cinemacafe.netがお届けする新着記事一覧 (1910/2212)
生田斗真と小栗旬が8年ぶりに共演するドラマ「ウロボロス この愛こそ、正義。」の特別試写会が1月11日(日)に開催。第1話上映後の舞台挨拶で、生田さんと小栗さんは久々の共演や互いの出演シーンの見どころについて語った。2人が演じるのは同じ児童養護施設で育ったイクオ(生田さん)と竜哉(小栗さん)。子どもの頃に恩人である施設の結子先生(広末涼子)が殺されるのを目撃したが、金時計をした警察関係者に事件自体をもみ消されてしまう。大人になってイクオは刑事、竜哉はヤクザとなり、協力してかつての事件の真相を追う。公私で仲の良い2人だが、共演は「花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~」(フジテレビ)以来、実に8年ぶり。生田さんは5年ほど前に原作漫画と出会い、小栗さんとの共演によるドラマ化を熱望してきたという。生田さんは、8年前を「2人とも20代前半で『これから行ってやる!』という勢いだけで乗り切っていましたね」と述懐。小栗さんについて「この8年でいろんな修羅場をくぐり抜けて、つらい思いや楽しい思いもして、背負っている男の背中になっている。小栗くんといると、現場が引き締まるし、小栗旬とやれてよかったなと思います」としみじみと語る。一方、小栗さんも「8年前は斗真は22歳で若くて勢いでやってましたが、どんどんいろんなところで主役をやって、逞しくちゃんと真ん中にいてくれるので、無責任に暴れられます」と生田さんの変化、頼もしさを口にした。互いの出演シーンにも言及。生田さんが見どころとして「小栗旬のベロ!エロいなぁと思った」と言うと、小栗さんは「エロ全開でこの先も頑張りたい!」とニッコリ。さらに小栗さんは「第2話では生田くんのカッコいい肉体が出てきます。すごく締まったいいカラダがが(笑)」と予告。生田さんは「2人で銭湯に入ってます。小栗くんの背中もヤバいです」と明かした。また、かねてから本作の主題歌に関し「Sakura」というタイトルだけが発表されていたが、同楽曲を歌うのが「嵐」であることが発表された。「嵐」がメンバーの出演しないドラマに主題歌だけを提供するのは初めてのこと。生田さんは「よく引き受けてくれました。『ウロボロス』のテーマは人を思う気持ちや友情、絆。古くからの友人である嵐が参加してくれて嬉しい。心強い後押しになりました」と喜びを口にする。小栗さんは嵐が主題歌を歌う作品に出演する機会が多いそうで「オレも嵐だったかな?と思った(笑)」ととおどけ、会場は笑いに包まれた。「ウロボロス この愛こそ、正義。」は1月16日(金)より22:00~TBSにて放送開始。(text:cinemacafe.net)
2015年01月13日世界中のラブストーリーの原点として親しまれる物語を、ディズニーが新進気鋭の若手女優リリー・ジェームズをヒロインに実写化した『シンデレラ』。このほど日本語吹き替え版の声優が発表され、シンデレラ役に高畑充希、プリンス役に城田優が決定!それぞれ熱意溢れるコメントが到着した。『アナと雪の女王』や『ベイマックス』などでも、日本語吹き替え版のクオリティが高いと映画ファンから好評を得ているディズニー映画。新作となる実写版『シンデレラ』でも、一体誰がどんな名演技を見せてくれるのか、ファンの間では期待が高まっていた。朝ドラ「ごちそうさん」以後も、『バンクーバーの朝日』『アオハライド』など、注目の若手女優として活躍し、まさに自身もシンデレラ・ストーリーを歩んでいるともいえる高畑さん。今回の声優決定に「シンデレラは“女性の永遠の憧れ”なので、期待の大きい役を任せていただき、なんて幸せなんだと思いました」と喜びを語った。「今回、私自身が抱いていたシンデレラとはまた少し違った新たなヒロイン像として登場するので、格好よく演じたいです」と、夢を叶えるために勇気を持って自らの意思で行動する、現代にふさわしい新たなヒロインを演じるにあたって意気込み十分のコメントを寄せた。一方、父親である王と国を想う気持ちを胸に秘め、知的で奔放なシンデレラに惹かれ、すべてを受け入れようとする器の大きいプリンス役を演じるのは、城田さん。実は去年から声優にも挑戦したいと思っていたと明かし、世界で最も有名なプリンス像の表現に対し「みなさんのイメージに出てくるプリンスのベースになりうる人物像だと思うので、非常にドキドキしています」と、ディズニー映画出演に対する喜びと、そのプレッシャーに複雑な心境を語る。とはいえ、「プリンスの繊細な心の動きまできちんと描きたい。何よりも観ている方に“素敵だな”と思ってもらえるような王子様の声を演じたいです。ぜひ楽しみにしてください!」と力強く語る城田さん。こちらもファンの期待にばっちり応えてくれそうだ。今回のふたりの抜擢にあたり、ディズニーは「映画やドラマ、舞台と幅広く活躍する注目の役者で、非常に高い演技力がある高畑さんは、シンデレラの持つ純粋さや透明感、勇気や芯の強さがぴったり合っている。城田さんは、プリンスの雰囲気と外見はもちろん、優しさと誠実さを持つ今回のプリンスのイメージに重なり、オファーさせていただいた」と絶賛し、全幅の信頼を寄せている様子。いつの時代も観客に夢や希望を与え続けてきたディズニーがその伝統を引き継ぎながら、ただ運命の人を待つだけはない、自ら運命を切り開く新しいヒロインを描く奇跡の愛の物語『シンデレラ』。日本語吹き替え版での高畑さん、城田さんの熱演を楽しみにしていて。『シンデレラ』は4月25日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年01月13日ジョニー・デップ主演の『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』の日本語吹替え版で大久保佳代子が実写声優に初挑戦。1月11日(日)、ジョニーの吹替えを務める平田広明と共に公開アフレコに臨んだ。本作でジョニーが演じるのは、ちょびヒゲの怪しい美術商。何者かに盗まれた名画を追ってめくるめくアクションアドベンチャーが展開する。大久保さんは、ジョニー演じるチャーリー・モルデカイを誘惑する、ヒゲが大好物の肉食系美女・ジョージナの吹替えを担当する。大久保さんは胸元の空いたワンピース姿で現れ「セクシーな役ということでおっぱい出しめで来ました!シャッターチャンスを狙ってください!」とカメラマンにアピール。平田さんも劇中のジョニーをイメージした衣裳で登場した。公開アフレコでは、まさにチャーリー・モルデカイを誘惑するパーティのシーンの収録が行われたが、ディレクターからは大久保さんに「もっとセクシーに過激に!」「もっと肉食系の淫乱キャラで」「鼻息荒く!ポロリがあってもいい」とセクシー路線を強める方向の指示がビシバシと飛ぶ。平田さんが「普段はあまり聞かないようなダメ出しですね…」と苦笑していたが、大久保さんは演出に従い、腰を振ったりセリフの間に「あぁっ」と喘ぐような声を挿入しながら熱く演じきった。大久保さんは収録を終え「『もっとエロく!もっと!」って、何の収録をしているのか分からなくなった…」と苦笑していたが、「エロさを出しているつもりが、聞いてみるとエロくなくて私のエロはまだまだと思いました。2015年、これを機にもっとエロで行きたい!」と宣言。ちなみに、大久保さん自身も「リアルにヒゲは大好物。本当に好きなのは無精ヒゲ。働いてない男の無精ヒゲではなく、忙しくてヒゲが生えてきた感じがいい」と明かす。一方で“肉食系キャラ”に関しては、去年頃から性欲が薄れてきたと告白…。それでも「矢口真里というライバルが出てきましたから。本物で実績ありますからね(笑)。このままじゃヤバいので性欲を戻してバリバリ行こうと思います!」と“元祖・肉食系”として警戒心を強めていた。なお、主演のジョニーが1月末にプロモーションのために来日することも決定している。『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』は2月6日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年01月12日日本アカデミー賞を受賞した『嫌われ松子の一生』や、『ゼロの焦点』『阪急電車片道15分の奇跡』など、その唯一無二の存在感と高い演技力に定評のある女優、中谷美紀。本日、1月12日(月)に39歳の誕生日を迎えた中谷さんは、今年、13年ぶりの連続ドラマ主演となる「ゴーストライター」では“ゴーストライター”を雇う天才女流作家に、1月31日(土)公開の映画『繕い裁つ人』では職人気質の究極“こじらせ女子”にと、早くも大活躍。映画、ドラマだけでなく、舞台、さらには歌手としても才能を発揮し、美しく年齢を重ねていく姿には、男性だけでなく、多くの女性からも憧れの的として高い支持を受けている。そんな“美しすぎるアラフォー”中谷美紀のいまを、3つの数字から探ってみた。◆女優デビューから13年後に日本アカデミー賞受賞!1993年、TVドラマ 「ひとつ屋根の下」で女優デビューした中谷さん。毎年活躍の場を広げ、13年後の2006年、中島哲也監督の『嫌われ松子の一生』にて教師からソープ嬢、果ては殺人まで犯してしまう壮絶な人生を送った松子を熱演し、第30回日本アカデミー賞「最優秀主演女優賞」を受賞。かねてから高く評価されていた演技力を、改めて世に知らしめた。◆タイムリーなテーマで13年ぶりに連続ドラマ主演!1月13日(火)スタートのドラマ「ゴーストライター」(フジテレビ系)では、「恋するトップレディ」(’02年1月期)以来、13年ぶりに連続ドラマの主演を務めることでも話題の中谷さん。“天才小説家”と謳われながらもその肩書きに疲れ、自らの才能に悩み、小説家を夢見て東京にやってきた女性(水川あさみ)をゴーストライターとして雇ってしまう難しい役どころに挑戦する。ひとりの女性としての幸せの在り方や、生きがい、仕事と恋愛のライフワークバランスなどをテーマに、悩める現代女性を演じていく。◆映画出演33作目!『繕い裁つ人』では新境地“頑固じじい”を熱演!?一方、池辺葵・原作の人気コミックの映画化『繕い裁つ人』で映画出演作33本目を迎える中谷さんは、神戸で祖母が築いた「南洋裁店」を受け継ぐ2代目の仕立て屋、市江を演じる。「“夢を見るための洋服”を大切に真摯に繕う市江の姿に惹かれました」と語る中谷さんは、市江の凛としたプロフェッショナルの顔と、まるで“頑固じじい”のごとく、ぶっきらぼうで口は悪いが、まっすぐな心を丁寧に演じきる。役づくりにあたり、普段、ミシンや裁縫などしたことがなかったという中谷さんは、約1か月間、足踏みミシンの練習に励み、見事習得。最終的には裁縫指導にあたった先生から「実際の職人よりも巧いかもしれない」と太鼓判を押されるほどの腕前になったそう。撮影期間16日間のわずかな合間をぬって、本作の三島有紀子監督に手作りのポンチョをプレゼントしていたという中谷さん。多忙な中でも、決して周囲への思いやりを忘れないその姿は、ひとりひとりの心に寄り添う洋服を繕い続ける市江と、どこか共通している。そんな中谷さんの美しさの秘訣を“3つの文字”で表すとすれば、それは「行動力」。実力派女優としての地位を確立してもなお、常に新しいことに前向きにチャレンジし続けられる意思の強さと内なる努力が、常に第一線で輝き続ける理由なのかもしれない。『繕い裁つ人』は1月31日(土)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開。ドラマ「ゴーストライター」は1月13日(火)より21:00~フジテレビにて放送開始。(text:cinemacafe.net)
2015年01月12日第72回ゴールデン・グローブ賞授賞式が11日(現地時間)、ロサンゼルス開催され、同じキャストで12年間かけて撮影した『6才のボクが、大人になるまで。』がドラマ部門作品賞、監督賞、助演女優賞の最多3部門を受賞した。ゴールデン・グローブ賞はハリウッド外国人映画記者協会(HFPA)会員の投票によって決定するもので、最多7部門で候補となっていた『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』はコメディ/ミュージカル部門男優賞、脚本賞の2冠となった。コメディ/ミュージカル部門作品賞は『グランド・ブダペスト・ホテル』が受賞した。『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』で同部門男優賞を受賞したマイケル・キートンは、「(受賞者が)多くの人に感謝を述べるには理由があります。本当に感謝すべき人が大勢いるからです」と、まずはゴールデン・グローブ賞にコメディ部門を設けたHFPAに感謝し、質素な家庭に育った生い立ちから息子への愛まで涙ながらのスピーチ。会場の感動を誘った。ドラマ部門で男優賞を受賞したのは『博士と彼女のセオリー』スティーブ・ホーキング博士を演じたエディ・レッドメイン。先日ゴールインしたばかりの彼にとって、素敵な結婚プレゼントになったことだろう。功労賞にあたるセシル・B・デミル賞を受賞したジョージ・クルーニーは、7日(現地時間)にパリで起きた新聞社襲撃事件犠牲者に「Je suis Charlie(私はシャルリー)」のバッジを胸につけて登壇。大作以外にも光をあてるゴールデン・グローブ賞に感謝を述べ、「大作は大丈夫ですが、小規模作には観客が必要です」とコメント。さらに、昨年亡くなったローレン・バコールとロビン・ウィリアムズの名前を挙げて、受賞することよりも人々の記憶に残ることの大切さについて語り、会場にいる夫人に向かって「アマル、君の夫であることを何より誇りに思っているよ」と語りかけた。そして、同日パリで行われた大規模なデモにもふれ「Je suis Charlie」と支持を示すひと言で締めくくった。授賞式前半ではHFPA協会長のテオ・キングマも「国際ジャーナリストである我々は芸術表現の自由の重要性を理解しています。北朝鮮からパリまで、言論の自由を抑圧しようとする人々と戦うために団結しましょう」と昨年末に起きたコメディ映画『THE INTERVIEW』(原題)の公開をめぐる騒動、パリの新聞社襲撃事件に言及したスピーチを行い、スタンディング・オベーションを受けた。授賞結果は以下の通り<映画>ドラマ部門作品賞:『6才のボクが、大人になるまで。』男優賞:エディ・レッドメイン(『博士と彼女のセオリー』)女優賞:ジュリアン・ムーア(『アリスのままで』)コメディ・ミュージカル部門作品賞:『グランド・ブダペスト・ホテル』男優賞:マイケル・キートン(『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) 』)女優賞:エイミー・アダムス『ビッグ・アイズ』助演男優賞:J・K・シモンズ(『セッション』)助演女優賞:パトリシア・アークエット(『6才のボクが、大人になるまで。』)監督賞リチャード・リンクレイター『6才のボクが、大人になるまで。』脚本賞アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ、 ニコラス・ヒアコボーネ、アレクサンダー・ディネラリス・Jr、アルマンド・ボー(『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) 』)外国語映画賞『リヴァイアサン』(ロシア)アニメ作品賞『ヒックとドラゴン2』作曲賞ヨハン・ヨハンソン『博士と彼女のセオリー』主題歌賞GLORY『SELMA』(原題)<テレビ>TVシリーズドラマ部門作品賞:「THE AFFAIR」(原題)男優賞:ケヴィン・スペイシー(「ハウス・オブ・カード 野望の階段」)女優賞:ルース・ウィルソン(「THE AFFAIR」原題)TVシリーズコメディ/ミュージカル部門作品賞:「TRANSPARENT」(原題)男優賞:ジェフリー・タンバー(「TRANSPARENT」)女優賞:ジーナ・ロドリゲス(「JANE THE VIRGIN」原題)ミニシリーズ・TV映画部門作品賞:「FARGO/ファーゴ」男優賞:ビリー・ボブ・ソーントン(「FARGO/ファーゴ」)女優賞:マギー・ギレンホール(「THE HONORABLE WOMAN」原題)助演男優賞:マット・ボマー(「ノーマル・ハート」)助演女優賞:ジョアンヌ・フロガット(「ダウントン・アビー」)(text:Yuki Tominaga)
2015年01月12日先日、東出昌大との結婚を発表したばかりの杏と、同じく向井理との入籍が明らかになった国仲涼子が1月12日(祝・月)、揃ってフジテレビの月9ドラマ「デート~恋とはどんなものかしら~」の完成披露試写会に出席した。東大出身の理系女子と“高等遊民”を自称するニート男という恋愛偏差値ゼロの2人が恋愛感情を持たないまま、“契約”を遂行するという名目で結婚をゴールにデートを重ねるさまを描くラブコメディ。舞台挨拶にはほかに長谷川博己、中島裕翔(Hey! Say! JUMP)、松尾諭、風吹ジュン、和久井映見、松重豊も出席した。登壇陣は劇中の衣裳で登場し、杏さんは野暮ったいメガネにロングスカート、一方の“元ヤン”役の国仲さんはスカジャン姿で観客の歓声を浴びた。作品にちなんで理想のデートの話題となると、杏さんは「オシャレして歩きたい。お着物を着ていろんなものを見に行ったり、意外と普通の場所にもお着物で行きたい」と語る。一方、国仲さんは「天気の良い日に外に遊びに行きたい。遊園地や動物園、人が多いところもいいかなと思う」と公然とデートする願望を明かした。2人の新妻に挟まれた独身貴族の長谷川さんは「“デート”って言葉自体照れくさい(笑)。デートと思わせない感じで、全てが終わって帰った時に『あれはデートなんだ』と思わせるような感じがいい」とさりげない演出を志向?普段、アイドル誌でこうした質問をされることが多いという中島さんは「普通に普通のデートしてみたい。映画館に行ったり、買い物行ったり」となかなか実現が難しい“普通”のデートへの憧れを口にしていた。「デート~恋とはどんなものかしら~」は1月19日(月)より21:00~フジテレビにて放送開始。(text:cinemacafe.net)
2015年01月12日TBSテレビの新ドラマ「ウロボロス この愛こそ、正義。」の特別試写会が1月11日(日)に開催され、主演の生田斗真、小栗旬をはじめ、上野樹里、吉田羊、ムロツヨシ、滝藤賢一、広末涼子が舞台挨拶に登壇した。児童養護施設で育ったイクオと竜哉は施設で親代わりに彼らを育ててくれた恩人の結子先生の殺害事件を目撃するが、金時計をした警察の男に事件は揉み消され、なかったことにされてしまう。大人になったイクオ(生田さん)は刑事に、竜哉はヤクザとなって、表の世界と裏の世界から協力して事件の真相に迫る。原作は、現在も連載中の神崎裕也の漫画「ウロボロス 警察ヲ裁クハ我ニアリ」だが、生田さんは「5年ほど前に漫画に出会い、絶対に小栗旬とやりたいと思ってました」と明かし、ようやくドラマ化にこぎつけ「感慨深いものがあります」と語る。小栗さんも「斗真くんから『いつかやろう』と言われてた作品で、嬉しいです」と笑顔を見せる。生田さん、小栗さん、上野さんは劇中、かなり激しいアクションを披露することになるが、生田さんは今回のアクションのためにわざわざ韓国に“武者修行”に行ったそうで「1日4時間のアクショントレーニングを4日ほどやりました。スタジオの裏が山で、裏山を走らされたり…(笑)」と明かし、「顔以外の肩やお腹は実際に(打撃を)当てているので、ケガをしないようにやっています」と語る。公私にわたって仲の良い生田さんと小栗さんは一緒にトレーニングすることもあるそうで、ムロさんは「みんなで一緒に飲んでても『トレーニングがある』って帰っちゃうんですよ」と嫉妬まじりに明かす。生田さんは「最近、よくコソ練(=こっそりと陰で練習)してます。『サウナ行ってくるね』と言って(笑)」と明かした。「2年連続ブレイク俳優8位に選ばれました(笑)!」とアピールし笑いを誘う滝藤さんはエリート刑事を演じているが、見どころとして登場人物たちの衣裳を挙げる。この日もキャスト陣は衣裳で登壇したが、特に生田さんの青系のスーツ&スニーカーについて小栗さんはあるスタッフから「タクシーの運転手みたいと言われてた」と明かし、そこから現場で生田さんが「タッくん」と呼ばれていることを暴露!生田さんはその話題は「やめて(苦笑)!」と連呼。女性ファンで埋まった客席から笑いが起こると「何笑ってんだよ!」とブチキレ、再び会場は笑いに包まれた。「ウロボロス この愛こそ、正義。」は1月16日(金)より22:00~TBSにて放送開始。(text:cinemacafe.net)
2015年01月12日日本時間1月12日に行われる第72回ゴールデン・グローブ賞授賞式を皮切りに、いよいよ本格化する賞レース。特に「主演男優賞」を始めとする主要部門は、代名詞となる大ヒット作を擁し世界的ブレイクを果たした英国俳優や、ハリウッドを次に背負って立つ者、従来のイメージとはガラリと異なるキャラクターに挑んだ者たちがひしめき合い、混戦模様となりそう。しかも、彼らの多くが、実在の人物、とりわけある分野における“天才”といわれる人物を演じているのが、大きな特徴だ。その“天才”たちに注目した。■エディ・レッドメイン&ベネディクト・カンバーバッチ、2大英国俳優で“理系”対決まずは、『レ・ミゼラブル』のマリウス役で日本でもファンを増やしたエディ・レッドメインが、“車椅子の天才”と称される物理学者スティーヴン・ホーキング博士を演じる『博士と彼女のセオリー』(3月13日公開)。その著書「ホーキング、宇宙を語るービッグバンからブラックホールまで」は世界1,000万部を売り上げ、現代宇宙論に多大なる影響を与えた。本作は、学生時代にホーキング博士と出会い、献身的に彼を支え続けた女性の自伝を基に映画化。難病を抱えながら、現在も精力的に研究と講演を続けている博士の知られざる半生と、フェリシティ・ジョーンズが演じた妻ジェーンとの25年間におよぶ、ふたりの愛の“セオリー”を描き出していく。エディは、21歳で余命2年の宣告を受けてから、徐々に病が進行していくホーキング博士を熱演。萎縮していく体と、その一方で、むしろ豊かなほどに表情を形作っていく瞳や眉の動きまでそっくりに演じてみせ、博士自身から太鼓判を押されたほど。電動車椅子に乗り、音声装置を介して会話をするその姿は、まさに博士の生き写しのようにも見えてくる。本作でエディは、第68回英国アカデミー賞(BAFTA)、ゴールデン・グローブ賞など「主演男優賞」、フェリシティも同じく「主演女優賞」の候補となっており、第87回アカデミー賞においても有力候補と目されている。また、同じ天才でも、「SHERLOCK/シャーロック」のベネディクト・カンバーバッチは、『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』(3月公開)で第2次世界大戦中にナチスドイツの暗号<エニグマ>を解読した数学者に扮した。実は彼も、かつてBBCのTV映画でホーキング博士を熱演したことがある。本作で演じた天才数学者アラン・チューリングは、大戦下、史上最強といわれた暗号機<エニグマ>を解読、やがては戦争を終結させ、1,400万人もの命を救ったとされる人物。彼が暗号解読の中で見つけた概念は、現代の必需品コンピュータの礎ともなる世紀の創造だった。だが、その後、アランはある秘密によって悲運な運命を辿ることになってしまうのだ。カンバーバッチは、人付き合いがやや苦手なこの天才役もハマり役となり、共に暗号解読に挑んだキーラ・ナイトレイら仲間たちとの関係は、単なる伝記映画とは一線を画すヒューマン・ドラマともなっている。『それでも夜は明ける』などを送り出した“アカデミー賞直結”とされるトロント国際映画祭「観客賞」を受賞しており、カンバーバッチも英国アカデミー賞など「主演男優賞」に軒並みノミネート、アカデミー賞ノミネートも確実視されている。■アーティスト&レスラー&スナイパー…心を揺さぶる各界の“天才”の半生一方、ウソのようなホントの夫婦の出来事を鬼才ティム・バートン監督が映画化した『ビッグ・アイズ』(1月23日公開)には、“画家”の天才が登場。60年代のポップ・アート界に一大ブームを巻き起こし、アニメ「パワーパフガールズ」などやバートン監督自身の作風にも大きな影響を与えた、大きな瞳の子どもたちの絵“ビッグ・アイズ”。内気で口下手な妻マーガレットを演じたエイミー・アダムス、口八丁手八丁でやけに人に好かれる“人たらし”の夫ウォルターを演じたクリストフ・ヴァルツは、そろってゴールデン・グローブ賞ミュージカル/コメディ部門「主演女優賞」「主演男優賞」にノミネートされている。さらに、スティーヴ・カレル、チャニング・テイタム、マーク・ラファロと、3人の人気実力俳優で描くのはレスリングを取り上げた『フォックスキャッチャー』(2月14日公開)。コメディのイメージが強いカレルが、笑顔を封印。付け鼻を付けて臨んだ五輪強化チーム“フォックスキャッチャー”代表の大富豪デュポンは、登場した瞬間から圧倒的な存在感を見せる。本作で、揃って金メダリストでありながら正反対な性格である“天才兄弟”マーク&デイヴ・シュルツを演じるのが、チャニングとマーク。チャニングは『マジック・マイク』のときとはまた違う“レスラー”らしい筋肉を付け、渾身で本作に挑んだ。また、マークも本人激似の役作りを見せており、そんな兄弟のトレーニングシーンには異様な雰囲気さえ漂っている。ベネット・ミラー監督がカンヌ国際映画祭「監督賞」を受賞している本作では、ゴールデン・グローブ賞「主演男優賞」(ドラマ部門)にスティーヴ、「助演男優賞」にマークがノミネート。オスカーではスティーヴとチャニングで「主演男優賞」Wノミネートの可能性もあるという。そして、全米で12月25日クリスマスに公開され、がぜん注目を集めているのが、ブラッドリー・クーパーが実在の天才“狙撃手”クリス・カイル役で主演した、クリント・イーストウッド監督作『アメリカン・スナイパー』(2月21日公開)だ。12月に発表されたナショナル・ボード・オブ・レビュー賞で、イーストウッドは「監督賞」に輝き、「作品賞トップ10」にも選出。新年早々、アカデミー賞の行方を占う米製作者組合(PGA)賞、さらに米脚本家組合(WGA)賞「脚色賞」にもノミネートされ、ここへきて台風の目となりそうな勢い。製作も務めたブラッドリーは、実在した海軍特殊部隊ネイビー・シールズを演じるため、厳密な食事制限とトレーニングで約18kgも体重を増加させて体を作り、仲間からは“レジェンド”、イラク側からは“悪魔”と称された役柄に真摯に挑んでいる。いずれも、実話に基づく“天才”たちの物語には、人としての愛と喜びのみならず、その才能ゆえの苦悩と葛藤を抱えた数奇な運命が描かれ、見応え十分。果たして、この中から栄えある栄冠を手にする者はいるのか、今後の動向に注目していて。(text:cinemacafe.net)
2015年01月11日中谷美紀&水川あさみ主演によるフジテレビのドラマ「ゴーストライター」の試写会が、働く女性50人を招待し都内で開催。中谷さん、水川さんに共演の三浦翔平、菜々緒、キムラ緑子、江波杏子、石橋凌、田中哲司らが、働く女性の悩みに答えた。天才女流作家だが才能の枯渇に怯えるリサ(中谷美紀)と、作家をめざし彼女の下でアシスタントを務めるが、やがてリサのゴーストライターとなる由樹(水川あさみ)という2人の女性のうごめく情念を描く本作。劇中、女性の生きがいや幸せの在り方、仕事と恋愛のバランスといったテーマが描かれていることもあり、この日は働く女性50名が招待された。中谷さんらは女性誌の読者代表のブロガーであり、キャリアウーマンとして第一線で働く女性たちの悩みに耳を傾ける。男性ばかりの職場で仕事をする中で、円滑に進めようと男性に合わせる“柔軟性”を否応なしに身に着けてしまっているが“女性らしさ”をどのように出していけばと悩んでいるという女性の言葉に、中谷さん自身も思い当たることがあるよう。「私は女性らしさは徹底的に意識しています」と深くうなずき言葉を続ける。「若い頃はどちらかというと、女性らしさをないがしろにして演技に打ち込んで来て、男性との差異を疎ましく、もどかしくも感じてました。でも経験を重ねる中でやはり(女性らしさも)大切と感じるようになり、自分の中でも模索中です。私自身、男性が多い現場で女性スタッフがいるとホッとすることもあります。女性がいる意味というのはないかしらあるのではないかと思ってます。『男性と対等に張り合いたい』という気持ちも私の中にくすぶってはいますが、女性らしさも大切にしたい。リサも悩んでいるんですよね」としみじみと語った。また、キャリアアップと結婚という選択肢を前に、前者を選んだ経験があるという女性の仕事とプライベートのバランスに関する問いかけには水川さんが回答。自身が演じる由樹は迷わずに恋よりも作家になるとう夢を選んでいることに触れつつ「すごくワガママではあるんですが、自分らしくもあると思う」と肯定。「いい面と悪い面と両方あるかもしれませんが、自分の人生ですし、その時の選択が全てだと思います」と前向きな言葉を送り勇気づけていた。3人目の女性は、中間管理職として保守的な上司を時に説得し、部下をなだめ…と様々な立場や意見を調整しなくてはならない難しさを吐露。これに対し菜々緒さんは「ご自分が上(の立場)に行くことでより良い状況にしていけるようになると思います」とエール。キムラさんはそういうポジションを任されるということは「見込まれていること」と語り、さらにかつて自身が出会ったある女優の先輩を例に「言うことは言うし、ちゃんと自分をもっているんですが、でも感じが良いので誰も困らないんです。私はそれに感動して、こうやって人に伝えないといけないと思ったんです」というエピソードを披露し、葛藤や苦悩を抱えつつも働き続ける女性たちにエールを送った。ドラマ「ゴーストライター」は1月13日(火)より21:00~フジテレビにて放送開始。(text:cinemacafe.net)
2015年01月11日TBSドラマ「流星ワゴン」の完成披露試写会が1月10日(土)に都内で行われ、時空を超えた親子を演じる西島秀俊と香川照之が出席。西島さんは「20年くらいのお付き合いで、この3年はほぼ一緒(笑)。すっかり顔も似てきて、(親子役の)役作りは完璧」と語った。一方、“父親”役の香川さんは「さすがはワシの息子とうなってしまった」と“息子”西島さんの演技を絶賛。2人は同局の「ダブルフェイス」「MOZU」と共演が続いており、「ずっと一緒だったのは、親子役を演じるためだったのかな」(香川さん)と感慨しきりだった。直木賞作家・重松清のベストセラー小説を原作に、様々な家族関係を軸に描く“人生の再生”と“家族愛”の物語。人生に行き詰った真面目な会社員・永田一雄(西島さん)が、確執を抱える父の忠雄(香川さん)とともに時空を超えるワゴンに乗り込み、家族が破綻してしまった過去をやり直そうとする。この日、来場者と一緒に第1話を鑑賞した西島さんは「感動して泣いてしまいました。出演できて良かったです」と感無量。「ぜひ日曜の夜、家族みなさんでご覧になって、いろんなことを話したり、考えたりしてもらえれば」とアピールした。社会現象ともなった「半沢直樹」「ルーズヴェルト・ゲーム」のスタッフが再集結した本作。両作品に出演した香川さんは、「皆さん優れたスタッフさんだが、『これほど難しいドラマはない』と苦しんでいた。その姿を見ていたので、見事な第1話を見て『やっぱりさすがだな』と思った」と労をねぎらった。完成披露試写会には一雄の妻・美代子を演じる井川遥、ワゴンを運転する橋本役の吉岡秀隆も出席し「父と息子というのは、一筋縄ではいかないもの。生きる難しさが集約された物語なので、ぜひご自身の家族と重ね合わせて見てもらえれば」(井川さん)、「歴史的なドラマが生まれる瞬間に立ち会えて、鳥肌が立った。僕も泣きそうになったが、隣で西島さんが先にお泣きになっていて(笑)」(吉岡さん)と話していた。「流星ワゴン」は1月18日(日)より毎週日曜21時~TBSにて放送(初回は2時間SP)。(text:cinemacafe.net)
2015年01月11日フジテレビの新ドラマ「ゴーストライター」の試写会が1月10日(土)に開催され、第1話上映後にW主演の中谷美紀と水川あさみ、共演の三浦翔平、菜々緒、キムラ緑子、江波杏子、石橋凌、田中哲司を迎えてのトークイベントが開催された。天才と称賛されながらも自らの才能の枯渇を怖れる人気女流作家と、作家を志して彼女のアシスタントとなり、やがてゴーストライターとして彼女を操ることになる若き女性の愛憎のぶつかり合い、友情、葛藤を描き出す。中谷さんは「久々の連続ドラマ主演ですが、みなさんにどこまでハラハラドキドキしていただけるか?なかなかチャレンジングな作品です。女の情念を徹底的に演じたいです」とどこか楽しそう。水川さんも「演じがいのある役で、毎回、やりがいを感じながら楽しくやってます」と充実した表情を見せる。“ゴーストライター”といえば昨年、“現代のベートーベン”とも称され、全聾の作曲家として活躍していた佐村河内守氏の手がけた楽曲が別人の手によるものだったと判明するいう騒動が記憶に新しい。中谷さんはアシスタントに代筆をさせる作家を演じるにあたり、佐村河内氏の記者会見の映像を参考にしたという。この日、最前列に陣取った報道陣に対し「みなさんの中にもあの会見に行かれた方はいらっしゃいますか?」と微笑みかけ「佐村河内さんは偽りに自分を正当化されていましたが、でも、どこかで音楽のことが本当にお好きだったのではないか?『調性音楽の復権』ということを仰っていて、その思いは本当だったのでは?と思いました。同じように(自身が演じる)リサは若い由樹にゴーストライターをお願いするんですが、書きたい気持ち、文学を愛する思いには偽りはない。その軸を大切に演じたいと思いました」と佐村河内氏の会見から受け取り、役の糧とした部分について語っていた。劇中、中谷さんと水川さんが雨の中で互いの思いをぶつけあい、びしょ濡れになりながら激しくもみ合いになるシーンがある。12月の冷え込んだ夜に撮影されたが、当初、プロのスタントが用意されていたそう。にもかかわらず、中谷さんは直前で水川さんに目配せした上で「本人でやってもいいですか?」と直訴し、実際、2人が自分たちでこなしたという。「寒空の下で、びしょ濡れになりながら演じてヒドかったです(苦笑)」と中谷さんは苦笑まじりに述懐。水川さんは「二度としたくないと思うけど、自分たちでやってよかったです」とうなずいた。もしも選べるなら表には出ずに作家を操るゴーストライターか、それとも実際には自分で書かずに名声を得続ける作家か、どちらの立場がいいか?という質問では、中谷さんは女優の仕事に重ねつつ「他人にやっていただけるならどれくらい楽か…(笑)」と本音をのぞかせつつ、ゴーストライターに書かせて名声を得ても「虚しく苦しい」と語り「才能があるならば、自分で書いて陰で作家を操る方を選びたい」とゴースト側を選択した。一方の水川さんはあっけらかんと「才能がないと書けないので、書く方は頼みます!」と名声を選択。互いに劇中の立場とは別の選択をするという興味深い結果となった。ドラマ「ゴーストライター」は1月13日(火)より21:00~フジテレビにて放送開始。(text:cinemacafe.net)
2015年01月11日フジテレビの人気リアリティ番組「テラスハウス」に出演し、一躍人気者となった“てっちゃん”こと菅谷哲也の素顔に迫ったDVD「裸の時間~若き才能~ 俳優・菅谷哲也」の発売を記念し、1月10日(土)にトーク&握手会を開催。イベント前に菅谷さんが報道陣の取材に応じた。菅谷さんは「テラスハウス」出演をきっかけに、俳優としてドラマ「ラスト・シンデレラ」、映画『ハダカの美奈子』、舞台「タンブリング FINAL」などに出演。このDVDでは「テラスハウス」以上に菅谷さんにカメラが密着し、連日の仕事の様子やプライベートでの姿を捉えている。DVDの中には菅谷さんが「タンブリング」で共演した須賀健太と焼肉屋で語り合う姿なども収められているが、普段から須賀さんとは仲が良いそう。また「テラスハウス」で一緒の時間を過ごした面々とも番組終了後も時折、顔を合わせて食事などをしていると明かした。元々、菅谷さん自身は人見知りとのことで、この日も報道陣を前に質問に答える様子も少し照れくさそう。「少しは直ってきた…」と明かしつつも、先述の須賀さんとの焼肉屋でも「須賀くんの方が喋ってるのが多いんですよね(笑)」と少し申し訳なさそう。この日のトーク&握手会で、一昨年の写真集発売以来、久々にファンと直接触れ合うこととなるが「ちょっと緊張しています…(笑)」と胸の内を明かした。ちなみに、シェアハウスを出て以降は「普通に独り暮らしです。人並みに暮らしてます…オシャレな家ではなくなりましたが(笑)」とのこと。この正月は地元でのんびりと過ごしたそうだが、声を掛けられることも増えたのでは?と思いきや「うちの地元は狭いのでそんなこともなく…前から知ってる人が多いので。(握手やサインを求められることは)全然なかったです。ちょっと寂しいですね」と苦笑交じりに語った2月14日(土)のバレンタインには、「テラスハウス」の“その後”を映し出す劇場版『テラスハウス クロージング・ドア』が公開となるが、改めて「テラスハウス」について「2年間出させていただいて、あの番組があって、いま自分はここに立たせてもらっている」とその存在の大きさを口にする。終了に関しては「寂しい気持ちもあるけど巣立つ感じ」とも。「“テラスハウスのてっちゃん”を卒業していけるようにしたい」と俳優として新たな境地を切り拓くことへの意欲を見せる。ちなみに現在、恋人は?という問いには「いえ、相変わらず(苦笑)」と赤面。好きなタイプの女性の性格や外見について「誠実」や「目力がある」などの要素を挙げ「女優さんでいうと、以前から真木よう子さんのファンです」と明かす。最後に改めて今回のDVDについて「『テラスハウス』よりももう一歩踏み込んで知ってもらえると思います」とアピールした。「裸の時間~若き才能~ 俳優・菅谷哲也」は発売中。(text:cinemacafe.net)
2015年01月10日『映画 ST 赤と白の捜査ファイル』が1月10日(土)に公開を迎え、主演の藤原竜也、岡田将生、志田未来、芦名星、窪田正孝、瀬戸朝香、佐藤東弥監督が赤と白の法被姿で朝9時から上映前の舞台挨拶に登壇し、映画の公開を祝った。特殊な能力に長けた個性豊かなメンバーを擁するST(科学捜査班)が事件を解決していく様を描いたスペシャルドラマ、連続ドラマの映画化。STの頭脳とも言える赤城(藤原さん)が“容疑者”として追われるという衝撃的な事件の解決にメンバーたちが挑む。朝9時開始の舞台挨拶にもかかわらず場内は満員。藤原さん、岡田さんら登壇陣は獅子舞に先導されて、客席の間を通って登場し、観客に紅白の餅を配りながら壇上へ。藤原さんは「明けましておめでとうございます」とまずは新年の挨拶。「夏に撮影して、ようやく公開です」と満を持しての公開の喜びを口にする。岡田さんは「ちょっとだけ本気で眠いです(笑)」とボヤキ気味に語っていたが、主演2人に続いてマイクを握った志田さんが「お2人とももっとしっかりしたこと言うかと思ってたら意外とナチュラルで…(笑)」と舌鋒鋭く語り、会場は笑いに包まれた。初回上映を前に、制作陣はさらにその先、早くも続編を見据えているようで、登壇陣には「この先やってみたいこと。やり残したことは?」という質問が。藤原さんは「窪田くんが毎回、とんでもない身体能力を見せてくれて、そういうのもいいなと思ってます。派手なアクションやりたい。いつも黒崎(窪田さん)がいいとこを持って行くので(笑)」と武闘派への転身を希望。一方の窪田さんは、「逆に謎解きしたいです。たくさん喋って『謎は全て解けてしまった』とやりたいけど…なんせ(黒崎は設定上は)喋れないので…」と羨ましそうに語っていた。芦名さんは「みんなが揃うシーンが好き」ということで、個性があり過ぎて個別行動の多いSTの面々が「全員で動くのをやりたい。全員で現場検証行ったり、意味なくても一緒にいるのがいい」と希望を明かすが、STのまとめ役である岡田さんは「めんどくせー(笑)!絶対に大変ですよ!」とうんざりした表情。この日は初日を祝って壇上で鏡開きも行われ、ヒットを祈願。キャスト陣からは喜びと共に長年、寄り添ってきた作品の巣立ちに対し「寂しい」という言葉も漏れた。最後に、改めてマイクを握った岡田さんは「僕自身、スペシャルドラマで始まった時からキャップとしてSTのメンバーを一番愛してきた自信があります!みなさんが変わったメンバーをこんなに愛してくれるのが本当に嬉しいです。みなさんの心の中にメンバーが残ればと思います」と語りかけ、会場は温かい拍手に包まれた。『映画 ST 赤と白の捜査ファイル』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:映画 ST赤と白の捜査ファイル 2015年1月10日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「ST赤と白の捜査ファイル」製作委員会
2015年01月10日フジテレビ系アニメ枠「ノイタミナ」で放送された人気アニメを映画化した『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』の初日舞台挨拶が1月9日(金)、東京・新宿バルト9で行われ、声優の花澤香菜、関智一、野島健児、神谷浩史、メガホンをとった塩谷直義監督が登壇した。『踊る大捜査線』の本広克行監督が初めてアニメーション作品の総監督を務めたSFアクション。近未来を舞台に人々の精神を数値化する「シビュラシステム」を用いて、犯罪を未然に防ごうとする警察の奮闘を通して、真の正義を問う。初の劇場版となる本作では、試験的にシビュラシステムを導入した内戦状態のSEAUn(シーアン=東南アジア連合)の首都・シャンバラフロートからテロリストが日本に密入国し、システムの中枢に攻撃をしかけてくる。主人公の監視官・常守朱(つねもり あかね)を演じる花澤さんは「リアルにこういう(作品が描くような)社会になってしまうと思わせる場面もあって、自分ならどう行動するかと考えてしまう。私にとっては朱ちゃんの成長物語でもある」と胸を張った。また、本作には重要な役割を果たしながら、シリーズ途中で行方不明となった執行官の狡噛慎也(こうがみしんや)が登場しており「女子には狡噛さんの身体を凝視してほしい。ヨダレには気を付けてくださいね」と楽しみ方を指南していた。その狡噛を演じる関さんは「朱ちゃんとは違う形で、正義にアプローチしている」と説明。関さんといえば、『ドラえもん』『妖怪ウォッチ』といった人気アニメにも出演している人気声優で、舞台挨拶でもジャイアンや妖怪執事・ウィスパーの声を披露し、客席を沸かせていた。「見ているとどこか現代と錯覚する描写もあり、必ずしもファンタジーとは言い切れない。アクションもすごいので、気が付いたらのめり込んでいるはず」(宜野座伸元役の野島さん)、「SFは難しいという認識もあるが、テーマとしては誰もが理解できるもの。見ればエンタテインメントとして純粋に楽しめて、なるほどと思ってもらえる」(ニコラス・ウォン役の神谷さん)とアピールした。『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス 2015年1月9日より全国にて公開(C) サイコパス製作委員会
2015年01月10日戦隊イケメンとして注目を集める志尊淳と竜星涼が1月9日(金)、都内で行われた共演作『烈車戦隊トッキュウジャーVSキョウリュウジャー THE MOVIE』の完成披露試写会に出席し、今年の干支であるひつじのぬいぐるみを抱いて、新年の抱負を語った。「烈車戦隊トッキュウジャー」にライト/トッキュウ1号を演じる志尊さん。1995年3月生まれで「今年は新成人の年なので、初心を忘れずに飛躍できれば。1日1日を大切に、一歩一歩進んでいきたい」と抱負を胸に、背筋を伸ばした。そんな志尊さんの言葉に対して、竜星さんは「そんなしっかりしたコメントされちゃうと…」と苦笑い。昨年2月まで放送されていた「獣電戦隊キョウリュウジャー」で、桐生ダイゴ/キョウリュウレッドを演じており、「今年は僕らキョウリュウジャー6人の新しい面を見てもらえるよう頑張りたい」と新たな目標に意欲を燃やしていた。現在放送中のスーパー戦隊シリーズ「烈車戦隊トッキュウジャー」と、前作「獣電戦隊キョウリュウジャー」がスクリーンで共演する劇場版。謎のエネルギー体に飲み込まれた宇宙ステーションが、地球に落下し、そこから謎の怪人が出現。悪戦苦闘するトッキュウジャーの前に、強力な助っ人としてキョウリュウジャーが現れる。両者は共闘を誓うが…。「たくさんの皆さんに楽しんでいただくため、一生懸命に作品づくりに徹した」と志尊さん。劇中にはトッキュウジャーの面々が、子どもの姿にされてしまうという展開があり「もし子どもに戻れたら?小学生に戻って何も考えずに、遊んだり食べたりして過ごしたい」(志尊さん)、「中学生の“何も知らない強さ”って無敵じゃないですか!ぜひいまの知識のまま、あの頃に戻りたい」(竜星さん)と話していた。完成披露試写会には志尊さん&竜星さんに加えて、平牧仁(トカッチ/トッキュウ2号)、梨里杏(ミオ/トッキュウ3号)、横浜流星(ヒカリ/トッキュウ4号)、森高愛(カグラ/トッキュウ5号)、長濱慎(虹野明/トッキュウ6号)、斉藤秀翼(イアン・ヨークランド/キョウリュウブラック)、金城大和(有働ノブハル/キョウリュウブルー)、塩野瑛久(立風館ソウジ/キョウリュウグリーン)、今野鮎莉(アミィ結月/キョウリュウピンク)、丸山敦史(空蝉丸/キョウリュウゴールド)が駆けつけた。『烈車戦隊トッキュウジャーVSキョウリュウジャー THE MOVIE』は1月17日より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年01月10日三谷幸喜が脚本を務め、野村萬斎を主演に迎えて贈るスペシャルドラマ「オリエント急行殺人事件」。11日(日)、12日(月・祝)に放送となる本作に先駆け、10日(土)に、“ものまねメイク”で話題のざわちんが主要キャストのメイクを披露するメイキング番組が放送されることが明らかになった。フジテレビ開局55周年特別企画として製作された本作。ミステリーの女王アガサ・クリスティーの世界的名作を基に、三谷幸喜版として描いていく。2夜にわたり放送されるが、第1夜は原作に忠実に、第2夜は“犯人側の視点”から描くというオリジナルの演出が加えられた構成となる。民放ドラマ初主演・フジテレビドラマ初出演となる野村萬斎が日本版名探偵ポアロ・勝呂武尊演じる本作には、松嶋菜々子、二宮和也、杏、玉木宏、沢村一樹、吉瀬美智子、石丸幹二、池松壮亮、黒木華、八木亜希子、青木さやか、藤本隆宏、富司純子高橋克実、笹野高史、小林隆、草笛光子、西田敏行、そして佐藤浩市など、人気・実力共に兼ねそなえた、ドラマ・映画史上かつてない豪華な顔ぶれが勢ぞろいして放送前から話題を集めている。今回放送されるのは、三谷幸喜版オリエント急行殺人事件のメイキング番組。「オリエント急行『ざわちん』事件」(関東ローカル)としてざわちんさんが、主演の名探偵勝呂武尊を演じる野村萬斎、第2夜のキーマンとなる超重要人物・家庭教師、馬場舞子を演じる松嶋菜々子、美貌の外交官夫人である安藤伯爵夫人役を演じる杏のモノマネメイクを本物の衣装を着て披露するとのこと。それぞれのメイクにチャレンジしたざわちんさんは、「萬斎さんは初挑戦、松嶋菜々子さん・杏さんは再挑戦ということだったが、実は再挑戦のふたりが心配だった。というのも前回はかなり苦戦して、いままでのモノマネメイクでもトップレベルの難易度だった。萬斎さんは写真をみた途端、自分に似ている!と思い、すぐに出来上がった。松嶋さんの美しいフェイスラインは、陰影をつけることで似せていった。今回、苦戦したのは杏さんの髪型。複雑に結われた髪型は実は地毛!」と明かした。「三谷幸喜のオリエント急行殺人事件の魅力世紀の話題作を一足お先にお届け!」は1月10日(土)11時15分よりフジテレビにて放送。フジテレビ開局55周年特別企画「オリエント急行殺人事件」は2015年1月11日(日)21時~、1月12日(月)21時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年01月09日ビッグ・ショーン&アリアナ・グランデのカップルに新年早々破局説が囁かれている。うわさによれば、ビッグ・ショーンがアリアナを裏切って浮気をしたのだという。「HollywoodLife.com」の情報筋は、「ビッグ・ショーンは浮気なんて絶対にしませんよ。祖母が亡くなって、色々なことに対処しなくてはならなかっただけです」と語り、このうわさを明確に否定した。祖母を亡くしたビッグ・ショーンには元カノも含め多くの女性から連絡があったのだという。単なるサポートの申し出だったが、そこで誤解が生まれてしまったらしい。「祖母の死後、元カノや女友達からビッグ・ショーンに連絡が来たので、アリアナは彼がほかの女性に会っていると思ったのです。アリアナといるときにも電話やメールが沢山きたのですよ。次々に女性から着信が届くのを見て、思わず浮気を疑ってしまったのです」というのが、うわさの真相だという。ビッグ・ショーンはアリアナに彼女たちはただサポートしてくれているだけだと説明したようだ。いまでも過去の女性から大丈夫かと連絡が来るものの、それ以上ではないと明言しているという。(text:cinemacafe.net)
2015年01月09日いまや、ハリウッドのスタイリッシュ・アクションには欠かせない存在となったジェイソン・ステイサムの主演最新作『WILD CARD/ワイルドカード』が、1月31日(土)より新宿バルト9ほかにて全国公開される。本作でステイサムと共演しているのが、全米ナンバーワン・コメディドラマ「モダン・ファミリー」でもお馴染みのコロンビア人女優ソフィア・ベルガラ。40歳を過ぎても変わらぬ圧倒的な美貌で、アメリカの映画やTVで活躍し続ける彼女は、先日、恋人との婚約が報じられたばかり。そんなベルガラとステイサム演じる主人公の“意味深”な新場面ビジュアルが、シネマカフェにて解禁となった。ラスベガスの裏社会で用心棒を生業とする元エリート兵士のニック(ジェイソン・ステイサム)。ある日、何者かに暴行を受け瀕死の重傷を負った元恋人から、犯人の正体を突き止めて復讐してほしいと依頼を受ける。ラスベガスの表も裏社会も熟知しているニックは、すぐさま犯人を見つけ出し、瞬く間に依頼を完遂。だが、その背後には、強大な権力でラスベガスを掌握する凶悪マフィアの存在があった…。エミー賞「助演女優賞」にノミネートされるなど、ブレイクのきっかけとなった「モダン・ファミリー」に5年以上出演し、ウディ・アレン監督の『ジゴロ・イン・ニューヨーク』や2月28日(土)公開の『シェフ三ツ星フードトラック始めました』などでも好演を見せているベルガラ。その多岐に渡る活躍により、USウィークリー誌で「2014年のハリウッドで最も精力的な女性(HOLLYWOOD’S MOST POWERFUL WOMEN OF 2014)」にも選出されている。彼女が本作で演じるのは、男性の視線を釘付けにする謎めいた女性ドリス。劇中でも私生活さながら愛する男性からロマンチックなプロポーズを受けることになる。アトランティックシティーのカジノ店を任されることになった恋人のオズグッドに一緒に来てほしいとプロポーズされるも、彼女は、「私は3度も結婚に失敗した。向いてない」と首を縦に振ろうとしない。そこで、その場に居合わせたステイサム演じるスゴ腕用心棒・ニックは、旧知の友人オズグッドのためにある芝居に打って出るのだ。解禁となった場面写真では、ベルガラ演じるドリスはまっすぐ前を向き、凛とした表情をたたえており、自分に待ち構える運命を見据えるかのよう。男性ふたりに挟まれる形で共演したこのシーンについて、ベルガラは「“いたずら坊やたち”を嫌がる人なんているのかしら?」とおどけた表情で意味深なコメントを寄せている。ラスベガスの裏社会を舞台に、スゴ腕用心棒が腕っ節ひとつで最凶マフィアに立ち向かっていくスリリングな展開が魅力の本作だが、アラフォーとは思えない妖艶美女の心の機微を描くシーンにも、ぜひ注目してみて。『WILD CARD/ワイルドカード』は1月31日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年01月09日音楽、映画、テレビ番組など、エンターテインメント界で活躍する人々を対象とした賞「ピープルズ・チョイス・アワード」が1月7日(現地時間)に開催された。今年は女優のアンナ・ファリスがホストを務めたが、夫で『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』などで知られる俳優クリス・プラットの姿が見られなかったという。実はライブショーが始まる前から、アンナはクリスが欠席する可能性を示唆していたようだ。アンナは「ET Canada」に、「息子のジャックが明日の朝、目の手術を控えているの。だからどうなるか分からないわ。(クリスは)来るかもしれないし、来ないかもしれない」と語っていたという。また「正直に言うと、彼は最近わたしを威圧していたのよね」「だから、彼に家にいてくれた方がいいときもあるわ」と、クリスの活躍ぶりに関してジョークも言った。クリスは先月、息子ジャックが未熟児であったことを明らかにしており、「Ellen DeGeneres Show」に「この子に関して我慢することは全く苦痛じゃないんだ。本当に素晴らしい子だよ」と語っていた。今回のエピソードからも、クリスが息子をとても大切にしていることが伺える。(text:cinemacafe.net)
2015年01月09日元日に『スター・ウォーズ』最新作の邦題が正式発表され、にぎにぎしく幕を開けた2015年の映画業界。特に洋画は同作をはじめ、人気シリーズの新作や超大作が目白押しだ。今年こそ、若年層を中心に広がる“洋画離れ”に歯止めがかかるのか注目を集めている。2015年に日本公開されるタイトルは、ざっと挙げただけでも以下の通り。『ワイルド・スピード SKY MISSION』(公開:4月17日)、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(公開:7月4日)、『ターミネーター:新起動/ジェニシス』(公開:7月)、『ジュラシック・ワールド』(公開:8月7日)、『テッド2(原題)』(公開:8月28日)など。これらに12月に全世界公開される『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が加わる。ただし、これらの作品を10代~20代前半の観客にどうアピールするかは大きな課題だ。昨年、ヒットの目安である興収30億円を超えた洋画シリーズ(※実写映画)は『アメイジング・スパイダーマン2』のみ。続く『トランスフォーマー/ロストエイジ』はわずかに届かず、世界的に大ヒットした『ホビット 竜に奪われた王国』『猿の惑星:新世紀(ライジング)』は、20億円にも遠く及ばなかった。大きな要因が、若者の洋画離れなのは言うまでもない。「待望のシリーズ最新作!」「あの名作が○○年ぶりに復活」などと宣伝されても、若い世代は「予備知識などハードルが高い」「そもそも知らない」と拒否反応を示す。彼らが自分にとって、より身近な邦画を好むようになっただけでなく、この10年、タイトルや出演者の知名度に頼りきった洋画宣伝のツケがまわった形だ。ハリウッドのシリーズ依存を止めることが難しいだけに、国内では地道に「作品がもつ魅力」を伝える姿勢が求められる。シリーズものの成功はもちろん、世間をあっと言わせる「驚きのヒット」にも期待したい。誰も予想できなかった『アナと雪の女王』の規格外ヒットを筆頭に、最近なら『テッド』『ゼロ・グラビティ』などは、「どんな映画か」を的確にアピールし、SNS上での口コミを広げた好例だ。(text:Ryo Uchida)■関連作品:アベンジャーズ 2012年8月14日より全国にて公開TM&(C) 2012 Marvel & Subs.
2015年01月09日第72回ゴールデン・グローブ賞でドラマ部門「主演女優賞」にノミネートされている『WILD』(原題)や、日米で大ヒット中の『ゴーン・ガール』でプロデューサーとしても乗りに乗っているリース・ウィザースプーン。彼女が主演を務めた感動作『The Good Lie』が、『グッド・ライ~いちばん優しい嘘~』として4月より日本公開されることが決まった。カンザスシティーの職業紹介所で働くキャリー(リース・ウィザースプーン)。彼女の次の仕事は、スーダン内戦で両親を亡くした、いわゆる“ロストボーイズ”と呼ばれる難民たちを受け入れ、電話を見るのも初めての彼らを就職させるという、最難関のミッションだった。車に乗せれば一瞬で酔い、牧場を見ると「猛獣はいますか?」と思わず確認。ハンバーガーもピザも知らない彼らに最初はイラつくキャリーだったが、その成長を見守るうちに思いがけない友情が芽生え、やがて生き方さえも変わっていく――。1983年、アフリカ・スーダンで始まった内戦は、10万人以上の子どもたちの両親の命と住む家を奪った。十数年後、アメリカとスーダンは協力し、難民キャンプで育った3,600人もの若者たちを全米各地に移住させる計画を実施。そんな“ロストボーイズ”と呼ばれる難民たちの実話が、『ビューティフル・マインド』でアカデミー賞「作品賞」「監督賞」に輝くロン・ハワードの製作のもと映画化。『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』で、アカデミー賞始め数々の栄えある賞を獲得したリースが主演を務め、カナダ映画『ぼくたちのムッシュ・ラザール』(’11)でアカデミー賞「外国語映画賞」にノミネートされたフィリップ・ファラルドーがメガホンを取る。突然、自由の国への切符を手渡された若者たちと、彼らを受け入れたアメリカ人たちとの間には、何かにつけ激しいカルチャー・ギャップが生じ、さまざまなドラマが巻き起こっていく。リースが演じた主人公キャリーと一緒になって大笑いするうちに、やがて彼らの純粋さと誇りに胸を揺さぶられ、生きる力をもらう。そんなエモーショナルなヒューマン・ストーリーが、この春、笑いと感動を日本に届けてくれそうだ。『グッド・ライ~いちばん優しい嘘~』は4月、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年01月09日“ブレイク”という言葉で片付けては、この男の凄さを見誤る。NHKの朝ドラ「花子とアン」での主人公の幼なじみ・朝市役の好演が、全国区の知名度を得るきっかけになったのは事実だが、実は朝ドラ出演は「ゲゲゲの女房」(’10)に続き2作目。朝ドラと並ぶNHKの看板作品である大河ドラマでも「平清盛」(’12)にレギュラー出演したほか、民放ドラマでも「リーガル・ハイ」(’12)、「最高の離婚」(’13)、「Nのために」(’14)などレギュラー、ゲスト出演を問わず、ここ数年で話題を呼んだ作品の多くに「窪田正孝」の名前がクレジットされている。作り手がいま最も一緒に仕事をしたい実力派にようやくあるべき人気と知名度が追い付いてきたというところだろうか。「“再会”の年にさせてもらいました」――。窪田さんは、過ぎし2014年をそんな言葉でふり返った。「ゲゲゲの女房」、「平清盛」で出会ったNHKのスタッフとの「花子とアン」での再会、連続ドラマ「リミット」(’13)の制作陣が再集結した「Nのために」。そしてもうひとつ、大きな再会となったのが、2013年にスペシャルドラマとして放送され、2014年には連続ドラマにステップアップし、その衝撃のラストが話題を呼んだ人気作品の映画『ST赤と白の捜査ファイル』である。対人能力に問題はあるが天才的頭脳で事件を解決に導く分析官・赤城左門(藤原竜也)を筆頭に、常人離れした能力を持ちつつも、性格の方も超個性的な「ST(科学特捜班)」の面々と、彼らを管理する“キャップ”こと百合根友久(岡田将生)がトラブルを起こしながらも犯罪に立ち向かっていく姿を描く本作。窪田さんは「ST」のメンバーのひとりで、先端恐怖症から他人の言葉にさえもトゲを感じて喋らなくなってしまったが、抜群の嗅覚と武術の腕前を誇る青年・黒崎勇治を演じている。黒崎という役、いや、窪田正孝という俳優の魅力を語る上で避けて通れないのが鍛え抜かれた肉体が繰り出す激しいアクションだ。「花アン」の朝市からは想像がつかないかもしれないが、衣裳を脱ぐとその下は文字通り筋骨隆々!過去にも主演映画『ガチバン』シリーズなどで凄まじいまでの乱闘を繰り広げているが、映画『ST』では激しくも華麗なアクションを披露している。「アクションに関しては撮影の数日前から食事のコントロールをしたりと準備をしましたが、これまでも(アクションは)結構、長くやらせていただいているので、そこに助けられた部分は多かったですね。ただ、これまではハチャメチャに殴ったり蹴ったりということが多かったのですが、黒崎の戦いは武術で腕をねじり上げたり、関節をキメたりするのが多いんです。武術の技術を持っている人の戦い方ってやはり違っていて、自分で攻めるよりも、相手が来るのをかわして、受け流しつつ攻める。強い人ほど自分からは攻めないものなんですね。そこが難しくて最初は焦ったりしました。黒崎は戦いの中でも常にクールだし、息を切らすようなこともないんですが、それが結構難しい(苦笑)。人間は瞬時に右に向いたりすると、口がパカッと開いたりするものなんですが、彼にはそれがなくキリッとしてなくちゃいけない。機械のように冷静に動くことを強く意識していました」。アクションに加え、ファンの心を掴んだのが“喋らない”黒崎のキャラクター。唯一、言葉を交わすことが出来る山吹(三宅弘城)にボソボソと耳打ちする姿がおなじみだが、窪田さんは「黒崎は、本当はSTのメンバーと喋っているんだと思っています」とその心情を推し量る。「事件が主体で描かれるので、そうした部分が詳しく描かれることはないんですが、見えないところで何をして、どんなことを考えているか?この作品ではそういうことまでスタッフさんは細かく考えてくれているんです。STのブースに各人のデスクがあるんですが、黒崎のところにはダンベルとか握力用のトレーニング器具とかが置いてあるんです。それを最初に見た時に『あぁ、自分と同じことを考えてくれていたんだ』とすごく嬉しかったです。連ドラでもみんなが喋っているときに黒崎だけ筋トレしていたりするんですけど(笑)、そういうところが彼らしいというか、体を鍛えることで精神も研ぎ澄まされていってるんだろうと。そういうスタンスが彼にはあるなと思っていました。性格的な部分で言うなら、他人の言葉のトゲで喋れなくなりましたが、実は彼の口からあふれる言葉というのは、すごく優しいんじゃないかと思っています。キャップをのぞくSTのメンバーで、実は一番社会性があるんじゃないかと(笑)」。喋らないからこそ、表情やちょっとした視線、仕種で感情や思いを伝えなくてはならないが、難しいのはその度合いである。劇中、キャップが異動でSTを去らねばならないタイムリミットが近づく中で、あろうことか赤城が“容疑者”として追われる事件の解決を迫られるSTの面々。キャップへの思い、STに対する愛着――窪田さんはそうした黒崎の胸の内を分かりやすく表情や仕種に乗せるという表現をあえてしようとはしなかった。「そこは逆に見せないようにしました。もちろん、黒崎としてキャップにいなくなってほしくないという思いもあるけれど、それはやはり伝えちゃいけないところ。無理にそれを画面に出そうとすれば、観ている人にとって“ウソ”になってしまう。そこは完全に秘めて、これまで通りの黒崎というキャラクターとして演じました」。好感度大のイケメンからゲスなダメ男、凶悪犯罪者に等身大の青年、少女漫画や人気小説が原作のキャラクター性の強い個性的な登場人物まで自在に変身を遂げ、観る者を魅了し、惑わせる。文字通り、朝ドラから深夜ドラマまで!作品ごとに振れ幅の大きな役をこなし、この世代では稀有な“カメレオン俳優”と言えるが、当人からはこんな言葉が口をつく…。「作品ごとに作風も役柄も違うのは当然ですし、決して『自分の振れ幅が大きい』のではなく、僕は監督の下で作品・役柄の色に染めてもらっているだけ。僕自身が特別な何かをしているという感覚はないんです」。それは、単に謙虚さから出ただけの言葉ではなく、彼が理想とする俳優としてのスタンスから自然に出てきた実感なのだろう。「なりきる」のではなく、何より大切にしているのは「芝居をしないでそのままでいること」だと語る。「実はすごく“緊張しい”なんです。こうした取材や舞台挨拶もそうなんですけど(苦笑)、人前に立つと体が締まるんです。だからこそ、“そのまま”でいたいという気持ちがすごくあって、それは芝居に対する姿勢にも繋がっています。メイクをしてもらっている時や、朝起きた時のような感覚――いい意味で芝居をせずにカメラの前に立ち、一度動いてみて、そこから監督の狙いや求めるものに沿って、修正していく。そうやって作品の一部に染まっていくのが理想ですね」。次々と異なる役柄に変身するからではなく、自らを完璧に作品に溶け込ませるのが“カメレオン俳優”。それを改めて感じさせる。だからだろう。彼の“素”を垣間見るのはなかなか難しい。できることなら素の窪田正孝について教えてほしいところだが…。窪田さんは機先を制すように静かに笑みを浮かべつつ続ける。「以前は役がなかなか抜けずに、素に侵食するようなこともあったんですが、最近は割と早く抜けるようになってきましたね。素の自分が見えないというのは正直、すごく嬉しいです。役者は演じてナンボだと思うので、普段どんなことしているのか?というのが分かってしまうのはつまらないし、どこかで『作ってる』のが見えてしまう気がして。それよりも『何だこいつ!?』という新鮮な感覚で見てもらえる方が嬉しいです。ネットで何でも調べられる時代だからこそ、逆に何の先入観もなく観てもらって楽しんでもらえたらいいなと思います」。黒崎という役柄をどう表現するかも、役者である自身の見せ方も大きくは変わらない。軸にあるのは「どう見せたら観る人間に最も楽しんでもらえるか?」という視点。17歳でデビューを果たし、9年にわたって着実にキャリアを積み上げていく中で培ってきた信念と言えるかもしれない。転機となったのは2008年にドラマ「ケータイ捜査官7」に主演し三池崇史監督との出会ったこと。この時、三池監督からは「10年後にまた会おう」と声を掛けられたそうだが、10年を経ずして映画『十三人の刺客』(’10)で再び一緒に仕事をすることになる。「19歳で三池監督とお会いして、初めて芝居を面白いと感じ、演じることが好きになったんです。もちろんそれまでも全力で仕事はしていましたが、正直『なんで自分は人前でこんなことをしてるんだ…?』と思う瞬間もありました(笑)。あの時、芝居を好きになれたことが、いま俳優という仕事を続けていられる一番の理由です。そして、続けていく中で自分のことを応援してくださる方がいるということを知って、改めて自分のためだけでなく、観てくださる方に少しでも作品を楽しんでいただけるようにという意識や責任感が生まれるようになってきたと思います」。黒崎を演じる上で、ST内での彼の役割やポジションを鑑みつつ「少し引いた視点で全体を見るように意識していた」と語るが、それは実は本作での役作りに限らず、窪田さん自身の生き方、他人との接し方、仕事への向き合い方にも重なっているように思える。その思いを強くしたのは最後の質問――「ライバル、尊敬、憧れ、刺激…どのような視点でもいいので、いま特に意識している俳優は?」という問いへの答えと理由を語った時だ。窪田さんが名を挙げたのは「Nのために」で共演した女優・榮倉奈々だった。「直近の作品で一番近くで見ていたからというのもありますが、榮倉さんのお芝居ってすごく繊細なんです。何て言えばいいのか…主演として周りの役者の芝居を受け止めて、リアクションしていかなくてはいけない中で、感情の見せ方が本当に繊細で丁寧で自然でした。まさに『演じていないことを演じている』『素の自分を演じている』という感じで、もしかしたらそれは、僕が理想としてそうあるべきと感じているものと同じなのかもなと。僕自身がそう勝手に感じていただけで、言葉にしてしまうと壊れてしまうような気がして、ご本人とはそうした話は全くしてはないんですが…。自然な気持ちのまま感情を乗せて、頭ではなく心で演じる――年齢も一つしか違わないんですが『あぁ、自分は全然ダメだ…』と感じるような瞬間もいっぱいあって、一緒にいてこちらの意識がすごく高められました」。決して多弁ではない…いや、むしろ言葉に出来ない繊細さ、言葉で表現してしまえば儚く崩れ落ちてしまうかもしれないかけがえのない空間や形のない“何か”を見つめ、大切にする男。この先、どのような役柄、共演者、作り手と出会い、どのような成長を遂げていくのか?窪田正孝はまだまだブレイクなどしていない――。(photo / text:Naoki Kurozu)■関連作品:映画 ST赤と白の捜査ファイル 2015年1月10日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「ST赤と白の捜査ファイル」製作委員会
2015年01月09日2月18日(水)~22日(日)の5日間、東京・表参道の「ニコライ バーグマン フラワーズ&デザイン フラッグシップストア」2Fにて、展示会「Nicolai Bergmann-5 Days in AMAMI」が開催される。デンマーク生まれの世界的フラワーアーティストであるニコライ・バーグマン氏は、2014年もさまざまなブランドとのコラボレーションの他にも、横浜赤レンガ倉庫での最大規模のガーデンプロジェクトや福岡・太宰府天満宮での展示会を成功させるなど、精力的な活動を展開し、クリエーターとしてだけでなく、ビジネスマンとしてワールドワイドに活躍の場を広げている。本展は、一般社団法人奄美群島観光物産協会がニコライ・バーグマン氏とコラボレーションし、ニコライ・バーグマン氏による、奄美群島をモチーフとしたフラワーアート作品および写真の展示、また期間限定フラワーボックス【AMAMI】の販売などが行われる。この展示会は、2014年7月に奄美大島に直行便を就航したANAホールディングス100%出資のレジャー・リゾートLCC「バニラエア」が企画・実施を手掛け、奄美群島の魅力を伝える「IRODORI AMAMI」キャンペーンの一環として開催される。奄美群島とは、九州本土の南に位置するトカラ列島と沖縄諸島との間に連なる8つの有人島からなる地域のこと。そこには独自の生態系が育まれ、“東洋のガラパゴス”とも称され、ユネスコの世界自然遺産登録を目指している地域でもある。展示会の実施に先駆けて、ニコライ・バーグマン氏は奄美群島を訪問し、滞在中に触れた奄美群島の独自性の高い豊かな自然にインスピレーションを得て、力強くも美しい大自然を写真とフラワーアートで表現する。入場は無料。誰でも参加できるので、ぜひこの機会にニコライ・バーグマン氏の写真と新作フラワーアートを鑑賞してみてはいかがだろうか。今回販売されるフラワーボックス【AMAMI】の売り上げの一部は、自然維持のため奄美群島へと寄付される。(text:Miwa Ogata)
2015年01月09日高級チョコレートブームの火付け役としても知られるベルギーチョコレートの奇才ピエール・マルコリーニが、今年のバレンタインに贈るチョコレートセレクションが、1月21日(水)より発売となる。「ピエール マルコリーニ」のチョコレートの最大の特徴は、カカオへのこだわりだ。カカオ豆の仕入れルートの開拓、買付け、選別、調合、焙煎や精錬、すべてに至りマルコリーニ氏、自らの手で行っているほどだ。そんなマルコリーニ氏が、今年のバレンタイン向けに贈るのは、ビターガナッシュをビターチョコレートでコーティングした代表作「ピエール マルコリーニ グランクリュ」を始め、ミルクチョコレートの中に塩のアクセントの効いたキャラメルソース入りの「アニモ キャラメル」、マルコリーニのバレンタインを象徴する甘酸っぱいラズベリーのガナッシュをホワイトチョコレートでコーティングした「クール フランボワーズ」などの定番コレクションやハート形の新作などを詰めた各種アソートメント。おすすめは、9種のプラリーヌが赤いハート形のパッケージに詰められた「バレンタイン セレクション 9個入り」(3,371円)。定番ショコラに加え、ハート型の新作3種がアソートされていて、独創的で洗練された珠玉のショコラ一粒一粒を味わえる。そのほか、シャンパン好きにはたまらないカカオのアロマとシャンパンのマリアージュが絶妙な「トリュフ シャンパーニュ 7個入り」(2,601円)や、シンプルにマルコリーニこだわりのタブレットを味わえる「タブレット オレ」(2,381円)、「タブレット ベネズエラ」(2,381円)なども登場する。パッケージは、マルコリーニ氏が描いた「I ハート(love) chocolat」の文字がキュートでアイコニックな期間限定パッケージとなっている。スタイリッシュで洗練されたショコラの味わいと、オシャレなパッケージで、本命チョコの有力候補としてぜひチェックしてみてはいかがだろうか。(text:Miwa Ogata)
2015年01月09日TBSの新ドラマ「まっしろ」の制作発表会見が1月8日(木)に開催。堀北真希をはじめ、劇中で看護師を演じるキャスト陣がそれぞれの役柄の個性を反映させた衣裳の白衣姿で舞台挨拶に登壇した。昨年、「昼顔」が大いに話題を呼んだ井上由美子の脚本による本作。著名人や金持ちを患者に持つ高級セレブ病院を舞台に看護師たちの熱い“戦い”が描き出される。この日は主要キャストが勢揃いしたが、堀北さんを始め、看護師役の志田未来、高梨臨、菜々緒、MEGUMI、木村多江は役柄の衣裳の白衣姿で居並ぶ姿は壮観!ちなみにそれぞれの役柄に合わせてスカートの種類や丈の長さが異なるのも特徴だそう。通常、看護師の白衣は緊急時にも対応すべく動きやすくできているものだが、本作の舞台となる病院は、超セレブ達御用達の病院であり、忙しくバタバタと動き回る必要がないということで、そうした設定に沿ってデザインされているよう。堀北さんはナース服に身を包むと「気が引き締まります」と語るが、実際に姉が看護師をしていたという高梨さんは、かなり短いスカートでお色気たっぷりの着こなしとなっており「動きづらいし『ありえない』とツッコまれました(笑)」と明かす。高梨さんよりもさらに短いスカートで、美脚を存分に見せているのが菜々緒さん。ナース服に「テンション上がりました!」と微笑むも「タイトで歩きづらいです…」とやはり見た目重視で機能性はイマイチのよう…。MEGUMIさんは「昔、さんざんコスプレで着てたので久しぶりで『大丈夫かな?』と思いつつ、慣れました」と語り笑いを誘う。また、最年少の看護師役の志田さんは、フワリとしたスカートで後ろにはリボンがあつらえてあり、こちらもキュート!立って衣裳がよく見えるようにとリクエストされると「菜々緒さんの後だと罰ゲームに近い…(苦笑)」とこぼしつつ、かわいらしい着こなしを見せてくれた。この白衣の天使たちに囲まれて、石黒賢、柳楽優弥、眞島秀和ら数少ない男性キャスト陣にとってはさぞや天国かと思いきや、石黒さんは「うらやましいと思われるかもしれませんが、意外と恥ずかしいんです(笑)」と告白。“白い大奥”とも呼ばれる女たちの牙城で、女性の本性や本音をこれでもかと見せつけられることもあって、戦々恐々といった様子だった。そんな女たちの園の“総取締役”とも言える立場の師長を演じるのが木村さん。第1回放送からかなり恐ろしさの片鱗をのぞかせているよう。木村さんは「(部下の看護師たちに)ネチネチ言うのが楽しくて、結構快感になりつつあった」とニヤリと微笑み、部下をクビにする際の「お暇を取っていただきます」や、にこやかに見えて実は目が笑っていないで言う「ごきげんよう」といったセリフをこの日の壇上でも再現し、共演陣を震え上がらせていた。「まっしろ」は1月13日(火)22:00~TBSにて放送開始(初回は15分拡大)。(text:cinemacafe.net)
2015年01月09日「ももいろクローバーZ」の5人が演じる弱小演劇部の少女たちが、全国大会を目指し、喜びや悲しみを抱えながらもきらめいていく姿を描く青春映画『幕が上がる』。このほど、初披露となる主題歌「青春賦」に彩られた、フレッシュな魅力と熱気あふれる予告映像が到着した。劇作家・平田オリザの原作をもとに、「踊る大捜査線」シリーズの本広克行が監督を務め、作り上げる本作。「いま、もっとも輝いている少女たち」として大抜擢された「ももクロ」のみならず、黒木華、ムロツヨシ、清水ミチコ、志賀廣太郎など、個性的で高い演技力を誇るキャストが集結したことで、早くも大きな注目を集めている。中でも今回の予告映像で気になるのが、元・学生演劇の女王である新任教師として、「ももクロ」のメンバーに演技指導をする黒木さんだ。灰皿を山積みにして鬼の形相で檄を飛ばす姿は、百田夏菜子演じる演劇部の部長・高橋さおりの夢なのか、それとも現実なのか…。そんなちょっとした驚きも含んだ予告映像を彩るのは、今回初披露となる主題歌「青春賦」。「ももクロ」自らが熱い想いを込めた歌に乗せて披露される、喜びや悲しみ、希望と不安、焦り、忍耐…。メンバーの多様な表情に、つい引き込まれてしまう。先日、2015年5月に上演される舞台版の詳細も明らかとなったばかりの本作だが、映画に関しても、数々の作品を手掛けてきた本広監督は、「撮影現場が青春そのものだった」とふり返るほど熱量のこもった仕上がりとなった様子。「ももクロ」と同世代の子どもたちから、かつて葛藤を抱え青春の日々を送った大人まで、幅広い層の背中を押す青春映画となりそうだ。映画『幕が上がる』は2月28日(土)より公開。舞台「幕が上がる」は5月1日(金)よりZeppブルーシアター六本木にて上演。(text:cinemacafe.net)
2015年01月09日玉木宏と倉科カナをメインキャストに迎え、“産後危機”問題に焦点を当てた社会派コメディードラマ「残念な夫。」(フジテレビ)。このほど、本作の主題歌を奥田民生らで結成されたバンド「ユニコーン」が担当することが決定した。本作は、今話題の“産後の離婚危機”をテーマに、子どもが生まれたのに父親らしい進歩が見えないことで、妻からの愛情が冷え込み、家庭内カースト最下層に落ちてしまった“残念な夫”が、理想の夫、最高のパパに成長しようと奮闘する様を描く。家庭内で“残念な夫”に成り下がってしまった主人公・榛野陽一役に“父親”役初挑戦となる玉木宏を始め、育児への責任感から“モンスター妻”になってしまった榛野知里役に倉科カナ、そのほか岸谷五朗、大塚寧々、黒木啓司(EXILE)、林遣都、高橋メアリージュン、浅田美代子といった豪華俳優陣の出演がすでに発表されている。今回、主題歌に決定した「ユニコーン」の楽曲「はいYES!」は2014年3月発売のアルバム「イーガジャケジョロ」のセブン&アイ限定盤CD(※すでに限定発売終了)にのみ収録されている曲で、ライヴでも大いに盛り上がる大人気の曲だ。主題歌の歌詞について聞いてみると、「彼女とかお嫁さんがニコニコしているとうれしいな~と。それだけで世の中が平和だな~と。なんてことを思いまして、その辺りの思いを書き記してみました」とのこと。さらに、ドラマのタイトルについては「夫は、だいたい残念なものなので…だからいいんじゃないですかね(笑)。『残念な嫁。』よりはいいでしょう。だって、夫が多少我慢していればいい話でしょ?今の世の中的には合っているんじゃないですか」とユニコーンらしいコメントを寄せている。また、ドラマ劇中では主題歌のほかにも「ユニコーン」の楽曲が多数使用されるとのことだ。ドラマ「残念な夫。」は1月14日(水)より毎週水曜22時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年01月09日先日、女優の菊地凜子との入籍を発表したばかりの染谷将太が1月8日(木)、外国人特派員協会(東京・有楽町)にて行われた、主演映画『さよなら歌舞伎町』の記者会見に共演の前田敦子、廣木隆一監督と共に出席した。一流ホテルマンと周囲には偽っている歌舞伎町のラブホテルの店長を務める青年、その彼女でミュージシャンを目指す少女を始め、様々な思いや人生を抱えて歌舞伎町に暮らす人々のドラマを描き出していく。染谷さんが結婚後、初めて公の場に登場するとあって、会場には普段の同所での映画の上映、記者会見とは比べ物にならないほどの多くの報道陣が詰めかけた。あらかじめ、質疑応答では映画に関する質問のみと決められていたが、冒頭の挨拶のところで廣木監督が「これだけマスコミが集まっているのは…染谷が結婚したから(笑)。おめでとうございます」と祝福。染谷さんは少し照れくさそうに「このたび、結婚したので、これからは些細な幸せを大切に、まだ子どもはいませんが、家長として頑張っていきたいと思います」と語った。染谷さんと前田さんは本作で、倦怠期を迎えつつある同棲中のカップルを演じたが今後、激しいセックス描写があるような作品のオファーがあったら?という質問に染谷さんは「過去にもそういうラブシーンをやったことはありますし、台本を読んで感動して『これはやりたい』と思ったらやるかも」と回答。前田さんも「同じです。自分をそういう風に作品で求めていただけるなら、作品のためなら全然、抵抗はないですね」と語った。2人のキャスティングに関し、廣木監督は「染谷は昔から気になる役者で、僕らと話していても雰囲気、オーラを消すので、それが不思議でした。脚本の荒井晴彦さんの知り合いの役者を通じて電話をして、たまたま(スケジュールが)2週間空いていたので『その2週間ちょうだい』と直々にお願いしました。前田さんは『AKB48』のときから強さと弱さの両極をもっている人なんだろうと思ってました。現場でも(すぐ目の前に)カメラがあっても動じない強さがあるのを感じたし、でもその裏にある弱さが魅力だとも思いました。中間がない感じが好きで、人間的でいいなと思いました」と起用の経緯と魅力について語った。劇中、新大久保でのシーンで、反韓デモの様子が描かれているが、廣木監督は「新大久保でヘイトスピーチがあったことは事実ですので、それは日本的には恥ずかしい部分であると思いますが、現実に行なわれている部分であり、映画の中で外すことはできないと思った」とあえてこのシーンを盛り込んだ意図を説明した。様々な形で“愛”を描く本作だが、「愛を信じるか?」という質問に、染谷さんは「いろんな愛があると思いますが、人間に生まれて、“人間愛”という言葉が好きなので信じます」と語る。前田さんも「いろんな人に支えられていて、特にこの仕事ではそれを感じるので、愛は大切だと感じています」とうなずいた。『さよなら歌舞伎町』は1月24日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:さよなら歌舞伎町 2015年1月24日よりテアトル新宿ほか全国にて公開(C) 2014『さよなら歌舞伎町』製作委員会
2015年01月09日『アナと雪の女王』で驚異的な大ヒットを記録したディズニーが満を持して贈るミュージカル最新作『イントゥ・ザ・ウッズ』。本作に登場するシンデレラ、ラプンツェルをディズニー・アニメーションのビジュアルと比較した最新ビジュアルが解禁された。本作は、おとぎ話の「めでたし、めでたし。」のその後を描いた、大人のための“アフター・ハッピーエンド”ミュージカル。それぞれの”願い”を叶えたはずの主人公たちを待ち受けていた、驚くべき運命とは…。今回、公開されたのはハッピーエンドの“その先”を描く本作に登場するおとぎ話の主人公たちの中から、シンデレラとラプンツェルのビジュアル。本作の実写シンデレラは、何故か靴を両手に持ちながら城の階段に座り込み、何か考えている様子。一方、実写ラプンツェルはアニメ版で見せているような楽しい外の世界を夢見る表情ではなく、塔の下に目を向けながら、現実世界を想像するようなリアルな表情を見せているなど、どうやらアニメで描かれる彼女たちとは心情が異なっているようだ。本作でシンデレラ演じたアナ・ケンドリックは、もともとミュージカル出身。ブロードウェイの「High Society」で弱冠12歳にしてトニー賞ミュージカル部門「ベスト・フィーチャード・アクトレス賞」にノミネートされた。2003年に映画デビューし、2010年、ジョージ・クルーニーと共演した『マイレージ、マイライフ』でアカデミー賞「助演女優賞」にノミネートされるなど、一躍、若きスターの仲間入りを果たした。まるでシンデレラのような経歴を持つアナは、本作の役どころについて「私のシンデレラは人々がよく知る平均的なシンデレラのように完璧じゃないの。もちろん舞踏会にも行くし、王子と恋に落ちてプリンセスにもなるわ。でも、王子と一緒になった後の出来事で彼女は本当の自分と向き合い、自分の間違いを認めるようになる。平均的なシンデレラのような潔白な被害者ではないのよ」と、誰もが想像するハッピーエンドの体現者ではなく、複雑で欠点のある現代的な存在に描かれていることを明かした。また、アニメ『塔の上のラプンツェル』では、王国のプリンセスであることを知らぬまま塔の中で暮らしていたが、ある日、塔に侵入してきた泥棒フリンと出会い、育ての母に内密で憧れの外の世界へ踏み出すことに。危険な冒険を乗り越え、ふたりは無事”ハッピーエンド”を迎えるというストーリーだった。しかし、本作でラプンツェルを演じるマッケンジー・マウジーは、「私のラプンツェルは意を決して(母に)自分の意見を言わなければならないの。自分自身の強さや信念を彼女は見出さなければならない」と、強い意志で親に歯向かうヒロインであることを語る。彼女もまた、TVドラマやブロードウェイで活躍してきた若手実力派だ。脚本家のジェームズ・ラパインの言葉によれば、「彼女が体現しているのは、自宅から抜け出し、両親の言いなりになるのではなく、大人のようなことをしたいと思う思春期を過ぎたティーンエージャーの娘」だという。そんなヒロインを演じるマウジーのお気に入りの台詞は、「願い事は叶う。でもタダではないけれど」。ハッピーエンドとはかけ離れた、まるで本作を象徴するようなリアルな台詞だ。今度のディズニー・ミュージカルで描かれるプリンセスは、どうやら私たちがこれまで親しんできた彼女たちとは何かが違うよう。まずは、アニメと実写の比較をこちらのビジュアルで楽しんでみて。『イントゥ・ザ・ウッズ』は3月14日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年01月09日堀北真希・主演の新ドラマ「まっしろ」(TBS)の記者会見が1月8日(木)に開催され、堀北さんをはじめ、柳楽優弥、志田未来、高梨臨、菜々緒、MEGUMI、眞島秀和、石黒賢、水野美紀、木村多江らが出席。看護師役のキャスト陣は衣裳の白衣姿で来場した。「白い巨塔」「昼顔」の脚本家・井上由美子のオリジナル脚本による本作。文化人や芸能人、政治家を患者とする超高額医療のセレブ病院で働くことになった主人公を中心に、“白い大奥”と呼ばれる女の園で戦う看護師たちの姿を描く。堀北さん演じる主人公の朱里(あかり)は、玉の輿を狙ってこの病院にやって来る。井上さんは、この役を堀北さんに演じてほしくて、スケジュールが空くまで企画を温め続けてきたとのことで「ピュアで純真なイメージがありますが、(本作では)野心家でしたたかでうぬぼれ屋の一面が見られます」とこれまで見たことのない堀北さんの表情が見られると太鼓判を押す。堀北さんは「少し優しい言葉を掛けてもらうだけで『自分のことを好きなんじゃないか?』と思えちゃうところは素晴らしい(笑)」と朱里について語りつつ、「だんだん、仕事に向き合っていく姿を大事に演じたいと思います!」と意気込みを語った。白い大奥の“総取締役”で2度目の注意で「お暇を出します」と容赦なく部下の首を切る看護師長の心(しずか/木村さん)、センター長の佐藤(石黒さん)と怪しい関係の美貌のナース・明日香(菜々緒さん)、肉食系看護師・木綿子(ゆうこ/高梨さん)、最年少ながら毒舌家の奈々(志田さん)、30を過ぎて独身で焦り気味のさくら(MEGUMIさん)など、個性豊かな看護師たちの欲望や思惑が入り乱れ、様々なドラマを繰り広げるが、演じているキャスト陣からも「女は怖い…」との声が。堀北さんは「心で違うことを思っていながら、表面上はニコニコと素敵なことが言えちゃうところが怖い!」と漏らす。志田さんも「女は団体になると攻撃してくるので怖いです」と苦笑交じりに語る。MEGUMIさんは「声のトーンが明らかに変わるところが怖いし面白いです」としみじみ。木村さんは「恋愛が関わってくると、女の嫉妬やドロドロが深まっていく」と女の業の複雑さを口にする。水野さんは、他の看護師とつるまない一匹狼のオペナースを演じているが「これだけ(女性が)集まると、派閥ができるのがめんどくさいですね」と役柄さながらピシャリと言い切るが、司会者から実際の現場での女優陣の派閥の有無を尋ねられると「みんな仲良し。ひとつの輪です!」と全く異なるトーンでににこやかに語り、女の怖さを見せつけ、会場は笑いに包まれた。ちなみに堀北さん自身、これまでこうした“女の園”に身を置いたことがないそうで「自分ならどう振る舞うか?と考えちゃいますね。いろんなタイプの女性がいますが、私は一番強い女性に付いて行くタイプだと思います(笑)」と長いものに巻かれる処世術を語り、笑いを誘っていた。「まっしろ」は1月13日(火)22:00~TBSにて放送開始(初回は15分拡大)。(text:cinemacafe.net)
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