cinemacafe.netがお届けする新着記事一覧 (2004/2207)
本日(現地時間)、今年も韓国最大の映画の祭典「釜山国際映画祭」が幕を開けた。チャン・ドンゴンやソ・ジソブ、タン・ウェイにチャン・ツィイーとアジア圏を代表するトップスターたちが数多く参加することで注目を集めている本映画祭。今年は、『G.I.ジョー』シリーズや『RED/レッド』の続編など、ハリウッド映画への出演でいまや国際的スターとなったイ・ビョンホンも、主演を務めた歴史大作『王になった男』を引っさげ現地入りを果たしているようだ。1616年、朝鮮第十五代王・光海君(クァンヘグン)。道化師・ハソンは、権力争いのため毒殺の危機に怯える光海と瓜二つという理由から、彼の影武者を務めることに。ハソンを王に仕立て上げる重臣たち、王を偽物ではないかと疑う家臣たち、そして心が通い合わなくなっていた王の突然の変化に戸惑う王妃。さまざまな人間関係が複雑に絡み合う宮中で、平民出身のハソンは戸惑いながらも、次第に民のことを考える“真の王”として頭角を現していく――。韓国ドラマの中でも、「トンイ」や「イ・サン」、「宮廷女官チャングムの誓い」など、日本でも人気を集めている時代劇だが、『王になった男』は人気・実力を兼ね備え、これまで数々の作品に出演したきたビョンホンが初めて時代劇挑んだ注目作だ。さらに、暴君・光海と道化師・ハソンの一人二役にも挑戦し、まったく性格の異なる役を完璧に演じ分けている。脚本は『オールド・ボーイ』のファン・ジュエン、監督は『麻婆島(マバド)』、『あなたを愛しています』のチュ・チャンミンが手がける。絢爛豪華な王朝時代を背景に、歴史から消された15日間に“王となった男”を緻密な構成とドラマチックな展開で描く本作。すでに公開を迎えている本国・韓国では絶賛を浴びており、現在、参加中の釜山国際映画祭では胸を張っての凱旋となりそうだ。ビョンホンは10月6日(現地時間)の夕方から行われるトークショー、同日夜のオープントークに出席する予定だという。『王になった男』は、2013年2月、全国にて公開。■関連作品:王になった男 2013年2月、全国にて公開2012 CJ E&M Corporation, All Rights Reserved
2012年10月04日第25回東京国際映画祭で公式オープニング作品として上映される、世界最高峰のパフォーマンス集団“シルク・ドゥ・ソレイユ”初の映画化作品『シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語』が、12月21日(現地時間)の全米公開に先駆けて、11月9日(金)より日本で世界最速公開を迎える。そしてこのたび、全国14か所のスクリーンにおいて本作がIMAX上映されることが決定!人間の限界を超えた究極のパフォーマンスで世界中の人々を魅了し続けている世界最大のサーカス・カンパニー、シルク・ドゥ・ソレイユ。本作はドキュメンタリーではなく、シルク・ドゥ・ソレイユの中の最高レベルのショーと賞賛されるラスベガスのレジデントショー、「O(オー)」「KA(カー)」「LOVE(ラブ)」を中心に、不思議な異世界へと迷い込んだ主人公・ミアの物語を描く。『タイタニック』、『アバター』のジェームズ・キャメロンが製作総指揮として参加している本作。3Dカメラを駆使した驚きの映像美は、シルク・ドゥ・ソレイユの新たな魅力を引き出している。「IMAX® 3D」と言えば、独自の3D技術と視界いっぱいの大型スクリーンで映画を鑑賞できるのが特徴。究極のパフォーマンスと最先端の映像が見事な融合を見せる本作では、これまでに体験したことのない映像の美しさと臨場感を堪能することができるはず。ぜひ劇場に足を運んで、かつてない映像世界に酔いしれてみて。『シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語』は11月9日(金)よりTOHOシネマズ 有楽座ほか全国にて公開。■関連作品:シルク・ドゥ・ソレイユ 3D 彼方からの物語 2012年11月9日よりTOHOシネマズ 有楽座ほか全国にて公開© 2011 Cirque du Soleil Burlesco LLC. All Rights Reserved.
2012年10月04日『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのイライジャ・ウッドが、遅咲き30代男を描くコメディ作品『The Late Bloomer』(原題)に出演することが決定した。イライジャは今回、 米ケーブル局FXのシットコム「Wilfred」(原題)でもタッグを組んだ経験のあるランドール・アインホーン監督が手がける同新作に出演することになり、持病のため思春期を謳歌できなかった30歳の男性を演じるという。本作は、2001年に出版されたケン・ベイカーの著書「Man Made:A Memoir of My Body」を映画化したもので、ディグニティー・フィルム・ファイナンス社と共に本作の製作総指揮を担当するマギー・モンティースは「『Wilfred』の成功を目にしているので、イライジャとランドールの組み合わせは最高ですよ。2人はケンの実話をきっと面白く映画化してくれるはずです」と抱負を語っている。さらにアインホーン監督も「『The Late Bloomer』は僕がいつも手がけたいと思っている心温まるコメディ作品なんだ。青春時代って大変なもので、どんなに普通の状況ですらかなりのコメディ要素を潜在的に持っているものなんだよ」と続けている。イライジャは、『ホビット 思いがけない冒険』が12月14日(金)に日本公開を控えているほか、1980年のスプラッター作品『マニアック』のリメイク版にも出演しており、現在はジョン・キューザックと共演する心理サスペンス作品『Grand Piano』(原題)を撮影中だ。■関連作品:ホビット 思いがけない冒険 2012年12月14日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC. AND LEGENDARY PICTURES
2012年10月04日巨匠デヴィッド・クローネンバーグ監督作『ヒストリー・オブ・バイオレンス』の原作者として知られるジョン・ワグナーが生み出した、イギリスで不動の人気を誇るコミック「ジャッジ・ドレッド」。1995年にシルベスター・スタローン主演で映画化された本作を完全リブートした『ジャッジ・ドレッド』が、2013年2月16日(土)より全国にて公開されることが決定し、本作の特報映像とポスタービジュアルが解禁された。時は未来。荒廃したアメリカは、東海岸沿いに広がるメガシティ・ワンと呼ばれる都市を残すのみとなっていた。政府も国家も消え去った都市で、唯一秩序を守り続けようとするエリート集団「ジャッジ」と、その頂点に立つ男・ドレッドが正義のために奮闘する姿が描かれる。『バンテージ・ポイント』のピート・トラヴィスがメガホンを握り、『ザ・ビーチ』の原作者であり、これまで『28日後…』や『わたしを離さないで』の脚本を手がけてきたアレックス・ガーランドが脚本担当と濃密な人間ドラマを得意とする2人が担当する本作。主演のドレッドを『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのエオメル役や『ボーン・スプレマシー』でボーンに迫る刺客・キリル役を演じ、鮮烈な印象を残したイケメン俳優カール・アーバン。そして、今回ドレッドたちが対峙することになる敵役・マーマを『300[スリーハンドレッド]』、TVドラマ「ターミネーター サラ・コナー・クロニクルズ」で主人公サラ・コナーを演じたレナ・ヘディが、さらに『JUNO/ジュノ』や『抱きたいカンケイ』での好演が光る新進女優オリヴィア・サールビーが、ドレッドの相棒・アンダーソンとして出演している。今回公開となった特報では、悪名高きギャング・マーマ一味が支配する200階建てのビル内での激しい銃撃戦の様子が映し出される。ドレッドは片手で男を窓から放り投げるなど、見た目通りかなり強そうだが、今回は完全シャットダウンされたギャングたちのビルが戦場とあって苦戦を強いられそうだ。ポスターには荒廃した都市をバックに、銃を片手にいまにも戦闘態勢に入りそうなジャレッドの姿が。そしてその周りに敷き詰められた文字の赤字だけを取り出して読むと、「いま、この場で裁きを受けよ――。」という文章が浮かび上がる。果たして、ドレッドはこの絶体絶命の状態をどう切り抜けるのか!?伝説のヒーローの活躍に、再び世界中から熱い視線が集まりそうだ。『ジャッジ・ドレッド』は2013年2月16日(土)より渋谷TOEI、新宿ミラノ2ほか全国にて公開。※こちらの特報映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:ジャッジ・ドレッド 2013年2月16日より渋谷TOEI、新宿ミラノ2ほか全国にて公開
2012年10月04日今回の加瀬亮は、とにかく“吠え”まくっている。目の前にいる彼から伝わる穏やかさや柔らかさを微塵も感じさせることなく、狂気と不安の瀬戸際で生きている。多くのファンを熱狂させた『アウトレイジ』から2年、北野武監督が満を持して贈る“全員悪人”の男たちのその後のストーリー『アウトレイジビヨンド』。裏切りの世界を生き残った男・石原として再び戻ってくることに「心配の方が先立った…」と認めるが、その胸の内は――?前作の抗争から5年。関東の頂点を極めた暴力団「山王会」では下剋上を果たした加藤(三浦友和)が会長の座を手にし、組長・大友(ビートたけし)を裏切り加藤の右腕としてNo.2の若頭に上り詰めた石原は、その地位と権力でもって古参幹部を牛耳るようになる。静かなる魂胆を潜めていた前作での石原からは一転して、今回は“動”的なふるまいが目立つ。続編自体、「いままで北野監督の作品で続編のあるものがなかったので、思いも寄らなかったです」と加瀬さん、戸惑いも当然隠せなかったようだ。「前作で、石原は間違って上り詰めてしまった感があったので、今回はきっと酷い目に遭うんだろうなという予感はありましたが、前回からさらにパワーアップするとしたら今回はどうしようかなという心配の方が先立ちました。最初に台本を読んだときは、前回とはかなり違ってびっくりしましたし、面白いと思ったのですが、すぐに“どうやって自分がやればいいのか”と不安に思いました。前回は、監督やスタッフさんが何とか自分にヤクザ役が似合うように色々と工夫をしてくださって、ああいう静かなキャラクターにしていただいたんですね。それでも自分の中ではやっぱりヤクザを演じることには心配があって。なのに今回はかなり直球に怒鳴ったりしていたので、これできるかな…という不安ばかりでした(笑)」。『アウトレイジ』から本作までの間には、ガス・ヴァン・サントの『永遠の僕たち』やアッバス・キアロスタミの『ライク・サムワン・イン・ラブ』など名だたる世界の巨匠たちとの競演を経てきたが、再び北野監督の現場で演じる心境もまた特別だったよう。「現場の雰囲気を知っていますし、映画の世界観も知っているという意味ではやりやすかったですが、やはりその間にいろいろな役を演じているので、改めて前作を観直しました。また一からという感じでしたね。北野監督は現場では静かな方で、俳優のことも知り尽くしているので、役者が嫌だと思うことが一切ないんです。何も仰らないんですけど、きっと細やかに気を遣われているんだろうなと感じました。だから僕たちが現場に入るときには既に場は完成していましたね。現場ではみんな監督と一緒に仕事ができることに喜びを感じているので、静かだけど非常に良い雰囲気です。北野監督も自分が出演していないシーンを見ているときは、すごく楽しそうで。僕は三浦さんと一緒のシーンがほとんどだったのですが、やっぱり三浦さんが一緒にいると安心しましたし(笑)、役柄のせいもあって監督と対峙してのシーンは本当に緊張しましたね」。そんな北野監督との今回の最初の顔合わせで言われたのは、「今回、一番かわいそうだな」とのこと。「監督も『酷いな、かわいそうだな』って笑っていて、撮影現場の人たちはみんなその酷さを笑ってる感じでした(笑)。スクリーンで見ると恐い印象だと思うんですけど、現場はその逆でした。自分も台本を見たときからこれは石原、かわいそうだなと思いました。まんまとハメられてしまいましたね(笑)」。ドスを効かせれば効かせるほど、威厳を守ろうとすればするほど、どこか滑稽に見えるのが“悪人”たち。今回の石原はその筆頭とも言える。「結局、石原は若頭の器じゃなかったというところに辿り着いて。今回は前作と違って加藤会長に忠誠を尽くしている。かわいいとまではいかなくても、一生懸命自分の役割を全うしようとしているんです。だけどその器じゃないから、キャンキャン吠えたり、大友が現われてからは後ろめたさも手伝って、より不安になっていくんです。もちろん悲劇なんですが、俯瞰してみると喜劇的な感じにも見えましたね。(中尾彬らが演じる)古参幹部を怒鳴りつけるシーンは、先輩方の目を見ないようにしていました(笑)。本当に畏れ多いというか、すごい先輩方なので、現場に入って挨拶をして、本番前はとにかく見ないようにしていました。みなさんも僕の芝居を受けてるときは笑っているか、“加瀬、頑張れ”と思ってくれているか、そういう感じだったと思います(笑)」。「自分が怒鳴っても怖さみたいなものからどんどん遠のいてしまうので、そういう役割だったのかなと思う」とは自らが演じる役に対する解釈。勝手を言うならば、いわゆるヤクザたるべき男臭い男との間にある“違和感”こそが、石原という男にリアリティをもたらしているのかもしれない。「この世界はいわゆる男性社会の縮図で、本音と建前が見てとれます。観ていただいく方にはもちろん笑ってもらいたいと思います。自分としては日常的に体育系のノリなども得意ではないので(笑)、やっぱりその中に入ってるだけで違和感がありますね。ただ僕自身はこの人は善い人、この人は悪い人というふうには分けて考えていなくて、その人の苦悩やコンプレックス、平たく言うと弱さみたいなところに、寄り添いたいなと思っています」。それにしても、今年のフィルモグラフィを見ると石原然り、『劇場版 SPEC~天~』の瀬文、『ライク・サムワン・イン・ラブ』のノリアキ然り、「キレる」役が目立つ。そろそろ落ち着いた純愛ラブストーリーなども見てみたいところですが…?「本当に俳優は物事を受ける側の仕事なので、次にどんな役がいいか、ということについてはにあんまり考えることはないんです。でも、たしかに怒鳴ったり怒ったりすることは予想以上に疲れるというか、エネルギーを使いますね。普段自分があまり怒鳴ったりしないからかもしれないですけど。逆に今回の『アウトレイジビヨンド』でもそうだったのですが、完成した作品で先輩たちの怒鳴り方を見て、課題として、自分ももっとちゃんと怒鳴れるようになりたいと思いましたね(笑)」。変化し続ける男、加瀬亮。そのエネルギーを次はどんな形でスクリーンにぶつけてくれるのか、楽しみで仕方がない。(photo:Toru Hiraiwa)■関連作品:アウトレイジ 2010年6月12日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2010『アウトレイジ』製作委員会アウトレイジビヨンド 2012年10月6日より新宿バルト9、新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2012 「アウトレイジ ビヨンド」製作委員会
2012年10月04日マライア・キャリーとニッキー・ミナージュが、米オーディション番組「アメリカン・アイドル」収録中に大喧嘩をしたようだ。米ノースカロライナ州・シャーロットにて同番組の収録が行われる中、ニッキーがマライアを脅すまでの大喧嘩が勃発したために、プロデューサー陣は収録を中止せざるをえなくなったという。しかし現場にいた目撃者は、喧嘩を始めたのはマライアだと「Mouthtoears.com」に証言している。「マライア・キャリーがニッキー・ミナージュに向かって何度も喧嘩をふっかけたために、ニッキーが収録スタジオから出て行ったんです。ニッキーのマネージャーたちが収録に戻るようにニッキーを説得しましたが、マライアはそれでもニッキーへの攻撃を止めず、ニッキーのことを『メス犬!』と罵り、その後も罵声を浴びせ続けたのです。そこでプロデューサーたちは撮影カメラを止めて、収録を中止せざるをえなくなったというわけなんです」。当初はニッキーの方がマライアの「お高くとまっている」態度にうんざりしていると見られていて、別の関係者は「TMZ.com」に「(ニッキーはマライアに)『ぶん殴ってやるわよ!』と言ったり、周囲に『マライアのお高くとまっている態度にはもう我慢できないわ…』と嘆いていたんですよ」と語っていた。2人と共に審査員を務めるキース・アーバンとランディ・ジャクソンは間に挟まれ困り果てているようで、番組のプロデューサー陣もどのように無事に残りの収録を進められるか頭を抱えているという。
2012年10月04日昨年10月より日本テレビで放送され、最高視聴率18.9%を記録した人気ドラマ「妖怪人間ベム」。映画化が決定し、亀梨和也(KAT−TUN)、杏、鈴木福の3人がドラマ版に引き続きベム、ベラ、ベロを演じることも明らかとなった本作だが、このたび新たに観月ありさ、中村橋之助、筒井道隆の出演が決定した。正義の心を持ちながらも、醜い妖怪であるために人間から恐れられる“妖怪人間”ベム(亀梨さん)・ベラ(杏)・ベロ(鈴木福)のダークヒーローたちの悪との激闘を描く本作。映画版では、ベム・ベラ・ベロが新たに訪れる街で、奇妙な連続未解決事件が発生するところから物語は幕を開ける。その事件の真相を追うベムたちの前に、夫と娘と3人で幸せに暮らす主婦でありながら、過去のある事件に巻き込まれたことによって妖怪になってしまった女性“上野小百合”が現れる――。この“人間妖怪”となってしまった女性・上野小百合を演じるのが観月さん。自分を妖怪にした事件の関係者へ復讐をしたいという怒りの感情と、夫と娘を想う母親としての愛情の間で揺れ動く、難しい役どころでもある。「私自身、原作も大好きでドラマも見させていただいて好きな作品でしたので、その中にまず自分が入れたことがすごくうれしかったです」と出演の喜びを語る観月さんだが、「ここまで本格的な特殊メイクをするのは初めて」だそう。公開となったビジュアルでも見事な“妖怪姿”を披露している観月さんだが、亀梨さんもそのベム・ベラ・ベロに引けを取らないその姿に「哀しくも本当にキレイでした」と太鼓判を押す。そして、小百合が妖怪になってしまった事件に深く関わっているMPL製薬の社長・加賀美正輝を歌舞伎役者の中村橋之助、小百合の夫である上野達彦役を筒井道隆が演じることが決定!そして今回はなんと、ベロと小百合の娘である上野みちる(畠山彩奈)との初恋エピソードも描かれるそう。撮影は8月末にクランクアップしており、映画は11月中旬の完成を予定している。『映画 妖怪人間ベム』は12月15日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:映画 妖怪人間ベム 2012年12月15日より全国東宝系にて公開
2012年10月04日ジョン・トラボルタとオリビア・ニュートン=ジョンが最新クリスマス・アルバム「ディス・クリスマス」をリリースするようだ。1978年の大ヒットミュージカル映画『グリース』で共演したジョンとオリビアは、同アルバム制作で再びコンビを組んだという。ジョンは「僕はリラックスした感じのクリスマス・アルバムを作りたかったんだ。派手でケバケバしい作品じゃなくてね!このCDを家の中やクリスマス休暇のドライブのときなんかに聞いて欲しいのさ。そして聞いてくれるみんなと一緒にクリスマスを祝いたいな」と語り、同アルバムの出来に満足している様子だ。一方、共演以来ジョンと友人として良い関係を築けてきたというオリビアも今回のレコーディングを楽しんだようで、豪ナインMSNに「ジョンと私は長年ずっと仲良しなのよ。これからもずっとね。私たちが一緒いるときはいつも笑いが絶えなくって、お互いに強い絆を感じるの。いままでも一緒にたくさん素晴らしい経験をしてきたのよ!」と話している。また同アルバムには、バーブラ・ストライサンド、トニー・ベネット、ケニー・Gなど豪華なミュージシャンたちも参加している。
2012年10月04日昨年9月にニューヨーク・ヤンキースのアレックス・ロドリゲス選手と破局したキャメロン・ディアスが、雑誌インタビューでシングル生活を楽しんでいると語った。英版「Esquire」11月号の表紙を飾ったキャメロンは、結婚について「興味が持てなかった。特に20代の頃は全然。30代になっても変わらなかったわ」と語った。8月30日(現地時間)に40歳の誕生日を迎えたが、「生まれて初めて充実感を味わっているの」と言うキャメロン。「歳を重ねていくことは人生において素晴らしいことよ。自分のことがよく分かるようになった。器が大きくなった気もしているの。25歳のときより、いまの方が心地よく過ごしているわ」。いまは子供を欲しいとは思わないというキャメロンだが、母親になることについては「可能性はまだあるわ。まだそれほど歳じゃないもの」とも話した。親友のドリュー・バリモアの結婚と出産に触発されたのか、今後の結婚の可能性についても「どうなるかしらね(笑)」と完全否定は避けた回答をした。理想の相手について聞かれると、「自分で自分の面倒を見られる、強い人」と答えた。(text:Yuki Tominaga)© Splash/AFLO■関連作品:バッド・ティーチャー 2012年5月19日より渋谷HUMAXシネマほか全国にて公開© Columbia Pictures Industries,Inc.All Rights Reserved.
2012年10月04日東映創立60周年記念作品となる映画『北のカナリアたち』の完成報告会見が10月3日(水)に行われ、主演の吉永小百合を始め柴田恭兵、里見浩太朗、森山未來、満島ひかり、宮崎あおい、小池栄子、松田龍平、阪本順治監督らが出席した。「告白」などで知られる湊かなえの連作集「往復書簡」(幻冬舎刊)に収録された「二十年後の宿題」を原案に映画化した本作。北海道の離島にひとりの女教師が赴任し、彼女の下で6人の生徒たちがのびのびと育っていくが、ある日痛ましい事故が…。その傷を抱えたまま巣立っていった教え子たちと教師の運命が20年の時を経て絡み合っていく。北海道の礼文島、利尻島で冬と夏の2回にわたりロケが行われたが、特に冬は極寒の中での過酷な撮影が続いた。吉永さんは「あまりの厳しさに『乗り切れないのでは?』と思ったこともあった」と述懐。「それでもスタッフやここにいる出演者のみなさんが頑張ってくださっているのだから、『私ももっとしっかりしなくちゃ』と思い、夏に向けて体力作りもしました」と明かす。吉永さん演じるはる先生の教え子の20年後を演じた森山さんら若手キャスト陣は、吉永さんとの共演、吉永さんの指揮で合唱をするシーンで強く感じるものがあったよう。森山さんは「僕らが歌うシーンは20年前の子供たちと違って綺麗な声で歌うというよりも、20年の時を経てどんな経験をしてまたあの分校に戻ってきたのか?というところ。それぞれが様々な方向に歩き、“ずれ”を感じながらも6人が歌うんですがすごく気持ちよかったです。(映画を観て)自分が出ているのに『いいな』と思えました」と語る。満島さんは「何度もテストをやって気持ちが高揚しすぎるところもあったんですが、吉永さんが本当はこっちを向くはずなにずっとふり向かないことがあったんです。それが高揚感も緊張感もあるけど、空気が澄んだ静かなものになった瞬間に吉永さんがふり向いてシーンが始まったんですが、そのときの表情は、後からみんなで『凄まじかったね』と話をしました。神々しくて、静かだけど美しくて…葛藤も抱えたフッとした表情でした」と尊敬を込めて語った。宮崎さんは吉永さんと目を合わせない芝居が多かったそうで「ストレスがありましたが、指揮をしている吉永さんの顔をしっかりと見られて幸せでした」と告白。小池さんも「歌いながら鳥肌が立つような体験でした」と語る。20年後の6人がこの歌のシーンで初めて揃って再会することになるが、松田さんは「それまでは(6人の関係性や過去が)想像でしかなかったので、それを繋げるものは歌しかなかった。練習でも吉永さんが指揮をしてくださったんですが、想像が形になっていくようで余計な芝居が要らず、本当に久々の再会という感じがして不思議でした」と感嘆を込めて述懐した。吉永さんは“教え子”たちの言葉に目を細めつつ「6人が真っ直ぐに私を見てくれて、それだけで何とも言えぬ感動があり、この場に居合わせてよかったと思いました」としみじみ。「何冥利に尽きると言ったらいいのか…私は先生になりたいと思ったこともあったので、先生冥利に尽きるというか」と現場で感じた幸福を明かした。また吉永さんは劇中、仲村トオルとのキスシーンも披露。吉永さんの映画でのキスシーンは『北の零年』(’05)での渡辺謙とのシーン以来となるが「(はる先生と)仲村トオルさんとの心の通い合いはどういうもの何だろう?と監督とよく話し合いました。トオルさんは撮り終えてその日、東京に帰られたんですが、気恥ずかしくてトオルさんのところに行けず、余韻があり不思議な思いに駆られました」と静かな笑みを浮かべて語った。撮影開始前の制作発表会見で「これまでにない吉永さんを撮りたい」と語っていた阪本監督は、「見たこともない吉永さんの表情というのは、僕が演出で作るのではなく物語がそれを求める瞬間があるんです。不思議な雰囲気を醸し出したショットを感じていただければ」と手応えを口にした。『北のカナリアたち』は11月3日(祝・土)より公開。■関連作品:北のカナリアたち 2012年11月3日より全国にて公開© 2012『北のカナリアたち』製作委員会
2012年10月03日数々の傑作映画を送り出してきたジョニー・デップとティム・バートン監督が8度目のタッグで贈る『ダーク・シャドウ』。本作のブルーレイ&DVDの発売を記念してティム・バートン監督やクロエ・グレース・モレッツらキャスト陣が、本作の世界観を作り上げるうえで欠かせなかった「美術」について語ったコメント映像がひと足早くシネマカフェに到着!1966年から5年間にわたり放送され、カルト的人気を集めたドラマ「ダーク・シャドウズ」を基に、ジョニーやクロエを始め、エバ・グリーン、ミシェル・ファイファー、ヘレナ・ボナム=カーターなど豪華キャストを集結させた本作。魔女の仕業によってヴァンパイアにされ、生き埋めにされた主人公・バーバナスが、200年の眠りから醒め、没落した自身の末裔と出会い、共に復興を目指す姿を独特のダークな世界観で描き出す。本作でバーナバスの子孫一族が暮らす邸宅の内装について、キャロリン役のクロエが「柱の細かい彫刻まで丁寧に作ってあるの!壁の肖像画もすべて手描きなのよ!」と興奮気味に語れば、バートン監督も「例えセットでも、本物の質感を出すことが大事だ」と持論を展開する。美術スタッフたちがセッティングしている映像を見れば、バーナバス一族の暮らす邸宅が一朝一夕で完成したものではないことが分かるはず。エリザベス役のミシェルが「陰鬱だけど美しくて、現実味を感じるセットよ」と表現する“ティム・バートン”ワールド全開のセットは、本作を語る上で衣装や音楽と同じくらい欠かせない要素の一つ。キャスト陣のインタビューと共に作品の舞台裏が覗けるこちらの映像をぜひチェックしてみて!※こちらのメイキング映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY『ダーク・シャドウ Blu-ray & DVDセット プレミアム・エディション(初回限定生産)』[Blu-ray]価格:5,980円(税込)『ダーク・シャドウ Blu-ray & DVDセット(初回限定生産)』[DVD]価格:3,980円(税込)発売日:10月3日(水)※同日レンタル、オンデマンド配信開始発売元/販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ公式サイト:© 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED.■関連作品:ダーク・シャドウ 2012年5月19日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2012 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
2012年10月03日ウェス・ベントレーが、エイブラハム・リンカーン大統領を描く新作『The Green Blade Rises』(原題)の出演契約を結んだ。「Deadline.com」の報道によれば、日本でも絶賛公開中の話題作『ハンガー・ゲーム』に出演しているウェスは今回、ブリット・マーリングと共にテレンス・マリックがプロデュースを手がける同新作への出演を決めたという。リンカーンが第16代米大統領になった初期時代を描く本作で、ウェスはリンカーンの幼少期の教師の1人を演じる見込みで、一方のブリットはリンカーンが9歳のときに亡くなった母親・ナンシー役でキャスティングされている。テレンスと『ニュー・ワールド』や『ツリー・オブ・ライフ』でタッグを組んできたA.J.エドワーズが本作で監督デビューを果たし、エドワーズはすでにジェイソン・クラークをリンカーンの父親トム・リンカーン役として獲得している。ウェスは今後も、同じくテレンスが手がける『Knight of Cups』(原題)、さらに伝説のポルノ女優であるリンダ・ラヴレースの伝記映画など待機作が目白押しだ。■関連作品:ハンガー・ゲーム 2012年9月28日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 LIONS GATE FILMS INC. ALL RIGHTS RESERVED.
2012年10月03日“杉様”こと歌手で俳優の杉良太郎が企画から脚本・監督・主演・主題歌のすべてを務めたドラマ「親父の仕事は裏稼業」が、現在「BeeTV」で配信中だ。同ドラマで杉さん演じる親父に反発する息子役を演じた袴田吉彦から、シネマカフェ独占コメントが到着した。色とりどりのバラが咲き乱れる豪邸で開かれた、松田組四代目・五郎の誕生日会。一見、仲の良い家族に見えた松田家も、実はその笑顔の裏側では家族の心はバラバラ。一方、男好きの長女・千加がきっかけで対立する組との抗争も勃発。家族と組、両方のファミリーである五郎は、父親として夫として組長として最後の絆を頼りにそれぞれの難問に立ち向かっていく。父の後を継ぐ五代目候補の次男、刑事になることに執念を燃やす大学生の三男、男遊びに明け暮れる長女に、カタギとして穏やかに暮らしたいと願う妻、と何ともインパクトのある家族構成。しかし、その中でも最も真面目で、五郎が生業とする裏稼業の言わば“敵”でもある国税局に務める長男・清一を演じている袴田さん。ドラマの中では、“親父”杉さんと激しくぶつかり合う役どころだが、今回届いたコメント映像では「本当の親父みたいな感じでご一緒させていただきました」と嬉しそうに語る。そんな一方で、袴田さん自身も一児の父。「あまり口うるさく言わないで、親父の背中を見て、育っていって欲しいなと思います」と語るも、「娘なので、甘やかしてるんですけど…(笑)」とデレデレのパパの顔に。そんな良き親父の袴田さんが、本ドラマの見どころをたっぷり語ったこちらの映像をぜひチェックしてみて。「親父の仕事は裏稼業」「BeeTV」&「dマーケット VIDEOストア powered by BeeTV」で配信中「BeeTV」:http:// beetv.jp「dマーケット」:※こちらの予告編映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:アナザーAnother 2012年8月4日より全国東宝系にて公開© 2012 映画『Another アナザー』製作委員会
2012年10月03日TBSとWOWOWが局の垣根を越えて手を組み、香港発の人気映画『インファナル・アフェア』を日本人キャストでリメイクしたドラマ「ダブルフェイス」を製作。W主演を務める西島秀俊と香川照之に、監督の羽住英一郎が10月3日(水)に都内で記者会見を行なった。オリジナル版ではスパイとして刑事となったギャングと潜入捜査のためギャングとなった2人の男の命運が描かれるが、今回のドラマでは西島さんが実は潜入捜査官であるヤクザの幹部を、香川さんが実はヤクザであるエリート警察官を演じる。TBS版の「潜入捜査編」とWOWOW版の「偽装警察編」の2話に分けて放送され、いずれのエピソードも羽住監督がメガホンをとるという斬新なもの。元々、映画『インファナル・アフェア』の大ファンだったという西島さんは、オファーを受けたときを「夢のような話だった」とふり返る。特にオリジナルでトニー・レオンが演じたこの役が好きだったそうで「この役は日本では自分にしかできないと信じて全身全霊をかけてやりました」と語る。一方、香川さんは最初に話を聞いたとき「どっちがどっちの役をやるんだろう?と思った」と明かし、「西島さんは『自分にしか』と仰いましたが、役を交換して撮っても面白いと思う。僕もトニー・レオンがやりたいんだよ(笑)!」と羨ましそうに語り笑いを誘っていた。2人は二十年来の友人だが、本格的な共演は今回が初めて。西島さんは「香川さんのイメージは昔から一貫して“本気の役者”。徹底的に役を作って全力で演じる方と思ってましたが、現場でそれをより強く感じました」と述懐。香川さんも「西島さんに対しては“ストイックな方”というイメージを持ってましたが、その思いが倍加しました。肉体を含めて贅肉がない演技をする方」と称賛を込めて語った。互いに異なる立場で異なる組織に生きる男ということで、2人が直接絡むシーンは決して多くはない。西島さんは敵対する関係ということで「初めての共演は嬉しかったですが、あえて現場では距離を置いていました」と明かす。そんな中で訪れた共演シーンについて、香川さんは「こちらがゆらゆら揺れるとすれば、西島さんは小さな石を体の中にグッと抱えているような感じでした」とその印象を表現。羽住監督は「この2人をとにかくこれまでで一番カッコよく撮りたいという思いで臨みました。2人に引っ張っていただく形で全力で撮れました。手応えを感じています」と充実した表情を見せた。TBS版「ダブルフェイス 潜入捜査編」は10月15日(月)21:00より、WOWOW版「ダブルフェイス 偽装警察編」は10月27日(土)20:00より放送。TBS版「ダブルフェイス 潜入捜査編」版「ダブルフェイス 偽装警察編」(text:cinemacafe.net)■関連作品:鍵泥棒のメソッド 2012年9月15日よりシネクイントほか全国にて公開(C) 2012「鍵泥棒のメソッド」製作委員会任侠ヘルパー 2012年11月17日より全国東宝系にて公開(C) 2012「任侠ヘルパー」製作委員会ストロベリーナイト 2013年1月26日より全国東宝系にて公開(C) 2013フジテレビジョンS・D・P東宝共同テレビジョンFNS27社光文社
2012年10月03日米人気TVアニメ「ファミリー・ガイ」のクリエイターであるセスが、来年2月24日(現地時間)に開催が予定されている第85回アカデミー賞の司会に抜擢された。同アワードではこれまでも、ビリー・クリスタルやスティーヴ・マーティン、ウーピー・ゴールドバーグなどコメディー色の強い人選があった経緯がある。今回、大抜擢されたセスは声明で「アカデミー賞授賞式の司会に抜擢されるなんて非常に名誉なことです。オファーを受けたとき、まずこれまでの司会者たちが築いてきた高い水準を全力で超えなければと思いました」と抱負を語っている。また、アカデミー賞の総合プロデューサーを務めるクレイグ・ゼイダンとニール・メロンも「私たちはセス・マクファーレンをアカデミー賞の司会に迎えることができてとても嬉しいです。セスのパフォーマンス能力は、楽しくてフレッシュなショーを作りたいと考えている私たちのアイデアにぴったり合うと思います。セスは完璧な司会者になるでしょうね!」とセスの起用に期待感を示した。セスはこれまで、エミー賞に13回、さらにグラミー賞では2回のノミネート経験を持ち、「ファミリー・ガイ」のほかにも「THE CLEAVELAND SHOW」(原題)、「American Dad!」(原題)などのヒット作を多く手がけるだけでなく、今年公開されたマーク・ウォールバーグ主演の最新コメディー作品『Ted』(原題)では映画監督デビューも果たしている。またセスは、米バラエティ番組「サタデー・ナイト・ライブ」のシーズン38で司会も務めるなどエンタメ界で幅広く活躍している。
2012年10月03日「やりきった感じがします」と力強く言い切った次の瞬間、「いや、そうでもないな」と即座に前言を撤回。落ち着いた口調なのに目まぐるしくて、クルクルといろんな表情を見せるのに妙に潔さを感じさせる。中山美穂は奔放だ。向井理は呆れるでもあきらめるでもなく、面白がるでもなくただ静かな笑みを浮かべて見守っている。「ちょっと抜けたところがある」とは、向井さんが中山さん演じる主人公・アオイを評した言葉だが、アオイに中山さんを重ね合わせて出てきた言葉のような気がしてくる。数々のヒットドラマを手がけた北川悦吏子が脚本・監督を務め、岩井俊二がプロデュースのみならず撮影監督としても参加。全編パリでのロケで撮影された『新しい靴を買わなくちゃ』。中山美穂と向井理――最高の舞台で展開する甘さと切なさが入り交る恋のパズルのメインピースを担う、これ以上ない組み合わせである。そんな“最強のふたり”に話を聞いた。「戦争でしたよね、ホント」(中山)撮影の初日が中山さんと向井さんの初対面。撮影はテストを殆ど行わないまま、いきなり本番でセーヌ河のほとりでアオイとセン(向井さん)が偶然の出会いを果たすシーンから始まった。中山さんは「前情報を入れたくなかったんです。『はじめまして』の挨拶で目の前にセンくんが現れたって感じでした」とそのときの様子をふり返る。このシーンに限らず、映画を通して2人の距離感が少しずつ縮まっていくさまについて中山さんの口からは幾度となく「自然に」という言葉がもれる。「2人でそんなに話したことはないですね。次から次へと撮っていかないといけないスケジュールだったので。いきなり本番から始まる環境で、出たとこ勝負のところもあり、ワンシーンごとに互いに探り合って芝居を作っていったんじゃないかと思います」。向井さんも、中山さんの言葉に頷きこう続ける。「どんな人なのかな?と探りながらやっているところはありましたけど、考える余裕を与えられない現場でした(笑)。日々セリフの変更があり、現場に入ったらすぐテストもなく本番で、こういう風にしていこうという資料も与えられなかったですから。そうやって過酷な現場を乗り越えていくことで、“戦友”じゃないですが、何か感じるものはありましたね」。美しいパリを舞台にしたラブストーリーで“戦友”という言葉が出てくるとは意外だが、中山さんも「戦争でしたよね、ホント」としみじみ。特に中山さんが、北川&岩井コンビによる“仕掛け”として強く印象に残っているというのが、アオイとセンがバーを訪れるシーン。「ドアを開けて入っていったらもう本番だったんですよ」(中山さん)、「顔見合わせちゃいましたよね(笑)」(向井さん)。だがこの瞬間、中山さんはある手応えを掴んだという。「お互いに笑い合っちゃって、そこで『あぁ、大丈夫だな』って思ったの。これは大丈夫、どんな環境でもやっていけるって。あのシーンのことはすごく良く覚えてます」。中山さんがパリで暮らし始めて9年。この街での撮影ということに特別の思いもあったのでは?「そう思ってたんですが、いざ入ってみると“現場”という空気――ずっとやって来た感覚に戻ってしまって、そうなるとどこで撮影していても同じなんですね。全てが終わって初めて『あ、パリだったんだ』という感覚でした」。セーヌ河にエッフェル塔に凱旋門と次々とパリの名所が映し出されるが、向井さんは単なる“観光映画”ではないところがこの映画の魅力だと強調する。「もちろんパリのロケーションは映画にとって武器だと思いますが、そこに媚びて『パリってすごいでしょ?』という感じがない、浮ついてないところがいいなと思います。パリで撮影となると(観光名所を映し込んだ)簡単な方に行きがちだけど、あまり分かりやすい方向に行ってない。ライティングもキレイですが、天候に恵まれたところもあるし、何より岩井さんに自然光をうまく使っていただいた。パリで撮影しているというよりも、たまたまそこがパリだった、それがカッコいいなと思います」。「常にもっと良い“靴”を」(向井)「ある程度、年を重ねていくと誰でも1つや2つ、悲しい出来事がある」――。中山さんはひとりパリに暮らすアオイの生き方についてそう語る。一方で、演じる上では「そういう背景をアオイは背負っているけど、あまり重くしたくなかったし、笑顔で表現できればと思った」とも。中山さん自身、同じ場所で立ち止まっているような感覚にとらわれることは?そこから“新しい靴を履いて”歩き始めた経験は?そう尋ねると、少しだけ困ったような表情で「ありますよ」という答えが返ってきた。ぜひともそれが何かを教えてほしいのだが…。「でもなぁ…」と少し考え込むように間を置いたかと思うと、突然フッと感傷を断ち切ったかのように優しい笑みを浮かべてこう続けた。「この作品に出させていただいて、撮影が終わって映画が完成して、私自身が“新しい靴を買わなくちゃ”って背中を押してもらった気がしてますね。何だろう…?いままでとはテイストが違う作品で、すごく自然に演じられたこともあり、いろんな出会いもあって…ミラクルな感じがしてるんです。いい経験をさせていただきました」。同じ問いを向井さんにもしてみよう。ここ2年ほど常に映画やドラマに途切れることなく出演し続けており、逆に「同じ場所に留まり続けること」が難しい状況であることは承知しているが…。「立ち止まって…うーん、あるような、ないような(笑)。仕事をしているとやはり毎回、現場は変わって、何か月かごとに違う役柄で違う職業を演じるのでそんなにゆっくり立ち止まっているということがない気がします。ただ、どんどん違う靴を履いて歩いて行かないといけないとは思いますね。成長して、常にもっと良い靴をとは思います。自分自身をそう仕向けているところはありますね」。最後に“恋愛の神様”北川悦吏子が紡ぎ出すセリフについて。「セリフが多い役だった」と向井さんがふり返るように、アオイとセンは何気ない冗談から相手の気持ちを確かめるかのような駆け引き、心の内の本音まで多くの、本当に多くの言葉を交わす。2人のお気に入りのセリフややりとりは?向井さんは、センがアオイさんとお酒を飲む中でいろんな思いを吐き出していくシーンを挙げる。「多分、そういうことをしない人なんだろうと思ってたので、それをアオイさんに対してだけやるのは何でなんだろう?と考えたり。彼の悩みを僕が100%理解できるわけじゃないけど…でもなんか分かる。全然知らない人でも共感できる言葉、悩みがあるその一連の流れが好きでしたね」。では中山さんは?「どれも好きですが『たいていのことは大丈夫よ』というセリフ、あれはなんか好きでしたね。実感こもっちゃいました。うん、大丈夫ですよ(笑)」。(photo/text:Naoki Kurozu)特集「パリ、恋、4人の場合」■関連作品:新しい靴を買わなくちゃ 2012年10月6日より全国にて公開© 2012「新しい靴を買わなくちゃ」製作委員会
2012年10月03日ドリュー・バリモアが第1子となる女児を出産していたことが明らかになった。先週26日(現地時間)に、ドリューは美術コンサルタントのウィル・コペルマンとの間にオリーブちゃんを出産していたとのことで、夫妻は声明を発表してプライバシーの尊重を求めている。「私たちの娘であるオリーブ・バリモア=コペルマンが9月26日に生まれたことをここに公表できて、とても嬉しく思っております。健康に生まれたオリーブの誕生のおかげで、家族一同幸せです。私たちの人生で最も特別なこの時期に、みなさまにはプライバシーを尊重していただいて感謝致します」。これまで2度の結婚を経験しているドリューはウィルと2010年から交際を始め、今年6月にカリフォルニアのモンテシートでユダヤ教式の結婚式を挙げている。結婚後は、今回の出産を控えつつも、同じくカリフォルニアのビッグ・サーで2人はハネムーンを楽しんでいた。そんなドリューは当時「子供たちを持つ日が待ちきれないわ!楽しくって、素晴らしい家族を築いていきたいの。絶対にいつか子供を産むと思うわ。たぶん小さな女の子ね。でもどうなるかはまだ分からないわ。成り行き次第よ」と語っていた。
2012年10月03日アメリカの人気トーク番組「エレンの部屋」に1日(現地時間)、ゲスト出演したリーアム・ニーソンがチャリティの一環として水着姿を披露した。10月は、乳がんの早期発見、早期治療を啓発するための「乳がん月間」として世界各地で“ピンクリボン”キャンペーンのイベントが行われるが、60歳のリアムは治療研究費の寄付を募るために、文字通り一肌脱いで見せた。エレン・デジェネレスがホストを務める「エレンの部屋」は、写真共有サイト「Shutterfly」と共同でキャンペーンに協賛している。最新主演作で『96時間』の続編『Taken 2』(原題)の宣伝で同番組に出演したリーアムは、ピンクのガウンを羽織ってスタジオに登場。ストリップをすれば、エレンが2万ドル寄付するという話になり、ガウンを脱いでショッキングピンクの競泳水着という衝撃の姿で、水槽の中の椅子に腰かけた。椅子に座って手を前で組むリアムを見るなり、エレンは「裸に見えるわよ!いまチャンネルを合わせた人は、あなたが裸でテレビに出てると思うわ」とコメント。客席から乳がんを克服した女性が呼ばれ、エレンと射的ゲームをして見事に命中させると、水槽の中のリーアムの頭上から水がかけられた。水浸しになりながら、リーアムは笑顔で客席に拍手を送っていた。YouTube上の「EllenTV.com」にアップされたリアムの映像(text:Yuki Tominaga)© Abaca USA/AFLO■関連作品:96時間 2009年8月22日よりTOHOシネマズ 有楽座ほか全国にて公開© 2008 Europacorp - M6 Films - Grive Productions
2012年10月03日映画『ダーク・シャドウ』のブルーレイ&DVDの発売を記念して10月2日(火)、都内で行われた試写会にお笑いコンビ「アンガールズ」の田中卓志が劇中、ジョニー・デップが演じたバーナバスの白塗りメイクと衣裳で登場した。ティム・バートン監督&ジョニー・デップというハリウッドの黄金コンビによる本作。魔女の呪いでヴァンパイアとなり200年ぶりに蘇ったバーナバスが、すっかり落ちぶれてしまった一族の復興のために奮闘する姿をコミカルに描く本作。この日、集まった観客にはゲストの名前は伏せられ、「長身」で「スマート」な「テレビで見ない日はない人気者」という説明だけの状態でイベントがスタート。暗転ののちに白塗りに黒い衣裳、バーナバスの髪型の田中さんが「バーナバス・田中です!」とスポットライトを浴びて登場すると、客席からはため息と失笑、さらには「キモい!」などという声が上がった。思わぬ非・歓迎ムードに田中さんは「気持ち悪いじゃないですよ!何ですかその反応は?」と困惑気味。「苦情は受け付けません!文句はブログにでも書いといてください」と投げやりに語った。微妙な空気を意に介することなくイベントは進行。バーナバスの特徴的な前髪を指して「僕も前髪、よくああなるんですよ。共通点ありますね」と語り、「白塗りのジョニー・デップが大好きなんです。あのクネクネした動きをマネしたりしてます」、「遠目に見たら一瞬、分からないでしょ?」と必死でアピールするも、客席のファンの感情を逆なでしただけだったようで、頑なに首を横に振る観客、失笑する観客の姿が目立った。さらに見どころのシーンを尋ねられた田中さんが「ベッドシーンがいいのよ」と語ると、田中さんが“ベッドシーン”という言葉を発したことに嫌悪感、拒否反応を示す観客も!田中さんは白塗りで別人のようになったことで普段は口にできない言葉を発してしまったと釈明しつつ「ごめんね。オレはもう一生『ベッドシーン』という言葉は言わない…」と凹んだ様子で語っていた。一方で、劇中で展開する恋模様については「所詮はモテる男の物語」とモテ男への嫉妬を全開。自身のこれまでの交際経験が22歳のときと24歳のときの2回のみであることを明かし、「オレも呪われるくらい愛されたい!女性にボロボロにされたい!愛に飢えてるから」と悲痛な思いを口にした。報道陣から「もしも、ベッドシーンを演じるなら誰と?」と尋ねられると、グラビアアイドルの篠崎愛の名を挙げ「モノマネも上手いし、マジメだし好きになっちゃった」とガチンコで告白。あまりに好きで自身が作・演出を務める舞台にも出演オファーを出したそうだが「同じ舞台に(オードリーの)春日も出てるんですが、春日も愛ちゃんを好きになって告白してフラれていた」と暴露。春日さんがフラれたことを知っているだけに「(告白するのが)怖いです」と言いつつ、「ベッドシーンしたい!干からびるほど血を吸いたい!」と大声で文字通りのラブコールを送っていた。『ダーク・シャドウ』DVD&ブルーレイは10月3日(水)より発売。『ダーク・シャドウ Blu-ray & DVDセット(初回限定生産)』[DVD]価格:3,980円(税込)発売日:10月3日(水)※同日レンタル、オンデマンド配信開始発売元/販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ公式サイト:© 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED.■関連作品:ダーク・シャドウ 2012年5月19日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2012 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
2012年10月02日第32回吉川英治文学新人賞を受賞した辻村深月のベストセラー小説を映画化した『ツナグ』の特別試写会が10月2日(火)、都内で開催され、主演を務める松坂桃李を始め、共演する樹木希林、佐藤隆太、桐谷美玲、平川雄一朗監督が出席した。この日は「想いを“ツナグ”小指チェーン」と銘打ち、松坂さんら登壇者5名と会場に駆けつけた996人の合計1,001人が“指きりげんまん”に挑み、見事ギネス世界記録を更新した。死者と生者を繋ぐ“使者”を務める青年・歩美(松坂さん)によってたった一度の再会を果たす人々のドラマが綴られる本作。主人公を軸に、親子に恋人、親友などそれぞれに思いを残したまま死に別れた人々の絆が壮大なスケールで描かれる。松坂さんにとっては、初の映画単独主演作品で、「今日ご覧になったみなさんは、ぜひ周りの人たちに映画を“繋いで”いただければ」と思いは格別の様子だ。そんな松坂さんを筆頭に、ギネス世界記録にチャレンジすることになった、この日の試写会。競技の正式名称は「ロンゲスト・ピンキー・スウェア・チェーン」といい、具体的には参加者全員の小指の“指きり”が少なくとも1分間、繋がり合った状態をキープできれば成功というのがルールだ。当日はギネスの本場である英国・ロンドンから、ギネス世界記録公式認定員である石川佳織さんが来日し、松坂さんたちのチャレンジを厳しい眼差しでチェック!1分間の挑戦が終わった後も、石川さんの審査を待つ必要があり、松坂さんも「何とも言えない緊張感ですね…」と表情も恐々。ついに石川さんの口から、チャレンジ成功が告げられると、会場からは一斉に歓声が上がった。「記念すべき歴史的な瞬間に立ち会えて幸せです。ご協力いただき、ありがとうございます!」と満面の笑みの松坂さん。チャレンジ開始前は「これって何か意味があるのかなあ…」と興味のないフリ(?)をしていた樹木さんも、いざ記録達成すると「ありがとうございます!」とバンザイをしながら安堵の表情を浮かべていた。また“チャレンジ”にちなみ、今後挑戦したことを聞かれた佐藤さんは「スカイダイビング」と即答。一方、恋人役で佐藤さんと共演した桐谷さんは「少し気が早いですが、正月のおせち料理を作りたい」と意欲満々。ところが、樹木さんが「おせちなんて買った方が早い!」と一刀両断し、桐谷さんは「じゃあ上手くいかなかったら、そうします…」と苦笑しきりだった。『ツナグ』は10月6日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:ツナグ 2012年10月6日より全国東宝系にて公開© 2012 「ツナグ」製作委員会
2012年10月02日ロバート・パティンソンが、英「Glamour」誌が選ぶ今年の「最もセクシーな男性50名」で4年連続のトップを飾った。クリステン・スチュワートと復縁したと先日報道されたばかりのロバートだが、今年のランキングでも堂々の1位に輝いた。ロバートに続いて、2位には『アベンジャーズ』でソーの弟・ロキを演じたトム・ヒドルストン、3位にはジョニー・デップという顔ぶれ。さらにマイケル・ファスベンダーが4位、ドラマ「SHERLOCK/シャーロック」で主演を務めたベネディクト・カンバーバッチは5位にランクインしている。そのほかには、ロバート・ダウニー・Jr.や『トワイライト』シリーズでロバートと共演のテイラー・ロートナー、『マン・オブ・スティール』で新スーパーマンに抜擢されたヘンリー・カヴィルなどがトップ10入りを果たしている。今年は4万人以上が投票したという同ランキングのトップ10からは惜しくも漏れたものの、14位にアレクサンダー・スカルスガルド、18位にクリスチャン・ベール、20位にトム・ハーディがトップ20にランクインしている。英Glamour誌が選ぶ「2012年度最もセクシーな男性50名トップ20」1位 ロバート・パティンソン2位 トム・ヒドルストン3位 ジョニー・デップ4位 マイケル・ファスベンダー5位 ベネディクト・カンバーバッチ6位 ロバート・ダウニー・Jr.7位 テイラー・ロートナー8位 ポール・ウェズリー9位 ジェームズ・マカヴォイ10位 ヘンリー・カヴィル11位 コリー・モンティス12位 イアン・サマーホルダー13位 エド・ウェストウィック14位 アレクサンダー・スカルスガルド15位 ジョー・マンガニエロ16位 ダニー・オドナヒュー17位 ライアン・ゴズリング18位 クリスチャン・ベール19位 クリス・ヘムズワース20位 トム・ハーディ■関連作品:トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン part2 2012年12月28日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011 SUMMIT ENTERTAINMENT, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.マン・オブ・スティール 2013年夏、全国にて公開© 2012 Warner Bros. All Rights Reserved.
2012年10月02日『007 スカイフォール』、『ドラゴン・タトゥーの女』のダニエル・クレイグ、『Diana』(原題)のナオミ・ワッツ、さらにはディズニーが贈る2013年の話題作『オズ はじまりの戦い』のレイチェル・ワイズと錚々たるキャスト陣が集結した今秋、最注目の珠玉のサイコスリラー『ドリームハウス』。このほど、本作の謎を解き明く鍵となる(?)予告編がシネマカフェに到着した。家族との時間を大切にするため、会社を辞めて郊外の家に引越したウィル。愛する妻・リジーや子供たちと共に引越した新居はかつて惨殺事件の起こった家だった。最初は気にせず生活をしようとしていたウィルたちだったが、次第に家族を狙う不審な男が家の周りに現れ、子供たちは幽霊のようなものを見始めたりと不可解な出来事が起こり始め…。プライベートで結婚に至ったダニエルとレイチェルが、夫婦役を共演したことで注目が集まっている本作。しかし、今回届いた予告編ではキャスト陣だけではなく、これまで3度もアカデミー賞にノミネートされているジム・シェリダン監督が仕掛ける、ゆっくりと逃げ場を失っていくような静かな恐怖に飲み込まれること必至!不吉な忠告を告げる隣人・アン(ナオミ・ワッツ)、彼らの家の周りを徘徊する怪しい男、地下へと続く不気味な階段。しんしんと雪が降りしきる田舎町で、少しづつ忍び寄る恐怖…そして映像のラストでは、『007』シリーズでも『ドラゴン・タトゥーの女』でも、どんなときもクールなタフガイを演じてきたダニエルのまさかの絶叫シーン!さらには、「君さえいれば、そこが“幸せの家(ドリームハウス)”だよ…」と彼の寂しそうに囁く言葉にもぜひ注目してもらいたい。今回の予告編の映像だけでも、本作を紐解くための鍵がたくさん散りばめられていそうだが、さて、あなたはどう推理する?『ドリームハウス』は11月23日(土)よりシネマサンシャイン池袋ほか全国TOHOシネマズ系列にて公開。※こちらの予告編映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:ドリームハウス 2012年11月23日よりシネマサンシャイン池袋ほか全国TOHOシネマズ系列にて公開© 2011 MORGAN CREEK ALL RIGHTS RESERVED
2012年10月02日2010年本屋大賞3位、第23回柴田錬三郎賞を受賞した吉田修一著の話題作を、メインキャストに高良健吾&吉高由里子を迎え、『キツツキと雨』の沖田修一監督が実写映画化する『横道世之介』。このたび、本作の主題歌が「アジカン」ことロックバンド「ASIAN KUNG-FU GENERATION」の新曲「今を生きて」に決定!『悪人』や『パレード』の原作者としても知られる吉田修一の同名人気小説を原作に、1980年代、そして上京したての大学生・横道世之介の日常と、彼を取り巻く人々の生活を優しいタッチで描き出す本作。先月、2年3か月ぶりとなるオリジナル・アルバム「ランドマーク」をリリースしたばかりのアジカンが、本作の主題歌として書き下ろした新曲「今を生きて」は、主人公のキャラクターを象徴するかのような祝祭感に満ちたミディアムナンバー。彼らの新たな一面を垣間見せる楽曲に仕上がっているという。実は、「アジカン」と高良さんのタッグはこれが3度目!1度目は彼らのシングル曲「新世紀のラブソング」のミュージックビデオに高良さんが出演、2度目は高良さんが主演を務めた2010年公開作品『ソラニン』のメインテーマをアジカンが手がけた。「家族や友達や恋人や、世界そのものが、愛おしくなるような、そんな作品でした。そういう想いに、そっと花を添えるような、そんな楽曲を作ることができたと思います」とボーカル・後藤正文は楽曲に込めた思いをコメントしている。そして、もはや偶然とは思えない今回のコラボレーションに主演の高良さんからは「アジカンはいつも、僕をキュンとさせてくれる。ふと忘れている感情をいつも“生もの”にしてくれる。今回も『横道世之介』にぴったりな、イエイな曲です。心が舞う」と楽曲を大絶賛!沖田監督も「初めて聞いたとき、映画の主人公・横道世之介のような曲だなと思いました」とその仕上がりに大満足している様子。先日にはユニークな予告編も公開となり、徐々に明らかとなる本作の世界観。果たして、アジカンが奏でる“『横道世之介』”とは?いまから来年の公開が待ち遠しい。『横道世之介』は2013年2月23日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:横道世之介 2013年2月23日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2013「横道世之介」製作委員会
2012年10月02日リンジー・ローハンが、ニューヨークのホテルで写真を撮ろうとした男から暴行を受けた。9月30日(現地時間)の早朝、マンハッタンのWホテルの一室で、クリスチャン・ラベラがリンジーの写真を撮ろうとした際、リンジーと口論になり、逆上したクリスチャンがリンジーの首を絞めたり、床に倒すなどの暴行を行ったという。しかし、その場に駆けつけた警察に現行犯逮捕されたクリスチャンは当初、2件の軽犯罪、さらにもう2件のハラスメント容疑がかけられていたものの、ゴシップサイト「TMZ.com」によればニューヨーク市警はその後、クリスチャンの起訴を見送ったという。しかしリンジーは事件当時、クリスチャンが警察から起訴されるだろうと自信を見せていたようだ。そもそもクリスチャンは30日(現地時間)にリンジーの連れと仲良くなり、リンジーに接近して50枚以上もの写真を撮り、自身の友人にメールでその写真を送信していたという。その後リンジーは午前4時30分に警察に通報し、今回の騒動となったようだ。
2012年10月02日今年のグラミー賞で最多6部門を受賞し、世界セールス2,400万枚を越える大ヒットを記録したアルバム「21」がいまなお世界中で売れ続けている歌手のアデルが、“6代目ジェームズ・ボンド”ことダニエル・クレイグ主演の『007』シリーズ最新作『007スカイフォール』の主題歌を務めることがこのたび正式に発表された。日本でも12月1日(土)に公開を迎える本作は、ご存じボンドを主役とした世界で最も有名なスパイ映画の最新作。アデルが歌うのは本映画のために書き下ろした2年ぶりの完全オリジナルの新曲で、タイトルもずばり「スカイフォール」!シリーズ生誕50周年を迎える今作では、監督を『アメリカン・ビューティー』でアカデミー作品賞、監督賞など5部門を受賞したサム・メンデスが務めており、音楽界の頂点となるグラミー賞と映画界の頂点であるアカデミー賞を極めたアーティスト同士のタッグが実現することとなった。そして主題歌「スカイフォール」をアデルと共に共作、プロデュースしたのは、グラミー賞を受賞した大ヒット・シングル「ローリング・イン・ザ・ディープ」でもタッグを組んだポール・エプワースと、こちらもアデル・ファンにとっては最高の組み合わせだ。オファーを受けたときのことを「最初はちょっと及び腰だったの。ジェームズ・ボンドの曲と言えば、もの凄く大きな注目が集まるし、プレッシャーも大きいから」とふり返るアデルだが、脚本を読み、プロデューサーのエプワースのアイディアを聞いているうちにその考えは一変したよう。「気がついたら、これをやらない手はないって思うようになったのよ!あらすじに合わせて曲を書くことは本当に楽しかった。私にとって初めての経験だから、凄く面白かった。ストリングスを録音したときは、人生で最も誇らしく感じた瞬間だったわ。60歳になったときには、きっと髪を梳かしながら『私は昔、“ボンド・ガール”だったんだから』なんて言ってるはずよ!」と喜び露わにしている。総勢77名の大オーケストラと共にレコーディングされたという本楽曲。『007』シリーズ第1作『007 ドクター・ノオ』がイギリス公開された日にちなんで、今週10月5日(金)の「ジェームズ・ボンドの日」のイギリス時間午前0時7分(日本時間同日午前8時07分)に、アデルの公式サイトで公開されることがすでに決定。更に公開直後にはiTunesでの先行配信スタートも予定しており、本日よりプレ・オーダーがスタートしているとのこと。映画史に燦然と輝く金字塔『007』シリーズの50周年を飾るにふさわしい最強のコラボレーンが誕生しそうだ。『007スカイフォール』は12月1日(土)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。■関連作品:007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.
2012年10月02日近頃ではその独特なファッション・センスでも注目される韓流スターのチャン・グンソクと、抜群のスタイルで女子たちの憧れの存在でもある「少女時代」のユナが夢の競演を果たした純愛ドラマ「ラブレイン」。スピーディなラブコメディがウェイトを占める韓国ドラマと一線を画すクラシカルなラブストーリーのほかに、劇中の彼らが身に着けているファッションも高い注目を集めている本作だが、10月2日(火)より本作のDVD&ブルーレイBOX3のリリースを記念して、期間限定でそのアイテムの数々が日本初上陸!10月6日(土)より新大久保で展示イベントが開催されることが決定した。「冬のソナタ」のユン・ソクホ監督が、1970年代と現代という2つの時代を舞台に、運命的な愛を描いたラブストーリー。8月より順次発売となっているDVD&ブルーレイBOXは、韓国や日本のテレビ放送版より1話多い全21話のディレクターズカット<完全版>となっているほか、今回最後に発売されるBOX3には、撮影のメイキング映像はもちろん、監督が選ぶベストシーン集、韓国ロケ地マップ、そして注目の若手キャスト、キム・シフ、キム・ヨングァン、オ・スンユンが本音を語るクイズなど、161分にも及ぶ特典映像が収録されている。このリリースを記念して行われる公式アイテム展示イベントでは、グンソクやユナが劇中で着用した衣裳やジュエリー、70年代シーンでグンソク扮する美大生のイナが想いを寄せるユニ(ユナ)を描いたポートレートが展示され、期間限定のカフェでは「ラブレイン・メニュー」も用意されている。10月6日(土)~11月4日(日)の期間限定開催なので、気になる方はお早めにチェック!さらに、ここでも展示されるグンソク着用のファッション・ジュエリーがこのほど発売されることが決定。これは現代版のグンソク、フォトグラファーのソ・ジュン役が身に着けているもので、ユン・ソクホ監督が韓国を代表するジュエリー・デザイナー、キム・ジョンジュとコラボレーションし、本作のために制作したジュエリーである。デザインは、華やかなジュンをイメージしたブラックストーンを使用したものから、彼のトレードマークであるスカルをデザインしたもの、さらに“純粋な愛が永遠に続くように”という願いを込めてデザインされたロマンティックなものまで6種類。これらの「ジュン・ジュエリー」は10月15日(月)、日本のみで独占発売され、各商品1,000個まで限定版のシリアルナンバーカードが付いてくる。「ラブレイン<完全版>DVD&ブルーレイBOX3」は発売中。特集:トキメキ秋の韓ドラLOVE「ラブレイン』ギャラリー@新大久保THE SECRET期間:10月6日(土)~11月4日(日)10:30~23:00(年中無休)会場:Korean Cafe Dining ~THE SECRET(新宿区百人町)公式サイト:「ラブレイン<完全版>DVD&ブルーレイBOX※未公開シーン約31分追加、テレビ放送版より1話多い全21話ディレクターズカット完全版BOX1(第1話~5話収録)DVD 7,980円(税込)Blu-ray 10,080円(税込)発売中BOX2(第6話~13話収録)DVD 15,960円(税込)Blu-ray 20,160円(税込)発売中BOX3(第14話~21話収録)DVD 15,960円(税込)Blu-ray 20,160円(税込)発売日:10月2日(火)<レンタル>vol.1~4レンタル中vol.5~79月19日(水)レンタル開始vol.8~1010月3日(水)レンタル開始発売元:「ラブレイン」製作委員会/販売元:ポニーキャニオン<放送情報>BSフジにて毎週月曜18:00~放送中公式サイト:© YOON’S COLOR/提供:ポニーキャニオン■関連作品:ラブレイン [海外TVドラマ]
2012年10月02日現在、子育てに奮闘中のナタリー・ポートマンが、ジョン・F・ケネディ元大統領の妻ジャクリーン・ケネディ役の候補に挙がっているようだ。ナタリーは、フォックス・サーチライト社製作で、ノア・オッペンハイムが脚本を手がける伝記映画『Jackie』(原題)で、ジャクリーン役を演じる可能性があるという。本作は、1963年にケネディ大統領が暗殺された後のジャクリーンの姿を描いた作品で、ナタリーは脚本に好感触を持っているものの、監督が決定するまでは出演の決定を見送る模様だ。同作は以前、ナタリーがアカデミー主演女優賞を受賞した『ブラック・スワン』のダーレン・アロノフスキー監督がメガホンを取り、アロノフスキー監督と長年のパートナーだったレイチェル・ワイズをジャクリーン役に迎えて製作される予定だったものの、2人が破局したためにお蔵入り状態が続いていた。しかし、2年前の2010年にはスティーヴン・スピルバーグも同作に興味を示していたという。ただ、8月に結婚したばかりのナタリーは、夫のベンジャミン・ミルピエや息子のアレフ君との時間を優先するために今後しばらく女優業を休止する見込みだとも先日報じられている。今後、どのような展開を見せるのか、注目が集まりそうだ。■関連作品:ブラック・スワン 2011年5月11日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2010 Twentieth Century Fox.
2012年10月02日アカデミー賞を左右すると言われるトロント国際映画祭も閉幕し、いよいよ来年のアカデミー賞に向けて賞レースシーズンへの突入を控えるこの季節。その前に、2012年度のオスカーを沸かせた傑作の数々を見逃してしまった方は、ぜひ芸術の秋におさらいしてほしいところ。そんな中、最多5部門を制し、フランス映画として史上初の快挙を成し遂げた『アーティスト』が10月17日(水)よりブルーレイ&DVDで登場!シネマカフェではこれに先駆けて、特別試写会を実施した。白黒&サイレント映画を初めて体験した読者の反応は?さらに、古き良き時代にオマージュを捧げたラブストーリーへの反応は?ある意外なポイントに、女性の共感の声が寄せられた。1920年代末期、サイレントからトーキーへの移行期を迎えたハリウッド映画界。サイレント映画のスター、ジョージ・ヴァレンティンは新人女優のぺピーを見初め、2人は強く惹かれ合うが、時代の流れに逆らいサイレントに固執するジョージは没落の一途へ。一方、ぺピーは新時代のスターとして人気を誇るようになり…。今回、試写会に参加した読者のうち、白黒&サイレント映画をスクリーンで観るのは初めてという人が約8割にも及んだ。3DCGや様々な特殊効果が進化していく映画業界とは逆行するように、色と台詞を排し、登場人物の表情や動きからストーリーを読み取るという古くも新しいスタイルを本作では提示しているが、全体の7割の人が「新鮮で面白かった」と回答。「古い映画は退屈なイメージを持つことが多かったのですが、最初から最後まで目が離せず何度もホロリときてしまいました」(10代・女性)、「音楽と仕草だけでこんなに深く感動できるなんて!表情と仕草の美しさについて参考にしたいと思ってしまいました」(30代・女性)、「言葉がなくとも表現力があり、よく伝わってきました」(60代・女性)と世代を問わず、新鮮な感覚で受け入れられたようだ。映画愛に満ちた白黒&サイレントというスタイルに加えて、読者たちの心をとらえていたのは、本作で描かれる“愛”にほかならない。過去の栄光にすがる“アーティスト”のジョージと、彼に取って代わってスターの座に上り詰めながらもジョージを陰で献身的に支えるぺピーの恋愛に対して、「すごく共感できる」、「共感できる」という声が全体の約85%を占めた。2人の愛を一言で表すなら?という質問には「一途な愛」と答える人が多く、「無償の愛」「無垢な愛」「真実の愛」とぺピー目線で共感する女性が多かったようだ。では、女性たちがぺピーを支持するワケとは?かつてはスターであったジョージの男のプライドを傷つけながらも、彼への愛を形で表現しようとする彼女の男前なところは一見、同性からも引かれてしまいそうだが、逆にここに多くの共感が寄せられた様子。「“肉食女子”などと言われるいまと親しみがあって、カッコイイし共感できました」(20代・女性)、「ペピーの“おきゃん”な感じがとても可愛い」(20代・女性)と、陰ながらも“攻め”の姿勢を崩さない彼女は、働く現代女性にこそ理解できる部分が多いのかも?秋の夜長にぜひオススメしたい珠玉のラブストーリー、劇場で見逃した方はぜひお家で。『アーティスト』ブルーレイ&DVDは10月17日(水)よりリリース。『アーティスト』特別試写会レポート「アーティストコレクターズ・エディション」 [Blu-ray]価格:4,935円(税込)「アーティストコレクターズ・エディション」 [DVD]価格:4,935円(税込)発売日:10月17日(水)発売元:ギャガ/販売元:ポニーキャニオン© La Petite Reine - Studio 37 - La Classe Americaine - JD Prod - France 3 Cinema - Jouror Productions - uFilm■関連作品:アーティスト 2012年4月7日よりシネスイッチ銀座、新宿ピカデリーほか全国にて公開© La Petite Reine - Studio 37 - La Classe Americaine - JD Prod - France 3 Cinema - Jouror Productions - uFilm
2012年10月02日『ハンガー・ゲーム』、『ラブリーボーン』などに出演している渋い名脇役、スタンリー・トゥッチが9月29日(現地時間)にロンドンで挙式し、メリル・ストリープやユアン・マクレガーら大勢のスターが出席した。昨年11月、ロンドンを拠点にしている著作権エージェントのフェリシティ・ブラントさんと婚約したスタンリーは、8月にメリル・ストリープ主演の『Hope Springs』(原題)のプレミアに出席した際、「New York Daily News」紙の取材を受け、すでにフェリシティさんと結婚したことを認めていた。結婚について積極的に公表しなかった2人だが、「Us Weekly.com」に関係者が語ったところによると、結婚式は以前から計画していたそうだ。式ではブラントさんの姉で女優のエミリー・ブラントが花嫁介添人を務め、花婿の介添人はスティーヴ・ブシェミが担当。スタンリーやエミリーと『プラダを着た悪魔』で共演したメリルにユアン、さらにコリン・ファース、ジュリアン・ムーア、エミリーの夫のジョン・クラジンスキー、パトリシア・クラークソン、ケネス・コール、エイダン・クインらが出席した。スタンリーは2度目の結婚。3年前に乳がんで亡くなった夫人との間に3人の子供がいる。(text:Yuki Tominaga)© AP/AFLO■関連作品:ハンガー・ゲーム 2012年9月28日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 LIONS GATE FILMS INC. ALL RIGHTS RESERVED.
2012年10月02日これまで2度にわたって映画化されてきた、マーベルコミックが誇るヒーロー、ハルク。その単独作品が2015年の公開を予定している『The Avengers 2』(原題)の完成後に再度、製作される計画があるようだ。今年大ヒットを記録した『アベンジャーズ』シリーズでプロデューサーを務めたケヴィン・フェイグは、2015年5月公開予定の『The Avengers 2』の製作が完了した後、マーク・ラファロ主演でハルク単独の作品を手がけることを考えていると明かしている。「『アベンジャーズ』で登場したハルクを凌駕する“ハルク映画”を作れると思うかい?でも、僕はそう信じているんだ。必ずやってみせるさ。もちろん『The Avengers 2』の製作が終わるまではチャレンジできないと思うけど、考える時間はたくさんあるよ。未来に不可能はないんだ」。ただ、2003年にエリック・バナ主演の『ハルク』、2008年にはエドワード・ノートン主演で『インクレディブル・ハルク』が公開されているが、いずれも大ヒットには至らなかった経緯がある。そんなケヴィンの思いをよそに、当のマークは最近、「製作陣はもうやりきったよ。彼らももう終わりだと思っていると思うよ。みんな(ハルクを主役に据えた)作品が向かう方向性が分からないんだよ…」と、ハルクの単独作品はありえないとも明かしている。■関連作品:インクレディブル・ハルク 2008年8月1日よりスバル座ほか全国にて公開© 2008 MVLFFLLC. TM & © 2008 Marvel Entertainment. All Rights Reserved.アベンジャーズ 2012年8月14日より全国にて公開TM&© 2012 Marvel & Subs.
2012年10月01日