Currytion(カレーション)がお届けする新着記事一覧 (6/8)
ドアラカレー3シリーズのひとつ、『ドアラカレー おとなって、辛口』。結論から言うと、なかなか満足度の高いカレーでした。中日ドラゴンズファンのみならず、中日戦を控えた対戦相手のチームファン、はたまた筆者のような“プロ野球ノンポリ層”まで広くおすすめしたい、万人向けレトルトカレーです。 ■そもそも「ドアラ」って何者なんだ。ドアラは、プロ野球球団『中日ドラゴンズ』の公式マスコットキャラクター。コアラをモチーフにしたルックスで、背番号は“1994”とのこと。コアラの見た目や背番号1994にはこんな由来があります。名古屋市とオーストラリアのシドニー市は長らく「姉妹都市」として友好関係にあり、1984年には東山動植物園にコアラが贈られたそう。以来、コアラは園一番の人気者になりました。その人気にあやかって、1994年から中日ドラゴンズのマスコットキャラクターとして、試合に登場するようになったんだそうです。ここまでの経緯を見れば、ごく普通のマスコットキャラクタ―。ですが、ドアラは独特の世界観で自身の存在を猛烈にアピールする一方、ときおり見せる“微動だにしない無気力な佇まい”が興味をそそる、一風変わった“球団の顔”なんです。その強烈なインパクトから、驚きと親近感をもってファンから迎えられているよう。ご興味を持たれた方は「ドアラ公式ブログ」で日々のドアラをチェックしてみてください。ドアラのことがザックリとわかったところで、食べてみることにしましょう。 ■大きめビーフに食べやすいサイズのお野菜が嬉しい!盛り付けた図がこちら。赤茶色のルーがいかにも辛そうですね。それよりも驚いたのは具の量。パウチを開けると、ドボドボと出てきましたよ!これは想定外で嬉しいです。体感ですが、一般的なレトルトカレーに比べて牛肉のサイズも大きめです。「え!いいんですか!」というレベル。一気にドアラが好きになりました。(笑)ジャガイモも大きくはないですが、そこそこの塊がゴロゴロ入っています。煮込み過ぎて、溶けてなくなってしまう商品が多いなか、絶妙に調理されています。これも好感度大!私の嫌いなニンジンが入っていますが、小さいので気にならず食べられそうです。筆者は5歳児の娘にも「ニンジン食べなきゃだめだよ!」と怒られているわけですが(笑)、ここまで小さいと苦手意識を克服できますね!どうですか!ゴロゴロ感ありますよね!いろいろ気が利いているこちらの商品。辛口ということで食べてみると、なかなかの辛さです。後からピリッとくるぐらい。レトルトカレーで「中辛」「甘口」のラインナップがあるなら、これぐらいが適当ではないでしょうか。わかってますね。 ■総評辛さ★★★☆☆具の量★★★★☆満足度★★★★★それにしても肉とジャガイモのゴロゴロ感が素晴らしいですね。この充実っぷりで275円(税込297円)はお買い得といっていいんじゃないでしょうか。(2018年8月30日現在)パッケージの裏の煽り文句も面白く、ファンでなくても楽しめます。中日ドラゴンズファンも、そうでない方にもおすすめしたいキャラクターレトルトカレーでした! 【参考】※ ドアラ公式ブログ※ ドアラーWikipedia※ 株式会社オリエンタル【筆者略歴】青山 みなみ
2018年08月31日■パッケージから来るプレッシャー筆者は、比較的辛い物には強い方です。ただ、この『元気の源 ゴーゴーカレー®ファイヤー 辛』のパッケージ……。「これで辛くなかったら異常だ!」と言わんばかりに、辛さを猛アピールしてきます。辛さのレベルを表すバロメーターはMAXの“5(ファイヤー)”。辛い食べ物が得意な筆者、これから始まるこのカレーとの闘いにワクワクが止まりません。 ■いかにも辛そう!金沢カレーならではの”濃厚”なルーゴーゴーカレーの商品だけあって、やはりルーは、濃厚なドロッと系です。見た目は……ん~、なんかどす黒くて、スパイシーな香りもしていかにも辛そう。本当はカツも買ってきて乗せたかったけど、今日はこのカレーの辛さに正面から向き合うべく、トッピング無しでいただきます。「パクッ、パクッ、パクッ」とスプーンを一気に口に運ぶと……「うっ!!!!!!!」 ■「ゴーゴーカレー ファイヤー」との勝敗の行方は……?……そんなに辛くない!筆者には適度な辛さでした。額にほどよい汗をかきながらも、パクパクいけちゃいます。最近、家族で中華街に行った際に、皆が「辛い!辛い!」と叫びながら麻婆豆腐を食べているなか、筆者だけ辛さを感じずあっという間に完食したという出来事がありまして。自分は辛さに強いのかなぁと思っていたのですが、これではっきりしましたね。ルーはやはり金沢カレー独特の濃厚さで、白いご飯とよく合う味わいでしたよ!そして、カツはやっぱりあった方がいいと思います。 ■総評カレーの味★★★☆☆辛さ★★★☆☆ドロッと感★★★★★辛さアピール★★★★★これだけパッケージで辛さを強調しているので、普通の人が食べたら相当辛いものなのでしょう。苦手な方は気を付けてくださいね。まあ辛さへの耐性は人それぞれなので、実際にこのカレーがそんなに辛くない可能性だってあります。気になる方はぜひ、自分の舌で辛さを検証してみてください。筆者は全然平気だったので、辛さの更なる高みを目指して、辛いカレー専門でレビューできたらなんて思います。(どのカレーを食べるかはくじ引きで決めるので、なかなかそうはいかないかと思いますが……)このカレーを食べて、額に汗をだらだらかいてから風にあたれば、きっと涼しいはず。残暑厳しいこの時期にこそ食べたいカレーですね!ぜひ、「ゴーゴーカレー ファイヤー」で夏の暑さを吹き飛ばしましょう!【筆者略歴】ami
2018年08月30日“コーヒーカレー”というと、皆さんはどんなイメージをもたれますか?僕が今回のコーヒーカレーを手にしたとき、その瞬間に、こんな情景が浮かんできました。 田舎の、少し場末感漂う寂れたカフェ。そこには口ひげを生やしたマスターがいて、いつも数名の常連さんがアイスコーヒーやアイスカフェラッテを飲みながら小説を読んだり、仕事をしたりしています。そこに僕が入店してきます。「今日も暑いねマスター!カレーお願い。」「はいよ。いつもの中辛ね。」「うん。今日は隠し味にマスターの美味しいコーヒーを入れてみてよ。」「コーヒー?いいけど、味は保証できないよ?」「うん、大丈夫。絶対合うと思うんだよね。」こんなやり取りをして僕は人生で初めてコーヒーカレーを食べるのです。 さて、実際の味はどんなでしょうか。一口食べて「うん、美味しい!」と言えるでしょうか。そのときに「よかった」とカウンター越しににっこりと笑うマスターの顔が想像できるでしょうか。僕はそんな想像を膨らませながら、『澤井珈琲カフェカレー』を食べようとしているのでした。 ■これが鳥取和牛×ブルーマウンテンコーヒーの全貌だ!今回のカフェカレー、“ブルーマウンテンコーヒー”が入っているとのことです。ブルーマウンテンコーヒーというのはパプアニューギニア産の有名なコーヒーの一品種だそうです。期待度アップですね。では早速。熱で少しぼやけてしまっていますが、毎度おなじみサトウのごはんです。今回は特別大サービス、二段乗せです。お腹がすいていましたからね。ルーを流し込みます。とても美味しそう!これぞカレーというような色とツヤをしています。 ■総評:コーヒーが主張しすぎないカフェカレー味★★★★★辛さ★★★★☆掘り出し物感★★★★★商品名こそ「カフェカレー」と、コーヒーとカレーが1:1のような雰囲気を醸し出していますが、実際に食べてみるとまったくそんなことはありませんでした。コーヒーがカレーの隠し味となり、見事なコクと絶妙な苦みを生み出しています。これは絶品!おすすめです!皆さんもぜひ、食べてみてくださいね。【筆者略歴】高飛 車太郎
2018年08月29日皆さん、こんにちは。ここカレーションは、全国のレトルトカレーをWebメディアに関わるプロたちが独断と偏見でレビューを行う“カレーキュレ―ションサイト”でございます。さて、今回はどんなカレーをレビューするのでしょうか!? 今回のカレーはこれだ!カレーションでは、食べたいカレーを選べません。くじびきで決まります。今年大阪から上京し、初参戦な筆者。「どこのご当地カレーがあたるかな」「どうせなら、普段は食べない変わり種がいいな」と、ワクワクしていたわけです。そんななか、見事当選したのがこちら!『めっちゃ大阪牛すじカレー』!!!!なんでやねん!(お決まりな展開で失礼しました……)登場シーンから、ツッコませるとはおそるべし『めっちゃ大阪牛すじカレー』。 想像以上に牛すじがゴロゴロ!気を取り直して実食へ。盛り付けてみると、想像以上の牛すじのゴロゴロ感に期待が高まります。スプーンでよそい、早速一口。……うまいやん。(途端にご機嫌)トロトロになるまでしっかり煮込んだ牛すじと、やや甘めのルーが絶妙です。脂身のぷるぷるした食感もクセになりそう。 彼らは何処へここで、あることに気づきました。牛すじ以外の感想が出てこない。成分表記欄には、野菜(玉ねぎ、人参)と書かれています。みじん切りにするたまねぎはともかく、人参はどこかにいるはず。と探してみるが、見当たらない……あ!牛すじを煮込みすぎて、人参も溶けてしまったのか!なるほど!ルーの中をよく探してみると、小さくサイコロカットされたこんにゃくを発見。牛すじとこんにゃくの組み合わせは王道の組み合わせですね。 総評:良くも悪くも「めっちゃ牛すじ」もう少し、他の具材も楽しみたかったかなという思いはあるものの、牛すじのボリュームはしっかりしていて総じて満足できる一品でした。カレーの味★★★★☆辛さ★★☆☆☆牛すじ感★★★★★ちなみに、この『めっちゃ大阪牛筋カレー』、調べてみると、2017 よしもと47シュフランで金賞を受賞してるそうです。2017 よしもと47シュフランとは全国47都道府県・約16,000人の主婦と、よしもと芸人・有名バイヤーが選んだ、ご当地商品のPR・販売サポートをする地方創生プロジェクト(引用元:よしもと47シュフラン公式)だそうです。柔らかい牛すじ肉とコクのある甘めのカレールーで、大人から子どもまで、誰でも楽しめる優しい味でした。【筆者略歴】sπs
2018年08月28日1879年(明治12年)。若山惣太郎は、ハリストス正教会でロシア料理とパン作りを学んだ五島英吉とともに、西洋洋食店『レストラン五島軒』を創業しました。そこで振舞われた“西洋料理”は長らく人気を博し、創業から約140年たった今もなお、同じ北海道函館市末広町で五島軒は日々営業しています。(現在は、『レストラン雪河亭』を本店としています。)そんな歴史ある五島軒には、ごく限られたお客様にしか振舞われなかった“幻のカレー”が存在するとか。ステーキ用の鞍下肉とバラ肉の間、ごく僅かしかない柔らかなスジ入り霜降り牛肉、そして厳選した野菜のみを使用した“幻のカレー”。想像するだけでよだれが出てきます。そんな幻のカレーが2018年現在、なんとレトルトカレーとして食べられるのです。そう、今回ご紹介するのは、 百年の歴史の封を切るこちらが当時の“幻のカレー”の味を再現した『北の文明開化 カレー百年物語』です。パッケージの絵は当時の五島軒を描いたものでしょうか。パッケージデザインに味があると、つい購入して味を試したくなりますね。筆者も実際に食べてみることにしました。ご飯はお馴染『サトウのごはん』です。サトウのごはんに、3分ほどチンしたカレー百年物語を流し込みます。当時の五島軒に女将さんがいれば、こんな髪型だったんではないでしょうか。 百年の歴史を感じる成人用スプーンで5口ほどでしょうか。完食まで、手が止まりませんでした。単純に”美味しい”というものではありません。このカレーには確かに歴史が詰まっていたのです。このカレーた経験してきた歴史が、筆者のなかに入ってきたのでした。日清戦争や日露戦争、関東大震災や世界大恐慌。第二次世界大戦から無条件降伏、GHQによる統治。カレーの経験してきた歴史が鮮やかに筆者の脳内に広がるのでした。 いかがでしょうか。皆さんもカレー百年物語で歴史を振り返ってみては。 総評味★★★★☆辛さ★☆☆☆☆歴史感じる度★★★★★おすすめ度★★★★☆やはり歴史は味に出ますよね。素晴らしいです。 【参考】※ 五島軒公式サイト 北の食文化に灯をともして【筆者略歴】高飛 車太郎
2018年08月28日今回、私が食したレトルトカレーはこちらです。デデンッ!!『三田屋総本家 黒鶏子チキンカレー』。国産の黒鶏肉を使用しているとのことなのですが、黒鶏肉ってなんでしょうか?インターネットで検索をかけてみたのですが、まったくヒットせず。黒いニワトリの画像がでてきたので、恐らく、というか普通に考えてもそうなのですが、黒鶏肉というのは、黒いニワトリの肉ということになるのでしょう。出典元:DONGSEUN YANG/Shutterstock彼でしょうか。黒いニワトリというのは。なんでしょう。格好いいんですけど、これを食べるのかと思うと少し気が引ける自分もいます。 実際に食べてみるさて、毎度おなじみサトウのごはんをチンして器に広げます。そしてそこに出来上がった黒鶏肉カレーを放出します。どれほど外見が黒くても身は通常の鶏肉のようですね。少し安心です。 その味やいかに!?さて、味ですが、たいそう上品な味わいで、歯ごたえがありつつも口の中では溶けて胃に流れていく黒鶏肉と、まろやかなルーが非常にマッチしており、絶品でございました。要するに、とても美味しかったということです。 正直申し上げますと、はじめ黒いニワトリの画像をみたときは食欲が失せましたが、実際に食べてみると少しでもそんな気持ちを抱いた自分に、黒ニワトリさんに詫びを入れたい気持ちでいっぱいになりました。ごめんなさい、黒ニワトリさん。そしてこれからもよろしくお願いします 総評味★★★★☆辛さ★★☆☆☆おすすめ度★★★★☆黒鶏が非常に珍しいので、贈り物にもいいかもしれませんね! 【筆者略歴】高飛 車太郎
2018年08月27日今回ご紹介するのは、大正十二年創業、神戸元町の老舗洋食屋『伊藤グリル』から『伊藤グリル 欧風ビーフカレー 中辛』。伊藤グリルとは?船のコックとしてヨーロッパを駆け回っていた初代オーナーシェフ・伊藤寛氏が船を下り、テーブル3つから始めたお店が伊藤グリルです。欧州仕込みの経験を活かし、高級洋食屋としてヨーロッパスタイルを踏襲したその店は、颯爽たる洒落た店として神戸では当時のステータスシンボルとなり、常連客のちょっとした社交場となっていたそう。しかし、時は第2次世界大戦の最中。人気を博した伊藤グリルも悪化する戦況に伴い、ビジネスは不振に陥ったといいます。 終戦後、昭和23年(1948年)に復活!入手困難となった牛肉の代わりに馬肉のステーキや、カエル料理なども出していたそうです。一代で神戸指折りの洋食店を築いた寛氏が引退すると、二代目は三男の禄夫氏が継ぎ、禄夫氏の急死後は寛氏の次男・忠が三代目を継承。現在の伊藤グリルを支える2つの伝統メニューの1つ・炭火焼きステーキは、三代目の忠氏の代に誕生。その頃の常連客の間では、うまいステーキができあがるのを煙に包まれながら待ったというエピソードが、今でもよく語られているそうです。 現在の4代目シェフが再現する、初代の隠しメニューのカレー!三代にわたって作り上げてきた伊藤グリルの伝統に根差し、自分らしさを加えていきたい――そんな思いから、完成したビーフシチューも、伊藤グリルの看板メニューの1つです。現在では、炭火焼ステーキ・ビーフシチューを二本柱に、「洋食を食べるならば伊藤グリル」との呼び声高い伊藤グリル。しかし今回ご紹介するのは、初代がイギリスより持ち帰ったレシピを元に、日本人の口に合うようにアレンジしたカレー。レストランメニューにはのせていない秘蔵のカレーが、この味わい深い欧風ビーフカレーです。店舗の味、とかじゃないんです。初代の秘蔵メニューなのです!色は明るい褐色で、お肉は燻した感じのしっかりしたブロック!さすが!のちょっとスモーキーな味わいです。3ブロックも入っていて、満足です。まろやかで、オニオンペーストやチャツネの風味もしっかり効いていて、さすがに伝統のある洋食屋さんの高級感。燻した気配、フルーティな各種ピューレの味が効いた、本格派です。しかも化学調味料不使用なのも嬉しい。 ■総評カレーの味★★★★★辛さ★★☆☆☆本格度★★★★☆またお店の方で二大看板メニューも食べてみたいと思うお味でした。満足です!【筆者略歴】Makolovesyou♡
2018年08月27日皆さん、“三本の矢”という故事はご存じでしょうか?1本の矢は折れやすくとも、3本まとめると折れにくいことから、一族の結束が重要であることを説いたといわれています。「何の話やねん!」とツッコミを入れたくなる方もいるかもしれませんが、今回いただくカレーはその名も『戦国咖喱(カレー)』。三本の矢の逸話をコンセプトに、(1)広島産の梨(2)ブレンドスパイス(3)沢山の野菜という三つの素材を合わせたカレーです。 ■野菜と果物の甘味たっぷりのカレー早速カレーを一口いただいてみると、口の中に甘味が広がります。原材料名の表示には、最初に“野菜・果実(和なし、玉葱、人参、りんご)”の文字が。原材料名は内容量が多い順番に掲載されます。つまり野菜と果実が最も多く入っているカレーということ。たっぷりと煮込まれた野菜と果実の味を堪能すると、後からほんのりとスパイスの味がしてきます。それほど辛くはないので、子どもにも食べやすい仕上がりです。牛肉も3切れほど入っており、大きさはビー玉くらいの大きさでしょうか。赤身肉なのか、とろっと口の中でとろけるというよりは、噛み応えのある食感のお肉でした。 ■総評甘めで野菜と果実がたっぷりの印象のカレーになっていました。味★★★☆☆可もなく不可もなく、普通のレトルトカレーでした。辛さ★☆☆☆☆かなり甘めのカレーに仕上がっていたと思います。辛いカレーが好きな方は物足りないと思います。果実・野菜度★★★★☆お肉より充実していて、非常に具沢山でした。【筆者略歴】カレーはおやつ1日3食のカレーに加えおやつにもしばしばカレーを食します。
2018年08月26日ゴーヤーのことが好きでもキライでも「ゴーヤーの味は?」と聞かれたら、誰もが「苦い」と答えるはず。それゆえ、好みが分かれるのも事実。では、食卓の人気者“カレー”と大人味“ゴーヤー”が組み合わさったら?どんな化学反応が起きるのでしょうか。 ■「ゴーヤーカレー」は苦いのか?今回食べたのはオキハムの『ゴーヤーカレー』。たいていこの手のコラボレーションは“出オチ感”を拭えないのが定石。「どうせ普通に苦いんだろうな……つまんな」と性格の悪さをむき出しにしながら、カレーが温まるまで待つこと5分。「苦っ!」「うわ、まずっ!」というこれまたお決まりのコメントの用意をしつつ、ひとすくい口に運ぶと……まさかの甘い!? いい意味で期待を裏切る甘口のルー。しかもその奥に酸っぱさがひょっこり顔を出している絶妙な味わい。「これは……おいしい!」想定外のおいしさにスプーンが止まりません。■悔しささえ覚える!? 計算しつくされた具材中には大きめのゴーヤーが3つほど入っています。「さすがに、これは苦いだろう」と食べてみると、まさかの酸味。「う、うまい……!」いうなれば、2日間くらい寝かせておいしさが増したカレーの中に入っている、にんじんのあの味!このほかには、さいの目状に切られたジャガイモがごろごろと入っていたり、牛肉ミンチのつぶつぶが入っていたりと食感も楽しめます。もちろんビーフならではのコクも。極めつけは、パイナップル!酸味の正体はパイナップルだったんです。これがまた合う!鼻に抜ける南国感と“しょっぱすっぱい”味が、他にはない個性を持ちながらも、主張が強すぎない“沖縄らしさ”を演出してくれます。 まとめ:小忙しいOL的レビュー味★★★★☆辛さ★★☆☆☆もう一度食べたい度★★★★☆正直、お家のカレー以外で満足できるカレーにあまり出会ったことがない筆者ですが、このゴーヤーカレーは個人的ヒット!人にすすめたくなる味でした。ポップなパッケージとは裏腹に味わい深い逸品。あなたも“いい意味”で期待を裏切られてみませんか?【画像】※ Creative Stall、tibori / shutterstock【筆者略歴】小忙しいOL
2018年08月25日こんにちは!今日は金曜日ですね!金曜日といえば“華金”?“TGIF”?いやいや、「金曜日はカレー曜日」でしょ!というわけで、本日『Currytion(カレーション)』編集部では、今月レビューを書くレトルトカレーを選ぶくじ引き大会を開催。「これ書きやすそう!」「え~!? これは難しいでしょ!」などと、かなり盛り上がりました。今回は、この“カレー曜日”にぴったりなカレーをご紹介します。 ■その名も「カレー曜日」!果たしてどんなお味なのか…?今回食べたのは、エスビー食品株式会社から発売された、その名も『ごろごろの具たっぷり カレー曜日 中辛』!!お昼に起きてきて食べるカレーは、やっぱりオーソドックスなカレーでしょ!とこちらをチョイスしたわけです。「肉や野菜がごろごろ入った、家庭で手作りされるカレーを再現したレトルトカレー」と紹介されているとおり、開けてみると大きなジャガイモやニンジン、お肉もごろごろと沢山入っています。こんなにボリュームのある具が沢山入っているレトルトカレーはあまりないかもしれません。お味は甘口で、一晩寝かせたカレーのように具の一つ一つに味が染み込んでいて美味しいです。個人的には、大きめのニンジンに抵抗があったのですが、染み込んだカレー味のおかげで難なく食べることができました。そして何度すくってもお肉がたくさん入っているので食べ応えがあります。 ■総評カレーの味★★★☆☆辛さ★☆☆☆☆コスパ★★★☆☆今回は中辛でしたが辛みはあまり感じません。ほっこり温か、まさしく“日本の家庭の味”。筆者が子どもの頃に食べた家のカレーも、こんな味だった気がしてきました。エスビー食品さんの他のカレー製品を調べてみると、馴染みのものばかり。小さいころから無意識に口にしていたようです。これで納得ですね。今回食べた“カレー曜日の味”がまさしく“家庭の味”に相違ないのは、昔からずっと食べていたからでしょう!一人暮らしの学生さんや、単身赴任でお勤めの方におすすめしたい、“お家が懐かしくなるカレー”でした。ぜひご賞味あれ! 【筆者略歴】kazueごはん
2018年08月24日ときおり、こんな発作に見舞われることがありませんか?「カレーうどんが食べたい!」「今すぐカレーうどんを食べないと、死んでしまう気がする!わなわな……」なんてときが。あるでしょう、あるでしょう。そんなときに、例えそこがオフィスであってもカレーうどんが食べられる方法を見つけたので、ご紹介します。画像:NO.27今回の主役は、東京都墨田区のご当地カレー『すみちゃんカレー』税込み443円です。墨田区給食施設研究会推奨のこのカレーは、相撲部屋のちゃんこ鍋をイメージし、具材には豚肉・大根・牛蒡(ごぼう)・人参(にんじん)・蒟蒻(こんにゃく)・油揚げを使用。たっぷりのカツヲ節の風味を利かせて、隠し味に醤油を加えた和風カレーです。画像:NO.27裏面にも、おすすめアレンジメニューとして「カレーうどん」を載せていますね。 ■カレーうどん用のカレーの条件とは?さて、ここで筆者が考えるカレーうどんに適したカレーの条件をあげてみます。(1)和風カレーであること・・・うどんに合う味はダシがきいた和風!(2)しゃばしゃばカレーであること・・・うどん麺とのマリアージュのために!(3)具が大きくなく、多いこと・・・具が大きいと邪魔。だが、ないのも悲しい!「すみちゃんカレー」はなんとすべての条件を兼ね備えた“奇跡のカレー”なのです。これもう「カレーうどんにして食べてね」って言ってるようなもんでしょ! ■お手軽にカレーうどんを食べよう!さて、カレーだけあってもカレーうどんは成立しません。そう、カレーを受け止める大事なパートナーである“うどん”が必要です。実はコンビニで冷凍うどん麺が税込み100円(二食入り)で調達できます。しかも電子レンジでチンすれば、すぐに食べられるのです。便利な世の中ですね。画像:NO.27ちなみに、今回は某大手コンビニチェーンにて温泉卵とネギも購入。このコンビニは卵関連のバリエーションが素晴らしく、生卵、温泉卵、ゆで卵、味付け卵もの4種類が並んでいるため、究極の選択にもだえることができます。画像:NO.27今回は冷凍ネギを購入しましたが、お店によっては生のカットネギが手に入りますので、ぜひ探してみてください。カレーを湯せんで温めている間に、冷凍うどんをレンジで温め、温泉卵ときざみねぎをトッピングすれば……はい、完成! 画像:NO..27ねぎの主張が激しいですが、先ほどご紹介した具たちがきちんと盛り込まれていることが分かります。煮込まれすぎて溶けてしまうこともなく、程よい大きさです。さてさて、「すみちゃんカレー」でつくるカレーうどんは美味しいのでしょうか?それでは食べていきましょう! ■「すみちゃんカレー」でつくるカレーうどんの総評味★★★★☆辛さ★★☆☆☆マイル度★★★★☆うどんとのマッチ度★★★★★おすすめ度★★★★☆うどんと合うだけではなく、マイルドで辛すぎないため食べやすい点が個人的には高ポイント。根菜類もたくさん入っており、具の種類・量ともに豊富な点も高い満足度につながりました。143キロカロリーとかなりヘルシーながら、物足りなさは全くないのが素晴らしいです。また正体不明の団体ではありますが、「墨田区給食施設研究会」の推奨ということで、お子様向けとしても良いかもしれませんね。カレーうどんが食べたくなったときのために、この「すみちゃんカレー」をストックしておくのはいかがでしょうか?【筆者略歴】NO.27
2018年08月23日風邪をこじらせてここ2週間ほど咳がとまらない筆者。鼻をかみ過ぎて嗅覚が若干やられ、そして味覚も少々おかしくなっています。それでもレトルトカレーを巡る旅は続きます。だって、カレーが好きだから。 「病気の時は消化のよいものを」そんな世間の一般常識的な言葉を一蹴し、「病にこそカレー!」派が増えていくことを願いつつ……本日もカレーを食してみたいと思います。■完全無添加がポイント「豆乳レモンチキンカレー」今日レビューするカレーは『豆乳レモンチキンカレー 中辛』。株式会社結わえるという会社が販売している完全無添加で可能な限り国産材料にこだわった“体に優しいカレー”です。病で体力が落ちている筆者にもってこいじゃないですか!今回のカレーで注目すべきはやはり豆乳とレモン。パッケージ裏面によると、豆乳は割合多めのよう。控えめですが、レモンピールも入っていますね。全体的に馴染み深い食材が使われているようで、安心感があります。さらに注目したいのは、「もっちもちの寝かせ玄米®によく合う」という一文。普段、玄米生活を送っている筆者。ならばご飯もこだわっていきたいとのことで…… ■今回は栄養ぎっしり「発芽玄米ごはん」でいただきます!レトルトカレーにはレトルトご飯が鉄則ですが、今回はもちろん“レトルト玄米”をチョイス。用意したのは株式会社JA 加美よつばラドファの『金のいぶき 発芽玄米ごはん』です。パッケージに“栄養ぎっしり”とあるように、何やら体に良さそうなもの(ギャバや食物繊維など)がこのパックからたくさん摂取できるとのことで、ありがたい限り。このレトルトカレーレポを書き始めて初の“玄米ご飯”、しかもこだわりの“発芽玄米”ということで、今回はご飯にも期待がもてそうです! ■玄米ご飯 vs 豆乳レモンチキンカレーまず最初に発芽玄米を温めます。そしてご飯をお皿に盛って、その上にカレーのルーをかけてレンジでチン。ルーは割とさらっとした感じ。見た目の色も、豆乳がベースとなっているためかクリーミーな印象です。レモンの影響(?)で少し黄色っぽい感じもします。 ですが、レモンの香りが……よく分からない。(嗅覚がやられているから)いやいや、レモンは味わうもの!気を取り直して、まずはルーを食べてみます。 ……レモンの味がしない……。(なぜなら味覚がやられているから) もう一口食べてみます。あめ色に炒めた玉ねぎも、あの甘味を感じられない……。豆乳のコクも……辛うじて感じられるような。国産の鶏肉も、歯ごたえは感じられるものの、コクを全く味わえない。 えっと……じゃあ、ご飯は?何口か味わってみると、プチプチ&もっちりとした玄米の食感が一粒一粒感じられて美味しい……。ご飯、美味しい。病身でカレーを食した結果、筆者は2つの結論に辿りつきました。 一.風邪の日にカレーを食べても十分に味わえない二.ご飯はいつでも美味しく食べれる三.カレーは五感で味わうもの ■総評辛さ★☆☆☆☆見た目★★☆☆☆体力回復度★★☆☆☆いくら健康派のカレーでも、風邪のときに食べたら十分に味わえないことがわかった今回。正常な舌で、鼻で、体に優しい豆乳レモンチキンカレーの味を試してみたいという方、ぜひ食レポお願いいたします! 【参考】※ 結わえる ONLINE STORE【筆者略歴】伊集院レミ
2018年08月22日どうも、普通の食レポが書けないことに定評のある筆者です。体を張ってネタにするわけでも、「え?これカレーの記事だよね?」という方向性を見失った記事にするでもなく、今回こそ真面目にレビューが出来そうなカレーを手に入れました。と言いますか、今回のくじ引きではなんと、ご贔屓にしていただいている取引先の商品が当たってしまったので、“間違っても変なことが書けないお題”というのが正直なところです。ですので、今回はめちゃくちゃ真面目に、“カレーの内容”についてレビューしていきたいと思います。 ■今回のカレーは…こちら!今回筆者に与えられた”お題”は、『ブルーベリーカレー』。 ■ちょ、待てよ。くじ担当者から「筆者さんにぴったりだと思って☆」と渡されたカレー。カレーの隠し味といえば、ハチミツ、りんご、ソース、コーヒーとまぁ色々あるとはいえ、ブルーベリーは初めて聞きましたよというのがホンネです。パッケージにはカレーの画像が無いため、どんなカレーなのか想像しちゃいますよね。「まぁ普通にブルーベリーソースとかで風味が出てるのかな」「ブルーベリーしか具がないとか、そんなネタ商品には見えないしな」「結局ポークカレーだもんね」「かすみがうらの自然の中で育ったブルーベリーを“たっぷり”使ったポークカレーです。」……気のせいだよね。色々なことが頭の中を駆け巡りましたが、とりあえず実食。 ■まさかの…見えますか?スプーンに乗っている黒く丸い三連星、見えますか?そうです。隠し味どころか、思いっきり主役張ってましたブルーベリー。しかも、1つや2つではなく、結構な量のブルーベリーちゃんがゴロゴロ煮詰められていました。イメージとしては、納豆1パック分くらい入ってるんじゃないですかね。お味はというと、めちゃめちゃブルーベリーの味します。若干酸っぱい。ほんのり風味が……とかではなく、完全にブルーベリー×カレーの味です。口の中で、カレー→ブルーベリー→カレー→ブルーベリーとデンプシーロール。ただ、意外とイケる。味は悪くない。 ■総評美味しさ★★★☆☆具材★★★★★珍しさ★★★★★これには理由があります。レトルトカレー独特の“具材のショボさ”ってあるじゃないですか。このブルーベリーカレー、他の具材がしっかりしてるんです。写真中央部に乗っているお肉とか、下手なお肉を売りにしているレトルトカレーよりもゴツくて食べごたえのあるポークちゃんです。恐らく、具材がしっかりしていないとブルーベリーの味に負けちゃうというのもあるとは思います。ブルーベリーは目にも良いってよく聞きますので、ライターにも優しいカレーでした。【筆者略歴】カスティエルさん
2018年08月21日やってまいりましたカレーション。今回レビューするカレーは、『大分の顔豊後きのこカレー』です。大分県産の乾しいたけは、品質・生産量ともに日本一を誇り、“豊後の国おおいた”を代表する特産品として、その名は海外まで広く知れ渡っているそうです。椎茸専門農協が厳選した肉厚の“若芽どんこ”をまるごとじっくりと煮込んだオリジナルカレーは、“日本一の乾しいたけ入りカレー”と名高く、人々から愛されてきたとのこと。パッケージに描かれている大ぶりきのこがとっても美味しそう☆“ぷりっぷり”という食感のコメントにも期待感が高まります。いざ実食。一口目はルーだけで食べたのですが、自然素材の旨みがルーにしっかり溶け込んでいて、芳醇な香りがふわっと口に広がります。次にメインの乾しいたけを。野菜や肉とじっくり煮込んだしいたけは想像以上にカレーと相性抜群です★さらに今回は、前々から組み合わせてみたかった『Kiriのクリームチーズ』をトッピング!スパーシーなカレーと旨みたっぷりのきのこ、そして爽やかな酸味のあるクリームチーズ……合わないわけがない!!!と思ったのです。(笑)……美味しい!!!!これはアタリでした。いろいろな割合を試してみたところ、「チーズ2:きのこ3:ルー3:ごはん2」という黄金比率を発見。カレーときのこの旨みが、チーズの酸味とあわさってより引き立ち、濃厚な味を楽しむことができました。 ■総評味★★★☆☆辛さ★★☆☆☆他の食材との相性★★★★★いろいろな食材と相性のよいきのこ。筆者としては、「きのこ×にんにく」「きのこ×ブロッコリー」「きのこ×牛乳」の組み合わせも美味しいと思います。皆さんもぜひ、お好きな食材をトッピングしてみてくださいね♪【筆者略歴】Natsu
2018年08月20日画像:カレーストリート今回ご紹介するのは、『牛たんカレー』。牛たんといえば“焼肉”のイメージが強いですが、こちらはカレーに牛たんが入っています。いったいどんな味なのでしょうか? ■定番お土産『べこ政宗』画像:カレーストリート『牛たんカレー』販売しているのは、宮城県富谷市にある株式会社ジオラ。なんとこちらの会社、仙台の有名なお土産『べこ政宗』を販売している会社なんです!画像:株式会社ジオラ『べこ政宗』は美味しい牛たんをお家でも食べられるように、またお土産として購入できるようにと開発された牛たんのギフト。肉厚の牛たんが味わえると大人気ですが、同じ会社が販売しているということで『牛たんカレー』への期待も高まります! ■作っていきます画像:カレーストリートそれでは作っていきたいと思います!カレーはお湯か電子レンジで温めます。画像:カレーストリート箱から中には”牛たんカレー”と書かれたシンプルな中袋が入っています。今回はお湯で温めてみましょう!画像:カレーストリート温めたカレーを器に盛り付けたら……完成!それではいただきます! ■大きな牛たんがいっぱい!画像:カレーストリートまず驚いたのが牛たんの大きさ!スプーンにおさまりきらないサイズの牛たんが、ごろごろ入っています。いただいてみると、とっても柔らかくほろほろと口の中で溶けてしまいました。牛たんといえば弾力があるイメージでしたが、この牛たんはカレーと相性が良くなるよう改良されているのかもしれません。 ■総評美味しさ★★★☆☆辛さ★★☆☆☆牛たんの量★★★★★ いかがでしたか?カレーは甘めなので、辛いものが苦手な方でも食べやすいと思います。しかし、牛たんのインパクトとボリュームがすごいので、男性でも満足することができますよ!ぜひみなさんも食べてみてくださいね! 【参考】※ 商品詳細 – 牛たんカレー – べこ政宗【画像】※ カレーストリート 【筆者略歴】カレーストリート
2018年08月20日皆さんこんにちは。本日も楽しくレトルトカレーの魅力をお届けしていきますよ!今回は、家庭用から業務用まで幅広く販売されている神戸の調理食品専業メーカー、エム・シーシー食品株式会社さまの『MCCマサラ黒カレー』を食べてみました。業務用なので、外箱はなし。マサラ(インドなどで用いる混合香辛料)ということで、刺激が強そうな印象です。 ■パンチ強めなルックスとのギャップにくらり…甘みの秘密は?パウチを開けてみると“真っ黒”なルーが出てきました。これは辛いのでは……と恐る恐る口に入れてみると「あれ?甘い」中辛と表示されているので用心していたのですが、後からスパイスの刺激がほんのりやってくる感じでした。黒くて甘い理由は、黒ゴマ、黒糖、ココアがブレンドされている甘さのようです。原材料名には野菜(たまねぎ、にんじん)が筆頭にきていますが、固形の具はこれといって入っていないようですね。煮込みすぎて溶けてしまったのでしょうか?何かトッピングを加えてアレンジしてみても良いかもしれません。そしてもっと辛さが欲しい方には「マサラ赤カレー(辛口)」が良いと思います。 ■総評辛さ★★☆☆☆味★★★☆☆コスパ★★★★☆業務用ということで味は本格派だったのですが、お値段はかなりお手頃だったので、黒カレーが気になる方には入門編としておすすめできるレトルトカレーでした。余談ですが、エム・シーシー食品さんは他にも神戸にまつわるレトルトカレーをたくさん開発・販売していらっしゃるようです。筆者が注目したのは『消防隊カレー』。「災害時にも本当においしいものを食べて元気になって欲しい」という想いから、阪神・淡路大震災を経験した神戸市消防局と、神戸に本社のあるエム・シーシー食品がコラボレーションしたカレーだそうです。神戸市消防学校の食堂で実際に隊員が食べたビーフカレーのレシピをエム・シーシー食品でアレンジし、ニンニクと生姜でアクセントをつけたとのこと。(公式サイトより)また、1箱1620円もする贅沢レトルトカレー『神戸ビーフカレー』も気になりました。しばらくは、エム・シーシー食品さんから目が離せなさそうです! 【参考】※ エム・シーシー食品株式会社 【筆者略歴】kazueごはん
2018年08月19日本記事のアイキャッチ画像に惹かれて訪れた皆さま。そう、誰しもが一度は見たことのある超人気コミック作品『名探偵コナン』に登場する“犯人”です。最近ではスピンオフ漫画の主役“犯沢さん”としても話題ですよね。『Currytion(カレーション)』は、その名の通りレトルトカレーに関する情報をお届けするメディアです。ですので、今回ご紹介させていただくのも“犯人”ではなく、『犯人の黒カレー』!それでも良い!このカレーの謎を解きたい!ついにカレー界に進出した犯人の行く末を見届けたい!という読者の皆さまはぜひ、「このカレーは美味しいのか?」という“犯人の黒カレー最大の謎”の解明にお付き合いください。 ■「犯人の黒カレー」の謎を追え!こちらがパッケージの全貌。どうしてそこまで“ぶた肉入り”ということを強調したかったのか、なぜ最大の武器であるはずのパッケージ表面にでかでかとしたバーコードシールを貼ったのか、バーコードの下に「新品」という記載があるが、実は中古もあるのかなど、探偵アニメの名に恥じない謎が随所にちりばめられています。(無理やり)こちらが裏面。姉妹商品もあるようです。原材料はそこまで気になるものは入っていませんが、表面にも記載されていたように黒コショウをはじめ、スパイスが若干多い印象。 ■真実はいつも一つ!いざ謎解き(実食)タイム!こちらが実際のカレー。パッケージに負けじとルーはしっかり黒く、ほのかにスパイスの香りが漂います。実際にお皿にあけた際、冒頭に挙げた謎のうちの1つが解けました。思いのほか豚肉のボリューム感がすごい!パッケージの“ぶた肉入り”というアピールはこのための伏線だったのでしょうか。ここまで大きいのなら、もう少しアピールしても良いのではないかという位の大きさです。お味の方はというと、国民的アニメ発のカレーということでお子様でも食べられる甘口カレーなのかと思いきや、黒コショウや複数のスパイスで大人な味わい。決して辛いという部類に入るわけではありませんが、本格派です。 ■見た目は真っ黒、お味は本格派!カレーの味★★★★☆辛さ★★★☆☆謎解き難易度★★★★★お値段は648円(税込み)。ミステリー好き、アニメ好きの友人へのちょっとしたプレゼントにすれば、盛り上がるのでは? 【参考】株式会社ラナ犯人の黒カレー【筆者略歴】J
2018年08月18日「飲んだこともないのになぜか懐かしい味」という雑なブランディングに非常に好感が持てる、『関東・栃木レモン牛乳』をご存知でしょうか?筆者は一度だけ、栃木在住の同窓生の結婚式で宇都宮に降り立ったときに、興味半分で購入してみました。乳に酸を足すと分離するはずなのになぜこの配合が成立するの……?と疑問に思ったものでしたが、なんのことはない、レモン果汁ではなく、レモンの味がつけてあるだけとのことですね。しかし、この非常にケミカルでジャンクな甘酸っぱさを嫌う方も少ないでしょう。1パックを飲み干すのは中高生男子以外はキツいでしょうが、子どもから大人まで大抵の方は「あ、美味し☆」と飲める味ではないでしょうか。 ■あくまで“レモン牛乳”カレー今回筆者がレビューするのは、この栃木レモン牛乳のデザインを踏襲した可愛らしいパッケージの『関東・栃木レモン牛乳カレー』。カレーにレモンが絞られているようなオーガニックナチュラルな味であるわけがなく、あくまでこれは“レモン牛乳”カレー。開封すると期待通り(?)、カレー色でなく、レモンホワイト。見た目はシチューでしかありません。温めると若干皿の淵に黄色い油分が吐き出されてくるので、なんとなくレモン果汁の気配を感じるのですが、否、レモンご本人の成分は不在。(パッケージより)肉は細切れすぎて(5ミリ四方以下)存在感はあまり感じられず。噛んだ瞬間に「あ、いまのエリアにベーコン(?)入っていたんだな」と気付く程度です。お味は、予想よりも若干強めの酸味があります。ミルク感はヨーグルトっぽく隠し味調に働いているのかなと思いきや、“ケミカルレモン”の存在感が強すぎて、ミルク感が押され気味。スパイスもそれなりに効いていますが、やはり主役は“ケミカルレモン”。おとぎの国で例えると、深窓の「ミルク姫」と誠実かつどことなくいつも四角四面なシゴトっぷりで退屈さも醸すキャラ「スパイス将軍」、そしてスパイス将軍の地味な働きを天真爛漫かつ暴力的な存在感で台無しにする「暴君“キング・ケミカル・レモン”」という役回りでしょうか。(妄想です)某・有名新聞系メディアのカレー食べ比べ企画の記事で、「まさにレモン牛乳」、「思わず笑顔になる味」と審査員が評していたという記事を見ましたが……いやいやいやいや、そうではない!そうではないはず!!!「アハハハ、やられた!みんなの大好きなレモン牛乳、(カレーにしたらやっぱり)台無しだね☆」そんな笑顔のほうが相応しいでしょう。レモン牛乳はそのままで味わいたいです。ネタづくりにはいいかも? ■総評カレーの味★★☆☆☆辛さ★☆☆☆☆本格度★★☆☆☆“レモン牛乳をそんなモンに入れちゃったんだ”シリーズにはほかに、二枚目系ではアイスクリームやおまんじゅうといった安定感のあるものが多数なのですが、おかず系でやっちまっていることが容易に想像がつくアイテムとしては“ウインナー”。通常のウインナーに気取ってレモン汁をかけることもままあることなので、カレーよりは……と思いつつ、“牛乳”がどうワークしているかは気になりますね。そしてなんと!このウィンナーには「栃木の味イチゴミルクウインナー」というのもあるんだとか。もちろんみんなの大好きなイチゴ牛乳の味です。(2012年で販売終了)試食した方によると「生で食すとスイーツっぽい味。焼いてケチャップやマスタードをつけるともはやスイーツ感なし。魚肉ソーセージのような味わい」だそう。……みんなが大好きなケミカルスイーツテイストは、やはりスイーツ系統のアイテム変換でとどめたいもの。ウソです!レモン牛乳Loverはぜひ一度、ご賞味をば☆ 【筆者略歴】Makolovesyou♡
2018年08月17日今回ご紹介するのは、『岩手の大地風香 ミルクカレー』!まずパッケージのイラストに惹かれ、「まろやか&クリーミー、岩手の恵みの味。」というキャッチフレーズに惹かれ、食べる前の期待値は相当高い、このレトルトカレー。 ■美食大国、岩手といえば…?岩手県といえば、わんこそばや盛岡冷麵、南部せんべいや前沢牛など、食材の宝庫と言える県のひとつ。ミルクカレーといえば、北海道のイメージが強いですが、北海道だけじゃありません!今回のミルクカレーは、岩手の乳業メーカーである湯田牛乳公社が手掛けるレトルトカレーで、牛乳と生クリームをたっぷりと使用しているルーが特徴。食材でも最初に“牛乳”の文字があることからも、本物の“ミルクカレー”だと想像させてくれます。feat.牛乳(せっかくなら同メーカーの牛乳とともにいただきたかったのですが……)で、まろやかさを表現してみました!!ミルク×ミルクで溢れ出るマイルド感!まろやかさ100%ですね!早速実食していきます。 ■まろやかさがすぎるなんだか牛乳づくしの朝食のよう。気軽に食べられるので、“朝カレー”にももってこいのレトルトカレーかもしれません。じゃがいも、人参、エリンギ、鶏肉、と定番の具材がごろごろと入っているのが嬉しいですね!早速スプーンを口に運んでみます。ん?まろやか……たしかにクリーミー……だが薄い……!!!薄味が好みの方や、お子さんにとっては、食べやすく美味しいカレーだと思いますが、どちらかというと濃い味が好きな筆者にとっては、想像以上に薄味でした。でもやっぱりおいしくいただきたい!ということで、何か加えてみることに。しかしここはオフィス。発見した調味料はラー油とごまのみ……。物は試し精神で早速加えてみます! ■ミルクカレー×ラー油は意外とイケる!?レシピ:お手元にあるラー油をお好みのさじ加減で入れます。相性:意外といける!さすが無敵の調味料。ラー油がほどよいアクセントになって、また違う味を楽しめます。 ■ごま×カレーはアリかナシか?レシピ:お手元にあるいりごまをふんだんに使います。相性:うーん。ごまはいまいちでした。ただ「黒ごまカレー」なども販売されているぐらいなので、合わせ方によっては良い素材なのかもしれません。 ■総評味:★★☆☆☆辛さ:☆☆☆☆☆まろやかさ:★★★☆☆総じて人を選ぶカレーだという印象を受けましたが、まろやかでクリーミーなカレーがお好きな方はもちろん、自分なりにアレンジして様々な風味を楽しみたいという方も、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。【筆者略歴】Ms.39
2018年08月16日あなたは普段、何と一緒にカレーを食べますか?白いご飯ですよね!パンやナンにつけたり、時にはカレーうどんにしたりすることもありますが、カレーの相棒は基本的に白いご飯のはず。そんな白いご飯に合うカレーを今回はご紹介します。 ■「ありそうでなかった中華街のカレー」?今回、筆者がレビューするカレーは『ありそうでなかった中華街のカレー 中辛』。横浜に住む筆者は、最低でも年に2~3回は中華街に行きます。中華街で食べてほしいものはなんといっても“麻婆豆腐”。「定番じゃん!」と侮ることなかれ。店によって絶妙に異なる味つけやスパイシーさが驚きの連続で、結構面白いんですよ。こちらのカレーを監修した『横浜大飯店』は、中華街のなかでもワンランク上の本格中華をいただけることで知られ、テレビでも注目された有名店です。こちらのカレーには、“横浜大飯店の味”に欠かせない四川料理の定番調味料“麻辣醤(マーラージャン)”が入っているとのこと。 ■「豆板醤」と「麻辣醤」の違いって?“豆板醤(トウバンジャン)”は有名ですが、“麻辣醤(マーラージャン)”は私たちにとっては結構マイナーな調味料ではないでしょうか?少なくとも筆者は知りませんでした。気になったので、2つの違いについて簡単に調べてみました!・豆板醤ソラマメと唐辛子を混ぜ合わせた調味料・麻辣醤大豆みそと花椒と唐辛子を混ぜ合わせた調味料この2つの最も大きな違いは“花椒(フアジャオ)”です。花椒は香辛料の1つで、四川料理によく用いられています。“麻辣醤”は、唐辛子によるホットな辛さと花椒のクセになる刺激、そして独特の香りが中華料理を引き立てる調味料のようですね。 ■実際に食べてみた「ん?甘い……」最初に感じたのは“甘さ”。横浜大飯店 料理長 高山利昌さん曰く、オイスターソースやフルーツで旨味と甘味を引き出したとのこと。確かにこれは砂糖のようにストレートなものではなく、果物からなる優しい甘さでした。納得です。そして……「旨辛ッッッッッッ!!」そして訪れる“麻婆豆腐らしい辛さ”。中辛というだけあって、ほどよい辛さ。麻婆豆腐らしさとはなにか?それはずばり“白いご飯に合う”かどうかということ。旨辛だけじゃだめなんです!白いご飯に合うかどうかなんです!……杞憂でした。ぺろりです。うまかった。 さて、総評です。 ■総評カレーの味★★★★☆辛さ★★★☆☆コスパ★★★★☆ 旨辛な麻婆豆腐っぽい、白米こそ合うカレーを食べたい方はどうぞお試しあれ!監修元の横浜大飯店に足を運んでみたくなった筆者でした。【参考】※ 横浜大飯店【筆者略歴】よっちむ
2018年08月15日ブランド牛と聞いて思い浮かべるのは、松阪牛や近江牛といったところでしょうか。実は何1000頭と出荷されるそれらよりも数が少なく、全国のブランド牛の中でも希少性が高いといわれているのが“能登牛”。平成7年に認可されてから出荷数が増加しているものの、平成21年にやっと出荷数が500頭を越えたというから、幻と呼ばれる理由も納得です。そんな滅多にお目にかかれないブランド牛をお手軽に味わえるのが『てらおか風舎の能登牛カレー』。能登にある老舗のお肉屋『てらおか』が厳選した、A4、A5ランクの能登牛がこれでもか!と入っているレストラ仕様の贅沢なカレーです。 お肉は人を動かす普段台所に立つことはほぼない筆者。正直レトルトカレーをお湯で熱することすら面倒に感じるタイプです。しかし、美味しいものには人を動かす力があるよう。パッケージからこちらを見つめている厚みのあるお肉が「美味しく食べてね」と言ってくるんですもの。せっかくなら美味しくいただきたいと思い、まさかのより一層美味しく味わえるらしい“フライパンで熱を加える方法”をチョイス。袋を破ってルーを一気にフライパンに投入!(フライパンが大きすぎたことは見逃して……)大きなお肉がたっっっっぷり!期待がどんどん高まっていきます。ちょっとフツフツしかけたくらいで火を止めて、ご飯のうえに。「うーん、美味しそう!」 お肉は人を幸せにする数えてみると、なんと大きなお肉が4つも!しかも、口に入れたらとろけてしまうほど柔らかいんです。これはレトルトの域を超えているといっても過言ではないでしょう。(本当に美味しい!)ルーは辛すぎず後から喉の奥がジワジワくる感じで、お肉の甘みが溶け出しています。とはいえ、そこは赤身が多いといわれる能登牛を使ったカレー。全体的にあっさりで、サラっとしているのでとても食べやすいんです。強いていえば、もう少しコクがあったらさらに良いかもしれませんが、上品で完成度が高いこのカレーは、レトルトカレー以上の満足感を与えてくれること間違いなしです。 小忙しいOL的レビュー味★★★★★辛さ★☆☆☆☆もう一度食べたい度★★★★★見た目も味も食感もレトルトカレーの枠を越えた能登牛カレーは、“一食の価値あり”。今回筆者は試さなかったのですが、パッケージには“お好みの野菜等を加えると、できたての美味しさが楽しめる”とも。もっと美味しく、自分好みに仕上げたい!という方はやってみても良いかもしれません。【参考】※ てらおか風舎【筆者略歴】小忙しいOL
2018年08月14日皆様こんにちは。やってまいりましたカレー曜日。今回は『下関発 文明開化の味 くじらカレー』をご紹介させていただきます。名称はわかりやすくて良いですね。ですがパッケージには気になる煽り文句が。「これぞ日本ならではのカレー」とあります。いったいどんなところが“ならでは”なのでしょうか?パッケージを詳しく見てみると、どうやらかつて捕鯨基地として栄え、今も調査捕鯨を行う山口県下関市で捕れたくじらを使用しているようです。あれ?いまって捕鯨は規制されていなかったっけ?と思われたそこのあなた!ご安心ください。こちらのレトルトカレーは、国際捕鯨取締条約に基づき、捕獲調査を行ったくじらを使用しています。ですが、そもそも国際捕鯨取締条約ってなんでしたっけ?なんとなく捕鯨は控えられていることは知っていても、どういう背景でそうなっているかまでは意外と知らないのでは?せっかく“くじらカレー”を食すので、今回はくじらに詳しくなってから食べていくことにしましょう! ■捕鯨の歴史世界での捕鯨はノルウェー、フランス、スペインにて9世紀ごろに始まり、日本では12世紀ごろ“手銛”での捕鯨を行っていたようです。日本での捕鯨全盛期は1940年~60年代ごろのようで、主要タンパク源として鯨肉を食していたそうです。しかし物資が確保できるようになり、豊かになった日本はやがて牛肉、豚肉をタンパク源とし、くじらを食べる文化は衰退していったとのこと。ちなみに現在調査捕鯨は、国民の税金から賄われているとのことです。そんなこんなで1900年代に世界各地で活発となった捕鯨により(世界的には主に鯨油目的)、鯨が激減してしまったため設けられたのが国際捕鯨取締条約です。この条約は、捕獲総許容数を超えた時点で規制をかける制度を採用しているそうです。現在はそんなに食べるチャンスがないということですね。堅い話になってしまいましたが、要するにかつてはみんなの貴重なタンパク源であり、捕りすぎてしまったから規制がかかっているということですね。(はしょりすぎ) ■下関とくじら山口県下関市は水産業が盛んな土地であり、その中でも“くじら”が水産業発展に大きく貢献していたようです。国内の漁獲量、水産加工物ランキングで常に上位に位置し、商業的に捕鯨を行わなくなった今でも水産業で栄える町として知られています。市内には数多くのくじら料理を扱うお店があり、調査捕鯨基地も有しています。貴重なタンパク源で下関の名産品……ここまでの話を知ったら、なんだか一口一口を噛みしめて食べなければならない気がしてきました。では早速盛りつけてみましょう! ■さあ実食!鯨肉はそこまで大きくないものの、レトルトカレーにありがちな崩れはなく、しっかり形が保たれ存在感を示しています。まずはお肉からいただきましょう。脂身が少なく、噛むほどに味が染み出してきました。これはなかなかに美味しいです。ルーにも鯨肉の旨みが溶け込んでおり、まろやかで濃厚。辛さはほとんど感じられず、鯨肉の味わいを存分に楽しむことができました。 ■総評味★★★★☆辛さ★★☆☆☆くじら度★★★★★こちらのレトルトカレー、販売は下関特産を多く扱うマル幸商事さんです。まずはお手頃な“くじらカレー”を試し、下関の伝統を味わってみてはいかがでしょうか? 【参考】※ 日本捕鯨協会※ 下関市公式サイト 【筆者略歴】よっすぃ
2018年08月10日皆さん、こんにちは。今日も美味しいレトルトカレーを食べて、元気にレビューをしていきます!前回は『S&B チーズキーマカレー中辛』をご紹介しました。キーマーカレーととろーりチーズの組み合わせは期待を裏切らない美味しさでした……。今回は、『香り高きCURRY 贅の一皿 チキン』をいただきます!『贅の一皿』は、軽井沢、箱根、京都、熱海などで展開する『東急ハーヴェストクラブ』のオリジナルカレーです。ビーフ、ポーク、チキンの3種類があり、各864円(税込)と少しお高め。『東急ハーヴェストクラブ』のスタッフブログによると……。各ハーヴェストクラブ売店担当が構想を練り、箱根甲子園総料理長監修の元やっと完成したオリジナルカレーとのことで、期待が高まります!パッケージの裏面はこの通り。隠し味に“いちじく”が入っています。今まで幾度となくレトルトカレーを食べてきましたが、いちじくが入っているカレーに初めて出会いました(笑)。5分ほど湯せんをして、早速いただきまーす!レトルトカレーとは思えない、本格的なスパイスの香りが漂います。“香り高きCURRY”とは、まさにこのことなのでしょう。ゴロッと大きめのチキンが4、5個も入っていました! チキンは柔らかく、とてもジューシーでした!気になるお味はというと、スパイスが効いて辛さがありますが、いちじくなどの果物の甘みとうまくマッチしていて、とても美味しい。 ■総評味★★★★☆辛さ★★★☆☆贅沢度★★★★☆今回は白米でいただきましたが、ナンと合わせても美味しいかなと思いました!お値段が少々高めですが、納得の美味しさ♡ おうちにいながら贅沢な気分を味わえるので、日頃頑張っている自分へのご褒美にピッタリです!ぜひお試しあれ。【参考】※ 東急ハーヴェストクラブ※ 『東急ハーヴェストクラブ』のスタッフブログ 【筆者略歴】ゆきてぃ
2018年08月09日今回ご紹介するのはこちら!『カレーハウスサンマルコ長州どりのチキンカレー』第一印象は……「普通だ。」パッケージデザインはリッチで綺麗めだけど、これといって目立つ特徴はなさそう……というのが最初の印象でした。 ■カレーハウスサンマルコって?お恥ずかしながら、そもそもサンマルコというお店があることを知らなかった筆者。カレーハウスサンマルコは、ヨーロピアンカレー専門店として昭和58年に大阪ステーションシティ・サウスゲートビル(旧アクティ)に1号店をオープンしました。当時の近隣のカレー店と言えば、インド風カレー店ばかり。日本のカレーの発祥であるヨーロピアンカレーをコンセプトに、本物の味をお手頃な価格で手軽に召し上がって頂けるカレーハウスを作りたいと考え、商品開発と店舗設計にこだわって取り組んで参りました。お客様に支持されて、現在は関西・東海・関東・九州の各店舗でサンマルコのカレーをご賞味頂けます。なるほど。いま流行りの“○○専門店”、しかも「ヨーロピアンカレー」というなんとも素敵な響き。お店のホームページによれば、「後を引く辛さ」「味わい深いコク」「絶妙な旨み」がこだわりポイントだそう。期待が高まります。しかし、今回いただくのはレトルトカレー。果たしてどこまでカレーの旨みが味わえるのか、早速レビューしていきたいと思います! ■黄金に輝くレトルトパウチ!早速箱を開けてみると、ゴールドに輝くパウチが目を引きます。さすが本格ヨーロピアンカレーと銘打つだけあって、レトルトパウチまでリッチ!パッケージ裏面によると、マンゴチャツネや辛味が絶妙なバランスにより、本格的な大人のカレーに仕上がっているそう。旨みやコクを引き出すチャツネも入っているなんて、手軽に作れるレトルトカレーでも、お店のような本格カレーが堪能できる予感! ■気になるお味は?レトルトカレーとごはんを温め、早速実食してみます。開けてみると、ルーは結構赤みのある色合いで、トマト感が強いのかな?とマイルドなカレーを想像しながら一口食べてみると……「意外と辛い!」想像以上にピリピリとした辛さが舌に伝わりますが、その中にもどこか甘さもあって、食べ進めるうちにその絶妙な刺激がクセになってきました。(笑)そして何と言ってもこの、ごろっと入った長州どり!スプーンでほぐれるほどに柔らかく、口に運んでみると、柔らかいながらもしっかりと食べ応えもありました。カレーのルーとマッチしつつ、その存在感を発揮しています。チャツネのどろっと感はあまり感じませんでしたが、ピリリとした辛さの中にも、野菜や鶏肉の旨みやコク、酸味があり、飽きずに食べ進められるカレーだと感じました。 ■総評味★★★☆☆辛さ★★★☆☆本格度★★★☆☆評価としては少し辛口に星3つですが、王道のカレーとしては一度食べてみる価値があるのではないでしょうか。この天然ハーブで飼育された長州どりのチキンカレーは、もちろん店舗でもメニューとして販売されています。女性に人気のメニューとのことなので、お店に足を運んでみるのもよし!またサンマルコカレーハウスのレトルトカレーとしては、他にもシリーズで発売されているので、ぜひ違う味も食べてみたいと思います。KYKグループカレーハウス【サンマルコ】 【参考】カレーハウスサンマルコ価格:1パック税込731円(本体価格676円)【筆者略歴】Ms.39
2018年08月08日もうすぐお盆がやってきますね!皆さまはどのように過ごす予定ですか?筆者はこのあいだの連休に、四国までクルマで旅に出かけました。目的地は香川県だったので、行きは明石海峡大橋を利用し、淡路島経由で四国に渡りました。こちらは帰り道に撮った、四国から淡路島に渡るための鳴門大橋の写真なのですが、天気も良くなかなかいい旅でした。毎度明石海峡大橋を渡るときに思うのですが、かなり壮大で、綺麗な海が見渡せ、大自然の魅力がなんとも言えない感じです。実は、今回たまたま手にしたレトルトカレーが“明石の地で誕生したカレー”ということで、ステキなご縁を感じずにはいられない筆者です。 ■明石で育った真蛸(まだこ)のカレーとは?さっそくご紹介して参りましょう!今回レビューするカレーは、『”初”明石“発”たこカレー』というもの。おっ!パッケージにはあの明石海峡大橋のイラストが描かれていますね。右下にはタコのイラストも。そして蛸はタコでも「真蛸」と書かれています。こちらは、私たちが食べている一般的なタコのことですね。パッケージの裏面はこちら。ん?このカレーをプロデュースした方のコメントが載っていますね。この“明石っ子のひろっちゃん”という方によると、小海老とトマトをベースにしたソースにこだわりがあるそうです。開発者の想いがしっかりと伝わってきました。 ■明石初にして明石発!たこカレーのお味は?パッケージを開封しまして……そしていつものごとく、電子レンジでチンしまして……はい、出来上がり!簡単ですね。オレンジがかった美しい色合いで、食欲をそそられます。レトルトカレー特有のものかはわかりませんが、個人的に、ル-のフチに溜まっている黄金色の油(?)のようなものが好きです。よく煮込まれた具材の旨味が出ているようで、食欲が増しませんか?それでは、食べてみましょう!見てください!ちゃんとタコがいます!しかし全体的にみて、タコのボリュームは少ない感じ。一つひとつを大事に味わって食べていきたいですね。実際に食べてみたところ……トマト味が強い!そして、ほのかに小海老の風味も感じるという印象です。タコに関しては、実際にタコを食べなければ、“たこカレー”という印象が薄いのではないかと感じました。トマトの酸味がとても効いているので、良くも悪くもその印象がとても強く残ります。 ただ、ソースへのこだわりはしっかりと形になって表現されていますね。カレーとしてはとても美味しく、“ひろっちゃんのこだわり”はひしひしと伝わってきましたよ。 ■総評カレーの味★★★☆☆(トマト風味が美味しい)辛さ★★☆☆☆(辛くはなく、トマトの酸味の方が強い)コスパ★★☆☆☆(妥当な価格)理想を言えば、もう少し大粒のタコがゴロゴロと入っていると、また違った食感や風味を味わえるのではないか?と思いました!しかし、あの壮大な明石の地で生まれたこのカレーとご縁が持てたことはとても嬉しく思います。また明石にも遊びに行きます! 商品:兵庫 明石「初」「発」たこカレー 中辛価格:580円(税込)送料別※楽天価格販売元:西海醤油株式会社【筆者略歴】華麗なるスパイス
2018年08月07日こんにちは。皆が大好きなレトルトカレーを美味しくいただき、その魅力をお届けしていきますよ!前回は『呉海軍亭 肉じゃがカレー』をご紹介しました。ゴロゴロの具材が入った肉じゃがカレー、とても美味しかったです!さて今回は『S&B』から発売されている『チーズキーマカレー 中辛』をレコメンド。カレーにマヨネーズ、ソース、はたまた納豆などお好みのトッピングをする方も多いと思いますが、チーズは王道中の王道ですよね。「濃厚ソースにからみ合う」という煽り文句。パッケージから溢れんばかりの“これは間違いない”感。期待値は高めです!早速いただいてみましょう!湯せんをして待つこと約5分。お皿に盛り付けてみると、どろっと濃厚なキーマカレーととろーりチーズが出てきました。見てください、この“スプーンで持ち上げても切れない”チーズのとろけ具合!実際に食べてみると、キーマカレーにとろーりチーズがうまくマッチして、これは文句のつけようがない美味しさ。キーマカレーは牛肉が多めで、かなり満足感がありました。辛さは中辛ですが、チーズが味をマイルドにしてくれるので、辛いものが苦手な方でも美味しく食べられるでしょう。カレーがかなり濃厚なので、今回はご飯と合わせましたが、ナンと合わせても美味しいかも!いろんな楽しみ方ができるのも嬉しいポイントですね。裏面を見てみると、バナナ、しょうが、プルーン、にんにくなどの隠し味の正体がわかりました。バナナやにんにくはともかく、しょうがとプルーンは、カレーの隠し味としては珍しいかも?湯せんでなく、電子レンジでも調理ができるとのことなので、食べたい時にささっと作れるのは嬉しいですね。 ■総評味★★★★☆辛さ★★★☆☆チーズ好きへのおすすめ度★★★★★大企業S&Bさんの製品ということで、250円前後とお手頃価格で試しやすい!(2018年8月現在)カレー好きはもちろん、チーズ好きにも食べて欲しい、裏切らない美味しさの一品です。ぜひみなさんもお試しあれ!【筆者略歴】ゆきてぃ
2018年08月06日熱い夏、食欲が減退してしまう人も多いのでは?そんなときでも食べたいのは、なんといってもカレーライス!だるくて料理したくなくても、そもそも食欲が湧かなくても、レトルトなら高クオリティのカレーが手軽に食べられるのでありがたいですよね。しかも今回レビューするレトルトカレーは、五島軒の『イギリス風カレー』。これを食べて少しでもイギリスを訪ねた気持ちになれるよう、ブリティッシュスタイルで食べてみました。 ■「イギリス風カレー」の特徴は?画像:とみーイギリス風カレーと聞いてまず思うのは、“日本のカレーと何が違うのか?”ということ。その答えは、ルーの原材料にあるのかなと思いましたが……。実際は、普通の材料にプラスして、リンゴやバナナなどが盛り込まれているだけ。その他にイギリス風の要素が入っているかというと実はそうではありません。 ■一体「イギリス風カレー」とは何なのか?画像:すしぱく / PAKUTASOそれは、このカレーの起源にさかのぼります。函館にあるレストラン五島軒の初代料理長・五島英吉がとある協会でロシア料理を取得したのが始まりなんだとか。そして、その後二代目料理長・若山徳次郎が帝国ホテルで学んだ手法を活かし、函館の地元食材を使って五島軒のカレーを作ったようです。また、調べてみるとカレーはそもそもイギリスから伝わったものだそう。ということは、イギリス風カレーは、初期の日本のカレーの味に近いのかもしれませんね。 ■ブリティッシュスタイルのカレーの食べ方って?せっかくのイギリス風カレー。どうせなら、ブリティッシュスタイルで食べたいなぁと思い“イギリスでのカレーの食べ方”を調べてみました。どうやら、ソースポットとライスが別々で出てくることが多いようです。もちろん、ライスとカレールーが一緒に盛られていることもあります。しかし、日本とは違い、カレールーとライスを思いっきり混ぜて食べるわけではないんです。では、どのように食べるかというと……。ライスにソースを少しずつ重ねながら食べすすむんだとか。食べ終わったときに見苦しいまでにお皿が汚れないように食べるのがイギリスでのマナーだそうです。 ■いざ、実食!カレーに関する説明はここまでにして、さっそく食べてみようと思います!画像:とみー食べてみると、思ったより辛口!味も濃厚で、ガツンとした味のカレーが好きな人にはおすすめかもしれません。画像:とみーそして、ブリティッシュスタイルでこのカレーを味わった感想は、“普通に食べたい”という感じでした。(笑) ■総評カレーの味★★★☆☆まあ、可もなく不可もなくというお味。筆者は一度食べて満足してしまいました。カレーの辛さ★★★★☆中辛との記載はあるのですが、思ったよりも辛いのでご注意を。イギリス度 ★★★☆☆いかがでしたか?気になった!という人はぜひ、購入して食べてみてくださいね。イギリス風カレーを食べながら、イギリスに思いを馳せるのも、いいかもしれませんね。【参考】※ 北海道函館カレー・ケーキ・洋菓子の老舗 五島軒※ 絶品!函館・五島軒のレトロでノスタルジックな「イギリス風カレー」※ カレーの食べ方のマナーは?ホテルで出されたとき全がけOK?※ カレーのルー入れではない!?魔法のランプ、グレービーボートの正体とは?【筆者略歴】とみー
2018年08月05日三重県松坂市、創業50年以上の松坂牛専門の精肉店「松坂まるよし」からリリースされた「松阪牛ビーフカレー」をレポートします。これは楽しみです!出典:パッケージ同梱のチラシより『松阪まるよし(株式会社まるよし)』さんの、戦後間もない昭和20年までさかのぼります。創業者の鴻原義雄氏が馬喰(※ 牛馬の良否を見分けられる人、牛馬の売買・仲介をする人)として松阪産黒毛和牛の取扱いを始め、以降、70余年。日本を代表する松阪牛の専門店として精肉、レストラン、外販事業などを行っているようです。そんな松阪牛専門店のビーフカレー、いやがうえにも期待が膨らみます。パッケージには“じっくり煮込み肉の旨味がカレー全体に溶け込んだ逸品です”とあります。さっそく盛り付けてみましょう。赤茶色のルーの中に、確かに松阪牛らしきものが入っています。野菜は玉葱、人参、生姜、にんにく(パッケージには「葫」と書いてありました。読めないでしょ(笑))などが。松阪牛を引き立てる素材が厳選されているとお見受けします。色は黄色がかった赤茶色。ルーのオイリーさが、いい意味でも悪い意味でもちょっとだけ気になります。さっそく食してみました。細長い肉が出てきましたが、ホロっとこぼれてしました。口に入れるとあっという間にトロけてなくなってしまいました。口の中で行方不明です……。ニンジンや玉葱らしき粒々な具の食感と共に、甘酸っぱさが広がります。辛いというより、甘酸っぱい感じ。その後、旨味とうっすらとした辛さがやってきます。レトルトカレー全般の基準でいえば中辛ぐらいでしょうか。中辛というか甘辛というか、なんともマイルドな味わいです。二杯、三杯と食してみましたが、松阪牛が口の中でトロけて、旨味と甘みが毎度広がります。なんとも上品な味でした。 総評旨味★★★★★辛さ★★☆☆☆甘さ★★★★☆コスパ★★★☆☆価格は1080円(税抜)。お好みもあるかと思いますが、トロトロのお肉と旨味好きにおすすめしたいです。レトルトカレーもいいですが、お伊勢参りの帰りにお店に立ち寄りたいものです。【参考】※ 松坂まるよし 【筆者略歴】青山 みなみ
2018年08月04日“まるごとチキンレッグ”。このめちゃめちゃ強そうなパワーワードを聞いて、まず何を思うだろうか。筆者は生粋のジャ○プっ子。腕の伸びる麦わら少年や、絶対に忍道を曲げない忍者少年と共に成長してきた。絵に書いた様なマンガ肉、現実的じゃない量の器が重なったラーメン屋など、男心、否、少年心をくすぐる描写に囲まれて生きてきた筆者は、まずこう思った。美味そう。イメージとして近しいのは、東京じゃないのに東京にあると言い張る某夢の国で、根強い人気を誇る食べ歩きスナック『スモークターキーレッグ』。大の大人が片手で握りしめ、大口を開けてかぶりつくことが出来る、数少ない“肉”だ。ただ肉であれば良いわけではない。味付け云々の話でももちろんない。“筋肉”という最も食べごたえのありそうな部位を象徴する、“チキンレッグ”というワード。そしてそれが“まるごと”入っているという表現。“チキンレッグを使用しています”という言葉では言い表せないパワー。端的で破壊力のあるワード、「まるごとチキンレッグ」。このワードを聞いた時点で、筆者の唾液腺から口腔内に喜びの滴が雨のように降り出し、体内の消化器官がエンジンを吹かし始める。 なんだこのそびえ立つ巨塔は。レトルトカレーというと、長方形の薄い箱のパッケージがほとんど。実際、多くのものが同型をなしているのは周知の事実であろう。しかし今回のレトルトカレーは、言うなれば巨塔だ。そびえ立つ巨塔。遠目に見れば、シャンパンの小ボトルとも見紛うかもしれない。この『野菜とハーブが香る札幌スープカレー』とやらは、文字だけではなく、この堂々たる出で立ちからも圧倒的な高揚感を演出してくれる。「この中にチキンレッグがまるごと入っていますよ」と全力でアピールしているのだ。筆者の消化器官はエンスト寸前。作り方をよくも見ず、フツフツと沸き立った熱湯の中に投げ入れ、お皿に炊きたての白いご飯を用意していた。 圧倒的存在感を放つまるごとチキンレッグ。出来上がったパッケージから放たれる今回の主役は、器というステージを完全に独占していた。他の具材など寄せつけない、俺だけで十分だという雄々しさを感じさせるその“まるごとっぷり”。期待を裏切らないその風貌。写真という過去の姿になってさえもまだ、食欲に強力なストレートを打ち込んでくる威風堂々とした姿に、筆者は今この記事を書いている途中も涎を垂らさざるを得ない。スープの油がチキンレッグから湧き出た旨味成分だとしたら、この一品は完成されすぎている。昨今、コミュニケーションインフラとなりつつあるSNS『Instagram』では、ほぼ必ず投稿に用いられるハッシュタグというラベルがあるが、ぜひとも「#うまさとはカロリーだ」「#うまカロ」というワードを検索してみてほしい。言い得て妙、というべきか、カロリーと旨さは“比例する”。(※筆者の高校時代の先輩が、良くラーメンの投稿で使っているので引用した) 総評旨さ:★★★★☆見た目:★★★★☆辛さ:★☆☆☆☆味は言うまでもない。むしろ筆者ごときの文才で、この一品を物語るのはおこがましい。“一口頬張れば、着ている服が弾け飛び、異世界のビジョンに包まれるレベル“と評させていただこう。野菜とスープが香る札幌カレー、おあがりよ。 【筆者略歴】カスティエルさん
2018年08月03日今回のカレーション企画で、筆者は大好きなキノコのカレーを引き当てました。いただくのは「おいしい~きのこはホ・ク・ト♪」でおなじみの、ホクト株式会社が販売している『ホクトのエリンギまるごと使った菌活・贅沢カレー』。きのこ好きかつ健康志向の高い方にはうってつけの一品です。商品パッケージもリッチな感じで目を惹きます。「菌活」とは?健康に良いと話題の「菌活」。菌活とは、“菌の力を利用した食品を食べることで、健康やキレイを目指す活動のこと”で、美腸づくりやダイエット、美肌ケアや花粉症対策としても効果が期待できるとのこと。ホクトが提唱する「きのこで菌活」は、“きのこを日常的に食べることで、体の中からキレイで健康になる…そんな魔法のような生活習慣のこと”らしいです。きのこは、菌そのものだけを食べられる唯一の食品で、“菌食材の王様”と呼ばれているのだとか。 菌(きのこ)の本気やいかにきのこが大好きなうえに、色々な嬉しい効果を知って期待も高まります。忙しい毎日のなかで、美味しく健康的な食生活を送ることができたら嬉しいですよね。果たしてお味は……?ということで、早速実食!今回はJA加美よつばラドファさんの提供する、宮城県産ササニシキとともにいただきました。レンジと湯煎で温めること数分……粘り気が少なく、さっぱりとした味わいが特徴だと言われるササニシキ。お米もふっくらとしていて、ほんわかいい香りがします。ルーの色は一般的なレトルトカレーと同じようなものですが、見てくださいこのエリンギ感!さすがエリンギを主役としているカレーなだけあります。エリンギだ!!!!!!!!(語彙力)かなり大きめのエリンギがごろごろ。早速口に運んでみると、コリコリとした食感が歯ごたえ抜群で、素材の甘みもしっかりあって美味しい。ルーもしつこすぎず、たくさんのエリンギもぺろっと完食してしまいました。お肉はわずかに入っている程度ですが、大量に入っているエリンギのおかげでボリューム満点でした。きのこだけでも十分満腹感を得られるというのは、新たな発見かも! 総評味★★★☆☆辛さ★★☆☆☆きのこ感★★★★★乱切りにカットされたエリンギの歯ごたえに、満足できるレトルトカレーでした!筆者も明日から「きのこで菌活」はじめてみようと思います。(三日坊主にならないように……笑)“美味しい、簡単、健康的”の三拍子が揃った嬉しいレトルトカレー。エリンギ以外にも、同シリーズのマイタケverや、他のシリーズも販売されているので、ぜひ試してみては。【参考】※ きのこで菌活って | きのこらぼ – ホクト『ホクトのエリンギまるごと使った菌活・贅沢カレー』価格:410円【筆者略歴】Ms.39
2018年08月02日