Currytion(カレーション)がお届けする新着記事一覧 (4/8)
毎度おなじみ、カスティエルです。ここ最近、ノーマルなレトルトカレーによく当たっていた気がしますが、今回はなんとも微妙な……普通とは言い難い気がするけど特異ってわけでもないカレーが当たりました。『厚岸 秋刀魚(あっけし さんま)カレー』です。秋刀魚といえば北海道みたいですね。現地では『根室さんま祭り』というイベントもあるようで、100円で焼き秋刀魚が食べ放題だとか。普通に買ったら結構いい値段しますよね、秋刀魚。今回はどうなるんでしょうか。 ■秋の味覚、秋刀魚そうきたか……カレーに秋刀魚入れちゃったか……。と一憂したのも束の間、パッケージ裏面を見てみると「さんまと大根の相性を生かし~」とあります。「活かし」じゃないの!? ……というのは置いておいて。“大根”ですか。もしかして表面の白い塊、カレーといえば定番の“ジャガイモ”ではなく、“大根”ですか。水戸黄門でいうなら、助さん格さんのポジションに間違えて八兵衛置いちゃった感じですか。さんまとの相性以前に、カレーとの相性を考えて欲しかった……。 ■文句はここまでにして…いつもならここから、「意外に美味しかったー!」というお決まりのパターンが展開されるのですが、お皿に盛ってみたらまさかのこれ。「いや、秋刀魚デカくね!? 」パッケージだともうちょっと細かくなってない!?どんでん返しストーリーを期待してはみたものの、これは中々キツそうだぞ……。そして匂いも結構強い。魚さかなしているわけではないけれど、確かに“いる”。 ■総評:お味の方は…味★★☆☆☆辛さ★★☆☆☆リピート可能性★☆☆☆☆はい、肝心のお味です。初めてこのようなレビューになるけれど、正直に思ったことを書き綴りたい。結論、食べられます。美味いか不味いかでいうと、どっちでもない。普通のカレー。ただ、秋刀魚。秋刀魚を食べると、そのまんま、さんま。そしてこの大きさだと、相性が良いとされている大根と一緒に食べることは多分ないです。ご飯との相性は良いです。やはり秋の味覚だからなのか、単純なカレー好きだからなのかは分からないけれど、ご飯があればもう少しイケる。(レトルトカレーの醍醐味というか……その一杯のご飯と一杯のルーで評価すべきだとは思うが……)筆者の持論ですが、海鮮カレーは、貝とかエビ・イカにしておくべき。魚は違う気がします。秋刀魚が大好き、お魚が大好きという方は、ぜひ一度ご賞味あれ。【筆者略歴】カスティエルさん
2018年10月22日今回いただくのは、『服部中村養鼈場(はっとりなかむらようべつじょう)』さんの『SUPPON すっぽんスープカレー』です。はい、ということで正解は「鼈(すっぽん・べつ)」でした。「養鼈場(ようべつじょう)って何だ?」と思って調べてみると、「鼈」は「すっぽん」の漢字とのこと。養豚場や養鶏場と同じく、「養鼈場」と表現しているわけですね。日本や中国では古くから食されてきたと言われている、すっぽん。お鍋などの高級食材になったり、滋養強壮への期待を込めて生き血(!)が飲まれたり、健康食品の成分としても摂りいれられたりしていますね。果たして、カレーにしても美味しいのでしょうか? ■紅色のパッケージに燦然と輝く「SUPPON」の金文字紅色のパッケージに、金色に輝く文字で「SUPPON」と書かれています。なんだか神々しいですね。すっぽんの生き血をイメージして、活力を表しているんでしょうか?このカレーをつくっておられる「服部中村養鼈場(ようべつじょう)」さんですが、明治33年に服部倉治郎氏が東京深川でうなぎと共に養殖したことに端を発しているそう。100年以上の歴史を持つ、由緒正しい“すっぽん養殖企業”だそうです!すっぽんスープ・チキンスープ・鰹昆布スープの“トリプルスープ仕立て”らしく、「さぞ複雑な味わいなんだろうな」と期待が膨らみます。パッケージ裏には「今までにない味わいを醸し出すスパイシーな大人のカレーです」との煽り文句も。心していただきたいと思います! ■「SUPPON CURRY」、そのお味は?スープカレーなので、ルーはさらさらしています。すっぽんということで、「ちょっとクセがあるのか?」と身構えて食してみたものの、トリプルスープのためなのか、あまりすっぽん独特の風味は感じませんでした。どちらかというと、ケチャップの酸味が後味に残るようなお味です。食べ終わってから、「実は“すっぽん”が入っていたんですよ!」と言われると、「言われてみれば、すっぽんの風味がしたかも!」と反応するようなレベルでした。すっぽんの独特の味を考えると、これくらいの味付けの方が良いのかもしれません。正直、高級食材ということで期待値を過剰に引き上げすぎてしまったところは否めません(笑)。これからトライされる皆さんは、「すっぽん、すっぽん」と意識し過ぎずにお召し上がりになるのが良いと思いますよ!(筆者が勝手に期待しすぎただけですので、決して服部中村養鼈場さんの努力が足りないせいではありませんよ!)では、今回のお味を総合評価させていただきたいと思います! ■総評辛さ:★★★☆☆旨さ:★★★☆☆スッポンっぽさ:★☆☆☆「すっぽんっぽさ」については、筆者の過剰な期待ゆえに、ちょっと低評価になってしまっているかもしれません。ですが、百聞は一見に如かずです。気になった方は、ぜひとも一度ご自身でお試しくださいませ! 【参考】※ 服部中村養鼈場【筆者略歴】Tadashi☆Gaki
2018年10月21日今回、筆者が実食レポするカレーはこちら。『ASAHIKAWA WHITE BASE CHICKEN SOUP CURRY(ホワイトベースチキンスープカレー)』です!完全にジャケ買い(※)です。(※ ジャケ買い:レコード、CD、DVD、本などのメディア商品を内容を全く知らない状態で、パッケージデザインから好印象を受けたことを動機に購入すること)シンプルながらセンス抜群で、レトルトカレーとは思えないこのおしゃれなパッケージ。厚みのあるしっかりとした箱で、ボリューミーさを感じ、期待値が上がります! ■ジャケ買いパッケージ裏を見ると、お店の説明がありました。このカレーは、北海道旭川市に2010年よりお店を構える『WHITE BASE CAFE』さんのイチオシ商品である「チキンスープカレー」を商品化したもののようです。そして、目をパッケージ下部へ向けた時、衝撃が走りました……。な、なんとっ!カ、カロリーが……!571Kcal!!!!! ■571Kcal!衝撃のチキンスープカレー、果たしてその姿は筆者が今まで食べたレトルトカレーのなかでも、おそらく最も高カロリーな商品です!一体、どんな具材を使ったらこんなに高カロリーになるんだろうと、逆に興味津々。このカレーは、「スープ・具材」と、「カレーペースト」が分かれて入っていました。まず「スープ・具材」からドロップしてみましょう。ドーーーン!!!骨付きチキンのお出ましだー!で、でかい!!そしてとっても柔らかそう……!続いてカレーペーストをドーーーン!!!トマトケチャップを多めに使ったペーストのようです。トマトやスパイスのとても良い香りがします。今まで食べたレトルトカレーの中で、一番豪華なビジュアルで興奮します。■するするほぐれるコク旨チキンに昇天!見るからに柔らかそうなチキン。真っ先にスプーンで触ってみると……ホロッホロで、すぐにお肉が崩れて骨が取り出せました。見た目どおり、本当に柔らかいお肉でしたよ!こんな大きくて美味しいお肉が入っていたら、571Kcalの高カロリーにも納得できます。ルーもスパイシーですが決して辛すぎず、チキンの旨味が溶け出していてコクがあり、お肉との相性も抜群。お味にも大満足です!!「WHITE BASE CAFE」さんで人気なのも頷けます。それでは総評にうつりましょう。 ■総評:次は野菜を添えてリピートしたい味★★★★★辛さ★★★☆☆見た目の豪華さ★★★★☆コスパ★★★★☆価格は800円。(2018年10月現在)レトルトカレーにしては高めですし、具材はスープとチキンのみなので、一見お得感はありません。しかし、価格を裏切らないクオリティで「絶対にまた食べたい」と思いました。今度は何か良いことがあった日に、自分への「ご褒美」として、野菜などの具材も別に用意して食べてみたいなと思いました。【参考】※ WHITE BASE CAFE【筆者略歴】ami
2018年10月20日あなたは「よこすか海軍カレー」を食べたことがありますか?食べた感想は人それぞれですが、ネット上の声を見てみると、「まずい」や「普通すぎ」といったネガティブな意見も多数あります。その真偽を確かめるべく、『Currytion(カレーション)』編集部でも検証記事を用意したほど……。なにかと話題な海軍カレーですが、なかには高評価を獲得し続けるレトルト海軍カレーもあるようです。早速入手してきました。こちらが、各通販サイトで高評価を獲得している『はろうきてぃ よこすか海軍カレー』。今回は、キティちゃんのパッケージが可愛いこのカレーのお味を、お伝えしたいと思います。 ■とりあえず食べた感想カレールーの色と具のボリュームは写真のとおり。目立った特徴はなく、家庭で作られるごく一般的なカレーに近い印象です。クセがなく辛くもなく、パクパク食べ進められる点は良いですね。あっと言うまに完食。ごちそうさまでした!もうレビューはさらっといきましょう。 ■総評カレーの味★★★☆☆辛さ★★★☆☆コスパ★★★☆☆「普通」です。以上です。ですがこちらのレトルトカレー、Yahoo!ショッピングやAmazonでレビューを見てみると、なぜかまあまあの評価を獲得しているんですよね。具材の量、味、辛さ……何をとっても普通なのです。筆者にはどうしても5段階中4以上の評価がつくとは思えません。そこで筆者は1つの仮説を立てました。「味やカレーとしての評価ではない、“キティちゃん”の評価なのでは」と。 ■仕事を選ばない「キティさん」こちらの商品、マーケティングの観点からいえば、“コラボ”というやつですね。ところで、キティちゃんのコラボ商品って結構見かけると思いませんか?有名なお菓子から、地方のお土産グッズまで、キティちゃんグッズがありますよね。それには、こんな理由があるようです。今年の7月初旬には、下記のようなツイートが話題になりました。サンリオ株主総会で社長が『大好きなのに中々売れず無くなってしまいそうなものがあったら、うちに言いなさい。キャラとコラボさせたら売れるから。私は世界中皆が仲良くするためにこの会社を作った。』って言ってたのは本当に感動した。キティが色々なところでコラボしてる理由。— かける(@kaeritaianokoro) July 1, 2018この「世界中皆が仲良くするために」という言葉は、サンリオの経営者が折に触れて発しているメッセージのようで、サンリオの経営の根幹にあたる考えのようです。一見サンリオのファンシーな世界観にそぐわない相手でも、快く(?)コラボしてくれることから、一部では「仕事を選ばないキティさん」とも称えられるほど。たとえ無名の商品でも、可愛いキャラクターのパッケージにすることで、商品を手に取る人が現れて、さらには「美味しい」「また買いたい」と思ってもらえればハッピーですよね。「キティちゃん」改め「キティさん」はそんな幸せなムーブメントを起こすために日々活動しているのでしょうか。 ■キティちゃんが及ぼす力は絶大!こちらのアイテム、お値段は意外と高め。通販サイトをいくつか覗いてみたところ、大体500円~700円に+消費税といった価格で販売されています。(2018年10月現在)ついでに、気になる評価欄のコメントを見てみましょう。「キティ好きの友達に買いましたパッケージが可愛いのでgoodです」(原文ママ)やっぱり。 あ、コラボというと話題の“バスセンターカレー”ともコラボしたい筆者でした。【レビュー参照元】※ 地カレー家 神奈川限定横須賀バージョン【はろうきてぃ よこすか海軍カレー】【引用元】※ Yoshikitty Official【筆者略歴】よっちむ
2018年10月19日皆さんは、カレーを作るとき「さらにおいしくなるように」と“隠し味”を加えたことがありますか?チョコレート、コーヒー、はちみつ……と、入れる隠し味は人によって様々だと思います。一体どれが正解なのでしょうか。実は……その答えは“ゆず”かもしれません。 ■ごちそうレトルト専門店・にしきや の「ゆずキーマカレー」レトルト食品の専門店『にしきや』。おいしい素材、化学調味料不使用、多彩なレシピ、と3つのことにこだわりさまざまなレトルト食品を販売するブランドです。通販だけでなく、宮城県には本店が、さらに東京都には自由が丘店や二子玉川店を構えているとのこと。また、あの無印良品のカレーも『にしきや』が手掛けているんだとか。今回ご紹介するのは、そんな『にしきや』のカレー『ゆずキーマカレー』。カラフルなパッケージがおしゃれですね。その名の通り、ゆずの風味が効いたキーマカレーなんだそう。パッケージ裏を見ると、しっかりと“ゆず皮”の文字。鍋や和え物にゆずを使うことはよくありますが、カレーとゆずはどんな相性なのでしょうか。早速作ってみましょう! ■ガツンと香るゆずにびっくり!作り方は、湯せんが電子レンジ。今回筆者は湯せんで作りました。完成!黄味の強いルーが特徴的ですね。そして、ルーをお皿へ注いだ瞬間に強く香る“ゆず”!『ゆずキーマカレー』の商品名から、ゆずの風味を感じるのは予想していましたが、思っていた以上の“ゆず感”に驚きました。そして、食べてみるとさらにゆず……と思いきや、味は意外と普通。特に柑橘系独特の味わいもなく、予想と違い普通のキーマカレーでした。具にも特に“ゆず皮”らしきものは見られず。細かめの具を用いる“キーマカレー”なので、ゆず皮もどこかに紛れてしまっているのでしょうか。しかし、実は果物が効いているのか、辛さはそれほど強く感じませんでした。辛いものが苦手な筆者でも無理なく食べられます。 ■総評!ゆずとカレーの相性は?味★★★☆☆辛さ★★☆☆☆ゆずとカレーの相性★★☆☆☆冒頭で「隠し味の正解は“ゆず”かも!」というようなことを書きましたが、実際に食べてみるとそこまでマッチしているとは感じられず……期待に反して“ゆずとカレーの相性”は星2つとしました。とはいえ、和食には欠かせないゆず。“カレーうどん”にするなど、和風にアレンジして食べてみると、また違ったおいしさが楽しめるかもしれませんね。ゆずの香りが好きな方は、きっと楽しめる一皿だと思います。パッケージがおしゃれなので、贈り物にもぴったりかも?【筆者略歴】カレーが如く
2018年10月18日お土産に、忙しい時に、思い出に。ふれる機会の多い“レトルトカレー”は、全国に約1000~2,000種ほどあるのだとか。そんなレトルトカレーをかたっぱしからレビューしていく『Currytion(カレーション)』で、今回筆者がレビューするのが『川俣シャモの肉だんごと福島県産チェリートマトのさわやかトマトカレー』です。※今回もお供はサトウのごはん! ■トマト好きの期待に応えるレトルトカレー筆者、実はトマト系の食べものが大好きなんです。今回こちらのカレーを食レポすることになり、もう食べる前からウキウキしてました。レトルトカレーって正直当たりはずれが大きく、ネタになるような面白カレーならいいんですが、美味しそうな見た目をしながら実際は……なんてこともあるわけです。でもトマトなら!大好きなトマトのカレーなら!きっと期待を裏切らない!!!!!!と、ハードルをガンガンにあげながら、心を踊らせて温めの時間を待ちました。正直ハードルを上げすぎていたとも思いますが、ちゃんと満足するカレーでしたよ。 ■トマト好きも納得の美味しさお湯が沸き、サトウのご飯があったまった電子レンジの音がしたらいざ実食。温まったパウチからは、非常にサラサラとしたルーが流れ出てきます。シャモの肉団子もパッケージどおり3つ、ゴロゴロっと転がり出てきました。さて、実食です。 最初の1口目の感想は、思ったより辛い!トマトの酸味と甘みに期待していたため少しびっくり。ですが、辛みを想定して2口目を食べると、しっかりトマトの酸味と甘みが感じられそこにピリッとくる辛みの刺激も重なって、とっても美味しい!サラリとしたルーはご飯と相性がよく、スプーンを進ませます。可愛く並んだ肉団子も存在感あってGood。甘み、酸味、辛みバランスが良くとても食べやすいカレーでした。ただ、せっかくこれだけトマトの旨みを生かせているので、鶏を入れずにもう少しトマト感を増やし、トマト1本で勝負すれば「さわやかトマトカレー」っという名前にふさわしいと思いました。発売元は、川俣シャモの専門店のようですね。それなら「川俣シャモカレー」でもいいのでは?まあ、トマト大好きだからいいんですけど!とにかくトマトと地鶏、どちらでも勝負できるカレーだと思いました。 ■総評:有名女性誌掲載&コンクール入賞の実力派だった味★★★★☆辛さ★★★☆☆トマト★★★★★実はこちらのカレー、有名女性誌『GINGER』に掲載されたほか、福島県の特産品コンクールや『ふくしまおいしい大賞2012』 惣菜部門で大賞も受賞している実力派カレーなんだとか。認められるところで認められた実力派カレーですね。きっと。トマト好きの皆さんは、ぜひ食べてみてくださいね。 【参考】※ 川俣シャモ専門店 地鶏屋本舗【筆者略歴】まんぷく太郎
2018年10月17日今回、食レポするのは『野菜としいたけの匠カレー』。キャッチフレーズは、きのこ一筋五十年の「匠キノコ」とカレーの匠との出逢いから生まれた、素材を楽しむ、ちょっと贅沢なカレー。しいたけをはじめとした素材が全面に押し出された、パッケージの“匠感”に期待が高まります。このおしゃれなパッケージに惹かれて、購入する方も多いのではないでしょうか。■「匠キノコ」とはこのカレーを販売しているのは、『サンマッシュ極み(生しいたけ)』を始めとする『匠キノコ』シリーズの通販を行っている、株式会社北研。生産方式や品種開発にこだわり、菌床栽培の生産技術を開発するなど、まさに“きのこ一筋”のプロフェッショナルです。(※1)パッケージ裏面の記載によると、大きなしいたけがまるごと1枚入っているとのこと。レトルト食品は特に、「開封してみたらパッケージの写真と違う……」ということが多々あるので、「本当に写真のようにしいたけが入っているのか……?」と疑ってしまいながらも、早速温めます。 ■ある意味期待を裏切られた!温め前にレトルトパウチを触ってみると、しいたけらしきものがごろっと入っていました。きのこ好きの筆者としては、ちょっと期待を高めつつお皿に開けてみると……お!!ぱっと見ただけでも、しいたけがかなりの存在感を発揮しています。アップにしてみると、さらに存在感を増すしいたけ!!スプーンで持ってみても、重みすら感じるボリューム感です。疑っていただけに、良い意味で期待を裏切られました。「フォークとナイフを使ってステーキ感覚でご賞味ください。」というイントロダクションに従ってナイフで切ってみると、まるでお肉のような感覚。口に運ぶと、その肉厚さにまた驚かされます。素材そのものの甘さに加え、カレーの味が染み込んでおり、程よいハーモニーを演出しています。大きさだけでなく、きのこの味自体もさすが“匠”といったところでしょうか。 ■総評味★★★☆☆辛さ★★☆☆☆しいたけの匠度★★★★★カレー全体としては、いたってオーソドックスな濃いめのカレールーですが、何と言ってもこのボリューミーで肉厚なしいたけが、レトルトカレーで味わえるのは嬉しいですよね。今回頂いた「極Premium」以外にも、通常のバージョンや、さらにはカレーだけでなく「しいたけマーボー」も販売されているようです。しいたけ好きの方はもちろん、匠しいたけの存在感を体感してみたい方は、ぜひ一度食してみてはいかがでしょうか。 【参考】※ HOKKEN北研【筆者略歴】Ms.39
2018年10月16日女性に人気のプレミアムミルクソフトのお店、『ケニーズハウスカフェ』をご存じですか?Instagram(インスタグラム)で検索してみると、オムライスやスイーツなどの美味しそうな画像が並んでおり、人気の高さがうかがえます!今回ご紹介するのは、そんなケニーズハウスカフェが満を持してつくり上げた、とっておきのレトルトカレーです。 ■その名も「待たせたな」!本格インド風チキンカレーこちらが、そのケニーズハウスカフェのレトルトカレー『待たせたな』。本格インド風チキンカレーです!「待たせたな」って変わった名前ですよね!思わず笑っちゃいました(笑)。パッケージに入っていたチラシよれば、他にも『嘘と罠』『ふぅふぅする幸せ』といった、一風変わった名前のレトルトカレーをつくっているようです。お店の遊びゴコロが伝わってくる楽しいネーミングですね!なんだか買ってみたくなります!がぜん味が気になってきました!早速食べていきたいと思います! ■ゴロっと丸ごと骨付きチキンが2本!どうやら電子レンジ調理が不可のようなので、湯せんで。待つこと7分……じゃ~ん!完成です!パッケージではいい感じにアスパラガスとクリームがトッピングされていましたが、実際はシンプルな見た目。まあ、大体のレトルトカレーはこんな見た目という説もあります(笑)。インスタ映えを狙うなら、パッケージのように何かトッピングを加えて盛りつけてみるのがいいかも!?具は、ガッツリ骨付きチキンが2本はいってます!お肉にしっかり味が染み込んでいてgoodです!レトルトでも、チキンがガッツリ入っているので食べ応えは抜群。好感が持てますね! ■総評味★★★☆☆フツーです!!!そこまでスパイスは香ってきません!インド感もない!辛さ★☆☆☆☆まったく辛くありません。だからインド感も薄く感じるんでしょうか?どなたでも気軽に食べられる辛さです。本格インドカレーを期待していると、肩透かしを食らっちゃうかもしれません!待たされた感★☆☆☆☆これが待っていたカレーの味とは言えないですね(笑)。いや、決してまずいわけじゃないんです!美味しいんです!ただ、「待ちに待った美味しさか」というとそうではない!次回作に期待ですね!待ってます! ケニーズハウスカフェさんの別のカレーについての記事も順次アップする予定ですので、ぜひご覧くださいね! 【参考】※ プレミアムミルクソフトのケニーズハウス【筆者略歴】ビビり
2018年10月15日″毎週金曜日はカレーの日”と決まっていた家庭はありますか?筆者の家庭はそうではなかったのですが(違うんかい!)。実は、この金曜日にカレーを食べる習慣にはルーツがあるんです。 ■どうして金曜日にカレーを食べる?「金曜日=カレーの日」の発祥にはいろいろな説がありますが、一番ポピュラーで信憑性が高いといわれているのがこちら。海上自衛隊では、長期の海上勤務で「曜日感覚」が失われることを防ぐため、毎週1回カレーを部隊食として出していたそうです。毎週金曜日にカレーを食べることで、「あ!今日はカレーだから金曜日だ」と思い出せるので、曜日感覚が保たれる効果があるそう。なるほど、納得ですよね。この習慣はいまでも続いており、現在でも全国の海上自衛隊では毎週金曜日にカレーが部隊食として出されているとか。 ■海上自衛隊が食べているカレーのお味、気になります!海上自衛隊が食べているカレー。どんな味なのか気になる……。その味を再現したカレーを探したところ、「横須賀海軍カレー本舗株式会社」から出ている「よこすか海軍カレー」を発見!横須賀にある某ホテルの総料理長が研究を重ね、海軍が食べていた昔懐かしいカレーを忠実に再現し、横須賀の隠れたご当地土産としても人気があるそうです。 ■ということで、さっそく現代の「海軍カレー」を実食!まず封を開けて思ったのが、具材の大きさ。にんじん、じゃがいも、お肉が入っているのですが、通常のレトルトカレーよりも食材が大きくゴロゴロしています。これはうれしいポイント!ルーは黄色みを帯びていて、給食のカレーを思い出します(年齢がバレる)。いただきま~す!ルーは、ほどよい辛さで少し甘みを感じます。隠し味として入っているこの″鰹だし”がお味のポイント!ほのかに鰹節を感じる和風テイストのマイルドな味です。また、一つひとつの具材が大きく食べ応えがあるのも◎。日々日本のために頑張ってくれている海上自衛隊の皆さんがこれを食べているのかと思うと感慨深いですね。 ということで、総評です。 ■総評味★★★★☆辛さ★★☆☆☆食べ応え★★★★★食材が大きく食べ応えがあるレトルトカレーだったので、食べ応え部門は満点の星5つ!みなさんも金曜日はぜひ、カレーを食べてみてはいかが? 【画像】※ taa22/Shutterstock【筆者略歴】アラサーさん
2018年10月12日どうも。毎日コーヒーを2杯飲んでいる筆者です。コーヒーが欠かせない筆者ですが、同僚でコーヒーを飲んでいる人をあまり見たことがない……なんで?さて、今回ご紹介するカレーはこちら。『軽井沢・幻の三笠ホテルカレー』です!三笠?……ミカサ?アッカーマン!?進撃の巨人オタクですので、ついつい反応してしまいました。すみません。 ■「軽井沢の鹿鳴館」の異名を持つ三笠ホテルとは三笠ホテルは軽井沢にあり、日本人が設計した明治後期の西洋式木造建築です。文化人や財界人が数多く宿泊し、「軽井沢の鹿鳴館」とも呼ばれるなど、時代の重要人物たちの社交場にもなっていたようですね。現在は営業を終了していますが、国の重要文化財に指定され、『旧三笠ホテル』としてなるべく当時の面影を残すかたちで保存されています(※1)。軽井沢観光の目玉として、今でも人々に愛されているようです。こちらはそんな三笠ホテルのメニュー「西洋風カレーライス」を、三笠ホテル元シェフ・依田氏直伝の秘蔵レシピをもとに軽井沢町のシェフたちが試行錯誤の末、現代風のアレンジを加えて再現したカレー。牛肉も長野県産のものを使用するなど、こだわりがうかがえます。楽しみになってきました! ■格式あるホテルの本格的なビーフカレーのお味は…?ルーの色は、“これぞスタンダードなカレー”といえる、濃くも薄くもない丁度いいブラウン。質感はドロドロしています。具の量は、筆者が今まで食べたレトルトカレーの中で最も多く、一口サイズのお肉が10個以上も入っていました!肉の繊維がしっかり感じられる上質な牛肉で、しっかりとした噛み応えがあります。まさに本格的なビーフカレーでした。 ■幻の三笠ホテルカレーの相棒に「コーヒー」がおすすめな理由調べてみたところ、旧・三笠ホテル関連の商品は他にもいくつかあるみたいです。そのうちの一つに、三笠ホテル閉館日まで提供されていたオリジナルブレンドコーヒーを再現した『旧三笠ホテルブレンド珈琲』なるコーヒー豆も(※3)!これはもう、このカレーと一緒に味わうしかないでしょう!カレー×コーヒーの相性を心配される方もいらっしゃるでしょうが、ご安心ください。喫茶店のメニューには、大体カレーがありますよね。きっとカレーとコーヒーの相性が良いからだと思います。もちろん筆者は、缶コーヒーをお共にこちらのカレーをいただいたのですが、美味しかったですよ!(本当は三笠ホテルのコーヒーと一緒にいただきたかったのですが……)ぜひ一度お試しあれ! ところで、コーヒー文化が日本に浸透したのは”明治の終わり頃”であることはご存じでしたか?日本に伝わってきたのは江戸時代の中頃でしたが、当時の日本人には「焦げ臭い飲み物」として敬遠されていて、コーヒーが根付いたのは明治の終わり頃だそう。(※2)なんとなく、明治後期に生まれた「三笠ホテル」とのつながりを感じずにはいられませんね。 ■総評味★★★★☆辛さ★★☆☆☆コストパフォーマンス★★★☆☆コーヒーとの相性★★★★★本格的なビーフカレーという感じ。美味しいのですが、お値段が少し高いので気軽には手出ししづらいのが難点ですね……。ですが、もし食べる機会があったら、淹れたての“三笠ホテルコーヒー”をお共に、明治後期の風情を感じながら食べて欲しいな、と思うコク深いカレーでした! 【参考】※1 重要文化財・旧三笠ホテル _ 長野県軽井沢町公式ホームページ※2 コーヒーの知られざる歴史。日本にコーヒーが広まった理由とは?※3 三笠ホテルブレンド珈琲【筆者略歴】INA
2018年10月11日皆さんは、『無印良品』のレトルトカレーを食べたことはありますか?大人気の『素材を生かしたカレー バターチキン』など、美味しいカレーが目白押しで、選ぶ楽しみもある無印のカレー。そんな人気のレトルトカレーですが、製造元はご存じですか?去る2018年8月29日に話題となった、そうたさん(@tsouta_)のツイート。【カレー好きの皆さんへ】超拡散希望美味しいと話題の無印良品のカレーは宮城の「にしきや」がつくってます!個人的には世界一うまいレトルトカレーだと思うけど知名度はイマイチ…ネットでも東京でも無印よりお得に買えるところあるから、是非!買って!食べて!最高だよ! pic.twitter.com/lbMiL3DpdF— そうた (@tsota_) August 29, 2018大人気の無印良品のカレーは、実は宮城県岩沼市のレトルト食品メーカー『にしき食品』のオリジナルブランド「にしきや」が製造しているようです。「にしきや」は“ごちそうレトルト専門店”と銘打って、現在カレーだけでなくスープやソースなど約90種類の商品を展開しています。今回はまだ無印良品のレトルトカレーとしては登場していない、食欲の秋にぴったりの『シャンピニオンカレー』を紹介します! ■にしきやのレトルトカレーはパッケージがかわいい!「にしきや」のレトルトカレーの特長は、まずなんといってもかわいいパッケージ!このパッケージデザインの可愛さで手に取る方も多いのではないでしょうか?こちらのシャンピニオンカレーは、大きなきのこの絵柄が目印です。「シャンピニオン」とはフランス語で「マッシュルーム」のこと。 ■ソースにも具材にもマッシュルームがたっぷり!さっそくお皿にあけてみると、ソースには刻んだマッシュルーム、具材にはスライスしたマッシュルームがふんだんに使われています。公式サイトによると、このカレーには高品質のオランダ産マッシュルームを使用しているとのこと。新鮮なうちに加工しているので、生マッシュルームから出た水分(旨み)も丸ごとカレーソースに入れているんだとか! 味はクリーミーな辛口で、マッシュルームの旨味と相まってごはんがどんどん進みます。カレーにチキンやビーフといったお肉がないと、なんだか物足りない気持ちになってしまう筆者ですが、シャンピニオンカレーの具材は“マッシュルームだけ”という究極の一本勝負。にしきやさんの気合を感じますね。スライスされたマッシュルームにはしっかりと弾力があり、食べ応えも十分!レトルトの想像を優に超えてくる逸品です。にしきや、おそるべし。 ■総評味★★★★★辛さ★★★☆☆具材の多さ★★★★☆秋の味覚を手軽に楽しみたい方に、ぜひおすすめしたいカレーでした!ごちそうさまでした! 【筆者略歴】みほまる水産
2018年10月10日「期間限定」とか「限定発売」とか……限定ものに目がない筆者。「今だけ!ここでしか買えないよ!発売したばかりだよ!」なんて宣伝されてしまったら、悩む間もなく飛びつきます☆今回はそんな限定ものに弱いアナタと、「電車大好き!!!」な鉄男さんや鉄子さん、もしくは鉄男・鉄子なお子さまをお持ちのパパ・ママさんにぜひ知ってもらいたい、特別なレトルトカレーをご紹介します。 ■レトロで目を引くパッケージのその正体は?それがこちら!!じゃーん!!!『銀座カリー 銀座線特別パッケージ』!カレー好きの読者さんにとって、株式会社明治のレトルトカレー『銀座カリー』はもうお馴染みかと思いますが、こちらの銀座カリーは、一味違います。なんでも東京メトロとコラボして、鉄道マニアを中心にファンの多い銀座線1000系「特別仕様車」をモチーフにしたパッケージだそう。今年の8月下旬に全国販売を開始した“期間限定商品”なんです。 ■東京メトロと言えば、「地下博」!実はこの商品は、東京都江戸川区にある『地下鉄博物館』で購入したもの。スーパーなど、一部の小売店でも取り扱いがあるようです。子連れで初めて行きましたが、全く鉄子でない筆者も大興奮しました。地下鉄の銀座線、東西線、など路線別に運転体験のできるスペースがあるのですが、路線によってトンネルの形やハンドルの形、線路も様々なんですね。 ■さあ実食!特別な「銀座カリー」のお味は?というわけで前置きが長くなりましたが、早速食べてみましょう。こちらの「銀座カリー 銀座線特別パッケージ」発売記念に、銀座の魅力をぎっしり詰め込んだ「銀座缶」が抽選で合計500名様に当たるプレゼントキャンペーンも実施中とのこと。気になる方はお手に取ってみてくださいね。開封して、お皿に盛りつけてみた図がこちら!お、色味からして結構濃厚そうですね。見てください!この“照り”!具は少なめですが、ルーに野菜やらお肉やらがしっかり溶け込んでとろとろなので、ちょっとハヤシライス的な見え感すらありますね。お肉と玉ねぎが多めに入ってます。美味しくいただきました。ごちそうさま! ■いざ、総評!味★★★★☆辛さ★★☆☆☆ハヤシライス的な濃厚さを感じる度★★★★☆地下博に行きたくなる度★★★★★辛さはあまり感じませんでしたが、未就学児の子どもが食べられるほどの甘さはなく、中辛よりの甘辛といったところでしょうか。ぜひ地下鉄博物館に行った記念として、お土産に買ってみてはいかがでしょうか? 【参考】※東京メトロ※地下鉄博物館※「銀座カリー銀座線特別パッケージ」キャンペーンについて【筆者略歴】しゅかりくママ
2018年10月09日みなさん、こんにちは!「新米・カレディ」です。文字通り、今年9月に中途入社したばかりの“新米”でございます。(自分でレディとか言っちゃって恥ずかしいんですが、20代後半戦に向けて絶賛精進中でございます) ■山椒カレーとの出会い入社直後、早速筆者に課せられた任務は「レトルトカレーを食べて、カレーのレポートをせよ!」というもの。そして、幸運にも(!?)見事筆者のもとにやってきたのがこちら……『和歌山県産山椒カレー』!!「さ・ん・しょ・う……?」正直困惑しました。だって塩胡椒とか、七味ならまだしも、山椒ってあまり口にする機会がないんですもの。人生で何度かしか食べたことないうなぎにかかっている、あのつぶつぶですよね。(ちょっとBB弾みたいなのをつぶしたやつ)くらいで、イメージが全然わきません。(山椒、ごめんなさい) ■山椒カレーの実力やいかに…!?とにもかくにも、百聞は一見に如かず!百聞は一食に如かず!ということで、実食!スプーンを口に運び、一口ぱくり。「ん……?さ、さんしょう……参上!!!」最初は少し辛めのチキンカレーのような味わい。その後、ゆ~っくり、じわじわと追いかけてくる山椒の香り。これぞ、“追い山椒”。鼻から抜けていく感じがまたたまらない。くせになる味わいにスプーンがとまらず、ぱくぱく食べ進めていると、あることに気づいたんです。ん……?山椒が見え隠れしている気も……する!うっすら見えている黒いつぶつぶ……これが山椒の正体なのかしら。ん、もしやこれかな……。そして、もうすぐ食べ終わってしまう名残惜しさを感じながらもドンドンドンドン食べ進めていると……「ん!?まだ……まだルーがいルー!」(すみません、脳内おやじギャグ仕様なんです。一応26歳です。)「カレー食べるのヘタ系女子」の異名をもつ筆者。食べ進めていると、終盤どうしてもルーが足りない現象に陥るのですが、今回は心配ご無用。最後のごはんを食べ終わっても、まだスプーン2杯ほどのルーが残っている!う、うれしい。こちらのレトルトカレーの内容量は200グラムとごく一般的ですが、ルーののびがいいので、まんべんなくごはんに絡んで美味しかったです。 ■一体何が入っているの?こちらのパッケージだけをパッと見ると、なんとも控えめなデザイン。こんなに美味しいなら、もっと主張しても……!と思うほど。山椒とカレーの最強タッグに気づいた筆者は、もっとこのカレーのことが知りたくなり、パッケージの裏面も見てみました。原材料を見てみると……ごく一般的な野菜(玉葱、じゃがいも)や鶏肉のほかに、トマトケチャップや醤油、バターに砂糖も入っているようです。いわゆるハバネロ!のような香辛料的な辛さではないので、スパイシーなカレーが苦手な方にもおすすめです。「和歌山県といえばみかん」というイメージでしたが、今日またひとつ、和歌山県の特産品を知ってしまいました。和歌山県の山椒は柑橘系のような爽やかな香りが特徴で、大粒の実がぶどうの房のような形でたくさんなることから「ぶどう山椒」と呼ばれているんだそう。あ……表面パッケージのあのイラスト!ようやくつながりました。 このカレーと出会うまでは、山椒って、ちょっと地味で脇役的な存在だとばかり思っていました。ですが、国民食でもあるカレーとのコラボレーションで、こんなにも存在感際立つものだったんだなあと、実力を思い知らされたのです。山椒さん、恐れいります。ということで…… ■総評味★★★★★辛さ★★★☆☆知られざる名品度★★★★★英語で「Japanese pepper」と称されるほどの山椒。なるほど、日本を代表する実力派香辛料!ということですね。(そういうことにしときましょう) 山椒が本領発揮せずにはいられない「和歌山県産山椒カレー」、ぜひこの機会にご賞味あれ。【筆者略歴】新米・カレディカレーが主食。すきが高じて、本場・インドまで行っちゃうほどのカレーフリーク。神保町・下北沢界隈に多々出没。
2018年10月08日「カレーション企画で、筆者が担当するカレーは全部美味しい!」ということを同僚に伝えると、「何でも美味しいと思っちゃうタイプだね」と言われてしまいました。つまり、舌が肥えていないということか……。いや!違います!!恐らく「美味しい」と思う範囲が広いのだと思います。幸せなことです。そもそも、カレーはどう料理してもあまりマズくはなりません。ただし「美味しい」のなかにも優劣をつけることはできますので、読者の方は心配しないでくださいね(笑)さて、今回は『川俣シャモとひよこ豆のスパイシーカレー』をいただきました。またまた、美味しそうなパッケージですね! ■川俣シャモとは?シャモは「軍鶏」と書き、鶏同士を戦わせる「闘鶏」などの、娯楽のための鳥としてシャムの国(現在のタイ)から入ってきた種です。伊達政宗など戦国時代の武将たちは、戦前のゲン担ぎとしてシャモを食べることもあったそう。幕末の志士坂本龍馬も好んで食べていたようです(※)。また川俣町では古くから闘鶏が楽しまれており、闘鶏用に飼育されていたシャモの名残が、現在の川俣シャモとなったようです。川俣シャモと呼べるのは福島県川俣町で育てた地鶏だけ。川俣町内で徹底した一元管理を実施することで、美味しく安心して食べられるよう配慮されています。(※ 川俣町公式サイトより) ■川俣シャモとカレーの味は?さて、早速実食です。カレールーはサラサラしており、トマトの酸味が効いています。辛さは、後からじわじわとスパイシーさがやってくる感じで、辛い食べ物が苦手でなければ全く問題ない辛さです。お肉はほどよい硬さで、繊維がしっかりしており、歯ごたえ抜群。そして、噛めば噛むほど旨味が感じられますので、川俣シャモ本来の美味しさを堪能するためには、よく味わって食べることをおすすめします。お肉が5、6つ入っているのも嬉しいポイント。ひよこ豆は、このスパイシーかつサラサラしたカレーには合っているのだと思います。食べると口の中ですぐに溶けてしまいました。ごちそうさまでした。 ■総評味★★★☆☆辛さ★★★☆☆個性★★★★☆川俣シャモの旨味と歯ごたえや、ひよこ豆の存在によって、なんとも個性的なカレーという印象を持ちました。それら2つは個人的にもなかなか食べる機会が無い食材であり、評価しづらいので、カレー好きかつ料理に詳しい人に食べてもらいたいですね。筆者はそれなりに美味しくいただきました! 【参考】※ 川俣シャモ – 川俣町公式ホームページ【筆者略歴】INA
2018年10月07日やってきましたね!食欲の秋が!!サンマ、松茸、ぶどう、梨……考えるだけでよだれが出てきそうな、美味しいものばかりが詰まった季節。でも皆さん、忘れてはならない秋の味覚がありますよね。そう、それは“栗”!今回は、秋の味覚・栗がゴロゴロ入った、『栗カレー』をご紹介します。 ■早速実食!お芋みたいな栗の食感が楽しい封を開けると、トロトロとひき肉のキーマカレーが出て来ました。その中に主役の栗も、ボコボコと出てきます。このとおり大粒です。このぐらいの大きな栗が3、4個は入っているので、秋の味覚を堪能できるに違いないでしょう。それでは、さっそく実食してみます!カレーは少しだけスパイスがきいた辛さ。美味しいです。続いて栗をいただきます。大粒の栗を一口でぱくっと食べてみると……、うーん……意外と普通?栗の独特の食感は少しありますが、やや甘味の残る味も、煮込まれてホクホクした食感も、黄金に輝くその姿も、カレーのなかではまるでジャガイモです……。 ■あの「磯山商事」が、なぜこのカレーを?予想外の理由に感動…製造販売元は『磯山商事』さん。この会社について調べてみました。この会社、Currytion(カレーション)編集部がざわついた、かの『18禁カレー』という謎多きレトルトカレーをつくっているらしいのです。そんなインパクトあるカレーをつくっている一方で、なぜ“栗のカレー”という、割と平凡な(?)カレーをつくっているのでしょう。 調べてみると、この会社は茨城県にあり、茨城県の特産品を多く使っているそう。かくいう栗カレーも茨城県産の栗を使用しているようです。ちなみに茨城県が栗の生産量No.1って知っていましたか?筆者はこのカレーを通して知りました。より多くの人に地元の農産物を知ってもらうため、地域の企業は努力しているのですね。 ■だが、栗カレーは結構高かった茨城県の企業がつくった、茨城県産の大きな栗がゴロゴロと入っている、“地元愛”に溢れたレトルトカレー。いいじゃないですか。おいくらで買えるのか気になりAmazonで調べてみたところ、1Pあたり820円でした!(2018年10月6日時点)通常のレトルトカレーって、大体1Pあたり200円前後(Amazon筆者調べ)なので、栗がたくさん入っているとはいえ、うーん、なかなか高いですね……。公式サイトによると、1つ1つ手で剥いているとのこと。「手が込んでいるからこのお値段」というのも分かりますが、買おうとはなかなか思わないかもしれません。そこで、筆者なりに「どんな動機でこのカレーを食べたらよいか」を絞りだしてみました。1:ジャガイモが嫌いだけど、ジャガイモっぽいものが入ったカレーを食べたい2:とにかくカレーが好きで、あらゆる種類のカレーを食べたい3:おもしろい茨城県のお土産を買いたい4:闇鍋ならぬ闇カレーで、何が入っているかクイズをしたい5:とにかく栗が好きで、あらゆる栗入り食品を食べたい考えついたのは、上記のとおり。ちょっと無理があるな……というものもあるかと思いますが(笑)。 ■総評!味★★★☆☆辛さ★☆☆☆☆コスパ★☆☆☆☆いかがでしたか?紹介した5つの動機に当てはまる場合も、そうでない場合も、この機会にぜひ試してみてくださいね。今回は磯山商事の「栗カレー」を紹介いたしました! 【参考】※ 株式会社磯山商事 商品紹介ページ「栗カレー」【筆者略歴】MARU
2018年10月06日大学時代の友人が東京に引っ越すということで、筆者は先日、大学生活を過ごした関西に行ってきました。関西の街を歩いていると、たまに見かける『上等カレー』の看板。カレー好きな筆者はその存在が気になっていたものの、お腹がいっぱいだったり、営業時間外だったり、とご縁がなく食べたことはありませんでした。あれから数年、筆者は“愛知”で「上等カレー」に出会ったのです。そう、レトルトカレーの「上等カレー」に……。 ■「上等カレー」って知ってる?まず目に入ってきたのが“甘くて辛い”の文字。「甘いの?辛いの?どっちなの?」「中辛じゃだめなの?」筆者の頭の中には、このような疑問がよぎります。しかしパッケージの裏面を見ると、その疑問を解決するような説明が書いてありました。“やみつき系あまからカレー”……。さて、ますます迷宮入りです。とにかく試してみましょう。 ■いざ、実食!「甘くて辛い味」は果たして……それではさっそく、開封していきましょう。パッと見た感じ、ごろごろと目立つ具材はなく、よく煮込まれて溶け込んでいるようです。スプーンですくってみると、“甘くて辛い”のヒントが、ところどころに見える黒い粒々に隠されているのではないかと感じました。一口食べてみると、ルーの甘さが主張してきます。しかし、そのあと黒い粒々のピリっとしたスパイシーさが口の中に広がってくるのがなんとも言えません。たしかに“甘くて辛い”!甘さと辛さのバランスが良く、クセになりそうな味わいでした。 ■総評!カレーの味★★★☆☆甘くて辛い、不思議な味わいでしたが、クセになりそうです!しかし辛いもの好きな筆者としては、辛さを全面に出してもよかったのでは、と元も子もないことを言ってしまいそう。個人の好みということでご容赦ください。 カレーの辛さ★★☆☆☆甘さのあとにやってくるスパイシーさは、額に少し汗をかくような辛さです。甘さと辛さのループを繰り返すので、辛さが口の中に残らず食べ続けられます。 癖になりそう度★★★★☆大学生活ぶりに出会った「上等カレー」ですが、ぜひ今度はお店に行って食べてみたいと思いました。ホームページを見ると、愛知にも店舗があったので行ってみたいと思います。【筆者略歴】KK
2018年10月05日カレーは好きではなく、趣味です。ゆうきまさらです。今回は、すっかり一ジャンルとして確立したスープカレーのレトルトをご紹介します。銀座で十勝を発信し続けている「十勝屋」のカレーの味とは? ■スープカレーはどこで生まれた?札幌を発祥とする日本のカレー「スープカレー」。中国や朝鮮の薬膳スープ、南インド、スリランカ、インドネシア、タイなどの、汁気の多いカレーをヒントとしたスープカレーは、70年代頭に札幌の喫茶店『アジャンダ』で生まれた『薬膳カリィ』がオリジナルとされています。90年代には同じく札幌の『マジックスパイス』が東南アジア料理のエッセンスを加え、「スープカレー」と名付けて売り出したところ、人気商品となり注目を集めます。その後2000年代に入ると、スープカレー店が乱立し、関東圏に「マジックスパイス」が出店すると、その人気は瞬く間に全国区となりました。……というのが、スープカレーの起源のお話。 ■東京で「銀座十勝屋」のスープカレーを実食!今回いただいたカレーは、銀座6丁目コリドー街、銀座駅徒歩5分、帝国ホテルの山手線を挟んで隣にある、『お取り寄せダイニング十勝屋』が展開する、オリジナルスープカレーです。銀座で十勝を発信して10年。食材を知りつくした十勝屋がつくるスープカレーには、にんじん、しいたけ、まいたけ、トマト、小豆、大根、骨付き鶏肉がごろっと入っており、パッケージの「北海道産 骨つき鶏」と「ごろっと野菜」のコピーに偽りない様子。一口ほおばれば、その重層的な味に驚くでしょう。パッケージ裏にある36種類のスパイスを使ったルーの風味かと思えば、野菜の旨味が口に広がります。まずはトマトの風味から始まり、ついで生姜やにんにく、キノコ類の風味が次々顔を出します。カラフルな味を楽しむことができ、広大に広がる十勝平野の田畑の風景そのものの様に感じられます。また、スープカレーとあってルーはさらさら。深いお皿にルーを盛り、白飯(お酒のおともにするなら、バケットでも良いかもしれません。その際は、渋めの赤ワインがおすすめ)をそのままインしていただくと、野菜の表情をまんべんなく楽しむことができますよ。また独自のチューンナップとして、チーズ(十勝産のチーズなら尚良し!)をトッピングして、洋風に寄せるのも良いかもしれません。よりワインの友にふさわしいスープカレーをいただけます。はたまた、レモンやパクチーをトッピングし、スープカレーの元となった東南アジア圏のカレーに寄せるのも一興かもしれません。様々なアレンジが効くスープカレーだな、と感じました。 ■総評味★★★★☆辛さ★☆☆☆☆本格度★★★★☆野菜が楽しめ、骨付きの鶏肉も嬉しい、手軽に銀座発と十勝の味が楽しめる一品!ぜひご賞味あれ! 【筆者略歴】ゆうきまさら
2018年10月04日皆さん、グリーンカレーはお好きですか?僕はそこまで……というのが本音です。日本風のいわゆる茶色いカレーが大好きなので、緑色の見た目に食欲がそこまでわかないのです……。Wikipedia先生によると、そもそもグリーンカレーとは日本でタイカレーと呼ばれるタイ料理。正確にはカレー料理ではなく、タイ料理のゲーンと呼ばれる多様な汁物の中で、香辛料を利かせた料理を外国人向けに便宜上カレーとして呼称している。とのことで、カレーという名前なのに実はカレーじゃないとのこと!なんてこった! ■グリーンカレーの緑色のヒミツは?この緑色の由来はなんだろうと思い、パッケージ裏面を見てみると、グリーンカレーペーストにほうれん草ペースト、……おそらくこれらの緑色なのかなと想像。(グリーンカレーペーストの中身が気になりますが)ちなみに今回のレトルトカレーは、薬日本堂株式会社という、漢方専門店が作っているようです!これは体に良さそう!せっかくなので、ご飯も健康志向でチョイス!普段は『サトウのごはん』の白米ですが、今回は発芽玄米ごはんと合わせてみました。玄米って食感がいいですよね!白米とは違ったプチプチとした食感がたまらないです!それではいざ、盛りつけ!お?お!?!?!?!?!? めちゃくちゃ緑色じゃん!グリーンカレーは何度か食べたことがありますが、その中でも特に鮮やかな緑色です。なかなかキョーレツ……個人的には、正直「食欲をそそる!」という見た目ではありません……。とはいえ、ニオイはピリ辛で食欲をくすぐる感じ。ニオイと見た目で錯綜し、混乱しつつもいざ実食! ■はと麦とひよこ豆、たけのこの食感が楽しい!なるほど。確かに感じる“はと麦”と“ひよこ豆”。また、たけのこの食感もシャクシャクして楽しい!これは美味しい!……かも?ただ、食べ進めるにつれてじわじわ感じる辛さ。「まろやかな甘みが辛さを引き立てる」と書かれてはいたものの、純粋に辛い。さすがにグリーンカレー(タイカレー)といったところでしょうか。カレーとしては、いわゆる肉肉しいカレーではなく野菜中心のカレー。あと引く辛さと食感が楽しく、美味しいカレーでした。 ■総評味★★★☆☆辛さ★★★★☆ヘルシー感★★★★☆見た目★☆☆☆☆ただ、いくら食べ進めても、“巡りカレー”は何が巡るのか結局分からずじまい。一体何が″巡り”なのか……と考え込んでいたとき、ふとひらめきました。「もしかして、こうして″巡り”について考えを巡らせること自体が、巡りカレーの狙いなのか!? 」と。現場からは以上です。気になる方は、ぜひ一度ご賞味あれ! 【参考】※ グリーンカレー-Wikipedia【筆者略歴】海なし県のうみんちゅ
2018年10月03日出典:photoAC/一日中そのニオイがとれない料理ってありますよね。人に会う前などは食べることをはばかられるような、食べるタイミングを選ぶメニュー。例えばどんな料理があるでしょうか?筆者の好物で言えば、カレー、もつ鍋、焼肉、餃子……といったところでしょうか。キムチ、納豆も口に残りますね。筆者自身はニオイにかなり敏感な方で、人に会う前にこれらのメニューを食べることはありません。そして、他人のニオイにも敏感です。他人の吐息がかかるのなんて、すごく苦手。朝の満員電車で、隣の人の吐息が首や耳にかかるあの瞬間なんて鳥肌もの。友人にふーっと息を吹きかけられることすら抵抗があります。で、何の話かといいますと、今回は、“猪豚肉のカレー”を食べます。 ■「猪豚カレー」はどんなニオイがするのか今回ご紹介するのは、『猪豚 キーマカレー トマト風味』!天空の秘境で育ったヘルシーで脂身が甘い猪豚。上野村産ミニトマトを使用して、さわやかで深みのある味に仕上げてみました。とあります。猪豚とは、イノシシとブタの交雑種で、食肉用に飼育されている家畜なんだとか。勝手なイメージですが、猪の臭みは薄そうな印象があります。パッケージもなんだか爽やかです!早速、いただいてみます。普通に盛りつけたつもりが、たまたまおかっぱ頭に見えたので、筆者が最近ハマっているサクマ製菓さんのキャンディー『いちごみるく』の包み紙をリボンにして、飾りつけてみました。あ、なんか違う。可愛くもない。(笑)″猪豚×いちごミルク”……、なんともアンマッチングなので、すぐに外しました。気になる香りは、普通のカレーと同じく、スパイスが効いた香ばしいもの。猪豚から出る獣臭を紛らわす効果がありそうです。このようなカレーは食べたときのニオイが大事。さあ、いただきます。 ■意外と気にならない! 猪豚のニオイう~~~~~~~~~ん。一言でいえば、わるくない!猪豚のお肉は細切れになっていて、思ったよりクセは強くないです。ルー自体は、トマト風味で少し酸味があります。「少し辛いトマト風味のキーマカレー!」といった感じ。自分でこのカレーを作ったのなら、「うーん、おいしい!」って言ってしまうかもしれません。喉に辛さが残ります。(伝わりますかね、このくらいの辛さって表現……!)筆者は以前、『熊カレー』を食べたのですが、そのとき感じた″熊肉臭”に比べると、猪豚肉はぜんっぜん臭みを感じませんでした。さすが食肉を目的として開発された品種なだけあります。 ただ、「猪肉自体は、本来どんな味がするんだろう?」と気になりました。少し調べただけでも、唐揚げやら、赤ワイン煮、ネギ味噌炒め、ガーリック焼き……と様々なアレンジメニューがあり、一般の家庭でも料理されているようです。そのくらい、猪肉は広く受け入れられているお肉なんでしょう。ならば、「猪豚カレー」ではなく「猪肉カレー」でもよかったんじゃないかな、と思う筆者でした。ごちそうさまでした。 ■総評!味★★★★☆辛さ★★★★☆キーマカレー感★★★★★お肉の臭さ★★☆☆☆~食事から10時間後~口の中のカレー臭が取れない!!!!!!!普通のカレーにしても、キーマカレーにしても、ちょっと抜けなさすぎやしないか?というレベルです……。これが“猪”豚のパワーなのでしょうか。これは“猪肉”でなくて正解だったな、と思う筆者でした。歯磨きをしても、なんとなく感じられるカレー臭……ポジティブにいえば、余韻に長時間浸ることができる猪豚カレーでした! 【画像】※ 猪肉のフリー素材・・・photoAC/【筆者略歴】INCLUSIVEの森
2018年10月02日「広島」と聞いて、何を思い浮かべるでしょうか。往年のギャグが懐かしい定番土産『もみじ饅頭』?ここ数年その圧倒的強さから(?)女子人気も高くなっている『広島カープ』?はたまた、絶景の広がる宮島でしょうか。いやいや、忘れてはならない存在がいますよね。そうです“牡蠣”です!(強引さって、ときには必要だと筆者は思います) ■牡蠣の本場で生まれたシーフードカレー今回ご紹介するのは広島漁連の『牡蠣カレー』。名前の通り本場・広島の牡蠣がたっぷり入ったシーフードカレーです。このカレーに使われているのは、“広島湾でも肉質の締まった味の濃い風味豊かな漁場の牡蠣”。しかも、“最も身入りの良くなる時期のもの”なんだそう。広島漁連がつくったと聞くだけでも、具材の新鮮さには期待ができますよね。 ■4つも!? ぷりぷり牡蠣が贅沢に味わえる早速、湯銭で7分ほど温め実食!おや、ルーの中に何やら緑色の物体が…?よく見てみると……牡蠣!ルーがサラッとしているため、そのままだとお皿の底に沈んでしまう様子。そこですくい上げてみると、なんと大きな牡蠣が4つも入っていました!レトルトカレーの域を超えた立派な牡蠣たち……その味が楽しみで仕方ありません。ついに牡蠣をパクリ。ぷりっとしていて、まさに海の幸!というお味。続いてルー。牡蠣が立派なだけあって、生臭いとまではいかないものの、海鮮風味の強い印象。口当たりはサラサラで、ピリ辛だけど、オイスターの旨味がぎゅっと詰まっています。 ■味に飽きたら…こんな食べ方も悪くないかなり贅沢に牡蠣が入っているため、具は牡蠣オンリー。美味しいけれど、最後のほうになるにつれて少し飽きてきてしまった筆者。そんなとき、たまたま目に入ったのが『キクスイドーのポテトチップス』。「の、乗せてみたい……」そんな謎の感情が起こってしまったが最後。筆者はおもむろに袋からポテトチップスを取り出し、ルーと混ざったご飯をON。これは……炭水化物×炭水化物……なんて危険な食べ物なんだ……と思いつつも、口に運んでみると「意外とイケる!」できたてのポテトチップスとして話題のこちら。とても素朴な味わいのため、カレーの旨さを損なうことなく、単調な味わいに塩気を与えてくれます。塩気が強すぎないポテトチップスであれば、どれでも合うはずなので、気になった方はお試しあれ。 ■小忙しいOL的レビュー味★★☆☆☆辛さ★★★☆☆もう一度食べたい度★☆☆☆☆牡蠣は大好き!だけど、やっぱりカレーに入れないで、そのままがいいなーと思ってしまったことは否めないのが正直な感想。とはいえ、美味しく安全な生牡蠣をいただく機会なんてなかなかないのも事実。瀬戸内海の恵みを惜しみなく使った『牡蠣カレー』で、本場の味を楽しんでみるのもいいかもしれません。【筆者略歴】小忙しいOL
2018年10月01日今回食レポを担当するレトルトカレーはこちら!『茨城県銘柄鶏 奥久慈しゃも伽哩(カレー)』。(以下、「しゃもカレー」と表記)しゃも(軍鶏と書きます)は知っていましたが、『奥久慈しゃも』というのは初めて聞きました。しゃもの一品種でしょうか?気になったのでネットで検索してみたところ、大子町観光協会のサイトがヒット。どうやら町を挙げてプッシュしている地鶏のようです。 ■育ちのよさは味に出る!奥久慈しゃもは、奥久慈大子町の大自然の中、穀物や青菜などを与えられ、充分な運動をしつつ、悠々と育つようです。大子町観光協会によると、地鶏は全国に百種類以上いるものの、“ブロイラーとのかけ合わせがほとんど”とのこと。肉質は低脂肪で歯ごたえ抜群。ブロイラーの水っぽい弾力のない肉と違い、締りがあり、深い味わいが特徴です。ブロイラーをディスっているのが若干気になりますが(笑)、自信の表れが強気なコメントになったのでしょう。「全国のほとんどの地鶏は純粋なものではなく、ブロイラーとの掛け合わせであること」という豆知識にはびっくりです。今からブロイラーとは違う、本格的な地鶏を味わえる。よだれが止まりません! ■奥久慈しゃも=鶏界のボクサー?食用鶏の話が中心になってしまいましたが、しゃもって、あの“軍鶏(しゃも)”ですよ。元々は闘鶏ですよね。大子町さんのお話を要約すると、奥久慈しゃもは「闘鶏」「軽量」「低脂肪」「締まりのある肉質」とのことですが、これもはやボクシング選手のスペックじゃないですか……。筆者のなかでは完全に「奥久慈しゃも=鶏界のボクサー」というイメージになってしまいました。 ■気になるお味は気になるルーのお味は、全体的に甘めです。原材料にリンゴが含まれていたので、これには納得。喉の奥で感じる後味がほんのり辛いくらいですね。お肉は確かに歯ごたえ抜群でした!筋肉質でぷりっぷり、噛むほどに肉の繊維がしっかりと感じられます。お肉の大きさも◎ですね!筆者は美味しくいただきました。ビーフだと、霜降り肉よりは赤身のお肉派!という方や、鶏肉のささみなどを好む方は好きな食感だと思います。逆に、とろける霜降り肉やホロホロと崩れる柔らかいお肉が好きな方、ジューシーな鶏もも肉が好きという方にはおすすめできないかもしれません。また、時々ものすごく細かい骨や軟骨が入っているのでご注意を。鶏ガラスープがベースということで、どうしても混じってしまうのでしょう。こればかりは仕方ないので、お口のなかを傷つけないよう気をつけてくださいね!カルシウムやコラーゲンが摂取できると思えばオイシイ!? (無理やり) ■総評味★★★★☆辛さ★☆☆☆☆お肉の弾力★★★★★お肉の味わい★★★★☆奥久慈しゃもは、まさに“鶏界のボクサー”でした!おそらく脂質は少なめで、たんぱく質が豊富なので、トレーニングをされている方やダイエッターの方にもおすすめできそうです!ごちそうさまでした! 【参考】※ 茨城県 大子町観光協会【筆者略歴】しゃんぷ
2018年09月30日どうも、筆者です。前回執筆を担当したレトルトカレー実食レポ記事のPVが社内NO.1ということで、今回のカレーションくじ引きでは、好きなレトルトカレーを選べる権利を獲得しました!何にしましょうか。せっかくだからとびきり美味しそうなカレーか、自分じゃ買えないようなとびきり値段の高いカレーか。 ■「くま」って食べたことありますか?散々迷った結果、隣の人に勧められたカレーに決定。それがこの、『北海道産熊肉使用 熊カレー(辛口)』!!“くま”と言えば、その毛むくじゃらの大きな体に小さな目や耳が愛くるしい、動物界の人気者。テディベアや、様々なキャラクターのモチーフになっていて、その人気は言わずもがな。余談ですが、筆者のベッドにはテディベアがいっぱい並んでます。そんな可愛らしいイメージの“くま”ですが、今回は“食用の熊”。……もしこの「熊カレー」が「くまカレー」と書いてあったとしたら、ちょっと食欲が失せていたかもしれないです。 ■謎多き「熊カレー」の素顔に迫る。原材料と栄養成分は、こちらの写真のとおり。410gと大容量。一般的なレトルトカレーの分量でいえば2人前くらいありますね。栄養成分表を基に計算してみると、1缶あたり約500キロカロリーになりました。ダイエッターの方は控えた方がいいかも。一方で、ここ一番の勝負所!というときの腹ごしらえにはいいかもしれませんね!そして、しっかり「熊肉」と書いてあります。本当は会社のデスクで食べて、その場で食レポしたかったのですが、いかんせん、缶!オフィスに缶切りがないので(あたりまえか)、今回は我が家でゆっくり食べることにしました。 ■独特のにおいと色につのる不安缶を開けるのは何年ぶりだろう、というくらい久しぶりだったので、なかなかすんなり開けられず……。悪戦苦闘すること数分、やっとオープン!さっそく鍋で温めます。はい、こちらをご覧ください。おっと……なんだか独特なにおいがします……。色は黒め。これはオフィスで食べなくてよかった、と思いました。まあ、とにかく実食に移りましょう。このような獣肉系のカレーは一度くらい食べてみたいな、と思っていたので、ささっと準備しました!綺麗に盛りつけます。塊のお肉が2つほど。これが熊の肉か……。においは、正直あまり心地のいいものではないです。先入観があるからか、このにおいではなんだか食欲が湧きません。ところで、熊肉って柔らかいのでしょうか?なんとなく“ビーフジャーキー系の歯ごたえのあるお肉”といったイメージです。お肉には、意外と脂身がついていました。もしかしたら柔らかいのかも……。缶切りに体力を使い、温めや盛りつけに時間を使い、筆者はもう腹ペコ。うだうだ言ってないで、早速いただきます!もぐもぐ……。お肉は、固め。味・臭み、ともに強め。カレーの特有の味で紛れる部分はあるにしても、なかなかの存在感を出してきます。なるほど……熊のお肉はこのような食感で、こういった味なんですね。分かりました。もう、お腹いっぱいです。(お腹すいてるんだけどなあ) ■総評味★☆☆☆☆辛さ★★★☆☆熊肉を食した経験価値★★★★★さあ、この記事を読んで「食べたくなった!」という強者さんは、ぜひ挑戦してみてください!人生で一度は食べてみてもいいかもしれない、そんなお味です。以上、熊カレーさんでした! ~おまけ~偶然にも、今夜の我が家の夕食も自家製カレーでした。気を取りなおして、普通にカレーを食べました。【筆者略歴】INCLUSIVEの森
2018年09月29日長崎県といえば、歴史のなかで、様々な外国のものや文化が出入りしてきた土地ですよね。なかには、中国・ポルトガル・オランダなどの食文化と日本の文化が混ざりあったものもあり、独自の食文化が形成されています。今回は、その長崎県から生まれた代表的な郷土料理・角煮がふんだんにはいったレトルトカレーをご紹介します。 ■西洋と東洋のコラボ料理?「長崎卓袱料理」の代表・角煮の歴史長崎県の異国情緒あふれる郷土料理のことを「卓袱(しっぽく)料理」というそうです。中国料理や西洋料理が日本風にアレンジされた宴会料理のことで、主客が一卓を囲む形式で江戸中期、特に流行したそう。卓袱の本来の意味は、卓のおおい布のことで、それが卓および“卓上の料理”の意味になりました。初めに小菜、次いで温菜が提供され、豚の角煮や食後の汁粉などが特徴なんだとか。(※1)長崎に観光に行くと、角煮ラーメンや角煮まんじゅうなど、濃いめのトロッとしたソースによく絡んだ豚の角煮を使った名物料理がよく見られます。それほど、角煮は江戸時代の日本人からよく愛されてきた郷土料理のようですね。 ■角煮がゴロゴロ!「長崎豊味館 角煮カレー」を実食!湯せんで5分。角煮が大好きが筆者はワクワクしながら開封してみると、思った以上にたくさんの出てきました!しかも、スプーンで切れちゃうほどトロトロのお肉です。ルーの具材はほぼ角煮で、ほのかに野菜(にんじん)が入っている様子。こちらのカレーの角煮について検索してみると、その美味しさの秘密が分かりました。カレーに合う角煮になるよう、豚バラ肉をスチームで蒸し上げて程よく脂を残し、本醸造醤油でじっくり煮込んで製造しているんだとか。しかも、その柔らかい豚肉は手作業で丁寧にカレーに入れられています。食べごたえのある豚の角煮と、スパイスの味で濃厚なルーが相性抜群なこちらのカレーは、長崎県の新しい名産品になるかもしれません。 ■総評今回紹介した「長崎豊味館 角煮カレー」の総評は……?味★★★★★辛さ★★☆☆☆ジューシーさ★★★★★濃厚な味のカレーや、脂がのった美味しい角煮が好きな人にはきっと嬉しいカレーです。レトルト食品の常識を超えた角煮へのこだわりっぷりと、その量をぜひご堪能あれ! 【参考】※ 「卓袱(しっぽく)」コトバンク※ 長崎県豊味館公式通販サイト「おいしかネット」【筆者略歴】モエコ50%
2018年09月28日はい、今回食レポを担当するのは、念願の地元発レトルトカレー!その名も『青森 嶽きみカレー』です!あれ?とうもろこしのホール缶ですか?と、一瞬疑いたくなりますが、これはカレーです。とうもろこしを使ったレトルトカレーです。そもそも『嶽(だけ)きみ』というのはですね、つがる弘前農業協同組合によって商標登録された、商品価値が高く甘くておいしいとうもろこしのこと。津軽地方ではとうもろこしのことを“きみ”と呼ぶことから、この名があります。筆者も地元・青森に住んでいたころ、夏場は母親に嶽きみを茹でてもらい、おやつとして食べていました。そんな思い出深い食材がレトルトカレーになったなんて、これは食べずにはいられませんよね!それでは早速食べていきましょう! ■パッケージを開けるとそこはなんと…!……!?シチューと見間違う色合い。具材もベーコンの細切れとコーンしか見当たりません。いや、色・見た目だけだと信じ、原材料をチェック。大概のカレーって、原材料名にカレー粉やスパイスが含まれているのですが、出典:筆者の記事「津軽を唸らせる!? ボリュームたっぷり沖縄石垣牛カレー」より青森嶽きみカレーには、そのような材料は一切含まれていないようです……。スパイス類の代わりに含まれているものは、「○○ペースト」といったものや、牛乳などのマイルドな食材ばかり。「もしかしてこれはカレーではなく、本当にシチューなのでは!? 」と一抹の不安を感じずにはいられません。とにかく、自分の舌で確かめてみることにします。 ■実食!見れば見るほどシチューですが、とりあえずいただきます。……結論として、これはシチューですね。(笑)カレー特有の辛さがなく、マイルドでまろやかな味がします。辛くないルー、小さめに切られたベーコンと甘い嶽きみ……まるで子ども向けに作られたかのようなカレーですね。ですが、さすが嶽きみと言わんばかりのコーンのプチプチ感は食べ応えあり。実がしっかりしているおかげか、とても楽しい食感です。子どもの頃の思い出と変わらない味に、ノスタルジーを感じながら食べ進めました。ごちそうさまでした。 ■総評味★★★★☆辛さ☆☆☆☆☆カレーとしての完成度★☆☆☆☆(すみません、農協の方々…)正直、カレーとしては物足りない印象でした。ただ別の食べ物として捉えれば、まろやかなルー、コーンのプチプチ感など、なかなか楽しめる美味しいレトルト食品と言えるのではないでしょうか?小さなお子さんにも食べさせられる優しい味わいでしたよ!【筆者略歴】ぎりし
2018年09月28日みなさん、“和牛”と聞くと何を思い浮かべますか?仙台牛?松阪牛?神戸牛?いやいや、時代は今や″葉山牛”かもしれません!というわけで今回は、黒毛和牛・葉山牛がレトルトカレーで楽しめる『三浦半島産黒毛和牛 葉山牛カレー』をご紹介します。 ■一つ1,200円!リッチな「葉山牛カレー」今回ご紹介する『三浦半島産黒毛和牛 葉山牛カレー』は、その名の通り黒毛和牛・葉山牛を使用した一品。“葉山”とは、神奈川県・三浦半島の真ん中あたりにある町。そんな三浦半島の熱心な酪農家たちが丹精込めて育てた黒毛和牛のうち、さらに選別された良質な牛肉だけが『葉山牛』の名をもらえるのだとか。厳選に厳選を重ねたごくわずかな牛肉のみが『葉山牛』と呼ばれるため、その牛肉を使用した『葉山牛カレー』のお値段は、なんと1,200円(税別)。レトルトカレーにしてはかなり攻めた価格設定です。しかし公式サイトによれば、その美味しさは新聞等でも紹介されているほどとのこと。味に確固たる自信があるからこその1,200円なのかもしれません。 ■気分は高級レストラン!?作り方は、湯せんか電子レンジ。湯せんの場合は温め時間の目安が書かれているのですが(5分)、電子レンジの場合は何分温めればよいのか記載がありませんでした。レンジ調理の方は温めすぎに注意してくださいね。完成!色は少し深め。公式サイトに「高級レストラン風デミグラスソースで仕上げた」と書かれているので、その色味でしょうか。なんとなく、高級レストラン“風”というのが気になります。早速一口食べてみると、やはりデミグラスの味わいがガツンときます。とはいえしつこさはなく、カレーらしいスパイシーな風味もあり、それでいてとっても上品な味です。個人的には、写真ではわかりづらいですが、“マッシュルーム”が入っていたのが高級感があってよかったです。まさに高級レストラン風。風といわず、「高級レストラン!」と言い切ってもいいかもしれません。そして肝心の葉山牛!一口サイズの葉山牛は、脂身部分も多く入っており、かなりジューシーな味わいでした。小さめのサイズではあったものの、これぞ牛肉!という存在感のある味です。 ■総評!「葉山牛」は星いくつ?味★★★★☆辛さ★★★☆☆葉山牛っぽさ★★★☆☆“葉山牛っぽさ”というよりは、”牛肉っぽさ”という意味での星3つですが、さすがはブランド牛!カレーの主役として申し分ないおいしさでした。1,200円は少し高い気もしますが、深みのあるルーはレトルト感もさほどなく、スプーンの進む一品でした。和牛はご当地で食べるもの、というイメージがありますが、これなら気軽にお取り寄せできますね。自宅にいながら葉山牛が食べたい!そんなときにおすすめです。【筆者略歴】カレーが如く
2018年09月27日ハイサイ!Jです。タイトルと出だしのこのノリから既にお分かりかと思われますが、今回ご紹介するのは沖縄発のレトルトカレー!ちなみにタイトルの「いっぺーまーさん」は沖縄の方言で「とてもおいしい」という意味だそう。沖縄といえば独特な方言も有名ですが、″食”も有名ですよね。海ぶどうやゴーヤチャンプル、ジーマミー豆腐やミミガーなど、オリジナリティ溢れる食材や料理が多く、ファンが多いのではないでしょうか。今回は、そんな沖縄より届いた『てびちカレー』をご紹介します! ■「てびち」ってなに?そもそも「“てびち”ってなに?」という読者の方も多いのではないかと思います。“てびち”とは、豚足を煮込んで柔らかくし、味付けしたもの。コラーゲンがたっぷり含まれていて、美容にも良いと噂の、代表的な沖縄の郷土料理の一つです。この「てびちカレー」は、その商品名通り“てびち”入りのカレーなのです。パッケージには、かわいい豚くんのイラストが。あんたの脚が入ってるのによく笑顔でいられるな……という気分にさせてくれます。こちらがパッケージ裏面。今まで筆者が食べてきたカレーのなかでは、トップクラスの原材料の多さです。リンゴソース・ココナッツミルクなどが入ってところを見ると、フルーティ系のカレーであることが予想されます。一方で、カレーとしては珍しく“かつおだし”も入っているよう。これは味の想像がつきませんね。早く食べてみたい! ■ルックスからは想像できない本格的なお味だった!こちらがお皿に盛りつけた図。うっすらとルーの中央にてびちが確認できます。予想通りフルーティな香りがしますが、そこまでしつこくなく、ほんのり香る感じです。にんじんとじゃがいもが入っていますが、どちらもサイコロ状にカットされていて、なかなか食べやすそうです。そしてこちらが“てびち”です。この“プルプル感”が伝わっているでしょうか。コラーゲンたっぷりとのことで、美肌への期待が高まります。お味については、パッケージのファンシーさとは打って変わって本格的。よくある茶色いルーだったので、ベーシックな味かと思っていたのですが、一口食べて驚きました。食べた瞬間はフルーティでしたが、徐々に味がしょっぱめに変わっていきます。これがかつおだしの力でしょうか?この重層的な味をつくるために、多彩な原材料を使っているのでしょう。言葉では言い表せない、なんとも言えない深みがありました。ごちそうさまでした。辛さはほとんどありませんでした。かわいいパッケージデザインや、さいころサイズの具の大きさも考えると、お子様にもぴったりでしょう。 ■総評味★★★★☆辛さ★☆☆☆☆まーさんレベル★★★★★※ 「まーさん」は沖縄の方言で「おいしい」という意味。様々な沖縄料理がありますが、てびちカレーを食べたことがある方は少ないはず。ぜひ一度、沖縄発レトルトカレーにトライしてみてください! 【参考】※ オキハムオフィシャルショップてびちカレー【筆者略歴】J
2018年09月27日辛くてサッパリとしたスパイシーなカレーがある一方で、クリーミーでまろやかなカレーもたまには良いですよね?今回ご紹介するレトルトカレーは、カレー以外にもおかゆやスープなど数々のレトルト食品シリーズを扱っている『ごちそうレトルト専門店 にしきや』さんの『パルメザンポークカレー』です。カレーの常識を覆す!?パルメザンチーズの濃厚でクリーミーなカレーの美味しさをご紹介します。 ■小洒落たデザインのレトルトカレーにはパルメザンチーズがたっぷり!パルメザンチーズをご存知でしょうか。コトバンク(※1)によると、イタリアのパルマ地方原産のナチュラルチーズ。超硬質で、主に粉チーズにしてスパゲッティ・グラタン・スープなどに用いる。パルミジャーノ。よくイタリアンレストランなどで出てくる粉末状のチーズのようですね。こちらのカレーには、熟成された濃厚なパルメザンチーズパウダーが、製品のチーズ成分の60%以上入っているんだとか。さらにそのパルメザンチーズにホワイトソース、スパイス、ポークを加えたカレーとは、一体どのような味わいなのでしょうか?さっそく開けてみましょう。 ■パルメザンチーズとホワイトソースのクリーミーな濃厚カレー湯煎で5分ほど、よく温めて開封してみると、トロッとした白っぽいルーが出てきました。おなじみの茶色いカレーとは違い、ホワイトソースなどがふんだんに入っているので薄いクリーム色という新鮮な見た目!香りはカレーなのですが、ほんのりとチーズの香りもしてきます。ごはんに絡めて食べてみると、まるでイタリアンのカレードリアのような、シチューのような、優しくて濃厚な味わいが特徴的でした。チーズの要素が強いからなのか、どことなくコクがあり、パスタなどに絡めても相性が良さそうです。今回はそのまま食しましたが、上にスライスチーズなどをかけてカレーグラタンなどにしても美味しそう!ポークは分厚いバラ肉が3~4枚ほど入っていました。クリーミーなルーに絡んだポークは、もう少し食べたいなあと思えるほど、脂がたっぷりで大変美味しくいただくことができました。 ■総評今回のパルメザンチーズのポークカレーの総評は……?・辛さ:★☆☆☆☆・旨さ:★★★★☆・新鮮さ:★★★★☆ルーの色がクリーム色なので、かなりマイルドで美味しいカレー。ワインなどにも合いそうです!今回のカレーを販売している「にしきや」さんのオンラインショップには、他にもたくさんの珍しいカレーがあるようです。ゴルゴンゾーラカレーや、ビネガーベースのカレー、野菜たっぷりのラタトゥイユカレーなど、他では聞いたことのないカレーが多め。飽きることなくレトルトカレーを楽しめそうですね♪ぜひチェックしてみては? 【参考】※ パルメザンチーズ – コトバンク※ ごちそうレトルト専門店にしきや Online shop【筆者略歴】モエコ50%
2018年09月26日答えは『北岳』。あなたは聞いたことがありましたか?では、日本で一番ホームランを打った野球選手といえば王貞治選手ですが、2番目は誰か?正解はあの、野村克也選手なのです。 何を伝えたいかといいますと、「いかに偉大な功績を残そうと、2番目以下は世間から注目されることは少ない」ということ。そう、1番でないとダメなのです!諦める?手を抜く?そんなことで1番になれますか?1番以外、“この世に存在しないに等しい”のです!さあ、あなたも今から1番を目指しましょう!!! このようなトークはネットワークビジネスの定石の誘い文句ですが、やはり1番は良いものです。 ■「極旨」を自称する欧風カレーをチェック!さて、今回ご紹介するカレーは『極旨カレー』。「極(きわみ)」という言葉を入れるほど、お味に自信がある模様。メーカーさんの自負心に、筆者も心が踊ります。パッケージはシンプル。”シンプルなパッケージほど味で勝負している”という、僕のレトルトカレー理論によればこれは期待大です!デミグラスソースをベースにした欧風ビーフカレーとのことですが、カレーにデミグラスソースを入れる文化は僕にはありません。ハンバーグにもカレーにも、デミグラスソースをかければいいってもんじゃないことをグルメな方々に訴えたいです。 ■ハヤシライスのような上品なルックス。お味のほどは…?薄切りの牛肉にマッシュルーム、サラサラとしたルーに甘い香り……もはやハヤシライスを彷彿とさせます。そもそも欧風ビーフカレーが、このような食べ物なのでしょうか。謎。お肉は黒毛和牛をふんだんに使用スプーンで一口すくい、ぱくっ。パッと華やぐトマトの香り、隠し味との触れ込みでしたが酸味が前面に押し出されています。味は香りのとおり甘い!美味い!そしてマッシュルーム、肉、マッシュルーム、肉、肉、肉!!!!!!これは………… ハヤシライスだ。 ■総評味★★★☆☆辛味★☆☆☆☆ハヤシライス★★★★★ハヤシライスでございました。あとがき冒頭にネットワークビジネスのお話をしましたが、筆者は学生自体ネットワークビジネスをやっておりましたので、ひとつ小話を。 「資格はの靴下の裏の米粒だ!」靴下の裏についている米粒は乾いて靴下にへばりつき、取るのに大変苦労するが、いざ取っても汚くて食べることができない無意味なものです。資格も同様で、苦労して取得しても何の意味もなさないものが多数あります。資格の勉強をしているぐらいなら、実際に社会に出てビジネスに触れてみて現場を経験するのがおすすめ!いざ天下一!目指せ不労所得! ……とまあ、こんな謎理論に納得してしまうものですから、集団心理とは怖いものですね。おしまい。【筆者略歴】スパイス野郎
2018年09月26日どうも、後藤 健です。嘘です。“ごとうけん”って単語を聞いたことがあるでしょうか。このメディアを見に来ている時点でグルメな読者の方々にとっては、知っていて当たり前なことかもしれませんが、筆者は今まで知りませんでした。グルメではないので。だからちゃんと調べました。Wikipediaで。 ■創業1879年の超老舗!株式会社五島軒(ごとうけん)は、北海道函館市末広町に本社を置く、洋食店の経営、菓子・カレー製品の製造・販売をする企業。函館市の老舗西洋洋食店「レストラン雪河亭」、五島軒の味を再現したレトルトカレー「函館カレー」が有名。※ Wikipediaより引用どうやら超老舗の名店のようですね。Webサイトの作りもかなりしっかりしていて、コンテンツに溢れていました。洋菓子も売っているんですね。 ■きのことポークのカレー今回は『函館 五島軒 きのことポークのカレー』ですか。埼玉より上(東北)に行ったことがない筆者にとっては、道産のレシピはそれだけで期待が膨らみます。レトルトカレーあるあるのパッケージ詐欺も無さそうな雰囲気が感じられます。具材が本当にこのレベルなら、恐らく価格も相当高い“当たり”かもしれません。 先に申し上げますと、今回の記事は……というか、この手の真っ当なカレーについては、多くは語らずにシンプルなレビューを心がけていますので、例によって短い記事となります。期待を裏切らない具材たち。ポークも親指大で歯ごたえもジューシー。きのこは少し薄切りな印象はありますが、パッと見てその存在が確認出来る量は担保されています。味は勿論申し分なし。美味でございました。他にもこの五島軒から出ているレトルトカレーがあるようなので、沢山のバリエーションを試してみたいところ。なんなら、いつか本店に出向いて食してみたいものです。 ■評価味:★★★★★辛さ:★★☆☆☆具材の質:★★★★★期待を裏切らない名店のこだわり。ぜひご賞味あれ! 【筆者略歴】カスティエルさん
2018年09月25日“スープカレーはお好きですか?その昔、仙台市内にある『Kanakoのスープカレー屋さん』というお店に足繁く通ったこともあったり、(なんとプロデューサーの榎本加奈子さんご本人と佐々木大魔神さんご家族が、隣のテーブルでお食事されていてご挨拶させていただいたこともありました……!)今は『東京らっきょブラザーズ』というお店に月1は通うほどスープカレーが大好きな筆者。 スープカレーのレトルトがあることを、今回のカレーションくじ引きで初めて知りました。これは期待も膨らみます!相当ハードルが上がりますね~。 ■パケ買い必死!? ごろっと野菜に一目惚れ★まずはパッケージに注目!見てくださいこの野菜の大きさ!野菜不足を日々嘆いている、隣の席の一人暮らしの先輩(34歳・男性)に猛烈におすすめしたいくらい、素晴らしいごろごろ加減です。北海道野菜がふんだんに使われているこちらのカレー。製造しているのは、北海道七飯町にある『寿フーズ』さん。「七飯(ななえ)」という町は大沼国定公園がある北海道の中でも大自然に恵まれた町で、最近では名曲「千の風になって」誕生の地として有名になったそうです。雄大な土地で美味しく調理されたレトルトカレー。ますます期待が膨らみます!■いざオープン!レトルトパウチもなんだかオシャレです。“電子レンジあたため専用”なので、ご注意を!“立てた状態”であたためてくださいね!(これだけ横にすると中身がこぼれます!とでかでかと書かれているのに、撮影するのに横にしてしまった筆者ですが・・・。) ■パッケージ通りのごろごろ感!カレーには珍しいお野菜も!パッケージ通りの具だくさん感!ごろごろです!じゃがいも、にんじん、玉ねぎ、ごぼう、なす、トマト、大根、ピーマンがごろごろ。パッケージの写真を期待して中身を開けてみて、「あれ……?」と落ち込むのはレトルトカレーあるあるだと個人的に思っていますが、このカレーは期待を裏切りませんね。大根やらごぼうやらが入っているのも、スープカレーならではでしょうか。また、スープカレー大好きな筆者が個人的に重視しているのは“スパイシーさ”!これはちゃんとスパイシーで本格的な味でした。ただ、あんまり辛くはない。そしてお肉はひき肉のみなので、肉食な筆者にはちょっと物足りなかったところもあり……と、いうわけで。 ■いざ、総評!味★★★★☆辛さ★★☆☆☆スパイシーさ★★★☆☆野菜不足の人に食べてほしい度★★★★★ ごちそうさまでした★【参考】※ 株式会社寿フーズ北海道野菜のス~プカレ~※ 北海道七飯町HP※ サトウのごはん【筆者略歴】しゅかりくママ
2018年09月24日