cinemacafe.netがお届けする新着記事一覧 (1861/2213)
女優・仲里依紗が初の本格リーガルサスペンスドラマに挑戦し、主演を務めるWOWOWの「連続ドラマW テミスの求刑」。このほど、静岡県裾野市で行われた大規模なアクションシーンのロケ現場に潜入。パンツスーツをキリリと着こなしながら検察事務官役を演じている仲さんが、検事役を務める岸谷五朗とともに、本作について語ってくれた。検察庁の事務官・平川星利菜(仲里依紗)は、3年前、警官だった父(螢雪次朗)を殺害された。逮捕されたのは父が車上荒らしの疑いで事情聴取を行なった澤登健太郎で、刑も確定していた。星利菜は、健太郎を自白に追い込んだ検事・田島亮二(岸谷五朗)を尊敬しており、ともに仕事をするようになった今、日々やりがいを感じていた。だが、ある日、健太郎が冤罪を主張、刑務所で自殺したことを知る。数日後、健太郎の弁護を行なった黒宮弁護士(佐藤二朗)と顔を合わせた田島は、真犯人の存在をほのめかされる。それからほどなくして、黒宮が遺体で発見。現場の防犯カメラには、返り血を浴びた田島の姿が写っていた…。本作で、父親殺しの冤罪の真相を追いながら、弁護士殺害事件の真相に迫っていく検察事務官役に抜擢された仲さん。すっかりスーツ姿も板に付き、「気持ちがシュッと引き締まる」とはつらつとした表情。この日は、岸谷さんとエキストラ300人を動員した激しいアクションシーンに挑んだそうだが、疲れを全く感じさせない軽妙なトークで、作品への思いや撮影裏話を語った。原作は司法制度をテーマにした推理小説を数多く発表する作家・大門剛明の同名小説。“テミス”とは、ギリシア神話に登場する“正義の女神”のことだ。仲さんは、脚本を初めて読んだときの印象を、「人が一番怖いなって思いました。お化けはまったく怖くない、怖いのは人間」と独特の言葉で表現する。真実を追求する検察事務官を演じているだけに、「信じるか、信じないか、最終的にそこが人間関係の大切な部分」と強調する姿に、役柄を超えたリアルな感情が見え隠れする。自身が演じた検察事務官・平川星利菜ついては、「精神が物凄く強い女性。これだけのことが起これば、人間は病むと思うのですが、谷底へ突き落とされても、そこから立ち上がり、そして這い上がっていく強さがある。いまどき珍しい女性だなって尊敬します。“鉄の女”って感じですよね」と絶賛。自身との共通点は、妹を思う“長女”という部分だけで、そのほかはすべて真逆と照れ笑いを見せた。一方、岸谷さんが演じるのは、黒宮弁護士殺害事件の容疑者とされながらも、仲さん演じる星利菜とともに冤罪の真相を追求する検事・田島亮二。被疑者を自白に追い込む“割り屋”と呼ばれる、検察庁きってのエースだった男だ。原作を読んで思わず引き込まれたという岸谷さんは、「いろんな要素をひっくり返していく面白さ、あっという間に読めましたね」と語り、「演じていても引き込まれていく魅力がこの物語にはありますね」と明かす。物語のキーマンといっても過言ではない田島役については、「まだ、撮影の途中なので、掴みきれてはいないのですが、役に向き合ったときに『検察とは?』というのが、いつも心の中にありますね。ここで仕事に就いている人たちにとって“冤罪”には僕らが思っている以上に敏感で、絶対に犯してはならないとんでもないこと。そういう“正義”の中できちんと生きていかなければならない、という重さは感じます」と引き締まった表情で語ってくれた。事務所の先輩、後輩ながら意外にも今回が初共演という2人は、そんな緊迫したドラマの裏側では、何を思っていたのだろうか。まず、岸谷さんは、「これ(星利菜役)を里依紗がやると聞いて、面白いなと思いましたね。いつもスーツのボタンを留めているようなきちんとした感じの里依紗を観てみたいなと」と目を細めて語る。一方の仲さんは、「(岸谷は)大先輩なので、毎日、身が引き締まる思いです」と吐露。やはり岸谷さんは現場で頼りになる存在のようで、「今日、初めて一緒にアクションシーンを撮ったんですが、五朗さんに身を任せていれば、クルクルクルーでポンポンポーンってリードしてくれるんです(笑)。普通は私自身ががんばらなきゃいけないんですが、五朗さん、さすが!って思いました」と、大先輩を称えながら(?)コメントしてくれた。「アクションシーンでは、『ゼブラーマン』でお世話になった方に付いてもらっているのですが、今日は何も注意がありませんでした」と胸を張る仲さんに、「厳しい法律の世界で生き抜いていく女性の成長物語でもあるので、星利菜の心の動きなどにもぜひ注目したい」と期待を寄せる岸谷さん。さらに、仲さんが“正義の女神”となるのか、期待が高まる本格リーガルサスペンスに、「役で背負っているものが重いので、現場はしんどい」と語る岸谷さんは、「インタビューされているこの時間が一番楽しいかも」とジョークを飛ばしていた。日曜オリジナルドラマ 「連続ドラマW テミスの求刑」は5月10日(日)22:00よりWOWOWにて放送開始(※全4話/第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2015年05月01日4月29日(水・祝)、表参道・神宮交差点に台湾発、世界のベストスイーツTOP10に選ばれた、世界一のかき氷と称される「ICE MONSTER(アイスモンスター)」がオープンした。台湾や台北にある本店では、多い日で1日2,500人以上が行列するなど、台湾で人気ナンバー1かき氷としても知られている。一体、どんな台湾スイーツなのだろうか。見た目のインパクトもさることながら、その味わいも日本のかき氷とは食感も味わいも大きく異なっている「アイスモンスター」のかき氷。特徴は、マンゴーなどのフルーツやコーヒー、紅茶などそのままの味を再現した氷「フレーバーアイスブロックが特徴だ。日本のかき氷は、氷をかいた後にシロップをかけて味付けするのが一般的だが、「アイスモンスター」は既に味付けされた氷を削りだすことで、きめ細かく折り重なった絹のような舌触りを持つ氷に仕上がっている。濃厚な味わいとフレーバーで、口に含むふわりととろける食感が新しい。創設者でありオーナーのフランク・ロー氏は、日本でも話題の「マンゴーかき氷」を生み出した第一人者として有名。お店のロゴにもロー氏をモチーフにしたなんとも親しみやすいイラストが描かれている。2014年には台湾・台北に2号店をオープンし、中国・北京にも進出している。そのロー氏が最もこだわっているのが、パティシエが作るスイーツのような感覚で、リアルな「味、香り、色、そして食感」を生み出すことだったという。これが、「アイスモンスター」のフレーバーブロックの開発につながっているのだそうだ。今回、日本初上陸にあたり、定番の「マンゴーかき氷」を始め、台湾でも人気の暖かいタピオカをのせた「タピオカミルクティーかき氷」、アイスクリームやゼリーをトッピングした「コーヒーかき氷」などがラインナップ。いずれもこれまで味わったことのないような新感覚の一品となっている。店内はウッディでカジュアルな雰囲気の内装になっており、気軽なカフェスタイルでかき氷を楽しめる。味わいも新感覚だが、ボリューム感も驚きなので、ぜひ今夏に一度は足を運んでみてはいかがだろうか。(text:Miwa Ogata)
2015年05月01日第67回カンヌ国際映画祭に正式出品され、大きな注目を集めたマッツ・ミケルセン主演のウェスタン・ノワール『悪党に粛清を』。このほど、主演を務めた“北欧の至宝”マッツが、映画デビューから18年、主演最新作となる本作を引っさげ5月に初来日を果たすことが決定。舞台挨拶にも登壇するなど、プロモーション活動を行うことが分かった。1870年代、アメリカ。デンマークから新天地アメリカへ渡った元兵士のジョン(マッツ・ミケルセン)は、開拓地で妻子を殺されてしまう。犯人を追いつめ射殺したジョンだったが、それが悪名高いデラルー大佐(ジェフリー・ディーン・モーガン)の弟だったことから、彼の怒りを買うことに。さらに、大佐の情婦で声を失ったマデリン(エヴァ・グリーン)も巻き込み、それぞれの壮絶な復讐劇が幕を開ける…。本作で妻子を殺され、復讐に燃える孤高の主人公を演じ、現在は人気TVシリーズ「ハンニバル」で新たなレクター博士を演じて世界的に大ブレイクを果たしているマッツ・ミケルセン。ニコラス・ウェディング・レフン監督作『プッシャー』(’97)で映画デビュー。『007/カジノ・ロワイヤル』(’06)の悪役ル・シッフル役で国際的に注目を集め、『偽りなき者』(’12)ではカンヌ国際映画祭「主演男優賞」を受賞。2010年には、母国・デンマークの映画界への貢献から女王陛下マルグレーテ2世よりナイトの称号を授与された、まさに“北欧の至宝”。現在出演中の「ハンニバル」では海外ドラマファンからも熱い視線を注がれている彼が、満を持しての初来日を果たす。演技派として本領発揮ともいえる本作の壮絶な復讐劇について、彼は「古典的なジレンマに興味を覚えたんだ。越えてはならない線をもし越えたら人間はどうなるか。聖書の教えの1つはこうだ、『左の頬をも向けなさい』、復讐してはならないとね。でも旧約聖書は報復も認めているし、人間の心にはどうしても復讐の念が沸いてしまう。そこで問われるのは個人が裁くか法に裁いてもらうかだ。『悪党に粛清を』ではこの問いを扱っているんだ」と、見どころとなる深遠なテーマを語る。マッツは、来日後5月11日(月)からプロモーション活動を行い、12日には本作の日本最速上映会の舞台挨拶に登壇する予定だ。『悪党に粛清を』は6月27日(土)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月01日時代に翻弄された19世紀の女性画家ベルト・モリゾの生涯を描いた映画『画家モリゾ、マネの描いた美女~名画に隠された秘密』が、6月13日(土)YEBISU GARDEN CINEMAにて公開となる。このほど、本作のポスタービジュアルと予告編がひと足先にシネマカフェに到着した。パリ16区のサロンに出品していたベルト・モリゾは、ルーヴル美術館で姉と摸写をしているとき、既に、美術界では名をなしていたマネと会い、モデルを依頼され、彼のアトリエに通うことになる。女性は家庭に入るものという時代、画家を目指すモリゾは数々の苦悩を乗り越えていく。戦争も始まり、時代に翻弄されながら、夢を追い続けた女性の人生の物語――。19世紀半ばにフランスで起こった芸術運動である「印象派」。その影響は欧米を始め日本にまで及ぼしている。本作は、印象派の誕生に大きくかかわった女性画家ベルト・モリゾが、巨匠エドゥアール・マネとの出会いを経て一人の女性として成長していく過程を描く。「バルコニー」、「すみれの花束をつけたベルト・モリゾ」など、しばしばマネの作品でモデルとなったモリゾだが、いままで描かれることのなかった2人の関係をも物語の中に織り込まれている。今回公開となった予告編では、芸術家であれば今もなお憧れを抱くパリ16区のサロンを舞台に数々のマネの名画が登場。現代では名作として知られているが「オランピア」が“下品な裸婦だ”と貶されるシーンや、モリゾの名作がアトリエに無造作に並んでいたりと、絵画が描かれた当時の様子を垣間見ることができる映像となっている。タイトル後に登場する「バルコニー」でズームしていく映像が、まるで絵画の世界へ引き込まれていくような気分にさせてくれる予告編だ。さらに公開となったポスタービジュアルの半面以上を占めるのは、マネが描いた「すみれの花束をつけたベルト・モリゾ」。オルセー美術館所蔵のこの名画で描かれている美女こそ、ベルト・モリゾそのひとなのである。名作が描かれる瞬間を再現した、ビジュアル下部分の劇中カットにも目を奪われる。本作のメガホンをとったのは、ゴダール、カラックス、フィリップ・ガレル、最近では『ハンナ・アーレント』などの作品の撮影監督であり、『神々と男たち』でセザール賞撮影賞を受賞したカロリーヌ・シャンプティエ。ベルト・モリゾ役を『ココ・シャネル』のマリーヌ・デルテリムが、巨匠エドゥアール・マネ役を『焼け石に水』のマリック・ジディがそれぞれ演じる。また、ベルド・モリゾは女性の社会的地位が確立していない時代における女性画家のはしりとなった人物。結婚と仕事の狭間で悩む彼女の姿は、現代を生きる女性にとって響く部分も多いのでは。印象派の名画の知られざる物語に注目してみて。『画家モリゾ、マネの描いた美女~名画に隠された秘密』は6月13日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMAにて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月01日4月から新生活がスタートした人も多いはず。気分転換にお部屋の模様替えを検討しているなら、室内のムードにさわやかさをプラスするこれからの季節にぴったりのアイテムを見つけたい。今月、スウェーデン発世界最大級のホームファニッシングカンパニー「イケア」で、今年の春夏の500点以上に上る新商品が出揃った。イケアでは約9,500点の商品を取りそろえており、その約2割は毎年入れ替えをしている。今年度のテーマは「今日の始まりと終わりをステキな場所で」。ベッドルームとバスルームを中心に、北欧初のイケアならではのシンプルでありながらオシャレなテキスタイルコレクションやアクセサリーなど、続々と新商品がラインナップ。また人気のキッズ向けアイテムにも新商品が投入された。ベッドルームには、やわらかな丸みを帯びたフォルムと頑丈なデザインで品質を感じさせるホワイトの家具がひと揃いするクラシックスタイルの「TYSSEDAL/ティッセダール シリーズ」と、ダークカラーのベッドフレームやチェストなどがシックでスタイリッシュな印象の「UNDREDAL/ウンドレダール シリーズ」が登場。どちらのシリーズをチョイスするかで、お部屋の印象ががらりと変わるので慎重にチョイスしたい。毎日使うバスルームをリニューアルするなら、モダンスタイルのクロムメッキが特徴で機能性とビジュアルの美しさを兼ね備えた「KALKGRUND/カルクグルンド」がおすすめ。シリーズで統一すればまるでホテルのような居心地の良さが演出できるかも。手頃な価格帯なのもうれしいポイント。キッチンは、ナチュラルなテイストの収納アクセサリー「RIMFORSA/リムフォルサ ウォールアクセサリーコレクション」が新発売。このコレクションは、持続可能な竹材を使って作られていて、キッチンまわりを温もりのある空間に演出してくれる。さらに、イケアのロングセラーであるディナーウェアや調理器具から構成される「IKEA365+ シリーズ」が3年ぶりにリニューアルした。このシリーズは1990年代に最初に発売されたが、20年経った現代の食事スタイルは、時間や場所に縛られなくなってきている。こうした人々のライフスタイルの変化に合わせて細やかな改良が加えられた。重ねて収納できる耐久性を持つワイングラスや、毎日使っても飽きの来ないデザインのプレート、食器を買いそろえやすいリーズナブルな価格帯など、思わずこれ欲しい!と思ってしまうものが多数ラインナップ。ぜひ店頭でチェックしてみてはいかが。(text:Miwa Ogata)
2015年05月01日12月4日(金)より日本公開となる「007」シリーズ最新作『007 スペクター』から最新映像がシネマカフェに到着。ローマ市街地での夜のカーチェイスシーン撮影風景が公開となった。昨年12月8日にクランクインし、イギリス ロンドン、オーストリア ソルデン、そして今回はイタリアはローマから届いた今回の最新撮影映像。「007」シリーズで欠かすことのできないカーアクションシーン撮影の裏側、その片鱗が垣間見れる映像となっている。映像冒頭で登場するのは、今回の“ボンドカー”であるアストンマーティンDB10。今回の撮影のためにカスタムメイドされた世界で8台しかない特別仕様スぺシャリティーカーであるボンドカーは、シャーシにはロールゲージが組み込まれており、激しいカーアクションにも耐えられるまさにボンドスぺシャルといえる逸品。一方、そのDB10と真っ向からライバルとして対決するのは、英国車の“Jaguar(ジャガー)”C-X75。「世界最速の2台が疾走する様子は見たことがないでしょう」と自信をもって語るのは、前作『007 スカイ・フォール』より監督を務めるサム・メンデスだ。このC-X75を操りボンドと対峙するのは、アメリカのプロレス団体WWEでも活躍する超巨漢デイヴ・バウティスタ扮するミスター・ヒンクス。「ヒーローなるミスター・ヒンクスが邪悪なボンドを追跡しています」と悪役の彼がいたずらっぽく語る姿はなんとも魅力的。ローマの市街地を完全に閉鎖して撮影が行われたという本作。英国を代表するクラシックでエレガントなアストンマーティンと、同じく英国を代表する野生的なジャガーという、ボンドムービーにふさわしい華麗なる2台のカーバトルを、前作での美しい映像で観客を魅了したサム・メンデスがどのように映し出すのか、まずはこの映像から覗いてみて。『007 スペクター』は12月4日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月01日『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』が5月1日(金)に公開を迎え、押井守監督を始め、筧利夫、真野恵里菜、福士誠治、太田莉菜、田尻茂一、堀本能礼、しおつかこうへい、藤木義勝、千葉繁、森カンナ、高島礼子の総勢12名がそろって舞台挨拶に登壇した。メディアミックス戦略の先駆けとして漫画、アニメなどで1980年代後半から展開してきた人気シリーズの完全実写プロジェクトで、7編のイベント上映に続く長編映画となる本作。人間型ロボット“レイバー”を操る警視庁特車二課が、自衛隊から強奪された最新鋭ヘリコプターによるテロと対峙する。撮影は2年前から、企画に至っては3年もの歳月を費やして進められてきた実写版『パトレイバー』シリーズも本作の公開を持って一区切りとなる。“隊長”筧さんは、おなじみの選挙演説調の大音声で「この作品は我々だけのものではなくみなさんのもの。みなさまに捧げます!」と語り喝采を浴びる。長く泉野明を演じてきた真野さんは映画の公開に「寂しい思いもあります」と本音を吐露。「歴史が長いこの作品がこのタイミングで実写化されてお話をいただくということに運命や縁を感じていました。最初は不安でいっぱいでしたが、押井さんが選んでくださったからには、自分にしかできない明をやろうと思いました」と語る。この日は久々に特車二課の面々が勢揃いしたが、真野さんは「このメンバーはいつまで経っても“戦友”です。こみ上げてくるものがあります…」と感慨を口にする。筧さんからは「泣け!」という“指令”が飛んだが、真野さんは「今日は泣きません!」と笑顔で作品を送り出した。福士さんは初日を迎え「朝、押井さんに初めて会ったときのことを思い出しました。奇跡のように3年が過ぎました」としみじみ。太田さんは「長かったような短かったような…。今日で一区切りという感覚がなく、いまも実感がわきません。胸がいっぱいです」と語った。押井監督も「長い仕事になりました。『パトレイバー』から離れたことのない3年でした」とこの3年を述懐。今回の長編に関しては「珍しく大サービスしています。日本映画でこんなにいろいろとてんこ盛りにした作品は僕にとっては初めて」と本作への特別な思いと自信を口にする。真野さん、太田さん、森さん、高島さんら“女の戦い”を打ち出している本作だが、押井監督は「一番怖かったのは?」という質問に「うーん…」と考え込みつつ、「では一番好きなのは?」と尋ねられると「あ、高島さんです」とレギュラーの真野さん、太田さんをあっさりと袖にして即答し、会場は笑いに包まれた。『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2015年05月01日日本でも高い人気を誇る韓国の2大スター、チソンとチュ・ジフンに、個性派俳優イ・グァンスが初共演する韓国サスペンス映画『コンフェッション友の告白』。このほど、男同士の厚い友情が疑惑に変わる、新感覚・犯罪ドラマの緊迫感あふれる予告編が到着した。無二の友情で結ばれた3人の男ヒョンテ(チソン)、インチョル(チュ・ジフン)、ミンス(イ・グァンス)。ある日、強盗を装った保険金詐欺計画に巻き込まれ、ヒョンテの家族が亡くなってしまう。独自に事件を調べ始めるヒョンテ。だが、事件の真相に迫るにつれ、3人の間にお互いに対する疑念が生じ、友情が憎悪へと変わっていく…。主演には「秘密」「鉄の王キム・スロ」ほか多くの主演ドラマで実力を発揮するチソンと、映画『私は王である!』『結婚前夜~マリッジブルー~』など多彩な役柄で変身を遂げてきたチュ・ジフン。そして、ドラマや映画、バラエティ番組など幅広い活躍で人気を博すイ・グァンスが競演し、演技対決を見せる本作。到着となった予告編では、固い絆で結ばれた3人の男たちの友情が事件によって引き裂かれていく様子が、緊迫感たっぷりに映し出されていく。母を失った失意を胸に事件の真相を追うヒョンテ、そして親友のインチョルとミンス。たった2分の映像だけでも、観る者の予想を裏切る展開が待ち受けていることが十分伝わってくる内容となっている。さらに、男たちの絆を絶ち、一瞬にして友情が葛藤へと変わる瞬間とは…?3人の男の熱いアンサンブルが作り出す、緊迫感ある心理描写と高密度のストーリーに、ますます期待が高まるところだ。『コンフェッション 友の告白』は今夏、シネマート新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月01日「ももいろクローバーZ」(百田夏菜子、玉井詩織、高城れに、有安杏果、佐々木彩夏)が初主演を務める舞台「幕が上がる」の開幕を前に4月30日(木)、リハーサルの模様が公開され、原作小説、劇場版とはまた違った物語が明らかになった。平田オリザが発表した青春小説を「踊る大捜査線」の本広克行監督が2月公開の映画に続いて「ももクロ」主演で舞台化。弱小の高校演劇部が、かつて“学生演劇の女王”の異名をとった新米教諭を顧問に迎え、全国大会出場を目標に奮闘するさまを描き出す。※以下、物語の内容や演出に踏み込んだ記述が出てきます。ご注意ください。舞台版の物語は演劇部の練習場となっている美術室のシーンで始まるのだが、上演開始の15分ほど前からすでに部員のひとりが“早練”で壇上に姿を見せ、台本を読みこんでおり、さらに高城さん演じるガルルが廊下をアラレちゃんのように「キーン!」などと意味不明の言葉を発しながら高速で走り抜けるなど、一風変わった演出で観客を楽しませる。また、開演前の注意のアナウンスを行なったのは百田さん!携帯電話についての注意や非常口の案内を行なった後に「百田でした!」と語ったが、全公演を通じて百田さんが務めるのか?それとも日替わりでメンバーが行うのかは不明…。この舞台版は原作者の平田さんが自ら脚本を執筆しているが、原作小説、映画と大きく異なるのは、舞台に出てくるのが「ももクロ」が演じる演劇部の主要メンバー5人(3年生4人と2年生1人)と彼女たち以外の7人の女優が演じる2年生、1年生部員――つまり合計12名の演劇部員のみで、親や教師といった大人が一人も登場しないという点。映画では黒木華が演じた吉岡先生が鮮烈に登場し、演劇部を導くさまが描かれるが、この舞台では吉岡先生が学校を去ったのち、百田さん演じる部長・さおりを中心に、生徒たちが苦悩し、もがきながらも自分たちの力で前進していく過程が描かれている。そして、舞台版の大きな見どころと言えるのは劇中劇の「銀河鉄道の夜」。映画では、演劇部の大会での上演演目である「銀河鉄道の夜」の描写はごく一部のシーンでしか見られなかったが、舞台版ではその稽古の模様がかなり詳細にわたって描かれている。劇中劇の描写によって登場人物たちの心情が映し出されるような場面もあり、この舞台の重要な要素となっている。また「銀河鉄道の夜」の作者・宮沢賢治は岩手県の出身だが、それも踏まえてこの舞台版では2011年の東日本大震災に関係する描写や設定も加えられている。この部分に関しては、リハーサル前の記者会見でも、メンバーが「ビックリしました。まさかこんなエピソードが…」と驚きを漏らしていたが、そこで語られるセリフは「きっと日本中のみんなが持っていてくれるんだろうという言葉であったりしたので、だからこそしっかりと届けて、胸にグサッと刺さればと思います」とも!また、ファンにとって嬉しいのは、随所に見られる、メンバーが歌うシーン。部室で、屋上で、そしてカラオケボックスで!決してミュージカル調ではなく、あくまで物語の中で自然に歌声が挿入されているのだが、誰が何を歌うのかは見てのお楽しみ!基本的にストーリーはほぼ原作に沿った形で進むのだが、シチュエーションやそれぞれのセリフなどは、ほとんど舞台オリジナルとなっている。同時多発的にあちこちで会話が始まり、重なり合う平田さん独特のセリフ回しも健在!原作小説を読んでいる人も、すでに劇場で映画を見た人も新鮮な気持ちで高校生たちが時に悩み、ぶつかり合いながらも成長を遂げていくさまを楽しめる作品となっている。舞台「幕が上がる」は5月1日(金)よりZeppブルーシアター六本木にて開幕。(text:cinemacafe.net)
2015年05月01日『ジュラシック・パーク』から始まり、3作合計で全世界興行収入累計2,000億円を超える超メガヒットシリーズ最新作『ジュラシック・ワールド』。夏休みの公開に先駆け、本作の第二弾となる予告映像と新たなビジュアルが解禁された。シリーズ1作目、2作目と続けてメガホンを取った巨匠スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務め、ヒット作『ガーディアン・オブ・ギャラクシー』の“超前向き”な主人公役で一躍知名度を上げたクリス・プラットが、テーマパーク“ジュラシック・ワールド”の恐竜飼育員を演じる本作。ほかに『ターミネーター4』のブライス・ダラス・ハワードらが名を連ね、監督は自身初の長編作がサンダンス映画祭で高評価を得た新人コリン・トレボロウが務めている。2分半にもおよぶ今回の映像では、オーウェン(クリス・プラット)が、恐竜が襲いかかってきてもおかしくない距離感にいながら、心を通じさせようと恐竜たちと目を合わせているシーンから始まり、緊迫ムードが漂う。さらに、ジャイロスフィアという球体の乗り物で回る恐竜見学や、モササウルスの水中ショーなど、ジュラシック・ワールドの新アトラクションに来場者が大興奮している様子も登場する。だが、オーウェンが警告する中、パークの責任者クレア(ブライス・ダラス・ハワード)は目玉となる新アトラクションを作るため、さらなる遺伝子操作によって新種恐竜を生み出すが、その新種がパーク内の人間に襲いかかることに…。世界中のどこよりも迫力があり、興奮が収まらないテーマパークへの期待は、映像だけでなくテーマパークサイトのリニューアルにもいえる。<DINOSAURS>に恐竜情報が追加されたほか、新コンテンツ<PARK CAM>が登場。パーク内あらゆるところに設置されたカメラ映像から、スタッフの様子やパークの混雑状況まで確認できる。また、新たに届いたビジュアルも、オーウェンが飼育するラプトルとの並走、クレアと新種の“インドミナス・レックス”が静かに向かい合うシーンや、モササウルスの水槽の中を映したものまで、様々なパーク内のシーンを切りとったポスターとなっている。この夏、どのような興奮を与えてくれるか、いまから待ち遠しい本作。まずは次第に見えてきたパーク内の様子を、映像やサイトから楽しんでみて。『ジュラシック・ワールド』は8月7日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月01日エマ・ストーンが、破局をうわさされるアンドリュー・ガーフィールドとの仲がまだ続いてるのではないかと匂わせる行動をとった。エマとアンドリューは今年1月以来、一緒にいるところを目撃されていない。アンドリューがマーティン・スコセッシ監督の『Silence』(原題)の役作りにのめり込みすぎたことや、彼が撮影地・台湾に滞在していることから遠距離も一因となって破局したのではないかと言われていた。だが、エマは29日(現地時間)にロサンゼルスで「アンドリュー・ガーフィールド(ANDREW GARFIELD)」と手書きで記された茶色の紙袋を持って歩いているのを目撃された。ほかにも紙袋やタンブラーなど沢山の荷物を手にしたエマは、紙袋にアンドリューの名前が書かれた面を隠すこともなく歩いていた。このことから、2人は完全に破局したのではなく、破局説が流れた当初に関係者が語ったように、冷却期間を置いていることを暗示しているのではないかと言われている。(text:Yuki Tominaga)
2015年05月01日4月3日(金)に「NMB48」を卒業した山田菜々が、CS映画チャンネル「映画・チャンネルNECO」のオリジナル番組「映画ちゃん」で、MCを務めるオリエンタルラジオ・中田敦彦によるキャラクター&アニメ制作プロジェクトにて声優を務めることが明らかになった。チャンネルNECO開局25周年を記念して、「オリラジ」中田さんが自身“初”となるオリジナルキャラクターを制作する“中田敦彦キャラクター&アニメ制作プロジェクト”。招き猫をモチーフにして作ったオリジナルキャラクター「マメ蔵」が出演する中田敦彦初監督アニメ「出番ですよ!オニギリズ」(5月放送)もFLASHアニメとして現在、制作進行中だ。そして、このたび、アニメ「出番ですよ!オニギリズ」内で結成される音楽ユニット「オニギリズ」の声優として、ラッパー「マメ蔵」に藤森慎吾、DJ&コーラス「エノモトさん」に中田さん本人の出演が決まり、中田監督が「一番大事なポイント」と語る、ボーカル「もんちゃん」の声優の座を見事、元「NMB48」の山田さんが勝ち取った。「もんちゃん」の声優役を決める声優オーディションには、アイドルから女性芸人まで多彩な顔ぶれが揃う中、特技披露、滑舌審査、アフレコ審査という厳しい審査が行われたそう。山本さんはその難関を潜り抜けたわけだが、可愛らしいアニメ声とビジュアル、加えて“告知力と媚び力”を中田監督に買われての抜擢だったよう。今回の決定にあたり「1か月前に『NMB48』を卒業して独り立ちしたばかりで、お仕事の幅を広げていきたいと思っていたので、声優に初挑戦できて嬉しいです。番組の看板娘になれるよう頑張ります」と意気込みを語った。山田さんの声が加わることでどんなアニメに仕上がるのか?声優オーディションの模様は、5月3日(日)17時よりCS映画チャンネル「映画・チャンネルNECO」にて放送される。(text:cinemacafe.net)
2015年05月01日ゴキブリが超進化するという斬新な設定で連載当初から話題となったコミックを、鬼才・三池崇史監督が実写映画化する『テラフォーマーズ』。この度本作の主演・小町小吉役に伊藤英明が務めることが明らかになり、喜びのコメントが到着した。舞台は絶望的人口爆発を迎えた約500年後の地球。そんな中、人類の未来をかけた「火星移住計画」が始まろうとしていた。選ばれし勇者たちと火星で史上最強最悪の敵との戦いを描く。原作は、「このマンガがすごい!2013」オトコ編で第1位、「全国書店員が選んだおすすめコミック2013」では第2位を獲得し、現在12巻まで出版されている人気作だ。今回主演に抜擢されたのは、『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』『悪の教典』『喰女-クイメ-』に出演し、いまや三池組の常連ともいえる伊藤英明。「最初は『火星に行く』という設定があまりにも壮大すぎて一度は断ろうと思ったのですが、監督が三池さんだったことと、原作がとても面白かったこともありこれはぜひやりたいと思いお受けいたしました。三池監督は朝から夜まで寝ずに撮影し、妥協しないので、それがまた始まると思うと…正直嫌ですが(笑)、本当に楽しみです」と意気込みを語った。また、戦いの舞台となる火星には、『プロメテウス』『オブリビオン』『インターステラー』などハリウッド映画のロケ地として注目を集めるアイスランド。日本映画史上、初めて足を踏み入れることになる。以下、キャスト&スタッフコメント■伊藤英明(主演・小町小吉役)衣装合わせや色々な打ち合わせをして、ちょっとずつ形になっていくプロセスが楽しいです。これだけの予算と時間をかけて豪華なキャストで作る映画は滅多にないので、期待と緊張で胸が高まります。原作ファンが多い作品なので、みなさまにどういった感想を持たれるかも気になります。映画の仕事は最後に必ず舞台挨拶があるので、どういう顔で観てもらえるのかそれも想像しながら頑張ります。とにかくいまは“お祭り”が始まるような気持ちでいっぱいです!三池さんには『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』でベネチア国際映画祭、『悪の教典』でローマ国際映画祭と世界の舞台に連れて行ってもらっているので、今回はどこに連れて行ってくれるのか、そして、この映画がどこまで世界に通用するのか楽しみです。■三池崇史監督逆境にこそ伊藤英明は光る。だから史上『最凶の火星』に送り込もうと思っている。故に、この作品は世界で最高に輝く映画になる。作・貴家悠映画化…?できるのか…!?というのが、お話を頂いたときの最初の印象でした。昨今の日本映画界の筋肉不足に僕は一抹の不安を覚えずにはいられなかったのです…。しかしそれは杞憂に終わりました。筋肉は、ありました。熱き魂は、ありました。三池崇史監督、主演の伊藤英明さん、そして製作陣と、昆(むれ)が集まってゆくにつれ、僕の不安はそのまま期待へと変わっていったのです。間違いなく今世紀日本最高峰の筋肉映画となるでしょう…!!映画化…やれます!!画・橘賢一これほど人類を救うのが似合う男がほかにいるでしょうか。屈強な肉体。優しくて力強いその眼差しはまさに小町小吉!スクリーンの中で暴れまわる日本原産オオスズメバチをいまから楽しみにしています!!『テラフォーマーズ』は、5月中旬より撮影開始を予定、2016年に公開される。(text:cinemacafe.net)
2015年05月01日「関ジャニ∞」のメンバーが、大人気ゲーム「キャンディークラッシュソーダ」の新TVCMキャラクターとして新ユニットを結成するプロジェクトを発表。この度、メンバーがキュートな女の子に大変身を遂げ、ガールズユニット“キャンジャニ∞”を結成することが明らかに。「自己紹介」編(2種類)が5月1日(金)より放映されることが分かった。180を超えるコンテンツを手掛けるカジュアルエンターテイメントカンパニーのキング・デジタル・エンターテインメントが、代表作「キャンディークラッシュ」の姉妹作として今年1月にリリースした「キャンディークラッシュソーダ」。その新TVCMキャラクターに「関ジャニ∞」が就任し、4月29日、30日の2日間に渡り、今回のプロジェクトを初めて聞いたときのリアクションをとらえたTVCM「ティザー」編が放映され、続報が待たれていた。5月1日より放映される新TVCMでは、オリジナルの制服に身を包み、可愛い女の子に扮した“キャンジャニ∞”の姿が映し出される。さらにメンバーそれぞれに新しい名前もついており、横山裕は「横子」、村上信五は「村子」、丸山隆平は「丸子」、安田章大は「安子」、大倉忠義は「倉子」、渋谷すばるは「すば子」、錦戸亮は「錦子」と、可愛く名乗る「自己紹介」編(2種類)が放映される。横山さんはボブカットの女の子姿に変身!スマホを可愛く持つポーズに苦戦しながらも高い女の子の声を真似して自己紹介。「周りの大人たちが凄く似合っていると言っていましたが全く信じられませんでした(笑)」と収録も、自身の女の子姿を終始恥ずかしがっていたよう。女の子の声まねで「お願いしまーす!」と早速ノリノリだった丸山さんは、周囲からも本気のトーンで可愛いと褒められる仕上がりに。「女性メイクでこんなにキレイにしてもらって、とても感激でした!男性カメラマンの目線が怖かったです(笑)」と、監督もすっかりメロメロだった様子を明かした。おさげ姿の正統派美少女に変身した大倉さんはシャボン玉と戯れる可愛らしい姿を披露。「すごく恥ずかしかったです…が、皆さんの反応が楽しみです」と恥ずかしさに悶絶しながらも撮影を頑張ったとコメントを寄せた。先に撮影したメンバーの映像をみて「なんとも言えない気持ち」と言いながらも、アットホームな雰囲気で撮影したという、安田さん。「お母さんとお姉ちゃんにそっくりでびっくりしました。スカートが凄くスースーしました」と感想を述べた。自身の女の子姿に大爆笑が止まらなかった錦戸さん。「(自分の中の)何かが音をたてて崩れ落ちた…(笑)」と衝撃を受けながらも、「(ほかのメンバーとの)かわいさランキングを付けたら、最下位ではないな、と確信しました(笑)」と、自信を覗かせた。村上さんは、先に撮影したメンバーの映像に対し「(安田さんに対して)完全に俺のほうが可愛い」「(丸山さんに対して)圧勝ですわ」と余裕のコメント。人一倍ノリノリでセリフを言う姿に思わず監督が笑うと「笑ってますがな!!」と鋭いツッコミが飛ぶ場面も。終始にぎやかな撮影だったそう。「できるかなぁ…」と不安な様子でカメラ前に現れたのは渋谷さん。サラサラのロングストレートの女の子に大変身した姿に失笑しながらも、“おかん”の真似をしたり、謎にイカを持ったり、見た目とのギャップがシュールなシーンが多く、渋谷さんの演技が光る仕上がりに。「オカンそっくりでびっくりしました!(笑)」と、こちらの親族に似ていたと告白した。さらに、各メンバー「ひとりずつ」編も随時放送予定。フラフープやリコーダー、シャボン玉と、ポップなアイテムに囲まれながら、可愛く魅せることにこだわったキュートな表情やしぐさに注目してみて。「キャンディークラッシュソーダ」新CM「自己紹介」編(2種類)が5月1日(金)より放映。(text:cinemacafe.net)
2015年05月01日演技派俳優の内野聖陽を主演に迎え、日本とトルコで100年以上の歳月を超えて語り継がれる、国境を超えた友情を描く映画『海難1890』。4月28日(現地時間)、本作の制作発表会見がトルコ共和国・ユルドゥズ宮殿にて行われ、ヒロインを務める忽那汐里が艶やかな着物姿で登場した。日本よりおよそ9,000kmも離れた、アジアとヨーロッパの2つの大州にまたがるひとつの国・トルコ共和国。かつてオスマン帝国として歴史に名を刻んだ同国と日本は、長きに渡り交流を深めてきた。しかし遥か海を越えた両国の友好には、歴史の裏に隠された2つの知られざる物語があった…。1890年9月、オスマン帝国最初の親善訪日使節団を載せた軍艦「エルトゥールル号」は、その帰路の途中、和歌山県串本町沖で海難事故を起こし座礁、大破。乗組員618人が暴風雨の吹き荒れる大海原に投げ出され、500名以上の犠牲者を出してしまう。しかし、この大惨事の中、地元住民による献身的な救助活動が行われ、69名を救助することができた。この出来事によりこの地で結ばれた絆は、トルコの人々の心に深く刻まれた。時は流れ1985年、イラン・イラク戦争勃発。サダム・フセインのイラン上空航空機に対する無差別攻撃宣言によって緊張が高まった。テヘランに残された日本人は215人。この状況を打開すべく、日本大使館はトルコへ日本人救出を依頼。トルコ首相は、それを快く承諾し、まだ500人近くのトルコ人がテヘランに残っていたにも関わらず、日本人に優先的に飛行機の席を譲ったのだった。この日、現地入りをしたのは忽那さんを始め、監督を務めた田中光敏。ユルドゥズ宮殿にて行われた会見には、ケナン・エジェやトルコ俳優陣らも出席した。田中監督は「エルトゥールル号と1985年のテヘランでトルコの方たちによる日本人救出を描いたこの作品に、日本とトルコの俳優さんたちが命を吹き込んでくれています。この作品に参加してくださったトルコのみなさんに感謝いたします」と感謝の意を示した。本作が初めての海外での映画撮影だという忽那さんは、「日本でもトルコでも出演者やスタッフの熱意を感じながら仕事ができました」とトルコでの撮影は充実した様子で語った。『海難1890』は12月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月30日今回は日本が誇る“和食”にスポットをあてた『和食ドリーム』をご紹介します。2020年の東京オリンピック開催が決定し、2013年12月には「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されました。今、世界から日本の「おもてなし」「和の心」、そして「和食」が注目されています。本作では、まだ和食が世界に認知されるにはほど遠い50年ほど前、「アメリカ人もいつか握り寿司を食べるようになる」と和食の魅力をアピールし続けた共同貿易会長・金井紀年氏をはじめ、和食を世界に向けて「極め、仕掛けた」男たちの信念、哲学を追っています。その登場人物たちの錚々たる顔ぶれ。「京都菊乃井」の村田吉弘氏、「美濃吉本店竹茂楼」の佐竹洋治氏、「銀座久兵衛」三代目今田景久氏、ハリウッドのセレブリティが訪れる日本食レストラン「Ka-tsu-ya」グループの上池勝也氏、またロブション・グループのジョエル・ロブション氏など、一流の職人達が語る「和食」への思いは、日本人である私たちに、あらためて和食の素晴らしさに気づくきっかけとなることでしょう。また「食」から人との関わり方、ビジネスとの向き合い方のヒントも教えてくれます。例えば、「京都菊乃井」の村田氏は和食が世界に愛される理由に「ヘルシー」であること、日本食が世界に誇れるのは「旨味」であることを語っています。「灰汁取り」をした物としない物では、「灰汁を取らない物」の方が美味しいと答える人が多いのだそう。「灰汁」は脂とタンパク質なので味に深みがでる基となるのです。それでも、なぜ和食は「灰汁抜き」を基本とするのか…それは、「旨味が純粋ではないから」。昆布や鰹節から出る、混じり気なしのまっさらな旨味を追求すること、こだわりこそが、和食の和食たる所以であると語られています。一方で、アメリカのセレブに愛される日本食レストラン「Ka-tsu-ya」グループの上池勝也氏は「アメリカで店を始めた頃は、客の要望に応えないままの“和食”を提供していた。その結果、客が入らなくなった。今は和を生かそう、生かそうとはあまり思ってはいないんです。和食の“基本”となる部分さえ入っていれば、もうそれは“和食”である」と語っています。おふたりのインタビューからは、譲れない確固たる“和食の基本”やブレない軸を持ちつつも、時として柔軟な発想を広げることこそが、世界に和食が広がった要因であるとが伺えます。お二方以外に登場される料理人のインタビューからも、世界にはない日本独自の料理に込められた思いが収録されていて、最初から最後まで「へぇ~」「ほほ~」とうなずき、「ちゃんと和食を勉強しよう!」「和食をもっと知りたい!」と思う内容ばかりです。また、御年91歳でありながら毎朝4時30分に起床し散歩をしてから会社に出勤されるという世界の「寿司ブーム」の立役者、金井氏の和食に懸けた思いも必見です。「仕事、仕事で子どもに構ってあげられなかったのは悪いと思っている」と“父親”の思いをずっと胸に抱きながらも、和食の発展に尽力した姿、思いを本作から感じ取っていただければと思います。日本人にとって当たり前に存在し続けてきた和食。当たり前で、身近にありすぎるからこそ、実はあまり知らなかった和食の奥義。『和食ドリーム』には、今、日本人が知っておくべき和食の姿が描かれていると言えます。おいしく、真面目に、学ぶ「おいしい映画」として本作は最高の一作です!!(Umi)
2015年04月30日6月4日(木)から開催される「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2015」にて、お笑い芸人・鉄拳のパラパラ漫画の新作『SLIDE(滑走)』の上映が決定した。俳優の別所哲也が代表をつとめる米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2015 (SSFF & ASIA)」。「ショートフィルムの日」(日本記念日協会認定)である6月4日(木)から開催となる本イベントでは、これまでにも世界各国から集まる注目の上映作品を発表してきていたが、今回、ジャパン部門の特別上映作品に、鉄拳のパラパラ漫画最新作が選出された。鉄拳さんがクリエイターとしての才能を開花させた作品『振り子』。2012年にテレビ番組で披露されたのをきっかけに「泣ける!」とネット上で口コミとなり、海外でも高く評価され、動画再生回数は300万回以上を記録した。さらに2014年には中村獅童、小西真奈美主演で実写映画化されたことも記憶に新しい。以降、各方面から制作オファーが殺到し多忙を極めるなか、いま本人がいちばん表現したいことを自由に描いた作品が今回の『SLIDE(滑走)』となる。鉄拳さんいわく、「とある物語をジェットコースターで表現した作品」とのこと。SSFF & ASIA 2015でのお披露目に向け、まさに今も制作が続いているそう。いわば3年振りの本人によるオリジナル作品となるだけに、期待が高まる。(text:cinemacafe.net)
2015年04月30日「ももいろクローバーZ」の百田夏菜子、玉井詩織、高城れに、有安杏果、佐々木彩夏が映画に続いて初主演を務める舞台「幕が上がる」の初日を前日に控え4月30日(木)、演出の本広克行と共に記者会見に臨み、開幕を前にしての心境を語った。平田オリザが2012年に発表した小説を原作に「踊る大捜査線」の本広監督が「ももクロ」の5人を主演に映画化したのに続き、平田さんが脚本化した戯曲で映画に続き本広監督の演出で舞台化。弱小演劇部が全国大会を目指し、苦悩しつつも成長していくさまを描き出す。百田さんは、映画の撮影に続いての本広監督による舞台の稽古について「厳しかったです!」と述懐。全てが初めてという環境の中「手探りだったんですが、稽古の期間も短くて『じゃあ明日、第1幕通すからセリフ全部入れてきて』という感じで、それが50ページくらいあったりして、鬼だなって…(苦笑)。メンバーで協力体制を敷いて、いつもセリフ合わせをしてました」と移動中の車の中などでもセリフを覚えたり、合わせる練習をしていたと明かした。玉井さんは「ライヴでお客さんと同じ空間で過ごすのは本業ですが、舞台では雰囲気が全然違うと思う。ただただ緊張しかないです…」と少し不安そう。高城さんは「何があるのか分からないのが舞台。『答えは全て稽古場にある』という吉岡先生(※演劇部の顧問)の言葉を思い出しながら頑張りたいです」と意気込みを口にする。有安さんが「『ももクロ』の中でも“噛み噛み番長”と言われるくらい滑舌の悪い私がちゃんとセリフを伝えられるのか?不安でしたがオリザさんに素敵なセリフをいただけたので、(ホールの)後ろの席の人にまで届けられたら」と語る一方で、メンバー最年少の佐々木さんは「普段から『声がでかい』と怒られてるので、やっと声がでかくても怒られない現場で嬉しいです」と堂々のコメントで強心臓ぶりを見せつける。本広監督は5人の仕上がり、稽古場での様子について「稽古場では集中しましたよね?おふざけ一切なしで、舞台女優としてもすごいところが見たかった。オリザさんの中でも難しいセリフが多い芝居ですが、全部を再現できるところまで来ています」と自信をのぞかせた。既に何度か通し稽古は行っているが、まだ、観客の前では1度も演じていないとあり5人とも「正直、楽しむ余裕はないです」「初めてだらけでいっぱいいっぱいです」と不安が口をついて出るが、それでも“挑戦”こそが「ももクロ」の生き方、進む道だと全員、自覚しているよう。玉井さんは「演劇が楽しいと思う瞬間が来ると信じてます」と言えば、リーダー百田さんは「私たちは常にいろんな新しいことをやらせていただいてきましたが、初めから楽しかったためしはないです(笑)。それでもいつも、終わったときに感じたことのない達成感を感じ、『やってよかった』と思えた。今回も『また(舞台を)やりたい』と思えるように頑張りたい」と力強く語った。なお、既にチケットは完売しているが、5月24日(日)18時開演の千秋楽公演が全国39の映画館にてライブ・ビューイングで上映されることも決定。また8月5日(水)に映画版『幕が上がる』のブルーレイ&DVDがリリースされるのと同時に、そのメイキングドキュメンタリー「幕が上がる、その前に。彼女たちのひと夏の挑戦」が発売されることも発表された。舞台『幕が上がる』は5月1日(金)よりZeppブルーシアター六本木にて開幕。(text:cinemacafe.net)
2015年04月30日NYセレブ界きってのスタイリッシュなカップル、オリヴィア・パレルモとその夫ヨハネス・ヒューブルの姿をミートパッキング地区にてキャッチ。ファッションセンスの高い二人のルックスは常に注目の的。今回は、2015年春夏のトレンドを押さえた絶妙なツーショットをご紹介。アメリカのアパレルブランド、「トミーヒルフィガー(TOMMY HILFIGER)」の2015年春夏の最新コレクションをコーディネイトした2人。オリヴィアは、バーガンディーの星柄シフォンドレスとモヘアのカーディガンをレイヤード、足元はマルチカラーのシューズで、今季のファッショントレンドでもあるロックミュージックのテイストをエフォートレスにコーディネート。ヨハネスは、テーラードコレクションのネイビーブルーのシングルスーツ、ボタンダウンシャツ、ミッドナイトブルーのタイ、足元はブラックのモンクを合わせてクールに決めた。ロック調のオリヴィアの装いに、ブラックハットがエレガントなテイストをプラス。ヨハネスのクラシカルなスタイルにもマッチさせるバランス感覚はさすがだ。(text:Miwa Ogata)
2015年04月30日学年ビリの金髪ギャルが慶応大学に現役合格した実話を映画化した『ビリギャル』で共演を果たした有村架純と吉田羊。現在ノリにノッている二人にも、ビリギャルさながらの「逆境に耐えた過去」があった。どのように壁を乗り越え、いまの地位を手にしたのか?原作は塾講師・坪田信貴のベストセラー「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」。東西南北もわからず、地球が丸いことさえも知らない成績学年ビリのギャル・さやか(有村さん)が、ある塾講師と出会い、さやかが“ああちゃん”と呼ぶ母親(吉田さん)ら家族に支えられながら、わずか1年で難関である慶応大学への現役入学を目指す青春サクセスストーリーだ。まず、話題を集めているのは普段のイメージとは180度違う、有村さんのギャルっぷり。金髪&ヘソ出しの派手な衣装に加えて、「超ヤバくない?」「マジ、意味わかんねえんだけど」と言ったギャル口調も、女優として新境地だったはずだ。「確かに撮影が始まる前は不安でした。衣装合わせで鏡に映った自分を見ても『えっ、これ誰?』って思ったほど」と有村さん。ただし、ギャル役という点はあまり意識せず、あくまで「慶応合格を目指す主人公のさやか」を演じることに集中したそうだ。「台本を読んで、さやかさんご本人にものすごい魅力を感じ、絶対に演じたいと思いました。実際にお会いするとその気持ちはさらに大きくなり、さやかさんを愛されるキャラクターとして表現することを意識しました」(有村さん)一方、吉田さんが演じる母・ああちゃんは常にさやかの味方で居続ける頼もしい存在だ。家庭内では、妻や娘たちを顧みず、長男をプロ野球選手に育てる夢を追う夫とギクシャクした関係。塾の授業料を稼ぐため配送業のバイトにも勤しむ。「私も架純ちゃんと一緒で、やはりご本人とお会いすることで、ああちゃん像を作り上げた側面が強いんですよ。とにかくピュアで、まっすぐな女性。だから『この人にはウソをつけないな』と思ったし、女優としての作為的な演技では演じきれないとわかりました。現場にはゼロの状態で入って、架純ちゃんや夫役の田中哲司さんのお芝居を受け止め、それに応えることを心がけました。私にとって、ああちゃんという役はものすごく挑戦しがいがありましたね」(吉田さん)インタビューに応じる二人の姿は、スクリーンからそのまま飛び出してきたような、まさに愛すべき母娘そのものだ。「意識したのは家族ならではの、いい意味での遠慮の無さですね。さやかとああちゃんの心の距離感をお芝居で表現したかったから、架純ちゃんにもどんどん話しかけて。きっと台本に集中したいだろうなとわかっていても、あえて『何やってるの?』って茶々を入れたり(笑)。あのときは、すみませんでした」(吉田さん)。「いえいえ。おかげで、すてきな母娘の空気が生まれましたから。羊さんはとても不思議で、一緒にいるとすごく落ち着くんですよ。抱っこちゃん人形みたいに、いつもそばにいたいくらい」(有村さん)そんな二人が女優として順風満帆のキャリアを歩んでいるのは、ご承知の通りだが、その道のりは決して平たんなものではなかった。全国模試でE判定の洗礼を受け、落ち込むビリギャル・さやか同様、壁にぶち当たり、夢を諦めそうになった瞬間は一度や二度ではないそうだ。「なかなかオーディションに受からず、さやかみたいにやる気が無くなってしまって。そんな気持ちだと写真でいい表情も撮れないし、母親からも『そんなんで、どうするの?』って心配されて。『これでダメなら、大学に進学しよう』と思っていた時期、オーディションに受かったのが、いまの事務所に入るきっかけでした。最終的に自分を支えたのは、小さな頃から抱いていた『お芝居をしたい』という気持ちを信じることだったんです」(有村さん)「私は女優の仕事を始めてからですね。自分の思い通りの芝居ができず、役者として結果を残せずにいたので、本当に辞めようとさえ考えたことも…。そんな私にとって、ファンの皆さんの声が、大きな原動力でしたね。『とても良かったです』『次の作品も楽しみです』という言葉をもらうと、女優としての私を信じてくださる皆さんの期待を裏切りたくないし、芝居を通して絶対に喜んでもらおうと言う気持ちになれるんです」(吉田さん)映画『ビリギャル』は単なる夢物語ではなく、人間誰もが内に秘めた可能性の物語だ。「何かに一生懸命だと、周りの人たちも知らず知らずに気持ちが動かされる。その大切さを、目標をまっすぐ見つめるさやかさんから学んだし、私も女優として自分の芝居で、監督さんやスタッフさん、共演者の方々の心を動かせるような存在になれればと改めて感じました」(有村さん)「私が夫への怒りを爆発させて、思わずバットを握るシーンでは、架純ちゃんがそっと寄り添い、抱きしめてくれるんですが、あれは架純ちゃんのアドリブなんですよ。本当に驚いたし、感動しました。本当の親子になれたなって。奇跡のようなお話ではあるけど、その奇跡にはちゃんと理由がある。その理由を劇場で確認してほしいですね」(吉田さん)(photo / text:Ryo Uchida)■関連作品:ビリギャル 2015年5月1日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「ビリギャル」製作委員会
2015年04月30日ファンにはたまらない、ウディ・アレンの最新作『マジック・イン・ムーンライト』。すでにご覧になったでしょうか。監督自身がお気に入りの、占い師(女)と魔法や超能力など一切信じないリアリストの魔術師(男)が主人公。互いの真意や手の内を探ろうと化かし合いを展開するうち、相手が気になり始めて…という粋な物語です。この世に、騙される喜びがあるのなら、マジックはその最たるもの。合理的な考えや、現実主義にばかり走っていては、喜びも恋も愛も逃してしまうよという、映画作家らしいロマンティックなメッセージが素敵。恋に落ちる才能があるとしたら、いい意味で“騙されやすい”(この人を好きだと思い込める才能も含めて)ことと無関係ではなさそうですし。ここ数作は現代を舞台にした作品が続いていましたが、本作の舞台は1928年の南フランス。場所もオシャレなら、登場するファッションもオシャレ。ヒロインのソフィを演じるエマ・ストーンのマジカルな七変化が観ていて楽しいのです。1920年代といえば、特にヨーロッパではロマンティックでゴージャスな女性ファッションが主流の時代。文学、映画で分かりやすい代表作といえば、『グレート・ギャツビー』の時代です。本作では、エマが演じる占い師は、決して裕福な家の出身ではありませんが、ヨーロッパの名家の人々から信頼され、多くの相談を受けていますし、特別待遇を受けていますから、毎日のように豪華な服に身を包んでいても不思議ではありません。柔らかなシフォンやシルク素材のローウエストなドレスに、ビーズやコサージュ、リボン、レースをあしらったファッションで登場。この時代は、帽子やヘアバンドといった小物も欠かせません。パンツやマスキュリンな女性ファッションがまだ普及していませんから、バリエーションとしてはそれほど多くなさそうですが、イエロー、ピンク、ホワイト、グリーンといった明るい色、透け感のある軽やかな素材を用いて若々しさを演出しているのが見事です。衣装を担当したのが、スペインのナショナル・バレエでモリエール、シェイクスピア、セルバンテスなどの舞台デザインを10年間手がけた実力派ソニア・グランデ(ウディとはもう4作目)ですから、この華やかさも納得なのです。監督ご本人は、だぶだぶシャツに、タック入りのゆったりパンツ、タートオプティカルの黒縁眼鏡という変わらぬスアイルを貫いています。流行を感じさせないアレン流がトレードマークで、素晴らしくおしゃれな人という印象ではありませんが、ひとたび映画を作るとなると、トレンドを取り入れ、世相、キャスト、そしてファッションにまでおしゃれ感が満載。ウディ自身は、自分が気取ったファッションに身を包む必要性も欲望も感じないのかもしれません。だって、持ち合わせたセンスは、映画の中で表現すればいいだけ。キャンバスは自分ではなくスクリーンなのですから。大事なのは、こだわりとヴィジョン。それさえあれば、自分が表現したい世界観をきちんと実現させてくれる人と組みさえすればいいわけで。そんなことも改めて考えさせる、とびきりおしゃれな作品です。(text:June Makiguchi)■関連作品:マジック・イン・ムーンライト 2015年4月11日より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリー、Bunkamura ル・シネマほか全国にて公開(C) 2014 GRAVIER PRODUCTIONS, INC.
2015年04月30日深作欣二監督・菅原文太主演の名作『仁義なき戦い』のデジタルリマスター版が、5月13日から24日(現地時間)まで開催される第68回カンヌ国際映画祭にて上映されることが決定した。戦後間もない広島・呉。友人の喧嘩相手を射殺した復員兵・広能昌三(菅原文太)は刑務所に服役、そこで出会った土居組若頭・若杉(梅宮辰夫)と義兄弟の契りを結ぶ。出所後広能は山守組の盃を受け組の下で活躍するが、組の勢力が増すにつれて敵対組織との抗争、また組内部にも抗争が勃発。仁義なき戦いの火蓋が切られた――。2014年11月に81歳で逝去した名優・菅原文太を筆頭に、梅宮辰夫、松方弘樹ら昭和を代表する俳優が集結した本作は、クエンティン・タランティーノ監督など多くの監督、役者に影響を与えた作品としても知られている。同作が上映されるのはカンヌ国際映画祭の「カンヌクラシック部門」。過去の名作映画の再発見や、修復された偉大な作品の紹介などを目的として2004年に設立された正式部門のひとつであり、同部門に東映作品が選出されたのは今回が初めてとなる。(text:cinemacafe.net)
2015年04月30日『ダラス・バイヤーズ・クラブ』でマシュー・マコノヒーとジャレッド・レトにそれぞれ「主演男優賞」「助演男優賞」のオスカーをもたらし、本年度アカデミー賞ではリース・ウィザースプーンに2度目のオスカーノミネートをもたらしたジャン・マルク=ヴァレ監督の最新作『Wild』(原題)が、邦題『わたしに会うまでの1600キロ』として8月28日(金)より公開されることが決定。あわせて、ポスタービジュアル、日本版予告編が一挙に到着した。本作は、山歩きの経験すらないのに、アメリカ西海岸を南北に縦断する自然歩道パシフィック・クレスト・トレイル踏破に挑んだ、実在の女性シェリル・ストレイドのベストセラー自伝を映画化。1600キロにおよぶ過酷なコースを歩き抜いた、彼女の“人生のリセット”のドラマを描き出していく。今日から1人で、パシフィック・クレスト・トレイルを歩くことを決めたシェリル。だが、詰め込みすぎた巨大なバックパックにふらつき、テントを張るのに何度も失敗し、コンロの燃料を間違ったせいで冷たい粥しか食べられない。彼女はスタートしてすぐに、「バカなことをした」と後悔する。この旅を思い立ったとき、シェリルは最低の日々を送っていた。いつも人生を楽しんでいた最愛の母の死に耐えられず、優しい夫を裏切っては薬と男に溺れ、結婚生活は破綻。彼女は母が誇りに思ってくれた自分を取り戻すために、イチから出直すと決めたのだ。だが、その道は人生よりも過酷だった。極寒の雪山、酷暑の砂漠に行く手を阻まれ、食べ物を底をつくなど、命の危険にさらされながら、自分と向き合うシェリル。彼女が1600キロの道のりの果てに見たものとは――?どん底の日々の中、たった1人で3か月間、1600キロの山道と砂漠を踏破するという無謀な旅に出て、人生をリセットした女性の実話となる本作。シェリルを演じるのは、『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』のリース・ウィザースプーン。未知なるドラマにあふれたシェリルの冒険を、体当たりで再現した。彼女の母親役には『インランド・エンパイア』のローラ・ダーン。亡き母と娘の心の絆を演じた2人は、アカデミー賞で「主演女優賞」「助演女優賞」Wノミネートを果たした。本予告編では、リースの体当たりのシーンが幾度も登場し、荒野での過酷な旅とともに、愛する人を失ったシェリルの悲しみが押し寄せてくる。だが、「この旅は間違いだった」と繰り返しながらも、彼女は歩くことをあきらめてはいない様子だ。美しくも厳しい大自然のなかで、彼女は何を見つけたのか。なぜ、彼女は歩いたのか?かつてない勇気をくれる感動作が、つに日本に上陸する。『わたしに会うまでの1600キロ』は8月28日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月30日タレントのすみれが4月30日(木)、都内で行われた米映画『ブラックハット』のPRイベントに出席し、「ハリウッドデビューするなら、何でも出ます。いつになるかわからないけど、頑張りたい」と意欲を燃やした。『ヒート』『コラテラル』などで知られるマイケル・マン監督 5年ぶりの最新作は、サイバーテロを描いたサスペンスアクション。マン監督の作品にはたびたび“黒髪のアジア美女”が登場することから、今回、日本を代表する黒髪アジアンビューティーのすみれさんに白羽の矢が立った。主演を『アベンジャーズ』シリーズでマイティ・ソーを演じ、本年度世界一セクシーな男にも選ばれたクリス・ヘムズワースが務めており、「本当にカッコいいし、セクシー。キスシーンもあってワクワクドキドキしてしまった」と興奮しきりのすみれさん。クリスの等身大パネルが登場すると、「とても薄いですね。ご本人はもっとマッチョですよね!?」と苦笑いを見せていた。イベントでは映画に出演するタン・ウェイになりきって、「出所したばかりの主人公を励ますシーン」「セクシーに髪をかきあげるシーン」などを再現したほか、タン・ウェイのセクシー度、母性度、魔性の女度などを採点し、「私自身は友だちから色気がないと言われる。母性は自信ありますよ。弟がいっぱいいるので!」と笑いを誘った。ハリウッドデビューするなら、『バレンタインデー』『ニューイヤーズ・イブ』といった「ラブコメがいい」そうで、「こういうジャンルで、アジア人が主演を務めるのは珍しいと思うので」とアピール。また、『チャーリーズ・エンジェル』も挙げて、「アクションにも挑戦したい」とポーズを決めていた。『ブラックハット』は5月8日(金)よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月30日“パーク体験がもっと楽しくなる、おしゃれでかわいいドリンク”をテーマに展開、人気を集めている東京ディズニーリゾートのオリジナルドリンクブランドが、「D’s Delights」(ディーズ・ディライト)だ。現在パーク内では、4種のフローズンデザートドリンクを販売中で、その爽やかな味わいは過ごしやすい気候になるゴールデンウィークにぴったりだ。この「D’s Delights」、今回のコンセプトは“しあわせリッチ”。「ストロベリー&ミルクソフトクリーム」(500円)は、ストロベリーゼリーにちりばめられた小さなボールをかみ砕くと、中からグアバやマンゴーシロップが飛び出す楽しい一品。ミルクソフトクリームと合わせていただく新感覚のデザートドリンクだ。東京ディズニーランドでは、「スペースプレース・フードポート」で販売中。スウィーツを重ねた贅沢な美味しさは極上の味だ。東京ディズニーシーのサルタンズ・オアシスでは、「ピスタチオゼリー&塩レモンスムージー」(500円)を提供中。ピスタチオゼリー、ラズベリーソース、ホイップクリーム、塩レモンスムージーに、アーモンドをトッピング。ゼリーの甘みに塩レモンスムージーのほどよい酸味があい、さわやかなドリンクに。天気が良い日にいただけば、味わいも格別だ。現在、東京ディズニーリゾート全体では、スペシャルイベント、「ディズニー・イースター」を開催中。春の本格的な訪れを、新感覚の「D’s Delights」とともに大満喫してみて!※写真はすべてイメージです。過去の取材時に撮影した画像を再利用することがあります。(C) Disney(text:cinemacafe.net)
2015年04月30日『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』にて新ヒロインのレイを演じるデイジー・リドリーとプロデューサーのキャスリーン・ケネディが来日。“KICK OFF MEETING”と銘打って4月30日(木)に行なわれた会見に出席した。先日、ハン・ソロ(ハリソン・フォード)とチューバッカが登場する特報映像が公開され、ファンの期待はますます高まるが、この特報がいち早く公開された4月中旬にカリフォルニア州アナハイムで行われた「スター・ウォーズセレブレーション」に続く公の場への登場となったデイジー。開口一番、日本語で「日本に来られて嬉しいです」と挨拶し会場を沸かせる。デイジーは以前から『スター・ウォーズ』シリーズのファンだったそうだが「この作品に関わる以前と今とでは『スター・ウォーズ』という作品は、私にとって全く違うものになりました。この世界の一部となり、キャラクターたちと人間関係を築き、自分の居場所を見つけるというのは、想像を超えた素晴らしい経験でした」と本作への出演の大きさを語る。レイというキャラクターについては「とても自立した、孤独な女性で自分を律し、トレーニングを積んでいます。砂漠の惑星に住み、廃品回収の仕事をしている孤独な存在なのですが、そこで“誰か”と出会うことで物語が大きく動き始めます」と語る。ケネディ氏は「ファミリーが継承していくもの。ファミリーのサーガ」がこの新三部作のベースにあると強調。一方でレイというヒロインに関しては「これまでの『スター・ウォーズ』サーガで女性のキャラクターは決して多くはありませんでしたが、それを変えるべく生まれた人物です。強く、スポーティで自身に満ちた美しい女性であり、試行錯誤の中で生まれました」と語り、デイジーの抜擢については「オーディションでデイジーが部屋に入った瞬間に彼女だと思いました」と明かした。現時点では粗編集された“ファーストカット”が完成しており、ここにこれから6~7か月をかけてCGや特殊効果、そしてジョン・ウィリアムズの音楽が加えられていくことになるという。デイジーをはじめとする新キャストと、ハリソン・フォード、マーク・ハミルら旧作のおなじみのキャストが同じシーンに登場するのかも注目だが、ケネディ氏は明言を避けつつ「懐かしい顔、新たな顔ぶれを見られるのがこの作品の素晴らしい魅力です」と語った。現段階で答えられる内容がかなり限られているが、報道陣の質問の「(エピソードI 、II、 IIIに登場する)ジャー・ジャー・ビンクスの登場は考えなかったのか?」という問いには「NO!」と即答し「それ以上は何も言わないわ」とニッコリ。デイジーも「(既に世界中に公開されている)2つの特報映像以外は私も全く見てないんです。みなさんと同じくらい見たいです(笑)!」とファンと同じ視線で完成を熱望していた。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』は12月18日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月30日シリーズ累計570万部を突破した有川浩の大人気小説を原作に、主演に岡田准一&榮倉奈々を迎えて2013年に実写化された『図書館戦争』。その続編となる『図書館戦争 THE LAST MISSION』の、ファン待望の本編映像が“図書館記念日”である本日、解禁となった。熾烈を極めた小田原の攻防戦から1年半、メディア規制の圧力は強まるばかり。不当な検閲に対抗できる唯一の組織・図書隊に所属する笠原郁(榮倉奈々)は、防衛部の精鋭集団・図書特殊部隊の中で、上官の堂上篤(岡田准一)からの厳しい訓練指導にも耐え、堂上班の一角を担う存在となっていた。そんな中、堂上、笠原が所属する関東図書基地に警備の依頼が入る。それは、図書隊に唯一残されたある一冊の本を守ること。やがて図書隊の存続を揺るがす事件へと発展する…。いま「図書館戦争」史上、最大の戦い【LAST MISSION】が始まる!前作は、興行収入17.2億円、初日に実施したアンケートでは驚異の満足度98.2%という記録を叩き出した大ヒット作。原作の魅力でもある“ラブ要素”と“アクション要素”が絶妙なバランスで描き出され、公開後から早くも続編を熱望する声が上がっていた。そんなファン待望の続編となる本作では、「実写化する際の希望キャスト」アンケートで1位に選ばれたベストキャスティングの岡田さんと榮倉さんはもちろん、田中圭、福士蒼汰、栗山千明、石坂浩二ら今をときめく豪華キャスト&スタッフが再結集!今回、公式サイトにて解禁となった本編映像でも、お馴染みのキャストたちの熱演ぶりが映し出され、前作に引き続き展開が気になる笠原と堂上教官の胸キュンシーンや、本格的なアクションシーンが満載。前作よりハードでキュンとして、さらにドラマチックな恋のツンデレ・エンターテインメントになること間違いなしの本作を、いち早く本編映像で楽しんでみて。『図書館戦争 THE LAST MISSION』は2015年10月10日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:図書館戦争 2013年4月27日より全国東宝系にて公開(C) “Library Wars” Movie Project
2015年04月30日フジテレビ系7月期スタートの木曜夜10時枠の連続ドラマ「探偵の探偵」の主演を北川景子が務めることがこのほど決定した。北川はフジテレビ連続ドラマの初主演、今作品で初の探偵役、初の本格アクションに挑戦する。原作は、「万能鑑定士Q」シリーズや「千里眼」シリーズで累計1,000万部以上の売上を誇る松岡圭祐の、シリーズ累計40万部を突破した「探偵の探偵」(講談社)。「探偵を追う探偵」という異色の設定ながら、職業としての「探偵業」を徹底的な取材に基づくリアリティーで描写し、圧倒的なスピード感とスケール感で読む者の心を虜にする、傑作サスペンスとして人気を博している。北川が演じるのは、亡き妹のため命がけで探偵を追う探偵・紗崎玲奈(ささき・れな)。容姿端麗、頭脳明晰で、記憶力が異常に良く、物事を総合的に判断して最適な行動を選択することができる能力の持ち主。残忍なストーカーによって実の妹を殺されてしまったことをきっかけに、中堅調査会社スマ・リサーチ社に新設された悪徳探偵業者を調査・追及する「対探偵課」にて、たったひとりの調査員として切り盛りする孤独な女探偵だ。今回の役どころに対して北川は、「もともとは普通の女の子だった玲奈が妹を失うことによって、変貌していくそのさまに、衝撃を受けました。」と語る。クールな探偵を演じることについては、「まだ台本は4話までしかいただいていないので、この先、玲奈が笑う日が来るのかは分からないですけど、いまのところは、笑顔はないです(笑)。」とコメント。まったく笑わないという役での連ドラ出演は初めてなのだという。さらに、本格アクションシーンに初挑戦する本作の撮影に当たって、かなりハードなトレーニングを積んだという。「原作を読んでハードな印象を受けたので、アクションをカッコ良くできないことには、原作の世界観を映像として具現化することはできない、と思いました。幸い私は特撮出身で、アクションに対する恐怖心が全くなく、基礎的なことも特撮時代に培っていたので、その経験を生かせる役でうれしかったです。」「(トレーニングは)結構ハードなんですけど。“あしたのジョー”みたいな感じでやっています(笑)。」と、かなりの意気込みで撮影に挑んでいるようだ。オリコン調査の「女性の選ぶなりたい顔ランキング」で、2010年、2013年、2014年と3度も1位に輝いている北川さんは、原作2巻表紙のイラストをイメージして赤いトレンチコートを着て撮影した写真を観た原作者・松岡に「まるで表紙から抜け出してきたよう」「生き写し」と言わしめるほど、主人公・紗崎玲奈のイメージそのもの。さらに、映像化作品に対して「原作の世界観が魅力的に視覚化されていると思います。毎週1時間、楽しい時間が過ごせると確信しております」と絶賛のコメントを寄せている。幾重にも張り巡らされた伏線と先の読めない展開の連続で、ページをめくる手が止まらなくなる原作の魅力を、迫力あるアクションや斬新な映像表現を用い、余すところなく映像化する本作。同じく北川さんが出演し多くの視聴者を引きつけた「HERO」(2014年7月期ドラマ)のプロデューサーである渡辺恒也が本作においてもプロデュースを手がけ、「いままでにない新しい作品を作りたい」と意気込みを語っている。演出は、「私が恋愛できない理由」や「BOSS」の石井祐介。「探偵を探偵する」という異色の本格アクションサスペンスドラマとして、この夏話題を呼びそうな作品だ。木曜劇場「探偵の探偵」は、7月よりフジテレビ系にて毎週木曜日、午後10時放送予定。(text:cinemacafe.net)
2015年04月30日『第9地区』『エリジウム』と新作を発表するたび、世界中にセンセーションを巻き起こしているニール・ブロムカンプ監督の最新作『チャッピー』。本作から、世界で初めて人工知能(AI)を搭載したヒト型ロボット、チャッピーが誕生する瞬間をとらえた特別映像が解禁となった。犯罪都市となった2016年の南アフリカ・ヨハネスブルグを舞台に、もとは治安維持のために導入された兵器用のAI搭載ロボット“チャッピー”が、自分で考え、成長していく姿を描くSFファンタジーともいえる本作。届いた映像で、「やったぞ、人類初の人工知能だ」とチャッピーを熱く見つめるのは、AIを開発したロボット研究者のディオン。演じるデーヴ・パテル(『スラムドッグ$ミリオネア』)は、「僕はチャッピーを善良なロボットに育てようとする」と明かしている。そのロボット、チャッピーを演じたのは、『第9地区』『エリジウム』に続き、監督とは3作目のタッグとなるシャールト・コプリー。「いつロボットは人間として見なされるのか。おそらくロボットが人間と同じように、感情を持ったときだろう」と語る。彼は本作で、全編にわたりモーション・キャプチャーによる演技を披露。映像中には、撮影現場で全身に装置をつけ、チャッピーに扮するコプリーの姿も確認でき、そのコプリーにデーヴが“何か”を教えるメイキングシーンも映し出されている。さらに、「チャッピーは影響を受けやすく、科学者といれば科学に興味をもち、ギャングといれば犯罪者になる」とプロデューサーのサイモン・キンバーグが説明するように、キーボードでスピーディーに入力するチャッピーの滑らかな指先の動きや、ストリートギャングの“ニンジャ”に銃の持ち方を教えられる姿なども登場。「他人の人生に干渉するな。犯罪はダメだ」という、パテル演じる“生みの親”ディオンの教えに「犯罪はダメ」と応えるチャッピー。「観客はチャッピーを通して、人間の様々な感情を経験することになる」と語るコプリーのコメントを受け、パテルも「アクションだけでなくドラマがある」と目を輝かせて後を続ける。だが、やがてニンジャから「死にたくなければ戦え」と教えられ、足蹴りで壁をブチ壊すチャッピー。ディオンと過ごしたときとは “別人”のように、銃を手に巨大なロボットに立ち向かっていくのだが…。人類史上初のAIロボットは、どんな成長を遂げていくのか。彼の前には、どんな運命が待ち受けているのか、ますます目が離せなくなってきた。『チャッピー』は5月23日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:チャッピー 2015年5月23日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) Chappie - Photos By STEPHANIE BLOMKAMP
2015年04月30日『怪盗グルー』シリーズで大人気、バナナが大好物な謎の生物・ミニオンが主役の映画『ミニオンズ』。このほど、天海祐希、宮野真守らに続く日本語吹き替えキャストに、4月29日から全国ツアーがスタートした注目アーティスト・ LiSAが挑戦することが明らかとなり、そのインタビュー映像も到着した。人類が誕生する遥か昔、黄色い生物として誕生したミニオンの生きる目的は、“その時代の最も強いボスに仕えること”。けれど次第に仕えるボスがいなくなり、ミニオン滅亡の危機が迫る。そんな中、兄貴肌のケビン、バナナ大好きスチュアート、弱虫のボブと3匹のミニオンズが贈る最強最悪なボス探しの旅が始まる――!ユニバーサル・ピクチャーズで史上NO.1の大ヒットとなった『怪盗グルーのミニオン危機一髪』で支持を得たミニオンたちが、満を持して主役を務める本作。大のミニオンファンで自身のブログ、SNSなどに多くのミニオングッズを披露しているLiSAさん。自身初となる日本語吹き替えでは、ミニオンたちと大悪党大会を目指すネルソン・ファミリーの母親マージを担当する。「ミニオンのことが大好きで、いままでいつも映画を楽しみにしているみんなと同じ側だったのですが、今回はこうやってミニオンたちとお仕事として関わらせていただけて、すごくすごく嬉しいです!ミニオンたちをすぐに気に入り、まるで自分の子どものようにお世話をするキャラクターのようなのですが、わたくしのミニオンたちに対する愛を込めて演じたいと思います!」と、“ミニオン愛”を熱く語っている。そして、吹き替えが決定した瞬間を捉えた特別映像も到着。ネルソン・ファミリーには「バナナマン」の設楽統と日村勇紀、人気子役・モデルの藤田彩華が決定しており、豪華吹替えキャスト陣が魅せる物語がいまから待ち遠しい。さらに、“ミニオンの仲間になりたい”というLiSAさんが持っていた夢を叶えるような、女の子限定日本語吹き替え版オーディションの開催が明らかに。審査委員長はもちろんLiSAさん。この機会に、ミニオンと共演してみては?『ミニオンズ』は7月31日(金)よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月30日