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このところのソン・スンホンは、「脂が乗っている」…ように思うのは私だけでしょうか。2010年から『男たちの挽歌A BETTER TOMORROW』、『ゴースト もういちど抱きしめたい』、「男が愛する時」などコンスタントに映画やドラマに出演し、その姿を自在に変えてはファンの目を楽しませてくれています。そんな彼の最新主演映画が『情愛中毒』です。「ソン・スンホン、初の衝撃ベッドシーンに挑戦!」の謳い文句に、ファンの方はいまからドキマギではないでしょうか!?ストーリーを簡潔に説明しますと、ベトナム戦争から帰還したキム・ジンピョン(ソン・スンホン)が、引っ越してきた部下の妻ガフン(イム・ジヨン)と互いに惹かれあい、密愛を重ねる、いわゆる「不倫」です。エリート大佐として周りから羨望の目で見られる一方で、戦争の後遺症に悩まされている苦しみを誰にも打ち明けることができずにいるジンピョンの、どこか虚ろな、心ここにあらずの雰囲気をソン・スンホンが上手く演じています。韓国人らしい“モムチャン”姿が強い男性像を残しつつ、似会いすぎるサングラスに隠れたジンピョンの行き場のない心情に、こちらも心が揺れ動くのです。そんなジンピョンとガフンの、巷で話題になっている(!?)濃厚なラブシーン。2人とも結構頑張ったのではないでしょうか!!(上から目線でごめんなさい)。どちらもスッポンポンですし、ベッドで、ソファで、車中でと、バリエーションも多く、ソン・スンホンの、バックショットからの盛り上がった肩筋や、普段なら絶対に拝むことのできない尻と足の境目の“シワ”までがくっきり見えて、貴重なシーンとなっております。個人的にはソン・スンホンの「白いボクサーパンツ姿」が衝撃的すぎて、いまも目に焼き付き離れません。ガフンを演じたイム・ジヨンは本作で本格的に映画デビューした新人女優ですが、劇中ほとんど笑わず、いい意味での無表情さが同じ女性としてどこか不気味でありながら、不思議な魅力を感じます。個人的に、“脱ぎっぷり”が正々堂々していて好感を持っているジンピョンの妻役チョ・ヨジョン(『後宮の秘密』『春香秘伝The Servant』をチェック!)が本作では一切“露出なし”なのも面白い所です。そんな彼らの「密愛」の結末は、観る人によっては様々な感想を持たれるかもしれません。ラストのジンピョンがとった行動に、いまを生きる世の女性達は何を感じるか。タイトルがしめす“情愛中毒”に何を想うかを、是非スクリーンで堪能してみては?と思います。役を通して人生を学び、38歳の年を重ねたいまだからこそ演じたであろうソン・スンホン渾身の『情愛中毒』。俳優としても人としても「脂が乗った」彼の新境地は、これからも続く俳優道の、貴重な一歩であることに違いないでしょう。(text:Tomomi Kimura)
2014年11月21日自身も2児の母であり、女優との仕事を両立させているフランス出身のオスカー女優ジュリエット・ビノシュの主演最新作『おやみなさいを言いたくて』。いつまでも美しくパワーにあふれた彼女が、報道カメラマンとなり、仕事と家庭という“究極の選択”を迫られていく本作に、同じ苦労や喜びを知るママ芸能人や働く女性たちから、共感と感動のコメントが到着した。アフガニスタン、コンゴ、カタール…世界各地を飛び回る報道写真家のレベッカ(ジュリエット・ビノシュ)は、常に死と隣り合わせになりながらもシャッターを切っていた。だが、あるとき、まさに命がおびやかされる危険な事態に遭遇してしまう。日常生活を一緒に送れなくても、すべて上手くいっていると思っていたレベッカ。久しぶりにアイルランドのわが家に帰った彼女は、夫(ニコライ・コスター=ワルドー)とふたりの娘たちの本当の気持ちを知り、ある決断をするが…。『存在の耐えられない軽さ』でアメリカに進出、『汚れた血』や『ポンヌフの恋人』ではレオン・カラックス監督のミューズと呼ばれ、カンヌ、ヴェネチア、ベルリンと世界三大映画祭の「女優賞」をすべて制覇し、『イングリッシュ・ペイシェント』でアカデミー賞「助演女優賞」を受賞、『ショコラ』で同「主演女優賞」にノミネートされたジュリエット・ビノシュ。オスカー女優にして、2児の母であり、画家で、平和活動支援なども精力的にこなす彼女は、ノルウェーのエリック・ポッペ監督のもとで本作に主演、まるで彼女の分身であるかのような美とパワーにあふれた“働くママ”レベッカを好演した。「ジュリエットは現役の世界的トップ俳優のひとりですから、監督は誰でも彼女と仕事したいのではないでしょうか」とポッペ監督は言う。彼女の徹底した役作りは、「そのこだわりようときたら、何から何まで本物を求めるのです。カメラはプロが使うものでなければならない。メモリーカードのサイズまで!もちろん映画で映らないものですが…」と称賛を贈る。そんな仕事へのあくなき挑戦と情熱、そして家族への深い愛を胸に秘めた役柄には、各界の女性たちから共感・感動のコメントが届いている。<ママ代表コメント>◆土屋アンナ(アーティスト)仕事と家庭の両立はとても難しいと実感している私にとって、レベッカとオーバーラップするシーンが沢山あります。思春期を迎えた娘との葛藤も、私の母と私たち姉妹の経て来たときと重なります。何が大切なものであるかを問われている気がします。命の尊さを改めて考えさせられる作品です。◆千秋さん(タレント/デザイナー)世界情勢と母娘の愛。使命ある仕事か家族かどちらを選択するのか。誰でもぶち当たるママならではの苦悩。泣きました。◆富司純子(女優)報道写真家としての顔と夫とふたりの子どもへの愛に悩む顔。ビノシュの表情、演技力、最高にかっこいい!!◆加藤登紀子(歌手)観終わってしばらく、嗚咽が止まりませんでした。 怖ろしい世界の現実に命を懸けて向き合う報道写真家であることと、ひとりの女として生きる幸せの狭間。彼女の苦しみは、仕事を持つ女の深い痛みに真っ直ぐ伝わってきます。◆木村多江(女優)私の使命は?居場所は?突きつけられたようで胸が苦しい。仕事と家族のはざまで、私もゆれた。◆坂井真紀(女優)私は、母親が正しい愛で子育てをすれば、それが世界平和へつながっていくと信じています。『おやすみなさいを言いたくて』は12月13日(土)より角川シネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月21日観ているシーンに合わせて座席が動いたり、時には風やミストが飛んできたりと、映画を“体感”できる新次元のアトラクションシアター「4DX」が、12月19日(金)よりユナイテッド・シネマ豊洲に登場。世界に先駆けて導入される“雪”と“嵐”を、プレイベントで上映される『アナと雪の女王』で体験できることが分かった。「4DX」とは、いま映画業界で最も注目を集める最新のアトラクション型上映システム。映画のシーンに合わせてシートが前後&上下左右に動いたり、衝撃を感じたり、また実際に雨風が吹きつけたり、雷鳴が轟く代わりにフラッシュが光るなどの特殊効果によって、臨場感たっぷりに“体で感じる”ことができる次世代の映画体験だ。このたび、ユナイテッド・シネマグループとしては初めて豊洲に導入される最新鋭の「4DX」は、動く座席、雨、香り、フラッシュ、バブル、煙、風、エアー、ミストというこれまでの9つの機能に加え、新たに劇場内上部から雪をイメージしたパウダーが出る“雪”と、送風口から水と一緒に風が出る“嵐”のエフェクトが世界に先駆けて追加。「4DX」のオープニング作品としては、『ホビット』シリーズの完結編『ホビット 決戦のゆくえ』と、ディズニー・アニメ最新作の『ベイマックス』(12月20日~)が決定。また、12月16日(火)~18日(木)は、オープン特別興行として『アナと雪の女王』と『パシフィック・リム』の2作品を上映し、『アナと雪の女王』ではシアター入場時とエンドロールに、新機能の“雪”のエフェクトをひと足早く体験することができるという。最新鋭の体感型アトラクションシアター4DXは、12月19日(金)よりユナイテッド・シネマ豊洲にて導入。(※“雪”と“嵐”のエフェクトは2015年春以降の映画に対応)(text:cinemacafe.net)
2014年11月21日鬼才デヴィッド・フィンチャーのもと、『アルゴ』のベン・アフレックと『アウトロー』のロザムンド・パイク共演で、現代に生きる夫婦の不協和音を描いたサイコロジカル・スリラー『ゴーン・ガール』。本作の公開を記念し、明日11月22日の「いい夫婦の日」を前に、配給元の20世紀フォックス映画が男女300人を対象にパートナーに関する調査を行ったところ、「10人に1人がパートナーに一度でも殺意を抱いたことがある」という衝撃の事実が判明した。結婚5周年の記念日。誰もが羨む幸せな夫婦だったはずのニックとエイミー。しかし、争った形跡と大量の血痕を残し、エイミーが突然姿を消す。警察やマスコミは、アリバイや言動が不自然な夫ニックへ疑いの目を向けていくが…。本作は、『セブン』『ドラゴン・タトゥーの女』などで知られるフィンチャー監督が、全米ベストセラーのギリアン・フリンによる同名小説を映画化。脚本もフリン自身が務めており、先日行われた賞レースの幕開けとなるハリウッド・フィルム・アワードでは、「作品賞」「脚本賞」「音響賞」の3部門を見事受賞した。日本でも、一刻も早く作品を観たいというファンからの声がSNSなどで日に日に高まり、今回の受賞も大きな後押しとなって前夜の特別上映(一部劇場を除く)が決定するほど、大きな注目を集めている。だが今回、15歳~59歳までの配偶者もしくは恋人のいる男女300人を対象に行った調査で分かったのは、「10人に1人がパートナーに殺意を抱いたことがある」という衝撃の事実!本作で、5回目の結婚記念日に妻の失踪事件の第一容疑者のレッテルを貼られ、数々の嘘や策略などの不適切な行為が噴出する夫のニックを演じたアフレックは、「この作品をひと言で表すと“愛”と“死”だと思う。時にはパートナーの見難い真実を目撃してしまい、そうなったときに人はどうなってしまうのか…」と分析する。もしや彼が演じたニックも、エイミーの何かを目撃し、殺人を犯かしてしまったというのか?さらに、エイミーを演じたパイクは「私たちはパートナーの関係を徹底的に解剖してみたのだと思う。親密な関係にあるからこその素晴らしいところ、それから親密な関係だからこその裏切りがあるわ」と意味深に語る。つまり、調査の結果もパートナーとの親密な関係がゆえに抱く感情なのだろうか?また、届いた本編シーンの映像には、ニックがエイミーの血液型すら分からず、受け答えものらりくらりで、いっそう警察の疑念が増していく様子が…。今回の調査でも「パートナーのことを100%理解している」と回答した人は、全体の9.7%に過ぎなかった。さらに、ニックのようにパートナーの友人のことや昼間の行動、血液型すら知らないという人が、実に90.3%にも及んだという。パイクが、本作が伝えるメッセージについて「“自分のパートナーを本当に理解してる?”ということよ」と明かすように、今回の調査の結果から見えてくるのは、『ゴーン・ガール』で描かれる失踪事件は、実際に起こり得るのということなのだろうか。『ゴーン・ガール』は12月12日(金)全国にて公開。12月11日(木) 前夜特別上映決定(一部劇場を除く)。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ゴーン・ガール 2014年12月12日より全国にて公開(C) 2014 Twentieth Century Fox
2014年11月21日あまりに当たり前すぎると、その存在の大切さに気づけなくなってしまうものがある。例えば、家族。少しずつ寒さが深まり、ますます人肌恋しくなるこの季節、当たり前のようにそばにいてくれる家族の顔がふと思い浮かび、誰もがかつて過ごした子ども時代を思い起こさせてくれる映画が、いま続々と公開中だ。まずは、『アメリ』で知られるフランスの鬼才ジャン=ポール・ジュネ監督が「まさに僕そのもの」と言うほど自分自身を重ね合わせて描いたという『天才スピヴェット』。モンタナ州の農場に暮らす10才の天才少年スピヴェットは、ある日、突然の事故で双子の弟を亡くしてしまう。遅れてきたカウボーイのような父は、活発な弟のほうが好きだった。そして、昆虫学者の母親は研究に没頭し、姉はアイドルになることを夢見ている。そんな中、スピヴェットが応募したある発明が米国スミソニアン学術協会の権威ある科学賞を受賞。彼は、ワシントンDCで開かれる授賞式に出席するべく、家出を決意。アメリカ大陸を横断する貨物列車に、たった1人で飛び乗る…。ジュネ監督独特の愛らしいブラックユーモアとポップアップ絵本のような遊び心たっぷりの3D映像で描かれているのは、愛する者を失い、家族の心にポッカリと空いた穴を、1人の少年の壮大な家出を通じて埋めていく物語。スピヴェットは天才的科学者とはいっても、まだ10才。自分で考え、決めたことには脇目もふらず突き進むものの、心には孤独を抱え、自分の居場所を探し求めているのだ。見知らぬ大人たちの“作り笑い”に囲まれながら、一刻も早く「家に帰りたい」「家族に会いたい」と願う彼の姿には、かつて子ども時代に“プチ家出”を経験したことがある人も(?)、共感すること間違いなし。だが、虐待や家族関係など何らかの理由で心に傷をもち(ときには体にも)、自宅で過ごすことのできない子どもたちもいる。『ショート・ターム』は、そんなティーン・エイジャーたちを短期間保護する施設を舞台にした物語。監督を務めた日系3世の新鋭デスティン・クレットンは、自身も約2年間、同様の施設で働いていた経験があるだけに、終始、ある距離感を保った優しさに満ちた視点で描かれ、半ドキュメンタリーのようなつくりとなっている。短期ケア施設「ショート・ターム」で働くグレイス(ブリー・ラーソン)は、様々な問題を抱える子どもたちと対峙する日々。同僚で、心優しいボーイフレンドのメイソン(ジョン・ギャラガー・Jr)とも順調だが、グレイスには彼にも打ち明けられない深い闇があった。そんなある日、グレイスに妊娠が発覚。そして、引き取り手のない生意気な女の子ジェイデンが「ショート・ターム」にやってくる…。自らもショート・タームで暮らす少年少女たちと同じ経験を抱える主人公・グレイスを演じたのは、ジョセフ・ゴードン=レヴィットの初監督作『ドン・ジョン』でジョセフの妹役を好演していたブリー・ラーソン。本作での演技でロカルノ国際映画祭「最優秀女優賞」を受賞するなど、ハリウッドのみならず世界中から注目を集めている。傷ついた子どもたちに、セラピストでも、教師でもなく、そばにいてケアを行うだけのグレイスたち。どこまでも中庸に、ただそっと彼らの傍らに寄り添っていく姿は、血のつながり以上の無償の愛を教えてくれる。そして、家族の映画といえば、イーサン・ホークを始め4人の俳優が12年間、ひとつの家族を演じ続けたリチャード・リンクレーター監督の『6才のボクが、大人になるまで。』も外せない。母(パトリシア・アークエット)と姉(ローレライ・リンクレーター)と暮らす、6才の少年・メイソン(エラー・コルトレーン)。もっとも多感な時期に、引っ越しや、別々に暮らす父(イーサン・ホーク)との再会、母の再婚、義父の暴力、父の再婚、そして初恋や初めてのキスなどを経験していくメイソン。12年の時が過ぎる中で、そのつど家族の姿は変容し、最初はあどけない少年だったメイソンも、その中で成長し将来の夢を見つけ、やがて母の元から巣立っていく…。メイソンを演じたのは、12年前にリンクレイター監督がオーディションで見出したエラー・コルトレーン。彼を始め、母親役のパトリシア・アークエット、離別した父親役のイーサン・ホーク、姉役のローレライ・リンクレーターも、1年に数回、夏休みなどを利用して集まり、12年間撮影を繰り返して、この画期的な映画を完成させた。子どもたちの成長のみならず、シングルマザーとして子育てをしながら大学へ通い直し、自分の夢を追い続けた母親のパトリシアも、時々現れて子どもたちと“ガチ”に遊ぶ父親のイーサンも、それ相応に年を重ね、時に人生に迷う姿も見せており、まさにひとつの家族の変遷が描かれていく。親である人はもちろんのこと、思わず自分自身の子ども時代を顧みたくなる本作は、あの頃、分からないことだらけの子どもながらに、精いっぱい“いま”を生きていたことを思い出させてくれる。いずれも、ラストには温かい涙と笑顔が自然にあふれてくる3作。家族の愛に触れ、ふと“童心の自分”に返らせてくれる映画から、“いま”の自分を見つめ直してみては。(text:cinemacafe.net)■関連作品:天才スピヴェット 2014年11月15日シネスイッチ銀座、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開(C) EPITHETE FILMS - TAPIOCA FILMS - FILMARTO - GAUMONT - FRANCE 2 CINEMAショート・ターム 2014年11月15日より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開(C) 2013 Short Term Holdings, LLC. All rights reserved.
2014年11月21日『アナと雪の女王』のウォルト・ディズニー・スタジオ最新作で、東京国際映画祭にて世界最速上映され絶賛された『ベイマックス』。公開を1か月後に控えた11月21日(金)、スマートフォンでベイマックスに“直接触れる”無料サイト「TOUCH!ベイマックス」がオープンした。本作の舞台は、東京とサンフランシスコを融合したかのような架空都市“サンフランソウキョウ”。ひとりぼっちの天才少年・ヒロが、兄が遺した優しすぎるケア・ロボットのベイマックスと共に、失ってしまったかけがえの無い絆を取り戻す、勇気を描いた感動作。ベイマックスは、その白くて丸い空気の詰まったボディでヨチヨチ歩きする愛らしさと、つぶらな瞳で心とカラダの健康状態をスキャンし、おせっかいなほど一途にケアしてくれる優しすぎる性格がキュートな魅力のディズニーの新キャラクターだ。今回のサイトは、予告編などで動くベイマックスを見た人からの「触りたい」「ハグして欲しい」「ベイマックスが欲しい」「私もケアして欲しい」との声を受け、スマホからアクセスするだけで、誰でも自分専用の“ベイマックス”に触れることができる夢のコンテンツ「TOUCH!ベイマックス」(Disney.jp/Baymax/touch)をウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパンが期間限定でリリースしたもの。「TOUCH!ベイマックス」でベイマックスに触ると、ぽにょんと弾んだり、さらに可愛らしいヨチヨチ歩きなども披露しており、つぶらな瞳の“スキャン機能”を使いその日、1日を幸せに過ごすためのユーザーそれぞれに応じた専用のメッセージで、彼の得意な“ケア”も受けられるというユニークなものとなっている。さらに、同コンテンツにはベイマックスが生まれた街・サンフランソウキョウを徹底解剖する“ガイドブック”も含まれており、ココでしか見られない“サンフランソウキョウ”の路地裏や架空都市誕生の秘密の情報も公開されるようだ。『ベイマックス』は12月20日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月21日ディズニー大好き女子なら、憧れのディズニーホテルに一度は泊まって、ディズニーホテルのレストランで優雅に女子会も!って、夢見る方も多いはず。実はディズニーホテルのレストランでは、現在東京ディズニーリゾート全体で開催中のクリスマスのスペシャルイベントとは別に、“~女性のこだわりを叶える女子会メニュー~”を提供中!そこで、ディズニー大好き女優の那海さん(舞台「35丁目にも奇蹟」出演/12月12日~公演)、土山茜さん(舞台「僕らの深夜高速」出演/11月20日~公演)と共に<ディズニー女子会>を堪能。第1回目は、「東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ」編をご紹介。■ あこがれのホテルミラコスタ!港の全景が見渡せるステキな部屋で満喫 ■「東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ」はパークの中にあるディズニーホテルとして大人気で、とりわけ窓からメディテレーニアンハーバーが一望できる部屋は、その眺望と景観にディズニー大好き女子ならウットリ。パークで遊び疲れた後、そのまま休憩が取れる絶好のロケーションも嬉しい。客室にはおしゃれなテーブルとイスもあるので、東京ディズニーシーを眺めながら女子会トークにも花が咲くというもの。気になる点は客室料金の値段ですが、宿泊人数分で割ればいいので、一人あたりの金額はとってもリーズナブルに。そのほか、ディズニーキャラクターが描かれたオリジナルのルームアメニティーは持ち帰ってOKなので、友だち同士で泊まればコスパも抜群!■ 魅惑のデザートをコース仕立てで堪能!期間限定女子会メニューに舌鼓 ■楽しみな“食”の中でも、女子会に特に欠かせないのがデザート。そのこだわり屋さんの女性に向けて、「東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ」の「オチェーアノ」(地中海料理)では、2015年3月31日(火)までの期間、魅惑のデザートの数々を堪能できるランチコース“スウィートセイリング・ランチ”を提供中!季節の野菜をふんだんに用いた前菜の盛り合わせ、彩り豊かに美しく盛り付けたメインディッシュをいただいた後に、趣向を凝らしたデザート3皿とプティフールをコース仕立てで提供するので、デザートにこだわりのある女子にとっては満足感のある内容となっている。価格も4,200円と比較的リーズナブルで、日頃忙しくてなかなか話す時間がなかった友だち同士で期間限定女子会メニューを堪能してみては?■ 電車に乗って約20分の非日常空間いつもと違う東京ディズニーリゾートを ■「東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ」がある舞浜は、都内から電車に乗って約20分程度で行ける非日常空間。東京ディズニーリゾートに遊びに行く時はパークへの入園がメインになることが多いが、いつもとは違う東京ディズニーリゾートでの女子会はまた違った思い出になるはず。特にこの時期、クリスマスのシーズンはカップルで訪れることもいいけれど、親しい女性同士でおしゃべりをしながら、おいしいものを食べてパワーチャージするのがオススメ!今度の女子会は、気の置けない友だちと一緒に、「東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ」で女性のこだわりを叶えるメニューを楽しんでみてはいかがでしょう?コース仕立ての豊富なデザートに会話も弾む!【メニュー概要】■名称:スウィートセイリング・ランチ■提供期間:2014年9月1日(月)~2015年3月31日(火)■内容:前菜の盛り合わせ、メインディッシュ、デザート3皿、プティフール、コーヒーまたは紅茶※利用時間は120分。※男性も注文できます。■価格:4,200円■店舗:東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ「オチェーアノ」■時間:ランチタイム(11:30~14:30)■レストランのお申し込み:メニューのご注文は、当日店舗にて。(text:cinemacafe.net)
2014年11月21日自然派高級リゾートブランドの先駆者として知られ、タイ、ベトナム、モルディブ、中東にリゾートを有する「シックスセンシズ ホテル リゾート スパ(Six Senses Hotels Resorts Spas)」が、2015年以降に中国、セイシェル、ポルトガルと、次々と新リゾートをオープンすることを発表した。「シックスセンシズ ホテル リゾート スパ」は、1995年にインド洋モルディブに最初のリゾートをオープンし、いまではアジア中東地域に9つのリゾートと、アジア、中東、ヨーロッパ、カリブ海に28のスパを展開。国立公園として保護されてきたコンダオ諸島に初の5ツ星リゾートとしてオープンの 「シックスセンシズ コンダオ」など、フラッグシップブランドとなる「シックスセンシズリゾート」のほか、よりカジュアルに滞在できる「エバソンリゾート」、世界中の一流ホテルや高級会員制施設で提供する「シックスセンシズスパ」を展開している。タイ、ベトナム、モルディブ、オマーンなどの既存のリゾートでは、それぞれのリゾートの地域性を活かした斬新かつ独創的な体験を提供する。たとえば、著名なウェルネススペシャリストによるスパトリートメントや世界的に話題のシェフによる地域の素材を活かしたサステイナブルな料理、満天の星空を望む天体観測、海洋学者とのシュノーケリング、夜明けを待ちながらのウミガメの産卵ツアー、風と一体になるパラグライディングなど、高級リゾートならではの、ここでしかできないスペシャルな体験が用意されている。一方、同リゾートでは「自然環境そして地域社会との共生」を理念に掲げており、土に還る素材を極力使うこと、輸送による燃料消費も低減するため敷地内に自家菜園を併設するなど、環境・地域活動を積極的に展開し、企業の社会的責任を実行するという徹底したスタンスから、自然派高級リゾートの先駆者として名を馳せ、感度の高い各国のセレブリティが多く訪れているという。新たに来年以降にオープンすると発表されたのは、中国の世界遺産「青城山」に位置するアーバンリゾート「シックスセンシズ 青城山」と、115の島から成る“インドの真珠”セイシェル諸島のドラマティックなプライベートアイランドの「シックスセンシズ ジンパシヨン」、そしてヨーロッパ初となるポルトガルのポートワインの産地「ドウロバレー」にできる「シックスセンシズ ドウロバレー」の3リゾートだ。いまハネムーンや特別な記念旅行を企画しているなら、来年の新リゾートオープンを待って、いち早く最新リゾートを訪れてみるのもいいかもしれない。(text:Miwa Ogata)
2014年11月21日先日、惜しまれつつも83歳で亡くなった日本の伝説的名優・高倉健。そんな彼と同い年生まれのハリウッドの伝説的名優ロバート・デュバルが、ロバート・ダウニー・Jrと初共演した話題作『ジャッジ裁かれる判事』から、本予告編映像が到着した。並外れた才能で金持ちを強引に無罪を勝ち取る、“金で動くやり手弁護士”として名を馳せていたハンク・パーマー(ロバート・ダウニー・Jr)の元に、舞い込んできたある事件。人々から絶大な信頼を寄せられている、実の父であり判事のジョセフ・パーマー(ロバート・デュバル)が殺人事件の容疑者として逮捕されたのだ。42年間、判事として正義を貫いてきた父の無実を確信していたハンクだが、次々と疑わしき証拠が浮かび上がる。果たして、父は犯人なのか…。先日、世界で一番早いアカデミー賞前哨戦といわれるトロント国際映画祭のオープニングを飾った本作は、『アイアンマン』シリーズで絶大な人気を獲得しフォーブス誌による「最も稼いだ俳優」2年連続トップ1に選ばれたロバート・ダウニー・Jrと、『ゴッドファーザー』など“レジェンド”となった作品で知られるロバート・デュバル、“Wロバート”の名優ふたりが、初共演で見せる演技バトルが圧巻。今回解禁された映像からも、その一端を味わうことができるが、特に、弁護人である以前に息子であるハンクが、父に対して揺れ動く気持ちを隠しきれず、父子が激しい口論で対立しつつも、お互いに歩み寄ろうとする姿が印象的だ。この“Wロバート”の熱演には、アカデミー賞「主演&助演男優賞」の有力候補として呼び声が上がっており、特にデュバルは今月14日に開催されたハリウッド・フィルム・アワード2014で「助演男優賞」を受賞し、ますます期待が高まっている。その際、デュバルは、人生で何かまだやり終えていないことを問われると「答えることはできないな。なぜなら時々、向こうから驚きがやってきて、僕を驚かせるんだ。“それをやらないといけない”と言ってね。だからどうなるか決して分からない。でもこの先、ぜひやりたいものはいくつかあるよ」と、まだまだ年齢を感じさせないパワーで、今後の俳優業に意欲を見せたという。“Wロバート”の親子鷹だけでなく、彼らと対峙する検事役のビリー・ボブ・ソーントンとの熱い舌戦を交わすスリリングな展開と、事件解決を目指す中で見出されていく家族の絆を感じるドラマ性を兼ね備えた法廷エンターテイメントを、本映像でひと足先に味わってみては。『ジャッジ裁かれる判事』は2015年1月17日(土)より新宿ピカデリーほかにて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月21日真夜中の博物館で起こる、個性的なキャラクターたちの冒険を描き、世界中で大ヒットとなった『ナイト ミュージアム』シリーズ。その第3弾となる最新作『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』から、お馴染みのキャラクターがニューヨークを飛び出し、ロンドン・大英博物館で大暴れする日本版特報が到着した。前2作でも舞台となったニューヨーク自然史博物館で、夜間警備員を務める主人公・ラリー(ベン・スティラー)。ある夜、新設されたプラネタリウムの祝賀パーティーを開催する予定が、博物館の展示物である仲間たちが突然に暴走を始め、大失敗に終わってしまう。やがて、その異常事態は、展示物に命を吹き込んでいた魔法の石板の異変によって起こったことが明らかとなる。石板が滅びれば仲間たちが動かなくなってしまうこと、その秘密を解く鍵は大英博物館にあることを知ったラリーは、高校生の息子・ニックとともにロンドンへと乗り込むことに。当然そこでも、大冒険が待ち受けていて…。今回到着した特報では、ファンにはすっかりお馴染みの “テディ”ことセオドア・ルーズベルトや、イタズラ好きな猿のデクスターの姿が見られるだけでなく、新たな舞台となる大英博物館の展示物たちも登場。巨大なトリケラトプスや9つの頭を持つ大蛇を相手にしたり、日本でもよく知られるエッシャーの騙し絵の中で奮闘するラリーたちの、手に汗握る冒険を見守ることができる。監督を務めたのはファンの期待に応え、前2作からの変わらぬ手腕を見せるショーン・レヴィ。魅力ある大英博物館の展示物はもちろん、物語の舞台もニューヨーク、ロンドン、エジプトと移り変わり、壮大なスケールで楽しむことができる作品となった。また、『LIFE!』でも世界中を旅したベン・スティラーを囲むのは、エジプト王ファラオ役の名優ベン・キングズレー、騎士ランスロット役の英国美男ダン・スティーヴンスら。そして愛すべきルーズベルト大統領役、ロビン・ウィリアムズの最後の名演も、しっかりと記憶に刻みつけておきたいところだ。果たしてラリーは、博物館の仲間たちを救うことが出来るのか?アドベンチャー、アクション、ミステリーと様々な顔を持つ『ナイト ミュージアム』シリーズ。その締めくくりとなる本作は、興奮と感動で心を揺さぶられる物語となることは間違いないだろう。『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』は2015年3月20日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月21日2015年1月よりフジテレビにて放送される、女性応援コメディードラマ「問題のあるレストラン」のキャストが発表された。主演には『さよなら渓谷』「MOZU」など数々の話題作に出演する真木よう子、さらに脇を固める豪華キャストに東出昌大、二階堂ふみら最旬俳優陣が出演することも明らかとなった。脚本を手がけるのは、真木さんも出演した「最高の離婚」で、そのリアルな描写や数々の名ゼリフが大きな話題を集めた坂元裕二。等身大の女性を描くことに定評のある坂元氏だが、今回は、得意の社会派ネタを材料に親近感のある語り口で、エッジの効いたコメディーを描く。理不尽な男性社会の会社を辞め、手作りで女性たちに向けたレストランを立ち上げる主人公・田中たま子。しかし始めたレストランは、問題を抱えた女性ばかりが集まってしまったため、問題が頻発。けれども、共通の敵を持つことで彼女たちは一致団結し、死ぬ気の勝負に打って出ることに。敵は、いままで散々彼女たちを苦しめてきた男たち。合言葉は、「絶対にあいつらを見返してやる!」――男たちに宣戦布告し、自分たちなりの勝利の道を模索していくのだが…。本作で凝り固まった男性社会に真っ向勝負を挑む、真木さん。「SP 警視庁警備部警護課第四係」「遅咲きのヒマワリ~ボクの人生、リニューアル~」「最高の離婚」など数々のドラマで凛とした存在感を放ってきた彼女が、フジテレビ連続ドラマで主演を務めるのは今回が初めてとなる。「いままでそれほどドラマをたくさんやってきたわけではないので、不慣れな部分があるのですが、『最高の離婚』でご一緒した坂元さんと並木監督というチームだったので、特に不安もなく、いまはただどんな作品になっていくのだろうな」と出演に対する思いを語る。また、役柄については「まだ1話だけなので見えてない部分も多くありますが、ただ仕事ができてパリッとしているだけの女性ではなく、みんなを集めて屋上でレストランを開こうと考えてしまうぐらい、頭の柔らかい女性だと思います。ですので、自分の課題としても、堅くなりすぎず、かといっておバカさんでもない女性というのをきちんと出せれば、と思っています」。真木さん扮する女性たちのリーダー・たま子にとって、恋の相手であり、敵対する相手にもなっていくシェフ・門司誠人を演じるのは東出昌大。NHK朝の連続テレビ小説「ごちそうさん」で国民的人気を博し、胸のすく食べっぷりを見せた彼が、今度はシェフとして料理界で活躍する役を演じる。本作について「個性豊かな人物たちの会話が、愛くるしく感じた」と語る東出さんは、「いわゆる“悪い男”の役をいままであまり演じた事がないので、自分のそういう面をどれだけ引き出せるか楽しみです」とコメント。さらに真木さんと一緒にレストランをやっていく個性あふれるメンバーに、二階堂ふみ、高畑充希、NHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」で話題をさらった松岡茉優。そのほか、臼田あさ美、YOU、心優しいゲイのパティシエ役に安田顕とユニークで魅力的なキャストが集結。一方、たま子と敵対するライバル店の調理場担当見習いに、映画『海月姫』で女装にも挑戦した菅田将暉。ライバル店関係者で、セクハラ、差別、いじめなどのありえない言動を繰り返す元上司たちを吹越満、田山涼成という実力派俳優2人が好演。さらに、たま子がもともと勤めていた飲食業会社のカリスマ社長であり、たま子ら女性たちの最大の敵に、杉本哲太が決定している。“おいしい”魅力がいっぱい詰まった極上のドラマに豪華俳優陣はどのように“味付け”をするのだろうか。ドラマ「問題のあるレストラン」は2015年1月より毎週木曜22時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2014年11月21日マシュー・マコノヒー、アン・ハサウェイ、ジェシカ・チャステイン、マイケル・ケインら豪華キャストが、壮大な宇宙を舞台に人類の未来を懸けた途方もないミッションに挑む、クリストファー・ノーラン監督最新作『インターステラー』。いよいよ明日11月22日(土)となった日本公開を前に、“映像の革命家”ともいわれるノーラン監督の撮影の秘密に迫ったメイキング映像が解禁。あくまでも“リアルな実写”にこだわったノーラン監督の最新作には、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズの庵野秀明や『るろうに剣心』シリーズの大友啓史など、日本を代表する多くの映画監督も圧倒され、脱帽する絶賛コメントを寄せていることが分かった。そう遠くない未来。劇的な環境変化や世界的な食糧難によって、地球の寿命は尽きかけていた。人類が居住可能な新たな惑星を探すため、元NASAのエンジニア、クーパー(マシュー・マコノヒー)は「必ず、帰ってくる」という娘との約束を胸に、生物学者のアメリア(アン・ハサウェイ)や数少ないクルーたちと共に、前人未到の地へと旅立つ――。いち早く公開された各国では軒並みNO.1を達成し、世界興行ランキングのオープニング記録NO.1を獲得、すでに全世界で興行収入320億円を突破する大ヒットとなっている本作。圧倒的スペクタクルで描かれる、人類の存亡を懸けたミッションに挑む人間たちのドラマだけでなく、娘との約束を守るため、どんな困難な事態にも決してあきらめないマコノヒー演じる父親の姿も多くの共感と感動を呼んでいる。この壮大な物語を創り上げるため、ノーラン監督はなんと実物大の宇宙船を制作し、実際に極寒地などで大規模なロケを敢行。その様子はメイキング映像にも映し出されているが、500エーカー(612,100坪/2,024,000平米)にわたる土地にトウモロコシを栽培したり、本物の砂嵐を起こさせたりしながら、その中で役者たちに演技をさせていたという。また、製作総指揮にも名を連ねる世界有数の物理学者キップ・ソーンや、技術顧問に国際宇宙ステーションへ5回の飛行に携わった宇宙飛行士を招くなど、あくまでも徹底的なリアリズムにこだわったノーラン監督。そうして描き出された、CGにはない現実味のある世界観の中で生まれた父娘の強い絆には、胸を打たれ号泣する女性も続出とか。さらに、日本が誇る精鋭監督たちも手放しで絶賛を送っている。<映画監督たちの絶賛コメント>庵野 秀明(映画監督)ストイックゆえに圧倒的なビジュアル。無機物と物理計算に特化したCG映像。シンプルでみごとなドラマとストーリー。3時間もの上映時間をまったく感じさせない役者と演出。圧巻です。面白かったです。お時間ある方は是非、アイマックスでの御鑑賞をお勧めします。大友 啓史(映画監督)何のために、人は自らの命を投げ出すのか。観る者の知性と好奇心を揺さぶりながら、まるで科学者のような手際でその答えが導かれていく。時間と、時空と、次元を超えて。映像の革命家ノーランが空前絶後のスケールで描く未来への希望。李相日(映画監督)誰も目にしたことの無い世界、誰も辿り着けない異次元の領域にこの映画は存在している。これは、映画を超越した”創造物”だ。神山健治(アニメーション映画監督)「娘に愛想をつかされようと、父は一人世界を救う」。ダークナイト以来、クリストファー・ノーラン監督が一貫して抱き続けている哲学が本作にも通底している。誰にも頼まれなくても世界を救うのだ、と。ノーラン渾身の叙情詩。―大谷 健太郎(映画監督)相対論や量子論が好きな人には垂涎の宇宙の映画。でも決して難しくない。この映画には、人類の想像も及ばないほど広大な宇宙の果てに、父娘の愛を、全身全霊で感じ取り、驚愕し、感動する「初体験」が待っている。森本晃司(アニメ監督)彼らの想像力は次元を越えて希望の扉を叩く。五次元表現にも打ち震えましたが、親子の絆にも涙が止まりませんでした。時空を超えて愛を届ける、なんてロマンチックな話なの。『インターステラー』は11月22日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:インターステラー 2014年11月22日より全国にて公開(C) 2014 Warner Bros. Entertainment, Inc. and Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2014年11月21日映画『ホビット』シリーズで主人公・ビルボの日本語吹替えを務める声優の森川智之とタレントのLiLiCoが11月20日(木)、都内で行われた「さよなら『ホビット』試写会」にビルボとガンダルフのコスプレ姿で登場し、ファンの喝采を浴びた。『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズに繋がる物語として三部作で描かれる『ホビット』シリーズ。まもなく公開の完結編『ホビット 決戦のゆくえ』では、ビルボにガンダルフ、ドワーフたちの戦いの結末、深い絆で結ばれた仲間たちとの別れが描かれる。この日は「さよなら『ホビット』試写会」と銘打って、シリーズ2作目の『ホビット 竜に奪われた王国』のエクステンデッド・エディションの鑑賞会が行われたが、上映を前に森川さんは、「今日のために作ってもらった」という特注のビルボの衣裳で「冒険だ!冒険に出るぞ!」というビルボのおなじみのセリフを絶叫しつつ登場し、会場を沸かせる。LiLiCoさんは2時間半かけたというメイクと灰色の衣裳で“灰色のガンダルフ”になりきって登場。「今世紀最大の出オチ(笑)!」と語りつつ、自身の姿について「お父さんにそっくりです!」と驚いていた。すでに完結編のアフレコ収録は終了しており、森川さんはその詳細を知っているということで、LiLiCoさんは根掘り葉掘り、その詳細を聞き出そうとするが、森川さんは「言えません」とニヤリ。LiLiCoさんは負けじと「ゴラムは出てくるの?」とピンポイントで攻撃し、森川さんを困らせていた。ちなみにLiLiCoさんはゴラム好きが高じて、かつて第1作の時にゴラム役の日本語吹替えのオーディションを受けたことがあると明かす。残念ながら落選となったそうだが、意外な告白に会場も驚きに包まれた。LiLiCoさんは邪竜のスマウグも大好きだそうで「悪役がいてこそ面白い!」「ドラゴン大好き!セクシー!」などと持論を熱く語る。森川さんからの「どのあたりが?」という問いに「首のあたりが」と答え、「どこからどこまで首ですか?」とツッコまれ、会場は笑いに包まれるが、LiLiCoさんは「ここまで来たら誰も私をもらってくれないから、ドラゴンでいい!LiLiCo、竜に勝てると思うの」とまさかの龍への嫁入り願望まで飛び出し、会場は再び笑いに包まれた。全てを知る森川さんは、観客やLiLiCoさんを焦らしつつ「最後は泣きます!」と号泣必至の仕上がりであることを宣言。「13年間のいろんなピースが埋まって、繋がります」と期待を煽る。LiLiCoさんは「早く観たいけど『終わる』って…。これから何を楽しみに生きればいいの?」とシリーズ完結の寂しさを吐露。この日の会場には精巧なコスプレ姿のファンの姿も見られたが「13年でみんな、旅の仲間だよね」としみじみとシリーズの持つ重みをかみしめていた。『ホビット 決戦のゆくえ』は12月13日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月21日11月21日(金)早朝、「結婚したい男性芸能人」のNO.1、向井理(32才)がかねてから交際していた女優の国仲涼子と来月結婚することを発表。11月19日(水)には、西島秀俊(43才)が16才年下の一般人女性との結婚を発表と、今週、2大イケメン俳優の突然のニュースが、日本中のあらゆる世代の女子の間を駆け巡っている。ふと気づけば、西島さんを始め、朝ドラ「マッサン」で名脇役ぶりを見せている堤真一(50才)や、「リーガルハイスペシャル」がまもなく放送される堺雅人(41才)や大森南朋(42才)ら、独身貴族と思っていた人気俳優たちは既婚者ばかり。向井さんが出演する「信長協奏曲」の主演・小栗旬(31才)も、今年は山田優との間に第1子が誕生しており、いまではすっかりパパの顔だ。ハリウッド俳優でも、先週末、渾身の最新作『フューリー』を引っさげ来日したブラッド・ピット(50才)はアンジェリーナ・ジョリーと結婚式を挙げたばかりで、左手の薬指にはしっかりと指輪がキラリ。また、ハリウッド随一のモテ俳優としてならしたジョージ・クルーニー(53才)は才色兼備の弁護士とついにゴールイン。週初めからニュースを振りまいていたジョニー・デップ(51才)も『パワー・ゲーム』のアンバー・ハードと婚約中と、ホットな話題が続いている。続々と結婚を決め、“身を固める”人気俳優たち。残された“独身貴族”の砦となるのは、いったい誰なのだろうか!?ストイックな主人公がハマり役となった「MOZU」の映画化も決まったばかりの西島さん。『小野寺の弟・小野寺の姉』や「信長協奏曲」での好演が光る向井さん。絶好調の「マッサン」に加え、2015年には主演作『神様はバリにいる』、大泉洋主演の『駆込み女と駆出し男』、是枝裕和監督の『海街diary』の公開も控えている堤さん。2016年の大河ドラマ「真田丸」では主役を張り、『ベイマックス』日本語版で声の出演を務めた妻・菅野美穂と仲睦まじそうな堺さん。さらに、「花子とアン」の“蓮サマ”仲間由紀恵をリアルに射止めた田中哲司(48才)、『ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE2 サイキック・ラブ』にまさかの参戦を果たしている伊藤英明(39才)など、数え上げれば切りがない、かつての“独身俳優”たち。これからまず気になるのは、西島さんと並び、日本のモテ俳優にして大物独身貴族のひとりであった福山雅治(45才)。『るろうに剣心 伝説の最期編』での好演も記憶に新しく、年末恒例の大規模ライブを控えている福山さんは、うわさになった女優は数知れず。秋ドラマ「ママとパパが生きる理由。」で乳がんになってしまうママを演じた吹石一恵の名前も挙がっていた。もし、福山さんまでも結婚!となれば、またもや日本がひっくり返りそうな大きな悲鳴が響き渡るに違いない。そして、子煩悩なパパ役もしっくりくる佐々木蔵之介(46才)も、よく名前が挙げられるひとり。西島さんの結婚報道の後には「あとは佐々木さんに託すしかない」といった声も飛び出したほどだが、宮部みゆきのミステリー巨編を2部作で映画化した『ソロモンの偽証』では校内裁判を起こす娘・藤野涼子に戸惑うことになる父親に。さらに永作博美と10年ぶりに夫婦役を演じる『夫婦フーフー日記』と、2015年も劇中では“夫”を演じることになる。40代では、韓国映画『自由が丘で』など海外でも活躍し『海街diary』への参加が発表されたばかりの加瀬亮(40才)も、女優の市川実日子とはすでに事実婚状態といわれている。バカリズムが脚本を手掛けたドラマ「素敵な選TAXI」が好評で、意外なハマり役をゲットした竹野内豊(43才)や、2015年の大河ドラマ「花燃ゆ」に出演するバツイチの大沢たかお(46才)も気になるところだ。また、実写版『進撃の巨人』で、大方の予想をよそにリヴァイ兵長ならぬ新キャラ“シキシマ”として発表された長谷川博己(37才)も、かつて共演した鈴木京香とのうわさが。『海月姫』では大変身した“オタク女子”の能年玲奈にひと目惚れしてしまうのだが…。そのほか、右肩上がりで視聴率を伸ばす「きょうは会社休みます。」で綾瀬はるか演じる“こじらせ女子”と福士蒼汰演じる年下男子の間に割って入る玉木宏(34才)などにも“結婚秒読み”と言われる交際報道は相次いでいる。さらに、「TEAM NACS」で唯一の独身・戸次重幸(41才)は、先日出演したドロドロの不倫ドラマ「エンドレスアフェア~終わりなき情事~」で、結婚はもうこりごりといったような発言も!?ハリウッドでは、次にくる大物はレオナルド・ディカプリオ(40才)か!?もしくはトム・クルーズ(52才)の再々婚か!?気になるけれども実現してほしくはない(?)人気俳優たちのゴールインに、今後も注目は高まるばかりだ。(text:cinemacafe.net)
2014年11月21日女優の米倉涼子と「ネプチューン」の原田泰造が11月21日(金)、東京都内で行われた「年末ジャンボ宝くじ&年末ジャンボミニ7000万」の発売開始PRイベントに出席した。今朝、報じられたばかりの向井理と国仲涼子の結婚の話題になると、米倉さんと原田さんは寝耳に水状態で「え!?そうなんですか?」とマスコミ陣からビッグニュースを初めて聞いたようで、キョトン顔。米倉さんは「おめでとうございます。良かったですね」と祝福しながらも、自身の結婚話になると「そればっかりは、神様に聞いてみないと分からない」と笑い飛ばしていた。今回の「年末ジャンボ宝くじ」は、1等賞金が5億円。1等前後賞が各1億円で、1等・前後賞合わせた総額は7億円となる。当選本数は1等が49本、1等前後賞が98本、続く2等2,000万円が98本、3等100万円が4,900本。また「年末ジャンボミニ7000万」は、1等賞金7,000万円が190本用意される。米倉さんは約70キロある7億円ダミーを前にして「凄い量。単純に凄い。一気に持てないので『現金でください』は出来ませんね」とドギマギしつつ、「豪華客船に乗って色々な国を見てみたい。せっかちだから途中で船から降りたくなったらどうしよう」と総額当選を妄想。原田さんも「当選したら貯蓄したい。もしくは外国に別荘を買います。いや、やっぱり貯蓄します。使い方が分からない~」と絵に描いた餅ながらも混乱していた。また、ジャンボミニ1等賞金の使い道について原田さんが「いい車を買って、米倉さんとドライブをしたいですね。車夫ですから」と共演CMの設定になぞらえるも、米倉さんは「旅行とか、あとは家のリホーム?」とリアルな夢を語っていた。(text:cinemacafe.net)
2014年11月21日「GQ MEN OF THE YEAR 2014」の授賞式が11月20日(木)に開催され、今年の受賞者として小栗旬、唐沢寿明、劇団ひとり、坂上忍、鈴木敏夫、園子温、「ウルフルズ」、布袋寅泰が出席。それぞれに喜びを口にした。雑誌「GQ JAPAN」が今年、最も輝きを見せた男性に贈る賞として、2006年に創設され、今年で9回目を迎えるこの賞。4年半ぶりの“復活”を遂げた「ウルフルズ」のトータス松本は、この1年を振り返り「早かったです。『ウルフルズ』に没頭していてあっという間でした」と述懐。活動休止前と再開後の違いを問われると「4人での会話が多くなったと思います」と楽しそうに語り、さらに来年については「ライヴをたくさんやりたい」と抱負を口にした。同じく音楽会から選出された布袋さんは、イギー・ポップ、「ザ・ローリング・ストーンズ」といった世界的なロッカーたちとの共演など、世界を股にかけての活動が評されての受賞となった。受賞の喜びを語ると共に今年1年を表す漢字として、挑戦の「挑」の字を掲げ「ソロになって25年になりますが、殻に閉じこもらず、満足せずに14歳で初めてギターを手にした時の思いで世界に挑み続けたい」とさらなるチャレンジを誓っていた。スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーは『風立ちぬ』『かぐや姫の物語』『思い出のマーニー』と昨年からの約1年間で過去にないハイペースで3本のジブリ作品が公開されたことに触れ「あっという間に過ぎた」とふり返る。「来年は何もやりたくない(笑)」と語るも、まだまだやらねばならないことがあるようで、この1年を表す感じとして「続」を選択。「宮崎駿の引退でヒマになることを願ったけど、忙しい(苦笑)。やめようと思っても、まだスタジオジブリは続くようです」と語った。坂上さんはTVで引っ張りだこの1年となったが「こんなに働く年はない。休みたいけどそんな身分じゃないので、来年も細々と働きます」とぼやきつつ来年に向けた抱負を口にしていた。(text:cinemacafe.net)
2014年11月21日リチャード・ギアが破局した妻への財産分与をめぐって、離婚が泥沼化しそうな気配だ。リチャードと妻で女優のキャリー・ローウェルは昨年破局し、今年6月にキャリーが離婚を申請した。現在、両者間で財産分与の話し合いが行なわれているが、キャリーは2億5,000万ドルを要求していると言われている。2人には14歳になる息子がいるが、キャリーは結婚生活や子育てのために女優のキャリアを犠牲にしたと言い、2002年に結婚して以降にリチャードが得た収入の半分は自分に所有権があると主張しているそうだ。「New York Post」紙によると、キャリーの弁護士は、まだ具体的な話し合いは始まっていないとしながらも、依頼人(キャリー)が正当な分配を望んでいると語っている。リチャードは1991年から95年までモデルのシンディ・クロフォードと結婚していたが離婚している。一方、キャリーは2度の離婚歴があり、2度目の夫で俳優のグリフィン・ダンとの間に24歳の娘がいる。破局後、それぞれ新しい恋人と交際していた2人だが、リチャードはモデルでTV番組司会者のパドマ・ラクシュミと交際半年で破局を迎えたばかりだ。(text:Yuki Tominaga)
2014年11月21日小栗旬主演の「BORDER 警視庁捜査一課殺人犯捜査第4係」や岡田准一主演の「SP」シリーズなどで知られる波多野貴文監督のもと、「江戸川乱歩賞」受賞の同名推理小説を主演・渡部篤郎で連続ドラマ化した「翳りゆく夏」。このほど、本作のキーパーソンとなる20年前に誘拐事件を起こした犯人の娘役に『愛の渦』『シャンティ デイズ365日、幸せな呼吸』など多彩な作品で注目される門脇麦が決定。さらに、風俗嬢を演じる前田敦子を始め、板谷由夏、鶴田真由らが錚々たる女性キャストたちが決定した。原作は、赤井三尋原作の第49回「江戸川乱歩賞」受賞作を、主演の渡部さん、菅田将暉、時任三郎、橋爪功など実力派俳優の出演に迎えて、WOWOW連続ドラマWとして映像化。本作で渡部さんが演じるのは、閑職に追いやられていたものの、20年前にある大病院で発生した新生児誘拐事件の再調査を命じられる、元敏腕記者の梶秀和。そして今回、物語を彩る数々の女性登場人物にも、豪華な女優陣が集結。20年前の誘拐事件を起こし、逃亡中に事故死してしまった犯人の娘であり、物語の舞台となる新聞社に内定が決まった女性・朝倉比呂子を演じるのは、若手実力派女優の筆頭・門脇さん。また、誘拐事件の唯一の目撃者であり、現在は風俗嬢という難しい役どころに挑戦するのは、WOWOWのドラマ初出演となる前田さん。さらに、モデルとしても活躍する能世あんな、実写版『暗殺教室』の葵わかなといった最旬な若手女優とともに、板谷由夏、鶴田真由、森口瑤子、岩本多代、中田喜子など実力派女優が揃い、物語にさらなる奥行きをもたらしていく。門脇さんは、「『翳りゆく夏』のお話をいただき、嬉しい気持ちと同時に、朝倉比呂子という女子大学生が内定をもらうところからこの物語、そして封印された事件の真相が動き出すということで、この役を演じさせていただくことの責任感を強く感じました」と真摯にコメント。「幼いころから誘拐犯の娘という生きづらい運命を背負って生きてきた女の子ですが、素直で聡明で、たまに天然とも思える面白い発言もあったりしてとても魅力的な女性だと思います。過去に生きる大人たちの中で、未来に向かって進んでいこうとする比呂子たち若者がこの物語の希望の存在となれるよう演じられたらと思っています」とも語り、新鋭からベテランまでが顔を揃える本作で物語を牽引する役どころに、並々ならぬ決意を明かしてくれた。日曜オリジナルドラマ「連続ドラマW 翳りゆく夏」は2015年1月18日(日)22:00よりWOWOWにてスタート(※全5話)(text:cinemacafe.net)
2014年11月21日新垣結衣と大泉洋が夫婦役を演じることで話題の映画『トワイライト ささらさや』。11月8日より全国264館で大ヒットを記録中の本作が、このほど海外でも配給されることが決定した。本作は、ベストセラー小説「ささら さや」(加納朋子著/幻冬舎文庫)を『神様のカルテ』シリーズ、『くじけないで』などの感動作で知られる、深川栄作監督がメガホンをとり実写映画化。突然の事故で幽霊となってしまった夫・ユウタロウ(大泉洋)が、妻・サヤ(新垣結衣)と生まれたばかりの息子をさまざまな人の“体を借りて”助ける、というファンタジックでユーモラスな物語が展開する。映画の撮影真っ最中であった今年5月、フランスで開催されたカンヌ国際映画祭が行われていた頃からしでに海外配給のオファーが寄せられていたという本作。現在、配給が決定しているのは、香港・台湾・マカオ・韓国のアジア圏の4つの国と地域。海外担当の佐藤直子氏は、「家族を想う気持ちは万国共通なので、笑って泣けるファンタジー…という部分に惹かれたバイヤーが多いようです」と、海外でも受け入れられる作品であると語っている。また、今回の海外での配給についてプロデューサーの石田雄治氏は、「海外配給が決まり、とても嬉しい気持ちで一杯です。映画を観たお客様から寄せられる『大切な人に会いたくなった』、『家族や人にやさしい気持ちになれた、大事にしたいと思った』という純粋で優しい気持ちは、 日本だけではなく、世界共通に感じて頂けるメッセージだと思っていますので、ぜひ世界中に届けられたらと願っております」と喜びのコメントを寄せている。海外での公開は今秋以降を予定しており、配給国はさらに拡大していくとのことだ。『トワイライト ささらさや』は11月8日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:トワイライト ささらさや 2014年11月8日より全国にて公開(C) 2014 映画「トワイライト ささらさや」製作委員
2014年11月21日雑誌「GQ JAPAN」による「GQ MEN OF THE YEAR 2014」の授賞式が11月20日(木)に開催。「ウルフルズ」に小栗旬、唐沢寿明、劇団ひとり、坂上忍、鈴木敏夫、園子温、布袋寅泰という多彩な面々が今年を代表する男性として顔を揃えた。2006年に創設され、その年、最も輝いた男性に贈られる同賞。8組11名の受賞者はタキシード姿で授賞式に臨んだ。各界からの多彩な面々の中で、たびたび集まった人々を笑いの渦に巻き込んでいたのがひとりさん。これまでもお笑い芸人としてのみならず、俳優、小説家など多才な面を見せてきたが、今年は『青天の霹靂』で念願の映画監督を務め、こうした活躍が評価された。ひとりさんは受賞の挨拶で、いきなり“泣き”の演技を見せ、声を詰まらせながら受賞の喜びを吐露。だが、コメントをよく聞くと「下手の横好きでいろいろなことをやらせていただきましたが、類まれな才能でどれも高い評価を得て、改めて俺ってすごいなぁと思ってます」と一貫して自画自賛!会場は笑いに包まれる。誰に喜びを伝えたいか?という質問では「4歳の娘がお受験なので、学校関係者に」と語り、妻でタレントの大沢あかねはひとりさんのどんな部分に惹かれたと思うか?と問われると「ちょうど出会った頃、小説の印税が入ってくる時期だったのでそれを狙ったんだと思います」と生々しい話で笑いを誘う。さらに、司会を務めるフリーアナウンサーの田中みな実から、映画監督としての次回作の構想を尋ねられると「僕は芸人なので、芸人の話をやりたい。できれば、藤森(慎吾)さんをぜひ!」と田中アナの交際相手である「オリエンタルラジオ」の藤森さんの名前をあえて出し、田中アナを苦笑させるなど、この日も冴えわたるトーク術を見せつけていた。(text:cinemacafe.net)
2014年11月20日先日、婚約を発表したベネディクト・カンバーバッチを始め、ベン・ウィショーやトム・ヒドルストン、さらに「ダウントン・アビー」『ザ・ゲスト』のダン・スティーブンス、『アバウト・タイム愛おしい時間たち』のドーナル・グリーソンといった“新顔”も登場している、今年も大人気の“英国男子”。話題の新作映画、ドラマに続々と出演し、その勢いは留まるところを知らない彼らは、整ったルックスや紳士的な雰囲気、そして舞台で培った抜群の演技力で、日本中の女子を魅了している。だが実は、現在のブームは“第2次”の英国男子ブーム。かつて“第1次”のブームを盛り上げてきたのは、『ブリジット・ジョーンズの日記』『ラブ・アクチュアリー』などで活躍したヒュー・グラントやコリン・ファースなどだ。そんな彼らも、現在は50歳を超え、名実共に“紳士”と呼ぶにふさわしい風格をまとい、若手に負けず劣らず活躍中!日本でも注目を集めている“渋メン”好き、“枯れ専”女子にもおすすめの“大人の英国男子”も改めてチェックしてみた。まずは、『シンドラーのリスト』でのアカデミー賞「主演男優賞」ノミネートのほか、数々の受賞歴をもつ実力派俳優でありながら、近年はバリバリのアクションもこなしているリーアム・ニーソン。190cmの長身と、優しいつぶらな瞳が魅力的なリーアムは現在62歳。還暦を越えながらも衰えを感じさせない彼が、アクションスターとして新たなポジションを築くきっかけとなったのが、愛する娘や妻を体を張って救出してきた『96時間』シリーズ。その最新作にして、最終章となる『96時間/レクイエム』が2015年1月に公開を控えている。愛する家族を守るためなら、どこまでも冷酷非情に悪党をなぎ倒していく“無敵の父親”の最強っぷりが魅力の本シリーズ。最終章でも、その長身を活かしたダイナミックかつクールなアクションと、娘を溺愛する“親ばかパパ”ぶりで、多面性のあるキャラクターを魅力的に表現しており、日本の観客を再び熱狂させてくれるに違いない。また、12月20日(土)公開のパトリス・ルコント監督最新作『暮れ逢い』に出演しているアラン・リックマンも英国を代表する紳士の一人。『ダイ・ハード』の悪役でデビュー後、『ハリー・ポッター』シリーズのスネイプ先生としてすっかりお馴染みになったが、実際はその素顔は、非常に親切で優しく、チャーミングなことで有名。『暮れ逢い』では、レベッカ・ホール演じるチャーミングな若妻の心優しい夫を演じているアラン。ベテラン俳優ならではの“いぶし銀”の演技を披露。妻と若い男との関係を怪しみながらも、ひたすら彼女を見守る夫の悲哀を、ユーモアも交えつつ、貫禄たっぷりに見せている。さらに、『ハリー・ポッター』にも出演していた英国随一の個性派ゲーリー・オールドマンは、17年ぶりにハリソン・フォードと共演した『パワー・ゲーム』が公開中。IT企業の経営者としてリアム・ヘムズワースやアンバー・ハードら若手を牽引する。そしてオスカー俳優となったコリン・ファースも、『Mud-マッド-』のリース・ウィザースプーンや『アメイジング・スパイダーマン2』のデイン・デハーンらと実在の事件を描いた群像スリラー『デビルズ・ノット』に出演、さらなる新境地を見せている。キャリアと年齢を重ねたからこそ、にじみ出る“渋さ”と“安心感”。これからも、大人の英国紳士たちに目が離せない。『96時間/レクイエム』は2015年1月9日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月20日「JIN-仁-」「とんび」で知られる実力派俳優・内野聖陽が、男手ひとつで育ててきた娘を突然失い、その謎に迫る父親を演じる映画『罪の余白』。この度、死の真相を握るヒロインに「全日本国民的美少女コンテスト」でグランプリを受賞した吉本実憂が抜擢された。高校のベランダから転落した加奈の死を、父親の安藤(内野聖陽)は受け止められずにいた。娘は、なぜ死んだのか。彼女の死の真相を探ろうとする教師、父親から疑いがかかるクラスメイトの咲(吉本実憂)。しかし彼女は普通の女子高生ではなかった。芸能界入りを目前に控え、学校ではカリスマ的存在として君臨していたのだ。大切な人の命を奪われた父は償いを求め、少女はそんな父と大人たちの心理を操作する…。第三回「野性時代フロンティア文学賞」受賞作を、ギャルを題材にした『Girl’s Life』やヒューマンファンタジードラマ『スープ~生まれ変わりの物語~』、日仏合作映画『フレア』などの大塚祐吉監督が映画化した本作。大人たちを翻弄していくダーク・ヒロイン役を演じるのは、大河ドラマ「軍師官兵衛」で栄姫役に抜擢され、12月には初主演映画『ゆめはるか』の公開も決定するなど、今後の活躍が大きく期待される吉本実憂。可憐かつモンスター女子高生を演じることになった吉本さんは、「かなり理解に苦しむ役です。本当に難しいです。彼女を演じることで何が私に残るかいまはまだ分かりませんが、いまは演じきることに集中してやっています」と語り、共演の内野さんについては「テレビで見ていた大先輩の内野さんとの共演ということでとても緊張しますが、同じ作品にでる限り、生意気ですが新人でも遠慮しないでいこうと決めています。演じる役の関係性が微妙なので、現場でもその距離感を楽しむようにしています」と気合十分。大塚監督は、吉本さんについて「1か月のリハーサルを通して、役に成りきり限界を持たないタフさを身につけられたと思います。相手役が誰であろうが常に挑戦する姿勢は、見ていて面白いモノがありました。邪悪なキャラクターを演じられていますが、潜在的に持っているユーモアのセンスを上手く役に取り入れてくれて、さらに面白いモノにしてくれました。強い意志を持って仕事に挑まれているので最高のコラボレーターですし、一緒に仕事をしていてとても楽しいです」と称賛している。主演の内野さん、吉本さんのほかに、安藤と同じ大学で働く助教授で、悲しむ安藤の支えとなる教師には谷村美月、咲が憧れる芸能界で大手プロダクションのマネージャー役に加藤雅也、安藤の同僚役に堀部圭亮、そして学部長には利重剛など咲の同級生として、葵わかな、宇野愛海らが出演している。『罪の余白』は2015年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月20日国民的人気を誇るキャラクターのふなっしーが11月20日(木)、都内で行われた『寄生獣』の公開直前イベントに登場。「映画を観ていたら、こいつが生えてきたなっしー」と、“寄生”された右手を見せながら、「寄生汁ブシャー!!」と大興奮で飛びはねていた。累計発行部数1,100万部を突破する岩明均の人気コミックを2部作で完全実写化。人間の脳を乗っ取り、人間を捕食する“パラサイト(寄生獣)”と人類の壮絶なバトルを軸に、右腕だけパラサイトに寄生され、パラサイトと人間の中立的な存在となった主人公・新一(と彼の右腕のパラサイト“ミギー”)の冒険とサバイバルを描く。イベントにはふなっしーに加えて、映画の主演を務める染谷将太と、相棒・ミギーの着ぐるみ、そしてメガホンをとった山崎貴監督が登場。終始ハイテンションなふなっしーに、3人(?)ともタジタジだった。ふなっしーは原作の大ファンだと言い、「原作に忠実かつスリリングな展開なっしー。さすがは山崎監督なっしー!」と映画にお墨付き。「お互いに感化し合う様子を、見事に表現しているなっしー」と染谷さんの演技も大絶賛していた。さらに、来年公開される『寄生獣 完結編』への“出演”にも意欲を見せたが、これには山崎監督から「もう、撮り終わってるし」と出番は“なし”の非情な通告。演技を褒めたばかりの染谷さんからも、「映画みたいに、ふなっしーがパカッと割れたら、人間が出てくるとか?」とデリケートな部分に切り込まれ、ガクッと肩を落としていた。やはり染谷さんは相棒・ミギーのほうが息が合うようで、「こう見るとスイートでかわいいですよね。くちびるも色っぽい」とミギーの魅力をコメント。当のミギーは照れくさそうに、体を揺らしていた。映画『寄生獣』は11月29日(土)より全国東宝系にて公開。『寄生獣完結編』は2015年4月25日(土)に公開される。(text:cinemacafe.net)■関連作品:寄生獣 2014年11月29日より全国東宝系にて公開(C) 映画「寄生獣」製作委員会
2014年11月20日メンズ雑誌「GQ JAPAN」が行っている、その年を代表する男性に贈る「GQ MEN OF THE YEAR 2014」の授賞式が11月20日(木)に都内で開催。受賞者のひとり、小栗旬が父親になった喜びや子どものいる生活について語った。2006年から始まり、今年で9回目を迎える同賞。小栗さんは実写映画『ルパン三世』の主演を務め「アニメ版ルパンの強力なイメージに恐れず立ち向かい、自分だけのルパン役を演じた勇気」が評価されての受賞となった。タキシード姿で登場した小栗さんは「不安の中でやっていることが多い仕事なので、こうして褒めていただけるのは嬉しい」と受賞の喜びを語る。「誰に喜びを伝えたいか?」という問いに「会う人会う人に伝えていきたい」と語ったが、同じく受賞者の先輩俳優・唐沢寿明が、同じ質問に対し「小栗くんと一緒だと思うけど(笑)、奥さん(※女優の山口智子)です」と粋なコメントを発し、小栗さんは先輩に引きずられる形で「同じ意見です」と笑みを浮かべた。私生活では妻でモデルの山田優との間に先日、第一子が誕生。この1年について「父親になったことが一番大きい」と自ら言及し、子どもが生まれてからの生活の変化については「あまり変わってないけど、徐々に子ども中心の生活になってます。最近、ドラマの撮影があり、(現場に)行く時も寝てるし、帰っても寝てるし、寝顔しか見てないけど幸せです」と語った。メンズ雑誌「GQ JAPAN」の賞ということで「理想の男性像」についての質問も飛んだが、小栗さんは「身近なものくらいは守れる人でありたい」とここでも“家族”の存在の大切さを思わせるコメント。今年1年を表す漢字として「巡」と書かれた色紙を掲げ、「子どもも生まれ、30歳にもなり、巡り巡って第二のスタートラインに立てたのかなと思います」と充実の表情。仕事面では来年以降に向け「もっとアクションがいっぱいできるようになりたい。格闘技も始めたので」と新たな目標を口にしていた。(text:cinemacafe.net)
2014年11月20日2012年、ある母の極限の愛と復讐を描いた『嘆きのピエタ』で、ヴェネチア国際映画祭「金獅子賞」を受賞した韓国の鬼才キム・ギドク。その監督最新作にして、“映画史上最も壮絶なヒューマンドラマ”ともいわれているR指定映画『メビウス』の日本公開が、12月6日(土)に決定。いち早く本作を鑑賞した二階堂ふみ、大森南朋、竹中直人ら日本の実力派俳優が揃って絶賛のコメントを寄せていることが分かった。家族としての関係は冷え切っている、父・母・息子の3人が暮らす、とある上流家庭。ある日、夫と近所に住む女との不貞に気づき、嫉妬に狂った妻は、夫の性器を切り取ろうとする。だが、あえなく失敗し、その矛先は息子へと向かう。凶行に出た後、妻は家を出ていき、夫と息子はとり残される。性器を切り取られてしまった息子は、絶頂に達することを知らずに生きていくのか。生きていく自信をもなくした息子への罪悪感に苛まれる父は、自身の身をもって絶頂に達することができる“ある方法”を発見。それを息子に教えることで、再び父子の関係を築いていく。だが、そこに妻が戻り、家族はさらなる破滅への道をたどり始める…。最近、脚本や製作を担当しながら監督は若手に任せてきたキム・ギドクが、自らメガホンをとり放つのは、第70回ヴェネチア国際映画祭で初お披露目となり、その過激な性描写から韓国でも上映制限がなされた超問題作。母親が我が子の“性器を切り取る”というその衝撃的すぎる内容から、日本での上映ももちろんR18+指定に。全編にわたり、セリフが一切なく、「笑う」「泣く」「叫ぶ」の3つの要素のみで「性」と「家族」と「人間」を描いていく、これまでにない物語となっている。不貞の夫を演じるのは、『悪い男』『受取人不明』などキム・ギドクの初期作品に出演し、ギドクのペルソナと呼び声の高いチョ・ジェヒョン。また、女優人生をかけて本作への出演を決めたというイ・ウヌが、浮気な夫への嫉妬に憑りつかれた狂気の母、さらには父の浮気相手である妖艶な女を一人二役の体当たり演技で魅せ、韓国映画界の新星ソ・ヨンジュが性器を切り取られてしまう息子役を熱演する。先日、本作のプロモーションのために来日したキム・ギドク監督と対面を果たしている、二階堂さん、大森さんは、次のように大絶賛のコメントを寄せ、本作の根底に流れる人間の本質をついていく。二階堂さん:「痛いです。赤いです。強いです。メビウス。キム・キドク監督はとまらない、どこまでも行ってしまう。お会いした時に柔らかい瞳のその奥に狂気と刹那と愛と、真っ直ぐに感じました」。大森さん:「叫び 嘆き 嗚咽 怒り 諦め あらゆる感情がフィルムの中にうごめいている。こりゃヤバいぜ」。本国韓国ではキム・ギドク作品に出演すること自体が敬遠される中、日本の俳優たちからの監督への支持は熱く、数多くのクリエーターたちをも唸らせている本作。なお、これらのコメントが入ったチラシビジュアルは、各地の上映劇場でも目にすることができる。<そのほかのコメント>竹中直人/俳優とんでもない映画を観てしまった!!スクリーンを観ながら何度眼を覆ったことか!!しかしホラーでもスプラッターでもない!!こんな映画観たことがない!!果してこれは映画なのか!?まるで悪夢だ!!キム・ギドク恐るべし!!押見修造/漫画家「惡の華」男としての自分の抑圧を、そのままごろんと放り出されて目の前でぶっ潰されるような。これは根源的な地獄で、同時に天国でもある。自分はこの中であの「セックス」をずっと求め続けるんだろうなと思いました。三浦大輔/劇団ポツドール主宰・劇作家・映画監督台詞が一切ない。と聞くと『絵』だけにこだわったスかした映画を思い浮かべるが、この映画はそれとは真逆にある。『人間』だけにこだわった泥くさい映画だった。いのうえ ひでのり/劇団☆新感線 主宰 / 演出家なんか凄ェ !やっぱキム・ギドクは凄い。母性、暴力、家族愛、嫉妬、狂気、SEX、チ○コ、あらゆる人間の業が表に渦巻く迷宮は、まさにメビウスの輪。台詞が一切無いことも見る者の想像力と緊張感を掻き立てる。面白かったです。山本 浩司/俳優なんだこれは!?大事なトコロがキュンとなる。真面目に観たらソンするぞ!三浦 誠己/俳優キム・キドクの中に眠っていた真っ新な、赤ン坊の様なパッションが力技で胸倉を掴んでくる!表現の規制が、この作品の息苦しさを図らずも歪に浮かびあがらせた。…疲れた(笑)『メビウス』は12月6日(土)より新宿シネマカリテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月20日シャンパンの華やかさを堪能するために欠かせないのは、その味だけでなく、香りが重要なファクターになっているのは言うまでもない。今回、イタリア発のテーブルウェアブランド「イタレッセ」から、シャンパンの香りを正確でクリアにかぐことができるという、ほかに類をみないテイスティングが可能なグラスが誕生し、世界に先駆け、日本で発表された。究極のシャンパンテイスティングのためのパーフェクトなグラスを作る。これはイタレッセ史上、例をみない究極のプロジェクトだった。同プロジェクトに参加したのは、8,000種類以上ものシャンパンの香りを利き分けられる「鼻」を持つといわれているスウェーデンの著名なシャンパン評論家愛好家のリチャード・ユリーン氏と、レッド ドット デザインアワード(2013年最優秀賞)や2013-2014年デザイナーオブイヤー(エル・デコ)など数々の受賞歴を誇るデザインファーム「クラーソン・コイヴィスト・ルーネ」だ。20年以上シャンパンメゾンとともにグラスづくりを行ってきた経験を持つイタレッセが両者とタッグを組むことで、今回の難題を達成すべくハイレベルな技術とノウハウを集結させることができたのだという。リチャード・ユリーン氏は、シャンパンの香りをかぎ分けるために独自のメソッドによる自前のグラスを持っていたという。このグラスは、シャンパンの香りを正確な強さでクリアに鼻に届けるために緻密な計算によりグラスのボウル部分の高さと幅が絶妙なバランスで設計されており、まさにシャンパンを味わうのに究極の黄金バランスをもったグラスといえる。このユリーン氏のメソッドによるグラスの黄金バランスを保ちながらも、シャンパングラスとしての美しいデザインを実現するために、スウェーデンのデザインファーム「クラーソン・コイヴィスト・ルーネ」が腕を振るい編み出したのが、全体の角度から考え抜かれたグラスの縁へと絞られていく美しいライン。ベルラージュポイントと呼ぶ、グラスの底のV字部分の深さといい、すべてに均整がとれたフォルムに仕上がっている。ベルラージュポイントには微妙な細工が施されており、シャンパンの泡が美しく立ち上るように設計されているという。その佇まいは、これまで見たこともないようなシャンパングラス。ふくよかな膨らみがフェミニンでどことなくグラマラスだ。グラスの名前は、ユリーン氏の名前をとって「リチャード・ユリーン オプティマム(RJ Optimum)」とされた。名前の通り、シャンパンを楽しむのに「最適な」バランスとデザインを体現したグラスは、アートともいえるテイスティング体験を提供してくれる。繊細なシャンパンだからこそ、緻密に計算されたグラスによってそのユニークな美味しさを最大限に醸し出してくれるはずだ。価格は、1脚2,160円。日本では11月末より発売となる。(text:Miwa Ogata)
2014年11月20日『クレイジー・ハート』(’09)のスコット・クーパー監督と名優クリスチャン・ベイルがコラボした『ファーナス/訣別の朝』がBD&DVDで発売決定。ベイルからのコメントも到着した。物語の舞台は、ペンシルベニア州の田舎町・ブラドック。寂れた製鉄の町を愛するベイル演じる実直な主人公は静かに人生を送ることだけが願いだったが、一瞬の出来事ですべてを失い、大切なモノを守るためアウトローとなって闇と戦う人生を選択する…アメリカン・ニューシネマの遺伝子を継承する骨太な作風で、公開時に話題を集めた注目の一作だ。主人公ラッセル・ベイズ役のベイルは、「人生で消えゆくものについて描いているよね。兄弟愛も描いている。故郷への愛とそれを失うことも。自分の周囲のものが失われていく時、人はどうなるかを描いていると言えるね」とコメント。共感必至のテーマと分析する。発売になるBD&DVDには予告編集を始め、映像特典も満載。ハリウッドを代表するアカデミー賞常連名優たちの渾身のクライム・ドラマにじっくり楽しんでみては?<『ファーナス/訣別の朝』Blu-ray&DVD/リリース情報>【セル】DVD¥3,800(本体)+税【セル】Blu-ray¥4,800(本体)+税発売日:2015年2月3日(火)※レンタル&デジタル配信同時スタート発売元・販売元:ポニーキャニオン(C) 2013 Furnace Films, LLC All Rights Reserved.(text:cinemacafe.net)■関連作品:ファーナス/訣別の朝 2014年9月27日より全国にて公開(C) 2013 Furnace Films, LLC All Rights Reserved
2014年11月20日7月10日(木)より東京・小金井市の江戸東京たてもの園で開催されている「ジブリの立体建造物展」。世界中のファンを魅了する数々のアニメの舞台として描かれた“建物”にスポットを当て人気を博している当展示が、会期を来年3月15日(日)まで延長、さらに新たな展示物が追加されることが明らかになった。1985年の創立以来、『となりのトトロ』『千と千尋の神隠し』『風立ちぬ』など数多くのアニメーション作品を発表してきたスタジオジブリ。先日、映画界に多大な貢献を果たした映画人を称えるアカデミー賞「名誉賞」を宮崎駿監督が受賞し、改めてスタジオジブリ作品に注目が集まっているが、当展示ではそれらの作品の中でも重要視されてきた“建物”にフィーチャーしている。開催以来、休日には多くの家族連れで賑わい、10月末には入園者数累計が20万人を突破した当展示。ジブリの出発点となった宮崎駿監督の『風の谷のナウシカ』から、米林宏昌監督による最新作『思い出のマーニー』まで、それぞれの作品の背景画や美術ボード、美術設定などの制作資料が一堂に展示され、登場してきた建造物のミニチュアの立体作品も数点展示されている。今回の会期延長を記念して展示物も増えるそうで、『となりのトトロ』『平成狸合戦ぽんぽこ』などの展示物が増えてパワーアップ!また、いままで展示されていなかった作品『となりの山田くん』などが新たに仲間入りし、一度訪れた人でも新たに楽しめるものとなっている。さらに、音声ガイドによってより展示を楽しめる仕掛けも新たに登場。これらは会期延長後の12月16日(火)から同時にスタートするそうなので、ぜひ併せて利用したい。また本日11月20日(木)からは、会場でしか手に入らなかった「ジブリの立体建造物展」オリジナル図録(価格:2,160円税込)がどんぐり共和国そらのうえ店にてWEBからも購入が可能に。自宅でも展示の魅力を堪能することができるようになった。どこかに実在しそうで、どこにもない―。そんなスタジオジブリ作品ならではの“建物”展示に、ぜひ一度足を運んでみてはいかが?「ジブリの立体建造物展」は3月15日(日)まで江戸東京たてもの園にて開催。開演時間:10~3月 9:30~16:30休館日:毎週月曜日(C)Studio Ghibli(text:cinemacafe.net)
2014年11月20日アカデミー賞11部門の史上最多受賞に輝くピーター・ジャクソン監督が贈る、アクション・アドベンチャー超大作『ホビット』シリーズ。『ロード・オブ・ザ・リング』から続く13年間に及ぶサーガの完結編となる『ホビット 決戦のゆくえ』が12月13日(土)より公開となる。シネマカフェでは、本作を手がけてきたピーター・ジャクソン監督が描くファンタジーの世界に潜入すべくニュージーランドのロケ地巡りを敢行! 今回は、ニュージーランドに行ったら必ず見ておきたい世界初、ファンが楽しめるムービーセット“Hobbiton=ホビット庄”のツアーを前半・後半に分けてご紹介!国内最大の都市オークランドから車で2時間半ほどのホビット庄に到着し、まず初めに通るのは『ロード・オブ・ザ・リング』第一部の冒頭でガンダルフとフロドが馬車で通る道。その道を通り抜けるとホビットの住む家があり、それぞれのドアの前には、魚が置いてあったり、果物があったり、畑があったり…ここの家は魚屋、はちみつ屋、大工などホビットの生活を考えながら住居が作られている。マーティン・フリーマン演じる主人公・ビルボや、『ロード・オブ・ザ・リング』のイライジャ・ウッド扮するフロド、付き人として旅を共にしてきたサムなどホビットたちは、身長が2~4フィート(60~121cm)のため、ガンダルフらと並ぶととても小さく見えるのが印象的。この村にはガンダルフが大きく見えるように、100%のスケール(ホビット用)のホビット穴や、60%(ガンダルフ用)のホビット穴などがある。ジャクソン監督は、それを交えながら撮影し、登場人物の大きさを表現したのだ。多くのホビット穴は、外観や扉だけで室内の撮影はスタジオで行われた。中には何もないがいくつかのホビット穴はドアを開けて中に入ることも 可能だ。一目瞭然といっても過言ではない立派なホビット穴は、ビルボとフロドの家。特別に許可をもらい玄関から奥を覗いてみた。この家には廊下の入 り口あたりまで内装が施されており、袋小路屋敷の奥へつながる様子がきちんと映るように工夫されている。その屋敷の上にある木はセット内で唯一の人工の木だが、木の皮や質感がよく再現されている。44戸あるホビット穴のうち、実寸で作られているのは『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還』のラストに登場するサムの家。サムの嫁・ローズが黄色い扉から出てきてサムを迎える感動的なシーンだ。妥協を許さないジャクソン監督ならではのこだわりだ。さらに歩いていくと、樹齢100年というパーティーツリーが目に入る。これは『ロード・オブ・ザ・リング』1部でビルボの誕生日会をした場所。ここでは、フロドの友達・メリーとピピンが、パーティーツリーと袋小路の間に設置されたテントに潜り込んで、盗んだ花火に火をつけ、テントが空中に吹き飛ばされるというシーンが印象的だろう。それから粉引き場を過ぎ、緑竜館に入ると英国風エール、アップルサイダーやジンジャービアなどを楽しむことができ、食欲旺盛なホビットたちが好むご馳走を再現した食べきれない数の料理も用意され、ホビットになった気分でがむしゃらに食べるのも良し、中にある暖炉で仲間たちと語り合うのも良し、自由に休憩することができる。後半では、今年から始まったナイトツアーを中心にお届けします!(text:cinemacafe.net)
2014年11月20日映画『日々ロック』のオーディション。野村周平は「脱ぎます」と宣言し服に手をかけたが、一瞬、思案した。脱ぐこと自体をためらったわけではない。主人公・日々沼拓郎が服を脱ぐのは原作漫画でも“お約束”のこと。むしろ、そこに抗いたかった。「『こいつ、原作を読んでマネしてるだけだな』と思われたくない」。そんな思いで、彼が瞬時に選択したのはTシャツとパンツを残して、それ以外は全て脱ぐという何とも珍妙な格好。「それから近くにあった傘を手に『リンダリンダ』(ザ・ブルーハーツ)を熱唱しました。歌詞もバラバラだったんですが…(苦笑)」。話は続く。オーディション開始時から「全然、こっちを見ないし、ひと言も話してくれず、初対面なのに嫌われてるのかと思った」という入江悠監督が、その姿を見て、初めて口を開いた。「じゃあ、お芝居の方もやってみようか」。結果、Tシャツにパンツ一丁という出で立ちのまま、芝居のテストを行なうことに…。「まさか受かるとは思わなかったです」としみじみと笑う。パンツのタイプがトランクスだったのか?ボクサータイプだったのかは聞き忘れた…が、なぜか勝手に白ブリーフ姿で歌う姿が目に浮かんでくる。ヘタレでありながらも魂はロックンローラーな日々沼拓郎と仲間たちが、ロックの高みを目指していく姿を描いた『日々ロック』。撮影以前のオーディション段階のエピソードからすでに熱さが伝わってくる。最初に原作を読んだ時には「ここに描かれている日々沼拓郎を実写で表現しなくちゃいけないのか?」と戸惑いを覚えたという。「普段はサエないけど、楽器を持ったら豹変するところをどう見せたらいいのか?考え抜きました。日々沼はヘタレのように見えて、『ロックのために死ねる』という覚悟を持って音楽に取り組み、人の心に自分の思いを届けたいという一心の真面目な少年。漫画の実写化という点に関しては、僕自身、好きな漫画が実写化されるとき、似ても似つかないのはイヤなんです。だから、まずはビジュアルからとアフロにして、そこから少しずつ日々沼に入り込んでいきました」。うまく周囲とコミュニケーションが取れない日々沼だが、唸るような声や表情、そして音楽で感情を伝えていく。「演じる上では、動物のように目に入るもの全てに反応することを軸として持ち続けました。臆病な男だから『あれは何だろう?』って全部にリアクションしちゃう(笑)。正直、演じている最中は『難しい』とか考える余裕もないままに、自分でもよく分からないままにあんな変な顔をしたり、唸ったりしてました。スケジュールもタイトで、終わっては家に帰って寝て、起きてまた演じて、終わったら寝ての繰り返しで、ずっと日々沼のままでいたので、苦しいとかいう思いもなかったです。自分では撮影が終われば役が抜けているものだと思ってるんですが、家に帰って寝たら撮影現場の夢を見たり…。自分で思ってる以上に意外と追い込まれていたのかもしれません(苦笑)」。やはり日々沼拓郎、そして映画『日々ロック』を語る上で、避けて通れないのがライヴシーン。「黒猫チェルシー」に「忘れらんねえよ」など、多くのミュージシャンが本作のために楽曲を提供し、さらに岡本啓佑(黒猫チェルシー)、古舘佑太郎(The SALOVERS)などが俳優としても本作に参加している。その中で、野村さんの役目はプロのミュージシャンが作った楽曲を、自分のものとして歌い上げること。肉体的、精神的に容易な挑戦ではなかった。「終わって改めて思うのは、ミュージシャンは偉大だということ。ミュージシャンは俳優になれるけど、その逆は難しい――それでも『負けるか!』という気持ちにもなったし、やっぱり中途半端に出来るもんじゃないって思い知らされたし…。正直、命を賭けて音楽をやってる人の前で自分みたいな人間が歌うのは恥ずかしいって思いもありました。それでも自分がやらなきゃいけない状況で、思い切って、声を出して叫んでました」。つい先頃、21歳の誕生日を迎えたばかり。以前、20歳を目前にした時期に映画『江ノ島プリズム』で話を聞いた時は冗談交じりに「(二十歳になるのは)もうちょっと待ってほしい(笑)」などと語っていたが、そこから1年ちょっとの期間で大きな飛躍を遂げた。『男子高校生の日常』に『クジラのいた夏』と2本の主演映画が公開され、今年の夏クール放送の「若者たち2014」でも強い存在感を放ち、脚光を浴びた。さて、こうした“飛躍”を踏まえ、現在の心境を尋ねると「この1年は結構、怒濤でしたね…」という感想と共に意外やネガティブな言葉が並ぶ。「1月からドラマ(『僕のいた時間』)をやって、その間にこの映画のためにギターを練習して4月中旬から(本作の)撮影があり、それが終わったら『若者たち』に入って…あぁ、もう一年終わるのかって気持ちかな。すごい人たちとやれた1年でもあり、ちょっとずつ自信を失って『自分がこの仕事をしてていいのか?』とも考えるようにもなって…(苦笑)。この映画も含め、作品には絶対的な自信を持ってるんですけど、僕自身の自信は…。不安だし、怖いし『役者に向いてるのかな?』と思うこともあるし、でも周りのみなさんに相談すると『あぁ、役者なんて自信をなくす仕事だよ』と。じゃあ、これでいいのかなとも思いつつ…って感じですね(笑)」。自信を持てずとも“負けず嫌いな自分”は十二分に自覚している。二十代のこの時期は特に同世代の俳優との共演も多い。「僕の周りには僕よりもすごい同世代の俳優がいっぱいいる。どうしよう?と思いつつもやっぱり負けてられないし、彼らよりも一歩でも二歩でも前に出たい気持ちはある。売れなきゃ意味がないとも思ってる」とも。だからこそ、この映画に懸ける思いは強い。「『日々ロック』で名を上げたい」――スマートで一見、クールな見た目とは裏腹に、戦国時代を生きる男のような強い思いが口をついて出る。「繰り返しになりますが、作品に対してはそれだけの自信を持ってるし、中途半端ではなく今の自分の全てを注いだと思ってます。“野村と言えば『日々ロック』”と言われる作品になってほしいし、そうならなきゃいけない」。この世代の俳優陣を取り巻く状況に関して先に挙げた“戦国時代”という言葉は決して大げさではないかもしれない。その中で、この男の名を耳にする機会がこの先、まだまだ増えそうな気がする。(photo / text:Naoki Kurozu)■関連作品:日々ロック 2014年11月22日より全国にて公開(C) 2014「日々ロック」製作委員会 (C)榎屋克優/集英社
2014年11月20日