cinemacafe.netがお届けする新着記事一覧 (1921/2211)
2014年を代表するディズニーの大ヒット作『アナと雪の女王』。その続編が来年4月に公開される実写版『シンデレラ』と同時上映されることで話題を呼んでいるが、このほどその邦題が『アナと雪の女王/エルサのサプライズ』に決定した。本作で描かれるのは、前作『アナと雪の女王』のその後を描いた物語。エルサとクリストフがアナの誕生日のためにこれまでで最高のお祝いをしようと計画するが、エルサの“魔法の力”がパーティーを危険にさらすという展開だ。日本でも大人気の雪だるま・オラフも再登場するとあって、ユーモアにあふれた演出もありそうだ。また、監督をはじめとするスタッフ陣の続投も明らかとなった。監督には『アナと雪の女王』でディズニーの新境地を開いたジェニファー・リー&クリス・バック、楽曲はアカデミー賞を受賞したロバート・ロペス、クリステン・アンダーソン=ロペス夫妻が担当し、「Let It Go」に続く新曲を書き下すとのことだ。さらに、今年のNHK紅白歌合戦に中継で出場予定の、米女優イディナ・メンゼルがエルサ役として再び声優を務めることも決定。ディズニーとしては、松たか子(エルサ役)や神田沙也加(アナ役)、ピエール瀧(オラフ役)ら日本語吹替え版キャストの続投も熱望しているとのことだが、松さんが先日、妊娠を発表したこともあり、今後どういうキャスティングとなるかはまだ不明だ。『シンデレラ』と『アナと雪の女王/エルサのサプライズ』は2015年4月25日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月12日女優の中谷美紀が12月11日(木)、都内で行われた主演作『繕い裁つ人』の完成披露試写会に、友人がデザインしたと言うドレスを身にまとい出席。「10数年来の大切な友だち。今日はここ(劇場)に来てくれている。ありがとう」と感謝の涙を流した。池谷葵の同名人気コミックを実写映画化した本作。神戸の街を見渡す坂の上にある仕立て屋「南洋裁店」を舞台に、頑なな服作りを貫く2代目店主・市江(中谷さん)と常連客たちが織りなす日々を描いた。中谷さんにとっては約4年ぶりの主演作で、「撮影はわずか16日間でしたが、その分、現場の愛情とエッセンスが凝縮された」と満足げ。自身が演じた市江は“頑固じじい”と揶揄されてしまうほど、強いこだわりをもった役柄で「愚直なまでに、まっすぐ演じることを心がけた」と言う。役づくりのために、約1か月間、足踏みミシンの練習に励んだそうで「ミシンを前にすると、あまりに楽しくて、まるで瞑想のようにのめり込んでしまった。撮影後に、とってもいいミシンを買ったんですが、それ以来触っていなくて…」と無邪気に笑う中谷さん。普段はボタン付けもせず、「家で取れたボタンをポケットに忍ばせて、現場で『今取れてしまった』とスタイリストさんや衣装さんに縫ってもらう」とこぼれ話を披露した。完成披露試写会には中谷さんをはじめ、共演する三浦貴大、片桐はいり、黒木華、杉咲花、中尾ミエ、伊武雅刀、三島有紀子監督(『しあわせのパン』『ぶどうのなみだ』)が出席。三島監督は「こだわりが強くて、誇り高い職人さんを凛と演じられる女優さんを考えたら、中谷さんがパッと浮かんだ」と起用の理由を語った。また、本作は伊武さんにとって映画出演100本目となる記念作!「100本目がいい作品で、最高の気持ち」と喜ぶ伊武さんだが、「足踏みミシンを練習したのに、完成した映画ではカットされた」と恨み節も。三島監督は「そのシーンが絶対必要だとお願いしたのに、結果的にカットすることになってしまい、ごめんなさい!」と平謝りだった。『繕い裁つ人』は2015年1月31日(土)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月11日ついに12月。1年が過ぎ行くのはなんて早いのでしょう。これから忘年会にお正月と、「お酒」の量がいつにも増してくる時期ですよね。そんな今回の「おいしい映画」は「お酒」にまつわる作品、ホン・サンス監督の『自由が丘で』です。本作、決してお酒が「主役」の映画ではありませんが、ホン監督の作品にはいつも「お酒」がつきもの。男同士の本音の語らいに酒。男女の微妙なかけひきにも酒。“酒”を通して男女の機微や本音をエスプリの効いた演出で巧みに描き、フランスなどでも人気の監督で、先日フランスで行われたフランス・ナント三大陸映画祭ではグランプリを受賞!そんな本作の主役には“ホン・サンスファン”と公言する我らが日本の加瀬亮さんが出演。ホン・サンスの世界に加瀬さんが染まった日本&韓国の奇跡のコラボレーショはどんな化学反応を起こしたのか、注目です。年上の韓国人女性クォンを追いかけ、彼女を探しにソウルの街をさまようモリ(加瀬亮)。彼女に宛てた手紙を書きながら、同じゲストハウスに泊まっているアメリカ帰りの男サンウォン(キム・ウィソン)と仲良くなっては毎晩のように飲んで語らい、迷子の犬を見つけたことでカフェ「自由が丘」のオ―ナーヨンソン(ムン・ソリ)と急接近。ワインを飲んでなんだかいい感じになっていくふたりだけども、本来の目的だったクォンにモリは会うことができるのか…というストーリー。好きな女性を「探しにきた」はずなのに、どこか「待ち」姿勢で、韓国人と酒ばかり飲んでいるシーンが目立つモリの姿に、なんだか見てる側も「ぽわ~んといい気持ち」になってしまうのは、実際にお酒を飲んでの撮影だったという赤ら顔のほろ酔い(?)気味の加瀬さんの姿のせいかもしれません。男同士の「焼酎&ビール」では本音をぶつけ合い、酔いで声が大きくなっても意気投合。ムン・ソリ演じるヨンソンとの「赤ワイン」ディナーでは少しずつ男女の距離を縮めていき…と、「お酒」の種類からも男女のやりとりの違いが見えるのが面白いところです。そして終始、「ふわふわ」した感覚を覚えるのは、お酒だけでなく、モリが生きている世界と、ホン監督の演出の賜物。ゲストハウスと彼女の家、そしてカフェ。坂道と路地の多い街の中でいつも「時間」という文庫本を手に迷い猫のようにさまようモリの姿が、時間軸を曖昧にしているように感じてくるのです。また、ホン監督独特の寄り引きのカットもさらに時間をぐるぐるんとかき回すよう。順撮りで撮影したシーンを、時系列をバラバラに組み替えて完成させて出来上がったのが本作ということで、主役の加瀬さんもその完成作に驚いたといいます。こんな所からも、『自由が丘で』では、お酒と共に、ホン監督の演出に終始「酔わされた」と言ってもいいかもしれません。決して「悪酔い」ではなく、本当に気持ちのいい「酔い」です。是非、師走のこの時期、映画館で一時の「心地酔い」体験をしてみてはいかがでしょう。おすすめです。くれぐれも現実世界での「飲みすぎ」にはご注意くださいませ。『自由が丘で』は12月13日(土)シネマート新宿ほか全国にて公開。(Umi)
2014年12月11日世界中で愛される藤子・F・不二雄原作の“映画ドラえもんシリーズ”。その最新作となる『映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記』が2015年3月に公開される。この度、miwaが本作の主題歌を担当することが決定。自身の「-39 live ARENA tour-“miwanissimo2014”」ツアー2日目にステージ上で発表し、主題歌となる「360°」をファンの前で披露した。ヒーローに憧れるドラえもんたち5人は、ひみつ道具「バーガー監督」とヒーロー映画を撮っていた。すると、地球に不時着していたポックル星人のアロンに本物のヒーローと間違われて宇宙へと連れて行かれる。到着したポックル星は一見、発展した豊かな星のようだったが、その陰では宇宙海賊のある恐ろしい計画が進行していた…。子ども時代に誰もが一度は憧れたヒーロー・ヒロイン。誰にでも自の得意なこと、個性があって、誰でもヒーローになることができる!そんなメッセージが込められている本作。今回主題歌を歌うmiwaさんも子ども時代の夢を信じ、夢を叶えた歌姫。子どもたちにも映画の世界観・メッセージが伝わるようにとこだわって作詞を担当したようで、「子どもたちみんなもギターを弾いて歌って踊れるような曲にしたいなと思いました。ドラえもんを観る子どもたち、その親御さんが楽しめる曲、聞き手のことを思い浮かべて書きました」と語る。自身のライブで発表したmiwaさんは、「今日はビッグニュースがあります!」とファンに話すと、ビジョンに映画のタイトルと主題歌決定の文字が映し出され、ファンからは「おめでとう!」「すごーい!」という大興奮の声援が送られた。さらに、“どこでもドア”でやってきたというドラえもんとのび太もステージに現れ、会場全体が歓喜の声援で騒然となったのも束の間、本作の主題歌でありmiwaの新曲である「360°」をドラえもんたちと共に“宇宙最速”初披露し、盛り上がりをみせていた。『映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記』は2015年3月7日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月11日甲子園を目指す中年男たちのドラマを描いた映画『アゲイン 28年目の甲子園』の特別試写会が12月11日(木)に開催され、主演の中井貴一をはじめ、波瑠、工藤阿須加、柳葉敏郎、さらプロ野球界のOBたちが顔を揃えた。重松清の小説を原作に、元高校球児たちを対象にした「マスターズ甲子園」を題材に描く本作。28年前にある事件で県大会決勝を辞退した主人公をはじめ、中年オヤジたちが再び甲子園を目指して奮闘する姿を描き出す。中井さんは、野球未経験ながらも猛特訓を受けて本作に臨んだが「練習は8月の39度の暑さで熱中症が心配される中、50過ぎの未経験者が初めてノックを受けてた(苦笑)。撮影は12月で、野球はやっちゃダメですよって時期。未経験者がスパイク履いてスライディングさせられてた。映画業界ってムチャクチャです!」と嘆く。工藤さんは、かつて西武、ソフトバンク、巨人などで活躍した大投手で、来シーズンよりソフトバンクの監督に就任した工藤公康を父に持つが、本人は野球未経験。野球選手を演じたTVドラマ「ルーズヴェルトゲーム」よりもこちらの撮影の方が先だったとのことで「お話をいただいてから、毎日走って、500回から1,000回素振りをしました」とふり返る。柳葉さんは元エースという役柄だったが「背番号1を着けて甲子園のマウンドに立たせていただきました!」とニンマリ。「内緒でマウンドの土を持って帰りました」と嬉しそうに明かした。この日は、映画にも出演している元プロ野球選手で、巨人で中継ぎ投手として活躍した角盈男、元広島で盗塁王などを獲得した高橋慶彦、そして、中井さんらの練習を指導し、野球監修を務めた元巨人の大石慈昭も来場した。高橋さんは「甲子園は小さい頃からの夢で、映画を観て少年時代を思い出しました」とふり返り、角さんは中井さんらが劇中で見せている野球のパートについても称賛。特に柳葉さんの投球について「巨人vs阪神のOB戦で投げたら、真っ直ぐが86キロで、ギバちゃんが投げるのを見て『負けたかな』と思いました。みなさん、引退して30年後の野球選手の姿として完璧です!」と称えた。この日はさらに、映画には出演していないが、かつてのプロ野球界を彩った名選手たちが続々と祝福に駆け付けた。元ロッテの名投手・八木沢壮六、兄弟ピッチャーとして西武の黄金時代を支えた松沼博久、松沼雅之、元広島、ヤクルトの強打者・小早川毅彦、巨人および横浜ベイスターズで活躍した駒田徳広らが登壇陣に花束を贈呈。これには中井さんらも感激した面持ちで、会場に足を運んだ野球ファンの観客からも拍手が沸き起こった。中井さんは、野球経験者の共演陣たちが甲子園に足を踏み入れた瞬間に「勝ち上がって行ったわけでもなく、撮影で行かせてもらってるのに号泣してました」と明かし、改めて甲子園という聖地の重みを受け止めつつ「おじさんたちに永遠に夢を追い続けてほしい!」とメッセージ。柳葉さんも「中年の男たちが何かに向かっていく純粋さ。それを支える家族――みなさんとリンクして観ていただければ」と呼びかけた。『アゲイン 28年目の甲子園』は2015年1月17日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月11日『おおかみこどもの雨と雪』などでしられるアニメーション監督・細田守が3年ぶりの最新作『バケモノの子』を12月11日(木)に、東宝本社で発表。12月も中盤に差し掛かり年末を目前に控える中、2015年の公開作品を東宝は次々と発表。現在、公開されている情報をまとめてご紹介!話題の小説やコミックを原作に、旬の俳優たちを多数起用することで、幅広い層から支持を集める東宝作品。先日公開を迎えた実写版『寄生獣』や次回作が話題を読んでいる「NARUTOーナルトー」の劇場版作品『THE LAST ー NARUTO THE MOVIEー』、さらに今後も東出昌大×本田翼・主演の『アオハライド』(公開:12月13日)や妻夫木聡や亀梨和也が出演する『バンクーバーの朝日』(公開:12月20日)、『映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!』(公開:12月20日)など年末にかけて話題作が目白押しだ。しかし、2015年にはそんな今年を超える(?)注目が集まっている作品がずらり。本日、東宝が配布した2015年の公開作品を見てみると、年明け早々には藤原竜也×岡田将生の人気ドラマの映画化作品『映画ST 赤と白の捜査ファイル』(公開:1月10日)が公開。「人気ドラマの映画化は珍しくないが、これは早すぎる。なにか、事件の臭いがする。」という“ドラマから映画化”という近年の流れを逆手にとったキャッチが大胆だ。さらに、亀梨和也を迎えて贈るスパイ映画『ジョーカー・ゲーム』(公開:1月31日)も同じ月に公開。その後も、「Yahoo!検索大賞 2014」モデル部門に輝いた筧美和子らが出演する『テラスハウス クロージング・ドア』(公開:2月14日)、『映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記(スペースヒーローズ)』(公開:3月7日)、さだまさしの名曲を小説化を経て映画化する大沢たかお主演作『風に立つライオン』(公開:3月14日)、福士蒼汰×有村架純のラブストーリー作品『ストロボ・エッジ』(公開:3月14日)、「少年ジャンプ」の人気コミックの実写化で話題を呼ぶ『暗殺教室』(公開:3月21日)、戸田恵梨香や松坂桃李ら豪華27名の共演者たち“嘘”のアンサンブルを奏でる『エイプリルフールズ』(公開:4月1日)、毎年恒例の大人も泣かせるアニメ作品『映画クレヨンしんちゃん オラの引っ越し物語~サボテン大襲撃~』(公開:4月18日)、さらに久々に副題に英語が入っていないとファンの間で話題の『名探偵コナン 業火の向日葵』(公開:4月18日)、そして伝説のコミックの実写化の後編『寄生獣 完結編』(公開:4月25日)と春先までのラインナップですでにこの豪華さ。続く5月以降も、朝ドラ女優・有村架純が“金髪ギャル”に変身する『ビリギャル 学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶応大学に現役合格した話』(公開:5月1日)、真木よう子扮する主人公の脳内会議を西島秀俊、神木隆之介らが演じるという斬新設定で贈る『脳内ポイズンベリー』(公開:5月9日)、芸能人たちが次々とハマった純愛小説を松田龍平×前田敦子×木村文乃で実写化する『イニシエーション・ラブ』(公開:5月23日)、生田斗真がダークヒーローを演じる『予告犯』(公開:6月6日)、綾瀬はるかや長澤まさみが姉妹を演じる『そして父になる』の是枝裕和監督の最新作『海街diary』(公開:6月13日)、宮崎駿の引退後、庵野秀明と共に折に触れて“後継者”と囁かれる細田守が初の単独脚本で描く『バケモノの子』(公開:7月11日)、不動の大人気アニメの新シリーズ第2弾『Pokemon the movie XY 2015』(公開:7月18日)、今年の夏、高視聴率を記録し、松たか子も復活することで話題の月9ドラマの映画化『HERO』(公開:7月18日)と夏休み興行に向け若者や子供たちを狙う作品が続々公開。そして、夏休みに入ってもまだまだ豪華フルコースは続く。最初の一撃を見舞うのは、すでに賛否の声が渦巻く2015年の“台風の目”的な作品『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN(仮)』(PART1公開:8月/PART2公開:9月)、そしてファンの期待が急上昇中の『BORUTO NARUTO THE MOVIE(仮)』(公開:8月)、向井理と綾野剛の“塩系男子”が激しいアクションに挑む『劇場版S 最後の警官』(公開:8月29日)。さらに秋以降の作品もすでに発表されている。佐藤健×神木隆之介で贈る『バクマン。』(公開:10月)、先日、続編として製作決定が発表されたばかりの岡田准一・主演作『図書館戦争-THE LAST MISSION-』(公開:10月)、第二次世界大戦の最中、“日本のシンドラー”と呼ばれた男の半生を描く『杉原千畝 スギハラ チウネ』(公開:11月)、フジテレビが開局55周年記念として立ち上げた大型プロジェクトのトリを飾る小栗旬・主演作『信長協奏曲』(公開:12月)、『映画 妖怪ウォッチ 第2弾(仮)』(公開:12月)と、冬作品もかなりホットなラインナップとなっている。また、2016年の公開作品の情報も入手。『告白』などを手がけたプロデューサー・川村元気による70万部突破の小説を佐藤健・主演で映画化する『世界から猫が消えたなら』(公開:2016年)、山岳小説の最高峰とも言われる夢枕獏の小説を壮大なスケールで描く『エヴェレスト 神々の山嶺』(公開:2016年)、大泉洋を主演にサバイバルコミックを実写化した『アイアムアヒーロー』(公開:2016年)、作家・吉田修一×監督・李相日の『悪人』タッグで贈る『怒り』(公開:2016年)、そして東宝が2015年以降注力していくと宣言した日本版『ゴジラ』(公開:2016年)と、どの季節を見ても、どこまで先を見ても、揺るぎない東宝作品の豪華ラインナップに注目だ。(text:cinemacafe.net)
2014年12月11日先日、TV放送の最終回から続く“本当のラスト”と、唯一、テラスハウスで暮らし続けた、てっちゃんこと菅谷哲也の“卒業”を描くことが発表され、話題を呼んだ映画『テラスハウス クロージング・ドア』。本作から、“本当のラスト”の始まりを思わせる劇場版ポスタービジュアルが解禁となった。海の見えるシェアハウスに暮らす男女6人の日々を記録したリアリティショー「テラスハウス」。総勢22名の若者が2年間、台本のない日々を駆け抜け、社会現象ともいえる人気を博した本作は、今年9月、惜しまれつつも終了。だが、TV放送後も菅谷さん始め、筧美和子、宮城大樹、今井洋介ら歴代出演者たちは、それぞれ俳優やモデル、写真家などとして活躍の場を広げ、SNSフォロワー数は最大で56万を有するなど、番組の世界観に憧れを抱く若者たちから熱狂的な支持を集め続けている。番組のラストシーンでは、2年間テラスハウスに住み続けた、てっちゃんこと菅谷さんが、家の扉を開け、出ていこうとするところで終わっていたが、てっちゃんの驚きの表情に、視聴者は「そのドアの向こうには、いったい何が?」と疑問を抱いたはずだろう。今回届いたポスタービジュアルには、そのてっちゃんの表情とともに「このドアの向こうに、本当のラスト。バイバイ、テラスハウス。」との意味深なキャッチコピーが配されている。この言葉のとおり、ファンをやきもきさせた最終回のラストシーンの先にある、“本当のラスト”を暗示させているようだ。さらにその裏面には、2012年10月から、これまで放送された全98話の名場面が1枚ずつ並べられており、最後には新たな生活の始まりが1枚追加されている。先日の予告編にも登場した、てっちゃんとお馴染みの卒業したメンバーたち。そして、てっちゃんと島袋聖南の参加以外、秘密のベールに包まれた新たな住人たちは誰なのか?「何かが起こっている!」と思わずにいられない、ドキドキとトキメキを予感させるポスターとなっている。『テラスハウス クロージング・ドア』は2015年2月14日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月11日2014年にイギリスのTwitterで一番呟かれた話題について英「Mirror」誌が報じた。ずばり、イギリスで今年一番話題になったのは「ワン・ダイレクション」と「ワールドカップ」についてだった。「ワン・ダイレクション」は英オーディション番組で結成された世界的人気を誇るボーイズグループで、メンバー5人のアカウントはイギリスで最もフォローされているアカウントでもあるという。今年イギリスではスコットランド独立問題など政治的な話題もあったが、「ワン・ダイレクション」とサッカーの人気はそれをも凌いだようだ。ほかにもマレーシア航空370便行方不明事件や、ロビン・ウィリアムズの死についてなどが多く呟かれた。またTwitter全体としては、“セルフィー”のトレンドが上昇傾向にあったという。セルフィーとは携帯のカメラで自分の写真を撮るいわゆる「自撮り」のことで、今年全世界でセルフィーについて呟かれた数は去年の5倍にも上ったとのことだ。多くのセレブがセルフィーを上げていることもブームの大きな理由の一つだろう。(text:cinemacafe.net)
2014年12月11日いよいよ今年も残すところ1か月を切った。クリスマスに忘年会、年が明ければ新年会と、年末年始には会社の同僚や友人、家族などとの食事やお酒の機会が増えて、賑やかで楽しい時間が過ごせる一方、食べ過ぎ、飲み過ぎによって、食生活はついつい乱れがちに。連休前は、仕事も山積み状態、さらに四半期決算期末や年末かけ込み需要も重なって何かと気忙しいのに、暴飲暴食がたたって、胃腸の調子はおかしいし、睡眠不足でダルイなどエネルギーが切れのガス欠状態なんてこともままある。その上、仕事のストレスが畳みかけて、あなたの胃は叫び声をあげているかもしれない。12月11日は、日本OTC医薬品協会が定めた「胃腸の日(イニイイ)」ということをご存知だろうか? 一年で最も胃腸のトラブルを抱えやすいこの時期に、戒めともいえる「胃にいい日」にちなんで、今日くらいは胃をいたわる気持ちを持ってみてはどうだろう。胃のケアの第一は「腹八分目」、アルコールも控えめに。休みだからといって家の中でだらだらせずに、生活リズムを保ち、外出してストレス解消することも大切だ。ところがこんな風に胃腸をいたわるだけでは回避できない胃のトラブルがあることが、最近の研究で明らかになってきているのだ。もっと言えば、胃炎をはじめ、胃潰瘍や十二指腸潰瘍、胃がんまでの多くの胃疾患には、まったく別の原因が知られるようになってきた。その原因とは、ずばり「ピロリ菌」だ。名前くらいは聞いたことがある人も多いだろう。しかし、日本人のピロリ菌感染者が全人口の約半分(50 才代以上では 70~80%が感染しているともみられている!)と推計されていると聞けば、誰だって他人事では済まされなくなるはずだ。ピロリ菌は、人の胃の中にすむ細菌で、慢性胃炎や胃潰瘍だけでなく、大部分の胃がんの原因にもなっているというからさらに恐ろしい。「ならばさっそく、除菌を!」と思うところだが、除菌治療は保険適用の範囲が拡大する等進んでいるものの、抗生物質の耐性菌の問題、つまり将来的に薬が効きにくくなるなどの課題もあるようだ。そんな中、ピロリ菌にまつわる話題で注目を集めているのが"乳酸菌”というキーワード。「え? 乳酸菌って腸内環境改善の話に出てくるやつじゃないの?」とお思いの読者もいることだろう。確かにそうなのだが、数ある乳酸菌の中でも東海大学医学部・古賀泰裕教授のグループが発見したラクトバシラス属乳酸菌の一種である"LG21乳酸菌"は、ピロリ菌の活性を抑えたり、炎症を改善する性質を持っているとして注目されている。実際に、ピロリ菌保菌者がLG21乳酸菌入りのヨーグルトを8週間継続摂取した結果、ピロリ菌の数が10分の1に減少し、胃の炎症も改善したという研究結果もある。しかも胃内の強い酸にもやられず、胃の壁に付着して留まることができるため、継続的に摂取すれば、胃の中にすみついているピロリ菌の居心地を悪くすることができるかもしれない。最近では、コンビニでも手に入るLG21乳酸菌入りのヨーグルトが人気だ。もともと体内にある乳酸菌という善玉菌を活かして、トラブルを未然に防げるなら、それに越したことはない。胃を酷使する年末年始には、まずはLG21乳酸菌入りのヨーグルトを食べて胃をいたわってあげたい。(text:cinemacafe.net)
2014年12月11日「バットマン」シリーズや「300<スリーハンドレッド>」の原作者フランク・ミラーが手掛けるグラフィック・ノベルを原作にした最新映画『シン・シティ復讐の女神』。“究極の刺激”と評された前作『シン・シティ』から9年。舞台となる、荒くれた男たちが集う“罪の街”には、今回、復讐を誓う一途な女、情熱的な姐御肌の女、男を狂わす罪な女など、さまざまな女性たちが登場する。それぞれの目的を果たすため、クールさを失わず熱いハートを持つその姿は、思わず女性でもホレてしまいそうになるほど。そんな本作の“女神”たちをご紹介しよう。伝説的グラフィック・ノベル「シン・シティ」から最も人気の高いエピソード2話と新たに書き下ろした2話で構成される本作。前作からのジェシカ・アルバ、ミッキー・ローク、ブルース・ウィリスら豪華キャストに加え、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、ジョシュ・ブローリン、エヴァ・グリーンといった新たな曲者たちも集結。前作に引き続いて監督を務めるのは『スパイキッズ』シリーズのロバート・ロドリゲスと、原作者のミラーによる黄金コンビだ。“シン・シティ”は、太陽も朽ち果て、闇に抱かれ、荒んだ男たち集まる罪の街。そこには、男たちの心を照らし、狂わせ、包み込む、さまざまな女性たちの姿がある。■ジェシカ・アルバ“愛に一途”復讐に燃える女:ナンシー街一番のストリッパーであるナンシーは、荒んだ男たちの心を照らす女神。ダンスが好きで踊っていた天真爛漫なストリッパーだったはずが、本作では、自ら命を絶ってしまったハーディガン刑事(ブルース・ウィルス)を失った深い悲しみにより、内なる凶悪な自己に従うことで別人へと変貌してしまう。彼女は葛藤の末に自分なりの正義を見い出し、愛するハーディガンの死の原因となった街の支配者ロアーク(パワーズ・ブース)に復讐を誓うことに。そんなナンシーの姿を、ジェシカは、「素直でか弱い少女が、強い戦士になるの。それですごいことをやってのける。何かカッコいいでしょ?」と称賛。愛に一途で不器用なナンシーの姿は、女性でも思わず守ってあげたいと思わずにはいられない。■ロザリオ・ドーソン“姐御と呼びたい”情熱的な女:ゲイル武装した娼婦軍団によって秩序が保たれるシン・シティのオールド・タウン。そこを仕切るのが、自分の任務に多大な誇りを持ち、誰にも負けない情熱とパワーにあふれたゲイル(ロザリオ・ドーソン)だ。とはいえ、長年の腐れ縁であるドワイト(ジョシュ・ブローリン)が彼女の助けを借りようとオールド・タウンに戻ってくると、女性らしい一面を覗かせる。ロザリオは、「ゲイルはオールド・タウンの娼婦たちや、彼女が真実だと信じるものに対して命を捧げる女性だけど、ドワイトに対しては何かもっと特別な思いがある。シン・シティを愛する彼女は、それ以上にドワイトにもホレ込んでいるから、彼を命懸けで守ろうとするの」と説明。悩んだときや泣きたいときには、姐さんのもとに飛びこむだけで解決しそうな、そんな頼もしい安心感をロザリオは醸し出している。■エヴァ・グリーン“男を狂わす”魔性の女:エヴァ本作で典型的な魔性の女といえるのが、エヴァ(エヴァ・グリーン)。元恋人・ドワイトに、自身がかつて裏切ったにも関わらず、「命が危険にさらされている」と訴え、自分の夫と彼の右腕である邪悪な男マヌート(デニス・ヘイスバート/前作では故マイケル・クラーク・ダンカン)から自分を救い出してほしいと懇願する。ドワイトは彼女を憎んでいたはずが、エヴァの妖艶な体に溺れるうち、彼女をもう一度守り抜こうと決意。だが、エヴァにとって、昔のオトコは自分の手に入れたいものを手に入れるための駒のひとつにすぎなかった…。そんな惑わす女を演じたことに、「エヴァは男性を魅惑する危険な女性で、男性たちをすっかり虜にしてしまう。男性の心が読めてしまうから、彼女は彼らが求めるどんな女性にでもなれるの」と語るエヴァ。「でも、ドワイトとだけは本音で付き合っている。他の男とは違う、彼なら愛せるかもしれないのに、悪い自分に縛られている」とさらに分析する。どうやら究極の魔性の女にも、自分を騙しきれない不器用な一面がある様子。そんな完璧ではない姿に、男も女も心を揺り動かされてしまうのかもしれない。『シン・シティ復讐の女神』は2015年1月10日(土)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて3D/2D公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月11日最新作『バケモノの子』の製作を発表した細田守監督が12月11日(木)、会見の席で先月28日、肝不全のため亡くなった菅原文太さん(享年81)への思いを語った。菅原さんは細田監督の前作『おおかみこどもの雨と雪』に声優として出演した。突然の訃報に触れ「びっくりしました」と細田監督。「思い出すのはアフレコ現場で、『今、映画なんて作って意味ないんじゃないか』とおっしゃったこと。ちょうど震災の後で、文太さんも引退宣言していた時期だったが、僕は『いや、意味はあると思います』という思いをお伝えし、そのまま2~3時間、お話をさせていただいた」のだとか。当時をふり返り、「いかに映画に対し、真摯に考えているかを目の当たりにした。なぜ、映画を作るのは?今考えると、僕らに託された永遠の課題だと思う」と背筋を伸ばす。完成が待たれる『バケモノの子』には、「なぜ、映画を作るのか?」という課題へのひとつの答えが隠されているかもしれない。映画は渋谷に生きるひとりぼっちの少年が、バケモノの世界<渋天街(じゅうてんがい)>に迷い込み、熊徹(くまてつ)と呼ばれるバケモノに弟子入り。九太(きゅうた)という名前を授けられ、想像を超えた修行と冒険に挑む“新冒険活劇”だ。「僕らが子どもの頃は、こういう“修行モノ”はたくさんあった。今の子どもたちが、何を見て育つんだろうと考えたとき、修行と冒険の物語というのは王道であり、新鮮なんじゃないかと思った。あえてテーマをひと言で表せば、“父と子”でしょうか」(細田監督)。前作に続き“ケモノ”がモチーフになった理由を「うちにも2歳の子どもがいて、絵本を読んであげるが、子どもの絵本には人間以上に動物が登場するから」と説明していた。本作で初の単独脚本にも挑み、「今までは優秀な脚本家さん(奥寺佐渡子)におんぶに抱っこだったので(笑)。僕にとっても修行のつもりだった」。脚本づくりで一番大変だったのは「渋谷を舞台にしたこと」だと言い、「今回は物語としても、渋谷区を一歩も出ません!そのこだわりで、いろいろ難しいことも出てきて(笑)。前作、前々作は田舎が舞台だったし、意外と渋谷を舞台にしたアニメ作品ってないんですよ」と話していた。細田守監督の最新作『バケモノの子』は2015年7月11日から全国で公開される。(text:cinemacafe.net)
2014年12月11日ヒット曲を多数生み出している人気歌手のリアーナが妊娠したのではないかとうわさになっている。「Media TakeOut」が報じたところによると、リアーナは妊娠しているだけでなく既に赤ちゃんについての曲を書いており、レコーディングスタジオでも赤ちゃんの安全のために新たな規則を設けているというのだ。スタジオ内での喫煙を全面的に禁止しているというが、それは情報筋によると“普通ではない”ことだという。リアーナは最近故郷のバルバドスで家族と過ごしており、その際には姪の赤ちゃんをとても可愛がっている様子でTwitterに写真を上げていた。子ども好きのリアーナのこと、妊娠が事実ならとても喜んでいるだろう。さてここで気になるのは父親が誰かということだが、リアーナが一番最近に恋愛関係にあったといわれるドレイクとは今年の5月に破局が報じられている。ちなみに過去にオンオフを繰り返していた“元カレ”クリス・ブラウンは現在恋人のカルーシェ・トランと破局中、彼女の心を取り戻そうとしていると報じられているので、可能性はかなり薄そうだ。それ以外の人と秘密で交際していたのだろうか。交際相手も居なかったリアーナの突然の妊娠疑惑に寝耳に水という人も多いのではないだろうか。妊娠の真偽も含め、続報が待たれる。(text:cinemacafe.net)
2014年12月11日アカデミー賞女優マリオン・コティヤールが、カンヌ常連のジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ兄弟のもと主演した『Two days, One Night』(英題)が、『サンドラの週末』として2015年5月に日本公開されることが決定。アカデミー賞の前哨戦といわれる各賞で「主演女優賞」を続々受賞していることが分かった。体調不良から仕事を休職していたサンドラ(マリオン・コティヤール)。ようやく復職できることになった矢先のある金曜日、職員のボーナスを捻出するため、ひとり解雇せねばならないとして、解雇を言い渡される。サンドラが解雇を免れる方法はただひとつ、過半数の同僚たちが自らのボーナスを諦めること。彼らはサンドラを解雇し、ボーナスをとるのか、それともサンドラにいてほしいのか!?月曜日に迫った投票に向け、サンドラは夫に支えられながら、週末の2日間、同僚たちの説得に回ることに――。本作は、『ロゼッタ』『ある子供』で2度のカンヌ国際映画祭最高賞「パルムドール」に輝くダルデンヌ兄弟が、オスカー受賞後も『ダークナイト ライジング』『君と歩く世界』『エヴァの告白』など、常に前進し続けるマリオンを起用した最新作。体調不良から復帰し、手に入れたマイホームを守るために、家族を養おうとしていた矢先の解雇。愛とかすかな希望を抱いて、同僚たちのもとを回るサンドラの長い週末を、ダルデンヌ兄弟は淡々と優しい視点で描き出していく。強さと繊細さを持ち合わせた等身大の主人公、サンドラを熱演するマリオンは、第80回ニューヨーク映画批評家協会賞「主演女優賞」に続き、第35回ボストン映画批評家協会「主演女優賞」および「外国語映画賞」、さらに第15回ニューヨーク映画批評家オンライン賞、第3回ボストン・オンライン映画批評家協会賞でも「主演女優賞」「外国語映画賞」を受賞するなど、日本での公開を前に、数々のアカデミー賞前哨戦で絶賛を受けている。また、そのほかのキャストには、ダルデンヌ兄弟監督作品では常連のファブリツィオ・ロンジォーネ、オリヴィエ・グルメ、モルガン・マリンヌらが出演しており、作品により深みを与えている。マリオンの『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』以来となるアカデミー賞「主演女優賞」受賞への期待も高まる本作に、ぜひ注目していて。『サンドラの週末』は2015年5月、Bunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月11日『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』で知られる細田守監督の最新作『バケモノの子』が2015年7月に公開されることが発表された。12月11日(木)、東京・有楽町の東宝本社で行われた記者会見で発表された。すでにフランスでの公開も決定している。人間界<渋谷>とバケモノ界<渋天街(じゅうてんがい)>という交わるはずのない2つの世界に生きる、ひとりぼっちの少年とひとりぼっちのバケモノ。ある日、少年はバケモノの世界に迷い込み、バケモノ・熊徹(くまてつ)の弟子となり、九太(きゅうた)という名前を授けられる。その偶然の出会いが、想像を超えた冒険の始まりだった…。自身が立ち上げたアニメーション映画制作会社「スタジオ地図」の第1回企画・制作作品である『おおかみこどもの雨と雪』(’12)が興収40億円突破の大ヒットを記録し、第36回日本アカデミー賞では、「最優秀アニメーション映画賞」を受賞した細田監督。誰もが共感できる身近で普遍的なテーマ性と、「ファンタジックでありながらリアル」という相反する設定がミックスされた細田監督独自の世界観は、新作『バケモノの子』でさらにパワーアップする。前作『おおかみこどもの雨と雪』で問いかけた“新しい家族観”を継承し、孤独を抱えたバケモノと少年の出会いと冒険を活写する。以下、細田監督からのメッセージ「現代社会の変容とともに、家族観も変化するのは必然です。旧来の伝統的な家族観はもはや参考にならず、私たちは、家族の新しいあり方を模索しなければならない瀬戸際に立たされています。新しい子どもたちは何を道しるべに成長すればよいのか。また新しい大人である私たちは、子どもたちにどんな姿を見せ、何を手渡してあげられるのか。この映画を通して共に考えていけたらと思っています」。「『バケモノの子』は、ひとりぼっちの不幸な少年が、強いけれど身勝手な独り身のバケモノと出会い、想像を超えた冒険をする物語です。子どもたちは、バケモノとの修行と冒険が、心躍るおとぎ話になるように。若者たちには『自分は何者であるか』という彼らの時期の切実な問題に、寄り添い励ましてあげられるように、そして大人たちにとっては、少年とバケモノの唯一無二の絆を通じ、大きな充実感と幸福感が得られるように。エンターテインメントの作法に則り、あらゆる世代が楽しめる清々しい映画を目指します」。細田監督は1991年、東映動画(現・東映アニメーション)に入社し、アニメーター、演出家として活躍。『ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島』(’05)などを監督した後、フリーランス第1作目『時をかける少女』(’06)を完成させた。同作は日本アカデミー賞の「最優秀アニメーション作品賞」や、仏アヌシー国際アニメーション映画祭の「長編部門特別賞」などを受賞し、国内でロングランヒットを記録。オリジナル脚本で臨んだ2009年公開の『サマーウォーズ』もスマッシュヒットを飛ばし、米アニー賞の「最優秀監督賞」にノミネートされた。『おおかみこどもの雨と雪』は世界90の国と地域で配給された。『バケモノの子』は2015年7月11日に公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月11日12月8日(月)、角川シネマ有楽町他にて12月13日(土)より公開の映画『おやすみなさいを言いたくて』のトークショー付き特別試写会が、六本木にある写真に特化した商業空間「IMA CONCEPT STORE」にて開催された。『おやすみなさいを言いたくて』は、世界中の紛争地帯を取材で駆け巡る女性報道写真家その家族の物語。危険が伴う使命ある仕事と愛する家族の家族の間で葛藤しながらも自分の路を突き進んで行く主人公を、アカデミー賞女優ジュリエット・ビノシュが熱演している。8日の特別試写会では、上映後、ゲストに漫画家のしまおまほ氏とその父で写真家の島尾伸三氏を迎えての親子トークショーが行われた。本作品の主人公と同じく、写真家である島尾夫妻。伸三氏は「(映画を観て)すぐに妻を思い出した。」といい、仕事に使命感を持っているかのように、危険をかえりみずに写真を撮り続けるような人だと話す。娘のまほ氏も「(私も)父のように母を見ている。母の方がストイックで職人」とコメントした。映画の主人公の心の葛藤が描かれた映画のラストについて、両氏は次のように感想を語っている。まほ:ラストで主人公は自分に矛盾を感じた時、主人公はつらそうだな、と思った。伸三:写真家は葛藤しながら撮っている。ピュリッツアー賞を取るような人は、良心の呵責なんかなく、持っていたら取れない。いいハートを持っているから、いい仕事ができるわけではない。ハイエナみたいなもの。まほ:そういう人もいなくちゃね。伸三:自分の命も含めて、音楽家だって、ヴァイオリン買うために多額のお金がいるし、すべての生活を犠牲にする。人並みでない人は大変。まほ:自分はどうですか?伸三:私はラクな人生を選んだよ。警察、軍隊、戦争は撮らない。そういう世界に飛び込むのが嫌。遭遇することはあるが、それは撮らない。面倒くさいから。使命を感じないし、ビビリだし。そういう世界に生きるかは、その人が持っている「何か」だと思う。主人公のレベッカは、どうしようもないから、そうして生きていくしかない、自分の正義を貫くしかない。たぶん、死ぬまで。親子ならではのアットホームな会話のやりとりの中にも、本作のテーマにもなっている仕事と家庭の狭間で葛藤する心について切り込んだ深い視点が垣間見えるトークショーとなった。写真家という生き方、母として家庭人としての生き方、その狭間で揺れ動きながら、行き着いた先とは? ラストに明かされた「人生の選択」に、多くの女性たちが共感し、涙した本作。年末年始にかけて、自分の生き方を深く見つめ直すきっかけにしてみてはいかが?『おやすみなさいを言いたくて』は12月13日(土)より角川シネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:Miwa Ogata)
2014年12月11日タワーレコードが、表参道通り沿いに路面店として「TOWER RECORDS CAFE表参道店」を1月19日(月)にオープンする。カフェとしては渋谷店内に続き2店目、飲食店としては今年2月に恵比寿にオープンした「TOWER DINING恵比寿店」に続き3店目となる。場所は明治通りの原宿交差点から50mほどの距離で、並びにはファッション複合ビル「GYRE」やバラエティ・ストア「キディランド」があるお洒落なスポット。アメリカ西海岸の「古い工場跡にできたカフェ」をコンセプトに、表参道という立地に合わせスタイリッシュな内装となっている。ランチには、週替わりの定食メニューを提供し、ディナーにはタパスメニューを中心にオープンオムレツ、パスタ、サラダなどを用意。ワインなどのアルコール類も取りそろえる。店内にはDJブースを常設し、音楽イベントやCD、オリジナルグッズなどタワレコならではの仕掛けも満載。「食+カルチャー+音楽」を楽しめる新たな場所となる。既存の2店舗とのコラボレーションカフェなどの展開も積極的に行われる予定だ。(text:Miwa Ogata)
2014年12月11日河瀬直美監督最新作で、樹木希林主演の『あん』の製作発表会見が12月11日(木)、都内で行われ、「全身がん」を公表している樹木さんだが、本作では元ハンセン病患者であんこ作りの名人の主人公を演じることが発表された。原作は河瀬監督の『朱花の月』にも出演しているドリアン助川の同名小説で、河瀬監督にとっては初の原作の映画化となる。どら焼きやの「どら春」の求人募集の張り紙を見て店で働くことを懇願する老女・徳江。彼女の手による粒あんのどら焼きは瞬く間に人気商品となるが、彼女がかつてハンセン病を患っていたことが噂となり客足が一気に遠のき、事情を察した徳江は店を去るが…。会場には主催者の予想を超える報道陣が詰めかけ、設置されていたイスを撤去してスペースを作るなど大盛況。和菓子職人の衣裳で登場した樹木さんは「(こんな盛況は)トム・クルーズの来日以来らしいですけど(笑)」ととぼけた口調で語る。『朱花の月』に続いての河瀬作品出演となる樹木さんだが『朱花の月』の際の報酬が5万円で交通費は自腹だったことを苦笑交じりに明かしつつも、そんな河瀬監督の演出や人間性に何かを感じたよう。あんの映画ということで、河瀬監督が地方の畑に赴き小豆作りから小豆を干してあんにしていくまでの過程をつぶさに観察し「小豆の声を聴く」と話していたことを明かしつつ、樹木さんは「いまの時代、私はそんなもの聞こえません(笑)!」とピシャリ。それでも「そんな映画作りに参加させていただき、70を過ぎて、50年も役者をやってて“感性”というものを要求されました」とふり返る。改めて河瀬組の撮影をふり返り「結果的にありがたい仕事になりました」と語り「役者であったら一度は河瀬監督の作品をやったらいいんじゃないかとお世辞ではなく思う」とも。「やり残したことは、ありませんか?」というのが本作のキャッチコピーとなっているが樹木さんは「何にもない。元々、期待がないから『もっと…』というのが一切ない」と自らの哲学を語り、撮影が終わると出演作の台本も捨ててしまうとも明かす、その一方で「この(『あん』の)仕事をやらせてもらった後で、もうちょっと心してやらないといけなかったんだなという思いになりました。役者というわが身を映し出す仕事を選んだのには、何かがあったんだと。『やり残したことがあったな』と思いました」としみじみと語った。実際に撮影前に樹木さんは、ひとりで鹿児島にあるハンセン病の患者の施設にも足を運んだという。また撮影でも国立のハンセン病療養施設の多磨全生園にも足を運んだそうだが、それを踏まえて「ハンセン病というものを実感しました。全生園で撮影して、広いけれどここから出られないというあの閉塞感…。あそこに何十年もいる人の思いを実感しました。同時に、(東日本大震災の)仮設住宅はもっと狭い。(避難者は)その仮設住宅に4年もいるんです。原発事故を身近に思いました」と憂いの表情を浮かべていた。映画の公開まで6か月ほどあるが、この段階での記者会見に樹木さんは「河瀬監督は『(樹木さんの)遺作ということで売りたいんじゃないか?』と言ってました」と笑い「遺作になることが望まれているのでなかなか次(の作品のこと)を言い出せないでいますが、いつ何が起こるか分からない。死ぬ死ぬって言ってて詐欺みたいだけど、私が言ってるわけじゃなくてお医者さんに『全身がん』という病名をいただいてる」と冗談めかした口調で続ける。体調については「ヘバる時はヘバりますね」と語るも現在は良好な状態のよう。「薬を一切飲まないのが元気の元」と語った。先日、高倉健、菅原文太という日本映画を背負ってきた大スターが続けてこの世を去ったが、この2人とのエピソードなどを尋ねられると「ありますけど(コメントを)留め置かれてます。せっかくの大スターに余計なこと言って水を差さないようにと夫から。深い深い話があるんですけど」と静かに微笑んでいた。『あん』は2015年6月公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月11日福士蒼汰と有村架純を主演に迎え、咲坂伊緒の大ヒット少女コミックを実写映画化する『ストロボ・エッジ』。先日、主題歌が「GReeeeN」の「愛唄」に決定し、その曲を歌う女性シンガーをオーディションで決めることが発表されたが、このほど「GReeeeN」のメンバーによって選ばれた4人の10代の女の子たちが発表。さらに、その女の子が本作でボーカルユニット「whiteeeen(ホワイティーン)」としてデビューすることも明らかとなった。今回のオーディションは、GReeeeN LINE公式アカウント(登録者数約217万人 ※12月11日時点)に歌唱動画を投稿するという形で行われ、42万5901人に上るエントリーの中から11人の最終候補者が選ばれ、面接と公式アカウント内での一般投票を経て、今回の4人が選ばれた。オーディションを審査した「GReeeeN」メンバーとプロデューサーJINが今回、最も大事にした審査基準は「声」だったそうで、歌唱力だけではなく、無垢な透明感のある声を探し続けたそう。そうして本作をきっかけに「whiteeeen」としてデビューを果たすこととなる、meri(メリ/15歳)、kana(カナ/15歳)、hima(ヒマ/16歳)、noa(ノア/17歳)の4人の少女。ユニット名は、「white(白)」と「teen(10代)」を合わせ、さらに4つの「e」は「GReeeeN」と同様にメンバーの人数、笑顔の歯をイメージして名づけられたそうだ。カヴァーする映画主題歌の正式タイトル名は「愛唄~since 2007~」。新しく生まれ変わった「GReeeeN」の名曲を、彼女たちがどんな声で歌い上げるのか注目だ。また「愛唄~since 2007」を起用した新予告編は、12月13日(土)の全国東宝系劇場にて上映され、映画公式サイトでも視聴がスタートする予定だ。映画は、まだ恋を知らない高校1年生の木下仁菜子(有村架純)が、ある帰り道の電車の中、学校中の女子から絶大な人気を誇る同級生・一ノ瀬蓮(福士蒼汰)と出会ったことから動き出す青春ラブストーリー。クールに見えた蓮の優しい言動、笑顔に仁菜子はいままで感じたことのない気持ちを感じ、自分が蓮に恋をしていると気付く。しかし、蓮には中学の時から付き合っているという年上の彼女・麻由香(佐藤ありさ)がいた…。『ストロボ・エッジ』は2015年3月14日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月11日石原さとみ&松下奈緒が“美人姉妹”を演じていることで話題の木曜劇場「ディア・シスター」(フジテレビ)。この度、間もなく最終回を迎える本作に「EXILE」NAOTOがプロスケートボーダーとして出演することが決定。石原さんを想う櫻庭永人役で出演している「EXILE/三代目J Soul Brothers」のメンバー・岩田剛典とドラマ初共演を果たすことが明らかになった。高校生時代、デビュー戦でいきなり優勝した櫻庭永人(岩田剛典)は、若くして将来を有望視されていたが、その後スケートボード界からは姿を消していた。第5話で再びプロになるため大きな大会に出場するも、出番直前に思いを寄せる美咲(石原さとみ)が妊娠していることを兄の宗一郎(田辺誠一)から告げられ、動揺してリタイアしてしまう。そして11日(木)に放送される第9話で再び訪れた大きな大会。美咲との関係も紆余曲折あった中で、再度挑戦することになった大会の会場で、先輩・桑名(NAOTO)に声を掛けられ…。今回、NAOTOさんが演じるのは、岩田さん演じる永人が、尊敬してやまない日本屈指の有名プロスケートボーダー・桑名。「EXILE」のパフォーマーで「三代目J Soul Brothers」のパフォーマー兼リーダーも務めるNAOTOさんは、岩田さんと“後輩先輩”というありのままの関係で出演しているのだ。友情出演での飛び入りが決まったNAOTOさんは、「チームメートのがんちゃんが頑張っている『ディア・シスター』は僕も拝見しています! そのドラマにまさか自分が出演するとは思ってもみませんでした(笑)」と驚きをみせながらも、「こんな大役をいただけて光栄です」と喜びを語った。さらに、岩田とはテレビドラマでは初の共演となることについて「同じ画面の中で“がんちゃん”と“なおと”でなく接しているのはとても新鮮」とコメント。一方、“後輩”の岩田さんは共演に際して「照れくさいですけど、めちゃくちゃテンション上がっています」と嬉しい気持ちを吐露。ほかの「EXILE」や「三代目J Soul Brothers」のメンバーのことを聞かれると「僕たち2人の共演シーンを見てどう思うのか気になりますね。気を抜くことなく無事に乗り切りたい」と気を引き締めていた。いよいよクライマックスを迎える本作。岩田さんとNAOTOさんの共演シーンはもちろん、石原さん演じる美咲に「結婚しよう」と優しく告白する姿が予告編に映し出されておりファン必見となりそうだ。ドラマ「ディア・シスター」は、毎週木曜22時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2014年12月11日竹内結子を主演に迎え、2015年1月に放送されるスペシャルドラマ「上流階級~富久丸百貨店外商部~」。このほど、本作の共演陣に斎藤工ら豪華キャストが決定した。竹内さんとはドラマ初共演となる。原作は作家・高殿円によるお仕事小説。本作の舞台は、神戸の老舗一流百貨店。ノルマ・月1500万を達成するため、一癖も二癖もある日本屈指のお金持ちを相手に、竹内さん演じるバイトからの叩き上げアラフォー女性・鮫島静緒が奮闘する姿を描く。今回出演が決定した斎藤さんが演じるのは、静緒の同僚で、ちょっと“ワケあり”な外商員・桝家修平。良家出身で一見、幼少期から甘やかされて育てられたお坊ちゃんタイプに見えるが、実は様々な顔を持ち合わせているミステリアスな男だ。ドラマでは鍛え上げられた肉体美を披露するシーンもあり、「昼顔」で世の女性たちを魅了した斎藤さんが醸し出す男の色気に再び話題が集まりそうだ。さらには本人が「初めて」と語る、コスプレ姿で少女アニメの振り付けを踊る場面もあるそうで、「ダンスの先生に教わりながら練習します!」と意気込む。これまで見たことのない、新たな斎藤工の演技も見逃せない。竹内さんとの初共演の感想を聞いてみると、「凛とした芯の強さと明るさで、現場を照らし引率して下さる竹内さん。男社会と言われている百貨店の外商部でひときわ輝くお姿は鮫島静緒と重なります」とコメントを寄せている。斎藤さんのほかにも、外商部で働く静緒の上司・邑智崇役には竹中直人、そして富久丸百貨店のカリスマ外商員・葉鳥士朗役には草刈正雄、富久丸百貨店東京店の紳士服カリスマバイヤーで静緒の夫・神野久臣役に田中哲司、地下食品売場の超ベテランパートで富久丸の生き字引、そして情報通で静緒のよき理解者・時任真由美役には倍賞美津子が。さらに、カリスマ外商員・葉鳥が抱えていた“太い顧客”たちには、浅野ゆう子、高畑淳子、森口瑤子、渡辺いっけいと2015年新春を飾る豪華キャストのアンサンブルにも注目だ。スペシャルドラマ「上流階級~富久丸百貨店外商部~」は2015年1月16日(金)21時~放送。(text:cinemacafe.net)
2014年12月11日『レ・ミゼラブル』のマリウス役で世界中を感動させたエディ・レッドメインが主演し、“車椅子の天才”スティーヴン・ホーキング博士と妻・ジェーンとの純愛を描く『博士と彼女のセオリー』。12月9日(現地時間)、本作のロンドンプレミアが開催され、主演のエディと妻役のフェリシティ・ジョーンズら主要キャスト、ジェームズ・マーシュ監督らとともに、ホーキング博士自らもレッドカーペットに登場した。理論物理学者として宇宙の起源の解明に挑み、ブラックホールを始め現代宇宙論に大きな影響を与えたホーキング博士の半生を、妻として献身的に彼を支え続けたジェーンの自伝を基に映画化した本作。ニュートンやアインシュタインと並ぶ天才とも称されるホーキング博士は、難病のALS(筋萎縮性側索硬化症)を抱えながら最先端の研究を精力的に行い、講演活動や執筆活動に取り組む“車椅子の科学者”として世界中に知られている。ロンドンはオデオン・レスター・ スクウェアで行われたプレミアのレッドカーペットに、ホーキング博士役を熱演したエディが登場すると、会場に集まった観客から大きな歓声が上がり、寒空のロンドンも一気にヒートアップ。エディはファンの声援に対し手を振ったり、一緒に写真撮影をしたり、サインにも快く応じるなど、ファンとの交流を楽しんだ。また、妻ジェーンを好演したフェリシティは、「クリスチャン・ディオール(Christian Dior)」のホワイトのプリンセスラインドレスで登場。寒さをものともせず、エディとの呼吸もぴったりに観客たちを魅了した。さらには、レッドカーペットにモデルとなったホーキング博士も駆けつけ、会場からはひときわ温かい大きな拍手が贈られていた。ロンドンでのプレミアを迎えた心境を聞かれたエディは、「ジェーン、スティーヴン、ジョナサン(ジェーンの現夫)、そしてお子さんたちと久々に会えて嬉しかった。撮影に入って以来会っていなかったので、とにかく再会できて嬉しい」とコメント。オスカー候補と目されていることについては、「それはまだ分からない。いまは作品を世に出すことに注力しているので、まずは一歩ずつ着実に進みたい」と謙虚に話した。ホーキング博士には「伝えたいことがありすぎて…」というエディは、「お会いする度に、彼の前で恥をかかないようにすると余計に緊張してしまう。映画を観てとても気に入ってもらえたと聞いたので、ぜひ直接感想を聞きたい」と、本人と揃ってのレッドカーペットに期待を込めていた。一方、フェリシティも博士に対し、「彼にはいつも最高にカッコいいと言っている。彼は映画スターのようで、カリスマ性があり、言葉の使い方が素晴らしい。私たちとは違って、口に出す前によく考える時間があって羨ましい。そして、深く心を打つ表現をするところも」と尊敬の念を込めてコメントした。さらに、『レ・ミゼラブル』の大ヒットで日本でも人気急上昇したエディは、「日本のファンのみなさん、こんにちは!凍てつくロンドンから愛を込めて。お元気ですか?」と、公開を待つファンにうれしいメッセージも送ってくれた。『博士と彼女のセオリー』は2015年3月よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月11日真夜中に博物館の展示物たちが動き出すという奇想天外な設定と、個性に富んだ味あるキャラクターたち、ワクワクさせるストーリーで大ヒットとなった人気シリーズの最新作『ナイト ミュージアム / エジプト王の秘密』。このほど、シリーズ完結といわれる本作と、日本のお笑い界を牽引する、よしもとクリエイティブ・エージェンシーとのコラボが決定。まずは、本作から仲間入りを果たした愉快なキャストにそっくりな(!?)渡辺直美と徳井義実が吹替え版の声優を担当することが分かった。今回、ミュージアムの仲間たちを襲うのは史上最大の危機。展示物たちに生命を吹き込んでいたエジプト王の石板に異変が起こり、魔力が消えそうになってしまう。そこで、夜間警備員ラリー(ベン・スティラー)は、その魔力を取り戻すため、ニューヨークの博物館を飛び出し、ロンドンの大英博物館へ。奇跡によって出会えたあの仲間たちがもう、動けなくなるなんて…!?シリーズ最大級の謎解きと、ハラハラドキドキのアドベンチャーとアクション、相変わらずの抱腹絶倒のユーモア、そして友情と親子のドラマが詰まった本作。今回発表されたのは、『ブライズメイズ史上最悪のウェディングプラン』や『バチェロレッテ-あの子が結婚するなんて!-』などに出演、米エンタメ界で注目されているコメディエンヌで、女性警備員役のレベル・ウィルソンの声を務める渡辺さん、そして、TVシリーズ「ダウントン・アビー」で大ブレイク中の英国男子、アーサー王伝説のイケメン騎士ランスロット役のダン・スティーヴンスを担当する徳井さん。ふくよかなボディの大人気コメディエンヌと、英国きってのイケメン俳優という、まさに見た目のイメージにもぴったりなキャスティングが実現している。<渡辺直美コメント>『ナイト ミュージアム』シリーズは、笑えて、ハラハラして、大好きなシリーズです。ベン・スティラーさんと同じ夜間警備員の女性の役だと聞いて、「ついに私にヒロイン役!」と思ったのですが、どうも少し違うようです(笑)。でも、私が演じるレベル・ウィルソンさんはアメリカでも注目のコメディエンヌと聞きました。彼女の世界観を壊さないように、同じコメディエンヌとして頑張って表現したいと思います。<徳井義実コメント>性別、世代を問わず楽しめる作品に関わらせていただけることは大変光栄です。今回、騎士の役をやらせていただくのですが、現在の芸人の中では私しかいないと自負しております。いまから非常に楽しみです。『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』は2015年3月20日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月11日榮倉奈々・主演の女性共感必至の“日常脱出エンターテインメント”『わたしのハワイの歩きかた』のBD&DVD発売記念トークショーが行われ、前田弘二監督と脚本家の高田亮さんがイベント前に取材に応じた。海外ロケの苦労と習慣の違いによる“ハプニング”を語った。主人公の逃避行先、ハワイでの1か月のロケ。ユニオンの規定に慣れない前田監督たちは、うっかり“俳優デビュー”を手伝ったことがあったとか。「実はエキストラの人にセリフを与えると、その瞬間に“俳優”になるんです。でもウエイターには、何か言わせたいじゃないですか(笑)。だから、自分から自主的に発するように仕掛けるとか、苦労しました」。エキストラが俳優になると、さまざまな面で待遇が変わってしまうそうで、「全然違います。ギャラの単位が変わるというか。それとカメラの位置によっても“昇格”するんです。主演の近くで顔がアップで映ると、もう俳優(笑)」と見えないルールと戦う日々だったことを明かす前田監督。「一日の稼働時間も超厳格なので、毎日時間がないって感じでしたね」。実際、そのエキストラは、「『ラッキーだった』って言っていたそうですよ(笑)」と、今作でめでたく(?)俳優デビューを果たしたと前田監督。『わたしのハワイの歩きかた』の本編を観ながら、日本映画デビューを成し遂げた俳優を探して、二度、三度と観返してみて。<『わたしのハワイの歩きかた』Blu-ray&DVDリリース>【セル】ブルーレイ(1枚組)¥4,800(本体)+税【セル】DVD(1枚組)¥3,800(本体)+税発売日:12月5日(金)発売元・販売元:ポニーキャニオン※レンタルDVD東映ビデオ株式会社より同時発売(C) 2014 『わたしのハワイの歩きかた』製作委員会(text:cinemacafe.net)■関連作品:わたしのハワイの歩きかた 2014年6月14日より全国にて公開(C) 2014「わたしのハワイの歩きかた」製作委員会
2014年12月11日老若男女に愛される「Mr.Children」のファンクラブ限定ライブに迫った初の映画『Mr.Children REFLECTION』の公開が決定。この度、「Mr.Children」のコメントと共に予告編とポスタービジュアルが公開された。2014年9月、「Mr.Children」として初となるファンクラブ会員限定ツアー「Mr.Children FATHER&MOTHER 21周年祭ファンクラブツアー」が開催された。会場はリミテッドライブに相応しい、久しぶりのライブハウスという空間。そこで披露されたのは、会場に集まった観客たちを驚かせた多種多様な未発表曲の数々。その楽曲群に触れた初期衝動に会場は包まれ、まさしく“体感”というにふさわしいライブと、新しい「Mr.Children」の姿がそこにあった…。「Mr.Children」が、2014年9月に5都市のライブハウス「Zepp」で実施したファンクラブ限定ライブに迫った本作。「Mr.Children」の全7曲もの最新未発表音源が収録されている超貴重映像だ。「Mr.Children」はこの映画化について「まったく聴いたことがない音楽なんだけど、凄く心が動く、感動するLIVE ができないか?リリースがあって、ツアーがあってという、いつも通りのやり方ではない新しい伝え方があるんじゃないか?そんな疑問を解消できるアイデアとして行ったのが、未発表曲メインでのファンクラブ限定ツアーでした。ライブで初めて楽曲を聴いてくれた方と同じような新鮮な気持ちで、僕らの新しい音に触れてもらえたら嬉しいです」とコメント。今回解禁されたのは、「Mr.Children」の思いが重なる見どころたっぷりの予告編と、これまで数々の「Mr.Children」のMVなどを手がけた丹下紘希氏によるデザインのポスタービジュアル。新たな「Mr.Children」現在進行形の、その音楽を体感できる。映画『Mr.Children REFLECTION』は2015年2月6日(金)TOHOシネマズ六本木ヒルズにて先行公開。2月7日(土)~2月27日(金) 3週間限定公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月11日俳優の堤真一が12月10日(水)、都内で行われた主演作『神様はバリにいる』の完成披露試写会に出席した。苦労の末、バリで大富豪になった主人公を演じた堤さんは「ハタチで上京して、27歳まで家賃2万円の4畳半で暮らしていた」と駆け出し時代をふり返った。さらに「世はバブルでも、お金がなくて…。水だけで3日間過ごしたこともあった」とも語り、「さすがに痩せましたね」といまだから話せる貧乏エピソードに照れ笑いを浮かべていた。堤さんが演じるのは、自称“爽やか”ながらパンチパーマでヤクザ風という破天荒なキャラクターで、「勝手に衣装が用意されていて、いつも間にかこうなった。まゆ毛の色を抜いたのが、一番恥ずかしかった」と話していた。映画は婚活ビジネスに失敗し多額の借金を抱えた元起業家の祥子が、失意のままに訪れたバリ島で、謎めいた日本人の大富豪・アニキ(堤さん)と出会い、金持ちになるための人生哲学を学び、再起を図ろうとするが…。著者の実体験を綴った「出稼げば大富豪」(クロイワ・ショウ著)を原案に、日本映画として長編では初のバリ島でのロケを行った。完成披露試写会には堤さんをはじめ、ヒロイン役の尾野真千子、ナオト・インティライミ、玉木宏、李闘士男監督が出席。尾野さんは「まるで家族、兄弟のように仲が良かった」と現場の雰囲気を明かしたが、「実はここにいる男3人に、海に突き落とされたんですよ!」と“被害報告”も。発案者は玉木さんだと言い、「私のポーチに草をつめたのも玉木さん」とそのいたずらっ子ぶりが明かされた。一方、俳優に初挑戦したミュージシャンのナオトさんは、「僕みたいな、右も左も分からない小僧をここにいる皆さんが優しく包んでくれて、背中を押してくれた」と感謝しきりだった。『神様はバリにいる』は2015年1月17日(土)から、新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月10日『アベンジャーズ』、『アイアンマン』など数々の大ヒット映画のリリースを続けるマーベル・スタジオが製作する、本格的な海外アクション・ドラマ「エージェント・オブ・シールド」。今年の年末年始にWOWOWで、「シーズン1」全22話が一挙放送されることを記念し12月10日(水)、マーベル・ファンの大谷ノブ彦(ダイノジ)と女優の原幹恵に加え、本作のシーズン2に出演するハリウッド俳優・尾崎英二郎が東京・ユーロスペースにて行われた特別上映イベントに登壇した。世界的大ヒットを収めた映画『アベンジャーズ』のその後の物語が展開する本作。国際平和維持組織「シールド」のエージェント・コールソンが率いる特命チームが、全世界の様々な現象や事件に立ち向かう姿を描き出す。この日登壇した3名はすでに作品を鑑賞したといい、「ものすごいスピード感でグイグイ引き込まれた」(大谷さん)、「ドラマの域を超えてました」(原さん)と2人が語ると、シリーズの出演者である尾崎さんは「シーズン1の第1話は、『アベンジャーズ』で監督を務めたジョス・ウェドンが手がけてるんですが、日本とは規模感が違います。45分間のたった1話に予算が14億円使われています(笑)」とその裏側を明かすと、会場はどよめいた。さらに、尾崎さんは自身が実際に出演した際のエピソードも明かす。「(撮影は)徹底した秘密主義です。映画にも関わってくる部分もあるので、その徹底ぶりはすごいです。ハリウッドに7年いて、いろんなドラマに出させて頂きましたが、台本をもらえたのは自分の出演するシーンのみで、全ての台本をもらえなかったのは初めての体験でした」とその徹底ぶりはキャストにも及んでいるよう。大谷さんが「じゃあ、全然シーズン2については話せないんですか?何で来たんですか(笑)!」とすかさずツッコミを入れると、尾崎さんは「すいません…」と苦笑を浮かべていた。さらに、日本人でありながらハリウッドに活動を置く尾崎さんに登壇陣は興味深々。そこには、先日逝去した日本の名優・高倉健の存在があったという。「20歳の大学生の頃に交換留学生としてアメリカに渡ったんですが、向こうの大学生と一緒にたまたま高倉健さんの『ブラック・レイン』を観まして、その時に高倉さんの演技に会場がざわめいていて、その時に“自分もこういう所を目指したい”と思ったのがきっかけですね」と語り、いまは亡き名優に思いを馳せ、観客たちもこのエピソードに感銘を受けていたが、再び大谷さんが「うちの大先輩の島木ジョージさんも出てます」と思わぬトリビアを付け加えると、会場は一気に笑いに包まれた。また大谷さんは、グラビアアイドルやモデルの一方で女優としても活躍する原さんを「ハリウッドに原さんを紹介してくださいよ」と尾崎さんに無茶ぶり。しかし、苦笑しながらも「アメリカでは男性も女性もセクシーな人が求められるので、きっとチャンスはありますよ」と語ると、「本当ですか!?」と壇上は大いに盛り上がっていた。「エージェント・オブ・シールド」は、WOWOWにて12月27日(土)~1月4日(日)にかけて、全22話一挙放送。※12月31日(水)を除く。<「エージェント・オブ・シールド」DVD&Blu-rayリリース情報>■DVD BOXPART1、2、3(各4,700円+税)発売■Blu-ray COMPLETE BOX(20,000円+税)発売発売日:2015年1月21日(水)●2015年1月7日(水) 第1弾DVDレンタル:VOL.1~6開始●2015年1月21日(水) 第2弾DVDレンタル:VOL.7~11開始発売元・ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン(text:cinemacafe.net)
2014年12月10日英国王室のケイト・ミドルトン妃はその気品と美しさで知られるが、そのせいかなんと子どもたちに『アナと雪の女王』のエルサに間違えられてしまったと「US Weekly」が報じた。キャサリン妃は今月8日(現地時間)、ニューヨークはハーレムの児童発達センターを訪問した。2才から18才までの発達に遅れがある子どもたちや虐待被害者の子どもたちが勉強する施設だ。彼女があるクラスを訪れる前、理事長が子どもたちに「今日誰が来るか分かるかな?」と尋ねたところ、「プリンセス」という答えが返ってきたという。どうやら子どもたちはキャサリン妃をアニメから来た本物のエルサだと思っていたらしい。「『アナ雪』のプリンセスだと思っていたようです」と理事長は「US Weekly」に語っている。キャサリン妃は事前に子どもたちが『アナと雪の女王』が大好きだと聞いていたので、子どもたちとの会話のきっかけにしていたようだ。「『アナ雪』が好きって本当?」と何人かの子どもに聞いている場面もあったという。「彼女はとても可愛らしかったです。心から楽しんでおられました」と財務補佐はキャサリン妃の様子について語った。ハーレムの子どもたちはきっと憧れのエルサのように美しいキャサリン妃との交流で元気をもらったことだろう。(text:cinemacafe.net)
2014年12月10日8日(現地時間)に出演したTV番組で婚約を発表したホアキン・フェニックスだが、これが真っ赤な嘘だったことが明らかになった。ホアキンは8日(現地時間)、トーク番組「Late Show」に出演し、司会のデヴィッド・レターマンにヨガのインストラクターと婚約したと告げると、相手との馴れ初めについて面白おかしく語った。ニュースは瞬く間に世界中で報じられたが、翌9日(現地時間)に別番組「Good Morning America」に出演したホアキンは前日語ったことはすべて作り話だと明かした。「僕の生活はあまりにもつまらないから。視聴者に気に入ってもらいたかったんだよ。みんな婚約とか結婚する人が好きでしょ」とトークを面白くするためにでまかせを言ったことを認めたホアキンは、「なんなら、また婚約するよ」と付け加えた。ホアキンのパブリシストはイギリスの「The Independent」紙の取材に対して「あれはジョークでした。ホアキンは並外れたユーモア・センスの持ち主なのです」とコメントした。ホアキンはかつて俳優を引退してラッパーへの転向を表明して世間を驚かせたことがあったが、これはケイシー・アフレックが監督を務めた映画『容疑者、ホアキン・フェニックス』のためのやらせだった。今回はそのようなフェイク・ドキュメンタリーの企画などではないという。(text:Yuki Tominaga)
2014年12月10日ハワイの大人気ディズニーリゾート「アウラニ・ディズニー・リゾート&スパ コオリナ・ハワイ」(以下、アウラニ)では、カップルやハネムーナーにオススメのスペシャルパッケージが、2015年4月より新登場!宿泊にプラスできる「アウラニ ロマンスパッケージ」と「アウラニ ハネムーンパッケージ」の2パッケージが、12月より予約受付がスタートする。ハワイ・オアフ島コオリナ地区に位置する「アウラニ・ディズニー・リゾート&スパ コオリナ・ハワイ」は、ディズニー・マジックとハワイの豊かな文化や美しい景色が融合した極上リゾート。由緒あるアメリカの旅行雑誌「トラベル・アンド・レジャー」の“ワールドベストアワード2014”を受賞、ファミリーをはじめ、カップルやハネムーナーに人気が高い。旅行会社を通して予約可能な同パッケージは、お部屋でのウエルカムアメニティーのスパークリングワインやチョコレートでコーティングされたいちごのサービスのほか、レストランでの海が見える特別テラステーブルの用意など、2人の滞在をロマンティックに演出するパッケージとなる。特に「アウラニ ハネムーンパッケージ」は、朝食のルームサービスとスパクレジットまで用意。満足度が高いサービスが受けられ、滞在を満喫できる。同パッケージは、2015年4月以降の滞在から利用可能で、予約は取扱い旅行会社にて、12月より予約受付がスタート予定。この機会にアウラニでメモリアルな滞在をしてみては?※適用期間:2015年4月6日~6月29日、7月5日~11月20日、11月27日~12月18日「アウラニ ロマンスパッケージ」・ウエルカムアメニティー到着の際、お部屋にスパークリングワイン1本とチョコレートコーティングしたいちごをご用意。・レストラン「アマアマ」でのディナー(2名様分)料理4皿のコースディナーを海が見える特別テラステーブルにてご用意(2名様分のノンアルコールの飲みもの付)。「アウラニ ハネムーンパッケージ」・ウエルカムアメニティー到着の際、お部屋にスパークリングワイン1本とチョコレートコーティングしたいちごをご用意。・レストラン「アマアマ」でのディナー(2名様分)料理4皿のコースディナーを海が見える特別テラステーブルにてご用意(2名様分のノンアルコールの飲みもの付)。・朝食のルームサービス(2名様分)アメリカンまたは和食の朝食と、季節のフルーツ、ドリンク(コーヒー、紅茶、フルーツジュース。炭酸等のソフトドリンク、ホットココア、ミルクの中から1つ)。・スパクレジット「ラニヴァイ・ディズニー・スパ」でご利用いただける$400ドル分のクレジット付。※料金や詳細につきましては、取扱い旅行会社にお問い合わせください。As to Disney photos, logos, properties: (C) Disney(text:cinemacafe.net)
2014年12月10日現在連載中の人気コミックが原作となる話題作が、この冬、相次いで劇場に登場する。まずは12月27日(土)より公開される能年玲奈主演の『海月姫』。そして、1月31日(土)より公開の中谷美紀主演の『繕い裁つ人』だ。この2作で主人公となる2人の女性の共通点は、我が道を行く…というより“猪突猛進”するあまりに素直になりきれず、恋愛とはちょっぴり無縁な“こじらせ女子”であること。とはいえ、彼女たちの毎日はそれなりに充実し、楽しんで生きているように見えている。今回は、タイプの違うこじらせ具合を見せる彼女たちの生き様から、女性が自分の人生を豊かにする方法を考えてみた。こじらせ女子No.1『繕い裁つ人』南 市江(みなみ いちえ)・こじらせ度:120%・こじらせタイプ:頑固じじい型先代の祖母が始めた「南洋裁店」で、先代の服の仕立て直しとサイズ直しのみを完璧にこなす市江(中谷美紀)。彼女の才能に惚れ込んだ大手デパートで服飾担当を務める藤井(三浦貴大)からのブランド化の話にも耳を傾けず、「美しさを自覚している人に私の洋服は必要ない」「夢見るための洋服を作っている、生活感出してたまるもんですか」と一蹴する。彼女は母親曰く、“洋裁以外は何にもできない女”。言葉少なく、揺るがない決意のその姿は、藤井から「頑固じじい」とも揶揄されるほど。だが、市江は「2代目の仕事は1代目の仕事を全うすること」を信念に、秘めた想いを抱えながらも愚直なまでに自分の“職”に向き合っている。だが、やがて何度断られても足繁く自分のもとに訪れる藤井の姿に徐々に心を開き、「(ブランド化を拒むのは)単に挑戦することが怖いだけではないか」と突きつけられた言葉によって、自分のこれまでの仕事に対する姿勢や思いを改めて見つめ直していく市江。頑固で不器用な部分はそのままに、藤井や大切な常連たちの存在のありがたさに気づき、やがて周囲の気持ちに敏感になっていくという心の成長を見せていく。こじらせ女子No.2『海月姫』蔵下 月海(くらした つきみ)・こじらせ度:120%・こじらせタイプ:筋金入りオタク型子どものころ、母親と水族館で出会って以来、筋金入りのクラゲオタクとなった月海(能年玲奈)。イラストレーターを目指して、鹿児島から上京。クラゲの絵を描きながら、男子禁制アパート“天水館”にてオタク女子たちと暮らしている。普段はメガネに三つ編み、スッピン。女装したイケメンの蔵之介(菅田将暉)によって救われたタコクラゲのクララを溺愛する。恋愛ともおしゃれライフとも全くの無縁で、ある日渋谷にて開催のクラゲ展を見に行くも、あまりの人の多さに吐き気や頭痛を催し、目的地に辿り着けず帰宅するほど。おしゃれな人や異性の前ではおどおどした態度になってしまい、他人の言動を誤解することも少なくない。自分を卑下するあまり、恋をする資格などないとさえ思っている始末だ。だが、ワケアリ“女装男子”蔵之介との出会いは、これまでの価値観を見つめ直すきっかけに。蔵之介の兄で30歳過ぎの“こじらせ童貞エリート”・修(長谷川博己)からは、ひと目ぼれされてアプローチも!?さらに、自分らの聖地=“天水館”の存続危機に直面したことで、信頼のおけるオタク仲間たちと一念発起!「クラゲのようなウエディングドレス」を夢見てイラストを描き続けてきた結果、自然と身についていたクリエイター気質の才能を、自信を持って発揮していく月海は、天水館でのファッションショーを目指す中でこれまでにない成長を遂げていく。“こじらせ”も突き詰めれば、それは長所。いまより少しだけ周囲を見渡して、殻を破って、自分を好きになれれば、きっと人生は大きく豊かになるはず。今年の締めくくりと新たな年のスタートに、“究極のこじらせ女子”ふたりの生き様を参考にしてみては?(text:cinemacafe.net)■関連作品:海月姫 2014年12月27日より全国にて公開(C) 2014映画『海月姫』製作委員会(C) 東村アキコ/講談社
2014年12月10日