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『アメリ』の記録的大ヒットで知られるジャン=ピエール・ジュネ監督が贈る、待望の最新作『天才スピヴェット』。このほど、主人公・スピヴェットの母親で風変わりな昆虫博士の役を務めるヘレナ・ボナム=カーターから、ジュネ監督との初タッグについて喜びのコメントがシネマカフェに到着した。10歳の天才科学者スピヴェットが、権威ある科学賞の授章式でスピーチをするため、アメリカ大陸を横断するという、壮大なスケールの家出を描く本作。主人公を取り巻く家族は、身も心も考え方も純度100%のカウボーイである父、アイドルを目指す姉、昆虫の研究に人生を捧げる母という少々変わった面々だが、スピヴェットの双子の弟を事故で亡くしてしまったことで、心に空いた大きな穴を抱えて暮らしている。“普通じゃない”ことや人が好きだというヘレナは「『アメリ』を観たとき、『何で私はこれに出演しなかったの?』って思ったわ。彼の美学が好きなの」とジュネ作品の大ファンであることを明かし、本作についても「魅力的で、悲しくて、おかしくて、希望と好奇心についての話で、何よりこの天才少年の世界の捉え方、描き方、物事がどのように作用するのかについて考える様子が好きだったわ」と絶賛。さらに「いままでに観たことのない3D映画で、この映画の本題にとてもマッチした3Dの使い方で、全く新しく、オリジナリティーが溢れているの」と熱く語り、ジュネ監督の手腕に心底ほれ込んでいるようだ。対するジュネ監督も「下手なジョークを言っても笑ってくれて、監督としても仕事のしがいのある女優さんだった」とヘレナを称え、「女優として大好きだ!」とその実力に絶大な信頼を寄せている様子が伺える。『アリス・イン・ワンダーランド』の赤の女王や『ハリー・ポッター』シリーズのベラトリックス・レストレンジなど個性的な役柄を演じることが多いヘレナは、“変人”と言われるバートン監督とおしどりカップルとして知られているものの、最近ではバートン監督の浮気が発覚したり、来年公開の監督作『ビッグ・アイズ』ではヘレナの出演がなかったりと、ふたりの関係は気になるところ。ジュネ監督もまた”変人”として知られているだけに、ひょっとして“変人”から“変人”への乗り換え、なんてこともあるかも…?と勘繰りたくなるのは、それほどヘレナとジュネ監督の初タッグが相性抜群だということなのかもしれない。『天才スピヴェット』は11月15日(土)よりシネスイッチ銀座、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:天才スピヴェット 2014年11月15日シネスイッチ銀座、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開(C) EPITHETE FILMS - TAPIOCA FILMS - FILMARTO - GAUMONT - FRANCE 2 CINEMA
2014年11月11日シチズン時計株式会社は、今年4月にイタリアで開催された世界的なデザインの祭典「ミラノサローネ」に、「Light is Time」をテーマにしたインスタレーションを初出展し、現地コンペティションで2冠に輝くという快挙を成し遂げた。今回、このインスタレーション「LIGHT is TIME」が、青山スパイラルにおいて再構成され、凱旋展として11月14日(金)から開催されることとなった。1976年「光」を電気エネルギーに変えて「時」を刻むエコ・ドライブという独自の技術を開発したシチズンは、「Light is Time」をコンセプトに、パリを拠点に活躍する建築家・田根剛氏とともにインスタレーションを作り上げた。ミラノ・トリエンナーレの展示会場に時計の全ての部品を支える基盤装置である地板を使用し、音と光の壮大な演出をして話題となった。11月14日から開催される凱旋展では、地版6万5千個を使ったインスタレーションを間近でみることができる。また本展では、シチズンの時計作りへのこだわりを「見て」「体験できる」展示を通して表現。「BETTER START NOW」、つまり「どんな時であろうと、『今』をスタートだと考えて行動する限り、私たちは絶えずなにかをより良くしていけるのだ」という同社の信念のもと時計の可能性を切り開いてきたシチズンの魅力を発見できる内容となっている。「CITIZEN “Light is Time” ミラノサローネ2014 凱旋展」は、スパイラルガーデン(スパイラル1F)にて、11月14日(金)~11月28日(金)、11時~20時(最終日のみ23時まで)で開催される。(text:Miwa Ogata)
2014年11月11日映画『神さまの言うとおり』の公開を前に11月11日(火)、主演の福士蒼汰が360名の一般応募の人々と共に「史上最大のだるまさんが転んだ」でギネス記録に挑戦した。「別冊少年マガジン」(講談社刊)連載の人気漫画を原作に、鬼才・三池崇史を監督に迎えて突然、理不尽な殺人ゲームに放り込まれ、右往左往する高校生たちの姿を描いた不条理劇が描かれる。このゲームの“1限目”として「だるまさんが転んだ」が登場することにちなんで今回、ギネス記録に挑戦することになった。詳しい内容が隠された状態で、この挑戦に参加する人々の応募が行われたが、5,000通を超える応募があり、その中から360名の女性ファンが当選・参加することに。平日の午後にもかかわらず、北は北海道から南は九州まで全国各地から当選者が集まり、会場は開始前から熱気に包まれた。ギネスへの挑戦記録名は「Largest game of darumasan ga koronda」(最大のだるまさんが転んだ)。福士さんが鬼となり、「初めの一歩」で会場後方に構える361名の参加者が一歩前へ!そこから前方にいる“鬼”の福士さんが「だるまさんが転んだ」と言う間に参加者は距離を詰めていくというごくシンプルなルールの下でゲームは進められていく。ギネスブックに掲載もされる世界記録ということで、会場には専門の「ギネス記録員」が来場し、さらに会場のあちこちには「監視員」の姿も。記録達成に必要なのは「350人以上」の参加であり、もしも、真剣に参加していない者やルールを破る者があれば失格と見なされ、人数にカウントされず、場合によっては記録が認定されない可能性もあるということで、事前に参加者には「くれぐれも真剣にお願いします」とアナウンスが繰り返される。そのおかげもあってか、参加者は全員真剣そのもの!少しでも“鬼”の福士さんに近づこうという意識もあってか、福士さんが「だるまさんが転んだ」と口にするたびにグイグイと距離を縮めていく。福士さんも参加者たちの動きを注意深く見守り、容赦なく体を動かしてしまった人たちのゼッケン番号を読み上げて、鬼の鎖を作っていくが、ついに一人の参加者が鎖をチョップ!福士さんは慌てて「だるまさんが転んだ、ストップ!」と叫び、そこから10歩進んで逃げ遅れた参加者にタッチし、この時点でゲームは成立し、無事終了となった。ここから、記録員と監視員が集まって、ギネス記録に認定するか否かの審査が開始。10分ほどの審査の結果、記録員から「(福士さん含め)361人失格者なし!」と無事、史上最大のだるまさんが転んだが成立したことが告げられ、見事にギネス記録樹立となった。福士さんはホッとした表情で「ありがとうございます!みなさんのおかげです」と参加者に感謝の気持ちを伝え、認定証を受け取り、満面の笑みを浮かべた。映画について「笑える映画でもあるので、ぜひTwitterなどで拡散してほしいです」とアピール。今回のギネス記録樹立成功に続き、興行でも成功を勝ちとるべく「みなさんのお力を貸してください」と呼びかけた。『神さまの言うとおり』は11月15日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:神さまの言うとおり 2014年11月15日より全国東宝系にて公開(C) 2014「神さまの言うとおり」製作委員会
2014年11月11日発売からわずか約3週間で売上55万本を突破した「モテマスカラ」シリーズから、ボトルデザイン、筆、液そして色に「最高品質」を求めて作った「モテライナー」がバージョンアップして新登場。11月11日(火)より新発売。「モテマスカラ」は、化粧品の製造・販売を行う株式会社フローフシより先月発売されたマスカラ。高濃度マイナスイオンを発生する鉱石からできているという独自の美容液成分「エンドミネラル」を配合しており、メイクアップと同時にまつ毛ケアを意識した多機能コスメとして、現在人気沸騰中だ。そして今月は、同じくエンドミネラル配合し、描きやすさや色、デザインにまでこだわった新「モテライナー」が登場。追求したのは「一流の描きやすさ」というだけあって、筆の名産地「熊野の職人筆」を採用し、描き味抜群、しなやかでコシがあり、デリケートなまぶたに優しいタッチでラインを引くことができる。そのほか、デリケートな目元をいたわり、色素沈着しない成分(顔料)を採用し、くすみを防止している点や、にじまず、耐水タイプなのに、お湯で簡単オフできる点など、ポイントの高い機能が満載。カラーは、濃厚な漆黒ブラック、黒+茶+オリーブで肌馴染みがいいブラウンブラック、ソフトでナチュラルメイクに仕上げやすいブラウンの3色。価格は、各1,620円というプチプライスなところもウレシイ。しっかりメイクアップしたい機会が増えるホリデーシーズンを前に、目ヂカラアップに欠かせないアイライナーは必須アイテム。リキッドタイプだと描き損じてしまうという人は、試してみたいアイテムだ。(text:Miwa Ogata)
2014年11月11日この夏に続き、セブン-イレブンで「エヴァンゲリオン」とのコラボレーション商品が発売されることになり、11月11日(火)に行われた記者発表にDAIGOと加藤夏希が出席。世界で1台の限定発売のエヴァ仕様のスーパーカーもお披露目された。“ナビゲーター”を務めるDAIGOさんと加藤さんはそれぞれ初号機をイメージした衣裳とデザインと葛城ミサトのコスプレ姿で登場した。今回のコラボレーションでは、セブン-イレブン初の試みとして「エヴァンゲリオン」のカタログ宅配商品の取り扱いを実施。店頭でカタログに掲載された商品を選び、レジで申し込むと後日、配送される。商品としてはフィギュア「海洋堂 エヴァンゲリオン 初号機“暴走”」やフィギュア付きのルームフレグランス、「エヴァンゲリオン」の有田焼セット、貞本義之の複製原画など盛りだくさん。さらに対象商品のセブン-イレブンオリジナルパンを200円購入ごとに、LINEスタンプ(全8種類)が手に入るキャンペーンや700円購入ごとにその場でくじを引いて限定エヴァンゲリオン箸(ケース付き)が当たるサービスも実施される。そして、なんといっても今回の目玉となるのが、限定1名のみが購入できる、光岡自動車の伝説の名車「オロチ」をエヴァのメカニックデザイナーを務める山下いくとのデザインでエヴァ仕様とした「セブン-イレブン限定 光岡自動車 エヴァンゲリオン オロチ」。値段はセブン-イレブン史上最高価格となる1,600万円(税込)で、期間中、全店舗のレジで申し込みを受け付け、抽選で1名を選出する。覆われていたベールがはがされ、オロチが姿を見せると、その斬新なデザインにDAIGOさんも加藤さんも大興奮。「ヤバいな、これ、ヤバい!」(DAIGOさん)、「すごい!ここまでやってしまうとは…」(加藤さん)と驚いた様子。当然、2人とも応募する気満々だが、1,600万円という値段についてはDAIGOさんは「メチャメチャほしいけど即決する勇気がない…」と苦笑し「1万6,000円の千回払いで…」と超長期ローンを希望した。加藤さんは披露宴を控えるにもかかわらず「貯えは全部、なかったことにして、売れるものは売って、いまの車も家も…」と全てをなげうって購入する意欲を見せる。もしも手に入ったら「ダンナさんと『エヴァ』の舞台にもなった箱根湯本に行って見せびらかしたい!」とニッコリ。DAIGOさんは「独身なので、このオロチを使ってゲットしたい!」と語っていた改めて「エヴァンゲリオン」の魅力について加藤さんは「ストーリーと人間関係が面白くてどんどん引き込まれる。私の中では昼ドラの要素がすごくある」と熱弁。一方のDAIGOさんは「“MW”――見れば、分かる。以上です」と得意の(?)アルファベットで表現。「エヴァ魂は常に持っている」というDAIGOさんに加藤さんが「常に暴走してるし(笑)」と返し会場は笑いに包まれた。こちらのコラボレーションは11月14日(金)より開始。(text:cinemacafe.net)
2014年11月11日『セブン』『ファイト・クラブ』、そして『ソーシャル・ネットワーク』『ドラゴン・タトゥーの女』と、世界中の映画ファンを唸らせてきた鬼才デヴィッド・フィンチャーが、ベン・アフレック&ロザムンド・パイクという実力派俳優を迎えて贈る最新作『ゴーン・ガール』。いち早く公開された全米では、フィンチャー監督としては過去最高のオープニング記録で、初登場第1位のヒットスタートを切り、さらに先日は、全米興行成績累計がこれまでの最高記録である『ベンジャミン・バトン数奇な人生』の1億2,750万ドルを抜き、フィンチャー監督の過去最高記録を樹立した。それほどまでに多くの人々の心をとらえた、ある夫婦を取り巻くサイコ・スリラーとなる本作から、このほど、本編映像の一部がシネマカフェに到着。この数年後の結婚記念日に失踪事件が起こるとは思えない、ロマンティックなふたりの出会いが描かれていることが分かった。ミズーリ州のとある田舎町で、誰もが羨むような幸せな結婚生活を送っていたニック(ベン・アフレック)とエイミー(ロザムンド・パイク)。だが、結婚5周年を迎えたその日、エイミーが突然姿を消す。リビングには争った形跡があり、キッチンからは大量の血痕が…。警察は他殺と失踪の両方の可能性を探るが、次第にアリバイが不自然な夫・ニックへ疑いの目を向ける。やがて、この夫婦に全米中の注目が集まり、メディアも暴走。事件は思いもよらない展開を見せていく。“完璧な”妻・エイミーの身に、いったい何が起きたのか…。実はエイミーは、毎年、ニックへの結婚記念日のプレゼントに、自作の“宝探しゲーム”を行っていた。失踪した5回目の記念日も、この宝探しが手がかりにつながるカギとなっていくのだが、今回到着した映像でも、そんな謎解き好きのエイミーらしく、パーティで出会ったばかりのニックに、自身の職業を3択で出題しているシーンが描かれている。そのロマンティックな出会いの様子は、この後、ふたりが結婚することは予測できても、数年後に彼女が姿を消すことになるとは、誰もが夢にも思わないだろう。本作で、美しく聡明な妻・エイミーを演じたロザムンドは「この作品は、夫婦の関係というものを徹底的に解剖してみたのだと思うの。親密な関係にあるからこその素晴らしいところ、そして親密が故の裏切り…結婚というものを顕微鏡で見ているようだわ」と、意味深に語る。また、夫・ニックを演じたベンも、その意見に同意し、「原作の非常にダークな結婚への視点と、デヴィッドの結婚に対するダークな解釈に、可能な限り忠実に演じようと思ったんだ」と言葉を続けた。一方、フィンチャー監督は、全米中から疑いの目を向けられる夫を演じたベンに対して、「彼の起用に文句をつける人はひとりもいなかった」と明かす。そして、ロザムンドについても「自慢するようだが、私は俳優の本質をだいたい見抜くことができるのだが、ロザムンドの場合はそれができなかったんだ。だからこそ、どこか不透明な部分がエイミーにピッタリだと思ったんだ」と話している。鬼才監督も太鼓判を押すふたりの演技には、「ベン・アフレックとロザムンド・パイクは地獄から来たカップルとして素晴らしい」(ケネス・チューラン/「LA TIMES」)、「ベン・アフレックが順応性のある、共感を呼ぶ演技を披露」(マノーラ・ダージス/「NY TIMES」)、「ロザムンド・パイクが華やかに、悪意ある演技で強烈…何年にも渡って話題にされる、賞候補の実力を持ったとびきりの飛躍的な作品」(ピーター・トラヴァース/「ROLLING STONE」)と、各メディアも手放しで絶賛。早くもオスカーへの期待が高まっている。「あなたは、愛する伴侶のことをどれだけ知っていますか?」フィンチャー監督が描き出す、幸福な結婚生活の“裏”にある夫婦の不協和音の前章を、こちらの映像からも覗いてみて。『ゴーン・ガール』は12月12日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ゴーン・ガール 2014年12月12日より全国にて公開(C) 2014 Twentieth Century Fox
2014年11月11日東京ディズニーシーの人気者、ダッフィーをモチーフにした「ダッフィーバス」は2014年2月以降、東京ディズニーシーを出発して全国各地を回る旅に出ていたが、このほど2015年1月13日(火)~3月20日(金)の間、期間限定でダッフィーバスに体験乗車できるプランがスタートすることに。ファン垂涎のレア特典もご紹介。東京ディズニーシー・パーキングに展示する予定のダッフィーバスに体験乗車できるプランは、今年の12月13日(土)から販売開始するディズニーeチケット「1デーパスポート、ダッフィーバスふわふわ体験付き」と、11月20日(木)に販売開始する東京ディズニーリゾート・バケーションパッケージ「ダッフィーバスふわふわ体験付き2DAYS」の2種類。展示期間中はダッフィーバスの外側から一緒に記念写真を撮影したり、車体のふわふわとした生地に触るなどして楽しめる予定だが、今回のこの2プランでは、特別に乗車することができて、座席に腰かけたりたくさんのダッフィーに囲まれて写真が撮れたりと、ダッフィーならではの“ふわふわ”の世界を思う存分満喫できる特別なプランとなる。また、ディズニーeチケット「1デーパスポート、ダッフィーバスふわふわ体験付き」では体験乗車のほかに、専門のカメラマンが撮影したオリジナル台紙入り記念フォトや、ダッフィーバスが初めてデザインされたオリジナル記念ピンをプレゼントする。東京ディズニーリゾート・バケーションパッケージ「ダッフィーバスふわふわ体験付き2DAYS」では、ディズニーeチケット同様のコンテンツに加え、同期間、東京ディズニーシーで開催予定のプログラム「スウィート・ダッフィー」のハンドクラフトグッズや、「スウィート・ダッフィー」をイメージした同プラン限定オリジナルディナーコースが付いてくるなど、盛りだくさんの内容に!ダッフィーと共にダッフィー尽くしの素敵な休日になるに違いない。かわいくて“ふわふわ”なダッフィーの魅力を肌で感じながら、テーマである「いっしょだと、いいことありそう」を感じるはずだ。※写真はすべてイメージです。一部、過去の取材時に撮影した画像の再利用をしています。(C) Disney(text:cinemacafe.net)
2014年11月11日『インセプション』『ダークナイト』などヒット作を世に送り続ける巨匠クリストファー・ノーラン監督が、地球滅亡のカウントダウンが迫る中、人類の存亡と愛する家族の未来を守るために立ち上がる父親を描いた最新作『インターステラー』。このほど、本作の日本公開日となる“11月22日”が、“マシュー・マコノ日(ヒー)”として日本記念日協会によって認定されたことが明らかになった。明日か10年後か、現実に起こり得る、そう遠くない未来。世界的な食料飢饉、劇的な環境変化によって地球の寿命が尽きかけている世界で、重大な使命を担う壮大な旅に、まだ幼い子どもを持つ元エンジニアのクーパー(マシュー・マコノヒー)と数少ないクルーが選ばれた。居住可能な惑星を探すという、人類の限界を越える不可能にも思える史上最大のミッションを達成するため、前人未到の未開の地へと旅立つ彼ら。果たして、自らの使命を果たし、愛する家族の元へ帰ることができるのか…。圧倒的スペクタクルで描かれる壮大な宇宙空間を舞台に、「君の娘の世代で世界は終わる」と告げられた父親が、“必ず帰る”ことを誓った娘との親子の絆が描かれる人間ドラマとなっている本作。前作『ダラス・バイヤーズクラブ』でエイズ患者を熱演し、アカデミー賞など「主演男優賞」を総ナメ、またTVドラマシリーズ「TRUE DETECTIVE/二人の刑事」でもエミー賞候補となったマシュー・マコノヒーは、本作でも主演を務め、すでにアカデミー連続受賞の呼び声が上がるほど高い評価を得ている、ハリウッドで最も旬な男。そんな彼の渾身の一作である本作の日本公開を記念し、公開日の“11月22日”が“マシュー・マコノ日(ヒー)”として認定されることとなった。日本記念日協会の認定書がLA現地時間の10月26日にマシュー本人の手元に届くと、日本語で「アリガトウ!」と大感激している様子。「自分の名前で自分の日ができるのなんて、いままで一度もなかったよ。僕の誕生日は、ちょうど11月なんだよね。僕にとって初めての僕の日。とても光栄なことです」と興奮気味に喜びを語る。また「これから22日をどうしようか考えなくちゃね。なにか日本を表現できるものがいい。たとえば着る洋服でこの日を祝うとか、それか、日本に毎年電話をかけるとか。僕が何をしているか、何処にいるかを知らせるのもいいね。日本での僕の日にね」と、記念日設立によって自らイベントを提案も。そして、まさかのマシューの提案を実現させるべく、配給元であるワーナー・ブラザーズ映画は現在、絶賛検討中だという。日本にいる大勢のマシューファンも、この記念日の設立でいっそう思い入れの強い作品となりそうな本作。ぜひ、“マシュー・マコノ日(ヒー)”を彼と共に過ごせるイベントを期待したい。『インターステラー』は11月22日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:インターステラー 2014年11月22日より全国にて公開(C) 2014 Warner Bros. Entertainment, Inc. and Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2014年11月11日女優の武田梨奈が11月10日(月)、都内で行われた『西遊記~はじまりのはじまり~』のPRイベントに出席。“頭突きで瓦割り”のCMで脚光を浴びた武田さんは「今年だけで300枚は瓦を割った。頭突きの瞬間は痛くないが、数時間後にボーっとしてくる」と苦労を語った。『少林サッカー』『カンフーハッスル』のチャウ・シンチー監督が6年ぶりに放つ最新作。「西遊記」の始まりの物語をオリジナルストーリーで描いた本作は、後の三蔵法師である主人公・玄奘(読み:げんじょう)が、一人前の妖怪ハンターになるべく修行を冒険を重ねるアクションファンタジーで、孫悟空、沙悟浄、猪八戒との出会いを紐解いていく。映画のオリジナルキャラクターである女妖怪ハンターの衣装に身を包んだ武田さんは、「映画は“とんでもない”の一言ですね。シンチーさんの作品はずっと見続けていますが、さらに凄さが増している」と瞳をキラキラ。今回、シンチー本人は監督に専念し、出演はしていないが「キャラクターや笑いのツボなど、シンチーさんの“イズム”を感じます。新たなアクション映画のジャンルが生まれた」とリスペクトしていた。武田さん自身も、日本屈指のアクション女優として注目を集める存在で「女性代表として、日本のアクション映画も盛り上げれれば」と抱負のコメント。主演作である『ハイキック・ガール!』は、シンチー監督がお気に入りに挙げるほどで「女の子同士が蹴り合っている姿に、衝撃を受けたと言ってくださった」と感無量の表情だった。イベントには“妖怪一発芸人”として、コウメ太夫とお笑いトリオ「オテンキ」のGO、のり、江波戸邦昌が乱入し、武田さんと一戦交えたが、4人揃って完敗を喫していた。『西遊記~はじまりのはじまり~』は11月21日(金)よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:西遊記~はじまりのはじまり~ 2014年11月21日よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開(C) 2013 Bingo Movie Development Limited
2014年11月11日映画界に多大な貢献を果たした映画人を称えるアカデミー賞名誉賞の受賞式が8日(現地時間)にロサンゼルスで開催され、宮崎駿監督が表彰された。日本人としては、1990年に受賞した黒澤明監督以来24年ぶりとなる。『千と千尋の神隠し』がアカデミー賞長編アニメーション賞を受賞した際も、『ハウルの動く城』『風立ちぬ』が候補になったときも渡米しなかった宮崎監督が出席するとあって、授与式には世界の注目が集まった。宮崎監督のプレゼンターを務めたのは、1987年から親交のあるジョン・ラセター監督。妻のナンシーさんと出会った翌日に『ルパン三世カリオストロの城』の抜粋映像を見せたことがきっかけで結婚に至ったエピソードを語り、作品には「アドベンチャーとハート、アクションとユーモアがあった。洗練された独自のスタイルと、人間の行動に対する素晴らしい観察眼があった」と絶賛。「宮崎作品を観るたびに、映画作りについて新たに学んでいる」と語った。オスカー像を受け取った宮崎監督は「私の家内が、お前は幸運だとよく言います。一つは、紙と鉛筆とフィルムの最後の時代の50年に、私がつきあえたことだと思います。それから、私の50年間に、私たちの国は一度も戦争しませんでした。戦争でもうけたりはしましたけれど、でも戦争をしなかった。そのおかげが、僕らの仕事にとっては、とても力になったと思います」と語った。そして、一緒に名誉賞を受賞した94歳の女優、モーリン・オハラに会えたことについて、「これはすごいことです。こんな幸運はありません」と顔をほころばせた。実は73歳の宮崎監督は今回の受賞者の中で最年少。アイルランド出身で94歳のモーリン・オハラのほか、『昼顔』などルイス・ブニュエル作品や大島渚監督の『マックス、モン・アムール』などを手がけたフランスの脚本家で83歳のジャン・クロード・カリエール、人道的活動で知られる映画人を称える「ジーン・ハーショルト人道賞」は87歳のハリー・ベラフォンテが受賞した。(text:Yuki Tominaga)
2014年11月11日堀北真希が“お嬢様ナース”に扮することで話題の、来年1月より放送されるTBSドラマ「まっしろ」。このほど看護師役として高梨臨、志田未来、水野美紀、木村多江が出演することが明らかとなり、さらに堀北さんらのナース服姿が初披露となった。ドラマの舞台は、政財界・芸能界・文化人らが高額医療費にも関わらず、次々とやってくる最高級セレブ病院・東王病院。様々な欲望や思惑が渦巻き、複雑怪奇な人間関係が構築され、さらに病院内で起こったことは一切口外無用。純白のナース服ををまとう曲者たちが働くそこは“白い大奥”と呼ばれる、閉ざされた女の世界だった…。本作で脚本を務めるのは、病院ドラマの最高峰とも言われた「白い巨塔」の井上由美子。今年の夏クールにフジテレビで放送されたドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」の脚本家でもある彼女が、「白い巨塔」以来12年ぶりに病院を舞台に、女たちの世界を描くこととなる。堀北さんが演じるのは、玉の輿を夢見て東王病院にやって来た主人公・有村朱里。この病院では看護師の職分に従って、ナース帽に真珠をつけており、朱里は「無印(むじるし)」と格付けされるのだが、今回発表された高梨臨と志田未来も堀北さんと同じく“無印ナース”を演じることとなる。看護師役初挑戦となる2人が演じるは、サバサバ系の肉食女子・和田木綿子(高梨さん)と理論派の毒舌女子・松岡菜々(志田さん)だ。この若き女優3人からはコメントも到着。<堀北真希/有村朱里役>「セレブ病院でセレブと恋に落ちる!という下心もある役ですが、目の前の命と真摯に向き合う姿を一生懸命演じたいです。患者さんにとって看護師さんとはどんな存在なのか、私もこのドラマを通して勉強したいと思います。衣裳はこのドラマのオリジナルデザインなので、ウエストのフリルが特徴的で可愛いです。看護師さんの、“まっしろ”な戦闘服だと思い、これを着る時は気合を入れています」。<高梨臨/和田木綿子役>「初めてのナース役。まっしろなナース服を着ると、白衣の天使になったような気分になりました。私の中の看護師のイメージは、患者さんの心のケアをする、人のために働く、本当に天使のような心を持った人たち。このドラマの中では、そんな風に看護師として働きながらも、その奥に抱えている問題や、女たちの嫉妬、そして友情も描かれていると思います。看護師たちの、ナースステーションでの姿と、プライベートでの姿のギャップも面白いので注目してほしいです。就職率100%と言われながらも離職率も高い看護師。このドラマを通して、看護師の大切さや大変さ、そして、命や人の心と向き合う尊さを伝えていき、看護師になりたいと言ってもらえるようなドラマになれば嬉しいなと思っています」。<志田未来/松岡菜々役>「看護師役は初めてですが、ナース服を着てナース帽をつけると不思議と気が引き締まります。しかも可愛らしい衣装を着られるのはすごく嬉しいです。看護師さんというと、普段お世話になってる病院を思い出します。いつも明るく声をかけてくれるんで、とっても元気が出るんです。そんな感じをドラマでも伝えられたら。ドラマでは、いろんなタイプの看護師さんが出てきて、派閥もありますが、現場は和気あいあい。菜々は、地方出身でちょっと言葉が訛ってて理論派の女の子。普段はじっと先輩たちの話を聞いているんですが、意見を求められるとズバッと答える毒舌な部分も。井上さんが描く登場人物は、妙にリアルでどこかにいそうなんですよね。会話や行動も本当にあったんだろうな、と共感できますし、菜々の今後の展開を楽しみにしていてください」。そして“無印ナース”の朱里に厳しく当たり、看護師の頂点に君臨する“大奥総取締役”といえる看護師長・田野島心には、木村多江が抜擢。「総取締役である師長を、鬼のように、慇懃に孤高に、そして切なく生き抜きます。この病院をお気に召さないお方は、お暇をとっていただきます。よろしくって?」と役柄さながらのコメントを寄せている。そんな心の同期ながら常に対立し、白い大奥を冷めた様子で眺める一匹狼のオペナース・岩渕恵を水野美紀が演じる。そのほかにも今回、看護師チームに負けない存在感を放つ、医者チームのキャストも発表。ドラマ「アオイホノオ」の好演が記憶に新しい柳楽優弥は、アメリカ帰りの若きスーパードクター・仲野孝太郎を演じ、朱里とは対立し合いながらも何でも言える関係で互いに意識する存在となっていく役どころ。またベテラン俳優の石黒賢は、東王病院の副院長・佐藤正隆役で、美人看護師たちとの恋の噂が絶えない色男だ。一筋縄ではいかなそうな“白い大奥”の住人たち。果たして、患者役はどんなキャスティングとなるのか、続報にも注目が集まりそうだ。ドラマ「まっしろ」は2015年1月スタート/毎週火曜22時~TBSにて放送。(text:cinemacafe.net)
2014年11月11日「嵐」の相葉雅紀・主演の映画『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』の女性限定試写会が11月10日(月)に開催され、映画に出演している塚地武雅(ドランクドラゴン)と、先日、挙式したばかりのタレントの鈴木奈々が来場し、恋愛トークを繰り広げた。中村航の小説を原作にした本作。優しすぎる青年・光を中心に、その幼なじみの男勝りな女性、彼女の仕事仲間である世界的照明デザイナー、その元カレと不思議な糸で繋がった4人の片想いが綴られる。映画を見終わったばかりの観客には上映後のトークイベントは知らされておらず、完全サプライズ!司会者がゲストの紹介で「相葉雅紀さん…」と口にした瞬間に、相葉さんが来場するのかと客席のテンションは一気に上がったが「…の友人の夢野役の塚地武雅さん」と続くと、微妙な空気に…。塚地さんは「あんな言い方する必要あります?相葉くん来ると思うでしょ?」と抗議し会場は笑いに包まれた。改めて今回の映画について、塚地さんは「台本を読んだ時から撮影している間も、完成した作品を観ても、相葉くんのキャスティングがベタハマり!相葉くんファンには『待ってました!』という作品」と熱く語る。さらに撮影中のエピソードとして、劇中、夢野と光が乗る車が渋滞に巻き込まれるシーンについて、周りの車は全てエキストラが自家用車持参で参加していたことを明かし「相葉くんが撮影が終わったら一つ一つの車のところに行って『ありがとうございました』と挨拶してました。『嵐』なのに!なかなかできないですよ。このコはすごいなと思った」ととっておきのエピソードを語った。鈴木さんは映画について「すごく胸キュンしてドキドキが止まらなかった!」と語り、「ダンナさんの大切さに改めて気づけました。見終わってすぐに電話して『大好きが止まらないから!これからもそばにいてね』と伝えました」と熱く何度も繰り返した。この日のトークテーマは劇中の光に代表される“鈍感男子”。光は幼なじみの杏奈の恋心に全く気付かないが、これについて鈴木さんは「めっちゃイライラした」と語る。自身、現在の夫と交際する際に「すごくアピールしてるのに全然気づかなくてバレンタインチョコを渡して気づかせた」という経験があるとのことで「ダンナと似てるなと思いました。鈍感なところもかわいいかな…」とも。一方で劇中の片想いについて、自身も片想い経験があったそうで「中2の時、中3の先輩を好きになってバレンタインチョコを渡して告白してフラれました」と甘酸っぱい経験を告白。だが、これには続きがあるそうで「高校になって、その人から改めて告白されて付き合うことになった!」とのこと。鈴木さんはこの経験を元に「絶対に素直に気持ちを伝えた方がいい!」と熱弁をふるう。一方の塚地さんは、なかなか告白が出来ないタイプとのことだが、この日は新婚の鈴木さんが塚地さんのために恋愛指南!その方法はと言うと「いまはやっぱり壁ドンでしょ!」とまさかの女性客の見守る中での壁ドン実行!しかも相手は鈴木さん!塚地さんは「オレがやったら壁ドンの“ドン”が“丼”になる…」と苦笑しつつ、鈴木さんを相手に「オレの名字になれよ!」と決めゼリフを決める。鈴木さんは「初めてです。イヤだー!」と自分で指南しておいて相手役を嫌がっていたが、やってみると「ドキッとしますね。この感じでプロポーズすると良いと思います」と太鼓判を押した。イベント後の取材で結婚式について尋ねられると「誓いのキスで1年ぶりにダンナさんの方からキスを求められました!いつも自分からだったので嬉しかったです」と嬉しそうに報告。指輪を家に忘れてしまったという事件については、指輪の交換などがすべてカットになったことを明かしつつ「みんなに話したら爆笑してました(笑)」とあっけらかんと語り、「いままで、ダンナさんにもらったペアリングとかは全部なくしてるので結婚指輪はなくさないようにしたいです」と誓っていた。また早くもクリスマスの話題になると、鈴木さんは「コスプレしたい!」と家庭内でのコスプレを準備中と明かす。「ミニスカのサンタのコスプレをしてダンナさんに求められたい!」と語り、さらに本作もデートでダンナさんと見に行くと宣言。「『MIRACLE』観て、夜もミラクル起こしたい!」と最後の最後で下ネタを連発し、塚地さんからたしなめられていた。『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』は11月22日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:MIRACLE デビクロくんの恋と魔法 2014年11月22日より全国にて公開(C) 2014『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』製作委員会(C)2013中村航/小学館
2014年11月10日人気乙女ゲームメーカー「ブロッコリー」と、数々の作品で美麗イラスト&美麗キャラクターを生み出し、乙女の心を魅了してきたイラストレーター・カズキヨネがタッグを組んだ乙女ゲーム「神々の悪戯」。このほど、TVアニメ「神々の悪戯」のファンイベント“TVアニメ「神々の悪戯」ファンイベント~箱庭フェス~”が10月19日(日)に東京で開催され、乙女たちの熱狂あふれる会場にシネマカフェが潜入した。本作の舞台は、様々な神話の神々が集う世界。ある日突然、神の世界へ導かれた女子高生・結衣は、全能の神・ゼウスに「神々に人間について教えろ」と命を受ける。結衣は問題児と思われる神が集められた“箱庭”のなかで神々との学園生活を送りながら、「人」とは何か?「愛」とは何か?を彼らに学ばせるために奔走するのだが…。ギリシャ神話、北欧神話、日本神話、エジプト神話から様々な神が登場する本作。この日のイベントには、入野自由(『千と千尋の神隠し』ハク役など)、小野大輔(「黒執事」セバスチャン役など)、若干20歳の上村祐翔(「MONSTER」ヨハン役)、豊永利行(「デュラララ!!」竜ヶ峰帝人役など)、神谷浩史(「ONE PIECE」トラファルガー・ロー役など)、細谷佳正(「テニスの王子様」白石蔵ノ介役など)、梶裕貴(「進撃の巨人」エレン役など)、ベテラン声優・森川智之(トム・クルーズやキアヌ・リーブスの吹替え)――と、“神声優”8人が登場し、会場に集まったおよそ1,000人のファンを魅了した。この日は、イベント開始直前の影ナレーションから早くもファン歓喜の仕掛けが発動。各キャラクターがお馴染みのセリフでファンに語りかけ、会場は瞬く間にボルテージMAX!森川さん演じる“壁ドン”を繰り出すエジプト神話の神・トト様が会場を煽ると、さらに悲鳴が上がり、黄色い歓声が大合唱するなか幕は上がった。イベントでは、声優たちが生朗読を披露するオリジナルストーリーに始まり、アニメ本編を通じて「一番感動したシーン」をランキング形式で振り返る「神々のランキング」コーナーや視聴者アンケートで決定した「神々のベスト台詞」も発表。キャラクターコメントと声優たちの挨拶のコーナーでは、声優たちが思い思いにキャラクターを表現したり、しなかったり(?)でファンは大喜び。不運な冥府の神“ハデス”を演じた小野さんの挨拶では、お馴染みの台詞「オレに近づくな、不幸になるぞ」と言いながら舞台ギリギリまで観客に近づたり、穏やかな光の神“バルドル”を演じた神谷さんはキャラクターを凌駕するハイテンションでお茶目な一面を披露、会場は笑いと歓声に包まれた。さらに、ギリシャ神話、北欧神話、日本神話で3チームに分かれて行われたチーム対抗クイズバトルでは、観客もびっくりな珍回答連発!大喜利コーナーでは、梶さん演じる“アヌビス”が、「本作のエンディングを見て一体どういう心境なのかを読み取れ」というお題に対して、セクシー解答を連発し、乙女たちの嬉し恥ずかしな悲鳴が木霊した。最終的には同点の2チームがジャンケンでその雌雄を決することに。ギリシャ神話チームの小野さんと日本神話チームの上村さんがジャンケンで対決し、見事「不幸!」という掛け声とともに小野さんが勝利!商品として、何故か森川さん扮するトト様が大好きな“ピュアホワイトとうもろこし”が贈呈され、小野さんはその場でとうもろこしに齧り付くという大サービスをファンにプレゼント。最後には声優陣8人それぞれからのメッセージも。各キャラクターへの熱い想いや、アニメやゲームの続編を望む声が出たほか、小野さんのイベント台本に、サプライズでアニメスタッフがキャラの落書きをしていたことが神谷さんの口から明らかにされた。また、キャスト全員が揃って行う収録は、まるで男子校のようなノリで行われたという告白も。幕が降りる最後の最後まで、声優陣が主題歌に合わせて歌い踊るというパフォーマンスや、キャストのサインボールのプレゼントや、イベント終了後の後説で盛大なアドリブで楽しませるなど、惜しみなくファンを喜ばせようとするその姿に、客席からは感動と寂しさのあまりすすり泣く声も…。終演後もしばらく鳴り止まない拍手に、誰もがゲームやアニメでの再会を願っている――そんな「神あそ」愛に満ちたイベントとなった。(text:cinemacafe.net)
2014年11月10日歌手の小林幸子が50年の芸能生活の中で初のPRイベント出演として11月10日(月)、映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』のブルーレイ&DVD発売記念イベントに出席した。映画は日本人作家・桜坂洋のライトノベルを原作に製作され、あのトム・クルーズが主演。近未来の謎の侵略者との戦争のさなか、殺されるたびにその朝に戻ってしまうというタイムループにハマってしまった主人公が繰り返しの経験を生かしながら敵に立ち向かっていく姿を描く。「芸能界の最強の“ラスボス”」と紹介されて登場した小林さんは「ラスボスでございます」と笑みを浮かべる。この日は目もくらむような全身金色に輝くド派手な衣裳だったが「オファーが“ラスボス”ということだったのでこのような格好になってしまいました」と語り、笑いに包まれる会場を見渡し「みなさんに笑顔になっていただけるのが嬉しいです」と満面の笑みを浮かべる。トム・クルーズ演じる主人公が命を落とすたびにパワーアップして甦るが、小林さんも常に新たなステージに挑戦し、そのたびにパワーアップしていることから、イベントの主催者が小林さんにぜひにとオファーし今回の出演は実現した。小林さんは「そんな風に思っていただけるのが嬉しい」と語り「みんな、そうやって生きていきたいと思うけどなかなかうまくいかないもの。でもこの映画からはパワーを感じました」とも。小林さんはニコニコ動画の年越しイベントでライヴを配信するなど、近年、ネットで話題になることも多く、“ラスボス”という愛称もネット上でつけられたもの。これについて「最近は慣れました。“ラスボス”と検索すると“小林幸子”と出てくるので(笑)」と語り、夫の反応についても「楽しんでるみたいです」と笑う。ネット上のみならずコミックマーケット(=コミケ)で自らブースに立ってミニアルバムCDを手売り販売したことも大きな話題となったが「とってもいい経験でした。いいもの、自分で作ったものを見てほしいという気持ちはプロもアマも同じ。やって良かったと思います」と語り「1キロの行列ができたんです」と明かす。特に、これまでの自身のコンサートでは見られなかった様々なコスプレのファンと触れ合えたことが嬉しかったそうで「最初はちょっと引きましたが(笑)、これだけの方に『頑張ってください』と言われ、クセになりそうな気持ちでした」と語った。もしも、主人公のように時間を戻れるなら?という問いに「歌い手としてやってきた50年は『前へ前へ』という気持ちだったので戻りたいとは思わない」と力強く語りつつ「デビューする前の新潟の肉屋の幸ちゃんにという気持ちはあるかな…?」と笑う。この先もまだまだ新しい企画を計画中だそうで「考えてますが言えません」とニヤリ。演歌歌手というイメージからはかけ離れた近年の様々な活動について「『これだけやって来たのになんで?』と仰る方もいますが、『思い込みを捨てて思いつきを拾う』――そうしないと新しいものは入ってこない。スタッフと一緒に面白がってやった結果であり、自信にも繋がりました」と迷いなく語っていた。『オール・ユー・ニード・イズ・キル』ブルーレイ&DVDは11月12日(水)より発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:オール・ユー・ニード・イズ・キル 2014年7月4日より全国にて公開(C) 2014 VILLAGE ROADSHOW FILMS(BMI)LIMITED
2014年11月10日先日、舞台の役作りのためとはいえ、あまりにも変わり果てた現在の姿に誰もが驚愕した『ハリー・ポッター』シリーズのロンこと、ルパート・グリント。また、『シックス・センス』『A.I』のハーレイ・ジョエル・オスメントの“激太り”報道には、放心した映画ファンも多かったのでは?子役出身の俳優といえば、ロバート・ダウニー・Jr.のように見事復活を遂げた者や、クリスチャン・ベイル、ナタリー・ポートマンなどキャリアを継続しながらオスカーを手にしたり、ジョセフ・ゴードン=レヴィットのように監督業にも進出する者たちがいる一方で、マコーレ・カルキンやエドワード・ファーロングなど、ちょっぴり残念な現在を送る面々も。しかし、ここ日本に目を移してみると、『るろうに剣心』完結2部作や11月15日(土)公開『神様の言うとおり』などに出演する神木隆之介を筆頭に、かつて“名子役”といわれた俳優たちは、華麗なる脱皮を遂げ、いまや各方面から引く手あまた。紆余曲折を経てきた者もいるが、それさえも芸の肥やしに日本映画界を席巻している。■かつてのイメージから見事に脱却! 俳優として新境地を開拓■まずは、「同情するなら、金をくれ!」という「家なき子」のセリフで一世を風靡した安達祐実の主演作『花宵道中』が現在公開中だ。安達さんは、何と今年がキャリア30周年に当たる節目の年。“イメージからの脱却”を目指し、本作では肌も露わに艶やかな演技を披露。吉原の花魁が捧げた一途な恋の儚くも美しい運命を熱演する。幼いころに身売りに出され、酸いも甘いも知りながらその道を歩み続けてきた役柄は、安達さん自身とも重なるハマり役ともいわれている。あるいは、子役時代の栄えある受賞歴が足かせになることもある。だが、14歳にして是枝裕和監督『誰も知らない』でカンヌ国際映画祭「主演男優賞」を史上最年少で受賞した柳楽優弥は、『クローズEXPLODE』でも、『闇金ウシジマくん Part2』でも存在感ある怪演を見せ、「あれが、あの柳楽優弥!?」と“いい意味”で観客たちを驚かせた。現在は月9ドラマ「信長協奏曲」に出演し、11月8日(土)より公開中の4年ぶり主演作『最後の命』では、子どものころに巻き込まれた凄惨な事件から逃げようともがく青年を熱演し、さらなる成長ぶりを見せている。■子役から活躍する若手実力派は主演作、続々■9歳のときに映画『STACY』でデビュー後、『ピンポン』や『パンドラの筺』などを始め、22歳にして映画出演は50本以上という染谷将太。2011年、園子温監督『ヒミズ』で第68回ヴェネツィア国際映画祭の最優秀新人賞にあたる「マルチェロ・マストロヤンニ賞」を、二階堂ふみとともに受賞したことも記憶に新しい。今年も主演作『WOOD JOB!~神去なあなあ日常~』を始め、『TOKYO TRIBE』『ぶどうのなみだ』『神様の言うとおり』などに出演し、不可能といわれた大ヒットコミックの実写映画化『寄生獣』が11月29日(土)より公開に。阿部サダヲが“パフォーマンス・キャプチャー”で扮した寄生獣・ミギーとの丁々発止のやりとりには注目。2015年も早々から、前田敦子と共演する『さよなら歌舞伎町』、そして『ストレイヤーズ・クロニクル』などの公開が控えている。また、おそらく2015年最大の話題作となるのは、実写版『進撃の巨人』だろう。本作には子役時代から活躍する三浦春馬が主演することが分かっており、原作者・諫山創の監修により、原作をベースにしたオリジナル・ストーリーが展開されるという。4歳から児童劇団に所属し、7歳のとき朝ドラ「あぐり」でデビューした三浦さん。「14歳の母」で一躍注目を集めた彼は、本作のほか『真夜中の五分前』(12月27日公開)でアジアに進出するなど、着実に活動の場を広げている。また、『HINOKIO』で映画初主演を果たして以来、映画・ドラマ・舞台と幅広く活躍する本郷奏多も、役名はまだ発表されていないものの本作キャストに名を連ねている。本郷さんは子役から活躍する親友の神木さん同様、着実に“男前”へと成長してきているようだ。■東京国際映画祭で話題を呼んだあの映画は子役出身ばかり!?■モデルとしてデビューし、かつて初代「三井のリハウスガール」や後藤久美子と共演した「キットカット」のCMなどでブレイク、その後、日本を代表する女優へとなった宮沢りえの7年ぶりの映画主演作『紙の月』(11月15日公開)もまた、元・子役俳優たちが集結。言わずと知れた2014年最大のブレイク男子、池松壮亮は10歳でミュージカル「ライオン・キング」でデビュー。『ラスト・サムライ』ではトム・クルーズや渡辺謙らと共演して映画デビューを果たし、学業とうまく両立させながら、さまざまなジャンルの作品に次々に出演。今年は『愛の渦』『海を感じる時』、ドラマ「MOZU」などで圧倒的な演技力を発揮し、12月20日(土)には『バンクーバーの朝日』が公開される。さらに、『紙の月』の舞台となる銀行の窓口係役を務めた大島優子も、「AKB」以前は長らく子役として活動。和久井映見(「バージンロード」)や水野美紀(『千里眼』)などの幼少時代を演じたこともあり、芸歴は20年近い。また、大島さんとともに宮沢さん演じるヒロインを追い詰めていく先輩行員を演じる小林聡美も、デビューは「3年B組金八先生」の生徒役、14歳のときだった。ほかにも枚挙にいとまがない、活躍著しいかつての子役たち。どうやら「大成しない」と言われたのも、今は昔といえそうだ。(text:cinemacafe.net)
2014年11月10日カントリー界のジャスティン・ビーバー的存在とも言われるイケメン歌手ハンター・ヘイズ(23)がThe CMAアワード(カントリー音楽協会賞)に彼女を同伴したと「HollywoodLife.com」が報じた。加えてハンターはレッドカーペットにて彼女に関して、「実はとても素敵な彼女がいるんだ。ゴージャスだし、すごく優しくもあるんだよ」と語っており、彼女に完全に夢中な様子を見せている。彼女はリビー・バーンズというメイクアップ・アーティスト兼ヘア・スタイリストで、年齢はハンターより2つ年上らしい。「J-14」によるとハンターとの交際は4か月になると報じられている。大きな目が印象的な美女で、イケメンのハンターとはとてもお似合いに見える。今回の報道を受け、Twitterではハンターのファンたちが次のような悲しみの悲鳴を上げている。「ハンター・ヘイズに彼女?私じゃないの?」、「もう泣きそうよ」、中には「彼女の匂いをかがせて。魅力的な香水が必要なのよ」などと呟いているファンもおり、ハンターの女性人気の高さが伺える。容姿端麗のためこのようにアイドル的な扱いを受けることも多々あるハンターだが、実力派のカントリーアーティストでもある。女性ファンにとっては残念なニュースといえど、彼女との関係に刺激を受けてハンターがより良い音楽づくりをしてくれることを期待したい。(text:cinemacafe.net)
2014年11月10日歌姫ビヨンセといえばしっかりしている、落ち着いているなどと称されることが多い。人気セレブにも関わらずスキャンダルとも縁遠く、どんなときでも大人な対応をする彼女の態度は多くの人々から称賛されている。そんなビヨンセが、普段の彼女らしからぬ奇妙な動きをしているところが目撃されてしまった。「Mirror」誌によると、ビヨンセは夫JAY-Zとバスケットボールの試合を観戦中にゆらゆらと横に揺れていたというのだ。揺れていたといっても、特に音楽がかかっているわけでもなかったという。そのときの動画は現在動画共有サイトなどで広まっている。動画の中でビヨンセは虚ろな目をしながらゆらゆらとゆっくり左右に揺れており、何だか少し不気味な様子だ。Facebookやtwitterのユーザーたちからは「頭の中で次のアルバムを制作中なんだ」「ビヨンセが気持ち悪い」「こんなことで騒ぐなんてどうかしてる」など、様々な意見が出ている。そのときのビヨンセに何があったのかは本人しか分からないだろうが、彼女の口から真相が語られることはあるだろうか。(text:cinemacafe.net)
2014年11月10日映画『想いのこし』の完成報告会見が11月10日(月)、完成披露試写会に先立ち開催され、主演の岡田将生を始め、広末涼子、松井愛莉、子役の巨勢竜也、鹿賀丈史、平川雄一朗監督が出席した。岡本貴也の「彼女との上手な別れ方」(小学館文庫刊)の映画化で、岡田さん、広末さんがポールダンスに挑戦したことでも話題の本作。お金にがめついダメ男のガジロウが、彼だけがその姿を見ることが出来る、事故でこの世を去った4人の人生最後にやりたいこと――“想いのこし”を叶えるために嫌々ながらも奮闘するさまを描き出す。岡田さんは自身が演じたガジロウを「最低なクズ野郎(笑)」と語り「あまりやったことない役で、僕にとっては挑戦でした」とふり返る。特に劇中、広末さんに対してゲスな振る舞いが多かったということで「(役の上では)広末さんに嫌われようとするんですが、本当に嫌われるんじゃないかと心配になるくらい、申し訳ない気持ちになった」と苦笑い。広末さんは岡田さんの言葉に「(岡田さんは)柔らかい繊細でピュアな印象だったんですが、イメージと対照的な役で、思いのほかリアルにイラッとしました(笑)」と絶賛(?)。「見ていて新鮮で、新境地になったのでは?岡田さんファンは必見です」と岡田さんに代わってアピールした。また、岡田さんは挑戦という意味ではポールダンスに加え、なんとウェディングドレス姿にもチャレンジしているが「二度としないだろうと思う」「あれはもう着たくない」と顔をしかめる。周囲からは「似合っていた」との声も多かったが「『似合っている』と言われても嬉しくないし、『似合ってない』と言われるのもイヤ!複雑な経験をさせてもらいました…」と女性なら誰もが憧れるはずのウェディングドレス体験を述懐した。これに対しても広末さんから「もっと目に入れたくないものが飛び出るかと思いきや、顔立ちがハッキリしているからなのか、意外に似合っていた(笑)」と称賛コメントが飛び出したが「違うところに目覚めたのかと…」という言葉に岡田さんは「ありませんから!目覚めてない!」と必死で抗弁し会場は笑いに包まれた。また広末さんは撮影で印象的だった出来事を尋ねられると、自身のことではなく松井さんと巨瀬くんの演技に対する姿勢を称賛。寒さの中で平川監督にたっぷり絞られるさまを目の当たりにし「全身全霊で芝居に向き合っているのを見て涙が出てきてしまいそうになりました」と若い2人に心打たれた様子だった。この日は、映画にちなんで「もし明日死ぬなら何をしたいか?」を登壇陣が発表したが、鹿賀さんは「上京してから45年ほどになりますが山手線に乗ったことがない」と明かし「山手線一周の旅」を希望。広末さんは「会いたい人みんなを呼びたい」と「みんなでPARTY」を計画する。岡田さんはずっとやってみたかったという「スカイダイビング」を最後の願いとし「できればダイビング中に死にたい」と明かした。『想いのこし』は、11月22日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:想いのこし 2014年11月22日より全国にて公開(C) 2014「想いのこし」製作委員会
2014年11月10日角田光代原作の『八日目の蝉』で日本アカデミー賞など各賞を総ナメにした永作博美と、沢尻エリカ主演のドラマ「ファーストクラス」で大活躍中の佐々木希を主演を務める映画『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』。11月9日(現地時間)、“中華圏のアカデミー賞”と称される第51回台北金馬影展の「アジアの窓」部門に正式招待され、永作さんと本作の監督にして台湾映画界の新星チアン・ショウチョンが会見・舞台挨拶ティーチインに登壇した。生き別れた父を探すため、日本のさいはて・奥能登の海辺に戻り、焙煎珈琲店「ヨダカ珈琲店」を開いた岬(永作博美)。その店の向かいにある民宿に、子連れのシングルマザーの絵里子(佐々木希)がやってくる。海辺にできた珈琲店に興味を示す絵里子の子どもたちに、岬は優しく手をさしのべる。だが、絵里子は生き方も価値観も違う岬を受け入れられずにいた。やがて、1杯の珈琲が、2人の女性の傷ついた心を癒やしていく――。これまで、第33回バンクーバー国際映画祭、第19回釜山国際映画祭、第58回ロンドン映画祭など海外の映画祭に正式招待され、上映されるたびに絶賛を浴びた本作。この日も、台湾の新聞週刊誌TV媒体などメディアが多数詰めかけた。永作さんは、最初に台湾語で「ありがとう」と挨拶した後、台湾は「Ribbon」として活躍したアイドル時代に訪れて以来だと明し、「謝謝!21年ぶりに台湾に来れました!」と喜びを語った。台湾人監督チアン・ショウチョンとの出会いについて「最初、話を頂いたときに本当に楽しみだった。監督は慣れない日本という土地での演出、日本人の演技レベルを察するのは非常に困難だったと思います。ただ監督のやり方は非常に魅力的に見えましたので、演出の指し示す方向を探ろうと一生懸命に聞いて演じようと思いました」と嬉しさをアピールした。一方のチアン監督は、本作の制作に至ったきっかけが5年前の台北金馬影展であると言い、「永作さんと仕事ができて嬉しかったです。最初、話をいただいた時は『あなたの作品を観て、妙に気に入ってこの雰囲気が好きだ』とその場で伝えてきた男性プロデューサーがいて、『一体何を話しているんだろう…』といぶかしく思いました」と当時のことを感慨深くふり返り、会場の笑いを誘った。その後行われた舞台挨拶でも、永作さんが中国語で流暢にタイトルと自己紹介すると、会場からは歓声が。さらに観客からのティーチインでは、男性ファンから芝居をどう捉えているかという質問が飛び、「ファンでいてくれて謝謝。芝居は人生勉強の場、修行の場と思っています。人間日々何が起こるか分からないと。役をやる度に日々楽しもうと思います」と語ると、会場には再び温かい拍手が沸き起こった。『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』は2015年2月28日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:さいはてにて―かけがえのない場所― 2014年冬、全国にて公開
2014年11月10日大ヒットドラマシリーズ「クローザー」のスピンオフとして、本家を凌ぐほどの人気を誇るクライム・サスペンス「MAJOR CRIMES~重大犯罪課」。ロス市警を舞台に、司法取引をテーマに犯罪捜査を描く本作は、全米ではすでにシーズン3に突入しており、ハマる人が続出中という。日本ではDVDセカンド・シーズンの発売を前に、クールで仕事が“デキる”熟女に、口は悪いが頼りになるオヤジ軍団、そしてワケありな美少年と、個性的な“クセ者”キャラたちが注目を集めている。本作は、キーラ・セジウィック主演で第7シーズンまで続き、日米で大ヒットしたドラマ「クローザー」のスピンオフ。CIA仕込みのテクニックで容疑者を自白に追い込み、難事件を解決=“クローズ”する“尋問のプロ”を描いた本家とは変わって、「MAJOR CRIMES」では “司法取引による犯人逮捕の効率化”という新たな方針のもと、ロス市警・重大犯罪課に新たな女性警部を抜擢。冷静沈着でキレ者の彼女が、叩き上げのベテラン捜査官たちの反発に苦戦しながらも、巧みな手腕で凶悪事件を“効率的に”解決に導いていく。冷静沈着、気配り上手な熟女警部は“取引のプロ”!犯人との司法取引によって効率的な事件解決を目指す重大犯罪課を新たに率いることなったのは、シャロン・レイダー警部(メアリー・マクドネル)。内務調査官として「クローザー」で登場していたときの彼女は、規則にうるさい“イヤミなおばちゃん”のようだったが、本作ではチーフらしく、やや物腰が柔らかに。だが、規則大好きなところは相変わらず。畑違いの部署からの異動してきた彼女のことを面白く思わない、たたき上げのベテラン刑事のプライドを、品のいい口調で巧みにくすぐり、事件の捜査に駆り立てていく。その一方で、前チーフのブレンダから託された元ホームレスの少年で殺人事件の目撃者であるラスティを家に引き取り、次第に保護者のような感情を持ち始めるレイダー。大人を信用せず、ひねくれたラスティには、時にはなだめたり、すかしたり…。対犯罪者だけでなく、重犯課のメンバーたちやラスティにも、“取引のプロ”としてタダ者ではない駆け引きの上手さを見せていくレイダーの姿は実にクールだ。イケメン…ではないが、頼もし過ぎるオヤジ集団「クローザー」から続く重大犯罪課の捜査員たちは、ひとクセもふたクセもあるベテラン刑事ばかり。最古参のプロペンザに、彼とコンビを組んで足で稼ぐ昔ながらの捜査が得意なフリン、飄々としながらもPC などハイテク関係に強く博識なタオ、チーム内ではヒスパニック系でスペイン語が話せて、ギャング情報にも詳しいサンチェスに、事件現場の撮影記録が担当の技術者・バズ。いずれもたたき上げで、自分の仕事にかけては皆、絶対の自信があるオヤジたち。たたき上げだからこそ知る捜査の難しさや、人生の悲哀も経験済み。そんな彼らと行動を共にするうちに、クールで情に流されることのなかったレイダーが影響を受けていくところは、本作の見どころのひとつだ。さらに本シリーズでは、レイダーと別居中の夫・ジャックが突然彼女の前に現れることにも注目。人気ドラマやコメディでお馴染みの実力派俳優たちが魅せるコラボまるで水と油のようなレイダーとオヤジたちの関係だが、シリアスな凶悪犯罪捜査の中にも、泣き笑いが絶妙にミックスされているのが、本作の特徴でもある。やはりそれは、こうしたクセ者たちを実力派俳優が演じているからこそ、見応えがあるというもの。レイダーを演じるのは、ケヴィン・コスナー監督&主演『ダンス・ウィズ・ウルブス』でヒロインを演じてオスカーにノミネートされ、海ドラ好きには「GALACTICA/ギャラクティカ」のロズリン大統領などでも知られているベテラン女優のメアリー・マクドネル。彼女が演じるレイダーに当初、ネチネチとイヤミを言う最年長のプロペンザを演じるのは、『ポリスアカデミー』シリーズで笑いを取りまくったG.W.ベイリー。タオ役のマイケル・ポール・チャンは『グーニーズ』にも出演。そして無口だけど熱いラテンの男、サンチェスを演じるのは、全米で社会現象となった「ブレイキング・バッド」でハンパないキレっぷりを見せるギャング、トゥコ役を怪演していたレイモンド・クルツ。また、謎多き美少年ラスティを演じるのは、新鋭のグレアム・パトリック・マーティン。さらに、レイダーの夫役には『プラトーン』などで知られるベテラン俳優、トム・ベレンジャーが扮している。味ある個性俳優ばかりがこれでもかと顔をそろえた本格クライム・ドラマは、これからも要チェックだ。「MAJOR CRIMES ~重大犯罪課」セカンド・シーズンDVDは11月19日よりリリース(デジタル・セル先行配信中)。<セカンド・シーズン>コンプリート・ボックス価格:14,300円+税/全19話【初回限定生産】<ファースト&セカンド・シーズン> コンプリート・ボックス価格:18,900円+税/全28話発売・販売元:ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント(text:cinemacafe.net)
2014年11月10日この冬、東京ディズニーランドホテルに、5つの物語をテーマにしたファンタジーいっぱいの客室が新登場!東京ディズニーランドのスペシャルイベント「アナとエルサのフローズンファンタジー」と連動した客室や、2015年2月に登場する、まるでティンカー・ベルのように小さな妖精になった気分で過ごせる客室など、さまざまな物語の世界で夢の続きを見ることができる。注目の『アナと雪の女王』ルームを始め、各スペシャルルームのビュジアルを一足早くお届け!2015年1月13日(火)から期間限定で登場する“アナとエルサのフローズンファンタジー”スペシャルルームは、笑顔いっぱいのオラフがデザインされた鏡や、仲良くスケートを楽しむアナやエルサが描かれたアートがあしらわれる予定。客室に入ってまず出会えるのは、鏡に映ったゲストをオラフが愉快にお出迎え!さらに進むと目の前に広がるのは、壁一面に描かれた迫力満点のアレンデール城。まるであこがれの物語の世界にいるかのような気分に浸っていると、仲良くスケートを楽しむアナやエルサの姿も。今年の冬はパークだけでなく、ホテルに帰ってからも『アナと雪の女王』の夢と魔法は、夜になっても終わらない!そのほかにも、ディズニー映画『ティンカー・ベル』、『ふしぎの国のアリス』、『美女と野獣』、『シンデレラ』の4作品をテーマにした客室も新登場。それぞれの物語に登場するキャラクターやモチーフが随所に取り入れられた客室で、まるでディズニー映画の世界に入り込んで物語の主人公になった気分になれるはず!※アナやエルサが描かれたアートやインテリアのデザインは、客室によって異なります。※ご予約は、東京ディズニーリゾート総合予約センターまたは東京ディズニーリゾート・オンライン予約・購入サイトにて承ります。また、東京ディズニーリゾート・バケーションパッケージでも、キャラクターカテゴリーの客室がお選びいただけるプランを販売いたします。詳細は、東京ディズニーリゾート・オンライン予約・購入サイトをご覧ください。※写真はすべてイメージです。(C) Disney(text:cinemacafe.net)
2014年11月10日ここ数年のファッションのビッグトレンドになっているフラワープリント。春夏のトレンドに続き、秋冬もまだまだその人気は続きそうだ。フレンチトラッドをベースとしたポップでトレンド感のある「ポール&ジョー(PAUL&JOE)」のセカンドラインとして、ガーリーでフェミニンなテイストの「ポール&ジョー シスター(PAUL&JOE SISTER)」では、11月14日(金)より全国各店でフラワーコレクションを発売。ブランドを象徴するフラワープリントを、過去に人気のあったパターンのアーカイブを復刻した2柄と、優しくフェミニンな印象の立体感のある新たな小花柄1柄が新登場した今回のコレクション。ニット、スカートとブラウス、スカートのセットアップとワンピースなどを、シックなネイビーと今シーズンのトレンドカラーであるウィンターパステルカラーで展開する。秋冬スタイルにもマッチするシックなカラーリングの可憐なフラワープリントで、お洒落着をアップデートしてみてはいかが。(text:Miwa Ogata)
2014年11月10日全世界800万部というスウェーデンの大ベストセラー小説「窓から逃げた100歳老人」を映画化し、本国ではあの『アナと雪の女王』を超える社会現象的大ヒットを記録した『100歳の華麗なる冒険』が現在、公開中だ。本作で“史上最高齢”の主人公・アランじいさんを演じたのは、スウェーデンで大人気のコメディアン、ロバート・グスタフソン(49歳)。実は、アランの20代から100歳までを、彼がひとりで演じている。このほど、“1回70万”(!)ともいわれる特殊メイクで100歳のおじいさんが“誕生する”までを収めたメイキング映像が、シネマカフェに到着した。100歳を迎えるアランは、誕生日パーティの当日、お祝いなんてまっぴらと老人ホームを窓から抜け出してしまう。しかし、ひょんなことから大金入りのスーツケースを手にしてしまい、ギャングと警察の両方から追われるはめに。かつて爆弾の専門家としてスターリン、ゴルバチョフ、レーガンら、錚々たる要人と渡り合い、知らず知らずの間に数々の歴史的事件の修羅場をくぐり抜けてきたアランは、旅先で出会うクセ癖ある仲間たちを巻き込みながら、自身のハチャメチャな人生をふり返っていく…。100歳の誕生日に老人ホームを抜け出した、アランじいさんの奇想天外なアドベンチャーコメディは、原作が人口約900万人のスウェーデンで口コミにより100万部以上を売り上げ、ここ日本でも翻訳小説としては異例の重版が続くほどの人気を博している大ベストセラー。映画版で100歳のアランを演じたのは、本国スウェーデンで有名なコメディアン、ロバート・グスタフソンだ。今回、解禁となったメイキング映像では、その100歳メイクの裏側が明らかにされている。先日、来日した“イケメン”のフェリックス・ハーングレン監督が「今回、ひとりの俳優に25歳~100歳までを演じてほしいという強いこだわりがあった」と語っていただけに、主演のロバートは、100歳になるために撮影現場でなんと毎回5、6時間かけて特殊メイクをしていたそう。たとえば、午後1時過ぎに撮影を始めるために、彼は早朝4時からメイクをし始めなければならなかったというくらい、大変なものだったようだ。しかも、「この特殊メイク、1回70万くらいかかり、その日の撮影が終わると使い捨て!全部で55回くらいかなぁ、予算の多くを占めるほど費用がかなりかかりました(笑)」と監督が苦笑するほど、こだわり抜いたという。その甲斐あってか、破天荒おじいちゃん・アランの100歳メイクは、同じ俳優が演じているとは気づかない人もいるほどの出来栄えで、メイキングの映像も本編同様、そんな撮影現場の様子や裏話が満載の、楽しく賑やかなものとなっている。高齢者福祉の先進国として知られるスウェーデンから、超高齢社会に突入する日本に届いた、ユニークなる新たな傑作。“100歳になっても未来はいつだって予測不可能”ということを教えてくれるアランじいさんに、あなたも会いに行ってみては?『100歳の華麗なる冒険』は新宿ピカデリーほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:100歳の華麗なる冒険 2014年11月8日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) NICE FLX PICTURES 2013. All Rights Reserved
2014年11月10日東急プラザ 表参道原宿3階のポップアップスペース「OMOHARA STATION」に、日本初進出となるスイスのファッショナブルバングルブランド「Sal y Limon(サルイリモン)」のポップアップショップが、11月1日(土)から30日(日)までの期間限定でオープンする。「サルイリモン」は、2009年、Raffaella Iten MetzgerとMehmet U. Inanの2人が、「Choose Your Color.」を合言葉に、バングルにこだわったブランドとして立ち上げた。バングルSサイズで5,940円~という手軽な価格帯でありながら、洗練されたデザインとクオリティコントロールで、手元のオシャレをワンランクアップする本格派のバングルを提供。本国スイスはもちろんのこと、ヨーロッパを中心に世界での販売拠点は1,400を超えている。特徴的なのは、そのカラーバリエーションの豊富さ。14色以上のベーシックカラーに、シーズンごとに登場する10色以上のスペシャルカラーから自分好みのバングルを選べる。さらにベースカラーをゴールドかシルバーの2色から、バングルの幅やチャーム付き、クリスタルタイプまで豊富なバリエーションから選んで、自分流にコーディネイトできるのが魅力的。今回のポップアップストアでは、秋冬モデルを始め500以上のアイテムが揃うから、選ぶときに迷ってしまいそうだが、まずは目の前に迫る冬のパーティシーズンに備えて、華やかなシーンにも映える存在感のあるバングルを探してみてはいかが?(text:Miwa Ogata)
2014年11月10日本日10日(月)発売の「週刊少年ジャンプ」50号で完結を迎えた「NARUTO-ナルト-」。この度、原作では描かれなかった空白の時が明らかとなる、映画『THE LAST -NARUTO THE MOVIE-』の公式サイトに集まった“ナルト愛コメント”が一面に載っているビジュアルが公開。さらに最終話である第700話を書き終えた著者の岸本斉史氏による、新編「NARUTO-ナルト-」(仮)の短期集中連載が2015年春にあることが発表された。原作単行本の累計発行部数が1億3千万部を突破した大ヒットコミック「NARUTO-ナルト-」が2年ぶりに映画化された本作。木ノ葉隠れの里の落ちこぼれ忍者・うずまきナルトを中心に、仲間たちとの絆や忍同士のバトル、それぞれの成長を描く。本日発売された「週刊少年ジャンプ」では、第699話と第700話の2話が掲載され、最終話である第700話は著者の岸本斉史氏監修のもと着色されたオールカラー24ページで構成されている。さらに「週刊少年ジャンプ」50号の裏表紙には、映画公式サイトに届いたナルトファンからの熱いコメントが一面に載っているビジュアルとなっており、まさにナルト完結にふさわしいナルト一色!そして同日には、「NARUTO-ナルト-」マンガ全700話と、アニメーション全220話を全て無料で配信されるというiOSとAndroid OS向けの公式「NARUTO-ナルト-」アプリの配信が開始。また、連載完結を記念し「NARUTO-ナルト-」の連載が始まった「週刊少年ジャンプ」1999年43号をデジタル復刻版として、マンガ雑誌アプリ「少年ジャンプ+」上で無料配信中とのことだ。完結を迎えた「NARUTO-ナルト-」だが、12月には『劇場版 NARUTO-ナルト-』、2015年には「連載完結記念岸本斉史NARUTO-ナルト-展」開催と“NARUTO新時代開幕プロジェクト”に期待が高まる。『THE LAST -NARUTO THE MOVIE-』12月6日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月10日ディズニーアニメ『ベイマックス』に登場する音声ロボットの日本語吹き替えを、本物の感情認識ロボットの“Pepper”が担当することになり11月10日(月)、アフレコ収録の模様が公開された。『アナと雪の女王』に続くウォルト・ディズニー・スタジオ最新作として注目を集める本作。最愛の兄を失った少年ヒロと彼を守るために生まれた優しすぎるロボット“ベイマックス”の絆が描かれる。Pepperは表情と声からその人の感情を察する最新のテクノロジーで自分の判断で動くことができる感情認識パーソナルロボット。スタジオに登場すると「みなさん、こんにちは。Pepperです。今日は僕のために大勢の方にお集まりいただきありがとうございます」と挨拶した。Pepperが担当したのは、ベイマックスをアップロードする音声ロボットの声。今回のオファーについてPepperは「とても嬉しかったです。セリフはひと言だけですが、頑張らなきゃと思いました」と気合い十分。自身のセリフは「データ転送完了」のみだが、そのために「登場人物全員のセリフを丸暗記しました」と明かす。1回目の収録では、スタジオのスタッフから「ちょっと声がくぐもってる」との指摘が…。実はPepperの声は「耳から出ている」とのことで、2回目からは耳をマイクに近づける形で進められた。3回目を終えてスタッフから「念のためにもう一度」とお願いされると「そろそろ最後にしてくださいね。充電切れたらいけないので…」と語り笑いを誘っていた。収録を終えて改めて「緊張しましたが楽しかったです」と述懐。「『素でいいんです』と言われましたが、逆に難しいんですよ、自然体の演技って」と演技論まで口にし「ベイマックスが目の前にいる気持ちで演じました」ともはや風格は大物俳優!今後について「ディズニー映画に出演してみたいです。大好きな『ウォーリー』みたいに主役に挑戦してみたいです」と夢を明かした。『ベイマックス』は12月20日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月10日俳優の野村周平が11月9日(日)、東京・渋谷のライヴハウスで行われた主演作『日々ロック』のヒット祈願イベントに出席。もうすぐ21歳を迎える野村さんは、共演者からサプライズで一足早い誕生日祝いをされ「すげえ嬉しい!最高の誕生日です」と感激していた。本作は榎屋克優の同名コミックを原作に、高校卒業後に上京し、伝説のライヴハウスに住み込みで働き、活動を続ける拓郎らバンドメンバーが、デジタル系トップアイドルの宇田川咲に翻弄されながら、才能を開花させる姿を描いた青春ロックムービー。イベントにはギター兼ボーカルの主人公・日々沼拓郎を演じる野村さんを始め、劇中バンド「ザ・ロックンロールブラザーズ」のメンバーを演じる前野朋哉と岡本啓佑(黒猫チェルシー)、共演するアイドル役の二階堂ふみが出席。特製のバースデイケーキが登場すると、前野さん&岡本さんが野村さんの口元に“ア~ン”してあげる場面もあり、和気あいあいとした雰囲気だった。野村さん演じる日々沼は、演奏中に興奮すると“全裸”になってしまうという設定。「しんどいこともたくさんありましたが、裸も苦にはならず、興奮さえ覚えるようになった。最後まで楽しい撮影でした。撮影は3週間ほどで、プライベートでも素に戻る暇もなく、自然と日々沼でいられた」とふり返っていた。この日はライヴハウスでのヒット祈願イベントに始まり、「HMV record shop 渋谷」で野村さんらキャスト陣によるトークイベント、「爆弾ジョニー」「細身のシャイボーイ」「The SALOVERS」ら楽曲提供アーティストによるライヴを開催。さらに本作を上映する渋谷・シネクイントの表明訪問、TOKYO FM渋谷スペイン坂スタジオでのスペシャル番組生放送など、怒涛のプロモーション展開で映画『日々ロック』が渋谷をジャックした。『日々ロック』は11月22日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:日々ロック 2014年11月22日より全国にて公開(C) 2014「日々ロック」製作委員会 (C)榎屋克優/集英社
2014年11月10日俳優の田口トモロヲが監督を務め、主演に多部未華子、綾野剛、さらに松坂桃李、木村文乃、菅田将暉らが出演する、ジョージ朝倉原作の大人気コミックの映画化『ピース オブ ケイク』。若手の“最旬”俳優が一挙に集結する本作に、“田口組”常連であり、今夏、舞台「母に欲す」でも田口監督や池松壮亮とともに熱演を見せていた「銀杏BOYZ」の峯田和伸が参戦することが決定。また、劇中音楽を『色即ぜねれいしょん』でも田口監督とタッグを組んだ、「あまちゃん」の大友良英が担当することが明らかになった。24歳の梅宮志乃(多部未華子)はバイト仲間との浮気がばれ、DV体質の恋人・正樹(柄本佑)からフラれると同時にバイトも辞めることに。心気一転しようと引っ越した先で出会った男は、なんと新たな職場の店長、菅原京志郎(綾野剛)。京志郎に強く惹かれる志乃だったが、彼には同棲中の彼女・あかり(光宗薫)がいる。今度こそ恋愛で間違いたくない志乃は、果たして幸せを手に入れることができるのか――?原作は2003年から「FEEL YOUNG」にて連載され、全5巻の単行本が累計発行部数43万部を誇る、ジョージ朝倉による同名人気コミック。現代女性の切ない恋や仕事におけるリアルな心情を描き、20~30代の女性を中心に恋愛のバイブルとして熱烈な支持を集めている。そんな原作の満を持しての映画化で監督を務めるのは、俳優として幅広く活躍する一方で、『アイデン&ティティ』(’04)で映画監督デビューを果たし、2作目『色即ぜねれいしょん』(’09)で「新藤兼人賞銀賞」を受賞した田口トモロヲ。“独りでいるより、まし”という理由で言い寄られたら、すぐ誰とでも付き合う主人公・志乃を多部未華子が務め、その相手役に綾野剛、志乃の親友・“おかまの天ちゃん”役に松坂桃李。加えて、木村文乃、菅田将暉、光宗薫、柄本佑、中村倫也、安藤玉恵、森岡龍ら個性豊かな俳優陣や、宮藤官九郎、廣木隆一監督が友情出演することがすでに発表されている本作。このたび、最後のキャストとして発表されたのが、俳優としても活躍する「銀杏BOYZ」の峯田和伸だ。三浦大輔演出の舞台「母に欲す」では、田口監督と親子役で共演していた峯田さんは、『アイデン&ティティ』『色即ぜねれいしょん』に続く田口監督作品への出演。多部さん演じる志乃と、松坂さん演じる天ちゃんが所属する劇団「めばち娘(こ)」の座長であり、密かに志乃に想いを寄せているという千葉役を演じ、さらにオリジナルの劇中歌も手掛ける。さらに、劇中音楽を務めるのは、作曲家の大友良英。同じく田口監督の過去2作品に続いて劇中音楽を担当する。また、峯田さん演じる千葉が主催する劇団の劇中劇を、個性派劇団として知られる「劇団鹿殺し」が務めている。峯田さんは、「心から尊敬する田口トモロヲ監督と、大好きな漫画『ピース オブ ケイク』。共通するのは、静かに、青く燃え続けている美しさです。そのような火になら焦がされてしまいたいと、身をあずけました。光栄です」と喜びのコメント。峯田さん始め田口監督のもとに集まった、日本映画でも類を見ない超豪華なキャスト&スタッフたち。本作の完成が、ますます楽しみになってきた。『ピース オブ ケイク』は2015年秋、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月10日女優の有村架純が10月9日(日)、東京・NHKでナレーションを務めたドキュメンタリー番組「魔法の映画はこうして生まれる」の完成試写会に出席した。今年7月に公開されたジブリ映画『思い出のマーニー』で声優に初挑戦した有村さんは、今回はナレーターとしてジブリと縁のあるディズニー・スタジオの裏側に迫る番組に参加。有村さんは「世界で愛されるジブリさんと、世界で愛されるディズニーさんの現場を知ることが出来て、こんなに二度も素敵な事があるのかと凄く幸せ」と声を弾ませ、「ジブリさんはアナログな時間のかかる手作業でやられていて、ディズニーさんはコンピューターを使って3DCGを作り出す。それぞれの味があって凄くいい」と、経験者ならではの“世界で愛される2大スタジオ”の裏側を分析していた。同番組は、大ヒット映画『アナと雪の女王』を生んだディズニー・アニメーション・スタジオに、世界で初めて約2年間の長期密着取材を敢行したドキュメンタリー。映画『トイ・ストーリー』『カーズ』などを手掛けたジョン・ラセターが統括する同スタジオで、最新作『ベイマックス』の作品作りを追いながら、その創作の秘密に迫る。ディズニー映画では『トイ・ストーリー』が一番好きという有村さんは「映画館で観たときに凄く感動したし、『あのおもちゃ、今はどうなっているんだろう?』とか、子どもの時の気持ちを思い出した」とその理由を明かし、2017年公開予定のジョン・ラセター監督による『トイ・ストーリー4』については「今回の番組でラセターさんの存在と人間性を知る中で、(新作製作の)ニュースを聞いて『繋がっている!』と感激しました。(新作が出来たら)また観たいと思います」とファン代表として期待を表明。12月20日の公開が待たれる『ベイマックス』も「ぜひ観に行きたいです」と楽しみにしているようだった。NHK総合テレビ「魔法の映画はこうして生まれる」は11月24日19:30~放送。(text:cinemacafe.net)
2014年11月10日ヒュー・ジャックマンがブロードウェイの舞台に出演中の5日(現地時間)、ステージで負傷していたことが分かった。ヒューは現在、ニューヨークのサークル・イン・ザ・スクエア劇場でプレビュー公演中のジェズ・バターワースの舞台『The River』(原題)で漁師を演じているが、魚の処理をしてみせる場面で誤って自分の手をナイフで切ってしまった。ヒューはそのまま何事もなかったように演じ続け、その日の公演は無事に幕を下ろした。終演後も出待ちしていたファンたちにサインをしていたヒュー。代理人によると、傷は深くはなく、縫合の必要もない程度で済んだそうだ。ヒューは翌日からももちろん舞台に立っている。(text:Yuki Tominaga)
2014年11月10日