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9月18日(金)~22日(火・祝)、文化芸術の街「上野」と喜劇発祥の地「浅草」にて開催される「第8回したまちコメディ映画祭in台東」において、本年度の「コメディ栄誉賞」をビートたけしが受賞することがこのほど明らかとなった。「映画(Cinema)」「したまち(Down town)」「笑い(Comedy)」の3つの要素を掛け合わせた、いとうせいこうが総合プロデュースを務めるコメディ映画の祭典「したまちコメディ映画祭in台東」。毎年「したコメ」では、多年に渡り“笑い”を通して多くの人々を楽しませ元気にさせるコメディアンやコメディに関わる人に「コメディ栄誉賞」の授与を行っている。第1回の小沢昭一、第2回コント55号、第3回谷啓、第4回伊東四朗、第5回ザ・ドリフターズ、第6回堺正章、第7回西田敏行と、これまでの錚々たる受賞者に続き、本年度はお笑い芸人・映画監督・俳優・テレビと多方面で活躍するビートたけしの受賞が決定した。ビートたけしの受賞決定に合わせて、ビートたけしの故郷とも呼ばれる伝説の演芸場・東洋館にて、監督・出演作『菊次郎の夏』(’99)の凱旋リスペクト上映と、本編上映前の舞台挨拶が決定。東洋館=正式名称「浅草フランス座演芸場東洋館」は、かつてはストリップ劇場であり、ストリップの合間にコントなどいった軽演劇の上映が行われ、ビートたけしにとって「ツービート」結成の場所となった場所である。今回の受賞に関して、ビートたけしは「このたびは、お笑い芸人・ビートたけしと映画監督・北野武のキャリアの両方に対してご評価頂いたという事だと受けとめていますが、自分のコメディアンとしての、また芸能活動の出発点である浅草での受賞ということで、いただけるものは何でもいただく私ではありますが、とりわけ大きな喜びがあります。この映画祭での受賞を励みとしてより一層精進して参りたいと思います」と喜びのコメントをしている。現在東洋館は色物(漫才、漫談など)を中心に上演しており、建物を同じくする姉妹館・浅草演芸ホール(落語中心の寄席)とともに、歴史ある浅草お笑い文化の一角を担う存在。ビートたけしの“古巣”での作品上映は、映画ファンにとって貴重な機会となりそうだ。「第8回したまちコメディ映画祭in台東」は9月18日(金)~22日(火・祝)まで開催。(text:cinemacafe.net)
2015年06月16日15日(月)、細田守監督の最新作『バケモノの子』の完成披露試写会が東京国際フォーラムにて行われた。いち早く映画を観たお客さんが余韻に浸っていると、天井から季節はずれの雪にみたてた映画のキャラクター「チコ」がハラハラと降り注いできた。そんな中、舞台上に現れたのは、主人公の熊徹を演じた役所広司をはじめ、宮崎あおい、染谷将太、広瀬すず、リリーフランキー、津川雅彦、大泉洋、そして細田監督、といった豪華メンバーがずらり。「この演出考えたのは、誰ですか!?ドキドキしながら幕の裏で待っていたのに、みなさんチコで精一杯で、こちらを見ていないじゃないですか!」と大泉さんが突っ込みをいれるほど、会場はチコを持って帰ろうとする観客で大興奮だった。本作は、『時をかける少女』や『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』など、傑作ばかりを生み出している細田監督が、3年もの歳月をかけ、製作。ちょうど製作を始める頃に、子どもが生まれ父親になったという細田監督は、「子育てには、母親はもちろん必要ですが、社会の人たちみんなで育てていって、その中で、育てながら育っていくという関係性があるのだろうな、と思ったんです。同世代の人も先生になりえますしね。自分の子どもというのは、自分以外の人にも育てられる運があるといいな、と思ってこの映画を作りました」と、映画に対する想いを話した。細田監督作品は、1シーンごとにキャストを集めてアフレコを行うという特長がある。「まるで演技をしているかのような感覚になれ、とてもやりやすい」と話す一方で、本作が2作目となる宮崎さんですら、「すごく楽しみなんですが、緊張しすぎて眠れなくて、現場に行っても1時間くらいしてやっと慣れる。」と紹介。本作が初のアフレコとなった広瀬さんは、「あまり緊張するタイプではないのですが、3年間仕事をしてきた中で、一番緊張しました。マイクの前に立つと震えてしまって。予告を最初に撮ったのですが、今でももう一度やり直したいって思っています」と話し、広瀬さんと一緒にアフレコを行った染谷さんも「広瀬さんが緊張していることが分からないくらい、僕自身が緊張していました」と明かした。そんな中、「台本読まずに来るのはこの人だけ!」と役所さんから指差されたのは、猿のバケモノ役の大泉さん。「読んでますよ!あなたが言うと本当の話みたいになるから、やめてください」と否定すると、監督から「まあ、アニメですから、その場でも大丈夫です」とフォローを入れられ、逆に肯定されたかたちとなってしまった大泉さんは、「軽くやっているのは、リリーさんですよ!」と転化。それに対し豚のバケモノを演じたリリーさんは「軽くやっているんじゃなくて、元気がないだけ」と軽く受け流した。そんな大泉さんとリリーさんを起用した理由は「顔が似ている」と言われたそうで、この日も「そんなに猿に似ていますか!?」と大泉さんが尋ねるも、監督は「似ていますよ」と即答。リリーさんも「細い豚なんてイベリコ豚くらいしか思いつかなかった。『豚のバケモノ』って役じゃなかったら、ただの悪口だよね」と、少し納得していない二人に、「アフレコというのは、演者の魂が伝わってしまう怖さもあるんです。雰囲気や魂が全てあって、顔が似るんですよ!」と素敵な選抜理由も明かされた。ウサギのバケモノ「宗師」を担当した津川さんは、「僕はウサギ年だから、ウサギのバケモノなんです。僕は監督に品位を求められました」と自身の役所についてコミカルに話すと、会場からは笑いと同時に拍手が起こった。「孫ができたら、孫に自慢できるような作品に参加できて嬉しく思います」と役所さんが絶賛し、「見終わったあとに、またすぐに見たい!と思ったんですよね。最後の熊徹の言葉に感動してしまって、役所さんに『すばらしかったです!』と思わずメールしてしまいました」と大泉さんがエピソードを交えながら、大絶賛するなど、出演者みんながこの作品に参加できたことへの喜びを語った。『バケモノの子』は7月11日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バケモノの子 2015年7月11日より全国東宝系にて公開(C) 2015 THE BOY AND THE BEAST FILM PARTNERS
2015年06月16日先日、“最も多く発行された単一作者によるコミックシリーズ”としてギネス世界記録に認定され、全世界から支持される「ONE PIECE」。この夏、レギュラーアニメシリーズとは別に放送される「エピソードオブシリーズ」の新作放送が決定。「ワンピース エピソード オブ サボ~3兄弟の絆 奇跡の再会と受け継がれる意志~」と題し、主人公ルフィと義兄のエース、そしてサボが織りなす感動秘話が描かれることが分かった。原作は、累計発行部数が3億2,000万部を突破し、性別や世代を超えて、国内外で高い人気を誇る漫画「ONE PIECE」。レギュラーアニメ放送は昨年で15周年を迎え、2012年からは本“エピソードオブシリーズ”がスタート。原作でも人気の高いエピソードが毎回話題を呼び、アニメ「ワンピース」もその人気と勢いは留まるところを知らない。今回放送されるのは、ワンピースファンの中で人気が高く、ルフィ、エースと義兄弟の杯を交わしたサボの物語。海賊になることを夢みた3人の幼少期のエピソードを盛り込みつつ、原作でもアニメでも描かれていない、サボがドレスローザに潜入した当初の様子やルフィと再会を果たしたときの模様をサボ目線で描く。さらに、昨年8月に放送された15周年特別作品 「ワンピース“3D2Y”エースの死を越えて! ルフィ仲間との誓い」のラストシーンでエースと白ひげの墓前に立っていたサボの心境も、サボ目線で再現されるとのこと。ワンピース屈指の人気キャラクター・サボにフィーチャーした「エピソードオブシリーズ」最新作で、この夏をさらに暑くするワンピースの熱い物語を感じてみて。土曜プレミアム「ワンピース エピソード オブ サボ~3兄弟の絆 奇跡の再会と受け継がれる意志~」は8月22日(土)21時~23時10分まで放送。(text:cinemacafe.net)
2015年06月16日映画『イニシエーション・ラブ』ほか、TBS系「マザー・ゲーム~彼女たちの階級~」で連続ドラマ初主演を果たすなど、いま注目度抜群の木村文乃が、作家・麻見和史の人気警察小説シリーズをドラマ化した連続ドラマW「石の繭」で主演を務めることが決定。初めての刑事役に挑戦することが分かった。刑事だった父の後を継ぎ、警視庁捜査一課十一係の刑事となった如月塔子(木村文乃)。ある日、廃ビルの地下室で、床にセメントで塗り込まれた死体が発見された。捜査会議が開かれるが、その最中に“トレミー”と名乗る犯人から電話が入り、塔子が交渉相手となる。殺人に関するヒントを提示しながら警察を愚弄・挑発するトレミー。やがてトレミーから第二の犯行予告の電話が!やがて予告通り、頭部をまたもセメントで塗り固められていた第二の犠牲者が出る。犯人の動機は?なぜセメントにこだわるのか?被害者たちに共通点は?やがて捜査を進めるうち、犯人の本当の狙いが浮かび上がり…。リアリティあふれるストーリーにサスペンス性とアクションを織り込み、警察小説の新機軸を打ち立てたとして高い人気を誇る、麻見和史による「警視庁殺人分析班」シリーズ。その第1作「石の繭」を初めて映像化する本作で、連続ドラマW・初主演を務めるのが木村さんだ。「マザー・ゲーム」では気っぷのいいシングルマザー役を好演した木村さんは、本作では、正義感が強く努力家である反面、そそっかしく無鉄砲な警視庁捜査一課の刑事役に。監督は、刑事ドラマの演出も数多く手掛けてきた内片輝。脚本を、『舟を編む』で日本アカデミー賞「最優秀脚本賞」を受賞した渡辺謙作が務める。木村さんは、「原作も人気がある作品なので、主演をやらせていただけることが光栄です。原作にしっかりキャラクターがある役ですが、そのイメージを活かしつつ、ドラマから見ていただいた方にも純粋に楽しんでいただけるようにドラマとしてのオリジナリティも入れていけたらと思っています」とコメント。主人公・如月塔子の印象を「すごくもったいない人」と語り、「自分に才能があるのにそれに気が付かずに損をしてしまっている感じがあります。でも、その損をたくさんするからこそ“自分のこれだけは”ということに、後々自信を持っていけるのかなと思っています。そのメリハリをつけて演じていきたいと思います」と意気込む。猟奇殺人に立ち向かう、初めての女性刑事役への挑戦に、「新鮮な気持ちを活かして、みなさんをドラマの中の世界へ誘えるようにがんばりたい」と語る木村さん。二転三転する展開や張り巡らされた伏線、事件の驚愕の真相と犯人の真の目的がやがて明かされていくさまなど、原作の世界観を忠実に再現したノンストップ・クライムサスペンスに、いまから目が離せなくなりそうだ。連続ドラマW「石の繭」は8月16日(日)22:00よりスタート(全5話/第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2015年06月16日バットマンとスーパーマン、夢の共演作の邦題が『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(原題:BATMAN v SUPERMAN DAWN OF JUSTICE)と決定し、2016年3月公開となることが分かった。世界で最も有名な2大ヒーローによる世紀の大プロジェクトが動き始めた。世界興行収入約800億円を突破する大ヒット『マン・オブ・スティール』の続編となる本作は、『ダークナイト』、『ダークナイト ライジング』『インターステラー』の大ヒットメーカー、クリストファー・ノーラン製作、『300』のザック・スナイダー監督による超大作だ。すべてのヒーローの原点、世界中でいまなお愛される“クラーク・ケント”こと、スーパーマン。天才的な頭脳と、極限まで鍛えあげた肉体・格闘スキルで、ゴッサムシティを守るダークヒーロー、バットマン。その彼らが“ vs ”と銘打たれ激突をする本作。バットマンのアイコン、コウモリとスーパーマンの代名詞“S”の文字を組み合わせた最新ビジュアルはヒーロー映画史の新しい幕開けを予感させる。クラーク・ケント役には『マン・オブ・スティール』のヘンリー・カビルが続投。バットマンことブルース・ウェインをベン・アフレックが演じ、さらに、ヒロインのワンダーウーマンをガル・ガドットが演じる。エイミー・アダムス、ローレンス・フィッシュバーン、ダイアン・レインが『マン・オブ・スティール』に続き出演。また、悪役レックス・ルーサーをジェシー・アイゼンバーグ、ブルース・ウェインに仕える執事アルフレッドをジェレミー・アイアンズ、また、本作で新たに設定された役にホリー・ハンターが、それぞれ演じる。本作を皮切りに、DCコミック原作のアクション大作映画が2020年までに10作品連続で毎年公開される。2017年には『ワンダーウーマン』(原題)、そしてDCコミックのヒーローがチームを組む『ジャスティス・リーグPart 1』(原題)、そして2019年には『ジャスティス・リーグ Part2』(原題)などが予定されている。『バットマン vs スーパーマンジャスティスの誕生』は2016年3月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月16日松嶋菜々子を主演に迎えて贈るTBSテレビ60周年特別企画「2夜連続スペシャルドラマ」にこの度、高梨臨、山崎努ら豪華キャストが発表された。今から70年前の第二次世界大戦中を舞台に、自らの信念で戦時召集状、いわゆる「赤紙」を受け取り、戦地に赴いた女性たちを描く。命を救う仕事に崇高な理想を持ち、男たちと方を並べて働いた「従軍看護婦」の女性たち。敗戦の色が濃くなるに連れ、大きく狂わされる運命の中でも、彼女たちは戦後続く過酷な試練に耐え、逆境にあっても博愛の精神を持ち、生きることの尊さを信じ続けた…。今回発表されたのは松嶋さん演じる天野希代に憧れ、従軍看護婦を目指す女学生・馬淵ハルに『わたしのハワイの歩きかた』や「Dr.倫太郎」(日本テレビ)に出演する高梨臨。「毎日いろいろなことを感じ、刺激を受けながら撮影させてもらっています」と語る高梨さんは、「脚本を読み、そして時代背景を知っていく中でとても胸が苦しくなりましたが、その中でも希望を捨てない真っ直ぐな強い意志を感じ、この従軍看護婦という役をいただいたことを誇りに思いました」とコメントを寄せた。そのほか、母子家庭に育つ希代を常に優しい目で見守り、決して差別しないことや、人の命の大切さを身をもって教える祖父・天野大祐役の山崎努を始め、希代とともに看護婦として従軍する村本多美役に柴本幸、看護婦長役に中島ひろ子、希代の母親役に浅茅陽子、病院の部隊長で帝国軍人役に橋本さとし、希代の義兄役に赤井英和、希代が結婚する男性の実姉役に渡辺真起子と実力派俳優陣が集結している。(text:cinemacafe.net)
2015年06月16日天海佑希、「バナナマン」、藤田彩華を始め、大人気声優・宮野真守、アーティスト・LiSAなど豪華面々が吹き替えを務める『ミニオンズ』。この度、本作の新映像満載のTVスポット「ドキドキ編」「ワクワク編」の2種がシネマカフェに到着した。人類が誕生する遥か昔、黄色い生物としてミニオンは誕生した。長い年月をかけて進化しながら、絶え間なくその時代の最も強いボスに仕えてきた。Tレックスからナポレオンなどあらゆるボスに仕えてきたが、失敗ばかりで長続きしない。やがて仕えるボスがいなくなり、ミニオンたちは生きる目的を見失ってしまう。ミニオン滅亡の危機が迫る中、兄貴肌のケビン、バナナのことで頭がいっぱいのスチュアート、そして弱虫のボブが仲間たちを救うべく立ち上がった。極寒の南極からニューヨーク、そして流行の最先端を行くロンドンへ――新たな最強最悪のボスを探しに、ミニオンズの壮大な旅が始まる。ユニバーサル・ピクチャーズ史上NO.1を記録した『怪盗グルーのミニオン危機一発』。その『怪盗グルー』シリーズで大人気の、バナナが大好物な謎の生物ミニオンが、主役となって登場する本作。今回公開された最新映像「ドキドキ編」では、なにやら変てこなアイテムを装着し、街を暴れまわる(?)ミニオンたちの姿が確認できる。ランボーや勇者の剣、スーパーマンまで…逃げ回るミニオンたちの身に一体何が起こるのか?最強最悪のボス探しのドキドキな展開が予想される映像となっている。一方の「ワクワク編」では、とある屋敷でそれぞれ謳歌しているメインのミニオンたちが登場。ボブは王様に、スチュアートは女性に変身し、ケビンは車の中からバズーカーをぶっぱなしたりと予想のつかないミニオンたちの行動にワクワクな展開が予想される映像だ。最後に見せるミニオンのTバック姿も必見だ。『ミニオンズ』は7月31日(金)よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月15日「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア 2015」が6月15日(月)に最終日を迎え、アワードセレモニーが開催。イラン映画『キミのモノ』がグランプリに輝いた。今年で17回目を迎える映画祭は12日間の日程で開催され、コンペティション部門だけで85作品が上映されたほか、各種イベントも行われるなど、アジア最大の短編映画祭にふさわしく大きな盛り上がりを見せた。ちなみに、コンペ部門の審査員を務めたのは、作家の冲方丁、俳優で映画監督の奥田瑛二、海外映画祭の常連監督である河瀬直美、俳優の要潤、人気韓国人俳優のチョン・ウソン、そして女優の藤原紀香と超豪華な顔ぶれ。中でもつい最近、歌舞伎役者の片岡愛之助との熱愛が報じられた藤原さん目当ての報道陣も数多く会場に詰めかけたが、藤原さんはチャイナドレス風の真っ赤なドレスでスリットから素足をのぞかせながら笑顔でレッドカーペットを歩いた。このほか、楽曲を元に製作される「ミュージックShort」部門に楽曲「疾走れ!ミライ」を提供した「GLAY」や「生きていく」を提供し、俳優業にも挑戦した「KANA-BOON」なども来場し、大きな盛り上がりを見せた。85作品の中から「インターナショナル部門」、「アジア インターナショナル部門」、「ジャパン部門」の3部門の優秀賞が選定され、その中からさらにグランプリが決定するが、子供の視点で物語を紡いだ、イラン人レザ・ファヒミ監督の手による『キミのモノ』が「アジア インターナショナル部門」優秀賞に続き、グランプリを獲得!ファヒミ監督は「夢を見ているよう。撮影を行った7日間は子供の視点で世界を見ていました」と喜びを口にした。審査員の中でも藤原さんは、子供たちがあらゆるものを“自分の物”であると主張するさまを描いた同作に触れ「子供の世界を描いていますが、大人になっても所有や侵略により、世界の平和が脅かされている。メッセージがダイレクトに伝わってきました」と称賛。他の審査員からも、現実や大人の世界を感じさせつつ、子供の視点で世界を描いた本作への絶賛の声が寄せられた。グランプリ受賞はならなかったものの、「インターナショナル部門」優秀賞はチュニジア出身のロットフィ・アコー監督の『父親』、「ジャパン部門」優秀賞(東京都知事賞)は沖縄出身の岸本司監督の『こころ、おどる-Kerama Blue-』が受賞した。映画祭の創設者であり代表を務める別所哲也はあと3年で迎える記念すべき20回に向け、さらなる飛躍を誓い、盛況の中で映画祭は閉幕した。(text:cinemacafe.net)
2015年06月15日名古屋・栄を中心に活動する「SKE48」。その結成から6年間の軌跡を追った初のドキュメンタリー映画『アイドルの涙 DOCUMENTARY of SKE48』のBlu-ray&DVD発売が決定。リリースにあたり、先日卒業を発表しファンの間に衝撃が走った松井玲奈、彼女とともにWエースとしてグループを引っ張ってきた松井珠理奈、そして石原真監督からコメントが到着した。2008年、「AKB48」初の姉妹グループとして誕生した「SKE48」は、48グループ随一のガムシャラさを誇りいままで人気を勝ち得てきた。そんな彼女たちを追った本作では、松井珠理奈さん、松井玲奈さんを始めとする第1期メンバーを中心に、人気絶頂のなかグループを去った矢神久美(1期生)や本作で婚約を打ち明けた小木曽汐莉(3期生)など卒業生にもインタビューを敢行。オーディションから撮り溜めて来た秘蔵映像と総勢40名以上のインタビューによって、いかにして彼女たちが一大グループへと成長したのか、その波乱の道のりを描いている。メガホンを取るのは、プロデューサーとしてNHK「トップランナー」「POP JAM」「MUSIC JAPAN」などのNHKの看板番組や「紅白歌合戦」を手掛けた音楽業界のレジェンドであり、48グループを誰よりも知る男・石原監督。本作でメンバーたちの本音を引き出していた監督だが、「『6年半に渡る125人の少女たちの格闘の歴史を2時間以内にまとめてください』これがオーダーだとして、あなたならどうしますか?しかも『商業作品の劇場映画として成立させる』さらに『撮影終了予定から公開までの期間にも6人新たに卒業するメンバーが出そう。しかも、まだ言えない…』全力で頑張りました」と、制作当時をふり返った。女優への道を進むことを発表した松井玲奈さんは「先日卒業発表をさせていただきましたが、今作も何度も観ていただくことで見えてくることや、時間が経ったいまだからこそ分かる言葉の意味があると思いますので、そのあたりも注目して楽しんでいただきたいです」と、本作に自身の卒業についても隠されていることを期待させるコメントを寄せた。さらに松井珠理奈さんは「このドキュメンタリー映画を観ることによって、現在の『SKE48』の見方が変わると思います。何度も何度も繰り返し観てください。私たちの全てを…」とその心中を語った。今回発売されるBD&DVDには、本編に加え、特報、予告編、主題歌MVや、特典ディスクには合計10回に及ぶ舞台挨拶やトークショーの模様も収録。石原監督とメンバーの爆笑トークや本編内でも登場した振付師・牧野アンナ先生がサプライズ登壇し驚愕しているメンバーの姿など、ここでしか見られない貴重な組み合わせの映像は必見だ。『アイドルの涙 DOCUMENTARY of SKE48』BD&DVDは9月9日(水)よりリリース。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アイドルの涙 DOCUMENTARY of SKE48 2015年2月27日より全国にて公開(C) 2015「DOCUMENTARY of SKE48」製作委員会
2015年06月15日ベストセラー小説を鬼才・園子温監督が新解釈で映画化した『リアル鬼ごっこ』の完成披露試写会が6月15日(月)、都内で行われ、鬼の標的となる女子高生を演じたトリンドル玲奈、篠田麻里子、真野恵里菜のトリプルヒロインが劇中の制服姿で登場した。全国の「佐藤さん」が鬼に殺されるという設定で一大ブームを巻き起こした同名小説を原作に、今回は、その標的を全国のJK(女子高生)に変更。目的も正体も不明な鬼と女子高生の壮絶バトルが、女性キャストのみで描かれる。舞台挨拶には園監督も駆けつけ、「三者三様のヒロイン像。すごく壮絶な内容だが、彼女たちが死ぬ気で頑張る姿に圧倒されっぱなしだった」と健闘をたたえた。トリンドルさんは本作を見終わった後に、「涙があふれてしまった」のだとか。その理由は「園監督がすごく怖かった。初めて味わう怖さでした。映画を見ながら、それを思い出してしまった」からだと言う。それでも「走るシーンが多くて、大変でしたが頑張りました」と誇らしげに語っていた。「いままで、自分の中で抱いていた『演じる』ことのイメージが吹き飛んだ」とふり返る篠田さんは、「園監督の作品といえば、とにかくパワフルでエネルギッシュ。今回も考えるヒマがないほどの勢いで、演じるのではなく感じる現場だった」と園ワールドにどっぷり!自身の制服姿には「年甲斐もなく制服なんて、ふてぶてしいかな」と笑顔を見せていた。そして最近の園作品に立て続けに出演している真野さんは、「今回もとにかく園監督についていかないとなと思った」。鬼に追われて走り続けるという役どころで、「園監督を乗せたトラックを、いつまでも追い続ける日々。全然カットがかからず、心が折れないようにするのが大変だった」と苦労を打ち明けた。映画『リアル鬼ごっこ』は7月11日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リアル鬼ごっこ 2015年7月11日(土)より全国にて公開(C) 2015「リアル鬼ごっこ」学級委員会
2015年06月15日俳優の大泉洋が6月15日(月)、声優を務めた『バケモノの子』の完成披露会見に出席。劇中で「猿顔のバケモノ」を演じ、「ついおととい、作品資料を読んで、僕の顔がサル似だから起用されたと知った。サルに似ていて良かった」と自虐コメントで笑いを誘った。『サマーウォーズ』、『おおかみこどもの雨と雪』などで知られ、いまや世界で最も注目を集めるアニメーション映画監督となった細田守監督の待望の最新作。人間界<渋谷>とバケモノ界<渋天街(じゅうてんがい)>という交わるはずのない2つの世界を舞台に、バケモノ・熊徹(くまてつ)とその弟子となった九太(きゅうた)の師弟関係を通した成長と冒険のストーリーが壮大なスケールで展開する。「夏休みに子どもたちが、劇場でアニメ映画を見るのは、とても重要なことだと思う」と細田監督。大泉さんの“サル似”発言を受けて、「確かに顔で選んでいます!」と断言し、大泉さんは大笑いしつつも複雑な表情を浮かべていた。都内で行われた会見には、細田監督と大泉さん(多々良役)に加えて、主演の役所広司(熊徹役)、宮崎あおい(少年期の九太役)、染谷将太(青年期の九太役)、広瀬すず(楓役)、リリー・フランキー(百秋坊役)、齋藤優一郎プロデューサーが駆けつけ、完成ホヤホヤの作品が放つ魅力を熱っぽく語っていた。「細田監督は褒め上手。アフレコ中『熊徹ってこんな声だったんだ』と言ってもらい、勇気をもらったおかげで迷わずに演じることができた」と細田作品に初出演した役所さん。「とっても優しい方」(宮崎さん)、「とてもいい時間を流してくれる」(染谷さん)と“細田組”経験者はその人柄を語った。また、『海街diary』も公開中の広瀬さんは、「ふだんあまり緊張しない私が、いままで一番緊張しました」と声優初挑戦をふり返った。一方、リリーさんは舞台となる渋谷について触れ「この映画をきっかけに、渋谷のイメージや魅力が変わるはず」と力説していた。本作は“The Boy and the Beast”のタイトルで、仏大手映画会社ゴーモンが配給を手がけるフランスをはじめ、アメリカ、イギリス、ドイツ、イタリア、スペイン、オーストラリア、北欧、中東、南米、韓国、台湾など、現時点で36の国と地域での配給が決定済み。現在も海外セールスは展開中で、東欧、東南アジアなどでも配給が見込まれている。アメリカ、韓国、台湾では2015年12月~公開予定。熱心な細田監督ファンが多いフランスでは、16年1月13日から約200スクリーンでの封切りが決まっている。これは前作『おおかみこどもの雨と雪』(フランスで22万人動員)の50スクリーンを大幅に超える公開規模となる。『バケモノの子』は7月11日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バケモノの子 2015年7月11日より全国東宝系にて公開(C) 2015 THE BOY AND THE BEAST FILM PARTNERS
2015年06月15日興行収入19.8億円を突破する大ヒットとなった『THE LAST -NARUTO THE MOVIE-』を皮切りにスタートした“NARUTO新時代開幕プロジェクト”の集大成として公開を控える『BORUTO -NARUTO THE MOVIE-』の主題歌が、「KANA-BOON」のニューシングル「ダイバー」に決定。主人公のうずまきボルトから喜びのコメントが到着した。「KANA-BOON」は、昨年10月期テレビアニメ「NARUTO-ナルト-疾風伝」のオープニングテーマとして「シルエット」を提供しており、アニメシリーズから1年足らずで「NARUTO」と再びコラボレーションを果たすこととなった。「KANA-BOON」は、「自分たちのことも重ね合わせながら、寂しさや悔しさを乗り越えて、前に一歩踏み出していくボルトの姿をひとつの曲として描いています!これ以上の曲はもう書けません!!」と意気込みのコメントをしている。原作者の岸本斉史は、今回の「KANA-BOON」の主題歌決定について、「『シルエット』を聴いて、ものすごい衝撃を受けました。いままで僕が「NARUTO―ナルト―」にぶつけてきた想いが、そのままひとつの曲として表現されていて、感動して涙が出ました。もう次の映画の主題歌はKANA-BOONさんにお願いするしかないと思い、今回『ダイバー』を書き下ろして頂きました」とコメント。また、主題歌を聞いた主人公のうずまきボルトからは、「マグロってば美味しいだけかと思ったら、こんなカッコいい曲も作れるなんてびっくりだぜ!『KANA-BOON』のみんな、オレの映画のためにこんなカッコいい曲を作ってくれて、本当にサンキューだってばさ!」と喜びのコメントが発表されている。さらに、このほど岸本氏描き下ろしのメインビジュアルが解禁!新時代のキャラクターが集結したメインビジュアルの背景には、今作のキーパーソンが怪しげに描かれてる。ファンにとって馴染みのある「KANA-BOON」との再コラボ決定と、新キャラクターたちの活躍への期待が高まるメインビジュアル。「NARUTO」新時代の幕開けに向けて、期待を膨らませよう。『BORUTO -NARUTO THE MOVIE-』は、8月7日(金)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月15日英国アードマン・アニメーションズの大ヒットシリーズから生まれた“ひつじのショーン”、初の長編作品『映画 ひつじのショーン~バック・トゥ・ザ・ホーム~』。このほど、公開前にひと足早く本作を鑑賞した、よきママとしても知られる木村佳乃始め土屋アンナ、豊田エリー、“年男”のナオト・インティライミほか、多くの著名人から大絶賛コメントが到着した。毎日、牧場でのんびりと過ごすショーンと仲間たち。ある日、彼らは“自由な生活”を手に入れるため、いたずらを敢行。牧場主を眠らせて牧場にあった車に移し、まるで夜になったように見せかけるが、なんと、そのうちに車が都会へ向かって大暴走!牧場犬ビッツァーも車を追いかけていってしまい、ショーンたちは、牧場主とビッツァーを探しに都会へ出ることに!?NHK Eテレでも放送中の“ひつじのショーン”は、1997年に日本で公開されたアードマン・アニメーションズ製作の『ウォレストとグルミット、危機一髪!』に初登場。CGが主流の現在のアニメーション界にあって、1コマずつ写真を撮り、延々と繋げていくというアナログなクレイ・アニメーションで作り上げられている。その手作りの温かみあふれるアニメは大人から子どもまで絶大な支持を得ており、数多くの著名人たちも心を癒された様子だ。<著名人コメント>(敬称略)■木村佳乃(ショーンスペシャルサポーター・女優)私も私の子どもたちも大好きなひつじのショーン!ひつじたちの表情も豊かで温かみと親近感があり、ショーンをギューッと抱きしめたくなりました。この夏一押しのファミリームービーです!■土屋アンナ(モデル・アーティスト)子どもとは勿論!意外にカップルでもたのしめちゃうかも。ショーンとその仲間たちの大ファンになってしまいました■ナオト・インティライミ(シンガーソングライター)2015年という羊年に、この羊男の年男であるわたくしが、この映画に出会うご縁。ほっこりあり、感動あり、笑いあり。つまり全部入り!■豊田エリー(女優・タレント)かわいくて、可笑しくって、わたしたち大人も童心に返らせてくれる。この夏一番アツい友情を、ぜひ劇場で。■紗栄子(モデル・タレント)退屈に感じる毎日が幸せだってこと。家族って温かいこと。当たり前のことすぎて忘れがちな小さな幸せを、ショーンと仲間達が教えてくれました。■片桐仁<ラーメンズ>(芸人)クレイアニメというだけでもワクワクしていたら、「お父さん、ひつじのショーンはストーリーがおもしろいんだよ!」と息子に言われました。その通りでした。大傑作!■山田花子(芸人)ひつじだけにとってもあったか~いストーリー!ほどよい、スリルと笑いと感動!二回目は、息子と一緒に見よう!■川鍋朱里(タレント・モデル)ショーン達がまさかの牧場を飛び出して大冒険!最後までドキドキワクワク!個性豊かな新キャラも要注目です!■伊藤有壱(クレイアニメ「ニャッキ!」アニメーション監督)ショーンが生誕20年?ニャッキと同い歳!なんて嬉しい偶然。映画『ひつじのショーン』は近年最もアードマンらしい大傑作。スクリーンいっぱいのショーン達の大活劇に、子どもも大人も体中の細胞が超幸せになっちゃうよ!肩こりにも効果絶大です。『映画 ひつじのショーン~バック・トゥ・ザ・ホーム~』は7月4日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:映画 ひつじのショーン~バック・トゥ・ザ・ホーム~ 2015年7月4日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2014 Aardman Animations Limited and Studiocanal S.A.
2015年06月15日本を読む自由を守るため銃器を手にしてまで抵抗する、図書館員の熱き姿を描いた有川浩原作「図書館戦争」シリーズ(角川文庫刊)。映画化となる『図書館戦争 -THE LAST MISSION-』(10月10日公開)とドラマスペシャル「図書館戦争 BOOK OF MEMORIES」のロケ地のひとつ新潟県十日町市にある十日町情報館での撮影がこのほどすべて終了し、撮影で使用していた「図書館の自由に関する宣言」パネルを十日町情報館に贈呈するイベントが行われた。岡田准一演じる堂上篤、榮倉奈々演じる笠原郁らが働く武蔵野第一図書館の一部として劇中に登場する十日町情報館は、書架が階段状になっており、非常に開放感がある造り。文字通りこの「図書館戦争」シリーズの“顔”となる図書館として、劇中で象徴的な役割を果たしている。そこに掲げられた「図書館の自由に関する宣言」は、パート1の映画撮影時(2012年)に撮影用に制作したもので、パート2の映画およびスペシャルドラマ撮影時にもそのまま使用された。「図書館の自由に関する宣言」とは、あらゆる図書館が守られるべき自立的規範として、日本図書館協会が採択したもの。全国の図書館にポスターで掲げられているものだ。このたび、十日町市民、ロケ応援団、十日町情報館関係者らによる手厚い撮影協力へのお礼として劇中で使用したこのパネルを贈呈することとなり、佐藤信介監督、主演の岡田さん、榮倉さんが目録を関係者に手渡した。佐藤監督は「ここにある文言は、日本各地の図書館にポスターとして貼ってある文言です。それを有川浩先生が見て、この『図書館戦争』という小説が生まれたという逸話のある重要なものです。劇中では、この文言をポスターではなく金属プレートのパネルにするということで、検閲から本や図書館の自由を守るという強い思いを表しました。ぜひ受け取っていただきたいと思います」と語った。「この場所が大好きで、すばらしい図書館だなと思っています」と話す岡田さんは「映画やドラマの大事なシーンをいつもここで撮影しました。この宣言のプレートの前で郁(榮倉さん)の頭をなでるというデレッとしたシーンを撮るんです(笑)。前作のラストシーンもここですし、僕にとっても思い出深い場所です」とコメント。さらに榮倉さんも「この図書館ではキーポイントとなるシーンを毎回撮らせてもらっていますし、ここから見渡せる館内の景色もやっぱりすばらしいと思います。知っている人はもちろん、初めて『図書館戦争』を見る人にもこの作品の世界観を伝えるためには大切な場所だと思います」と取材地への熱い思いを語った。『図書館戦争 THE LAST MISSION』は10月10日(土)より全国にて公開。「図書館戦争 BOOK OF MEMORIES」は2015年秋、TBSにて放送予定。(text:cinemacafe.net)
2015年06月15日NHK連続テレビ小説「まれ」で、土屋太鳳が演じる主人公・津村希の新しい恋(?)の相手・池畑大輔を好演中の柳楽優弥と、大河ドラマ「花燃ゆ」でも“幕末男子”を熱演中の瀬戸康史がW主演を果たす映画『合葬』。その2人の表情が対照的な、本作の世界観をシンプルかつ力強く表現するポスタービジュアルが完成、いち早くシネマカフェに到着した。「新撰組」や「白虎隊」に比べると、これまであまり語られることがなかった「彰義隊」。鳥羽・伏見の戦い後、将軍の警護および江戸市中の治安維持を目的に結成された彼らは、江戸の民衆から慕われながらも、幕府の解体とともに反政府的な立場に追いやられてしまった。本作で描かれるのは、将軍に熱い忠誠心を持ち、自らの意思で彰義隊に加わった青年・極(柳楽優弥)と、養子先から追い出され、行くあてもなく彰義隊へ入隊した柾之助(瀬戸康史)、彰義隊の存在に異を唱えながらも、そこに加わらざるをえなかった悌二郎(岡山天音)という、時代に翻弄された3人の男の数奇な運命。伝説の漫画雑誌「ガロ」に連載された杉浦日向子による原作をもとに、脚本を手がけるのは、4年ぶりの映画脚本となる渡辺あや。監督は、その渡辺さんが新進気鋭の逸材と認める小林達夫。共演には、若手実力派の岡山天音、世界的に活躍する俳優・オダギリジョーや「まれ」でも好演を見せる門脇麦など、個性豊かな面々が集結。ナレーションをカヒミ カリィ、音楽を「ASA-CHANG&巡礼」が務めることも話題となっている。到着したポスタービジュアルでは、「腹は決めた。心は迷っていた。」のコピーとともに、彰義隊に自らの意思で入隊した極と、ほかにあてがなく赴くままに入隊した柾之助の「動」と「静」の対比が、2人の表情からくっきりと浮かび上がっている。そして、友を止めるため、やむを得ず入隊した2人の幼なじみ・悌二郎(岡山天音)がその行く末を心配そうに、儚げに見つめている。いま改めて注目を浴びている、激動の時代を生きた“幕末男子”の三者三様の生きざまには、胸キュン必至。これまでの“時代劇”とは一線を画す現代の若者にも通じるリアルな青春群像に、いっそう期待が高まるビジュアルとなっている。『合葬』は9月26日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月15日女性たちから熱狂的な支持を受ける日本を代表するファッションアイコン・梨花をはじめ、小嶋陽菜、清原亜希、又吉直樹が出演するテレビCM「世界を買える BUYMA」が、6月16日(火)夜にテレビ朝日系列にて放映される「2018FIFAワールドカップロシアアジア2次予選日本×シンガポール」ハーフタイム内で連続オンエアされることが明らかになった。世界115か国に在住する6.5万人以上のパーソナルショッパー(出品者)から世界中の魅力的な商品を購入できる、新しいソーシャル・ショッピング・サイト「BUYMA(バイマ)」。会員数を220万人を突破し、日本未上陸ブランドをはじめ世界中のファッショントレンドアイテムからコスメ、インテリア雑貨まで幅広いジャンルを取り扱っている。今回同CMには梨花さんを筆頭に、国民的アイドルグループ「AKB48」の中でも、ひと際おしゃれでスタイリッシュな小嶋さん、女性として母として、美しさだけでなく、その生き方までも支持される清原さん、コメディアンでありながら、独自の世界観やファッションセンスが光る又吉さんが選ばれた。梨花さんはバッグ、小嶋さんは水着、清原さんは子ども服、又吉さんはスニーカーと、4人それぞれが「欲しいモノ」を純白で表現し、アイテムにまつわるエピソードを語っている。撮影も順調だったようで、特に又吉さんのテレビでは普段見せない洗練された表情で撮影に挑む姿にドキッとするスタッフが続出したよう。スニーカーが映えるようにパンツの丈を絶妙な長さに調整するなど、オシャレ番長振りを発揮していたという。CMの最後に連呼される「バイマ」のイントネーションも2パターン用意されているので、その微妙なイントネーションの違いにもぜひ注目をしてみて。さらにBUYMAのWEBサイト上では謎のカウントダウンもスタート。6月16日(火)20時20分頃にカウントダウンが0になる様子だが、何のカウントダウンなのかなど詳細は明かされていない。(text:cinemacafe.net)
2015年06月15日日が落ちてからのお楽しみが増える夏。各地ではビアテラスがオープンして、夜風にあたりながら、ビールやグルメを楽しむ人の姿があちこちでみられる。今年3月に二子玉川駅前に誕生した二子玉川ライズでも、7月2日(木)より夏季限定ビアテラス「premium Beer Party(プレミアム ビア パーティ)」を開催する。二子玉川ライズの中央広場の広々とした空間を活かして、暑い夏の心地よい過ごし方を提案するこのビアテラス。シチュエーションもさることながら、味にもこだわり、ほかのビアテラスとはひと味違うビールとグルメを味わえる。ビアテラスの主役ビールには、今年3月に発売した新商品の「ザ・プレミアム・モルツ マスタードリーム」をはじめとするザ・プレミアム・モルツ4種類に加えて、爽やかなレモン風味の新ビールテイスト「ラドラー」や各種カクテルなど、女性にも味わいやすいようなドリンクメニューを充実させている。フードメニューは、二子玉川ライズS.C.に日本初出店したスペイン王室御用達グルメストア「パステレリア マヨルカ」とのコラボレーションして、最先端のガストロノミーを体現するバルメニューを提供する。「マヨルカ」のはじまりは、1931年、スペインでは国民的行事であるクリスマスの宝くじで一等賞を得た、創業者夫妻のベルナルディーノ・モレーノとその妻マリア・ガルシアによって、賞金を資金源にマドリードのブラボ・ムリーリョ通り7番地に、最初のパティスリーを開いたことにはじまるという創業秘話があり、ある意味縁起のいいグルメストアでもあるのだ。「マヨルカ」はその後も拡大を続け、パティスリー・ベーカリー・デリカテッセン・マーケット・カフェテリアの5つの顔を持つまでに至っている。今回はビアテラスでしか味わえないオリジナルバルメニューも用意する。屋外でありながら、極上のビールと本格スペイン料理を気軽に味わうことができる二子玉川ライズのビアテラス。今季はぜひ注目してみてはいかが? そしてビアテラスに立ち寄る前後は、「109シネマズ二子玉川」で最旬映画をセットでぜひ楽しんでみて。(text:Miwa Ogata)
2015年06月15日6月13日から21日まで上海にて開催中の第18回上海国際映画祭(SIFF)にて、14日、昨年11月10日に亡くなった俳優・高倉健を偲んだ「高倉健トリビュート上映会」が行われた。高倉さんは、日本映画界を代表する名優であることはもちろん、中国においても「良き友人」とも称され、自らが日中友好の懸け橋となり、日本の俳優として多くの中国人に影響を与えている。今回の上映会は、上海映画祭側より高倉さんへの追悼の意と、尊敬すべき俳優への賛辞として立ち上げられ、日本映画製作者連盟がそれを受けて開催される運びとなった。上映会では、オープニング作品として高倉さんの代表作のひとつである『鉄道員(ぽっぽや)』を上映。上映に先立ち行われたオープニングセレモニーでは、同作の監督であり、高倉健と共に多くの名作を生み出した降旗康男が登壇。降旗監督は、「『ケンさん、いま上海で日本では見られなくなった、大きな映画館の座席があなたの映画を待つ人たちで埋まっています』と記憶の中の健さんに報告しました」と語り、高倉健の死を偲ぶとともに、この特別企画の主催への感謝の挨拶が行われた。およそ1,000人の観客からは、挨拶中に何度も拍手がわき起こり、映画界における高倉さんが繋いだ日中の絆を強く感じさせた。さらに会場では、高倉さん主演の中国映画『単騎、千里を走る。』の監督を務めたチャン・イーモウより特別メッセージを放映。映画を通して交流を深めた高倉さんとの思い出や、「そのお人柄、感性、心のありかた、仕事への態度は、私にとってずっとお手本でした。高倉さんは、私が一生手本とする方で尊敬の対象です」といったイーモウ監督の思いが語られた。同作で中国を訪れた際の高倉さんの様子や、中国での撮影の思い出を高倉さん自身が語った特別映像も放映された。『鉄道員(ぽっぽや)』の上映終了後、中国ではエンドロールがはじまると会場が立ち去る人が多い中、ほとんどの観客がエンドロールが終わるまで席を立たず、幕が閉じると同時に拍手喝采が沸き起こった。映画を観た観客はからは、「やっぱり高倉健さんはタフでかっこいい大人の男だった」(40代・男性)「上映中は感動しっぱなしで、ずっと泣いていました」(20代・女性)、「なにも話さなくても、口元で演技をする高倉さんの姿には素晴らしいものがあります」(20代・女性)など、幅広い世代から絶賛されていた。今回の特別企画では、文化大革命後に初めて公開された日本映画であり、中国で10億人が見たと言われ、中国の観客にとって高倉さん知るきっかけとなった『君よ憤怒の河を渉れ』や、多くの中国の映画ファンを魅了しながらもこれまで上映される機会のなかった『網走番外地 望郷篇』を含む、全5タイトルが映画祭最終日の21日まで上映される。(text:cinemacafe.net)
2015年06月15日ベネディクト・カンバーバッチと妻のソフィー・ハンターの間に第1子となる男児が誕生したことが分かった。夫妻の代理人が明らかにしたもので、「ベネディクト・カンバーバッチとソフィー・ハンターは、美しい息子の誕生をお知らせすることをうれしく思います」というコメントが添えられている。代理人は、今後数週間は家族のプライバシーを尊重してほしいと付け加えた。息子の誕生日や名前など詳細は現時点では明らかになっていない。ベネディクトとソフィーは2009年に『Burlesque Fairytales』(原題)の共演をきっかけに知り合った。昨年11月に婚約、今年1月にソフィーの妊娠を公表し、2月14日のバレンタインデーに挙式した。(text:Yuki Tominaga)
2015年06月15日市原隼人が6月15日(月)、東京・千代田区の神田明神で行われた主演作『極道大戦争』のヒット祈願イベントに、共演する成海璃子、高島礼子、三池崇史監督とともに出席。「こんなクレイジーな台本は初めて。公開が近づき、うずいています」と武者震いしていた。本作は“ヤクザヴァンパイア”に噛まれたら、誰もがヤクザになってしまうという衝撃の極道エンターテイメント。三池監督が原点回帰と位置づけた、渾身の完全オリジナルストーリーであり、第68回カンヌ国際映画祭「監督週間」で旋風を巻き起こしたばかりだ。現地入りした三池監督は、「誰も見たことがない映画として受け入れられた。カンヌの観客は基本的に厳しい目を持っているが、みんな驚きながら楽しんでくれた」と報告していた。また、市原さんについて、「アクションでけがをしても、意に介さず撮影をやり遂げる集中力がすごい」と絶賛する三池監督は、「もし生まれ変われるなら、市原隼人になりたい!アツすぎて家族は迷惑かな(笑)」と敬意を表した。一方、女優陣も「現場では、ウソと思うようなことがたくさんありました」(成海さん)、「私が演じるのは、ヤクザの“若頭”。でも、何でもアリの三池さんの世界だから、ありがたく演じさせてもらった」(高島さん)と唯一無比の三池ワールドに心酔していた。この日、4人は季節先取りの浴衣姿で、イベントに臨んだ。『極道大戦争』は6月20日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:極道大戦争 2015年6月20日より TOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開(C) 2015「極道大戦争」製作委員会
2015年06月15日直木賞作家・桜木紫乃の小説を原作に、日本が誇る名優・佐藤浩市と、フレッシュな魅力でファンを魅了する本田翼が初共演を果たす『起終点駅 ターミナル』。このたび、公開日が11月7日(土)に決定し、寄り添うふたりの姿を写したポスタービジュアルが解禁となった。佐藤さんが演じるのは、北海道・釧路で誰とも関わることなく25年もの間、自らを罰するかのように生きてきた男、鷲田完治。かつての恋人・冴子(尾野真千子)との間に起きた出来事をきっかけに、人生の「終点駅」として釧路の地に降り立ち、孤独な弁護士として過ごしている。そんな完治の前に、とある事件の被告人として、敦子(本田翼)という女性が現れる。それぞれ止まっていた時が動き出すように、互いに心を許し始める2人だったが…。今回到着したポスタービジュアルには、支え合うように寄り添う、完治と敦子の姿が大きく映し出され、“かれが、たどりついた「終着駅」。あすは、かれらを未来へ運ぶ「始発駅」。ここは、時刻表のない…駅”という、意味深なコピーが添えられている。7月クールの“月9”ドラマ「恋仲」のヒロインにも決定し、これまではどちらかといえば天真爛漫なキャラクターのイメージが強かった本田さんだが、このポスタービジュアルでは一転。厳しい眼をして唇をかみしめる佐藤さんに、どこか物憂げな表情を浮かべながらも、やさしく寄り添う姿が印象的だ。『はつ恋』『深呼吸の必要』など、みずみずしい感性で人間を描き続けることに定評のある篠原哲雄監督が、北海道・釧路を舞台に、人と人が出逢うことの美しさ、過去に囚われていた人々が新たな一歩を踏み出していく姿を描いた本作。主演作『愛を積むひと』や映画『HERO』『アンフェア the end』など数々の話題作に出演し、日本を代表する名優の佐藤さんと、女優としてその才能を大きく開花させつつある本田さんが見せる人間ドラマを、楽しみにしていて。『起終点駅 ターミナル』は11月7日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月15日竹内結子、真木よう子、水川あさみ。魅力的な表情と抜群の演技力で着実にキャリアを重ね、数多くの映画やテレビドラマで活躍をする人気女優である彼女たちが、自分自身のターニングポイントで違う道を選んでいたら、果たしてどんな人生を送っていたのだろうか…?女優本人がパラレルワールドの世界で生きる本人を演じる、まったく新しいタイプのドラマ「かもしれない女優たち」が6月23日(火)に放送される。とあるスタジオ玄関に颯爽と入ってくる女優・真木よう子、水川あさみ、竹内結子。これまでの経歴や代表作品などを振り返りながらも、視聴者はもうひとつの世界へと導かれる――。「もし売れていなかったら」という設定のパラレルワールドで、巻き起こるさまざまな出来事。本作の中で真木さんはバーでアルバイトをしながら、エキストラ同然の端役を演じる日々、水川さんは同い年で共に女優を目指していた友人・奈緒が順風満帆に重要な役をつかんでいることに不安と嫉妬を感じる日々を送っているという設定。さらに竹内さんは出版社で雑誌編集の仕事につき忙しい日々を送る一方、会社帰りに彼氏とデートするなど充実した生活ぶり。そしてある日上司から、知り合いが描いたという漫画の書籍化の仕事を指示される――。ドラマの脚本を務めるのは、昨年手がけた連続ドラマ「素敵な選TAXI」(関西テレビ)で「第3回市川森一脚本賞」を受賞した芸人・バカリズム。ピン芸人としての完成度の高いネタだけでなく、脚本力も絶賛されたバカリズムが次に仕掛けるのは、バカリズムが各女優に「もし違う人生を歩んでいたら何をしていたと思うか?」と過去の人生経験やエピソードなどをインタビューし、そこに彼の創作を融合させるという画期的なドラマとなっている。そんな意表をつく設定のドラマの監督は、Perfumeやサカナクションなど、人気アーティストのミュージックビデオで手腕をふるっている新進気鋭の映像ディレクター・関和亮。「第14回文化メディア芸術祭エンターテインメント部門優秀賞」を受賞し、国内外から評価を集めている、いま最も勢いのあるクリエーターが初めてテレビドラマの演出に挑む。今回の発表にあたり、「台本を読んで、バカリズムさんは普段こんなことを考えているのかと、油断ならない方だなと思いました(笑)。私自身の素のような、素じゃないような、どこからがお芝居なのかボーダーが見えなくて不思議な感覚です」(竹内さん)、「バカリズムさんらしい独特なセリフの言い回しが詰まった台本なので、それをいかに私が面白く演じていけるのかなという難しさを感じました。漫画家になりたかったという、私の小さいころの夢がこのドラマに生かされています。これからいろいろなシーンを撮影していくと面白くなりそうな予感がしています」(真木さん)、「私が私を演じるという、フィクションなんですけどちょっとドキュメンタリーのような要素もあり、自分という人物を行ったり来たりしているような、経験したことのない感覚です。この作品は今までにない新しいことに挑んでいるドラマです」(水川さん)と、3人とも“自分自身を演じる”というこれまでにない経験に戸惑いつつも、撮影を楽しんでいる様子。脚本のバカリズムさんは「3人の素敵な女優さんたちの“かもしれない”世界を勝手に妄想して書かせていただきました。“かもしれないなあ”と思いながら気軽に楽しんでいただければ幸いです」とコメントを寄せた。どこか本人らしいなと思わせるセリフだけでなく、意外なギャップを見せる部分なども、本人役のキャラクターに投影されている本作。バカリズムさんが作り出す独自の世界観の中で、随所に散りばめられた小さな“仕掛け”にもぜひ注目を。「かもしれない女優たち」は6月23日(火)22時よりフジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年06月15日世界的エンターテインメント集団「シルク・ドゥ・ソレイユ」は、6月7日(日)の「ダイハツ オーヴォ」最終公演にて、2016年2月からの日本公演最新作「ダイハツ トーテム」の開催を発表した。2014年2月より巡演した「ダイハツ オーヴォ」日本公演は、5都市(東京・大阪・名古屋・福岡・仙台)で558公演、132万人の動員を記録。6月7日に仙台の最終公演にて大盛況のうち に閉幕した。そこで発表された来年2月からの最新作「トーテム」とは一体どんな作品なのだろうか。「トーテム」とは、数億年の物語と、無限の可能性をめぐるスペクタクル・ロマン。過去と未来で繰り広げられる、人類の進化をテーマに語られる壮大な物語。次々と繰り出される究極の感動と驚きの連続。感動のラスト、人類は飛びたいと言う欲求を叶えられるのか!?いまだかつてないミステリアスな作品に仕上がった「トーテム」。その見どころは、「シルク・ドゥ・ソレイユ」日本公演で初めて披露されるスピード感あふれるアクロバティックな演目がノンストップで展開されるところ。また、アーティストや技の美しさを一層ひきたてる、エレガントな衣装も要チェックだ。「トーテム」の幕開けを飾るのは、鉄棒とトランポリンの技を組み合わせた、スピーディでダイナミックな演目「バー(カラペース)」。そして、高さ 2メートルにもなる一輪車に乗る5名のアーティストが驚くばかりの機敏さとバランスで金属製のボウルをジャグリングする究極の足技を披露するのが、「ユニサイクル・アンド・ボウル」や、ローラースケートを履いた2名の男女が直径1.8mの円形のプラットホーム上で超高速回転&旋回する「ローラー・スケート」などなど、どれも拍手が鳴りやまないほどの感動と驚嘆の連続だ。今回の演出を手掛けたのは、ラスベガスで大人気の、「シルク・ドゥ・ソレイユ」の大ヒット作「KA」を手がけた演出家、ロベール・ルパージュ。映像と演目を融合させる最新テクノロジーを駆使した演出で、シーンごとにまったく異なる世界観を表現している。進化した「シルク・ドゥ・ソレイユ」を観るのがいまから楽しみだ。(text:Miwa Ogata)
2015年06月15日昨年12月20日に公開され、劇場前売券販売枚数は東宝史上最高の114万枚を記録、公開初日・2日目の興行成績は16億円を突破という超大ヒットとなった『映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!』。この度、第2弾となるタイトルが発表。『映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!』とし12月19日(土)に公開されることが明らかになった。レベルファイブが手がけるゲームを原作に、アニメ・漫画・玩具など大人をも巻き込み一大ブームを巻き起こしている「妖怪ウォッチ」。前作では、志村けん、片岡愛之助、島崎遥香(AKB48)がゲスト声優として出演した。7月から劇場版前売券を販売開始するも、瞬く間に50万枚の特典「妖怪メダルフユニャン」は配布終了、現在もなお、週平均1万枚以上のペースで売れ続けていた『映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!』。それを受け、今年は昨年の2倍の数となる100万セット(お一人様3セットまで)の前売特典を用意。今回は、「USAピョンBメダル ベイダーモード」&「データカードダス妖怪ウォッチともだちウキウキペディアジバニャンカード」のセットだという。今年も東宝映画作品史上最高の数を準備し、記録突破を狙う。『映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!』は12月19日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月15日大泉洋を始め、戸次重幸、安田顕、森崎博之、音尾琢真ら5人の実力派俳優からなる北海道発の演劇ユニット「TEAM NACS」。この度、既にチケットが完売している約3年ぶりの本公演「悪童」のライブビューイングが決定。舞台千秋楽公演の模様をカーテンコールを含めて完全生中継されることが分かった。2012年に行った前回公演「WARRIOR~唄い続ける侍ロマン」では、7万枚のチケットが即日完売となり、“日本一チケットが取れない演劇ユニット”として評判を集めた「TEAM NACS」。今作でも、全国8か所53ステージ、全国60,000枚のチケットが即日完売し、それぞれがドラマや映画で活躍しているその人気の高さを伺わせた。本作では、これまでメンバーの誰かが脚本・演出を担当していたのに対し、初めて外部から脚本、演出を呼びメンバーたちは役者に専念。脚本は、映画『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズや、ドラマ「リーガル・ハイ」などを手掛けた古沢良太、演出は元「ジョビジョバ」のリーダーで俳優・脚本家・演出家としても活躍するマギーが務める。『駆込み女と駆出し男』の大泉さんに、『新宿スワン』、『龍三と七人の子分たち』と立て続けて話題作へ出演する安田さん、主演作『ホコリと幻想』の公開を控える戸次さん、「不便な便利屋」に出演した森崎さん、音尾さんらが、話題のクリエイターとコラボする期待の今作。チケットが取れなかった人も、「もう一度観たい」と思っている人も映画館の大スクリーンで千秋楽公演を楽しんでみて。TEAM NACS 第15回公演「悪童」 千秋楽ライブ・ビューイングは、全国各地の映画館にて9月6日(日)14時開演。(text:cinemacafe.net)
2015年06月15日アーノルド・シュワルツェネッガーが12年ぶりにシリーズに“戻ってくる”ことでも話題の『ターミネーター:新起動/ジェニシス』。当初、7月11日(土)を予定していていた本作の劇場公開が、世界的盛り上がりに後押しされる形で、7月10日(金)に1日前倒しされることが決まった。未来の運命を握る一人の女性サラ・コナー(エミリア・クラーク)とT-800ターミネーター(アーノルド・シュワルツェネッガー)は、人類滅亡の「審判の日」を阻止するべく、人工知能“ジェニシス”の反乱を食い止めようとする。だが、人類の未来に立ちはだかる、人間でも機械でもない史上最強の新型ターミネーターの正体とは?彼らは“未来を取り戻す”ことができるのか――?本作は、シリーズ全世界累計興行収入は約1,680億円以上、日本でも累計興行収入220億円を超える驚異的な記録を打ち立てた、SFアクションの金字塔といえるシリーズの最新作。1作目の日本公開から30周年を迎えるこの夏、スクリーンにシュワ演じるT-800型ターミネーターが帰ってくる。7月6日(月)には、シュワとともにサラ・コナー役のエミリア・クラークの来日も決定したばかり。本シリーズの生みの親ジェームズ・キャメロン監督が、「最新作は私にとって『ターミネーター』の3作目だ!」「期待を遥かに超える、予想外のどんでん返し!必見の作品だ!」と早くも絶賛コメントを寄せており、ますます世界的な盛り上がりを見せている。『ターミネーター:新起動/ジェニシス』は7月10日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ターミネーター:新起動/ジェニシス 2015年7月11日より全国にて公開(C) 2015 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2015年06月15日女優、キャスターとして活躍する桐谷美玲が、体を張って恋に暴走するヒロインを演じる『ヒロイン失格』。このほど、桐谷さん演じるはとりと、幼なじみ・利太役の山崎賢人、モテ男・弘光役の坂口健太郎の3人が、浴衣姿の夏祭りで修羅場寸前か!?というドキドキの最新場面写真が到着した。このところ軒並み大ヒットが続いている少女コミック原作による恋愛映画の中でも、桐谷さん演じる主人公・松崎はとりが坊主頭や変顔に挑戦し、しかも、大好きな幼なじみ(山崎さん)と、自分のことを好きな学校一のイケメン・弘光(坂口さん)との三角関係にグラグラ心揺れ動いてしまうという、いままでの王道ヒロインとはまた違う女の子の乙女心を描いている本作。NHK連続テレビ小説「まれ」、ドラマ版「デスノート」など、話題作への出演で注目を集める山崎さんと、『海街diary』『at Homeアットホーム』など、「MEN’S NON-NO」専属モデルで俳優としても活躍の場を広げる坂口さんという、いま、最も旬なイケメン2人との三角関係には、はとりでなくても胸キュンが止まらない女子も多いはず。今回公開された場面写真は、ただでさえイケメンな2人の魅力がさらに引き立つ、浴衣姿!はとりがなんとか利太との浴衣デートの約束を取り付け、出かけた先の夏祭りで、偶然にも弘光と出くわしてしまう…という場面だ。あわや修羅場かというこのシーンで、利太と弘光が対照的なのは、凛々しい濃紺と眩しい白という浴衣の色だけではなく、その表情。おもしろくなさそうにも見えるクールな利太と、余裕の笑みで利太のことを伺う弘光、そんな男2人をおそるおそる見守るキュートな浴衣姿のはとりという、なんとも気になる1シーンとなっている。先日、等身大の恋愛観を綴った歌詞とその歌声で絶大な支持を誇る西野カナが書き下ろした「トリセツ」が、主題歌に決定した本作。果たして、暴走ヒロイン・はとりを取り囲む真夏の浴衣デートの行方は?この三角関係に、これからも目が離せない。『ヒロイン失格』は9月19日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月15日映画『あん』のヒットを記念し6月14日(日)、都内劇場で河瀬直美監督とゲストの斎藤工のトークベントが開催された。河瀬監督と親交の深いドリアン助川の小説を映画化した本作。千太郎が雇われ店長を務めるどら焼き屋にバイト募集を見てやってきた老女・徳江はあん作りの名人で、彼女の腕で店は繁盛をするが、実は彼女がかつて、ハンセン病を患っていたことがうわさとなり…。斎藤さんと河瀬さんはこの日が「はじめまして」。河瀬監督たっての希望で芸能界きっての映画通であり、監督としての顔も持つ斎藤さんとのトークセッションが実現した。控室では斎藤さんが「僕の一発芸になってる(笑)」という壁ドンを河瀬監督相手にやったそうで、しかも斎藤さんによると「僕が照れてしまい、ピクリとも心を動かせず、逆に壁ドンをしていただいた(苦笑)!」とか。登場時も、河瀬監督はまるで結婚式のように仲良く腕を組んで、斎藤さんにエスコートされて壇上に上がり、集まった女性ファンを前に「ごめんなさい」と謝罪し「ごちそうさまでした」と満足そうに語り、笑いを誘っていた。斎藤さんは『萌の朱雀』以来、河瀬監督の作品を見続けているそう。「いま、僕はTVの仕事が多くて、どうしても説明的な作業になってしまうんですが、河瀬さんの作品は説明じゃなく、演技でもなく、そこに存在しており、ドキュメンタリーがライバルのようにさえ見える」と語り、どうやってあの現場を作っているのかと興味津々で質問!河瀬監督は「他人の現場はわからないけど『よーいスタート』から『カット』までの間にここからここに来て、これを言って…というのでは決まり事が多い。私は360度、誰が何をしてもいいようにまず“場”をセッティングして、どこをカメラが抜いてもスタッフも映らないし、照明もケーブルも見えないようにする」と場づくりを説明。「テストもしない。役者さんがどこに立っても、だいたいスタッフがそれを受け止めて作っていく」と明かした。前作『2つ目の窓』では村上淳と村上虹郎の親子が劇中でも親子役で共演。今回、樹木希林とその孫で、本木雅弘の娘でもある内田伽羅が共演しているが、本作での2人の起用について「ドリアンさんが、徳江さんは樹木さんしかいないと。樹木さんを思い浮かべて(小説を)書いていたそうです。(内田さんが演じた)ワカナはちょっと普通の中学生ではない役ですが、伽羅ちゃんは最初のどら焼きのかじりつき方が普通の14歳じゃなかった」と述懐。その上で、ワカナはシングルマザーの娘役であるということで、内田さんを撮影の期間中、団地に一人で生活させていたと明かす。「(母親役の)水野美紀さんには、最初の2日だけ一緒に寝泊まりしてもらい、最初に母親の存在を体験させておいて、それから母親が帰ってこない状態にした。それが演出といえば演出」と語り、斎藤さんを驚かせていた。また、河瀬監督は演技指導についても「リアリティを追求して『自由にやってください』じゃ舵取りがなくなってしまう。行先は船長(=監督)が決めないといけない。どの道を通ってもいいし、道に迷ってもいいけど、迷うからには出口が必要」と持論を展開。その上で、決して直接的な指示の言葉を掛けることはないとし、今回の樹木さんへの演出を例に「樹木さんに『この店に来るのがこれが最後の日だったらどうですか?』と言って、もう1回やってもらうと、エプロンのたたみ方が変わるんです。日本の俳優さんはそれができる人たちなんですけど、それをやらせてもらえない。そういう時間のかけ方をさせてもらえないんだと思う」と語る。斎藤さんも「僕もそういう経験はさせてもらったことはないです」と羨望の表情を浮かべて深くうなずいていた。司会者から今後、斎藤さんを起用するを問われると、斎藤さんの方が「僕を前にそれを聞きますか?」と困惑。河瀬監督は会場の女性ファンに「工くんの魅力って何?甘いマスクもあるけど、言ってることやしていることもいいの?」と質問し、斎藤さんに演じさせるべき役柄を「考えます」と語りファンを喜ばせる。改めてその印象を問われ「目が合って『かわいい』と思いました。壁ドンしててもかわいいなぁ、飼っておきたいなと思った」と語り、会場は笑いに包まれた。『あん』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2015年06月15日人気グループ「ワン・ダイレクション」のハリー・スタイルズが「ヴィクトリアズ・シークレット」の人気モデルとニューヨークで一夜を過ごしていたことが分かった。ハリーと、高級ランジェリー・ブランド「ヴィクトリアズ・シークレット」のモデル、サラ・サンパイオは先日夜、ニューヨークのマンハッタンにあるラドロウ・ホテルでキスをしているのを目撃され、翌朝にはわずかの時間差でホテルを後にした。イギリスの「The Sun」紙によると、ハリーは数人の友人たちとホテルでパーティをしていたが、その中にサラがいて、ハリーとハグやキスをしていたという。翌朝11時(現地時間)、サラは前夜と全く同じ格好でホテルから出たが、15分後にハリーもホテルを出発。徹夜でパーティしたような、疲れ気味の表情だったらしい。サラはポルトガル出身の23歳。4月に発表された「ヴィクトリアズ・シークレット」の“エンジェル”10人の1人に選ばれたばかり。ヴィクシー・モデルの中でもトップに立つ数人のみに与えられる称号を得た人気モデルだが、実はハリーとヴィクシー・モデルの恋のうわさはこれが初めてではない。昨年12月にオーストラリア出身のナディーン・レオポルドとの交際がささやかれたが、今年3月には破局が報じられている。(text:Yuki Tominaga)
2015年06月15日人気ボーイズラブコミックの映画化となる『セブンデイズ』後編の『セブンデイズ FRIDAY→SUNDAY』の先行上映会が6月14日(日)に開催され、主演の廣瀬智紀と山田ジェームス武が舞台が舞台挨拶に登壇した。橘紅緒の人気コミックの映画化で、1週間限定のカップルとなった男子高生2人の姿を描く本作。月曜日から木曜日を描いた『セブンデイズ MONDAY→THURSDAY』に続く本作では、互いへの本当の気持ちに気づき始めた2人の結末を描く。2人が仲良く壇上に登場すると、会場の女性ファンからは歓声が上がる。芹生冬至を演じた廣瀬さんは特に今回の後編について「弓弦(山田さん)さんの人間性に惹かれていくほど『弓弦さんは何を考えているんだろう?』と気になっていく。芹生も他人を全面的に受け入れてしまうところがあり、どうしても好きになっていってしまう」と芹生のかき乱され、揺れる心情を語る。一方の山田さんは「弓弦は感情的で、直線的に気持ちを出しちゃうところがあるけど、それがさらに加速します!お互いの気持ちが見えてきて、わだかまりやすれ違いも出てきて、キャラがより一層見えてくると思います」と変化と見どころを明かした。この日は、一足早く後編を見たばかりの観客を前に、さらにその先、本作の“その後”の2人の関係を、廣瀬さんと山田さんは、壇上で実演!弓弦先輩の卒業式という設定で「弓弦先輩、卒業おめでとう!」と芹生が祝福し、さらに2人で記念の写真を自撮りする姿に、客席からは悲鳴のような歓声が上がっていた。また、特別企画として事前に集められた観客の携帯電話の番号に2人が壇上から直接、電話をかけて、劇中の名ゼリフを電話越しにささやくというファンにはたまらないプレゼントも!こちらは廣瀬さん、山田さんの方が「やっててドキドキします(笑)!」と照れ笑いを浮かべていた。改めて、前後編の撮影および、プロモーションを通じての互いの印象を尋ねると、廣瀬さんは山田さんを「イケメン」とひと言で断定!「顔を合わせるたびにかっこよくなってます」と語るなど、本作を通じて、劇中の芹生と弓弦さながらに、“愛”に目覚めたよう…?一方、山田さんは、廣瀬さんを「宇宙人」と称し「いまだに思考回路が分からない。不思議です」と首を傾げ、会場は笑いに包まれていた。『セブンデイズ FRIDAY→SUNDAY』は7月4日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月15日