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『007 スカイフォール』と同作でメガホンを取ったサム・メンデスが、24日(現地時間)にロンドンにて英映画雑誌「エンパイア」の主催で開催されたジェイムソン・エンパイア・アワードで主要賞を獲得した。最近イギリス国内で歴代興行収入第1位に輝いた同作は今回最多ノミネートを受けていたが、結果的に「作品賞」を獲得し、サムも「監督賞」と「エンパイア・インスピレーション賞」をダブル受賞している。『ホビット 思いがけない冒険』のマーティン・フリーマンが「男優賞」に、そして『ハンガー・ゲーム』でカットニス・エヴァディーンを演じたジェニファー・ローレンスが「女優賞」に輝いている。ダニエル・クレイグ、ロバート・ダウニー・Jr.、ダニエル・デイ=ルイス、クリストフ・ヴァルツら強豪を抑えて一般投票で今回トップに輝いたマーティンは「僕の演技が今年度最高とは言えない可能性も否めないけど、でも受賞したからには受け取っておくよ」と控えめなコメントを残している。また『ホビット 思いがけない冒険』自体も「最優秀SF/ファンタジー作品賞」に選ばれている。さらにロンドンの高級ホテル、グローヴナー・ハウスで開催された同アワードでは、ヘレン・ミレンが「エンパイア・レジェンド賞」を獲得し、受賞スピーチで「レジェンドを越してる気がするわ。だってこれまでのキャリアの中でもっと沢山成し遂げてきたもの」と語っている。また、ダニエル・ラドクリフが「エンパイア・ヒーロー賞」を受賞した。他にも『テッド』が「最優秀コメディー賞」に選ばれ、最近ロザリオ・ドーソンと破局したばかりのダニー・ボイル監督は「エンパイア貢献賞」を獲得している。(C) Getty Images(text:cinemacafe.net)■関連作品:007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.
2013年03月26日愛されているからこそ、求められているからこそ、シリーズ化や映画化は生まれる。2000年にドラマとして産声をあげた「相棒」シリーズもその一つ。現在、シリーズは11シーズンに突入し、劇場版の映画はスピンオフを含めた『相棒 -劇場版- 絶体絶命!42.195km東京ビッグシティマラソン』、『相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿』、『相棒 -劇場版II- 警視庁占拠! 特命係の一番長い夜』の3本が公開。いずれもヒットを記録している。そんな『相棒』シリーズの劇場版に新たな作品が加わる!『相棒』キャストが総出演している、新しい劇場版――オリジナルキャストとして活躍してきた捜査一課の伊丹憲一と新たに設立されたサイバー犯罪対策課の岩月彬という、新しいバディによる『相棒シリーズ X DAY』だ。岩月役の田中圭と伊丹役の川原和久が目指したバディ(=相棒)の形とは?杉下右京の場合もそうだが、刑事ドラマのバディというのは、2人の性格がまったく違ったり、反発し合ったり、苦手だったり…というパターンが多い。『相棒シリーズ X DAY』でバディとなる岩月と川原も例外ではなく、考え方の違う2人が徐々にチームになっていく、その過程が面白い。そして、長年『相棒』シリーズのレギュラー・キャラクターとして伊丹を演じてきた川原さんにとって、今回の映画化は大抜擢となったわけだが、本人は「出番が多いというだけのことですよ」と意外とあっさり!?というのは見せかけで「作品の中で長く(伊丹を)生きられること、『相棒』ワールドの中で捜査会議を見せられること、伊丹たちの仕事を見せることは嬉しいし楽しかったですね」と、伊丹刑事からは想像でいない、柔らかい表情を浮かべる。また、今回の相棒となる岩月については「行きがかり上どうしようもなくブッキングされてしまう相手なので、意にそぐわなくて事あるごとにモメてしまうんです。岩月は伊丹の発言に何かと言い返してくるというか、嫌味返しをしてくるんですよ。おいおい、嫌味はオレ(伊丹)の特権だろう…と(笑)」。川原さんの言葉に、田中さんはなんだか嬉しそう。「本人同士はコンビだとは思っていないですからね。むしろ邪魔な存在だと思っているんです」と、岩月と伊丹の第一印象がどれほど悪いのかを語る。「岩月くんってひどいなぁと思ったのが、『X DAY』の後日談で、ドラマシリーズ中のセリフに『僕は(周りから)あなたと知り合いだと思われているんです』というのがあるんですけど、知り合いだと思われるのも嫌なんだって(苦笑)。そこまで毛嫌いしているのに、行く先々で一緒に捜査をすることになって、いつしか伊丹刑事の正義感に触れて、最終的には信頼関係というか、お互いに認め合うことが見つかる。最初から仲良くしましょう的な感じじゃないところが、僕は好きです(笑)」。新しい凸凹コンビの誕生。伊丹と岩月の噛み合わなさ、ズレた感じはクスッとした笑いを運んでくる。2人のなんとも言えないかけ合いは、どうやって生まれたのか気になるが、意外にも「それがほとんど打合せも話合いもしていないんです。テストや段取りが(2人にとっての)打合せみたいなもので、芝居をしながら距離感を掴んでいく感じでした」と川原さん。その言葉に頷く田中さん。役柄の上での性格は似ていないけれど、役者としては「お芝居をしている感覚が似ているというか、近い感覚があるのかな。すごく心地よかったんですよね」と、川原さんとの共演をふり返る。「テストの前に芝居のプランを話し合う人もいるけれど、僕も川原さんもとりあえずテストでやってみる、その感覚がすごく好きでした。あとは、僕も川原さんも見た目を気にしないというか…。僕だってカッコよく映りたいですよ(笑)。でも、岩月も伊丹刑事もカメラを気にするようなキャラクターではないので。そういう感覚が(川原さんと)同じだったのは、楽しかったですね」。どこか通じるものがあるからこそ、あのバディ感が出せたのかもしれない。バディ感に加え、常にタイムリーな時事ネタを扱い、時代を先取りしているような鋭い視点をもっていることも『相棒』シリーズの特徴の一つだ。今回は、サイバー犯罪と金融封鎖という題材を盛り込んだ社会派サスペンスに仕上がった。謎のデータがネット上にバラ撒かれ、削除──。そして、その直後に燃え残った数十枚の一万円札と共に男の死体が発見される。殺された男の不正アクセスを追っていた岩月、殺人事件として真実を追う伊丹。いがみ合いながらも捜査を続ける2人は、やがて“金融封鎖計画 X DAY”の存在にたどり着く…というのが、大まかなあらすじ。サイバー犯罪、金融、殺人事件が絡み合うストーリーだけに、台本を最初に読んだとき川原さんは「専門用語が多いなぁ…」と感じたそう。「パソコンに精通している人ならなんてことのない用語なんでしょうけど、僕は一切できないタイプの人間なので…。たとえば、極端な話“ログイン”って言われても“ログイン?それはどういう捜査だ?”となるんです、伊丹の場合も(苦笑)。金融の専門用語も難しくて。でも、徐々に理解してくると、難しい言葉であっても言っているのは単純なことだと理解できると思います。要は、お金がお金じゃなくなるという恐怖なんです。お金が価値を持たなくなったらどうなるのか…という恐ろしい背景をこの作品では描いているんですよね」。伊丹刑事が困惑する一方で、田中さんの演じる岩月は、難しい専門用語を流暢に語り、コンピュータを巧みに操作するサイバー犯罪捜査官。しかし、「実は、僕も苦手なんです」と照れくさそうに告白する。「苦手ではあるんですが、今回、岩月が扱っていたのはiPadなんです。iPadは僕も普段使っているものなので、助かりましたね。さすがに“ログイン”は分かるけれど、ログインの意味をちゃんと説明しろと言われると無理。でも、川原さんよりは(コンピュータを)使えると思うんですけどね(笑)」と、伊丹と岩月が劇中で繰り広げるような“嫌味”を、さりげなく川原さんに投げかけ、それを待っていたかのように川原さんも“嫌味”を返す。「僕は現場であんなに眠れない…あんな格好では眠れない(笑)。田中くんは現場で泥のように子どものように眠るんですよ。メイクさんが寝ている彼の顔をメイクすることもありましたからね」と、撮影現場のエピソードを語る。そんな風に互いをいじり合うことができるのは、役者同士相性が良かったというのはもちろん、映画自体が良い作品であるからだろう。実際、完成した映画を川原さんは3回、田中さんは4回も観ていた!難しい題材ゆえに「こうした取材のときに困らないように…というのはありますけど、ほんとに面白くてカッコいいんです。僕は劇場にも観に行きますね、15回観に行きますよ!」という田中さんの言葉に「宣伝、上手いねぇ」と感心しつつ、川原さんも「『相棒』をずっとやってきた立場としては、杉下右京が深く関わらない『相棒』は一体どうなるんだろう?彼が解決しない事件をどう解決させるんだろう?それが楽しみでもありました」と、『相棒シリーズ X DAY』の見どころを伝え、最後に「あと、個人的に一番好きなシーンがあるんです。内村刑事部長のシーンなんですが…ヒントは“考える人”です(笑)」と、意味深なひと言を残す。田中さんが15回観たいほど愛して止まない面白さを、川原さんがお気に入りだと言う内村刑事部長の登場シーンを、ぜひ劇場で確かめてほしい。伊丹刑事&岩月捜査官の新しいバディが、この先どんな歩みを見せてくれるのかも期待したい。(text:Rie Shintani)■関連作品:相棒シリーズXDAY 2013年3月23日より全国にて公開(C) 2013「相棒シリーズ X DAY」パートナーズ
2013年03月26日アイドル・俳優・キャスターと様々な顔を持つ人気グループ「KAT-TUN」の亀梨和也が、1人33役を演じるという前代未聞の主役を務めた映画『俺俺』。ありふれた日常の中で、ありえない出来事が起こる、この“日常逸脱系サスペンス”から、ちょっぴり奇妙なニュースが届いた。原作は、第5回大江健三郎賞受賞の星野智幸による超リアル不条理小説。“俺の増殖”という奇想天外なストーリーを、人気TVドラマ「時効警察」や映画『インスタント沼』などで独自の三木ワールドを確立してきた三木聡監督が、亀梨さんと異色のコラボレーションで映画化させた。なりゆきでオレオレ詐欺をしてしまった主人公・均(亀梨さん)の前に、次々と同じ顔の“俺”が現れる。好みも考え方もまったく同じ“俺”だらけって最高に心地いいと思っていた均だったが、なかには“許せる俺と許せない俺”がいることに気づく。やがて増殖した“俺”同士の削除が始まっていき…。本作にはどこにでもありそうな風景の中で、個性を放つ存在となっているものがいくつか登場する。その中でも特に目を引くのが、均が住む街にある、さかずきのような奇抜な形の給水塔だ。付近の千葉県在住者にはもはやお馴染み(?)、写真を見てもらえれば分かるとおり、その不思議な形もさることながら、周りの風景との奇妙な違和感が魅力的と、“給水塔マニア”も高ぶるほど。三木監督は「虚無性のある構造物が物語の背景としてあるのも面白いんじゃないかと思って、ちょっと違和感のある給水塔を選んだ」と語る。不思議な魅力がつまったこの給水塔、実は本作で均が抱える“ある思い”を投影しているかのような、重要な役割を担っているのだとか。そんな日常の風景に溶け込んだ、個性的で「ちょっとおかしな何か」に目を向けたとき、“自分が自分であることの証の見つけ方”、そして“人はいかにして他者と向き合えばいいのか”という、普遍的な問いへのヒントに気づくことができるかもしれない。『俺俺』は、5月25日(土)より全国にて公開。(C) 2012 J Storm Inc.(text:cinemacafe.net)■関連作品:俺俺 2013年5月25日より全国にて公開(C) 2012 JStorm Inc.
2013年03月26日映画『中学生円山』の完成披露試写会が3月24日(月)に都内で開催され、宮藤官九郎監督を始め主演の草なぎ剛(SMAP)、平岡拓真、遠藤賢司、仲村トオル、坂井真紀が出席した。ある団地を舞台にした妄想と青春が交錯するヒーローアクション。家族4人で団地に暮らす中学生の円山はある目的のために“自主トレ”を繰り返していたが、ある日、団地に引っ越してきた謎のシングルファーザーの男に誰にも話していないはずの恥ずかしい自主トレについて見抜かれ…。草なぎさんは初めての宮藤作品となるが、これまでにも宮藤監督が「SMAP」の楽曲に詞を提供したり、草なぎさんが宮藤監督の舞台を見に行ったりと縁があったそうで「以前から一緒にお仕事をしたいと思ってました。心の中に引っかかりがあり、気になっていた」と明かす。改めて現場を体験してみて「琴線の触れる部分や熱くなるところとか方向性が僕と似ていると思います。新しい一面をひっぱり出してもらえました」と充実した表情を見せた。中学時代の妄想や恋の話題になると草なぎさんは「僕は中2の頃にはSMAPだったので、TVに出るのが恥ずかしかった」と述懐。さぞや学校では女子からモテていただろうと思いきや「好きな子はいましたが、かっこいい男の子と付き合っていて悔しい思いをしました。(自分よりも)カッコよくてスポーツも万能な男の子たちがいました」とほろ苦い思い出を明かしてくれた。仲村さんは小学生の頃、初恋の相手を親友によってクラス全員にばらされた経験があるそうで「中学校の林間学校でもそれがトラウマで『おれは本当に(好きな女の子が)いねえよ』と言い張ってました(苦笑)」とこれまた哀しいエピソードを明かす。だが、中学時代の思い出話でやはりというべきか際立っていたのが宮藤監督。好きだったアイドルの斉藤由貴の等身大パネルを近所の電気屋からくすねてきて「部屋に飾って朝、起きたら本物になってないかなと思ってた」。さらに「当時は好きな女の子が4人いて、自分の中で毎日ベスト4の順位を入れ替えていた」など劇中の円山に劣らない、聞くだに恥ずかしいエピソードを次々と語り、会場は笑いに包まれた。そんな大人たちの告白に、現役中学生の平岡くんは思わず「大人も大変ですね」。劇中では宮藤監督の命令でこれでもかと恥ずかしい妄想を爆発させており、さらに裸での演技も見せているが「公園でパンツ一丁で大勢の女性たちの前で踊るのは恥ずかしかったけど、そこから脱ぐことに抵抗がなくなりました」と成長(?)を明かす。だが「演じているときは気にしなかったけど、完成した映画を観たら『自分、何やってるんだろう?』って思った」と本音を漏らし笑いを誘っていた。そんな平岡くんについて草なぎさんは「この年で女の子の前で前貼り一枚。僕が彼の年だったら絶対にできなかったと思う」とその勇気と俳優魂に称賛を送っていた。『中学生円山』は5月18日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:中学生円山 2013年5月18日より全国にて公開(C) 『中学生円山』製作委員会
2013年03月25日今月23日(土)に開幕された「第5回沖縄国際映画祭」の観客賞「海人賞グランプリ」作品として上映された『7days Report』。24日(日)、本作の舞台挨拶が行われ、主演を務めたダンス&ボーカル・ユニット「GENERATIONS from EXILE TRIBE」の白濱亜嵐、共演の板尾創路、近藤真広監督が登壇した。卒業式を7日後に控えた高校生・リョウタ(白濱さん)。学校のマドンナ・ミズキに告白しようと、ラブレターの文章を必死に考えていた。しかし、なんとふとした出来事でリョウタは自分がクローンであることを知ってしまう。いじめられっ子で気弱な涼太と、クローンなのに、その涼太よりなぜか明るくてイマドキの快活な高校生・リョウタ、出会ってはいけない2人が出会うのだが…。“クローン人間”をテーマに奇妙な運命を辿るある高校生の青春描く本作。この日の舞台挨拶は、白濱さんお目当ての女性客が殺到!白濱さんが登場するやいなや、場内は悲鳴のような黄色い歓声が沸き起こった。初の映画出演にして初主演となる白濱さん。「初めて映画祭に参加させて頂いて、とても嬉しいです。昨日のレッドカーペットも凄く緊張してました」と語ると、さらなる歓声に登壇した白濱さんの声も掻き消されるほどだ。そんな中でも、飄々と語り始めたのは板尾さん。「亜嵐(あらん)の後が、創路(いつじ)でなんか締りがなくてすいませんね。僕は今年で沖縄国際映画祭は5回目なんですが、毎年ここで自分の作品がお披露目されるのは嬉しいです。ここから映画が広がっていけば」と挨拶。さらに見どころを聞かれた板尾さんが、「亜嵐くんが寒い中、パンツ一丁になってます。乳首も出てます!」とセクシーシーンの存在を明かすと、会場に詰めかけた女子たちのボルテージは最高潮に!続けて、「僕は乳首は出ていませんが、もしセクシーシーンが見たい場合は『私の奴隷になりなさい』を観て下さい」と別作品もアピール。セクシーシーンを暴露された白濱さんだが、氷点下での極寒ロケをふり返り「僕のほかにも近藤監督と助監督も一緒にパンツ一丁になってくれて、みんなでゲラゲラ笑いました」と微笑ましいエピソードを明かし、最後まで鳴り止まぬ歓声の中、舞台挨拶は無事に幕を閉じた。「第5回沖縄国際映画祭」は3月30日(土)まで開催。(text:cinemacafe.net)■関連作品:第5回沖縄国際映画祭 [映画祭] 2013年3月23日より30日まで沖縄にて開催
2013年03月25日架空の宮中を舞台に、欲望が渦巻く後宮で生き抜こうとする女性の姿を、華やかで官能的に描き、新しい時代劇として韓国で大きな話題となった『後宮の秘密』が、5月18日(土)から公開されることが決定。さらに予告編が解禁となった。妃を亡くし、後継ぎもなかった王の時代、王の異母弟であるソンウォン大君は狩り途中で出会った美しい娘・ファヨンに心を奪われ、足しげく通うようになる。それを厭う大君の母・大妃の企てで、ファヨンは恋人のクォニュと引き裂かれ、王の側室となる。5年後、王の崩御とともにソンウォン大君は王位に就くが、先王の勢力を粛清する大妃がファヨンの父を処刑、ファヨンの命も奪おうとするというストーリー。これまでの時代劇では描かれなかった“王の寝殿”をエロティックかつ人間的に描いた大胆さが注目を集めた本作。その官能描写により、韓国では“青少年観覧不可等級(19歳未満観覧不可)”というレーティングがついたが、興行ランキングでは初登場1位、韓国国内で260万人以上の観客を集める大ヒットとなった。予告編では、時代劇の重厚さを背景に、権力をめぐる陰謀や、ファヨン、ソンウォン大君、かつて愛し合ったファヨンの前に宦官となって再び姿を現したクォニュ、それぞれの愛が交錯する様子が暗示される。後に王となるソンウォン大君が大妃や臣下に囲まれながら、妃を相手に王の“務め”を果たすシーンは見どころだ。監督を務めたのは、『バンジージャンプする』『ノートに眠った願いごと』など繊細なラブストーリーを生み出してきたキム・デスン。ファヨン役に『春香秘伝The Servant房子伝』で官能的な魅力を発揮したチョ・ヨジョン、ソンウォン大君役に『国家代表』のキム・ドンウク、クォニュ役を『青い塩』のキム・ミンジュンが演じている。『後宮の秘密』は5月18日(土)より、シネマート新宿ほか全国にて公開。(C) 2012 LOTTE ENTERTAINMENT All Rights Reserved.(text:cinemacafe.net)■関連作品:後宮の秘密 2013年5月18日よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開(C) 2012 LOTTE ENTERTAINMENT All Rights Reserved.
2013年03月22日俳優の堺雅人と女優の菅野美穂が来月にも結婚するのではと、各メディアが報じている。2人の出会いは映画『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』。本作で堺さんは主人公である大奥総取締・右衛門佐(えもんのすけ)、菅野さんは愛を求め続ける5代将軍・綱吉を演じた。本人たちからの公式なコメントはいまだ発表されていないが、両事務所はこの報道を肯定している。昨年の10月に行われた『大奥』舞台挨拶の際には、堺さんは菅野さんのことを「危険な甘い香りがする。本当にお綺麗な方」と惚れ惚れといった様子で賞賛しており、また、菅野さんも「ニコニコと穏やかな草食系の方だと思ってましたが、マイペースな“植物系”男子でした」と堺さんを分析していた。(text:cinemacafe.net)
2013年03月22日口コミで昨年ロングラン・ヒットとなり、『アメリ』がもつ日本のフランス語映画興行収入記録を塗り替えた『最強のふたり』。今月22日(金)のBlu-ray&DVDのリリースを前に、映画のモデルとなった“本物の最強のふたり”を収めたメイキング・ドキュメンタリーが初公開された。事故で首から下が麻痺してしまった大富豪・フィリップと、スラム街出身の青年・ドリスという、出会うはずのない別世界に住むふたりが、介護される者とする者の枠を飛び越え、本音でぶつかり合うことで互いを受け入れ、いつしか最強の友情が生まれていく、という実話に基づいた物語を描く本作。本国フランスでは、10週連続で興行収入ランキング1位を獲得し、国民の3人に1人にあたる1,910万人を動員。フランス語映画として史上歴代1位となる記録的大ヒットを遂げ、ハリウッド・リメイクも决定している。先日の第36回日本アカデミー賞でも「最優秀外国作品賞」を受賞した希望に満ちた感動作だ。今回、一部公開となったのは、映画のモデルとなった実在の2人、大富豪のフィリップとスラム街出身のアブデル(劇中ではドリス)の“本物の最強のふたり”の姿が収められたもので、今回の特典映像として収録されるものだ。現在、モロッコで家族と暮らすフィリップが、障害を負うことになってしまったパラグライダー事故の経緯を語るほか、アブデルは裁判所から外出許可を取るために働いたことや、本当に失業手当をもらうためのサインが欲しくて臨んだ面接で、フィリップに出会ったことなど赤裸々に語っている。また、併せて本作の舞台裏を収めたメイキング映像も初公開!自身もスラム街出身であるドリス役のオマール・シーが提案したアイデアが採用されたエピソードや、エリック・トレダノ、オリヴィエ・ナカシュ両監督の作品に込めた思いが語られ、豪華ボリュームでの特典映像に仕上がっている。ユーモアたっぷりに描かれた最強の友情は、思いやりの心や優しさにあふれ、何度観ても笑って泣ける。実在の2人が語ってくれることで、あの感動がもう一度蘇るはずだ。「最強のふたり DVD コレクターズ・エディション」(2枚組)価格:3,990円(税込)「最強のふたり Blu-ray コレクターズ・エディション」価格:4,935円(税込)発売日:3月22日(金)発売元:ギャガ販売元:アミューズソフト※こちらの特別映像はcinemacafe.net記事ページより、ご覧いただけます。<モデルとなった実在の“最強のふたり”><メイキング映像><予告編>(C) 2011 SPLENDIDO/GAUMONT/TF1 FILMS PRODUCTION/TEN FILMS/CHAOCORP(text:cinemacafe.net)■関連作品:最強のふたり 2012年9月1日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開(C) 2011 SPLENDIDO/GAUMONT/TF1 FILMS PRODUCTION/TEN FILMS/CHAOCORP
2013年03月21日トム・クルーズが、懐かしのテレビドラマ「0011ナポレオン・ソロ」映画化主演を検討していることが明らかになった。「0011ナポレオン・ソロ」は米NBC局で1964年から1968年にかけて放送されたテレビドラマで、国際秘密機関「U.N.C.L.E.(アンクル)」の諜報員の活躍を描くスパイ・アクション。ナポレオン・ソロはボスの指令を受け、相棒のイリア・クリアキンと共に世界征服を企む謎の組織「THRUSH(スラッシュ)」と戦うというストーリー。洒脱なソロと堅物・クリアキンという水と油のコンビの軽口とクールな掛け合いや、アンクルの本部の入り口が洋服店の更衣室にあるといった、奇抜なアイディアで、高い人気を得た作品だ。日本では、1966年から1970年まで放送され、特にクールなイリア役のデヴィッド・マッカラムは大人気俳優となった。また、本作はドラマのエピソードを再編集した劇場用映画やスピンオフも製作されている。今回の映画化に関しては、米ワーナ・ブラザーズが長い間、製作を進めており、一時期はスティーヴン・ソダーバーグ監督、ジョージ・クルーニー主演で企画が進行していたが、ジョージが体調の問題でアクションができないことを理由に降板。その後、製作方向の不一致で、ソダーバーグ監督も降板し、『シャーロック・ホームズ』シリーズのガイ・リッチー監督がメガホンを取ることで企画が進んでいた。トムが主演を決めれば、やはり往年の人気ドラマ「スパイ大作戦」を映画化した『ミッション:インポッシブル』と同様に、シリーズ化される可能性は高い。『アウトロー』でも続編が決定しており、トム主演の人気シリーズが複数確立されるかもしれない。今回の作品では相棒のイリア・クリアキンのキャスティングも気になるところだ。(C) Getty Images(text:Mieko Nakaarai)
2013年03月21日女優のグウィネス・パルトロウは、2003年に英人気バンド「コールドプレイ」のクリス・マーティンと結婚。その後、可愛い2児に恵まれた夫妻だが、悲しいことに流産により第3子を失っていたことが英「The Mail on Sunday」紙の取材で明らかになった。グウィネスは、現在40歳。第3子の出産をまだ諦めてはいないという彼女は、以下のように話している。「子供たちは、いつも『赤ちゃんを産んで!』って言ってくるの。まだ先のことは分からないけれど、あとひとりは産めるかもしれないとも思っているわ。3人目の子を失ったんですもの。だから考えてはいるの」。現在グウィネスは、長女・アップルちゃん、長男・モーゼスくんという2児の母親。去年8月のインタビューでは「3人目の子供をほしいとは思っているけれど、おむつとかそういった赤ちゃんまわりの経験をまたしたいかと問われれば、分からないわ」と発言し、第3子の出産を断念したのかと思われていたが、子供たちの希望もあり、「やはりもうひとり産みたい」という気持ちを捨てることができなかったようだ。しかし、彼女は流産について、このように語っている。「第3子を妊娠したとき、本当に酷い経験をしてしまったの。うまく行かなくて、私は死にかけてしまった。だから“今の状態で満足すべき?それとも、もう一度頑張ってみるべき?”と悩んでいるの」。それ以上、流産の詳細については語らなかったグウィネスだが、彼女ををこれまでずっと支え続けてきたのは、夫のクリスのようだ。「クリスは子供たちに素晴らしい父親なの。そんな人の子供を授かれて、本当に心が休まるの。私とクリスは共に献身的な親で、決断はすべて2人で話し合って決めるようにしているのよ。そして支えが必要なときには互いを頼りにしあうの」。グウィネスにとって、3人目の妊娠で危険な状態になってしまったことで、もうひとり授かることに不安はあるに違いない。しかし、良き夫であり良き父親であるクリスに恵まれ、かわいい2人の子供たちの希望をかなえるニュースは、もしかしたら、届くのかもしれない。(C) Getty Images(text:Mieko Nakaarai)
2013年03月20日映画『図書館戦争』の完成披露試写会が3月19日(火)、都内劇場で開催され、上映前の舞台挨拶に岡田准一、榮倉奈々、田中圭、福士蒼汰、栗山千明、石坂浩二、佐藤信介監督が登壇した。有川浩の人気小説の実写版。検閲が法律で認められた近未来の日本を舞台に、図書館および表現の自由を守るべく戦う“図書隊”の活躍、鬼のような上官と新人女性隊員の甘酸っぱい恋模様を描き出す。岡田さんはこれから完成した作品を初めて鑑賞するファンを前に「今日は僕たちにとって特別な日。たくさんの人に愛されている『図書館戦争』の映画化ということで、みなさんの声に応えられるように頑張ったつもりです。愛あるキャスト、スタッフとこの作品に携われて嬉しいです」と強い思いを口にする。榮倉さんも「有川さんの大切な作品の大切な映画化のキャストを任せてもらえて嬉しかった」と語り、ひと足先に鑑賞した映画について「自分が出ている映画と思えないくらいのめり込んだ。早くみなさんに観てほしいという気持ちです」とアピール。田中さんも「カッコいいアクションがいっぱいあってスカッとする映画なのに、気づいたらなぜだか分からないけど涙が流れていました。胸を打つものがたくさんある作品です」と頷く。石坂さんが演じた仁科という役は映画オリジナルの役柄。有川さんは原作に登場する図書隊を創設した稲嶺というキャラクターに関して、故・児玉清をイメージて執筆したが、児玉さんの逝去を受けて今回の映画では、稲嶺はすでに亡くなっており、その思いを引き継いだ仁科が図書隊を設立したという設定になっており、児玉さんは劇中写真で登場する。石坂さんは児玉さんと共演したドラマ「ありがとう」に触れ「児玉さんは私の兄貴役であり、それ以来お付き合いさせてもらいました。(児玉さんの代わりの役は)荷が重いと思いつつやりました。(2人が)並んだ写真は合成ですが、胸を打つものがありました」としみじみと感慨を語った。登壇陣はそれぞれ、撮影中や完成した映画で“胸がときめいた”瞬間を告白。岡田さんは、完成した映画を観終えた有川さんがトイレに籠もって号泣したというエピソードを明かし「原作を大事にやって来たことが伝わって『よかった』と胸がときめきました」とホッとした表情。榮倉さんは撮影をふり返り「徹夜に近い日が何日もありましたが、監督がニコニコしながら『夏まで撮りたい』と言ったのを聞いて胸をわしづかみにされました(笑)」と語った。栗山さんは自身が演じた柴崎に関して「アニメ版の柴崎が私に似ていると言われて見てたんですが、有川先生がアニメ化するときに『(栗山さんを)モデルにしてほしい』と言ってくださったと聞いて嬉しかったです」と原作者からのご指名に胸キュンしたようだ。福士さんは「岡田さんにときめきました!」と告白。柔道シーンの撮影で、格闘技に造詣の深い岡田さんが福士さんに様々な技を伝授したそうだが、岡田さんはそんな福士さんを見やり「かわいいんですよ。現場でも『新人なんで立ってます』と言って座らないんです」と明かす。岡田さんによると、完成した映画に対する福士さんの感想にその場にいたスタッフは胸をときめかせたとのこと。岡田さんのムチャぶりで、福士さんはそのときの様子を舞台上で再現。観客からの「どのくらい面白かったの?」という声に合わせて福士さんは両手をいっぱいに広げて「このくらい!」とニッコリ。19歳の初々しい後輩のかわいらしい感想に榮倉さんらも大笑いしていた。『図書館戦争』は4月27日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:図書館戦争 2013年4月27日より全国東宝系にて公開
2013年03月19日寺島しのぶを主演に迎え、映画監督の廣木隆一が手がけるWOWOWの新作ドラマW「ソドムの林檎~ロトを殺した娘たち」の制作発表記者会見が、3月19日(火)東京・帝国ホテルで行われ、寺島さんに廣木監督を始め、木村文乃、溝端淳平、石橋杏奈、野村周平ら主要キャストが登壇した。編集者の万里(木村文乃)は、口論が原因で別れた元恋人が自殺したと聞き、訪れた葬儀の場で、婚約していた女性の存在を知る。彼女の名前は宮村恵(寺島しのぶ)。婚活サイトで知り合ったという恵が気になった万里は、男性を装い、サイトに登録。やがてコンタクトに成功し、恵のマンションに向かった万里が見たのは、独特の風貌と“匂い”がする恵が警察に連行される姿だった…。本作で描かれるのは、外見の美しさゆえに偽りの愛を受け、それを憎んで自らの顔を醜く整形した女性・恵と、(容姿が)醜ければ愛されないと思い、美しい女性へと変貌した万里の2人の女性が抱く“愛されたいという欲求”と“女の業”。昨日で無事クランクアップを迎えたそうだが、その女性独特の心の闇を描き出したストーリーとあって、撮影をふり返ったキャスト陣は全員「とにかく難しかった…」と口を揃える。寺島さんは、「(観客に)優しい作品が多くなったこの時代に、こんなにも突き放した、媚を売らない作品ができたことが嬉しかった。でも、なぜ主人公の恵がこんな事件を起こすのか、全く分からなくて、しかも廣木監督も分かってなくて、とにかく難しかったです…」と難役に悪戦苦闘した日々を述懐。さらに、高校生時代を演じた石橋さんは“醜くなる”整形手術を受けた後の姿として大人になった恵役を演じたが、「整形後という役柄です…こういう役を引き受ける女優さんは少ないと思います。廣木監督とは4回目だと思いますが、私のブサイクな顔をいっぱい知っているので、ブサイクな私をいっぱい撮っていると思います」と語った。劇中でスポーツ紙記者・健吾役の溝端さんは、この目を塞ぎたくなるような深すぎる女性たちの闇に「オレはもう恋愛したくねぇ…」と虚ろな目で挨拶し会場を笑いで包んだ。さらに、劇中に登場する綺麗ではないが家庭的な恵と、美しいが家庭的ではない万里にちなんで「どちらの方がタイプ?」と、取材陣から質問が飛ぶと「両方がいいなぁ」と欲張りつつ、「でも、僕は自由に外で好きなことをしている女性の方が好きなので、美しさを取ります!」と女優陣を前にして気まずそうに答えていた。ドラマW「ソドムの林檎~ロトを殺した娘たち」は毎週土曜夜10:00 全4話で、3月23日(土)よりスタート。(※第1話は無料放送)(text:cinemacafe.net)
2013年03月19日“サスペンスの神”アルフレッド・ヒッチコックと、その妻・アルマに焦点を当てた映画『ヒッチコック』。このほど、お笑い界の天才・太田光 (爆笑問題)と夫を支え続ける妻・太田光代が、映画さながらに共同作業した本作のプロモーション映像が製作中であることが分かった。そのプロモーション映像とは、題して「3分でわかる!映画『ヒッチコック』」。世界中の映像作家やクリエイターに今なお影響を与え続けるカリスマ、ヒッチコックと、彼を生涯支え続けた妻・アルマと同様に、太田光さんが監督(企画・演出)、太田光代さんが企画プロデュースを努め、爆笑問題の相方、田中裕二が特殊メイクを施してヒッチコックに扮して撮影中だとか。いわば、太田光監督&光代夫人プロデュースによる、初の“田中裕二主演”のプロモーション映像となる。本作は、名作『サイコ』の成功にいたるまでの道のりと、ふたりの天才の知られざる物語を、時にユーモラスに、時にドラマチックに描いた感動のドラマ。主演は『羊たちの沈黙』でアカデミー賞主演男優賞を受賞し、「サー」の称号をもつ英国最高峰の演技派、アンソニー・ホプキンス。妻・アルマには、『クィーン』で同主演女優賞を受賞し、「デイム」の称号をもつヘレン・ミレン。英国を代表する二大アカデミー賞俳優の初競演が実現している。さらに、スカーレット・ヨハンソン、ジェシカ・ビールなど、豪華キャストが集結。アンソニー・ホプキンスが特殊メイクを施し、ヒッチコックの人間性に迫った圧倒的な演技も見ものだ。“サスペンスの神”と崇められたヒッチコックだが、その作品の評価とは裏腹に監督として“アカデミー賞に嫌われた男”でもあった。そんな無冠の帝王の心の葛藤と逆境を支え続けた女性がアルマ。優れた映画編集者にして、ひらめきに満ちた脚本家であり、ヒッチコックの生涯ただ一人の妻だ。爆笑問題・太田光が、長きにわたって芸能界の第一線で活躍しているのも、妻であり、事務所社長である光代さんの内助の功があってこそ。そんな彼らとコラボしたプロモーション映像はどんなものを見せてくれるのか。期待して待ちたい。『ヒッチコック』は4月5日(金)よりTOHOシネマズ シネマほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ヒッチコック 2013年4月5日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開(C) 2012 Twentieth Century Fox. All Rights Reserved.
2013年03月19日3D映画『ジャックと天空の巨人』の完成披露試写会が3月18日(月)、都内劇場で行われ、日本語吹替え版で声優を務めたウエンツ瑛士、平愛梨、ゴリ(ガレッジセール)、真栄田賢(スリムクラブ)、博多華丸(博多大吉・華丸)が舞台挨拶に登壇した。『ユージュアル・サスペクツ』の鬼才ブライアン・シンガーが、誰もが知る童話「ジャックと豆の木」を基に作り上げた本作。天界と人間界を隔てる禁断の扉が開いてしまったことから、数百体もの巨人たちが人間界に攻め寄せてくる…。ウエンツさん以下、登壇陣は劇中のキャラクターをイメージした衣裳で登場。「人生でここまで緑なのは初めて(笑)」という緑色のタキシードのウエンツさんが「今日は全員、私服です」とボケると、“巨人組”のゴリさんと華丸さんからは「おいっ!」と怒りの声が飛んだが、真栄田さんだけは「オレは(私服の)可能性あるね。沖縄の北部にこういう人いるよ!」と語り、すかさずゴリさんから「いないだろ!沖縄北部の人に謝れ!」とツッコミが入った。ゴリさんは自身が演じた巨人のファロン将軍同様、もう一つの頭をくっつけて登壇したが、これを相方の“川田”呼ばわりし笑いを誘う。華丸さんは「このたび、福岡ソフトバンクホークスから“巨人”入りしました!」とニッコリ。真栄田さんは自らの売りであるハスキーボイスをネタに「みなさん聞き取れますか?映画史上初めて日本語吹替えに字幕が付く可能性があります(笑)」と語り、客席は笑いに包まれた。この喋りの達者な登壇陣に触発されたか?平さんは冒頭の挨拶でいきなり「今日は雨の中…あ、雨降ってなかった(笑)」とまさかの天然ボケをかまし登壇陣一同は唖然…。さらに衣裳の見どころを尋ねられると、プリンセスを意識したスカートを「カーテンの中(※レース)みたいにフワッとしてて」と大マジメに語り、ゴリさんから「衣装さんに謝ってください」とイジられていた。ゴリさんは「最初、巨人役のやりようが分からなかった」とアフレコの苦労を述懐。「とりあえず素のゴリの声で喋ったら『いいね、そこにもう少し“巨人”を足して!』と言われまして…(苦笑)」と困惑を明かす。一方、華丸さんは「思いのほかセリフが少なかった」と残念そうだが、代わりに(?)、特別に製作された映画上映前のマナー呼びかけの声を自らが担当していることを告白。「こっちの方がセリフが多い!」と複雑そうだった。『ジャックと天空の巨人』は3月22日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジャックと天空の巨人 2013年3月22日より全国にて公開(C) 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LLC
2013年03月18日トム・クルーズが、新作映画『All You Need Is Kill』(原題)の打ち上げパーティーのために、自腹で10万ポンド(約1,400万円)を支払っていたことが明らかになった。同作の撮影をイギリス・ロンドンで行っていたトムは、キャストとクルー全員のために盛大なパーティーを開くことを前々から計画していたようで、トムのパーティーは国会議事堂近くの豪奢なミルバンク・タワーの28階を全面貸し切り、3月10日(現地時間)にキャストとクルー総勢400人が参加したと英「Daily Mail」紙は伝えている。同映画のスタッフは、「トムがその場所を選んだのは、ロンドンが一望できる一大パノラマが楽しめるからです。彼はロンドンでの撮影は彼の人生の中で最も素晴らしい経験の一つだったと言っていました。ですから、このパーティーを開くことが製作チームへの感謝の証と思ったのでしょう」と話している。ほかにも、「この作品の撮影では、トムはヴィンテージのバイクでバッキンガム宮殿に乗り付けたり、ヘリコプターでトラファルガー広場に降り立ったりしていましたからね」とコメントするスタッフも。パーティーでは、DJが夜中の3時まで音楽を流し続け、キャストやクルーたちは350本のシャンパンを空け、クラブケーキや飲茶、神戸牛のミニバーガー、ソーセージ&マッシュポテトやサテー・チキンなどの豪華なカナッペに舌鼓を打ったという。主催者のトムは残念なことに、映画の最後のシーンを撮影していたため、参加できなかったそうだ。それでも出席者たちは『ミッション:インポッシブル』の服装で自身の写真が写せるフォト・ブースで遊んだりと、おおいに楽しんだようだ。トム・クルーズは、まぎれもなくハリウッドいち寛大なスターなのではないだろうか。『All You Need Is Kill』は2014年3月7日(現地時間)に全米公開を予定している。(text:Mieko Nakaarai)■関連作品:オブリビオン 2013年5月よりTOHOシネマズ 、日劇ほか全国にて公開
2013年03月18日「嵐」の二宮和也主演の『プラチナデータ』が3月16日(土)に公開を迎え、二宮さんと豊川悦司、鈴木保奈美、生瀬勝久、杏、水原希子、大友啓史監督が都内劇場で舞台挨拶に登壇。この模様は全国72劇場で生中継され約6万人が鑑賞した。原作は東野圭吾の人気小説。最新鋭のDNA捜査で難事件を解決してきた主人公が、まさにそのDNAデータにより覚えのない殺人犯として追われる立場に!執拗に彼を追う刑事や研究所の人間たちの様々な思惑が絡み合いつつ真相が明らかになっていく。劇中、豊川さんにずっと追いかけられていた二宮さんだが、撮影は個々のシーンが多く「基本的に一人で走ってました(苦笑)」と明かす。監督の意向で別の場所にいる2人だが、同じビルが背景で確認できるなど、豊川さん曰く「監督は『離れているようで意外と近いところにいる』と言ってた」。二宮さんは「ラブストーリーの王道ですね(笑)」と客席は笑いに包まれた。豊川さんはキャスト同士の関係について「何故かいきなり、何となく仲が良かった。何ででしょうね?」と不思議そう。「シリアスなお話で、セットも広いんですが控室は狭くて、4畳半でみんなが待機するという微妙な距離感だった」と述懐する。二宮さんによるとこの仲の良さは「生瀬さんのおかげ」。生瀬さんが自ら飼育しているサンゴへの愛を切々と共演陣に語っていたそうだが、生瀬さんは「みんなでサンゴを愛でようって話をしてるのに、みんな興味ない。お前ら、いいかげんにしろよ!」と怒りを露わにする。ちなみに劇中、生瀬さんはなぜかピチピチの衣裳だが本人は「体を作ってて、脱ぐ機会があるかと思ったらなかった…」と残念そう。さらに生瀬さんは「豊川さんもすごい体してるんです。サーフィンやってるから。そこが男の色気なのかな?」と暴露。二宮さんも「僕もチラチラ見てました。すごいですよ」と頷き、豊川さんは「そんなことないですよ!」と照れくさそうだった。二宮さんとの共演シーンが多かった杏さんは二宮さんの印象について「セットに入ったときとサンゴの話をしているときで全然違う!フワーっとオーラが変わる瞬間が見られたのは貴重な体験でした」と、そのスイッチの切り替えに驚嘆。生瀬さんは「前日、1~2時間しか寝てなかったり飲んでたって言ってたのにセリフは完璧に入ってる。いつ覚えてるの?」と驚きをこめて二宮さんに尋ねたが、二宮さんは「飲みながらとかですね。何かをしながらというのが多いです」と飄々と語り、これにはほかの共演陣も観客も驚いた様子だった。『プラチナデータ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:プラチナデータ 2013年3月16日より全国東宝系にて公開
2013年03月16日フランス映画にどんなイメージをお持ちだろうか?昨年のアカデミー賞を賑わせた『アーティスト』?世界中で大ヒットを記録した『最強のふたり』?はたまた、オシャレ女子たちを虜にした『アメリ』?軽やかな作風の中に一味効いた独特のエッセンス、さらに魅惑の街並みと美意識が作り出す映像美。そんな魅力がたっぷり詰まったフランス映画、中でも女性監督たちが自身の実体験から作り上げた日本初公開となる3作品を特集上映する「フレンチ・フィーメイル・ニューウェーブ」が今月30日(土)から6週間限定で開催される。そこで、シネマカフェではこの女子にこそ観てほしいフランス映画3作品を、「初恋」、「ファッション」、「妊娠・結婚」と3回にわたってご紹介。第2回目は、フレンチ・ポップな色々とりどりの70代「ファッション」が楽しめる、『スカイラブ』をピックアップ!『スカイラブ』は、1970年代のブルターニュ地方を舞台にした大家族の姿を描いた物語。監督を務めたのは、イーサン・ホーク主演の『ビフォア・サンセット』やレオス・カラックス監督の『汚れた血』で注目を浴びた女優、ジュリー・デルピー。なんとこのちょっとおかしな家族たちの物語は、デルピー監督自身の子どもの頃の体験を基にしたものなのだとか。主人公はアベルティーヌ、その母親・アンナ役として出演いている。そしてそれを囲む親戚たちのキャラは全員個性豊かで、ドラマティックは展開はなくても、みんなのユーモアにあふれた会話を聞いているだけで、観ているこちらまで家族の一員になった気分にさせてくれる。そして、なんといっても本作に登場するこの家族たちのレトロ・ファッションには思わず目と心を奪われるはず!女性たちはカラフルなワンピースにスカート、日本だと地味になりがちな男性陣もオレンジのシャツや白のショートパンツなど攻め気味のスタイル。さらに、ビーチのシーンでは大人も子供も男も女もみんな大胆な柄物の水着を怯むことなく披露してくれる。そのほかにも、70代の歌謡曲やクラブミュージックに、一瞬戸惑うほどの驚きのディスコ・ダンスが披露されたり、さらに会話の端々には5月革命などフランス独特のカルチャーがいたるところに散りばめられている。何とも陽気で、何だかキマっている彼らと一緒にあなたも70年代のフランスにタイムスリップしてみては?『スカイラブ』は、3月30日(土)より開催の特集上映「フレンチ・フィーメイル・ニューウェーブ」(@渋谷シアター・イメージフォーラム)にて6週間限定上映。(text:cinemacafe.net)
2013年03月16日誰もが知る名作童話「ジャックと豆の木」をベースに、人間と巨人の壮絶なバトルを描く壮大な3Dアドベンチャー超大作『ジャックと天空の巨人』。このほど、本作に出演するユアン・マクレガーとスタンリー・トゥッチというナイスミドルな2人のインタビューを収めた映像が到着した。中世イギリスを舞台に、かつて暮らした地上を奪い返そうとする天空の巨人たちと、彼らを阻止しようとする人間たちによる高低差1万メートルのバトルがド迫力の映像で繰り広げられる。本作で、ユアンは王家を守る騎士団のリーダー・エルモント、スタンリーは強欲なロデリック伯爵と、正反対の役どころを演じた2人。今回到着した映像でも、たっぷりとした髭をたくわえたユアンに対して、スキンヘッドのスタンリーと見た目も全く違うこの2人だが、互いのキャラクターについて説明し合うなど、仲の良さを伺わせている。ユアンは、スタンリーが演じたロデリックを「とんでもない悪党だ(笑)」と言い、さらに姫との結婚を目論む彼のことを「権力が欲しいからだ。愛ではない」と髭をなでながら語ってくれる。今度はスタンリーが、ユアン扮するエルモントについて話し始めるのだが、スタンリーが思わず口を滑らすと「その話はあまりしちゃいけない」とユアンが口止め、「あぁ」と納得したスタンリーからは「続編があるかもしれないからな」と更なる秘密が飛び出す一幕も!まずは、劇場で大冒険に出かける前に、この落ち着きあふれるナイスミドルたちが放つ大胆告白をぜひチェックしてみて。『ジャックと天空の巨人』は3月22日(金)より全国にて公開。※こちらの特別映像はcinemacafe.net記事ページより、ご覧いただけます。(C) 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LLC(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジャックと天空の巨人 2013年3月22日より全国にて公開(C) 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LLC
2013年03月15日人気シンガー、ジャスティン・ビーバーを誘拐、去勢して殺害するという残忍な殺人計画を企てた服役囚ダナ・マーティンが、今度はコンサート会場を爆破してジャスティンを殺す計画を立てたことが明らかになった。首謀者のダナは2000年に15歳の少女をレイプし、殺害した罪で終身刑を受け、現在も服役中。昨年、元服役囚のヒットマン2人を雇い、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンでコンサートを行う予定のジャスティンとジャスティンのボディーガードを含めた4人の殺害を指示したが、実行前に2人がカナダ国境から約10キロメートル離れた場所で、ニューメキシコ州警察から情報を得た移民局の捜査官によって逮捕されたため、犯行は未遂に終わっている。今回、ダナはジャスティン殺害の再計画を手紙でテレビ局に送り付け、再びジャスティンの命を狙う計画を記載していたとのこと。そこには「新たなヒットマンを雇った。このヒットマンはコンサート会場に爆発物を仕掛ける。ステージ上の人間全員が死に至り、観客にも死亡者がでるほどの爆発になるだろう」と書いていたという。ニュースサイトの「W.E.N.N.」は、ニューメキシコ州刑務所に服役中のダナは、現在、は外部と連絡を取ることを一切禁止され、捜査が続く間、独房行きになったと報じている。(C)Getty Images(text:Mieko Nakaarai)
2013年03月15日主人公・ブレンダが多くの海外ドラマファンに愛されてきた「クローザー」が遂にファイナル・シーズンを迎える。3月20日(水)の「クローザー<ファイナル・シーズン> 」コンプリート・ボックス(10枚組)リリースを前に、シネマカフェにブレンダ役のキーラ・セジウィックのスペシャル・インタビュー映像が到着した。ロサンゼルス市警に新設された殺人特捜班のチーフとして赴任してきたブレンダ・ジョンソン。CIA(アメリカ中央情報局)の特殊トレーニングを受けたキャリアである彼女は、着任早々に殺人事件の現場に現れ、部下となった同僚たちに次々と早口で指示を与えていくが、“変人”とも思えるほど個性的な女性上司のブレンダに対して、長年勤務してきた叩き上げの男性警官たちは反感を抱き…。7年間支持されてきた人気シリーズが遂に迎えるラスト。長年、主人公・ブレンダを演じてきたキーラは、「過去の6シーズン全て見る価値があるわ。登場人物の関係性がどう変化してきたかが分かるし、演技も進歩したと思う」とこれまでをふり返る。キーラは、『ウォルター少年と、夏の休日』、『崖っぷちの男』などにも出演する一流の映画スター。そんな彼女が、TVシリーズの主演を引き受けた理由は「よく書かれているわ」とキーラも絶賛する台本にあったようだ。「TVシリーズをやろうと思っていたわけではなくて、台本を読んで惚れ込んだの。ブレンダという役柄にポテンシャルを感じたし、こんなキャラクターはいままで見たこともなかった。だから演じてみたくなったの」。そう語るキーラの夫は『ニューヨーク、アイラブユー』や『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』にも出演しているかの名優ケビン・ベーコン。実は、シーズン5第12話「殺しの記念品」では夫・ケビンが監督を務め、2人の実娘・ソシーが出演しているのだ。「ケビンが監督したのは良かったわ。彼は優れた監督だと知っていたからね」と語るキーラだが、どうやら娘との共演シーンではつい“母親”の一面が出てしまったよう。彼女がいかに緊張していたかを思わせるエピソードも、このインタビュー映像の中で披露してくれている。「とても緊張してたの。うまくいきますようにって」。子を思うあまりに、自分が緊張してしまったというキーラの姿はとても微笑ましい。「このドラマで私が好きなのは、キャタクター個人のストーリーよ。彼らの成長や“旅路”ね」と話すキーラ。あなたも、この7年に渡る登場人物たちの旅路の行き着く先をぜひ見届けてみて。「クローザー<ファイナル・シーズン> 」発売3月20日(水)コンプリート・ボックス(10 枚組)15,000円(税込)DVDレンタルレンタル中[Vol.1~Vol.5]3月20日(水)[Vol.6~Vol.10]オンデマンド配信中発売元・販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ公式サイト:※こちらのインタビュー映像はcinemacafe.net記事ページ内にてご覧いただけます。(C) 2013 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.(text:cinemacafe.net)■関連作品:クローザー [海外TVドラマ]
2013年03月14日待望のベビーが誕生する前に、必需品となるベビー用品を用意しておきたいところだが、中でもベビーカー選びは悩みどころだ。海外ブランドの安全性とファッション性を兼ね備えたカラフルなベビーカーで、ベビーとお買い物を楽しむ若いママの姿も街でよく見受けられる。これからママやパパになる人必見のベビーカー情報が到着!ノルウェー生まれのベビー用品ブランド「ストッケ」から新しいコンセプトのコネクションストローラーシリーズが4月24日(水)より発売される。1932年の創業以来、「子どもの目線を第一に考えた製品づくり」をコンセプトにしてきたストッケだが、今回登場するのは、ストローラーを単なる移動のための道具としてではなく、「親子をつなぐ大事なコミュニケーションツール」として捉えて開発された製品シリーズとなる。具体的には、座面が高く対面式になるシートで、親子の距離を縮め、アイコンタクト等も含めた相互コミュニケ―ションも円滑に。誕生後から3歳頃までの子どもの成長にとって重要なこの時期に、親子の情緒的、身体的なつながりをより深くサポート。確かに、子どもの表情をいつでも確認しながら移動できると、ちょっとした気持ちの変化もすぐに察知できるので親も安心だ。小児心理学者の研究でも、背面式に比べて、対面式のベビーカーの方が乳幼児は2倍の確率で眠りに落ちやすい、親と乳幼児双方において言葉を発する機会が増える、声をあげて笑いやすいといった、赤ちゃんとのコミュニケーションにおける相対的な変化が観察されているそう。ラインナップも、今年で10周年を迎えるストッケ エクスプローリーに加え、片手でたためるコンパクトなストッケ スクートや多機能で拡張性の高い各コネクションストローラーにそのまま装着が可能なカーシート ストッケ イージーゴーなど、機能面やカラーバリエーションも豊富に展開されている。使いやすさだけでなく、親子のつながりに注目したベビーカーを、親子間のコミュニケーションに役立ててみてはいかが?(text:Miwa Ogata)
2013年03月13日映画『藁の楯 わらのたて』の完成報告記者会見が3月13日(水)に都内で行われ、主演の大沢たかおを始め、松嶋菜々子、藤原竜也、三池崇史監督が出席した。日本国内および台湾でのロケ撮影により木内一裕の同名小説をこれまでにないスケールで映画化。卑劣な犯罪で孫娘を殺害された大富豪が、犯人の首に10億円の懸賞を懸けたことで日本中がパニックに!要人警護のスペシャリストがチームが結成され、九州から東京まで犯人の移送を試みるが…。高速道路や官庁街の封鎖。さらには台湾で本物の新幹線を走らせての撮影など、これまでの日本映画の規格を遥かに超える規模での撮影に、主演の大沢さんは「日本の映画でここまでやれるのかと心が震えました」と述懐。ある事件で家族を失った過去があり、警護する対象である犯人に複雑な心境を抱きつつも任務を遂行するSP・銘苅(めかり)という役柄についても、言葉ではなく表情で語る部分が多く「これほど手足を縛られたような感覚で芝居をするのは初めての経験。役者冥利に尽きます」と感慨深げに語る。初めての三池監督との仕事に関しては「監督は演出のときに自分で芝居をして見せるんですが、それが異常に上手くてプレッシャーでした(笑)。ずっとお仕事させていただく機会を待っていましたが、全幅の信頼を置いてできたと思います」と語った。松嶋さんは、銘苅と共に警護チーム加わる白岩を演じたが、唯一の女性SPということで「屈強な男性に混じったときに、男性に見えるようにと動きやしゃべり方も意識しました」と明かす。白岩は、松嶋さん同様に子育てをしながら仕事にも全力で取り組んでいく女性。「共感したのは『仕事は仕事』と集中力で(仕事とプライベートを)分けている部分。演じる上ではやはり、同じ子持ちの身として『自分には守るべきものがある』という気持ち。彼女はそれを表に出しませんが、深い部分で役作りになったと思います」と語った。そして藤原さんは、自らの犯罪をなんら反省することのない犯人の清丸を演じた。警護されながらもふてぶてしい態度で銘苅や白岩への挑発的な言動を繰り返すが「あの松嶋さんに数々の失礼な発言をし、あの大沢さんに悪態をつきまして、日本全国民に嫌われました」と苦笑する。「松嶋さんには謝りながら撮影してました」と明かしたが、当の松嶋さんは「藤原さんに対して気分を害するようなことは全くなかったですよ」とニッコリ。そして、反対側の三池監督を見やり「現場でセリフを変えたりして、『これ言ってみて』と指示するのは監督ですから」と爽やかな笑みの中に恨みを覗かせる…?三池監督は慌てて「仕事ですからね(笑)」と釈明しつつ、真夏の撮影をふり返り「あの状態で(松嶋さんに)アスファルトに寝転んでもらわなくちゃいけなくなったんですが、『テストではいいので本番で』と言ったら、『大丈夫です。仕事しながら岩盤浴している感じです』と仰ってました」と感服しきり。松嶋さんは「『暑い』と言っても涼しくはならないので、いつも受け入れてます」と“家政婦のミタ”ばりのクールさで答えていた。原作のスケール感に報道陣からは「もしもハリウッド・リメイクのオファーが来たら?」という質問も飛んだが、三池監督は「ハリウッドで監督をしたいって気持ちはない。まあ、でもお金がもらえるらしいから、1回してもいいかな」と淡々とした様子。大沢さんは「ハリウッドでとなったら銘苅役は来ないでしょうから、清丸あたりを狙っていきたい。そうしたら世界中から嫌われますね」といたずらっぽい笑みを浮かべていた。『藁の楯 わらのたて』は4月26日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:藁の楯 わらのたて 2013年4月26日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 木内一裕/講談社 (C) 2013映画「藁の楯」製作委員会
2013年03月13日映画『コドモ警察』に出演する鈴木福が“デカ長”の役作りの参考にしたという石原裕次郎のモノマネ芸人・ゆうたろうと3月12日(火)の試写会で初めて対面。一緒に裕次郎さんの「ブランデーグラス」を歌った。イベントには福くんと共に特殊捜査課の食いしん坊刑事“イノさん”を演じた青木勁都も登壇。これまで福くんが出演していた雪印の「こんがり焼けるとろけるスライスチーズ」のCMに、デカ長とイノさんのままで2人が出演することも決定。映画の前に新CMが上映された。お腹を空かせた状態で撮影に臨んだという福くんは「もうパンもチーズも美味しかった!イノさんの食べっぷりもすごくて、あともうちょっとで全部食べ切っちゃうところだった」と明かす。勁都くんは「焼きたてのパンの温かさとチーズが何と言うか…いっぱい食べました」と満面の笑みを浮かべていた。そしてスペシャルゲストとして、デカ長の大人のときの声を担当しているゆうたろうさんがブランデーグラスを片手に登場!福くんはテレビなどでゆうたろうさんを見てデカ長の役作りをしたそうだが、ゆうたろうさんは「間の取り方や『何ぃ?』というセリフなど随所に僕っぽいところがあって嬉しかった。今日もメイク中に『腕時計はどっちの腕?』とか聞いてきてくれて、勉強熱心で親近感を持ちました」と福くんの役者魂を称えた。この日はゆうたろうさんが福くんに「何ぃ?」の正しい言い方を直接指導。「本家と言われてもそもそも僕はニセモノ」と苦笑しつつ、ゆうたろうさんは福くんに間の空け方や表情についてアドバイスしたが、その飲みこみの早さに「ライバル出現ですね。これで営業とか行かれちゃうと食い扶持がなくなる!」と悲鳴を上げていた。福くんと勁都くんからはお礼に雪印のチーズがゆうたろうさんにプレゼントされたが、さらにお返しとしてゆうたろうさんは、福くんが“持ち歌”として劇中でも歌っている裕次郎さんのヒットナンバー「ブランデーグラス」の生歌を披露。だがゆうたろうさんだけでなく、福くん、そしてなぜか勁都くんまで歌詞を完璧に覚えて美声を披露し会場を沸かせた。歌い終わるとゆうたろうさんそっちのけで福くんは「イノさんもなかなかやるな」とニヤリ。勁都くんも「デカ長にはかないませんよ」と返し、会場は爆笑に包まれた。『コドモ警察』は3月20日(水・祝)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:コドモ警察 2013年3月20日より全国にて公開(C) 2013映画「コドモ警察」製作委員会
2013年03月12日ロバート・パティンソンを主演に迎えた、デイヴィッド・クローネンバーグ監督最新作『コズモポリス』。レオス・カラックスの13年振りとなる長編作品『ホーリー・モーターズ』。このカナダとフランスの当代きっての鬼才2人が手がけた2つの作品が、今春4月にいよいよ公開を迎える。奇しくも両作品共に1台の“リムジン”を舞台に繰り広げられるひとりの男の1日を描いた物語。そして大きく共通する点がもう一つ、フランスが誇る大女優ジュリエット・ビノシュの存在である。一方は、様々な人間との出会いを通じて生と死、栄光と破滅、愛などひとりの男の人生の全てを1日に集約させたクローネンバーグ監督の『コズモポリス』、もう一方のカラックス監督の『ホーリー・モーターズ』は様々な人格を演じ、数々の人生と巡り合うことを通じて生きていくことの機微をエモーショナルに描き出している。昨年の「第65回カンヌ国際映画祭」でコンペティション部門に正式出品されたという点でも、何か運命的なものを感じるが、そんな2つの作品の間で揺れ動いていたのが、ジュリエットなのだ。ジュリエットはカラックス監督とは、かつては公私わたるパートナーとしても知られ、カラックス監督の映画作家として一躍世界に名を知らしめた『汚れた血』や、多くの映画ファンを虜にした『ポンヌフの恋人』でミューズ的な存在として、カラックス作品に強烈な印象を残してきた。そんな、旧知の仲であったカラックス監督の13年ぶりの長編新作となる『ホーリー・モーターズ』を製作するにあたって、主人公・オスカー(ドニ・ラヴァン)の昔の恋人・ジーン役で当初オファーを受けていたジュリエット。しかし、彼女はその誘いを断り、短い出演時間ながら、『コズモポリス』でのクローネンバーグ監督との初仕事を選択した。主人公・パッカー(ロバート・パティンソン)の愛人・ディディ役として、パッカーがオフィス代わりにするリムジンに乗り込み、車内での濃厚なSEXシーンを披露している。ワンシーンのみの出演にも関わらず、パッカーをとりまく虚無感を象徴するキャラクターとして、強烈なインパクトを与え、現在48歳にして新境地を見せているのだ。そんなジュリエットは『コズモポリス』の撮影後に、こんなコメントを残している。「そのシーンを読んでみて、出演するのは楽しいだろうと思ったの。たった5ページのシーンをどんな風に想像する?こんなに小さな空間で。とても挑戦だったわ!デヴィッド(・クローネンバーグ監督)は、ロバートにいつも同じ場所(=リムジン)にいて欲しかったから。“権力の場所”であるかのように、自分のリムジンの中にいつも座っている。私はあちこち飛び回るの。彼を楽しませるようにね。だから、面白かったわ!」と俳優としての挑戦を存分に楽しんだようだ。一方の『ホーリー・モーターズ』では、ジュリエットに代わってカイリー・ミノーグがジーン役を好演している。しかし、サマテリーヌ百貨店跡地で敢行された撮影は、『ポンヌフの恋人』でのジュリエットを彷彿とさせるが、カラックス監督は何を思い、そこにカイリー(恋人・ジーン)を立たせたのか…?日本でも、是枝裕和監督(『空気人形』)が大ファンを公言するなど、多くの男たちを魅了してやまない女優ジュリエット・ビノシュ。彼女が“佇む映画”と、影を落としながらも“いない映画”――そんなちょっと“映画通”のような視点から、鬼才監督たちの男心を通して2本を見比べてみるのも面白いかもしれない。『ホーリー・モーターズ』は4月6日(土)よりユーロスペース、新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。『コズモポリス』は、4月13日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:コズモポリス 2013年4月13日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開(C) 2012-COSMOPOLIS PRODUCTIONS INC./ALFAMA FILMS PRODUCTION/FRANCE 2 CINEMA
2013年03月12日“サスペンスの神”とうたわれた男アルフレッド・ヒッチコックと、彼を支えた妻アルマ・レヴィルとの知られざる物語を描いた『ヒッチコック』。このほど、本作の監督サーシャ・ガヴァシから、敬愛してやまないヒッチコックと映画音楽についての談話が届いた。アンソニー・ホプキンスが特殊メイクを施してヒッチコックに扮し、第85回アカデミー賞ではメイクアップ&ヘアスタイリング賞にノミネートされた本作。1959年、新作『サイコ』の製作に挑んでいたヒッチコック夫婦の絆と、最大のヒット作にしてサスペンス映画の金字塔となった『サイコ』の舞台裏を描いているが、当時、あの有名なシャワー・シーンをめぐってはこんな裏話があったようだ。「音と映像は切り離せない」というのがヒッチコックの信念だったが、ヒロインが襲われるシャワー・シーンでは音楽を一切つけないつもりだったらしい。ところが、音楽を担当したバーナード・ハーマンはそれに反対し、激しく容赦のないバイオリンの音色をつけ、恐怖そのものを呼び起こす旋律として、『サイコ』のスコアを史上最も影響力のある映画音楽の1つにしたのだ。『ヒッチコック』のガヴァシ監督もまた、自分の映画に独特の音楽的感覚をつけたいと強く願ったようで、「子どものころからずっとヒッチコックのファン」と公言するダニー・エルフマンに音楽を依頼した。「『サイコ』は私が思うに最高の映画のスコアだ。ある意味、あれがインスピレーションとなって、私は映画音楽の作曲家になった。だから、すぐに個人的な思いが湧きあがったよ」とエルフマンは語る。だが彼は、バーナード・ハーマンが作った『サイコ』のスコアの完璧さをマネることはやりたくなかったという。ガヴァシ監督も、夫婦の物語であることから、ユーモラスで影があり、ロマンティックな音楽を望んでいた。それでも、ハーマンの影響は少なからずあったようで、「ある時点で、自分のスコアがハーマンにあちこちで触れていることに気づいた。彼が私の音楽的なDNAの一部に深く入り込んでいるせいだ」とエルフマンは言う。先人たちへのオマージュというより、その功績をいっそう広げたものを生み出すことになった本作。不朽の名作に隠された秘話には、映画ファンにはたまらない感動が待っているはずだ。『ヒッチコック』は4月5日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ヒッチコック 2013年4月5日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開(C) 2012 Twentieth Century Fox. All Rights Reserved.
2013年03月12日『裸のランチ』、『イースタン・プロミス』などで知られる映画界の鬼才デヴィッド・クローネンバーグ。彼の長男であるブランドン・クローネンバーグの初長編監督作『アンチヴァイラル』が5月25日(土)より渋谷シネマライズにて公開されることが明らかになった。近未来、セレブリティのウイルスをマニアに注射するクリニックの若き注射技師・シドは、希少価値の高いウイルスを外部に持ち出し、闇マーケットに横流しするという違法行為に手を染めていた。ある日、究極の美の持ち主・ハンナが原因不明の重病に冒されて突然死亡。その直前、ハンナから直接採取したウイルスを自らの肉体に注射していたシドも、異様な幻覚症状に見舞われる。ハンナを死に至らしめた特殊なウイルスの唯一の宿主となったシドは、何者かに追われ始める。そしてウイルスをめぐる巨大な陰謀の真相究明に乗り出すのだが…。クローネンバーグのDNAを受け継いだ息子・ブランドンによる長編デビュー作で主人公・シドを演じるのは『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』の若き美形俳優ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ。さらに興味深いことに『コズモポリス』、『危険なメソッド』に連続出演し、クローネンバーグ映画の新たなミューズとなった若手女優、サラ・ガドンが本作にも出演しているのだ。加えて『時計じかけのオレンジ』で知られる伝説のカリスマ怪優マルコム・マクダウェルも出演。そして映画の中に使われている女優の大きなスチールは、写真家でもあるクローネンバーグの娘・ケイトリンが撮影しているという。どうやらクローネンバーグ一家は、揃いも揃って生粋の芸術肌の持ち主のよう。クローネンバーグの“血”を受け継いだ新たな才能の衝撃的な監督デビューを見逃すわけにはいかない。『アンチヴァイラル』は5月25日(土)より渋谷シネマライズにて公開。(C) 2012 Rhombus Media(Antiviral)Inc.(C) Getty Images(text:cinemacafe.net)■関連作品:コズモポリス 2013年4月13日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開(C) 2012-COSMOPOLIS PRODUCTIONS INC./ALFAMA FILMS PRODUCTION/FRANCE 2 CINEMAアンチヴァイラル 2013年5月25日よりシネマライズほか全国にて公開(C) 2012 Rhombus Media(Antiviral)Inc.
2013年03月12日今年の夏、全国で“2万人の鼓動TOURS ミュージカル「赤毛のアン」”が公演される。2万人の鼓動TOURS ミュージカルとは、エステー株式会社が主催し、2013年で16年目を迎える本格ミュージカルで、一人でも多くの方にミュージカルの楽しさや素晴らしさを伝えていきたいという思いのもと、チケットを券売するのではなく全席無料で招待制。昨年は全国から301,872通もの応募が寄せられた。このプロジェクトでは、出演者を決めるオーディションへの参加者を、8歳から30歳前後の男女を対象に募集する。オーディションは3月22日(金)の東海(名古屋)を皮切りに近畿(大阪)、中国四国(広島)、九州(福岡)、北海道(札幌)、東北(仙台)、関東(東京)と日本全国主要7都市で実施。募集期間は3月15日(金)必着となっている。合格者は、東京での合同合宿を含むレッスンを経て、8月に全国公演を控える“2万人の鼓動TOURSミュージカル「赤毛のアン」”のステージで、主人公アン・シャーリー役のモーニング娘。OGの高橋愛らプロの役者と共演を果たす。オーディションの結果によっては、舞台で重要な役割を果たすアンの親友・ダイアナの妹、ミニー・メイ役に抜擢される可能性もあるとのこと。原作の誕生から100年を過ぎた今でもなお、多くの人に愛される不朽の名作が、この夏ミュージカルの舞台で感動を届けてくれる。その水先案内人として、あなたも舞台の上のひとりになれるかも!?詳しい応募の詳細は公式Webサイトにてチェック。15日(金)の締め切りまでまだ間に合う。演技や舞台に興味のある方はぜひチェックしてみてはいかが?“2万人の鼓動TOURS ミュージカル「赤毛のアン」”公式サイト:(text:Miwa Ogata)
2013年03月12日ハワイ州上院は3月5日(現地時間)、セレブリティーのプライバシーを保護し、彼らが安心してハワイを訪れる事ができることを目的とした法案、通称「スティーヴン・タイラー法」を、賛成23、反対2の大差で可決した。今回可決された「スティーヴン・タイラー法」は、議会に提出された文章によると、この法案は、ハワイで休暇を楽しみセレブが行き過ぎた取材陣たちにプライバシーを侵害されないように考案されたもの。ロックバンド「エアロスミス」のフロントマンであるスティーヴン・タイラーがマウイ島に家を購入したことや、ハワイのアートを世界に広めることに貢献しているという理由から、「スティーヴン・タイラー法」という通称名がつけられた。スティーヴン・タイラーのほか、ブリトニー・スピアーズやミック・フリードウッド、オズボーン・ファミリーらも支持している。スティーヴンは先月行われた聴衆会の中で、写真を撮られることは名声につきものだと認めながらも、「自分の家にいて、シャワーを浴びたり、服を着替えたり、子供たちと楽しい時間を過ごしている間でも、パパラッチたちが望遠レンズで写真を撮り、まさにその写真が「People」誌に掲載されたのを見たとき、心が傷つきました。それがパパラッチたちのやり口で、常に自分たちは狙われているのです」と証言している。今後、「スティーヴン・タイラー法」は、ハワイ州下院で法案可決に関する話し合いが進められることになるが、おそらく可決されるだろうと推測されている。セレブたちがスティーヴンに感謝しながら、こぞってハワイで休暇を楽しむ光景が目に浮かぶようだ。(C) Getty Images(text:Mieko Nakaarai)
2013年03月07日「AKB48」のモノマネ・タレントとして人気急上昇中のキンタロー。が3月7日(木)、モデルの道端アンジェリカと共にライオンの制汗剤「Ban」の新CM発表会に出席した。女性にとってスキンケア、メイクと並ぶ朝の重要な“タスク”とされるデオドラント・ケア。一方で朝、時間がなくてシャワーを浴びられないという女性も多く、そんな人々のニーズに応えるべく、ウォータータイプの「Banシャワーデオドラント」が新たに発売されることになり、アンジェリカさんがCMキャラクターに起用された。朝が弱いという女性も多いが、アンジェリカさんは「メチャクチャ強い。朝は美容のゴールデン・タイムにしている」とのこと。毎朝欠かさずランニングをしているそうで、その距離は何と毎朝約10キロ!もちろん多く汗をかくことになるが「運動前に(Banを)つけておくと汗かいてもサラサラ。もはや欠かせない存在になってます」と「Ban」をアピールする。CMでは音楽に合わせてダンスを披露しているが「踊るのは初めてだったので最初は緊張しました。でも失敗してもみんなが一緒になって笑ってくれて、和やかな雰囲気で撮影を楽しめた」とふり返る。そんなアンジェリカさんに対抗すべく、CMに出演しているわけでもないキンタロー。さんがなぜか会場に乱入。「フライングゲット」に合わせて踊りながら登場し会場を笑いに包み、アンジェリカさんをして「ダンス、キレキレですね。悔しいな」と言わしめた。直接、顔を合わせるのは初めてという2人だが、背の高さから顔の大きさ、脚やボディの細さまで並んでみるとその違いは歴然!思わずアンジェリカさんの口から「こんなに背小さいのね」、「本当に顔が大きい!」と本音が…。キンタロー。さんは「遺伝子の恐怖をお届けできたかと思います。顔が“Ban!”とデカいです」と自虐ギャグで切り返した。キンタロー。さんはCMソングに合わせて、アンジェリカさんのバージョンよりもかなり激しいオリジナルのダンスを披露。アンジェリカさんは「すごくよかったと思います。一生、マネできなさそうですが」と大笑いしていた。踊りっぱなしで汗をかいたところでキンタロー。さんは「(汗で)ベトベトです…。私のことは嫌いになっても、新商品『Ban』のことは嫌いにならないでください!」と鉄板ネタで会場を笑いに包む。アンジェリカさんから「Ban」をプレゼントされると、早速つけて「優子、いい匂いだよ」と前田敦子の口調で喜びを表し「これでモテますよ!彼氏を“フライングゲット”したい」とノリノリだった。すでに「AKB48」の“公認”を取り付け大ブレイクを果たしたキンタロー。さんだが、この日は「ももいろクローバーZ」や「劇団四季」など、AKBにとどまらない多彩なモノマネを披露。とはいえ、まだまだAKB関連で野望があるようで「コンサートに出て紛れたい。総選挙にも参加して“神7”に入りたい!」とモノマネどころかメンバー入りの夢を口にしていた。「Banシャワーデオドラント」CMは3月8日(金)より放送開始。(text:cinemacafe.net)
2013年03月07日才能は遺伝するとはこのことかもしれない。スティーヴン・スピルバーグの愛娘で22歳の女優、サーシャ・スピルバーグが、ファッション・モデルとして、ニコール・リッチーが展開している彼女のアパレル・ブランド「Winter Kate」とアクセサリー・ブランド「House of Harlow 1960」のキャンペーンの顔に選ばれた。ファッション誌「ELLE」のインタビューにニコールが答えた際、スピルバーグ監督とケイト・キャプショーの娘にあたるサーシャとは、彼女が組んでいるバンド「Wardell」のライヴで知り合ったとコメント。「サーシャと最初に会ったときに、私はすぐさま、彼女こそ私のブランドのプロモーション・ビデオにぴったりだとピンときたの。彼女が醸し出す雰囲気が『Winter Kate』と『House of Harlow 1960』を身に着ける女性そのものだと思ったわ。自立していて、一緒にいて楽しくて、それでもちょっと保守的でエレガントというような感じね」。ニコールいわく2013年の春夏コレクションは、これまでのラインに比べ「よりスイートで、よりロマンチック」なものになっており、サーシャはまさしくそのイメージを体現しているのだとか。愛娘のコマーシャル・デビューに、このときばかりはスピルバーグ監督も目じりを下げ、彼女を誇らしく思ったことだろう。(C) Getty Images(text:Mieko Nakaarai)
2013年03月07日