FASHION HEADLINEがお届けする新着記事一覧 (845/854)
「マルニ(MARNI)」は12月4日、「ポーター(PORTER)」とコラボレーションしたクリスマスコレクションを発売した。コレクションは、マルニのプリントを施したポリエステル素材を使用。ポーターの代表的シリーズ「タンカー(TANKER)」のヘルメットバッグをベースにしたバッグやロングジップウォレット、二つ折りのホールディンジップウォレット、iPad miniケース、カードケースなど全6アイテムを展開(ヘルメットバッグは展示のみ。2014年1月中旬発売予定)。阪急メンズ東京、梅田阪急メンズ館、伊勢丹新宿店メンズ館の3店舗で限定販売される。また、2月上旬より第2弾のビジネスコレクションも発表する。それ以降も年に4回限定アイテムが登場する。
2013年12月05日三陽商会が展開する「プリングル1815(PRINGLE 1815)」は、福岡・天神の岩田屋本店1階イベントスペースにて、4日から10日までポップアップショップをオープンする。岩田屋における当ブランドのイベントは初の試み。クリスマスギフトにも最適な、ニットを中心とするメンズ・ウィメンズアイテムが集合。カーディガン、プルオーバーをアンサンブルで着用できるツインセットや、アーガイル柄をモダナイズしたニットから、ストールやブローチ、バッグなどの雑貨まで用意。1万5,750円以上の購入で、オリジナルキャンディーをプレゼントする。会場は、今シーズンの広告ビジュアルのウォールペイントに起用された英国人アーティスト、ステファン・サトクリフ(Stephen Sutcliffe)がブランドアイコンのランパントライオンを描いたポップなイラストで装飾される。プリングル1815は13SSシーズンからローンチ。1815年創業の英国老舗ブランド「プリングル・オブ・スコットランド(PRINGLE OF SCOTLAND)」のブランドアイデンティティーを継承しつつ、「MAKE THE NEW STANDARD(未来のスタンダードを作る)」をコンセプトに、よりコンテンポラリーなアイテムをラインアップ。ジャケットやボトムスなどのニットアイテムが幅広くそろい、カラーバリエーションも豊富。
2013年12月04日良品計画グループの「ムジU.S.A.リミテッド(MUJI U.S.A. LIMITED)」は、ロサンゼルス市ハリウッド地区に米国旗艦店となる「ムジハリウッド(MUJI Hollywood)」を12月14日にオープンする。ムジハリウッドは、ハリウッドの商業施設「ハリウッド・ギャラクシー・ショッピングセンター(Hollywood Galaxy Shopping Center)」に開業。売場面積は240坪。米国店舗としては初めて菓子やコーヒー・茶葉、レトルト類などの食品を取り扱い、上質な素材とデザインにこだわったウェア「ムジラボ(MUJI Labo)」、世界各地で使われてきた“よいもの”を紹介する「ファウンドムジ(Found MUJI)」など、合計3,000アイテムをそろえる。良品計画グループは、ニューヨーク市ソーホーに2007年11月オープンした「ムジソーホー(MUJI SOHO)」を皮切りに、タイムズスクエアのニューヨークタイムズビルディング1階への出店など、現在米国内に7店舗を展開。昨年11月には西海岸初店舗となる「ムジソーマ(MUJI SOMA)」をオープンし、ムジハリウッドは米国内8店舗目となる。
2013年12月04日バッグ製造工場のふく江の自社オリジナルブランド「アルティジャーノ(artigiano)」が、12月中旬より東急ハンズの渋谷店・東京店・博多店の3店舗で販売される。東急ハンズで販売される商品はトートバッグ、ボディーバッグ、ショルダーバッグの3型で、いずれも本革を使用。色柄は手染め迷彩柄と東急ハンズの別注色であるネイビーブルーの2色を展開。トートバッグは牛革使用、ボディーバッグとショルダーバッグは馬革使用で、両方とも皮革産地である兵庫県・姫路でなめした物となる。縫製はすべて自社の国内工場で行う。トートバッグの牛革はソフトに仕上げられているが、ウレタンを貼ることでハリ感とヨレ感を表現した。ボディーバッグとショルダーバッグに使用している馬のヌメ革はハリ感と軽量さに定評がある。価格はトートバッグが3万450円、ボディーバッグが1万3,125円、ショルダーバッグが22,575円。ふく江は近年、自社ブランド「アルティジャーノ」で開発力を強化しており、今夏には世界的デニム生地メーカー、クロキとコラボレートした28オンスのヘビーオンスデニムバッグを発表している。今後も生地メーカーとのコラボレート商品の開発を続ける。
2013年12月04日ワールドは12月7日、スタイリスト百々千晴がディレクターを務めるウィメンズブランド「ジンジャーエール(GINGER ALE)」の1日限定ショップを代官山T-SITE蔦屋書店ガーデンギャラリーにオープンする。今回の限定店舗では、シューズブランド「ハルタ(HARUTA)」とのコラボローファーの新色を先行販売する他、コート、アウターを始めとするブランドのフルラインアップをそろえる。ジンジャーエールは今シーズンよりスタート。今年9月にはルミネ新宿ルミネ2に1号店をオープンした。
2013年12月04日12月3日、銀座通りと晴海通りを彩る「ギンザイルミネーション(GINZA ILLUMINATION)ヒカリミチ」の点灯式が行われ、東京・日産銀座ギャラリーに女優の上戸彩が登場した。3回目となる今年は「ヒカリミチ―希望の輪―」と題し、銀座通りと晴海通り併せて1.5kmの沿道を、特別開発のスペシャル・シャンパンゴールドLEDなど18万3,000個の電飾と、輪を重ねた74本の光のタワーで演出する。上戸は、光沢のある「ジョルジオ・アルマーニ(Giorgio Armani)」のノースリーブドレスで現れた。銀座の街について「母親と食事や買い物など、よく“銀ブラ”しています。華やかで大人なイメージがあるので、私にはまだ手が届かない場所です」と見解を述べた後、「この季節になるとカップルの匂いがしますね。こういうイルミネーションの中を、好きな人と歩けるというのはすごく羨ましいです」との想いを語った。イルミネーションについては「大中小の輪っかがリングにも見えて、まるでアクセサリーが飾ってあるようでとても奇麗」と目を輝かせた。イルミネーションは、12月3日から2014年1月19日までの48日間にわたり開催。期間中には、ブランドショップや銀座の各店舗内に東北復興支援のチャリティ募金箱が設置され、集まった募金は公益社団法人日本ユネスコ協会連盟に寄付される。
2013年12月03日画家・黒田アキと小篠弘子によるトークセッションが11月26日、東京・銀座のKHギャラリーで行われた。2月23日まで同会場で開催されている展覧会「黒田アキ『宇宙庭園=コスモガーデン』+小篠弘子」のオープニングレセプションで行われたもの。2人はコラボレーションや今後などについて語った。トークセッションは「黒田先生は大御所中の大御所。現代のシャガールともいえる凄い人。でも、お話をしてみると、面白くて、いい『おっちゃん』で、楽しいことをしよう、ということになった」(小篠氏)、「僕も緊張したが、初めて会ったときから、昔から知っている人と話しているように感じた」(黒田氏)という出会いの印象からスタート。今回のコラボレーションについて、小篠氏は「通常のように、それぞれの作品を並べるのではなく、もっと違う、面白いことをしたかった。そこで、先生の作品の中に私(の作品)が入っていくようなものにした。私はコスモガーデンの中で、迷いに迷って、さまよっている感じだった。でも、迷うことも面白かった。迷うというのは、どこかにたどり着こうとすることだし、人生はいつも迷っているものだから。それがコスモガーデンのテーマなのかな、と思った」と説明。黒田氏はコスモガーデンについて「簡単に言うと、僕の頭の中。誰でも入ることができるが、答えは出したくないし、答えは出ないと思う。(見る人にも)迷ってほしいし、僕自身迷っている」と話した。また、小篠氏は来年の春に、パリで(画家小篠弘子として単独での)個展を開催することも発表。小篠氏は「黒田先生が違うジャンルの人とコラボレーションしているのを見てうらやましいなと思っていたが、今回はお互いに画家としてのコラボレーション。始めたばかりの新人と大家とのコラボレーションは、おこがましいことだし、何とかなるやろという思いもあったが、やってみて、やっぱりあかんやろと思った。でも、そのうち……」と、画家としての意気込みを語った。それに対して、若い頃からパコ・ラバンヌとカフェで語り合うなど、ファッションデザイナーとも親交があり、最近も若手デザイナーのモデルを務めたという黒田氏は「そのうち、僕もファッションをやります(笑)」と切り返し、会場を沸かせた。
2013年12月03日ロンドンのファッション&テキスタイル博物館(Fashion and Textile Museum)で、イギリスを代表するハイファッションブランド「ベルヴィル・サスーン(Bellville Sassoon)」の50年の歩みを辿る展覧会「The Glamour of Bellville Sassoon」が開催されている。1月11日まで。同博物館は、ローマ時代より皮なめし業や毛織物業などのファッション産業が盛んだった、バーモンジー・ストリート(Bermondsey Street)に位置。英ファッションデザイナーのザンドラ・ローズ(Zandra Rhodes)によって創設され、現代イギリスのファッション、テキスタイル、ジュエリーに特化した企画展を開催してきた。今年で開館10年目を迎える。ベルヴィル・サスーンは、ベリンダ・ベルヴィル(Belinda Bellville)とデザイナーのデイヴィッド・サスーン(David Sassoon)が1953年にロンドンで創業。ハイソサエティーの若い女性のためのオートクチュールブランドとして、舞踏会、サロン、ウエディングといった特別なシーンのためのドレスを中心に展開した。顧客には、故・ダイアナ妃、アン王女などのイギリスの王族が名を連ねる。本展のメインルームでは、100を超えるデザインと80着のドレスを年代順に展示。60年代のエスニック、70年代初期のヴィクトリアン&エドワーディアンといった具合に、時代のムードを先取りし英ファッション界を先導してきた同ブランドの歴史を知ることができる。続いて80年代に同ブランドのデザイナーに就任したアイルランド人デザイナーのローカン・ムラニー(Lorcan Mullany)の作品を中心に紹介。90年代に始まった既製服の販売やヴォーグ誌とのコラボレーションによる型紙「Vogue patterns(ヴォーク・パターンズ)」の販売、シンプルなカクテルドレスの生産などにより、より幅広い客層とシーンに合わせたビジネスが展開されてきたことが分かる。王族関連の展示を集めた一室には、ドレスとデザイン画に加えて、故・ダイアナ妃がサスーンに宛てた直筆のレターも並ぶ。彼女には、12年間で70以上のデザインが提供されたという。当時のイギリスのファッショナブルな女性が愛読していたペーパーバックも各所に置かれ、『Breakfast at Tiffany’s(ティファニーで朝食を)』『The Go-Between(恋)』などのタイトルやイラストから、女性の嗜好の変化も観察することができる。【イベント情報】The Glamour of Bellville Sassoon会場:Fashion and Textile Museum住所:83 Bermondsey Street London会期:2014年1月11日まで時間:11:00から18:00(最終入館は17:15まで)休館日:日・月曜日入場料:8ポンド
2013年12月03日ベイス(BASE)は12月2日、読者モデル11名がオリジナルアイテムを販売するサイトコーナー「ガールズデザイナーズラボ(GIRLS DESIGNERS LABO)」を公開した。「女の子のクリエイティブ心を解放せよ」をコンセプトに、若者達に注目を浴びる東京の読者モデル達のユニークなデザインを発信する。読者モデルのアワツマイ、モモ(momo)、新井郁、中川ジュリア、阿久津ゆりえ、緑川さくら、スー(sioux)、アオイ(aoi)、黒澤まさ美、マチルダ、ナナエ(7A)、宮下ゆりかがショップをオープンし、オリジナルデザインのアイフォンケース(3,500円)やトートバッグ(3,000円)を販売する。今後、読者モデルの追加やアイテムの拡充を予定している。
2013年12月03日雑誌『VOGUE JAPAN』『GQ JAPAN』などを展開するコンデナスト・ジャパンは2014年秋から、新事業「プレミアムEコマース・プロジェクト」で、Eコマースをスタートする。また、1月からデジタルコンテンツや新しいオリジナルメディアなどを提案する新組織コンデナストスタジオ(Conde Nast Studio)を始動する。同社は4年前から、プリントとデジタルの統合、一つのブランドとしての媒体価値の向上など、マルチプラットフォームでのコンテンツ展開に取り組んできたが、今回の新事業と新組織はデジタル・イノベーションを新しいビジネスに繋げることや、それを実現する体制作りを目的としたもの。新事業「プレミアムEコマース・プロジェクト」は、エディターがキュレーションや開発、コーディネートなどにまで携わった特別な商品を『VOGUE JAPAN』『GQ JAPAN』などの雑誌やSNS、コンピューター、携帯端末などで提供する。原材料調達から生産・販売までの物流や商品開発、プロモーションなどは世界最大級のTVショッピング専門チャンネルQVCジャパンがパートナーとしてサポート。来年9月のスタートを目指している。新組織コンデナストスタジオは、デジタルツールのほか、イベント、ホームページやサイト運営、インタラクティブムービー制作の他、既存雑誌などとは違うオリジナルメディアも展開。同社のブランド力やコンテンツ開発力にデジタル技術をプラスする狙いから、ウェブデザインとシステム開発、インタラクティブメディアを用いた、空間演出のためのソフトウェア開発などで国内や海外で評価されている「イメージソース(IMG SRC)」をパートナーに迎える。また、エディトリアルスタッフとして『VOGUE girl』のクリエーティブディレクター軍地彩弓が就任する。これに伴い同誌は体制を一新する。北田淳社長は「他者のやっているようなEコマースは興味がないし、できないが、良いものを選び、編集することによって付加価値を高めることはできると思うし、自前ではできない部分を支えてくれる強力なパートナーに恵まれた。また、コンデナストスタジオは新事業部であり、デジタルクリエーティブエージェンシーだ。強いブランド力を活かし、革新的なデジタルソリューションや新しいオリジナルメディアを提供したい」と説明。また、QVCジャパンは「昨年からファッションズ・ナイト・アウトをサポートしているが、スパイラルホールから中継したスペシャルファッションショーの商品が完売しており、プレミアムEコマースも非常に楽しみ」(ルイス・グリーコ、マーチャンダイジング部門バイスプレジデント)。イメージソースは「革新的なアイデアを提供できるのではないかと期待しているし、新しいものを作り出すことを楽しみにしている」(小池博史社長)と話した。
2013年12月03日ロンドンのガゴシアンギャラリー(Gagosian Gallery)で、フランク・ゲーリー(Frank Gehry)による照明作品「Fish Lamps(魚ランプ)」シリーズの新作が展示されている。12月21日まで。フランク・ゲーリーは現代を代表する建築家として世界的に知られるが、工業材料などのユニークな素材を使った彫刻も精力的に制作している。同照明シリーズは、1983年に建材メーカーの「フォーマイカ(Formica)」から、Color Coreという当時の最新プラスチック板を素材に作品制作を依頼されたことがきっかけで誕生。制作中にうっかり板を割ってしまい、その破片が魚の鱗に見えたことから着想を得たという。新作では、これまでよりも素材の板が大きく荒削りになり、巨大なサイズの作品を取り入れるなどデザインのスケールを広げた。作品の魚の群れは木製の台座を迂回するように、壁に垂直に、あるいは天井から吊るしてシャンデリアのように、空間全体を使って設置されている。まるで会場を泳ぎまわるかのような躍動感に満ち、貼り合わせられた鱗の間から、柔らな光が溢れる。初日に開催された内覧会では、展示風景に多くの招待客がカメラを向けたが、「この光の美しさは、とても写真に収められない」と感嘆の声が四方から聞かれた。また、ロサンゼルスを拠点に活動するゲーリー自身も顔を見せた。親日家として知られる同氏だが、本シリーズのデザインは、浮世絵師の安藤広重が描いた鯉からも影響を受けているという。同作はこれまでにもカルフォルニアとパリのガゴシアンギャラリーでもオリジナル作品が展示され、次回は香港でも披露される予定。ゲーリーは1987年に、アパレルのワールドが神戸港のメリケンパークに安藤忠雄の設計で建設したフィッシュダンスホールのランドマークとして、全長21mの巨大な魚のオブジェを設計している。また、同氏がデザインした巨大な「Tokyo Bench(東京ベンチ)」はワールドの南青山ビル1階に、現在も来客用のイス(ベンチ)として展示・使用されている。【イベント情報】「FRANK GEHRY: FISH LAMPS」会場:Gagosian Gallery London住所:17-19 Davies Street London W1K会期:11月7日から12月21日時間:10:00から18:00休館日:日曜日
2013年12月02日LVMHグループは、化粧品ビジネスの中枢となる新施設の設立を発表した。フランスで最大級の香水・化粧品の研究所となり、最先端の技術を駆使し、「パルファン・クリスチャン・ディオール(Parfums Christian Dior)」「ゲラン(GUERLAIN)」「パルファム・ジバンシイ(Parfums Givenchy)」「フレッシュ(Fresh)」の製品開発のための研究と製造を行う。同施設の名は、ギリシャ語で”太陽”を意味する「ヘーリオス(Helios)」。フランスのサン・ジャン・ド・ブレイにある、元々「パルファン・クリスチャン・ディオール(Parfums Christian Dior)」の研究施設として使用されていた場所に位置する。250人の研究員が勤務し、分子および細胞生物学、物理化学、民族植物学、知覚分析、製法・調合、毒物学、組織学など20以上にわたる専門分野の研究に携わる。LVMHの研究グループは、これまでに多くの国内外の公的機関や企業と提携して研究を進めてきた。来年は、フランスのオルレアン大学との提携を予定している。
2013年12月02日「タッシェン(TASCHEN)」は12月、ジェーン・バーキン(Jane Birkin)とセルジュ・ゲンスブール(Serge Gainsbourg)一家を撮影した写真集『ジェーン&セルジュ、ア・ファミリー・アルバム(Jane&Serge. A Family Album)』(参考価格8,295円、英語版のみ)を発売する。フランスのミュージシャン・セルジュと、イギリスの女優・ジェーンの恋愛、デュエットなどの共演、2人の間に産まれた娘のシャルロット(Charlotte Gainsbourg)と過ごした12年間を、ジェーンの兄であるアンドリュー・バーキン(Andrew Birkin)が構成。ジェーンの16歳の誕生日から始まり、1979年のシャルロットとセルジュのスナップまで、プライベートな写真が満載の一冊となる。エディトリアルデザインを手掛けたのは、パリを拠点に活動するデザイナーユニット「M/M Paris」。ジェーンとアンドリュー兄妹によるセルジュの思い出、掲載写真の解説、バーキン家の家族写真、コンタクトシートブックレット、折り畳みポスター写真5枚、ステッカーシート、ワッペンなど、特典も付属する。ドイツの出版社より、今月発売。
2013年12月02日三越伊勢丹ホールディングスの連結子会社イセタン(シンガポール)LTD.(以下、シンガポール伊勢丹)は12月2日、シンガポール・ジュロン・イースト地区に開業する郊外型商業施設「ジュロン・ウェストゲイト・ショッピングセンター」内に新店舗を出店する。既存5店(スコッツ店、オーチャード店、カトン店、タンピネス店、セラングーン店)に次ぐ6店舗目。新店はウェストゲイト内の地下2階から地上1階に入り、売り場面積は約5,500平方メートル。“地域のお客さまの日々の生活に寄り添い、常に上質で最旬のライフスタイルをご提供する店”をコンセプトに、当該商圏エリアに居住する20から40代のファミリーをターゲットとして、紳士・婦人衣料品服飾雑貨、ベビー用品、玩具から生活雑貨などを取りそろえる。更に郊外店では初となるスーパーマーケットを開業。日本の食文化も提案する。ジュロン・イースト(JurongEast)地区は、タンピネス(Tampines)地区に続きシンガポール政府が副都心計画として再開発を進めている地域。今回の再開発計画でビジネスセンターとしての役割を担い多くの企業誘致と共に生活インフラとしての総合病院の建設などが始まっている。MRT2路線が乗り入れ、バスターミナルを有するジュロン・イースト駅に直結するなど交通の便にも恵まれている。
2013年12月02日シールアート作家・大村雪乃のエキシビジョン「ビューティフル・ナイト(Beautiful Night)」が11月27日より伊勢丹新宿店本館2階グローバルクローゼットギャラリーで開催されている。12月10日まで。本展では、今回のために作られた新作を含む6作品を展示販売。“新宿”の街をテーマにした新作「Beautiful Night Shinjuku」(42万円)は、一番小さなシールで3mm程度のサイズのシールを約1万枚以上使用して3週間以上の時間をかけて仕上げられた作品だ。新作について、「まずは、新宿の夜景の写真を撮影し、その中で最も絵になる構図を見つける作業からスタート。新宿は“光”が多い街なのでどこを切り取るかを選ぶのが難しかった。使用するシールも今までの作品よりも小さいもので繊細な作業だったが、小さなサイズを使用することで、クールで清潔感のある都会を表現したかった」と大村雪乃は説明。多摩美術大学在学中に抽象画を専攻していたが、「もっと簡単に、誰でもができる手法で作品を作ることはできないか」と考えていた時に、ふと「安価で誰にでも手に入るシールを使ってみてはどうか」と思い立ったのがきっかけで現在の作風に至ったという。「シールであれば貼るという単純な作業からスタートでき、丸や三角のシールを使うことで今まで学んできた抽象画の世界との融合が図れた」と振り返る。夜景をモチーフにした作品が多いが、「幼少期、横浜に住んでいた私にとって夜景は馴染みのある風景であり私にとっての原点かも」。今後はクリスマスイルミネーションなど季節感も盛り込んだ作品を制作していく予定。自身の作業を”絵を作る”と表現し、観客を巻き込むようなアートを作り続けたいという思いから大人向け・子ども向けワークショップも展開していく。「現代アートは難しいというイメージを持って距離を置いている方も多いと思うが、あくまでアートは楽しむもの。私の作品はシールという身近なアイテムが羅列しているシンプルさが特徴なので、アートに興味がある人でもない人でも、大人でも子どもでも分かりやすい。私の作品を見て『私もやってみたい』と感じてくれる人がいてくれたら嬉しい」と話す。
2013年11月30日「リーボック(Reebok)」の新テレビCM「リーボッククラシックフリースタイル(Reebok CLASSIC Freestyle)」が11月29日よりスタートした。BGMはミュージシャンのアイ(AI)、加藤ミリヤ、バーバル(VERBAL)の初コラボレーションによる楽曲『ランフリー(RUN FREE)』が採用された。『ランフリー』は、リーボックが1982年に発売した女性用エアロビクスシューズ「フリースタイル」のために制作されたオリジナルダンスミュージック。リーボッククラシックのアジアパシフィッククリエーティブディレクターを務めるバーバルが、アイ、加藤ミリヤと共に書き下ろした。曲調はアップテンポで、歌詞には「フリースタイル」や「リーボック」なども登場。「イーガールズ(E-girls)」の武田杏香らも出演するプロモーションムービーは、VHSテープに収められた80年代調のエアロビクス映像を見た人々が「ダンスウイルス」に感染し踊り出すという内容。本CMは、YouTubeのインストリーム広告としても登場し、バーバルが特別エディターとして参加する29日創刊のリーボッククラシックのウェブマガジン「アールプラスクラシックイントーキョー(R+ CLASSIC in TOKYO)」でも観ることができる。
2013年11月29日「タサキ(TASAKI)」は、銀座本店にて、俳優の玉木宏による写真展「TASAKI Pearly Planet Photo Gallery - 俳優・玉木宏が撮り下ろした真珠の生まれる美しい世界-」を開催している。12月25日まで。同ブランドは2011年、原石にフォーカスし、ダイヤモンドの新しい価値を提案する「TASAKI ダイヤモンドプロジェクト」を始動。同年、その集大成であるパーソナルオーダーサービス「TIMELESS MESSAGE」の取り扱いを記念し、玉木が世界最大のダイヤモンド生産国ボツワナを旅して撮影した写真を紹介する「TASAKI Timeless Massage Photo Gallery」を開催。玉木にとって初の写真展としても話題となった。2回目となる本展では、再び同氏をカメラマンに迎え、自然が生み出すパールをテーマに、真珠の持つ美しさの原点を追求。真珠の聖地である長崎・九十九島、ミャンマーを訪れ、二つの国で生まれる異なる真珠、その真珠を作り出す大自然の神秘的な力、ジュエリーの製作工程などををカメラで捉えた。また、会場の空間構成、BGMに至るまで、玉木本人がすべてディレクションを担当。オフィシャルカメラマンによる同氏のメイキングカットも公開されている。【イベント情報】TASAKI Pearly Planet Photo Gallery会場:TASAKI銀座本店 地下1階住所:東京都中央区銀座5-7-5会期:11月22日から12月25日(会期中無休)時間:11:00から19:30入場無料
2013年11月29日三越伊勢丹のチャリティーキャンペーン「メリー グリーン クリスマス」が12月4日より三越伊勢丹グループ・協力店計37店舗で開催される。2006年より始まった同キャンペーンは今回で8年目を迎え、昨年度までに1億6,500万円あまりがグリーンサンタ基金を通じて、子供達への国産木材製品の寄贈や森作りなどの活動に寄付されている。今年もチャリティーアイテム「ベアサンタBE@RBRICKストラップ」(各300円・内100円がチャリティー金)を販売。生き物達が集う緑の森を意識させるフォレストグリーン、ストロベリー、ミントグリーンなどのカラーバリエーションで3種類のアイテムを展開する予定。スマートフォン対応のイヤホンジャックピン付き。また伊勢丹のクリスマスキャンペーンのイラストレーションを手掛けるフィンランドのアーティスト、クラウス・ハーパニエミのイラストと物語をおさめた「ワンダークリスマスチャリティブック」(各300円・内100円がチャリティー金、一部店舗を除く)の販売も始まっている。
2013年11月28日作詞・作曲・編曲からボーカル、プロデュース、DJまでをこなすプロデューサーユニット「ジャジンパーク(Jazzin’park)」が約2年ぶりとなるオリジナル楽曲『On and On』をiTunesや各種配信サイトを通じて世界111ヶ国に配信をスタートさせた。その『On and On』は全英語詞で歌われており、毎日の生活で襲い掛かる迷いや不安、困難や戸惑いを超えて、立ち止まらず、上を目指して、自分の信じる道を進んでいこうという強い思いを表現したとのこと。徐々に感情が高ぶっていくような展開と、EDMが持つ高揚感をうまくミックスさせたナンバーに仕上がっている。なお、リリースに先駆けて公開されたミュージック・ビデオのコンセプトも“on and on(進み続ける)となっており、ANAの「旅割」や東京2020オリンピック招致のプレゼンテーションフィルム「IS JAPAN COOL?」を手がけた映像ディレクターの長井崇行が制作。アナログストップモーションによって、歌詞の内容とリンクするような景色や時間にゆがみをつくり、非現実的な世界を表現している。Jazzin’parkは栗原暁と久保田真悟からなる2人組ユニットで、2006年に結成。Kis-My-Ft2、ももいろクローバー、柴咲コウ、ナオト・インティライミといったアーティストの楽曲を多数手掛けており、2013年に参加した楽曲が収録されたCDの累計売上枚数は100万枚を突破している。2013年上半期シングル 楽曲提供売上枚数では中田ヤスタカを押さえ、1位にランクしている。
2013年11月28日累計発行部数100万部の話題の漫画『失恋ショコラティエ』(水城せとな/小学館フラワーコミックスα)に登場するショコラを「テオブロマ」の土屋公二シェフが再現したコラボレーションボックスが、2014年のサロン・デュ・ショコラに登場する。1巻の第3話に登場したお店(ショコラヴィ)のロゴにもある四葉のクローバーをあしらったシンボル的ショコラを始め、漫画の思い出のシーンに登場する6種のボンボンショコラが再現される。コラボレーションボックスは、サロン・デュ・ショコラ限定販売となっており、2014年1月22日から27日に開催される伊勢丹新宿店を皮切りに、ジェイアール京都伊勢丹、JR大阪三越伊勢丹、岩田屋本店、名古屋栄三越、仙台三越、丸井今井札幌本店で順次取り扱われる。『失恋ショコラティエ』は、主人公・小動爽太が憧れの女性・サエコを振り向かせるために、彼女の好きなチョコレートの職人・ショコラティエを目指し単身フランスへ渡り修行を積み、一流のショコラティエになる物語で、第36回講談社漫画賞(「少女部門」)、第2回ananマンガ大賞を受賞。現在、第7巻まで発行されており、累計発行部数は100万部を超える。作者の水城せとなはショコラ好きとしても知られており、今年1月に開催されたサロン・デュ・ショコラで発表されたチャリティーボックスのイラストも手掛けている。同漫画は、来年1月から始まるフジテレビの月9枠でドラマ化が決定しており、主演はアイドルグループ・嵐の松本潤が務めることが発表されている。(c) 水城せとな/小学館フラワーコミックスα
2013年11月28日仏ジュエラー「フレッド(FRED)」の期間限定イベント「FRED, Lights and Colors of the French Riviera」が11月27日より伊勢丹新宿店本館1階ザ・ステージにてスタートした。12月3日まで。イベントでは、カラーストーンを主役としたコレクション「パン ドゥ スークル(Pain de Sucre)」より、クリームピンクのローズクォーツ、ブルーグレーのカルセドニー、紫色のアメシスト、瑠璃色のラピスラズリなど、9種類のカラーストーンの中からセンターストーンを自由に選び取り替えることができるリングが新作として披露される。更に、ラグジュアリーなネックレス・イヤリング・ブレスレットも登場。ダイヤモンドにブルー、 ピンク系のカラーストーンをあしらった2種がそろう。また、本イベントの特別企画品として、ピンクゴールド×ダイヤ×アメシスト、イエローゴールド×ダイヤ×シトリン、ホワイトゴールド×ダイヤ×カルセドニーの3種類のペンダント(各19万9,500円)も用意されている。フレッドの「パン ドゥ スークル」は、ブランド創業75周年を記念して2011年に誕生。ふっくらとした形に沿って「カボションカット」という特別な技法を施すことで、カラーストーン本来が持つ自然な輝きとボリューム感が表現され人気を集めている。
2013年11月28日「ナイキ(NIKE)」のエア・ジョーダンや「リーボック(Reebok)」ポンプ・フューリーなどのプロジェクトに関わり、「世界のスニーカーカルチャーに影響を及ぼした50人」にも選出されたシューズディレクターの北舘洋一郎と、レディー・ガガも愛用するシューズブランド「ノリタカタテハナ(NORITAKA TAKEHANA)」のアーティスト舘鼻則孝の2人が手掛けるスニーカーブランド「ザ・ドウターズ(THE DAUGHTERS)」の直営店でもあり、ライフスタイルグッズも取り扱うセレクトショップ「ティー・シックス・エム(T6M)」が東京・恵比寿にオープンした。住所は東京都渋谷区恵比寿南1-20-3。“BREATH TO COMFORTABLE LIFE(自分にとって心地よい息づかい)”をコンセプトに、シューズや洋服、雑貨を始め、食品やインテリアなど、衣食住にまつわるアイテムを取り扱う。シューズは13SSにスタートしたザ・ドウターズをメインに、洋服はコムデギャルソン社のメンズブランド「ガンリュウ(GANRYU)」や、ニューヨーク発のスノーボードウエアブランド「イサオラ(ISAORA)」などをラインアップ。今後はウィメンズアイテムも取りそろえていく予定。他にも、オランダのオーガニックスープや、イタリアのオリーブオイル、「ザ・テイストメイカーズ・アンド・コー(The Tastemakers & Co.)」のソックスなども並ぶ。店内に併設されたアートスペース「ポケット」のキュレーションは舘鼻が担当。3ヶ月ごとに、彼がセレクトしたアーティストの作品を展示・販売する。現在は、「ザ・ドウターズ」のイラストレーションを手掛けた山崎義太郎と加藤ノブアキによるアートポスターを展示。すべてポケットのためにデザインされたもので、50枚限定のシリアルナンバー入り。全8種類で、価格は1万8,900円。「日本では、アート作品に対してお金を払うという感覚があまりないので、この場所からアートに触れ、親しんで欲しい」と同店を運営するザシックスマン有限会社営業部部長の壹岐文寛氏。壹岐氏は「アパレルにフォーカスする時期があったり、食にフォーカスする時期があったり、期間を決めて扱う商品を変えていく事で、お客様にさまざまな提案をしていきたい」と話す。
2013年11月27日「リミフゥ(LIMI feu)」は11月27日、「ドクターマーチン(Dr.Martens)」の定番8ホールブーツをカスタマイズしたダブルバックルブーツ(5万400円)を発売した。アッパーのレザーは柔らかめの素材をセレクト。アンクルに施されたベルトパーツには揉み柄を型押ししたシュリンクレザーを使用し、オリジナルのロゴ入りバックルを付けた。ネイビー、エンジ、ブラックの3色展開。それぞれベルトパーツの異なる色のベルトパーツが付き、グレー、ブラック、マットブラックがあしらわれる。全国のリミフゥショップにて販売。
2013年11月27日11月6日に世界に先駆けて日本でリリースされたニュー・アルバム『アートポップ』のプロモーションのために、レディー・ガガ(Lady Gaga)が通算7度目の来日を果たした。その姿を待ち構えるマスコミと、500人以上集まったリトル・モンスターと呼ばれるガガのファンでごった返す中、ガガは15cmのハイヒールとノーマ・カマリ(Norma Kamali)のフォーマルなベージュのジャンプスーツ、そしてユニークなサングラスを合わせたスタイルで成田空港の到着口から現れた。ガガはファンのもとに一目散に向かいゆっくりと丁寧にサインや写真、プレゼントなどに応じ、久々の日本のファンとのコミュニケーションを楽しんだ。1年半ぶりの来日にガガは、「ただ一言だけ言わせて。日本に来るのをとても楽しみにしてたわ。私を日本に呼んでくれてありがとう!近々会いしましょう」と興奮気味にコメントし、投げキッスを送った。そして、Facebookには「今、日本に着いて、たくさんの天使のようなジャパニーズ・リトル・モンスター達に迎えられたわ。たくさんの“アートポップ”なプレゼントもありがとう!大事にするわ」とポストするなど、自他ともに認める親日家ぶりを今回もアピール。また、アルバムのリリースを記念して、国内外で高い評価を得ているクリエーティブラボ「PARTY」とリアルラブドールを製造する「オリエント工業」が製作した世界初となるガガそっくりの等身大人間型試聴機『GAGADOLL』も完成した。特殊なシリコン成形によって、ガガのリアルな表情やきめ細やかな肌を再現。『GAGADOLL』の胸に顔を当てて抱きしめると、内蔵された骨伝導スピーカーによって『ARTPOP』の楽曲と本人からのメッセージを試聴することができる。なお、ガガは11月29日にテレビ朝日系列「ミュージックステーションスペシャル超豪華アーティスト プレミアムライブ」への生出演が決定している。
2013年11月26日2013年春に街開きした「グランフロント大阪」が、初めてのクリスマスを迎える。11月29日にうめきた広場で行われるイルミネーション点灯式をはじめとし、12月25日までの期間中、各所でさまざまなクリスマスイベントが予定されている。うめきた広場を取り囲む約60本の樹木には、従来品と比べ1球当たりの消費電力を65%削減したエコイルミネーション「WISH SHINEE」。さらに、うめきた広場に展示する新感覚ツリー「WISH ART」やJR大阪駅連絡デッキからナレッジプラザにつながる館内装飾「赤い糸」、ナレッジプラザの空中から浮かぶ「WISH TREES」など、約30万個の電球がまち全体を彩る。12月13日には、「梅田スノーマンフェスティバル2013」のメインコンテンツ“スノーマンライティング”の点灯式も開催され、光と音と映像がシンクロした光のイベントが実施される。すでに、本場ドイツさながらのクリスマスの雰囲気が楽しめるクリスマスマーケットが22日より開催されている他、ファッションショーやライブペインティング、ミュージック・フェスティバル、スマートトイ「Sphero(スフィロ)」体験会など、期間中さまざまなイベントが予定されている。また、クリスマスに食べた鶏肉やターキーのY字型の骨(ウィッシュボーン)に願いをかけると夢が叶うという欧米の言い伝えにちなみ、南館5階には「ウィッシュボーン」を設置。来場者が各店舗から配られる「WISH CARD」に願いを書いて結びつけるという楽しい趣向で、願いを結びつけた毎日先着500名には「WISH FLOWER」(チューリップ1輪)がプレゼントされる。
2013年11月26日オーガニックコスメ&ヘアケア商品を取り扱うシルク・オイル・オブ・モロッコ・ジャパン社は11月22日、直営オーガニック・アルガンオイル専門店「シルク・オイル・オブ・モロッコ(Silk oil of morocco)」の3店舗目をJR大阪駅隣接の商業施設「エキマルシェ大阪」内にオープンした。アルガンオイルとは、モロッコでのみ生育するアルガンツリーの実から採取される植物オイルで、保湿効果や脂肪酸、ポリフェノールを含んでおり肌や髪の保護に効果があるとされている。この「Silk oil of morocco」は同社のアルガンオイル商品のブランド名となる。今回オープンしたエキマルシェ大阪店は、19坪の売り場面積で既存商品の物販だけでなく、ヘア&メイクの施術ができるヘアメイクスタジオ併設の店舗だ。同ショップは今年3月にJR天王寺駅隣接のファッションビル、天王寺MIOプラザ館内に初出店。その後、10月に有楽町マルイ内に2号店となる旗艦店をオープンした。2014年3月には京都店、4月には横浜店のオープンが決定しており、その後の出店も計画が進んでおり来年末には全国10店舗体制となる見通しだ。
2013年11月26日英高級紳士靴ブランド「ジョンロブ(JOHN LOBB)」は12月6日、日本で5番目となる直営店を、東京・六本木ミッドタウンのガレリア1階にオープンする。店内は、開放感がありつつも店外からは見えづらく、ゆっくり商品選びのできる余裕あるスペースに設計。新作を始め、ジョンロブが提案する「パーソナルスタイル」であるネクタイやグローブもそろう。オープンを記念して、ブランドを代表するモデル「ウィリアム(WILLIAM)」の限定モデルを販売。ディープブルーがかった深い黒にグレーのステッチ入りのカーフ製(17万5,350円)と、通常は個別の予約注文になるリザード素材の商品(36万7,500円)も用意。“JOHN LOBB MIDTOWN”と刻印された専用シューツリーが付属する。ジョンロブは、ロンドン創業の150年以上の歴史を誇る紳士靴ブランド。マハラジャからフランク・シナトラ(Frank Sinatra)まで幅広い著名人に愛用され、現在も英国王室御用達ブランドとして知られる。
2013年11月26日「イッセイミヤケ(ISSEY MIYAKE INC.)」が11月11日にオープンした「リアリティ・ラボ・イッセイ・ミヤケ(REALITY LAB. ISSEY MIYAKE)」では、東北の和紙を使ったアイテムを同店限定で販売している。紙素材を使ったアイテムは「社会的な服とは何だろう。文化的な面から日本のもの作りを考えたい」という三宅一生の考えが元になって誕生したもの。今回は、「ISSEY MIYAKE MEN」の13SSのインスピレーション源となった宮城県白石市の白石和紙をベースに、縦横に紙の繊維を絡ませた上、その紙を手で揉み、更にこんにゃく糊を湿布して強度を高めた素材を使用。長年にわたり培われてきた手仕事ならではのぬくもりが残る質感が特徴。脇の下やボタンホール、袖口、襟裏、前立ての裏など、更に強度が求められる部分には「132 5. ISSEY MIYAKE」のアイテムにも使用される再生ポリエステルを用いている。ラインアップは、「132 5. ISSEY MIYAKE」のアイテム(21万円)。「ISSEY MIYAKE MEN」からは、13SSで発表したアイテム(21万円)を始め、和紙ボンディング生地を使ったブルゾン・コート・ジャケット・パンツ2型(5万2,500円から13万6,500円)、和紙キャンバス生地のコート3型・プルオーバー・パンツ2型(3万9,900円から15万7,500円)がそろう。日本の伝統や手仕事を尊重しながらオリジナルの素材を開発してきたイッセイミヤケ。1982年には保温性に優れ、古くから野良着として使われるとともに、奈良東大寺のお水取りでも僧侶たちが儀式の間に身につける、和紙を使った紙衣(かみこ)を発表した。また、ISSEY MIYAKE MENの13SSコレクションでも和紙に着目し、昔から東北で日常着として使われてきた和紙に「自転車のある暮らし」という現代的な解釈を加えたコレクションを提案。和紙にレーヨンをボンディングした生地の表面にラミネートすることで洗うことができるようにした和紙ボンディングを始め、細かく切った和紙を紙縒りにして織り上げたキャンバス地の和紙キャンバス、和紙とナイロンを組み合わせた和紙ラッセル、極太和紙糸を編み上げたローゲージニットなどを発表した。
2013年11月25日マイボイスコムは、9月1日から5日に掛けて「ファストファッション」に関するインターネット調査を実施し、1万1,066件の回答を得た。ブランド認知度が最も高いのは「ユニクロ(UNIQLO)」と「しまむら」で各8から9割、「ギャップ(GAP)」「H&M」「ジーユー(GU)」が各6から7割。認知度はいずれのブランドも女性の方が男性より高く、「フォーエバー21」と「ザラ(ZARA)」は女性が男性を約30から32ポイント上回った。直近1年以内に購入したブランドは「ユニクロ」(63.5%)が最多で、「しまむら」(21.3%)、「ジーユー」(14.9%)、「ギャップ」(12.8%)が続く。購入商品は「Tシャツ」(49.2%)、「下着類」(43.1%)、「パンツ(ジーンズ、チノパンなど)」(42.3%)に次いで「シャツ、ブラウス」(29.8%)、「靴下」(29.6%)、「カットソー、キャミソール、チュニックなど」(25.1%)。若年層において男性は「Tシャツ」や「靴下」、女性は「ワンピース」や「スカート」を多く購入していた。最も購入したいブランドは「ユニクロ」(38.8%)、「しまむら」(7.4%)、「ギャップ」(6.6%)がトップスリー。購入したい理由は、「ユニクロ」「しまむら」「ジーユー」「アベイル」は「価格が割安である」が各8から9割となり、「ザラ」や「グローバルワーク(GLOBAL WORK)」「ネクスト(next)」は「自分の趣味に合う商品がある」、「アバンクロンビー&フィッチ(Abercrombie & Fitch)」は「商品のセンスが良い、おしゃれ」が最多に。「ユニクロなどは部屋着や普段着だが、H&Mなどは外出着、おしゃれ着としても着ている」(女性40歳)、「デートなどキメたい時はファストファッションは着ない」(男性23歳)、「はやり物は安いもので十分」(女性51歳)、「1日1ユニクロで全身にはしない」(女性49歳)など、ファストファッションに対する個々のこだわりが見られた。
2013年11月25日デザイナー津村耕佑によるセミナー「モードとテキスタイルファッションとは逸脱の美学である」が11月20日、東京国際フォーラムで開催された。「JFWジャパンクリエーション2014(JFW JAPAN CREATION 2014)」の「JFW-JC FORUM」で行われたもの。「テキスタイルは服の素材であると共に、空間を構成するマテリアルである」という考えの下、ファッションとテキスタイルについて、検証した。セミナーで津村は、ファッションの過去と現在について、モッズコート、アランセーター、ダッフルコート、トレンチコート、ミリタリールックなどを例に「ファッションはもともと貴族のものだった。しかし、若い人がファッションをリードするようになり、塹壕(ざんごう)に入るためのトレンチがファッションになるなど、本来の機能や意味とは別の文脈を持つものになった。最近ではコスプレとコレクションの境界線がなくなっている。スマートフォンなどのITツールを使ったコミュニケーションやゲームがファッションが持っていたつまらない日常を楽しくするという役割を果たし、着飾ることよりも楽しい時代になっている。また、パンクファッションは特別なスキルはいらない、誰でも表現できることを示したが、ここ数年、アートでもアーティストが構図を決め、自分の内面を表現するというやり方ではない自動変換のようなものもあるし、3Dプリンターによって誰でも服を作ることができるような時代も、そう遠くないだろう」と分析する。「ファッションデザイナーも環境とファッションの関係性を考えるべきだ。ファイナルホームを作った翌年の阪神淡路大震災や東日本大震災などをきっかけに、服の機能だけでなく、ファッションは人を元気にするものであり、たとえ非常時でも華やかな服、心の支えになるようなものが必要であると感じた。服を着たいというのは気分や暖かさ、情報を着たいということでもある。着ていないような軽い服だけではなく、着ることで身体を鍛える重い服があってもいい」など独自の考えを紹介した。また、「おむつのデザインを依頼され、高齢者用に内部構造が「おむつ」のようになっているボクサートランクスを作ったが、その時には若い人達用に紙のタンクトップとTシャツを作成した。若い頃から紙を着てもらうという長期的な取り組みによって、紙のパンツを穿くことに抵抗がなくなれば良いと思っている」という話や、プチプチ(R)でできたパズルパーツを使ったワークショップ、10月にウズベキスタンのタシケントで開催されたショーの様子などを交えて、同ブランドの活動を紹介。その上で、「プロダクトデザインは問題を解決するものであり、流通も含めて、完成されていなければいけない。だが、ファッションは芸術でもあり、完成していないことも魅力になる。テキスタイルを服の素材だけと捉える必要はない。場面を変えることで生き返ることもできるし、時代やプレゼンテーションによって10倍、100倍価値のあるものに変化する。固定観念にとらわれないようにする訓練も必要だ」などと話した。
2013年11月25日