FASHION HEADLINEがお届けする新着記事一覧 (835/854)
伊・ジェノバのフレグランスメゾン「ノービレ1942(NOBILE1942)」のオーナー夫妻が初来日し、新作発表会が5月21日に東京ミッドタウンで開かれた。新作は8月発売のオードトワレ「ヴェスプリ・オリエンターレ(VESPRI ORIENTLE)」(75ml/1万5,000円)。ユニセックス向けのシトラスオリエンタルノートで、ベルガモットやタンジェリンが織り成すトップノートがウードやセダーのベースノートに連なり、通常はミックスされないシトラスとウードをミドルノートのジャスミンが中和し繋ぐ。爽やかながらも深みのある香りで、「デイリーユースはもちろん、エレガントな夜のシーンにも最適。いわば『夜のシトラス』だね」とオーナーのマッシモ・ノービレ(Massimo Nobile)氏。会場となったイタリアンレストラン「ボタニカ(Botanica)」では、ジェノバの景色がスライドで流され、ステファニア(Stefania)夫人が見どころを解説。会は終始和やかなムードで進行した。ノービレ1942はウンベルト・ノービレ(Umberto Nobile)により1942年にローマで設立され、現オーナーのマッシモに至るまで3世代にわたり継承されてきた。天然香料にこだわり、ボトリングから箱詰めまでを熟練の職人が担当。奇抜な香料に頼ることなく、幅広いシーンに対応するエレガントでソフトなフレグランスを作り続けている。欧米、中東など世界24ヶ国のセレクトショップや百貨店で展開。日本では東京と大阪の阪急メンズ、「トゥモローランド(Tomorrow Land)」などで扱われている。
2014年05月22日手芸歴34年のお笑い芸人・光浦靖子による作品展「男子がもらって困る・子供がもらって、そうでもない ブローチ展」が、表参道ヒルズの新情報発信スペース「表参道ヒルズ ポケット(OMOTESANDO HILLS POCKET)」にて6月5日から22日まで開催される。会場では新作を含む100点超の作品を展示し、初の展示作品販売(新作ブローチ5点)も実施。6月7日14時よりゲストの千秋を迎えてトークイベントと書籍サイン会を開催し、21日には光浦本人による手芸ワークショップ(参加費3,000円、先着20名)を14時と16時より行う。光浦が所属する手芸女子集団「ブッス!!手芸部」による物販も同時開催し、メンバーのパネルを背景に記念撮影できるフォトスポットも設置。光浦は幼少時よりフェルトマスコットに熱中し、成人してからはミシンで巾着袋などを制作。2007年にニードルフェルトと出合いブローチに専念。「夢と希望と愛を込めて」作ったブローチをタレント仲間などに配布している。12年に初の手芸本『男子がもらって困るブローチ集』、14年1月にはエッセイやフォトストーリーも加えた第2弾『子供がもらって、そうでもないブローチ集』(共にスイッチ・パブリッシング刊)を発表。作品は合同展示会「ルームス(rooms)」などで展示され話題を呼んだ。OMOTESANDO HILLS POCKETは表参道ヒルズ本館3階中央オープンスペースに開設。クリエーターの作品展示や新プロジェクトの発表などを発信していく。会場の基本構成とロゴデザインは、建築家・村山圭率いるクリエーターユニット「ファミリー(PHAMILY)」が手掛ける。
2014年05月22日日本橋三越本店は5月21日、本館屋上にビアガーデン「日本橋」をオープンした。9月19日まで。同ビアガーデンは今年で開設10年目。都内のデパートでは最大級の700席を用意する。同ビアガーデンでは、料理30種類以上、ドリンク20種類以上をそろえる。食べ放題バイキングの料金は、成人男性3,901円(飲み放題付き)、成人女性3,401円(飲み放題付き)。高校生3,401円、中学生以下1,601円。乳児無料。三越ビアガーデン担当者は「今年は和食メニューを強化し、売り上げ前年比105%を目指す」と意気込む。担当者によれば、同ビアガーデンの利用客は日本橋のオフィスワーカーが多く、胃にやさしいヘルシーな料理、家庭の味を求める声が多いという。同ビアガーデンはこのような需要に応えるため、今年は「和食」をメインにメニューを開発。初登場の和食メニューとして、ひじきと野菜の彩煮、大根なます、高菜ごはん、五穀米入りひじきご飯、炭火焼とりつくね、蒸し鶏のワサビソース、わらびもち、抹茶プリン、生どらやきなどを用意した。また、今年初めて「ケーキ持ち込みサービス」を導入する。これは同店食品売り場でケーキを購入後、ビアガーデン受け付けでこれを預け、指定した時間にスタッフが席まで持参するというもの。この他に「ビアガーデンで祝うアニバーサリー」と題し、誕生日会や記念パーティー場としてビアガーデンを利用する提案を行う。今年3月には商業施設「コレド(COREDO)室町2・3」が同店向かいに開業し、客層の幅が広がってきているという。担当者は「初めて日本橋を訪れた方にも気軽に、当ビアガーデンを利用していただきたい」と語る。営業時間は17時半から21時半まで。
2014年05月21日90年代に一大ムーブメントを巻き起こしたガールズカルチャーをフィーチャーしたイベント「'90s girls culture@TOKYO解放区」が5月21日から6月3日まで伊勢丹新宿店本館2階TOKYO解放区にて開催される。90年代と言えば、ガールズカルチャーが一大ムーブメントとなった時代。ソフィアコッポラが1995年に立ち上げた「ミルクフェド(MILKFED.)」や、ソニックユースのキム・ゴードンとデージー・ヴォン・ファースらがスタートした、音楽やストリートカルチャーの要素が散りばめられた「エックスガール(X-girl)」のファッションに身を包み、ピチカートファイブやカヒミカリィなどの渋谷系音楽をのめり込むように楽しんだ頃だ。本イベントではファッションや音楽、映画、写真、アートなどカルチャーを通じて女性が自己表現・自己実現・自己主張し始め、センスや生き方で女性が認められるようになった90年代を彷彿とさせるアイテムを取りそろえる。90年代を代表するファッションブランドのミルクフェドはガーリーフォトブームの火付け役フォトグラファーHIROMIXとコラボレーションし、このイベントのために製作したTシャツやトートバッグ3型を展開。1994年にスタートし、今年で20年を迎えたエックスガールからは、ブランドモチーフである女性の顔やレインボーロゴをプリントした復刻Tシャツが登場。伊勢丹限定アイテムとして、90年代から米国を中心に活躍する女性ミュージシャン「チボマット(CIBO MATTO)」の2人がデザインを手掛けたトートバッグ(大5,000円、小3,000円)、マグカップ(1,500円)缶バッヂ(1,300円)などが登場。また、カヒミカリィの手描きメッセージがデザインされたTシャツやトートバッグ、キム・ゴードン×ボアダムスのYOSHIMIによるコラボアイテムも販売する。会場ファサードには、90年カルチャーについての考察を同企画の立案者がしたためたメッセージや、HIROMIXの写真やイラストなどの作品も展示販売する。会期中、5月23日18時から、イベント参加アーティストによるDJイベントを開催。90年代に“世界で一番有名な女子2人組”としてニューヨークで人気を博し、今年2月に15年ぶりにオリジナルアルバムをリリースした本田ゆかとハトリミホのユニット・チボマット、バッファロー・ドーターの大野由美子が出演予定。
2014年05月21日「ヴァン クリーフ&アーペル(Van Cleef & Arpels)」のアイコンジュエリー、ハート型の花びら4枚が寄り添う「コスモス コレクション」に、ホワイト マザーオブパールとオニキスのバリエーション2種が新登場する。6月発売。インドネシア及び日本産のマザーオブパールには、ピンクゴールドを組み合わせた。オニキスはホワイトゴールドとセットに。メゾンの規格に則り、カラーがDからF、透明度がIF、VVSIまたはVVS2の石のみを使用したダイヤモンドは、一つの花びらに最大八つがすべて異なるパターンで並べられる。「アントレ レ ドア リング」、イヤクリップ2種、ペンダントなどがラインアップ。コスモスは、1950年代に誕生したヴァン クリーフ&アーペルの花にインスパイアされたもの。四つ葉のクローバーと花がモチーフで、メゾンを象徴する幸運のモチーフ「アルハンブラ」にも馴染むデザイン。「コスモス」はギリシャ語で「調和の世界」を意味し、様々なモデルを自由に組み合わせることが可能。既存のデザインはゴールドとダイヤモンドの組み合わせ。
2014年05月21日ボタニカルデザイナーの江原理恵は、テキスタイルデザイナー告鍬陽介(つげくわ・ようすけ)とコラボレーションし、植物をアートに飾る「ボタニカルベース(botanical vase)」展を伊勢丹新宿店本館2階アートギャラリースペースで開催している。5月27日まで。今回展示されるbotanical vaseとは、告鍬がデザインしたキャンバスに一輪挿しが組み込まれており、草花を飾ることができる作品だ。「vase(花瓶)シリーズ」(5,400円から6,000円)と「hanging(壁掛け)シリーズ」(5,800円)が出展されている。vaseシリーズはキャンバスに“鶴首花瓶”や“ピストルの銃口”などが描かれ、草花はまるでキャンバスに生けられているように見える。hangingシリーズはキャンバスに“鳥の巣”や“クマノミ”が描かれ、その絵柄に合わせられた形でエアプランツ(鉢や土がなくても育つ植物)が生けられている。両シリーズはそれぞれ専用の草花が付属しており、vaseとセットで購入できる。草花には紫陽花やクリスマスローズ、ねぎぼうずなど、明るめのグリーンの植物が使われ、モノトーン系のvaseとは対照的に色鮮やかな楽しい空間を演出する。「普段、生け花をされない方や、花に触れることが少ない方もアート作品のように気軽に楽しんでもらえればうれしい」と江原は話す。江原は昨年「花を売らない花売り展」を開催。ボタニカルアートの展示だけでなく、今回コラボした告鍬を始め、陶芸作家の鈴木稔、アパレルデザイナー根岸明子、アクセサリーブランド「PUPUTIER」と共に製作した花や植物と人や空間を繋ぐ作品を提案し好評を得た。今回の伊勢丹への出店は、伊勢丹バイヤーを知る同展のアートディレクターの紹介で決まったという。アールイー・フラワー(RE flower)の代表取締役を務める江原は、ボタニカルデザイナーとして、人と植物と空間をデザインする事業を展開するほかにも、オフィスデザインやクラウドファンディングを行うなど、活動は多岐に渡る。そんな同氏は「今後はITと花が融合された作品を作りたい、人と花がインタラクティブにコミュニケーションを図れるような動的な作品を実現させたい」と語る。花に話しかければ、音を感じ取るテクノロジーにより花がリアクションしてくれるイメージだという。人を癒やす「静的な花」が人に話しかけてくれる「動的な花」へと変容する日も近いかもしれない。
2014年05月17日第67回カンヌ国際映画祭が5月14日に南フランス・カンヌで開幕。そのオープニングセレモニーで、初めてカンヌに参加した女優の長澤まさみが「ステラ マッカートニー(Stella McCartney)」の黒のドレスで登場した。ドレスは、バストの下にスリットが入ったセクシーなデザイン。トレーンを引くリーンシルエットがエレガント。「ショパール(Chopard)」のジュエリーと「ジミー チュウ(Jimmy Choo)」のパンプスを合わせた。長澤は、ジョン・ウー監督最新作『太平輪(原題)』のプロモーションため、今回初のカンヌ入りを実現。17・18日に行なわれるプレスカンファレンスにも出席する予定。
2014年05月16日ヘアケアコスメを企画開発する「オブ・コスメティックス(of cosmetics)」が、新業態のトータルサロン「オブヘア(Of HAIR)銀座店」(東京都中央区銀座6-2-3 3階)を6月1日にグランドオープンする。フロアには専属スタッフを有するネイル・アイラッシュブースとヒーリングヘッドスパを併設した「オブヘア銀座」、オブ・コスメティックスのショールームの他、初となる理髪店「オブ・ザ・バーバー」がオープン。銀座という立地ながらも入りやすい雰囲気作りを心掛け、「自由が丘店や表参道店のリラックスした空気を持ってきた」とオブ・コスメティックスPRの辻村氏。回廊をイメージした店内には緑が溢れ、照明を落としたスパブースはリラックスできる空間。2回連続で行うシャンプーが特徴的で、1回目は頭皮と毛穴をこすり洗いするスタンダードシャンプー、2回目は地肌を指圧しながら洗うマッサージシャンプー(スタンダードの選択も可)を実施。シャンプーは専門スタッフが髪の状態に合わせてセレクトする。香りを10種のオリジナルブレンドオイルから選択でき、リラックス効果の高い「ラベンダーオレンジ」が1番人気という。シャンプー(ショートスパ&マッサージ)&ブローで4,000円から。バーバースペースは英国紳士を意識したクラシックモダンな雰囲気。理容師免許を持ちつつ、オブヘアのカット理論も学んだスタッフがそろう。主に男性客向けだが、顔剃りなどで女性客が利用することも可能。オブ・コスメティックスは、自由が丘にヘアサロンを構えていた古里オサムが1988年に設立。オーガニック素材と最新テクノロジーを採り入れた、髪にもサロンスタッフの手にも優しいアイテムを開発している。
2014年05月16日「ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)」は、原宿本店 メンズ館の「UA カフェ(CAFE)」を改装し、「UA バー(BAR)」として5月22日に新規オープンする。営業時間は11時から23時半(日曜日は20時まで)。内装やフード&ドリンクメニュー、ロゴデザインを大幅リニューアル。ドリンクはノルウェー・オスロの老舗コーヒーバー「フグレン(FUGLEN)」が担当し、オリジナルカクテルやスペシャリティーコーヒーを提供。フードは浅本充による東京・自由が丘のベーカリー「自由が丘ベイクショップ(JIYUGAOKA BAKESHOP)」が手掛け、酒に合うガストロパブメニューやテイクアウト可能なボリューム感あるランチを用意。オペレーションを行うのは「トランジット ジェネラル オフィス(TRANSIT GENERAL OFFICE)」が行う。
2014年05月16日三陽商会が、33年前に同社が元プロ野球選手・長嶋茂雄のために仕立てたスーツを復元する。昨年設立70周年を迎えたことを機に「TIMELESS WORK.ほんとうにいいものをつくろう」というタグラインを策定した三陽商会。2013年は「時を越えて愛されるコート」をテーマにした『100年コート』の製作に取り組み、購入者のための「100年オーナープラン」も開始した(『100年コート』は14年も展開する)。そして、14年は保管庫から長嶋のために仕立てた33年前のスーツの型紙が見つかったことをきっかけに、当時の作り方に現代の手法を取り入れてそのスーツを復元する。当時のスーツ作りに携わった社員の思いや技術、こだわりが現社員に継承することに期待されている。5月中旬にはこの試みを題材にした企業広告を一部の新聞に掲載し、7月には公式サイトにて完成品が紹介される予定。
2014年05月15日ビンテージコレクターとしても知られるクリエーティブディレクターのニゴー(NIGO)が、「リー(Lee)」のコレクションから3型をセレクトしたコレクション「リー バイ ニゴー(Lee by NIGO)」をローンチした。「131カウボーイ(Cow boy)」(2万6,000円)は、1930年代のカウボーイモデルがベース。経糸に米国産オーガニックコットン、緯糸に汚れを目立たせないトップグレーの糸を用いたセルビッジデニムを使用。カウボーイのイラスト入りソーバラベル、鉄製「UNION MADE」刻印のタックボタン、左バックポケットに挟み込まれた紙のチケットが付属。オール綿糸仕様のステッチワークも再現した。左バックポケットの革ラベルには「バイ ニゴー」のオリジナルスタンプ入り。「101カウボーイ」(2万3,000円)はジッパー仕様の20年代モデルがベース。米国産オーガニックコットン100%製の右綾セルビッジデニムで、フロントのジッパー部分には当時と同様にフックレスファスナーのピンロック、ファスナー止めには「コの字止め」を使用。オール錦糸仕様のステッチワークは、当時の職人による縫製時の歪みまで再現した。「リー バイ ニゴ」のロゴが入った、当モデル専用のワイヤー入りドーナッツボタンがアクセント。20年代にデビューしたフロントジップのオーバーオール「ウィジット(WHIZIT)」は、ファスナーが素早く動く音「WHIZ」からインスパイア。生地にはリーが開発した、軽くて薄いながらも13オンスクラスの強度を持つオリジナルデニムを使用。フロントにはコの字止め仕様の綿テープベル型フックレスファスナーを用い、運針やステッチワークなども再現。創立125周年記念イベント「リー アーカイブ ツアー(Lee Archive Tour)」に合わせ、ラフォーレ原宿内「リー ショップ(Lee SHOP)」で先行販売中。
2014年05月15日荒木飛呂彦作の人気マンガ作品『ジョジョの奇妙な冒険』と「コンバース(CONVERSE)」の定番スニーカー「オールスター(ALL STAR)」とのコラボレーション第2弾が発売される。テレビにてアニメ放映中の第3部主人公・空条承太郎が日本人ということから、日本の伝統工芸・西陣織をアッパーに採用。「オラオラ」の模様が浮き上がり、承太郎のトレードマークであるハンドマークが左右に入る。インソールには描き下ろしの承太郎とスタープラチナがプリントされ、アイレットホールにはジョースター家の星型のアザをイメージしたハトメを用いた。サイズはメンズ25.0から30.0cm(28.0までハーフサイズあり)、ウィメンズ22.0から24.5cm(ハーフサイズあり)を展開。価格は1万1,000円。「ツーピーエムワークス(2PMWORKS)」にて5月16日0時から6月15日まで受注会を開催し、12月下旬配送予定。オールスターの『ジョジョの奇妙な冒険』コラボモデル第1弾は、2013年6月にローンチ。1部と2部のメイン要素である石仮面がモチーフとなった。これまでにも「アウトドアプロダクツ(OUTDOOR PRODUCTS)」のデイパックとパーカ、「セイコー(SEIKO)スピリットマート」のウォッチなど、ジョジョのコラボファッションアイテムが発売されている。
2014年05月15日5月12日、伊勢丹新宿店にて販売がスタートした「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」の新アクセサリーブランド「ディスコード(discord)」。当日行われた記者発表でデザイナー・山本耀司が発言した内容全文を紹介する。僕が特に最近気にしているのはジャパンクール。(これは)日本発信の世界に影響を与える非常に高いレベルの、感覚の鋭い日本の工業技術の最先端と同じようなレベルのもの。要するに世界にはないレベルの高いクリエーティブな感覚だ。これを商売ではソフトと呼びますが、ソフトしか日本には輸出する物がない。その中で日本政府はアニメとかキャラクターだけを大事にしている。僕にとっては残念な状況が続きました。僕が残念だなぁと思っていたところへ伊勢丹さんからお声を掛けていただいて、小物・バッグ・スカーフなどをやってみないかと言われました。伊勢丹さんは去年に改装が終わってから、アーティスティックな百貨店になっていくというお話を伺っておりました。なので、ぜひ協力したい、やらせていただきたいということで引き受けたんです。即行で引き受けました。ところが、私自身、服を作り続けて37、8年、バッグってデザインしたことがなかったんです。パリコレクションで発表する男のデザイナーで女性のことが大好きなデザイナーはほとんどおりません(笑)。私はファッション界の化石と呼ばれています。女好きのデザイナーは化石なんです(笑)。だから女心が分からないんです。バッグをどう持つのか、どうショルダーにして背負うのか、どのくらいの分量が良いのかが分からない。なので、急遽自分の周りに(バッグを持つ女心を)フォローしてくれる女性デザインスタッフを集めました。大きな方向性は僕が決めましたが、実際のバッグの大きさとか革の柔らかさ、ベルトの長さとかハンドルの具合とか細かいことを全部女性スタッフと相談しながら作りました。(ディスコードは)半年間、三越伊勢丹さんでエクスクルーシブで取り上げていただきます。その後は継続してヨウジヤマモトブランドのアクセサリー部隊・部門としてずっと継続して行くつもりです。このブランドは日本だけじゃなくて世界でどこまで伸びるか、頑張るつもりでいます。みなさんどうぞ僕を助けてください!よろしくお願いします。フォトコールでは、“フェイスブックで拡散して”との発言も。■会見終了後、記者から受けた質問に対して――伊勢丹と組まなければできなかったことはありますか?もちろんあります。この百貨店は世界で一番新しい物がいつもあるんですよ。――クールジャパンではアニメやキャラクターを推しているのが残念と言っていましたが。だって、残念じゃありませんか?日本にはもっとハイレベルな正しい意味でのクールな物があるのに。――日本の本当の意味でのクールな物というのはどんな物だと思いますか?日本的な文化。日本的な美しさ。これがクールです。外国ではそういった物は作れませんから。いわゆる引き算の文化、間(ま)の文化、行間を読む、崩れを美しいと思う、歪みが美しいと思う、そういうところに美しさを発見できるのは日本だけなんです。――そういった感性が生かされた技術、または埋もれてしまっている日本の技術はありますか?沖縄返還の時に、秘密協定で繊維産業が壊滅的な打撃を受けて以来、日本政府は繊維産業に全然力を入れておりません。本当に細々と職人さんが京都とか北陸とか様々なところで作っています。到底他の工場ではできない世界的なレベルの織り物とか染め物とか、ちょっと年長者の職人の方々ですがまだまだ頑張っています。私が伊勢丹さんと取り組みをすることで、こういう商品が消費者の手元に届くんだと言うことが分かれば、その零細な工場も跡継ぎが出てくるんじゃないかと。そうすれば日本の将来はあるぞと。ちょっと大げさですが、そのために頑張るぞというような考え方でやっております。――次世代につなげるためにも、このブランドを立ち上げたという思いもあるのでしょうか?そうですね。それがこの業界で長いことやらせていただいて自分の役割だと思っていますし、できるだけ早く若い人達に引き渡して行きたい。
2014年05月12日「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」は、新ラグジュアリーアクセサリーブランド「ディスコード(discord)」を伊勢丹新宿店にて5月12日より先行販売する。当日開店前、同店にて記者発表会が行われ、デザイナー山本耀司と伊勢丹新宿本店長鷹野正明が登壇した。ディスコードは、ヨウジヤマモトと三越伊勢丹の共同プロジェクトとして立ち上がったブランド。山本がラグジュアリーアクセサリーを通して新しい価値観を提案する。“不協和音”という意味のブランド名の通り、完璧なものよりも少しずれがあるもの、不完全・不安定なものに美しさ感じる日本人の繊細な感覚をメイドインジャパンのハイクオリティーにこだわった小物やバッグなどで表現して行く。ブランドロゴは完璧な物に少し傷を付けて不完全な美しさを引き出す引っかき傷からインスパイアされたという。商品ラインアップはスカーフ17型(2万円から5万3,000円)、バッグ17型(6万9,000円から23万8,000円)、婦人靴4型(5万9,000円から6万5,000円)、革小物14型(2万6,000円から6万3,000円)。山本氏は、「ファッションの世界で40年近く仕事をしているが、実は今までバッグのデザインをしたことがなかった。女性が小物やバッグを持つ感覚をデザインに落とし込むため、女性デザイナー達を集めて革の柔らかさ、バッグハンドルの長さなど細かい部分に“感覚”を取り込むことに注力した」と説明。2月にニューヨークで行われた三越伊勢丹ポップアップストア「ニッポニスタ(NIPPONISTA)」で発表された同ブランド。鷹野本店長は「現地で好評だった。ニッポニスタは我々が行っている日本の良いものを紹介するプロジェクト『ジャパンセンシィズ(JAPAN SENSES)』の一環。今年は格上げを狙い、NYに出店した。以前より世界のラグジュアリーブランドと肩を並べられる日本発の日本人によるアクセサリーブランドが欠落していると考えており、ヨウジヤマモトにアプローチした」と話す。これを受けた山本氏は快諾したという。最後に山本氏は「日本には本当の意味で“クール”な物が多い。侘び寂び、間、引き算の美学、崩れや歪みに美しさを感じる繊細な感覚は日本人特有のもの。そして、零細企業・高齢ながらも世界に誇れる伝統工芸技術を持つ職人もいる。それらの技術を取り入れた商品が多くの消費者へ届く姿を見せることができれば、若い技術継承者も増えるかもしれない。若手育成、技術継承は長い間ファッションに関わってきた人間としてのこれからの役割なのかもしれない。これから若い人達にどんどん育ってもらいたい。そのためにも、海外では作れない日本的美しさを表現して行きたい。皆さん、私を助けてください!」と語った。同店での先行販売に引き続き、銀座三越にて5月21日から、日本橋三越本店にて5月28日から、青山本店では5月23日から販売を開始する。また、同ブランドの世界観を伝えるインスタレーション形式のイベント「INSTALLATION at Mandarin Oriental, Tokyo by Yohji Yamamoto」をマンダリン オリエンタル 東京38階ロビーにて6月8日までの期間限定で開催している。
2014年05月12日徹底したモノづくりへのこだわりと独自の世界観で根強い人気を誇るビズビム(visvim)。その旗艦店で香るのが2006年春夏にデビューしたライフスタイルシリーズ「SUBSECTION」のフレグランスだ。visvimのクリエーティブディレクターである中村ヒロキは、パリ・ヴァンドーム広場のパークハイアットホテルで使用されているフレグランスに興味を持ったことがきっかけで、同ホテルのアメニティデザインを手掛けたフリーランスのフレグランスデザイナー、ブレイズ・モータン(Blaise Mautin)にコラボレーションを依頼。「コンフォート」をテーマにした香りが生まれた。ビズビムの旗艦店の”心地良い空間”を香りで表現したフレグランス「F.I.L.」に加え、「ミント」、「アンバー」、「グラス(芝生)」、「チョコレート」などの香り、そして新生児をテーマにしたという「ニューボーン」や、午前9時の京都のお寺をテーマにした 「KYOTO 9:00 AM」など、ユニークな香りもラインアップ。(各8,800円)。フレグランス以外にも、ルームスプレー(6,800円)やキャンドルL(3万3,000円)、ディフューザー(1万4,800円)、バスジェル・シャンプー・コンディショナー・ボディローション(各6,800円)もそろう。モータンは、フランスの香水学校「イジプカ(ISIPCA)」や、アンティーク香水の博物館「オズモテック(osmotheque)」などで数年に渡り製法を習得。フランスで最も有望なパフューマーの一人として知られ、世界各地にクライアントを持つ。
2014年05月11日JALは5月より国際線の機内販売にて、同社の新商品・サービス総合アドバイザーである脚本家・小山薫堂との特別企画「JAL スカイ ビスポーク」を開始した。その第1弾として、英高級靴ブランド「ジョンロブ(JOHN LOBB)」の「バッフィンググローブ」を6月まで販売する。価格は1万4,000円。「JAL スカイ ビスポーク」は、伝統あるブランドの高い技術を持つ職人によるアイテムを、JALオリジナル商品として販売するというもの。2015年4月まで、2か月ごとに全6回に渡り新製品を提供していく。「バッフィンググローブ」は靴の表面を磨くためのミトンのこと。表面に貼られたムートンの天然オイルによって、革に傷をつけることなく艶が出せる。クリームなどを必要としないため、旅先に持ち歩けば気軽に靴を磨くことが可能。ジョンロブでは全7色のグローブをラインアップするが、今回はJALオリジナルカラーとしてコーポレートカラーの赤を使った商品となっている。
2014年05月10日ジュンは5月12日、伊勢丹新宿店に期間限定コンセプトストア「ザ ポップ バイ ジュン(THE POP by JUN)」に続く第2弾ストア「ビオトープ(BIOTOP)」をオープンする。ビオトープは、ライフスタイルからファッション、食まで幅広く商品をセレクトしているショップ。今回はビオトープが注目する国内外のブランドとのコラボレーション商品をラインアップする。「アニエスベー(agnes b.)」の定番アイテムであるボーダーカットソーはアーカイブカラーから17色をセレクト。男性用、女性用、子供用の各ラインで長袖と半袖を取りそろえる。「エルベシャプリエ(Herve Chapelier)」のコーディングキャンバストート「GPライン」もこれまでに使われなかったシルバーを用いたエクスクルーシブなカラーリングで登場。オーガニックコットンと再生竹繊維を使用した国内タオルブランド「ヒポポタマス」のビオトープオリジナルタオルはボーダー柄を採用し5色展開で販売される。この他にも「フォグリネンワークス」「アピス」「アメヤ」などのファッションアイテムから生活雑貨まで様々なジャンルの商品を取りそろえる。ビオトープのフィルターを通し作られたプロダクトはビオトープとザ ポップ バイ ジュンでの限定販売となる。
2014年05月10日ロンドン、ヴィクトリア&アルバート博物館(V&A)は、2011年にニューヨーク、メトロポリタン美術館で開催された「アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQUEEN)」の回顧展「アレキサンダー・マックイーン:サヴァージビューティ」展を来年3月14日から開催することを4月24日に発表、翌25日には早くも前売り券の発売を開始した。昨年V&Aで開催されたデビッド・ボウイ展を始め、前売り券なしでは入場できない人気展覧会が続く中、ロンドン出身の天才デザイナーの回顧展だけに異例の措置が取られたようだ。展覧会では、1992年のセントマーチン美術大学MA(修士)卒業作品から、マックイーンの死によって未完となった2010年秋冬コレクションまで、マックイーンの足跡と華麗でシアトリカルなショーを振り返るものとなる。【イベント情報】アレキサンダー・マックイーン:サヴァージビューティ会場:ヴィクトリア&アルバート博物館(V&A)場所:Cromwell Road, London SW7 2RL会期:2015年3月14日から7月19日まで
2014年05月08日プレミアム・スパークリングワイン「シャンドン(CHANDON)」が、「シャンドン ブリュット(CHANDON BRUT)」の夏限定サマーボトルを6月初旬から数量限定で発売する。マリンスポーツの「セーリング」をイメージしたラベルは、今年らしいモードな青と白のストライプに赤のロープを組み合わせたデザインで、夏らしさを演出した。価格は2,800円(750ml)。オーストラリアのワイナリー ドメーヌ シャンドンで醸造されるシャンドン ブリュットは、シャンパンの伝統品種であるシャルドネとピノ ノワールを用い、シャンパンと同じメトード・トラディショネル製法で造られたアペリティフタイプのプレミアム・スパークリングワイン。味わいはやわらかく、たっぷりとした果実味が特徴で、18か月間瓶の中で澱とともに熟成された複雑なアロマと味わいを持つ。
2014年05月08日パリの子供服ブランド「ボンポワン(BONPOINT)」の新旗艦店が5月6日、ニューヨーク・ソーホー地区にオープンした。店舗面積は180平方メートルで、店舗のコンセプトは「子どもがいるあたたかな家庭」。フランスの職人に組み立てを依頼した木製の山小屋や、ボンポワンのクリエーティブディレクターのクリスティーヌ・イナモラートと彼女のデザインチームがパリの蚤の市で選んだビンテージ家具やアンティーク雑貨などが置かれ、部屋ごとに異なるイメージで演出されている。パウダーピンクとホワイトを基調とした「ベビー&新生児向けの部屋」、メタリックなワードローブが並ぶ「男の子の部屋」に加え、「これから出産を迎える女性のための部屋」も用意。この部屋ではインストアギフトリストやラデュレによるオーダーメイドのペストリーを使用したベビーシャワーも開催する。これは、ワンランク上のサービスを提供するためボンポワンが開設したプログラム「ミニクラム(MINI CLUB)」によるもので、今後、パーソナルショッピングや、子供達のためのドローイングのワークショップやセントラルパークでの乗馬体験なども予定している。同店では、限定のチャリティーカプセルコレクションも登場。ボンポワンの象徴でもあるリバティプリントを12種類使用し、豊富なバリエーションのアイテムを取りそろえる。ジュエリーデザイナーのオーレリー・ビダマンもこのチャリティーに参加し、12 個限定でチェリーチャーム付きのブレスレットを発売した。このコレクションの売り上げは全額、子供達の教育と健康をサポートするチャリティ団体ニューヨーカーズ・フォー・チルドレン(New Yorkers For Children)に寄付される。また、ボンポワンの14SSのコレクションでは、ファッションアイコンであるツィッギーや、日本独自の美意識、50年代のレトロロマンティックスタイルなど、五つのテーマからインスパイアされたデザインがそろう。
2014年05月08日「トリー バーチ(TORY BURCH)」は、ブランド誕生10周年と日本上陸5周年のダブルアニバーサリーを記念したスペシャルポップアップショップを、6月18日から24日までの期間、伊勢丹新宿店本館1階ザ・ステージにオープンする。コンセプトは「SOUTHAMPTON GATEWAY」。会場のインテリアは、ハンプトンズにあるデザイナーのトリー・バーチ本人の別荘のプールやガーデンからインスパアされたデザインで彩られ、贅沢で洗練されたトリーのバカンスを疑似体験できる空間になるという。また、三越伊勢丹限定品として、同ブランドのコレクションの大きなインスピレーション源となっている“旅”をテーマにしたオリジナルプリントのアイテムが多数登場。世界各国のアイコンを切手風にデザインしたイラストが施されたトートバッグ(3万6,000円)や長財布(3万円)、Tシャツ(1万4,000円から2万8,000円)、シューズ(1万9,000円)などがラインアップする。スペシャルショッピングバッグも用意されており、3万円以上購入すると数量限定のノベルティもプレゼントされる。20日(11時から13時、15時から17時)には、ザ・ステージ内でフォトシューティングイベントを行い、購買客先着100名にデザイナーのトリーのサイン入りフォトフレームに撮影した写真を入れてプレゼントする。
2014年05月08日アクリスジャパンは、ドイツのハンドバッグブランド「コンテス(COMTESSE)」のブランド創業85周年記念モデル「ティアラ(TIARA)」(84万8,000円)を6月15日に発売する。ティアラは、コンテスのロングセラーである「コルネリー(CORNELIE)」をベースに、本来はキュービックジルコニアで装飾されたリング状ハンドル部分にスワロフスキーを施した。フラップには、閉時に便利なマグネット付きの蓋を使用。12個のキュービックジルコニアと“COMTESSE”のブランドロゴが刻印されたメタルパーツのカラーは、本体のメタリックカラーにマッチするブラックメタリックとライトゴールドの2色展開。帝国ホテルプラザのコンテスブティック、三越日本橋店、高島屋日本橋店、松坂屋名古屋店、大丸心斎橋店、大丸博多店などの百貨店で発売。コンテスは1929年にドイツのオベルトハウゼンで創業。初めてハンドバッグにホースヘアを用いたことで知られ、58年のブリュッセル国産見本市では金賞を受賞した。83年に日本初の直営店がオープン。雅子妃を始め、タイやスウェーデンなどのロイヤルファミリーにも愛用されている。
2014年05月08日「ホワイトマウンテニアリング(White Mountaineering)」が旗艦店を代官山に移転オープンした。住所は東京都渋谷区猿楽町2-7で、同ブランドアトリエの1階。店舗面積は約66平方メートル。デザインは、表参道店と同じく、スモールクローン(SMALL CLONE)の佐々木一也が手掛けている。落ち着いた色味を使用した、ウッド調の空間には、中央にバーをイメージしたカウンターを配置。ステンレスのラックや、コンクリートの壁などの異素材を組み合わせながら、大人の空間に仕上げている。店内には、メンズと、今春スタートしたウィメンズのコレクションを取りそろえる。「VOYAGER(旅人)」がテーマの14SS新作の他、オープンを記念して発売された、アウトドアブランド「テバ(Teva)」とのコラボサンダル(1万円)と、ボタニカル柄の限定Tシャツ(5,500円)も登場。共に、ウィメンズとメンズサイズがそろう。
2014年05月07日ジュエリーメゾン「ヴァン クリーフ&アーペル(Van Cleef & Arpels)」は、新たなハイジュエリーコレクション「ピエール ド カラクテール ヴァリアシオン(Pierres de Caractere VARIATIONS)」を発表した。本コレクションは、クロード、ジャック、ピエールのアーペル3兄弟が世界各地を旅行し異文化を採り入れた1950から70年代のクリエーションを賛美する「ピエール ド カラクテール」コレクションから7年を経て登場。ダイアモンドやカラーストーン、マザーオブパール、ハードストーンなどを自由に組み合わせた素材使いに、新たな解釈をプラスする。「色彩のデュエット」をテーマとするバイカラーのジュエリーには、合計40カラット超のモザンビーク産ルビーを用いた「オリエンタルプリンセス ネックレス」、ダイアモンドとルビーが描く花びらの中央にオールドカットのダイアモンドをセットした「アンコリー プレシューズ リング」、1対のイエローダイアモンドに取り外し可能なタッセルをプラスした「プレシャス ライト イヤクリップ」、丸みのあるカットを施したターコイズの中央にイエローダイアモンドをあしらった「シーサイド リング」などがそろう。グラデーションを用いた配色をテーマとする「色彩のカマイユ」には、ダイアモンドとサファイアが交差する「カマイユ ド ブルーリング」、ラピスラズリやパライバトルマリン、グリーンのクリソプレーズが幾何学的ラインを描く「ジェオメトリック フラワー ブレスレット」、中心を飾る21.19カラットのピンクスピネルの周りにコーラルやモーヴサファイアを交互にセットした「サマーカクテル リング」などがラインアップ。色とりどりのジュエリーをテーマとする「色彩のパレット」には、ダイアモンドとターコイズ、彫刻を施したルべライトをドーム状にセットした「レディースカクテル リング」、オニキスとコーラル、白色の養殖真珠をジッパー式ネックレスに用いた「ジップ エレガンス ネックレス」などが登場する。
2014年05月07日日本橋三越本店では、5月11日の母の日を前に全館キャンペーンを展開し、様々なギフトの提案をしている。会期は11日まで。母の日の定番ギフト「花」では、同店本館5階インテリア雑貨コーナーにあるプリザーブドフラワーショップ「ベル・フルール」の大輪のバラをあしらったオールラウンドアレンジ(5,400円)を紹介。同コーナーでは3日と5日、フラワーデザイナー今野亮平によるフラワーアレンジワークショップを開催し、自分で作ったアレンジメントを贈る提案を行った。近年、花に代わるギフトとして注目が集まる「スイーツ」では、ピンクのストロベリークリームで仕上げ、ありがとうの気持ちを込めたマーガレットと苺を飾り付けた紅茶が香る「フォーナム・アンド・メイソン」の母の日限定ロールケーキ(1,200円)、透き通った錦玉羹に羊羹を合わせ、カーネーションを表現した「両口屋是清」の「贈る花」(700円)など、お花をモチーフにした可愛らしいスイーツを取りそろえる。また、母の日を親子でゆったりと過ごせるよう「東京会館」では、お重の中に料理を彩りよく盛り付け、刺身や蕎麦椀、鮑の陶板焼き、芋羊羹がセットになったお弁当「母の日御膳」(各日15食限定/5,400円)を期間中限定で用意。三越伊勢丹グループは、昨年から「母の日は家族写真記念日。」と題して母の日キャンペーンを展開。今年3月にオープンした「はじまりのカフェ(Hajimarino cafe)」では母親を中心とした家族写真を撮影し、オリジナルタブロイド判フォトブックを作成するサービス(1冊6万2,000円、3冊11万2,000円)を提供している。また、「エヌティティドコモ(NTT docomo)」とコラボレーションして「イエ・ラブ・ゾク写真展」も開催している。
2014年05月07日「ギャップ(GAP)」とアート・ファッション誌『ヴィジョネア(VISIONAIRE)』は、ファッションとアートが融合するコラボレーション企画第2弾として限定Tシャツをリリースする。コレクションの内7点には、「ソーラー(SOLAR)」をテーマとした『ヴィジョネア』56号のために開発された、太陽光に反応する塗料の紫外線感光インクを使用。ウゴ・ロンディノーネ(Ugo Rondinone)の電球が青く発光し、ピーター・リンドバーグ(Peter Lindbergh)のモノクロ風景写真にブルーの目が出現。アレックス・カッツ(Alex Katz)、ヨーコ・オノ(Yoko Ono)、フランソワ・ベルトゥ(Francois Berthoud)、ロー・アスリッジ(Roe Ethridge)、リチャード・フィリップス(Richard Phillips)のアートワークも、太陽光を浴びて鮮やかな色合いに変化する。その他、マリオ・ソレンティ(Mario Sorrenti)、マーク・クイン(Marc Quinn)、トニー・アウスラー(Tony Oursler)の作品をフォトプリントしたTシャツ3点もそろい、シリーズ第1弾で好評だったヨーコ・オノの「グロー ラブ ウィズ ミー(Grow Love With Me)」をホワイトにゴールドホイルの組み合わせに刷新したデザインも登場。各国のギャップ主要フラッグシップストア、ヴィジョネア対象取り扱いショップなどで、それぞれ500枚の数量限定発売。日本では、東京・原宿のフラッグシップショップのみで各50枚発売。『ヴィジョネア』は、ナンバリング付きの限定部数のみを発行しているニューヨーク発のアート・ファッション誌。1991年春にスタートし、各号ごとに異なるテーマやフォーマットで刊行。アンディ・ウォーホル(Andy Worhol)、デヴィッド・ボウイ(David Bowie)、ザハ・ハディド(Zaha Hadid)など幅広いジャンルの著名人が登場している。2014年はギャップとコラボし、バックナンバーから今後発行するナンバーまで様々なテーマやアートを題材にコレクターズ向け限定Tシャツを発表する。
2014年05月07日「トッズ(TOD’S)」はミラノサローネに合わせて、日本のデザインスタジオ「ネンド(nendo)」とコラボレーションしたメンズデッキシューズの新作「エンベロープ・ボートシューズ」を発表。それに伴い、スピガ通りにあるショップのウインドーディスプレイをnendoが手掛け、「エンベロープ・ボートシューズ」のコンセプトを道行く人にビジュアルで伝えていた。通りに面したエントランスを挟んで左右二つのウインドーを使ったディスプレイは、“タイトストリング”で封をするレザーの書類封筒が郵便受けから飛びだし、その中から出てきた紙の上にエンベロープ・ボートシューズが乗って飛んでいくというストーリー仕立て。ウインドーのコンセプトについてnendoを率いる佐藤オオキ氏は「大切な手紙を包んで遠くまで運び、人に喜びを届ける『封筒』から着想した。足を大切に包んで遠くまで運んでくれるように、喜びを届けてくれるシューズとなってほしいと表現した」という。手紙が途中からシューズに変身して飛んで行ってしまうような軽やかな演出だった。
2014年05月06日既にホテル事業を展開しているジョルジオ アルマーニ(Giorgio Armani)だけに、室内装飾は重要な分野。サローネの期間に合わせて、新たなインテリアアイテムを発表すると共に、「アルマーニ / カーザ(ARMANI / CASA)」ウェブサイトwww.armanicasa.comをリニューアルした。ジョルジオ・アルマーニにとって住空間は特別な存在だという。家はそこに暮らす人の趣味趣向を色濃く反映し、公共建築よりも、時を経て変化していくのがよく分かるからだろう。今年はアルマーニ / カーザ初となる壁紙装飾材シリーズが登場。ミラノの壁紙専門メーカー、ヤネリ&ヴォルピ(Jannelli & Volpi)とコラボレーションしたもので、ラメ糸を織り込んだシルクシャンタンの布地にヤシの木といった模様をデジタル印刷している。照明の光を反射するシルク特有の光沢とデジタル印刷を組み合わせることで、壁全体を風景画のような壁紙で覆うことも可能。壁紙で空間を大きく変えることになる。またアルマーニ社自体は意図していないようであるが、使われている素材には環境への配慮も感じ取ることができる。シルク、シザル麻のように空気中の有害物質を吸収し消臭効果があるものや、防音、耐久性に優れ、天然繊維ゆえに静電気を寄せつけない素材を壁面装飾材に取り入れるなど、装飾性のみを追求しているのではない。家具の新たなコレクションも登場した。天板にリネンにハンドメイドによるシルバーリーフ仕上げを施し、艶のある古色加工を施したデスクや、極東の古いガラスランプに想を得た照明コレクションが充実。照明はすべてヴェネチアのムラノ島で昔から伝わる手吹きガラスの手法で作られた。半透明のガラス表面からこぼれる光が空間を柔らかく照らし、宇宙空間に隕石が浮いているような印象を与えていた。
2014年05月04日ジュエリーブランド「ジャスティン デイビス(Justin Davis)」は、初のブライダルラインを発売した。エンゲージリング「フェイト(Fate)」はブランドを象徴するクラウンを象ったデザインで、四角ダイアとメレダイアをあしらったプラチナ台(50万円から)、ルビーとダイアモンドを配したイエローゴールド台(39万円から)の2種。また、クラウンを刻印したシンプルなマリッジリング「パッションクラウン(Passion Crown)」(10万円から)、表面にカットを施したマリッジリング「ラブフール(Lovefool)」(8万円から)など、合わせて全16型をラインアップ。同ブランド全国直営店にてオーダーを行う。
2014年05月01日コーセーの「プレディア(Predia)」から、初のネイルシールが登場した。爪に貼るだけで、手軽にジェルネイル風のぷっくりとした立体感とツヤのある仕上がりを生む。デザインは、根元が透明になったフレンチタイプ。爪が大き目の人にも使いやすい。ピンクやベージュなどフェミニンなカラーに、ハートやチェック、ドットなどがモチーフになった全8種がラインアップした。価格は800円(12爪/2回分)。専用のトップコート(1,000円)も用意されている。全国のプレディア取扱店で販売。デザインを監修したのは、美容コーディネーター・ネイリストの高橋果内子。「誰でも気軽にネイルを楽しんでもらいたいという思いからデザイン監修を引き受けた。サロンでも人気のデザインを採用。シール自体がぷっくりと盛り上がっているので簡単にジェルネイル風に仕上げることができるので、今までネイルをしたことがない方にも使ってほしい。また、忙しくてネイルサロンに行く時間がない時の応急アイテムとしてもおすすめ」と話す。
2014年04月30日