くらし情報『アウトサイダー・アートの旗手アドルフ・ヴェルフリの日本初、大規模個展が開催!』

2016年11月4日 19:00

アウトサイダー・アートの旗手アドルフ・ヴェルフリの日本初、大規模個展が開催!

伝説的芸術家のアドルフ・ヴェルフリによる日本初の大規模な個展が開催

近年注目のジャンルであるアウトサイダー・アートを代表する伝説的芸術家のアドルフ・ヴェルフリによる日本初の大規模な個展「アドルフ・ヴェルフリ 二萬五千頁の王国」が、17年1月11日から2月26日まで兵庫県立美術館にて開催される。アドルフ・ヴェルフリは、スイスの首都であるベルン近郊の貧しい家庭に生まれ、その約30年後にヴァルダウ精神病院に収容された芸術家。病院内でドローイング作品を描き始めると、『ゆりかごから墓場まで』、『地理と代数のノート』、『葬送行進曲』など多くの物語を生み出した。そうした作品は全45冊、2万5,000ページにものぼり、類を見ない驚異的な表現で描き出される奇想天外な物語で人々を圧倒した。アドルフ・ヴェルフリ財団の全面的な協力のもとに開催される同展では、ヴェルフリの中でも最大級の4メートルを超える作品をはじめとした全74点の作品を展示。新聞用紙に鉛筆で描いた初期の作品から、全9冊・2,970ページに及ぶ初の叙事詩、ヴェルフリが自らに向けたレクイエムとも言われる「葬送行進曲」、日銭稼ぎのためにクレヨンで一枚ずつ独立したシートに描いたという「ブロード・クンスト」まで、門外不出とされてきた第一級のヴェルフリ作品が来日する貴重な機会となっている。

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