FASHION HEADLINEがお届けする新着記事一覧 (797/854)
「ホワイトマウンテニアリング(White Mountainneering)」は12月21日、15SSプレアイテムとなるiPhone6ケースを発売する。15SSコレクションのメインテキスタイルでもあるハミングバード柄を使用したのが「HUMMINGGBIRD PRINT i Phone6 CASE」(3,700円)。カラフルな草の中に紛れ込む鳥のイラストがプリントされており、見ているだけで楽しい気分にさせられる。一方、「WHITE LOGO PRINT i Phone6 CASE」(3,700円)は、太めのフォントで“WHITE”のロゴを描いた、インパクトを与える仕上がりだ。カラーはハミングバード柄がネイビーとグリーン、ホワイトボックスロゴがネイビーとなる。ホワイトマウンテニアリングの直営店のみで限定発売。その他、ホリデーシーズンに向けて、「ポーター(POTER)」とコラボしたウォレットシリーズや、新作のパジャマも入荷する。
2014年12月19日ショコラティエ「ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HEVIN)」は、新年の訪れを祝福したコレクション「Bonne Annee(よいお年を!)」を展開する。アーモンドクリームとショコラをショコラ風味のパイ生地で包んだ「ガレット デ ロワ」(3,932円)は、フランスでは古くから年明けに食べられてきた伝統菓子。一層一層を薄く焼き上げたパイ生地がサクサクとした食感を生み、カカオの風味豊かな上品なスイーツに仕上がった。さらに、メニューのバリエーションとして、ピスタチオ風味のクレーム ダマンドを使用した「ガレット デロワ ピスターシュ」(4,044円)も発売される。期間は12月29日から1月12日まで。なお、フランスでは “フェーヴ”と呼ばれる陶器の人形が入れられ、これを当てた人はその年、幸福に恵まれるとされている。エヴァンのガレットでは、人形の代わりにアーモンドが入れられており、それとは別にフェーヴも用意。また、期間中にはイートインの「バー ア ショコラ」でも、ガレット1カットとドリンクのセットメニュー「ムニュ ガレット デ ロワ」(1,415円)が提供される。その他、12月26日から1月13日までは、ニューイヤー期間限定のボンボンショコラが店頭に並ぶ。ラインアップは「ピエド プール」(452円)と「ヴィシー ローズ」(452円)の2種類。「ピエド プール」はアーモンドとヘーゼルナッツのプラリネに、食感のアクセントとしてカボチャの種をプラス。「ヴィシー ローズ」はソバの花から集めたフランス産ハチミツを使用し、ショコラノワールのガナッシュを完成させた。
2014年12月19日「エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」は、15SSの広告キャぺーンにカルヴィン・ハリスを起用した。撮影はブー・ジョージ。カルヴィン・ハリスは、英スコットランド出身のDJ・歌手・ソングライター・プロデューサー。グラミー賞受賞歴もあり、『フォーブス』のDJ長者番付で2年連続1位にランクイン。コレクションだけでなく、アイウエアと時計、アンダーウエアのイメージ広告にも登場し、エンポリオ アルマーニと音楽の世界との繋がりを更に深めるための起用となった。カルヴィン・ハリスは、「エンポリオ アルマーニの精神には親近感を持っていたし、昔からデザインのファンだった」とコメントしている。
2014年12月19日「インターテキスタイル上海アパレル・ファブリックス-2014年秋」では、日本もパビリオン「Japan Pavilion 2014」を中心に各社が出展。日本からテキスタイルトレンドを発信した。会場では連日、日本ならではの高付加価値商品を求めて、多くのバイヤーが足を運んだ。12回目の参加となる東洋紡は、アクリル素材をメインに、中国のインナー用途に素材提供。スポーツやホームウエアへの需要増を受けてインドネシアやベトナム、台湾など海外生産オペレーションを強化している。世界初の吸湿発熱性繊維や、徐々に注目を集め始めているという除菌繊維などを紹介。「日本ゾーンには、高くても他にはない高品質やユニークな素材を求めてくる。世界で戦うには、日本らしさ、東洋紡らしさを出していきたい。中国の若者ファッションへの意識が変化しており、インナーなど見えないおしゃれにもこれから気を使うようになると予想している」と担当者。東レは、主力であるエクセーヌやニットなど最新の素材をそろえた。パリコレクションに参加している著名ブランドが使用する素材にも注目が集まった。担当者は「前は値段を聞いただけで帰ってしまうバイヤーが多かったが、今は商談になる。高い機能性や感性が受け入れられるようになった。まだまだこの分野には伸びる余地がある」という。モリリンの担当者も、「日本の素材は高いが他にはないものがあるので人気が高い。海外オペレーションビジネスも好調で、3年目を迎えるベトナムでは2年目に黒字を達成。今年バンコクに拠点を開設し、素材開発から行う。インドネシアでも今年再開した」と話す。齋栄織物は今秋、中国のテキスタイル市場で最も権威ある賞の一つである、China International Fabrics Design Competitionで「Prize for Best Colour Application」と「Putstanding Prize」をダブル受賞。繊細な薄いシルクテキスタイルはブースでも手に取る人が多く、「高価な素材も受け入れられる土壌が整ってきた」と同社。「中国市場全体は伸び悩んでいるが、本物志向になってきたのを感じる。消費者も目が肥えてきたのではないか」と語るのは旭化成の担当者。ベンベルグは欧米中心に人気が持続しており、中国でも様々なブランドが採用している。蝶理も、「去年よりも引き合い多く、商談スペースが足りないほど。春展にも出展して、商品の見せ方などいろいろ工夫していきたい」と中国市場へ期待を寄せる。瀧定名古屋は、「メンズライクなものや、スポーティーなテイストがトレンドで、ダブルジャカードや段ボールニットなどが好調。数年前は中国と日本でトレンドに差があったが、今はほぼ同じ」という。今回が初出展となったのはセイレン。会社として、グローバル化の取り組みの一つとして参加を決め、中国の見本市に出展するのも初だという。予想以上の反響で、客足が途絶えず、好調な滑り出しとなった。今秋上海事務所も営業を開始した。三菱ファッションも初出展。独自開発の素材を紹介。機能素材と天然素材の二つをテーマに、高い付加価値商品を紹介している。欧米からのバイヤーも約3割を占めた。服飾資材を扱う嶋田商事は、スポーツの要素をタウンユースへ採り入れ、圧着ファスナーや反射材を取り入れたデザインを提案。ブースでは、展示品の側に記載されているバーコードをスマートフォンで読み取ると各商品の詳細説明を見られるという仕組みを導入。今後オンラインでのサンプル発注システムなども検討しているという。
2014年12月19日フランス婦人プレタポルテ連盟主催の展示商談会「第38回モード・イン・フランス展」が、ウェスティンホテル東京で開催される。期間は2015年1月14日から16日まで。プレタポルテ、レザー、ファー、モードアクセサリーから、2015-16秋冬コレクションが発表される。今回は、前回のヒルトン東京から会場を移し、52社62ブランドが参加を予定。うち6社10ブランドがイベント初の出展となる。会場ではコートなどの重衣料ブランド「レネール・ファブリック・ドゥ・マント(LENER,FABRIQUE DE MANTEAUX)」や「イネス・ド・ラ・フレサンジュ(Ines de la Fressange)」とのコラボレーションや「ジャンポール・ゴルチエ(Jean Paul GAULTIER)」「ディオール(Dior)」など著名メゾンとの取り引きも行う、手縫い皮手袋の「ジョルジュ・モラン(GEORGES MORAND)」が新作を発表。「レ・ザトリエ・ドゥ・ラ・マイユ(LES ATELIERS DE LA MAILLE)」では日本の看護士が着ていたブラウスが、その70%が竹を素材としていることに着目し、“身にまとう自然”をテーマとしたオーガニックコレクションを手掛けている。一方、乗馬服を発祥とする「ギベール・パリ(GUIBERT PARIS)」では、ジネット・ニューヨークとのカプセルコレクションが発表される予定だ。また、「ナタリー・シェーズ(NATHALIE CHAIZE)」では、デザイナーのナタリー本人が来日を予定。その他、「アナイド・サン・タンドレ(Anahide Saint Andre)」「アーティクル・ドゥ・パリ(Articles de Paris)」「ボンヌ・メゾン(Bonne Maison)」「ビュスカルレ(Buscarlet)」「クリスティアン・マリー(Christian Marry)」「オノレ(Honore)」「ホップホップホップ(Hophophop)」「レ・ゾリヴァド(Les Olivades)」「ルーカス・ジャック・ロンドン(Lucas Jack London)」「サムウェア(Somewhere)」などが参加する。【イベント情報】モード・イン・フランス場所:ウェスティンホテル東京9・10階住所:東京都目黒区三田1-4-1恵比寿ガーデンプレイス内会期:1月14日から16日時間:10:00から18:00問い合わせ:プレザンスinfo@presence-biz.com
2014年12月18日ちょっとした毒気のあるギフトアイテムをセレクトした「CREATORS GIFT SHOW」が伊勢丹新宿店本館3階に期間限定オープン。見た目が面白く、少しグロテスクなキャンドル、アクセサリー、インテリアオブジェなど幅広いアイテムを提案する。12月25日まで。パグやチンパンジーなどをモチーフにしたキャンドルは台北のブランド「アイ キャンドル(eye candle)」のもの。ギフトにしやすい3,000円前後のアイテムを中心に、臓器をガラス瓶に入れたような、インパクトのあるデザインのキャンドルも取りそろえる。妙にリアルな動物達の表情をオブジェにする「トゥルースタイルラボ(true style Lab)」。フェルトなどを使い“ハムスターのお尻”(1万2,500円)や“獲物を狙うフクロウ”(5万9,000円)を製作。ファサードにも同ブランドの蛇や羊をモチーフにした作品が飾られている。クリエーティブユニット「マグマ(MAGUMA)」は、ゴルビンなどユニークなモチーフの蛍光色キーホルダー(2,100円から)のようなプチギフトから、古いものと新しいものを融合させたランプなど、存在感たっぷりなアイテムを展開。指や手など、身体の一部がモチーフになったアイテムが楽しめる。韓国ブランド「マンデーエディション(MONDAY EDITION)」は、真鍮に金属メッキを施すことで、手頃な価格のコスチュームジュエリーを提案。人気が高いのはイミテーションパールにイニシャルをデザインしたリング(6,500円)。イニシャルとしてだけでなく、好きな言葉や尊敬する人の頭文字をセレクトする人もいるとか。伊勢丹限定アイテムとして、イミテーションパールと喜平のゴールドチェーンを組み合わせたデザインのネックレス(2万円)、ブレスレット(1万5,000円)を用意。青山のビンテージショップ「ライラヴィンテージ(LAILA vintage)」がプロデュースする様々な年代のカトラリーに手を加えたリングやピアスなどのリメイクアクセサリーにも注目したい。よく見るとスプーンやフォークの持ち手の部分の装飾をいかしたリングやピアスになっている。一つしかないアイテムの持つ価値を提案する。インパクトのあるクリスマスギフトをセンスよく贈りたい人にオススメだ。
2014年12月18日リアーナ(Rihanna)と「プーマ(PUMA)」は、15年1月から複数年にわたるパートナーシップを締結した。今回のパートナーシップによって、リアーナはウィメンズトレーニングにおけるグローバルアンバサダーに就任。これにより、リアーナは同カテゴリーにおけるアイコン的存在となり、ブランドキャンペーン“Forever Faster”にも、ウサイン・ボルトやセルヒオ・アグエロらと共に参加する。その他、ファンに向けたイベント、トレーニングやフィットネスに関するSNSコンテンツ、商品関連のプログラムなども展開していく計画だ。また、リアーナは今後クリエーティブディレクターとして、そのスピリットやスタイルをブランドに反映していく。プロダクトクリエーションチームへの参加は15年を予定しており、ブランドのスタイルをカスタマイズすると共に、自らも新たなデザインを手掛けることになる。なお、以降のコレクションは、女性が“トレーニングによって体を鍛える”ことにフォーカスされるとのことだ。今回のパートナーシップについて、リアーナは「強さと個性を称えるブランドと出合えたことはとても素晴らしいことです。クリエーティブディレクターとしてかかわるにこれほど完璧なパートナーは他にはいないでしょう」とコメントを発表している。
2014年12月18日東京駅のグランルーフで12月1日から開催中のイベント「Tokyo Colors.」では、12月20日の開業100周年を記念した特別イルミネーション演出を、19日と20日の2日間限定で実施する。この2日間は17時から23時まで約15分に1回、グランルーフの大屋根にカラフルな光のアートを投影。デッキ上に設置された約3,000本のLEDカラーバー、BGMと連動した演出が行われる。更に、銀の鈴広場にはクリスマスツリー「1225 FLOWERS FOR XMAS」が25日まで展示されており、高さ約3mのツリーに1,225本のベゴニアが飾られ、花言葉の「愛の告白」にちなんだロマンチックな空間を演出する。また、開業100周年記念のアイテムを取り扱う「トーキョーボックス(TOKYO BOX)」は、1月12日まで期間を延長。「ポーター(PORTER)」の100個限定バッグ「東京駅100周年記念完全オリジナルモデル記念タグ付」(4万2,120円)、「リー(Lee)」のマスコットとして人気のバディ・リー「JR 東日本駅長・駅員制服モデル」(7万200円)などの記念アイテムが引き続き発売される。これらは、東京駅限定。更に、東京駅のエキナカ施設「エキュート東京」では、年明けに向けて限定ショップがオープン。オーガニックコットンを扱うライフスタイルブランド「プリスティン(PRISTINE)」、世界チャンピオンの生サラミなどユニークな食材をセレクトする「グッドフォーチュンファクトリー」、北越後の蔵元「菊水酒造」が登場する。その他、施設内の各店舗では「奈良 天平庵」による「花びら餅」(378円)など、年末年始のギフトにぴったりなアイテムを展開中。「和楽紅屋」や「ビスコッティ トーキョウ デザイン」などでは、年明けに福袋も用意される予定だ。なお、東京ステーションホテルでも開業100周年を記念し、「あまおうフレンチトースト」を1月20日から30日までの期間限定で発売。厚切りのブリオッシュを調味液に1日浸した後、表面を香ばしく焼き上げており、カリカリふわふわな触感とジューシーなイチゴが同時に味わえる。
2014年12月18日「シュヴァリエ」に聞く、思い出のシャンパーニュとマリアージュ。世界ベストレストラン50日本審査委員長も務める中村孝則さんの思い出の味は、「モエ・エ・シャンドン グランヴィンテージ2006」だそう。こちらはメゾンのグラン ヴィンテージ コレクションによる最新作。中村さんがその魅力を思い出と共に語ります。「2007年にシャンパーニュ騎士団シュヴァリエに任命されたこともあり、日頃から親しんでいるお酒の一つです。思い入れが強い銘柄といえば、『モエ・エ・シャンドン グランヴィンテージ2006』。同メゾンにとって71回目となるヴィンテージです。『モエ・エ・シャンドン』といえば、とてもポピュラーで知名度の高いシャンパンとして知られていますが、このグランヴィンテージはまったく違う味わい。アニスや南国の白い花を思わせるボタニカルなフレーバーがとても印象的。ピーチ、マンゴーなどのフルーツ香や、後半に感じさせるナッティな口当たりも気に入っています。このシャンパンを始めて飲んだのは、今年6月。シャンパーニュ地方エペルネにあるモエ・エ・シャンドンの迎賓館『LE&』という1ヶ月限定のレストランで、三つ星シェフのヤニック・アレノ氏やモエのアンバサダーでテニスプレーヤーのロジャー・フェデラー氏達と一緒に飲んだのが良い思い出です。ブランドイメージからするとパーティーシーンを連想させますが、この2006ヴィンテージは『食中酒』。それも日本料理に合うと思います。上質な出汁はもちろん、松茸やシイタケなど香り高い日本のきのことの相性もいい。日本料理の真髄である旨味が絶妙にリンクするのでしょう。シャンパンで食事を通すというスタイルがようやく定着してきた感もあります。また、銘柄から一歩先の楽しみとして、シャンパンをヴィンテージで味わってみるのもおすすめです」【プロフィール】中村孝則/Takanori Nakamuraファッションや旅、ガストロノミーなど“ラグジュアリーライフ”をテーマにメディアで活躍中。現在、世界ベストレストラン50日本審査委員長。著書に『名店レシピの巡礼修業』(世界文化社)がある。
2014年12月18日ドイツのアイウエアブランド「マイキータ(MYKITA)」は、「メゾン マルタン マルジェラ(Maison Martin Margiela)」とのコラボレーションサングラスを発売する。両ブランドによるコラボは今回が2度目となり、今年春のコレクションと同様に「ESSENTIAL」(5万6,500円)と「DUAL」の2アイテムが提供される。このうち、「ESSENTIAL」は12月中旬から、「MYKITA SHOP TOKYO」などで順次発売。「DUAL」は1月からの発売を予定している。「ESSENTIAL」はステンレススチールの素材感が特徴。透明なパウダーコーティングを施したフレームは凸状に盛り上がり、ピュアで革新的なルックとなった。今回用意されるのは実験的なひし形と、四角いナビゲーター型の2モデル。また、既存のモデルについても、新たにピンクとダークグレーのカラーバリエーションが展開される。一方、「DUAL」から新たに展開される2モデルは、片方が部分的にへこみ、もう片方が盛り上がるという補完的なデザインを採用。フレーム素材にアセテートを使用し、こちらもブラウン/ダークブラウン、ティール/ペトロールという新たなカラーバリエーションが用意される。
2014年12月18日存在を認め、受け入れる。それは関係を築くための第一歩だ。森美術館では今、観客参加型アートで知られるリー・ミンウェイの『リー・ミンウェイとその関係展』が開催されている。なぜ人は近づき、つながるのか。参照作品として展示されていたアラン・カプローの映像作品「アクティビティ」では、男女が椅子に座り、少しずつ距離をつめていく様子が映し出されていた。近づいていく二人の距離に、緊張や違和感がわき上がる。映像の中の二人の関係性は不明だ。ゼロになる距離を受容できる関係は、何がそうさせるのか。リー自身のパーソナルな経験から発想されたアートは、何気なく過ごす日常が、いくつもの時の交換で成り立っていることに気づかせてくれた。くじで選ばれたひとりのゲストのために、食事を用意し、展示室の一角でともに食事をする「プロジェクト・ともに食す」。ここでは、ゲストとの食事のため、ホストは場を整え、相手を想像し、自らの経験やあらゆる知識を活かして、食材を選び、調理し、盛りつけ、提供する。そしてふたりは食卓を囲み、同じものを“ともに”食す。また、「プロジェクト・ともに眠る」では、くじ引きで選ばれた参加者たちが、眠るときにいつも使っているアイテムを持参し、リーまたは美術館スタッフと美術館で一対一で一夜を過ごす。これらは、見知らぬ者同士が一対一で互いの人生に参加するアート。選ばれたゲストの情報から、あるいはベッドルームから連れ出された極めてパーソナルなモノから、その人という存在を作り上げた時間を見つめ、想像し、自らも時のなかで得た学びから、相手を理解し、受け入れ、その時間を“ともに”にする。そうやって、私たちは今この瞬間まで互いの自己をつくりあげてきた時を見つめ、交換する。【イベント情報】リー・ミンウェイとその関係展会場:森美術館住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53階会期:9月20日から2015年1月4日時間:10:00から22:00(火曜日は17:00まで。9月23日、12月23日は22:00まで。入館は閉館の30分前まで)料金:一般1,500円学生1,000円4歳から中学生500円会期中無休
2014年12月18日ウェブサイト「エル・オンライン(ELLE ONLINE)」は12月17日、姉妹メディアの『エル・マリアージュ』や『エル・ア・ターブル』と共同で、特別コンテンツ「365日、いつだってパーティ!」を公開した。このコンテンツはサラ、モーガン、アデルの3姉妹が、パーティーをナビゲートするというもの。「STYLING PARTY」「COSME PARTY」「DREAMING PARTY」「D.I.Y. PARTY」の4コーナーで、シーン別のドレスアップ術やクイック変身メイクテク、パーティーを盛り上げる演出などをナビゲートしてくれる。コンテンツの閲覧はスマホ限定となっており、アニメーションをふんだんに用いたユニークなデザインが特徴。触って遊べる仕掛けや、セルフィーに使えるデジタルマスクなど、スマホならではのギミックも用意した。
2014年12月18日「ジョー マローン ロンドン(JO MALONE LONDON)」は15年2月20日、限定コレクション「ロック ザ エイジ」(コロン30mL全5種/各8,000円)を発売する。ロック ザ エイジはイギリスの歴史を語る上で欠かせない、五つの時代にオマージュを捧げたフレグランス。ラベルやキャップにはその時代を象徴する装飾が施され、気高くも優雅な香りが提供される。1400年代後半から1600年代に掛けてのチューダー朝にインスピレーションを得た「チューダー ローズ & アンバー」は、華やかなローズに、スパイシーなクローブとジンジャーをブレンド。それらの香りをゴールデンアンバーが官能的に包み込み、時代のダークな壮麗さをたたえている。一方、ジョージアン時代をモチーフとした「リリー オブ ザ ヴァリー & アイビー」は、上流階級のペールカラーを連想させる優雅な香り。カシスとアイビーの爽やかさの後に、繊細なスズランと退廃的なスイセンが花を開く。その他、ヴィクトリアン朝の黄金時代を、ドラマティックかつ情熱的に描いた「ポメグラネート ノワール」。エドワード朝のエレガンスなガーデンパーティーと、そこに集まる人たちのカリスマ性をクールに再現した「ゼラニウム & バーベナ」もラインアップに加わる。「バーチ & ブラック ペッパー」では現代のイギリスを、スパイシーなブラックペッパーとスモーキーなバーチ、温かみのあるガージャンのコントラストで表現。サプライズに満ちた香りに、伝統に対する敬意とパンクに表れる反逆精神が込められた。
2014年12月18日ポンピドゥー・センター・メス、エルメス財団による初の共同展覧会「シンプルなかたち展:美はどこからくるのか」が、4月25日から7月5日まで森美術館に巡回される。19世紀以降の芸術、建築、工業製品に見られる機能美。更に、日本の工芸品などに見られるような、世界各地の伝統文化に芽吹いたプリミティブアートや民族芸術など、シンプルであることに美しさを見出そうとした思想。今回の展示ではそうした静謐かつ詩的、普遍的な美しさを持つ作品が、国境や年代を超えて約130点出品される。その作品はパリのポンピドゥー・センターの他、ピカソ美術館、ル・コルビュジェ財団などフランスの名だたる施設から収集されており、今回が初公開となるものも数多く登場するとのことだ。また、日本展限定で仙がいの円相図、長次郎の黒樂茶碗といった、日本美術史を代表する傑作も出品される。これらは、主にセクション2「孤高の庵」にて展示。このエリアは芸術家グザヴィエ・ヴェイヤンによって構築された庵となっており、自然のシンプルな美を昇華させたオブジェや工芸品などが並べられる。また、グザヴィエ・ヴェイヤンや大巻伸嗣など、日仏の現代アーティストによる新作インスタレーションも、森美術館限定で発表される予定だ。その他、「形而上学的風景」や「宇宙と月」「機械のかたち」「自然のかたち」など、会場は全9セクションによって構成。考古学、生物学、数学、物理学、機械工学に至るまで、あらゆるジャンルの作品が展示される。その外見は一言にシンプルといっても、“ル・コルビュジェが浜辺で拾った石”といったマテリアル、北米先住民族のバード・ストーン、航空力学に触発されたコンスタンティン・ブランクーシのブロンズまで様々。中には、スタンリー・キューブリックの映画『2001年宇宙の旅』に登場した黒いモノリスなども登場し、その造形の美しさだけでなく、カタチに込められた意図、起源、神話などを考えさせられるような展示となっている。なお、展示会の開催期間に合わせて、銀座メゾンエルメスフォーラムでは展覧会「線を聴く」を開催。自然の中に見出された線、線の生まれる場所に焦点を当てた作品が出展される。【イベント情報】シンプルなかたち展:美はどこからくるのか会場:森美術館住所:東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー53階会期:4月25日から7月5日時間:10:00から22:00(火曜日は17:00まで。5月5日は22:00まで)料金:一般1,500円学生1,000円子供500円休館日:なし
2014年12月18日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週木曜日は、アート・ブックショップ「ナディッフ」各店がオススメする書籍をご紹介。今回は東京・恵比寿の本店、ナディッフ アパート(東京都渋谷区恵比寿1-18-4NADiff A/P/A/R/T1階)です。■「MOTHER NATURE」エリック・ケッセルス(ErikKessels)自ら撮影したものではなく、蚤の市で買った写真や、拾った写真、ウェブ上にアップされている撮影者の特定されない写真などを用いて作品とする「ファウンド・フォト」という手法。日本でもアーティストの木村 友紀や写真家のホンマタカシがその手法を取り入れ、近年注目されている。本書は、オランダの広告代理店ケッセルスクライマーの共同創設者でありクリエイティブディレクターを務めるエリック・ケッセルスによる、ファウンド・フォトを使用した写真集。花の前でポーズをとる女性の写真を集めたもので、国籍や地域、年代は違えど、撮影者に微笑む女性たちという共通の画が収められている。また同時期に刊行されたエリック・ケッセルスの写真集で、家族アルバムの写真で構成された「ALBUM BEAUTY」も合わせて観ると、ファウンド・フォトの魅力をより深く味わうことができる。【書籍情報】「MOTHER NATURE」著者:エリック・ケッセルス出版社:RVB BOOKS言語:英語ハードカバー/140ページ/130×210mm発刊:2014年価格:4,600円
2014年12月18日マンダリンオリエンタルホテル東京は1月28日、デンマークのレストラン「ノーマ(Noma)」のシェフを招いての特別ディナー「MAD Fundraiser at Noma Tokyo」を提供する。「ノーマ」は地元の素材や調理法をベースに、独創的な料理を提供する料理人ルネ・レッゼピが手掛けるレストラン。ミシュラン二つ星を獲得する他、イギリスの『レストランマガジン』による“サンペレグリノ 世界のベストレストラン50”で最優秀に4回選ばれており、世界で最も予約が取りづらいレストランの一つとして知られている。なお、このディナーを味わるためには、12月18日まで開催中のネットオークションで、参加権を購入する必要がある。今回は日本の食材を使った料理に挑戦するということもあって、その入札額は17日の時点で、2席3,500ドルを超えている。オークションの収益のうち10%は、開発途上国への援助を行うNPO 法人「TABLE FOR TWO International」へと寄付され、アフリカの子供達のための給食費などに使われる予定だ。
2014年12月18日「トリー バーチ(TORY BURCH)」は15年2月に、ブランド3回目となるバレンタインコレクションを発売する。今年はポーチやコインケースに加えて、新たにバッグ、財布、キーホルダー、iPhoneケースを展開。デザインにハート柄を多用した、ヴァレンタインにふさわしいアイテムがそろう。レザーのカットワークが特徴のハンドバッグ「ロビンソン ダブルジップ トート」(6万6,000円)や、ポーチ「ブリジットコスメティクスケース」(1万円)からは、ハートマークを全体に散らした限定バージョンが登場。一方で、ブランドの定番チェーン付きウォレット(4万6,000円)や、ロングウォレット(3万3,000円)には、ハート型のエンボス加工が施されている。その他、大容量なトートバッグ(4万3,000円)、バッグのアクセサリーとしても使えるコインケース(1万4,000円)、キーホルダー(8,500円)でも、ブランドロゴとハートマークをあしらった限定エディションが登場。iPhoneケース(8,500円)はiPhone 5/5S用のアイテムとなる。コレクションは直営店での取り扱いとなり、銀座店、心斎橋店、神戸店、金沢店で展開。公式ECサイトでも販売される。
2014年12月18日伊勢丹新宿店本館6階ベビー子供フロアに、「玩具」「マタニティ・新生児」「スクールライフ」の3ゾーンがリモデルオープンした。同フロアでは、2015年春のベビー子供フロアのグランドオープンに先駆ける形で、子供の成長をサポートするための数々のリモデルが打ち出されている。10月1日には、同フロアにプロモーションスペース「パーク」がソフトオープン。今回のリモデルオープンはそれに続くもので、12月10日には「玩具ゾーン」「マタニティ・新生児ゾーン」、12月17日には「スクールライフソーン」がオープンした。同店によると、これまで同フロアのアイテムは、子供の年齢を軸に分類していたというが、今回のリモデルにあたっては“子育てのシーン”と”親の価値観”を軸に展開することを意識。まず、知育を意識したのが「玩具」。遊びを通して知恵や感性を育むことができるよう、「健康・人間関係・環境・言葉・表現」の5領域にアプローチするアイテムを豊富に取りそろえ、見た目にも楽しい売り場へと昇華させた。「マタニティ・新生児」ゾーンには、生まれてくる新生児のことや、母親の体調やメンタルの変化について熟知した「マタニティコンシェルジュ」を配属。妊娠中や産前産後の悩みなどについてもリラックスして気軽に相談できるよう、居心地の良さにもこだわったスペースに仕上げている。また、赤ちゃんと一緒に買い物を楽しみたい女性のために、ベビー休憩室も新調。個室授乳室を完備していることはもちろん、自動販売機には離乳食を導入。更に、おむつ交換台も最新のものにグレードアップされている。よりゆったりとしたスペースでおむつ替えすることも可能となった。「スクールライフ」ゾーンでは、子供靴からセレモニーウェア、水着やランドセルなどのシーズンオケージョンアイテム、肌着、ナイトウエアまで幅広く取り扱い、幼稚園や小学校でのあらゆるシーンで活躍するアイテムの提案を行う。加えて、学校や塾など、一定の規則がある場所においても子供が個性を発揮できるよう、細部やカラーバリエーションに工夫をもたせたアイテムをそろえているのもポイントだ。もちろん、使い心地の良さも追求されている。伊勢丹はこうした取り組みに加え、2015年4月には、新たな学びプロジェクト「ココイク(COCOIKU)」もスタートさせる。これは、デザインの本質的な考え方を学ぶことができるというキッズ向けクラスで、既に「プレ ココイク(PRE-COCOIKU)」として1クラス6,000円の単発講義も実施されている。
2014年12月18日「インターテキスタイル上海アパレル・ファブリックス-2014年秋」で注目のキーワードとなったのは、「エコ」「デニム」「デザイン」。中でも、「サスティナビリティのすべて(All About Sustainability zone)」と題されたゾーンでは、アパレル界にもグローバル規模でサスティナビリティの波が到来しているのを予感させた。同ゾーンには、リサイクル再生素材や天然素材を用いた素材を展開するメーカーが出展した他、サスティナビリティに関するコンサルティング会社など35社が出展。サスティナビリティーに関する知識や業界動向などの情報を提供する「教育」ゾーンと、既製品を展示する「ecoBoutique」ゾーンも設けられた。「メッセ・フランクフルトでは、“サスティナビリティ”に約6年前から注目している。昨年同展で行ったプレゼンテーションも好評だったので、今年は更にサスティナブルなビジネスモデルを追求すべく、規模を148%に拡大した。素材そのものだけでなく、その生産工程から最終製品に関する展示も行うことで、アパレル業界のすべての生産者に向けて提案しているのが特徴。技術向上に伴う品質の向上やコストの低下により、これからますます発展していく分野だと確信している」と同見本市を主催するメッセフランクフルトベルント・ミュラー氏。来年3月の春展でも同企画を実施予定という。日本からは、蝶理が出展。染色工程におけるサスティナビリティへの取り組みや、セルロースを原料とするトリアセテートを混合した機能素材などを紹介。ecoBoutiqueでは、米国のユニファイ(Unifi)が、100%リサイクルポリエステル素材を使用したスポーツウエアを展示した他、サスティナブルファッションの普及を目指して2011年よりNGO団体「Redress」が開催しちている「EchoChic Design Awards」の受賞作品も並んだ。スイスに本社を置くブルーサイン・テクノロジーズ(Blue Sign Technologies)は、商品の生産工程におけるサスティナビリティ施策の提案を行うコンサルティング会社。ブルーサイン認証という独自の基準もさまざまな企業で取り入れられている。同社のアジア担当者によると、アウトドア・スポーツメーカーは既に積極的な取り組みが見られるが、アパレル業界でも興味を持つ企業が増えているという。会期中行われた、中国と東南アジアのアパレル市場に関する国際会議でも、各団体の代表より、中国のアパレル市場の成長鈍化が懸念される中、その突破口としてエコやオーガニックなどが注目されているという指摘が上がった。また今回、中国で近年テキスタイルデザインへの需要が急増しているのを受け、デザインスタジオが集まる「ヴァーヴ・フォー・デザイン(Verve for Design)」ゾーンの規模も昨年より56%拡大した。イタリア、スペイン、イギリス、オーストラリアなどから21のデザインスタジオが参加した。「中国のブランドがハイエンドでグローバルなブランドへと成長するためには強い個性を持ったクオリティーの高いデザインが必要。プリントと刺繍を組み合わせたアーティスティックなデザインや、欧米のトレンドに沿うようなデザインが人気」と話すのは、イギリスのデザインスタジオ「サークルライン(Circleline)」。他社に比べ高めの価格設定ながら初日からブースは盛況となった。なお、今後は日本市場への進出も目論んでいるという。デニムについても、近年の需要の高まり設け、「ビヨンド・デニム(Beyond Denim)」スペースも25%拡大。フランスの「ネリーロディ・エージェンシー」がデザインした新ホールでは、最新のデニムデザインのトレンドや加工技術が紹介された。
2014年12月18日「メゾン マルタン マルジェラ(Maison Martin Margiela)」が、フレグランス「レプリカ」をモチーフとした写真展「#smellslikememories」を12月28日まで恵比寿のメゾン マルタン マルジェラ トウキョウで開催している。2012年、フレグランス「レプリカ」がデビューしたことを記念し行われる同展では、世界中のアーティスト、写真家、作家、クリエーターの作品を展示し、2013年からこれまで世界各国のギャラリーで開催されてきた。それぞれの香りのテーマから連想されるイメージや、香りがもたらす思い出や思想を元に生み出された写真作品は、見た人1人ひとりが秘めた大切な記憶を刺激する。マルジェラのカタログなどでも撮影を手掛けるオラ・リンダル(Ola Rindal)、アンネ・シュヴァルベ (Anne Schwalbe)、マーク・ボスウィック(Mark Borthwick)を始めとする、パリ、ロンドン、ミラノ、ニューヨークでも出展された作品に、東京を拠点に活躍する写真家の小浪次郎や平野太呂、画家の松井冬子、作家の額賀章夫、アートディレクターの前田晃伸などが加わり、総勢100人の手掛けた作品が展示される。写真家ジェリー・バトルス(Jerry Buttles)が写したバーバーショップの作品は、「アット ザ バーバー」のクリーンでフレッシュな石鹸の泡の香りを彷彿とさせる。日本の伝統茶道にインスピレーションを得た「ティー エスケープ」の香りを思わせるのは、東京の町並みや、真っ白な天井、茶器を捉えた作品。また、これらの作品はオンラインギャラリー(www.replicafragrances.tumblr.com)でも見ることが可能。上記「ティー エスケープ」「アット ザ バーバー」の2品が12月より新たに加わり、全7種類となった「レプリカ」は、メゾン マルタン マルジェラ直営店全店舗及び、ドーバー ストリート マーケット ギンザで販売。価格は各1万2,000円。【イベント情報】#smellslikememories会場:メゾン マルタン マルジェラ トウキョウ住所:東京都渋谷区恵比寿南2-8-13会期:12月13日から28日時間:12:00から20:00入場無料
2014年12月17日相手を知ることは、自分を知ること。恋愛はいつも冒険に似ている。にぎわう表参道の中心部にある、隠れ家のようなGALLERY 360°。階段を上がると、色とりどりの鉛筆とクレヨンと地球儀が私たちを待っていた。ここで開催されているオノ・ヨーコの展覧会「GLOBE PEACE」は、インスタレーションされた様々な地球儀に観覧客自身が色を使い描いていくインタラクティブアート。互いが出会うまでに経験してきた世界、見てきた世界、そして二人で経験した世界、考える未来の世界を語りながら、地球儀に色をつけ、線を描いてみる。“カナダとアフリカに友人がいて、アルゼンチンに行ってみたい。ここは昔一つの大陸だったんだよ。どうやって大地は割れていったんだろう”いつも身の回りのことばかりを口にしてしまう日常を離れ、時空を超えて地球丸ごとふたりで見つめて語り合えるなんて、ロマンチックだ。彼の見ている地球に耳を傾けながら、同じ場所で生き、今一緒にこの小さなギャラリーにいることの奇跡を急に感じる。GALLERY 360°は、決して大きくはないが、82年のオープン以来、コンセプチュアル・アートやフルクサスなどの展示を続け、オノ・ヨーコの個展を96年に開いた。その後、横浜トリエンナーレが開催された2001年以来、ほぼ毎年12月にオノ・ヨーコの個展が開催されているという。地球儀を使って互いの過去と未来を描いたあと、ギャラリーのテーブルの上に目を落とすと『COUPLE EVENT(※)』という作品集があった。開くと、9週間の週末プログラムとしてカップルへのシンプルなミッションが書かれている。世界一有名なカップル、ジョン・レノンとオノ・ヨーコにも、危機があった。70年代の反戦活動後、社会や様々な組織からの圧力、そして政治的な絶望に襲われ、一時、ヨーコがニューヨーク、ジョンがロサンゼルスと別居を選択した二人。偉大なカップルのパートナーシップに入り込んできたのは、社会であり、時代だった。70年代当時、そんなカップルが沢山いたのだそう。そんなとき、『COUPLE EVENT』はジョンとのコミュニケーションのため、ジョンとの関係性にまたチャレンジするために、アーティスト ヨーコが作ったアートワーク。相手の存在をまるごと受け止める、そんな覚悟の予感がするインタラクションだ。命をかけて世界を変えようとしたカップルの願いは、世界一有名な日本人女性ヨーコの願いとなって、このGLOBE PEACEにも受け継がれている。ギャラリーを出るとイルミネーションがきらめく冬の表参道が私たちを待っていた。並木の無数の光の下を歩きながら、ジョンとヨーコが人生を捧げた愛と平和の世界と、ヨーコが今も戦い続ける意味をともに語り合おう。【展覧会情報】オノ・ヨーコ「GLOBE PEACE」会場:GALLERY 360°住所:東京都港区南青山5-1-27 2F会期:12月9日から12月27日時間:12:00から19:00休館:日祝※…『COUPLE EVENT』は、72年にアメリカの雑誌「Sundance Magazine」で掲載され、GALERY 360°の手によってその40年後に書籍化されたという、こことナディフでしか買えないものだ。
2014年12月17日「ディーゼル(DIESEL)」は、クリスマスギフト向けアイテムを発売した。時計には「ディーゼル タイムフレームス ホリデーコレクション(DIESEL TIMEFRAMES HOLIDAY COLLECTION)」からペア仕様の日本限定モデルが登場。ケースとブレスレットにセラミックを用いた限定モデル。裏面にはシリアルナンバーが刻印され、大胆に配した「02、03、04」のアラビアンインデックスが特徴的なデザインとなっている。ブラックとホワイトの2色展開でメンズ、ウィメンズ共に5万2,000円。その他、シンプルなデザインのウオレットやデイリーユースなバッグ、マフラーやニットキャップなどギフトにふさわしいアイテムを取りそろえる。12月25日まで数量限定でオリジナルギフトラッピングも行っている。
2014年12月17日トッズグループの「フェイ(Fay)」が2015年1月から、伊勢丹新宿店と阪急うめだ本店でポップアップショップをオープンする。伊勢丹は本館4階にて1月28日から2月10日までウィメンズを、メンズ館4階にて2月18日から3月3日までメンズをオープン。阪急はメンズ館1階にて1月21日から27日までメンズを、本館1階コトコトステージにて28日から2月3日までウィメンズをオープンする。フェイは、都会的でタイムレスなデザイン、エレガンスを特徴とし、ウィメンズとメンズウエア、アクセサリー等を幅広く展開。クリエーティブディレクターはアキラーノ・リモンディ。15SSシーズンより日本初上陸する。
2014年12月17日12月8日にニューヨークの「映像博物館(Museum of the Moving Image)」で開催された第3回「ラ フォンダツィオーネ ニューヨーク(La Fondazione NY)」ガラにて、ドメニコ・ドルチェ、ステファノ・ガッバーナ、および映画監督のバズ・ラーマンが特別賞を受賞した。この賞は、芸術分野への功績と貢献を讃えるもので、ドルチェ&ガッバーナの両名はファッション、ラグジュアリーグッズにおける国際的な先導性や創造性、情熱を、ラーマンは映画、オペラ、舞台、音楽など幅広い分野での活躍が評価された。ラフォンダツィオーネ ニューヨークは、若手イタリア人アーティストのアメリカでの活動を支援する非営利団体。芸術分野での展覧会や会議の企画、アメリカ人アーティストにイタリ ア研修の機会を提供するなど、米伊間の文化協力を推進している。受賞と同時に、来年夏に映像博物館で「ティレッリ アトリエによる映画衣装展(Costume for Cinema from Tirelli Atelier)」を開催することが発表された。ティレッリ アトリエは、1964年ウンベルト・ティレッリによって設立されて以来、ヴィスコンティの「山猫」など名作映画のために衣装制作を行ってきたことで知られるアトリエ。この展覧会の開催を記念して、会場にはドルチェ&ガッバーナのアーカイブの中から、かつて映画にインスピレー ションを受けて制作された24体のルックが一夜限りで展示された。
2014年12月17日「グッチ(GUCCI)」のフレグランス「ギルティ」がバレンタインを前に、スペシャルパッケージで登場する。2015年2月4日、数量限定発売となるのは、リミテッドエディション「グッチ ギルティ ダイヤモンド オードトワレ」(50mL 1万400円、75mL 1万4,500円)と「プールオム オードトワレ」(90mL 1万2,300円)。ギルティ ダイヤモンドは女優エヴァン・レイチェルと俳優クリス・エヴァンスの刺激的な関係をモチーフにしたもの。反逆的な恋人たちのセンシュアルな緊張感を、ダイヤモンドのミステリアスな輝きに例えた。男女ふたりでまとうことでノートが解け合い、何とも情熱的な香りのカップリングを叶えるられるのが「ギルティ」ならでは。プールファムにはトップノートに享楽的な情熱を秘めたオリエンタルフローラルと刺激的なピンクペッパーを配合。ミドルノートには媚薬効果のあるライラックとカルダモン、ラストノートには官能的なアンバーとパチョリで、誘惑的でスリリングな恋愛を表現している。一方、プールオムは挑発的なフゼアに、イタリアンレモンとマンダリンを組み合わせた生命感にあふれるトップノート。ラベンダーの魅惑的なミドルノートは、コリアンダー、オレンジフラワー、ネロリと溶け合い、どこか温かい顔をのぞかせる。シダーとパチョリの男性的な香りとともに、こちらも魅惑的な香りを完成させた。限定のボトルデザインにも注目。ゴールドメタルでコーティングされたボトルには、インターロッキングで“G”のロゴがあしらわれた。プールファムではロゴを囲むように配置されたクリスタルが、ダイヤモンドのような輝きを放つ。その内側に空いたガラス窓からは、琥珀色にたゆたうフレグランスが垣間見え、フレグランスのミステリアスな世界観を表現した。
2014年12月17日2015年1月2日から6日にまで、伊勢丹新宿店本館1階=ザ・ステージにおいて、同店新春祭の一環として、「フェスタリア プレゼンツ ニコラ・フォルミケッティ ジャパンギャラクシー2015」のイベントが開催される。ニコラ・フォルミケッティ(Nicola Formichetti)は、レディー・ガガ(Lady Gaga)の衣装やミュージックビデオのディレクションを手がけ、彼女をトップスターに押し上げた影役者としても知られるファッションデザイナー&ディレクター。現在、「ディーゼル(DIESEL)」や「ユニクロ(UNIQLO)」のディレクターとして活躍中の彼が、ダイアモンドジュエリーなど恒久的なマテリアルをプロデュースしたいとの想いから、ジュエリーブランド「フェスタリア ビジュソフィア(festaria bijou SOPHIA)」とのコラボレーションが今回実現した。イベントには、“日本文化”をキーワードに製作されたスペシャルなアイテムや福袋が登場する。中でも注目は、5月に出雲大社に奉納された「フェスタリア ビジュソフィア(festaria bijou SOPHIA)」のオリジナルカットダイヤモンド“Wish upon a star”と、ニコラとのコラボレーションだ。星が大好きなニコラが“Wish upon a star”奉納のニュースに感動したことから始まったニコラコレクション(ネックレス25万円から)には、彼の星や地球に対する想いが込められている。ニコラが手掛けるキャラクター「ニコパンダ」と“Wish upon a star”とのコラボレーションによって誕生した新キャラクター「ゾンビパンダ」にも注目。ステージ限定での販売となる贅沢なコレクションで、ネックレス(60万円から)など。更にニコラと親交のある、さくらももことコラボレーションした絵本『星のおくりもの』がステージ特別版として復活。この絵本には“Wish upon a star”のダイヤモンドルースが埋め込まれ、博多織のボックス付きで10冊限定(100万円)で販売される。福袋は92万5,926円、277万7,778円、925万9,260円(925万9,260円の福袋のみ1月2日、3日の応募制、当選発表は1月4日)の3種が展開される。92万5,926円の福袋には、アーティストの小松美羽が直描きした博多織のトートバッグに 、“Wish upon a star”とダイヤモンドルース1ct、ニコラモデルのネックレスがセットになった逸品で、1ctのダイヤモンドルースは購入後、セミオーダーでジュエリーにすることもできる。277万7,778円の福袋(1点限定)は、小松氏が直描きした博多織のトートバッグに、“Wish upon a star”のダイヤモンドルース2ct、セミオーダー券やニコラモデルのネックレスなどの豪華アイテムが入る。925万9,260円の福袋(1点限定)は、“Wish upon a star”のダイヤモンドルース3ct、セミオーダー券、パヴェダイヤモンドを施したゾンビパンダリング、小松氏が直描きした博多織のトートバッグ、小松美羽直筆絵画作品のオーダー券、さくらももこによる似顔絵チケットなどのアイテムが入るほか、特別プレゼントも用意されているという。またステージでのインスタレーションとして、ヘアメイクアップアーティスト・加茂克也による“Wish upon a star”カットを施したキュービックジルコニア約800個を使用した1点物のヘッドピースがステージ限定で発売される。
2014年12月17日きゃりーぱみゅぱみゅなどを手掛けるスタイリストの飯嶋久美子がディレクションした“くらげ”をモチーフにしたポップアップショップ「クラゲリウム」が伊勢丹新宿店本館2階TOKYO解放区に期間限定オープンした。31日まで。同ショップは“くらげ”のゆらめきや、色彩、透け感などにインスピレーションを受けて作られたウェアと雑貨を展開。「ナイス ディカプリオ(NICE DICAPRIO)」は、パステルトーンのウェアに、くらげモチーフやフリルで装飾を加えたスカジャンやパンツなどを展開。シルエットや色調からもくらげを連想させる。「アコ(acco)」はくらげシルエットのネックウォーマー(2万5,900円)やキーホルダー(5,500円)、ペン(2,200円)など製作。同ショップの天井には「エデンワークス(edenworks)」の装飾品が揺らめく。同アイテムはヨーロッパでクリスマスや年末年始に飾られるという壁飾り「スワッグ」にくらげ的な要素を加えたもの。素材に手染めプリントをするブランド「ユキフジサワ(YUKI FUJISAWA)」は、ニットやスカートをくらげを連想させる色に染めたアイテムを展開。ニットには箔プリントを施したものも多く、海の中でゆれるくらげのきらめきにも通じる。同店の担当バイヤーは「水族館でも人気の高いくらげが持つ魅力を、おたく要素とファッション性をテーマに表現したいと考え、飯嶋さんと今年春頃から企画の準備をすすめてきた」という。12月27日には、飯嶋久美子とナイス ディカプリオのデザイナー須藤翔のトークイベントを開催(商品購入者優先で14時から)
2014年12月17日「フランフラン(Francfranc)」はクリスマスシーズンに向け、100種類のクリスマスギフトを提案する「Francfranc Christmas 100 GIFTS」を展開中だ。アイテムの特設サイト「100 GIFTS Christmas Story」()では、主演にアーティストのBENI、総合演出にMr.ChildrenのPVなども手掛ける島田大介氏らを起用した、インタラクティブムービーを公開。YouTubeでの再生回数は約111万6,500回(12月15日時点)を記録し、大きな反響を呼んでいる。この企画でアイテムの開発からプロモーションまで手掛けた人物が、服部真奈美さん。ファッション業界で経験を積み、2014年4月にフランフランを運営するバルスに入社。同社初のクリエイティブディレクターに就任し、様々な取り組みを始めたばかりだ。「学生の頃からファッションに携わっていましたが、年齢を重ねるにつれてライフスタイルに興味を持つようになりました。目指しているのは、ファッションのような感覚でインテリアを楽しんでもらうこと。例えば、クローゼットに入った洋服を好きにコーディネートするように、インテリアを含めたライフスタイルでも一人ひとりの個性や年齢に沿い、その人自身がその空間を好んで心地よく過ごしてもらえるようにアイテム提案をしていきたいと考えています」と話す。服部さんが同職に就任後、初の本格的なプロジェクトとなった今回の取り組み 。「昨年から、ブランドのオリジナル楽曲を使ったクリスマスのプロモーションを行っていますが、今年はスペシャルムービーをYouTubeで流したり、オフィシャルサイトでインタラクティブムービーを取り入れるなど、新しい試みに挑戦しています。今年のテーマは“Art of Christmas”。ギフトには贈る気持ちや伝えたい気持ち、そしてもらう喜びなど、たくさんの物語がありますよね。そんな気持ちを100の商品に込めて展開しています」(服部さん)。約2分間のムービーには、100種類全てのクリスマスギフトが登場。気に入ったアイテムをクリックして集め、視聴後に詳細情報をチェックしたり購入したり出来る体験型のコンテンツだ。来年1月下旬もしくは2月から展開する春夏商品にも服部さんのアイデアが生かされている。「ポップでカラフルなイメージのフランフランも大切にしながら、より上質感を感じられるような商品作りに力を入れました。白黒を基調にしたモードな雰囲気も採り入れて、新しいイメージを作り出すことで、20代のお客さまはもちろん、長年ファンでいてくれる30代、40代のお客様にも喜んでもらえるラインアップになっています」と話す。“地球へのオマージュ”をテーマに、自然にインスパイアされた約3,000点の商品がそろう。「世の中のトレンドや消費者の嗜好から、フランフランの方向性に合い、且つインテリアに落とし込めるものをセレクトしています。ファッションのトレンドも、コレクション写真をネットでチェックするなどして、常に意識しています」と服部さん。先月にはフランフラン初の展示会を開催したばかり。「メディアやディベロッパーの方々にフランフランの新しい一面を見て頂けたのでは」と手応えを感じたようだ。今後のフランフランの方向性についてはこう語る。「これまでのイメージも大事にしながら、幅広い女性に向けたファッショナブルでスタイリッシュな 新しいテイストも提案して行きます。ファンの皆さんの声にも耳を傾けながら、毎日の生活が楽しくなるようなライフスタイル作りのお手伝いをしていきたいと思います」。クリエイティブディレクターを迎え、新たな歩みを始めたフランフラン。あらゆる女性のライフスタイルに寄り添う力強い存在だ。
2014年12月17日「ポール・スチュアート(Paul Stuart)」は、青山店(東京都渋谷区神宮前5-7-20)にて、インタラクティブ・プロジェクションマッピングを開始した。1月20日まで。ウインドーには、ブランドアイコンであるマン・オン・ザ・フェンス(Man On The Fence)と、先日ニューヨーク本店及び青山店で行われた「マン・オン・ザ・フェンス インスタレーション展」に出展されたKatie Hwangの作品に動きを加えた約2分間のオリジナル映像が流れる。11時から25時(予定)まで、昼夜異なる演出が楽しめる(17時切り替え)。マン・オン・ザ・フェンスは、米国人画家J.C.ライエンデッカーの古い絵から取られたもので、「洗練された人というのは、田舎であろうと都会であろうと世界のどこにいても同じ様にゆったりと上質な時間を過ごすことができる」というポール・スチュアートの感性を表現している。
2014年12月17日東京国立近代美術館フィルムセンターで、シリーズ「ポスターでみる映画史」から2回目の開催となる「ミュージカル映画の世界」が催される。期間は15年1月6日から3月29日まで。今回の展示会では、イラストレーターの和田誠によるポスターコレクションのうち32点が初公開される。その他、日本を代表するミュージカルポスター収集家の大山恭彦のコレクションなどを含めた、計54点に及ぶ作品を出展。『雨に唄えば』『ウエスト・サイド物語』『マイ・フェア・レディ』『サウンド・オブ・ミュージック』といった、ミュージカル映画を代表する作品のビジュアルが一堂に集められた。ハリウッドが誇るミュージカル映画は、フレッド・アステアやジーン・ケリーといった名俳優を世に送り出し、60年代以降には数々の大作が作られた。ブロードウェイに発祥した、華麗なダンスと珠玉のメロディ。ポスターではその世界観が、明朗なグラフィックで表現されている。展覧会ガイドでは各作品の紹介も行われており、50年代から60年代にかけての映画史を振り返る良いきっかけになるだろう。【イベント情報】「ポスターでみる映画史Part2 ミュージカル映画の世界」会場:東京国立近代美術館フィルムセンター7階展示室住所:東京都中央区京橋3-7-6会期:2015年1月6日から3月29日時間:11:00から18:30(入館は閉館の30分前まで)休館日:月曜日入場料:一般210円大学生・シニア70円
2014年12月17日