モデルでソロアーティストの佐藤ノアが香水ブランド『シーファー(Shefar)』から新商品「リエラ(Liela)」を発表した。「シーファー(Shefar)」は、近そうで遠い、手が届きそうで届かない“憧れのあの子”をコンセプトに2021年にローンチ。第2弾となる「リエラ(Liela)」(税込8,800円)は、〈品行方正な気分屋のレディ。貴方を虜にする深くて高貴なバニラとジャスミンの香り。簡単には手に入ってくれやしない、心をかき乱してドキドキさせてくるあの子〉をイメージして制作されたという。柔らかく上品なジャスミンの香りに始まり、甘過ぎずさっぱりとした優しいバニラの香りに。ラストノートに近づくにつれ、サンダルウッドの気品のある香りへと移り変わる仕様となっている。香りだけでなく、夕暮れをイメージした淡い紫からベージュへ移ろうグラデーションのボトルデザインも儚げで美しい。本商品について、佐藤は「あの子みたいな香りを身に纏って、あの子になった気分になってもいい。あの子を追いかける気持ちでもいい」と商品への想いコメント。SNSではすでに「実際ノアちゃんの創り出す可愛いへ信頼しかないな」「佐藤ノアちゃんプロデュースの香水欲しいなー。1作品目の時口コミ良かったし、新作も良さそう、、。」や「lieraめちゃくちゃビジュいいしステキな香りな予感しかしない」など、多くの反響の声が寄せられている。本商品は、6月17日19時より「シーファー」公式オンラインストアにて販売スタート。また、販売開始に先駆けて、6月10〜12日までの3日間限定で、 東京都渋谷区の神宮前GALLERY店にてポップアップストアを開催する。
2022年05月26日赤ん坊のようにおくるみに包まれた子猫。寝息が聞こえてきそうな寝顔に「かわいすぎる」「いい夢みるんだよぉ」と猫好きが悶絶。天使級のかわいさで、フォロワーを夢中にさせているが、生後2ヵ月のマンチカン“うな”ちゃんだ。日々、癒しの寝顔を見せてくれるうなちゃんの日常とは。もともと、マンチカンもしくはミヌエットを家族に迎えたいと考えていた飼い主さん。家族募集中の投稿をしていたブリーダーのSNSを見かけ、うなちゃんのかわいさに胸を打たれ、翌日に会いに行ったという。ベッドの上でぬいぐるみのようにコロコロと転がる動画は、Twitterにもアップされており、飼い主さんが一目ぼれしてしまったのも納得の姿だ。まだ子猫のため、寝ている時間がほとんどだといううなちゃん。反響のあったおくるみ写真だが、「ぐっすり眠った後、少し目が覚めていたので、くるんで抱っこしたらまたすぐに寝てしまって…そしてあの写真が生まれました。タオルはいつもケージの中で一緒に寝ているお気に入りで、“ふみふみ”もこのタオルでたまにやっています」と、撮影時のエピソードを明かしてくれた。普段は甘えん坊でのんびり屋。「リビングで床に座っていると私たちの足の上で寝るほどのくっつきたがりです。私が違う部屋に移動すると、わざわざ近くに一緒に来て寝ています」と、生後2ヵ月にしてすでに甘え上手なうなちゃんだが、一人でのんびりしたい時はケージに上り最上階で寝ている、という猫らしい一面も。「覚醒やんちゃモードの時間は好奇心旺盛で、ビビりながらも色んなことにチャレンジします」やんちゃタイムでは、部屋中をダッシュする際に“うめき声”を出すといううなちゃん。「ニャー」と鳴いているわけでもなく、「うぁっ」に近い“漏れ出ちゃった感”が飼い主さん的にツボだという。最後にまだ一緒に過ごして日が浅いが、うなちゃんとの日々で願うことを聞いた。「うなが大人に近づくにつれて新しいことが増えて、大人になってからもきっと発見の毎日だと思うので、楽しみです。お互いのペースを崩さずに、1日でも健康に長生きしてほしいと願っております」
2022年05月25日飼い猫がPC作業中に寄ってきたり、キーボードの上に乗ってしまい仕事にならない…なんて経験はないだろうか。スコティッシュフォールドの男の子“まる。”ちゃんと暮らす飼い主さんもその一人。PCとキーボードの間に入ってきたまる。ちゃんの首をコショコショする動画をアップしたところ、気持ちよさそうにする様子に「天使か」「たまらん」と猫好きを悶絶させた。20万を超えるいいねが付いた同動画。猫を飼っている方のSNSではよく見かける光景だが、まる。ちゃんも飼い主さんが作業していると、だいたいデスクの上に乗って寝ているんだとか。この動画の際も「仕事の休憩中に撮った動画で、目の前でまる。に見つめられていたので、こちらも息抜きに首をコショコショしてみたところ、こうなりました」と、相思相愛ぶりがうかがえる。まる。ちゃんの気持ちよさそうな表情が癒される。そんなまる。ちゃん、首以外にもコショコショされると好きなところがあるそう。「首とおでこが生まれたときから好きなようで、そこをなでたりするとうっとりした顔をしてくれます」甘え上手なまる。ちゃん。コショコショ以外にも、背中をゴシゴシされるのも好きだという。22日に1歳を迎えたまる。ちゃん。飼い主さんが一番成長したと感じるのが、足が速くなったことと、登れなかったところに簡単に飛び乗れるようになったこと。その様子はYouTubeでも公開されており、「全猫史上最速」と絶賛している。その様子に視聴者も「あまりの速さに見失った」「0.75倍速で回してるような気がする」と圧倒されていた。成長に喜びながらも、最近はまる。ちゃんが器用なうえに賢すぎて手が負えないと嘆くことも。驚いたことを聞いてみると「引き出しの中にしまっておいた猫じゃらしを自分で開けて持ってきたことです」と仰天エピソードを明かしてくれた。こちらもしっかり動画に収められており、引き出しの持ち手を両手で起用に持ち、ひっぱり出し引き出しの中に潜り込む様子が…。癒しモードとやんちゃモードの絶妙バランスがたまらないまる。ちゃんだった。
2022年05月24日現在までに総額300万円をかけて美容整形を重ねているみるくナースさん。地元にいた中高時代には、自分の顔に悩むことはなかったが上京後、SNSがきっかけとなり二重整形に踏み切ったという。そこから整形をくり返すものの、「整形をする度に自己肯定感は下がる一方」だと話す。26歳にして、美容皮膚科プロデューサーとして都内でクリニックも立ち上げた彼女が、それでも整形をやめずに突き進む背景には何があったのか。■「知らない人から悪口がくるようになって、自分はブスなんだと思うようになっていった」中高時代は自分の顔を可愛いと思っていたみるくナースさんが「自分の顔が嫌だ」と思うようになったのは上京後のこと。高校卒業後に入学した看護専門学校で、つけまつげやカラコンを当たり前のようにしている周りの子たちと比べて、「私ってダサい、遅れてるのかも」と思うようになっていった。「ちょうどその頃、Twitterを始めました。あるとき、ポートレートモデルをしないかと声をかけられて嬉しくてネットに載せたら、知らない人から『ブス』とか悪口がくるようになって。そこから自分ってブスなんだと思うようになっていき、20歳の時、二重整形をしました」二重整形後もまだ自身の顔に満足はできず、Twitterで整形アカウントを作って情報収集を開始。そこで自分と同じような団子鼻が整形で綺麗になっているのを見て、看護師になって2年目のボーナスで渡韓し整形をした。当時は、アンチによる悪質な嫌がらせにも遭っていたそう。「リアルアカウントでしか顔出ししていなかったのに整形アカの方が特定され、掲示板に晒されました。勤務先や本名以外にも、風俗で働いているとかあることないことまで書かれました。それで迷惑をかけられないと思い、病院を辞めました」そんなアンチからの中傷にも屈さず、整形をSNSで公表しようと思ったのは、嫌がらせを整形とは紐づけていなかったからだという。「顔をがっつり出したのはここ1年なんですけど、『整形したということ自体は何も悪くないでしょ』って思っていました」■「整形が私を幸せにすることはない」施術を重ねるたびに自己肯定感は低くなっていく病院勤務から美容クリニック勤務を経て、現在は美容皮膚科クリニックを経営するみるくナースさん。クリニックをプロデュースするのがずっと夢で、Twitterで「プロデュースしたい」とつぶやいたところ、それを見た知り合いの経営者に声をかけてもらい、現在に至る。そんな彼女が整形をしたことよって得られた一番のものは“環境”だった。「整形をしていなかったら、今の仕事にも就いていなかったと思う」と振り返る。「でも一方で、整形によって自己肯定感はどんどん低くなっています。整形を重ねる度にやりたいことが増えていってしまうんです。カウンセリングに行った時に指摘された部分を鏡で見て気づいてしまったら最後、輪郭、おでこ、左右差がある場所とか全部気になってしまう。整形することに慣れちゃっているから不安もないし、貯金もあるからやらない理由がないんです」現時点での自分の顔の満足度は20点くらい。「自分の世界での自分はいつだってビリ」だと彼女は語る。整形を経た現在の状況についても、不幸だとは思わないが自分の中の幸せには遠いという。「満足いかないところがあると自分は幸せじゃないから、一生幸せにならない気がする。可愛くなるために整形という努力をした自分はすごいなって思うけど、ただそれだけ。整形が私を幸せにすることはないと思います」それでもさらにもっと頑張ろうと突き進んでいけるのは、「とにかく強くなりたい」という想いがモチベーションになっているからだそう。「自分という人間に自信がないから。数字として出るものしか自信になっていかないんです。フォロワー数、クリニックの展開数、総資産額、様々な経験値……。誰が見てもすごいと思うことで自分を固めないときつい。顔の美醜は人によって価値観が変わるから、あまり評価の材料にしたくないです」また、学歴にコンプレックスがあったことも、みるくナースさんにとっては大きかった。「国立大学に落ちて専門学校へ入学したことは、当時の私にとって不本意なことでした。整形前は、外見より学歴コンプレックスの方がひどかったかもしれない。そういうこともあって、これ以上窮屈に生きなくていいための手段を増やしたかった。それが私にとって資産運用と整形や資格取得を含む自己投資でした」今後は、「性別、年齢によってハードルを感じないような取り組みをしていきたい」という想いを抱えている。「偏見や差別が嫌いなんですけど、世の中にはそういう人も多いから、美容医療を通してなくしていきたいです」
2022年05月23日家庭内で起こるモラハラ問題はなかなか周囲からは見えにくく、“家の中”だけで解決することは難しい。日常的に夫からモラハラを受けながら、ついに暴力までふるわれた二星星さんは、1年半かけて漫画の知識と技術を習得。その後『ダメ彼を訴えます!! ~殴られたので裁判しました~』(ぶんか社刊)の出版にまでこぎつけた。一方、夫の支配に耐え続ける日々を送っていたもちママさんは、母親と職場の仲間の温かな力に支えられながら、2人の子どもを連れて“脱出計画”を実施。Instagramで自身の被害を漫画『モラハラ夫に人生を狂わされた話』で発信している。夫からのモラハラから脱却した2人の女性の物語を紹介する。■お金がほしいのか、“勝ち”がほしいのか、相手に打撃を与えるか。目的次第で裁判が変わっていく同棲中の彼氏から殴られ、鼻の骨を折る重傷を負ったのち、相手を裁判で訴えた経験を持つ漫画家の二星星(にぼしぼし)さん。コミックエッセイ『ダメ彼を訴えます!! ~殴られたので裁判しました~』では、問題の暴力シーンから実際の法廷での様子までが、リアルに綴られている。事件が起きてから裁判を終えるまで、その期間は約1000日に及んだ。“法律の素人”である彼女が、訴えを起こした理由は、同じ被害を受けている女性のために「発信しなければいけない」という使命感だったという。「暴力は一度きりでしたが、男性が本気で殴ったので体が吹っ飛びました。病院から帰ってきた次の日に、学生時代の先輩に電話をして、今後どうしたらいいか相談しました。その時に、被害届を出しても彼に刑罰がくだるだけで、私に何も利益はないことを聞いたんです。ケガをして仕事にも行けない、お金がないのに引っ越しもしなきゃいけない。私にはマイナスしかなくて悔しいじゃないですか。彼女から、『それで満足できる?その悔しさがあるんだったら、裁判という形をとってもいいんじゃない?』と提案されたんです」それまでの日々も、彼氏のモラハラぶりに苦労したという。同棲して1ヵ月ごろから態度が変化していき、家に帰ってこなくなり、家のお金も勝手に持ち出された。何度も続き、しつこく問いただしたところ、前述の暴力を振るわれた。二星星さんは、DV被害者の裁判を起こすメリットについて話してくれた。「裁判を起こす時は、どういう結果にしたいかを必ず決めるんですね。例えば、お金がほしいのか、裁判所から“あなたの勝ち”という判断がほしいのか、もしくは相手にどれだけ打撃を与えるか。その目的次第で今後の裁判が変わっていくと、最初に弁護士さんに言われました。中には思わぬ結果になる方もいらっしゃいますが、その目的が達成できるというのが大きなメリットだと思います。あとは、自分でもこんなことができるんだという自信が付くこと、自分でも戦えるんだという勇気が得られることですね」二星星さんの目的は、お金を返してもらうことと、精神的につらかったことをわかってもらうことだった。現在は、自身の経験をもとに講演会などを実施。同じように悩んでいる人の支えになるべく活動を続けている。「DV加害者が暴力をふるうのは、幼少時の虐待やいじめのトラウマ、女性差別などが背景にあることもあります。でも、そういうことが日本ではあまり知られていないんです。なので、この作品がそういうことを考えるきっかけになってもらえたらいいですね」■「お前のせい」洗脳されていたことに気づかない“恐怖”「お前が悪い、お前のせいだ!と日々いわれ続けていると、自分はダメな人間なんだと思うようになります」。そう語るもちママさんは、離婚を決意するまで自分がモラハラを受けていたと気づくことができず、むしろ夫が怒るのは“自分がダメなせい”と考えてきたという。そして、その状態を今振り返ると「洗脳されていた」と語る。マインドコントロールから解き放されるためにはかなりの苦難がつきものだが、もちママさんはどうやって洗脳に気づき、モラハラ男から脱却することができたのか。「母の『あなたは悪くない。別れなさい』という言葉で、ふわっと肩の重みが取れたことを覚えています。夫に責められ続けて、自分が悪いと思っていた部分を母に否定してもらえたことが、自信につながったんだと思います」幸い職場の仲間に恵まれ、周囲の協力のもと「脱出計画」を準備。2人の子どもを連れて、モラハラ夫の家から脱出して実家に戻った。しかし別居後も、離婚手続きを進めるためいったん戻った際には、当時の夫から泣き言をいわれたという。「『今後は改善する』、『頑張るから』などと説得されましたが、前科があったので嘘だと思いました。前に実家に逃げて、また家に戻ってきたとき、少しは優しかったり前より育児や家事を手伝ったりしてくれたのですが、すぐに元に戻りましたから…。モラハラ体質の人は治りにくいのでしょう。期待するだけ無駄だと思いました」家庭で起こるモラハラ問題は、周囲に気づかれにくく、本人も相談しにくいという。もちママさんは、悩んでいる人に向けてこんなメッセージを寄せた。「今、隣にいるパートナーと心から笑って過ごせているか、幸福を感じているのか。本来、それだけが大事なことなんです。くだらない人間に無駄な時間、労力、お金を奪われるのは損でしかない。違う道を選んだとしても、あなたは決して悪くなんてありません。パートナーを大事にできない人間なんて、こちらから願い下げでいいんです」配偶者からのモラハラなどに悩んでいることを、どこに相談すればよいかわからない人のためには、政府も対応窓口を設けている(DV相談ナビ/#8008)。ガマンには個人差も限度もある。もしや、と気づいたときには家族・友人・知人への気軽な相談など、まずは具体的なアクションを起こしてほしい。
2022年05月23日目がこぼれ落ちそうなほど驚いた表情の黒柴犬と歯をむき出して怒る柴犬。これは出産直後の飼い主さんと実家に里帰りした、黒柴犬のつぶらちゃんに起きた悲劇である。実家の先輩犬・こてまるくんに果敢にコミュニケーションを取ろうとするが、いつも一喝されてしまう。先輩犬の威嚇に驚きすぎて足元もおぼつかない写真には、「大爆笑してしまいました」「中身、芸人では?」「疲れがとれました…」とたくさんの反響が集まった。あれから1年後、2匹の関係性はどのようなものになっているのか。飼い主さんに話を聞いた。■正反対の性格な2匹「吠えられると余計にテンションがあがる」息子さんを介するかたちで、今では一緒に散歩に出かけるようになったという2匹。三輪車に乗る息子さんの両脇を守るように佇んでいたり、寝かしつけやハイハイの特訓をしてくれたり、育児にも参加している様子。しかし「関係性は相変わらず」だという。「実家に遊びに行くと息子がハイハイをして、こてまるを追いかけることがあるのですが、その遊びにほどよく付き合ってくれる優しさがあります。つぶらには相変わらず厳しいですが、息子には優しいです」好奇心旺盛なつぶらちゃんは家族のお笑い担当で、目の前で謎のダンスをしたり、こてまるくんの尻尾を触ったり、わざと怒ることをし続ける。こてまるくんは、家の中でひとり静かに過ごすスタイルを貫いてきたため、つぶらちゃんがリビングで楽しそうに走り回っていると『静かにしろ!』と一喝することもあるという。「つぶらは、吠えられると嬉しくて余計にテンションが上がってしまいます。なかなか噛み合わないふたりです」■散歩では進行方向を考えて歩き、飼い主さんと息子さんを気遣う姿も息子さんと過ごすなかで、おてんば気質だったつぶらちゃんにも変化が見られたという。「力の加減ができない息子が、つぶらの体をやや力強く触ることがあるのですが、つぶらにとってはそれが心地よい様子で、もっとしてほしくて自分からお尻や背中を差し出していることがあります(笑)。息子も産まれたときから一緒にいるので、『怖い』とは全く思っていないようです。モフモフの尻尾や、プニプニの肉球に興味を示して触ろうとする姿が見られます。毎日ベビーカーに息子を乗せて一緒に散歩に出かけますが、つぶらは引っ張らないようにゆっくり歩いてくれたり、ベビーカーにリードが引っかからないように進行方向を考えて歩いてくれたりします」これからも「みんなで仲良く暮らしていけたら…」と飼い主さん。「これから息子が歩くようになったり話せるようになったりすると、また新しい関わりがあるのかなと楽しみです。安全面等には十分気をつけながら見守りたいと思います」
2022年05月22日泣いたり、笑ったり、怒ったり、日々暮らしていると感情が揺らぐことも。その変化に寄り添うスキンケアとして発売されたのが『DETクリアM.』だ。肌と心が変化する毎日を表現した”12ヵ月”のコンセプトで12種類のラインアップがあり、それぞれの香りが特徴的なピーリングジェリーとなっている。『DETクリアM. ピーリングジェリージェル状パック・洗い流すタイプ 60mL』(各種660円/税込)は”ポロポロピーリング”で知られる『DETクリア』シリーズの姉妹ブランドとして明色化粧品の公式ECサイト限定で発売されている。それぞれの商品には「Jan.01 #背伸びの香水」「Feb.02 #推し活」「Mar.03 涙のすんっ」というように、等身大の女性の気持ちの変化が12ヵ月のコンセプトとともに描かれている。同社の担当者は「社内で会議を重ね、肌と心の変化に合わせてネーミングや香りを決めていきました。『May.05 #背伸びの香水』や『Jul.07 #あの夏のレモネード』など、あるあると共感してもらえる商品タイトルになっています。季節に合わせて選んだり、誕生月で選んでプレゼントしたりするのもおすすめです」と話してくれた。同商品は、果実AHA&植物BHA含有エキスが配合された、肌にも優しいフルーツピーリングとなっていて、濡れたままの手でも使用することができる。軽くて小さなエコパックに使いきれる容量で入っているのもポイントだ。肌にのせて、軽くマッサージすると、気になるザラつきや毛穴の黒ずみ、くすみを解消してくれるという。
2022年05月19日この春、MBA取得のために早稲田大学大学院に入学し話題となったフリーアナウンサーで実業家の宮崎宣子。彼女は昨年12月に10歳年下の男性と再婚した。日本テレビ局アナ時代には数多くの人気番組を担当し、32歳で結婚、フリー転身と傍目には順風満帆なライフステージを歩んできた宮崎だが、最初の結婚生活は3年を待たずに終えている。「もう結婚はコリゴリ。このコ(愛犬)と仕事があれば生きていける」が口癖だったという彼女が再婚を決めた理由とは?40代の結婚観について話を聞いた。■3年で終止符を打った最初の結婚「自分は家庭に不向き」──新婚生活が始まったばかりで、この春には20年ぶりの学生生活もスタート。どんな日々をお過ごしですか?【宮崎宣子】経営の知識を養うという明確な目標があるので、とにかく必死で授業にかじりついています。予習や復習、課題も多いので時間はいくらあっても足りないですね。家事や犬の散歩など、旦那さんの協力には本当に助けられています。おばあちゃん犬なので大丈夫かなと思ったんですが、すっかり旦那さんにべったりで。そこも安心して学業に邁進できる理由ですね。──ワンちゃんとは旦那さまと出会うずっと前から2人暮らしをされてきたとか。【宮崎宣子】彼氏も何年もいなかったですし、離婚も本当に大変だったので「もう結婚はコリゴリ。このコと仕事があれば生きていける」というのが口癖でした(笑)。なので(再婚に)周囲はびっくりしてます。でも一番びっくりしているのは自分かもしれません。人生、何があるかわからないなと思います。──30代半ばで「もう結婚はしない」と決めていたのですか?【宮崎宣子】はい。離婚の原因は1つではありませんでしたが、やはり自分の至らなさも痛感していて。自分は家庭には不向きだと、結婚という形に意味を見出せなくなってしまったんです。だったらこの先は1人で生きていこうと起業をしたり、それこそ老後のために宮崎に家を買ったりもしていました。──結婚に前向きになれなかったのはなぜだったのでしょうか。【宮崎宣子】夫婦関係がうまくいかなくなり始めたのが、主婦向けの番組を担当していた頃だったんです。当時の事務所からは「番組が終わるまでは離婚はしないでくれ」と言われていたこともあり、あたかも"幸せな奥さん"として振る舞うのは本当に辛かったですね。離婚してからは夫婦問題がらみの仕事が増えていったので、仕事面ではプラマイゼロでしたけど(苦笑)。■10歳年下の恋人からのプロポーズ「私が50歳のときにあなたは40歳。それでもいいの?」彼の返答は──今の旦那さまからプロポーズを受けたときにはどう応えましたか?【宮崎宣子】結婚という形を取るデメリットを懇々と説得しました。私はバツイチですし、40代と自然妊娠もだいぶ難しい年齢に差し掛かっている。愛し合っているというだけで結婚するのは、10歳年下のあなたの未来にリスクしかないよ、ということを伝え続けました。──それに対して旦那さんは?【宮崎宣子】男女の平均年齢を考えると、男性が10歳くらい年下のほうがどちらかが長く残されることもないからいいんじゃないかと、だいぶ長期スパンな説明をされましたね(笑)。「私が50歳のときにあなたは40歳。それでもいいの?」と言ったら、「宣子さんが80歳のときに僕が70歳か。ちょうどいいね」と。──「ともに白髪が生えるまで」とは言いますが、そこまで視野に入れていたんですね。【宮崎宣子】付き合っている間、会えないときは毎日そんなことを手紙に書いて送ってくれました。再婚に踏み切れたのも、私が一番気にしていた年齢差をそんな言葉で少しずつ楽にしてくれたのは大きかったですね。■「宣子さんには自分のしたいことを実現してほしい」2度目の結婚生活で得たもの──2度目の結婚生活が始まり、夫婦観が変わったところはありますか?【宮崎宣子】最初の結婚のときには「家庭に入る」という意識が強かったんです。旦那さんが安心して働けるように、きちんと家事をこなそうと。だけど私も仕事があるし、年齢的にもちょっと張り切ると腰は痛いし、肩は凝るし、できれば早く寝たい(苦笑)。そういうダメなところを隠さず言えるのは、自分が年上で良かったなと思います。また彼も年下だから格好つけずにいられるところもあるようで、お互いの足りないところを補い合える一番の親友を得たように感じています。──大学院に入学し、ビジネスに邁進している宮崎さんについて、旦那さまはどうおっしゃっていますか?【宮崎宣子】とても理解してくれて背中を押してくれます。私の前の結婚生活が「家庭のため」とか「旦那さんのため」という意識のあまりにダメになってしまったことも知っていますし、「宣子さんには自分のしたいことを実現してほしい」と言ってくれています。──仕事も結婚もさまざまなライフステージを歩んできた今、これからの人生にどのような展望をお持ちですか?【宮崎宣子】それこそ老後のために宮崎に家を買ったように、私は先のことばかり考えて生きてきたんです。だけど人生って本当に思い通りにいかないもの。3年前に起業したオーガニックハーブのブランドも、本格展開しようとした矢先のコロナ禍で卸先のお店がどんどん閉店に追い込まれて。それをきっかけにMBA取得を決意したんですね。だから先々を思い悩むよりも、今を大切に生きること。その積み重ねが未来につながると考えるようになりました。私はご注文を頂いた皆様一人一人に感謝の手紙を直筆で書いています。EMARAによって本当に喜んでくれて、役に立ってくれて、笑顔になってくれる、その瞬間を大事にしたいと思っています。また、自分の会社をしっかりと育てていくためにも今MBAで学ぶ事は未来への投資だと考えました。──そうした考えに至る上で、旦那さまの存在の影響もありましたか?_【宮崎宣子】そうですね。彼と出会ったのもコロナが始まった頃で、どこへも行けず、何もできずに家で過ごすしかなかったんです。だから肩肘張ってオシャレをする必要もなかったし、特別なことは何もなくてもちょっとおいしいものを食べるだけで笑顔になれて。変わらない日常が続いていく中で、必要最低限の生活に幸せを見出せることが夫婦関係には一番大切だったんだなと感じていますね。(取材・文/児玉澄子)
2022年05月19日スマホ世代の女性が憧れ、実践する「丁寧な暮らし」。そんな自身のライフスタイルをSNSで公開する人も多いが、その真逆を行くようなズボラ生活を投稿している“ずぼらりあんぬ”さん。イケメンから「今日家行っていい?」の言葉にときめいたのも束の間、自宅の惨状を思い出し速攻で片付ける漫画に「分かりみが深すぎる」と共感の声が。通常運転(ズボラ)では他人に受け入れてもらえる気がしないから、毎日必死に擬態しているという彼女へ、ズボラーな日々について聞いた。一人暮らし時代を描いた「ズボラーの生態」から始まった彼女の漫画。もともと絵を描くのは好きだったそうで、コロナ禍で時間ができたことからiPadを購入し、再開させたという。「少しフィクションも混ぜているものもあるが、ほぼ実話」と語るずぼらりあんぬさん。自転車でスーパーまで行くときの「ズボラコーデ」をアップした際も「すれ違ったら親近感わく」「あなたは私でしょうか?」と自分自身と重ねる読者からの声が多数寄せられた。ズボラエピソードだけではなく、アラサー女子ならではの恋愛事情も投稿。自宅の散らかり具合を彼に見られたくない一心で、床に落ちているものをすべてブルドーザーしてクローゼットへ入れ、布団や毛布をベッドへ蹴り上げる姿がリアルに描かれた。たびたび登場する彼氏だが、彼女のズボラ具合も受け入れてくれているのだろうか。「一緒に暮らしてある程度改善しましたが、ズボラな部分も受け入れてくれてると思います!」ズボラな一面もあるが、仕事も恋愛も全力で取り組む彼女。日々の中で一番楽しい時間を聞いてみると「おいしいものを食べている時が一番幸せ」という答えが。「『ザ!世界仰天ニュース』の仰天チェンジという企画に出てくるぽっちゃりさん達が、好きなものを好きなだけ食べてるのを見るのが好きです(笑)。羨ましいと思ってしまう」と意外な答えが返ってきた。最後に、ずぼらりあんぬさんがズボラでよかったと思うことは。「良いように言うと細かいことは気にしないタイプなので、嫌なことが起きても立ち直りが早いと思います。寝たら忘れます」
2022年05月19日ファミリーレストラン『デニーズ』を運営するセブン&アイ・フードシステムズは、”デニーズの冷凍食品で食卓をレストランのように彩る”をコンセプトにした新ブランド『Denny’s Table』を5月17日からデニーズ店舗にて発売する。第一弾のラインアップは、定番のデミグラスハンバーグや、食感が楽しいショートパスタなど、デニーズが得意とする本格洋食となっている。新型ウイルスの流行による自宅時間の増加を背景に、同ブランドは、おうちでの様々な食事シーンに対応できる、洋食を中心とした冷凍商品を取り扱う。手軽に食事を済ませたいときはもちろん、ちょっとしたアレンジで華やかな食事を楽しみたいときなどにも、手間ひまかけ、丁寧に仕立てたデニーズならではの商品をおうちで味わうことができる。今回発売される商品は、デニーズの店舗で提供している人気の煮込みハンバーグと同じソースを使用した『デミグラスハンバーグ』(税込580円)。ほかにも、モッツァレラチーズが溶け込んだクリーミーなホワイトソースに、プチっと感じる粒マスタードの酸味が心地よい『モッツァレラチーズと粒マスタードの白いソースのハンバーグ』(税込680円)、角切り野菜をほどよい酸味のトマトソースで煮込んだ『ラタトゥイユ風 トマトハンバーグ』(税込680円)、もっちりとした独特な食感が楽しいS字型ショートパスタ“カサレッチェ”にバジルソースで合わせた『海老とじゃがいものカサレッチェ~ジェノベーゼソース』(税込580円)の全4品を展開する。
2022年05月17日コロナ禍により出会いの場が制限されたことで、マッチングアプリを介して恋愛相手を見つける人が増加。芸能界でもその波は及んでおり、“出会い系”と言われていた頃から比べると、利用の敷居も低くなっている。実体験を漫画にしてSNSに公開する人も多く、彼氏いない歴3年の漫画家アシスタント・ハナさんもその一人。「一生添い遂げる相手とは偶然恋に落ちたい」と最初はマッチングアプリを拒否していたが、理想とする夫婦の祖父母の出会いがお見合いだったと思いだし、一歩踏み出す。恋愛体質だったという彼女が、どんな変化を遂げたのかを聞いた。■「ロマンチックじゃないといやだ」そんな私がこだわりを捨てた瞬間以前は、ちょっと無理めな相手でも相手の趣味に全振りし、猛アタックしていた極度の恋愛体質だったというハナさん。『マッチングアプリで婚活物語』と題して、アプリ利用のきっかけから出会った相手について奮闘する記録を連載している。――最初に、実体験を漫画にしようと思ったきっかけは?【ハナさん】私が婚活をしている時、他の方が綴った婚活エッセイやブログを読んで参考にさせていただいたり、息抜きにさせていただいたりしたので、自分の体験談もそんな風に共有できたらいいなと思い、描き始めました。――婚活を始める前、3年彼氏がいない時間があったということですが、その理由をお伺いしてもいいですか?【ハナさん】当時交際していた彼と失恋したタイミングと、長年の夢だった商業誌での漫画家デビューが重なりました。夢にまで振られるわけにはいかないと思い、数年間は何よりも優先して漫画製作に時間とエネルギーを注いでいました。――なるほど。恋愛より夢を選んだ期間だったんですね。【ハナさん】ずっと家にこもって描いているので、そもそも人と出会うことも滅多になかったのですが、出会いがあっても仕事にかけられる時間と天秤にかけてしまったり、失恋の痛みを引きずったままだったので前の恋人と比べてしまったりして、目の前の恋愛に集中することができませんでした。■年の差、ボディタッチ、食への価値観…メッセージ上では見えない“相手の姿”に戸惑い心が満たされる瞬間や心置きなく「好き」と言い合える日々、一緒にいる時間から信頼や関係性の変化、成熟…と過去の思い出から“恋愛から結婚までの理想像”が確立されてしまっていたハナさん。そんな彼女が「婚活目的」のアプリに登録する。――利用前のマッチングアプリに対する印象はいかがでしたか?【ハナさん】マッチングアプリに対する全体的な印象は、利用前と利用後で大きくは変わりませんでした。アプリを利用する前は、とても合理的な出会いのツールだとは思いつつも、一夜限りの関係を望む人や、ビジネス目的の人も多くいるイメージがあり、真剣に結婚を考えられるパートナーを探すにはもしかしたらそぐわない、または少し危険がともなうという印象がありました。――実際はどうでしたか。【ハナさん】いざ自分が挑戦してみたら、確かに怪しい人もいましたがとても少数で、プロフィールやメッセージで違和感に気づけたので、実際に出会うことも被害に遭うこともなかったです。事前に結婚観の合う人を選ぶことができたので、いざ付き合ってから“結婚する・しない”で揉めたりしなくてよいというメリットは私にとっては特に大きく感じました。メリットもデメリットもあるけど、ひとつの“立派な出会い方”だと感じています。――漫画は連載中ですが、“化学者のサトシ君”との同棲生活についても描かれています。「やっぱりアプリで出会ったから…」と感じてしまうことはありますか?【ハナさん】サトシ君とお付き合いを始めた最初の頃は、ネガティブな意味でそのように感じてしまう場面がありました。今では不思議なくらいそのような思いはなくなり、むしろアプリでなければサトシ君とは出会えていなかったので、アプリのある時代に生まれた恩恵しか感じていません。具体的にどんな場面でネガティブに感じたのか、そこからどういう経緯で心境が変化したのかについては、こちらも漫画の中で描いていく予定です。■今はどんな出会いも「人工的」とも「自然的」とも思わない――現在はじまりから3人の男性とのエピソードが公開されています。漫画の反響はありますか?【ハナさん】婚活中の方からは共感していただけたり、なかには悩んでいたことのヒントになったとDMで伝えてくれる方もいたりして、漫画にしてよかったと思いました。――印象に残ったコメントなどはありましたか?【ハナさん】婚活を経て幸せな家庭を築いた方からも、「懐かしい気持ちになる」「楽しく読ませてもらっている」と声をかけていただきます。漫画での主張に対して反対意見をいただくこともありますが、そういう見方や考え方もあるのかと勉強させていただいています。どんなものにせよ、リアルタイムで反響がもらえることの嬉しさやありがたさは、SNSならではの良さだと感じています。――最初は躊躇していたアプリでの出会い。実体験を踏まえてみて、アプリから理想の結婚相手と出会うのは難しいことですか?【ハナさん】どんな出会い方でも簡単なことではないと思います。アプリで出会ったサトシ君とお互いに理想の結婚相手になれるかどうかは、『マッチングアプリで婚活物語』の結末にあたりますね。最後まで描きあげる所存ですので、読者の皆さまにはそこまでお付き合いいただければ幸いです。――どのようにサトシ君と出会って、同棲まで進んでいったのか、今後の展開も楽しみです。【ハナさん】これからも2人で仲良く暮らしていきたいですし、彼と共有している夢もあるので、それを叶えていたいです。
2022年05月16日帰宅したとき、愛犬はどのように迎えてくれるのか。夜ご飯をコンビニで買おうとした飼い主さんは、飼い犬のポメラニアン・たぬきくんにバレないようにそーっと自宅を抜け出した。無事帰宅してドアを開けると、暗がりで亡霊のようにたたずむ写真のたぬきくんに出くわしたという。飼い主さんに当時の状況を聞いた。写真をよく見ると、まるで「置いていきましたね?」とでも言いたげな、”静かな怒り”がたぬきくんの表情から読み取れる。暗がりで亡霊のように飼い主さんを見つめていて、漂う不穏なオーラ…。「これは、むしろ怒られたい」「僕のものは、ちゃんと買ってきましたよね? って感じがする」などと写真にはたくさんの反響が集まっていた。「夜ご飯を買いにコンビニに行ったのは、一日中雨だったのでずっと家にいたからです。いつも出かけようとすると吠えるので、心の中で『すぐに帰ってくるね〜』とたぬきに語りかけて、バレないようにそっーと家を出ました。急いで帰ってきて、玄関を開ける部屋の中から何かオーラを感じました(笑)。この状況に遭遇した時は『ひいっ。バレてた…』ととても焦りました」いつもは、ニコニコ顔がトレードマークのたぬきくん。しかしこの時は座ってじっと飼い主さんを見つけたままだった。「珍しく険しい顔をしていて思わず『ごめんね…』と謝りました(笑)」。色々な物に興味を示す好奇心旺盛なたぬきくん。飼い主さんによると、「内と外で性格を使い分けている」という。「自宅ではとても暴れん坊で、吠え癖もあり毎日手を焼いているのですが、お散歩などで外に出ると一変。急に大人しくなって、他のワンちゃんや飼い主さんに遭遇しても吠えずにとても良い子でしっぽフリフリ近付いていきます。元々人懐っこい性格ですが、最近は内弁慶なのかな?と思っています(笑)」飼い主さんがたぬきくんを「守っていかなきゃ…」と実感したのは、初めてお風呂に入れた時。「モコモコの毛で成り立っている。そのくらい、か弱い身体だった」と当時を振り返って話してくれた。「ポメラニアンあるあるですが、初めて家でお風呂に入れた時の衝撃は忘れられません。元の身体が細すぎて、分かってはいましたがとても驚きました。たぬきは、ほとんど”モコモコの毛”で成り立っているのだなと。実際はこんなにか弱い身体で、ああ私達が守っていかなきゃな…と使命感が出たのを覚えています。人間に比べるととても短い犬生ですが、その中で少しでも色々な経験をさせて、同じ時間を共有していきたいなと思います。たぬきが家に来てから毎日がとても楽しくて、そのお返しにたくさん愛情を注いであげたいです」
2022年05月15日フリーアナウンサーで実業家の宮崎宣子がこの春、早稲田大学大学院に入学したことが話題に。日本テレビ局アナ時代には『ラジかるッ』『ザ!世界仰天ニュース』など多数の看板番組を担当。さらに2012年には勤続10年で“寿退社”とともにフリー転身と、傍目には順風満帆なライフステージを歩んできた宮崎だが、その実は心も体も満身創痍だったと振り返る。20年ぶりの学生生活をスタートしたばかりの宮崎に局アナ時代のこと、自身のキャリアを振り返って今、思うことを聞いた。■「ぜんぜん大丈夫」だったはずが番組降板、休職に──大学院ではどのようなことを学ばれているのですか?【宮崎宣子】経営管理研究科でMBA取得を目指しています。オーガニックハーブのブランドを起業して3年。自信を持ってお届けできる商品ラインナップも揃い、ここから会社を育てていこうとしたときに、自分には経営の知識があまりにも足りないことに気付かされたんです。──オーガニックハーブに興味を持たれたきっかけは?【宮崎宣子】局アナ時代に自律神経を崩してしまったんです。30代に入って早朝のニュース番組を担当したのですが、夜中12時起きの1時出社という昼夜逆転の生活に体が悲鳴を上げてしまったんですね。最初は体のだるさ、やがて不安が取れなくなり、最終的には味覚もなくなり──。──同番組は半年で降板。その後、半年間の休職に入られます。【宮崎宣子】20代の頃はもっと忙しかったですし、気力的には「ぜんぜん大丈夫」と思っていました。だけど睡眠薬と安定剤がないと仕事ができない状態になり、いよいよドクターストップがかかったんです。当時は、(休職したことによって)アナウンサーとしての信用を失ったんじゃないか、一緒に仕事したいと思われなくなったのでは?と思い、「私はもう終わった」と思ってしまいました。そんな時、治療の一部として主治医に薬の代わりに勧められたのがハーブティーでした。最初は「美意識高い系女子が飲むものでしょ」と半信半疑だったのですが(笑)、規則正しい生活にハーブティを取り入れることで心も体も楽になり、そこからハーブの勉強を始めたんです。■「日本テレビのアナウンサーとして40代、50代の自分の姿が想像できないことに気付いた」──日テレ時代には看板アナウンサーとして活躍された宮崎さんですが、どのようなタイミングで退職を決められたのですか?【宮崎宣子】先ほど言った体のこともそうなのですが、一番大きかったのは自分で自分の“ピーク”を感じてしまったことでした。私は同期入社の中でも落ちこぼれで、宮崎弁がなかなか抜けなかったこともあってデビューも半年以上遅かったですし、4年目までレギュラー番組も持たせてもらえなかったんです。だから初めての担当番組となった『ラジかるッ』(2006-2009年)が決まったときは本当にうれしかったんです。──『ラジかるッ』をきっかけに親しみやすいキャラクターがお茶の間に浸透。一時期はテレビで見ない日はないほどでした。【宮崎宣子】スタートが出遅れた分、仕事をいただけることがありがたくて寝る間も惜しいくらいでした。『ラジかるッ』の放送期間中には日テレの特番もたくさん担当させて頂きました。ドラマまで経験させていただいて、がむしゃらに駆け抜けた『ラジかるッ』が終了したのが29歳のとき。一息ついた瞬間に、日本テレビのアナウンサーとして40代、50代の自分の姿が想像できないことに気付いたんです。■離婚、起業を経て春から大学院生に「人生は思うようにいかない。だけど、諦めない」──"女子アナ30歳定年説"とよく聞きますが、局アナが第一線で活躍できる期間は限られているのでしょうか?【宮崎宣子】何をもって第一線と捉えるかにもよりますが、私は「これまでのように、必死に仕事に取り組むことはできないのかもしれない」と思ってしまったんです。後輩が入社してくる中、会社としては彼ら彼女らにも経験を積ませなければいけない。一方で充実した経験をさせてもらった私には、この先は仕事をこなすことが求められる。挑戦することなく、ただただ業務を消化していくことしかできなくなるのではと思い、そんな自分が私には耐えられなかったんです。──『ラジかるッ』の終了後は顎関節症を患うなど、体調不良に悩まされました。そして32歳で結婚、フリー転身をされます。【宮崎宣子】ただ私の至らなさのせいで結婚生活は3年続きませんでした。当時は家庭を基盤にゆっくりしたペースで仕事をしていこうと考えていたんですが、やはり私は社会に属していたいいたいタイプだったんですね。起業は離婚も1つのきっかけでした。これからは自分の経験をもとに一生をかけて誰かの役に立つ仕事をしたいと考え、かつて自分が救われたオーガニックハーブのブランド・EMARAを設立したんです。──そして42歳になったこの春に大学院に。同級生は年下ばかりですか?【宮崎宣子】ビジネススクールですので同世代がほとんどで、50代の方も少なくありません。特に女性がエネルギッシュで、妊娠中の方、お子さんが3人いらっしゃる方、産休から復学された方などなど尊敬できる方ばかり。これから英語をマスターしようとされている方もいますし、何かを始めるのに年齢も環境もまったく関係ないんだと改めて気付かされていますね。──テレビ局の退社、フリー転身、結婚、離婚、そして再婚と数々の人生の岐路を経験してきた今、それらの選択は正解だったと思いますか?【宮崎宣子】新しい環境に飛び込むのは勇気がいることで、その一歩を踏み出せないときにはいろんな言い訳が頭の中を駆け巡るんですよね。だけどそれが自分の人生を諦めさせてしまうことにもなる。そんなときは「エイヤッ!」と弾みをつけて。やってみてダメだったらいつだって立ち止まったり軌道修正したりすればいいわけで、人生の選択を正解にするのは自分次第だと思っています。人生は思うようにいかない。だけど、諦めないことが大事なんだと噛み締めています。(取材・文/児玉澄子)
2022年05月14日かつてテレビ番組で「おっぱいまでが顔」と女性タレントが発言していたように、最近ではバストケア用品やナイトブラが注目され、おっぱいもスキンケア、ボディケアの一つになってきている。豊胸手術のニーズも「胸が小さい」ことをコンプレックスに訪れる患者だけでないのだという。現在の豊胸手術事情について、これまで元乳がん治療医として年間200人の女性の手術を担当してきたSBC湘南美容クリニック新橋銀座口院の富田さくら先生に話を聞いた。■授乳や乳がんのリスク懸念する声も「悪いイメージがあるから手術に踏み出せないという方は多い」さくら先生によると、訪れる患者さんの半数は「パートナーに秘密で豊胸をする」という。触り心地に違和感があったり、手術後の形が不自然だったり、傷跡が手術を連想させたり…。パートナーが変化に気が付きやすいタイミングは確かにあるが「成功している方もたくさんいます。パートナーに反対されてしまったとしても、必ずしも諦める必要はないです。私が手術をする場合は、バレないよう最大限の配慮をしています」と明かしてくれた。――豊胸手術はすごく痛そうなというイメージがあるのですが、実際のところはどうなのですか?【さくら先生】色々な方法があって、ダウンタイムがすごく少なくて、翌日からお仕事ができるというものもあります。二重整形や脂肪吸引なども含めて、業界全体がダウンタイムを減らそうという流れに今はなってきているので。――豊胸手術をされる方は、胸が小さいことがコンプレックスになっているケースが多いのですか?【さくら先生】胸が小さいことがコンプレックスの方ももちろんいますが、それと同じくらい、授乳後に胸が垂れてしまったことがコンプレックスになっている方も多いです。授乳によって2~3カップくらい落ちてしまったり、表面がシワシワになってしまったり、大きく垂れてしまったりしたのを治したいという方が多いです。――豊胸手術をするか悩まれている人にとっては、何がハードルになっていると思いますか?【さくら先生】私は毎日、豊胸手術を希望される患者さんの診察をしていますが、術後の痛みや仕事の休みの調整ができるか等の心配をされる方が一番多いですね。その次は、手術を受けたら将来的にどんな影響があるかという質問が多いです。例えば授乳が出来なくなるとか、乳癌になるとか。老後不自然な見た目になることはあるかなどです。やはりこれらについて悪いイメージがあるから手術に踏み出せないという方は多いのではないかと感じています。ただし実際に手術の説明をすると、「心配していたほど大変ではなさそう」「都市伝説に惑わされていただけだった」という感想を持たれるお客様がとっても多いなと感じますね。――授乳後の豊胸手術に来られる患者さんは、家族には隠している方が多いのですか?【さくら先生】旦那さんにも内緒で来られる方も結構いますね。特に胸の手術に関しては、はじめは否定的な男性も多いので…。でもどうしてもやりたいからって、秘密でやられる方もいらっしゃいますね。■「自信が持てるようになって、旦那とのセックスレスが解消できた」という施術者の声――どうしても秘密で…という方には、どのような対応、配慮がありますか?【さくら先生】まずは手術の方法をバレにくい方法で行うことです。例えば傷口がなるべく小さく済むものや、術後の内出血や腫れが少ないもの、痛みが比較的軽い手術を選ぶことで、バレるリスクはかなり回避できます。そのうえでさらに、傷口を作る位置や大きさにこだわったり、術後の痛みや内出血を軽減する方法をとったりすることで、バレずに手術できる確率はかなり高くなります。中には1度に一気にバストアップせず、徐々に大きくしていくように手術をすることを希望される方もいます。ここまですると、確実だなと感じます。――触るとかたいだとか、ブルーライトでシリコンが光るなど、豊胸はバレるという話を聞きますが……。【さくら先生】バレやすい方法もありますが、バレにくい方法もあります。バレにくいことで有名な豊胸術は、脂肪注入豊胸と呼ばれるものです。これはご自身の脚などから脂肪を取って胸に移植する方法で、見た目も極めて自然で触り心地も柔らかく、傷口も数ミリですむので、豊胸したといわなければまずバレない手術です。もちろん自分の脂肪を使っていくので、病院の検査やLEDライトでバレるということもありません。逆にバレやすい豊胸術はシリコンバッグを入れる豊胸術です。昔からある手術なので、豊胸といえばこの手術というイメージの方も多いと思います。傷口も4cmと大きく、人工物のため触り心地や見た目もどうしても不自然になる部分もあり、バレたくない方にはあまりオススメしない手術です。――印象的だった患者さんとのエピソードがあったら教えてください。【さくら先生】「下着屋さんで胸を褒められました」とか「自信が持てるようになって、旦那さんとのセックスレスが解消できました」とかって、報告してくれる人が多いです。そういう話を聞くと、日常生活が変化していっているんだなって実感しますね。――最後に豊胸を考えている方へメッセージをお願いします。【さくら先生】豊胸術と聞くとそれだけで抵抗がある方も多いと思いますが、今は昔に比べてかなり進化してきており、痛みが少ない方法、お休みをとらなくても手軽にできる方法、限りなくバレづらい方法などいろいろな選択肢があります。患者さんの中には、バストアップするためにサプリを飲んだり、育乳サロンに通って何百万円もかけたり、筋トレを長い期間頑張ったりしてきたのに全く変わらなくて、最終的に豊胸術を決意したという方も多いです。これらの方法は一見お手軽なように感じますが、医学的には全く根拠がないどころか、健康被害の注意喚起が厚生労働省から出ているものもあります。「もっと早く手術すればよかった!」という患者さんのお声を聞くたびに、もっともっと豊胸術を身近に感じていただけるようになるといいな、正しい知識が広まるといいなと思います。この記事を見て興味を持っていただけたら、ぜひ最新の豊胸術についても調べてみてくださいね!
2022年05月13日3歳の息子“ぐっちゃん”との日常を、絵日記にしてSNSに投稿しているchiikoさん。これまでにも空耳だらけなのになぜか通じてしまう会話や、「じいじ」が言えずどうしても「じじい」になってしまうなど、思わずクスっとしてしまう投稿で人気に。幼稚園の帰り道を描いた「おもしろ幼稚園児」には、8万いいねがつき話題を集めている。お兄ちゃんになったぐっちゃんの様子と、0歳の弟さんとの関係を聞いた。■空耳から成長、帰り道に幼稚園での様子をおしゃべりする最高な時間――初日から「幼稚園楽しかった!」と帰ってきた姿がほほえましかたです。下のお子さんも生まれ、大変な毎日かと思います。幼稚園に入ってからの一番の事件・ハプニングがあれば教えてください。【chiikoさん】うちの園は基本給食で、たまにお弁当なんですが、短縮保育が終わり初めての給食の日、間違えてお弁当を持たせてしまったことです。早起きして頑張って作ったんですが、ママ友と話したところ「今日給食だよ…!」と言われ血の気が引きました。担任の先生が気遣ってくれて給食とお弁当半分ずつ食べさせてくれました。あんなに確認したのにとしばらく凹み、ぐっちゃんには謝り倒しました…。――以前、「じいじ」を「じじい」と言ったり、「おいしい?」の問いかけに「代価」と答えたりと、“ぐっちゃん語録”がSNS上で話題となりました。3歳になり会話ができるようになって、空耳も減ってしまいましたね。【chiikoさん】空耳の漫画は今も色んな方に読んでいただいているんで、自分もたまに読み返すのですが、今のぐっちゃんがペラペラと喋りすぎて空耳の時期が思い出せないくらいです。――寂しさを感じますか?【chiikoさん】寂しいかと言われると少し寂しい、懐かしい気持ちはありますが、今ぐっちゃんとたくさんお話したり、自分の気持ちを話してくれるので、今は今でとても楽しいです!でも、次はもも(次男)の空耳が始まるのかなと思うとそれはそれでワクワクしてます(笑)。■弟を溺愛するぐっちゃん4人家族の幸せをかみしめる毎日――ぐっちゃんが最近ハマっていることはありますか?【chiikoさん】とにかく電車です!プラレールのレールをお店みたいにレイアウトしたりするのにハマっています。私でも思いつかないような発想でレイアウトを組んだり、街や駅を創り上げていて感動します。――それも成長ですね!【chiikoさん】でも…ダイニングの床全てを使ってレールを敷くので、ご飯はいつもプラレールのレールに囲まれながら食べています。言い難いですが、かなり邪魔です。何度か踏んでます。――お兄ちゃんになったぐっちゃんですが、弟さんとの関係はいかがですか?【chiikoさん】とてもいいお兄ちゃんでいてくれて、もものことをとっても可愛がってくれています。溺愛の域です…。――ほほえましいですね。【chiikoさん】朝起きたら「ももちゃんも起きたの~おはよう」とくっつきに行き、出かける前やお風呂前は私の知らない間におむつを替えてくれていたり、ヨダレが出るとガーゼを探して拭いてくれたり…。この先、ももが大きくなりケンカすることも出てくるかもしれませんが、お互いを尊重できる仲のいい兄弟でいれたら嬉しいなぁと思います。――2児の母となり、chiikoさん自身が変わったなぁと思うことはありますか?【chiikoさん】諦めが良くなったことだと思います。「まぁ仕方ない!」「なんとかなる!」とより思えるようになりました。なんか、小さいことでウジウジとしてる暇がなくなってきました…(笑)。より前向きになった気はします。――最後に、chiikoさんの今一番の楽しみや癒されることを教えてください。【chiikoさん】今は子どもたちが寝てからするゲーム、ネットショップで服を買うこと、ぐっちゃんの幼稚園のお話を聞くこと、ももと遊ぶことです。出産してもうすぐ半年、少し落ち着いてきました。騒がしくてバタバタしてますが、4人家族の幸せを噛み締めております。
2022年05月12日自分の子どもがいじめに加担し、誰かを傷つけていたら…。子どものいじめが社会問題となる中で、そうした不安を抱く親もいるだろう。人気連載中のウェブコミック『エンドレス離婚~もしも結婚生活をやり直せたなら~』では、いじめをしてしまう子どもの心理を、夫婦関係の側面から切り込んでいる。愛する家族を守るために仕事に励んでいた“自称・いい夫”が、子どもの価値観を歪めてしまった背景とは何か。作者のびばるさんに話を聞いた。■「男の子らしくない」髪が長いクラスメイトを“いじめる”娘──離婚がテーマの本作ですが、子どもの人間トラブルについても深く描かれています。【びばるさん】本作の主人公は、いい父親・いい夫であろうと頑張ってきたけれど、結果的にモラハラになっていたことに気付いていない男性です。その中で「子どもへの影響」を描くことで、この夫婦の問題の根深さが、立体的に浮き彫りになるのではないかと考えたんです。それで、「いじめられている息子」と「いじめをしている娘」という両面のキャラクターを設定しました。──いじめ問題は、“加害者”の親が気づかないケースもあります。【びばるさん】いじめられている側の方が、異変に気づきやすいのかもしれません。気持ちが沈んでいる様子が何日も続いていたり、アザを作って帰ってきたり…。また、本作に登場する娘は6歳です。まだ幼いこともあって、自分が“いじめている”という自覚がほとんどないんです。むしろ、「私はこの子に教えてあげただけ」という、その悪意のなさを主人公の写し鏡として描いています。──髪を長く伸ばしているクラスメイトの男の子の髪を、「男の子らしくない」という理由で切ってしまったエピソードですね。【びばるさん】髪は「女の子にとって」大切なもの。父親のそんな価値観が心に深く刻まれているから、「男の子が髪を伸ばすのは変」という発想に飛躍した結果でした。極端な行動に見えますが、彼女にとっては、自由に振る舞うことが許されているその男の子に対する「ずるい」という思いが、ずっと溜まっていたんですね。その妬みのような感情を植え付けた元凶は、主人公の無自覚なモラハラにありました。■「これは花嫁修業だぞ」価値観を押し付ける父親、子どもの影響は?──主人公・聡はことあるごとに、娘に「これは花嫁修行だぞ」、「いい奥さんになれるぞ」といった声がけをしていて、また娘もそんな期待に応えないといけないと思って、積極的にお手伝いをする「いい子」として描かれています。【びばるさん】彼女はいわゆる「要領のいい子」なんです。大人の空気を敏感に察して、適切な行動ができるタイプですね。それ自体は悪いことではないけれど、自分がしたいことを我慢してしまうこともあるんじゃないかと思います。この娘の場合は、本当は外で元気に走り回るのが好き。だけどパパは「女の子らしいこと」をすると褒めてくれる。だったら、そう振る舞ったほうが得。そんな行動を自然にできてしまうけれど、やっぱり抑圧って心の奥底に溜まっていくんですよね。──それがいじめ加害に現れてしまった?【びばるさん】そんなイメージで描いています。実は私も、学生時代にいじめられた経験があるんです。その主犯格の子は、親の経営するスナックで働かされてたようなんですね。ひどい話ですが、小さい頃から酔った男性客に絡まれたりもしていたようで…。それもあってか、大人をあしらうのがとても上手で、先生からは気に入られている子でした。──主人公の娘のように、大人の空気を自然に察することができる子だったんですね。【びばるさん】私は祖母の家で、良くも悪くも甘やかされて育ったので、わりと子どもっぽいタイプでした。そんな私に対する「なんでそんなに子どもらしくいられるの?ずるい」という妬みや怒りのような感情が、彼女の中にはあったんじゃないかと思うんです。だからといって、いじめという行為が正しいと言いたいわけでは決してありません。彼女に対してそんな想像ができるようになったのも、だいぶ大人になってからでしたが…。──娘も作中で、いじめた男の子のことを「ずるい」と言っていました。【びばるさん】自分は「女の子だから」、ママのお手伝いをしなきゃいけない。彼は「男の子なのに」、女の子みたいに振る舞えて「ずるい」。本作で描いているいじめの大元にあるのは、主人公の日頃の子どもたちへの声がけや態度、もっと言えば「男性とは」「女性とは」といった凝り固まった価値観なんです。──家の中で、娘のお手伝いの負担が増えてしまったのは、妻が風邪でダウンしたからでした。主人公は妻に、「家事は俺と娘でなんとかするから大丈夫!」と“いい夫”ぶっていましたが、娘にだけ手伝わせて、息子には何もさせなかったところも違和感がありました。【びばるさん】しかも主人公は、「俺は家族のためにこんなに頑張ってるのに、仕事が忙しいときに倒れるなんて!」と腹を立てているんですよね。口には出さないですが、これまでの生活で妻はその本心を見抜いています。「子どもには、この父親のもとで育ってほしくない」という憤りも含め、妻の中では夫婦関係はすでに修復不可能なところまで来ていたんです。──本作は、妻に離婚届を突きつけられた主人公が過去にループしながら、自らの過ちに気付いていくストーリーです。今後はどのような展開になるのでしょうか。【びばるさん】主人公のモラハラは、彼の性格だけではなく、その親世代の影響を大きく受けています。現代の夫婦問題をテーマにする上で、その背景にどんな価値観や環境があったかは欠かせないので、今後は夫婦それぞれの過去にさらに遡っていきたいと考えています。■「日本いのちの電話連盟」ナビダイヤル:0570-783-556(午前10時~午後10時)フリーダイヤル:0120-783-556(毎日・午後4時~午後9時/毎月10日・午前8時~翌日午前8時)
2022年05月12日15.4万人のフォロワーを持つインスタアカウントで、同棲中の暮らしを発信している20代社会人カップルのあやうやさん(@aya_uyablog)。「同棲カップルの1週間の献立」「彼の胃袋を掴む料理シリーズ」「20代ふたり暮らしのリアルな夜」など、日々の生活をリアルに綴った投稿が反響を得ている。お互い社会人として忙しく働くなかで、20代のカップルはどのような考え方をもとにして共に暮らすのか。協力しながら生活を”豊か”にする、彼らの自立した考え方に迫った。■”彼の胃袋を掴む”は「夢のようなもの」 彼女が作るがっつき飯に反響あやさん・うやさんはインスタグラムを中心に、リアルな日常を投稿。2人で準備する1週間分の夜ご飯の献立や、パートナーの胃袋を掴むレシピなど、思わずがっつきたくなるような料理写真には「絶対おいしいやつだ…」「これは作ってみたい」と反響の声が集まっている。「同棲をして、本格的に自炊を始めました。平日朝と休日夜は彼が、平日夜と休日朝は私…といった分担で料理をしています。1ヵ月の予算は、2~2.5万円としています(昼食、外食は除く)。1週間の予算は5~6000円、夕食は1食500円ほどで作っています。お互いに意識しているのは『簡単だけど、見た目でも美味しいと感じられるメニュー』です。美味しそうなご飯が目の前にあると、一日の疲れも吹き飛び、楽しく食事をすることができます。家事はどちらかが大きな負担にならないよう、2人で分担しながら行っています」(あやさん、以下同)特に「めちゃくちゃおいしそう」とコメントが集まっていたのは、あやさんが投稿している「彼の胃袋を掴むレシピ」シリーズ。写真の『にら饅頭』も、そのシリーズのひとつで、おいしく作るポイントは「ごま油でカリっと焼くこと。カリっとさせることで、おいしさが何倍にもなります」とあやさん。「"胃袋を掴む"は、夢のようなものでもあります。自分の好きな人に喜んでもらいたいというのは料理を作る人たちの”共通の想い”であるのかなと思っています。"彼の胃袋を掴む"シリーズでは、実際に彼が食べてとても好印象だったものを厳選して投稿しています。多くの方に同じように"美味しそう"と感じてもらえた事は大変嬉しく感じています」■「自分をしっかり持った上で、生活していく」20代カップルの同棲論同棲あるあるとして、料理や掃除といった家事の負担がどちらかに偏ってしまうこともあるが、どちらか1人に負担がかかりすぎないように意識していることを聞くと「2人で一緒にやってしまうこと」を共通の認識として持つことだという。「お互いに仕事もあり、私たちは”疲れている”のを理解し合っています。自分ができることはやるというスタンスではいますが、1人ですべてやるより、2人で一緒にやってしまうほうが効率も良く、早く済ませられるという共通の認識があります。こうして家事を分担できているのは、お互いを思いやる気持ちを大切にできているからなのかなと感じています」同棲を始めて1年と少し経過している、あやうやさん。仲良く暮らすために大切にしている「自分の幸せは、自分で見つける」「ありがとう、ごめんねを伝える」というルールがあると2人は話す。「私が1番大切にしていることは、相手に頼りすぎないことです。これは、相手が頼れる人だからこそ意識しておくべきことだと思っています。頼りすぎず、自立しておくことで心にも余裕が生まれ、お互いに良い関係を続けていくことができると考えています。そのためにも1人の時間は大切で、趣味や好きなことをするのも良いし、料理に没頭するのも良いと思います。自分をしっかり持った上で、生活していくとお互いに高め合える私の考える理想の関係になれると思い、頼りすぎないことを意識しています」(あやさん)「僕が何より大切にしているのは、コミュニケーションです。家事の分担や金銭面の負担、プライベートの確保など、同棲する上で大切なことはたくさんありますが、一緒に暮らしている訳ですので"言いたいことはため込まず、しっかり伝える"ようにしています。"言わなくても伝わる"ことは全然なくて、ちょっとしたことでも『ありがとう』と伝えたり、『ごめんね』と謝るようにしています。『言いにくいから言わない』ことや『相手が不機嫌になるかもしれないから言わない』ことがあるかもしれませんが、小さな歪みはいつか大きくなってしまうので思ったことは相手を尊重した上で伝えるようにしています!」(うやさん)パートナーとして一緒に暮らすなかで、お互いを想い合い、自立している2人の考え方が顕著に表れるコメントを残してくれた。”豊かな暮らし”であるかどうかは、相手に決めてもらうのではなく、自分自身で決める。いかに自分の価値基準を保つかが、日々の生活にとって重要になってくるのかもしれない。
2022年05月11日現代にはびこる“クズ男”の生態をリアルに描いたオムニバス漫画『クズメン百鬼夜行』シリーズが人気を集めている。クズメンとは距離を置いてやり過ごすのが“最適解”ではあるが、もしも一方的に好意を持たれてしまったら…。職場という逃げられない環境で、クズメンに翻弄された女性が反撃に出るまでを痛快に描いた『あいつ俺のこと好きなんですよ』の作者・廻先生に、「アットホームな職場」の落とし穴について話を聞いた。■いい人ばかりの職場で「トラブルを起こしたくない」、若手社員の心理──一方的に彼氏面してくる男性の奇行ぶりを描く本作ですが、舞台となる職場の描写が実にリアルで読み応えがあります。【廻さん】舞台は人間関係が良好な、いわゆるアットホームな職場です。女性社員が上司の出張のお土産を配ったり、慰労会と称した飲み会が定期的に開かれたりと、昔ながらの慣習も残ってるけれど居心地はいい。またこういう会社は、社内恋愛から結婚へと発展しやすい環境とも言えますよね。──ヒロイン・双葉も気になる先輩・木村がいて、2人の雰囲気はとてもいい感じに見えます。順当に行けばすんなり恋愛に発展しそうな2人ですが…。【廻さん】本シリーズのテーマは“クズメン”ですので、そう簡単には収められません(笑)。本作のクズメン・堀畑は、「双葉は俺に惚れてる」と確信している勘違い男です。双葉が嫌がっても「素直になれないだけ」と勝手に解釈し、職場で呼び捨てにしたり、頭をポンポンしたりといった匂わせ行動によって、「2人は付き合っている」という彼の中の既成事実を周囲に植え付けるという手段を取ります。──外堀から埋めていくというわけですね。こうしたクズメン被害は「あるある」なのでしょうか?【廻さん】アットホームな職場がゆえ、ですね。それこそ小学校の頃によくある話で、ちょっと仲がいい2人を周囲が「付き合っちゃえよ~」と囃し立てるみたいな。人間関係が近い場では、恋愛がらみの噂もすぐに広まるし、また「2人を応援しよう」みたいな妙なアシストの空気も生まれがち。勘違い系クズメンがつけ上がりやすい環境なのでは、というイメージで描きました。──最後の最後に双葉が反撃に出るシーンではスカッとしましたが、堀畑の暴走をもっと早く止めることはできなかったのでしょうか。【廻さん】もちろん早い段階でノーを突きつければよかったんでしょうけど、入社したての双葉にとっては「職場でトラブルを起こしたくない」という心理が強く働いているんですよね。「和気あいあいとして働きやすいし、(堀畑以外は)いい人ばかり。私さえ我慢すれば」という。■“コミュニケーションのズレ”が引き起こす人間関係のトラブル──たしかに本作ではクズメンに集約していますが、職場で人間関係トラブルがあっても我慢している人は多いかもしれません。【廻さん】しかも恋愛がらみとなると、職場ではなかなか声を上げづらいですよね。また明らかに職場におけるハラスメント行為なのに、「個々のトラブル」として片付けられてしまうこともあると思います。双葉が堀畑に逆襲する場面でも、社長に「痴話喧嘩はやめなさい」と言われてしまいましたし…。高齢の「社長世代」には、まだまだそういう認識の人もいるんじゃないかなと思います。──アットホームな職場の社長らしい悪気のないタイプなだけに、「痴話喧嘩」のセリフには苦笑いしてしまいました。【廻さん】何がハラスメントになるかというのは、世代間ギャップも大きいですよね。だけど「うれしい」とか「腹が立つ」といった人間の感情は、今も昔も変わっていないはずです。私は古典落語が好きなんですが、コミュニケーションのズレを題材にしたお話は、そのまま現代に置き換えても面白いものがいっぱいあるんですよ。──本作はまさに、コミュニケーションのズレが引き起こしたクズメン被害例でした。クズメンをテーマにマンガを描く醍醐味はどこにありますか?【廻さん】クズメンをガッツリ叩きのめすという、ある種のハッピーエンドを描けることですね。現実社会ではみんなどこか我慢しているわけで、マンガの中くらいはスカッとしていただきたいんです。それこそ昔は落語が日常の憂さを忘れさせてくれたように、いつの時代も普通に頑張って生きている人と同じ目線で届けるエンタメって必要なんじゃないかなと思っています。
2022年05月09日マスク生活で顔を隠して過ごしているからこそ、いざマスクを外したタイミングで”口元のたるみ”や”ほうれい線の影”が気になることも。久しぶりに会う友達から「こんな顔だったっけ?」「老けた?」と思われるかも…そんな不安を少しでも払拭するためにできることは?自宅でできるフェイシャルマッサージの方法について、話を聞いた。■マッサージはオイルタイプ? クリームタイプ? 使用アイテムの選び方全国で1240店舗のCPサロンを展開する、CPコスメティクスの真崎佳有さんは、フェイシャルマッサージについて「クレンジングしたついでに、そのままマッサージもしていいの?」と質問をもらうことが多いという。「お化粧品には、それぞれ役割があります。クレンジングは、汚れを浮かせて落とす。化粧水は、肌にうるおいを与えて整える。乳液は、日中の外的環境から肌を保護する。そういう役割に合った使用方法でないと、結果的に肌に負担をかけてしまうことがあります。クレンジングでマッサージをすると、汚れを巻き込んだものを肌に長時間乗せ、擦り込むようなイメージに。お顔のマッサージをするときは、専用のものを使うことをオススメします」(CPコスメティクス・真崎佳有さん、以下同)「オイルでも、クリームでも、ジェルでも、”顔用”として市販されているものであれば、好きなテクスチャーを選んでいいのか?」という質問をすると、「顔用のものであればOK。大切なのは、いかに定期的にマッサージを取り入れるか」だと話す真崎さん。「テクスチャー、美容成分、香り…マッサージクリームを選ぶポイントはたくさんあると思います。私が一番大切にしているのは、”香り”です。マッサージの時間は、自分にとってのリラクゼーションタイム。自分の好きな香りに包まれながら、マッサージを行うと、1日の疲れもとれて癒されます。■マッサージは「指の先ではなく、手のひら全体で行う」、”密着感”が重要に同社では、ホームケアとして、フェイシャルマッサージを”週2回程度”行うことを推奨。スパチュラ2~3杯分のマッサージクリームを使用し、時間は約3~5分を目安にしている。「肌の負担にならないよう、量と使い方を守っていただくことが大切です。指の先で伸ばすのではなく、手のひら全体を使って、”密着度”を大切に各工程行いましょう」。【フェイシャルマッサージの方法】(1)フェイシャルマッサージ前の準備クレンジング、洗顔で肌の汚れを落とす。洗顔後は化粧水をコットンに含ませ、ふき取りを行う。(2)マッサージクリームを顔につける手のひらに、スパチュラ2~3杯分のマッサージクリームをとり、両手のひらで温めて顔全体と首に伸ばす。1.手のひら全体で両頬を中から外へ下から上へ、やさしくらせんを描くようにすべらせます。2.人差し指と中指で、フェイスラインをすべらすように引き上げます。左右交互に行います。3.口の周りを半円を描くように往復します。小鼻の横(A)を指で押さえ、頬骨に沿ってBのポイントまですべらせて押さえます。4.小鼻に沿って、鼻筋を上下に往復します(指は中指を中心に)。5.両手で左右にらせんを描くように、額全体を中央からこめかみまで往復します。6.目頭を中指で優しく押さえ、目のまわりを力を抜いてすべらせます。こめかみで止めて、ゆっくり2回押さえます。(3)ティッシュペーパーで優しくふき取った後、化粧水によるふき取りで肌を整える。以降、通常のスキンケアを行う「マッサージを行う際には、各社製品の使用法に従ってください。弊社のマッサージクリームは、マッサージ後ティッシュオフし、化粧水を含ませたコットンでふき取りをしていただきます。その後化粧水でパッティングをして肌を整え、乳液、ナイトクリームなどいつものスキンケアに移ってください」化粧水でのパッティングは、力加減が大切になる。肌がひんやりするよう、風を送るような優しいタッチでパッティングすると、引き締めにも。乳液やナイトクリームは、ハンドプレスをするように手のひら全体をつかってなじませるのがよいという。「マッサージは、めぐりをうながす効果もあります。忙しく、普段はゆっくりスキンケアする時間が取れない方も多いと思いますが、フェイシャルマッサージに挑戦していただくと、肌がいきいきとし、リフレッシュしたような気持ちになることができます」
2022年05月09日5回の出産を経験し、産むたびに太っていったという自身の体型を変えたいと、マイナス20kgのダイエットを達成し、維持に努めているにーよんさん(@4ka_san)。驚きの変化ぶりを投稿し、「(ビフォーアフターを比較して)同じ骨格とは思えない」「シンプルに続けられることがスゴイ」「素敵なバックライン」と多くの反響コメントが寄せられた。「絶対に痩せる!」とダイエットに強い決意を抱いたきっかけ、体重を維持し続けるマインドについて話を聞いた。■銀行のATM画面に自分のお腹が…ダイエットを決意させた出来事ダイエット前は、道行く人を見て「あそこまでは太っていないよね」と自分を慰める生活。「体重計に乗って『肥満』と出ても、体脂肪率が45%を超えてもなお『ぽっちゃり系だ』と思い込んでいました」と当時を振り返るにーよんさん。「でもある日、銀行のATMに行ったときに衝撃的な体験をしました。手続きをしていたら『画面に物を乗せないでください』とアナウンスがあったんです。『何も乗せてないわ!』と画面に目を向けると、しっかり自分のお腹が乗っていた。これが痩せようと決意した日の出来事です。画面に乗るほどの脂肪…自分が本当の肥満だと気づきました」5回の出産を経験し、産むたびに増え続けた体重。お腹、腰、お尻は特に気になるパーツだった。「アラフォーの自分と20代~30代前半の昔の自分を比較すると、体力面での自信はほぼゼロでした。もともと若い頃も運動系の部活などには入っていませんでしたし、結婚してから今までの10年間、ずっと妊娠・授乳をしていたので運動を全くしておらず、太っている生活はすぐに疲れる・眠くなるそんな状況でした」。■「マイナス20kgを達成できたという事実は、私の宝物です」さまざまなダイエットへのアプローチがあるが、にーよんさんがもっとも気をつけたのは食事だった。「すぐに脂肪を燃焼させるためには、まず食事からだと気づきました。バランスのいい食事を摂ると、代謝が上がって燃やせる体になれます。細胞をガンガン作って入れ替える感じです。『まごわやさしい(豆・ごま・わかめ・野菜・魚・椎茸・芋)』を意識した食事を摂るようにしました」そのバランスを意識することでダイエットへの考え方も変化していった。「ダイエットは食べるのを我慢しなければならないものだと思っていたのですが、『まごわやさしい』の食べ物を毎日食べるように心がけてからは、今日これをまだ食べられていない…これが足りてないから食べれるよう工夫しないと…と考えるようになりました。食べるのを我慢するのではなく、食べなきゃいけないことに注意を払わないといけないという考え方に変わっていきました」ダイエット前の食生活は、とにかくお菓子や揚げ物を毎日たくさん食べていたというにーよんさん。最初は食べなきゃいけないものを考える戸惑いもあったが、「お菓子がなくても生きていける」と脳も体も気づけたことで、楽になっていった。「食事を変えたら3日~5日でスルスルと体重が落ちていき、本当に楽しかったです」。運動に対しては、YouTubeのトレーニング動画を活用して宅トレ。最初の1ヵ月は有酸素運動も1日に40分程度続けていた。とはいえ「子育て中に、1時間も自分の時間を取るのは難しい」のが現状だったという。スマホで調べものをしたり、料理中のレンジ待ちのタイミング、子の習い事の待ち時間…毎日家事と育児の合間に行う筋トレやエクササイズ(5分~15分程度)をひたすら積み重ねていった。にーよんさんのSNSでも、その場で、隙間時間にできるトレーニングやエクササイズの方法が発信されている。「たくさん考えて色々と試して実行してきたことが積み重なって、マイナス20kgを達成できたという事実は、私の宝物です。太りやすい家系のアラフォーだった私でも、独身の頃の体型以上まで変わることができたという自信にもなりました。マイナス20kgの達成は通過点で、それを維持していくことのほうが本当のダイエットであり、健康の維持にもなる。これからもできるだけ楽しみながらダイエットと向き合っていければと思っています」
2022年05月08日学生時代に恋をして、トントン拍子で結婚した人。社会人になって出会った人と20代でスッと結婚した人。このような人々を自然とお祝いしてきたが、「同時にそうなれない人生も知った」というここさん(@coco.m.coco)は、婚活漫画をインスタグラムで発信している。昔は喜べていた友人たちからの「ご報告」も、いつしか心を削るイベントになったと語る。婚活を続けてきたなかで、どのような部分に困難を感じていたのか。■「本当に私の”最後の恋人”になってくれる?」出会いを繰り返して疑心暗鬼にマッチングアプリの運営経験があり、初対面時あるある、アプリで出会う悪い人の特徴、デート時の女性側の心理など、婚活エピソードを漫画で発信しているここさん(@coco.m.coco)。2年間の婚活を経験し、現在はアプリで出会ったパートナーと同棲中だという。婚活中は出会いを繰り返していくなかで、メンタルが落ち込んでしまうこともあったと当時を振り返る。「お付き合いしていた方に、短期間で振られることが2回続いたんです。そのときはかなり落ち込んで、日常生活を送るだけでやっとでした。女性はどうしても年齢のタイムリミットがあるので、意地で婚活を続けていましたが、なかなかうまくいかず…。普段なら聞き流せるような、結婚や子どもに関する周りの言葉にもいちいち反応して傷つくようになり、病んでいたなぁと思います」学生時代に付き合っていた人とそのまま結婚した人や、社会人として出会った人と20代半ばで結婚した人。長年同棲していても別れてしまった人、遊び人や既婚者を好きになってしまう人ーー。恋愛に向き合うなかで、周囲の女性たちの様々な恋愛パターンを見てきたここさんは、気になる人からの告白を受けても「この人は、本当に私の”最後の恋人”になってくれるのか?」「恋人ができても、嬉しい気持ちより不安のほうが勝つ」と疑心暗鬼になる日々を過ごしていた。さらに、ライフステージが進んだ友人たちからの「いろんな人とデートできるのがうらやましい」「お金も時間も自由に使えるし、ダンナのご飯も作らなくていいし」という言葉をうけて、日に日に心は削られていく。「うらやましいとか言いながら、心のなかでは自分の方が幸せだってわかってるんだ」と、ドロドロした感情だけが湧き上がる日々だった。■「結婚って本当におめでたいことなんだと、今身に染みて分かる」幼い頃は簡単にできると思っていた結婚。いざ適齢期になって、「結婚」へのイメージはどのように変ったのか。「周りが結婚出産とライフイベントを進めるなかで、いつまでもひとりぼっちの現実を突きつけられる瞬間が一番辛かったです。大人になったら誰でも自然と結婚して、親になるものだと思っていました。それが今、結婚は努力して掴みに行くものになっています」芸能人が利用したことで話題になったり、気軽な出会いから結婚相談所の機能も果たすものまで網羅されていたり、ここ数年でマッチングアプリはかなり受け入れられるようになった。ここさんは「良いことである一方、気軽なお別れも多い」とアプリを活用した出会いについて分析している。「好意を持っている人と急に音信不通になったり、本命の恋人ができたらすぐ別れてしまったり、そういうお別れを繰り返すことで自信がなくなったとDMで報告をいただくこともあります」「心が削られる」を通り越した今、共に婚活の戦場を生き抜いてきた同志からの”報告”は「結婚の難しさを知っている分、おめでとうが爆発する。結婚って本当におめでたいことなんだと、今身に染みて分かる」と漫画に綴っているここさん。「大したことは言われていないはずなのに、何気ない言葉が引っかかってしまう。当時は精神状態が悪すぎたんでしょうね(笑)。厳しい婚活界にいるみなさんと、慰め合いながら頑張っていきたい。今後も、恋愛や婚活中の気持ちに共感できたり、参考になるような漫画を描いていきたいです」
2022年05月07日春になり、入学や新学期を迎え、新たな交友関係が広がった子どもたちも。その後の学校生活にも影響が出やすい“友だち問題”に頭を悩ませる親御さん多いのでは。自身の経験談を漫画にして投稿するママたちに話を聞いた。息子さんが小学校1、2年の頃の体験を描いたのは、インスタで育児漫画を公開しているたぷりくさん。素直で優しい性格の息子さんから、ある日友だちを家に呼んでいいか聞かれる。小学生ならではの遊び方にうれしく思っていたたぷりくさんだったが、当日のびっくりすることになる。ピンポーンとインタホーンが鳴り、息子さんの友だちが来始めるが、その後もインターホンはなり続け、結局15人が来たという。予想外の出来事に戸惑うたぷりくさん。それは序章にすぎなく、遊びに来ていた一人の子とのトラブルも起こってしまう…。インスタの中では「我が子もよそのお家にむやみに遊びに行かないように言わないとな…と思っちゃいます。お母さん同士連絡が取れて、事前に了解してる、みたいな感じだと安心なんですけどね」と振り返っている。愛すべき宇宙人さんも、小学3年生の息子さんと上級生の“みのるくん”との出来事を描いた漫画を投稿。ゲームの話などをしながら一緒に登校する2人の仲に変化が訪れる。きっかけは思い返すと「名前の呼び方」という些細なこと。あだ名とも違った自分の気に入らない名前で呼ばれたことで、急に息子さんに対するみのるくんの態度が変わってしまう。上級生と言えど、まだ子ども。年下の子にうまく注意してやめてもらえないモヤモヤが“捕獲ごっこ”という形で発散されてしまう。はじめは2人のやりとりだったものが、だんだん他の子も巻き込む事態になってしまい、担任の先生に相談するまでに。「息子はこの話では被害者の立場でしたが、それがただかわいそうという話ではなく、いじりといじめの境界線、加害者は、加害者意識がないことが多く、なかなか気づく事ができていない、ということを思いました」と愛すべき宇宙人さんは語る。先生が息子さんと話し、対処してくれたおかげで最終的に事態は終息したのだが、「子どもであれば誰にでも簡単に、被害者にも加害者にもなり得ると感じた出来事でした。先生の対応は素晴らしく、こういう対応策をもっと大人に知ってほしいとも思いました」とも話してくれた。
2022年05月05日100均で売っているような収納ボックスを並べてご飯を食べる4匹の子猫。「あっちこっち食べ歩くので一蘭方式にしてみた」というコメントで投稿された写真に22万超えのいいねがついた。投稿は、エキゾチックショートヘアのきなこ(メス/1歳6カ月)を育てる飼い主さん。ご飯を食べている4匹の子猫はきなこの子どもたちだ。元気いっぱいの子猫ときなこママの様子を聞いた。■のんびり屋さんで食いしん坊のきなこがママに――きなこちゃんを家族に迎えたきっかけは?小さい頃からずっと猫がいる生活をしておりました。きなこが家に来る半年前にかわいがっていたアメリカンショートヘアの先代猫が亡くなって、「もう猫は…」と思っていました。――その後きなこちゃんに出会って…?たまたま家族で通りかかったペットショップできなこを見つけて、気にかけていたんです。1ヵ月くらいペットショップに通って、家族が決まらない感じでしたのでお迎えを決めました。――そんなきなこちゃんがママになりました。きなこがとてもかわいくて…。雌猫を飼うことは初めてでしたので、避妊手術をする前にきなこの赤ちゃんが見てみたいと思うようになったんです。それで家族で話し合って、きなこの赤ちゃんを育てることを決めました。父猫もエキゾチックショートヘアなので子ども達全員エキゾチックショートヘアです。――子どもを産んでから、きなこちゃんの様子で変化はありましたか?子猫が生まれる前は夫に威嚇することもありましたが、母猫になってからはそういうこともなく、性格が優しくなったように思います。■ごま、こんぶ、ふく、ひるね…ユニークな猫の名付け親は?――収納ボックスで仕切られた“一蘭風”の食事の様子は、大きな反響がありました。「うちもやってます」というようなコメントもありましたが、反響への感想や印象に残ったコメントなどはありましたか?あそこまで反響があるとは驚きました。「今度子猫が生まれるので試してみます」とか「強い子が弱い子の餌を食べてしまったりして困っていたのでやってみます」というコメントを見てお役に立てたのであれば、載せて良かったと思いました。――娘さんが子猫に名前を付けたそうですね。それぞれ由来はありますか?生まれる前から娘はずっと名前を考えていたので候補の名前から実際に生まれてきた赤ちゃんを見て、どの子がこの名前と言うようにしたのだと思います。――きなこママは子猫たちと毎日どのように過ごしていますか?きなこ母さんは1時間おきに授乳をしに子供達の所へ行ったり下のお世話をしたりとても良いお母さんです。――最近印象的だったエピソードはありますか?いつも面白いと思うのは、お母さん(きなこ)のオッパイのポジションが決まっていることです。同じポジションの“ひるね”と“ふく”はいつもケンカをして争っています。“ひるね”の方が強いですが、“ふく”も小さいながらやる時はやります(笑)――最後に、きなこちゃんや子猫ちゃんたちへ願うことをお聞かせください。まだまだ4匹とも子猫で、予防接種を打つまでは感染症にもなりやすいので、病気せず大きく育ってほしいと思います。先代の猫は、猫がなりやすい腎臓を悪くして亡くなったので…食事や水分などより気をつけて、きなこにも長生きしてほしいと願っております。
2022年05月05日子どものランドセルを選ぶ活動、通称“ラン活”のシーズンが到来。通常ゴールデンウィークが第1次ピークと言われているが、年々時期が早まっており、工房系ランドセルは今年もすでに完売のランドセルが出る人気ぶりだ。教科書サイズの変化やICT化によるタブレットの使用により、ランドセルの形状も進化。ジェンダーレスの流れはランドセルにも浸透し、女の子が“赤”、男の子が“黒”という固定観念もなくなったという。移り変わるランドセル事情と、悩める“ラン活”の極意について、土屋鞄製造所、販促企画部・PRチームの高橋夏生氏に聞いた。■「赤は女の子の色だから」諦めた男児ランドセルもジェンダーレス化で“男女別”の表記は無し“ラン活”のスタートは、一般的には幼稚園年中の秋頃。秋にカタログを請求し、春頃から店舗や展示会に足を運んでランドセルを選ぶ流れが多いという。職人が一つ一つ作り上げる工房系ランドセルの人気が加熱した数年前からは、初日に完売してしまうモデルも続出。発売初日の店舗や展示会に長い行列ができたり、オンライン予約のために親が会社を休んでパソコン前でスタンバイするなど、社会現象も巻き起こった。土屋鞄では、コロナ禍も相まって、店舗や展示会でのランドセル選びは予約制に。また、7月までは注文のある限り生産を続けるモデルを設けるなど対策を講じている。予約開始の時期は年々早まっており、昨年より約1週間早いスタートだと言う。発売から1ヵ月がたち、土屋鞄ランドセル、今年の人気色としてトップに君臨したのは、ピンク系。茶やキャメル、黒、パープルなどが続く。約50色のラインナップの中で、ピスタチオやラベンダーなどのパステル系や、グレーなども人気だそう。「親御さんは、茶やキャメルと言った落ち着いた色味、お子様はパステル系の色を好む傾向があります。また、グレーやキャメルは、男女問わず人気ですね」(高橋氏/以下同)色の選択肢が増えたことで、好みも多様化。同時に、一昔前までの「女の子は赤、男の子は黒」という概念もなくなってきている。同社では、“個性に合ったランドセルを選んでほしい”という思いから、以前から店頭やカタログで男女別に合わせた展開はしていない。さらに昨年からは、色選びの自由を広げるために、新たに“RECO”シリーズの販売を開始した。「戦隊物の赤が好きな男の子で、女の子の色だからとあきらめてしまうケースがありました。また、女の子でもダークカラーを選べるように、洗練されたベーシックカラーに仕上げ展開しています。カタログでも、男の子が赤や明るい色、女の子がブラックなどのダークカラーを背負うなど様々な着用写真を掲載し、『誰でもどの色でも、好きな色を選んでいい』という価値観をご提案しております。」発売後、実際に赤を選ぶ男の子がいるなど、反響は大きい。売り場で人気があるのは、グレーやブラウンだそうで、色選びは今後さらに自由になっていきそうだ。■ICT化により機能性が進化「2020年以降は時間割入れも削除」そもそも、日本独自の文化であるランドセルが誕生したのは、明治時代まで遡る。現在の箱型ランドセルが登場したのは、明治20年。諸説あるが、大正天皇の学習院ご入学のお祝いとして、伊藤博文が献上したのが始まりと言われている。基本的な形状は100年以上たった今も変わらず、「両手が空く利便性」、「背負うことによる負担の軽減」、「たくさん物が入る」、「後方に転んだ時にクッションになって頭を守る」など、様々な利点から現在まで愛用されることとなった。原型は変わらないままだが、細かい部分は時代の流れに合わせて徐々に変化。近年は、学習指導要領の変化で、教科書のサイズがA4に。それに合わせて配布物もA4サイズになったため、現在はA4サイズのフラットファイルが入る大きさが主流になっている。また、ICT化の流れでタブレット端末を配布する学校も。タブレット用のポケットをつけたものや、ランドセルのサイズを大きくするなど変化が見られる。「今年の販売モデルから、マチ幅を1cm大きくし、人工皮革に切り替えて100g軽量化したシリーズも展開しています。また、時間割が週替わり、日替わりの学校もあり“使っていない”というお声も多かったため、2020年以降は時間割入れもつけないモデルをお出ししています」こうした変化は、ランドセル選びの重要なポイントに。実際の背負い心地はもちろん、子どもが通っている小学校のタブレット情報や、時間割の変化の頻度、置き勉が可能かどうかなどを事前にチェックしておくと、ランドセル選びに役立つと高橋氏は言う。タブレットに教科書が集約されている地域は、逆に荷物が軽くなることも。また、通学時間の長さや、歩道橋を渡る道かどうかなど、負担の大きさを確認しておくことも、重要だろう。ちなみに、ランドセルのサイズアップや革の価格の高騰によって、価格帯も少しずつ上昇傾向に。土屋鞄では、2023年モデルは6万4千円~14万円まで。一番購入が多いのは、8万円台のモデルだそうだ。■近年は子どもの意見を尊重する傾向、ランドセルが自主性の初めの一歩にランドセル選びで悩みがちなのが、やはり色味の問題だ。子どもの意見と親の意見が食い違った場合、どうするのが正解なのか。一番大切なのは、子どもの意見を否定しないことなのだそう。「よく見られるのは、親御さんが『6年生になって、お兄ちゃんお姉ちゃんになっても使うんだよ?』と、確認されているシーン。そこで即答できない場合は、いったんお持ち帰りいただくのがいいと考えています。通う予定の小学校の上級生を見たりして、一緒に考えていただく方法もあります」最近では、親との好みが違った場合は、子どもの意見を尊重するパターンが多いそうだ。購入後アンケートでも、選んだ理由は「子どもの好きな色味やデザインだったから」という理由が、7割以上を占めるのだそうだ。そう考えるとランドセル選びは、自分で物事を決める初めの一歩とも言える。「素敵な色を選んだね」と肯定してあげることで、自分の“好き”が認められたという大きな喜びに。その後の価値観や人格形成に影響する可能性もあるだろう。また、子どもの好みは日ごとに変わることも多い。ランドセル選びの早期化により、注文してから実際に使うまでの期間が長いのも、悩みの一つだ。「試着した時に写真を撮って、一緒に眺めながら待つと、先の楽しみができます。届くまでの間に、ワクワクを共有できると素敵ですよね」ラン活のピークは長年、親戚の集まりやすいゴールデンウィークとお盆休みと言われてきた。しかし、「子どもに合った1本を選びたい」という強い思いから“ラン活”という言葉が生まれ、年々早期化。今年もすでに完売が出始めているが、「“就活”や“婚活”のように、“○活”と名付けられると、何か焦らないといけないことのように感じさせてしまうのが心苦しい」と、話す。「本来はお子様の成長をお祝いする贈り物という一面もあるので、選ぶ時間も記憶に残るような、ご家族のイベントになればと思っています。お子様と会話しながら、納得いただける1本を選んでいただきたいですし、一つの物を長く使う大切さも訴求していけたらと考えています」次の春が来たら、ピカピカの1年生。ランドセル選びは、子どもの好みと向き合い、良さを伸ばしてあげるチャンスにもなり得る。じっくりと納得のいく“ラン活”を通して、親子のコミュニケーションを深めてほしいものだ。(取材・文/辻内史佳)
2022年05月03日「とにかく、早く飯にありつきたい…!」「腹を満たすことは、生きること」を信念に、”ズボラめし”を発信しているアカウントがインスタグラムで話題を集めた。投稿者のタクヤさん(@takuya_saitama)は、どうしたら日々の料理が面倒だとは思わなくなるのかを突き詰めている。包丁・まな板・鍋はなるべく使わない。レンジ、トースター、電子調理器を活用して、いかに早く美味しく食べられるかを考えて、料理に取り組んでいる。”ズボラめし”に行きついた経緯を聞いた。■「いいかげんな調理、適当な味付けでいい」と割り切る”料理をする”ということに大変さ、面倒さを感じていたタクヤさん。なるべく手軽に食事を済ませたいが、ファストフードやコンビニ飯では健康的にも経済的にも効率が悪いーー。インターネットで様々なレシピを検索するなかで、”ズボラめし”という言葉を目にし、「もともと自分がやりたかったのは、こういう『めし』なんだ」と強く共感したのだという。「ズボラめしに行きついたのは、今年の初めぐらいで、本当に最近のことなんです。ネット上でこの言葉を目にして『これだ!』とインスピレーションが湧き出して、投稿を始めました。ネーミングに感じるダサさは、アラフィフの今の自分のイメージにも一致していると思っています(笑)」”ズボラめし”を作るときのルールは、「いいかげんな調理方法でいい」「適当な味付けでいい」と割り切ること。包丁やまな板で食材を下準備したり、フライパンや鍋で調理したり、”料理する”という工程を極力省く。レンジやトースターなど電子調理器を活用した”ノー料理”が基本のスタンスだ。「ちゃんと料理をしなきゃと意識をしていた時と比べて、飯作りの時間がクリエイティビティな時間になりました。どうしたらもっと面倒に感じないか、もっとズボラにできないか、クリエイター思考になって考えています(笑)」■「卵焼いときゃ、ウマいもんができる」効率的に腹を満たすタクヤさんのインスタグラムには、餃子の皮で作るミニピザ、包まない棒餃子、耐熱容器で作るジャンクナポリタンなど、様々なズボラめしが投稿されている。なかでも特にお気に入りのメニューTOP3を紹介してくれた。第1位目玉焼き丼 生姜醤油&マヨご飯の上には、パリパリのベーコンと半熟の目玉焼きが乗っている。そこに生姜醤油のタレとマヨネーズをかけた丼。ベーコン、目玉焼き、タレ、すべて同じフライパンで作る。「ヘビロテしています。とりあえず、卵焼いときゃウマいもんができる。まずシンプルに『美味い!』につきます。ズボラテクニックは、とにかく『はやくめしにありつく』こと。ズボラめしは『めし』なので、空腹が満たせればどんな工程でもよしとしています。タレの生姜醤油は、沸騰させて即目玉焼きにかけます。マヨネーズをかけて、すぐ食べる! これがポイントです」第2位レンチンコンポタペンネ早ゆでペンネとちぎったベーコンを耐熱容器でレンチンして、取り出したらコンポタスープの素を和える。お好みでパセリを振りかける。「ペンネにすぐありつけるのに、ちゃんと美味い! ポイントは、ポタージュの濃さです。味見して、濃かったら自分好みにお湯を継ぎ足します」第3位包まない焼売耐熱皿にキャベツの荒い千切りを敷き、その上にたまねぎ・椎茸、ひき肉など好みの具材で作ったタネをのせていく。水にくぐらせた焼売の皮を被せ、レンチン。取り出して蒸らしたら完成。「包まず蒸さずしても美味いです。ポイントは、皮を綺麗にのせようとしすぎないこと。適当ですし映えないですが、このやり方で作りたての焼売にありついています」「ズボラに飯を作る最大の目的は、空腹を満たすこと」とタクヤさん。「例えば、ジャングルにいる野生の動物は、お腹が減ったら近場に食べ物を探しに行って、食べて空腹を満たします。腹を満たすことは、生きることです。こだわりの食材や料理方法など、私は食で何かを追い求めているわけではありません。ファーストフード、コンビニ総菜、カップ麺よりも、健康的で経済的で効率的に腹を満たすことを考えて、これからも”ズボラめし”を発信していきます」
2022年05月02日メイクをする感覚で美容整形を希望する人も多い昨今。現在、海外でノマド生活を送りながら美容整形の情報をYouTubeで発信している美容整形ちゃんは「友人が整形で可愛くなった」のをきっかけに整形への興味を募らせていった。17歳で受けたヒアルロン酸注入をきっかけに、これまで受けてきた整形の手術費用は総額1000万円以上。そんな彼女に話を聞くと「整形は自己責任。後悔しないために、自分に対して厳しくあるべき」と経験談を語る。整形で“変わっていく自分”に向き合うためには、どのような思考が必要なのか。■目の前の異性にまるでいないかのように扱われる絶望整形後「対等に扱ってもらえるようになった」整形前は、繁華街を歩いているとスカウトマンにすれ違いざまに「ブス」と言われたりと屈辱的な体験をしたという美容整形ちゃん。友人が整形に成功し、ポジティブになっていく姿を見て、「シンプルに羨ましい」と思ったという。「ヒアルロン酸はメスを入れるわけでもないし」とまずは鼻にヒアルロン酸注入をした。「値段も2万円ほどだったので、両親に相談はしませんでした。気づいてもいなかったんじゃないかなと思います。友人にも相談はしませんでしたね。整形後にふんわり『あ、いいじゃん』とポジティブな反応をもらったくらい」「注入系は繰り返し続けないといけないので、メスを入れてしまった方が安上がり」と考え、施術して以降は自分の理想を追求、納得したいために整形を繰り返した。整形は外見だけでなく、内面にも変化を与えた。「もともと内気な性格だったので、繁華街で男性に「ブス」と言われることで、他の場所や知り合いにも、そう言われているのかもしれないと思ってしまっていたこともありました。また、異性がいる飲み会でどれだけ頑張っても、まるでそこに存在していない人みたいに目を向けてもらえなかったことも。けれど、整形をしてからはそういうことがなくなりました。一人の人として、対等に扱ってもらえるようになった。人目を気にしないで済むということは、自由に生きられるということだと思います。開放されたような気持ちです」■「世の中の整形に対するイメージを変えたい」顔出しでのSNS発信を決意「整形に対する世の中のイメージを変えたかった」という美容整形ちゃん。「整形は後ろめたい事ではなく、ポジティブに生活できることをたくさんの人に知ってもらいたい」と2019年からYouTubeチャンネルを開設し、「今までに整形した施術を大公開」や「気絶するぐらい痛かった整形4選」「整形する前に絶対やるべきこと」など、自身の体験を通して美容整形に関する情報や施術レポートを配信している。「時代は常に変わっていくので、海外生活で見つけたことや気になったことを、時代の変化に合わせて発信していきたい。いつかクリニックを作りたいと思ったりもするけれど、確実にできるかはわからないから、まだ無責任なことは言いたくないんですよね。とにかく、まずは私がしていかないといけないのは整形に関するイメージアップ。正しい発信をしていきたいです」YouTubeチャンネルでは、自身の整形失敗談も語っているのは、「同じ失敗をしてしまわないように、私のYouTubeを何回も見てほしい」という想いがあるからだという。「仕上がりが思ったようなものにならなくても、自分で把握できていないのが悪いので、自己責任だと思っています。そういうことにならないように、たくさん調べたり、自分で勉強したりしないといけないと思うんです。何かを選択する時は、いつでもそうあるべきだと思います。整形は魔法ではないので、なりたい顔となれる顔が違うこともあります。だからこそ、下調べすることはとても大事です。自分が一生懸命勉強して、考えてやったことなら、たとえ失敗したとしても後悔しないはず。私が自分に厳しいのは、自分が後悔をしないためです」
2022年05月02日モデルの高山都が自身初となるD2Cフレグランスブランド『リ・ローブ(re. L’aube)』をプロデュース。第一弾として2種類のディフューザーを発表した。これまでにアパレルブランドの商品ディレクションや自身の衣食住にまつわる本を多数出版し、ファッションのみならず料理やインテリアなど彼女の世界観が同性から支持を受けている高山。今回は、自身初の取り組みとして、高山自身が感じた心身のバランスの保ち方などから、「香りを通じた心と体の回復」をテーマに、2種のディフューザーをプロデュースした。今回発表したディフューザーは、ヒノキとローズマリーなどを配合し、朝の香りをイメージした「オパラン(Opaline)」とイランイランとラベンダーなどを合わせた夜の香り「イアサント(Hyacinthe)」の2種類。価格はどちらも9,900円(税込)。玄関、リビング、ベッドルーム、キッチン、サニタリールームなど、どんな空間でも楽しめるようになっており、「どこにいても、このディフューザーの香りが漂う場所があなたが一番くつろげる場所になるように」という想いを込めて、フランス語で「居場所」を表す”Ou(※「u」にグレイヴ・アクセント記号がつく)”と名付けられたという。数年前、心身のバランスを崩したことをきっかけに生き方や働き方についての考え方を少し軌道修正していったという高山。「自分を引き上げるのは、結局のところ自分でしかない。『自立』という言葉の意味を考えるようになったのも、この頃からです。(中略)re.L’aubeの香りがあなたに寄り添い、自分らしく生きるお手伝いが出来ますように」と今回プロデュースしたアイテムに込めた想いをコメントしている。『リ・ローブ(re. L’aube)』第一弾ディフューザーは、4月26日(火)より、公式オンラインストアにて発売中。
2022年04月27日「猫なりのごめんなさい」というコメントと共にTwitterにアップされた写真。マンチカンが前足をぴったりくっつけ、お辞儀をしている。猫好きに人気の部位“後頭部”でしっかりアピールするのは、マンチカンのどんぐりくん。まもなく1歳半を迎えるどんぐりくんとの毎日を飼い主さんに聞いた。■もしかして人間なのでは…? 1歳を過ぎ、わんぱくに成長中――「猫なりのごめんなさい」の写真はとてもかわいらしく、猫好きを悶絶させていましたね。本当に謝っているように見えますが、これは何か怒られたときにする行動ですか?はい、怒られたときは自分は悪いことをしたんだな…というのがわかるようで、こんな風にしょんぼりします(笑)。――最近の行動で驚いたことや笑ってしまったことはありましたか?ベランダで洗濯物を干していただけなのに「ママー!ママー!(ニャァー!ニャァー!)」と必死になって呼んできたことです。――ごめんなさいに続き、話すスキルまで…!?(笑) 成長がすごいですね。ハマっている遊びや行動はありますか?コップに入ったお水を飲む動画はTwitterであげましたが、最近そのお水に勢いよく前足を突っ込む、というのをやっています。カッコいいと思ってるようです。■これからもどんぐりのかわいさで癒しを届けたい――27日に初のフォトエッセイ『パヤ毛のどんぐり』(KADOKAWA)が発売になりました。書籍化の話をもらった時の感想は?本を出せるということは、あまりないことだと思うので素直にうれしいな、と思いました!どんぐりのかわいさをたくさんの方に知っていただきたいです。――実際に本を手に取ってみていかがでしたか?100ページを超える想像以上のボリュームで、手ざわりがサラッとしていて良かったです!子猫〜1歳になるまで成長の様子が見れるアルバムのような一冊になりました。――飼い主さんがこだわったところや、見てほしポイントを教えてください。特に「どんぐりママのコラム」、「どんぐりのお気に入りグッズ」を紹介するページです。コラムではどんぐりとの出会いや子猫のときに大変だったことなどを書きました。お気に入りグッズは、スタジオで照明をバシバシ当てながらの撮影をしました!――普段Twitterにアップされている写真とはまた違った表情を見ることができそうですね。最後に、本を手に取ってくれる方、SNSでいつもどんぐりちゃんを見守ってくれるファンの方へメッセージをお願いします。いつもどんぐりを見守っていただき、ありがとうございます!いつも皆さんに「かわいいかわいい」と言っていただけて、幸せに思います。これからも癒しを届けていきたいと思いますので、覗いてやってくださいね。
2022年04月27日