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働くなでしこのリアルな本音にあらゆる視点でスポットを当て、多くの支持を集めた映画『ガール』。待望のDVDリリースを記念して、女優・玄里が監督・深川栄洋に直撃!弱冠36歳にして『白夜行』、『洋菓子店コアンドル』、『神様のカルテ』、そして本作と引く手数多の売れっ子監督が“映画”にたどり着いたルーツとは?その素顔に迫る!——『ガール』に織り込んだヨーロッパ映画愛玄里:映画を観る前に、本作が日本版「セックス・アンド・ザ・シティ」(「SATC」)と聞いてたのですが、思っていたよりも楽しいだけじゃない部分にも焦点が当てられている気がしました。それは深川監督が意図したものなのでしょうか?深川:この映画のお話をいただいたときに原作(奥田英朗作)を読んだのですが、原作は女の子たちの素朴な心の動きに焦点を合わせていてすごく面白くて、女の子ってこういう考えや悩みを持ってるんだと興味を持ちました。でも今回、日本版「SATC」のような、大人が観れるロマンティック・コメディにしたいという要望があって。僕のやりたい世界でやるのは、難しいさじ加減だなと思いながらも、新しい挑戦が好きだし、やったことのないものをやる前から否定しても面白くないので、僕に期待してくださるならと信じて引き受けました。物語は日本の女の子の話で、「SATC」の主人公たちとは金銭感覚も価値観も違うので、ヨーローッパ映画のようなロマンティック・コメディ寄りにシフトしていったんです。それがプロデューサーの思いを貫徹できてるかは聞いてませんが…(笑)、僕が目指したところには船はたどり着いたかなと。玄里:監督自身は、ハリウッド映画よりヨーロッパ映画が好きなんですか?深川:断然そうですね!特に若いときはそうでした。玄里:具体的に影響を受けた監督はいらっしゃるんですか?深川:若いときに観てドキドキしたのは、アルノー・デプレシャン監督の『そして僕は恋をする』(’97)やケン・ローチ監督の『ケス』(’96)、パトリス・ルコント監督の『髪結いの亭主』(’91)、『百貨店大百科』(セドリック・クラピッシュ監督/’92年)など、90年代のフランス映画が好きでしたね。『最強のふたり』(現在公開中)も90年代のフランス映画の良き匂いみたいなのを感じました。玄里:おいくつぐらいから映画を観始めたんですか?深川:きっかけは高校3年生のときに付き合ってた女の子が映画が好きで、彼女に付き合って観たり話を合わせたいから、彼女が観たいと言ってた映画を先回りして観て「あの作品観たよ」みたいな形で映画の良さに気づき始めたので、本当に遅いんですよ。ちゃんと映画に向き合ったのは専門学校に入った18歳の頃からで、それまでに観てきた映画以外にもいろんな映画があるんだというのを知って、25歳くらいまでにいろんな映画を観ましたね。いまも新しい匂いがする映画を自分の嗅覚で嗅ぎ分けて、休みがあると観に行きますよ。玄里:監督は専門学校で元々、録音を勉強されていたんですよね?深川:同じクラスだった吉田恵輔監督は照明系をやっていて、僕は録音技師になれたらいいなとぼんやりと考えてたやる気のない学生でした(苦笑)。玄里:なんで録音だったんですか?深川:僕は本当に不勉強で、女の子が好きだから入ってしまった不純な男でお恥ずかしいんですけど、勉強もできないし、監督は無理だろうなと思ってたんです。そのときに観たヴィム・ヴェンダース監督の『リスボン物語』(’95)という映画の主人公が録音技師で、劇中で映画の声をつけたり近所の子供たちと足音や風の音などをつけているのを見て、声や音を吹き込むことで映画が命をもつということを教わったような気がしたんです。こんな仕事は素晴らしいと思って録音のコースに入ったんです。——映画監督の仕事の95%は「我慢」!?玄里:そうだったんですね!監督はその後、かなり早いペースで映画を撮られてますよね。中でも印象が強かったのが『白夜行』、特に劇中の子供たちのシーンに惹かれました。でも、その次の『神様のカルテ』で作風ががらっと変わったので、私の中ですごく意外だったんです。監督自身のジャンルへのこだわりはあるんですか?深川:僕は映画館で映画を観て9割は「面白いな~」って思って出てくるんですけど、それは多岐のジャンルに渡るんです、ホラーは苦手なのですが。いつもこんな映画が観たいなと思う映画にチャレンジしているので、いただいた企画に関しては「映画が生まれてくる意味があるなら」、「僕でお役に立てるなら」という感覚でやってるんです。だからジャンルは特にこだわらない。だから『ガール』も、この映画を観て次の日にこういう風に女性に接してみようという男の子が現れたり、“悩んでるのは私だけじゃないんだ”と思ってくれる女性がいたり。お光さん(檀れい)のような、彼女は周りから若作りしてると言われるけどとても幸せに見えるし、彼女みたいな生き方ができれば女性が幸せになれるんじゃないかなと思ったり。玄里:私も『ガール』の中でお光さんが一番好きです!檀さんのコメディのお芝居も意外でしたし、全体的にいままでの役のイメージと異なるような役をみなさんやってると思いました。キャスティングはかなりこだわったのですか?深川:この作品でパブリックイメージ通りの人を選んでいっても、パンフレットだけで消化できてしまうものになる気がして。そうじゃなくて、映画館の扉を開けて暗闇に包まれたら見たことのない女優さんの表情や苦悩が見れたり、そういうものが映画だと思うんです。俳優さんを苦しめてしまうことは多いんですが…、俳優さんの新しい引き出しを作ってあげることになったり、新しい扉を見せていただくことになったりとか、特別な映画になったよねって響き合いながら作っていきたいので、それをお客さんに観てもらって新しい映画だなと思ってもらえたらいいなと思うんです。玄里:俳優側からすると、すごくありがたい監督だと思います!深川:いや、そう思っていただける方は少ないかもしれません(苦笑)。玄里:じゃあ、監督のお仕事の中で演出が楽しいですか?キャスティングや編集など、色々ありますが。深川:どれも楽しくないですね…どれも苦しい。監督をやってみて思うのは、監督は仕事じゃなくて“状態”だと。監督の“状態”にいるときには楽しいことなんて1個もなくて、一番僕が楽しいと思うのは映画館で映画を観ているときなんです。監督の状態の9割5分は苦しみを耐える我慢。あと5%くらいは響き合えていい芝居撮れたな、ここは絶妙だなと奇跡的な瞬間に幸せを感じるんですけど、それ以外は我慢の連続。すごく孤独だし、それを打ち明ける人もいないし、現場はチームワークで作っていきますが、そのチームワークの頂点にいなきゃいけないときもあれば、いま現場ではこういう流れになってるけど本当に大事なのはこれなんだよね、でも言うのは止めておこう、とかひとりで考えたり…。もう一回人生をやり直すならこの仕事は選びたくないと思いますね(笑)。玄里:それでも深川監督が監督を続けている原動力は何ですか?深川:人に期待されるとそれを返してしまうというか、こういう映画が観たいと思われるうちはやってたいと思っていて。いまはたぶん、お客さんが求めているものと割と近い価値観をもっていると思うんですけど、それは生ものであって、これまでいろんな監督が時代に合った瞬間があったと思うんですけど、それも一瞬。いまは僕がバトンを持って走ってる感覚なんですよね。その役割が果たせなくなったら、今度は自分の感覚から生み出す作品を作っていこうかなと思っています。元々は自主映画で、誰も期待していないところに無理矢理映画を作って、映画館に行って「僕の映画を作ったんです。最高に面白いので公開してください!」と言って回ってた人間なので、またそこに戻っていこうかなと思ってます。玄里:では、一生映画監督は続けられるってことですね?深川:健康なうちは…。『ガール』の撮影前に肺気胸になってしまって、これでだいぶ人に迷惑をかけたので、肺に穴を開けない状況にしなきゃなって。いま10本以上の企画が同時進行していて頭も体もずっと使っているので、倒れないようにいまは体力づくりをし始めているんです。玄里:さっき仰ったバトンをもらってからずっと走り続けている感覚ですね。深川:次の監督が来るまでは頑張って走り続けようと思ってます。玄里:これからも監督の作品を楽しみにしています!(text:cinemacafe.net)
2012年11月26日漫画、エッセイ、イラストなど多岐に渡り活躍する作家、益田ミリのコミックを原作に柴咲コウ、真木よう子、寺島しのぶを主演に迎えて贈る映画『すーちゃん まいちゃん さわ子さん』。益田ミリ作品、初の映像化となる本作の待望の予告編が遂に解禁となった。原作の「すーちゃん」シリーズは、第2弾「結婚しなくていいですか。 すーちゃんの明日」、続く第3弾「どうしても嫌いな人 すーちゃんの決心」と、その素朴な画とシンプルなセリフで展開するストーリーが現代に生きる女性たちの心を掴み、累計27万部のヒットを記録。現代人の心の不安を代弁し、ささやかな幸福をリリカルに描写した作品は、多くの共感を呼んで、 幅広い世代から圧倒的な支持を得ている。今回、公開となった予告編ではすーちゃん(柴咲さん)、まいちゃん(真木さん)、さわ子さん(寺島さん)の心のつぶやきが映し出されている。料理好きでカフェ勤務歴12年のすーちゃんの「キス、5年ぶり…」や「彼氏のこと聞かなくなったと思ったら今度は貯金だよ」、OA機器メーカー勤務のまいちゃんの「正直、新しい出会いよりも自分の営業成績とリストラの方がよっぽど気になる」、そしてWEBデザイナーとして働き、母と2人で祖母の介護の日々が続くさわ子さんの「ときどき考えちゃう。捨てた方の人生の続きもありだったんじゃないかなって」というセリフからも、彼女たちが現代の女性の複雑な思いや感情を代弁してくれていることが分かるはず。誰もの胸に一度はよぎる「私が選んできたことは、ぜんぶ間違っていたの?」という不安。各々の人生を歩み、様々な選択をしてきた彼女たちは物語のラストに、一体どんな幸せを見つけ出すのだろうか――?『すーちゃん まいちゃん さわ子さん』は2013年3月2日(土)より全国にて公開。※こちらの予告編はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:すーちゃん まいちゃん さわ子さん 2013年3月2日より全国にて公開© 2012 映画「すーちゃん まいちゃん さわ子さん」
2012年11月26日スカーレット・ヨハンソンが、故アルフレッド・ヒッチコック監督の伝記映画『Hitchcock』(原題)でのシャワーシーンの撮影は「ストレス」だったと語った。サーシャ・ガバジ監督がメガホンをとった同作品中で、1960年のヒッチコック監督作品『サイコ』に出演していたジャネット・リーに扮したスカーレットだが、『サイコ』での有名なシャワーシーンのために撮影陣の前でヌードになることにとても抵抗があったものの、製作スタッフたちのおかげで無事に撮影できたのだと語った。「もともとシャワーシーンの撮影には7日間が予定されていたの。でも、結局1日に凝縮したのよ。だから少しストレスだったわ。スタッフに囲まれて7日間もシャワーを浴びなくて済んでラッキーだったけどね」と明かし、さらに「でもスタッフは全員、私ができるだけ快適に演技ができるように気を遣ってくれたわ。サーシャ・ガバジやクルーのみんなはとても思いやりがあって尊敬に値するわ。だから私はセットに入ってただ自分の演技をするだけでよかったの。終わってみれば何の問題もなかたったわ。ワンシーンが終われば、後は調子が出てくるものよ」と話している。アンソニー・ホプキンスが主演を務める映画『Hitchcock』は、全米にて公開中だ。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アベンジャーズ 2012年8月14日より全国にて公開TM&(C) 2012 Marvel & Subs.
2012年11月26日今年、英国が誇るナイスミドル紳士、ダニエル・クレイグのハートを見事に射止め、世界中のファンを驚かせた女優レイチェル・ワイズ。そんな2人の“恋のキューピット”となったのが、先日公開を迎えた『ドリームハウス』である。彼女が出演契約書にサインしたときには、すでにダニエルが主演を務めることは決まっていたそうだが、「最高に魅力的なパッケージだったわ!」と語るのを始め、この“恋のキューピット”の魅力を思う存分語ってもらった。心機一転を決めた夫・ウィル(ダニエル)と妻・リビー(レイチェル)、そして2人の娘たちが新居に引越してきた一家。しかし、そこはかつて惨殺事件の起こった家だった。最初は気にせず生活をしようとしていたウィルたちだったが、次第に家族を狙う不審な男が家の周りに現れ、子供たちは幽霊のようなものを見始めたりと不可解な出来事が起こり始める…と、あらすじだけをなぞると一見ホラー映画のようだが、実はそうではない。「サスペンスに満ちているの。多くのひねりと展開がある。その多くを詳しく説明するのは控えた方がいいと思う」とレイチェルも語るように、そのラストには思いもよならない感動が隠されている。「本当に意外だと思った。だから読んだときに完全に圧倒されたわ!それにとてもロマンチックだしユニークだと思う。恋愛、スーパーナチュラル(超常現象)、ホラーが同じトーンで混ざり合っているものを読んだことがなかった。それにラブストーリーでもあるの。でもジム・シェリダン監督は私が本当に何年も仕事をしたかった人だから、このオファーを受けるのはワクワクしたわ」。そんな大興奮の様子でオファーを受けたようだが、そのレイチェルの役どころこそ本作のキモとなる。彼女は自身が演じた妻・リビーの持つ秘密をこう語る。「(主人公となる)ウィルの妻役なの。私の夫は田舎で娘たちを育てることが幸せだと思って、私たちをここに連れてきた。でも、私は少し場違いな感じがしているの。それに実際、私のキャラクターが家の外のシーンに出ることは決してないのよ。私はいつも、夢の中にいたわ(笑)。 私は決して家を離れず、そこに閉じこもっているの」。なんとも意味深な解説だが、劇中で夫婦役を演じ、この映画に導かれるように、今年6月にプライベートでも夫となったダニエルについて、撮影当時はどのように感じていたのだろうか?「私たちのやり方はとても似ていると思う。座って物事を死ぬほど分析したいとは思わないの(笑)。物事に挑戦し続け、演じ続け、たくさんの異なるテイクをやってみる。そしてジム(・シェリダン監督)の言葉を聞いて、彼のアイディアがどういうものかを理解しようとするの。それに私たちは仕事のしやすい関係だと思ったわ。ある種、似た環境の出身なの。2人ともイギリス出身だわ。だから、どうしたいのかということについて共通の認識があるのよ」。と、役者としての関係は上々。さらに、“俳優”ダニエル・クレイグとして以上に男としての彼にもメロメロだったようだ。「彼には俳優としての深みがあるわ。魅力的で快活だけど、暗さもある。ウィルというキャラクターにはピッタリなの。それがこのキャラクターを深く掘り下げている。このキャラクターは多くの痛みを経験するし、取り憑かれたようになって追いつめられていくの。ダニエルはそれをとてもうまく表現できてたと思う。同時に、とても愛すべき父親や愛すべき夫も演じられるの。これはラブストーリーでもあるわ。だから彼は光と影をもたなくてはならない。彼には、その両方が混在していると思うわ。それに彼には、同世代の多くの俳優がもっていない何かがある。彼らにも昔あったもの、つまり、危険な香りよ(笑)」。ダニエルとレイチェルにとっては、忘れられない作品となる本作だが、最後に『ドリームハウス』に込めた思いを聞いてみた。「この映画は驚きに満ちた、とてもロマンチックで、感情的で、サスペンスあふれる、大胆な映画だと思う。それに少し幻想的かな。作っているときは幻想的だった。私たちが作っているときに感じた幻想的なものをこの映画が伝えてくれることを願っているわ」。■関連作品:ドリームハウス 2012年11月23日よりシネマサンシャイン池袋ほか全国TOHOシネマズ系列にて公開© 2011 MORGAN CREEK ALL RIGHTS RESERVED
2012年11月26日映画『悪の教典』の観客動員数が11月25日(日)で100万人を突破!同日、主演の伊藤英明と三池崇史監督が都内劇場で行われた大ヒット御礼舞台挨拶に登壇した。11月10日(土)の映画公開時にはローマ国際映画祭への出席のため2人はイタリアへ渡っており、公開後に国内で舞台挨拶が行われるのはこの日が初めてとなった。大歓声を受けて登場した伊藤さんは「ようやくみなさんの前で舞台挨拶ができます!」と晴れ晴れとした表情で語る。貴志祐介の小説を映画化した本作は、“ハスミン”の愛称で生徒に親しまれる人気高校教師・蓮実が担任を受け持つクラスの生徒40名を虐殺していくという過激な物語。その内容ゆえに賛否もあり先日、「AKB48」のメンバーを招待して行われた上映会では大島優子が上映後に退席し「私はこの映画は嫌いです」とのコメントを残して物議を醸していた。その場にいた三池監督は「AKBのメンバーに『ビックリした』というコメントをもらう予定だった。大島さんは仕事だからガマンして最後まで観てくれたけど、メーターが振り切れちゃった。それで出てきたのが正直なコメントでビックリしましたが(笑)、好き嫌いで分けてもらえるそんな映画があってもいい。作り手としてはありがたい」と語った。伊藤さんも周囲の反応について「5段階評価で1か5…いや0か5(笑)。でも映画なんだからそれでいい」と理解を示した。この日、2人が着ていたのはローマ国際映画祭で着用したタキシード。改めて海外の反応について三池監督は「何も(賞は)もらえなかったけど、すごく盛り上がっていい時間を過ごせました」と笑顔。特に観客の反応が高かったシーンとして「山田孝之が死んだ瞬間、拍手が起こりました。世界的に見ても山田孝之は死んでいい男だということで(笑)。あの短い出番の中で『こいつはどうしようもないやつだ』と思ってもらえたのは嬉しかったです」と明かし、伊藤さんも「『イェー!』と声が上がってましたね」とふり返った。また撮影に関して伊藤さん個人として大変だったシーンを尋ねると虐殺のシーンではなく、自宅での懸垂のシーンを挙げた。「ちゃんと衣裳合わせをしたはずなのに、なぜか裸でやることになってた」と笑いながら明かすが、三池監督は「懸垂のシーンは“はみ出したりして”大変だった」と爆弾発言!実はこのシーンのため、伊藤さんは俳優人生で初めて前貼り(局部を覆う道具)を着用したそう。「ひとりで着けられずにマネージャーに着けてもらったんです。頭はシーンに集中してるのにやってることは情けなかった…」と苦笑交じりで明かし、会場は笑いに包まれた。『悪の教典』は全国東宝系にて公開中。「悪の教典―序章―」『悪の教典』特集■関連作品:悪の教典 2012年11月10日より全国東宝系にて公開© 2012「悪の教典」製作委員会
2012年11月26日トム・クルーズが、娘のスリちゃんと22日(現地時間)の感謝祭をイギリスで一緒に過ごすことができたようだ。スリちゃんはトムとケイティ・ホームズの離婚以降、母親のケイティとニューヨークで暮らしており、一方のトムは新作『All You Need Is Kill』(原題)の撮影でロンドンにいることから今年7月からずっと娘と会っていなかったが、感謝祭に当たる22日にスリちゃんが急遽ロンドンに飛んで来たため、久しぶりの父と娘の再会になったようだ。タブロイド紙「The Daily News」によれば、スリちゃんはトムに会うために、20日にニューヨークを発っていたという。一方のケイティは、現在出演中のブロードウェイ舞台「Dead Accounts」(原題)を休んで、故郷のオハイオ州で家族と共に感謝祭を過ごしたようだ。ケイティは先日、感謝祭の過ごし方について「22日の木曜日にはオフが取れるから、地元に帰って両親たちと一緒に過ごすわ。姉が美味しいソーセージ料理を作って、母も豪勢な七面鳥を用意して待ってるわ!かなり前になるけど、父が地元の公園で家族全員でこの伝統を始めたのよ。ターキー・トロットっていう3マイル走る楽しいマラソン大会があるの。賞品もあるわ。けど、まだ私はゲットしてないの。でもホント楽しいんだから!」と語っていた。■関連作品:アウトロー 2013年2月1日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2012年11月26日ジュード・ロウが現在撮影中の新作のスタッフと交際を始めたようだ。ロンドンや南フランスで撮影が行われている新作『Dom Hemingway』(原題)の衣裳スタッフとして働くエレン・クロウショーさんで、先月から交際が始まったという。「ジュードとエレンの仲は(映画の)セットでもうわさになっています。フランスでロケ中に付き合い始めたんです。最初から互いに意識し合っていましたが、関係を持ったのは、キャストやスタッフ全員でサン・トロペ近郊でのパーティに出かけたときです」と関係者はニュースサイト「MailOnline」に語った。「それ以来、2人はずっと一緒です。お互いの気持ちを隠そうともしないし、とても幸せそうです。とても気が合っているのは見ていて明らかです。彼も彼女もシングルだし、何も隠す必要はありません。素敵な時間を過ごしている恋人同士といったところですね」。ジュードは年末に40歳の誕生日を迎える。エレンは31歳で、ジュードの元妻のセイディ・フロストにそっくりだという。いまやまったく人目を気にせず、ホテルのバーなどでも抱き合っているというが、ジュードはセイディと離婚後、シエナ・ミラーを除いて、恋愛が長続きしたためしがない。エレンも、映画の撮影が終わる年明けには捨てられてしまうのではないかと気を揉んでいるそうだ。(text:Yuki Tominaga)© Photoshot/AFLO
2012年11月26日映画『綱引いちゃった!』が11月23日(祝・金)に公開を迎え、主演の井上真央を始め、松坂慶子、玉山鉄二、浅茅陽子、西田尚美、ソニン、渡辺直美、中鉢明子、水田伸生監督が都内劇場で舞台挨拶に登壇した。かつては正式オリンピック競技だったこともある綱引きを題材にした本作。大分市のPR、市の給食センター存続を目的に綱引きに励むことになった8人の女性たちのドラマをコミカルに描き出す。昨年11月に大分で撮影が行われたが、井上さんは「1年前にみんなで綱引きを頑張って、その後もいろんな方の力をお借りしてここまでたどり着けたと思います」と公開に万感の思い。この日も壇上では映画さながらにワイワイガヤガヤと賑やかに語り合うチーム“綱娘”たちの姿が見られたが、井上さんは「最初からこのままの感じでいろんな話をしたりしました。みんなが揃うと女子高のようで楽しかったです」と笑顔を見せた。綱引きのコーチを務めるシイタケ農家の青年を演じた玉山さんは「“シイタケボーイ”の玉山です(笑)」と挨拶。「普段はトリッキーで毒のある役や二枚目の役が多いんですが(笑)、今回は日々ものすごく役作りを頑張ってシイタケボーイになりました。感無量です」とおどけて笑いを誘っていた。女性陣の中で男性一人とあって、さぞや居心地が悪かったかと思いきや「僕は姉が3人いて、女性のキタナイ話は聞いて慣れてます」とケロリ。「渡辺さんのワキ汗がひどくて、バスで1時間ワキ汗の話を聞かされたこともありました」と“告発”し客席は笑いに包まれた。その渡辺さんはビシッと決まった(?)派手な衣裳で登場し「“女優”の渡辺直美です」とアピールするも、さっそく玉山さんから「ちょっとポップなバスガイドという感じ」とツッコミが…。「シリアスなシーンが多くて…」と現場で体感した役柄へのアプローチの難しさを明かすも、共演陣は一様に首をかしげる。さらに井上さんから「泣くシーンで笑ってスタッフさんに怒られていた」と暴露され苦笑いを浮かべていた。西田さんは難しい年頃の息子に悩む母親を演じたが「息子がすごくかわいくて、演じながら泣きそうになっちゃって『泣いちゃいけない!』と思いながら演じたことを鮮明に思い出しました」と感慨深げに語った。この日は大分を舞台にした『綱引いちゃった!』にちなんで、登壇陣一人一人が、特定の場所を舞台に「○○を○○しちゃった」という次回作の構想を発表する「大喜利」を開催。登壇陣からは「なぜここで大喜利!?」とムチャぶりに対してブーイングも出たが、さすが個性豊かな“綱娘”&シイタケボーイの面々とあって、次々と珍解答が飛び出した。「(日本で最も訪問客が少ないとされる)島根を舞台にゴスペル合唱団を組んで『韻ふんじゃった!』」と提案したのは中鉢さん。最近、釣りにハマっているという浅茅さんは、自身の出身地・静岡を舞台にした『アジ釣っちゃった!』を希望。玉山さんは「マグロ漁船で『ツナ釣っちゃった!』がいい。井上真央主演で健気に彼女を待つ夫役を演じたい」と配役の希望まで伝える周到ぶりを見せた。劇中の自身の「ムラムラしてきた」というセリフが気に入ったという松坂さん。ちなみにこのセリフに関しては、松坂さんに井上さんの母親役をオファーする前に監督やスタッフが「このセリフを理由に松坂さんに断れらるのでは?」と懸念し、会議まで開かれたとか。だが、予想に反して松坂さんにとっては「かなり好きなセリフ」になったという。そんな松坂さんは“ムラムラ”するような作品を作るべく「みんなで草のスカートにココナッツブラをして、ワイキキで『フラしちゃった!』がいい」と提案した。井上さんは「次にやるなら芸人さんの役をやりたい」と語り、「『(ヨシモト)∞ホールでネタ披露しちゃった!』でどうですか?」と希望を発表。「チケット売ります!」とやる気満々だった。『綱引いちゃった!』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:綱引いちゃった! 2012年11月23日より全国東宝系にて公開© 2012「綱引いちゃった!」製作委員会
2012年11月23日島根県・隠岐諸島に伝わる古典相撲を題材に、家族の物語を紡ぐ感動作『渾身 KON-SHIN』の完成披露試写会が11月22日(木)、都内で行われ、夫婦役で共演する伊藤歩と青柳翔(劇団EXILE)を始め、財前直見、甲本雅裕、長谷川初範、中本賢、宮崎美子、井上華月(子役)、粟野史浩、中村麻美、サポーターズソングを歌う塩ノ谷早耶香、錦織良成監督が舞台挨拶に立った。川上健一氏の同名小説を原作に、美しい自然の景観が広がる隠岐諸島を舞台とする本作。主人公の多美子(伊藤さん)は夫・英明(青柳さん)の病死した前妻の子・琴世(華月ちゃん)と共に幸せに暮らすが、幼い琴世は多美子のことを「お母さん」とは呼ばない。そんなとき、20年に一度の伝統行事、古典大相撲が開かれることになり、最高位の正三役大関に選ばれた英明は、家族が見守る中、大一番の勝負に臨むことに…。伊藤さんが、現場の青柳さんと初めて対面したのは、相撲のシーンだったのだとか…。もちろん青柳さんは“まわし”姿で「相撲は映画の見どころですし、実際すごい迫力。青柳さんを最初にお見かけしたのは、うしろ姿で…。お尻を拝見して『あっ、青柳さん』って(笑)」と伊藤さん。挨拶中うっかりまわしを“ふんどし”と言い間違えると、夫を演じる青柳さんが「そこを間違えると、怒られちゃう」とフォローを入れ、劇中さながらの“夫婦”愛を披露した。奇しくも当日は11月22日の「いい夫婦の日」にあたり、『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』や『わさお』など心温まる作風で知られる錦織監督も「こんな日に完成披露ができて、幸せ」と目を細めていた。大相撲の演技にも挑戦した青柳さんは劇団EXILEに所属し、映画・舞台・TVドラマで活躍する注目の若手俳優。本作が映画出演4作目となり「伊藤さんともいろいろ相談させていただきながら、芝居に取り組むことができた。学べることがたくさんあった、貴重な体験でした」と確かな手応えだ。また、娘役を務める華月ちゃんは「気持ちを込めて頑張ったので、ぜひ観てください」と“渾身”の挨拶。2005年生まれの愛らしさに、会場からは温かな拍手が起こった。『渾身 KON-SHIN』は2013年1月5日(土)より島根・山陰地区先行公開、1月12日(土)より全国にて公開。■関連作品:渾身 KON-SHIN 2013年1月5日より島根・山陰地区先行公開、1月12日より全国にて公開© 2012「渾身」製作委員会
2012年11月23日映画『カラスの親指』が11月23日(祝・金)に公開を迎え、主演の阿部寛を始め村上ショージ、石原さとみ、能年玲奈、小柳友、伊藤匡史監督がTOHOシネマズ六本木ヒルズの第1回目の上映前に舞台挨拶を行なった。道尾秀介の人気小説を原作に、ひょんなことから共同生活を送ることになった5人の男女が、人生の一発逆転のために一世一代の詐欺を悪徳組織に仕掛ける様を描く。能年さんが現在、ヒロインを務めるNHKの連続テレビ小説「あまちゃん」の撮影中ということもあり、主要キャストの5人が勢揃いするのは久々。この5人が醸し出す疑似家族のようなムードが阿部さんはたいそう気に入っているようで、「無理して作るというよりも、自然と家族の和ができたと思います。自分の中で評価が高い作品です」と自信を覗かせる。監督は「かなり粘る人だった」(阿部さん)ということで、キャスト陣はそれぞれに何度もリテイクを重ねたシーンがあったよう。監督曰く「断トツはショージさん」。ショージさんは最初の挨拶から「ありがとうございます、というよりもすいません」と恐縮しきりで「全員がセリフを覚えてきてて…『当たり前だ』と言われました」と苦笑を浮かべていた。阿部さんは「タバコを吸うシーンは20テイクくらい重ねた」と告白。比較的自由にアドリブで演じたという石原さんは「能年ちゃんとの滑り台のシーンは重ねましたね」とふり返った。「何の違いだったんですか?」という石原さんの質問に監督は「滑り台が滑ってなかった。景気よく躍動的に行ってほしかった」と微妙な違いを説明する。小柳さんは「牛乳を飲むシーンは、4リットルくらい飲みました」と明かす。本作のために10キロほど体重を増やし、髪形も含め大変身を遂げており「いまの感じとだいぶ違うのでそれだけで騙せたんじゃないかと思います。別人が出てますので(笑)、ご了承ください」と語った。能年さんが演じた少女・まひろは強気でズケズケとものを言うタイプ。テイクを重ねること以上に“大先輩”の阿部さんに向かって、暴言に近いセリフを言うことがつらかったようで「阿部さんにこんなこと言っていいのかな?と怖くなりました(苦笑)。カメラ回る前に『こえぇー…』って思いながらやってました」と緊張気味にふり返る。だが、そんな能年さんに阿部さんは「堂々としてましたよ」とニッコリ。姉役の石原さんも「能年ちゃんはテイクを何度重ねても顔色ひとつ変えずにカラッと重ねていく」と証言。そして村上さんからは「僕と似ているところがあって、怒られても普通に昼ご飯を食べてた」と意外と図太い一面を暴露され、「怒られてもご飯は美味しいです…」と恥ずかしそうに笑みを浮かべていた。監督は「5人の作り出す時間、空気が奇妙であるけれど心地よいです」と満足そうにうなずいた。『カラスの親指』は全国にて公開中。■関連作品:カラスの親指 2012年11月23日より全国にて公開© 道尾秀介・講談社/2012「カラスの親指」フィルムパートナーズ
2012年11月23日13歳。あなたはどんな大人に憧れ、恋していましたか?少女から大人の女性への道を目覚ましく歩むクロエ・グレース・モレッツの待望の初主演作『HICK-ルリ13歳の旅』は、大人になったあなたがかつて抱いていた思いを呼び起こす、そんな映画である。危険な香りを放つ年上男性に対して初めて抱く恋、憧れの“大人”の世界と現実…。そこでシネマカフェ編集部女子(20代・30代)による座談会を緊急開催!本作を題材に、女子の本音を交わした。13歳の憧れ、「大人」のラインクロエ演じる主人公・ルリは親に見放され、孤独で退屈な日々から脱却するため、ひとり旅に出る。そこで出会うのは少々難ありの年上男性・エディ(エディ・レッドメイン)、そしてワケありの年上女性・グレンダ(ブレイク・ライヴリー)。彼らとの出会いが、少女・ルリの新たな扉を開かせる。編集部Y(以降Y):怒濤の展開でしたね!編集部I(以降I):原作者の半自伝的な物語なんですよね。13歳で…すごい!編集部A(以降A):13歳と言うと、中学1、2年?2人はどんな13歳だった?Y:その頃はまだ恋愛とかは全く…。でも高校生の人が大人に見えて憧れてました。あと、友人の間では学校の先生や予備校のチュートリアルのお兄さんとか、人気がありましたね。I:いま考えると当時の担任の先生はエディと同じくらいの年齢でしたけど、恋愛感情は…。憧れは隣の部活の年上の先輩でしたね。A:確かに高校生くらいまでが現実的だったかな。でもその人を恋愛対象として見てるというより、その人が彼女とカップル姿でいるのを見て、“恋愛している”=大人に見えてたような。高校1年生のときに大学生と付き合ってる同級生はいたけど、やっぱり“大人”って(笑)。私がルリちゃんと同い年のとき好きだった人は1歳年上で、彼が彼の同級生女子たちと喋ってるときは、彼をとても遠く感じて切なかった…。I:1歳年上でも大きかったですよね。A:うん、1歳だけ年下というだけでもすごく可愛がってくれるし。みんなの初恋はいつ?Y:私はちょっと遅くて、高校生のときですね。I:初恋…いつだろう…。たぶん小学5、6年生ですね。その頃Wデートとかに行きだしたり、Wじゃなくて5組くらいのときもあったり(笑)。年上男子への恋、危険な男子ほどかっこいい?純粋なルリは一回り近く年の離れたエディに心惹かれていく。だがこのエディ、優しさの裏に気まぐれで激しい一面も。微かな恋心を覚えつつも揺れ動くルリの迷いが映し出される。I:ルリは自分を置いて出て行ったお父さん(アル中で蒸発)と同じような男性が好きになるのかなと思った。ダメ男好き…?そんな中で、エディは初めて自分に構ってくれる存在だったのかなと。A:すごいケンカもして、それでも気になっちゃう。エディの自信のような、「オレに惚れたな?」なんて調子いいこと言えるところが大人って思っちゃうかも。“オレの方がいろいろ知ってるぜ”みたいなところに。Y:私は、エディがルリが襲われそうになったところを守ってくれたときに惹かれたのかなと思いました。あとルリは彼が自分に好意があると思ってる。もし自分がルリと同じ歳でこんな人と出会ったら、自分も大人になれたと思うかも。“大人の仲間入りができた”と思えるのがポイントかなと。A:多少は彼を危険だと感じても、それでもいい。“危険”をカッコいいと思うかどうかもあるよね。Y:好奇心みたいなものですよね。この人のことを知りたいという。I:ルリは相当強い女性になりますよね!なかなか危険な冒険には出られない…。Y:いまは堅実な男性が人気ですけど、中学生の頃って不良系の男性が人気だったから、若いとそういう危険な匂いがする人に恋に落ちるのかも。I:ちょっとワルをする=度胸があるみたいな?エディは少しイカレているけど、何だかんだ守ってくれるところがいい。そのギャップがいいのかもしれない。A:ちょっと暴走しすぎだけど、自分だけを見ているところがルリには良く思えたのかもね。I:あと、彼しか知らないというのが大きいと思う。比較対象が周りにいないし。Y:それは危険!「大人になりたい」気持ちに共感?同情?エディに主導権があると思いきや、背伸びをするルリの姿にエディが翻弄されている節も?そんなルリが大人の女性の手本として憧れの目を向けるのがグレンダ。ガールズ同士の関係も本作の重要な共感ポイントなのだ。Y:エディ、グレンダとの微妙な関係の中でのルリの気持ちはどうだったんだろう?ルリはグレンダにも憧れを持ってますよね。A:自分が憧れてる人同士が付き合うなら“そっかぁ”って納得するかも。ルリの場合はエディに憧れつつ、グレンダにも憧れてる年頃でしょう。男性の先輩もカッコいいけど、女性の先輩も素敵だと思うことはあるよね!I:ありますね。ルリの置かれている環境は特殊だけど、早く大人になりたい、背伸びしたい気持ちは共感できました。この時期って周りの人に自分がどう思われてるか、またどこかに属していたいという気持ちが敏感になる年頃ですよね。ルリが大人になりたい気持ちは理解できる。自分がこの頃に描いてた大人像といまは全く違うけど…。予定では結婚してるはずですもん(失笑)。Y:私は大人になりたいという気持ちが分かる分、ルリが可愛いような、少し痛々しかったです。外でエディを待つ姿も、一人の女として背伸びしている行動のような気がして。同じ年頃に感じてた“大人”って、やっぱり存在が近くなると違ってきましたけど、いま思うのは同世代だと考えることや感じることが近いからすぐに嫌な点が目立ったりするけど、大人はそういうのを雰囲気でカバーしているからつい騙されちゃう。I:それっていまも?Y:そうですね(笑)。“大人”との出会いを通して、たくましく成長を遂げることとなる彼女の旅路の結末とは――。本作を題材にかつて夢見た大人の世界に思いを馳せつつ、女子同士、あるいは気になる年上男性と語り合うのはいかが?もしかしたら、知らなかったカレの一面を覗けるかもしれませんよ。『HICK−ルリ13歳の旅』は11月24日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。『HICK−ルリ13歳の旅』特集 クロエ&ブレイク ガールズ2人旅■関連作品:HICK-ルリ13歳の旅 2012年11月24日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開© 2011 BY HICK PICTURE COMPANY LLC.All Rights Reserved.
2012年11月23日日本が誇る“Jカルチャー”を発信する英国最大規模のイベント「HYPER JAPAN」が、ロンドンのアールズコート(ブロンプトンホール)にて、「HYPER JAPAN 2012 Christmas」として11月23日~25日(現地時間)の3日間開催される。今年は、クエンティン・タランティーノ監督の映画『キル・ビルVol.1』(’03)で、出演・殺陣振付を担当し、一躍その名を世界に知らしめるきっかけとなった「かむゐ」のステージ&ワークショップが行われる。既成の枠にとらわれない表現方法で芝居、形式美、武術を融合した独自の立ち廻りパフォーマンスを確立した殺陣パフォーマンスグループだ。その直後には、サプライズゲストとして同じく同作に楽曲を提供した日本屈指のギタリスト・布袋寅泰が緊急参戦することも決定!刀技とJ-ROCKの迫力で、海外オーディエンスを大いに盛り上げてくれること必至だ。さらに、海外の若者に人気の“ジャパニメーション”と呼ばれる日本のハイクオリティなアニメーションを始め、アート、エンターテインメント、マンガの4部門で、高い評価を得た作品を鑑賞できる文化庁とのコラボレーションで開催される「文化庁メディア芸術祭」もまた、熱気にあふれたイベントになるだろう。今年は、ハリウッド映画にも影響を与えた押井守監督の『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』(’95)などで知られる制作会社「プロダクション I.G」の石川光久と、アニメ評論家の氷川竜介によるトークセッションが行われる。また、“食育”が叫ばれる日本の食文化を書籍、雑誌、ウェブ、イベントと多角的に紹介していく「Eat-Japan」の反応も気になるところ。今回は、ベスト・ブリティッシュ・ショコラティエ賞を受賞したウィリアム・カーリー氏が、和のテイストを取り入れたチョコレートのステージデモンストレーションを行う。さらに、海を越えても“ジャパニーズ・サケ”として愛される日本酒が20種以上も体験できる欧州最大規模の日本酒イベント「Eat-Japan SAKE EXPERIENCE 2012」も開催される。そのほか最新のテクノロジーから組木細工、版画、習字、着物などさまざまな日本の伝統文化がお披露目され、海外に“Jカルチャー”を発表する貴重な場となりそうだ。「HYPER JAPAN 2012 Christmas」日時:11月23日~25日(現地時間)会場:ロンドン・アールズコート(ブロンプトンホール)主催:クロスメディア社公式サイト:www.hyperjapan.co.uk/Facebook:::■関連作品:ももへの手紙 2012年4月21日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2012『ももへの手紙』製作委員会
2012年11月23日卓越した歌唱力とダンスパフォーマンスで韓国はもちろん、日本でも大人気のK-POPアーティストグループ「BEAST」。彼らのワールドツアーの一環となる横浜アリーナ公演の模様を収めた「BEAST BEAUTIFUL SHOW YOKOHAMA CONCERT」が来年1月末に発売されることが決定した。2011年3月16日に「SHOCK」で日本デビューを果たしたBEAST。オリコン週間シングルランキング初登場2位を獲得し、日本を除くアジアのグループとして、デビューシングル初登場歴代最高位を記録するなど破竹の勢いでスターダムへと躍り出た彼らだが、日本でBEASTのコンサートがDVD化されるのは、今回が初めてのこと。楽曲「SPECIAL」で幕を開けるステージは、オープニングから炎やレーザーなどの特殊効果をふんだんに用いたゴージャスな演出がなされている。ソロコーナーではメンバーの特技を生かしたステージを展開しており、高いスキルを持つ彼らの魅力が存分に引き出され、その安定感たるや、日本デビューしてまだ1年とは思えないほど。最後のMCでは、「こんなに大きなステージに立てるようになるまで育ててくれてありがとう」とスタッフや家族への感謝を表現し、「次は東京ドームで会いましょう!」(ギグァン)と力強く表現していたのも印象的だった。本DVDの特典には、40ページにも及ぶブックレットやポスター、さらには20分にも渡るメイキング映像が収められているというファンにとってはまさに垂涎の一本!力強い輝きを放ち続ける彼らの飛躍をぜひ、お家でも体感してみて。「BEAST BEAUTIFUL SHOW YOKOHAMA CONCERT」[DVD]発売日:2013年1月30日(水)価格:5,880円(税込み)発売元:SBS VIACOM LIMITED & CUBE ENTERTAINMENT, INC.販売元:TCエンタテイメント(P)&© 2012 SBS VIACOM LIMITED & CUBE ENTERTAINMENT, INC. ALL RIGHTS RESERVED.■関連作品:BEAST 3D ~WELCOME BACK TO BEAST AIRLINE~ 2012年1月7日より全国にて公開© 2011 CUBE ENTERTAINMENT,INC. & SBS Contents Hub Co.Ltd.
2012年11月22日前回までは、大人気ドラマ「glee/グリー」における音楽の役割をクローズアップしてきましたが、今回は「glee/グリー」に続く音楽ドラマをご紹介。日本放送も始まったばかりの新作「SMASH」に注目していきます。海外ドラマの世界でもすっかりおなじみの巨匠スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務める「SMASH」は、演劇界の内幕を描くヒューマンストーリー。ニューヨークのブロードウェイを舞台に、演劇界に生きる人々の愛、友情、欲望、嫉妬、野心を巡るドラマが展開していきます。主軸となる物語は、伝説の女優マリリン・モンローを題材にした新作ミュージカルの製作が始まり、上演に向けて様々な人たちの思惑が動き出すというもの。マリリン役を目指して争う女優たち、企画を発進させたものの創作の壁にぶち当たる作詞作曲家コンビ、作品を手がけることになったクセ者演出家、上演を実現させるべく資金集めに奔走するプロデューサーら、バラエティに富んだキャラクターたちが一つの舞台に翻弄されていきます。そもそもブロードウェイのミュージカルを題材にしたドラマですから、本編に音楽があふれているのは当然のこと。マリリン役を争う女優たちはもちろん、様々な登場人物たちの本格的なパフォーマンスが劇中で楽しめます。中でも注目は、女優の卵から一転、荒削りな才能を認められてマリリン候補の一角に躍り出るカレン役のキャサリン・マクフィー。日本でも人気のオーディション番組「アメリカン・アイドル」の準優勝者であり、その美貌と歌唱力でオーディション中から視聴者の間で“マクフィーバー”を巻き起こした彼女が、瑞々しい歌声で夢見るヒロインの情熱を表現します。ちなみに、カレンが第1話の冒頭で披露する「Over The Rainbow」は、『オズの魔法使い』に登場する名曲であるのはもちろん、「アメリカン・アイドル」中、名物審査員のサイモン・コーウェルがキャサリンに歌わせ、あまりにも素晴らしいパフォーマンスに全米が熱狂した運命のナンバー。マリリン役のオーディションに参加し、その歌声で関係者たちをたちまち魅了したカレンの姿にキャサリン自身のサクセスストーリーが重なることからも、粋な選曲のように思えます。ただし、付け加えておきたいのは、「SMASH」はパフォーマンスを楽しむだけのドラマではないということ。「glee/グリー」が青春ストーリーの枠組みの中で“グリー部”という要素を上手く機能させているように、「SMASH」はヒューマンストーリーの枠組みの中で“ブロードウェイ”という要素を巧みに機能させています。スピルバーグ自身が「演劇界の内幕はどんな感じだろう?」という興味から企画を発進させたことを公言していることもあり、あくまでも業界内幕ドラマとして楽しめるのが「SMASH」。しかも、エピソードが進むにつれ、すなわちストーリー内で新作ミュージカルの製作が進むにつれ、使用されるオリジナル楽曲の登場も必須となってくるわけですから、まさに“音楽とステキな関係にあるドラマ”と言えるのではないでしょうか。(text:Hikaru Watanabe)「SMASH/スマッシュ」BS無料チャンネル「Dlife」にて日本独占放送中【吹替版】毎週土曜21:00~22:00【字幕版】毎週金曜23:00~23:54発売・販売元:ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント公式サイト:© 2012 Universal Studios. All Rights Reserved.■関連作品:SMASH/スマッシュ [海外TVドラマ]
2012年11月22日ラブストーリーのマエストロ・行定勲監督が、女流作家・井上荒野の人気小説を原作に映画化した最新作『つやのよるある愛に関わった、女たちの物語』。主演の阿部寛を筆頭に小泉今日子や野波麻帆、風吹ジュン、真木よう子、忽那汐里、大竹しのぶら豪華女優陣の共演で話題を呼んでいる本作のポスター・ビジュアルが遂に解禁となった。数々の男たちと不貞を重ねるひとりの女性・艶(つや)とその夫・松生を始め、彼女を巡る愛憎、親子の絆、欺瞞、純愛など男女の5つのドラマが巧みに絡み合っていく本作。ボックスの中にそれぞれのキャスト陣が体を収めているのが印象的な、まるでアート作品のような本ポスターのアートディレクションを担当したのは、いま話題のアーティスト・清川あさみ。清川さんは、写真に刺繍を施すという独自な手法でアートディレクションから造形作品の制作までを手がけるアーティストだ。2004年には、ベストデビュタント賞受賞、2010年にはVOCA展入賞に加え、2010年に「AKB48」のメンバーを撮った「AKB48×美女採集」(講談社刊)を発売しマスコミの注目を浴び、 2011年には全館規模で個展を開く作家としては最年少で、水戸芸術館での全館規模の個展を開催するという快挙を果たしたいま気鋭アーティストのひとりだ。実は、清川さんが映画のアートディレクションを担当するのは今回が初の試み。ポスターの製作期間は約5か月という力作だ。刺繍に使う素材も映画の内容に沿って大人っぽくも品のある素材をセレクトして、清川さんの独自のポスターそのものに直接刺繍を施す手法を用いて艶っぽさを表現したそう。清川さんはポスターについて「さまざまな渦巻く恋愛模様の中、箱を用いた撮影方法で、個々、迷いながら孤独感をもちながら、それぞれ強く生きていく前向きな姿を表現してみました」とコメント。この完成したポスターを見た行定監督は「まるでチョコレートの箱に閉じ込められた主人公たち。心露わな表情で覗かれている彼らは、きっとビターな味に違いない。愛憎が入り混じった曖昧な男と女の関係を清川あさみは俯瞰して捉えた。美しいけどダークな感じがまさに『つやのよる』を表現していて面白いと思った」と賞賛を送り、その才能に舌を巻く。キャストそれぞれが枠に入ったように見えるポスターは、映画でも描かれている“人の数だけ愛のカタチがある”とのこと、刺繍の繊細さは映画の登場人物それぞれの機微を暗に示すようにも感じ取れるデザインに仕上がっている。清川さん自身も、作品の中では「製作期間が長かったかな」と語る渾身の本ポスターは、11月23日(金・祝)より劇場に掲示される予定だ。『つやのよるある愛に関わった、女たちの物語』は2013年1月26日(土)より全国にて公開。■関連作品:つやのよるある愛に関わった、女たちの物語 2013年1月26日より全国にて公開© 2013「つやのよる」製作委員会
2012年11月22日43歳のいまも、20代の頃と変わらない体型を保ち続けるキャサリン・ゼタ=ジョーンズ。その秘訣は過酷なダイエットでもなければ、プロの専属トレーナーによる特別なエクササイズでもないという。「私、トレーナーは雇っていないの。すごいでしょ?」と得意げなキャサリンは、「だって、誰かに発破をかけてもらう必要はないから。私はエクササイズが大好きなのよ」と語る。とりわけ、いまハマっているのがフラフープ。「毎日20分やってるわ。私たちが子供の頃に遊んだみたいな古いタイプのものじゃなくて、もっと小型だけど、重量があるの。『ダンスキン』(エクササイズ・ウェアなどを扱うブランド)で見つけたのよ」。ニューヨーク州・ウエストチェスターにある自宅のプールで泳ぐことも。「時間があるときは30分間泳ぐわ。マンハッタンのアパートでもエクササイズは欠かさない。毎日、最低45分間はやるわ」と言う。さらに「バターやクリームが大好き。でも、穀類やフルーツもたくさん摂るようにしているの」と健康的な食生活も心がけているのだとか。「でも、グラマラスであるためには強さと自信が大切よ。女性として強くなければならいの」。昨年、双極性障害で治療を受けたことを告白したキャサリン。つらい病気を克服した彼女の言葉だけに、説得力がある。(text:Yuki Tominaga)© Visual Press Agency/AFLO
2012年11月22日『007 スカイフォール』も公開間近のダニエル・クレイグを主演に、ナオミ・ワッツ、レイチェル・ワイズの豪華キャストで贈る、切なさと思いもよらむ恐怖が注目のヒューマン・スリラー『ドリームハウス』。本作の公開に先立ち、一般試写会を実施。そこでアンケート調査を行ったところ、思わぬ回答が飛び出した。家族との時間を大切にするため、会社を辞めて郊外の家に引越したウィル。愛する妻・リジーや子供たちと共に引越した新居はかつて惨殺事件の起こった家だった。最初は気にせず生活をしようとしていたウィルたちだったが、次第に家族を狙う不審な男が家の周りに現れ、子供たちは幽霊のようなものを見始めたりと不可解な出来事が起こり始め…。まずは、英国紳士らしくクールでミステリアスな魅力を放つナイスミドルのダニエルについての質問。「日本の芸能人に例えるなら誰?」という問いでは、仲村トオル、真田広之が同率一位で圧倒的支持を集める結果となった。次いで堤真一や渡部篤朗、佐藤浩市など日本が誇るダンディーな実力派たちが名を連ねた。「演技派で作品に応じてイメージを変えられる俳優」、「アクション・サスペンスもこなせて存在感がある」という“実力派”らしい俳優としての魅力を挙げる声が多数寄せられた。その一方で、本作での共演をきっかけにレイチェル・ワイズとゴールインを果たしたという、本作の話題に火をつけたエピソードから「家族想い」を理由に挙げる人も。続いては、続く質問もダニエルに関係するものだが、ズバリ!『007』シリーズのようなアクションと、本作のような良きパパを演じる彼、どちらが好きか?というもの。その回答を集計したところ、世界を股にかけるスパイ“ジェームズ・ボンド”よりも良き父を演じている『ドリームハウス』のダニエルに、なんと若干ではあるが53%の割合で軍配が上がった。その理由には、「やっぱりアクションが似合う!」、「紳士的でカッコいい」といった『007』シリーズで魅せる姿が広く浸透している一方で、「砕けた感じの父親役が良かった」、「新しい魅力を見せてくれた」さらに「前髪を下している姿は新鮮!」と思いがけない新たな一面にノックダウンされた人が多かったようだ。また、本作ではいわくつきの物件を購入したことから不可解な出来事が起こる…というストーリーにちなんで、引っ越し先や購入した家で不思議な体験談を聞いてみると、「家のトイレで青白い手だけを見た」、「家族全員の体の調子がおかしくなり、別の家に引っ越した」、「家を建てた後に、大きな蛇が出てきた」と本作に負けず劣らずの恐怖体験を告白する人が続出!中には「あまり話したくない…」と、まさに背筋も凍る驚愕の回答が返ってきた。ダニエルが魅せる家族思いの優しいパパの姿、驚愕の体験、思いもよらない応え、そのすべてが『ドリームハウス』では描かれている。ぜひ、この冬背筋は冷たく心は温かくなる未体験の感覚を本作で味わってみて。『ドリームハウス』は11月23日(金・祝)よりシネマサンシャイン池袋ほか全国TOHOシネマズ系列にて公開。■関連作品:007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.ドリームハウス 2012年11月23日よりシネマサンシャイン池袋ほか全国TOHOシネマズ系列にて公開© 2011 MORGAN CREEK ALL RIGHTS RESERVED
2012年11月21日構想から映画化まで実に8年の時間を要した、世紀の大逆転の実話を描いた『のぼうの城』。11月初旬に公開され、3日間で総動員数は40万人以上、興業収入5億円超えを記録する大ヒットスタートを切った本作だが、このほどこの大成功を受けて、主演を務めた野村萬斎からシネマカフェだけにコメントが到着!さらに13分間にもおよぶ本作の特別映像と、撮影最終日のオフショットが到着した。一国一城の主でありながら民から“でくのぼう”の意から「のぼう様」という名で慕われた成田長親。戦国の大武将・豊臣秀吉率いる2万の軍勢にたった500人の兵でケンカを売った、彼の奇想天外な戦人生と戦場にめぐる人間模様を描く。中でも映画の舞台である忍城(おしじょう)のある埼玉県では、県内の劇場の動員数が公開週末の全国の劇場ベスト1位、2位、3位を占めるという異例の大盛況!小説も公開に合わせて売り上げが伸び、累計200万部を突破。まさに、日本映画界の“天下統一”を成し遂げんと、その勢いは止まる気配はない。のぼう様と同様に、公開延期など多くの苦難を乗り越え、時代劇モノの枠を超えた異例の大ヒットを遂げた本作に萬斎さんは、「9年ぶりのスクリーン復帰となりましたが、本当に幸せな気持ちでいっぱいです。犬童監督、樋口監督のおかげで、水を得た魚のように自由に演じることもでき、自分自身としても大満足ですね」と喜びのコメント。さらに、この大ヒットを「ブログやtwitterなど、感想コメントを拝見させていただいていますが、“弱きが、強きを挫く”、そして、そこにあるのが“人間の力”というのがこの作品の見どころだと思います。豊臣軍は水攻めのための労働力をお金で集めますが、のぼう様は百姓たちを信用し、みんなが団結することによって水攻めを打ち破る。いまの日本にもきっと繋がる、一番大切なものがストレートに出ている作品です。『人間っていいなぁ』と、観て、信じて、酔える。そこに共感して頂けたのではないかと思います」と分析する。最後に、スピンオフ作品の依頼がもし来たら?という質問には、「ぜひ、やらせて頂きたいですね(笑)!その場合は、前作を超える作品を目指したいです。そして、“のぼう様”もそうですが、渥美清さん演じる“寅さん”のように、破天荒で人情に弱い、人に愛されるキャラクターを演じたいです」と笑顔で答えてくれた。今回届いた特別映像では、まだ本作を鑑賞した人もそうでない人も楽しめる、ダブル監督を務めた犬童一心と樋口真嗣の2人が明かす本作の映画化に至るまでの数々のドラマ、さらに現場でのメイキング映像、萬斎さんのインタビュー映像まで収めた『のぼうの城』の裏側をギュギュっと詰め込んだ濃厚な13分間に仕上がっている。萬斎さん始め、成宮寛貴、山口智充、佐藤浩市ら豪華キャスト陣が迎えたクランクアップしての破顔の表情からも、快作であることが伺える本作だが、まずはこちらの映像でたっぷりとその魅力を味わってもらいたい。『のぼうの城』は全国にて公開中。※こちらの特別映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:のぼうの城 2012年11月2日より全国にて公開© 2011『のぼうの城』フィルムパートナーズ
2012年11月21日間もなく公開となる『007 スカイフォール』でメガホンを握ったサム・メンデスが、すでに『007』シリーズ24作目となる次回作のストーリーの構想があると明かした。日本でも12月1日(土)に公開予定のシリーズ23作目『007 スカイフォール』で監督を務めたサムは、ダニエル・クレイグが続投する予定の次回作で再びメガホンを取るか正式発表していないものの、『007』シリーズの過去5作品で脚本を執筆したニール・パーヴィスとロバート・ウェイドは声明で今後同シリーズで脚本を担当することはないと発表し、さらにサムが次回作に取り組んでいることをほのめかした。ロバートは「僕たちは5本も『007』シリーズに参加できて嬉しいよ。なかなかの仕事ができたと思うよ。ジョン・ローガンとサム・メンデスが次回作のシナリオを構想していると思うけど、おかげで肩の荷が下りたよ。このシリーズ作品はすごく時間がかかるからね」と、その苦労と共に語った。ニールとロバートの2人は2000年公開の『007 ワールド・イズ・ノット・イナフ』から『007 ダイ・アナザー・デイ』、そしてダニエルが主演を張った『007/カジノ・ロワイヤル』、『007/慰めの報酬』、『007 スカイフォール』まで通算5作品の脚本を執筆しているが、ニールは4作目で同シリーズから降りるつもりだったとふり返っている。「僕たちは『007 慰めの報酬』で止めようと思ってたんだ。でも『007 スカイフォール』まで続けてよかったといまでは思っているよ」。そんな2人は、主役ジェームズ・ボンドを「殺したい衝動に駆られた」とも明かす。同シリーズの脚本を担当する上での禁止事項を尋ねられたニールは「タイムトラベルだね」と答え、さらにロバートは「あと、ボンドを殺すことかな。僕たちはいっそ殺したいって衝動に駆られていたけどね」と続けた。■関連作品:007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.
2012年11月21日ブルース・ウィリスとジョセフ・ゴードン=レヴィットの初競演で贈る、SFアクション・エンタテインメント『LOOPER/ルーパー』。本作でベテラン俳優ブルースと同一人物を演じているジョセフだが、ブルースに似せるためメイクに3時間もかけたという彼の新ビジュアルがひと足早くシネマカフェに到着した。舞台は近未来。タイムマシンの使用が禁じられた社会で、犯罪組織は法の目をかいくぐり、消したい標的を“ルーパー”と呼ばれる30年前に暗躍する暗殺者の元に送り、始末させていた。ある日、凄腕ルーパーのジョーの元に、ある男が送られてくるのだが、何とその男は“30年後の自分”だった…。『(500日)のサマー』では、運命の恋を夢見るロマンチストな草食系男子を演じて女子の心を掴み、『インセプション』では切れ者の犯罪者、打って変わって『ダークナイト ライジング』では悪と戦う正義感溢れる若手警官を演じ、女子だけでなく男子のハートまで掴んだ(?)彼が次に挑む役柄は、凄腕ルーパーのジョー。ジョセフ演じるジョーの30年後を演じるのが、名優・ブルースなのだが、彼に印象を似せるためにジョセフは相当な苦労をしたようで「彼のことを研究しまくったよ。彼の映画をたくさん観たし、彼の映画から音声だけを録音してiPodで彼の声を何度も何度も聞いたんだよね」と当時をふり返る。さらに「一番大事だったのは、ただ彼と一緒に過ごすことだったんだ。夕食を食べたり、会話したりね。彼のことを人として知ることが一番参考になったんだ」と意外な役作りの秘訣を明かしてくれた。本作は、監督が10年ほど前から構想していた作品で監督デビュー作、ジョセフ主演作の『BRICKブリック』の撮影後、監督がジョセフに基本的なアイデアを語ったことからこのプロジェクトが始まったそう。その後、監督は脚本を本格的に書くにあたり、ジョセフのために“現代”のジョーを書き上げたのだとか。「誰かが自分のために主人公を書いてくれたなんて、僕にとって初めてのこと。そんなキャラクターを演じるのはとても光栄なことだと興奮したよ」とジョセフ自身も喜びを語っている。本作では主演だけでなく、エグゼクティブ・プロデューサーも兼任するジョセフ。今回、公開となった新ビジュアルを見る限りでも、確かに目元のあたりがブルースにそっくり!ハリウッドでいま一番熱い男、ジョセフ・ゴードン=レヴィットがブルース・ウィリスにどこまで似せることができたのか?その真相はぜひ劇場で確かめてみて。『LOOPER/ルーパー』は2013年1月12日(土)より丸の内ルーブルほか全国にて公開。■関連作品:LOOPER/ルーパー 2013年1月12日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2011, Looper, LLC
2012年11月21日サラ・ジェシカ・パーカーとジェラルド・バトラーが、第19回ノーベル平和賞コンサートの司会に抜擢された。その年のノーベル平和賞受賞者を前にノルウェーのオスロで行われる同コンサートには、先日シールとジェニファー・ハドソンがパフォーマンスを行うことが発表されたばかりだが、今回サラとジェラルドの2人が今年の司会に起用されることが発表された。これまでに同コンサートの司会はリーアム・ニーソンやメリル・ストリープ、トム・クルーズ、オプラ・ウィンフリーなどが務めており、昨年はヘレン・ミレンとロザリオ・ドーソンがショーを進行している。今年は欧州連合(EU)がその平和活動や人権問題への取り組みが評価され、同賞を受賞することになっている。第19回ノーベル平和賞コンサートは、12月11日(現地時間)に開催される。■関連作品:SEX and the CITY/セックス・アンド・ザ・シティ [海外TVドラマ]
2012年11月21日スカーレット・ヨハンソンに、新恋人がいることが発覚した。先月、広告代理店重役のネイト・テイラーと破局したばかりのスカーレットだが、最近共通の友人を通して知り合ったフランス人で、モダンアート雑誌「クラーク」の元編集者のロマン・ドリアックと交際しているという。ある関係者によると、今月初めに2人の共通の友人であるタトゥー・アーティストのフジーに馬の蹄鉄と「Lucky You」という文字のタトゥーを自身の胸郭に入れてもらったというスカーレットは、ロマンと出会って以来2人の関係が公になることを避けていたという。そんな2人は最近、パリの複数のレストランやバーで一緒に居るのを目撃されているほか、先週にはニューヨークにあるホテル、ベアトリス・インでのディナーの最中ずっと手を繋いだままだったという。現場の目撃者は「2人はとてもラブラブでテーブルの下でずっと手を繋いでいましたね。外でタバコを吸うときでさえ、ずっと手を握り合っていましたよ。一緒にいた男性は黒髪でスカーレットより少し背が高かったですね。ほっそりとしていてフランス語を話していました」とそのときのロマンの詳細を語っていた。■関連作品:アベンジャーズ 2012年8月14日より全国にて公開TM&© 2012 Marvel & Subs.
2012年11月21日『ザ・ロイヤル・テネンバウムス』、『ダージリン急行』、『ファンタスティックMr.FOX』など独特なタッチとユーモアで唯一無二の世界観を確立してきたウェス・アンダーソン監督の待望の最新作『ムーン・ライズキンダム』。来年2月8日(金)に公開されることが決定し、このほど本作の前売り券特典となる、キャスト陣それぞれがあしらわれた超キュートな7種類のポストカードのビジュアルがこのたび明らかとなった。養子であることを寂しく思いつつ、周りの友達とは違う自分に違和感を感じながら日々ボーイスカウトで生活をするサムは、いつも本ばかり読んでキャラクターたちの世界に生きる少女・スージーに恋をする。キャンプでの生活を窮屈に思った2人は文通を始め、キャンプからの脱走を企てる。生きていくためのキットを全て持ち出し、愛するスージーを救い出し、森で自由を満喫する彼ら。やがて保安官、ソーシャル・ワーカー、スージーの両親、みんなが彼らを捜すうちに平和な村は大騒動に巻き込まれていく――。12歳の少年と少女の“駆け落ち”をきっかけに、不器用で愛おしい大人たちを演じる豪華キャスト陣を巻き込みながら物語が展開していく本作。たった一人で島を守るシャープ警部役を演じたブルース・ウィリスは、中年男性の悲哀とおかしみを感じさせる絶妙な演技を披露。そして、生真面目でちょっと間の抜けたボーイスカウトのウォード隊長には演技巧者のエドワード・ノートン、厳格なスージーの両親にビル・マーレイとフランシス・マクドーマンド。そして、冷酷な福祉役をティルダ・スウィントンが演じている。言わずとしれた名優たちのこれまで見たことないキャラクターに、カンヌ国際映画祭ではオープニング作品とコンペティション部門で上映され、さらに全米でも大ヒットを記録している。もちろん本作でもアンダーソン監督の世界観は健在。衣装・美術など、細部までとても凝った作りになっており、今回公開となったポストカードのビジュアルからもそのキュートな世界観は充分感じることができる。アンダーソン監督史上、最大のヒット作にして最高傑作との呼び名も高い本作。この冬、あなたもとびきりキュートな“小さな島の大冒険”を体験してみては…?『ムーン・ライズキンダム』は2013年2月8日(金)よりTOHO シネマズシャンテほか全国にて公開。■関連作品:ムーンライズ・キングダム 2013年2月8日よりTOHO シネマズシャンテほか全国にて公開© Focus Features
2012年11月21日『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』や『アリス・イン・ワンダーランド』を始め、独自のファンタジックな世界観で多くの映画ファンを魅了し続けるティム・バートン監督の最新作『フランケンウィニー』。このたび公開に先駆けて、本作の主人公・スパーキーの風変わりな“キモかわいさ”炸裂の本編映像の一部が解禁となった。ディズニー作品史上初となる全編“白黒3D”となる本作で描かれるのは、孤独な少年・ヴィクターと“禁断の実験”によって甦った愛犬・スパーキーとのピュアな友情が、思わぬことから街中に大事件を巻き起こしていく冒険ファンタジー。今回、到着したのはスパーキーが甦った後のワンシーン。スパーキーがボールを転がし、気を引こうとしているのは、ヴィクターのクラスメイトで、隣に住んでいるエルザの愛犬・ペルセポネだ。実は彼女、生前のスパーキーが思いを寄せていた美しきプードル犬。生前いつも塀越しにキャッチボールを2匹で楽しんでいたものの、スパーキーの死で寂しい日々を送っていたベルセポネの元に、突然、思い出のボールがコロコロと転がってきたのだから喜ばないわけがない。シッポを振りながら塀に近づくと、さらに驚くことにそこにはスパーキーの姿が!本物のスパーキーなのか?と確認するためか、挨拶をしようと首元に顔を近づけると、スパーキーの首にささっているボルトにうっかり触れてしまい感電!ふらふらと倒れこんだベルセポネが目を覚ますと、彼女の美しいアフロヘアにある模様が…。今回、公開となった本編映像はここまでだが、このあとベルセポネはスパーキーと恋に落ちることになるという。果たして2匹の恋のゆくえはどうなるのか?ティム・バートン監督が描くかわいくも奇妙な世界からますます目が離せない。『フランケンウィニー』は12月15日(土)より全国にて公開。※こちらの本編映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:フランケンウィニー 2012年12月15日より全国にて公開© 2012 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2012年11月21日『空気人形』や『奇跡』で知られる映画監督の是枝裕和が、阿部寛を主演に迎えて贈るドラマ「ゴーイング マイ ホーム」(関西テレビ・フジテレビ系列)。いよいよ佳境を迎える本作だが、ついにこれまで伏せられてきた宮﨑あおいの夫役に、加瀬亮が抜擢されたことが明らかとなった。冴えないサラリーマンの坪井良多が、疎遠だった父が倒れたのをきっかけに故郷の長野に帰る。そこで彼は父が伝説の小さな生き物“クーナ”を探していたことを知る。当初は“クーナ”の存在に疑問を持っていた良多であったが、地元の人々と触れ合ううちに彼の心にも変化が起き始める――。先日放送された第6話で、菜穂(宮﨑さん)の夫・下島惠(めぐむ)の居場所をつきとめた栄輔(夏八木勲)から、「会いに行ってきなさい」と言われ菜穂が深く悩む様子が描かれていたが、番組終盤(放送回未定)には、ついに意を決した菜穂が惠に会いに行くことになる。11月初旬、菜穂には何も言わず黙って出て行ったという惠は、とある牧場で働いている設定とあって、長野県の牛舎でロケが行われた。普段通りの飼育作業が行われている牛舎では、牛の鳴き声が響き、セリフや演技のタイミングはOKでも、「いまのは牛の声がデカすぎたかも(苦笑)」とリテイクがかかることもしばしば…。しかし、本作を含め、是枝監督とは5回目のタッグとなる加瀬さんは、終始笑顔を絶やさず、シリアスなシーンとは裏腹に、是枝組ならではのゆっくりとした空気感を楽しんだ様子。今回の役柄を演じて、加瀬さんは「あまりセリフが多くなかったので、キャラクターが分かりづらかったんですが(笑)」と前置きしつつ、「衣装合わせのときに、是枝監督から非常に詳しい手書きの設定書を、A4一枚でいただきました。その上で、メールで何度か確認をやり取りしたんですが、結局は『とりあえず現場でやってみましょう』と。来てみたらいつもの是枝組のスタッフだから、映画のときと変わらまない雰囲気でやれています」と明かす。さらに続けて、「僕が演じるのはひどい男なんですけど…」と苦笑交じりに語りながら、“妻”宮﨑さんについてはこんな言葉で表現する。「昔、雑誌の撮影でご一緒したことはあるけれど、演技で組んだのは今日が初めて。すごく気持ちで演じる方だと思いました。一緒に立っていて、この場所にとても居やすかったですね」。そんな宮﨑さん扮する菜穂が涙を浮かべさせる、加瀬さんの「ひどい男」ぶりにもぜひ注目を。そんな緊張感漂うシーンは、果たしてどんなシーンに仕上がっているのか?「ゴーイング マイ ホーム」は関西テレビ・フジテレビ系にて毎週火曜日22:00~放送中。「ゴーイング マイ ホーム」公式サイト■関連作品:きいろいゾウ 2013年2月2日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2013西加奈子・小学館/「きいろいゾウ」製作委員会俺俺 2013年、全国にて公開©2012 J Storm Inc.はじまりのみち 2013年6月1日より全国にて公開
2012年11月21日先週、発表になった「People」誌が選ぶ“最もセクシーな男性”のひとりに選ばれたクリス・ヘムズワースが、主演作『マイティ・ソー』の続編『Thor: The Dark World』(原題)をイギリスで撮影中だ。クリス演じる神の世界の最強戦士・ソーが、アイアンマンやキャプテン・アメリカ、ハルクらと共に戦った『アベンジャーズ』の“その後”を描く『Thor: The Dark World』は、トム・ヒドルトンが演じるソーの義弟・ロキに加えて、クリストファー・エクルストン扮するマレキスが率いる邪悪なエルフの軍団が敵役として登場する。ロン・ハワード監督の『Rush』(原題)に出演するために15キロ落とした体重を、筋トレでまた増量したというクリス。オーストラリア版「GQ」誌のインタビューで「体型を維持するのが大変だ。毎日1~2時間のワークアウトをして、馬鹿みたいに大量のプロテインを摂って、炭水化物はほとんど口にしてないよ。本当につまらない…」とぼやきつつ、役作りに励んでいる。前作から引き続き、ナタリー・ポートマン、ステラン・スカルスガルド、イドリス・エルバ、アンソニー・ホプキンス、そしてホーガン役の浅野忠信も出演。公開は来年11月を予定している。(text:Yuki Tominaga)© Splash/AFLO■関連作品:マイティ・ソー 2011年7月2日より丸の内ルーブルほか全国にて公開TM & © 2010 Marvel © 2010 MVLFFLLC. All Rights Reserved.アベンジャーズ 2012年8月14日より全国にて公開TM&© 2012 Marvel & Subs.
2012年11月21日ケイティ・ペリーとブラッド・ピットが、“国際男性デー”(IMD)の一環でサイン入りネクタイをチャリティー・オークションに出品した。毎年11月19日に男性のさまざまな問題を考える同記念日で、男性のガンを支援するチャリティー団体「カホナス・スコットランド」が主催するeBayのキャンペーン「ルースン・アップ」のために、今回ケイティとブラッドはそれぞれのサイン入りネクタイを出品することになった。同イベントには2人のほかにも、ジェシー・Jやポール・マッカートニー、ディタ・フォン・ティース、「ザ・キラーズ」のブランドン・フラワーズ、マーク・ウォールバーグ、ミーカ、オリー・マーズ、ピアース・モーガンなども参加している。同チャリティー団体創設者のリッチー・マーシャル会長は「男性の主な健康問題に焦点を当てるために、カホナス・スコットランドはこの国際男性デーを支援しており、特に今年のテーマである『健康:男性の長生きできる幸せで健康的な生活』には強く賛同しています。私たちの活動をサポートして下さり、また私たちの活動を学ぼうとしてくれた多くの著名人のみなさまには感謝の気持ちで一杯です。このルースン・アップ・オークション2012を盛り上げてくれたことに敬意を表したいと思います。みなさんのサポートとチャリティーへの出品は、来年の男性の健康問題を提起する上で、私たちがステップアップをするのを助けてくれたと考えています」とコメントした。同オークションはすでに英国版ebayのルースン・アップ・オークションで入札が可能で、今月25日(現地時間)に締め切られる。今回集まる募金の全額が、男性のガンに関する教育の改善や、ガン患者に対する差別への防止などにあてられるという。■関連作品:ワールド・ウォー Z 2013年8月、TOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
2012年11月20日ティム・バートン監督最新作『フランケンウィニー』の公開を記念して11月20日(火)、都内劇場で本作のインスパイアソング「WONDER Volt」を手がけた木村カエラと日本語吹替え版の声優を務める「ハリセンボン」(近藤春菜&箕輪はるか)によるクリスマスツリー点灯式が行われた。小さな街で暮らす少年・ヴィクターが事故死した愛犬・スパーキーを禁断の実験で蘇らせるが、それが街の人々に伝わったことから自体は思わぬ方向に…。カエラさん、春菜さん、はるかさんの3人は全く同じ衣裳で登場。自己紹介でもハリセンボンの2人は「木村カエラです」と語り、はるかさんからは「区別がつかないんじゃないかと心配です」と勘違い発言まで飛び出した。カエラさんは「白黒で奇妙な感じにしました」と映画をイメージした衣装をアピール。しかし、春菜さんによると「素材が違う!カエラちゃんはニットだけど私たちは薄い布です」とのこと。やはりと言うべきか細かい部分で本物と“カエラもどき”の差が顕著に表れた形となった…。“クリスマスに必ずすること”を尋ねると、カエラさんは「ツリーも飾りますが、アドベントカレンダーを必ず飾ります」とニッコリ。アドベントカレンダーとは1日ごとに楽しい仕掛けが隠されているお楽しみ箱のようなカレンダーのこと。「12月が始まったらウチに飾って、1日ずつ楽しみにします」とクリスマスの楽しみ方を明かしてくれた。一方、ハリセンボンの2人のクリスマスの予定は?と尋ねると春菜さんが司会者に「(予定が)ないでしょ、どうせ…みたいな聞き方!」と怒りを露わに。さらに話題がハリセンボンになった途端に構えていたカメラを下ろす報道陣に対しても「フラッシュ焚けよ!後で削除してもいいだろ、どうせデジタルで何千枚も撮れるんだから」と憤懣やるかたない様子で語り、隣りのカエラさんはケラケラと楽しそうに笑っていた。点灯式ではカエラさんが書き下ろした新曲「WONDER Volt」の歌詞に出てくる「ドンピカリガッシャン!」という言葉を合図にツリーに灯がともった。サプライズでカエラさんと同じ衣装&ウィッグの子供たちによる「WONDER Volt」の熱唱も行われ、カエラさんは「かわいい!たまらないです!」と喜びを爆発させていた。『フランケンウィニー』は12月15日(土)より全国にて公開。■関連作品:フランケンウィニー 2012年12月15日より全国にて公開© 2012 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2012年11月20日先日、文化勲章を受章したばかりの山田洋次監督が、最新作『東京家族』の公開を前に、早くも次回作に取り組むことが発表され、長い監督人生で初のラブストーリーを手がけることが明らかとなった。「これは、ぼくの物語でもある」と語る山田監督の次なる作品は、第143回直木賞を受賞した中島京子の小説「小さいおうち」の映画化作品。山田監督が、登場人物の一人・恭一に自身を重ねたこの物語は、大学ノートに綴られた“小さいおうち”での小さな恋愛事件を通して、昭和そして平成の東京と地方都市の暮らしを丁寧に描写した作品だ。ある一人のおばあさんがひっそりと亡くなった。彼女の名は、布宮タキ。数日後、タキの部屋の後片づけをしていた親類の青年・健史は、数冊の大学ノートを見つける。ノートには、彼女が若い頃に女中として仕えた、東京の山の手の郊外に建つ、赤い三角屋根の“小さいおうち”での出来事が綴られていた。昭和10年代のモダンな東京の風物、美しい奥様・時子と5歳になる恭一坊ちゃんとの穏やかな家庭生活、そこに秘められた奥様の切ない恋。そして物語は60年以上の時を越えて、意外な形で現代へと継がれる…。『母べえ』で昭和の家族を、『おとうと』や『東京家族』で平成の家族を描いてきた山田監督が、本作では、自らが生きてきた昭和と平成の2つの時代の日本を描くこととなる。本作の製作にあたって山田監督は「昭和から現代までを舞台に、その時代に生きた人々の気持ちのあり方や、人間関係一つ一つの関わり方を描き出したいと思います」とコメント。気になるキャスト陣は、まだ発表されていないものの、初のラブストーリーをどのように仕上げるのか、注目が集まりそうだ。撮影は、2013年3月1日(金)よりクランクインし、同年5月31日(金)でのクランクアップを予定。さらに、公開日は2013年の12月から翌年の1月を予定しているという。■関連作品:小さいおうち 2013年12月または2014年1月、全国にて公開。
2012年11月20日アメリカの女流作家アンドレア・ポーテスのベストセラー小説を、クロエ・グレース・モレッツを主演に迎えて映画化した『HICK-ルリ13歳の旅』。このキュートで刺激的なロードムービーをシネマカフェでは大特集!本作の公開を記念して現在、「twitterでvote!」投票企画を開催中。あなたはクロエ派?それともブレイク派?気になる中間結果をお届け!アメリカ中西部の荒廃した農村地帯に暮らす、13歳の少女・ルリ。ある日、父と母が続けざまに蒸発し、ひとり取り残されてしまった彼女は退屈な田舎暮らしから抜け出し、憧れのラスベガスに旅に出ることを決意!旅の途中で起こる様々なトラブルや厳しい現実に直面し、傷つきながらも瑞々しく成長を遂げていく姿が描かれる。本作で13歳の少女・ルリを演じるのは『キック・アス』のヒットガール役でブレイクを果たし、瞬く間にハリウッドのスター女優となったクロエ。その後も『ぼくのエリ 200歳の少女』のハリウッド・リメイク版『モールス』や、『ダーク・シャドウ』など話題作に引っ張りだこの現代の“イット・ガール”だ。そして、クロエ演じるルリが長い旅路の冒頭で出会う人物のひとりが、派手でスタイルも抜群の秘密めいた大人の女性・グレンダ。ルリが思い描く女性らしさと自分らしさのすべてを完璧なまでに投影した理想像のような女性を「ゴシップガール」のセリーナ役でお馴染みのブレイク・ライブリーが熱演し、「ゴシップガール」とはまた一味違う一面を見せている。気になる投票結果の途中経過だが、現在はクロエがやや優勢!少女らしい笑顔を見せたかと思えば、その直後に大人っぽい表情をしていたりといくつもの表情や雰囲気が混在する彼女に魅了されている人が多くいるよう。「憧れ」というよりも、「かわいい!」といった意見の方が多いようだ。そしてそのすぐ後ろを追いかけるブレイクには、「ゴシップガール」からの根強いファンの存在も。ガーリーなセリーナとは打って変わって、本作ではメイクも性格も正反対のワイルドな女性を演じているが、果たしてファンにはどう受け入れられるのか?「twitterでvote!」の投票は12月13日(木)まで。クロエ派、ブレイク派、投票結果の数がより多い方に投票していただいた方の中から5名様に『HICK−ルリ13歳の旅』ポスター&プレス(マスコミ向けパンフレット)が当たるチャンスもあるので、ぜひこちらの企画に参加してみて!『HICK−ルリ13歳の旅』は11月24日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。『HICK−ルリ13歳の旅』特集 クロエ&ブレイク ガールズ2人旅■関連作品:HICK-ルリ13歳の旅 2012年11月24日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開© 2011 BY HICK PICTURE COMPANY LLC.All Rights Reserved.
2012年11月20日