママの願いが感じられます。また、英語で「kite」は「凧」を意味します。大空を大きく羽ばたき活躍してほしい、といった願いを込めて名付けた親御さんも多いでしょう。 10位りくと10位にランクインしたのは、「りくと」でした。2022年・2023年ともによみランキングでは38位にランクインしており、安定した人気があります。特に「陸斗」「陸人」「睦人」「陸翔」といった漢字が用いられています。 「りく」という響きが「陸」を連想させ、大地の生命力を感じさせます。そこに「と」という止め字を組み合わせることで、より力強い印象になります。 「と止めネーム」ランキングTOP10のうち、9つが三音ネームという結果に。また、「と」という止め字には「翔」「斗」「人」という漢字が人気でした。これからの名付けの参考にしてみてくださいね。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2024年1月から5月各月1日~25日調査件数:男の子:18,301件
2024年06月27日主人公のパパはママと娘の香奈ちゃんとの3人暮らし。慣れない育児と仕事の両立に悪戦苦闘。元々子どもが苦手だったパパは、娘をかわいいと思えないことに悩んでいました。しかし、SNSに子育ての日常を投稿し、たくさんの肯定的なコメントやいいねをもらい、ようやく娘と前向きに向き合えるようになってきました。ある日、SNS上で知り合った『ツカサ』という人物から、香奈ちゃん宛てにクマのぬいぐるみが届きました。以前公園で香奈ちゃんに近づいてきた怪しい男性が送り主ではないかと疑っていたパパですが、彼に妻子がいることを知って自分の早とちりだったことに気づきます。 不審な人物の存在に怯えることがなくなり、淡々と育児をこなす日常に戻ったパパ。 「いつか娘をかわいいと思えるかもしれない……」 そんなわずかな希望をもって過ごしていた矢先、香奈ちゃんにある変化が起こります。育休を取得したパパは……? 「いーやーあー!! 」 どうやら、香奈ちゃんはイヤイヤ期にさしかかったよう。育休に入ったばかりのパパは、静かに怒りをあらわにします。 そんなパパの様子を目にした香奈ちゃんは、さらに激しく泣き続けたのでした。 もともと子どもが苦手なパパ。自我が芽生え始め、思い通りにいかないもどかしさをぶつけてくる子どもに対して、きつく当たってしまうこともあるよう。 イヤイヤ期の特性を十分に理解したうえで香奈ちゃんと向き合い、過度なストレスが生まれないような接し方を意識できるといいですね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2024年06月27日本作は、著者・野花このんさんが実体験をもとに描いた作品です。このんさんに丸1日連絡を返さなかった日、実は同僚の春田さんと浮気をしていたミヤさん。その翌日、今度はこのんさんとデートをすることになったミヤさんは、このんさんに対して後ろめたい気持ちがあるのか、唐突に後部座席から花束を取り出し、「これプレゼント」と渡してきて……!? ギクシャクする2人ミヤさんが同僚の春田さんと浮気した翌日、このんさんは何も知らずにミヤさんと久しぶりのデートに出かけます。すると、なぜか彼はサプライズプレゼントを用意してくるなど、いつになくやさしい対応を見せます。明らかに様子がおかしいミヤさんに「何かあったのかも」と不安になるこのんさん。「もしかして隠し事でもしてるんじゃないの〜?」と冗談ぽく告げると、彼の反応は……!? このんさんからの「もしかして何か隠し事してるな〜?」という問いかけに、ミヤさんは半ばキレ気味に「だから何もないって!」と返します。 その後、話題は変わって旅行の話に。以前から、このんさんの試験が終わって落ち着いたタイミングで旅行に行こう、と話していた2人でしたが、ミヤさんはここで唐突に「やっぱり……旅行は見送ってもいい?」と言い出したのでした。 なんだか、今日の2人はとてもぎこちない雰囲気ですよね。もしかしたらミヤさんは、昨日のこと(春田さんとの浮気)があり、このんさんとどう接していいのか、距離感の取り方がわからなくなっているのかもしれません。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 野花このん
2024年06月27日在宅でデザイナーとして働いている私。5年ほどお付き合いした彼氏がおり、彼からプロポーズを受けて結婚が決まっていました。しかし、結婚に際してある問題が……。それは彼の妹の存在です。彼女は私のことを少々勘違いしているようで、私たちの結婚に猛反対してきたのです。 在宅ワークは低収入?私は在宅ワークでデザイナーとして働いています。デザイナーとして指名ももらえるようになり、仕事が軌道に乗ってきたという自負が出てきたころ、5年間付き合っていた彼からプロポーズされました。 彼とは「そろそろ結婚を……」と思っていたタイミングだったため、仕事も恋愛も順調でうれしい気持ちでいっぱいだった私。 そんなとき、ある人物から連絡が。 「在宅ワークなんてどうせ低収入なんでしょ。お兄ちゃんと結婚なんて認めないから!」。 文面と表示された名前からして彼の妹だと気付きました。誰から連絡先を聞いたのかわかりませんが、彼の妹から「結婚には反対」という連絡が届いたのです。 突然のことだったため、彼にこのことを共有。そして、彼の提案もあり、彼と彼の妹と私の3人で、顔合わせも兼ねてひとまず一度話をすることになりました。 大企業で働く兄には不釣り合い別の日、喫茶店にて彼の妹と対面した私。簡単にあいさつをし、あのときの連絡について聞いてみることにしました。 彼女は在宅ワーク=低収入という考えを持っているようで……「在宅でできる仕事なんて、誰でもできることに決まってるじゃない」「低収入の貧乏人なんて、お兄ちゃんの嫁にふさわしくない」と言います。 私は、しっかり仕事をもらえそれなりにお金をいただけていることを説明しましたが、彼の妹はわかってくれません。しまいには、「早く別れなさいよ! 大企業で働く自慢のお兄ちゃんに二度と近づくなこの寄生虫!」とひどい言葉を投げかけられたのです。 その際、「……ん? 大企業?」と引っかかったものの、何を言っても憤慨する彼の妹と、横でただただ困った顔をするだけの彼に呆れてしまい……。 「もう、いいや」と思った私は、「じゃあ、結婚はナシにしましょう」と言って、その場をあとにしました。 慌てた彼から連絡がその後、彼から慌てた様子「なんで結婚をやめるなんて言い出すんだ!?」と連絡がありました。 「あなたの妹に寄生虫呼ばわりされるわ、あなたは何も言ってくれないわで、あの一瞬で思いが冷めてしまったの」とハッキリ伝え、「それに……あなた妹さんに言っていないことがあるでしょ。そんな人と結婚はできないと思ったの」とあのとき疑問に思ったことをぶつけてみました。 「あのとき疑問に思ったこと」――。それは妹が「大企業で働く兄」と言った部分。 彼「妹のことはごめんって。何もできなかったけど謝ってるんだからさ」 私「本当のことを妹さんに言うなら、結婚のことを前向きに考える」 彼「そんなこと言ったら、俺が無職だって家族にバレるじゃないか!」 私「家族に本当のことを伝えるのが無理ならば、結婚はナシにしましょう」 そう、彼は今、無職なのです。たしかに彼は以前、大きな企業に勤めていました。しかし、「自分に合わないから」と会社を辞め、私の収入で暮らしていたのです。彼はそのことを、妹をはじめ、自分の家族に伝えていなかったようでした。 妹に真実を伝えると…?1週間後、妹から勝ち誇った様子のメッセージが届きました。 「本当に婚約破棄してくれたのね~! 早速私の友だちを紹介したわ。そしたらお兄ちゃん喜んでデートに行ったわよ♪」 「お兄ちゃんはやさしくて優秀で大企業勤めで、昔から私の憧れなの。そんなお兄ちゃんと貧乏人が結婚できるわけないでしょ」 ――彼は、私との結婚より自分のプライドを選んだようです。 別に教えてあげる義理はないですが、もう彼とも彼の家族とも関わることはありません。そのため私は妹に「彼の真実」を教えてあげることにしました。 「その自慢のお兄ちゃんについてひとつ教えてあげるわ。彼はもうその会社には勤めていないし、今は無職よ」。 すると、妹からは「は? 何わけわかんないこと言ってるの? 寄生先がなくなったからって変な嘘つかないでよ」と返事がきましたが、仕事を辞めたこと、私の収入で暮らしていたこと、私の年収はこれくらいあって彼を養えていたことを伝えました。 「そんな年収!? 嘘よ……」とうろたえはじめた妹。それからしばらく連絡が途絶えましたが、その後、彼のことが真実であると確信したのでしょう。もう彼女から連絡がくることはありませんでした。 そして彼からは「ヨリを戻してくれ」と連絡が。しかし、当然ですが彼とヨリを戻したい気持ちなどこれっぽっちもありません。私は、「あなたに合う女性と出会えるといいわね」と伝えて関係を終わりにしたのでした。 その後、私は正式に彼の両親にも伝え、婚約破棄をしました。私はこれから仕事に打ち込みつつ、ゆっくりと新しい出会いを探していきたいと思います! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年06月27日娘が1歳のときの話です。もともと胃腸の弱い私。その日も昼過ぎから胃腸のあたりに気持ち悪さを感じていました。どんどん悪くなる体調。水分も取れないほどの強い吐き気に加え、熱も上がってきてしまいました。そこで夫に夜ご飯の準備をお願いしたのですが……? 夫が作ってくれたものはまさかの…吐き気と戦いつつ、娘の様子を見ながら夫の夜ごはんができるのを待っていた私。私のためにおかゆを作ってくれているのだろうと思っていました。しかし、1時間経ってもまだ完成しないのです。この間、吐き気と格闘しながら娘をみるのはなかなかつらいものがあり、夫に早くしてと思ってしまいました。 料理開始から1時間半ほど経ち、ようやく夜ごはんができたと夫が呼びに来てくれました。テーブルについた私と娘の前に置かれたのは……。 香草の効いたビシソワーズでした。 吐き気でしんどい私。そのにおいすらも受け付けず、「ごめんね……食べられそうにない」と謝りました。すると、夫は「せっかく手間暇かけて作ったのに!」と怒ってしまったのです。本当はおかゆが食べたかったとは言えませんでした。それから数カ月後――。 今度は夫が体調を崩しました。寝込んでいる夫に、「何なら食べられそう?」と聞いたところ、不機嫌そうな声で「おかゆ」と言われました。「この状況で香草が効いたビシソワーズが食べられますか?」と質問したい気持ちをおさえておかゆを作りました。 おかゆを作ってくれていると思い込んでいた私も悪いのですが、体調の悪いときは、「何が食べたい?」「何が食べられそう?」と聞いてもらえるとうれしかったなと思いました。手の込んだ料理を作ってくれたことにも感謝していますが、とても驚いた出来事でした。夫が体調を崩したときに「おかゆ」が食べたいと言ったので、次はきっとおかゆが作ってくれると思います。 イラスト/まげよ著者:ぽて子
2024年06月27日社会人12年目の私は、入社してきた社長の娘の教育担当を任されることになりました。ただ、彼女は社長に甘やかされて育ったせいで問題行動を起こしまくり! ついに私も我慢の限界がきてしまい……。 社長の娘に振り回される日々今年で30歳になる私は、高校を卒業してから入社した今の会社で一生懸命働いてきました。そのおかげで実力を認められ、最近ではプロジェクトリーダーを任されることも。プレッシャーはありますが、仕事にやりがいを感じています! しかし、そんな私の充実した日々を壊す新人が現れます。その人物は社長の娘さん。大学を卒業したあと入社してきた彼女は、早速、社長令嬢であることをいいことに威張っているとのこと。だから、私もなるべく関わりたくないと思っていました。 けれども彼女の教育担当を任されることに……。噂通り彼女は自由人で、遅刻や無断欠勤は当たり前なうえに、注意しても聞く耳を持ってくれません。私は頭を悩ませていました。 もちろん、日々の彼女の態度を上に報告したこともあります。普通であれば新人がそんなことをしたらそれなりの処分が下るはずでしょう。しかし、彼女は社長令嬢なので何のお咎めもなし……。上の人たちは「教育担当の私が何とかしろ」と丸投げ状態なのです。 教育担当の苦悩は続くそんなある日のこと。彼女に頼んでいた資料が間違いだらけだったため、私は彼女に声をかけることに。その資料はところどころ文章もおかしく、私は「これ本当に自分で作ったの?」と問いかけました。 すると彼女は「AIを使ってまとめてみたんです!」と一言。確かにAIを使って作業を効率化させるのはいいと思いますが、それを丸々コピー&ペーストするのはよくありません! すぐに修正をするよう指示を出しました。しかし、彼女は「間違えているならAIのせいです。それはAIのミスで私じゃありませ~ん」と主張し、自分で直す気がさらさらない様子。私が再度注意したことでようやく動き出しました。 「わからないことがあったら、何でも聞いてね」と私が言うと、彼女からは予想外の言葉が。 「低学歴には教えられたくない」 嫌味をこぼす彼女に、はらわたが煮えくりかえりそうになってしまいました。でもそのときの私は、穏便に済ませるほうが得策だと考え、彼女と揉めずに我慢したのでした。 やっぱり親子は似たもの同士!?数日後。修正を頼んだ資料がちっとも上がってこなかったため、私は彼女に催促をしました。すると彼女は「なんでしたっけその資料って」と知らんぷり。さすがの私も耐えられず、「社会人なんだから自分の仕事や言動には責任を持ってもらわないと困るわ!」と強く注意してしまいます。 そのときちょうど、私たちの部署に社長が入ってきました。彼女はすぐ社長に「この人が意地悪してくるの!」と訴えだします。そして社長も彼女の言葉を信じ、「新人に圧かけてどうするんだね?」と私に注意してくる始末。 彼女の態度にも社長の態度にも納得がいきません! 私は2人に対して怒りが湧き、それと同時に退職も考え始めたのでした。 思い立ったが吉日!限界を迎えたのはそれから数日後。社長、役員、そして取引先相手も何人か参加する大事な会議がおこなわれたときのこと。そこでも彼女は遅刻してきたので、私は取引先の人に謝りつつ、彼女にも厳しく注意しました。 すると会議が終わったあと、彼女は社長に愚痴をこぼし出します。私の注意の仕方が気に入らなかったよう。しかも「あの人、会社にいらないよね?」ととんでもないことまで言い出し、社長も「そうだな……」とまさかの同意! 本当に2人には呆れが止まりません。 私はもう彼らには付き合いきれないと判断し、「じゃ、辞めます」とその場で宣言! そのまま退職届を書いて提出し、会社を出ました。 私が会社を去ったあと…1週間後。私の携帯に知らない番号から電話がかかってきました。仕事の電話かと思い出たところ、なんと相手は社長!? 彼から「会社に戻ってきてくれないかな?」と相談を持ちかけられたのです。 そのまま社長の話を聞いてみると、どうやら私が辞めたあと、誰も彼女の教育担当をやりたがらなかったとのこと。そのうえ彼女は脅し文句のように「逆らったらクビにする」と言っていたので、誰も注意できず……。その間に彼女が勝手に仕事を進めていった結果、取引先からの信用を失い、次々と契約を断られているようでした。 けれども私は同情できず、社長の誘いをキッパリ断りました。実はこのとき、スカウトされた会社にすでに転職していたのです。 しばらく態度を変えなかった2人の末路しかも私が転職した会社は、元々は取引先の会社でした。仕事の打ち合わせで久しぶりに彼女と対面したとき、彼女はかなり驚いていた様子。今回のプレゼン担当は彼女だったため、話を聞いてみたのですが、相変わらず資料はデタラメだし、説明もわかりにくかったので、私は契約をお断りさせてもらうことにしました。 すると彼女は、「また私に嫌がらせするつもり?」と文句を言ってきました。そこで私は、彼女もしくは他の人がいいプレゼンをしたら前向きに検討していたと伝えます。さらに彼女に、「自分の行動を改めない限り、会社倒産もありえるかもね」と最後の忠告をしてあげましたが、彼女はここでも聞く耳を持ちませんでした。 後日。私が元々いた会社はどんどん経営が傾いて赤字続きになったため、社長が彼女をクビにしたようですが……時すでに遅し。結局会社は倒産したのでした。 一方、私は今の会社で素敵な同僚たちに囲まれながら、バリバリ楽しく働くことができています! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年06月27日A美さんは交際中のB太郎が、避妊に非協力的なことに不満を抱いていました。あるとき行為中にB太郎が避妊に失敗して、その後妊娠してしまいます。これを機に2人は入籍。A美さんはつわりに苦しめられながらも、その後無事に出産しました。しかし産後もすぐに行為に及ぼうとするB太郎に悩まされることになります。産後1カ月が経ち、ゴムをつけて行為に及びますが、痛みを感じたA美さん。行為を拒否されたB太郎は飲み代や娘の育児費用だと嘘をついてお金をもらい、隠れて風俗通いをしていました。義姉とA美さんに問い詰められたB太郎は謝罪。しかし、B太郎はその後もゴムをつけることを渋り続けます。ゴムなしで性欲は満たしたいけど、子どもはいらないと身勝手な発言をして、A美さんに経口避妊薬を飲むようすすめてきました。悩んだA美さんは産院へ相談に行き、性的DVについて知ります。先生から、子宮内に避妊具を挿入することがおすすめだと言われたA美さん。DVの相談窓口も教えてもらい、安心します。 自分の快楽が最優先のB太郎は… ※ミレーナとは、「レボノルゲストレル」という女性ホルモンを5年間持続的に放出する薬剤徐放システムで、子宮内に装着して使用するもの A美さんが経口避妊薬を処方されていると思い、ウキウキで帰宅したB太郎。そんなB太郎にA美さんは、経口避妊薬ではなく避妊具を装着することを検討していると説明。B太郎にはゴムを装着してもらい、二重で避妊をしたい旨を伝えます。 確実な避妊方法はないことや、男女ともに感染症対策が必要なことも説明しますが、B太郎は何が何でも避妊を拒否! 「そんなに妊娠が怖いなら卵管縛ってもらえよ!」と言い出す始末です……。 あまりのB太郎の冷たい態度に「もうB太郎とは二度としない!」とA美さんは言い放ちます。すると夜11時にもかかわらず、B太郎はA美さんと娘を家から追い出すのでした。 A美さんの意見をまったく聞こうとしないB太郎。しかも夜中に自宅から娘とA美さんを追い出してしまいました。行為ができないからと家族を夜中に追い出すなんて、何を考えているのでしょうか……。A美さんはB太郎の性欲を満たすだけのモノではありません。A美さんにはA美さんの人生があります。B太郎とのこれからを一度冷静に考えたほうがいいでしょうね。著者:マンガ家・イラストレーター 紙屋束実
2024年06月27日外出帰りに眠くなってしまった息子。帰宅後、グズる息子を寝かしつけようとしていたら、同居の義母がありえないことを怒鳴りつけてきたのです。グズる息子を寝かしつけようとしていたら、義母がまさかの…息子が1才6カ月くらいの頃のことです。そのころ、わが家は義母と同居していました。 その日は、夫と私、そして息子で外出していたのですが、帰宅する車の中で寝てしまった息子。家に到着してもまだ寝ていて、眠りが中途半端な状態でチャイルドシートから息子を下ろそうとしたためか、泣き始めてしまいました。 私はこのまま家で寝かせてあげようと思い、急いでいると、家にいた義母に話しかけられたのです。 どうやら、その日義母は隣人とトラブルがあったらしく、それ私に話したくて仕方がなかった様子。でも、私は泣いている息子をもう一度寝かせようと必死だったため、話を聞いている暇はありません。すると義母は 「姑の話を聞く気がない嫁がどこにいる!」と怒鳴ったのです。グズって大泣きしている息子が目の前にいるのに、そんなことお構い無しに自分の話を先に聞け!と怒鳴ってくる義母……。息子が幼かろうが、義母はいつも孫より自分が優先だろ!という方だったので、いつも対応に困りました。本当に気が休まらない同居生活でした。 作画/加藤みちか著者:松尾なつこ
2024年06月27日2014年ごろ、次女を出産したばかりで正社員育休中だったよしださん。「ママ友を作りたい!」という願望があったため、足繁く児童館に通うと、ひとりのママ友ができました。会話も弾み、LINEを交換を済ませると、よしださんの心は弾んでいました。その後、ママ友に誘われ、ベビーマッサージサークルに参加してみることになったのですが、そこでおこなわれる講演会に、よしださんは違和感を覚え始めました。「家庭を円満にする秘訣は夫を立てること」「とにかく旦那様を立てれば、家庭を円満で子どもも良い子に育つ」講師のそういった発言が、どうしても納得できず、ひとりでモヤモヤしていたのですが……? ママの心の中で、どんどんモヤモヤが広がっていき… 「お子さんのアトピーは、お母さんのおこないが悪いことが原因なんです」 (いや、それは違うだろ) 心の中でそうツッコミを入れたよしださん。 その後もモヤモヤが止まりませんでした。 「ねぇ、さっきのあれなんなの?ヤバくない?」 思わずそんな風にママ友に声を掛けたくなるほど、違和感を覚えていたのですが……。 結局、ハッキリと自分の気持ちを伝えることができず、次回の約束の話をして別れたのでした。 とてもモヤモヤしていたものの、ママ友に何も言えなかったよしださん。もし、今後もこのように偏った内容の講演会がおこなわれ、よしださんが不快な気持ちになるのであれば、早めに自分の意思をママ友に伝えたほうがいいのかもしれないですね。著者:マンガ家・イラストレーター よしだブログ:大阪おでこ姉妹‼︎
2024年06月27日初恋の相手・洋介と結婚した香澄。しかし、香澄は洋介の親友・雅也夫婦との付き合いに悩みをかかえるように。そんなある日、突然雅也が家族を残して東京に行ってしまったことで、洋介の様子に変化が。「夜釣りにいく」と言っていた日に、雅也の妻・絵美の家にいたことが判明するなど、怪しい行動が増えていくようになり……。普通よその家の寝室に入る!?最近ハマっている夜釣りに出かけた洋介。その夜、雅也の妻・絵美の実家がある場所に陽介の車が路上駐車されていて盗難にあったのではと警察からの電話が。 帰ってきた洋介に「絵美のところへ行っていたのか」と聞くと、イカが大量に釣れておすそ分けをして帰るつもりが、さばくことになって遅くなったとのこと。香澄はモヤモヤしつつもその言葉を信じ、自分の心に蓋をしました。 そして次の日。家事をしているとインターホン鳴り、そこには絵美が立っていて……。 「昨日のお礼をしたくて」と急に訪ねてきた絵美に驚いた様子で、洋介は「寝てくる」といって寝室へ。絵美はそれに怒り、なんと勝手に寝室に侵入して洋介をたたき起こしました。さすがに我慢ができなかった香澄は2人を引き離しましたが、「本当に2人はただの友だち…?」という疑問が拭えなくなってしまいました。 そしてある日、洋介の高校の忘年会が開かれることになり、香澄は洋介と絵美を送迎することに。さらに絵美は香澄に子どもたちを預けていきました。同居している義母はこのことにイライラしている様子。「あんたみたいに地味な嫁持つと外で遊びたくもなるんかね」と小言まで……。普段から洋介の友人たちに「いい奥さんっぽい」と言われるものの、「お似合い」とは言われたことのない香澄はショックを受けてしまいました。 その晩、20時までの二次会で帰るといっていた洋介と絵美は、0時を回っても帰ってきませんでした。 夫・洋介さんの女友だちである絵美さんの態度に違和感を覚えた香澄さん。無断で寝室に入られるのは、誰でも嫌なもの。洋介さんの友人という関係性であっても許容はできませんよね。また、香澄さんは洋介さんの友人やお母さんの言動にも悩んでいました。ひとりで悩み耐え忍ぶ香澄さん。友人付き合いも大事ですが、洋介さんにはもう少し香澄さんや娘さんとの時間も大事にしてほしいですね。そして、どちらかがモヤモヤを抱えたときは、そのままにせず相手にきちんと伝えて、話し合うことも時には、夫婦として家族として一緒に暮らしていくために必要なのかもしませんね。著者:マンガ家・イラストレーター 芸子
2024年06月27日「こどもまんなか社会」を作ろうと言われている昨今、思わず二度見する写真がXに投稿されていました。写真を見ると、オフィスの真ん中でスヤスヤと眠る赤ちゃんの姿……。一体どのような状況なのでしょう。赤ちゃんがスヤスヤ眠るオフィスは、おもちゃメーカー・ピープル株式会社。赤ちゃんが夢中で遊ぶおもちゃ「やりたい放題」を生み出した会社といえば、ピンと来るのではないでしょうか。 ピープル株式会社では、子どもがいるオフィスが日常なのだそう。泣いても大きな声を出しても誰も嫌がらないという、信じがたいその環境について、ピープル株式会社のママ社員さんに話をお聞きしました。かわいがるのも仕事のうち!? この写真は、オフィスに来ていた赤ちゃんが寝てしまった際の1シーンだそう。コメント欄には「癒される」「素敵な取り組み」という声がたくさん寄せらせていました。 「オフィスに子どもがいる」という環境は、思い起こすこと16年前にはすでにあったと言います。だからといって「子連れ出社制度」などという明確なルールはなく、子どもがいる社員が子連れで出社したいと思ったときに出社する、ただそれだけなのだそう。 コロナ禍以降リモートワークが主流となり、働き方が自由化されたこともあってか、時代に逆行し“ピープル内出生率”は大きくアップしているとのこと。子育て中の社員が増えるにつれ、子連れ出社の頻度は増していると言います。 子連れ出社、邪魔にならないの?しかし気になるのは、子どもが仕事の邪魔をしないのか? 危険はないのか? と言う点。 同社のママ社員に話を聞くと、社内で子どもの存在が仕事を妨げることはないとのこと。そもそも、子どもの興味関心に注目し、好奇心を育てるためのおもちゃを開発する同社にとって、子どもはアイデアの源。子どものすることすべてが興味の対象になっているそうです。 また、幸いこれまで大きなケガや事故は起きていないのだそう。これは、オフィスだからと言って子どものお世話が蔑ろになることはなく、あくまで在宅で仕事をするときと同じ心持ちだからと言います。オフィスでも自宅でも同じ目線で子どもを見守るため、オフィスだから危険、ということはないのです。 しかし、子どもと一緒に出勤する社員が増えている今、より子連れ出社しやすい環境を目指し、見直しをする必要性は感じているとのことでした。子連れ出社の環境は?ママと一緒に出勤した子どもは、思い思いに過ごします。ママの判断で、Xの写真のように一時的にフロアで寝かされる瞬間もあれば、お膝に抱っこされていることもあるのだそう。 厚手のマットにおもちゃを広げ、子どもと一緒に座ってパソコンを操作したり、デスクの横にベビーカーを置いたりと、子連れ出社をした社員は子どもと自身が過ごしやすい環境を作っているのです。 また、他の社員が子どもの相手をしてくれるシーンは、同社では珍しいことではないようです。さらには、子どもが泣きやまないなど、打ち合わせから抜けざるを得ない場合も、快くそれを受け入れてくれる環境だと話していました。 それでも子どもが飽きてしまったり、泣きやなまかったりするときには、早めの退社も可能です。子連れ出社に「子どもを無理やり仕事につき合わせている」という感覚はないと言います。 何より、一緒に出勤する子どもはオフィスが大好き! 見慣れないおもちゃがあることはもちろん、自分のことをかわいがってくれる社員さんがいるオフィスは、夢の国なのだそうです。会社に与えた良い影響実際に子連れ出社をするママ曰く、社内には「子連れで来ちゃってごめんなさい」という雰囲気はないとのこと。それでもママになってすぐは「本当は邪魔かな……」と思ったこともあると話します。 しかし、「子どもを面白がる」という気持ちが、子連れ出社に負い目を感じさせない空気を作っているのだそうで、すぐにそんな気持ちはなくなったと言います。 同社にとって子どもを観察できる環境にはメリットがあり、おもちゃのモニターやアイデアの創出に、子連れ出社をリクエストされることもあるのだとか。 また、子どもがいると社内がやさしい雰囲気になるということも、身をもって感じているそう。ミスをして注意されても子どもが笑う声を聞くと元気になり、自然とキツい言葉も避けるようになります。 子どもがコミュニケーションの潤滑油となり、社員間の関わりも濃くなると話していました。身をもって感じた子連れ出社のメリットさらに、ママとしても子連れ出社には大きなメリットがあるのだそう。 まず、多くの人がそれぞれの目線で子どもの成長を見守ってくれることで、自分では気づけなかった子どもの成長に気づくことができると話します。 また、社内のママ同士、子どもの含めた付き合いができるのもメリットと言えます。同じ年齢の子どもを持つ社員とは、仕事の他に子育てのことを相談できる仲になり、子育ての先輩社員からはアドバイスをもらい、自分だけで子育てをしているという孤独感が薄れるのだとか。 決して至れり尽くせりではないけれど、子どもと一緒に出社することは同社にとっては自然なこと。今ある環境を工夫すれば、不便も迷惑も、危険もないと言います。そして、同社に限らず、それぞれの会社にあった子連れ出社ができる環境が作れるのではと話していました。 ◇ ◇ ◇ 思い返せば、昔は放課後になると親の職場に行って応接室で待つ子どもがいたり、子どもをおんぶして仕事をしているママがいたりしたように思います。今でこそ、職場に子どもがいるという光景は珍しいものですが、話を聞いていると「社会で子どもを育てる」という古き良き原点に戻っているように感じました。 少子化に歯止めがきかない昨今、子どもを生もうと思わない理由を尋ねると「子育てと両立できる仕事が少ない」というひとつの要因が挙げられます。保育園を増やす・子育てにかかるお金を助成するなど、さまざまな政策がありますが、子どもがいても働きやすい職場づくりも、大切な要素だと感じずにいられません。 「こどもまんなか社会」を作るのは国のみにあらず。家庭や会社も同じです。子育てと仕事が両立しやすい社会が広がることを願います。
2024年06月27日職場に出会いがないため、マッチングサービスを始めたサナさん。そこで知り合ったユウタさんから、なんと初デートで告白をされました。しかし、まだお互いのことを深く知らないからと一旦断り、2回目のデートをすることに……。 食事を待っている間に2回目のデートは、お互いの仕事が休みの日曜日。ランチデートをしようと決めていたにもかかわらず、ユウタさんから「今からお店を探すね」と言われ、サナさんはびっくりしてしまいます。休日のランチタイムでどこのお店も激込みの中、なんとかサナさんが探し出したイタリアンのお店に行くとーー。 食事を注文したあと「この間の返事考えてくれた?」と、ぎゅっと手を握りながら言ってきたユウタさん。さらに、「俺、あれからマッチングサービス消したんだ」と言い、サナさんを一途に思っていることを伝えました。 しかしサナさんは、ユウタさんが2回連続デートに遅刻してきたことや、支払い金額がわからない中で割り勘金額を提示されたことなどを思い返し、信用してもいいのかな?とモヤモヤしてしまったのでした。 スマホの画面まで見せて一途だとアピールしてくるユウタさんを、信じたいと思う気持ちもわかりますが、モヤモヤしたまま付き合うのは危険な気がしますね。一旦、モヤモヤしていることを解決してから告白の返事を考えたほうがいいかもしれません。 著者:ライター ShareStory
2024年06月27日息子が1歳半のときの話です。その当時、保育園でアデノウイルスが流行っていました。息子も発熱してしまったので、病院で検査を受けたところ結果は陰性。けれどもその後、驚きの事態に発展したのです―。 後悔の嵐…息子がアデノウイルス感染じゃなかったことにほっとした私。しかし、その後しばらく息子は40度の熱が続き、しんどそうでした。 このときにしっかり対策をしていれば、あんなことにはならなかったのに……。 それから1週間、ようやく息子は快復。しかし、私の目にかゆみが生じたのです。真っ赤に充血した目でかかりつけの眼科に行くと、他の患者さんと隔離されての診察になりました。 そこで告げられたのは、「アデノウイルス陽性」でした。 慌てた私は眼科の先生に息子のことを話しました。すると、「かかったばかりなどはウイルスの量が少なくて、検査で陰性と出てしまうことがあるんです」「息子さんもアデノに感染していたのかもしれませんね」とのこと。そういえば、息子を診てくれた医師も同じことを言っていたのを思い出しました……。 それから1週間、今度は私が40度の熱で寝込むことになってしまいました。 息子が熱を出したあとなどの数日後にもう一度検査してもらっていれば……、ちゃんと家庭内で感染対策していれば……と後悔の念ばかり。 親としてもっとできることがあったと、とても反省しています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/まげよ著者:鈴木 茜
2024年06月27日卵巣出血を起こしているとわかり、総合病院に4日ほど入院することになったにしこさん。入院初日、夕食を終えたにしこさんは内服薬を飲んでトイレを済ませ、病室のベッドに横になります。そして、21時の消灯時間に合わせて目を閉じました。しかし、痛み止めの点滴を打ってもらっているにもかかわらず、おなかが痛すぎてまったく眠ることができず……!? 助かったと思ったら…!?下腹部や胃のあたりの痛みが激しく、まったく寝つけないにしこさん。消灯時刻から2時間が経過した23時ごろ、看護師さんが見回りにやってきたため、「痛みで眠れないんです」と相談すると……? 「痛みがひどくて眠れない」と相談したところ、看護師さんは「明日も朝から検査がありますし、眠れないとつらいですよね」とやさしくなぐさめてくれ、痛み止めの点滴を強めてくれました。にしこさんは「これでようやく眠れる」とホッとし、再びまぶたを閉じますが……その後も痛みの程度はまったく変わらず、長い夜が続いたのでした。 どうやら、痛み止めは種類によって強さが異なるそうです。もしかしたらにしこさんが点滴で受けていた痛み止めは、そこまで効き目が強くない薬だったのかもしれませんね。 それにしても、一睡もできないまま朝を迎えるのは心身ともにつらいですし、何か解決策があればいいのですが……。もう少し様子を見てそれでも眠れなかったら、もう一度看護師さんに相談してもいいかもしれませんね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター にしこ
2024年06月27日妊娠初期から毎回妊婦健診では「順調ですね」と言われており、持病もなく、近所の産婦人科に通っていました。毎回順調だったため自分も夫も何も心配していませんでしたが、妊娠35週になりいつも通り妊婦健診にいったところ、「血圧が高いので大学病院に行ってください、今日から入院になるかもしれません」と言われました。 本当に…?徒歩10分以内の産婦人科だったので、その日は朝ごはんも食べずにマキシワンピにクロックスというラフな格好で来ていました。なので「一度家に帰って準備したほうがいいか」と聞いたところ、「家に帰らず今すぐに大学病院に向かってください」と言われました。 その当時は体調も悪くなく元気だったため、大げさに言ってるだけで入院にはならないだろうと考えていましたが、大学病院に着くとすぐに入院になりました。朝から何も食べていなくておなかもすいた状態で次から次へといろいろな検査を受け、ストレスを感じたのか私の血圧はどんどん上がってしまい、「これ以上血圧が高くなったら帝王切開します」と言われ、私も夫もそんなにやばい状態なのかとようやく理解しました。 なんとか気持ちを落ち着け、その日は血圧も収まり翌日に陣痛誘発剤を使って自然分娩で出産しました。妊娠36週0日で予定よりも1カ月早い出産となり、生まれた子どもも小さめですぐにNICUに入院になりました。 あんなにずっと順調だったのに最後の最後で大学病院に転院し、急に出産になり、出産は最後まで何があるかわからないというのは本当なんだなと思いました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 作画/市田スナオ著者:相沢 ねこ夫とねこ2匹と暮らす会社員。監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年06月27日私の夫は何でも出しっぱなしで片付けられない「やりっぱなし人間」。洗濯物のポケットの中にも物ものを入れっぱなしにすることもしばしば。そんな夫が起こした事件に私は激怒することに…… 何度注意しても改心しない夫にイライラ!夫は服を脱いだら脱ぎっぱなし、文房具を使ったら出しっぱなしの片づけられない「やりっぱなし人間」。何度注意しても「今やろうと思った」などと言い訳ばかり。洗濯した洋服のポケットからティッシュやボールペンが出てくることも頻繁にあります。何度も注意するのが嫌になり、私はあきらめて放っておくようになりました。 そんなある日、私がいつも通り洗濯機を回していると「脱水できません」とエラー表示が。コンセントを抜いたり電源を切ったりしても、洗濯機は動かず、脱水もできません。メーカーのカスタマーセンターに問い合わせてみるも原因はわからず……。 次の日、修理業者を呼び、洗濯機が動かない原因を突き止めました。「これが詰まっていたんですね」と見せてくれたのは、書類をまとめるゼムクリップ10数個に髪の毛や衣類の繊維などが絡みついていた巨大な塊です。夫がゼムクリップを何個もポケットに入れっぱなしにしがちなのを知っていた私は大激怒! これまで散々注意していたのにもかかわらず態度を改めなかったので、夫には自分のおこづかいから修理代1万2千円を支払ってもらうことに。夫はこの事件をきっかけに改心したのか、出しっぱなしや入れっぱなしにすることは少なくなりました。人の性格は簡単には変わりません。しかし、生活を共にしていく以上、お互いが気持ちよく過ごせるように努力が必要だなと感じた出来事でした。 作画/うめたま堂本舗著者:升谷まこ30代後半、3人の男の子を育てるママ。外遊びはもっぱら夫に任せ、ドラマを見たり裁縫したり自分時間を楽しむインドア派。
2024年06月27日当時5歳の息子と3歳の娘を連れ、図書館で本を借りようとしたときのエピソードです。モヤモヤが止まらない!子どもたちが些細なことからケンカをはじめ、娘が館内で大泣きしてしまいました。 いくらなぐさめても泣き止まず、急いで貸し出し手続きをしていたところ、見知らぬ高齢男性が近づいてきて「早く出ていけ」と罵声を浴びせられました。息子は状況がわからずポカン。娘は泣き続け、私はすごく傷つき、そそくさと退出せざるを得ませんでした。ものすごくモヤモヤしたまま図書館をあとにしました。 ◇◇◇ 図書館みたいなみんなが使うところで喧嘩をしたり、大きな声を出したら困る人がいることを教え静かにするよう今でも伝えています。私は同じ状況に出会っても、怒鳴ることはせず子どもにも伝わるような注意の仕方をしようと思いました。 作画/てる子著者:はるのさくら30代、7歳5歳0歳の母。普段はフルタイム。今は育休中
2024年06月27日子ども園の友だちと大きな公園に行ったときのことです。SNS好きのママが投稿した内容に私は驚愕してしまいました……。 バルーンアートの記念写真ある日、公園へ行くと、バルーンアートパフォーマンスがおこなわれていたので子どもたちは1列目の特等席に座って見ることに。バルーンアートパフォーマーがチューリップや犬を作り、次々と子どもたちにプレゼント!後半になってもなかなかもらえなかった娘。しかし、パフォーマンスの最後になったとき、突然パフォーマーに「こっちへ来てもらえますか」と娘が誘導されました。 音楽とともにフィナーレにふさわしい大きいハートの中にかわいい世界中が知っているキャラクターを作ってもらいプレゼントされました。犬のバルーンをもらった娘の友だちが娘に「今だけハートの貸して」と言ったので交換して記念撮影。 ママ友の投稿した内容は…するとその子のママがSNSにその場で写真を投稿!それは良いのですが、私はストーリーズを見て呆れてしまいました。 そこには「最後にハートのバルーンをもらえました!一緒に遊んだ子どもたちの中で最後に選ばれました!」と、事実と異なることが書いてあったのです。投稿後、24時間でストーリーズは消えるので、親の心理として少しでもわが子の自慢をしたかったのでしょうか。 一緒に過ごした立場としては、事実と違う内容の投稿を見るのは、なんだか気分が良いものではありませんでした。私はSNSで娘の写真やエピソードを投稿したことはないのですが、SNSとは程よい距離感で付き合っていきたいなと反面教師にした出来事でした。イラスト/きりぷち著者:伊東理恵子
2024年06月27日私は第1子を里帰り出産することにしました。初めての出産で不安なことと、母の希望もあって決めた里帰り出産。出産予定日の前後3カ月間を実家で過ごしたのですが、快適である反面ストレスが溜まることもあり……。久しぶりの実家での生活産院を転院する関係で、私は出産予定日の2カ月前から実家へ帰ることにしました。実家で長く生活するのは、高校を卒業して以来約10年ぶりのこと。夫を家にひとり残すのはちょっぴり心配でしたが、久しぶりの実家生活をとても楽しみにしていました。 産院は実家から近く、何かあったらすぐに駆けつけてくれる親戚も近くにいました。また、何よりもごはんを作らなくていい実家生活は、妊娠後期で体が重かった私にとって快適なものでした。 「水道光熱費が増えた」と小言が…無事に長男を出産した私は、退院して実家へと戻りました。慣れない育児、眠気と闘いながらボサボサ頭のまま長男のお世話をしていた私。ごはんを作ってくれる母、少しの間でも長男の面倒を見てくれる父の存在は、ありがたいものでした。しかしあるとき、母に「水道代が高い! 先月からすごく増えた!」と言われたのです。 確かに、里帰り中は家にいることが多く……。父と母の2人のときよりも、水道の使用量は増えると思います。トイレも膀胱が圧迫されるせいか1日10回は行っていました。増えた理由を話しても母は納得がいかないようで、「節約するように」と念を押されてしまいました。 電話しただけで大激怒に発展私が里帰りをしてからの水道光熱費が跳ね上がっていることを知った母は、いろいろなことに対して過敏に反応するようになりました。私のスマホが不調だったので実家の電話を使っていたら、「いつまで電話してるの! お金がかかる!」とものすごい剣幕で激怒されたこともあります。 産後1カ月は湯船につかれないため、毎日シャワーを15分程度使っていたら「シャワー使い過ぎじゃない?」と言われたこともあります。私はそんな母の小言に産後の疲れも加わり、とてもストレスを感じるようになってしまいました。おそらく母も同じようにストレスを感じていたと思います。 自宅へ帰る日に“あること”を実行そして長男の生後1カ健診が終わった日、自宅に帰ることになりました。その日に私が里帰りしたことで増えてしまった水道光熱費と食費として、10万円を母に渡しました。この10万は最初から渡そうと思っていたお金でしたが、里帰り中の母の小言を聞いて「絶対渡さなきゃ!」と思った10万でもあります。 お金をもらえると思っていなかった母は、これまでの自分の言動を申し訳なく思ったのか「ごめんね」と一言。そしてどこか納得したような表情を浮かべていました。 今回の里帰り出産で、親子間であってもお金の取り決めが必要だということ、お金を渡す旨も伝えておいたほうがいいということを学びました。そうすることで、私だけでなく、母のストレスも減らすことができたのではないかと感じています。 イラスト/森田家著者:小山田ちよえ2男1女の母、アラフォー主婦。夫の仕事が忙しく平日はワンオペ育児に奮闘中。復職に向けて資格取得を目指している。
2024年06月27日一番上の子が産まれたばかりのころのことです。母乳のみで育てていたため、夜中に何度も起きて母乳を与えていた私。息子が泣いてもまったく気づかない夫にイライラは募るばかりだったのですが……? 夫の衝撃発言その日の晩も、夫はぐっすり眠っていました。それを横目に、3回ほど起こされた私。眠い目をこすりながら、泣いているのに気が付かずに寝ている夫にイライラしつつ、私はおむつを替えたり授乳したりしていました。 そして、次の日の朝――。 「おはよう」と起きてきた夫がかけてきた次の言葉に私は耳を疑いました。 夫は「昨日は3回起きてたね。おとといは2回だったよね。」と言ってきたのです。 寝ていると思っていた夫は、実は泣き声に気付いて起きていたのです。起きていたなら、あやしたりしてくれてもいいのに……「起きてましたアピール」はしなくてもいいのに……今さら何言ってるの!?と怒りが込み上げてきました。 思わず強い口調で「起きたなら手伝ってくれてもいいじゃん!」と言うと、まさか私が怒るとは思わなかったのか、夫は面食らっていたようでした。 その後、夫が夜中に起きて手伝ってくれることは残念ながらほぼなかったものの、「起きてましたアピール」もなくなりました。夫とは、ぶつかる前に小さなことから話し合いをしていかないといけないと痛感した私。第二子、第三子が生まれて子どもが増えた今、話し合いを重ねたからか、夫は少しずつ育児に協力的になっています。 イラスト/海乃けだま著者:青井地球
2024年06月27日妊娠36週目の初日、いつも通り5歳の長女を保育園に送って行きました。そのころは出産間近だったのでおなかも大きく、むくみや腰痛などもあったのですが、その日は何かが違うような気がしました。大量出血の原因は…ひとまず家に帰ってすぐに、布団を敷いて横になった私。するとしばらくして、生理中に大量に出たときのような感覚が……。起き上がって見てみると、布団は血の海でした。1回分のおしっこくらいは出血があったと思います。すぐに産院に電話して、陣痛タクシーを呼びました。産院からは落ち着いてゆっくりいらっしゃいとのことだったので、ひとりで慌てず向かいます。しかし「常位胎盤早期剥離」になりかけているかもしれないとのことで、緊急帝王切開で出産することになりました。あんなに大量の出血を見たのは人生で初めてで、とても驚いたのを今でも覚えています。 入院の準備が何もできていない中の出産だったので、とても大変でした。特に夫が必要な物について何もわかっていなくて、入院準備を代わりにしてもらうためにすべて細かく指示しなければいけなかったのが本当に大変で……。妊娠後期になったら、たとえ出産予定日がまだでも、早めにいろいろと準備をしておくべきだったなと反省。急に入院することになったら自分ひとりで準備はできないので、夫にもあらかじめ詳しく伝えておく必要もありました。備えあれば憂いなし。妊娠時に限らず、普段の生活でも早めの準備を心がけていこうと思った出来事です。 ◇ ◇ ◇ 常位胎盤早期剥離とは、妊娠中に何らかの理由で胎盤がはがれてしまう現象です。胎盤は赤ちゃんに栄養や酸素を届ける役割があるため、はがれてしまうと赤ちゃんの命に関わります。また、はがれる際に大量の出血があることも多く、妊婦さんが亡くなってしまう主な原因の1つでもあるのです。 主な症状としては、出血と下腹部の痛みやおなかの張り、板状硬という腹筋の緊張などがあります。特に、妊娠中に出血があった場合は、たとえ少量だったとしても常位胎盤早期剥離の疑いがないか確認が必要です。 常位胎盤早期剥離は、妊娠32週ごろから急に増え始め、妊娠36週が発症のピークとされています。しかし、それまで順調だったという人も、妊娠30週を過ぎたあたりからは、常位胎盤早期剥離という病気があることや、どんな症状があるのかなどを知って、体調の変化に注意して過ごしてくださいね。 常位胎盤早期剥離は赤ちゃんと妊婦さん本人、両方の命に関わります。一刻を争うため、何かおかしいなと感じたらすぐにかかりつけ医に相談し、指示を仰いでください。 作画/さくら著者:月野 ぷんこ監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年06月27日