cinemacafe.netがお届けする新着記事一覧 (1992/2207)
ロックバンド「ザ・キラーズ」が、ティム・バートン監督を迎えて新曲のPVを撮影したようだ。先日同バンドのフロントマン、ブランドン・フラワーズが声帯の異常を訴え、マンチェスターでのライヴをたった4曲で中断した同バンドだが、最新アルバム「バトル・ボーン」からの未タイトルのシングルカット曲用のPVを16日(現地時間)に英ブラックプールにあるタワー・ボールルームで撮影しており、ティムの1990年の作品『シザーハンズ』に出演していたウィノナ・ライダーをフューチャーしているという。また同バンドは撮影前夜、日本でも来月1日(土)に公開予定の『007 スカイフォール』を同市の映画館・オデオンで鑑賞。同映画館のマネージャーであるサマンサ・シンクレアさんは「とても興奮する出来事でした。ザ・キラーズは楽しそうにお客様たちの写真撮影に応じていましたね。みんな本当に親切でしたよ。少し無口でしたが、それもライヴをキャンセルしなければならなかったほどブランドンの喉に異常があったからだと私は分かっていますよ」とそのときの様子を語った。■関連作品:007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.フランケンウィニー 2012年12月15日より全国にて公開© 2012 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2012年11月20日今年、公開された映画の中で「ベスト親子賞」を選ぶなら井上真央と松坂慶子が『綱引いちゃった!』で演じた娘と母は有力候補となること間違いなしである。井上さんにとってはNHKの連続テレビ小説「おひさま」後に出演した最初の作品。「おひさま」では愛情あふれる家族の絆が描き出されたが、本作でも母と娘の2人ながらも「おひさま」に負けず劣らず温かい親子の姿が映し出される。かつてはオリンピックの正式種目だったという歴史を持つスポーツ“綱引き”を題材にした本作。「いつかご一緒させていただきたいと思っていたけれど、初共演でまさか一緒に綱を引くことになるとは…(笑)」とふり返る松坂さんとの共演を始め、大分で行われた撮影、本気で挑んだ綱引きなどについて井上さんが語ってくれた。井上さんが演じた千晶は大分市の広報課職員。市長の命令で市のPRを目的に女性だけの綱引きチームを結成する。「最初は綱引きと聞いて、スポ根映画をイメージして、綱引きをガムシャラにやる汗と涙の結晶という感じだろうと思いましたし、映画になるのかな?という思いもありました」と井上さんはふり返る。千晶という役柄については「私と結構、近かったかもしれない。だからこそ難しかったのかな?」とも。だが「役づくりは、綱引き!」と語る通り、役の内面については事前に作り込むことはせず、現場で方向性を決めていったという。「千晶を明るく演じるのか?それともしっかり者のキャリアウーマンとして演じるのか?すごく難しかったですが、ずっと大分にいて大分弁を話す中で段々と『こんな感じかな』という形が出来上がっていきました。何より、綱引きを一生懸命やって技術がアップしてチームも一つになっていく過程が、お芝居にリンクしていけばいいなと思っていましたので。だから現場では、いかに姿勢を保つかとか、どうやって綱を引っ張るかといった話し合いをみんなでしていましたね」。ちなみに綱引きのシーンに関しては「全てガチです!」。劇中のチーム「綱娘」さながら毎日トレーニングを積んで撮影に臨んだ。「最初にみんなで大会を見に行ったら、想像以上にパワフルで地面に着くんじゃないかってくらい低い姿勢なんですよ。松坂さんも最初、綱引き部分にはスタントがいると思っていらしたみたいです(笑)。『あの姿勢を?』と思いつつやってみたら、1人や2人で引くのと8人で引くのとでは全く違って、体力だけでなく全員で息を合わせる大変さがありました。やっていくうちに1日でも綱を引かないと落ち着かなくて(笑)、感覚を忘れないよう『早く引きたい!』って気持ちでした」。「相当、インパクトのある作品じゃないと『おひさま』の陽子役は抜けきらないと思った」という井上さんは、『舞妓 Haaaan!!!』や『なくもんか』といったコメディ映画を世に送り出してきた水田伸生監督の下で新たなスタートを切った。千晶はどちらかと言えば、周囲のボケにビシバシとツッコミを入れる役柄だが、水田監督が求める独特の笑いを存分に楽しんだようだ。「水田監督は結構、その場で思いついたことを提案して、たまたま見た人がクスっと笑ってしまうような小さな笑いを散りばめるので、笑いを堪えるのが大変でした。お芝居をしている本番の最中に監督の笑い声が響いて、音声さんが『シーっ!』って怒っているような現場でした(笑)。逆に感動的なシーンでフッと監督を見たら、号泣されているんです(笑)。監督が一番のお客さんでしたね」。しっかり者としてツッコミを入れるだけでなく今後、コメディエンヌとしてボケ倒す井上さんを見てみたい気もするが…。「どうでしょう…(笑)?笑いのツボはみんなそれぞれ違うので、難しくもありますがコメディは楽しいですね。面白いと思ってやっていても『あれ?』となることもあるから、脚本を読んで面白ければ面白いほどプレッシャーもあります。テンポがちょっと違うだけで面白くなくなったり、セリフ一つ削るだけで面白くなったり、本当に難しい。でも現場で笑いが起きるのはやっぱり楽しいです。私もどちらかというと思い切り笑わせるというよりも、地味に小さく笑えるようなものが好きなので、そういう作品もやれたらいいですね」。そして、ギャグシーンではないのに観ているだけで思わずクスっと笑ってしまうのが井上さんと松坂さんの母娘のやりとりだ。年の功でチーム「綱娘」をまとめる精神的な支柱であり、家ではまるで友達のように娘・千晶と何でも言い合える母・容子。井上さんは「小さい頃から映画館で観てきた作品に出ていた大好きな女優さん」という松坂さんとの共演をこうふり返る。「チームメイトであり親子でもあるという2人の距離が、緊張や遠慮もなく自然にできたと思います。松坂さんは誰に対しても壁を作られることが全くないので、一緒にいたら甘えたくなっちゃうような本当に優しいお母さん。家での2人のシーンのときは『こないだウチの娘がね』と娘さんやお母さまの話をしてくださったり。『おひさま』を見てくださっていたのでその話をしたりもしました」。特に家で松坂さんとマッサージをし合うシーンは、井上さんにとってもお気に入りになったようだ。「日常の親子の雰囲気が好きですね。台本には『マッサージをし合う』とは書いてなかったんですが、松坂さんが私の上に乗ってきたので、その場で思わず『重い~!』とアドリブで言ってしまいました。後で考えると、とても失礼なセリフなんですが、私自身が実際に母とそういうやり取りをしたことがあったので。完成した映画を観たら、ウチの母とのやり取りに近くて、自然にできた良いシーンになっていました」。多くの俳優が、朝ドラや大河ドラマへの出演をきっかけに成長や変化を感じると口にしている。井上さんは慎重に言葉を選びながら「確かに10か月も同じ役をやるというのは大きなことです」とうなずく。自らの変化を知覚するのはこれからかもしれないが、ハッキリと感じるのは周囲の反応の変化だ。「いままでは若い人に声を掛けられることが多かったのですが、最近は、おじいちゃんやおばあちゃん、お父さんの世代の方にも『見ていました』と言っていただけて嬉しいです。大分でも『陽子ちゃん、陽子ちゃん』と声を掛けていただきました(笑)」。そして、最後にこうつぶやいた。「何より震災があった年にあの作品に出られたというのが一番大きなことかもしれません」。年が明けて少し経てば26歳になる。20代の後半戦、女優・井上真央はどのような道を歩んでいくのか?楽しみに待ちたい。(photo / text:Naoki Kurozu)■関連作品:綱引いちゃった! 2012年11月23日より全国東宝系にて公開(C) 2012「綱引いちゃった!」製作委員会
2012年11月20日今年5月、女優の香里奈を主演に豪華キャスト陣を迎え、“女子力のバイブル”として働き女子たちから絶大な支持を集めた『ガール』が今冬、ブルーレイ&DVDで発売される。このほど、プラチナスタイル(豪華版)の特典として収録されているメイキング映像の一部がシネマカフェだけに到着した。広告代理店で働き、“オシャレ命”を信条に生きる主人公・由紀子(香里奈さん)、大手不動産会社で管理職に就くも、年上の男性部下に翻弄される聖子(麻生久美子)、老舗文具メーカーに勤務する独身の容子(吉瀬美智子)、自動車メーカーに勤めるシングルマザーの孝子(板谷由夏)。それぞれに生きづらさを抱え、揺れ動く4人の働く女性たちが人生を輝かせるべく奮闘するガールズムービーだ。今回、到着したメイキング映像は、オシャレが生きがいの由紀子役の香里奈さんにスポットを当てたもの。劇中に登場する、あのふわりと中に浮き上がる魔法のようなシーンの裏側もばっちり収められている。本編ではまるで空中散歩をしているかのような映像に仕上がっているが、実際にその舞台裏を覗いてみるとかなり大変そうな様子。この『ガール』でも描かれるように、現実は想像以上に厳しいのだ。そんな苦労もあってか、映像をチェックする香里奈さんの表情には笑顔がこぼれている。さらに、目の中にハートの光が浮かび上がるキュートな演出の秘密も明かされるなど、劇中に登場したあのシーンやこのシーンの裏側を覗くことができてしまうのだ!どんな方法で『ガール』独特のキラキラと輝くシーンを生み出したのか、気になる方はぜひこちらの映像でチェックしてみて。『ガール』ブルーレイ&DVDは11月21日(水)より発売。※こちらのメイキング映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY『ガール』ブルーレイ&DVD情報「ガール プラチナスタイル(豪華版)」[ブルーレイ](2枚組)価格:6,930円(税込)「ガール プラチナスタイル(豪華版)」[DVD](2枚組)価格:5,985円(税込)「ガール カジュアルスタイル(通常版)」[DVD]価格:3,990円(税込)発売日:11月21日(水) ※同日レンタル開始発売元:TBS販売元:ポニーキャニオン公式サイト:girl-dvd.com/© 2012”GIRL”Movie Project■関連作品:ガール 2012年5月26日より全国東宝系にて公開© 2012 "GIRL"Movie Project
2012年11月20日ロバート・デ・ニーロとジェイ・Zが、レオナルド・ディカプリオのバースデイパーティで激しい口論を繰り広げたようだ。同パーティに参加した複数の関係者が「New York Post」紙に話したところによると、ジェイがデ・ニーロ主催のトライベッカ映画祭のために曲を製作するという合意に至っていたものの、その後ほとんど進展が見られず、デ・ニーロがジェイに連絡を取ろうとしたが、ジェイが折り返しの電話を入れなかったためデ・ニーロが怒ってしまったようだ。ある関係者は「ボブ(デ・ニーロ)は席に着いていて、ジェイが挨拶をしに来たとき、ジェイが折り返しの電話を自分にしてこなかったことについて言及していました。ボブは、ジェイにもし誰かが6回も電話してきたらかけ直すのが常識だろう、それは誰に関わらず無礼なことだ、と言っていました」と事の経緯を語った。ニューヨークにあるレストラン「ザ・ダービー」で行われた同パーティにはほかにもキャメロン・ディアスやクリス・ロック、ジョナ・ヒル、ジェイミー・フォックスなども出席しており、ディカプリオが主催する「レオナルド・ディカプリオ基金」のために300万ドル(約2億4,000万円)が集まったという。■関連作品:華麗なるギャツビー 2013年夏、全国にて2D/3Dで公開© 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.ジャンゴ繋がれざる者 2013年3月1日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開
2012年11月20日「僕等がいた」の原作・小畑友紀や「君に届け」の原作・椎名軽穂ら人気作家たちがこぞって「大ファン」と公言する、少女コミック界の巨匠・いくえみ綾が描く「潔く柔く」(きよくやわく)が、初共演となる長澤まさみと岡田将生を主演に迎えて映画化することが発表された。「Cookie」(集英社)で2004年~2010年に連載され、コミックは全13巻で累計250万部を突破、2009年には第33回講談社漫画賞少女部門を受賞した大人気コミックを原作とする本作。大切な人を失った後、人はどう悲しみを乗り越え生きていくのか?喪失感を抱える主人公たちの“その後”を描く、大人の純愛ストーリーだ。今回の映画化では、原作の数あるエピソードの中でも圧倒的な人気を誇る、クライマックスを飾ったエピソード「瀬戸カンナ」、「赤沢禄」2人の恋模様を描く。幼馴染を事故で亡くし喪失感を抱えたまま大人になっていく主人公・瀬戸カンナ役には、『そのときは彼によろしく』以来6年ぶりの純愛映画主演となる長澤さん、そして、小学生の頃に事故に遭い、一緒にいた女の子を死なせたことに強い罪悪感を抱くもう一人の主人公・赤沢禄(ロク)には岡田さんが抜擢されたが、意外にも今回が初共演となる2人。その意気込みを訪ねてみると、「元々原作のファン(登場人物達の思いや言葉、ストーリー展開、着ている洋服…もう全てが大好きです!)だったので、私で大丈夫かなと不安になりましたが、『前向き』に進む主人公の姿に私も勇気づけられたのを思い出して、私にもできるかなと頑張ってみようと思いました」(長澤さん)、「今回演じさせて頂く赤沢禄という役は大人の顔と子供の顔をあわせ持つ、とてもかわいらしく、魅力的な役です。原作の世界観を大切にしつつ、映画ならではの新たな『潔く柔く』を、長澤さんと一緒につくりたいと思います」(岡田さん)と気合十分の様子。『ただ、君を愛してる』(’06年)、『僕の初恋をキミに捧ぐ』(’09年)、『パラダイス・キス』(’11年)などで若者たちの恋を描いてきた新城毅彦がメガホンを取ることに。今回の映画化に原作者のいくえみさんも、「動いて音の出るもの、無音の切り取った画を見せるもの、それぞれの素晴らしさがあると思います。初めての映像化に期待と不安が渦巻きます。原作より面白かったらどうしよう、という…。でも、とてもとても楽しみです!」とコメントを寄せている。長澤さんと岡田さんの初共演にも期待が高まるが、そんな2人の切ない恋に落ちる姿を想像するだけで、胸ときめく女子は多いはずだ。『潔く柔く』は2013年秋、全国東宝系にて公開。■関連作品:潔く柔く 2013年秋、全国東宝系にて公開
2012年11月20日『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』で世界中を魅了し、フランス人女優として49年ぶり2度目のアカデミー主演女優賞の快挙を成し遂げたマリオン・コティヤール。その後も『ミッドナイト・イン・パリ』や『ダークナイト ライジング』など話題作への出演が相次ぐ彼女が、現代のフランスを代表する名匠ジャック・オディアール監督とタッグ組み、両足をなくした女性という難役中の難役に挑んだ『君と歩く世界』の公開が2013年4月に決定した。南仏・アンティーブの観光名所・マリンランドのシャチ調教師・ステファニーを突然襲った事故は、彼女の人生を一変させた。満場の拍手を浴びながら、シャチによる華麗なショーを指揮している最中にステージが崩壊し、両脚を失う大怪我を負ってしまったステファニー。絶望の海に沈んだステファニーが出会ったのは、他者への愛を表現する術を知らないアリという名の不器用な男。哀れみの目を向けず、妙な気づかいもせず、自分に接してくるアリに不思議な魅力を感じたステファニーは、すでに諦めかけていた生きる喜びを呼び覚まされ、自らの意思で未来へ踏み出す力を掴み取っていく。2012年カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品され、フランス本国ではスマッシュヒットを記録した本作。宝石のようにきらめく幾つもの人生の発見に満ちあふれ、いかなる痛みや悲しみに打ちひしがれても這い上がり、時には生まれ変わることさえできる人間のもつ可能性を、息を飲むような迫真のリアリティで描き出す。『天使が隣で眠る夜』(’94)で監督デビューを果たしたオディアール監督は、いまやカンヌ映画祭やセザール賞の常連。前作『預言者』ではカンヌ国際映画祭審査員特別グランプリを受賞している。そして過酷なハンディキャップを抱えたヒロイン・ステファニーを演じたマリオンは、身体的制約の厳しい条件下にも関わらずドラマティックな感情の起伏をナチュラルに表現し、その素晴らしい演技力で2013年度アカデミー賞主演女優賞ノミネート最有力とも囁かれているほど。またもう一人の重要人物にして、比類なき存在感を放っているのが、アリに扮した新星マティアス・スーナールツだ。そんなアリの人間性の目覚めをきめ細やかに描き、「人はなぜ一人ではなく誰かと一緒に生きたいと願うのか」という根源的なテーマを探求したオディアール監督の視点の奥深さには感銘を受けずにはいられない。オスカー女優・マリオンと名匠・オディアール監督がタッグを組んで描く、再生と希望の物語。さらにグラミー賞の最優秀新人賞を射止めたシンガー・ソングライター、ボン・イヴェールが提供した挿入曲が、観る者の胸にエモーショナルな響きを与えてくれるはず。カンヌでの上映、フランスでのヒットに続き、ロンドン映画祭で最優秀作品賞を獲得するなど並々ならぬ大反響を呼び起こしている本作だけに、来年の公開が待ちきれない。『君と歩く世界』は2013年4月6日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:君と歩く世界 2013年4月6日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© Why Not Productions - Page 114 - France 2 Cinéma - Les Films du Fleuve – Lunanime
2012年11月20日ヴィクトル・ユゴーによる傑作小説を原作に、世界43か国、21か国語で上演され、世界最長のロングラン記録を打ち立てたミュージカルの金字塔を鮮やかに映画化した『レ・ミゼラブル』。『英国王のスピーチ』にてアカデミー賞監督賞を受賞したトム・フーパーがメガホンを握り、ヒュー・ジャックマン、ラッセル・クロウ、アン・ハサウェイ、アマンダ・セイフライドなど豪華な顔ぶれが揃った本作の待望の予告編が遂に解禁となった!舞台は、貧困にあえぐ民衆が自由を求めて立ち上がろうとしていた19世紀フランス。元囚人のジャン・バルジャンは、度々の脱走から情け容赦ない警官・ジャベールに何十年にもわたり執拗に追われる身となる。そんなジャンは、薄幸な女性・ファンテーヌに彼女の幼い娘・コゼットの面倒を見ると約束するが、それをきっかけに彼らの運命は大きく動き始める――。「幼いコゼット」に始まり、「囚人の歌」「夢やぶれて」「ワン・デイ・モア」「民衆の歌(リプライズ)」と心揺さぶるミュージカルナンバーに彩られ、ストーリーに沿って名シーンの数々が映し出されていく今回の予告編。通常のミュージカル映画では、スタジオでオーケストラと共に事前に歌を収録し、それに口をあわせて演技をするという撮影方法がとられるが、本作では小さなイヤホンから聞こえるセット裏のピアノ演奏に合わせて、キャストたちが演技をしながら歌った声を生で収録しているそう。さらにこれらの楽曲に新たに加わったのが、この映画のためだけに書き下ろされた楽曲「Suddenly」。ファンテーヌの娘・コゼットをテナルディエ夫妻から引き取り、彼女と共に馬車でパリに向かう途中、未来に思いを馳せながらヒュー演じるジャンが歌い上げる。「愛とは、生きる力」というフレーズが印象深いポスター・ビジュアルも予告編と共に公開となり、豪華キャスト陣の来日決定に続き、公開に向けてますます盛り上がりを見せる『レ・ミゼラブル』。この予告編映像からだけでも、本作で描かれる壮大な世界観が十分に伝わってくるはず。製作陣のこだわりによって、役者たちの感情がそのまま歌声となって溢れ出す、ミュージカルならではの醍醐味をまずはこちらの予告編から堪能してみて。『レ・ミゼラブル』は12月21日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。※こちらの予告編はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:レ・ミゼラブル 2012年12月21日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.
2012年11月20日『恋のロンドン狂騒曲』が12月1日(土)に日本公開予定のウディ・アレン監督が俳優として出演する『Fading Gigolo』(原題)が、ヴァネッサ・パラディやシャロン・ストーンも参加しニューヨークで撮影中だ。監督・脚本は『バートン・フィンク』(’92)、『トランスフォーマー』シリーズのジョン・タトゥーロで、タトゥーロは金に困っている友人・マレーを助けるためにジゴロ稼業に乗り出す主人公も演じる。そのマレーに扮するのがアレンだ。「こういうテーマの作品はほとんどない。『真夜中のカーボーイ』(’69)くらいだろう」とタトゥーロは体を売る男性について描こうと思ったきっかけを語る。「女性ばかりじゃなく、男性の話があってもいいじゃないか」。主人公の顧客を演じるのはシャロン・ストーン、ソフィア・ヴェルガラ、そしてヴァネッサ。ほかにリーヴ・シュレイバーも出演しているという。ちなみに、タトゥーロとアレンは同じ理髪店に通っており、理髪師を通じてタトゥーロの新作の話がアレンに伝わり、出演を快諾したという。といっても、アレンは自分の出演シーンに関しては脚本のリライトと編集を行ったそうだ。(text:Yuki Tominaga)© Evan Agostini/Invision/AP/AFLO■関連作品:恋のロンドン狂騒曲 2012年12月1日よりTOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2010 Mediapro, Versátil Cinema & Gravier Production, Inc.
2012年11月20日『007』シリーズ最新作『007 スカイフォール』のジャパン・プレミアが11月19日(月)に都内で開催され、ボンドガールを務めたベレニス・マーロウ、スペシャルゲストとしてロンドンオリンピックのレスリング女子55キロ級金メダリストで先日、国民栄誉賞を受賞した吉田沙保里が出席した。シリーズ誕生から50周年記念作品となる本作。盗まれた極秘ファイルを奪還するために敵と格闘中に味方の誤射によりボンドが転落してしまい…。MI6を知り尽くした元エージェントで、任務中に組織から消されたことを恨む男・シルヴァが復讐を胸にボンド、そして大英帝国に襲いかかる!舞台挨拶前に行われたレッドカーペットイベントには黒いドレスで登場したベレニスだったが、今回は胸元の開いた明るい色のドレスで登場。満員の観客を前に日本語で「みなさん、こんばんは」と挨拶した。ダニエル・クレイグ演じる“007”との共演については「ジェームズ・ボンドと共演するために毎朝早起きするのは大変だったわ(笑)」と冗談めかして答えつつも、「素晴らしい経験になりました」と充実した表情を見せた。改めて本作について「素晴らしい才能、そして美しい心を持った方々と一緒に組んで作ることができました。ぜひ楽しんでいただけたら」とこれから映画を観るファンに呼びかけた。吉田さんは、ボンドガールもかすむような鮮やかな真紅のドレスで登場。「ボンドガールの仲間入りができるようにキメて来ました」と対抗心を露わに。「こんな素晴らしい綺麗な格好をすることもないので」と照れつつ、「(ボンドガールに)なりたいなと思いました」と美しいドレスに身を包んですっかりその気になったようだ。ひと足先に映画を鑑賞したが、ボンドについて「国を愛し続けて戦う姿がカッコいいです」と絶賛する。戦う姿だけでなく「シャワーでキスしているシーンが…」とセクシーな姿にもメロメロ。「もし自分だったらと想像した?」という報道陣の問いかけに「そこまで妄想はしてないです!」と笑顔で返していた。「007」シリーズは50年で23作、吉田さんはオリンピックと世界選手権合わせて13連覇と積み重ねによる偉業は共通するところだが「私の場合はみなさんの応援のおかげ。この映画のように愛され続けるように頑張りたい」と慢心することなくさらなる継続へ向けて意気込みを語った。『007 スカイフォール』は12月1日(土)より公開。■関連作品:007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.
2012年11月19日いつまでも色褪せず心に残り続ける名作というのは、誰の中にも1本はあるはず。そんな映画を愛する大人たちに贈るレーベル、シネフィル・イマジカより、映画ファンのコレクションに欠かすことの出来ない名作がついに日本初ブルーレイとなって、今月22日(木)からリリースされる。今回、ブルーレイ化される作品は、1979年にカンヌ国際映画祭でパルムドール、そして翌年のアカデミー賞外国語映画賞と世界が認めた、第二次世界大戦下のドイツを舞台に自らの意志で成長を止めた少年・オスカルと仲間たちの旅を描いたノーベル賞作家ギュンター・グラスの名作を映画化した『ブリキの太鼓』。そして、ヌーヴェルヴァーグの口火を切ったとも言われるルイ・マル監督の衝撃のデビュー作『死刑台のエレベーター』。このどちらも、いまなお世界中で愛され続けており、よりハイクオリティーな映像で蘇らせてほしいといった声が多く寄せられていた2本でもある。今回ブルーレイ化されるこの2本だが、こだわったのは映像や音質の向上だけではない。アンティーク家具のように、いつまでも持っていたくなるような上質な仕上がりを目指し、パッケージデザインやアートワークにも力を入れる徹底ぶり。さらに、かわいい特性ブックレットや監督の最新インタビューまで豪華特典ももちろん外せない魅力だ。またこれに続く第2弾では、イタリア公開50周年を記念して、フェデリコ・フェリーニの最高傑作『8 1/2(はっかにぶんのいち)』も日本初ブルーレイ化されることに!この冬、あなたの宝物としてコレクションするのも良し、オシャレなパッケージだけにお部屋のアンティークとして置いても良し、はたまた大切な人へのプレゼントとしてこの贅沢な“名画”をぜひ手に取ってみては?シネフィル・イマジカ「名画ブルーレイ」シリーズ『ブリキの太鼓 ディレクターズ・カット』[Blu-ray]価格:6,090円(税込)発売日:11月22日(木)『死刑台のエレベーター』[Blu-ray]価格:5,040円(税込)発売日:11月22日(木)『8 1/2(はっかにぶんのいち)』[Blu-ray]価格:6,090円(税込)発売日:2013年1月11日(金)発売元:IMAGICA TV販売元:角川書店© 1979 ARGOS FILMS & SEITZ FILM PRODUCTION© 1958 Nouvelles Editions de Films© MEDIASET S.p.A.
2012年11月19日今年50周年を迎える『007』シリーズの最新作『007スカイフォール』で、ボンドガールのセヴェリン役を演じたベレニス・マーロウが本作に“ボンドウォッチ”を提供するウォッチ・ブランド「オメガ」の招待で来日。11月19日(月)、都内で行われたレッドカーペットイベントに同社のクリストフ・サビオ社長と共に出席した。シリーズ23作目となる本作は全米で初登場1位を獲得し、シリーズ最高のオープニング成績を記録したのを始め、すでに56か国で1位スタート。かつては007と同じ“MI6”のエージェントであり、組織への復讐を企む男が最強の敵としてボンドの前に立ちはだかる。大胆に肩を露出した黒いセクシーなドレスで、腕にはボンドウォッチを着けて登場したベレニス。レッドカーペット脇に集まったファンの歓声を浴び、サインの求めにも笑顔で気さくに応じた。今回が初来日となるが「東京は美しい街。またぜひゆっくりと訪れたいです」と挨拶。「オメガのアンバサダーを務めさせていただくことも光栄に思っています」と語り、「私も常に進化し続け、やりたいことをどんどんやっていきたい」と本作をきっかけにさらなる飛躍を誓った。オメガにとっては、ボンドウォッチの提供は今回で7回目。サビオ社長は「ボンド映画に携われることは誇りです。ジェームズ・ボンドというキャラクターは、フィクションの世界を抜け出した本物のアイコンです」と頷いた。「ボンドガールはフェミニンでグラマラスでありつつ、男性的な行動も取るという混合した要素を持つ女性」とベレニス。ボンド映画はそういう自由を可能にしてくれるんです」と語る。特に本作について「携わる中で最も驚かされたのは、現実がとても美しく描かれているということ。光を効果的に使い、夢を見ているかのような感覚になりました。現実と夢がミックスされた素晴らしい世界が描かれています」と完成した作品の質の高さに自信を覗かせた。『007スカイフォール』は12月1日(土)より公開。「ウインター ダンディズム~007 WEEK~」期間:12月7日(金)まで※但し11月24日(土)21:00閉店/12月7日(金)は18:00閉店場所:阪急メンズ東京全館(東京・有楽町)公式サイト:■関連作品:007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.
2012年11月19日クエンティン・タランティーノが、あと数年で監督を引退する可能性をほのめかした。新作ウェスタン『ジャンゴ繋がれざる者』の日本公開を来年3月に控えている49歳のタランティーノは、フィルムメイカーは年齢を重ねたからといって成長する職業ではないため、「年寄りの」監督にはなりたくないと、今回プレイボーイ誌に明かしている。タランティーノは「僕はただ年寄りの監督にはなりたくないんだ。だから、どこかのタイミングで監督を辞めたいよ。年を取ったからって良い作品を作れるとは限らないからね。普通は最低の映画ってその監督の作品群の中でも、最後の4作品じゃないかな。僕は自分の作品集をとっても大事にしているんだ。一つでも駄作を作ったら良い作品の3つ分をダメにするからね。でももし僕が10本目で引退したら、アーティストの観点から言ってまあ上出来ってところかな」と話している。現在までに『パルプ・フィクション』や『キル・ビル』などヒット作を含む8作品を製作しているタランティーノは最近、新作『ジャンゴ繋がれざる者』と前作『イングロリアス・バスターズ』は3部作の中の2本に相当する可能性があると語っている。「『イングロリアス・バスターズ』と『ジャンゴ繋がれざる者』は3部作に繋がる2作品なんだ。作風は違うけど、この2本には対になる要素があるんだ。多分3本目があるはずだけど、まだどんな作品になるか分からないよ」。■関連作品:ジャンゴ繋がれざる者 2013年3月1日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開
2012年11月19日グラミー賞6つ、エミー賞2つを獲得するなど若くして成功を収め、、さらに最近では『ソーシャルネットワーク』や『TIME/タイム』など映画界でも精力的に活躍の幅を広げるジャスティン・ティンバーレイク。片や、長い下積み時代を経て、2005年の『ジューンバッグ』で注目を浴びてブレイクを果たし、その後はディズニー映画『魔法にかけられて』を始め『ザ・マペッツ』などミュージカル作品に引っ張りだことなったエイミー・アダムス。そんな2人が初共演を果たしたのが、ハリウッドの“生ける伝説”クリント・イーストウッドの4年ぶりの俳優復帰作『人生の特等席』だ。クリントとの初タッグや厳しいショービズの世界で生きる上で感じる家族の大切さなどプライベートな部分までたっぷり語ってもらった。本作で描かれるのは、メジャーリーグのスカウトマンとして長年活躍してきた昔気質で不器用な父・ガス(クリント)と、彼との間にわだかまりを抱える娘・ミッキー(エイミー)の親子の再生の物語。ミッキーは過去の父との確執を生みだしたある出来事を引きづりながら、視力が衰えてしまったガスと共にスカウトの旅に出る。その旅先で出会った若手スカウトマンのジョニー(ジャスティン)は、親子の問題を抱えながら仕事に奮闘するミッキーに惹かれていく。クリント・イーストウッドは「私にとっては歌うカウボーイ」(エイミー)『グラン・トリノ』を始め、頑固オヤジのイメージがあるクリントだが、本作でもそれは健在。さらに、役柄だけでなく俳優としても2人の大先輩にあたるわけだが、さぞかし緊張したのでは?「僕はそんなに大ファンじゃなかったからナーバスにならなかったよ。って言うのは、冗談(笑)。クリントと仕事をすることに関して唯一の答えは、彼と仕事をする前は、クリントがどんな感じか心の中で思い描くものがあった。そして、それはその質問をする誰もが抱く彼のイメージと同じものだったんだ。それは役者としての彼の仕事が証明するものだし、監督ではなく、何十年にも渡る役者としての素晴らしい仕事を通して、彼はタフで荒々しいキャラクターによるアイコニックなペルソナを築くことができたんだ。でもエイミーはきっと、彼がテディベアのようだと証言してくれるよ(笑)」(ジャスティン)。「(笑)。そうね、彼はとても暖かい人なの。子供のとき、私はミュージカルにはまっていたの。それで『ペンチャー・ワゴン』(’69)を観たわ。だから彼のことを、“歌うカウボーイ”として知っていたの。それと『マディソン郡の橋』(’95)ね。だから私にとっての彼は、カッコよくて、魅力的で、流れ者の歌うカウボーイなのよ(笑)」(エイミー)。役との共通点「僕はとにかく彼が気に入った」(ジャスティン)そんな風に冗談めかしながら語る2人。一方で、それぞれに大きな成功を収めてきたジャスティンとエイミーだが、本作で演じたのは等身大の自分たちに近かったとも。「ミッキーと私には多くの共通点があったの。私と彼女は友達になれると感じたわ。この役はこれまでの演じてきたキャラクターとは違って、初めて私にオファーされたとても現代的な女性だった。すごく興奮したわ!これは私が見たことのない、(女性を描く上で)新しいやり方に感じたの。父と娘の関係が映画で掘り下げられるのもあまり見たことはなかったし、そういったことは私には新しいことだった」(エイミー)。「僕もいろんな意味で彼とは多くの共通点があるよ。ジョニーは、唯一のすべてにおいて正直なキャラクターなんだ。僕は彼がミッキーに彼女の問題について呼び掛けたり、ガスに彼の問題について話しかけたりするところが好きなんだ。彼にはしっかりした忍耐力があって、彼はそのために必要なだけのものを待っているんだ。特にミッキーに対してね(笑)。また、僕はとにかく彼が気に入った。彼は残りの人生をプロのピッチャーになると思っていたから、心の中では野球の殿堂史に入るような素晴らしいピッチャーのひとりになると信じていた。でも、自分が思っていたように生きられなかった。ジョニーはその失敗と向き合いながら、前に進み続けるんだ」(ジャスティン)。仕事とプライベートの素敵な関係家族と向き合う、失敗と向き合う、それは会社員だろうとスポーツ選手だろうと俳優だろうと同じ。でも、ショービズの世界で生きるというその裏側には、普通の人生では想像もつかないほどの不安や葛藤を抱くことも多いはず。本作『人生の特等席』でも、仕事と私生活との狭間で奮闘するミッキーの姿が描かれているが、2人ともプライベートと仕事を両立させてくれるのは、“家族”の存在だと語る。エイミーは、俳優である男性と2008年に結婚し、2歳の娘をもつ母親だが、そこには妻として母としての自分が、女優としてさらに成長させてくれると語る。「私はずっとラッキーだった。本当に。私たちは女性がちゃんと認められる時代に生きている。でも、それはすべてを手に入れられるってことじゃないの。なぜなら、私は睡眠不足だし、休みもとっていない(笑)。でも、私には素晴らしい娘と家族がいるわ。家のドアを通ると、私は妻であり、娘の母親である自分に戻るの。自分の演じる役が冷静さを失って泣かないといけないようなクレージーな日でも、すべてが現実に戻るの。だから、彼女の母親になることができればできるほど、演技もよくなると感じるわ」(エイミー)。一方のジャスティンも最近、女優のジェシカ・ビールと静かな結婚式を挙げた。「エイミーが言ったように、僕の仲間や僕の大切な人が、僕を落ち着かせてくれるんだ。十分すぎるラッキーで、若いときに何かしらの成功を収めたことで学んだのは、“ちゃんとした生活を送る”ってことだよ。それがすべてを支えてくれる、最も重要なことなんだ」(ジャスティン)。■関連作品:人生の特等席 2012年11月23日より丸の内ピカデリー3ほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
2012年11月19日アカデミー賞主演女優賞にノミネートされた『ウィンターズ・ボーン』や全米で社会現象を巻き起こした『ハンガー・ゲーム』などで存在感を見せつけてきた若手女優、ジェニファー・ローレンス。彼女が体当たりの“絶叫演技”を見せる最新主演作『ボディ・ハント』の試写会にて、来場した映画ファン約400名に4名の人気若手女優の写真を見せ、「誰が一番魅力的か?」というアンケートを実施したところ、ジェニファーが104票を獲得し、見事1位に輝いた。片田舎の一軒家に母と共に引っ越してきた女子高生・エリッサ。彼女が越してきた家の隣では、4年前に13歳の少女が両親を惨殺するという猟奇殺人が起きており、そこには残された青年・ライアンがひとりで暮らしていた。あることをきっかけに、ライアンとその家に隠された“秘密”を知ってしまったメリッサは、想像を絶する恐怖の連鎖に巻き込まれていく…。今回、実施したアンケートに選出された女優陣は『ボディ・ハント』で主人公・エリッサを演じたジェニファーを始め、ついにシリーズ最終章となる『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン part2』が公開されるクリステン・スチュワート。さらに『キック・アス』のヒットガール役でブレイクを果たし、初の単独主演作『HICK-ルリ13歳の旅』が今週末より公開となるクロエ・グレース・モレッツ、『レ・ミゼラブル』での来日が決定しているアマンダ・セイフライドの人気沸騰中の若手女優の4名。彼女たちの名前はあえて伏せ、写真だけで誰が魅力的か尋ねたところ「健康美人」(40歳・女)、「親しみやすい」(50代・女性)、「唇がいい」(20代・男性)、「芯が強そう」(50代・女性)などの理由でジェニファーが堂々の1位を獲得。続く2位には、「小顔でかわいい」(20代・女性)、「少女の顔と女の顔を両方持っている」(40代・女性)、さらに「可能性タップリ」など将来性に期待をしてのコメントが相次ぎクロエがランクイン。一方、3位となったアマンダには「眼力がスゴイ」(20代・女性)、「華がある」(20代・男性)、「品がいい感じ」(40代・男性)とさすがは最年長らしい女性の魅力についての意見が寄せられた。惜しくも今回最下位となってしまったクリステンだが、「セクシー」(40代・男性)、「妖艶」(40代・男性)、「守ってあげたい感じ」(30代・男性)と男性からの支持はバツグンで、その愛されぶりが明らかになった。写真だけでもその才能や雰囲気といったものは伝わるのか、若手女優陣の中でも注目女優として熱い視線を集めているジェニファー・ローレンス。『ハンガー・ゲーム』の続編やコメディ作品『Silver Linings Playbook』(原題)への出演、さらに「ミス・ディオール」ハンドバッグの広告塔を務めるなど、ますます活躍の幅を広げている彼女が、今度はどんな演技で観客を魅了してくれるのか非常に楽しみだ。『ボディ・ハント』は全国にて公開中。■関連作品:ボディ・ハント 2012年11月17日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開© 2012 HATES, LLC. All Rights Reserved.HICK-ルリ13歳の旅 2012年11月24日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開© 2011 BY HICK PICTURE COMPANY LLC.All Rights Reserved.レ・ミゼラブル 2012年12月21日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン part2 2012年12月28日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011 SUMMIT ENTERTAINMENT, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2012年11月19日マイケル・ベイ監督が手がける『トランスフォーマー』シリーズの第4弾に登場する主人公とその恋人役の候補が明らかになった。先日マーク・ウォールバーグをキャスティングしたばかりのマイケルは現在、同2役を演じられる若手俳優を絞り込んでいるようだ。本作ではマークが娘を持つ父親役を演じ、その娘が主人公のレーシングドライバーと付き合っているという設定だという。マーク扮するキャラクターの娘役には、『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』で美女・コンスタンス役を演じたガブリエラ・ワイルドやアビー・コーニッシュの妹のイザベル・コーニッシュ、ニコラ・ペルツなどが候補に挙げられている模様だ。また、主人公の候補には、ルーク・グライムズ、ランドン・リブロン、ブレントン・スウェイツ、ジャック・レイナー、ハンター・パリッシュなどフレッシュな顔ぶれの名前が挙がっている。一方、同シリーズ全3作品で主人公のサム・ウィトウィッキーを演じたシャイア・ラブーフは、最近1,800万ドル(約14億円)のギャラで続投のオファーを受けたと囁かれていたものの、シャイアの代理人はそのうわさを否定している。さらに製作元のパラマウント側は、同シリーズを新3部作としてリブートする構想を掲げており、新しい3作全てで続投できる俳優を探しているという。アーレン・クルーガーが脚本を執筆する本作は、2014年6月27日(現地時間)の公開に向けて来年にもクランクイン予定だ。■関連作品:三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 2011年10月28日よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開© 2011 Constantin Film Produktion GmbH, NEF Productions, S.A.S. and New Legacy Film Ltd. All rights reserved.
2012年11月19日2013年4月に公開を控える話題作『藁の楯 わらのたて』で、撮影先のロケ地のホテルを直撃!大沢たかお、松嶋菜々子、藤原竜也の主要キャストに加え、監督を務める三池崇史に本作について熱く語ってもらった。本作は、木内一裕の「藁の楯」(講談社刊)を原作に、主演・大沢さんを始めとする豪華キャストを迎え、三池監督が映画化。全国民を巻き込んだスリル&サスペンスが壮大なスケールで描かれる。本作で殺人犯・清丸を護送する警視庁警備部SP・銘苅一基(めかりかずき)役を演じる大沢さんは、「最高ですよ。毎日ドキドキ、緊張しながら撮っている」と興奮気味に撮影現場を語る。今作で三池監督とは初タッグを組み、「納得のいく指示ばかり。役者冥利に尽きる」と清々しい表情で言い切る。同じく三池組初参加となる松嶋さんも「現場で監督の指示がどう来るか、いつも楽しみにやらせていただいています」と大沢の言葉に頷き、心地よい現場の緊張感を楽しんでいる様子。一方で、藤原さんは『SABU~さぶ~』(’02年)以来10年ぶりのタッグとなるが、「監督の力で現場を引っ張っているのを見ていると、カッコいいと思うし、どんどんついていって、いいカットを撮りたいと思う。豪華なメンバーの中、恵まれた環境で、激しい映画の現場を楽しんでいる」とその胸中を打ち明けた。そんなキャスト陣の絶大なる信頼を受け、三池監督は「我々が夢を見て、夢を実現しないと、観る人にニセモノの夢を見せることになる」と映画づくりについての持論を展開。作品については「悲惨なドラマなので、希望をもって観てもらえる作品に仕上がるかどうか…」と不安も覗かせつつ、「楽しい、いい作品になるんじゃないかな」と太鼓判を押した。すでに原作を読んでいたという大沢さんは、映画化を心待ちにしていたことを明かし、出演のオファーをもらい、「絶対に成功させたい。見えないものに向かって勝負をかけている監督やスタッフに喜んでもらいたい」と抱負を語った。大沢さん演じる銘苅のパートナーとなる白岩篤子役は、原作では男性、しかし同作ではキャリアウーマン役に変更されたが、この役を演じた松嶋さんは「常に新しいことに向かいたいと思っているし、深い役柄にしていただいて良かった」とコメント。三池監督が大人の女性を主要キャストに持ってくるのは初めてとのこと。松嶋さんは役作りのために自ら長い髪をバッサリと切り、ショートヘアで臨んだという。三池監督の手によってどんな女性として描かれているのかは、ぜひ劇場で確かめたいところだ。殺人犯・清丸を護衛するという任務遂行中に見せる、大沢さんと松嶋さん、2人の心の葛藤も見どころの一つとなっている。藤原さんは、出所してすぐに惨殺事件を起こす“人間のクズ”こと清丸国秀役を演じた。藤原さんが、ここまでの悪人を演じるのは初めて。脚本を読み、「生きる価値がないと容認された殺人犯。役への怖さを感じた」と素直な感想を述べながらも、「挑戦しがいがある役。頑張ろうかな」と語り、役者魂に火が付いた様子。藤原さんは三池監督の期待に沿うために全力を注ぎこむと誓っていた。この3人を迎え、思い通りのキャストが揃ったと語る三池監督。特にSPの銘苅役には「今回は守らなくていい人物を、仕事として守らなくてはならないという立場にいて、心の葛藤が常にある難しい役で『大沢たかお、この人しかいない!』」と確信したという。そして藤原さんについても「支離滅裂、理不尽、悪の権化、この人しか浮かばなかった」ときっぱり断言。さらに、三池監督は「映画はエンタテインメント。ハリウッド映画のように始まって、そこからどんどん削ぎ落としていって、最後は自主制作の映画のように、魂だけが残る…。突き詰めれば、“シンプルな方がいい”という大きな目標を持っている。それが原作からのメッセージと捉えている。スタッフ、キャストが一丸となって、みんなで同じ方向に向かっていく。ドラマチックだよね」と持論を展開して締めくくった。本作は、孫娘を殺された財界を牛耳る蜷川により、「この男を殺してください。清丸国秀。お礼として10億円お支払いします」と前代未聞の全面広告が掲載される。これを機に、国民の殺意が殺人犯・清丸の命を狙い、執拗に追いかける。1億2千万人の敵の中、護送距離1,200キロの5人の警察官の壮絶な戦いが始まる。凶悪犯を守り抜くことは果たして正義なのか。観終わった後に伝わってくるものとは、何を感じるのか、楽しみな作品だ。映画『藁の楯 わらのたて』は2013年4月26日(金)より全国にて公開。■関連作品:藁の楯 わらのたて 2013年4月26日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 木内一裕/講談社 © 2013映画「藁の楯」製作委員会
2012年11月19日ジュード・ロウが現在、ロンドンで新作『Dom Hemingway』(原題)を撮影中だ。ジュードが演じるのは12年の刑期を終えて出所したばかりの金庫破りのドン・ヘミングウェイ。仲間を裏切らずに沈黙を守り通した彼は親友と2人でその報酬を求めて、かつてのボスが暮らす南フランスを訪ねる、という犯罪コメディでジュードは思い切ったM字ハゲのヘアスタイルにひげ面、体重も増やして美貌を封印し、撮影に臨んでいる。リチャード・ギア主演の『ハンティング・パーティ』(’07)やピアース・ブロスナン主演の『ザ・スナイパー』(’05/未)のほか、TVシリーズ「クリミナル・マインド/FBI vs.異常犯罪」を手がけたリチャード・シェパードが監督・脚本を務める。『危険なメソッド』や、日本映画の『十三人の刺客』なども手がけるジェレミー・トーマスが製作にあたり、リチャード・E・グラント、『明日を継ぐために』(未/’10)でオスカー主演男優賞候補になったデミアン・ビチルが共演。シェパード監督は「最初から、独創的で、あらゆる局面で驚きを与えるキャストを実現させたいと考えていた」とキャスティングの経緯について語っている。撮影はロンドンと南フランスで行われ、来年公開を予定している。(text:Yuki Tominaga)© Splash/AFLO■関連作品:クリミナル・マインド/FBI vs.異常犯罪 [海外TVドラマ]© ABC Studios and CBS Studios, Inc.危険なメソッド 2012年10月27日よりTOHOシネマズシャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開© 2011 Lago Film GmbH Talking Cure Productions Limited RPC Danger Ltd Elbe Film GmbH. All Rights Reserved.
2012年11月19日『ハングオーバー!』シリーズで知られるラッドリー・クーパーが、亡くなった父からの影響で俳優になったと明かした。少年時代はかなり反抗的だったというブラッドリーだが、亡くなった父・チャールズさんの「知的で好奇心旺盛な」性格に影響を受け、俳優の道に入ったと米「Esquire」誌に語った。「僕は面白い家庭で育ったんだ。僕の父はアイルランド人で母はイタリア人だったんだ。裕福な家庭だったよ。何か浮ついた感じもあったね。それでもちゃんと育ててもらった。もちろん非行に走ったこともあったよ。僕が15歳のときには未成年の飲酒で逮捕されたんだ。母のグロリアにはいつも『電話だけはちゃんとしなさい!あなたがどこにいるか知っておきたいの』って言われてたよ。だから両親とはいつも良いコミュニケーションが取れていたんだ」と少年時代の思い出を明かす。「僕の父はひどく賢くて好奇心旺盛だったんだ。実家は映画館の向かい側にあったから、父はいつも映画の話をしてくれて、僕が物心ついたときにはその映画館に連れて行ってくれるようになったんだよ。父はトム・コートネイの大ファンだったね。トムの『長距離ランナーの孤独』(’64)は、父が初めて僕に見せてくれた作品の一つさ。それから『ドレッサー』(’83)や『火山のもとで』(’84)もね。父はアルバート・フィニーも大好きだったな」と幼少期をふり返る。37歳のブラッドリーは今年初めに、コンプレックスを抱えていたため29歳になるまでドラッグやアルコールに明け暮れていたものの、それが自分の人生を台無しにしてしまうことに気づき、以来きっぱりとドラッグも飲酒も止めたと語っていた。「僕はもう飲酒もドラッグも金輪際やらないよ。シラフの方が物事はうまく行くんだ。(飲酒やドラッグをしていた頃)自分の人生や住んでいたアパート、飼い犬たちを思っては『どうなっているんだ?』って思ったことを思い出すよ。僕は周りが僕の事をどう思うか、どうやってやって行こうか、どうやって1日1日を生き延びようかってことばかり心配していたんだ。僕はいつも部外者だって感じていたよ。ただ自分の考えの中にこもっていたんだ。そして僕は自分の可能性を生かし切れないと信じ込んでいて、その考えに怯えていたんだよ。それで『なんてことだ。僕は実際、自分の人生を台無しにすることになる。これじゃダメだ!』って思ったわけさ」。■関連作品:ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える 2011年7月1日より丸の内ピカデリーほかにて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES
2012年11月19日伊藤英明と鬼才・三池崇史監督がタッグを組み、賛否両論を巻き起こしている『悪の教典』。先日を迎え、興行収入20億円も望める大ヒットスタートを切り、早くも動員60万人を突破(11月18日時点)。この大ヒットを記念して、11月18日(日)に六本木ヒルズにて、「AKB48」メンバーを招待しての特別上映会が行われ、メンバー総勢38名が本作を鑑賞した。2010年に発売された作家・貴志祐介の同名ベストセラーを原作に、イジメやモンスターペアレンツ、教師によるセクハラなどの問題がはびこる現代の学校で巻き起こる、人気教師による生徒の惨殺事件を描いたサイコサスペンス。この日行われた特別上映会は、本作を観賞したAKBのプロデューサー・秋元康が、そのエンターテインメント性と芸術性に感銘を受け、メンバーにも映画を観て勉強してほしいと企画されたもの。また、伊藤さんは2009年のAKBのシングル第12弾「涙サプライズ!」のプロモーションビデオに英語教師役として出演したことがあり、奇しくも当時生徒役だったAKBのメンバーとの“師弟関係”が再現されることとなった。しかし、大島優子はあまりの衝撃的な内容に目に涙を浮かべて退場…。その後のコメントでは「私はこの映画が嫌いです。命が簡単に奪われていくたびに、涙が止まりませんでした。映画なんだからという方もいるかもしれませんが、私はダメでした。ごめんなさい…」と語った。上映が終わると、その後、伊藤が突然、ショットガンを手に登場!会場は阿鼻叫喚の悲鳴に包まれ、AKBのメンバーたちはパニック状態に陥っていた。そんな興奮冷めやらぬ中、劇中さながらの姿の伊藤さんを前に、「こんなに怖い映画を観たのは初めてでした。それに英明さんがショットガンを持って登場したのが本当に怖かったです」(秋元才加)、「衝撃の連続で、思わず目をつぶってしまいそうになりましたが、最後まで見逃したくありませんでした。英明さんが『涙サプライズ!』のときとあまりに違いすぎて、人間不信になりそうなくらいでした(笑)」(柏木由紀)、とメンバーを代表してそれぞれの感想を伝えた。最後に、大ヒットを祝して柏木さん、秋元さんから伊藤さんと三池さんに花束が贈呈され、メンバー全員で記念撮影。伊藤さんはイベントの盛り上がりに「みなさんのような国民的アイドルグループが観に来てくれたことが本当に嬉しいです。一生懸命作った作品に、ここまで入り込んで観てくれて感動しました」と満足気に語っていた。『悪の教典』は全国東宝系にて公開中。「悪の教典―序章―」『悪の教典』特集■関連作品:悪の教典 2012年11月10日より全国東宝系にて公開© 2012「悪の教典」製作委員会
2012年11月19日ダニエル・クレイグとレイチェル・ワイズが、結婚するきっかけになったとも言われるサイコスリラー『ドリームハウス』の公開に先駆けたトークイベントが11月18日(日)に都内にて行われ、ゲストに石田純一が出席。本作の魅力について、先日妻の東尾理子との間に生まれたばかりの息子について大いに語った。この日は、風水鑑定士・宙SORA先生も出席。来春、完成予定で建設中の石田家の“ドリームハウス”(=新居)の危険度チェックも行った。この日は、作品にちなんで、リビングをイメージした会場でイベントが行われた。まず、本作で主演を務めるダニエル・クレイグの大ファンであることを明かした石田さんは、「大人の味が出せる人で、カッコいいですね。今回も男の内面がにじみ出てくるような素晴らしい演技でした」と、家族を守るために恐怖と闘う父親を熱演したダニエルを絶賛した。さらに、本作について「スリラーなのに、根底にあるのがほのぼのとしたラブストーリー。人生っていいなって感じさせる作品。先の読めない展開やどんでん返しもすごい!どの世代の方にも楽しめる映画」と熱くアピール。続いて、風水鑑定士・宙SORA先生から新築中のリビングや寝室の危険度チェックを受けた石田さんは、興味津々。先生から方位だけでなく、家族円満になるためのアドバイスを受けていた。石田家の“ドリームハウス”は来年3月末に完成予定だという。また、11月18日は“家族の日”、さらに石田さんの妻、東尾理子さんの誕生日でもある。イベント後の囲み取材に応じた石田さんは「赤ちゃんがいるので、外には出ないで家で」と本日の計画を明かし、「プレゼントも用意してある」とコメント。石田さんは、人生で初となるオムツ替えにも挑戦したことを明かしたが、妻の理子さんから「あまりうまくない」とお叱りを受けたという。新米ママとなった理子さんについては「本当にまめに赤ちゃんの面倒を見ているし、明るくてやさしい最高のママ」と理子さんの完璧なママぶりに感謝と賛辞を送っていた。石田さんは、理子さんの父である東尾監督も毎日のように孫の顔を見に訪れ、目を細めているというエピソードも笑顔で披露。幸せいっぱいの石田さんはこの日、終始笑顔でトークも絶好調。まさに「毎日が幸せ!」と満面の笑みを披露した。本作は、郊外の屋敷に移り住んだ家族の身に奇怪な事件が頻発する。その恐怖から家族を守ろうとする男の姿と、その先に待ち受ける驚愕の事実を描く。夫婦役のダニエル・クレイグとレイチェル・ワイズは劇中、息の合った演技を披露。謎めいた近所の住人を演じているナオミ・ワッツが強烈な印象を放っている。『ドリームハウス』は11月23日(金・祝)より、シネマサンシャイン池袋ほかにて全国にて公開。■関連作品:ドリームハウス 2012年11月23日よりシネマサンシャイン池袋ほか全国TOHOシネマズ系列にて公開© 2011 MORGAN CREEK ALL RIGHTS RESERVED
2012年11月18日『百万円と苦虫女』で知られる気鋭・タナダユキ監督の4年ぶりの新作『ふがいない僕は空を見た』が11月17日(土)、全国で封切られ、東京・テアトル新宿でタナダ監督を始め、ダブル主演の永山絢斗と田畑智子、窪田正孝、小篠恵奈、原田美枝子が初日舞台挨拶に立った。濃密な性描写でR-18指定を受けた本作で主演の2人は、コスプレに興じての大胆な濡れ場を体当たりで熱演した。クランクイン当日にいきなりベッドシーンが撮影されたそうで、永山さんは「初日にいきなりバスローブで(笑)。ちょっと複雑でありつつ、でも刺激的な現場でした」とふり返っていた。赤裸々に“性”と“生”を描き出し、女性読者を中心に高い人気を集め、2011年本屋大賞2位、第24回山本周五郎賞を受賞した窪美澄の同名小説を映画化。母子家庭で育った高校生・卓巳(永山さん)とアニメ好きの主婦・あんず(田畑さん)が偶然の出会いから体を重ね合わせる姿を通して、孤独を埋め合う2人と周囲の人々の苦しみ、葛藤を映し出す。田畑さんは「とても思い入れのある作品」だと言い、「セリフが少ない分、彼女の気持ちや感情を最優先に考えながら演じました。複雑なシーンも多かったですが、それが画面から伝われば」と客席に呼びかけた。ちなみに初共演となった互いの感想は「ずっと気になっていた女優さんですし、共演はとても嬉しかった。演じてみて?卓巳と同じ気持ちで、年上の女性の魅力を感じました」(永山さん)、「すごく優しいオーラを持った方」(田畑さん)なのだとか…。卓巳の母親を演じた原田さんは「とても短い撮影で厳しい現場だったが、面白く熱く演じることができた」。職業は助産師という設定で、「撮影を前に、実際に助産師さんからお話を伺った。助産院で出産するのは、とても人間的で産む側にもとっていいと思った」と語った。また、窪田さんと小篠さんは、卓巳と同じ高校に通う生徒役で「いま24歳ですが、まあ絢斗と同い年だし、気にしなくていいかなって」(窪田さん)。一方の小篠さんは「現場ですごくはしゃいでいたので、ごめんなさい。ご迷惑をおかけしました…」といきなりの謝罪。窪田さんから「ゲームに詳しくて、いろいろ教えてもらった。とてもキラキラ、フワフワしていて10代のパワーをもらいました」と現場での“素顔”を暴露されると、「そういうの、やめてもらえます?」と恥ずかしそうな表情を浮かべた。タナダ監督は4年ぶりの新作に「最初は『監督ってどうやるんだっけ?』って感覚だったが、素晴らしい原作、そしてスタッフとキャストのみなさんのおかげで乗り切ることができた」と待望の公開初日に感謝しきりだった。『ふがいない僕は空を見た』はテアトル新宿ほか全国にて公開中。■関連作品:ふがいない僕は空を見た 2012年11月17日よりテアトル新宿ほか全国にて公開© 2012「ふがいない僕は空を見た」製作委員会
2012年11月18日映画『その夜の侍』が11月17日(土)に公開を迎え、堺雅人、山田孝之、新井浩文、綾野剛、谷村美月、赤堀雅秋監督が都内劇場で舞台挨拶を行なった。赤堀監督が主催する「THE SHAMPOO HAT」が上演した芝居を監督自ら映画化した本作。妻をひき逃げで殺されて以来、犯人への復讐だけを胸に生きてきた男と刑務所から出所後も反省することなく生きる犯人、そして彼らに翻弄される周囲の人々の姿を描き出す。堺さんは「個人的なことですが」と前置きし、「僕は15年ほど前に劇団をやっていて、残念ながら劇団員としての僕の夢はダメだったんですが、下北沢の小さな劇場で始まったこの作品がこうしてみなさんに見ていただけるようになり、15年前の夢が叶ったような誇らしい気持ちです」と感慨深げに語った。山田さんは暴力的で残虐な木島を演じたが、劇中とは打って変わって「どうも山田です!」と軽い口調で挨拶。「木島よりはまともで普通です。安心してください」と笑いを誘っていた。決して明るく楽しい物語ではないだけに、綾野さんは「地獄鍋のようなこの作品をおすそ分けをすると思うと胸が痛みます」と複雑そうな表情。谷村さんは「こういう映画が好きという人が増えたら嬉しいです」と笑顔で送り出した。赤堀監督にとっては本作が監督デビュー作だが、新人監督に与えられる「新藤兼人賞」の金賞受賞が発表されたばかり。なぜか「すいません」を連発しつつ、赤堀監督は「出来過ぎです。スタッフやキャストのみなさんのおかげです」と頭を下げた。ちなみに同賞の銀賞は蜷川実花監督の『ヘルタースケルター』が受賞しており、新井さんは「その両方に出ているウチと綾野剛くんの方がよっぽどすごいと思います(笑)」と語り喝采を浴びていた。堺さんと山田さんは意外にも本作が初共演だが、印象について聞かれた堺さんは「撮影が大変で覚えていない」と苦笑い。山田さんも「そうです」とうなづき、撮影の過酷さを伺わせた。綾野さんは「孝之に顔をはたかれるシーンがありますが、あそこで僕は一瞬、本当に落ちてます」と告白。新井さんは、堺さんと山田さんを中心とした豪雨の中での渾身のクライマックスシーンの撮影翌日のファミレスでのシーンが最終日だったそうだが「スタッフもみんな気力ゼロでした。最後はひどい現場でしたね」と暴露し客席は笑いに包まれた。『その夜の侍』は全国にて公開中。■関連作品:その夜の侍 2012年11月17日より全国にて公開© 2012「その夜の侍」製作委員会
2012年11月18日砂漠の国・イエメンで、「鮭釣りをしたい」という大富豪の一言をきっかけに立ち上がった無謀なプロジェクトを描く『砂漠でサーモン・フィッシング』。本作でこの無理難題の先導者として選ばれたのは、ジョーンズ博士。この主人公を演じたユアン・マクレガーが、本作でこれまでに見せたことのない“中年男”としての魅力を放っているようだ。大富豪の思いつきで生まれた、バカげた仕事を依頼された水産学者・ジョーンズ博士。イエメンで鮭釣りなど「不可能」と一蹴するが、英国外務省も中東との緊張緩和のために支援を決定。首相まで巻き込み、荒唐無稽な企画は立派な国家プロジェクトに急展開していくが──。ユアン・マクレガーと言えば、言わずと知れた青春映画『トレインスポッティング』を始め、『スター・ウォーズ』シリーズのジェダイ役、巨匠ロマン・ポランスキー監督のサスペンス作『ゴーストライター』、ジム・キャリーと共演した『フィリップ、きみを愛してる!』などなどジャンルに囚われることなく、演じてきた役柄は多岐にわたり、その奢ることのないイケメンぶりと高い演技力で多くの女性ファンの支持を得てきた。しかし!本作で見せるのは、これまでにない“中年男”という役柄。年の頃も現在41歳と、ユアン自身、ミドルエイジなわけだが、本作で演じているのはスマートに微笑みを称えたナイスミドルではなく、あくまでも中年の“オジサン”なのだ。演じるのは、無理難題を持ちかけられたサエない水産学者・ジョーンズ博士。釣りだけを生きがいにする堅物学者だ。原作「イエメンで鮭釣りを」(白水社刊)では、主人公・ジョーンズは壮年期という設定だったこともあり、ユアンを配役とするのに原作ファンからは「若すぎるのでは?」という意見もちらほら…。しかし、本作を観ればそんな意見など一蹴されるほどの見事な“中年”ぶりを発揮している。そんな堅物のジョーンズをやり込める、エミリー・ブラント扮するバリバリのキャリアウーマン・ハリエットとの掛け合いでは、クスリと笑いつつも、ジョーンズが何だかちょっぴり可哀想に思えてきたりも。この役を演じたことについてユアンは、「これは、信じることについての物語だ。ジョーンズは、最初は何も信じない男だったが、シャイフ(大富豪)とハリエットとの出会いを通して人生を取り戻すんだ。そして、鮭がイエメンの川を上ってくることさえも信じ始める。彼の変化は素晴らしくて、それを演じられたのは俳優冥利に尽きるよ」と語っている。“中年”のちょっと頑固で、少し疲れていて、強がっているのに実際には強がり切れてない姿に、なんだか可愛くて胸キュンしてしまう女子は少なくないはず。そんなダサかわいいユアンの魅力にぜひ注目してみて。『砂漠でサーモン・フィッシング』は、12月8日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:砂漠でサーモン・フィッシング 2012年12月8日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2011 Yemen Distributions Ltd., BBC and The British Film Institute.All Rights Reserved.
2012年11月16日マイケル・ジャクソンの元アシスタントが、ツアープロモーターのAEG社を訴えた。生前のマイケルの付き人を務めていたマイケル・アミール・ウィリアムズさんは、ほか数名の原告団と共に同社に対する訴状を提出し、マイケルが2009年6月に死亡した後に支払われるべき損害賠償金750万ドル(約6億円)が支払われていないと訴えている。ザ・ラップが入手した訴状によれば、ウィリアムズさんらは同社がロンドンでのコンサート準備中のマイケルの健康管理のために元主治医のコンラッド・マーレーを雇ったことを痛烈に非難しているという。これに対してAEG側のマーヴィン・プットナム弁護士は「この訴状は明らかに軽率なものです。少なくとも4つの法律的原理によってこういった行為は禁じられています。しかも、ウィリアムズ氏はマイケル・ジャクソンの個人的な付き人であり、ジャクソン氏が契約していたAEGライブ側による信託受益者ではないのです。したがってそういった契約に対してウィリアムズ氏らが訴える法律的根拠は全くないのです。また、ジャクソン氏の誤った死に対してウィリアムズ氏が法的に訴える根拠もないのです」と話し、さらに「ジャクソン氏の死によって多くの人間たちが貪欲にもらえるものはもらおうと虎視眈々と狙っているという今の状況は本当に残念なことです。彼らは生前のジャクソン氏の収入から利益を得ていたのと同じように、ジャクソン氏の悲劇的な死を利用して暴利を貪ろうとする人たちで、今回の訴えはそれの最新版でしかありません」と反論している。
2012年11月16日主演・製作にブラッド・ピットを迎え、かつてないスケールで描かれる今世紀最大のパニック・エンターテイメント『ワールド・ウォー Z』が2013年8月より遂に日本でも公開となる。これを受けて、本作の迫力ある映像が凝縮されたワールドワイド版予告編映像が解禁となった。「ニューヨーク・タイムズ」のベストセラーに4週間リストアップされたマックス・ブルックスの長編小説を映画化した本作。中国僻地で発生した謎のウィルスが爆発的に全世界へと拡大。人類を滅亡へと追い込む様が、愛する家族と世界を救うために奔走する国連職員・ジェリー(ブラッド・ピット)の視点で展開する。一見して、ありきたりのパニック・ムービーにも見えるが、本作がほかの作品と違うのは、人類が築き上げてきた文明へ警鐘を鳴らしながら深くえぐり出す、想像を絶する壮大なスケールと緊張感。映画化に際し、レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットが権利を競った傑作としても話題を集めている。メガホンを握るのは『007/慰めの報酬』のマーク・フォスター監督。ブラッド・ピットが主人公・ジェリーを演じ、その妻をブロードウェイ舞台「ヴァージニア・ウルフなんか恐くない」でトニー賞にノミネートされた女優、ミレイユ・イーノスが演じている。今回公開となった予告編では、渋滞の中、仲良くクイズを出し合うジェリーたち家族の姿が映し出されたかと思うと、状況は一転、空にはヘリコプターが飛び交い、遠くでは大規模な爆発が起こるなど街が混乱に陥り始めるさまが映し出されている。多くの人が逃げ惑う世界、しかし予告編が進むにつれ、ジェリーらを追い詰めるのも同じ姿をした“人間”であることが分かってくる。しかしこの予告編を見る限りでは、どうやら彼らはすでに“ただの人間”ではなくなってしまっているようだ。予告編のラストでは、もはや人間ではなくなってしまったものたち(?)が壁へと詰め寄るその映像は衝撃的かつ圧巻!果たして謎のウィルスに侵された人間たちは、一体どうなってしまったのだろうか?そしてジェリーは家族を守りきることはできるのか?百聞は一見に如かず。見る目を疑うド迫力シーンの連続となるこちらの予告編映像をぜひチェックしてみて。『ワールド・ウォー Z』は2013年8月、TOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。※こちらの予告編はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:ワールド・ウォー Z 2013年8月、TOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
2012年11月16日独特の現代芸術で、ヴェルサイユ宮殿や、カタールのAI-Riwangエキシビジョンホールでの個展を開催し、また「ルイ・ヴィトン」や六本木ヒルズ、アーティストのカニエ・ウェストや「ゆず」とのコラボレーションなど、日本のみならず世界的に注目を集めるアーティスト・村上隆。そんな彼が初監督を務めた実写映画『めめめのくらげ』が2013年4月より公開となることが決定した。主人公の小学生・正志は、引っ越してきた新しい家に、見慣れない段ボールを見つける。中から出てきたのは、くらげの様な不思議な生き物!どこか愛くるしいその生き物を“くらげ坊”と名付け、次第に仲良くなっていく。リュックにくらげ坊を連れて転校先の学校に行くと、ほかの生徒も、くらげ坊と同じく大人には見えない不思議な生物=“ふれんど”を連れていて…。アーティストとして世界中で活躍する村上さんが初めてメガホンをとる本作は、10年以上前より、フルCGアニメーション作品として自ら暖めていたオリジナルアニメの企画をベースに、震災後の日本を舞台にファンタジーな世界を描き出すジュブナイル作品となっている。主人公・正志とヒロインの少女・咲を演じるのは、子役実力派の末岡拓人と浅見姫香。そのほか、突然子供たちの前に現れる正体不明の四人組メンバーとして、窪田正孝、染谷将太らが、さらに主人公・正志が慕う叔父で物語の重要人物に斎藤工と、豪華かつ個性的なキャスト陣が脇を固める。本作で監督デビューを果たした村上さんは、「子どものころ夢中で見ていたゴジラ、ウルトラマンなどの特撮の世界。そして大人になっても『スターウォーズ』やスピルバーグ、宮崎駿など、熱は冷めなかった。この作品はそれらの要素といまの日本の混沌を混ぜこぜにした、新しいSFファンタジーです」と本作についてコメント。自身の子ども時代と重ねるように、また、新しいアート作品を創り出すように、初の映画監督に挑んだ本作は実写とCGの融合で構成され、CGカットだけで約900カットを超えるという。想像をはるかに超える世界観で、すでににシリーズ2作目『めめめのくらげ2』の制作にも取りかかっているそう。本作は現在、1年以上かけての編集作業を施している最中で、完成は2013年を予定。アーティスト・村上隆による意欲作なだけに、世界中から熱い注目を集めることは間違いなさそうだ。『めめめのくらげ』は2013年4月26日(金)よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開。■関連作品:めめめのくらげ 2013年4月26日よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開© Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.
2012年11月16日今年の東京国際映画祭で公式オープニング作品として上映された、世界最高峰のパフォーマンス集団“シルク・ドゥ・ソレイユ”初の映画化作品『シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語』。このたび、実際にシルクのステージを見たことがない人でも楽しむことができる本作の魅力を、アンドリュー・アダムソン監督らが語った特別映像がシネマカフェに到着した。一目惚れをしてしまった主人公・ミアが、その青年を追って不思議な異世界へと迷い込むラブストーリーを描く本作。本作はドキュメンタリーではなく、シルク・ドゥ・ソレイユの中の最高レベルのショーと絶賛されるラスベガスのレジデントショーを中心に、エルヴィスなど、ビッグネームとのコラボで観る者を釘付けにする「ビバ・エルビス」、ショーの中でも一番アクロバティックな「ミスティア」、マジックがミックスされた「クリス・エンジェル ビリーブ」、魅惑的な「ズーマニティ」の一部も劇中には盛り込まれている。今回、公開となったスペシャル映像ではアダムソン監督を筆頭に、製作総指揮を務めたジェームズ・キャメロンや主人公・ミアを演じたエリカ・リンツらがその素晴らしさについて語っている。キャメロンはシルクの生み出す世界観を「豪華で色鮮やかな夢の世界」と形容する。その言葉通り、次々と映し出される映像は、体験したことのない未知の世界へと私たちをいざなってくれる。さらにアダムソンは本作の魅力がいままでとは違うシルクのショーを体験できる点にあると解説する。さらに「我々が見せたいのはパフォーマーたちの技や創造力なので映像に加工しはしない」と続ける。これまでの客席とは違う視点で見る、美しく雄大なシルクの物語。すでに映画を鑑賞した人たちの間では、「面白かった」よりも「楽しかった!」という反応が多く見受けられたことからも、本作がスクリーンを通して“体験する”エンターテイメントであることが伺える。これまでにショーを見たことがある人は、本作で普段のショーでは決して体験できない迫力ある映像を目の当たりにし、シルク初心者は想像を遥かに超える新体験に感動すること間違いなし。まずは初公開となる本編映像やメイキング映像がふんだんに盛り込まれたこちらの特別映像から魅惑的なシルクの世界に足を踏み入れてみて。『シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語』はTOHOシネマズ 有楽座ほか全国にて公開中。※こちらのスペシャル映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:シルク・ドゥ・ソレイユ 3D 彼方からの物語 2012年11月9日よりTOHOシネマズ 有楽座ほか全国にて公開© 2011 Cirque du Soleil Burlesco LLC. All Rights Reserved.
2012年11月16日「花より男子~Boys Over Flowers」で一躍人気を集めたク・ヘソン演じる新米パイロット・ダジンの成長と彼女を取り巻く人間模様を描く韓流ドラマ「お願い、キャプテン」。彼女を見守り、支える2人の男性、ダジンの上官を務めるパイロット・ユンソン役のチ・ジニと、管制官・ドンス役のイ・チョニが来日!航空業界で働くことは「子供の頃からの憧れだった」と語る2人に直撃し、役づくりの苦労や過去の“苦い”恋愛体験までたっぷり語ってもらった。約8億ウォンを投入し作られたという航空機や管制塔のセットを始め、オーストラリアで飛行訓練シーンのロケ撮影をしたりと、これまでの韓国ドラマではありえないような本格的なお仕事シーンが魅力の本作。クールなイメージのあるチ・ジニも今回の役を演じてみて、「頭が良くないといけないだろうし、きっと所得も高いはず。なによりも飛行機を操縦するというのは、男の子にとっては一度は憧れる職業ですよね。軍人でも警官でもそうですが、制服を着る仕事というのはとても魅力的だと思いました!」と少々興奮気味。しかし、そんな誰もが憧れる職業だけあって、役づくりをしていく上で本当に厳しい仕事なのだと思い知らされたとも。「とにかく専門用語の勉強がとても大変でした。より本物らしくあるために、1か月前くらいから本当のパイロットである機長さんにお話しを聞いたりしました。一番驚かされたのは、パイロットの方々は2週間に1回の試験があり、そこで不合格になるとパイロットの資格を失ってしまうんです。だから、彼らは常に勉強し、常にプレッシャーと戦い続けているんです。本当につらい職業だなと思いました」。役づくりに関して、「チョニの方が、相当大変だったと思う(笑)」とチ・ジニはニヤリと笑うが、管制官という専門職を演じる上でイ・チョニはどんな苦労をしたのだろうか?「今回のドラマの序盤では、セリフではなくて管制塔で使われる専門用語をひたすら暗記することが僕の仕事でした(苦笑)。最初は、英語でいう『A、B、C…』のような基本的な部分を一から覚えていきました。いままでの役は体を鍛えて役に近づけていくという役づくりが多かったのですが、『お願い、キャプテン』では家で本当にたくさん勉強しました…。でも、このドラマは航空業界という職業を描いているのが魅力の一つだと思うんです。だから、僕たちがセリフを間違えると信憑性もなくなってしまうし、専門用語を話すことで、(航空業界は)プロフェッショナルな仕事なんだと分かってもらえると思ったんです。ただ、それだけの専門用語が出てくるので、撮影のときは僕たち俳優の方が監督やスタッフよりもそのセリフがちゃんとあってるかどうかが分かってました(笑)」。お仕事ドラマとしても魅力的だが、「お願い、キャプテン」のもう一つの見どころは韓国ドラマの絶対条件“切ない恋のロマンス”。チ・ジニ演じる完璧主義のカリスマ機長・ユンソンとイ・チョニ扮する明るく優しい管制官のドンス、そして新米パイロット・ダジンが繰り広げるフライト・ラブストーリーは必見!航空学校を卒業するその日に母を亡くしたダジンは、その7年後、スターパイロットとして活躍するユンソンの副機長となり互いにほのかな恋が芽生え始めるのだが…実はそのユンソンが母の死の原因でもあるという壮絶なラブストーリーが展開する。そんな複雑な思いを抱えるユンソンを演じたチ・ジニ自身は、この恋の状況をどんな風に演じたのだろうか?「ユンソクは最初、ダジンがそんな過去を抱えたことさえ知らず、厳しくキツい言い方をするんです。でも、その事実を知ってからは支えてあげたいと思うようになっていき、一人前のパイロットにしてあげたいと思いながら、徐々に彼女に惹かれていくんです。彼女に惹かれるまで、ユンソンは過去のその出来事をきっかけに、人と距離を置いて暮らしていたんだろうなと思いました。そんな彼が再び人と関わっていく方法も、やっぱりユンソン式なんです。監督と話し合って決めたんですが、何か人に渡すときなんかも、直接渡すわけじゃなくて、その人が知らない間にそっと机に置いておくというコミュニケーションの取り方なんです」。何とも控えめでスマートなユンソク、それに対してドンスはかなり積極的だ。ダジンに対して猛アピールで仕掛けるドンスは、どんなにフラれても常にダジンの味方になるように全力で尽くす。彼を演じたチョニはどんなタイプの男子なのだろう。「実際の僕は、告白してフラれてしまったら、きっといまの僕じゃ足りないんだろうなと時間をおいて成長してカッコ良くなったら、またアタックしてみようと思います。だから、『お願い、キャプテン』の中で言うなら、ダジンがユンソクから少し気持ちが離れたときにアタックしますね。自分に気持ちがないと分かっていながらも、寄り添うドンスは演じいてちょっと可哀想でしたね(苦笑)」。最後に一問。すでに韓国では不動のスーパースター、さらに本作ではエリート職につく役柄と俳優としても役の上でも2人は完璧なのだが、そんな2人が考える理想とは?「男として輝き始めるのは、40代の半ばくらいかなと思います。そのくらいの年齢になれば、いろんな成功や失敗を繰り返して、それが顔にも出てくるのかなと感じていて、だから服や持ち物で飾り立てる男じゃなくて、いままで培ってきたあるがままの姿がカッコよく見えてきたら、それがカッコいい男なんだと思います」と語るチ・ジニ。一方で、イ・チョニは「僕の理想は、自分のモノをちゃんと守れる男ですね。自分の仕事だったり、家族だったりをちゃんと壊さずに守り切れる力なんだと思います。その守るべきものが多ければ多いほど、苦労はするだろうけど、それを大切にして守る姿が何よりもカッコいい男なんだと思います」。2人の胸キュン必至の“デキメン”たちが見せる、大空での物語。彼らが劇中で培った成功と失敗、そして守りたいと願うものはあるひとりの女性なのだ。空での仕事への憧れも、恋の仕方も、そして理想とする男性像も「お願い、キャプテン」には彼ら2人の素顔がきっとどこかに隠れているはずだ。「お願い、キャプテン」DVD情報「お願い、キャプテン<ノーカット完全版>コレクター・ボックス1」(6枚組)「お願い、キャプテン<ノーカット完全版>コレクター・ボックス2」(6枚組)価格:各16,800円(税込)発売中発売元/販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ提供:ショウゲート公式サイト:© SBS © Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.■関連作品:お願い、キャプテン [海外TVドラマ]© SBS © 2012 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
2012年11月16日直木賞作家・井上荒野の同名小説を原作に、『世界の中心で、愛を叫ぶ』、『パレード』など群像劇の名手・行定勲監督が阿部寛を主演に迎えて贈る『つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語』。この上質な大人たちの愛の物語の中で、ひとり強烈な個性を放ちながら、何故か女心をくすぐるキャラクターがいるというのだ。数々の男たちと不貞を重ねるひとりの女性・艶(つや)とその夫・松生を始め、彼女を巡る愛憎、親子の絆、欺瞞、純愛など男女の5つのドラマが巧みに絡み合っていく大人たちの群像劇を描き出す。小泉今日子、野波麻帆、風吹ジュン、真木よう子、忽那汐里、大竹しのぶといった豪華女優陣の共演でも話題を集めている本作。女優陣も去ることながら、男優陣も阿部寛を始め、永山絢斗に奥田瑛二と贅沢。そんな豪華絢爛なキャスト陣が、それぞれの大人の事情を孕みながらの濃厚なドラマが展開するのだが、今回明らかとなった人物は一言で言うなら“ひきこもりの子供”。丸メガネの奥の目をしょぼつかせながらボソボソと話す、かなりの“じめっと系男子”の太田。センター分けの長髪に着流し&下駄と、その姿は劇中でも、リアルな社会においてもインパクト大!そんな一見、強烈で毛嫌いしてしまいそうなキャラクターだが、ベテラン俳優・岸谷五郎の手により愛すべき男に仕上がっているのが、また見事だ。劇中では、仕事を通じて知り合った野波麻帆演じる橋本湊に思いを寄せるが、モジモジするばかりでなかなか言い出せない。かと思えば、ある晩、賃貸契約の報告に訪れた湊に、驚愕の告白をしてみたり…と、意外なギャップを併せもった男でもある。しかし、その告白をきっかけに2人の関係は急速に発展し、湊と関係をもつほどになるのだが、この告白を含め、風貌や話し方まで、その独特の雰囲気に飲まれてしまうのか、何故か女心を激しくくすぐられてしまうようだ。さらに、元妻である艶が危篤であると連絡が入ったときに見せる、静かな表情の中に驚きや戸惑いが入り混じったシリアスな場面や、湊の職場の店先でちょこんと座り込み、湊が戻ってくるや無表情だった太田が笑顔を見せるコミカルなシーンなど、岸谷五朗が演じるからこその、不気味であり、謎でもあり、かわいらしくもある太田。女子目線では、不動産もちの資産家という部分もポイントが高いのかも?本作を観終えた頃には、あなたも“太田”という男に魅了されているはずだ。『つやのよるある愛に関わった、女たちの物語』は2013年1月26日(土)より全国にて公開。■関連作品:つやのよるある愛に関わった、女たちの物語 2013年1月26日より全国にて公開© 2012「つやのよる」製作委員会
2012年11月16日クリス・ヘムズワースに豪華な新作2本の企画が飛び込んできた。まずクリスが出演を決めた新作クライム・ドラマ『Candy Store』(原題)は、ブラッド・ピット、クリストフ・ヴァルツ、デンゼル・ワシントン、ジェイミー・フォックス、クリスチャン・ベール、マット・デイモン、ベン・アフレックと全員主役級の豪華スター共演の話題作だ。『Candy Store』(原題)は、全てを失ったおとり捜査官が、パトロール巡査として再起をかけるものの、その巡回地区にはかつて自身が撲滅に全力をかけていた国際犯罪組織の闇が巣食っていることが判明するというスリラー作品だ。一方で、今回クリスに舞い込んできた2本目の作品は、スティーブ・マックイーンの伝記映画『Triumph AKA 40 Summers Ago』(原題)で、クリスは既に弟のリアム・へムズワースの出演が決まっている本作への出演も検討中だという。本作は、スティーブとそのスタントマンを務めたバッド・エルキンスとの関係に焦点を当てた作品になるという。クリスは現在、昨年公開され人気を博した『マイティ・ソー』のシリーズ第2弾『Thor:The Dark World』(原題)の撮影中だ。■関連作品:マイティ・ソー 2011年7月2日より丸の内ルーブルほか全国にて公開TM & © 2010 Marvel © 2010 MVLFFLLC. All Rights Reserved.アベンジャーズ 2012年8月14日より全国にて公開TM&© 2012 Marvel & Subs.
2012年11月16日