FASHION HEADLINEがお届けする新着記事一覧 (756/866)
各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週金曜日は、代官山蔦屋書店(東京都渋谷区猿楽町17-5)が選ぶ書籍を紹介します。■「世界で見つけた これなぁに? I found it ! Little treasures of the world」神林千夏JALグループの機内誌『スカイワード』で4年間続いた、インテリアスタイリストの神林千夏手掛ける人気連載“世界の国で、み~つけた!”シリーズを再編集した1冊。神林が世界中で集めたユニークなアイテム達を、ちょっとしたエピソードとともに収録。世界にまだ見ぬ面白いものがたくさんあるんだと、改めて再確認でき、思わずこの目で実際に見るため、世界へ飛び出したくなってしまう。【書籍情報】「世界で見つけた これなぁに? I found it ! Little treasures of the world」著者:神林千夏出版社:スペースシャワーネットワーク言語:日本語160ページ/178x150x 15mm発刊:2013年価格:税込1,836円
2015年05月15日ヴィクター&ロルフ(VIKTOR&ROLF)が5月13日から6月9日まで、伊勢丹新宿店メンズ館3階のインターナショナルデザイナーズでポップアップショップをオープンする。15SSコレクションでは“ボディワークス”をテーマに、遊び心に溢れながらも知性を感じさせるアイテムの数々を展開。ナイロンを始めとしたスポーティーな素材と、レザーやコットンといったクラシックな素材を組み合わせて制作された。カラーは男性らしい色合いで構成。中でも今季を代表するボトルグリーンは、アイテムにラグジュアリーな雰囲気を与えている。
2015年05月15日ブックデザインの展覧会「代官山BOOK DESIGN展2015」が、5月14日から6月11日まで代官山蔦屋書店で開催される。同展では、独創性溢れるフィジカルな紙の書籍を紹介。その感触や重さを始め、文字や写真のレイアウト、クオリティの高い印刷など、紙だからこその魅力が詰まった作品の数々が展示される。会場に並ぶのは、国内外で14年に刊行された書籍の中から、代官山蔦屋書店のコンシェルジュが選び抜いた計26点。印刷、装丁、造本など、それぞれに個性を持つ作品が集結した。なお、展示される本はどれも購入可能だ。【イベント情報】代官山BOOK DESIGN展2015会場:代官山蔦屋書店2号館1階 ブックフロア住所:東京都渋谷区猿楽町17-5会期:5月14日~6月11日時間:7:00~翌2:00
2015年05月15日ニューヨーカー(NEWYORKER)が5月23日、一夜限りの無料ジャズライブイベント「NEWYORKER JAZZ NIGHT in GINZA」をニューヨーカー銀座フラッグシップショップで開催する。当日は、ジャズボーカリスト・神谷えりとジャズベーシスト・山本連が生ライブを実施。神谷えりはジャズやハワイアンを始めとした、様々なアーティストとコラボレーションを行うジャズボーカリストとして活躍しており、山本連はトランペット奏者・曽根麻央率いる「Mao Sone Quartet」のメンバーとして、ワシントンD.C.で行われた「全米桜祭り2014」にも参加している。その他、マジシャンのジュンヤがマジックパフォーマンスを披露。また、“ドレスアップ”して来場した人には、銀座のバー「リトル スミス(LITTLE SMITH)」のバーテンダー、松尾一磨によるジャズをイメージしたカクテルが無料で提供される。【イベント情報】「NEWYORKER JAZZ NIGHT in GINZA」会場:ニューヨーカー銀座フラッグシップショップ住所:東京都中央区銀座1-5-13 ゼットエックス銀座ビル1階、2階会期:5月23日時間:17:00~/18:00~/19:00~ (3部制)料金:無料
2015年05月14日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週木曜日は、アート・ブックショップ「ナディッフ(NADiff)」各店がオススメする1冊をご紹介。今回は東京・渋谷の支店 NADiff modern(東京都渋谷区道玄坂2-24-1 Bunkamura地下1階)です。■「エリック・サティ展 」監修:オルネラ・ヴォルタ、訳:大森達次「〈犬のための〉ぶよぶよした前奏曲」など、シニカルでユーモラスなタイトルを作品につけたことでも知られる、フランスの音楽家エリック・サティ。革新的な技法により、その後の西洋音楽に大きな影響を及ぼしたサティだが、その作風と変わった言動から“音楽界の異端児”と称された。鼻眼鏡に山高帽、やぎ髭をユニフォームとし、雨でもないのに傘を持ち歩き、死後、サティの部屋から夥しい数の雨傘の山が発見されるなど、その変わり者エピソードは数知れず。サティが生きた時代、美術の分野ではフォーヴィスム、キュビスム、ダダイスム、シュルレアリスムなど様々な芸術運動が次々と展開。サティは、同時代の芸術家、ピカソやコクトー、マン・レイ、デュシャンなどの作品に強く関心をもち、芸術家たちもまた、サティの音楽を愛し、影響を受け、自らの作品に変換していった。本書は、マン・レイによって「眼をもっていた唯一の音楽家」といわれたエリック・サティの芸術活動に焦点をあて、ピカソ、コクトーなど同時代の芸術家たちとの交流を豊富な作品と貴重な写真で紹介。サティを通して狂乱の時代のパリを感じられる1冊となっている。また、7月8日~8月30日まで、Bunkamura ザ・ミュージアムにて「エリック・サティとその時代展」が開催。会場では、サティの音楽とともに、サティの活動を芸術家との交流なかで捉え、刺激を与え合った芸術家たちの作品を通して、作曲家サティの新たな側面を感じることができる。(※本書は、今回の展覧会のカタログとは異なる)【書籍情報】「エリック・サティ展 」監修:オルネラ・ヴォルタ訳:大森達次出版社:ゆまに書房言語:日本語ソフトカバー/174ページ/B5変型発刊:2000年11月価格:2,700円
2015年05月14日第68回カンヌ国際映画祭が13日(現地時間)、南フランス・カンヌで開幕した。毎年、各国が満を持して送り出す名匠や新星たちの新作映画とならび、女優陣の華やかなドレスも大きな注目を集めているが、果たして今年は?初日のオープニング・セレモニーから大物たちがずらりと出席し、レッドカーペットの沿道では世界各国から集まった記者たちのフラッシュが嵐のように煌めいた。そんな中、首からウエストあたりまで大胆にあいた「ジョルジオ アルマーニ プリヴェ(GIORGIO ARMANI PRIVE)」のドレスで登場したのが、本年度のアカデミー賞で「主演女優賞」に輝いた、ジュリアン・ムーア。トップスはフェザーでデコレーションされ、アクアとブラックのスワロフスキーの刺繍が縫いこまれた豪華絢爛な1着で会場の目を釘付けにした。ムーアのように、今年は、深くV字に切込みを入れたセクシーなネックラインのドレスが目出ったが、その大きくあいた胸元に「ブルガリ(BVLGARI)」の新作ハイジュエリーコレクション「ジャルディーニ・イタリアーニ」を纏って登場したのは、巨匠ガス・ヴァンサント監督の最新作『The Sea of Trees』(原題)でヒロインを務めるナオミ・ワッツだ。このジュエリーは、美しさで名高いイタリアの庭園にインスピレーションを受けたルネッサンス期の花壇を思わせるローマンムードが溢れるダイヤモンドネックレス。「エリー サーブ(Elie Saab)」のドレスの中で、グラマラスな輝きを放ち、大きな注目を浴びていた。また、2010年から「ミス ディオール(Miss Dior)」の広告塔を務めているナタリー・ポートマンは「ディオール(Dior)」の真紅のドレスと、シューズ、クラッチで登場。ブラウンのグラデーションで力強い目元が印象的なメイクもディオールが手掛けた。監督デビュー作となる『A Tale of love and darkness』を引っ提げ、夫で振付師のバンジャミン・ミルピエと仲睦まじい様子で出席した。その他にも、「ランバン(LANVIN)」の濃紺のドレスで登場したシエナ・ミラーや、「ヴィクトリアズ・シークレット」のエンジェルなども務めたモデルのドウツェン・クロースが大胆なスリットが印象的な「アトリエ ヴェルサーチ(Atelier Versace)」の純白ドレスで視線を釘付けにするなど、今年も華やかな競演が真紅の絨毯を賑わせていた。ちなみに、今年のカンヌ国際映画祭には日本から、是枝裕和監督の最新作『海街diary』で4姉妹を演じる綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すずが14日夕方(現地時間)のレッドカーペッドに出席する予定となっており、どんなファッションで登場するのかにも注目が集まっている。
2015年05月14日最先端の人工知能(AI)を搭載した、ファッションセンス学習人工知能AIロボットアプリ「SENSY(センシー)」。このほど、同アプリを運営するカラフル・ボードが4月に、ACAが運営するファンドや国内事業法人などを引受先とする第三者割当増資により、1.4億円の資金調達を行ったことが発表された。同アプリは、慶応義塾大学と千葉大学との共同で開発され、2014年にリリースされたもの。表示される提携ブランド(日本最大級となる2465ブランド/4月時点)の服を、ユーザーが「好き」か「嫌い」で分類していくことで、人工知能がユーザーの“感性”を学習していき、専属のスタイリストのように世界中のECサイトから、ユーザーの感性にあった商品を提案してくれるAIロボット型のアプリだ。IZUMIや海野ルナなどのモデルを始め、Kumiko Kobayashi、Masaaki Mitsuzonoなどのスタイリストたちの人工知能も公開されており、その“感性”に沿って商品を選ぶことも可能となっている。また、「Perfume」の舞台演出でカンヌ国際広告祭で受賞し、“Apple社が選ぶ先駆的30人のクリエイター”にも選出された、ライゾマティクス(rhizomatiks)の真鍋大度氏が、アートディレクションおよびUIデザインを担当した。今回の資金調達を得たことでカラフル・ボードは今後、今年3月に行われた「SENSY」を使用したブランド実店舗での接客サービスの実証実験をもとに、人型ロボットや各社のECサイトに「SENSY」を埋め込んでいく予定だという。さらに、ファッションの分野のみならず、食、映像、音楽、旅行、ヘルスケアなどライフスタイル全般で「SENSY」の可能性を模索していくよう。また現在、米アマゾン・ドットコム傘下の米ショップポップ・ドットコムやイタリアのユークス・グループと提携しているが、今後はさらに韓国、台湾など東南アジアを中心とした海外市場への展開も積極的に行っていく予定だという。近未来として語られてきたことが今、少しづつ“カタチ”をとりつつあるよう。買い物の未来を変えそうな新テクノロジーに注目が集まりそうだ。
2015年05月14日ビューティフルピープル(beautiful people)が、伊勢丹新宿店本館2階センターパーク/TOKYO解放区に5月19日まで期間限定ショップをオープン中だ。会場では同ブランドの新ラインとなる「ルーチン フォー ビューティフルピープル(ROUTINE FOR beautiful people)」がデビューし、各アイテムの販売もスタートした。「ルーチン フォー ビューティフルピープル」は、三越伊勢丹でのみ限定展開される新ラインで、テキスタイルデザイン、パターンメイキング、縫製仕立てまで、洋服を製作する全工程において、“日本”を意識し、日本の産地と協同して製作された“究極の定番”コレクションだ。新ラインとなる、吊り裏毛フードパーカー(2万5,000円)は、ふっくらとした形状を保つことができる吊裏毛を使用し、キッズサイズでコンパクトなサイジングに。表の糸に“形状のある糸”を使用することで、うっすらとパーカー表面に現れる凹凸感が楽しめる。この吊裏毛は、独特な生地の肉感と弾力があり、着用と洗濯を繰り返しても生地の形状が変わらないのも特徴だ。パネルボーダーバルーンTシャツ(1万7,000円)は、Rマークのワンポイント刺繍が入っており、繊維の長さが長いスピーマ綿を原料とした糸を使用しており、耐久性にも優れている。同じく、パネルボーダーのワンピース(2万8,000円)は、切り替えボーダーのバスクシャツワンピースで、こちらもスピーマ綿を使用、強度が高い上にしっとりと柔らかく、光沢感もある。スビンジャージーTシャツ(1万円)は、インドの超長綿と海島綿を交配して生まれた、スビン綿を原料とする糸を使用。スビン綿は、他の綿糸と比較しても細いため、柔らかく独特のぬめり感が表現されるのが特徴だ。会場ではこのほか、「ビューティフルピープル」の15SSテーマである“テニス”をテーマにしたコレクションや、スポーツ用品ブランド「フィラ(FILA)」とコラボレーションしたTシャツ、ポロシャツ、パーカー等も紹介されている。
2015年05月14日ブラジルのサンダルブランド「イパネマ(Ipanema)」が5月16日~8月末までの期間限定で、日本初となる直営店「イパネマ 東京(Ipanema TOKYO)」を東京・渋谷(東京都渋谷区神宮前6-23-6)にオープンする。。イパネマは「メリッサ(melissa)」などを展開するブラジルのフットウエアメーカー、グレンデーネ(Grendene)によるサンダルブランド。ブランド名はブラジルで最も美しいとも言われるリオデジャネイロにあるビーチ、イパネマビーチに由来している。ブランドの特徴となっているのが、ソールだけでなく装飾にも用いられているPVC素材。オーソドックスな鼻緒型のビーチサンダルから、ジュエルやメタルビジューのような装飾を施したものまで、高精度のプリント技術や装飾技術を用いて、旬のトレンドを反映したアイテムを展開している。今回オープンするショップは、2フロア構成で総面積は60平方メートル。店内はイパネマビーチにある旗艦店「カーサ イパネマ(Casa Ipanema)」の雰囲気と、ブランドのモダンなイメージを融合してデザインされた。1階では「FIT SUMMER PM81564」(2,300円)や「ATHENA PM81518」(3,000円)を始めとしたブランドの全コレクションを展開。2階では「メリッサ(melissa)」のディフュージョンライン「メル(mel)」を始め、「グレンダ(grendha)」や「ザクシー(ZAXY)」など、グレンデーネの展開ブランドによるアイテムをフルラインアップで揃える。
2015年05月14日イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE INC.)が展開するブランド「ハート(HaaT)」が、日本で作るテキスタイルに焦点を当てた企画展「Heart in HaaT」テキスタイル展を5月21日から27日まで、昨年の東京展からの巡回として、福岡・福岡市のレソラ天神5Fレソラホールで開催する。「ハート」は、テキスタイルデザイナーの皆川魔鬼子とハート企画チームが2000年に立ち上げたブランド。ブランド設立時より日本で作るテキスタイルにこだわりをもち、日本の産地と協力しながら、新しく開発した技術を現代の服に生かしてきた。本展は、昨年の8月に東京で開催された展覧会が福岡に巡回するもの。00AWから最新の14AWまで、15年にわたるブランドアーカイブの中から厳選した服や小物を通して、シーズン毎に開発してきた新しいテキスタイルの魅力を紹介。ルーペのように糸や技法の細部を拡大したように見ることができ、しずくや水滴をイメージした展示など、今まで見たことのないアプローチから、テキスタイルの制作技法を紹介する。23日14時からはトークイベントを開催予定。また8月には大阪への巡回を計画している。【イベント情報】「Heart in HaaT」テキスタイル展会期:5月21日~ 27日会場:レソラ天神5Fレソラホール住所:福岡県福岡市中央区天神2-5-55時間:11:00~18:00
2015年05月14日ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HEVIN)が、素材と品質にこだわるジュース工房「アラン・ミリア(Alain Milliat)」とのコラボレーションライン「Apero Gourmand JPH + AM2015」を展開中(~8月31日まで)だ。同ラインではフランスの“アペロ”と呼ばれる食文化を提案。食前酒の略でもある“アペロ”は、フィンガーフードをつまみながらおしゃべりとお酒を愉しむ文化のことを指す。フランスでは陽が長くなる春から夏の終わりに掛けて、街中のカフェテラスや公園などで盛んに行われているものだ。今回のコラボレーションでは、ジャン=ポール・エヴァンのブティックにて、ブランドのスイーツと合わせて、アラン・ミリアによる月ごとに異なるフルーツドリンクとのマリアージュを展開。5月はイチゴの“フレーズ ネクター”とショコラのマリアージュが展開される。「アペロ グルマン“アフォガート”」(税込1,322円)は、グラススイーツ「グラス オ ショコラ ドゥ」とフレーズ ネクターを組み合わせたもので、イチゴの酸味が、濃厚なミルクチョコレートの風味を軽やかに引き立てる。その他、フレーズ ネクターを用いたシャンパンカクテルとプティ タルトをセットにした「アペロ グルマン ムニュ デリス デテ」(税込1,512円)や、フレーズ ネクターをペリエで割ったカクテルとともにタルト ショコラが楽しめる「アペロ グルマン ムニュ ブリーズ デテ」(税込1,556円)などがラインアップ。またテイクアウト用に、ジンジャーやシナモンなどの5種のスパイスを効かせた「ケーク オ ショコラ グラン」とフレーズ ネクターの詰合せ「コフレ フレシュール デテ メ」(税込4,266円)を発売。さらに、オンラインブティック限定で、フレーズ ネクターとともにフィナンシェとボンボンショコラを詰めた「コフレ フレシュール デテ メ WEB限定」(税込5,124円)をリリースする。なお、6月は白桃の「ペッシュブランシュ」、7月は「マンゴ」、8月は洋梨の「サマーペア」のドリンクが登場する。また、ジャン=ポール・エヴァンのイートインスペース、バー ア ショコラの“本日のジュース・ネクター”でも、アラン・ミリアのジュースを発売。月ごとに展開されるドリンクに加え、5月~8月に掛けてはジューシーなアロマが特徴の「パイナップル ジュース」が、6月~8月に掛けてはエクアドル産のパープルパッションフルーツを使用した「パッション ネクター」が並ぶ。
2015年05月14日今、とにもかくにも“白”のアイテムに注目が集まっている。“白”という無彩のカラーが放つクリーンなパワーで、たちまち軽やかさと洗練されたモードが手に入るからだ。ミニマムなオールホワイトの着こなしも魅力的だが、トップス、ボトムス、シューズなど、ホワイトカラーのアイテムが豊富にそろう今シーズンはコーディネートのアクセントとして“白”を謳歌したい。しかし、簡単なようでいて難易度の高い“白”のスタイリング。そこに成功の法則はあるのだろうかーー?そこで、ファッション誌から国内外のタレントやモデルのスタイリングを手掛けるスタイリストの林素子さんに、効果的な“白”の取り入れ方と今もっとも注目しているアイテムについて取材した。取材当日は爽やかな風が吹く初夏の陽気。林さんは「アクネ ストゥディオズ(ACNE STUDIOS)」のカットソーに「サカイ(sacai)」のサイドプリーツスカート、足元には「リーガル(REGAL)」から先シーズンデビューしたばかりの『プレミアムライン』のF06F BH(BRWT)をコーディネート。レザージャケットは「ベルシュカ(Bershka)」、バッグは「サンローラン(Saint Laurent)」のSAC DE JOUR。ハイアンドローをミックスしながら仕立ての良いアイテムをサラリと気負いなく着こなす林さんらしいスタイリングだ。「今日はスカートとシューズにポイントとして“白”を取り入れ程よいヌケ感を作りました。“白”を効果的に見せるためには、まず素材選びにこだわること。これからの季節にはシースルーやメッシュなどの軽やかな素材がオススメ。くすみのないクリーンな白色を選ぶこともスタイリングを成功させる秘訣です」独特なシルエットのラップスカートから覗く白のプリーツシフォン、ブラウンと白のコンビネーションがハンサムな着こなしに最適なレザーシューズ。こんな風に一点でも存在感のあるアイテムを投入することでコーディネートのレベルがぐんとアップする。さらに、林さんのように全身をベーシックカラーでまとめた上で“白”の分量にこだわれば完成度の高いスタイリングが出来上がる。「全身の1/3を“白”に変えるだけでも今年らしいクリーンな印象に。テクスチャーの異なるアイテムを組み合わせることでコーディネートの単調さも回避できます。足首などの華奢なパーツを見せてヘルシーにスタイリングを楽しんでください」と林さん。この夏、白コーデを完成させるテクニックとして覚えておきたい。そして今、もっとも注目度が高く汎用性があるのは白シューズ。林さんもすでに日常的に取り入れているという。今シーズンのリーガルの『プレミアムライン』には、林さんが着用したシューズの他にもF08F BHやF24F CD(6月下旬発売予定)などのメンズライクなレザーシューズや、F23F CC(GOWT)など“白”をポイント使いしたシューズがラインアップ。夏のカジュアルなスタイルにもまろやかに馴染み女性らしさを引き出してくれるとあって、スタイリストをはじめとする業界人から“指名買いアイテム”として注目されている。林さんのアドバイスを参考に、最旬の“白”コーデにオールマイティーな魅力を持つシューズを取り入れて、この夏のスタイリングをブラッシュアップしてほしい。
2015年05月14日ドイツのアイウエアブランド「マイキータ(MYKITA)」と「メゾン マルジェラ(Maison Margiela)」の新作コラボレーションサングラスは、トロンプルイユのようなデザインがユニーク。アセテート製のフレームは、緻密な設計のもと、濃度の異なる色2パーツが前後で重なり、従来のフレームの概念を逸脱するような不思議な凹凸を生み出している。クリアな面が前に出ている変形ウェリントン型の「MMDUAL004」と、色の濃い面が前に出ている変形ボストン型の「MMDUAL001」の2タイプで、価格はそれぞれ5万6,500円。カラーは写真のグレーの他にネイビーも展開されている。精密な手工業と最新テクノロジーを持つマイキータと、モダンでハイエンドなデザイン性を追求するメゾン マルジェラのクリエーションが合わさることで生まれた、個性的なサングラスだ。<問い合わせ先>コンティニュエTEL:03-3792-8978
2015年05月14日アン・ハサウェイ(Anne Hathaway)、メリル・ストリープ(Meryl Streep)をキャストに迎え、華やかなファッション業界の裏側を描き、大ヒットを記録した映画『プラダを着た悪魔』(’06)を、ブロードウェイでミュージカル化する計画が進行中のようだ。本作は、ファッションに無頓着なジャーナリスト志望の主人公・アンドレアが、たまたま受かった一流ファッション誌の編集部で、悪魔のような上司に振り回されながらも前向きに成長していく姿を描いたもの。映画版では、メリル・ストリープが米『VOGUE』誌の“鬼”編集長アナ・ウィンター(Anna Wintour)をモデルにしたミランダを演じ、そのアシスタントであるアンドレアをアン・ハサウェイが演じた。公開当時は、「プラダ(Prada)」を始めとする劇中に登場する数々のファッションと、働く女性たちの心を代弁したかのようなセリフで多くの女性たちを魅了した。今回のミュージカル化の話は、ブロードウェイの舞台を数多く手がけてきた名プロデューサー、ケヴィン・マッカラムが「AP通信」に語ったことで明らかとなったもの。同氏はこれまでに、“舞台版アカデミー賞”と言われるトニー賞において「作品賞」を4度も受賞しており、2013年に、米20世紀フォックスの映画作品をミュージカル化するプロジェクトで同スタジオと協力関係を結んでおり、『プラダを着た悪魔』に加え、昨年他界した故ロビン・ウィリアムズ主演のヒット作『ミセス・ダウト』のミュージカル化にも興味を示しているとのことだ。ミュージカル版の詳細は、上演時期を始め、キャスト・スタッフに至るまでの一切が現時点では不明だが、映画版のキャストたちは以前、舞台化への出演に意欲を示していただけに、海外メディア各紙ですでにアン・ハサウェイらオリジナル・キャストの起用についての予想が飛び交っており、今後大きな注目を集めそうだ。ちなみにアン・ハサウェイのSNSで今回の企画に触れる内容は、話が浮上してからも一切語られていない。
2015年05月13日サイエンスなのか、アートなのか、フィクションなのか、リアルなのか…。「バイオテクノロジーの力で、現代版のアフロディーテを作ちゃおう!というのが今回のプロジェクト」と話すのは、グッチ(GUCCI)新宿で開催中の「Tranceflora - エイミの光るシルク」展を企画・主導したスプツニ子!。同展はスプツニ子!が勤めるMITメディアラボでの研究発表の場で、彼女の斬新なアイデアがグッチの目に留まったことがきっかけで始まったのだという。アフロディーテはギリシャ神話に登場する、愛と美と創造の女神。“海から生まれ、薔薇の香りに包まれ、オリンポスの神々を魅了した”というエピソードは今回の展示テーマに通ずるものがある。彼女のインスピレーション源となったのは「1966年からあるグッチの『フローラ』。植物や花や昆虫をモチーフにしているが、環境やバイオテクノロジーによって自然そのものが変様している。フローラの未来を考えたときに、『トランスフローラ』をプロジェクトのテーマにしようと思った」と話す。2008年に光るシルクの開発の成功した、筑波の農業生物資源研究所(以下、生物研)とのコラボレーションによって、同プロジェクトは始動。「最先端のシルクをあえて400年以上の歴史がある西陣織に織り込む事で、伝統と革新がドッキングしたものにしたかった」とスプツニ子!。この光るシルクの西陣織を作る為、プロジェクトユニット「ゴオン(GO ON)」のメンバーでもある細尾真孝に製作を依頼した。この生地を使ってエイミの“勝負ドレス”に仕上げたのは串野真也だ。生物研は、現在、スプツニ子!と共同で薔薇の香りがするシルクや、オキシトシンという恋愛ホルモンが組み込まれたシルクも開発も始めており、既に“恋に落ちるかもしれないシルク”の開発に着手。完成までに半年から1年を見込んでいるそうだ。つまり光るシルクでドレスを作る構想は、海から誕生したアフロディーテを神話からリアルにする為のファーストステップ。海の生物であるクラゲや珊瑚から発光する遺伝子を取り出し、その遺伝子を注入した蚕からできた糸を使っている。今後、薔薇の香りのシルク、恋するかもしれないシルクが完成すれば、近い将来、現代版アフロディーテは現実のものになるだろう。ベルベッタ・デザイン、長谷川喜美の手がける幻想的な空間に、光るシルクのドレスや、光る遺伝子を注入された蚕の成虫の標本、紡がれる前の糸や生地が展示されている。来場者にはLEDライトの光をカットするフィルム眼鏡が配られる。会場内は光るシルクを効果的に演出するため、LED照明でライトアップしているが、この眼鏡を通して見る事で自然な状態の色も観察することができる。メインビジュアル・ショートフィルム・ロゴデザインを手がけた泉谷和範と、フォトグラファーの亀井隆司のふたりによって、フューチャリスティックなエイミの世界観がビジュアルと映像作品に落とし込まれた。進化するバイオテクノロジーと伝統技術によって紡ぎ上げられたフローラの未来像を目の当たりにすることで、ファンタジーとリアルの境界線が曖昧になったような感覚を味わえるだろう。【イベント情報】「Tranceflora - エイミの光るシルク」展会場:グッチ新宿3階 イベントスペース住所:東京都新宿区新宿3-26-11 新宿高野ビル期間:4月23日~5月17日時間:11:00~20:00入場無料・会期中無休
2015年05月13日商店街を少し逸れ、古い民家と民家の間の細い道。一見するとまるでお店があるようには思えない、民家に溶け込んだ場所に神楽坂の花屋「てん.(te-n.)」はある。扉を開けるとその外観からは想像もつかないほどカラフルでファンタジック、まるでグリム童話の中へ迷い込んでしまったかのような世界が広がる。『白雪姫』に出てくるような赤いきのこのテーブルと椅子や、大きなしまうま、デコレーションされたシャンデリア、天井からは沢山の鳥かごが吊るされている。これらのアンティーク品は、海外などで好きな物を集めた数々だ。アレンジメントフラワーは、大振りのバラを中心に、テトラゴナ、オレガノなどのグリーン、多肉植物が味のあるアンティークの器に盛り込まれる。だが、花だけじゃないのが「てん.」らしさ。最後にグリーンやイエローのカラフルボールと星のパネルをトッピング。このように「てん.」では、星、ボール、毛糸などカラフルな素材や、ドライフラワー、鳥かごを使った独自のアレンジが、通な人から地元の小学生までにも愛されている理由。そしてアイデアは、ギフト用ブーケ、アレンジメントフラワー、イベント装飾だけに止まらず、ウィンドウディスプレイ、撮影用の装飾、更には、結婚式の提案も行っている。ブーケ、メインテーブル装飾、ゲストテーブル装飾だけでなく、エントランスの装飾や、会場内のメインオブジェ、アクセサリーの制作も。以前オーダーを受けた際に制作したウサギ(新婦)とライオン(新婦)のパネルも店内に飾られている。不定期で開催される、ブーケやクリスマスリースなどを一緒に作るワークショップなど花にまつわる様々な活動に注目したい。子供の頃に夢見たグリム童話の世界が実在したような花屋。お店は不定休につき、来店する際は電話で確認をするとよい。【ショップ情報】てん.東京都新宿区水道町1-9 神楽坂しのぶ荘 1階奥電話:03-6280-8478FAX:03-6280-8479定休日:不定休
2015年05月13日三越伊勢丹HDは今冬パリの日本文化会館1階(101bis,quai Branly-75015 Paris)にクールジャパン事業の一環として、小型店舗を出店する。店舗面積は87平米で、同社が2015年から新たな企業メッセージとして発信している「this is Japan」を基軸とした「ジャパンプレミアム」のコンテンツのマーケティング、及び今後の検討材料としている欧米の成熟市場に向けた小型店舗出店への情報収集のためのアンテナショップという位置付けで、年内にオープンする予定。2013年に設立された「クールジャパン機構の第一出資社として参画している同社は、2013年2月に若手女性社員チームにより企画されたニューヨークでのポップアップストア「NIPPONISTA」を期間限定でオープン。今冬にはマレーシアのLOT10店のリモデルに際し、同社が展開する「JAPAN SENSES」を軸に全館で日本の優れたモノ・サービスを提案するなど、「クールジャパンによる海外における新たな価値創造」を中期計画の海外事業戦略のひとつとして事業拡大を図って行く方針。なお、国内のインバウンド対応に関しては、今秋に三越銀座店8階のワンフロア3300平米でラグジュアリーブランド、化粧品、ジャパンプレミアムを中心とした市中免税店をオープン。これは、同店のインバウンドの売り上げが全体の15%に達したためで、「百貨店の大分類のなかで15%を超えたということは、そのお客さまに向けた対応が店として必要と判断したため。全社的なインバウンドの売り上げ目標は現段階では未設定」と大西洋・三越伊勢丹HD代表取締役社長執行役員。市中免税店のオープンに合わせ三越銀座店では、グローバルストアに向けた全館再編を行い、長期的に前期(2015年3月期)の売上高744億円から1000億円を目指す店舗として、ジャパンプレミアムの全館展開、販売サービスのグローバル対応、外国人顧客の固定化に向けて再編を図る。
2015年05月13日6月14日、“日本最南端の夏フェス”「TROPICAL LOVERS BEACH FESTA 2015」が石垣島・フサキリゾートヴィレッジにて開催される。出演アーティストは「PUFFY」、「スチャダラパー」、「氣志團」、石垣島出身の4人組バンド「トレモノ」、男女デュオ「ハンバートハンバート」、「SPECIALOTHERSACOUSTIC」、MINMI、「きいやま商店」、「LAMPINTERREN」らに、最終発表で「でんぱ組.inc」が加わり、全アーティストが出揃った。過去最多10組のアーティストが、日本最南端の野外フェスを盛り上げる。会場では、各種アクティビティーも体験可能だ。目の前に海が広がるフェスならではのアクティビティーとして、SUP(スタンドアップパドルボート)、シーカヤック、フライボードといったマリンアクティビティが楽しめる。また、会場ではシーサー作り、島のソーセージ作り、キャンドルワークショップなど島素材を使用した石垣島ならではのワークショップも開催される他、親子での参加者にも嬉しいキッズのためのイベントも予定されている。さらに、フードエリアでも沖縄ならではの体験が可能。八重山そばやタコライス、島かまぼこ、鬼ささなど島ご飯を豊富に用意。豪華な10組のアーティストのライブのみならず、石垣島を旅した気分を満喫できるイベントとなりそうだ。【イベント情報】「TROPICAL LOVERS BEACH FESTA 2015」開催日程:2015年6月14日会場:石垣島・フサキリゾートヴィレッジ時間:14日(日)OPEN/START12:00/12:30、CLOSE21:00 (予定)
2015年05月13日4月25日にオープンしたばかりのセレクトショップ「レショップ(L’ECHOPPE)」に、1980年のフランスでロレンツォ・ペルシコが設立したアイウェアブランド「サンロック(SUNROCK)」のデッドストック品「クリップオンサングラス」(3万3,000円)が販売されている。やや大きめのラウンドレンズは、クリップオン式でサングラスとしても2バージョン楽しめる優れもの。キャッチーなショッキングピンクと、フレッシュなエメラルドグリーンのフレームとボリュームのあるテンプルが、レトロ&ポップ。知的な印象を与えるボストン型で、遊び心のあるカラーとのコンビネーションが面白い。デットストックならではの風合いとヴィンテージ感を味わえる。<問い合わせ先>レショップTEL:03-5778-3522
2015年05月13日夏に向けた浴衣の着こなしセミナー「今年は自分で着られるようになる!ゆかたの着こなしとヘア&メーキャップ講座」が、6月6日に東京・銀座の資生堂花椿ホールで開催される。セミナーには広告を始め、着物のデザインなどを手掛ける「西岡ペンシル」の代表、西岡範敏が登壇。自分に似合う浴衣選びにも参考になる、柄や染め、素材といった浴衣の基礎知識に講義が行われる。続いて、資生堂トップヘア&メイクアップアーティストの鎌田由美子が、浴衣に合うヘアとメイクを参加者に直接レクチャー。さらに、「自分で15分で着られるようになる ゆかた着付け実習会」と題し、初心者でも手早く浴衣の着付けが出来るようになる実習が実施される。その他、同会場でしか試着出来ない資生堂が運営する「SHISEIDO THE GINZA」のオリジナル浴衣を始めとした、各種浴衣や帯、和風小物の試着や予約なども行われる予定だ。なお、実習で使用する浴衣は持参したものでも可。自身の浴衣を持っていない場合は、貸出も行われる。定員は各回35名。5月19日より申込み受付を開始する。【イベント情報】「今年は自分で着られるようになる!ゆかたの着こなしとヘア&メーキャップ講座」会場:資生堂花椿ホール住所:東京都中央区銀座7-5-5 資生堂銀座ビル3階会期:6月6日時間:10:30から、13:30から(2回開催、各回約2時間)料金:税込3,000円
2015年05月13日銀座三越では、5月13日、フランスのスイーツやグルメを中心に紹介するイベント「食のフランスフェア」がスタートした。会期は18日まで。今回のテーマは「アルチザン(職人)の技」。会場にはフランス菓子のパティシエやフレンチのシェフら合計8名が来場、その技術と経験から生み出された自らの商品を紹介する。M.O.F(Meilleur Ouvrier de France/フランス国家最優秀職人)グラシエ部門で外国人として初めてファイナリストに選ばれたパティシエの「浅見欣則(ヨシノリ・アサミ)」は、美しい断面でオレンジ味のケーク ショコラ オランジェ(2,000円)、2種類のショコラを楽しめるサブレプレッツェル(1,700円)、ヨーグルト風味のソフトクリーム(450円)などを販売する。東京ミシュランで二ツ星を獲得したフレンチ「エスキス(ESqUISSE)」のシェフ・パティシエである成田一世は、クレームブリュレ(2,316円)やバニラとラム酒の風味が香るカヌレ(279円)を展開。2009年に「パティシエ・シマ(PATISSIER SHIMA)」のエグゼクティブシェフに就任した島田徹も来場、クロワッサンを中心としたパンを紹介。クロワッサン・イズニー(300円)、パンオショコラ(250円)、パンオレザン(250円)など。2014年、東京・都立大学駅近郊に自身の店「アディクト オ シュクル(Addict au Sucre)」をオープンした石井英美は、銀座三越初登場。パリブレストをアレンジしたパリ ブレスト ノワゼット オランジュ(521円)や、フランボワーズジャムが入った苺のケーキ(521円)を販売する。「マ・プリエール(Ma Priere)」を手掛けるショコラティエの猿舘英明は、2014年版C.C.C.セレクション・ジャポンで5タブレット(5ツ星)を獲得。カカオを使用したショコラクリームが中に入った、シューペパデオーロ(521円)、ハート型のショコラプリン(521円)を展開する。このほか、来場するのは、フランス菓子研究家の大森由紀子、「セ・モア(C’est Moi!)」の野本孝司シェフ、「レザンファン ギャテ(Les enfants gates)」の伊藤克也シェフら。また、会場では2002年度、全日本最優秀ソムリエ、阿部誠がオーナーソムリエを務めるシャンパーニュ専門サロン「サロン・ド・シャンパーニュ ヴィオニス(Salon de Champagne Vionys)」の特設コーナーが設置され、日替わりで同氏厳選のシャンパーニュが紹介される。
2015年05月13日カルバン・クライン コレクション(Calvin Klein collection)のウィメンズにおけるクリエイティブディレクター、フランシスコ・コスタ(Francisco Costa)がニューヨークの美術大学、プラット・インスティチュート(Pratt Institute)による「ファッションショー+カクテルベネフィット」で賞を受賞した。同賞では毎年、ファッション業界で際立った功績を挙げた人物を選出している。過去にはファッションデザイナーのトム・ブラウン(Thom Browne)やカルメン・マーク・バルボ(Carmen Marc Valvo)などが受賞している。今年は、業界で20年以上に渡って優れたデザインを生み出し続けているフランシスコ・コスタを選出。授賞式は5月7日に行われ、プレゼンターは5月にメトロポリタン美術館で開催された「コスチューム・インスティチュート・ベネフィット」に、フランシスコ・コスタとともに出席した女優のローズ・バーン(Rose Byrne)が務めた。その際、ローズ・バーンは15年秋のカルバン・クライン コレクションで展開された、新緑色と黒のパッチワークが施されたレザーのノースリーブドレスを身に纏って登場。足元は同コレクションの編み込みレザーサンダルで合わせていた。
2015年05月13日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週水曜日は、京都に店舗を構える、本と本にまつわるあれこれをセレクトしたショップ、恵文社一乗寺店(京都市左京区一乗寺払殿町10)がオススメする書籍を紹介します。■「Illustrator’s Things」オ・ヨンギョン(Oh Yeonkyung)韓国の女性イラストレーター、オ・ヨンギョンが身のまわりのお気に入りアイテムを描き集めたドローイングブック。"WORK THINGS"、"BEAUTY ITEMS"、"TOYS"、"SWEETS"などの項目に分類されたカラフルな日用品の数々。雑誌に書籍、清涼飲料水まで、驚くほど日本の商品が多く、隣の国でも、日本の輸入品がクリエイターたちに愛されていることがよく分かる。また、ウェス・アンダーソンのDVDや「ケイト・スペード ニューヨーク(kate spade new york)」のiPhoneケースなど、日本と変わらぬセンスが興味深い。【書籍情報】「Illustrator’s Things」著者:オ・ヨンギョン言語:韓国語ソフトカバー/492ページ/140×185mm価格:3,500円
2015年05月13日渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで、「異端の作曲家エリック・サティとその時代展」を7月8日~8月30日まで開催されることが決定した。20世紀へと向かう世紀転換期に活躍し、マン・レイによって「眼を持った唯一の音楽家」と評されたフランスの作曲家エリック・サティ。その新たな側面を、同時代の芸術家たちとの交流の様相から探る5章立ての展覧会だ。第1章では、多くの芸術家たちが集ったモンマルトルのキャバレー「シャ・ノワール(Chat noir)」で芸術的刺激を受ける初期のサティに焦点を当てる。第2章では、秘教主義思想家・ペラダンとの別れ、ミサ音楽の制作や教会誌出版などといったサティ独自の活動の展開を追う。第3章では、作曲家・ラヴェルとの出会い、シャルル・マルタンによる挿絵入り楽譜集「スポーツと気晴らし」のための作曲など、パリ郊外のアルクイユ=カシャン滞在時にサティに訪れた転機に焦点を当てる。第4章では、バレエ・リュスの公演「パラード」のための作曲をきっかけとするピカソやコクトー、さらにピカビアやダダイストらとの出会いの様相、また同時期のブランクーシやブラック、マン・レイらがサティとの交流から生み出した作品を紹介する。第5章では、没後生み出されたオマージュ作品などから、国外にまで轟く名声を得た晩年のサティを紹介する。また、サティと同時代に製造されたベヒシュタインのピアノ演奏を聴きながら作品を鑑賞できるイベントなども企画されている。【イベント情報】「異端の作曲家エリック・サティとその時代展」会期:7月8日~8月30日会場:Bunkamura ザ・ミュージアム住所:東京都渋谷区道玄坂2-24-1時間:10:00~19:00(入館は18:30まで、金曜・土曜は21:00まで)料金:一般1,400円、大学・高校生1,000円、中学・小学生700円休館日:無休
2015年05月13日東京・六本木のホテル「グランド ハイアット 東京」館内のスイーツブティック「フィオレンティーナ ペストリーブティック」から、スイーツを中心とする夏季限定メニューが登場。夏のフルーツを贅沢に用いたスイーツ及び、人気レストランとコラボしたカレーパンやキッシュが限定販売される。スイーツでは、透明のグラスの中に旬のフルーツを盛り込んだ「サマーベリーヌ コレクション」(各750円)が登場。新作7種を含む全8種類が用意されている。新作のラインナップは、ふんだんに敷き詰めたマンゴーのスライスの上に、杏仁風味のココナッツムースを重ねた「マンゴーとココナッツのベリーヌ」や、フルーツの甘酸っぱさとバニラムースの甘みが織りなすハーモニーが特徴の「アナナスとパッションフルーツのベリーヌ」など。「ライムとレモングラスのベリーヌ」はレモングラスのムースとメロン、ライムゼリーを重ね、涼し気な見た目に仕上げられた。「ピーチと紅茶のベリーヌ」に用いられたのは、ピーチフレーバーの紅茶ムースにピーチ、紅茶ゼリーなど。その他、「バラとラズベリーのベリーヌ」、「ブドウと白ワインのベリーヌ」、「キャラメルとラムレーズンのトライフル」の新作に加え、「ピーチとスプマンテのベリーヌ」が提供される。また、フレッシュなフルーツを主役にしたケーキ「サマーフルーツコレクション」も登場。「スイカのショートケーキ」(700円)では、夏フルーツの代表格とも言える瑞々しい旬のスイカが、生クリームとスポンジと合わさって絶妙なハーモニーを奏でる。その他、色鮮やかな赤肉と青肉の2種類のメロンを用いた「メロンのショートケーキ」(1ピース/700円、ホール/2,900円)、ハイビスカスオイル入りのフルーツゼリーを使用した「ハイビスカスのパウンドケーキ」(2,400円)などが揃った。その他、7月1日~8月31日までの期間には、イルカやスイカ、クラゲ、ハイビスカスなどの夏らしいモチーフを型どり、すべてハンドメイドで仕上げた全8種類の「サマークッキー」(各800円)も提供される。さらに、7月にはベーカリー料理長を務める本田修一と同ホテルの各レストランが共同で作り上げたカレーパンも夏季限定発売。イタリアンカフェ「フィオレンティーナ」とのコラボレーションで制作されたのは、オリジナルビーフカレーをピザ生地に包み揚げたビーフカレーパン(300円)。オールデイダイニング「フレンチ キッチン」とはエスカルゴを用いたエスカルゴカレーパン(380円)を、旬の食材を鉄板焼きで提供する「けやき坂」とは、和牛を用いたカレーをソフトロールの生地で包んだ和牛カレーパン(380円)が制作された。また、半熟卵とスパイシーカレーをミルクロールの生地で包んだ「フィオレンティーナ ペストリーブティック」オリジナルカレーパン「半熟卵のスパイシーカレーパン」(300円)も取り扱われる。同じく7月には、ズッキーニやパプリカを用いた「夏野菜のキッシュ」(600円)も登場。8月には夏野菜に加え、ポルチーニと2種類のチーズを用いた限定キッシュ(800円)も提供される。
2015年05月13日三越伊勢丹ホールディングスは、同社が運営するECサイト「伊勢丹オンラインストア」と、「三越オンラインストア」のリニューアルオープン1周年を記念し、期間限定で送料無料サービスを実施するキャンペーンを実施している。このほか、三越伊勢丹バイヤーが推奨する夏物商材なども両サイトで展開している。5月20日午前10時まで。今回、実施される送料無料サービスは、同サイトにおいて、1回の購入金額合計が税込1万円以上の場合に限り、送料が無料になるというサービスだ。また、会期中、同社発行のエムアイカードで、税込1万円以上を購入した先着1,000名には保冷保温バッグがプレゼントされる。両サイトではリニューアルを記念し、同社担当バイヤーが推奨するアイテムを特別にECで販売。伊勢丹オンラインストアでは、「アディダス オリジナルス(adidas Originals)」のスニーカー(ZX 700 KTC/1万4,000円)をはじめ、テディベアで有名なドイツの「シュタイフ(steiff)」社と「ドレストリップ(drestrip)」、「ロアー(roar)」がトリプルコラボレーションしたベアのぬいぐるみ(3万8,000円)、「資生堂」のルームリネンスプレー(5,000円)、ニコライ・バーグマン(Nicolai Bergmann)の限定プリザーブドフラワーアレンジメント(1万7,000円)など、ファションからライフスタイルアイテムまで多岐にわたる。三越オンラインストアの“三越バイヤーおすすめベスト10”では、バイヤーが同社プライベートブランドを中心に紹介。山形のニットファクトリーから誕生したブランド「バトナー(BATONER)」と三越伊勢丹オリジナルブランド「ワンフォーイレブン(1411)」がコラボレーションした、天竺ベーシッククルーネックカーディガン(2万円)や、ベビーキッズブランド「キセット(KISETTE)」の肌着(1,300円)、「ナンバートゥエンティワン(NUMBER TWENTY-ONE)」)」のリボン付きラウンドシューズ(1万6,000円)などを販売する。このほか、両ストアでは“酒”の取り扱いも充実。三越オンラインストアの「銀座三越 食のフランスフェア ワインオンラインストア」(5月20日午前10時まで)では、ダブル金賞赤ワイン6本セット(6,000円)、フレンチスパークリング5本セット(7,000円)、フランス品種別飲みくらべ 赤・白8本セット(1万円)などを取り扱う。一方、伊勢丹オンラインストアでは、6月15日午前10時まで「伊勢丹の父の日」ショップを開設、ペールエールや湘南ゴールドなど合計6種類のクラフトビールが入った、サンクトガーレン“金賞クラフトビール6種飲み比べセット”(3,200円)ほか、「白竹堂」からは毘沙門亀甲紋の扇子(8,000円)、「菊太屋米穀店」の“一升の感謝”と称された山形県庄内産つや姫の米(1.5kg/2,000円)など、ユニークな父の日アイテムも販売している。
2015年05月13日ディオール(Dior)は、5月11日、カンヌ近郊にあるパレ・ビュルで15-16クルーズコレクションのショーを開催。会場となった、テウル・シュル・メールの崖に佇むパレ・ビュル(泡の家)は、建築家アンティ・ロバーグが1970年代に手掛けたピエール・カルダンの別荘。アーティスティック・ディレクター、ラフ・シモンズは、コートダジュールに広がる自然の景観、またこの地で過ごした人々の佇まいからインスピレーションを受け、自由なスピリットと遊び心をディオールのアーカイブと対比させた。様々なトーンのブラウンやオレンジ、ベージュ、グレー、オフホワイなどのアースカラーを中心としたパレットで構成される有機的なコレクション。ミニ丈のワンピースやスカート、パンツやコンビネゾン、大胆なカッティングのスイムウィアなど、登場するルックは軽やかで爽やかな空気をまとう。ネットのような素材を用いたワンピースやメッシュのジャケット、裾に掛けて編み目を荒くしたニット、細かなひだのプリーツスカートやドレスも軽さを文字通り表現したアイテム。一方で、直線的なジャケットやロングドレスやスーツなど、トラディショナルでエレガントなアイテムがコレクションに対比を生み出す。ディオールが受け継ぐアトリエワークは、鉤針編み、スモッキング、パッチワークといった技術により大地、空、海の景色を切り取ったような柄がシンプルシルエットのドレスやコンビネゾンに描かれた。メタリック生地をコラージュした煌びやかな輝きは、水面に反射する日差しのようだ。パレ・ビュルがメタファーとなった今シーズン。ラフは、「様々な意味で、パレ・ビュルの建築ビジョンは他のどのようなものにも似つかない、非常に人間的であり、際立った個性と軽やかさを表現している。私はこの場所に数年前から魅了され、ここでコレクションを発表できることを心から嬉しく思う」とコメントしている。
2015年05月13日ケンゾー(KENZO)から、照りつける日差しにも負けないエネルギッシュで大胆な今夏新作サングラス(3万3,000円)が登場。ブラックのラウンド型フレームは太めでレトロなムード。同じく太めのテンプルにはきらっと光るメタルの“KENZO”ロゴがインパクト大。Tシャツやメッシュのスカート、スニーカーなどこの夏トレンドのエネルギッシュなスポーツテイストなスタイルにもはまりそう。カラーはブラック以外にも、レッド、ピンクがラインアップ。ピンクカラーはケンゾー15SSリゾートコレクションのルックにも登場した。<問い合わせ先>ケンゾーパリ ジャパンTEL:03-3583-1555
2015年05月12日近代メキシコを代表する女性画家フリーダ・カーロの遺品を、世界的な写真家・石内都がメキシコのフリーダの生家で撮影をする過程を収めたドキュメンタリー映画『フリーダ・カーロの遺品 -石内都、織るように』が、8月より全国にて公開されることが決定した。ファッション誌『VOGUE』の表紙に登場したり、日本では「CABANE de ZUCCa(カバン ド ズッカ)」のイメージキャラクターになったりと、世界中を魅了するアイコン的な存在だったフリーダ。しかしその本質は、シュルレアリズムの作家としてヨーロッパで高く評価されながらも、身体の不自由やメキシコ近代化の荒波に翻弄されつつ、生涯痛みを背負い、多くの恋に身を焦がした情熱的なひとりの女性だ。本作では、そんな今もなお多くの女性に刺激を与え続けている彼女の遺品を、石内氏がメキシコの自然光のもと、写真を通じて誰も想像し得なかった“新たなフリーダ・カーロ”像を浮き彫りにしていくーー「生」と「死」が同居するメキシコで、2人の芸術家が時空を超えて交差した、過去ではなく現在(いま)を捉えた作品となっている。“生きること”そのものを描き続けたフリーダの記憶を内包した遺品たち。彼女のアイデンティティを支えた伝統衣装やアクセサリー、絶え間ない身体の痛みを想起させるコルセットや医薬品など、その数は膨大だ。実際に3週間にわたりフリーダの遺品たちと対峙した石内氏に、当時を振り返ってもらうとこんな言葉が返ってきた。「フリーダには熱狂的なファンが多いけれど、正直なところ私はそれほど熱心なファンというわけではなく、ごく一般的な知識しか持ち合わせていませんでした。でも撮るからには、資料として、本は一通り読んで現地に向かったわけです。そうしたら資料の中で見たフリーダと私が出会ったフリーダは全然違っていました。というのは、写真には撮った人の“感じ方”が如実に表れるものなんです。同じものを撮っても、撮る人によって全く違うものになる。ある本ではコルセットが肉の塊のように撮られていて、女性アーティストってこういうふうに思われているんだな、と残念に思いました。女性が何か表現するとときにスキャンダルだけが強調されて、それだけでイメージが作られることがある。とくにフリーダは恋愛沙汰が多い人でしたから、肉欲の塊のように撮られているんです。こういった偏見は今も根本的には変わっていません。私もいろいろ言われたことがあります。でも私もそうですが、フリーダは何を言われても関係ない。彼女にはやることがたくさんあって、世間の噂話に関わっている暇はなかったのですから。私もこうやって作られたイメージを抱いてメキシコに行ったわけですが、そこでちゃんとフリーダと出会うことができたから、運がよかった。私の出会ったフリーダが真実かどうかは別なんです。ただ、今まで私が持っていたイメージとは違っていました」。フリーダのこれまでのイメージとはまた違った角度で捉えたという本作。監督は『ドキュメンタリー映画 100万回生きたねこ』で、国内外で高く評価された小谷忠典。多くのファンに愛されるフリーダーー彼女の知られざる素顔に注目が集まりそうだ。『フリーダ・カーロの遺品 -石内都、織るように』は8月、シアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。
2015年05月12日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週火曜日は、東京・南青山に店舗を構えるビジュアル洋書店、嶋田洋書(東京都港区南青山5-5-25T-PLACE1階A103)がオススメする書籍を紹介します。■「IRINA WERNING’SBACK TO THE FUTURE」イリーナ・ワーニング(LIRINA WERNING)ブエノスアイレスの女性写真家イリーナ・ワーニングによるポートレート写真プロジェクト「Back To The Future」をまとめて収録したユーモラスな作品集。過去の写真をそのまま現代で再現するとどうなるか?彼女の面白い発想は、世界中から大反響と撮影依頼を得て、これまでに30ヶ国以上で撮影されてきた。本書には、およそ30年の歳月を経て、同じ人物が同じ格好で撮影した写真を、過去の写真と並べて収録している。例えば、表紙は1983年に撮影した少年と、その28年後の青年のポートレート。同じメガネが随分小さくなり、鼻も歯もヒゲも成長しているのが見てとれる。写真の再現は驚くほど忠実で、ぼやけたヴィンテージ感や破れ、写真の形も表現し、同じ服や場所がなければ探したり作ったりしてしまう徹底ぶり。本人は成長しているのに、同じ環境。まるで昔の自分が未来の現代にそのままやって来たかのようだ。過去と現代が生み出したユニークな作品の数々に、人間の成長と写真の面白さを見ることのできる、心奪われる1冊。【書籍情報】「IRINA WERNING’SBACK TO THE FUTURE」著者:LIRINA WERNING出版社:teNeues社言語:英語、独仏西語併記ハードカバー/160ページ/260×210×20mm発刊:2014年価格:6,780円
2015年05月12日