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松本人志監督が5月13日(月)、4本目となる監督作『R100』の製作報告会見を都内のホテルで行った。2007年公開の『大日本人』を皮切りに、『しんぼる』、『さや侍』と独自の映画美学を貫き続ける松本監督は、待望の新作について「“R15”とか“R18”といった規制をすっ飛ばした作品にしたかった」と説明。詳しいストーリーは「周りの大人から、あんまりしゃべるなと言われているので…」と明言を避けながら、「ムチャクチャな映画なので、世界観にとらわれず観てほしい」と自信を覗かせた。また、ワーナー・ブラザース映画が配給を手がけることも発表され、「映画の本分は、海を渡ることだと思っている」(松本監督)と海外進出にも意欲満々だ。会見には主演を務める大森南朋を始め、大地真央、寺島しのぶ、片桐はいり、冨永愛、渡辺直美、前田吟、松尾スズキ、渡部篤郎ら豪華キャスト陣も勢ぞろい。松本監督にとっても、これだけ多くの俳優を演出するのは初めてで「本当の意味での監督っていうのは、今回が初めてかもしれない」。会見開催と同時に、映画のチラシも解禁され、その裏面には「謎のクラブに入会してしまった男。日常生活に次々現れる個性的な女達。契約は1年間。ただし、絶対に途中でやめることは出来ない」、「誰も想像が出来ない、誰も体験した事が無い、刺激的な世界」、「ようこそ、未体験の世界へ」という謎めいた、そして何やら官能的な文言が踊っている。主人公を演じる大森さんは、「ずっとテレビで松本さんのバラエティを見て育った世代。撮影はきつい部分もあったが(笑)、やはり主演は光栄な気持ち」と高揚した表情。一方、女優陣は「衣装の露出は70パーセント」(冨永さん)、「私は60パーセントくらいかな」(寺島さん)、「人生で一番の露出で、ちょっとビックリ」(大地さん)、「私はほとんど露出している」(渡辺さん)と劇中での露出度の高さを口にし、映画の世界観を紐解くヒントを明かしてくれた。本作は、今年1月10日にクランクイン、4月8日に無事クランクアップ。現在順調に編集作業が進んでおり、関係者によると「ジャンルは、ファンタジー・エンターテインメント」だという。『R100』は10月5日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:さや侍 2011年6月11日より全国にて公開(C) 2011「さや侍」製作委員会R100 2013年10月5日より全国にて公開(C) 吉本興業株式会社
2013年05月13日「少女時代」のスヨンが本格女優デビューを果たした、韓流ドラマ「第3病院~恋のカルテ~」のDVDが、6月5日(水)にリリースされることが決定した。本作は、西洋医学と韓医学の協力診療システムを導入した韓国初の国立病院を舞台に、2人の天才医師の情熱と葛藤、複雑に絡み合う愛を描いたメディカル・ラブストーリーだ。「チュノ~推奴~」のオ・ジホ、「IRIS-アイリス-」のキム・スンウの実力派俳優が主演を務めている。スヨンが演じるのは、ヴィオラ奏者を目指すウィジン。子どもの頃に兄弟のように暮らしたスンヒョン(オ・ジホ)への一途な愛を真っ直ぐに表現する、天真爛漫な少女だ。ミュンヘン国立音楽院に留学後、楽団のオーディションを受けるために韓国に帰国するものの、ある日突然、手に力が入らなくなり、難病に冒されていることを知らされる。前半の愛嬌たっぷりの表情、後半の苦悩を抱えた繊細な演技で見る者の涙を誘ったスヨン。田舎の女子高生時代の制服ファッションやヴィオラの演奏シーン、病と闘う切ない表情など多彩な姿を見せ、今回が本格的な女優デビューとは思えない演技力を披露し、韓国で絶賛された。さらに、実姉であるミュージカル女優のチェ・スジンとのドラマ初共演を果たしたことも話題に。「今後は歌手だけではなく女優の仕事も続けていきたい」とコメントしているスヨンの、これからの幅広い活躍に期待が高まる。「第3病院~恋のカルテ~<ノーカット版>」「コレクターズ・ボックス1」発売日:6月5日(水)※同日レンタル開始(Vol.1~5)「コレクターズ・ボックス2」発売日:7月3日(水)※同日レンタル開始(Vol.6~10)価格:各16,800円(税込)発売元/販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ提供:ショウゲート(C)CJ E&M CORPORATION(text:cinemacafe.net)
2013年05月13日あらゆるタブーとバイオレンスを、叙情的な美しさで描き出す韓国の奇才パク・チャヌク監督、待望のハリウッド・デビュー作『イノセント・ガーデン』。本日は5月12日“母の日”。誰もが自らの良き母に感謝するこの日だが、そんな中、ただの母親では終わらない、“妖艶すぎる母”役を演じたニコール・キッドマンの姿をとらえた劇中ビジュアルが解禁となった!外部と遮断された大きな屋敷で暮らし、繊細で研ぎ澄まされた感覚を持つインディア・ストーカー(ミア・ワシコウスカ)は、18歳の誕生日に唯一の理解者で大好きな父親を交通事故で失ってしまう。母親・エヴィ(ニコール・キッドマン)と参列した葬儀に、長年行方不明になっていた叔父のチャーリー(マシュー・グード)が突然現れ、一緒に暮らすことになるが、彼がやって来てからインディアの周囲で次々と奇妙な事件が起こり始めるのだった…。『オールド・ボーイ』でカンヌ国際映画祭の「審査員特別グランプリ」、『渇き』で同映画祭「審査員賞」に輝くなど、世界的に高い評価を受けているチャヌク監督。『親切なクムジャさん』では強い執念に突き動かされる母親を描いた彼が、本作では“妖艶な母親”役に、オスカー女優ニコール・キッドマンを迎えた。ニコールが演じるのは、丘の上の大きな屋敷で、夫の秘密を知りながらも貞淑な妻として生きてきた女性・エヴィ。夫の葬儀ではもちろんのこと、寝室にいるときでさえ“完璧”であることを怠らない。そんな彼女をとらえた今回解禁さえた劇中ビジュアルでは、“完璧”な母親・エヴィを演じるニコールが、艶やかなスリップ姿で指をくわえてソファに横たわっており、一見くつろいでいるようにも見えるのだが、やはりそこには一切の乱れはない。そしてやや刺激的な姿に目を奪われがちではあるが、冷静になって背景にも目を配ると、鮮やかな観葉植物や、こだわりを感じる家具や小物などに、エヴィの神経質なまでに気高くあろうとする一面も見えてくる。すべての登場人物が謎に包まれている、という本作。45歳とは思えない美しさで文字通り“完璧”な母親像を作り出したニコールを、パク・チャヌク監督も絶賛。「エヴィは一見クールだが、心の底では愛を渇望している。弱さも併せ持った女性なんだ。この役にはニコール以外に考えられなかったが、彼女の存在感が相乗効果を生み、エヴィをおとぎ話の継母のようなキャラクターにしてくれた」と明かしてくれている。果たして、劇中では娘役のミアとどんな掛け合いを見せてくれるのだろうか?『イノセント・ガーデン』は5月31日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、シネマカリテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:イノセント・ガーデン 2013年5月31日(金)TOHO シネマズ シャンテ、シネマカリテほか全国にて公開(C) 2012 Twentieth Century Fox. All Rights Reserved.
2013年05月12日映画館で働くスタッフ選出による映画祭で、今年で4回目を迎える「日本シアタースタッフ映画祭」の授賞式が5月10日(金)に開催され、「主演男優賞」に輝いた阿部寛、「主演女優賞」の樹木希林、「助演女優賞」の橋本愛など受賞者が一堂に会した。全国各地の映画館スタッフの投票によって決定し、運営も有志の映画館スタッフによって行われる同映画祭。今年は東宝スタジオがあり、昔から多くの映画人が暮らした“映画の街”として知られる東京・成城の成城ホールで開催された。『桐島、部活やめるってよ』で「助演女優賞」を受賞した橋本さんは、トロフィーを手に喜びを噛みしめるように「本当に…すっごく、嬉しいです」と喜びを語る。「控室でもスタッフの方にお話を伺いましたが、この映画祭は映画に対する愛で支えられている。その舞台に立てることが夢みたいです」と公開される映画とお客さんに最も近い位置にいる映画館スタッフに選出されたことに大感激。これまでホラー作品への出演が多かったが、自身は「痛み、血、骨に弱いので観るのを避けてます。自分が出演した映画の試写でも目をつぶってます(苦笑)」と告白。同作への出演で当初は「やっとキラキラした学生がやれると思った」と語るが、脚本の手直しが重ねられる中で、ゾンビシーンが挿入され「そういうイメージなんだなと思いました…」と苦笑していた。同作で共演し、また一緒のシーンはないものの現在放送中のNHKドラマ「あまちゃん」でも共演している落合モトキとの交際報道があったばかりとあって、報道陣からは交際に関する質問が飛んだが、表情を崩すことなく無言を貫いた。「デートは楽しかったですか?」という問いかけに対しては、樹木さんが「ええ、楽しかったです」ととっさに助け舟を出す一幕もあった。各受賞者の役柄や作品に合わせたユニークな手作りの表彰状の文言も同映画祭の特徴。『テルマエ・ロマエ』のローマ人役で「主演男優賞」に輝いた阿部さんに対しては、「日本人離れした彫の深さでローマ人役を…」と読み上げられると客席は笑いに包まれ、阿部さん自身もニッコリ。「すごくお客さんが入って、僕の人生にこんなことがあるのかと嬉しかった。五十前の男が全裸になったコメディでこうして賞をいただけたのは予想外」と受賞の喜びを口にした。現在は同作の続編を撮影中でありパーマのかかった髪型で登場したが、「続編はもっとすごいです」と期待を観客のあおっていた。このほか「音楽賞」に『のぼうの城』の上野耕路、「新人賞」に『桐島、部活やめるってよ』の東出昌大、「脚本賞」に『鍵泥棒のメソッド』の内田けんじ監督、最高賞にあたる「グランシャリオ賞」にはアニメーション映画の『おおかみこどもの雨と雪』に授けられ、同作の細田守監督の「監督賞」と併せて2冠に輝いた。会場にはサプライズで『のぼうの城』の犬童一新監督、樋口正嗣監督、樹木さんが「主演女優賞」を受賞した『わが母の記』の原田眞人監督も来場し、受賞者に花束を手渡し、会場は盛り上がりを見せた。(text:cinemacafe.net)■関連作品:のぼうの城 2012年11月2日より全国にて公開(C) 2011『のぼうの城』フィルムパートナーズ桐島、部活やめるってよ 2012年8月11日より新宿バルト9ほか全国にて公開(C) 2012「桐島」映画部(C)朝井リョウ/集英社テルマエ・ロマエII 2014年ゴールデンウィークより全国東宝系にて公開
2013年05月10日39歳にして、いまやスーパーモデルの中でも別格の存在となっているケイト・モス。その彼女が日焼け用のタンニング化粧品ブランドとして、多くのセレブが使用している「St.Lopez」の「ミューズ」としてCMにほぼヌード姿で出演している。ケイト・モス自身、このブランドの長年の愛用者で、「「St.Lopez」は信頼できるブランドで、セルフ・タンニングでもナチュラルなカラーに仕上がるの」とコメントしている。セルフ・タンニングとは日焼けしたくない人が使うシリーズで、紫外線から肌を守りながら、皮膚の表面を日焼けした色に変えるローションだ。「日焼けして、肌が赤むけてしまいたくない人なら使うべき」とケイトは続ける。CMは、きれいにナチュラルなブロンズ色の肢体を思うさまに見せているケイトが海辺のマットに横たわっているというもの。紫外線が強くなる季節到来のいま、ケイト・モスのようなパーフェクト・ボディでなくとも、このCMは大いに気になるところだ。(text:Mieko Nakaarai)
2013年05月10日6月公開の『華麗なるギャツビー』に主演したレオナルド・ディカプリオは、同映画を手がけたバズ・ラーマン監督によって、ウィリアム・シェイクスピアの戯曲「ハムレット」の映画化作品に出演してほしいと熱望されているようだ。シェイクスピア原作の『ロミオ+ジュリエット』(’99)でレオナルドと初タッグを組んだラーマン監督は、またシェイクスピアの戯曲の映画化作品で彼と一緒に組みたいと熱望している。ラーマン監督は、5月1日(現地時間)にニューヨークで行われた同映画のプレミアで、「The Hollywood Reporter」誌の取材に答え、レオナルドとの再コラボの可能性について聞かれると、「『ハムレット』をやりたい。僕にとってギャツビーはアメリカのハムレットなんだ。次に撮る作品として、これしかないと思うんだよ」と語っている。レオナルドは5月8日に放送された朝の情報番組「Good Morning America」に出演し、「最初は僕は出演に躊躇していたんだ。『華麗なるギャツビー』は、読者が登場人物について、様々な解釈を持っているパワフルな小説だから。でもラーマン監督に“ノー”と言うのはほぼ不可能なんだよ」と語り、当初は出演に気が乗らなかったが、最終的に監督に説得されたというエピソードを明らかにした。『ハムレット』は、1900年からこれまでの間、映画化、テレビドラマ化されているが、第二次世界大戦後は7回しか映像化されていない。主演にはローレンス・オリヴィエ、リチャード・バートン、イアン・マッケラン、メル・ギブソン、イーサン・ホークら多彩な顔ぶれの俳優がハムレットに挑戦している。(C) Getty Images(text:Mieko Nakaarai)
2013年05月10日“ロック史上最高のカムバック”を果たしたデヴィッド・ボウイの新作「ザ・ネクスト・デイ」から、第3弾シングル「ザ・ネクスト・デイ」のミュージック・ビデオがYouTube上で公開された。そこには名優ゲイリー・オールドマンとアカデミー賞女優マリオン・コティヤールが登場しており、多くのファンを驚かせている。同曲はデヴィッドが「私はここにいる、死んではいない」という歌詞を唸るように叫ぶ、今回の復活を象徴するようなアルバム・タイトル・トラックだ。映像の監督は第2弾シングル「ザ・スターズ」のビデオも手がけたフローリア・シジスモンディ。ゲイリー・オールドマンとデヴィッドは昔から友人同士で、「ティン・マシーン」のギタリストだったリーヴス・ガブレルスのアルバム「The Sacred Squall Of Now」(’95)に収録されている曲「You’ve Been Around」でも共演している。このMVは、聖職者が集う秘密の酒場が舞台。娼婦を演じるマリオンの手にスティグマ(聖痕)が現れ、今宵の相手にと企んでいたゲイリー・オールドマン扮する神父が怒りを露わにするというストーリーだ。デヴィッドは昔の修道士のような格好で、力を漲らせてこの曲を歌う。最後には「ありがとうゲイリー、ありがとうマリオン、そしてみなさん本当にありがとう」と神々しく語り、ふと消えていなくなる。同曲について、音楽プロデューサーのトニー・ヴィスコンティが「デヴィッドは英国中世史の本をたくさん読んでいたから、英国中世史を題材にした曲を一つ作ったんだ。それがタイトル曲『ザ・ネクスト・デイ』なんだ。ある暴君のことを歌っているけれど、あまりに無名で誰のことか分からなかった。でも歌詞を読めばかなり恐ろしい物語なんだ」と語るように、映像の方も、中世からの宗教上の言い伝えや、それに反する混沌が散りばめられた独特な世界観となっている。66歳にして華麗なるカムバックを遂げた伝説のシンガー、デヴィッド・ボウイ。彼のユニークな世界にしばし浸ってみては?(text:Mieko Nakaarai)
2013年05月09日『アイアンマン』シリーズで主人公トニー・スタークを演じたロバート・ダウニー・Jrが『アイアンマン2』『アイアンマン3』『アベンジャーズ』という3作品の出演契約をMarvel Studioと行い、大型契約をまとめたロバートとMarvel Studioとの『The Avengers 2』(原題)、『The Avengers 3』(原題)に向けてのギャラ交渉が始まった。ロバートは米エンタメ情報サイト「hollywoodreporter.com」に『アベンジャーズ』では5,000万ドル(約50億円)を受け取ったと認めるコメントを出している。徹底した倹約主義で知られるMarvel Studioだが、2012年公開の『アベンジャーズ』が、世界興行収入歴代3位となる15億1,175万ドル(約1,511億円)の特大ヒットを記録、公開して間もないにもかかわらず、すでに世界興行収入7億1,100万ドル(約711億円)を『アイアンマン3』が稼ぎ出している。また、ロバート以外の『アベンジャーズ』のメンバーたちのギャラが低く抑えられていることに、ロバートは苦々しく思っているようで、内情を知る関係者は「ロバートは、自分の仲間の俳優たちを大切に扱わないなら、今後の出演はお断りというメッセージをMarvel Studioに送っています」と語っている。現在、ヒーローたちの中で、Marvel Studioと契約更新しているのは、キャプテン・アメリカ演じるクリス・エヴァンスで、彼は現在撮影中の『Captain America: Winter Soldier』(原題)と同時に『The Avengers 2』(原題)ほか6本の契約を交わしたとうわさされている。ロバートが後ろについて、スカーレット・ヨハンソン、サミュエル・L・ジャクソン、クリス・ヘムズワース、マーク・ラファロ、ジェレミー・レナーらのギャラ交渉をサポートするとなると、一体どれだけの額をMarvel Studioは用意しなければいけなくなるのだろうか。(text:Mieko Nakaarai)■関連作品:キャプテン・アメリカザ・ファースト・アベンジャー 2011年10月14日より丸の内ルーブルほか全国にて公開(C) 2010 MVLFFLLC. TM & (C) 2010 Marvel Entertainment, LLC and itssubsidiaries. All rights reserved.アベンジャーズ 2012年8月14日より全国にて公開TM&(C) 2012 Marvel & Subs.アイアンマン3 2013年4月26日より全国にて公開(C) 2012 MVLFFLLC. TM & (C) 2012 Marvel. All Rights Reserved.
2013年05月09日俳優の梅宮辰夫と松方弘樹が4月24日(水)、映画『L.A. ギャング ストーリー』のトーク・イベントに登場。劇中に登場する“伝説のギャング王”をイメージした自前の衣裳で登場し、若かりし頃の思い出話に花を咲かせた。1940年代後半のロサンゼルスを舞台に、実在した伝説のギャング、ミッキー・コーエンと彼の組織を壊滅させようと違法行為も厭わずに操作を行う警察の攻防をスリリングに描く本作。まさに劇中と同時期の終戦直後の広島を舞台にしたヤクザの抗争を描いた『仁義なき戦い』シリーズを始め、数々の任侠映画に出演してきた2人がゲストとして来場した。梅宮さんは「30年くらい前の自前のもの」という黒いスーツに白いストールを巻いて登場。示し合わせたわけでもなく、松方さんは正反対の真っ白いスーツ。ボルサリーノ帽はこの日のための特注で、松方さんが店に足を運び、2人分を注文したという。梅宮さんは「帽子は似合わないんですよ、顔がデカいせいか。家族には『カメラの前では被らないで』って言われてるので(苦笑)、今日だけです。もう死ぬまでないと思います」と照れくさそうに明かした。映画について、松方さんは「ロサンゼルスも平和な街だと思ってたけど、どこの国にもすごい時代があったんだなと思いました。向こうはガン(銃)が幅を利かせているけど、外国人が一番怖がるのは日本刀なんですよ。場所によって持つ道具が違うんですね」としみじみと語った。すでに芸能生活は半世紀を超える2人とあって、若い頃はさぞや人に言えないような危ないこともやってきたのでは?そんな問いに梅宮さんは「大きな声じゃ言えないけど…」と前置きしつつ、「芸能界に入った頃はヤクザになりたいと思ってた(笑)」と冗談交じりに仰天の告白。「55年も前のことなので勘弁してくださいね(笑)」と豪快に笑い飛ばしていた。一方、松方さんは、役者一家の生まれとあって任侠願望はなかったそうだが「外車に洋モク(外国製のタバコ)、洋酒にかわいい女の子を手に入れるには、芸人として何とか伸びなきゃという気持ちが強かった」と述懐。梅宮さんも松方さんの言葉に同意し、異性にも車にも興味のない現代の若者について「何が楽しみで生きてるんですかね?」と首をかしげる。松方さんにとっては梅宮さんは芸能界に入った頃から「辰ニイ」と呼んで慕う最も近しい先輩。揃って公の場に登場するのは久々となったが「年を取ったなという感じ(笑)。撮影所に入った頃はスリムだったけど、3人前食べて90キロになって、最近になってやっと少し戻ったかな?」と“兄貴”を評する。さらに松方さんは、俳優・梅宮辰夫について「体型を考えたりすることも全くなかったし、役作りもしなかった。丹波(哲郎)のボスもそうだったけど、台本の自分のとこだけ破って持っていって、物語は分かってなかったり、『真田幸村』で『オレとお前、どっちが兄貴だ?』と現場で聞いてきたこともあった」と暴露。梅宮さんは「自分を作り上げていこうとか、いい演技をしようなんて思ったこともなかった」と平然と言い切り、笑いを誘っていた。『L.A. ギャング ストーリー』は5月3日(金・祝)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:L.A. ギャング ストーリー 2013年5月3日より全国にて公開(C) 2012 VILLAGE ROADSHOW FILMS(BVI)LIMITED
2013年04月24日大沢たかおを主演に、三池崇史監督がメガホンを握った話題作『藁の楯 わらのたて』。4月22日(月)にプレミア試写会が都内で行われ、大沢さん、三池監督を始め、松島菜々子、藤原竜也らがレッドカーペットを歩いた。「この男を殺してください。清丸国秀。御礼として10億円お支払いします」という見出しが新聞に踊り、連続殺人鬼・清丸(藤原さん)は日本国民1億2,000人から命を狙われることに。身の危険を察知し自首してきた清丸を、福岡から東京まで移送することを命じられた警視庁警備部のSP・銘苅(大沢さん)を始めとする5人の警察官。命を懸けて“人間のクズ”と呼ばれる男の“楯”となることに、果たしてどんな意味があるのか…。人間の善悪や倫理感を揺るがす究極の心理状態を描きながら、実際の新幹線の中で撮影を行うなど、その臨場感あふれるアクションシーンで話題を集めていたが、先日発表された来月開催となるカンヌ国際映画祭「コンペティション部門」への出品でさらに熱い注目が集まっている本作。レッドカーペットには、共演の岸谷五朗や伊武雅刀、永山絢斗も登場し会場を沸かせていた。『藁の楯 わらのたて』は4月26日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:藁の楯 わらのたて 2013年4月26日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 木内一裕/講談社 (C) 2013映画「藁の楯」製作委員会
2013年04月23日ブルース・ウィリス、ベン・アフレック、リヴ・タイラー共演で1998年に公開されたSF超大作『アルマゲドン』。このほどマイケル・ベイ監督が、15年前の大ヒット超大作のできについて後悔しており、謝罪していたことが「The Miami Herald」紙の取材で明らかになった。地球への衝突コースを取る小惑星が発見され、テキサス州の大きさにも匹敵するその小惑星が地球に激突すれば、人類の破滅は免れない状況の中、唯一の解決策は小惑星内部に核爆弾を設置し、内側から破壊するというもの。その任務に選ばれたのは14名の石油採掘スペシャリストたちの奮闘を描く本作。ロック・バンド「エアロスミス」の美しいバラード曲「I Don’t Want To Miss A Thing」と共に世界興行収入5億5,300万ドル(約553億円)を記録した大ヒット作である。それにもかかわらず、今回ベイ監督はこうコメントしている。「あの作品は、製作期間が16週間しかなかったんだ。超大作なのにもかかわらず、それは作品に対して失礼だと思っているんだよ。できることなら最後の3分の1の部分を撮り直ししたいとすら思っている。でも、映画会社が文字通り、私たちから映画を奪い取ってしまったんだ。視覚効果担当の責任者が神経衰弱に陥ってしまい、私が代わりを務めることにもなった。そこで、すぐさまジェームズ・キャメロンに電話をかけて、視覚効果を自分がやるとしたら、どういう風にやるかアドバイスをもらったよ。映画が大成功したのにホッとしたね」。この超タイトな製作スケジュールの原因は、惑星が地球に落ちてくるという同じテーマを持ったスティーヴン・スピルバーグ監督が製作総指揮を務めた『ディープ・インパクト』(’98)と競作のような形になってしまったためのようだ。しかしながら、ブルース・ウィリスが彼の娘の婚約者と人類を救うために自らを犠牲になるというエンディングでは、多くの観客の涙を誘い、ベイ監督作品の中でも代表作の1本となったことは間違いない。(text:Mieko Nakaarai)
2013年04月23日脱いでます。揉まれてます。男も女も、俳優陣みな体張ってます!今回は、「美的アジア」初の、“官能映画”『後宮の秘密』をご紹介。美しき娘・ファヨンに惹かれていくソンウォン大君の姿を厭わしく思ったソンウォンの母(=大妃)は、ファヨンと恋人・クォニュを引き裂き、彼女をソンウォン大君の兄である王の側室にしてしまう。5年後、王が亡くなったことで王位に就いたソンウォン大君は、ファヨンの心を掴むため、大妃と対立し真の王になることを決意。そんな中、かつてファヨンと愛し合ったクォニュが宦官として現れ、宮廷は権力と愛欲で渦巻き…というのが大まかなストーリー。ここで是非とも注目していただきたいのが、ファヨンを演じたチョ・ヨジョンの女優魂。彼女のなんとまあ、脱ぎっぷりのいいこと!1981年生まれの“アラサー”らしからぬ、ベビーフェイス。韓国女優としては決して高くはない163cmの身長からなる、抜群のダイナマイトボディ。男の理想を絵に描いたような彼女は、男性からの好感度は高くても、女性からの人気は低いのかしら?…と思いきや、韓国ではビューティーエッセイを発売するなど女子からの支持も見事に獲得しているようです。それは『後宮の秘密』を観ると分かります。ドラマでは健気&ハツラツ美女を演じる彼女も、本作では、胸元が露わになるシーンは当たり前。濡れ場シーンでは、その体当たり演技に呆気にとられながらも、彼女の女優としての覚悟をひしひしと感じるのです。また、宮廷という逃れられない檻の中で懸命に生き抜くファヨンの姿とも重なり、惹き込まれてしまうのです。自らを守るため、愛する人を守り抜くためにファヨンが出した衝撃の結末は、女性であれば、女性だからこそ、共感できるものがきっとあるかと思います。『後宮の秘密』は女性の本質を説いた作品とも言えるでしょう。女性にこそ観ていただきたい映画です。(余談ですが、試写を見た男性は「女はこんなにも冷酷になるのか」と言っていました(笑))彼女は前作『春香秘伝 The Servant 房子伝』でもヌード姿の大胆なラブシーンを演じており、今作の出演にいたっては「また脱ぐの?」と揶揄されたこともあったそう。それでも「ファヨンを演じたい」と臆することなく挑戦したチョ・ヨジョンという女優の意識の高さがこの2作から観ることができます。お薦めです。男性陣にも触れておきましょう。ファヨンに心惹かれるソンウォン大君を演じたキム・ドンウクも「コーヒープリンス1号店」で見せた、やんちゃな末っ子キャラから一転、母に逆らえない弱気な王から、ファヨンへの愛のため強くなるさまを好演。劇中では、女性経験のないソンウォン大君が襖越しに手ほどきされながら、初体験を終える、観てる方が恥ずかしくなってしまうようなシーンも。キム・ドンウクの幼い顔に隠れた、適度に脂を感じる色白の胸板が妙にエロいのも官能色を高めています。そして、『カメリア』で女装スパイに愛される男などを演じ、演技の幅を広げ続けていたキム・ミンジュン。現在俳優業を一時休止中の彼は、本作ではファヨンとの恋人同士のラブシーンから、宦官となってファヨンを守り抜く男の姿を披露。本当に宦官であるかを調べられるシーンはなんとも衝撃的です。第一線で活躍する人気俳優たちが、身も心も捧げ、まさに体当たりで完成させた“隠すものなどひとつもない”『後宮の秘密』。きっと、何も隠さないからこそ、リアルに観る者へと刺さるものがあるのかもしれません。(text:Tomomi Kimura)■関連作品:後宮の秘密 2013年5月18日よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開(C) 2012 LOTTE ENTERTAINMENT All Rights Reserved.
2013年04月23日普段は“Mrクール・ガイ”なザック・エフロンだが、ことベットシーンについては、クールではないようだ。2012年の映画『At Any Price』(原題)でザックと共演したヘザー・グラハムが、ザックが彼女とのベッド・シーン撮影の際、とても緊張していたことを明かしている。同作の中で、ベッド・シーンを撮影する直前になって、ザックがヘザーに「実はベッドシーンを演じたことがないんだ。だからいま、とても緊張しているよ」と胸中を明かしたのだという。ヘザーは大うけしてしまい、「『任せて、私はその手のシーンの経験が豊富だから』と答えたの(笑)」と語っている。ザックにその話をたずねると、彼は頬を赤らめ、「実はずっとヘザーに憧れていたから、すごく緊張してしまったんだ。だから僕にとってあのシーンはなんというか…シュールな感じだった」と答えたとのこと。現在25歳のザック。実生活と演技では相当かってが違ったようだ。(text:Mieko Nakaarai)
2013年04月23日イギリスの優秀な若手作家に贈られる「ブランフォード・ボウズ賞」を受賞したジェニー・ダウンハムのベストセラー小説「16歳。死ぬ前にしてみたいこと」を、ダコタ・ファニングを主演に迎えて映画化した『17歳のエンディングノート』。このたび、ダコタ扮するテッサを愛する少年・アダムを演じた注目の若手俳優ジェレミー・アーヴァインのインタビュー映像がシネマカフェだけに到着した。余命を宣告された少女・テッサは、自分が何者にもなれないと知り、自宅で引きこもり生活を送っていた。会社を辞めて治療法探しに奔走する父親、現実を受け止められず看病できない母親に憤りながらも、どうすれば“生きている実感”を得られるのか考えていた。17歳になり、いよいよ“その時”が近づいてきたことを知ると、親友と一緒に残り9か月で一生分の経験をするための「TO DOリスト」を作り上げる。“SEX”や“DRUG”など甘美で危険な事柄に満ちたリストを一つずつ実行していく中、突然、テッサは残りの人生全てを変える恋をする…。昨年公開されたスティーヴン・スピルバーグ監督の『戦火の馬』で主演に抜擢され一躍世界の注目を集めたイギリスのホープ、ジェレミー・アーヴァイン。本作で彼が演じるのは、死を目前としながらも、17歳のテッサが惹かれる心優しき青年・アダム。周りの反対を押し切り、外の世界へと連れ出していくことで、テッサが求めていた“生きている実感”を彼女に与えていく重要な役どころだ。今回届いた映像では、ジェレミーが演じたアダムについて、共演したキャストについて、監督についてたっぷりと語ってくれている。これからの活躍に大注目なイケメン俳優、ジェレミー・アーヴァインの爽やかな笑みと共に、本作の世界を覗いてみては?『17歳のエンディングノート』は2013年4月27日(土)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(C) 2012 Blueprint Pictures (Now) Limited, BBC and The British Film Institute. All Rights Reserved.(text:cinemacafe.net)■関連作品:17歳のエンディングノート 2013年GW、新宿武蔵野館ほか全国にて公開(C) 2012 Blueprint Pictures (Now) Limited, BBC and The British Film Institute. All Rights Reserved.
2013年04月22日映画『ブラザーフッド』や『マイウェイ 12,000キロの真実』に出演し、ペ・ヨンジュン、イ・ビョンホン、ウォンビンと並び韓流四天王のひとりとして高い人気を誇る、チャン・ドンゴン。彼が12年ぶりのドラマ出演を果たし、韓国で大ブームを巻き起こしたドラマ「紳士の品格」の特別動画がこのたびシネマカフェに到着した。「シークレットガーデン」「パリの恋人」ほか、ヒット連発の脚本家キム・ウンスクと演出家シン・ウチョルのコンビが手掛ける本作。既婚者、未婚者、独身主義者とさまざまな男性の視線から、40代の恋と人生をコミカルに描き出す。今回、公開となったのは現在好評発売中の「紳士の品格〈完全版〉」DVD BOX1&2に収録されている特典映像。本DVDにはNGシーンを始め、日本独自の撮りおろしインタビュー映像など合わせて200分の盛りだくさんな映像特典が付いてくる。その中から、今回は主人公・ドジンを演じるチャン・ドンゴンやヒロインのキム・ハヌル、いつまでたっても大人になりきれないドジンの友達を演じたキム・スロ、キム・ミンジョン、イ・ジョンヒョクらが楽しげにフォトセッションに応じる様子を公開!中でも一際若く、さらに輝きを放っているのが、本作で重要な“キー”となるコリン役を演じたイ・ジョンヒョンだ。4人組バンド「CNBLUE」のギター&ボーカルとしてデビューした彼が本作ではドラマに初挑戦しているが、「演技というものを恐れる気持ちがあった」とジョンヒョンはふり返る。「僕は本来、音楽をやっている人間だから『音楽だけを一生続けるにしても僕が尊敬する方々のような域に達するのは容易いことではないのに、二兎を追うのは欲張りなのではないか?』と考えていたんだ。それでなかなか勇気が出なかったのだけれども、今回の作品に出演したことはとてもいい経験だったし、勉強になったと思っているよ」。さらに本作で共演したドンゴンとのこんなエピソードを明かしてくれた。「ドンゴン先輩がある日、僕に『うちの息子も早くキミみたいに大きくなったらいいな』と言ってくれたんだ。なんだか息子として認めてもらえたような、そんな気分になったよ」。撮影中はすべてのことが勉強で、一つひとつ学んでいこうという気持ちで無我夢中だったというジョンヒョン。俳優としての第一歩を歩み始めることになったわけだが、目標とする俳優を尋ねたところ本作で共演した俳優陣、そしてドラマ「善徳女王」のピダム役で大ブレイクしたキム・ナムギルと共に、木村拓哉の名を挙げ、今後はアクションもののドラマや映画に出演したいと嬉々とした表情で語る。思わず見入ってしまうほどの端整な顔立ちから、どこかクールな印象のジョンヒョンだが、素顔の彼は勉強熱心な22歳のごく普通の男の子のようだ。最後にジョンヒョンに気になる質問を投げかけてみた。本作では40代の恋が描かれているが、ズバリ理想のタイプや将来の結婚相手に望むことは?「僕の好きなタイプは、自分の仕事を頑張っているカッコいい女性。カッコよくて都会的な…そういうイメージだね。自分をしっかり持っている女性かな」。5月2日(木)からの地上波初放送が決定している本作で、俳優という長い旅路のスタートをきったばかりのジョンヒョンの今後の活躍に期待したい。「紳士の品格」は5月2日(木)よりテレビ東京「韓流プレミア」にて地上波初放送。「紳士の品格〈完全版〉」(全20話)[DVD]BOX 1&2発売中価格:19,950円(税込)販売元:ポニーキャニオン公式サイト:www.shinshi.jpLicensed by CJ E&M CORPORATION (C) Hwa & Dam Pictures, All Rights Reserved.(text:cinemacafe.net)■関連作品:紳士の品格 [アジアドラマ]Licensed by CJ E&M CORPORATION(C) Hwa & Dam Pictures, All Rights Reserved
2013年04月19日家族思いで子煩悩なブラッド・ピットが米エンタメ情報サイト「DEADLINE.com」の取材に答え、最新作のゾンビ大作『ワールド・ウォーZ』は息子たちとつながっていたいから出演したと明かした。ブラッドとフィアンセのアンジェリーナ・ジョリーの間には、11歳のマドックス君、9歳のパックス君、4歳のノックス君という3人の息子がいる。ブラッドは4月15日(現地時間)に行われた「シネマコン」会場でこう話したとのこと。「4年前は、僕はゾンビについて何も知らなかった。でもいまはエキスパートだよ(笑)」「この作品製作のきっかけは僕の家の息子たちが成人する前に、彼らが一番好きなものを映画に撮ろうと思いついたことなんだ。それがゾンビだったわけさ。そして素材を探すうちマックス・ブルックスの作品『World War Z』(原題)に行き着いたんだ」息子たちの大好きなゾンビ映画を作るにもブラッドのプロ精神は変わらず、「今回の作品では2つの事柄を心がけたよ。ひとつは原作の持つダイナミックな大パニックの世界観をどう描くかということ、もうひとつは、量産されているゾンビ映画の中で、この映画を際立たせるにはどうしたらいいかということだ。観客がその質問の答えを出してくれると思う。僕らは製作していてかなり興奮したけれど、観客のみなさんにも僕の息子たちがワクワクしたようになってもらえればいいなと思う」『ワールド・ウォー Z』は、8月10日(土)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:Mieko Nakaarai)■関連作品:ワールド・ウォー Z 2013年8月10よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2012 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
2013年04月19日コリン・ファースとキャメロン・ディアスが初共演を果たし、アカデミー賞監督のコーエン兄弟が脚本を手がけたコメディ映画『モネ・ゲーム』。『英国王のスピーチ』や『シングルマン』などで知られるコリンが、本作でこれまでのイメージを覆すような“史上最強のダメ男”に挑戦した理由を大解剖していこう。英国の美術鑑定士ハリー・ディーン(コリン・ファース)は、印象派の巨匠・モネの消えた名画を使って大掛かりな贋作詐欺を企てる。完璧な贋作、美人の相棒・PJ(キャメロン・ディアス)、億万長者(アラン・リックマン)が揃い成功は確実と思われたが、天然キャラのPJのおかげで計画はボロボロ。思わぬ展開にハリーも大暴走を始めるのだった――。『英国王のスピーチ』でアカデミー賞「主演男優賞」に輝き、『裏切りのサーカス』でもシリアスな演技を見せたコリン・ファース。堅物な紳士のイメージが強いコリンだが、本作ではなんとパンツ一丁で歩き回る姿を披露しており、これまでのイメージとはまったく違うちょっとマヌケなダメ男を嬉々として演じている。この由々しき(?)事態の原因は一体何なのだろうか。しかし、アカデミー賞の歴史を追っていくと、その答えがぼんやりと見えてきた。オスカー像を手にした後、俳優たちはこぞってコメディ作品へと出演しているのだ。ジェフ・ブリッジスはコーエン兄弟の『ビッグ・リボウスキ』に、ダスティン・ホフマンは『トッツィー』に出演。トム・ハンクスは、TV番組「サタデー・ナイト・ライブ」の常連であり、そもそもコメディアン出身なのだ。やはりオスカー俳優にとってコメディ映画は一度は通る道のようだ。「コメディはドラマよりも難しい…」と語るコリンだが、今回新たにコメディに挑戦する上で、大切な要素としてこんな分析をしている。「コメディに、優れた脚本は不可欠だ。意外だけど、コメディには神経がおかしくなるほどのシリアスな問題が生じるんだよ。大抵の俳優が同意すると思うんだけど、ヒューマンドラマの方が簡単なんだ。『死ぬのは簡単だが、コメディは難しい』と言った人もいたよ(笑)。コメディは称賛されない。コメディ作品がアカデミー賞を受賞することはめったにないだろ?でも、実は高度な技術が必要なんだ。綱渡りのように危険で1ミリでも踏み外せば落っこちてしまう。ドラマでのミスとは許容範囲がかなり違うよ。ドラマを成功させるには色々な方法があるからね」。本作で新境地を切り開いたコリンの相手役には、“コメディの女王”として名高いキャメロン・ディアス。そして『ハリー・ポッター』シリーズのスナイプ役のアラン・リックマンと『プラダを着た悪魔』のスタンリー・トゥッチが、綱渡りに挑んだコリンの脇をガッチリと支えている。ちょっとお茶目なコリン・ファース…ぜひ観てみたい!『モネ・ゲーム』は5月17日(金)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:モネ・ゲーム 2013年5月17日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開(C) 2012 Gambit Pictures Limited
2013年04月19日ヒュー・ジャックマンが今月13日朝(現地時間)、米ニューヨークで電気カミソリを持った女性に追い回された事件について、ファンからの励ましに感謝しているとツイートした。逮捕されたのはニューヨークのホームレス・シェルターを根城にしていたキャサリン・サーストン容疑者。「愛してるわ!」と叫びながら、ヒューを追い回し、ウェスト・ヴィレッジの「ゴッサム・ジム」に逃げ込んだヒューに自身の陰毛の入った電気カミソリを投げつけようとしたのだ。ニューヨーク警察の広報担当は、「女がジャックマンさんに話し掛けようと近寄ったため、ジャックマンさんはジムの中へ逃げ込んだ。女はジャックマンさんの後を追ったが、ジムの警備員が女を制止して外へ連れ出した。けが人はいなかった」と語っている。この広報担当者によると、警察はサーストン容疑者が現場に残した電気カミソリを押収し、その数時間後、街を歩いていた彼女を発見、ストーカー容疑で逮捕したという。逮捕された女性は以前にも別の場所でヒューや家族に接近したことがあったという常習犯だった。この事件が報道されるやいなや、ツイッター上でヒューに向けたファンからの励ましのツイートが殺到。ヒューは「この数日間にわたるみんなからのご支援、本当にありがとう。本当にみんなからの励ましの言葉に感謝しているよ」とツイートでお礼の言葉を述べた。護衛にフレンチ・ブルドッグを連れながらジム通いを続けているヒューは、さらに「もうすぐ『X-MEN:DAYS OF FUTURE PAST』(原題)の撮影が始まるんだ。13年前と同じ仲間が集まって仕事ができるなんて素晴らしいよ!」と、ストーカー被害から立ち直った様子を見せる気丈なツイートもアップした。(text:Mieko Nakaarai)
2013年04月18日愛する我が子のために一生懸命に育児をするママたち。子どもの成長を見るのは楽しいものだが、時には育児について悩んだり、苦しんだりすることもあるはず。ヒューマンアカデミー株式会社では、今年2月21日(木)~3月6日(水)の14日間で、全国の子どもをもつ主婦1,007名を対象に「育児に関するお悩み調査」を実施。世の中のママたちはどのようなことに悩み、どのように解決しているのだろうか?育児をする上で困ったことを訪ねたところ、1位は「子どもの叱り方・ほめ方」で11.2%、2位には「自分のイライラ解消法」が10.9%、3位の「しつけについて」は9.4%という結果に。「叱り方・ほめ方・しつけ」については正解がなく、どんな方法が良いのか、悩んでしまうママが多いようだ。可愛い我が子でも、育児をしていて「イライラ」してしまうのは仕方のないこと。解消法をママ同士で意見交換したり、楽しさに変える方法を見つけたりするのが良いのかもしれない。そんな育児についての悩みを相談する相手には、27.1%で「夫」が1位となったが、ママたちに専門家に相談した経験を聞いてみたところ、「ある」・「ないが相談してみたい」が62.2%と、多くのママが育児の悩みを専門家に相談したいと思っていることが明らかとなった。では、仕事についてはどのように考えているのだろうか?今回、専業主婦の方に、子育てが落ち着いたら仕事をしたいかと質問したところ、「したいと思う」と答えたママが90.3%と約9割のママが社会復帰を希望している現状が分かった。仕事がしたいと思う理由は様々かもしれないが、多くのママが社会復帰を望んでいることが覗える。ママたちが自分のいろいろな経験を活かせるような職業が増えると、より働きやすい環境ができるはずだ。英国で誕生し、「国家職業資格」として認定されている資格を持っている人が活躍する“チャイルド・マインダー”という職業がある。アンケートをとったところ、約4割のママがチャイルド・マインダーという職業があることを知っていた。世の中の認知が決して高い職業ではない中で、ママたちが約4割も知っているということは、ママたちにとってチャイルド・マインダーという職業は、気になる存在のよう。さらに、実際にチャイルド・マインダーにお子様を預けたいと思うかを聞いたところ、「思う」、「どちらかというと思う」と答えたママは58.1%という結果に。チャイルド・マインダーに預けたいと思うママが約6割も。もっとママに「チャイルド・マインダー」という職業が認知されたり、「チャイルドマインダー」の数が増えると、ママたちがお子様を預けて、ほかのことにチャレンジしたり、育児に関する話しをプロから聞く機会が増えるなど、良いことが増えていくのかもしれない。ヒューマンアカデミーでは、ママが子育て経験を生かせるチャイルドマインダーという職業に就き、社会で活躍する姿を応援していくチャイルド・マインダー講座を開いている。ママが育児経験を活かせる仕事、ママのことをお助けする仕事。何とも魅力的な職業ではないだろうか。公式サイト:(text:cinemacafe.net)
2013年04月16日セレブの豪邸ばかりを狙った実際の窃盗事件を題材にした、ソフィア・コッポラ監督の最新作『The Bling Ring』(原題)で、ワイルド&セクシーな窃盗犯のリーダーのニッキーを演じたエマ・ワトソンが、ポールダンスにハマっているようだ。映画のタイトル“The Bling Ring”は、2008年10月から2009年8月にかけて起きた連続空き巣事件の犯人グループの名前。当時被害に遭ったのは、パリス・ヒルトンやオーランド・ブルーム、リンジー・ローハンなど有名なハリウッド・セレブばかり。インターネットを駆使してターゲットとなるセレブの住所や留守時間を調べ、合計300万ドル(約3億円)もの金品を盗む犯行に及んだ。さらに、ほとんどのメンバーが10代の少女たちだったことで、当時大きな話題を呼んだ事件だ。海外メディアがYOUTUBEなどで公開している本作の映像では、窃盗団たちがあるセレブのクローゼットを物色した後、ナイト・クラブに忍び込むシーン。エマは、きらびやかな洋服や靴でいっぱいのウォーク・イン・クローゼットの中で、真っ赤なファーをまとったり、高額なブランド服を手に取ったりと女友たちと大騒ぎ、その後、怪しげなピンクと青が怪しげに光るナイトクラブで友達を前にポールダンスを披露。デニムのショートパンツとTシャツを着たまま、大胆に両足を開いたり、体を勢いよく回転させお尻をポールにこすりつけるなど、プロも顔負けのセクシーなパフォーマンスをキメている。エマがポールダンスにハマったのは、『The Bling Ring』撮影中だと関係者は英「The Sun」誌に話している。「撮影の待ち時間はとても長いので、俳優たちはいろんなことをします。今回は共演者にポールダンスをしている女優がいたため、エマもやってみようと思ったようです。というのも、体を鍛えるいいトレーニングになりますからね」。始めは面白半分でトライしてみたところ、その解放感に魅了され、すっかり気に入ってしまったとのことだ。いまはスポーツとしてポールダンスを楽しんでいるというエマ。これまで『ハリー・ポッター』シリーズのハーマイオニー役でお馴染みの“超真面目な優等生”キャラのイメージが強く、彼女自身も英オックスフォード大学で学ぶ身だけに日本での公開が決定すれば、大きな話題になりそうだ。(text:Mieko Nakaarai)
2013年04月16日栄養ドリンクの「アリナミンRオフ」新CM発表会が4月16日(火)、都内で行われ、CMキャラクターを務める桐谷美玲が出席した。アリナミンドリンク・シリーズの中でも女性を主なターゲットにした本製品。ノンカフェインで糖類ゼロ。1本あたりわずか2kcalということで、翌日に疲れを残さないために就寝前に飲むにもピッタリ。まさにCMの中で桐谷さんがこれから寝ようというときに本製品を飲んで、翌朝すっきりと目覚めるという様子が描かれている。実際、桐谷さんはドラマや映画などの撮影で早朝の現場も多いよう。「朝イチから全力で笑顔で行きたいので、前日の夜から飲んでおいてバッチリお仕事したい」と語る。撮影ではベッドに飛び込む姿も見られるが「監督から『思い切り行って』と言われたんですが、思い切りがよすぎて体が跳ね上がりました(笑)」と楽しそうにふり返った。ちなみに1本が50mlで女性にとっても飲みやすいサイズというのも本製品の売りの一つだが、撮影ではあまりにも桐谷さんの顔が小さいために、ビンが小さく見えないという不測の事態も発生したそう。監督、スタッフが頭を悩ませながら工夫を凝らして撮影が進められた。この日は事前に20歳から34歳の女性を対象に行われたアンケートの結果が発表されたが、実に8割強の女性が「いま、疲れを感じている」と回答。その原因や日常の中でオフしたい(なくしたい)ものという問いでも「残業」、「上司」など仕事関連の要素が上位を占める結果となった。桐谷さんは「それだけ女性ががんばっているんだなと感じます。一生懸命頑張っている方には疲れがある。でも、それはやってきたことがあるから。これを飲んで一緒に心から元気になって、『またやろう!』という気持ちになっていただけたら」と働く女性に向けてエールを送った。桐谷さん自身もキャスターとしての仕事も抱えるなど多忙極まりないが、そんな疲れから解放してくれる存在は2匹の愛犬!トイプードルとチワワを飼っており「キャンキャン寄ってきてくれるととてつもなく心地いいです。かわいくて仕方がない。会話したりもしてます(笑)」と笑顔で明かしてくれた。犬と遊ぶ以外では休日は「家ではのんびりすることが多い。家事やゲームやDVDを見たり」と明かすが、もしも長い休暇が取れたら?という問いには「大学の友人と『旅行に行こう』と言ってて行けてないので、行きたい。海がキレイなところがいいですね」と語っていた。「アリナミンRオフ」は4月18日(木)より発売。(text:cinemacafe.net)
2013年04月16日「ウォレスとグルミット」で知られる英アードマン・アニメーションズが制作する人気ショートアニメ「ひつじのショーン」。待望のシリーズ3が5月11日(土)から、NHK Eテレで放送されることになり、4月15日(月)、三鷹の森ジブリ美術館でプレス向け試写会が行われた。三鷹の森ジブリ美術館は、2006年に「アードマン展」を開催し、2009年公開の『ウォレスとグルミットベーカリー街の悪夢』を配給した“縁”があり、試写会には宮崎吾朗監督とイモムシを主人公にした短編クレイアニメ「ニャッキ!」で知られる映像クリエーターの伊藤有壱氏が来場。独特な質感と動きで、世代を超えたファンをもつ「コマ撮りアニメ」の魅力を語り合った。丘の上の牧場に暮らすイタズラ好きなショーンと仲間たちが、毎回大騒動を巻き起こす「ひつじのショーン」。宮崎監督は「実は、(試写は)見ていないんです。うちの息子と一緒に、家で見たいと思って」と親子揃ってファンだと告白。その魅力を「やっぱり、“物”としてそこにいるという存在感ですね。キャラクターが台詞なしで、ちゃんと芝居しているから子どもも大笑い。それに大人にとっては、イギリス人特有の毒気というか、アイロニーが感じられる」と説明した。一方の伊藤さんは、短編アニメの世界に進んだきっかけを「’94年に、アードマンのスタジオを訪ねたこと」と明かし、「だから、いまでも心の拠りどころですね」と最大級のリスペクトを示す。伊藤さんの視点からアードマンの魅力は「いい意味で独特なワガママさがある。いまや世界的に有名なスタジオなのに、そのカラーは全然変わらないですね。予定調和じゃないヤンチャさも子どもたちのツボを付く」のだとか。「そういう意味では、アメリカよりも、日本の感性に近いかもしれない」と付け加えた。写真撮影には主人公のショーンと、赤ちゃん羊のティミーが駆けつけ、宮崎監督&伊藤さんと対面。また、『コクリコ坂から』以来、表だった活動が発表されていない宮崎監督は、記者から近況を聞かれると「毎日ちゃんと仕事をしています」と思わず苦笑い。現在、ある企画を準備中だと言い、「言うと怒られるので言えないですけど…。完成ですか?来年くらいには…」と新たな展開を示唆する一幕もあった。ショートアニメ「ひつじのショーン」シリーズ3は、5月11日(土)からNHK Eテレで放送スタート。(text:cinemacafe.net)
2013年04月15日今年で結婚8年目を迎えるマット・デイモンと妻のルチアナ・バロッソが、2度目の結婚式を挙げたことが米エンタメ情報サイト「eonline.com」の取材で明らかになった。2人が2005年に挙げた結婚式は、ニューヨーク市庁舎で行われた質素なものだった上、当時ロバート・デ・ニーロと共演した映画『グッド・シェパード』の撮影の最中だったマットにはハネムーンの時間すらなく、撮影場所のロンドンに妻のルチアナを同行させるだけだったという。それがずっと気になっていたのか、マットは今年初めから2度目の結婚式を挙げることをインタビューで明かしており、それが4月13日(現地時間)、カリブ海に浮かぶ美しいセントルシア島で行われたと報じられた。今回の式は、セントルチア島のシュガー・ビーチ・リゾートを60万ドル(約5,400万円)で週末貸切使用とし、厳しいセキュリティー体制の中、夫妻とごく親しい約50名のゲストたちが列席したとのことだ。マットは薄いブラウンのスーツに革のサンダル、妻のルチアナは、セレブのためのクチュール専門のインド人デザイナー、ナイーム・カーンのクリーム色のドレスに身を包み、夕暮れのビーチを臨む会場で2度目の、そして恐らくは生涯の愛の誓いを交わしたという。2人にはルチアナの連れ子のアレクシアと2人の間に生まれたイザベラ、ジア、ステラと計4人の娘がいるが、全員、母親のドレスに合わせた明るいカラーのドレスに身を包み、両親を祝福したとのこと。列席したゲストたちは、マットの親友ベン・アフレック&ジェニファー・ガーナー夫妻、マイケル・ダグラスとキャサリン・ゼタ=ジョーンズ夫妻、チェルシー・クリントン、スタンリー・トゥッチ、エミリー・ブラントらも、みな新郎新婦に合わせてベージュやクリーム色のドレスに身を包み、ビーチはさながら白やクリーム色の花が咲いたようだったと、目撃した関係者は語っている。そして15分の式の後、カリビアン・スタイルの松明で飾られたレセプション会場でのパーティーが夜遅くまで続いたという。関係者はまた、こうも話している。「まったくハリウッドという感じではなかったですね。親しい人たちとのとても親密で楽しげでプライベートな式とパーティーでした。マットはずっとそういうことを望んでいて、ルチアナに日頃かけている苦労から彼女には何か特別なことをしてあげたいと思っていたんです」。マットは、『第9地区』のニール・ブロンカンプ監督が手がけ、ジョディ・フォスターと共演する『Elysium』(原題)の全米公開を今年8月に控えているほか、ジョージ・クルーニーが監督・出演し、ケイト・ブランシェットやジョン・グッドマン、ビル・マーレイなどの豪華キャストと共に出演した『The Monuments Men』(原題)の全米公開が今年12月に予定されている。(text:Mieko Nakaarai)
2013年04月15日俳優のオダギリジョーが4月13日(土)、東京・有楽町の丸の内ピカデリーで開催された出演作『舟を編む』の初日舞台挨拶に登壇した。「今日はジャッキー・チェンさんの映画( 『ライジング・ドラゴン』)も公開されるというのに、こちらを選んでいただき、ありがとうございます」と挨拶。ともに登壇した主演の松田龍平、共演する宮崎あおいらが苦笑いする中、「もう60歳だというのに、あんなアクションをするジャッキーさんの姿を見て、自分もそうありたいと…」とすっかり感服した様子だった。原作は、2012年度「本屋大賞」に輝いた三浦しをんの同名小説。主人公・馬締光也(まじめみつや)を中心に、個性派揃いの玄武書房・辞書編集部の面々が、見出し語24万語の新しい辞書「大渡海」の完成に向け、15年という長い年月を費やす姿を描く。松田さんは「観れば観るほど、味が出る映画。初日の初回に足を運んでいただき、感謝の言葉しかないです」と“言葉”を意識した挨拶で、思いを噛みしめていた。舞台挨拶には黒木華、伊佐山ひろ子、小林薫、石井裕也監督も同席し、登壇者全員で「好きな言葉」を発表することに。主人公が恋に落ちる、ヒロインの板前・香具矢を演じる宮崎さんは「私が好きなのは、“おもてなし”ですね。バランスが難しいからこそ、楽しいことなので」と役柄にぴったりの言葉をチョイス。「僕は…、“押忍”ですかね」(オダギリさん)、「楽しむ」(黒木さん)、「さようなら」(伊佐山さん)、「“楽”…かな」(小林さん)、「“気合”です」(石井監督)と明かす中、最後にバトンがまわった松田さんは「ちょっとカブりますけど、僕も“楽しむ”ですね。普段は緊張しがちですが、今日は楽しいです」と笑顔を見せていた。『舟を編む』は丸の内ピカデリーほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:舟を編む 2013年4月13日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) 2013「舟を編む」製作委員会
2013年04月13日5月31日(金)より公開となる最新作『オブリビオン』のプロモーションのため、世界各国を飛び回っているトム・クルーズが、先日、ロシアのモスクワにて行われたプレミアイベントにヒロイン役のオルガ・キュリレンコとともに出席。互いに共演の印象を語った。『猿の惑星:創世記』のプロデューサー陣と『トロン:レガシー』のジョセフ・コシンスキー監督がタッグを組んだ本作は、誰もが予想していなかった未来の地球を描いたアクション・エンターテイメント。地球にたったひとり残された男を演じるトム・クルーズの相手役に、『007/慰めの報酬』でボンドガールを務めたウクライナ出身のミューズ、オルガ・キュリレンコが抜擢された。舞台は、地球はエイリアンによって攻撃を受け壊滅となった2077年。人類はほかの惑星へと移住を果たすが、ジャック(トム・クルーズ)は地球にひとり残り、高度1,000メートルの上空から地球を監視していた。ある日、ジャックは墜落した宇宙船で眠る美女・ジュリア(オルガ・キュリレンコ)を発見する。目を覚ました彼女はなぜか逢ったことのないジャックの名を口にした。断片的な記憶を辿るジャックだったが、誰もいないはずの地球で謎の男・ビーチ(モーガン・フリーマン)によって拘束される。ジュリアは何者なのか?ビーチの目的は?彼らによってジャック自身、そして地球の運命が大きく動き始める――!トムは、共演したオルガについて、「オルガとの仕事は楽しかった。彼女は本当に優れている女優だよ。僕たちは彼女を発掘できてラッキーだったと思う。彼女の役は挑戦的な役どころだし、とても強さを持った役だから、彼女はその役にさらにエレガントさを加えて演じてくれたんだ」と大絶賛。宇宙船の美女のキャラクターはすでに脚本に描かれていたが、「重要な役だったし、彼女以外に考えられなかったよ。オルガをオーディションした後、彼女のために役をロシア人という設定に変更したんだ」と、惚れ込んだことを明かした。対するオルガも「トムとの仕事はずっと夢だったの」と語り、「トムと仕事ができて最高よ。普通の人だったら、半分くらいでやることも、彼は全力でやるの。最高のパートナーだと思ったわ」と、スーパースターとの共演に感動した様子を見せていた。ひとり地球に残された男と、地球に墜落した宇宙船の美女という謎の多い役柄を演じている2人は、劇中でいったいどんな関係になっていくのか。来月の公開に向け、期待は高まるばかりだ。『オブリビオン』は5月31日(金)TOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:オブリビオン 2013年5月31日よりTOHOシネマズ 、日劇ほか全国にて公開(C) 2013 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.
2013年04月13日声優として参加した『おおかみこどもの雨と雪』に続き、今回の『舟を編む』でも共演した宮崎あおいは彼女のことを「真面目だけど毒がある」と評した。残念ながらこのインタビューで彼女がその内に秘めた(?)“毒”を吐き出すことはなかったが、“華(はる)”という名前そのままのどこかフワりと柔らかい空気の中から、時折、ほとばしるような芝居への熱い思いを覗かせる。二十歳のときに演劇界の天才・野田秀樹のワークショップに参加し、オーディションを経て舞台デビューしたのが3年前。続いて出演した野田作品では三人芝居で野田さんと中村勘三郎の娘役を射止め、一気に注目を浴びた。その後、映像の世界にも進出し、先ごろ放送が終了したNHKの連続テレビ小説「純と愛」への出演でお茶の間での認知度も一気に増した。まもなく公開となる映画『舟を編む』では、ファッション誌の担当から辞書編集部へと配属される編集者・みどりを演じている。松田龍平演じる主人公・馬締(まじめ)を中心に、たった1冊の辞書を編纂(へんさん)していく人々の15年におよぶドラマを描いた本作にあって、みどりが登場するのは辞書作りが佳境を迎えた終盤の数年のみ。しかも辞書作りの先輩として共演陣に名を連ねるのは松田さんを始め、小林薫、オダギリジョー、加藤剛ら錚々たる面々。「あの編集部に途中からどう入っていけばいいんだろう?という不安はありました…」と偽らざる本心を明かすが、その心配は杞憂に終わった。「みなさんが優しかったのもありますが、現場で強く感じたのは“個”として存在していて大丈夫な場所なんだなという空気。全体としてまとまっているんだけど、それはいい意味でみなさんが自分の時間を持っているから――。バラバラなのに何故かまとまっている不思議な現場で(笑)、スッとその空気に馴染んで楽に居られました」。花形のファッション誌から地味な辞書編集部に異動となり、当初は不満タラタラのみどりだったが、少しずつ辞書作りの面白さに惹かれ成長していく。残念ながら原作にあるみどりのエピソードの中には今回の映画ではカットされてしまった部分もあるが「変更されている部分は結構あるんですけど、テイストや方向性は変わらない。何より物語全体を通じて品を感じました」と物語の魅力を語る。「映画オリジナルの部分に関しても、原作を読んで笑ったのと同じ感覚で笑えるんです。あとはやっぱり登場するキャラクターが全員、魅力的ですね。個人的には馬締さんと香具矢(宮崎あおい)さんの関係を羨ましく思いました。馬締さんは見ていて面白いけど、コミュニケーションを取るのは大変そう(笑)。だからこそ、そんな彼をしっかりと理解できる香具矢さんてすごいなって憧れました」。“右”というたった一語をどう説明すべきかに、言葉のスペシャリストたちが頭を悩ませる。俳優にとっても言葉というのは大切な商売道具。“言葉の魔術師”とも言えるほど多彩な言葉を操る野田秀樹の薫陶を受けただけあって、以前からセリフの一つ一つの言葉に高い意識を持ってはいたが、本作で辞書の編纂に触れたことで、それをさらに高めることになったという。「野田さんは本当に言葉を大切にされる方で、意味はもちろんですが、どういう風に発せられるかまですごく重視します。今回のみどりは、そういうことをあまり考えてないので(笑)、平気で“ら”抜き言葉も使うんですが…。この作品以降、脚本を読むときにちゃんと辞書を引いてみるようになりましたね。この映画に出て、辞書というのがこんな途方もない作業でできていたのか?と驚きましたが、その言葉を使いこなすというのも果てしないことなんだなと感じてます」。まさにその言葉通り、こちらの質問に対しても一つ一つ、自分の中にある言葉を慎重に探しながら答えを紡いでいく。性格によるところも大きいのだろう。「そもそも人前で話をするのは苦手なんですが…(苦笑)」と、何とも申し訳なさそうに答える彼女がなぜ人前で演技することを生業に選んだのか?「人と何かをするというのが好きなんですね、きっと。高校で演劇をやっていた頃は、ただ漠然と好きでやっていたんです。大学を決めるときにどうしようかと考える時間があったんですが、そこで家族が『自分の好きなことをやればいいよ』と言ってくれたんです。それでお芝居を勉強するための大学に入ったんですが、そのときもまだ女優になれるなんてことは思ってなくて…。やっぱり大きかったのは野田さんのワークショップに行って、プロの現場を初めて見たことですね。どうやっていくのか?というのを漠然とではなくリアルに感じることができたので」。ごく近しい人間の目にも、役に入ったときの彼女は“豹変”しているように映るらしい。「よく言われます(笑)。初めて野田さんと勘三郎さんと一緒に記者会見に出たときも緊張して何も話せなかったんですが(苦笑)、不思議と役を通して何かを伝えたいっていうときはできるんです。自分の中ではスイッチを入れているような感覚はないんですが、見ている人からは『全然違うね』って。それはすごく嬉しいことで、自分ではない何かになって、それが誰かに伝わるってすごいことだなと感じてます」。本作の後には初めて主演を務めた『シャニダールの花』の公開も控えるなど、これからますます彼女を目にする機会が増えるのは間違いない。スクリーンや画面を通じて、ぜひとも宮崎さんが言った“毒”の部分も拝ませてもらいたい。(photo / text:Naoki Kurozu)■関連作品:舟を編む 2013年4月13日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) 2013「舟を編む」製作委員会
2013年04月12日『ドライブ』、『L.A.ギャングストーリー』のライアン・ゴズリングが、『ブルーバレンタイン』のデレク・シアンフランス監督と再タッグを組んだ話題の最新作『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』。5月25日(土)に公開を控える本作の予告編が、ついにお披露目された。天才的なライダーのルーク(ライアン・ゴズリング)はバイクショーに出演しながら、その日暮らしの生活を送っていた。しかし、かつての恋人・ロミーナ(エヴァ・メンデス)が自分の子供を密かに生み育てていたことを知り、2人を養うために銀行強盗に手を染める。出世欲に燃える新米警官のエイヴリー(ブラッドリー・クーパー)は、ルークを執拗に追い詰めるが、いざ逮捕となったところで重大なミスを犯してしまう。15年後、偶然にも2人の息子は同級生に。父親たちの過去を知った彼らの選択とは――。豪華キャスト陣が集結したことでも注目を集める本作。主演のライアン・ゴズリングのほかに、『世界にひとつのプレイブック』でアカデミー賞初ノミネートを果たしたブラッドリーや、ライアンの実生活での恋人でもある『ホーリー・モーターズ』のエヴァ・メンデスが出演している。今回届いた映像でまず目を引くのは、ライアンの鍛え上げた肉体と、全身に施されたタトゥー。一見ワイルドでありながら、心の奥に悲しみを抱えたような表情もセクシーだ。天才的ライダーのルーク役を演じたライアンは、今回ほぼノースタントでバイク・アクションにも挑戦。銀行強盗のシーンでは、“銀行に向かい、銀行から去るまで”をすべて1カットで撮影しており、緊張感あふれる映像に仕上がっている。また、これまで孤独に生きてきたルークが、自分の子どもの存在に戸惑いながらも愛情が芽生えていくまでの変化も見どころだ。ファンはちょっと嫉妬してしまいそうな、ライアン、エヴァ、ベイビーの仲睦まじいスリーショットもあり、実生活での恋人である2人の未来写真のようだ。シアンフランス監督は、再タッグを組んだライアンを絶賛し、キャスティングの経緯をこう語っている。「数年前、『ブルーバレンタイン』の脚本について話し合っていたときに、ライアンが“バイクで銀行強盗をする”というアイデアをずっと温めていたことを知って驚いたよ。僕も『いまそんな映画の脚本を書いてる』と話した。僕らはまったく同じことを考えていたんだ!あの瞬間に、彼と一緒に映画を作るべきだと思ったね。ライアンはスクリーンですさまじい存在感とカリスマ性を見せるが、実生活でもそれは同じ。彼は控えめで映画好き。それでいて周囲の人の気分も良くしてしまう素晴らしい人物なんだ。」。まずはこちらの予告編から、ワイルド&クールなライアンの魅力に打ちのめされてみて。『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』は5月25日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。※こちらの特別映像はcinemacafe.net記事ページより、ご覧いただけます。(C) 2012 KIMMEL DISTRIBUTION, LLC ALL RIGHTS RESERVED.(text:cinemacafe.net)
2013年04月12日『ハート・ロッカー』や『ゼロ・ダーク・サーティ』で知られるオスカー監督キャスリン・ビグローが初期に手がけた傑作アクション『ハートブルー』(’91)のリメイク・プロジェクトが、数年の棚上げ期間を経て再始動したことが、米エンタメ情報サイト「The Playlist」の報道で明らかになった。同サイトが伝えるところによると、監督に『ワイルド・スピード』(’01)、『デアデビル』(’03)などの撮影を手がけたエリクソン・コアの起用が決定したとのこと。コア監督は映画は寡作ながら、多くのTVCMを手がけている。脚本は『ソルト』(’10)、『トータル・リコール』(’12)のカート・ウィマーが担当する。ストーリーは、カリフォルニアのベニス・ビーチで続発する銀行強盗の捜査のため、新人FBI捜査官のジョニー・ユタが、「犯人一味はサーファーではないか?」というベテラン捜査官の推理を裏付ける目的でビーチに潜入し、彼にサーフィンの教えを説くカリスマ的存在のサーファーのボディ(銀行強盗団のボス)と出会い、次第に彼の思想に惹かれていくというもの。オリジナル版では、ジョニー・ユタをキアヌ・リーヴス、ボディを故パトリック・スウェイジが演じていた。2011年に行われたプロデューサーのアンドリュー・コソーヴォ(『P.S.アイラブユー』)へのインタビューでは、「これは『フットルース』のようなオリジナル版に忠実なリメイク作品にはならないよ。サーフィンを始め、若者が夢中になっている危険なスポーツを随所に入れ込もうと考えている。だが、サーフィンがその中でも中心的な存在になることは変わりない」と語っていた。監督、脚本家が決まったとなると、次はキャスティング。オリジナル版から14年たった現代のジョニーやボディは誰になるのか、配役も見逃せない。(text:Mieko Nakaarai)
2013年04月12日女流作家、尼僧として活躍する瀬戸内寂聴が自身の不倫体験を元に描き、女流文学賞を受賞した著書「夏の終り」(新潮文庫刊)が、『莫逆家族 バクギャクファミーリア』の熊切和嘉監督により映画化される。このほど満島ひかり、綾野剛らを収めた本作のビジュアルが到着した。妻子ある年上の男性・慎吾(小林薫)と同棲する主人公・知子(満島ひかり)、そこにある日彼女の元を訪ねてきた年下の男・涼太(綾野剛)の三角関係が描かれる。不倫相手の慎吾との平穏な生活に満足していると思っていた知子だが、かつて夫と子供を捨てて駆け落ちした男・涼太の出現により、微妙に狂い始める生活。知子は慎吾との生活を続けながら、涼太と再び関係をもってしまい…。今回、解禁となったのは満島さん扮する知子が慎吾に寄り添うかたちで肩に寄りかかっている。小林さんは優しく支えるように肩を貸しているように見えるが、奥には年下の男・涼太を演じる綾野さんの姿が!2人から少し距離を置いて、どこか切ない表情で知子を見つめる。まさに年上の男と年下の男との三角関係が確認できる。寛容さとずるさを併せ持つ年上の男、女を求め嫉妬と孤独に苦しむ年下の男。そして自身の女の業に苦悩しながらも一途に独自の愛を生きようとする女性。この三角関係がどのように絡んでいくのだろうか。公開を楽しみに待ちたい。『夏の終り』は8月31日(土)、有楽町スバル座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:夏の終り 2013年8月31日より有楽町スバル座ほか全国にて公開(C) 2012年映画「夏の終り」製作委員会
2013年04月12日ベン・アフレックが、親友のマット・デイモンが出演しているスティーヴン・ソダーバーグ監督の話題の新作TV映画『Behind the Candelabra』(原題)について、米エンタメ情報サイト「E! Online」の取材に答えて語った。この作品は、派手なコスチューム・プレイで人気を博し“世界が恋したピアニスト”の異名をとったアメリカのピアニストでエイタテイナーのリベラーチェの生涯を描くもので、彼のアシスタントで生涯の恋人スコット・ソーソンの回想録「My Life With Liberace」(原題)を基にしているもの。マイケル・ダグラスがリベラーチェを、マット・デイモンが恋人のスコット・ソーソンを演じている。親友の相手役を務めたマイケルについて聞かれたベンは「とてもジェラシーを感じたよ!とてもジェラシーを感じたんだ!」と2度繰り返して嫉妬の思いを告白し、さらにマットとマイケルのキスシーンの感想を求められると「頭にきたね。妬みが心の底から湧き上がってくるのを感じた。耐えられなかった」と答えている。マットはベンのことを常日頃から「ヘテロ(異性愛間)の生涯のソウルメイト」と語っているが、ベンに至っては「この作品を観てしまった以上、ヘテロの部分が自分でも分からなくなってしまった」とさえコメントしている。作品について尋ねられると「マットもマイケル・ダグラスもソダーバーグも素晴らしかった」と語り、作品は軽いタッチで楽しめると同時に、心に深い共感を呼ぶものに仕上がっていると絶賛した。マットは以前「Playboy」誌のインタビューに答えた際に、家族がいるという理由から、普段はヌードは断っているが、本作ではリベラーチェの恋人という役柄上、必然的に多くのヌードシーンを演じざるを得なかったことを告白。しかし「品よく仕上げられたよ。監督はソダーバーグだし、リベラーチェを演じているのはマイケル・ダグラスなんだから」とコメントしていた。さらに、マイケルとのキスシーンについて尋ねられると「マイケル・ダグラスにキスすることで、キャサリン(・ゼタ・ジョーンズ)とキスしているんだと思うことにしたんだ(笑)」と言っていたが、それでも親友・マットとマイケルのキスシーンを目にするのは、ベンにとって、かなりつらい体験だったようだ。本作は、5月26日(現地時間)にカナダのHBOでプレミアを行った後、それほかの国でも配給が行われる予定だ。(text:Mieko Nakaarai)
2013年04月12日