cinemacafe.netがお届けする新着記事一覧 (2069/2204)
携帯電話などでドラマを無料配信する「LISMOドラマ」の新作「REPLAY & DESTROY」の製作発表会見が10月28日(金)、都内で行われた。メガホンをとるのは、TVドラマ&映画『荒川アンダーザブリッジ』の飯塚健監督。そして出演するのは“荒川コンビ”の山田孝之と林遣都という、ファンならずとも要注目の作品になっている。フリーターの横山(山田さん)、心理学を学ぶ大学院生の真野(林さん)、宅配業者で働く新田(阿部進之介さん)という仲良し3人組が悩める現代人のストレス解消に、あの手この手で奮闘する姿を描いた約5分間のショートドラマ(全4話)。飯塚監督は「なかなか説明するのが難しいが、とにかく役者さんがものすごい速度で会話しています(笑)。きっと会話がない瞬間がないくらい」と昨日撮り終えたばかりの本作を説明。山田さんは「まあ大変でした。5分の話なのに台詞が多くて、みなさんに台本を見せたいくらい。すっかり口が渇きました」。林さんも「特に昨日は一日中しゃべっていたので、いまもまだ放心状態です」と疲れが癒えていない様子だ。山田×林×飯塚監督という『荒川アンダーザブリッジ』が生んだ名タッグは今回も健在で、「いろんな意味で運動神経が良くて、優れた俳優さん。台本には書かれていない部分もしっかり演技で埋めてくれるから、全てを任せられる」(飯塚監督)。林さんは「『荒川』の撮影がとにかく最高だったんですよ。今回、また孝之くんと一緒に(芝居が)できるということで良いことだらけ。もちろん楽しい撮影でした」と大満足だ。山田さんも「相変わらず飯塚監督はすごく面白い。この人に媚びを売っておけば、また仕事がもらえるかなって(笑)」と不敵な笑みを浮かべていた。「REPLAY & DESTROY」は11月4日(金)より毎週金曜、「LISMOドラマ」にて無料配信。■関連作品:荒川アンダー ザ ブリッジ 2012年2月4日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 中村光/スクウェアエニックス・AUTBパートナーズ■関連記事:レトロ調からポップカラーまで!日本女優陣を彩るサマーワンピースに注目林遣都、“カッパ”コスプレの小栗旬の気遣いに「感動しました!」小栗、山田もみんな揃ってゆる〜いダンス『荒川アンダーザブリッジ』特別映像が到着!小栗旬&山田孝之が『荒川アンダー ザ ブリッジ』で驚愕の大変身!『荒川アンダー ザ ブリッジ』キャスト発表!!電波系ヒロインは桐谷美玲
2011年10月28日元モーニング娘。の市井紗耶香主演の『明日に架ける愛』が第24回東京国際映画祭にて10月28日(金)に上映され、市井さんと共に主演を務めるアレックス・ルー、八千草薫、香月秀之監督、そしてアレックスと共に主題歌を歌う倉木麻衣が舞台挨拶に登壇した。日中友好40周年を記念して製作された本作。中国残留孤児の祖母に育てられたシングルマザーの主人公が、かつての同級生の中国人の青年との再会をきっかけに自らの生き方を見つめ直していく姿を描く。主演作の初めてのお披露目に市井さんは「世代や国境を越えた温かい作品になっています」と満面の笑み。役柄への共感を尋ねられると「私自身、2人の子供がいますが、子育てをしながら仕事をするのは簡単じゃない。うまくバランスをとらなくてはならないし、日々葛藤していて、自分と重なる部分がありました」と明かした。アレックスは本作の出演に際し「最初は日本語のセリフが一番心配でしたが、みなさんのおかげでやり遂げました」と充実した表情。この日も全ての受け答えを流暢な日本語でこなした。八千草さんは劇中の「子供を育てるということは命を繋ぐこと」というセリフに触れ、「心に残っている言葉です。自分がいなくなっても子供が繋いでいってくれるというのは嬉しいこと。気づかなかったけど、どこかでいろんな人と繋がってる。私には子供がいませんが、命が繋がっていくというのは素晴らしいことだなと感じました」と映画が伝えるメッセージを語りかけた。この日、誕生日を迎えた倉木さんは「日中友好40周年の作品に参加できて光栄です」と語り、中国語でも挨拶。歌詞を自ら書き下ろしているが「ストーリーを通じて人の繋がりや思いやり、相手を思う気持ち、信じた道を進む信念を感じました」と曲に込めた想いを明かし、アレックスと共に主題歌「Brave your heart」を歌い上げた。舞台挨拶途中で八千草さんが舞台で転倒し鼻を打つアクシデントがあり、すぐにアレックスや関係者らが駆け寄ったが、本人は「大丈夫です」と笑顔を見せていた。東京国際映画祭は10月30日(日)まで六本木ヒルズほか都内各所で開催中。『明日に架ける愛』は2012年、春より全国にて公開。特集「東京国際映画祭のススメ2011」■関連作品:明日に架ける愛 2012年春、全国にて公開© 「明日に架ける愛」製作委員会
2011年10月28日ヴァネッサ・パラディといえば、永遠の“フレンチ・ロリータ”。でも、ジョニデ・ファンにとっては、長年にわたり愛しい彼を独り占めする羨ましすぎる女性といったところでしょうか。『白い婚礼』(’88)で衝撃的な映画デビューを果たしたヴァネッサも、この12月で39歳。二児の母にはとても見えない愛らしさを、新作『ハートブレイカー』でも見せています。ちょっと前、SFパニック映画『エイリアンVSヴァネッサ・パラディ』(’04)という意外な作品にも出演しておりインパクトが大きかったのですが、今回はエレガントな姿をたっぷり拝めるロマンティック・コメディです。劇中のヴァネッサは、10日後にモナコで青年実業家との結婚を控えたジュリエット。ただ、彼女の父親がやや変わり者で、優しくハンサム、しかも裕福という文句なしの婚約者に対し「娘にどんなプラスがあるのか」と不満を抱き、別れさせ屋・アレックスを雇うのです。アレックスを演じるのが、ロマン・デュリス。美形ではないけれど、コミカル&チャーミングな彼は、いまやフランス映画界の大スター。つまり、フランスを代表する2人の役者が、モナコを舞台に華やかな恋愛合戦を繰り広げるというのですから、華やかでないはずがありません。注目はもちろん、優雅な生活を送るジュリエットのファッション。モンテカルロ・ベイホテル&リゾートに滞在している彼女は、シンプルながらとてもシック。リゾート地だからといって、リゾートウェアに着替えるのではなく、手持ちのファッションをリゾート・モードで着こなしているところが素敵。シフォンのキャミソールやブラウスなど、フランス人らしい色気を感じさせる、ゆるいフィット感の(胸が見えちゃいそうな!)トップスに、風をはらんで美しくなびくスカートなど、アイテムは定番ながら、よく見るとディテールに凝っているものばかり。質感を見ただけで、それがかなりの高価なものだということがわかります。唯一、一味違ったファッションを見せるのは、ジュリエットが変装するシーン。スカーフ×トレンチコート×サングラスという、定番の女優ファッションを披露するのですが、ここでも、ジュリエットのファッションテイストは貫かれています。トレンチコートのカラーは黒。なるほど、カーキよりも断然シック。ファッションの持つ迫力も倍増しています。そんなシックなジュリエットが愛用するのは、真っ赤なケリー。カジュアル感のより強いバーキンではなく、ケリーを選んでいるあたりに、やはりエレガンス志向が感じられるのです。映画的な解釈をするなら、モナコの王妃にして、女優としてもこの地にゆかりのあるグレース・ケリーにオマージュを捧げたということなのでしょう。母国では、ヴァネッサとロマンのコンビは、南仏を舞台にした『泥棒成金』(’55)主演のケリー&ケーリー・グラントのようだとも言われているそうですが、もしかすると、そもそも本作はそこを目指していたのかもしれませんね。ヴァネッサのファッションに話を戻すと、トレードマークである“幸運の前歯”と、真っ赤な口紅がとってもお似合いなのも見逃せないポイント。もちろん、イメージモデルを務めているシャネルの口紅「ルージュココ」を使っているのでしょうが、このルージュの赤と、ケリーの赤もぴったり。なるほど、鮮やかな赤いバッグと同色のルージュを合わせると、かなりカジュアルなウェアでも、フレンチ・シックなテイストになるということですか。というように、ハリウッドとは一味違う上級テクも楽しめます。テクニックではないものの、ハリウッドと明らかに扱いが違っていて面白かったのが、胸。極めてナチュラルなかわいらしい胸をお持ちのヴァネッサですが、劇中、堂々とイエローのカシュクール風ドレスを着用しています。動いた調子にちょっと中身が見えそうな…と、ドキドキ。ハリウッドならこの手のドレスはかなりバストの大きい女優にしか着せないでしょう。でも、そこはフランス。もちろんノーブラ、もちろんノー・ヌーブラ、もちろんノー・バストアップブラで、堂々と着こなしています。その姿が、「ああ、胸がなくてもこういうドレスを着ていいんだ!」とどれだけ多くの人を励ましてくれることか。でも、ポロリ覚悟で臨める度胸がなければ、着る資格はなさそうですが。ファッションにまつわる様々な学びが詰まったスタイリッシュな映画ですが、物語の鍵となるのが、いまやスタイリッシュとは正反対の意味を持つ「ワクワク・ウェイク・ミーアップ」(By Wham!)と、『ダーティ・ダンシング』(’87)。でも、この微妙なネタの扱いが大胆かつ極めてキュートなので、180度ひっくり返って、ちょっとイカしているように感じられてくるから不思議。そして、おしゃれに笑えます。全編通してスタイリッシュなこの作品、ファッションをはじめ、掘り起こし甲斐のあるネタ満載なので、自分だけのおしゃれのツボを見つけてみてください。(text:June Makiguchi)■関連作品:ハートブレイカー 2011年10月29日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2010 YUME-QUAD FILMS / SCRIPT ASSOCIES / UNIVERSAL PICTURES / INTERNATIONAL / CHAOCORP■関連記事:フランス2大スター競演のヒット作『ハートブレイカー』試写会に10組20名様ご招待
2011年10月28日「事情により私は本日婚約しました」――。そう綴られた手紙によってもたらされたひとつの恋の終わりが、ドイツを代表する文豪を誕生させた。男の名はゲーテ。彼の名を一夜にしてヨーロッパ中に知らしめた小説「若きウェルテルの悩み」の誕生の裏にある、ゲーテの青春の日々を描いた映画『ゲーテの恋〜君に捧ぐ「若きウェルテルの悩み」〜』がまもなく公開となる。若き日のゲーテを演じたのは、ドイツ国内での活躍はもちろん、クエンティン・タランティーノの『イングロリアス・バスターズ』にも出演するなど国際的な注目を浴びる実力派の新鋭アレクサンダー・フェーリング。映画の公開を前に初めての来日を果たした彼に話を聞いた。ゲーテと聞いてなかなか日本人にはピンと来ないが、アレクサンダー曰く「何でも知っているユニバーサルな天才というのがドイツ人の持っているイメージ」。今回、映画で描かれた若き日の恋や自らの才能について懊悩するような部分はあまり知られていないそう。「演じる上で、映画を観る人が僕の表情からゲーテの内面を理解できるような芝居を心がけました。『若きウェルテルの悩み』もまさにそうだけど、彼は自分の作品の中で自身を表現する人。自分の内なるものを隠そうとはしないんです。だから僕も同じように内面を感じてもらえるように努めました。そこから、のちの偉大なる文豪・ゲーテの片鱗を感じてもらえたらと思います」。「好奇心やエネルギー…意外に無防備に何でも行動に移してしまうところは僕自身に似ているところかもしれない」とアレクサンダー。特に役柄に彼自身が投影されている部分は?「シャルロッテと(ゲーテの上司である)ケストナーが実は婚約していることを知ってしまうシーンなどは演じていてすごく感情が高ぶりました。自分の経験、ハートから来る感情で演じていましたね。恋愛のスタンス(笑)?映画の中では勇猛果敢に何も考えずに進むようなところと、ゲーテもシャルロッテも互いに相手の手紙を待ち続けて不安になる様子が描かれていますが、僕自身も同じです。積極的にアタックすることもあるし、かといって相手に何かを強制できるものでもないので、じっくり待つこともときに必要だと思います。日によって、自由気ままに行動できるときもあれば、不安に駆られて躊躇してしまうこともあります。両方の要素を持ってるんですね」。劇中のゲーテは23歳。演じたアレクサンダーは今年30歳。実に7歳の年の開きがあったが、今回の役柄に関してはその差がうまく作用したようだ。「確かにいまふり返ってみて、もしも役柄と同じ23、4歳の頃にこの役を任されていたとしても、演じきることはできなかったと思います。演じるにあたって自分自身の経験を反映させた部分が大きかったので、まず人生経験が足りなかっただろうということ。そして何より俳優としての技術や経験の不足という点。演技の中での自由度というのは、何年もの積み重ねの中で培われていく。いまこの年齢だからこそ、23歳のゲーテを演じることができたと改めて思います」。元々、10代前半の頃から劇団に所属していたというアレクサンダー。「舞台に立ち、注目を浴びることが好きだった」とふり返るが、大人へと成長していく中で職業としての俳優というものを意識し始め、自らの足りない部分を補うべくベルリン演劇大学へと進学。少しずつ頭角を現していく。映画の中で父の反対に遭って詩人の夢をあきらめようとするゲーテに対し、シャルロッテは「自分を信じなさい」と叱咤する。才能と努力、そして挫折を自らの内に積み重ねていくが、同じ表現者としてアレクサンダーは挫折を何より成長の糧として大切にしてきたという。「壁にぶち当たる瞬間は常にありますよ。そこで自分の実力や才能に疑いを抱いてしまうんです。でも、そういう気持ちになることが大切なんだと思います。そうした瞬間があるからこそ、自分と向き合い、自分自身に問いかける時間を持つことができるんです。自分に問いかけることがなくなれば新しいことは学べません。そして自己満足に陥ってしまうものです。だから落ち込むことも必要ですよ」。冷静に、そして貪欲に――彼の仕事に対するそんな姿勢が垣間見える。2009年にはタランティーノの目にとまり『イングロリアス・バスターズ』に出演したことで新たなステージを切り拓いた。だが、当のアレクサンダーの口からは「ラッキーだったんです」という言葉が…。「あの作品に数名のドイツ人俳優が出演することが決まって、オーディションに行ったんです。そしたらタランティーノ監督の“何か”に引っかかった。それが飛躍のきっかけになったことは間違いないですが、自分の中では本当に幸運なことだったと捉えてるんです。今後も海外の作品には出たいですね、ハリウッドだけでなくいろんな作品に。例えば、オーストリアのミヒャエル・ハネケ、香港のウォン・カーウァイ。だからと言って焦って何かするというのではなく、チャンスが来たときにいつでも受けられるように準備を整えていきたいです」。では最後の質問。ゲーテはシャルロッテとの恋に破れ、「若きウェルテルの悩み」を刊行。史実ではその後、数十年の時を経て、60歳を超えてシャルロッテと再会を果たしたという。もしもアレクサンダーがかつて愛した人と時間をおいて再会を果たしたら、どんな言葉を交わしたい?「難しいな…(笑)。相手に言ってほしいのは『元気そうね』という言葉かな。久々に会って相手がすっかり変わってるということもあるし、そうなるともう分かりあうことはできず『あれはもう過去の終わったことなんだ』と認識する場になるかもしれない。逆に長い時間を経て再会しても、まるで昨日まで会ってたかのように会話が弾むかもしれない。だから一口に言うのは難しいけど…僕なら『本当にあのときの君なの?』って語りかけるかな」。愛の喜び、胸が張り裂けんばかりの失恋の痛みは偉大なる才能を花開かせたが、この天才の感情を表現し、追体験したアレクサンダーにはどんな新たな世界が待ち受けるのか?さらなる飛躍を期待したい。(photo/text:Naoki Kurozu)■関連作品:ゲーテの恋〜君に捧ぐ「若きウェルテルの悩み」〜 2010年10月29日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開© 2010 Senator Film Produktion GmbH / deutschfilm GmbH /Warner Bros. Entertainment GmbH / SevenPictures Film GmbH / Erfttal Film- und Fernsehproduktions GmbH & Co. KG / Goldkind Filmproduktion GmbH & Co. KG / herbX film Film- und Fernsehproduktion Gm■関連記事:小倉優子、新婚なのにイケメン俳優からのキスに「ドキドキ」きっとまた恋がしたくなる『ゲーテの恋』試写会に25組50名様をご招待波乱万丈の人生を歩んだ文豪の若き日『ゲーテの恋』予告編を独占公開!
2011年10月28日ジョニー・デップが25日、最新主演作『The Rum Diary』(原題)のニューヨーク・プレミアに出席したが、会場のニューヨーク近代美術館(MoMa)に到着した彼は足元がふらつき、ボディガードに抱えられたままレッドカーペットを歩いた。映画でジョニーはアルコール漬けで“ゴンゾー・ジャーナリスト”の異名で知られるハンター・S・トンプソンを演じている。いまは亡きトンプソンはジョニーの親友でもあったことから、ジョニーがトンプソンの物真似をしているかと思われていたが、そんな余裕もないほどふらふらの状態だったという。ボディガードの1人はジョニーが車から降りるのに手を貸し、詰めかけたファンたちの前まで抱えるようにして連れていった。現場にいたファンは「WENN.com」の取材に「ジョニーはすごく疲れている様子でした。ボディガードはずっと脇でジョニーを支えていました。車から降ろし、ファンたちの前に連れていくと、サインするためのペンを手渡していました」と話している。ファンサービスが一段落すると、今度は「待ち受けるカメラの放列の前にジョニーを立たせ、写真撮影が終わると、劇場に入るまでずっと彼を支えていました。「ジョニーはボディガードの介助なしに長い間立っていることはできそうにないようでした」と前述の目撃者は語った。だが、ジョニーは終始上機嫌で、ボディガードと歩くレッドカーペット上でも笑顔を絶やさなかった。体調不良の原因について、WENNはジョニーの代理人に問い合わせたが、回答はなかったという。テキサス州オースティンの映画祭出席やTVトーク番組出演など、多忙な日々が続いて疲れがたまっているのかも。どうぞお大事に。(text:Yuki Tominaga)© Photoshot/AFLO■関連作品:ランゴ 2011年10月22日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2010 Paramount Pictures. All Rights Reserved.■関連記事:『ランゴ』のマドンナ、アイラ・フィッシャーが語る「ジョニーは本物の紳士よ」ジョニー・デップ、オースティン国際映画祭で俳優賞を受賞ジョニーファンも9割以上が納得!ジャック・スパロウに通ずるランゴって?ジョニデ、大ピンチでトイレに逃げ隠れ!?『ランゴ』本編映像を先行解禁自分探しの旅へ!『ランゴ』サボテンコップ5名様プレゼント
2011年10月28日映画『セイジ−陸の魚−』が開催中の第24回東京国際映画祭で特別招待作品として上映され、メガホンを握った伊勢谷友介と主演の西島秀俊が記者会見と舞台挨拶に出席した。辻内智貴の小説を映画化した本作。学生生活最後の夏休みに自転車での一人旅に出た青年が、旅先でひょんなことから手伝うことになった寂れたドライブインの物静かな店主との交流を通して人生を模索する姿を描く。2002年の『カクト』以来8年ぶりの最新監督作について伊勢谷さんは「映画化するのも売るのも難しいテーマの作品。本質的に人が生きるということを考えさせられる要素を含んでいると思います」と語る。「自分のために撮るのではなくなった」と8年前との映画を作る上での姿勢の違いを語り「自分の成長を考えると意味をなした8年だったと思います」とふり返った。西島さんは森山未來、津川雅彦、裕木奈江、新井浩文、渋川清彦といった共演陣の名を挙げ「俳優の世界で、徹底的に役作りをし、先輩だろうと遠慮なく演技をする役者が揃っていた。その中の一人に選ばれて光栄でした」と語り、オファーを受けた理由を「セイジという役はとてつもなくハードルが高かったこと」と説明した。伊勢谷さんは現場での西島さんについて「難しいシーンもサラッとやって、サラッと帰っていく。何てドライな人だろうと思いました。ほとんど演出はしてないですよ」と語る。一方の西島さんは伊勢谷“監督”を「普通の監督のように外から客観的に見て演出するのではなく、俳優と一緒に役を作っていく。それぞれの役柄に愛情を注いでくれる監督でした」と評した。また、西島さんは役作りのために徹底的に体を絞り込み、体脂肪率はほとんどゼロになっていたという。伊勢谷さんは「本当に脂肪ないです。『あしたのジョー』に出て、そういうのは僕のお株だと思ってたんですが、まさか自分の監督作品でそんなことになるとは…(笑)」と冗談交じりに西島さんのストイックな姿勢を称えた。東京国際映画祭は10月30日(日)まで六本木ヒルズほか都内各所で開催中。『セイジ−陸の魚−』は2012年2月18日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。特集「東京国際映画祭のススメ2011」■関連作品:セイジ−陸の魚− 2012年2月18日よりテアトル新宿ほか全国にて公開© 2011 Kino Films/Kinoshita Management Co.,Ltd第24回東京国際映画祭 [映画祭] 2011年10月22日から10月30日まで六本木ヒルズをメイン会場に都内各所にて開催© 2011 Tokyo International Film Festival All Rights Reserved.■関連記事:【TIFFレポート】仲里依紗、“妊婦パワー”で「日本を元気に!」宣言名匠が被災地に捧げる3分11秒の短編が東京初上映!ワークショップも開催決定【TIFFレポート】岡田将生&原田泰造通訳付き映画祭公式上映にハイテンション!【TIFFレポート】加瀬亮、デニス・ホッパーの息子と朝4時までの付き合いを明かす【TIFFレポート】山田孝之、司会者に「本当の恋愛って何ですか?」と逆質問
2011年10月27日第24回東京国際映画祭が開催中のTOHOシネマズ 六本木ヒルズで10月27日(木)、石井裕也監督の最新作『ハラがコレなんで』が特別招待作品として上映され、石井監督をはじめ、主演の仲里依紗、中村蒼、石橋凌が舞台挨拶に立った。映画、ドラマに大活躍の仲さんが、臨月を迎えながら「自分のことよりも他人のため」の精神で人助けに奔走するヒロイン妊婦を大熱演!この日、映画祭のテーマカラーである緑のワンピースに身を包んだ仲さんは「国際映画祭という場で、昔ながらの“粋”や義理人情を世界中の人に見てほしい。きっと『ニッポン、カッコイイ』って思ってもらえるはず。元気がない日本のプラスになるような映画」とPR。“妊婦パワー”で新境地を切り開いた本作で、日本を元気にする意気込みだ。仲さんに負けじと、幼なじみの陽一を演じる中村さんも「いまどき珍しい(陽一の)男らしさや責任感の強さを世界中の人に見てもらえれば」と“世界”にアピール。撮影中に20歳を迎えたといい、本作への思い入れも格別だ。石橋さんは陽一の叔父を演じ「コメディですが、日本の再生や復興がテーマに織り込まれている」と挨拶。“コワモテ”の印象も強い石橋さんだが「確かにいままで演じた役柄の7割は、危ない男か悪党で、最後には殺されてしまう。今回はおかげさまで最後まで生きております(笑)」とお茶目な一面を披露してくれた。妊娠9か月の光子(仲さん)は、お腹の子供の父親が行方不明で、お金も家もないという限界ギリギリの状況。それでも、子供の頃に住んでいた長屋で暮らす、貧乏で優し過ぎるがゆえに“パッとしない住人たち”のために一肌脱ごうと決意する。『川の底からこんにちは』、『あぜ道のダンディ』でその才能に注目が集まる石井監督は、「妊娠はたぶん(笑)自分が一生経験できないこと。だからこそ描く価値があると思ったし、人間のたくましさを描く上で母性が必要だと思った」。見どころは「役者さんがイキイキとお芝居する姿」だと言い、「論理的には解釈してほしくない作品。ぜひ自由な頭で自由に解釈してほしい」と客席にメッセージを送った。東京国際映画祭は10月30日(日)まで六本木ヒルズほか都内各所で開催中。『ハラがコレなんで』は11月5日(土)よりシネクイント渋谷ほか全国にて公開。特集「東京国際映画祭のススメ2011」■関連作品:第24回東京国際映画祭 [映画祭] 2011年10月22日から10月30日まで六本木ヒルズをメイン会場に都内各所にて開催© 2011 Tokyo International Film Festival All Rights Reserved.ハラがコレなんで 2011年11月5日よりシネクイント渋谷にて全国公開© 2011『ハラがコレなんで』製作委員会■関連記事:【TIFFレポート】西島秀俊、“力石”伊勢谷友介も認める体脂肪ゼロの役作り!名匠が被災地に捧げる3分11秒の短編が東京初上映!ワークショップも開催決定【TIFFレポート】岡田将生&原田泰造通訳付き映画祭公式上映にハイテンション!【TIFFレポート】加瀬亮、デニス・ホッパーの息子と朝4時までの付き合いを明かす【TIFFレポート】山田孝之、司会者に「本当の恋愛って何ですか?」と逆質問
2011年10月27日アメリカTV界最大のイベント、エミー賞授賞式レポートの最終回は、会場に集まったセレブたちのファッションについて触れたいと思います。今年、最も目立ったドレスのカラーは何と言っても「赤」。着用数が飛びぬけて多かったわけではなく、色の傾向で言えば青やヌードカラー、そして黒も負けてはいなかったのですが、「ミルドレット・ピアース幸せの代償」でミニシリーズ/TVムービー部門の主演女優賞を受賞したケイト・ウィンスレット(上写真/中央)のエリー・サーブと「glee」のレイチェルことリー・ミッシェル(上写真/左)のマルケーザに視線が集まっていました。さらに、「Modern Family」でコメディ・シリーズ部門助演女優賞候補だったソフィア・ヴェルガラ(上写真/右)のヴェラ・ウォンや、「ヴァンパイア・ダイアリーズ」でティーンに人気のニーナ・ドブレフが着用するダナ・キャランも赤。ホットな女優たちをより美しく見せる役割を担っていたのが赤、といったところでしょうか。また、授賞式の翌朝には出席セレブたちのドレスを批評する番組が各局で放送されていたのですが、賛否両論だったのが「glee」でゲスト女優賞を受賞したグウィネス・パルトロウのエミリオ・プッチと「グッド・ワイフ 彼女の評決」でドラマ・シリーズ部門主演女優賞を受賞したジュリアナ・マルグリースのアルマーニ、さらには「プロジェクト・ランウェイ」で人気のハイディ・クラム(右上写真)が着用するクリスチャン・シリアノ。お腹部分が見える凝ったデザインに注目が集まったグウィネスと「チーズみたいなドレス」と評されていたジュリアナ。ハイディの美脚が際立つミディアム丈に対しても好みが分かれていましたが、自身の番組の優勝経験者であり、いまや人気デザイナーとなったクリスチャンのドレスであることを思えば、素敵な意味を持つ1枚だとも言えると思うのですが…。さて、約3時間におよぶ華やかな授賞式は「Modern Family」のコメディ・シリーズ部門作品賞受賞と共に終了。セレブたちが次に目指すのはアフターパーティの会場です。ノキア・シアターを埋め尽くしていた出席者たちが退場するのですから、会場付近は当然ごった返し、またまたリムジンの渋滞が発生。自分のリムジンを待つ出席者たちが出口で列を作っています。その中には、「The Office」で人気の夫ジョン・クラシンスキーと手を取り合いながら、青のエリー・サーブを翻しつつ混雑を抜けていくエミリー・ブラントの姿や「Too Big To Fail」でミニシリーズ/TVムービー部門の助演男優賞候補だったジェームズ・ウッズが談笑しながら列に並ぶ姿も。そして、次々と到着するお迎えリムジンの前には自分のリムジンが来たことを拡声器で知らせてくれる係員がいるのですが、「エヴァン・レイチェル・ウッド!君のリムジンが来たよ!」と呼ぶ声も。「ミルドレット・ピアース幸せの代償」で助演女優賞候補だったエヴァン・レイチェル・ウッド(左写真)が黒のエリー・サーブに身を包んでリムジンに駆け寄る姿…は、残念ながら私たちのリムジンもお迎えに来てくれたため見られませんでしたが、エヴァンは無事リムジンに乗ることができたのでしょうか?受賞結果や舞台上で繰り広げられたショーはもちろん、授賞式の裏側まで楽しめる貴重なエミー賞体験でした。(text:Hikaru Watanabe)「第63回エミー賞授賞式〜ノーカット版〜」11月11日(金)20:00〜AXNにて独占放送AXN公式サイト: : PictureGroup© 2011 AXN Japan Inc All Rights Reserved.■関連作品:ミルドレッド・ピアース幸せの代償 [海外TVドラマ]The Office [海外TVドラマ]Modern Family [海外TVドラマ]グッド・ワイフ 彼女の評決 [海外TVドラマ]glee/グリー踊る♪合唱部!? [海外TVドラマ]© 2009-2010 Twentieth Century Fox Film Corporation.All Rights Reserved.■関連記事:シネマカフェ的海外ドラマvol.212初めてのエミー賞興奮レポート!第3回人気爆走中!映画ロングラン上映に続き、3都市で「glee展」開催決定シネマカフェ的海外ドラマvol.211初めてのエミー賞興奮レポート!第2回シネマカフェ的海外ドラマvol.210初めてのエミー賞興奮レポート!第1回【ハリウッドより愛をこめて】スティーヴ・カレル卒業後の“ボス”ドラマのゆくえは?
2011年10月27日人気タレントのウエンツ瑛士が10月27日(木)、ハリウッド3Dアニメ『アーサー・クリスマスの大冒険』の日本語吹き替え版のアフレコを都内スタジオで行った。ウエンツさんにとって、ハリウッド映画で声優を務めるのは今回が初めて。『ブレイブ・ストーリー』(’06)にて声優経験があるが、「やっぱりハリウッドの作品は全然違う。裏声から低音まで、感情の起伏が激しいし、こういうことは日本のアニメではあまりない」と初挑戦に悪戦苦闘。それでも「クリスマスって大人になると、ちょっと恥ずかしくて純粋に楽しめないもの。この映画を観れば、きっとクリスマスを心から楽しめるはず」とアピールした。ウエンツさんが演じるのは、家業がサンタクロースという“クリスマス家”の次男・アーサー。あるミスが原因で、世界でただ一人クリスマスプレゼントをもらいそびれてしまった子どもに、大切なプレゼントを手渡そうとアーサーは大冒険の旅に出る。タイムリミットは、クリスマスの夜が明けるまでの2時間。果たしてアーサーとプレゼントの運命は?今回、ウエンツさんが起用された最大の理由はズバリ「顔がアーサーに似ているから」。ウエンツさん本人は「そうですかね…」と戸惑い気味だが、「でも喜んだり悲しんだり、切り替えが早い性格で、ちょっと頑固なところはアーサーに似ているかも」と“自己分析”。そんなウエンツさんに、クリスマスの思い出を聞いてみると「毎年、ファンの方がクリスマスツリー用に、もみの木と電飾を送ってくださるんですよ。いま、うちのベランダはもみの木が4〜5本並んでます。どんだけクリスマスを満喫してるんだって(笑)」と微笑ましいエピソードを披露してくれた。そしてこの日は、本作の主題歌をジャスティン・ビーバーが手がけることも発表された。ウエンツさんとジャスティン、日米スターの共演が実現したが、当のウエンツさんは「僕がアーサー役だって、ジャスティンが知ってくれればうれしい」と少々控えめ…。と思いきや「まあ、年齢は彼のほうが10歳くらい下ですから、もし会ったら僕が芸能界の厳しさを教えてやります」と先輩風を吹かせていた。『アーサー・クリスマスの大冒険』は、11月23日(水・祝)より丸の内ルーブルほか全国にて公開■関連作品:アーサー・クリスマスの大冒険 2011年11月23日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2011 Sony Pictures Digital Inc. All Rights Reserved.
2011年10月27日フランス最強の三銃士、王妃の首飾りを巡る陰謀、暗躍するセクシー美女、そして…大空を翔る飛行船!?気になるキーワード共々、アレクサンドル・デュマの名作小説の世界をスクリーンに焼きつけた『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』。その中で、主人公の青年・ダルタニアンに扮したローガン・ラーマンと、彼とロマンスを繰り広げる美女・コンスタンスを演じたガブリエラ・ワイルドが来日。10年以上のキャリアを誇るローガンとイギリス出身の新星ガブリエラの素顔は…?アドベンチャー超大作で初共演を果たしたローガンとガブリエラ。「ローガンは俳優として素晴らしいし、共演できて本当に嬉しかったわ」とガブリエラが言えば、ローガンが「ガブリエラの言うことを繰り返しているだけに聞こえちゃうかもしれないけど、彼女の方こそ素晴らしかったよ。これが僕の本心なんだから仕方がないよね(笑)」と返す仲良しぶり。「ポール(・W・S・アンダーソン監督)が僕らを起用してくれたのは、2人の相性の良さを感じてくれたからじゃないかな」とローガンが自信をもって付け加えるのも納得だ。そんな彼らの役目は、野望と陰謀が渦巻く物語の中でも色褪せないフレッシュなラブストーリーを演じること。屈強な三銃士に憧れるダルタニアンは、ひょんなことから彼らに仲間入り。フランス王室を巡る企みに巻き込まれていく中、王妃の美しい侍女・コンスタンスと恋に落ちるのだが、「ローガンとはスクリーンテストのときに初めて会ったの。撮影前から一緒にいる時間を持てたのは、恋に落ちる2人を演じる上でとても有難いことだったわ」とガブリエラ。「僕とガブリエラが仲良くすることによって、ダルタニアンとコンスタンスの間に自然な雰囲気を出すことができたんじゃないかな。それって一番重要なことだよね」とローガンが頷く。とは言え、ダルタニアンのコンスタンスに対する恋のアプローチはフランス男らしく相当積極的!「僕は好きな子がいたとしても、ダルタニアンみたいなアプローチすることはできないな。むしろシャイな方だよ」と語るローガン。どのようにして大胆不敵な恋する銃士を演じたのか…。「美しいガブリエラが相手だから、ああいう演技ができたのかもしれないね。最初に会ったときから“綺麗な子だな”って思ったし。…なんて、本人を隣にして言うのは何だかちょっと気まずいな…。でも、うん…たしかにガブリエラが相手なのが助けになったと思うよ」。照れながらも真摯に答えるローガン・ラーマン、19歳。隣で微笑むガブリエラ・ワイルド、22歳の乙女心は、やはりダルタニアンのような積極的アプローチに揺さぶられるものなのだろうか。「どうかしら…。コンスタンスはそういう男性が好きみたいだけど、私はダルタニアンほど自信過剰な人はちょっと遠慮したいかな。だって、生意気だもの(笑)。でも、ダルタニアンは若いから、それはそれでチャーミングに見えるんだと思うわ。虚勢を張っている感じが可愛いわよね」。ちなみに、ダルタニアンに対して簡単にはなびかないコンスタンスの態度を受け、三銃士がダルタニアンに「パリの女性は手ごわいぞ」と諭すシーンが劇中に登場するが、ガブリエラのコメントから推測するに、イギリス女性も案外手ごわそう…。ローガンの意見は?「イギリス女性…というか、ガブリエラは強いし、すごく頭がいいんだ。だから…、手ごわいと思うよ(笑)」。もちろん、若き男女2人のロマンスが楽しめるだけでなく、アクションに次ぐアクションの展開に興奮させられる『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』を、ガブリエラは「大人も子供も、男性も女性も、幅広い層の人が楽しみを見つけられる映画」と言い表す。「それに、とにかく映像が美しいの。衣裳もセットもゴージャスだと思うわ。コルセットが痛くて慣れるのに大変だったし、座りにくいし、重かったけど(笑)、頑張った甲斐があったわね。完成した映画を観たとき、心からそう思えたの」。一方、「僕の衣裳はアクションがしやすいように作ってもらったから着心地が良かった(笑)」と言うローガンは、クライマックスに登場する巨大飛行船に夢中のようだ。「空飛ぶ巨大な飛行船がすごいんだ。しかも、飛行船同士が空中で戦うんだよ!驚くほど素晴らしい場面だと思うし、いままでに見たことのないものになっているんじゃないかな」。ところで、前回『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』を引っ提げて来日した際、「いずれ監督業に挑戦したい!」と目をキラキラ輝かせながら語っていたローガン。その思いはいまも変わっていないのだろうか?「もちろんだよ!その目標があるからこそ、役者としていまを頑張っていると言ってもいいくらいだね。僕は映画を心から愛しているし、いつの日か絶対に監督として映画を撮りたいんだ」。ならば、そんなローガンにお題を。ガブリエラを主演女優に起用した映画の企画を考えてみて!すると、やや考え込んで見せたものの、「ガブリエラは多才だし、どんな役でも演じられちゃうだろうけど、うーん…。こんな短い時間じゃ語れないな(笑)」と笑顔でギブアップ。隣で「フフフ」と微笑むガブリエラの横顔にプレッシャーを感じたのか、実は本気で密かなプランを練っていて披露したくないのか…。どこか油断できない未来の名匠ローガン・ラーマンであった。(text:Hikaru Watanabe)■関連作品:三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 2011年10月28日よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開© 2011 Constantin Film Produktion GmbH, NEF Productions, S.A.S. and New Legacy Film Ltd. All rights reserved.■関連記事:ミラ・ジョヴォヴィッチ「努力あるのみ」日本女子に美の秘けつを伝授【TIFFレポート】映画祭開幕!ミラジョヴォら美しき女優陣のファッションに釘づけ結婚報道直後の安めぐみ、幸せふりまきバロック・スタイルのドレスに大興奮!ロンドンオリンピックに先駆け、この秋の映画は英国男子がアツイ?最強の敵、最高のバトル『三銃士』Tシャツ&キーホルダーセットを5名様にプレゼント
2011年10月27日最新主演作『マネーボール』のプロモーションで11月に来日予定のブラッド・ピットが、19世紀に誘拐され奴隷として12年間過ごした男性の自伝を映画化した『Twelve Years A Slave』(原題)を製作、出演もすることが明らかになった。南北戦争前の1841年、ニューヨークで「自由黒人」として暮らしていた男性が仕事で訪れたワシントンD.C.で誘拐され、南部の農園で奴隷として働かされ、1853年に救出されるまでの12年間の体験を綴ったソロモン・ノーサップの実話を描くもの。主演は『ソルト』のキウェテル・イジョフォーが務める。ブラッドの製作会社「Plan B」が製作にあたり、監督は『Shame』(原題)のスティーヴ・マックィーン。同作で本年度ヴェネチア国際映画祭主演男優賞を受賞したマイケル・ファスベンダーが出演する。配役は不明だが、ソロモンを救い出すカナダ人の大工を演じるのは彼かブラッドになると思われる。脚本は『ボビー』(製作)、『スリー・キングス』(原案)のジョン・リドリーとマックィーンが共同で手がける。現在はプリプロダクションが始まった段階。完成および公開は2014年を予定している。(text:Yuki Tominaga)■関連作品:マネーボール 2011年11月11日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開■関連記事:6児のパパのブラッド・ピット、「まだまだ子供が欲しい」アンジェリーナ・ジョリー、UNHCR親善大使としてリビアを訪問ブラッド・ピット主演最新作『マネーボール』試写会に20組40名様をご招待アンジェリーナ・ジョリー、子連れでセレブママ友、グウェン・ステファニー宅を訪問シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第19回)“駆け引き上手そうな”俳優は?
2011年10月27日松田翔太主演のバイオレンス・アクション『ハードロマンチッカー』が第24回東京国際映画祭の特別招待作品として10月26日(水)に上映され、松田さんを始め、共演の永山絢斗、遠藤要、渡部篤郎、主題歌「13 new ache」を歌う「黒夢」の清春と人時、メガホンを握ったグ・スーヨン監督が舞台挨拶に登壇した。物語の舞台は潮の香りと退廃のムードが漂う山口県・下関市。在日韓国人2世の主人公・グー(松田さん)が、後輩の起こした殺人事件をきっかけに暴力団の抗争や暴走族、不良たちの暴力の連鎖に巻き込まれていくさまを激しい暴力と痛みと共に描き出す。歓声を浴びて登場した松田さんは「こういった刺激的な作品を発表できて嬉しい。下関に住んでいる在日韓国人という役柄ですが、社会への反抗といった社会的メッセージというよりは、こういう純粋に暴力を全面に出した作品を世に出す、という点が気に入りました」と本作への強い思いをうかがわせる。主演であるにもかかわらず「(観客に)女性の方が多いですけど、あんまり良くないと思ったら(劇場を)出て行っちゃっていいと思います。バイオレンスを感じてください」と語り、会場の笑いを誘った。永山さんも「最近、なかなか観ないような男臭いかっこいい作品。10代の頃の煮え切らない感じ、悶々とした言葉では言えない空気感が台本にあって、こういったストーリーにはこれまで参加したことなかったので、自分にとっても挑戦で楽しかった」と撮影をふり返った。下関の刑事役の渡部さんは「唯一、私がまともな役でした(笑)」とアピール(?)。「いまもワケの分からないタイトルですが、意味を感じ取ってほしい」と語り、さらに出演のきっかけを問われると「若い人たちと会いたくて…。翔太とは家が近所でよく会うんだけど(笑)」とユーモアたっぷりに明かした。清春さんは「主題歌を手がけた初めての映画がかっこよくて良かった。バイオレンスな作品と聞いていたので、曲もバイオレンスに」と楽曲に込めた思いを語ってくれた。東京国際映画祭は10月30日(日)まで六本木ヒルズほか都内各所で開催中。『ハードロマンチッカー』は11月26日(土)より全国にて公開。特集「東京国際映画祭のススメ2011」■関連作品:ハードロマンチッカー 2011年11月26日より全国にて公開© 2011「ハードロマンチッカー」製作委員会■関連記事:金髪&傷だらけの松田翔太!『ハードロマンチッカー』衝撃的ポスターが到着
2011年10月26日「お湯に浸かったような気分にさせてくれた」――。共演した吉高由里子はそんな独特の言葉で彼を評し、メガホンを握った行定勲監督はカメラマンが現場でつぶやいた「彼の何を撮っても映画になる」という言葉に唸った。徹底した役作りで知られ、幅広い作品に出演する韓国の名優、ソル・ギョング。釜山を舞台にしたオムニバス映画『Camellia カメリア』の一篇「Kamome」では、昔気質の映画カメラマンの男を演じ、ひょんなことから出会ったかもめという名の不思議な日本人の少女と夜の街をさまよう。行定組の感想は?吉高さんとの共演は?彼の体から発せられる、ふと身を任せてしまいたくなるような自然体で安心感を誘うオーラの秘密は?映画の公開を前に来日を果たしたソル・ギョングに話を聞いた。行定監督は、まさか本当に彼が出演してくれるとは思っておらず、ダメ元でオファーを出したそうだが、ソルはオファーが届くとすぐに出演を即決した。「脚本が素晴らしかったし、何より行定監督からのオファーだったのですぐにOKしました。断る理由はなかったですね」。過去に日韓共同制作の『力道山』に主演し、日本人の俳優と共演経験はあるが、日本人監督との仕事は初めて。「ときめくような時間を過ごすことができた」と撮影をふり返る。「最近の韓国映画は、作品も撮影もとってもスピーディーで、じっくり映画について考えるヒマもないんだ。でも今回、行定監督は私に十分な時間をくれた。流れに身を任せるように現場に溶け込んでいくことができたし、撮影が始まってもデジタルではなく、フィルムが回るカタカタという心地よい音と共に、とても長い息づかいの中で芝居をすることができた。それは役者にとっては最高に興奮する瞬間なんだ」。どこか煮え切らない思いを抱えたカメラマンのパクと、裸足で冬の釜山を歩く少女・かもめ。街の喧騒と2人の静かな心の営みを幻想的に描いたこの作品が持つ、韓国映画にはない独特のセンスをこう説明する。「『Kamome』は日本的な情緒を感じる作品だと思います。韓国映画はストレートで、伝えたいことを直接表現することが多いけれど、幻想的な雰囲気、儚い情緒を持っており、舞台は釜山だけれども、日本の良さを感じる作品です」。さらに吉高さんについて「強烈な“匂い”を持った女優」と語る。「“香り”じゃなくて“匂い”。彼女の撮影期間は5日間だけだったけれども、すぐにスタッフやキャストの心をわし掴みにしたんだ。そして撮影が終わってしまうと彼女が演じたかもめのように、忽然と姿を消した。私たちは彼女の残した足跡から寂しさを強く感じたよ。言葉は通じなくてもハートでコミュニケーションをとれる素晴らしい女性だと思う」。最後にソル自身について。文芸作品から娯楽まで幅広い作品で全く異なる役柄を演じ分けるが、自然に役柄に入り込み“変身”してしまう秘訣は?「俳優として普段から特別に心がけているということは特にないんです。毎日学習しているつもりでも、なかなか上手くいかない自分に苛立ちを感じたり、辛くなったりすることもある普通の人間です。でも、『平凡であろう』と努力はしているかもしれないな。あなたの隣に住んでいる人を自然に演じるために…。だからみんなに混じって、街の屋台でビールを飲んだりしているんですよ(笑)」。ソル・ギョングが体現する“自然”と吉高由里子が日本から持ち込んだ“非日常”。海辺の街で混じり合った2つの風が物語をどこへ運んでいくのか見届けてほしい。(photo:Kim Hongki)特集『Camellia カメリア』■関連作品:Camellia カメリア 2011年10月22日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2010 BALCON/SIDUS FNH■関連記事:本仮屋ユイカ、寝顔は残念?「良くないって評判です」来年こそは行ってみたい?ココだけの釜山国際映画祭の楽しみ方を伝授!吉高由里子×行定勲監督インタビュー“放し飼い”から生まれた“風”のような一篇韓国の名優ソル・ギョング、吉高由里子の第一印象は「中学生くらいかな?」吉高由里子、韓国で行定勲監督に「放し飼いにされました」
2011年10月26日『殯の森』で2007年にカンヌ国際映画祭のグランプリに輝いた河瀬直美監督の発案で、世界中の名だたる映像作家21名が、3月11日の東日本大震災の被災地に捧げるために製作した3分11秒のショートフィルムを集めた『3.11 A Sense of Home Films』。先日より開催中の「第24回東京国際映画祭」と「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)」の連動企画として10月27日(木)より開かれる「フォーカス・オン・アジア&ワークショップ」において本作が上映される。同時に本イベントにおいて、山田孝之主演の『指輪をはめたい』の岩田ユキ監督が、クリエイター育成を目的としたワークショップを行うことも決定した。『3.11 A Sense of Home Films』は、タイトルにもある“A Sense of Home(「家」という感覚)”をテーマに、「家族・ふるさと・祖国への想いを世界中の人と考えること」を目的として、河瀬監督の発案で企画がスタート。女優で監督経験も持つ桃井かおりを始め、スペインが生んだ名匠ヴィクトル・エリセに国際映画祭の常連である中国のジャ・ジャンクー、『母なる証明』、『殺人の追憶』などを手がけ日本でも高い人気を誇る韓国のポン・ジュノら21名が賛同し、それぞれが3分11秒の作品を手がけている。ポン・ジュノ監督は参加に際し「私は、自分のカメラを通して、慰めの言葉を届けられればと思いました」とコメント。震災から6か月の節目となる9月11日には、河瀬監督のホームタウンである奈良県・吉野の金峯山寺にて奉納野外上映が行われた。「信じよう。映画の力。」をスローガンに掲げる東京国際映画祭では、今年もアジア最大級の国際短編映画祭である「SSFF & ASIA」とのコラボレーションで「フォーカス・オン・アジア&ワークショップ」を開催。東京都美術館にて10月27日(木)から10月30日(日)までの日程で行われ、『3.11 A Sense of Home Films』の東京初上映に加えて、今年の「SSFF & ASIA」の受賞作品、さらに『オールド・ボーイ』で知られるパク・チャヌク監督がiPhone4で撮影し、ベルリン国際映画祭2011にて短編映画金熊賞を受賞した『波瀾万丈/Night Fishing』なども上映される。ワークショップは最終日の10月30日(日)に開催。スキマスイッチの楽曲「8ミリメートル」のミュージックビデオを手がけ、今年の映画祭にも出品された『指輪をはめたい』のメガホンを握った岩田監督が、映画製作のノウハウについて講義を行う。長編映画だけでなく、ショートフィルムでも世界の錚々たる名匠たちの作品が東京に集結!彼らが“Home”に込めた思いを体感してみては?「フォーカス・オン・アジア&ワークショップ」は東京都写真美術館にて10月27日(木)から30日(日)まで開催。岩田ユキ監督によるワークショップ概要日時:10月30日(日)14:00〜18:00(予定) ※途中休憩あり参加費:無料(※事前登録制、定員になり次第受付終了)会場:東京都写真美術館(東京・恵比寿)※申し込みは公式ホームページにて。公式ホームページ:■関連作品:指輪をはめたい 2011年11月19日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2011 Kino Films/Kinoshita Management Co.,Ltdショートショート フィルムフェスティバル & アジア2011 [映画祭] 2011年6月16日から6月19日まで表参道ヒルズスペース オー、6月22日から6月26日までラフォーレミュージアム原宿ほかにて開催第24回東京国際映画祭 [映画祭] 2011年10月22日から10月30日まで六本木ヒルズをメイン会場に都内各所にて開催© 2011 Tokyo International Film Festival All Rights Reserved.■関連記事:あなたは見つけられる?『指輪をはめたい』特製デコトラ“迷走”中!【TIFFレポート】岡田将生&原田泰造通訳付き映画祭公式上映にハイテンション!【TIFFレポート】加瀬亮、デニス・ホッパーの息子と朝4時までの付き合いを明かす【TIFFレポート】山田孝之、司会者に「本当の恋愛って何ですか?」と逆質問【TIFFレポート】小栗旬「毎日、逃げ出したいと思ってた」と監督経験を述懐
2011年10月26日2002年に山本周五郎賞を受賞し、行定勲監督によって映画化された「パレード」が、行定監督自らの演出で舞台化されることになり、10月26日(水)、都内で製作記者会見が行われた。出演するのは山本裕典、本仮屋ユイカ、原田夏希、竹内寿、福士誠治という人気、実力を兼ね備えた若手俳優たち。都内の2LDKマンションでルームシェアをして生活する若者たちの無機質な人間関係を通して、現代人が抱える閉塞感と狂気をえぐり出す群像劇で、「個人的にはホラーだと解釈している」(行定監督)。一方、出演者は「僕自身、ルームシェアには向いていないかも。他人にはぐいぐい踏み込むけど、他人には踏み込まれたくない性格なんで(笑)」(山本さん)、「私は寝顔が良くないって評判なので、誰かとルームシェアしても、それだけは見られたくないですね」(本仮屋さん)とこれから舞台上で始まる“共同生活”への思いを語った。行定監督にとって映画『パレード』(’09)は「集大成と言える作品だった」。それだけに「演劇化を他人にやられたくないなと思った」といい、「確かに一度作り上げたものを、作り直すには大変だと思うが、逆にとても光栄で新しい挑戦になると感じている」と意気込み十分。行定監督が脚本を担当した映画版に対して、今回、シナリオを手がけるのは演劇界で注目を集める蓬莱竜太である。「シナリオを若い蓬莱さんに託すことで、映画版を裏切ろうという気持ち。どんな化学反応が生まれるか、自分自身も楽しみにしている」と期待を寄せる。もともと「一年のうち、映画よりも演劇を観る回数が多いと思う」と演劇ファンを自認する行定監督。すでに頭の中には、演劇的要素をいかに組み入れていくかイメージが沸いているのだとか。山本さんは「一つの空間にいながら、どこか自分たちを俯瞰する若者。そしてそれを外から見ている自分がいるという映画の独特な世界観に魅了された。今度は僕らが、舞台ならではの見せ方で(観客を)魅了できたら」。本仮屋さんが扮するヒロイン・琴美は、映画版では本仮屋さんの大親友である貫地谷しほりが演じており「お互いすごく驚いた。『絶対観に行く』と言ってくれたので、その日は一番緊張しそう」とプレッシャーを感じている様子だ。「(映画とは違う)新たな世界観で、いい意味で裏切りを見せることができれば」(福士さん)、「いままでやったことがないタイプの役どころなので、どう役作りをしようか考えている」(原田さん)。この日18歳の誕生日を迎えた竹内さんは、男娼役という難しい役どころで「そもそも男娼というものすら知らなかったので、どういう気持ちで演じたらいいか…。先輩方との共演は嬉しい反面、プレッシャーもありますが、先輩方に負けないよう頑張りたい」と抱負を語った。舞台版「パレード」は東京・天王洲 銀河劇場で2012年1月16日(月)〜1月29日(日)、大阪・シアター・ドラマシティで2月4日(土)〜2月5日(日)にて上演。東京・大阪公演ともに10月29日(土)からチケットの一般発売が始まる。■関連作品:パレード 2010年2月20日より渋谷シネクイント、新宿バルト9ほか全国にて公開© 2010 映画『パレード』製作委員会Camellia カメリア 2011年10月22日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2010 BALCON/SIDUS FNH■関連記事:『カメリア』ソル・ギョングインタビュー「平凡であろうと、努力はしているかもしれない」来年こそは行ってみたい?ココだけの釜山国際映画祭の楽しみ方を伝授!吉高由里子×行定勲監督インタビュー“放し飼い”から生まれた“風”のような一篇韓国の名優ソル・ギョング、吉高由里子の第一印象は「中学生くらいかな?」吉高由里子、韓国で行定勲監督に「放し飼いにされました」
2011年10月26日不動の人気を誇る「東方神起」のチャンミンがドラマ初挑戦にして初主演を果たし、話題を集めるラブコメディ「パラダイス牧場」のDVDが11月2日(水)よりリリースされる。本作のリリースに際し、チャンミンは自身が演じた役の日本語吹替えを自ら担当するという、韓国ドラマ史上初の試みに挑戦。その様子をとらえたファン必見の写真が到着した。離婚したはずの夫婦が6年後に再会して契約同居するという突飛な設定から始まるロマンティック・ラブコメディ。チャンミンは財閥三世の御曹司・ドンジュをクールかつチャーミングに、ヒロイン・ダジを「エデンの東」などで人気上昇中の女優、イ・ヨニが好演している。11月からはフジテレビの韓国ドラマ枠「韓流α」でも放送予定。11月2日(水)にリリースされるDVD-BOXには、ドンジュ(チャンミン)とダジ(イ・ヨニ)が離婚後初めて再会する物語のキーとなる場面や、2人の初々しい新婚時代などを描いたドラマ本編の名シーンをチャンミン自らが日本語吹替えに挑戦している特典映像が収められているほか、アフレコに初挑戦するチャンミンの素顔を収めたメイキング映像も。初の試みに弱気になりながらも「かなり難しい挑戦ですが、やるしかないので頑張ります!」との強い意気込みでアフレコに臨んだチャンミン。果たしてその出来栄えは?「パラダイス牧場」DVD-BOX?&IIは11月2日(水)より発売。「パラダイス牧場DVD-BOX?」価格:16,800円(税込)「パラダイス牧場DVD-BOXII」価格:16,800円(税込)発売元:エイベックス・エンタテインメント/販売元:エイベックス・マーケティング株式会社発売日:11月2日(水)公式サイト:© S.M. ENTERTAINMENT & SAMHWA NETWORKS 2011 All Rights Reserved
2011年10月26日今週末公開を迎える『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』など、アクション映画やアニメーションを中心に「3D映画」の公開の波が高まる中、2012年はジェームズ・キャメロン監督の代表作『タイタニック』を始めとする往年の名作映画の3D化の兆しも。そんな中、映画ファンが待望していた、絶対的な人気を誇るSFシリーズ『スター・ウォーズ』シリーズの3D化が遂に始動!『エピソード1/ファントム・メナス』の来年公開を皮切りに、3Dブームの先陣を切ることとなる。その最新ポスターがこのほど解禁となった。かつて劇場のスクリーンから得た感動に、より一層のダイナミックさが加わり、また新たな世界観で楽しめる3D映像化。これまで熱狂的なファンの間では本シリーズの3D化を希望する声が高まっていたが、3Dに仕上げるための技術の向上と3D上映を可能にする技術を備えた劇場の普及を万全にして、2012年に遂に公開されることが決まった。この3D化プロジェクトにあたり、ジョージ・ルーカス監督の指揮のもと、ILM(インダストリアル・ライト&マジック社)のエキスパートたちが集結。『エピソード1』を皮切りに全6エピソードが3D映画化される予定である。プロジェクトに携わるVFXスーパーバイザーのジョン・ノール氏は、公開に向けて「どんな些細なことにも細心の注意を払い、冷静かつ芸術的な視点で取り組むことができないといけない。焦っては決して良いものは出来ない。我々の時間と美的・技術的な知識を総動員させ、新たな最高の“スターウォーズ”を観客に体験してもらえるよう、全力を尽くすつもりだ」との意気込み。これまでのファンはもちろん、今回の新たな試みを機に新世代のファンの獲得が見込まれる。3D化第一弾『STAR WARS エピソード1/ファントム・メナス 3D』は2012年2月10日より全米公開ののち、同年3月、日本公開予定。■関連作品:STAR WARS エピソード1/ファントム・メナス 3D 2012年3月、全国にて公開
2011年10月26日24日、来年秋の米大統領選挙の資金調達のためにカリフォルニア州を訪問中のバラク・オバマ大統領を囲む晩餐会がロサンゼルスで行われ、ウィル・スミスを始め、大統領所属の民主党を支持するハリウッドのセレブたちが集まった。晩餐会はウィル・スミスの製作パートナーでもあるプロデューサーのジェームズ・ラシターの自宅で催され、ウィルやヒラリー・ダフ、元NBAのスター選手アーヴィン・“マジック”・ジョンソンら40人が出席した。参加費は1人あたり3万5,800ドルだという。ディナーの後、今度は近所のアントニオ・バンデラス&メラニー・グリフィス夫妻の自宅に場を移し、エヴァ・ロンゴリアが司会を務めるヒスパニック系支持者の資金調達のイベントが開催された。翌25日(現地時間)にはサンフランシスコでシンガーソングライターのジャック・ジョンソンが出演するイベントが予定されている。カリフォルニア州はオバマ大統領の選挙資金で最多額が集まる州であり、ロサンゼルスでは過去2回の訪問で100万ドルを調達したという。(text:Yuki Tominaga)© ロイター/AFLO■関連作品:長ぐつをはいたネコ 2012年、全国にて公開PUSS IN BOOTS (R) and © 2011 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.■関連記事:バンデラス、ネコに囲まれヒットを確信?ハリウッドで“ネコ”限定プレミア開催スペインにウォーク・オブ・フェイム誕生。ペネロペ&ハビエル夫妻らが出席『シュレック』スピンオフ映画で“長靴をはいたネコ”が主役に!カンヌでお披露目
2011年10月26日山田孝之主演で贈る、プロポーズする相手を忘れてしまった独身男の恋愛珍道中を描いたラブコメディ『指輪をはめたい』が11月19日(土)より公開を迎える。これを記念して現在、「特製デコトラ輝彦号」と冠した映画オリジナルのデコトラが街を“迷走”するキャンペーンが実施されている。山田さんが本作で演じるのは、プロポーズをする前に頭を打ち記憶喪失に陥ってしまった男・輝彦。そんな彼の前に、明るくセクシーな風俗嬢(真木よう子)、知的でクールな会社の先輩(小西真奈美)、家庭的な大和撫子(池脇千鶴)という全く異なるタイプの女性たちが現れ、輝彦の花嫁候補を名乗る。見覚えのない恋人たちに翻弄される輝彦の迷走ぶりがファンタジックに描かれていく。今回、主人公・輝彦に負けぬ“迷走”ぶりと、山田さんを始め豪華キャストのビジュアルが大きく貼りだされたポップなデザインが目印の特製デコトラだが、あなたがリクエスト次第でこのトラックが好きな街を走ってくれるという。リクエストの方法は単純明快。まず、街を迷走するデコトラを頑張って発見したら、カメラで激写!その写真をTwitterに貼って、ハッシュタグ「#yubiwa」を付けてつぶやくだけ。あとは、抽選やその日の気分で(?)、あなたがリクエストした街へデコトラが発進!さらに、抽選で1名様の望む場所にデコトラが駐車し、見事当たった方はデコトラと一緒に記念写真を撮ることもできる。“迷走”だけにこのデコトラ、どこを駆け抜けるのか検討もつかないが、そんな方のために映画の公式TwitterやFacebook上では、そのヒントが公開されているので要チェック。あなたは街で、このデコトラを目撃できるか?『指輪をはめたい』は11月19日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。『指輪をはめたい』公式Twitter『指輪をはめたい』公式Facebook■関連作品:指輪をはめたい 2011年11月19日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2011 Kino Films/Kinoshita Management Co.,Ltd■関連記事:【TIFFレポート】山田孝之、司会者に「本当の恋愛って何ですか?」と逆質問【TIFFレポート】映画祭開幕!ミラジョヴォら美しき女優陣のファッションに釘づけ山田孝之主演、花嫁探しコメディ『指輪をはめたい』試写会に25組50名様ご招待山田孝之、包帯を巻いて困惑…『指輪をはめたい』ポスター解禁!
2011年10月25日新星ジェニファー・ローレンスを一躍スターダムに押し上げた、本年度オスカーノミネート作『ウィンターズ・ボーン』がいよいよ10月29日(土)より日本にて公開を迎える。この公開を記念して、舞台となるアメリカの山間地帯から伝わる独特の“寒さ”にちなんだ、冬にぴったりの企画や商品が誕生した。アメリカ・ミズーリ州の山間地帯を舞台に、17歳にして一家の大黒柱として、愛する家族を守るため、ならず者だらけの村の人々を相手に父親探しの旅に出る少女・リーの“生きる”姿に迫っていく感動作。今回、展開されるキャンペーンの第一弾はこちら。本場アメリカ・シアトルでじっくりと煮込んで作られた人気スープ専門店「チャウダーズ」にて、公開初日の10月29日(土)より期間限定で、人気のスープセットを50円割引で提供するお得なキャンペーンを実施。さらに、期間中に対象セットを購入すると、『ウィンターズ・ボーン』の劇場鑑賞割引クーポン(200円引き)がもれなくもらえる。新宿三越アルコット店ほか都内4店舗で実施される。また、独創的なデザインで男女幅広い世代から人気を集める帽子専門店「CA4LA」では、劇中で主人公・リーが被っているニット帽をイメージした、可愛らしいオリジナルニット帽が発売に。デザインはホワイトとグレーの2パターン。これから冬のアイテムをと考えてる方は要チェック!こちらも10月29日(土)より映画公開中にて、原宿店を中心に22店舗にて展開予定。さらに、映画を観る前にまずは原作からという方や映画の世界観をじっくりと味わいたいという方にはこちらをオススメ。ミズーリ州出身の作家ダニエル・ウッドレル著作の原作(第8作)を、コーマック・マッカーシー(「すべての美しい馬」「ザ・ロード」)の名翻訳で知られる黒原敏行氏が翻訳した小説が全国の書店に並んでいるので、ぜひとも手に取ってみては?こちらのキャンペーンを記念して、映画情報サイト「シネマカフェ」では、ご応募いただいた方の中から「CA4LA」オリジナル帽子を2名様にプレゼント。詳細は、シネマカフェ『ウィンターズ・ボーン』特集ページをチェック!『ウィンターズ・ボーン』×「チャウダーズ」キャンペーン実施期間:10月29日(土)〜11月20日(日)実施店舗:新宿三越アルコット店、東京ミッドタウン店、汐留店、大手町店、ららぽーと豊洲店『ウィンターズ・ボーン』×「CA4LA」オリジナルニット帽子発売期間:10月29日(土)〜映画公開中実施店舗:22店舗原作本「ウィンターズ・ボーン」価格:2,310円(税込)発売元:AC Books全国書店にて発売中キャンペーン詳細:『ウィンターズ・ボーン』公式サイト※プレゼントご応募はシネマカフェ『ウィンターズ・ボーン』特集ページまで。特集『ウィンターズ・ボーン』■関連作品:ウィンターズ・ボーン 2011年10月29日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開© 2010 Winter’s Bone Productions LLC. All Rights Reserved.■関連記事:『ウィンターズ・ボーン』D・グラニック監督「“闘う人間”の力の源を描きたかった」アンダーグラウンドからオスカーへ隠れた名優ジョン・ホークスが語る「男」少女から大人の世界へ。映画人が「17歳」を愛するワケ、いま注目したい「17歳」オスカー候補最後の一作に秘められた希望『ウィンターズ・ボーン』が描く「現実」【シネマモード】映画で覗いてみる、アメリカの「いま」
2011年10月25日開催中の東京国際映画祭にて10月25日(火)、『サラリーマンNEO 劇場版(笑)』の上映が行われ、小池徹平、生瀬勝久、沢村一樹、堀内敬子、篠田麻里子(AKB48)、吉田照幸監督が舞台挨拶に登壇した。沢村さんは当たり役となった“セクスィー部長”の衣裳で登場!さらに郷ひろみがスペシャルゲストとして来場し、主題歌「笑顔にカンパイ!」を熱唱し会場は大きな盛り上がりを見せた。2006年よりNHKで放送されているコント番組「サラリーマンNEO」を映画化。業界第5位のビール会社の社員たちが、新商品を開発しNo.1シェアを目指す姿を描く。今回の劇場版からの参加で、いきなり主演を張ることになった小池さんは「新参者で入るということでプレッシャーは大きかったです。でもファンとして大好きな『NEO』に入ることができて楽しいひとときを過ごしました」と笑顔でふり返った。小池さんの上司役の生瀬さんは、最初に映画化の話を聞いたときの心境を尋ねられ「誰が主人公やるのか?いろいろ考えましたが小池くんが入ってくれることになってケンカもなく(笑)。いろんな事情があったんだろうなと思いました」とニヤリ。生瀬さん同様、TVシリーズのレギュラーとして活躍する堀内さんだが「別の現場でのことなんですが、エキストラで参加される方に『エキストラが集まる場所ってここですか?』と聞かれました(苦笑)」と告白。客席を指し「私がそこに座ってても誰も気づかないと思うし、自分がここに立ってるのが不思議です」と感慨深げに語った。篠田さんも小池さんと同じく映画からの参戦となったが「緊張しましたが、現場はすごく楽しかったです。監督は地味に見えますが楽しい方でした(笑)」と独特の感想を述べ、会場は笑いに包まれた。オレンジのスーツに赤いシャツで登場した郷さんは「こんな格好が出来るのは僕だけ」とご満悦。主題歌を担当するだけでなく、映画本編にも出演しているが「謙虚な気持ちで『瞬きするぐらい(の出演で)いいですよ』と言ってたんですが、観たら本当に瞬きで終わってた。『JAPAN!JAPAN!』しか言ってないし」と久々の映画出演をふり返った。さらにもうひとり、ゲストとして沢村さんが本シリーズの人気キャラクターの“セクスィー部長”に扮して登場。「不景気な話題が多いですが、この国をセクスィーな国にしようではないですか」と呼びかけ、会場は笑いと声援に包まれた。東京国際映画祭は10月30日(日)まで六本木ヒルズほか都内各所で開催中。『サラリーマンNEO 劇場版(笑)』は11月3日(木・祝)より公開。特集「東京国際映画祭のススメ2011」■関連作品:サラリーマンNEO 劇場版(笑) 2011年11月3日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011「劇場版サラリーマンNEO」製作委員会■関連記事:【TIFFレポート】映画祭開幕!ミラジョヴォら美しき女優陣のファッションに釘づけ痛快大逆転コメディ『サラリーマンNEO 劇場版(笑)』試写会15組30名様ご招待“麻里子様”じゃんけん制し初センター!なんと“あいこ”3回の白熱戦したまちコメディ映画祭開幕!生瀬&小池徹平がタイガース柄の着物で浅草に登場日本にもっと笑いを!「したまちコメディ映画祭」鑑賞券を10組20名様にプレゼント
2011年10月25日『フィクサー』(’07)でアカデミー賞助演女優賞を獲得したティルダ・スウィントンが最新作『ミラノ、愛に生きる』(ルカ・グァダニーノ監督)を携え来日し、10月25日(火)、本作がプレミア上映された東京・千代田区のイタリア文化会館で舞台挨拶を行った。日本の地を踏むのは『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』のPR来日以来、約5年半ぶり3度目。「本当ならもっとたくさん来たい場所なの。日本のファンは私たちが作る少し奇妙な映画にも興味を示し、大切にしてくれるから、まるで“ホーム”にいるような感覚なのよ」と誰もが見とれる美貌で、笑みを浮かべた。「私にとっては宝物のような作品。普通、映画作りは思い通りにならないものだけど、この作品は奇跡的にすべてが希望通りに仕上がったの」と語る新作『ミラノ、愛に生きる』は、ティルダ演じる富豪夫人・エンマが、息子の友人であるシェフのアントニオとの情事を通して、本来の自分に目覚め、心身ともに解放される姿が描かれる。ティルダはプロデューサーとしても名を連ね、グァダニーノ監督と共に構想期間を含め12年間の歳月を本作に費やした。この日のティルダは、ジル・サンダーの華麗なドレスで登場。実は劇中の衣裳デザインを、同ブランドのクリエイティブ・ディレクターを務めるラフ・シモンズが担当しており、「ヒッチコックやルキノ・ヴィスコンティ、(ピエル・パオロ・)パゾリーニといった作家が作り上げたような、エモーショナルで官能的な作品を目指したの。そこで重要な要素となったのが、ジル・サンダーだったの」とティルダ。劇中で、ティルダが着こなす数々のコレクションは大きな見どころだ。また、愛人となるシェフが調理する料理も物語のカギ。例えば、彼が作る「甘酢ソースの海老とカポナータ」がエンマの中に眠る官能を目覚めさせる…そんなシーンも見せ場になっている。さらに舞台となるミラノの美しさは必見。ティルダ自身も「とても特別で愛すべき街なの。スコットランド育ちの私にとっては、エキゾチックな地だし、友人もたくさんいるわ」とその魅力を語っていた。エンマが暮らす豪邸内の調度品(シャンデリアやタペストリー、羽目板張りの壁、絵画や彫像などなど)にも思わずウットリするはず。まさに“衣食住”が華麗なコラボレーションを奏でる作品に仕上がったのだ。「映画が描くテーマは、“愛の革命”ね。それまでアバター(仮の姿)で生きてきた女性の人生が変わる瞬間を見てほしい。自然や愛、そして人生といったお金では買えない豊かさを描いているわ」と熱っぽく語るティルダ。知的でクールな表情の中に、映画に対する情熱があふれ出していた。『ミラノ、愛に生きる』は12月23日(金・祝)から渋谷Bunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開。■関連作品:ミラノ、愛に生きる 2011年12月23日よりBunkamuraル・シネマほか全国にて公開
2011年10月25日社会で働く世のオフィスマン&レディにとって、会社という組織の中でどうしても反りが合わない、けど我慢しなければならない…という状況にいる方も少なくないはず。でも、こんな上司がいたら働くどころじゃない!?史上最悪と言っても過言ではない上司への復讐に目覚めた3人の男たちの“上司駆除作戦”を描いた『モンスター上司』。本作で、アダルト映画ばりの誘惑で部下を悩ます“セクハラ上司”を演じ、そのイメージを覆したジェニファー・アニストンがこの強烈なキャラクターについて本音を語ってくれた。ケビン・スペイシー扮する昇進と引き換えに理不尽な要求をしてくる“パワハラ上司”、コリン・ファレル扮する他人に危害をもたらす“バカハラ上司”と並び、強烈なインパクトを与えるのが、ジェニファー演じる歯科医ジュリア・ハリス。無類の男好きの肉食系女子で、あの手この手のお色気光線で助手のデール(チャーリー・デイ)に迫ってくるのだ。「あんなタイプを演じる機会なんて全くなかったから楽しかったわ!」と本人は興奮しながら話すが、その過激さはハンパではなく、男子ならむしろ羨ましいほど?「こういう作品は無難じゃ意味ないのよ。徹底的に過激でなきゃ。過激さをマジメに追求すればするほど良くなったし、そこが楽しかったわ」。自身とは全く別人のジュリアになりきるため、今回ジェニファーはダークヘアのウィッグを採用。スタッフも見間違えるほどに別人に仕上がっているが、ほかにもこだわりがあるようで「目指したのは、自分自身とはかけ離れた外見で、粋な感じ。特にランジェリーにはこだわったわ。昔ながらのセクシーな感じで」と話す。「私自身では、とてもあのセリフは言えないわ」と漏らす彼女だが、では自身がモンスター上司になったことは?と尋ねると「ありえない、こんな人気者なのに〜」と笑い飛ばす。果たして、ジェニファーは本作でどんな“モンスター上司”になり代わっているのか?コメディエンヌの才能を余すところなく発揮している彼女の、愉快痛快な変貌ぶりにぜひ注目してほしい。『モンスター上司』は10月29日(土)より全国にて公開。※こちらのインタビュー映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:モンスター上司 2011年10月29日よりシネマート新宿、 シネマート心斎橋ほか全国にて公開© 2011 NEW LINE PRODUCTIONS, INC.■関連記事:最悪な上司たちへの復讐コメディ『モンスター上司』試写会に10組20名様をご招待シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第18回)“理想の上司”俳優は?
2011年10月25日ドイツの名匠ヴィム・ヴェンダースが10月25日(火)、開催中の東京国際映画祭で最新作『Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』の舞台挨拶に登壇した。世界的舞踊家で一昨年、急逝したピナ・バウシュのパフォーマンスを20年来の友人であるヴェンダース監督が3Dカメラで撮影した本作。劇場での公演だけでなく、カメラは彼女が芸術監督を務めた舞踊団のダンサーたちが森や庭園、工場などで見せるパフォーマンスも映し出す。開口一番「みなさん、こんにちは」と日本語で挨拶したヴェンダース監督。本作を手がけることになった理由を問われると「私は『なぜ?』と思ったことは一度もありません。理由などなく、ただ作りたいと思い続けてきました。1985年に初めて彼女のダンスを見て以来、ずっとね。そのとき私は若かったので、彼女に会って『映画を作らせてほしい』とお願いしたんです」。数年後に彼女は承諾するが「反対にそのときは僕の方が悩みました。どうしたら彼女の姿を映像化できるのか?その術が見つかりませんでした」と明かす。それから悩むこと何と20年。3D技術の発達を受けて、ようやく数年前に映画の企画が動き出す。「でも、2009年の秋から撮影に入ろうとした矢先の6月30日に、彼女は急にこの世を去ってしまいました。映画化が遅すぎたんです…」と監督は悲痛な表情を浮かべた。「彼女なくしては映画は作れないと私は一度、映画を作るのを断念しました。でも残ったダンサーたちは彼女が亡くなった晩も泣きながら踊っていました。彼らの姿に触発されて、私はもう一度、映画を作ろうと決意したんです。ピナと一緒に作ることはできなくても、ピナのために彼らと共に映画が作ることができると思ったんです」と、監督はピナ亡き後の映画作りについて明かした。これから映画を鑑賞する観客に向けて監督は「これからみなさんを東京から、彼女が40年来住んでいたドイツの小さな街へと連れ出します」とニッコリ。なお、日本滞在中に監督は福島を訪問する予定であることも明らかになった。東京国際映画祭は10月30日(日)まで六本木ヒルズほか都内各所で開催中。『Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』は2012年2月25日(土)より公開。特集「東京国際映画祭のススメ2011」■関連作品:Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち 2012年2月25日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿バルト9ほか全国にて順次公開© 2010 NEUE ROAD MOVIES GMBH, EUROWIDE FILM PRODUCTION■関連記事:ヴェンダースが亡きダンサーに捧げる、世界初3Dアート映画『PINA 3D』日本公開決定!
2011年10月25日カメレオン俳優ジョニー・デップが砂漠に迷い込んだひょうきん者のカメレオンを演じるアドベンチャー・アニメーション『ランゴ』。先週末より日本でも劇場公開された本作だが、実は本作にはジョニーだけでなく、多数の魅力的なキャストが砂漠の村の住人として出演しているのはご存知だろうか?天才子役として人気を集めるアビゲイル・ブレスリンはクールな子ネズミに、さらにイギリスの名優ビル・ナイは村中が恐れる毒ヘビ役に。その中でジョニー扮するランゴとロマンティックな恋に落ちるマドンナ・カメレオン、マメータをキュートに演じているのが、『お買いもの中毒な私!』で一躍注目を集めた、アイラ・フィッシャーだ。憧れのジョニーとの共演について、そして役作りについて語ってくれた。『お買いもの中毒な私!』では、趣味のお洋服の買い物が高じて借金に追われるという女の子を演じ、強烈な印象を残したアイラだが、本作で演じるマメータはというと、町を牛耳る権力の暗部を暴こうとする気丈で正義感にあふれたカメレオン。防衛本能で突然気絶するところもとてもキュートだ。活発な幼少期を過ごしていたというアイラは、この“カメレオン”役と縁があるようで、「外で遊ぶのが好きだったから、庭にいるトカゲやいろんな生き物を観察したわ。フリーズしたトカゲを見たし尻尾を抜いたこともあるわ。だから知識はあったと思う。いま思えば運命だったのかも。外でトカゲを眺める時間が長かったから、この役に起用されたしマメータのことも理解できたの」と嬉しそうに語る。アニメの声優は『ホートン/ふしぎな世界のダレダーレ』でも経験済みのアイラだが、役者の個性を最大限に引き出した本作でのアフレコ経験はそれとは全く異なるものだったよう。「現場に行くとカメラに囲まれた舞台があって、そこでほかの役者さんと一緒に演技をしながら収録するの。お互いを見ながらセリフを言うから、物語の流れがすごく掴みやすいの。ブースに入って1人で喋るより、こっちのほうがやりやすいわ。以前のやり方では自分のセリフの前に、他人のセリフを想像するの。物語が分かってしまうから製作側の人たちは詳細を教えてくれないのね。だから試写会で完成した作品を観たときに初めてセリフの状況が分かるんだけど、今回はすぐに状況が理解できたの。今回はアビゲイルとも一緒だし、ビル・ナイとのシーンもあった。映画を観てもらえれば、彼の役柄に関係なく好きになるはずよ」。しっかり者のマメータと自由奔放なランゴ。正反対な性格のふたりのテンポよい掛け合いが、笑いと共に様々な感情をもたらしていく。ジョニーから「素晴らしいユーモアの持ち主」とお墨付きを得たアイラは、憧れだった彼との初共演について絶賛をもって語る。「ブサイクな男は眺めるのもつらいけど、ジョニーは本物の紳士よ。彼の映画も大好きでよく観ているし、昔のドラマのポスターも持ってる。だから彼との共演は本当にうれしかった。仕事に対する考え方がほかの役者さんと違うし、ユニークな演技や仕草で私たちを驚かせてくれる。テイクごとに演技も変わるし、本物のカメレオンかと思うほど才能にあふれてるわ。全てが華麗なの。それに彼はスタッフ全員の名前を覚えている」。鋭い切れ味が魅力のアイラと、女子も男子も惚れる伊達男のジョニー。笑いあり、胸きゅんロマンスありのふたりの掛け合いにぜひご注目あれ。『ランゴ』は全国にて公開中。■関連作品:ランゴ 2011年10月22日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2010 Paramount Pictures. All Rights Reserved.■関連記事:ジョニー・デップ、オースティン国際映画祭で俳優賞を受賞ジョニーファンも9割以上が納得!ジャック・スパロウに通ずるランゴって?ジョニデ、大ピンチでトイレに逃げ隠れ!?『ランゴ』本編映像を先行解禁自分探しの旅へ!『ランゴ』サボテンコップ5名様プレゼントジョニー・デップファン集合!シネマカフェ独占『ランゴ』試写会に40組80名様をご招待
2011年10月25日『月に囚われた男』で鮮烈な映画監督デビューを果たしたダンカン・ジョーンズがジェイク・ギレンホールを主演に迎え、満を持して贈る傑作サスペンス『ミッション:8ミニッツ』。観る者の想像を覆す“騙し”の演出と、卓越したスタイリッシュな映像が強いインパクトを残す本作だが、そこに凝縮されているのは人間の苦悩と愛に満ちたドラマ。シネマカフェでは公開に先立ち、女性読者を対象にした試写会を実施しアンケートを行った。一体、女性たちは本作のどの部分に共感したのか?その結果をここでご紹介!乗客全員を死亡させる列車爆破事件の犯人を突き止めるべく、事件発生前の<8分間>の意識に潜入することを命じられるコルター・スティーヴンス大尉(ジェイク・ギレンホール)により明かされていくサスペンスと、彼をめぐる切ない人間ドラマを見事に融合させている本作。観終わった女性たちからは「ハラハラドキドキして、あっという間に時間が過ぎた。結末が読めなくて最後まで楽しめました」(20代)や「最後まで良い緊張感が続いて楽しかった。ラストはそう来たか!という感じ」と、繰り返される<8分間>のスリルに魅せられた声が寄せられる一方で、「アイディアがリアルで、かつ“あるかもしれない”と思わせる。説得される感じがありました」(20代)、「主人公の苦悩と正義感がすごく意識に残りました」(40代)、「道徳感について考えさせられる物語でした」(20代)、「ラストに向かっていくうちにもう感動の涙があふれました」(30代)という、“あるかもしれない”深いヒューマンストーリーにわが身をふり返る声が多く見受けられた。印象に残ったシーンを尋ねると、ジェイク扮するスティーヴンス大尉が列車で乗り合わせた女性・クリスティーナ(ミシェル・モナハン)を救出しようと奮闘するシーンなど、彼女との間に生まれるロマンスに惹かれる女性が多かった様子。2人のやり取りの中に垣間見えるクリスティーナの「好きなひとを想う気持ち」や「イノセントなところ」を彼女の魅力として挙げる人も。主人公・スティーヴンスだけでなく、彼と心通わす女性キャラクターたちは同じ女性として共感できたり、羨望の対象となったようだが、クリスティーナよりさらに支持を集めたのがもう一人のヒロイン、スティーヴンスに苛酷な任務を指示しながらもその任務に苦悩するグッドウィン大尉(ヴェラ・ファーミガ)だ。「どちらの女性が共感できる?」との質問には、9割近くがグッドウィン大尉に票を投じていた。その理由は、「自分の意志を持っていて、仕事に誇りを持っているところ」、「任務を果たしつつも、コルターの力になってあげる点が働く女として可愛かった」、「サポートの立場ながら、最後は自分の意志で決断を下した強い女性!」、「軍人の部分と優しい性格の間で揺れ動くところ」などなど。ずばり「働く女性」として、理性と感情のはざまに揺れるところに多くの共感が集まった。最後に、読者たちに答えてもらったのが、主人公のように「もしも自分に残された時間が<8分間>だったら何をしたい?」ということ。本作の切ない展開に心動かされた人が多かったようで、「愛する人、大切な家族と一緒に過ごす」という声が圧倒的だったが一方で、顕著だったのは「好きな食べ物」にまつわる願望の数々。「リバウンドを気にせずビュッフェで美味しいものを食べまくる」に「美味しいスイーツを食べたい」、「旦那さんと一緒にオーロラの見える温泉に浸かりながらシャンパンを飲む」、「回転寿司屋で好きなネタを食べる。握りのお店は待ち時間があるので…」。最後に自らの内から沸く究極の“欲”とはいかなるものなのか謎であるが、“食欲”は外せないということなのだろう。さて、本作で巻き起こる<8分間>のラストで、スティーヴンスが見せる究極の“選択”とは――?『ミッション:8ミニッツ』は10月28日(金)より全国にて公開。『ミッション:8ミニッツ』独占試写会レポート■関連作品:ミッション:8ミニッツ 2011年10月28日より全国にて公開© 2011 Summit Entertainment, LLC. All rights reserved.■関連記事:鬼才ダンカン・ジョーンズが語る自信作は、ヒッチコックより挑戦的な“頭脳系”映画?8分間に隠された禁断の真実『ミッション:8ミニッツ』女性レビュアー限定試写会に50組100名様ご招待映画ファンほどダマされる、衝撃の展開!『ミッション:8ミニッツ』試写会に5組10名様
2011年10月25日最新主演作『ランゴ』が日本公開初日を迎えた22日、ジョニー・デップはテキサス州・オースティンにいた。開催中のオースティン国際映画祭で、俳優としての映画への貢献を高く評価する賞「Extraordinary Contribution to Film- Acting Award」に輝いた。『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズを始め、大ヒット作に主演し、正真正銘のハリウッドのAリストのスターとなったジョニーだが、スピーチでは「僕のキャリアは20年間失敗の連続でしたから」と受賞の驚きと悦びを謙虚に語った。ジョニーは最優秀脚本賞のプレゼンターも務め、『シザーハンズ』(’90)、『ティム・バートンのコープスブライド』(’05)の脚本を手がけたキャロライン・トンプソンに授賞した。前日には最新主演作『The Rhum Diary』(原題)が上映され、ブルース・ロビンソン監督と共に登壇、観客とのQ&Aセッションを行った。ジョニーにとっては『ラスベガスをやっつけろ』(’98)に続いて、原作者であるハンター・S・トンプソンをモデルとしたキャラクターを演じるのは二度目。リラックスした調子でトンプソンとの思い出話を聴衆に語ったジョニーは「彼がいないことを毎日毎晩、寂しく思っているよ」と結んだ。(text:Yuki Tominaga)© AP/AFLO■関連作品:ランゴ 2011年10月22日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2010 Paramount Pictures. All Rights Reserved.■関連記事:『ランゴ』のマドンナ、アイラ・フィッシャーが語る「ジョニーは本物の紳士よ」ジョニーファンも9割以上が納得!ジャック・スパロウに通ずるランゴって?ジョニデ、大ピンチでトイレに逃げ隠れ!?『ランゴ』本編映像を先行解禁自分探しの旅へ!『ランゴ』サボテンコップ5名様プレゼントジョニー・デップファン集合!シネマカフェ独占『ランゴ』試写会に40組80名様をご招待
2011年10月25日映画『アントキノイノチ』が10月24日(月)、東京国際映画祭で公式上映され、主演の岡田将生と榮倉奈々、原田泰造、瀬々敬久監督が舞台挨拶に登壇した。遺品整理業者で働くことになった青年・杏平が同僚の少女・ユキとの出会いや様々な現場での経験を通じて“生”の意味を問い直し、壊れた心を再生させていく姿を描く。英語通訳付きの映画祭での公式上映とあって岡田さんはハイテンションで「I’m Masaki Okada」と英語で挨拶。映画の内容にちなんで「いま『ありがとう』と伝えたい相手は?」と尋ねられると「すごく恥ずかしいんですが、いまここ(客席)に家族が来てるんです。いつも支えてくれてありがとう」と照れくさそうに語り、会場は温かい拍手に包まれた。榮倉さんは同じ問いに「私は現場でいろんな人と出会うことがすごく好きなんです。だからこの作品のスタッフや関係者のみなさんに『ありがとう』と伝えたい」と思いを語った。原田さんは「財布の中は2千円。原田泰造です!」「大好物はジャスミンティー。原田泰造です!」、「銀座・原宿・六本木〜原田泰造です!」と歌いながら自己紹介。通訳によって英語に訳されるのを聞いてご機嫌だった。監督は3月11日の大地震で映画を作る気持ちが揺らいだことを明かしつつ「瓦礫を拾っている人の姿を見て『作らなきゃ』と思い直した」と告白。最後に、岡田さんは「難しいことは分かりませんが、この映画は人と人の繋がりを描いています。僕自身、この仕事を通じて『誰かと繋がっていたい』と思うようになりました。みなさんにも同じ気持ちになってもらえたら嬉しいです」と語り、舞台挨拶は幕を閉じた。東京国際映画祭は10月30日(日)まで六本木ヒルズほか都内各所で開催中。『アントキノイノチ』は11月19日(土)より公開。特集「東京国際映画祭のススメ2011」■関連作品:第24回東京国際映画祭 [映画祭] 2011年10月22日から10月30日まで六本木ヒルズをメイン会場に都内各所にて開催© 2011 Tokyo International Film Festival All Rights Reserved.アントキノイノチ 2011年11月19日より全国にて公開© 「アントキノイノチ」製作委員会■関連記事:【TIFFレポート】加瀬亮、デニス・ホッパーの息子と朝4時までの付き合いを明かす【TIFFレポート】山田孝之、司会者に「本当の恋愛って何ですか?」と逆質問【TIFFレポート】小栗旬「毎日、逃げ出したいと思ってた」と監督経験を述懐【TIFFレポート】映画祭開幕!ミラジョヴォら美しき女優陣のファッションに釘づけ“笑い”から読み解く!東京国際映画祭コンペティション部門の楽しみ方
2011年10月24日開催中の第24回東京国際映画祭の特別招待作品としてガス・ヴァン・サント監督の最新作『永遠の僕たち』が10月24日(月)に上映され、日本から元特攻隊員の“幽霊”の役で出演している加瀬亮が舞台挨拶に登壇した。ヒロシ(加瀬さん)という名の自分にだけ見える幽霊が唯一の話し相手である青年が、余命3か月の少女との交流を通じて「生」について見つめ直す姿を描く。故デニス・ホッパーの息子・ヘンリーが主人公のイーノックを演じるほか、『アリス・イン・ワンダーランド』で鮮烈な印象を残したミア・ワシコウスカががんに侵された少女・アナベルに扮する。元々、監督の作品のファンで「学生の頃に『マイ・プライベート・アイダホ』を何度も観た」という加瀬さん。その後、監督と知己を得たが、本作に参加することになった経緯について「ある日、夜中にパソコンを開いたら『今度の作品で役があるかもしれない』というメールが来てて脚本が添付してあったんです。読んで『良かった』と感想を返信したら『じゃあオーディションを受けてみろ』と言われました」と明かす。その後、参加が決まってポートランドの撮影現場へ。「ヘンリーとミアは2週間ほどのリハーサルを終えた後だったんですが、監督と4人でカフェに行って『仲良くやれよ』と言われました」。特に共演シーンが長いヘンリーについて、加瀬さんは言葉を濁しつつ「みなさんのイメージとはものすごく違うと思います。お父さんの血を継いでるだけあります。こないだある映画祭から逃げ出して戻ってこなかったという話も聞きました」とその素顔を明かした。撮影中もホテルの非常階段を通じて互いの部屋を行き来していたそうで「いつも朝の4時くらいまで僕の部屋にいました。僕は英語のセリフは初めてなので、撮影の前日も覚えたりしたかったんですが全く出来ず…。ヘンリーもセリフを全く覚えておらず(苦笑)。でも監督は何をしても現場で笑ってました」と2年前の撮影を楽しそうにふり返った。劇中、ヒロシが手紙を読むシーンがあるが、それが日本語の手紙ということで小道具スタッフから手紙を用意するように頼まれたそうで「でも昔の言葉で旧仮名遣いなので、文学を教えている友人や100歳を超えている方、実際の特攻で生き残った方の元を訪れてチェックしてもらいました」と明かした。『硫黄島からの手紙』に続いてのハリウッド作品となったが「自分の中に新しい風が入ってくる」という加瀬さん。さらに監督がゲイである点に触れ、本作で描かれる男女の愛やヒロシの存在について、マイノリティに属する監督ならではの視点、描写に言及。「現場でそうした部分を理解していなくて申し訳ない。僕がファンタジーであると感じていた部分が監督にとってはリアルだったのだと思います」と真摯に語っていた。東京国際映画祭は10月30日(日)まで六本木ヒルズほか都内各所で開催中。『永遠の僕たち』は12月23日(金・祝)より公開。特集「東京国際映画祭のススメ2011」■関連作品:第24回東京国際映画祭 [映画祭] 2011年10月22日から10月30日まで六本木ヒルズをメイン会場に都内各所にて開催© 2011 Tokyo International Film Festival All Rights Reserved.永遠の僕たち 2011年12月23日よりTOHOシネマズシャンテ、シネマライズほか全国にて順次公開■関連記事:【TIFFレポート】岡田将生&原田泰造通訳付き映画祭公式上映にハイテンション!【TIFFレポート】山田孝之、司会者に「本当の恋愛って何ですか?」と逆質問【TIFFレポート】小栗旬「毎日、逃げ出したいと思ってた」と監督経験を述懐【TIFFレポート】映画祭開幕!ミラジョヴォら美しき女優陣のファッションに釘づけ“笑い”から読み解く!東京国際映画祭コンペティション部門の楽しみ方
2011年10月24日現在、6児の父親であるブラッド・ピットだが、もっと子供が欲しいと話している。パートナーのアンジェリーナ・ジョリーと、3歳から10歳までの子供6人を育てているブラッドだが、イギリスの「OK!」誌のインタビューで、もっと子供が欲しいかと聞かれて「たぶん、そうなると思う」と、今後も家族が増える可能性を匂わせた。「子育ては僕の人生で最も素晴らしく重要で、力を尽していることなんだ。なぜここで止める必要がある?」と語るブラッドは「子供たちはひとりずつ扱うほうが簡単だよ」と子だくさんパパの極意を明かす。「子供たちと一対一で過ごす時間が大好きなんだ。あの子たちは僕にとって、世界一面白い存在なんだよ」。現状を楽しんでいると話したうえで、彼は「僕は、人は犯した失敗で定義できると信じているんだ」と自身の人生哲学も語った。「失敗から実際の自分自身を理解することができる。自分の過ちや選択の責任は自分にあるんだ。両親にではなくね。親密さや知覚も大切だ。きちんと生きなければいけないと思っているよ」。(text:Yuki Tominaga)© AP/AFLO■関連作品:マネーボール 2011年11月11日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開■関連記事:アンジェリーナ・ジョリー、UNHCR親善大使としてリビアを訪問ブラッド・ピット主演最新作『マネーボール』試写会に20組40名様をご招待アンジェリーナ・ジョリー、子連れでセレブママ友、グウェン・ステファニー宅を訪問シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第19回)“駆け引き上手そうな”俳優は?東京国際映画祭を若者にアピール!イケメン3人衆「TIFF BOYS」結成
2011年10月24日