DeNAの人気マンガアプリ「マンガボックス」にて配信されている、原作:こやまゆかり/漫画:草壁エリザによる漫画「ホリデイラブ~夫婦間恋愛~」が、テレビ朝日「金曜ナイトドラマ」枠にてドラマ化されることが決定。仲里依紗を主演に迎え、新たな切り口での不倫ドラマを描く。原作は、女性のみならず男性をも魅了し、幅広い読者を獲得している「ホリデイラブ~夫婦間恋愛~」。閲読者数は300万人以上、コミックス販売数は紙・電子累計で30万部を超えている。これまでの不倫ドラマは、“道ならぬ恋=甘美で切ない純愛”として描かれることが多かったが、今作では夫に浮気される側の正妻を主人公に据え、“夫婦サイドの純愛”にフォーカス。“正妻と夫婦愛の正義”を描いていく。ドラマは、衝撃的な幕開けでスタート。誰よりも信じていた夫の浮気が発覚し、主人公・高森杏寿は平和な日常から一転、苦悩の日々に突入。葛藤の末に、夫を信じ直して立ち上がる杏寿。夫も妻の愛情を再認識し、ふたりは元の鞘へ収まろうとするが、やり直そうとするたび、夫の浮気相手が愛し合う夫婦を“さらなる困難”へと陥れていくことに…。脚本は、「名前をなくした女神」「ファースト・クラス」などを手掛け、サスペンスや女性心理の描写でとりわけ高い評価を得ている渡辺千穂が脚本を担当する。仲さんが演じるのは、主婦・高森杏寿。「あなたのことはそれほど」で主人公と不倫する夫をじわじわ追い詰めるサレ妻役が記憶に新しい仲さんが、今回は正々堂々としたサレ妻主人公を演じる。夫に強い執着をもつ危険な女の妨害にも負けず、壊れた夫婦の絆を何度でも結び直しながら、“夫婦再構築”を目指して真正面から戦うヒロイン像を構築していく。プライベートでは、俳優・中尾明慶と結婚し、1児の母でもある仲さん。「私自身は日ごろから、お仕事の合間も旦那さんにはマメに連絡し、隠し事のない夫婦関係を築くようにしてるんです。そうすることで安心感や信頼感が増えているという実感があるんですけど、さすがに今回の原作を読んだときは『もしかしたら私自身にも起こりうる出来事かも…』って、グサッときました(笑)」と話し、「リアルに夫婦のことを考えられる立場にあるからこそ、今回は嘘のないお芝居ができそうです」と意気込み。また本作がテレビ朝日のドラマ初主演となる仲さん、「喜びとともに緊張感やプレッシャーも感じていますが、旦那さんも応援してくれていますし、全力で取り組んでいきたいです」と語り、役どころについては「自分をちゃんと持っている女性。心が揺らぐことも当然あるでしょうけど、それでも自分が信じる愛を貫く姿がとてもカッコいいし、思わず応援したくなる人です」と説明、「元気に明るく演じていきたいです。目指すは“主婦の強い味方”」と気合十分だ。さらに、「全国の主婦の皆さん!モヤッとしてしまうことがあったときは、ぜひ杏寿を見て『自分も頑張ろう』って思っていただけたら、嬉しいです。そして世の旦那さん!気を付けてください。奥さんはちゃんと見てますよ(笑)」と視聴者へメッセージを寄せた。金曜ナイトドラマ「ホリデイラブ」は2018年1月、毎週金曜日23時15分~テレビ朝日にて放送予定(※一部地域を除く)。(cinemacafe.net)
2017年11月24日歌手・女優として活躍中のリタ・オラが、オーストラリアのテレビ番組「Sunrise」に出演。26歳にして卵子を凍結保存していることを明かした。幼い頃から「大家族」に憧れていたリタは、将来出会うパートナーと子だくさん一家を築くために20代前半で卵子を凍結したという。家族のかかりつけ医から勧められ、踏み切ったそうだ。「長いことお世話になっているドクターが、『いまがあなたが最も健康な時期だと思うから、(卵子を凍結)すれば?いまのうちに心配事を片付けちゃえば、もう一生心配しなくていいじゃない』って言うもんだから」。リタは医学の進歩の結果、誕生したこの技術に、「自分たちの運命をコントロールすることを可能にした、素晴らしい技術だと思うわ」と感銘を受けたとも。まもなく27歳の誕生日を迎えるリタだが、「このことはいままでテレビで言ったことはなかったんだけどね。私はまだ26歳だし、きっとみんな『え?なんでそんな若くして…』って言うでしょう? でも、“安心”がほしかったのよ。それって、クレイジーかな?」と卵子凍結から数年間公表しなかった理由を語った。(Hiromi Kaku)
2017年11月24日先日全米で公開され、世界63の国と地域で初登場No.1を記録した、DCヒーローが集結するアクション超大作『ジャスティス・リーグ』。本作が、11月23日(木・祝)ついに日本でも公開を迎え、好調なスタートを切った。さらに、全世界の累計興行収入が、約340億円を突破したことが分かった(11月24日/BOXOFFIEMOJO 調べ)。カップルから親子連れまで、老若男女問わず幅広い年齢層の観客たちでにぎわっている本作。初日は動員103,300人、興行収入156,588,300円を記録。『バットマン vs スーパーマ ン ジャスティスの誕生』の初日興行収入(129,894,100円/最終興収18.6億円)の対比120%と好調なスタートを切った。本作の鑑賞者からは、「ヒーロー全員が強くて魅力的。それぞれの特技も分かりやすくて楽しめた」、「スーパーヒーロー祭りじゃー!って感じで明るく前向きで、ひたすら楽しい!」といった絶賛する声のほか、「細かいことわからなくても楽しい!!」 「単純に楽しけりゃ良い!」と、とにかく楽しいといった声が上がっている。また、「ジャスティス・リーグ全員ヤバイ、特にバットマンが一番コミュ障なのかなりヤバイ」、「フラッシュ最高!」「とにかくエズラがかわいすぎるのでおかわりジャスティスします」、「今回のワンダーウーマンも最高!」、「ワンダーウーマン強すぎる!そして美脚!とにかく美しい」とそれぞれのキャラクターについての感想も寄せられた。さらに、「初アメコミだけど、バカみたいに楽しかった!」、「アメコミって初めてだけど、スーパーヒーローが集まるのって見ていて分かりやすいし、みんなカッコ良かった!」というアメコミ初体験者からも満足の声も上がっており、これまでアメコミ作品を体験してこなかった人たちにもおすすめだ。『ジャスティス・リーグ』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:ジャスティス・リーグ (原題) 2009年、全国にて公開
2017年11月24日「陸王」で女性のみならずオジサマたちを泣かせ、数々のCMでも活躍する俳優・竹内涼真が出演するWEBドラマ「スノーマンの恩がえし」(全3話)が公開。竹内さん扮する、キュートでイケメンすぎるスノーマンが、とある女性と2人暮らしを始める不思議な物語を展開する。■いきなりの「はい、あ~ん」にとろける! WEBドラマ「スノーマンの恩がえし」今回のWEBドラマは、ある冬の日、壊れかけた雪だるまを直してあげた女性のもとに、翌日、怪しいイケメンなスノーマン・竹内さんが、「昨日助けていただいた雪だるまです」と現れるところから始まる。女性が困惑しているのをよそに、金のスプーンを手にしたスノーマンは「ディボーンデーレ!」と魔法を唱える。すると、玄関から部屋の中に瞬間移動!その魔法で、大好きな「レディーボーデン」を取り出すマイペースなスノーマン。そんな出会いから、ひと冬の”あま~い”2人暮らしが始まっていく。また、ドラマでは、大胆にパイントからそのまま食べたり、クリスマスパーティーシーンではホットケーキに乗せたアレンジがあったりなど、見ているだけでも楽しいレディーボーデンならではの色々な食べ方が登場し、スノーマンに扮した竹内さんと共に堪能できる。WEBドラマのメイキング映像や、インタビュー映像、さらには、歌唱力も話題の竹内さん自らが歌う「レディーボーデンのテーマ」も要チェック。なお、12月24日&25日には48時間限定で、クリスマススペシャルムービーを公開。このスペシャルムービーは、“スマートフォンでの視聴”を想定したタテ型動画で、まるで竹内さんが目の前で話しかけてくれているかのような内容に。“彼女気分”を疑似体験できそう。■白いふわふわの衣装に「かわいいです!」と竹内スノーマン今回の撮影では、白いふわふわの衣装に、金のラインが入った茶色いシルクハットを身にまとい、スノーマンに扮した竹内さん。撮影が進むにつれ、竹内さんは爽やかな笑顔・男らしい表情・キメ顔など様々な表情を披露。その表現力は、モニターを見つめるスタッフも画面から目を離せないほど。スタッフが「(スノーマンになった竹内さんが)かわいいですね!(笑)」と話すと、自ら「かわいいです!」とご満悦の様子。スタジオが和やかな雰囲気に包まれた。撮影後には「(レディーボーデンが)秋田の祖母の家にたくさんありました!」と、幼少期の思い出を話す竹内さん。大きな四角形のサイズのレディーボーデン(過去ラインアップされていた)が冷凍庫にあったようで、「祖母の家に行くといつも大きいサイズがあって、食べてましたね」と思い出に浸っていた。■竹内さんの爽やかな笑顔と優しさで撮影現場はほっこり!スノーマンの姿で現場入りした竹内さんは、今回のWEBドラマで一番重要な魔法の言葉「ディボーンデーレ!」を、打ち合わせの合間にしっかり練習。撮影は屋外から始まったスタートしたが、眩しそうにしながらも竹内さんはスノーマンの優しさを爽やかな笑顔で表現。その爽やかな笑顔を見た現場のスタッフもつられて思わず笑顔になった。スノーマンが突然訪ねてくるシーンでは、玄関の前で準備する竹内さん。シーンの説明を受けると、「ははっ(笑)やばいですね!普通に入ってきたらビックリしますよね」と話を和やかにコメント。そして、このシーンの合間も常に金のスプーンを持ち「ディボーンデーレ!」を練習。待ちに待った本番では、渾身の「ディボーンデーレ!」を披露すると、スタッフから「バッチリです!」とのお墨付きが。続いては、室内でスノーマンが大好きなレディーボーデンを登場させるシーン。台本では、竹内さんが女性にアイスを1口食べさせるだけだったが、ここで竹内さんのアドリブが炸裂!1シーンの間に、何回も女性の口元へレディーボーデンを運んでいくアドリブをし、女性スタッフ陣は羨ましそうにモニターを見つめていたとか。また、アイスを食べさせるときに、女性の歯にスプーンが当たってしまうハプニングも。「大丈夫?」と気に掛ける優しさに、スタッフ一同も癒されていた。■アドリブ大会?スノーマンと友達と過ごす楽しいクリスマスパーティー第2話で登場する、スノーマンの友だち2人とクリスマスパーティーを楽しく過ごすシーンでも、竹内さんの勢いは止まらない!?はじめは初対面ということもあり、3人とも立ち位置を探りながらのリハーサルに。監督から「距離感が…」との指摘が入ると、竹内さんは両サイドにいた友だちスノーマン役の2人の肩を抱き寄せ、「こんな感じどうですか?」と自ら提案。「もっと来ていいよ!」「もっともっと!」と友だちスノーマン2人とコミュニケーションをとる竹内さん。おかげで一気に3人のスノーマンの距離は縮まり、和気あいあいとしたシーンができ上がった。パーティーシーンでは、仲良くなった3人のスノーマンのアドリブで大盛り上がり!パーティーシーンをどうしたらもっと楽しそうに見せることができるかを考えていた3人は、女性がスノーマンの呼び名を誤って「アイスマン」と呼ぶシーンで、 3人揃って「スノーマン!」と訂正。しかし、続けて竹内さんが「ぼくたち…」と掛け声を振ると、全員で「スノーマン!」と、息ぴったりのアドリブを披露。「カット!」の声が入っても、スノーマンたちの掛け合いも、笑いも止まらない楽しい現場となった。■竹内さんが歌う「レディーボーデンのテーマ」も聞き逃せない!収録が始まり、竹内さんが歌声を発した瞬間、監督から「すごくいいですね!声に色気がある!」と大絶賛の声が。さらに監督から「吐息が入った感じの歌声がほしい!」などの要望にも、完璧に答える竹内さん。甘い歌声、少し色っぽい歌声、男らしい歌声、1オクターブ上の歌声など、竹内さんの美声がスタジオ中に響き渡り、男女問わず収録現場にいるスタッフ全員が聴き惚れていた。なお、WEBドラマ第3話のエンディングでは、そのフルバージョンを楽しむことができる。竹内さんによると、今回のWEBドラマの見どころは「やっぱり『ディボーンデーレ!』じゃないですか。スノーマンの魔法のおまじないみたいな感じですけど、そこのシーンは割と僕は好きで、かわいらしくなっていればいいなと思います。あと(女性やスノーマン達と)同じ家でレディーボーデンと一緒に楽しい時間過ごしているところ」と語り、「すごく温かいWEBドラマになっている」とアピール。もし、本当に魔法を使えたら…「空を自由自在に飛びたいです!自分の見えない景色を見てみたい」とコメント、「絶対に飛びたいです!小さいころからずっとそう」と夢一杯に語ってくれた。「Lady Borden」WEBドラマ「スノーマンの恩がえし」公式サイトにて公開中。(text:cinemacafe.net)
2017年11月24日ブリー・ラーソンがヒロインに決定している『Captain Marvel』(原題)に、ジュード・ロウが男性の主役として出演交渉中だという。「Variety」誌など複数メディアが伝えた。キャロル・ダンバース/キャプテン・マーベルを演じるブリーに対し、ジュードはドクター・ウォルター・ローソン/マー・ベルという役で出演依頼を受けているようだ。キャロルはある事故により、自分とエイリアンのDNAが融合して超人的なパワーを手にすることになるのだが、ドクター・ウォルター・ローソン/マー・ベルの役柄は力を得た彼女をうまく導いていく“指導者”的存在なのだとか。ほかのキャストは敵役に『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』でオーソン・クレニックを演じたベン・メンデルソーン、『アイアン・マン』、『キャプテン・アメリカ』、『アベンジャーズ』など複数のマーベル映画でニック・フューリーを演じているサミュエル・L・ジャクソンが同役での出演が決定している。公開予定は2019年とまだ先のことだが、主演のブリーはSNSにたびたびキャプテン・マーベル関連の画像や情報をアップしている。先月はナイキから、左足の踵に「キャプテン」、右足の踵に「マーベル」と刺繍ロゴの入ったスニーカーをもらって喜んでいる画像を掲載。いずれ、ブリーのSNSにジュードが登場することもあるかもしれない。(Hiromi Kaku)
2017年11月24日福山リョウコの人気コミックを実写映画化した『覆面系ノイズ』が近日公開。本作には、主演の中条あやみをはじめ、志尊淳、小関裕太ら旬の若手俳優が出演していることで話題だが、今回はメインキャストたちと同じく熱い視線を集める磯村勇斗と杉野遥亮、この2人に注目したい。「花とゆめ」(白泉社)にて連載中の福山氏の漫画が原作。登場人物それぞれが“伝えられない想い”を秘め、その想いを歌や音楽にのせて相手に届けるという、切なくもキュンとする片恋ストーリーだ。中条さんが歌が好きなニノ役を演じるほか、ニノの幼なじみで初恋の相手・モモ役を小関さん、軽音楽部に所属し作曲とギターを担当するユズ役を志尊さんが好演している。そんないま旬な若手俳優が集結している本作だが、中でも注目なのが、ニノやユズと組んでいる劇中内バンド「in NO hurry to shout;」(通称:イノハリ)のメンバー、ドラム担当・クロこと黒瀬歩役の磯村勇斗と、ベーシスト・ハルヨシこと悠埜佳斗役の杉野遥亮だ。■「仮面ライダー」&「朝ドラ」に出演! 磯村勇斗現在25歳の磯村さん。昨年9月まで放送されていた「仮面ライダーゴースト」では、アラン/仮面ライダーネクロム役で出演し、連続テレビ小説「ひよっこ」では、有村架純演じるヒロインの恋人ヒデ(前田秀俊)を演じ、幅広い年代から支持。着実にキャリアを重ねている。本作では、陽気な高校生にしてバンドのドラム担当・クロ役を演じ、初心者ながら3か月の猛特訓の結果、見事なスティックさばきを披露。また、クロのキャラクターにあわせて和歌山弁も完璧に操り、新たな一面を見せている。さらに、磯村さんは来年公開の『ういらぶ。』への出演も決定しており、こちらでの活躍も気になるところだ。■モデルに俳優、さらにCDデビューも! 杉野遥亮人気男性ファッション誌「FINEBOYS」の専属モデルオーディションのグランプリを飾りデビューした杉野さんは、現在22歳。俳優としても、「地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子」「東京アリス」『兄に愛されすぎて困ってます』『キセキ ーあの日のソビトー』など話題作に次々と出演。『キセキ ーあの日のソビトー』では、菅田将暉、横浜流星、成田凌と共にボーカルグループ「グリーンボーイズ」としてCDデビューも果たしている。さらに、現在「dTV」にて配信中の「花にけだもの」ではメインキャラを演じ、今後も『あのコの、トリコ。』『きらきら眼鏡』と出演作の公開を控える。本作では、「イノハリ」のベーシスト・ハルヨシ役で、ベースに初挑戦。さらに原作同様、金髪&オネエ口調とインパクトのあるキャラクターを熱演!しかし、真野恵里菜演じる深桜に恋をしているという役どころで、彼女と2人きりになるとオネエから一変、シリアスに男らしく告白する…というギャップの魅力満載のシーンも。これまでのイメージを一新する役柄となること間違いなし。また、この2人を含む本作キャスト陣は皆初共演となったが、クランクイン前にバンド練習で結束を固め、撮影中も空き時間に練習を重ね、和気あいあいとした中で撮影が行われたそう。来年も出演作の公開を続々と控える磯村さんと杉野さん。本格ブレイク間近とささやかれる彼らの今後の活躍にも注目したい。なお、劇中バンド「イノハリ」は本作から飛び出しメジャーデビューも果たしており、オオカミバンド「MAN WITH A MISSION」が作詞作曲を担当した彼らのメジャー・デビューシングル「Close to me」が現在発売中だ。『覆面系ノイズ』は11月25日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年11月24日2017年、時代に影響を与えた各界の女性たちに贈る「VOGUE JAPAN WOMEN OF THE YEAR 2017」の授賞式・記者会見が11月24日(金)、都内で開催され、受賞した吉岡里帆らが思い思いのドレス姿で登場した。キュートな悪女を演じて注目を集めた「カルテット」や、長瀬智也演じる律との切ない恋愛を描いた「ごめん、愛してる」のヒロインなど、数々の話題作に出演し、本年ブレイクを果たした吉岡さんは、「夢のようです。ずっと頑張ってきたマネージャーさんと“涙が出てしまうね”という話をしました」と瞳を輝かせながら、夢見心地の様子だった。今年で13回目を迎えた「VOGUE JAPAN WOMEN OF THE YEAR」は、22の国と地域で発行するファッション誌「VOGUE」の日本版である「VOGUE JAPAN」が、さまざまな分野で圧倒的な活躍をみせ、スタイル・生き方・美において、読者をインスパイアした女性たちを選出する賞。2017年の受賞者は吉岡さんのほか、恩田陸(作家)、木村多江(女優)、コムアイ(アーティスト)、SONOYA MIZUNO(女優)、ブルゾンちえみ(芸人)、MIKIKO(演出振付家)、 南谷真鈴(冒険家)が選出された。また、ファッションシーンで活躍する新世代女性を応援するために贈る「Rising Star of the Year」は、AMBUSH®デザイナーのYOONが受賞した。「仕事をすごく頑張っていて、本当によかったと心から思います」とかみしめるように語った吉岡さんは、この日、真っ白なロングドレスで登場。「必ず白を着用したいと思いました。2017年度は本当に新しいことに挑戦させていただき、チャンスを与えていただいた年だったので、真っ白なキャンバスをイメージして白を選びました」と、ドレスへの思いを込める。「少しドレスアップしてもいい会場でしか着られないようなAラインのドレス、少し透け感のあるレースがポイントです」と、裾をひらつかせてポイントも答えていた。芸人業だけにとどまらず、ドラマ「人は見た目が100パーセント」で女優デビューを果たし、夏には「24時間テレビ 愛は地球を救う」のチャリティーマラソンで激走もするなど、まさに八面六臂の活躍をみせたブルゾンさん。「私にとって『VOGUE』は、とても憧れの世界でした。恐れ多く感じつつ、これだけは言わせてください!“あ~、女に生まれて、よかった!”」と、お馴染みの一言も披露した。ちなみに、この日ブリリアンにエスコートされてレッドカーペットを歩いた木村さんは、「エスコートしてくれたので、“with B”をやりたくて。後でさせていただきます(笑)」と楽し気に微笑んでいた。また、「女性に生まれてよかったと思う瞬間は?」という質問には、それぞれ「ボーイッシュな格好をしているとき。微妙なバランスが、女に生まれてよかったなと思う」(コムアイさん)、「化粧をするより落とす瞬間、素に戻れるとき」(恩田さん)、「メイクやオシャレで自分に似合うものは何だろうと楽しむとき」(ブルゾンさん)、「出産も経験しているので、母親になること」(木村さん)、「やっぱりリップ一色を悩む時間が幸せ」(吉岡さん)、「物を作る上で、いろいろな感情にいったりきたりできるのが女性ならでは(MIKIKOさん)と、個性際立つ回答が出そろった。(cinamacafe.net)
2017年11月24日ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのクリスマス・ライブショー「天使のくれた奇跡III ~The Voice of an Angel~」が、世界中のテーマパークや常設アミューズメント施設の国際的業界団体であるIAAPA(=International Association of Amusement Parks and Attractions、本部米国バージニア州)が主催するアワードで年間最高の最優秀賞に輝いた。このIAAPAとは、1918年に設立された世界最大のエンターテインメント・アミューズメント施設の団体で、世界90か国4,000を超える施設が加盟している。 このほどUSJのショー「天使のくれた奇跡III ~The Voice of an Angel~」が受賞した「2017 IAAPA Brass Ring Awards: Excellence in Live Entertainment」は、この1年間に発表・上演され、素晴らしいと認められるテーマパークやアミューズメント施設のライブ・エンターテインメントやショー、パフォーマーなどに贈られる業界最高の栄誉で、「天使のくれた奇跡III ~The Voice of an Angel~」は、その「Best Theatrical Production: Annual Attendance over 3 million」(舞台・劇制作部門 年間集客3百万人以上の部)にて見事最優秀賞を受賞した。それと同時に、パークの人気ストリートパフォーマンスの「ヴァイオリン・トリオ」も、「2017 IAAPA Brass Ring Awards」の「Best Atmosphere/Street Show Performance/Act」(アトモスフィア/ストリートショーパフォーマンス/アクト)部門で最優秀賞を獲得。「ヴァイオリン・トリオ」は通年で公演しているアトモスフィア・エンターテインメントだが、現在もクリスマスを楽しみにしているゲストに大好評を得ているパークで人気の3人組だ。現在ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでは<2大ウインター・エンターテイメント>を開催中で、冬のスペシャルイベント「ユニバーサル・ワンダー・クリスマス」では無限に姿を変える新しいクリスマス・ツリー、そして「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」では魔法界の冬の光景を次々と映し出すキャッスル・ショーが大好評だ。Despicable Me, Minion Made and all related marks and characters are trademarks and copyrights of Universal Studios. Licensed by Universal Studios Licensing LLC. All Rights Reserved. TM & (C) 2017 Sesame Workshop (C) 2017 Peanuts Worldwide LLC TM & (C) Universal Studios. All rights reserved.HARRY POTTER characters, names and related indicia are (C) & TM Warner Bros. Entertainment Inc. J.K. ROWLING`S WIZARDING WORLD TM J.K. Rowling and Warner Bros. Entertainment Inc. Publishing Rights (C) JKR. (s17)画像提供:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(C)&(R) Universal Studios. All rights reserved.(text:cinemacafe.net)
2017年11月24日明石家さんま企画・プロデュースのNetflixオリジナルドラマ「Jimmy~アホみたいなホンマの話~」。この度、小出恵介の無期限活動停止を受け、明石家さんま役の代役キャストに、俳優・玉山鉄二が決定したことが分かった。なお、配信日は未だ決定していないという。さんまさんが初めて企画・プロデュースを手がけ、ジミー大西との出会いに始まる“アホみたいなホンマの話”を描く本作。ジミー大西役を中尾明慶が演じ、そのほか尾上寛之、六角慎司、宇野祥平、濱田マリ、木南晴夏、佐藤浩市、池脇千鶴、生瀬勝久、手塚理美、温水洋一ら多彩なキャストが集結していた。そして今回、明石家さんま役に玉山さんを迎えることが決定。来年早々のクランクインを予定しているという。また、よしもとクリエイティブ・エージェンシーは「原則として同スタッフ、同キャストが再結集して 必要部分を撮影し、再編集した上でお届けいたします」と発表しており、ドラマ内容の大きな変更は予定していないとのことだ。(cinemacafe.net)
2017年11月24日「火花」「君の膵臓をたべたい」などの話題作を抑えて「2016年 本屋大賞第1位」を受賞した原作小説を、山崎賢人と三浦友和の共演で映画化する『羊と鋼の森』。ピアノ調律に魅せられた青年の成長物語となる本作に、“東宝シンデレラ”姉妹としてそれぞれに活躍する上白石萌音と上白石萌歌が初共演、ピアニスト姉妹として連弾を披露することが分かった。原作は、「本屋大賞」をはじめ「2016年 キノベス第1位」「2015年 ブランチブックアワード大賞」も受賞し、史上初の三冠受賞を達成、さらに直木賞にもノミネートされた宮下奈都による小説。北海道の高校に通う外村直樹が調律師・板鳥宗一郎と出会い、感銘を受け、ピアノの調律師として生きていくことを決意、ピアノと繋がる多くの人と出会い、調律師としての自分を探し求めながら成長していく物語だ。山崎さん演じる主人公・外村は、調律師として駆出しのときに、高校生のピアニスト姉妹と出会い、その音色に心を動かされ、調律師として急速に成長を遂げることになる。物語の流れを作る重要な役どころであり、外村の調律師人生を大きく変えることになるピアニスト姉妹役を務めるのは、いまをときめく実の姉妹。姉・佐倉和音を演じるのは、昨年、社会現象を巻き起こした『君の名は。』でヒロインの声を担当し、現在放送中のドラマ「陸王」では山崎さんの妹役を務めている萌音さん。そして、妹・佐倉由仁役には、「キリン 午後の紅茶」CMでの瑞々しい美少女姿で話題をさらい、今年6月にはミュージカル「魔女の宅急便」、来年2月には「続・時をかける少女」で主演を務めるなど、舞台女優としても頭角を現してきた萌歌さん。2人は2011年に開催された第7回「東宝シンデレラ」オーディションで姉妹揃っての受賞を果たし、それぞれ芸能活動をしてきたが、今回の映画で姉妹初共演が実現。家で台本の読み合わせも行っていたという2人。姉妹だからこその、息の合った演技が本作で初披露される。ピアニスト姉妹というだけに、2人での“姉妹連弾”もあり、その華麗な演奏シーンにも注目が集まりそうだ。「現場に入ったときに、家で会っている妹に『おはようございます』というのが面白く、新鮮でした」と姉の萌音さん。姉妹共演だからこそ、「リラックスして役に入れましたし、芝居の上でも遠慮することもありませんでした」と語る。役柄と似ているところもあるそうで、「姉として『しっかり』しなきゃという気持ち、由仁に対してジェラシーを感じる姿など、私も妹の心の強さ、ポジティブさをうらやましく思うときがあった」とコメント、劇中の姉妹には「お互いを意識して高め合える和音と由仁は『理想の姉妹だね』!」と、萌歌さんと話しているという。天真爛漫で多くの人を魅了するピアノを奏でるという由仁役の萌歌さんは、「由仁は和音と違って跳ねるような音色を奏でるので、そのような曲のピアノの音色を聴くことで役作りをしていきました」と明かし、「役の中で、姉と自分のピアノを比較したり、意識したりする部分があり、そういうところは妹として実際に共感する部分がありました」と語る。気になる連弾のシーンでは、「練習してきたピアノの個性を、姉とぶつけ合うのが楽しかった」と、初の姉妹共演に手応えを覗かせている。『羊と鋼の森』は2018年6月、全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年11月24日綾瀬はるかと坂口健太郎が初共演となるラブストーリー『今夜、ロマンス劇場で』。彼らがラブストーリーで共演というだけで期待大!というのもこの2人、過去に『海街diary』や『高台家の人々』で同じ作品に出演しているものの共演シーンはなく、今回が初共演となる。しかも完全オリジナル。最近の恋愛映画というと漫画原作ものが目立っていたが、『今夜、ロマンス劇場で』は映画のために作られたストーリー!という点でも期待はさらに膨らむ。どんな映画なのか──。映画監督を夢見る青年・健司(坂口健太郎)とモノクロ映画のなかのお姫様・美雪(綾瀬はるか)が出会って恋をするファンタジックなラブストーリー。撮影は今年の5月に行われ、その1日、美雪と健司が出会う記念すべきシーンの撮影現場取材を敢行。訪れた場所は、栃木県足利市にある旧足利東映プラザ。そこにこの映画のメインセットのひとつ、タイトルにもなっている“ロマンス劇場”が作られていた。その日は、スクリーンの中から現実世界へ美雪が飛び出し、健司と出会う運命的なシーンを撮影。突然の落雷によって停電し真っ暗になった映画館のなか、健司の前に美雪が現れるが、その現れ方にまず驚きがあった。ロマンチックな出会い方だと思っていたら、何とホラー的!? 「うぅ、ううぅー」という声を漏らしながら床を這う綾瀬さんに、武内監督が「もう少し手の動きをホラーっぽく」という演出。面白い映画になりそうな予感が漂っていた。忘れ去られた古い映画の中からヒロインが現実世界へ出てくるという設定は、『キートンの探偵学入門』をヒントにウディ・アレンが『カイロの紫のバラ』を作ったように、過去の名作をアレンジしているそう。ほかにも、古い映画館を舞台にした『ニュー・シネマ・パラダイス』、王女と恋に落ちる物語『ローマの休日』、気の強い女性キャラクターは『猟奇的な彼女』など、さまざまな映画のエッセンスが取り入れられているのも見どころだ。綾瀬さんのお姫様感にも驚かされた。顔はすすだらけで髪はボサボサだが、それでも美しい!健司が惚れるのも無理はないと、そのワンシーンだけでも綾瀬さんの演じる美雪の魅力が伝わってくる。監督も「お姫様感も、現実の世界にやって来た驚きや歓びの感情も表現されている絶妙な演技だった」と絶賛。そして、憧れ続けた映画のなかの美雪が目の前に現れて驚く健司を演じる坂口さんの驚きもまたよく、突然、目の前に現れた美雪に「うわぁあー!」と驚きながらも「えっ、白黒?」というコミカルなリアクションを含めた繊細な演技に引き込まれる。坂口さんがコメディというのも新鮮だ。何より2人の呼吸がぴったりで、何時間でも見ていたいと思う芝居だった。この前半のコミカルなやりとりが、後半には切ないロマンスに変わっていくそう。そんなオリジナルストーリーについて綾瀬さんは「美雪と健司の真っ直ぐで一途な想いは、美しくもあり切なくもあり、夢のような世界でもある。それを感じてほしいですね」とコメント。後半のラブストーリーがどんな展開になるのか期待したい。モノクロの世界から飛び出した美雪が初めて目にする現実世界を一番カラフルにしたいということで、ロマンス劇場のロビーはとびきりカラフルな配色で作られている。そのロケセットについて坂口さんは「ロマンス劇場は健司が何度も来ている馴染みの映画館。初めてこのロケセットを見たとき、いろんな色を使っているのにまとまっていて格好いいなって思いました。ロマンス劇場という看板のツタの感じとかも素敵なんです」とお気に入りの様子。この日はロケセットの映画館での撮影だったが、物語の途中には健司が脚本を書くために美雪をシナリオハンティングという名のデートに誘うシーンがあり、そのデートシーンもカラフルな場所が選ばれているそうだ。そして、美雪が現実世界にやってきた理由、隠していたある秘密、健司との恋の行方…どんなオリジナルストーリーなのか、公開を楽しみに待ちたい。協力:ワーナー・ブラザース映画(text:Rie Shintani)
2017年11月24日大谷亮平と本田翼が初共演でW主演を務め、2018年放送のNHK連続テレビ小説「まんぷく」の脚本家・福田靖、主題歌「ポルノグラフィティ」という注目の組み合わせで贈る、Amazonプライム・ビデオの新オリジナルドラマシリーズ「チェイス 第1章」。このほど、豪華キャスト陣の場面写真ととともに、『神様のカルテ』『白夜行』などで知られる本作の総監督・深川栄洋からコメントが到着した。本作は、大谷さん演じる記者・三上と、本田さん演じるBSテレビの新米AD・麻衣が、27年前に起こった5つの連続幼女殺人の未解決事件の真相に迫るサスペンスドラマシリーズ。■豪華キャスト場面写真が公開!事件当時、DNA鑑定が決定打となり、犯人として捕まった1人の男。しかし、彼の逮捕にはいくつもの矛盾点が存在していた。「本当に彼が犯人なのか?真実はほかにあるのでは?」。心に疑念を抱きながら再度調査を進める2人が直面したのは、冤罪という恐ろしい事実、そして国家権力の恐ろしさ。数々の苦難にぶつかりながら、真のジャーナリズムを持って真実を暴き出すサスペンスエンタテイメントが誕生した。キャストには、韓国でモデル・俳優として活躍し、「逃げるは恥だが役に立つ」で日本でも一躍注目を集めた大谷さん、『アオハライド』『鋼の錬金術師』など話題作への出演が続く本田さんをW主演に迎え、時にコミカルに、時にシリアスに、地上波ではなかなか難しい“禁断の領域”に踏み込みながら新たなバディドラマを切り開く。さらに2人を支えるのは、「地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子」などドラマ・映画などへの出演から、自身主宰の演劇ユニット「地球ゴージャス」での活動も注目を集める岸谷五朗をはじめ、羽田美智子、田山涼成、かとうかず子、でんでん、嶋田久作、平田満など、演技派俳優ががっちりと脇を固める。脚本を手がけるのは、「HERO」や「海猿」「ガリレオ」のシリーズや、大河ドラマ「龍馬伝」などの福田氏。音楽は「JIN-仁-」の長岡成貢、主題歌は「ポルノグラフィティ」の「Working men blues」。さらに、オープニング映像は『永遠の0』『海賊と呼ばれた男』などのVFXを手がけた(株)白組が演出し、豪華制作陣が極上のサスペンスを描き出す。■深川栄洋監督「テレビに飽きてしまった人は期待して」「子どもの頃はテレビっ子でした」と語る深川監督。「親や友だちよりもたくさんの時間、テレビと向き合ってきました。41歳となり、たくさんの時間を使って向き合うものは、スマホに変わりました。親や妻よりも長く…(汗)」。しかし「いま、求心力はテレビよりもネットにある。真実と嘘が同じくらい並ぶのがこのメディアの特性です。この『チェイス』において、僕のテーマも真実と嘘にしました。仲間たちと大手メディアでは選べない題材に挑みました。テレビに飽きてしまった人はどうぞ期待ください」と思いを込めている。■大谷亮平の魅力は「少年が持つ素朴さと計算できない野生」日本の若い俳優が失っている骨の太さを持った役者です。少年が持つ素朴さと計算できない野生を放つ彼は、最近では観ることができなかった輝きを放璧となる可能性を秘めています。■本田翼は「掛け値なく面白い俳優」確立した理論を持つ演出家でも彼女の芝居をコントロールすることはできない。文学賞経験のある作家でも彼女を言い表す比喩を持った人はいない。25歳の本田翼は掛け値なく面白い俳優です。「チェイス 第1章」は12月22日(金)より毎週金曜日に1話ずつAmazonプライム・ビデオにて見放題独占配信スタート(初回のみ1・2話同時配信、全7話)。「第2章」は2018年春、配信予定。(text:cinemacafe.net)
2017年11月24日ソフィア・コッポラがこれまでのイメージを大きく覆す新境地で“スリラー”に挑んだ監督最新作『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』。このほど、世界で日本だけという監督自らがデザインしたポスタービジュアルが完成、合わせて、官能的で緊張感にあふれた特報映像が公開された。ソフィア・コッポラ監督の長編6作目となる本作は、過去作品のイメージを大きく覆す新境地に挑んだ渾身作。1966年に米の女流作家トーマス・カリナンが書いた小説「The Beguiled」を映画化。本作を彩るキャスト陣には、ニコール・キッドマン、エル・ファニング、キルスティン・ダンスト、コリン・ファレルら、ソフィア映画史上最も豪華ともいえる面々が集まり、企画当初から話題を呼んだ本作は、第70回カンヌ国際映画祭にて女性監督としては56年ぶり2人目の快挙となる監督賞を受賞した。このたび解禁されたポスタービジュアルは、女子寄宿学園の門の外から7人の女性たちを写したもの。白いドレスを身にまとい、どこか遠くを見ているような7人の表情が、ソフィアの過去作品を彷彿とさせつつも、スリラーという新たなジャンルに挑んだ監督が求めた美しくも冷ややかな世界観を醸し出している。実はこのポスターデザインは、もともとソフィア自身が監修したもの。北米および他の国の公開時に使われたビジュアルとは違うデザインで、監督自身が、作品にマッチし、かつ最も気に入っているというデザインを、今回日本版のポスターでのみ採用することになった。また、あわせて到着した初映像となる30秒の特報では、学園に住む7人の女性たちによって助けられたコリン・ファレル演じる兵士が、「あなたは招かれざる客」と言われながらも学園の女性たちによって介抱されていく姿が映し出される。だが、顔の火照りを冷やすニコール、なまめかしい視線を投げかけるキルスティン、そしてエルの姿や、兵士と交わる女性の姿も映し出され、次第に眠っていた欲望が目覚めていく様子が描かれる。閉ざされた学園に住まう美しい女性たちの視線が交差し、やがて長らく守られていた秩序が崩壊していくなか、シャンデリアが落ち、松葉づえを使い必死に走る兵士に待つ運命はどのようなものなのか…。血の付いたドレスで立ち尽くすニコール、そしてコリンの「俺に何をした!」と叫ぶ声が耳に残る、スリリングで衝撃的な特報に仕上がっている。『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』は2018年2月23日(金)よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年11月24日高良健吾×城田優で、伊坂幸太郎の同名原作を初めて連続ドラマ化するWOWOW「連続ドラマW バイバイ、ブラックバード」。このほど、高良さん演じる主人公が恋愛関係にあった5人の女性たちを含む、オールキャストが発表された。出会って惹かれる女性すべてと付き合うため、いつの間にか5股をかけてしまった星野一彦(高良健吾)。ダメ男だが何故か憎めず、人の懐にスルっと入ってくるようなキャラクターだ。その星野を監視するのが、強烈なインパクトを放つ異色のヒロイン、繭美(城田優)。「身長3m、体重200kg、金髪でハーフ」と本人もうそぶく繭美。そのうえ「常識」「愛想」「悩み」「色気」「上品」など、自分に必要のない単語を黒く塗りつぶした“マイ辞書”を持っており、誰に向かっても「おまえ」呼ばわり、言動は常に破壊性を帯びている。そんな掴みどころのない星野と繭美のコンビが織りなす、5人の女性に別れを告げる不思議な数日間を描いた「グッド・バイ」ストーリーとなる本作。5股…改め、5人の女性と同時に恋愛関係にあった、高良さん演じる主人公・星野一彦の恋人たちは、これまでヴェールに包まれていたが、ついに明らかに。その女性たちを演じるのは、石橋杏奈、板谷由夏、前田敦子、臼田あさ美、関めぐみ(登場順)の5人。第1話から毎話変わるエピソードで、城田さん演じる怪女・繭美によって星野と“別れさせられるヒロイン”となる。さらに松村雄基、丸山智己、岡村いずみ、斎藤洋介、あがた森魚など、個性的なキャストたちが演じる謎キャラの数々にも注目だ。【第1話/廣瀬あかり】:石橋杏奈不倫明け女子。フラッとひとりで訪れたイチゴ狩りで星野と出会い、不倫地獄から救われる。可愛らしい見た目とは裏腹、繭美に対して臆することなく言い返す、気の強い性格。石橋さんは、「原作と台本があまりにも面白すぎて『最後まで読みたくない、映像として視聴者の皆さんと一緒に見たい』というのがこの作品の正直な感想です(笑)」とコメント。「あかりというフィルターを通すと、星野さんがとても魅力的な男性で、彼女が彼を好きになる気持ちが皆さんにも伝わると思います。5股云々ということを除けば、ですが(笑)。そんなあかりの恋心がたくさん描かれた第1話の見どころは、2人の出会いの場面」と石橋さん。「とても魅力的な仕上がりになっていると思います」と期待を込めている。【第2話/霜月りさ子】:板谷由夏バツイチのシングルマザー。元夫の浮気が原因で離婚後、息子の海斗と2人暮らし。大手銀行勤務。映画『フレンチ・コネクション』のごとく、車を持っていかれ狼狽している星野のところに通りかかり、星野の話に耳を傾けたことから交際がスタートする。「働きながら子育てをするというところが、私自身、霜月りさ子と重なる部分でもあり、共感しながら演じさせていただきました」と語る板谷さん。「彼女との恋愛は、彼にとって一番リアリティがあるものだったのではないかなと思います。彼女の息子に幼少期の自分を重ねたり、家庭があるところに自分が加わったり、星野さんの心の機微に触れるような繊細な一面が描かれています」と明かす。「5股ってすごいですよね(笑)。彼がお別れ後に唯一泣くシーンがあるのですが、他の女性たちとのエピソードとはひと味違ったものになっていると思います」と語っている。【第3話/如月ユミ】:前田敦子ひとりキャッツアイ。ロープ1本で“ビルから降りたい”という野望を持つ。ロープ片手に怪しい恰好で深夜に徘徊していたところ、星野に声をかけられる。人が嘘だと思うようなことでも、信じてしまう不用心(?)な、もとい素直な女の子。前田さんは「第3話はすんなりと別れられません(汗)」と激白。「なぜならば、星野っちもユミもお互い自由で、話がとにかく噛み合わないんです。監督から『普通じゃダメ、星野と噛み合っちゃダメ』と沢山怒られながら撮影をしていました(汗)。噛み合って怒られるというのが初めての経験でしたので、私にとって如月ユミという役は新たな挑戦となりました。でも、そうやって模索しながら演じたからこそ、「よくわかんないけど、バイバ~イ!」って星野っちに言えちゃうような爽快さを、彼女から感じてもらえたら嬉しいです」と語る。さらに、「3話はあの繭美が唯一アタフタするお話」という気になる見どころもコメント。【第4話/神田那美子】:臼田あさ美税理士事務所に勤め、数字で物事考えるという変なくせがあるリケジョ。耳鼻科で点滴をしていたとき、隣で同じく点滴をしていたのが星野だった。数字を見てゴロ合わせをするのが好き。鬼門の番号は元彼の名前で「105(トウゴ)」。臼田さんが演じるのは、「“すごく控えめで地味な女性”」という。「でも、選ぶ言葉はちょっと変わっているけど思ったことをハッキリと口にしたり、数字をベースに物事を考えたり、そういった“個性的”な部分がある子」と語り、星野君との別れのシーンでは「『楽しかったことを思い出しながら演じてみて』と監督に言われたことが深く印象に残っています。別れの時に辛いことは『別れよう』という言葉そのものじゃなく、良い思い出が沢山あったことに対する辛さなんだなと気づかされました」と語っている。【第5話/有須睦子】:関めぐみ“絶対に別れない”女優オンナ。時代の寵児と呼ばれたディレクター担当のCM撮影で星野と出会って以来、5人の中では一番長く付き合っている。サイボーグのようなマネージャーがいる。別れを促す繭美に「別れるつもりはない」と、毅然と立ち向かう。「台本の1ページ目を開いてから最後まで一気に台本を読み切ってしまった、初めての作品です(笑)。そして初めての女優役」と関さん。「真っ直ぐに“女優”の仕事と向き合う女性なので、“素”の睦子との対比を見ていただけたら」と明かす。「そんな彼女が恋心を寄せる星野君は、睦子にとって彼女の持っている寂しさや孤独をすくってくれる人。そして繭美さんは、発する言葉は粗暴だけど、相手の気持ちを正面から捉えることのできる優しい人。皆さんが怖いと萎縮してしまう繭美と、5人の女性の中で唯一分かり合える何かを持っている、睦子を演じてそんなことを感じました」と、気になるコメントを寄せている。「連続ドラマW バイバイ、ブラックバード」は2018年2月17日より、毎週土曜22時~WOWOWプライムにて放送(全6話 ※第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2017年11月24日新3部作の始まりとして全世界で大ヒットを記録した『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のその後を描く、シリーズ最新作『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の公開を記念して、「Hulu」では12月8日(金)より『スター・ウォーズ』映画7作品の期間限定一挙配信が決定した。12月8日(金)から配信されるのは、シリーズのエピソード1『ファントム・メナス』から、『クローンの攻撃』、『シスの復讐』、『新たなる希望』、『帝国の逆襲』、そしてエピソード6の『ジェダイの帰還』までの6作品。さらに、15日(金)には『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」にて初放送されるが、この放送直後に「Hulu」でも配信!これにより、定額制動画配信サービスでは初となる『スター・ウォーズ』映画7作品一挙配信となる。そのほか、エピソード2とエピソード3の間、3年間に起こったクローン大戦における様々な戦いを描いたTVアニメーションシリーズ「スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ」や、エピソード3とエピソード4の間の物語で、エピソード4の約5年前から始まり反乱同盟軍が結成されるまでを描いた「スター・ウォーズ 反乱者たち」も配信。映画だけでなく、こちらも必見。最新作公開に向けて、予習復習に最強のラインナップとなっている。『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は12月15日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ 2008年8月16日、17日先行公開、8月23日よりサロンパス ルーブル丸の内ほか全国にて公開(C) Lucasfilm Ltd. & TM. All rights reserved.スター・ウォーズ/フォースの覚醒 2015年12月18日より全国にて公開(C) 2015 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights
2017年11月24日今年も残すところ、あと僅かとなりました。この冬は一風変わった学園ドラマが大きな話題を集めていますね!従来主流だった「圧倒的巨悪へ立ち向かっていく」情熱的でスカッとする展開とは異なり、「当たり前だったはずの日常…その見え方がジワジワと変化していく」リアルな展開が特徴的。そこで今日は、冬クール世間の注目を集めている学園ドラマ3作品について、ドラマニアな筆者が徹底解析していきましょう。■商社マンが左遷で“校長先生”に――学園ドラマの真骨頂!「先に生まれただけの僕」その時代毎に、生徒が抱える様々な問題を取り扱ってきたこれまでの学園ドラマとは一味も二味も違う――新感覚ドラマ「先に生まれただけの僕」。大手商社から左遷された主人公・鳴海涼介(櫻井翔)は、「功績を残し一刻も早く親会社に戻りたい」という一心で、学園経営の改善に挑みます。生徒への愛情や教育者としての誇りは二の次というのが何とも斬新!本作では、校長室での昼食や放課後の職員会議など、これまであまり見たことのない場面が次々に登場し、“校長先生視点”という不思議な構図で物語が進んでいくのです。「企業であれば、経費削減は当たり前」そう教師たちに説いたかと思えば、今度は生徒たちを前に「社会人になれば、不条理当たり前に起こる」と演説を始める鳴海校長。事ある毎にビジネス論を振りかざす彼に対し最初は反発していた周りの人々ですが…彼の懸命な姿勢――学園経営を立て直すというひとつの目標に向かって、真っ直ぐひたむきに突き進む背中に、一人二人と影響を受け始めていきます。一体どうすれば、進学実績を上げることができるのか?まずは生徒を惹きつける授業を目指そう。“改革”が難しいとされる学園経営に一石を投じる若き校長の背中は、社会に生きる多くの人に勇気と希望を与えてくれること間違い無し!必見ですよ~。■“毒親”に阻まれた衝撃の真実生徒の死…広がり続ける波紋「明日の約束」またこちらも、従来とは一線を画す視点=スクールカウンセラーを主人公に展開する異色の学園ミステリー「明日の約束」。ある朝、不登校の生徒が自宅で自らの命を絶った――部屋中を真黒なスプレーで塗りつぶすという不可解なメッセージを残した本事件を機に、井上真央さん演じるスクールカウンセラー・藍沢日向は、一見何事もなく時を刻んでいた日常の中に大きな闇が潜んでいる事実に気がつきます。中でも物語の主軸として描かれているのが、“母子の愛”について。「親が我が子を想う」極々当たり前に思えるその心理に対し、「子が親へ想いを返す」心の繊細かつ複雑な動きを、本作では丁寧に描いていきます。亡くなった男子生徒の母親・真紀子(仲間由紀恵)から発せられる威圧的な言葉の数々――日向はその裏側に、自らが長年苦しんできた“毒親の抑圧”を感じ取り…。事件の真相に踏み込めば踏み込むほど、胸の奥がズキンと痛む切ない展開の嵐。親子の在り方について新しい角度で切り込んだ注目の一作となっています。■前代未聞!飛び交うNGワード(?)の数々恋の英才教育機関「オトナ高校」そして最後がこちら、衝撃的な設定が話題の学園ドラマ「オトナ高校」です。深刻な少子化問題に歯止めをかけるため、性体験のない30歳以上の男女を公的教育機関「オトナ高校」に入学させるという驚きの設定に、思わず目を瞬いた人も多いはず…!土曜深夜枠、放送コードギリギリのスリル感を味わうことができるとっておきの作品と言えるでしょう(笑)。主演をつとめるのが、あの三浦春馬さんというのも面白いですよね~。東大卒のエリートの未経験男子=チェリートくんを愛嬌たっぷりに熱演してくれています。「顔良し、頭良し。そんな完璧な人間、きっと恋愛も完璧なはず」ついそうツッコミがちですが…恋愛に奥手な草食系男子、仕事に精を出す肉食系女子が増加傾向にあると言われている昨今、あながちフィクションとは言えないかも!?様々なタイプの“こじらせ成人”が登場するので、「あるある」「こんな人いるいる」とテレビに呟いてしまうこと必須!スーツを制服に着替え、プライドとの狭間で奮闘する大人たちの熱い戦いに思わず涙してしまう一幕も…。ハラハラ・ドキドキの展開を楽しむのに最適ですよ。以上、従来とは趣の異なる新しい学園ドラマ3選でした。いずれもおすすめ!気になる作品を是非チェックしてみてはいかがでしょうか。(text:Yuki Watanabe)
2017年11月24日現在、TBSにて放送中の役所広司主演ドラマ「陸王」に、リアリティバラエティ番組「テラスハウス」で“てっちゃん”の名で親しまれた菅谷哲也が出演することが決定した。池井戸潤の同名小説をドラマ化した本作は、老舗足袋業者「こはぜ屋」が、会社の存続を賭けてランニングシューズの開発に挑む感動の企業再生物語。主演の役所さんは、「こはぜ屋」四代目社長・宮沢紘一役を演じている。そして今回、「芝浦自動車」の陸上競技部員・彦田知治役として、菅谷さんの出演が決定。小学校から高校までサッカー少年だった菅谷さんは、「究極の男は誰だ!?最強スポーツ男子頂上決戦」で、15mの金網を登ったり、13段の跳び箱を飛んだりなど、これまで圧倒的な運動能力を披露してきた。そんな彼が演じる彦田は、竹内涼真演じる「ダイワ食品」の茂木を上回る有力選手で、現在アトランティスと契約を結んでいるが、ニューイヤー駅伝後に「こはぜ屋」とのサポート契約を申し出るという役どころだ。昨年放送された「99.9-刑事専門弁護士-」にも出演した菅谷さんは、今回が2度目の日曜劇場出演。オファー時は、喜びと同時に緊張が走ったと言う菅谷さんだが、「撮影までランニングと筋トレをしながら減量し、ランナーとしての役作りをしてきました」と完璧な役作りを行ったそう。また、「撮影現場では監督のご指導のもと、役所広司さん、市川右團次さん、とお芝居させていただき、いい緊張感に包まれました。尊敬するお2人の大先輩と一緒にお芝居できることを大変光栄に思います」とコメントし、「『陸王』には沢山の魅力的な人物やそれぞれのドラマがありますが、彦田という男にも注目していただけたら幸いです。6話の放送を是非お楽しみに!」と視聴者へメッセージを寄せている。11月19日(日)に放送された第5話は、番組平均視聴率16.8%と過去最高視聴率を記録(※ビデオリサーチ調べ・関東地区)し、後半に向けてますます盛り上がりを見せる本作。そして26日(日)放送の第6話では、いよいよニューイヤー駅伝が始まる。怪我から復帰し、メンバーに選考された茂木が選んだシューズは、アトランティス社の「RII」ではなく、こはぜ屋の「陸王」。決意を新たに自分の出番を待つ茂木、そして同じ区間を走る毛塚(佐野岳)と静かに火花を散らす…。果たして、勝負の行方は――。「陸王」は毎週日曜日21時~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2017年11月24日2018年9月で引退することを発表している歌手・安室奈美恵にNHKが独占ロングインタビューを行なった特集番組「安室奈美恵 告白」が11月23日に放送された。そこで語られた安室さんの言葉にネットでは様々な声が飛び交っている。番組では過去のNHK出演時の映像やライブの映像等とインタビューで、安室さんの軌跡をふり返った。番組が始まりインタビューに答える安室さんの映像が流れると「安室ちゃん若い…これでもうすぐ40かよ」「可愛い&美しい過ぎてテレビの前から動けない」「このスタイルの良さと可愛さで40歳とかどうなってんの」など、その美しさに驚きと感嘆の声を上げる視聴者からの投稿が続々とタイムラインに上がっていく。番組ではデビュー当初はヒットに恵まれなかった安室さんが「TRY ME」で注目を浴び、小室哲哉プロデュースによる楽曲が大ヒット。“アムラー”が社会現象になるなか、97年に結婚、出産を経て再び復帰するまでの安室さんの10代を、番組は「ポップジャム」や「紅白」出演時の映像でふり返っていく。その後小室プロデュースを離れ、自らの歌手としての姿を模索するなかで「いままで考えすぎて楽しむことを忘れていた」ことに気付き、2007年再び「Baby Don’t Cry」がヒット。2012年、デビュー20周年のドームツアーを経て、25周年で引退することを決めたこと。そして今年9月の沖縄ライブの様子など最近の映像が流された。安室さんは当時の映像を見ながら、売れなかった時代「私がメインボーカルだからヒットしないんだろうな」と事務所の社長に辞めたいと話したことや、妊娠した際に「好きな人がいて子どもを授かったって嬉しさしかなかった」ことなど当時の想いを明かし、また98年の「紅白」で復帰した際涙を流した映像にもらい泣きする場面も。またコンサートでMCをしないことについて「ツアーが20公演あるとしてそんなにネタがない。あるときMCを抜いたらきれいにショーとして収まってくれた。そしたらコンサートを作るのが楽しくなった」。TVなどのメディアに出演しなくなったことには「面白いことを言わなきゃいけないんじゃないか、それが苦しくなった」とそれぞれ理由を語った。また引退について「頭のなかに引退の文字が浮かんだのは20代後半のとき」と明かし、「2012年にドームツアーを実現。そのとき全てをやり尽くした」「そのとき引退できなかったので次の引退を25周年に定めて、この5年をどう過ごすか」を考えたことなどを告白。「引退は1つの通過点。次のスタートがある」ともコメント。また「子ども」が幼いころお弁当を作ってあげていたことなど、プライベートに関することも話した安室さん。「いまの私のものの考え方、見方はあるのは息子がいたから」「私のほうが子離れできてない」と子どもに対する想いも語ってくれた。番組を見ていた“アムラー世代”アカウントからは「歌聞くと高校時代に戻る」「平成前半のあの頃に戻りたいわ(笑)」「安室奈美恵の歌がほとんど歌える自分に驚き」などのツイートが多数。また「70万枚がスマッシュヒット扱いの時代だもんなー」といった、当時の音楽業界の盛況ぶりを懐かしむ声も。小室プロデュースでヒットした安室さんだが、その後の楽曲のほうが好きだという世代も多く、「SUITE CHICのアルバムは私の中でベストアルバム」「小室時代の曲が有名だし良い曲多いけど、その時の安室ちゃんしか知らないのは大変にもったいない」「アーティストとして覚醒したのはむしろCDが売れない時代になってからなんだ」といった投稿も。放送後には「25年間、安室ちゃんと同じ時間を過ごせたことに感謝」「こんなにかっこよく、こんなにきれいな引退ってわたしはみたことない」「周り気にせず残り10か月、楽しんで欲しい」など様々な反応が幅広い世代から寄せられていた。そのなかには「引退を語る安室ちゃんを見てるとしみじみ平成の終わりが近づいてると感じる」というツイートも。平成4年(1992年)にデビューし、平成最後となる平成30年(2018年)で引退する安室さんはまさに「平成」という時代とともに生きた存在。その安室さんが駆け抜けた「時代」をともに歩んだ多くの視聴者たちが、自らの思い出をそこに重ねながら、感動や共感を覚えていたようだ。(笠緒)
2017年11月24日モデルで女優の桐谷美玲が11月23日(木・祝)、都内で行われた「BVLGARI AVRORA AWARDS 2017」ゴールデンカーペットセレモニーに、名立たるセレブリティたちと登場した。本アワードは、創造力と知性そして才能に満ち溢れ、多くの人々にインスピレーションを与える女性10名を「Inspiring Women(インスパイアリングウーマン)」として選出し、その功績や生き方を讃えるもので、ヤマザキマリ(漫画家)、蜷川実花(写真家・映画監督)、河瀬直美(映画監督)、菅原小春(ダンサー・振付師)、大竹しのぶ(女優)らが受賞。桐谷さんは授賞式のMCという大役を任された。ブルガリのジュエリーを身にまとい、さらなる輝きを放つ桐谷さんは「ブルガリは憧れのジュエリーなのでドキドキしますが嬉しくて、気持ちが高ぶっている状態です」と緊張気味にコメント。深紅のドレスについては「いつもよりドレッシーで大人っぽさをイメージして選びました。ジュエリーも映えるように胸元が開いていて、すごく素敵なジュエリーをつけさせていただいてよかったです」と笑みを見せた。また、憧れの女性像は「ライフスタイルも充実させていて、自分自身の芯を強く持っていて、飾らなくても自分らしさを出せる女性」と明かすと、「わたしも歳を重ねて、自分らしさをどんどん出していける女性になりたいです」と目を輝かせた。そして、「こんなに素敵な場でMCを務めさせていただくことは光栄な反面、初めてのMCなのでとても緊張していますが、自分ができる限りのことをやって頑張りたいと思います」と意気込んだ。一方、ブラックドレスを着こなし、はつらつとした表情で現れた大竹は、推薦者でキャスティングディレクターの奈良橋陽子から「大竹さんは自分にうそをつけないところが一番の魅力で、素晴らしい仕事を次々となさって、年をとるほど素敵な女優になると思います」とメッセージを送られると、「いまの言葉をとてもうれしく、しっかり受け止めたい」と笑顔。さらに、「お芝居はうその世界だけど、その中でうそをつかないで一つ一つの台詞を言っている」と説明すると、「そのためにも自分の人生にうそをつかないで、これからも楽しく一生懸命生きていきたい」と誓いを立てた。(text:cinemacafe.net)
2017年11月23日浅野忠信と神木隆之介による“新しい最強バディ”が活躍するドラマ「刑事ゆがみ」が秋元康プロデュースの「劇団4ドル50セント」とコラボレーション。11月23日(木)今夜放送の第7話に劇団員がエキストラとして出演することがわかった。「刑事ゆがみ」は「ビッグコミックオリジナル」連載中の井浦秀夫による同名コミックが原作。浅野さんが演じるのは先入観ゼロで人の心の奥底に潜む闇を鋭く観察し、真実解明のためには違法捜査もいとわず事件を解決していく弓神適当。神木さんが成績優秀で真面目、強い正義感ゆえにふりまわされてしまう後輩の刑事・羽生虎夫を演じてW主演。弓神と羽生の2人が、現代社会のゆがみを見抜き埋もれかけた真実をあぶり出していく物語が展開する。2人のほか山本美月、稲森いずみ、仁科貴、橋本淳らが共演。さらに毎話豪華なゲストが登場するのも本作の魅力の1つになっており、これまで杉咲花、高梨臨、飯豊まりえ、リリー・フランキー、新田真剣佑らベテランから最旬若手まで幅広いキャスティングが話題を振りまいてきた。また、来週11月30日(木)放送の第8話には市川由衣、久松郁実、小林隆がゲスト出演することが決定している。そして今夜11月23日に放送される第7話で本作がコラボするのは、「AKB48」や「乃木坂46」「欅坂46」などを手がけてきた秋元氏がプロデュースする新劇団「劇団4ドル50セント」。彼らは、いままでの劇団の枠にとらわれず、演劇を中心とした総合エンターテインメント集団として、劇団員からの派生メンバーによる音楽活動はもちろんドラマ、映画、モデル、バラエティなど多彩な個人活動も予定。演劇、アイドル両方の世界で注目を浴びるプロジェクトとなっている。今夜放送の第7話では各所にエキストラとして劇団員が出演予定。ファンは自分の“推し”がどこの場面に出演しているのかを探してみては?また同劇団からは23歳で最年長メンバーの立野沙紀が、毎週火曜21時~フジ系で放送中の井上真央主演「明日の約束」に出演中。立野さんはTwitterに撮影中と思われる画像とともに同作への出演をツイート。過去の事件の真相を解き明かすキーマンのひとり・望月朱里役として21日に放送された6話を皮切りに11月28日(火)の7話、12月5日(火)放送の8話に出演するという。さらに劇団に所属する隅田杏花が“ブルゾンちえみ似”として現在話題になっている。8月の劇団お披露目時から「片桐はいり似」「ブルゾンちえみ似」などと言われていた隅田さんだが、10月発売の雑誌「月刊ENTAME」に出演を果たし、11月3日~5日に行なわれたプレ公演でも存在感を発揮。「SHOWROOM」でも独特の立ち位置を築いて「劇団のバラエティー班!」として早くも人気に。「“デブ、女優”という検索で1位になることが夢」と公言する隅田さんの今後の活躍にも注目だ。「刑事ゆがみ」第7話は11月23日(木)22時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2017年11月23日エズラ・ミラーとレイ・フィッシャー。DCコミックスのヒーローたちがチームを組み、巨悪に立ち向かう『ジャスティス・リーグ』の中で、2人の演じるフラッシュとサイボーグはいわば新人ヒーローだ。先輩ヒーローのバットマンやワンダーウーマンらと共に戦う彼らは、フレッシュでパワフル。そのエネルギーは、エズラとレイ自身からも感じられる。「だって、この仕事を始めた頃はスーパーヒーローになる自分なんて想像もしていなかったから」と、まずはレイ。舞台俳優として活躍してきた彼にとって、『ジャスティス・リーグ』は本格的デビュー映画となる。「もちろん夢ではあったけど、リアルに想像すると、実現しなかったときに失望するから(笑)。その点、夢は手の届かない所にあるものだから、抱く分には問題ないよね。でも、オーディションに参加し、スクリーンテストをし…、夢が近づいてきたのを感じた。その後、監督のザック(・スナイダー)から『君がサイボークだ!』と連絡をもらったときは信じられなかったよ。いまだに信じられないけどね」。一方のエズラは『少年は残酷な弓を射る』『ウォールフラワー』から『ファンタスティック・ビースト』シリーズまで、様々な映画に出演。それでも、フラッシュ役は彼にとって特別な意味を持つようだ。「レイと僕は2人ともオタクで、スーパーヒーローのいる世界に大人になってからも浸るタイプ(笑)。演じられて本当に嬉しいんだ。この記事を読む人に伝わればいいなと思うのは、いろいろな可能性や自分の心の中にある世界は強いエネルギーになるということ。だからこそ、それを決して失わないでほしい。人からどう言われようとね。情熱は持ち続けるべきだし、心の声には耳を傾けて従うべきだ」。夢を現実に引き寄せた2人が演じているからか、超高速で動くフラッシュも、肉体の半分が機械のサイボーグも、現実世界に根づいたヒーローになっている。未知の危機に立ち向かうだけでなく、日常でも戦っているのが彼らの魅力だ。「ビクター(サイボーグ)の葛藤は大勢が抱えているものでもある」とレイが言う。「彼の父親は優秀な科学者で、IQ170の息子にも自分と同じ道を歩ませたがったけど、ビクターはスポーツの道を選んだ。親が望むものと、子ども自身が望むものがずれているんだ。そのせいで、2人の気持ちには距離ができた。そんなビクターを演じる上で大事だったのは、僕自身の葛藤とも向き合うこと。役者は役と自分の共通点を探し、演じるものだから。今回に関して言えば、僕自身の父の不在がビクターを演じる手がかりになった。自分の人生の瞬間を使って役に入ったんだ」。「ちょっと奇妙なことに…」とエズラが続く。「バリー(フラッシュ)はライトなキャラクターだと思われがち。でも、光輝く存在には大きな闇がつきまとうもので、僕にとってバリーは孤独で悲しい人なんだ。幼い頃に母親を失い、父親を無実の罪で刑務所に送られた彼は、ずっと1人で過ごしてきた。そんな彼が他者とつながりたい気持ちに僕は共感させられたし、ピエロの涙みたいなものを感じた。人生で何かを失った人、誰かを亡くした人、葛藤している人ほど、明るく振る舞おうとするからね。僕の役目は、孤独を抱えてきたバリーが仲間に受け入れられた喜びを表現することだった。僕の人生にもある喜びをね。僕自身、家族や仲間に救われてきたから。この人生に残れるよう、人生がより美しくなるよう、彼らが僕を助けてくれたんだ」。「素敵なコメント!」と隣で感激するレイに対し、照れ隠しもあってか(?)「味が濃くなっちゃうから…」と、入れっぱなしになっていた緑茶のティーバッグをレイのカップから出してあげるエズラ。何てキュートな2人。「これぞ、友情の証だよね」と微笑むレイとエズラが意気投合したのは、エズラの友人がブルックリンで開いたパーティーでのことだそうだ。「クールなアーティストたちのパーティーがあって、誘ってみたらレイが顔を出してくれたんだ」とエズラが明かす。「役に決まってから顔を合わせてはいたけど、お互いをよく知ったのはそのとき。彼の知性にすっかり魅了されちゃったよ。役者としての真摯な姿勢にもね。すごく心を打たれた」。共に撮影を駆け抜けたいまも、一緒に過ごす時間を心から楽しんでいる様子。ちなみに、俳優エズラ・ミラーにとってのヒーローは「どんな役でも演じられるし、深い思いやりを内面に注ぎ込むことで役に共感力をもたらす。自らの血肉を、芸を通して観客と分かち合うんだ。それが本当に大変なことだと僕も役者として自覚しているから、尊敬の念しかない」という理由でフィリップ・シーモア・ホフマン。そして、この後にレイの口から出た名前は何と、「エズラ・ミラーかな」。回答を聞いたエズラが「何だよ!だったら僕も答えを変えるよ!故人ではフィリップ・シーモア・ホフマン、存命の俳優ではレイってことで(笑)」と慌てて訂正したのは言うまでもない。お世辞ではなく、俳優レイ・フィッシャーにとってのヒーローはエズラなのだそうだ。レイが説明する。「真面目な話、自分の技を大切にしながら、コラボレーションも大事にするエズラを尊敬しているんだ。そもそも、共演者ほど敬意を抱かずにはいられない俳優はいないと思う。共同作業をし、彼らに学ばされる。哲学とアプローチを目の当たりにできるからね」。「プロモーションが終わって会えなくなるのが寂しい。離れ離れでいる期間が長くならなければいいけど」と、最後に頭と頭をコツンとするエズラ&レイ。大丈夫。DCエクステンデッド・ユニバースはまだまだ続くのだから。(text:Hikaru Watanabe/photo:You Ishii)■関連作品:ジャスティス・リーグ (原題) 2009年、全国にて公開
2017年11月23日11月23日(木)今夜放送される「VS嵐」に、女優の前田敦子が番組初登場。放送中のドラマ「民衆の敵」で共演中の「トレンディエンジェル」斎藤司と共に、「南海キャンディーズ」山里亮太率いる“山ちゃんが好きな人集めたチーム”と対決する。本番組は「嵐」チームとゲストチームがプラスワンゲストを加えて体感型ゲームで対戦するバラエティ「VS嵐」。「AKB48」を初期から支え、大ブレイクの原動力となった前田さん。AKB在籍時の2007年に『あしたの私のつくり方』で女優デビューを飾ると、2010年には大河ドラマ「龍馬伝」に出演したほか翌年には『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』で映画初主演を果たす。2012年にAKB48を卒業するとソロ歌手としての活動と共に女優業にも一層力を入れるようになり、昨年放送された「毒島ゆり子のせきらら日記」では過激ラブシーンにも挑戦。『シン・ゴジラ』から『散歩する侵略者』まで幅広い作品で比類無き個性を放つ役者へと進化を遂げた。そんな前田さんだが本番組は初登場となり、今回は「嵐チーム」のプラスワンゲストとして山里さんが集めたYOU、バカリズム、鈴木拓、宮戸洋行、菊地亜美、間宮祥太朗ら「山ちゃんが好きな人集めたチーム」と対戦。「運動が全然ダメ」という前田さんは「ボンバーストライカー」で「人生初かもしれない。やった記憶が無い」というボウリングに挑戦する。また今回は特別対決「顔ミックス対決」や、山里さんの“意外すぎる素顔”が次々と暴露されるなど、仰天&大爆笑の展開に。今夜の「VS嵐」は見逃せない。前田さんが新人議員役を熱演中のドラマ「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~」は毎週月曜21時~フジテレビ系で放送中。篠原涼子が新米ママさん市議会議員・佐藤智子を演じ主演。前田さんと斎藤さんも新人議員役で出演している。その他高橋一生、石田ゆり子、千葉雄大、田中圭、若旦那、細田善彦、今田美桜、大澄賢也、古田新太ら豪華なキャストの共演も見もの。運動オンチ(?)の前田さんはアトラクションの数々にどう挑むのか?「VS嵐」は11月23日(木)19時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2017年11月23日俳優の菅田将暉が11月23日(木・祝)、TOHOシネマズスカラ座にて行われた映画『火花』初日舞台挨拶に、桐谷健太、川谷修士(2丁拳銃)、三浦誠己、板尾創路監督、原作者の又吉直樹と共に登壇した。菅田さんは先輩芸人との交流を描いた本作と「11月23日=いい兄さんの日」にちなんで、自身にとって、いい兄さんは誰かと聞かれると「桐谷さんも含め、もう少し下の世代だと小栗(旬)さんとか山田孝之さんなどは兄さんという感じですね」と語った。■菅田将暉「忘れちゃいけないし、忘れたくない役柄」本作は、お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹が執筆し、第153回芥川賞を受賞した同名小説を映画化。売れない若手芸人・徳永(菅田さん)が、営業先の熱海で出会った型破りなスタイルを貫く先輩芸人・神谷(桐谷さん)に感化され、弟子入りすることによって巻き起こる出来事を描いた芸人青春ストーリー。菅田さんは「大好きな芸人さんたちに囲まれた現場は楽しかった」と撮影をふり返ると「僕が徳永として過ごした日々は忘れちゃいけないと思うし、忘れたくないです」と公開初日に思い入れがある様子。一方の桐谷さんも「公開を迎えて嬉しい気持ちと、もうあまり集まることがないんだなという寂しい気持ちもあります」と複雑な胸の内を明かしていた。■ピース又吉、映画化に感謝!この日は原作者の又吉さんも登壇。「(映画化されたことに)嬉しかったですし、自分で書いたものですが、作品を観ながら『心当たりがあるな』と思う部分も多く、場面場面や風景、セリフに共感できました」と映像化されたことへの感謝を述べると、「『このシーンはあってくれ』と思っていた部分が、映像化されていなかったり、原作モノといっても、そのまま映画にするんじゃないんだなということを学べました」と書き手ならではの感想を述べていた。又吉さんの発言に板尾監督は「俺は小説10回は読んだぞ」と語ると「すごい原作だけれど、俳優と芸人のコラボで本当の芸人コンビが作り上げられたら、この映画は成功すると思った。でも又吉の書いたネタを俺が漫才するみたいな不思議な感覚だった」と映画化への感想を述べていた。そんな板尾監督は「いい兄さんは?」という質問に「ダウンタウンの松本さんや浜田さん、島田紳助さんなどたくさんいますが、いまはアホの坂田師匠です。この映画の打ち上げも最初の挨拶だけで、わざわざ大阪から新幹線で来てくれたんです。僕にとっては神様。死んだらはく製にしたいぐらい」と坂田師匠愛を爆発させていた。■桐谷健太、大ヒット御礼舞台挨拶を3回はやりたい!また菅田さんと20歳近い年の差がありながら、同級生コンビを演じた川谷さんは「『誰かが見てくれているから大丈夫』という言葉ってよく聞くけれど、僕はうそだと思っていたんです。でも板尾さんが『お前らの漫才を見ていたら、突っ込み役はお前しかいない』って言ってくださったのを聞いて、初めて『見てくれている人っているんだな』って思ったんです」と感慨深い表情で語ると、板尾監督は「真面目な話、2丁拳銃はデビューから見ていて、東京で苦戦しているのも知っていました。ちょっとした運のなさで伸び悩んでいましたが、漫才はすごい。突っ込み役として修士がしっかりいてくれたから、芸人の芝居やコンビの雰囲気が出せた」と賞賛。スタッフ・キャストが誠心誠意臨んで出来上がった『火花』。桐谷さんは「先ほども話しましたが、公開を迎えて寂しい気持ちが大きいので、3回ぐらいは“大ヒット御礼”舞台挨拶をやりたい」と客席を煽ると、菅田さんも「正面切った青春ドラマになっています。まっすぐ熱いものが伝わってくれれば」と作品に込めた思いを語った。『火花』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2017年11月23日ディズニーアンバサダーホテルでは、2017年12月15日(金)~2018年3月19日(月)の期間、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のオリジナルグッズ付スーペリアルームの販売を始める。この客室はディズニーアンバサダーホテルでしか手に入らない全世界1,500セット限定のオリジナルグッズが付いた特別な客室で、熱心なファンの注目を集めそうだ。「『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』オリジナルグッズ付きスーペリアルーム」は、すでに予約は始まっていて、設定期間は2017年12月15日(金)~2018年3月19日(月)まで。広さは41平方メートルで、定員は大人3名まで。価格は40,400円~だが、予約状況に応じて変動も。注意点は、オリジナルグッズが<1室につき1セット(1種類1つ)付く>ことだ。新登場のオリジナルグッズは、ライトセーバーを掲げる物語の主人公レイのシルエットやシリアルナンバーをレーザーで彫り上げた滞在記念カードをはじめ、ボール型のドロイド<BB-8>をデザインしたピンとタオルケット、レジスタンスやファースト・オーダーのエンブレムを箔押ししたキーホルダーとラゲッジタグ、戦闘機タイ・ファイターとX ウィング・ファイターを描いたペーパーバッグの6点で、SWファンにはたまらないアイテムに。同時に東京ディズニーランドのトゥモローランドでは、同期間に映画『スター・ウォーズ』の世界をテーマとしたプログラム「スター・ウォーズ・プログラム“フィール・ザ・フォース”」を開催する。ディズニーアンバサダーホテルの『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』オリジナルグッズ付きスーペリアルームとあわせて映画の世界観を満喫してみて。※すべての情報は予告なく内容変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。※写真はすべてイメージです。過去の取材時に撮影した画像を再利用することがあります。(C) Disney & TM Lucasfilm Ltd.(text:cinemacafe.net)
2017年11月23日天才子役マッケナ・グレイスと“キャプテン・アメリカ”としてお馴染みのクリス・エヴァンスが、類まれな才能を持つ少女とその叔父を演じる、マーク・ウェブ監督最新作『gifted/ギフテッド』。11月23日(木・祝)からの公開にあわせ、まるで本当のパパと娘のような掛け合いに癒される本編映像が、シネマカフェに先行到着した。並外れた数学の才能を持つ天才少女メアリーと、メアリーを男手一つで育てる叔父フランクの家族の絆の物語を描く本作。今回到着した本編映像では、同年代の子どもたちより賢く大人びたメアリーは、初登校の朝、フランクが用意した赤いワンピースを着せられて「ディズニーのキャラみたい!」とご機嫌ナナメ。その後も、フランクが作った“スペシャルな朝食=ケロッグ・スペシャル”をふてくされた様子で食べながら「(学校に)行きたくない。自宅学習がいい」と駄々をこねるも、フランクに言い負かされ、最後はフランクをキュートにギロリ。クールで生意気な態度を大人顔負けの演技力で見せつけるマッケナと、手のかかる姪っ子相手にため息をこぼしながらも、子育てに奮闘するクリス・エヴァンスの家族喧嘩や、2人のほのぼのとした様子で見守る片目の愛猫フレッドが切り取られた微笑ましい朝食風景に癒されること間違いなし!の映像となっている。本作で初共演ながら、息ピッタリの掛け合いを見せつけているのは、Netflixで配信中の大人気ドラマ「フラーハウス」や第42回トロント国際映画祭で称賛の声を浴びたマーゴット・ロビー主演『I, Tonya』(日本公開未定)といった話題作に出演し、いまハリウッドで最も注目を浴びていマッケナ。そして、『キャプテン・アメリカ』シリーズで世界的人気俳優となり、本作では人間味あふれた演技力で俳優として新たな一面を発揮しているクリス・エヴァンスことクリエヴァ。クリスとマッケナは劇中だけにとどまらず、撮影以外の場でも本当の家族のように仲良く過ごしていたという。「ラッキーなことに今回はリハーサルの時間がたっぷりあった。2週間くらい一緒に過ごして、お互いを知ることができたね。この映画の本質は2人の連帯感。だから僕たちは撮影を進めながら本当の家族みたいになっていたんだ」とクリスは撮影をふり返り、マッケナも「劇中のどのシーンでも2人は助け合っているの。撮影の2か月間はセットが”家”のように感じていたわ」とコメントを寄せている。実際の家族のような信頼関係を築いた2人によって、叔父と姪の家族の絆がどのように描かれていくのか。心温まるストーリーに期待が高まるのはもちろんのこと、クリスの初々しいパパっぷりと新星子役マッケナの可愛さに癒されるこちらの映像を、まずはチェックしてみて。『gifted/ギフテッド』は11月23日(木・祝)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年11月23日福士蒼汰が時代劇映画初主演を果たし、体当たりでアクションシーンにも挑戦する『曇天に笑う』の主題歌が、大人気ロックバンド「サカナクション」の描き下ろし新曲に決定。さらに、「サカナクション」は主題歌のみならず、オープニング曲「曇天に笑う-opening&ending‐with GOCOO」も楽曲提供している。■『曇天に笑う』主題歌は「サカナクション」の新曲「陽炎」本広克行監督が、プライベートでも親交がある「サカナクション」フロントマンの山口一郎に主題歌を熱烈オファーし実現した今回の主題歌。主題歌のタイトルは「陽炎」。この楽曲は、今年3月末から行われたライブツアーでもすでに披露され、ライブで演奏するたびに修正を重ね続け、10月に行われた幕張メッセ公演の演奏後ステージ上では、山口さんが「この曲が今後のサカナクションの方向性を決める」と言い切っている渾身の一曲。■実は「陽炎」は未完成!?なお、この主題歌「陽炎」はまだ完成していないそう。「サカナクション」のクリエイションに対する熱意はとても強く、これまで手掛けた映画音楽やCM音楽もそのこだわりから時間を掛けて何度も手直しをし、締め切りの直前まで試行錯誤を繰り返している。本作もまた、楽曲製作のオファーは撮影直前の2016年5月。映画の撮影は2016年8月下旬にクランクアップし編集作業を経て一旦完成し、今年7月には関係者向けの初号試写会が行われている。だが、山口さんは「ほかならぬ本広監督のオファーに応えていると確信できるレベルに達していない」と話しており、試写は急遽未完成のデモ曲を付けての対応となるなど足かけ1年半にわたっていまなお、制作が続けてられている。■本広克行監督&主演・福士蒼汰から“楽曲完成祈願コメント”到着!未完成ながら主題歌を公式発表ということで、異例の“楽曲完成祈願コメント”が本広監督と福士さん、そして「サカナクション」のレコード会社担当者から到着。監督は「この映画の演出プランを悩み続けているときに2015年の日本武道館でSAKANATRIBEの音楽に踊り狂う観客を見ていて映画の冒頭のシーンはこの感じ、トランス、群れ、和太鼓、跳ねる人々!これだってことですぐに一郎さんに相談してオープニングの音楽はあっという間に出来あがってすごいインパクトになった」と興奮気味に語り、「オープニングを越えて新しい世界の扉を開くような曲を、歌詞を、作るのは本当に大変な作業で、ほぼ出来上がってるのに何度もライブで演奏しては変更して磨き上げていく。本当のところ曲を、一郎さんをずっと待ち続けている関係でいたいけど作品はいつか完成する。なんだか淋しいけど早く世界中の人に観て聴いて貰いたい。完全に待つことを楽しんでます(笑)」と完成を心待ちにしていると語った。また福士さんも「試行錯誤して作られているサカナクションさんの楽曲。楽しみで仕方がありません。『曇天に笑う』に携わる人それぞれが時間をかけ、頭を捻り作る一つの映画。どんな空になるか期待感でいっぱいです」とコメント。「サカナクション」担当A&R山上聡(NF Records/ビクターエンタテインメント)は、「バンドは自信を持って皆様にお届出来る新しい音楽を見つけるために必死にもがいております」と現在の状況を明かし、「皆さまにおかれましても我々とともに、手に汗握りながら完成をお待ちいただければ幸いです」と話している。また主題歌決定とあわせて、福士さん演じる曇天火が堂々と真ん中に立つ新ビジュアルも公開。なお、このビジュアルを使用したチラシが、11月25日(土)より全国の劇場にて掲出・設置される。『曇天に笑う』は2018年3月21日(水・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年11月23日元「AKB48」で歌手の高橋みなみがFM802の人気DJ・中島ヒロトとともに、さまざまなアーティストの知られざる素顔を暴き出す、カンテレ金曜深夜の音楽バラエティー番組「ミュージャック」。このたび、今週11月24日(金)から2週にわたり、映画『覆面系ノイズ』に出演する中条あやみ、志尊淳、小関裕太が初登場することになった。『覆面系ノイズ』は、歌うことが大好きな女子高生・ニノ(中条さん)が、離ればなれになった初恋相手・モモ(小関さん)に自分の歌を届けるため、幼馴染のユズ(志尊さん)とともに、謎の眼帯覆面バンドを組む青春恋愛物語。音楽を通じ、ニノ、ユズ、モモの切ない三角関係が描かれる。年も近く、とても仲が良いという中条さんたち3人。さらに「in No hurry to shout」(通称イノハリ)は映画の中から現実世界に飛び出したロックバンドとして、「close to me」というデビューシングルをリリース、11月15日(水)にメジャーデビューしたばかりだ。本番組では映画の撮影現場で3人の間で流行っていた遊びや、最近の自分ニュース、とことんハマっていることなど、注目の若手俳優陣の知られざるプライベート話を繰り広げる。番組冒頭ではMCの中島さんからの無茶ぶりで、中条さん、志尊さん、小関さんの3人がアドリブで“ミュージカル風”の歌を披露し、本番組の冒頭コーナー「現役JK・JDに聞いた!志尊くん・小関くんに言って欲しい胸キュンワードランキング・ベスト5!」では、志尊さんが胸キュンワードをカメラ目線で披露。続く「中条あやみにやって欲しい!動物ものまねランキングベスト3!」のコーナーでは、中条さんが“動物のものまね”を披露し、「ミュージャック運命鑑定所」のコーナーでは、ゲッターズ飯田がゲスト3人を占う。そのほか、“アーティストの知られざる素顔を暴き出す”という番組コンセプトから、「いま3人がとことんハマっているもの」に注目するという企画を遂行し、「最近の自分ニュース」というお題に対しては、志尊さんがなんと「おしりににきびができた」ことを挙げ「いまも痛い!」と嘆く志尊さんに対し、「いい対処法がある!」と中条さんが女子目線である対処法をオススメするなど、仲良しぶりが伝わるトークが盛りだくさん。この模様は、「ミュージャック」で2週連続放送。プライベート感満載の30分を楽しみにしていて。「ミュージャック」は11月24日(金)、12月1日(金)深夜1時55分~関西テレビにて放送(※関西ローカル)。(text:cinemacafe.net)
2017年11月23日老若男女、誰からも愛される実力派女優・天海祐希が、佐々木蔵之介演じる世界的天才数学者を支えた妻を演じる「天才を育てた女房~世界が認めた数学者と妻の愛~」が、読売テレビ開局60年記念ドラマとして2018年春、放送されることになった。■あらすじ「ここまで人を愛し、信じぬくことができますか?」本作に登場する天才数学者は、日本が世界に誇る大阪生まれの岡潔。晴れでもゴム長靴を好み、ヨレヨレのスーツに、ネクタイはしない。天才ゆえに苦悩し、挫折し、数学という世界に閉じ込められてしまった男。そんな岡潔にふり回されながらも、妻として夫を信じぬいた1人の女性、岡みち。夫は誰からも認められず、数学に打ち込むあまり家計は火の車。何の根拠も保証もない。そして、愛する夫が目指しているものすら、実のところ理解できない。やがて世界の難問に立ち向かい、1つずつ解決していく岡潔。しかし、日本の数学界は彼を全く評価せず、夫婦は絶望と混乱の渦にのみこまれる…。それでもみちは、狂わんばかりの勢いで数学に取り組む潔の純粋さを理解し、前向きに、ひたむきに、数々の苦難を乗り越えていく――。本ドラマは、知られざる大数学者・岡潔の奇想天外な人生を、かけがいのない伴侶・みちの目線で描いた悲喜こもごも、波瀾万丈のヒューマンストーリー。大正末期から昭和の激動の時代を舞台に、夫・岡潔を世界から評価を集めるまで支え続け、文化勲章受章へと導いた、みちの強靭でまっすぐな愛を描く夫婦の愛の物語だ。■天海祐希×佐々木蔵之介、11年ぶりの夫婦役共演ハイカラで好奇心が強く、周囲に目が利き、思いやりの心にも溢れ、潔のことを「きよっさん」と呼び、最大の理解者であることに人生を捧げた岡みち。3人の子どもを抱えながらの生活に限界を感じ、潔と離婚を考えるも思いとどまり、生涯添い遂げるみちを演じるのは、映画・ドラマ・舞台のみならず、『メアリと魔女の花』『マイティー・ソー バトルロイヤル』など声優としてもその魅力を発揮する天海さん。また、みちのことを「みっちゃん」と呼ぶ天才数学者・潔には佐々木さん。天海さんとは「ラストプレゼント 娘と生きる最後の夏」(2004年/日本テレビ)、「キッチン・ウォーズ」(2006年/フジテレビ)などで共演し、11年ぶりに夫婦役を演じることに。潔は、京都帝国大学理学部卒、フランス留学時代に出会った難問「ハルトークスの逆問題」を約15年の歳月をかけて解決。その難解すぎる数々の研究成果は国内でなかなか理解されなかったが、世界的な評価の高まりとともに、次第に日本でも認められるように。潔の研究成果に最先端をゆくヨーロッパの数学者たちは驚嘆し、「オカ キヨシ」を1人の名前でなく、日本の数学者集団ではないかと疑ったほどとか。1960年には文化勲章を受賞した。■意気込みコメント到着!天海さんは「日本が誇る、大天才の岡潔さん。もともと少し興味があり存じ上げていたのですが、今回、この岡潔さんの人生を、飛び飛びではありますが、さらに知ることができて、とても嬉しかったです。また大天才を支える奥さまも、よっぽどな方だろうと思っておりました」と語る。さらに「台本の中に出てくるみちさんは天真爛漫で、潔さんのことを、一途に心配して、自分が守るんだという気概を持って生きていらして、本当に素敵な女性」と語り、「これだけの方のことを知らない方が多いのは、大変残念なことですので、これを機に、たくさんの方に観ていただいて、こんな素敵な御夫婦がいらしたということを知っていただけたら」と期待を込めてアピール。そして、その天才数学者を演じる佐々木さんについては、「蔵ちゃんとご一緒できると伺って、とても嬉しかったです。夫婦役としては、11年ぶりなんです。お互いに歳も重ね、色々な経験もしているので、さらにいいお芝居でぶつかり合うことができたらと思っています」とコメント。「蔵ちゃんは、とても魅力的な役者さんですし、何でも話せ、演技の相談もできます。芝居でぶつかっていっても受け止めてくれる達者な方」「心も力もある方なので本当に安心してお芝居させていただいています」と全幅の信頼を寄せている。また、佐々木さんは、岡潔について「文化勲章を受章された際、『数学とはなんですか?』との質問に、岡さんは、『生命を燃焼させるものだ』と答えられています。それだけ1つのものに、命を懸けられた方の人生を演じるのは、覚悟がいるものだと思いました」と、自身でも気合いを入れた様子。「すごいのは、研究成果がどうだとか、社会的影響がどうだという外部的評価を一切考えない潔さです。そして、深く清く美しい論文を残された。一方で、突き詰めることによって出てくる危うさを、妻であるみちさんが支えました。みちさんあっての岡さんの偉業だと思います」と、妻・みちを称える佐々木さん。演じる天海さんとも「共演経験も多く、全面的に信頼をしています。役者同士、いま何が一番有効な表現方法なのかというのを、建設的に、気兼ねなく話せます」と “相思相愛”のコメント。「同い年ですが、天海姉さんについていきます(笑)」と、天才数学者とその妻の夫婦の知られざる愛の物語に期待を込めている。読売テレビ開局60年記念ドラマ「天才を育てた女房~世界が認めた数学者と妻の愛~」は来春放送予定。(text:cinemacafe.net)
2017年11月23日山崎賢人が連続ドラマ初主演を務める、2018年1月期放送の「トドメの接吻」。この度、キス写真でキャストが明らかになる“キスリレー”の第3弾として、先週公開された新田真剣佑とキスをする相手が、新木優子であることが明らかに。山崎さん演じる旺太郎と新田さん演じる並樹尊氏の間で心揺れる、資産100億の社長令嬢役を演じる。山崎賢人が、愛を信じず金と権力を愛し、ホストとして女性を手玉にとる“愛が歪んだクズ”役を演じることで話題の本作。謎の“キス女”によって何度も“死”と“時間”を繰り返す旺太郎だが、彼の前に突如現れた“キスで殺す女”を門脇麦が演じることが決定しているほか、旺太郎の恋敵であり、ある“秘密”を抱える完璧紳士な御曹司・並樹尊氏を新田真剣佑が演じる。そして今回、新たに新木さんの出演が決定。新木さんが演じるのは、新田さん演じる“完璧な紳士の兄”を慕いながらも、様々な事件に巻き込まれることで旺太郎に心を揺さぶられる、日本企業トップのホテル王・並樹グループの令嬢の並樹美尊役。何不自由なく育ったためワガママなところもあるが、とても素直な性格。さらに、完璧な兄がいつも傍にいるせいで、同年代の男には全く興味が持てないという役どころだ。新木さんは「最初に台本を頂いたとき、こんなに斬新で新鮮なドラマが始まるんだとワクワクしましたし、同時にそんな作品に出させていただけるんだとすごく嬉しく思いました!」とコメント。「主演の山崎賢人さんをはじめ、同世代の出演者が多いので沢山の刺激をもらって楽しく撮影が進むといいなと思っています」と意気込んでいる。キスリレーで明らかになったキャラクター■堂島旺太郎/山崎賢人「カネがないならサヨウナラ」ホストクラブ「ナルキッソス」のナンバーワンホスト。イケメンなのはもちろん、気配り上手の優しい男だが、それは表の顔。裏の顔は、カネと権力だけを追い求める“クズ男”。12年前、ある事件をきっかけに誰も愛そうとはしなくなった。■キスで殺す女/門脇麦「アナタ、死ぬ」旺太郎の前に突如現れた“キスで殺す女”。クリスマスイブの夜に、サンタクロースの恰好をして現れる。巷では「嫉妬に狂った女が自分の唇に毒を塗ってキスで殺した」という事件が勃発し…。逃げる旺太郎をどこまでも追いかけてくる。■並樹尊氏/新田真剣佑「妹は必ず守ってみせる」旺太郎の人生のライバルとなる“完璧紳士の御曹司”。日本企業トップのホテル王・並樹グループの御曹司であり、旺太郎が狙う社長令嬢の兄。並樹が経営する乗馬倶楽部の部長を務めている。しかし、彼には家督を巡るある秘密が隠されている。■並樹美尊/新木優子「本当の愛が知りたいの」旺太郎が人生で最も理想とするカネと権力を持った“セレブな社長令嬢”。日本企業トップのホテル王・並樹グループの令嬢であり、尊氏の妹。何不自由なく育ったためワガママなところもあるが、とても素直な性格。完璧な兄がいつも傍にいるせいで、同年代の男には全く興味が持てない。また今回、新木さんが“誰か”とキスしようとしている写真も到着。この“誰か”とは、美尊に恋をする“おぼっちゃま”長谷部寛之。果たして誰が演じるのか…?この答えは、来週木曜日のキスリレー最終回で発表される。日曜ドラマ「トドメの接吻」は2018年1月、日本テレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2017年11月23日世の中にやってきては去っていく流行。時代の空気や人々の気分をとらえ、左右することもあるだけに、多くのクリエイターたちが常に意識しているものです。ところが、流行に惑わされず、ずっと自分のスタイルを貫く人々もいます。アキ・カウリスマキ監督もそのひとりでしょう。作品全体を覆う静かなムード、孤独を抱えた主人公、愛想のない登場人物、レトロな美術。彼らしいスタイルは、独自の形式美ともいえるでしょう。新作『希望のかなた』もスタイルは相変わらず。ワンシーンだけでそれとわかるアキ・カウリスマキ・ワールドの中で、欧米を悩ませている難民について語っています。主人公は内戦が激化するシリアから逃れる途中で、妹とはぐれてしまった青年カーリド。空爆ですべてを失ったいま、唯一の希望である妹を探し回るうち、偶然、フィンランドのヘルシンキにたどり着きます。この街は人に優しいと耳にしていたにもかかわらず、多くの難民に悩まされている行政は決して寛容ではなく、市民の中の受け入れ反対派から差別や暴力を受けるカーリド。その現実にがっかりしていたときに出会ったのが、レストランオーナーのヴィクストロムです。彼もまた孤独で、失意の中から新しい人生をスタートしようとしていました。そんな二人が出会ったことで、希望が生まれ始めるのです。アキ・カウリスマキ監督の作品では、どれほどドラマティックなことが起きようと、登場人物たちは感情の起伏を見せません。顔を合わせてうなずく、握手をする。そういった“形式”によってのみ、キャラクターの気持ちが豊かに表現されるのですから深い!これはもう、様式によって美しさを表現していく様式美の世界です。アキ・カウリスマキ監督の作品は、日本にファンが多いと聞きますが、それは、能や歌舞伎、茶道など様式美が賛美され、理解され、日常生活に近いところで根付いている我が国らしいことかもしれません。(ちなみに、歌舞伎では様式のみで感情を表現し、演技の中で感情を表してはいけないとされています。)一方で、様式美の文化に慣れていなければ、「なんでみんな無表情なの?意味がわからない」となる恐れもあるはず。抽象画でもいえるように、秘められた表現というは読み取る側にその素地がなければ、なかなか理解されにくいのかもしれません。日本で育ったものにしてみれば、むしろ抑えられた表現の中に無限の豊かさを感じたりもするのですが。監督も、もしかするとそんなところに共鳴して、日本贔屓になったのかもしれませんね。サントラに日本の歌を用いるのはもうお馴染みですが、今回はヴィクストロムに日本料理屋までやらせ、妙な寿司まで作らせ、店員に法被まで着せてしまいました。日本人から見ると、かなり笑えますし、きっと監督はあえてやっていると思われます。そんなことからもお判りでしょうが、、監督は難民たちを決してかわいそうな被害者としてだけ描いているわけではありません。彼をどう行け入れるかという難しい問題を提起しながらも、ちょっとした笑いをちりばめ、「難民」=厄介者というネガティブなイメージを払拭し、それによりいまのヨーロッパを覆っている不穏な空気を取り払いたいと思っているのです。カウリスマキ監督の様式美を愛することができるなら、その思いはひしひしと伝わってくるはず。寂しさ、侘しさ、優しさ、温かさ、そしてそれがないまぜとなったヴィクストロムのレストランから生まれてくる希望に、どうしようもなく喜びがあふれてくるのです。人を傷つけるのは人間ですが、人を救うのもまた人間。もしかすると、本作の狙いは、難民問題を通して人間の本質を表現しつつ、「世界はそんなに悪くない」と気づかせることで、いま世の中にはびこっている“不寛容”に打撃を与えることなのかもしれません。侘び寂びの様式美でいまのヨーロッパを語るアキ・カウリスマキの流儀に、ぜひ、劇場で浸りきってくださいませ。(text:June Makiguchi)
2017年11月22日