FASHION HEADLINEがお届けする新着記事一覧 (851/854)
ファッションカルチャー誌『ヒュージ(HUGE)』(講談社)は24日から3日間、代官山T-サイトガーデンギャラリー(T-SITE GARDEN GALLERY)にて創刊10周年を記念したイベント「サマーパーティー(Summer Party)」を開催する。会場構成をインテリアスタイリストの作原文子が務め、HUGEと作原がセレクトしたブランドの雑貨や家具、食品、洋服や書籍、CDなどが販売される。限定グッズも予定。「C.E」「ザサカキ(the Sakaki)」「プレイマウンテン(Playmountain)」「ザテイストメイカーズ&コー(The Tastemakers & Co.)」など数十ブランドが参加する。また会場限定でスペシャルブックレット付きHUGE最新号が販売される。関連イベントとして、同所にて各日13から15時、ビームスT(BEAMS T)クルーがイラストレーター三上数馬、竹内俊太郎によるイラストをその場でTシャツにシルクスクリーンプリントする“REPRINT, REBORN PROJECT”、23日から9月1日蔦屋書店ギャラリースペースにて野口強スタイリングによるHUGE最新号ファッションページオリジナルプリントの展示などが行われる。HUGEは昨年3月に同所にて『Tools 2012』刊行記念期間限定ショップを開き、同じく作原が会場構成を務めている。
2013年08月17日上質なライフスタイル情報を発信する女性向けサイトとして、パリジェンヌを始めフランスやベルギーなどで現在支持を集めている「マイ・リトル・パリ(MY LITTLE PARIS)」のビューティーボックス「マイ・リトル・ボックス(MY LITTLE BOX)」が日本に上陸する。MY LITTLE BOXは、登録者に定期販売されるビューティーアイテムが詰まったボックス。マンスリーテーマに沿って、「ディオール(Dior)」「ゲラン(Guerlain)」「ランコム(Lancome)」「ジョンマスターオーガニック(John Master Organic)」「キールズ(Kiehl's)」 「ロクシタン(L'occitane)」など人気ブランドのミニボトルビューティープロダクトや、サングラス、洋服の襟飾り、ヘアーアクセサリー、ステーショナリーなどのアイテムがセットになっている。現在、フランスとベルギーの約6万人が定期購入しており、日本では8月末から受注を開始し、10月からデリバリーがスタートする。価格は3,000円程度を予定。同サイトは、2008年にパリで50名のメンバー間のニュースレターとして始まり、その後口コミで人気が拡大。現在約100万人の会員を抱えるまでに成長した。「ディオール(Dior)」や「エルメス(HERMES)」といったラグジュアリーブランドとのコラボレーション企画も実施している。また、サイト内の全イラストは、日本人イラストレーターの九重加奈子(Kanako)が担当。九重は多摩美術大学出身。2005年にパリに移住。「MY LITTLE PARIS」編集長のアマンディーヌ・ペショダ(Amandine Pechioda)との偶然出会い、同サイトのイラストを手掛けることになった。8月28日までパリ市との共同企画「レ・パリジャン(LES PARISIENS)」が実施され、パリ市内の屋外ボードを中心とした約1,000ヶ所にKanakoが描いたイラスト約50点が展示されている。
2013年08月14日「3.1フィリップ リム(3.1 Phillip Lim)」は14日、伊勢丹新宿店1階バッグ売り場にて13-14AWバッグコレクションをそろえる期間限定イベントを開始した。8月19日まで。会場には今シーズンから展開となるバイクのサドルバッグにインスパイアされた新シリーズ「ライダー(RYDER)」シリーズのサッチェルバッグ、トートなどが先行して並ぶ(予約販売、23日以降受け渡し)。その他、定番のパシュリー(Pashli)、31ミニッツバッグ(31 Minute Bag)、31アワーバッグ(31 Hour Bag)などがそろう。RYDERシリーズは14プレスプリングでも発表されている。会場構成を担当したのはスキーマ建築計画主宰の建築デザイナー・長坂常。今イベントを手掛けるにあたって、初めて同百貨店に来店。館内のきらびやかな印象に対し、廃木材を用いた“ドライ”な什器を製作しバランスを取ったという。木材の什器には解体された家具の一部も使用されている。また、針金ハンガーを組み合わせて作られた什器やディスプレイも設置。8月23日から表参道ヒルズに5ヶ月限定オープンするレザーグッズショップでもこれらの什器が使用される予定。3.1フィリップ リムは今年日本進出5周年を迎える。9月には松屋銀座店が本館リニューアルに合わせ一新される。
2013年08月14日三越伊勢丹ホールディングスは、三菱地所・サイモン株式会社が運営する「御殿場プレミアム・アウトレット」(静岡県御殿場市深沢1312)に8月16日より「イセタンアウトレットストア」出店する。営業面積は約246平方メートル。婦人服と婦人雑貨のみを取り扱い、値下げ率は定価の50%程度。御殿場アウトレットへは2011年に期間限定出店しており、今回は常設店として、佐野(栃木県)、酒々井店 (千葉県)、阿見(茨城県)に次ぐ4号店となる。同社は、生活行動圏や百貨店空白エリアなどの新たな販売チャネルで、その地域特性に応じた規模や商品構成を行う中小型店舗を積極的に開発。その一貫として、アウトレット出店を始め、コスメ編集ショップのイセタンミラーや、空港内の羽田ストア、海老名サービスエリアのポップアップショップなどを展開。今後も多店舗化を検討していくという。
2013年08月14日須崎祐次の写真展「コスプレイ・メイド・イン・ジャパン(COSPLAY made in Japan)」が、東京・南麻布のエモン・フォトギャラリーにて24日より開催される。須崎は、架空の人物に扮するコスプレ行為とエロティシズムの関係に着目し、構想15年を掛けて作品『コスプレイ(COSPLAY)』を制作。小道具やスタイリング、ヘアメイクなどすべてオリジナル演出で、花魁、バスガイド、侍など、日本的な要素と繊細な手仕事を融合させたジャパンフェティシズムを表現した。特別企画としてアイドルグループ、「でんぱ組インク(.inc)」とのコラボレーション写真集から選抜したイメージセッションも紹介する。9月2日18時にはでんぱ組.inc最上もがと須崎らによるトークショーが行われる。須崎祐次は、昨年7月に本展と同名の写真集『COSPLAY made in Japan』を発表。今月8日に、でんぱ組.incを被写体とした『デンパモデルズ100コスプレイ(DENPA MODELS×100 COSPLAY)』を出版した。【イベント情報】須崎祐次写真展「COSPLAY made in Japan」会場:エモン・フォトギャラリー住所:東京都港区南麻布5-11-12togobldg.地下1階会期:8月24日から9月14日時間:11:00から19:00(土曜は18:00まで)休館日:日曜日、祝日
2013年08月13日ニューヨークのファッションブランド「ケイト・スペードニューヨーク(kate spade new york)」は、伊勢丹新宿店1階ザ・ステージにポップアップショップを8月14日よりオープンする。19日まで。イベントテーマをブランド発祥地である“ニューヨーク”と題し、ビッグアップル、ドーナツ、イエローキャブなどニューヨークを象徴するモチーフが描かれたアイテムを中心に販売。2013秋から登場する新たなアイコンバッグ「2 PARK AVENUE」を先行発売する。ボディフロントに大きなリボンがデザインされ、サイズはA4サイズの書類が収納可能。伊勢丹新宿店限定カラーのパープルが用意される。また、世界各地に点在し活動を行う5人組グラフィックアーティスト集団「リンゼン(RINZEN)」に所属するクレイグ・レッドマン(Craig Redman)が描くキャラクター「ダーセル(Darcel)」とコラボした「KSNY × Darcel」シリーズから、伊勢丹限定トートバッグを始め、バングルやチャームブレスレットが先行でそろう。「ケイト・スペードニューヨーク」は1993年に創業。今年でブランド誕生から20周年を迎える。この春には手頃な価格のライン「ケイト・スペードサタデー(KATE SPADE SATURDAY)」の展開が始まっている。
2013年08月13日代官山蔦屋書店は、一般には流通していない美容専門書『伝 -DEN- ZONE CONSCIOUS』(Of HAIR BOOK PROJECT、9,800円)の取り扱いを開始した。本書は、2002年の初版刊行から、ヘアスタイル提案をする上で不可欠なデザイン理論や科学知識、技術理論から顧客心理までを11のコンテンツで網羅した美容師のための“百科事典的存在”。美容業界のみで流通していた。今回、本書を取り扱うようになった経緯についてEC事業室の藤井氏は、「もともと車の本を担当していたが、プロ向けの本を一般の人が購入するケースが意外と多い。車の構造について詳細に知りたい、プロの整備士が使う資料を少しでも参考にしたい、という気持ちはプロも一般の方も同じだと思う。同様に、毎日の生活に大きくかかわっている“ヘアスタイル”のこと、そして氾濫するヘアケア剤の中から正しく安全なものを選びたい、プロがどういうことに留意してヘアデザインを決めているかを知りたい、と思う気持ちは美容師だけには限らない、という思いから導入を決めた」と説明する。また、本書は洋書を意識した表紙や多彩なビジュアルワークが特徴で、代官山蔦屋書店では高感度なアート本として、ファッション・アートコーナーに置かれている。「美容院に行くときのヒントがこの本には多く記されている。例えば、カラーをして1・2ヶ月後の変化が写真付きで説明されているのでわかりやすい。また、成分表が掲載されているので、頭皮が敏感な方にも役立つ情報が多数紹介されている」と同コーナーのコンシェルジュ・松崎さん。著者は、サロンワークを中心に、一般誌、業界誌の撮影、ヘアーショー、セミナーなど多岐に渡って活動を行う、美容室「オブヘア(Of HAIR)」の代表・古里オサム。自由が丘、表参道などに現在7店舗を展開。自身の美容師としてのこだわりを書籍にした『伝』に続き、映像で技術解説した書籍・DVD『D3』を発行。 教育活動も精力的に行っており、主宰しているセミナースクール「アカデミーオブヘア」には毎回全国から理美容師が参加している。1987年のオープン直後から、いち早く自社の商品開発を始め、オーガニックやナチュラルにこだわったオリジナルヘアケア剤シリーズのブランド「オブ・コスメティックス」を開始。現在、50種類以上に及ぶヘアケア商品は全国の美容室や百貨店、通販サイトで販売されている。なお、8月末までに代官山蔦屋書店及び同店ウェブサイトで本書を購入すると「オブ・コスメティックス」のヘアソープとトリートメントがセットでプレゼントされる。
2013年08月13日ドゥーブルアッシュは、仏フレグランスブランド「イストワール・ドゥ・パルファン(Histoires de Parfums)」の新香水「エディションレア(Edition Rare)―ヴェニ(Veni=来た)、ヴィディ(Vidi=見た)、ヴィチ(Vici=勝った)」(各60ml/1万6,800円)の3種を9月26日に発売する。香水名はローマ軍を率いたユリウス・カエサル(Julius Caesar)の勝利宣言にちなんだもの。多くの謎を残す大地をイメージした「ヴェニ」は、ラベンダーやシナモン、カルダモンが漂うスパイシーアロマティックノート。見上げた空に吹き渡る風を表す「ヴィディ」は、サフランやローズ、キューカンバーと融合したスパイシーオゾンの香り。情熱やパワーを象徴する炎をイメージした「ヴィチ」は、アンジェリカの根やパチョリ、ラズベリーが織りなすハーバルウッディノート。3種とも、ゴールドでコーティングした金塊のようなボトルとパッケージ入り。イストワール・ドゥ・パルファンは、モロッコで育ち、パリでスペイン料理店を成功させたジェラルド・ギスラン(Gerald Ghislain)により2000年に設立。ジャコモ・カサノヴァ(Giacomo Casanova)、マルキ・ド・サド(Marquis de Sade)、ジョルジュ・サンド(George Sand)などの歴史上の個性的な偉人や、ウッドストックが開催された1969年など、歴史や文化をイメージした香りの香水全17種を発表している。パッケージは書籍を象ったデザイン。パリのプランタンやル・ボン・マルシェ、ニューヨーク高島屋などで展開し、日本には2011年に上陸した。
2013年08月12日「ライゾマティクス inspired by Perfume」展が、9月21日より新宿・東京オペラシティ内NTTインターコミュニケーション・センター(ICC)にて開催される。本展は、クリエーター集団「ライゾマティクス(rhizomatiks)」がテクノポップユニット「パフューム(Perfume)」のために行ってきた最先端メディアによる演出術にフォーカスした、初の展覧会。Perfumeのミュージックビデオや舞台で実際に使用した衣装や装置、開発ツール、3Dスキャン作成されたPerfumeの3Dモデル、現在第3弾が進行中の「パフュームグローバルサイトプロジェクト(Perfume “Global Site Project”)」などが展示される。9月28日14時より、アーティストトークを予定。真鍋大度、石橋素らが所属するライゾマティクスは、Perfumeの舞台演出テクニカルサポートの他、先端メディアを用いた舞台、やくしまるえつこなどのMV演出を手掛けている。エンターテインメントとアートの境界を横断するプロジェクトも多く、山口情報芸術センター(YCAM)や森美術館でも作品展示を行っている。Perfumeのモーションキャプチャーデータや楽曲を提供したオープンソースプロジェクト・Perfume “Global Site Project”は、昨年度文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門大賞、「カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバル 2013」銀賞を獲得した。【イベント情報】ライゾマティクス inspired by Perfume会場:NTTインターコミュニケーション・センター住所:東京都新宿区西新宿3-20-2東京オペラシティタワー4階会期:9月21日から10月20日時間:11:00から18:00(入場は閉館30分前まで)休館日:月曜日(月曜が祝日の場合翌日)入場料:一般・大学生500円、高校生以下無料
2013年08月12日パリのギメ美術館(Musee Guimet)にて、『美味しんぼ』の海原雄山のモデルとなった芸術家・北大路魯山人の展覧会「魯山人の美―日本料理の天才1883-1959―(L’art d eRosanjin Genie de la cuisine japonaise 1883-1959)」が来月9日まで開催されている。京都・東京の国立近代美術館や世田谷美術館など日本全国から集められた魯山人の磁器、陶器、漆、屏風などが並ぶ。91点の作品群は、日本の「間」を意識して連続で展示される。展示空間に対し斜めの導線を採用し、フレームが連続することにより日本の柱と梁が続く空間を生み出した。空間コンセプトを手掛けたのは南木隆助。魯山人の代表作の一つ『日月椀』を中心とした約25mの曲面には、写真家の上田義彦が東尋坊の時間経過を捉えた連作写真『エムシー(M-sea)』が並べられ、視覚と歩く感覚の両方で「時間の変化」を訴えることを企図。また、魯山人の美食家・料理人としての一面を伝えるために、「京都菊の井」「銀座久兵衛」など日本の著名店と協力して映像を制作。カウンターやテーブルを設けたオーガンジー製の「光の家」の中に店の卓上の様子を再現した体験型インスタレーションを設けた。最終日の18時半からは、菊の井主人・村田吉弘とピエール・ガニェールによるトークセッション「料理における美と感動」を予定。ギメ博物館内の書店やフランス国立美術館連合の書店では、日経ナショナルジオグラフィックによる特別カタログ(フランス語版)も販売される。【イベント情報】「魯山人の美―日本料理の天才1883-1959―(L’art d eRosanjin Genie de la cuisine japonaise 1883-1959)」会場:フランス国立ギメ美術館特別展示室住所:パリ16区イエナ広場6会期:9月9日まで時間:10:00から18:00休館日:火曜日入場料:8ユーロ
2013年08月11日スタイリスト望月唯は6月、友人の小原展孝と共にセレクトショップ「ハイカラ(HAICARA)」(東京都渋谷区恵比寿西1-31-14グリーンマンション102)をオープンした。コンセプトは「代官山のお土産屋さん」。ファストファッションや百貨店には無い、“自分たちが 本当に面白いと思ったモノ”を集めた店を目指し、望月の友人であるデザイナーやスタイリスト、クリエーター達が手掛けたアイテムやビンテージ雑貨が集まっている。ウエアやシューズは望月が、雑貨は小原がセレクトを担当。2人は20年来の友人同士で、1年前より物件を探していたという。同ショップでは、望月が手掛けるブランド「ハウルアンドアナザーポエム(HOWL and another poem)」のフルラインをそろえる。今秋冬は、「NEW CLASSIC(ニュー・クラシックス)」をテーマに、新しいアメカジスタイルを提案。「ヨシオクボ(yoshio kubo)」とのM65ジャケットや、「タイシノブクニ(TAISHI NOBUKUNI)」とのセットアップ、アートディレクターの梅沢篤とのTシャツ、「スズキタカユキ(suzuki takayuki)」とのスカーフ、ウィメンズの「ローブス&コンフェクションズ(Robes & Confections)」とのシャツなど様々なブランドとコラボしたアイテムを制作した。ウエアとシューズはメンズをメインに扱う。「ポールハーデン(Paul Harnden)」で修業した勝川永一によるブランド「エイチ ・カツカワ・フロム・トーキョー(H? katsukawa from Tokyo)」やシューキーパーがセットになった宮城秀貴による「ミソグラフィー(mythography)」のシューズ、「ブランクス(BLANKS)」のハンドステンシルを施したビンテージTシャツなどをセレクト。また、ヨーロッパの蚤の市で買い付けてきた、モロッコ製のリネンラグやビンテージのアイウエアなどの雑貨、キャンドル・ジュンのオリジナルキャンドルや、モデルのフミ(fumi)が世界中を旅して集めたパーツで作る「フミサンガ(Fumisanga)」のミサンガやぬいぐるみ作家の「ダイグルミ(daigurumi)」のぬいぐるみなど、ユニセックスで使えるアイテムも並ぶ。エントランスには、望月自身のコレクションであるリチャード・アヴェドンのポスターやエゴン・シーレの絵が飾られる。内装は、「SOUVENIR OF THE CIRCUS(サーカス小屋の土産屋さん)」がテーマ。1950年代のアンティークの旗が天井を横断する。フィッティングルームは、サーカスのテント小屋をモチーフにした赤と白の手作りテントだ。ハンガーラックは目黒のアンティーク家具店「コウセイ・ヴェアクシュタット(Kousei Werkstatt)」が手掛けている。
2013年08月11日イラストレーターの小川恵子とサイトウケイスケのインスタレーション「メルティングドリームス(Melting Dreams)」が伊勢丹新宿店2階イセタンガールギャラリーで8月26日まで開催されている。今回のテーマ「Melting Dreams」は“夏の暑さに溶けるようなドリーミーな世界”をイメージした。ピンク、オレンジ、黄色などハッピーな色合いの波打つ模様は、「イメージはテレパシー。自分の頭の中で考えていることが直接相手に伝えられたらいいな、という思いを込めて」と小川さんは話す。メインとなるピンクの3枚絵は今年3月に出版された小説『ブランコ乗りのサン=テグジュペリ』(紅玉いづき著、角川書店)の表紙となった作品。「I LIKE」というタイトルのキャンバス地でできた冊子状の作品は、敢えて人物メインではなく、波打つ模様のみの絵にチャレンジした作品だという。今回、コラボレーションしている作家のサイトウケイスケとは大学時代にSNSを通して知り合い、ウェブ上でお互いの作品をリスペクトし合っていた。その後、東京―山形間でお互いの絵を梱包して送り合って制作する“遠距離コラボ”を続けながら、2011年2月に2人展「キス(KKIS)展」を東京・高円寺AMP cafeで開催。今回は2年ぶりの2人展となる。「サイトウくんは全国各地のミュージシャンに自ら絵を渡してコラボしたり、海外のアーティストが来日したらウェルカムボードを作ってアプローチしたり、自分でイベントを企画したり、とてもアグレッシブな人。お互い地方出身というところで気が合うんです」展示スペースでは小川がデザインを手掛ける「スキスキダイスキ(SUKISUKIDAISUKI)」のタイツ、レギンス、キャップ、ピアス、バレッタ、ヘアゴム、ブローチなどのグッズも販売。すべて「自分が高校生のときに欲しいと思っていたものを作っている。だから高校生でも買える価格設定にしています」と説明。ブランドのネーミングについて、「響きがいいな、と思って。ポジティブなイメージのものを出したくてつけました」。舞城王太郎の小説『好き好き大好き超愛してる』は名付けた後に本を読んでファンになったとのこと。今後は、「もっと柄を増やしてテキスタイルのグッズ展開をしていきたい」と語った。熊本県出身の小川は、2006年に東京造形大学映像科を卒業。学生時代は手描きのコマ撮りアニメを制作していた。2007年よりイラストレーターとして活動を開始し、通常はアクリル絵の具でのペインティングとデジタルの制作が中心。2011年頃からテキスタイルデザインを、2012年から「スキスキダイスキ」名でタイツなどのグッズも作り始めた。
2013年08月09日「ワイズ(Y’s)」は、鹿児島の木工作家のアキヒロジン率いる「アキヒロ・ウッドワークス(AKIHIRO WOODWORKS)」とのWネームのマグカップとカフェオレ・ボウルを発売した。このコラボレーションは、「手で作るプロダクトデザイン」というアキヒロ・ウッドワークスの作品にワイズが共感し実現した。木製のマグカップ「ジンカップ(JINCUP)」(3万1,500円)は八角形のフォルム。職人技術により手に馴染むように製作され、飲み口は薄く滑らかに削り出されている。カフェオレ・ボウル(3万7,800円)は、木製ならではの質感を残すため厚みを残し外側を荒く削って仕上げられた。両商品共に、鹿児島県産のタブノキを素材に使用。上部は漆で色付け。赤と黒の2色展開で、全国のワイズ店舗と公式オンラインショップで取り扱う。アキヒロジンは2002年に木工作家としての活動を開始。オーダー家具やオリジナルのプロダクト製品の製作、店舗や住宅内装、インスタレーション作品の発表など活動の幅を広げている。アキヒロ・ウッドワークスは、同氏とその父、三男の3人で運営。先月には大阪・ディエチと東京・トーキョーカルチャート by ビームスで企画展を開催した。
2013年08月09日フェイスブックで190万いいね!を持ち、アニメやゲームが大好きでコスプレイヤーとして世界中のイベントを飛び回るフィリピンのオタク系アイコン、アローディア・ゴセンフィアオ(Alodia Gosiengfiao)が8月2日来日した。名古屋で行われた世界コスプレサミットに出演した後、8月5日伊勢丹新宿店に来店。2階TOKYO解放区で期間限定出展中の「トーキョーパステル」を訪れ、「ヒミツバイシロップ(himitsu by Syrup.)」デザイナーの渡邊あゆみと「縷縷夢兎(るるむう)」デザイナーの東佳苗と交流した。パステル調のショップ内に入るなり、パチパチと拍手をする仕草をしながら「すばらしい~かわいい~」と日本語で言うアローディア。デザイナー両者のファッションにも注目し、「そのカチューシャは自分でつくったもの?」「(ビジューのついた)そのスニーカー、かわいいですね」と興味津々の様子で会話をしていた。最初に気になったアイテムは、ニットの装飾が施された縷縷夢兎のスマートフォンケース。ケータイケースは彼女自身もデザインしているそうで「私のはもっとシンプルなものだけど」と。縷縷夢兎のイメージフォトを眺めて「これ、インターネットで見たことある!」とギークっぷりを発揮。また、himitsu by Syrup.のルックブックを見ながら格子状のスカート型ボンデージ風ベルトを指して「大好き!」と日本語で言い、その場で注文。他にも、大振りなチェリー型ネックレスやピアス、胸の部分がハートモチーフになったチェックのサロペットなど、コスプレ感のあるアイテムが気に入った様子。渋谷109が好きだというアローディアが伊勢丹新宿店を訪れたのは今回が初めて。特に1階のメイクコーナーの充実ぶりに関心を示し、「フィリピンにはこんな場所はないからできて欲しい」と気に入った様子だった。アニメやゲームなどのカルチャーに興味を持ったのは7歳の時に「セーラームーン」を見てから。その後、見るだけではなく、自身で洋服を仕立て、着用した写真を発信するように。「コスプレは10年前(15歳)から始めました。アメリカのdeviantARTというサイトで“Black Mage Alodia”というページを持って、自分のコスプレ写真を発信し始めたんです。最初はゲーム『ファイナルファンタジー』のキャラクターのコスプレから。衣裳やキャラクターが手に持つアイテムなども自分で作っています。写真は、ロックシンガーをしている妹とお互いを撮り合っているんです。フィリピンでは日本のアニメはポピュラーで、マニラの田舎でもみんな普通にコスプレをしていますよ」2009年からは世界中のイベントに招待されるように。「最初はシンガポール。今では、マレーシア、ロサンゼルス、ドバイetc世界中のコスプレイベントをあちこち回っています」幼い頃から日本のカルチャーに間接的に慣れ親しんできた彼女だが、今の東京のファッションは「街が雑誌みたい!写真をたくさん撮りたい。渋谷や原宿が好きで、ロリータファッションもギャルファッションも好き。特にきゃりーぱみゅぱみゅが大好き!そう、コスプレっぽいのが好きなんですね(笑)。今は『進撃の巨人』にはまっていて!Crunchyrollという有料アニメサイトでオンラインで見ています。オープニングソングを耳コピしながらピアノで練習中で、早く弾けるようになるのが目標!サンフランシスコにあるCrunchyroll の本社にも行ったことがありますよ」今後も世界中を飛び回るアローディア。「将来は自分のオンラインショップを持ちたいです。ずっと独学で服を作っていて、いずれ自分でデザインした服を売りたい。後は、もっと日本語ができるようになりたいですね」と終始、流暢な英語で話した。
2013年08月08日ジェイアイエヌは、「ジンズピーシー(JINS PC)」とデル(DELL)のゲーム用パソコン「エイリアンウェア(ALIENWARE)」とコラボレーションしたスペシャルモデル(9,990円)を発売した。デザインはエイリアンウェアをモチーフに、ブラックボディにブルーとレッドが差し色に用いられた。耳に当たるテンプルエンドはソフトラバー仕様。また、メガネのカラーに合わせたカプセルケース、エイリアンウェアのシンボル「エイリアンヘッド」柄のメガネ拭きが付属。JINSオンラインショップ・楽天市場店・アマゾン店、エイリアンウェア公式サイトにて扱われている。エイリアンウェアは、ゲーム用に開発され、映像処理能力を向上させたパソコン。収納バッグやマウス、キーボードなど周辺アクセサリーも開発されている。今年6月に最新ノートブックシリーズとして2年ぶりのフルモデルチェンジが行われた。
2013年08月07日元「グリーン(green)」の2人が3年の活動休止を経て2013年秋冬より立ち上げた「ハイク(HYKE)」が、伊勢丹新宿店1階ザ・ ステージにて期間限定イベント「HYKE―HERITAGE AND EVOLUTION」を8月13日まで開催している。ショップは白を基調に、今シーズンのキーカラーであるネイビーのアイテムが映えるデビューコレクションと伊勢丹限定アイテムの数々が並ぶ。限定アイテムは、オリジナルの高密度ギャバジンによるトレンチコート(7万5,600円)、厚手のレザーを使用したライダースジャケット(15万2,250円)、パーカ(2万3,100円)とクルーネックタイプ(1万8,900円)のスウェットのトップス2種、ボーダーのロングスリーブカットソー(9,975円)とタンクトップ(7,875円)のカットソー2型。デザイナー吉原秀明氏は、「今回はコート類までそろった一番大きなイベント。(伊勢丹とは)グリーンの時から付き合いがあるので、スムーズに気持ちよく進行できた。今季の別注品は伊勢丹のみ。スタートしたばかりのブランドだが、比較的好印象を持っていただけているようだ」と語る。初日には早朝から行列が出来、入場制限がされるほど人が集まった。イベント終了後は3階リ・スタイルにて扱われる。
2013年08月07日過去最大規模のポップアート展「アメリカン・ポップ・アート展」が8月7日より国立新美術館でスタートした。アンディ・ウォーホルの日本未公開作品を始め、ロイ・リキテンスタインやロバート・ラウシェンバーグといったポップアートの先駆者たちの作品が一堂に会する。本展では、全206点のアメリカン・ポップ・アート作品を展示。会場は作家毎に八つのパートで構成。1960年代の代表作を含め、絵画、彫刻、素描、版画、マルティプルなど総合的に紹介している。今回出展されている作品はすべて、アメリカ・コロラド州を本拠地とするコレクター、ジョン・アンド・キミコ・パワーズ夫妻所蔵のもの。夫妻は日本美術および現代美術の両分野における、世界有数のコレクター。特に、ポップ・アートにおいては、黎明期である1960年代から、パトロンとしても積極的に活動。作家を直接支援することで、個人コレクションとしては世界最大級のポップ・アート・コレクションを築き上げた。日本初上陸となるウォーホルの『200個のキャンベル・スープ缶』はキミコ・パワーズ夫人が、ウォーホルが注目され始めた1970年代に友人より譲り受けたもの。1960年代より盛んになった大量生産・大量消費の大衆文化を主題とした一連の芸術活動であるポップアート。その象徴と言われるキャンベル・スープ缶は全3作品が制作され、そのすべてが本展で展示されている。ウォーホルと親交が深かったキミコ夫人のポートレート『キミコ・パワーズ』は1980年代にかけて三つのシリーズが制作された。マリリン・モンローやエリザベス・テイラーなど著名人中心だったウォーホルのポートレートが、1970年代以降、友人や社交界の名士へと徐々にその対象は広がり、やがてポラロイド写真に基づく規格化された発注肖像画に発展するターニングポイントとなった重要な作品となっている。また、夫人が共鳴している作家の1人、ジャスパー・ジョーンズについては、手にしていない作品は5点程度で、ほぼすべての作品を所蔵。2011年にはジャスパーの版画の研究・公開・普及などを行う「パワーズ・アート・センター」をオープンさせている。「今回の展示で最も良いプレゼテーションができた」と本展開催に合わせて来日したキミコ夫人。「ただ所蔵するのではなく、飾らなければ意味が無い。アートと一緒に暮らす。それが大切なこと。本展では、私が幸せな時間を過ごしたアメリカという国の文化を皆さんに知っていただければ嬉しい。特に、子供達には是非、見てもらいたい」と夫人は最後にメッセージを寄せた。【イベント情報】アメリカン・ポップ・アート展会場:国立新美術館企画展示室2E住所:東京都港区六本木7-22-2会期:10月21日まで開館時間:10:00から18:00まで(金曜日は20:00まで、入場は閉館の30分前まで)料金:一般1500円、大学生1200円、高校生800円休館日:火曜日出展作家:ロバート・ラウシェンバーグ(Robert Rauschenberg)、ジャスパー・ジョーンズ(Jasper Johns)、ラリー・リヴァーズ(Larry Rivers)、ジム・ダイン(Jim Dine)、クレス・オルデンバーグ(Claes Oldenburg)、アンディ・ウォーホル(Andy Warhol)、ロイ・リキテンスタイン(Roy Lichtenstein)、メル・ラモス(Mel Ramos)、ジェイムズ・ローゼンクイスト(James Rosenquist)、トム・ウェッセルマン(Tom Wesselmann)
2013年08月07日三井不動産株式会社は、100%出資によるプロジェクト会社「上海井橋商業管理有限公司」を今年4月に設立。上海市浦東新区金橋出口加工区において、「(仮称)ららぽーと上海金橋」の事業化を決定した。2014年12月着工、17年に開業予定。本建物は、地上7階(一部9階)、地下2階建て、延床面積14万2,000平方メートル、約200店舗が入店予定。店舗構成は、国内で展開するららぽーとと同様に、最新トレンドのアパレルを中心とした物販店舗、大規模スーパーマーケットに加え、アミューズメントや飲食店舗など時間消費型機能を計画中。「上海金橋出口加工区連合発展有限公司」の建築した建物を三井不動産が一括借り上げし、「ららぽーと上海金橋」として運営する。浦東新区は、上海浦東国際空港やリニアモーターカーが建設され、上海の東の玄関口として整備が進められると共に、上海東区の経済特区として金融、IT、電子、化学等の各種産業が発展。金橋出口加工区は、以前は多くの工場が立地するエリアだったが、近年は工場移転等に伴い商業・住宅の開発が急速に進み、地下鉄や道路などの交通インフラの整備が進行中だ。浦東新区中心から約7kmの好立地で、周辺は外国人を始めとする中・高所得者層が多く居住する高級住宅地。三井不動産は、海外商業施設事業参画初となる「杉井アウトレット広場・寧波」を2011年9月に中国・浙江省寧波市に開業。「ららぽーと上海金橋」は、国内で展開する郊外型商業施設「ららぽーと」として初の海外進出となる。
2013年08月07日豊島は、自社製造のジーンズブランド「キャントン」と米国のアパレルブランド「Jクルー(J.CREW)」とのコラボレーションジーンズを発表した。このジーンズは開発に約2年の月日を費やしており、本国のJクルー、Jクルーリカーストアなどの直営店と通販サイトのみでの販売となる。Jクルーのレギュラーフィットジーンズのパターン(型紙)を使用し、デニム素材供給と洗い加工の手配はキャントンが行う。使用するデニム生地はオーガニックコットンを混紡した13.75オンスで、洗濯を繰り返すことによって体になじんでいく「シュリンク・トゥ・フィット」を追求した。キャントンは1963年に日本初の国産ジーンズブランドとして大石貿易が誕生させた。この時、縫製を担当したのがビッグジョンの前身であるマルオ被服である。この当時、デニム生地はアメリカでのみ製造(国産デニム生地が誕生するのはもっと後年)されており、米国キャントン・テキスタイル・ミルズ社のデニム生地を使用したことから「キャントン」ブランドと名付けられた。68年にキャントン・テキスタイル・ミルズ社とのブランド商標権の問題によりブランドが中止となり、大石貿易はその後の自社ジーンズを「ビッグストーン」のブランド名で継続した。89年に大石貿易創始者の大石哲夫氏が死去した後も大石貿易は事業を継続し、91年にはキャントンのビンテージラインを復刻させるものの、2003年に倒産した。その後、キャントンブランドを豊島が引き継いで今日に至ったという経緯がある。まさに日本の国産ジーンズの歴史を体現したブランドといえる。
2013年08月06日3日、スニーカーセレクトショップの「アトモス(atmos)」が新業態店舗「スポーツ・ラボ・バイ・アトモス(Sports Lab by atmos)」の第1号店(東京都新宿区新宿4-1-1新宿サウスアベニュー1階)をオープンした。営業時間は11時から21時。「スポーツカジュアル」をコンセプトとする同店舗は、「ナイキスポーツウェア(NIKE Sportswear)」のフットウエア・アパレルをメインに、アウトドアブランド「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」のパープルレーベルやバッグブランドの「ヘッド・ポーター(HEAD PORTER)」、ウィメンズブランド「リリー・ブラウン(Lily Brown)」のアパレルやバッグ、生活雑貨「リトゥ(retaW)」などをそろえる。オープンを記念し、ナイキのニューモデル3型を販売。店内奥の壁面一面にはナイキのスニーカー360足をディスプレイ。ナイキ直営店よりも型数を多く展開する。また、新宿タカシマヤ向かいという立地も考慮し、キッズ用シューズも扱いファミリー層の取り込みを狙う。店内に並ぶマネキンでは、スニーカースタイルを提案。ディレクターの小島奉文(こじま・ひろふみ)氏は「カップルで同じスニーカーを履いて歩いていたり、コーディネートにスニーカーを取り入れるスタイルが街でも増えてきている。お客さんにスタイリングを連想させるようなディスプレイを意識した。新宿は激戦区。来街者が多く、どこも混んでいて座る場所が無い。弊店の2階にカフェがオープンするので、上手くお客さんを回遊させたい。今後、ルミネや渋谷ヒカリエなど商業施設への出店やウィメンズのみのお店も考えている」と話す。
2013年08月05日「スリー(THREE)」の今秋冬メイクアップコレクションは、「ロック・ユア・ライフ(Rock Ur Life)」がテーマ。メイクアップ・クリエーティブ・ディレクターのオオモトリエは、デヴィット・ボウイ(David Bowie)やローリンクストーンズ(The Rolling Stones)などのロックミュージックに常にインスパイアされ、心揺さぶられる瞬間をコレクションに表現した。8月14日発売予定。テクスチャーの異なる4色でレイヤードを提案する「4Dアイパレット」(6,300円)には、秋冬シーズンとしては初めての新色が登場。右上のダークカラーがベースとなり、左下のニュアンスカラーが深みをプラス。左上のキーカラーがヴェールをまとったような質感を生み出し、大粒ラメが入った右下のハイライトカラーを重ねることで、ドレスアップした目元を演出。オフィスではキーカラーまでの3色にとどめ、街に繰り出す前にハイライトカラーをプラスするのもおすすめという。バーガンディやスモーキーピンクが女性らしい印象を与える「スターギター(STAR GUITAR)」、ゴールディブラウンやコッパーがモードなグラデーションを生み出す「ミステリーガール(MYSTERY GIRL」、ネイビーやカーキが洗練された印象を作る「シスターミッドナイト(SISTER MIDNIGHT)」の3種。また、クレヨンタイプのルージュ「ビブラントサンプチュアスリップクレヨン」(2,940円)が数量限定で登場。黒いボディには、ロックな書体で「Rock Ur Life」とプリントされている。ピンクベージュの「リトルワンダー(LITTLE WONDER)」、ローズレッドの「ジャストビーユアセルフ(JUST BE YOURSELF)」の新2色をラインアップ。「カラーヴェールフォーチークス」(3,150円)には、柔らかなロージーピンクの「スウィートシング(SWEET THING)」、ナチュラルな血色感と透明感を表現する「エモーショナルレスキュー(EMOTIONAL RESCUE)」の2色が加わった。
2013年08月05日雑誌や広告などの分野で活躍する若手写真家・小浪次郎の写真集『父を見る』がタイクーンブックス(TYCOON BOOKS)より今秋出版される。小浪が『父を見る』シリーズは8年間にわたるプロジェクト。離れて暮らしていた父親に数年ぶりに会ったことから始まった。大島で美術教師をしていた父との共同制作的なスタイルや、親子の距離感を表現した作品が収められた。小浪は、1986年生まれの26歳。2006年に写真を始め、東京工芸大学卒業在学中に写真集『ディム・ザ・ライト(Dim the light)』を出版。2010年の卒業後は、写真展やグループ展などで作品を発表し、「アートアワードトーキョー(ART AWARD TOKYO) 2010」のシュウウエムラ賞などを受賞。最近では雑誌『ギンザ(GINZA)』や『スイッチ(SWITCH)』などの他、セレクトショップのビームスやユナイテッドアローズ、伊勢丹などのカタログや広告等も手掛けている。
2013年08月04日国内外からセレクトされた感度の高いアイテムを扱うセレクトショップ「ナノ・ユニバース」のおもてなしフードは、“いつもセンスがいい!”と、エディターやスタイリストから評判。先日行われた13AWの展示会では、「タンデコロリ」が制作したアイシングクッキーやカップケーキが会場を彩った。タンデコロリは、たけもとあや主宰のお菓子のアトリエ。「お菓子を彩る」をコンセプトに、"見て楽しい" "食べて喜ばれる"お菓子を制作。そして、1人ひとりの要望に合わせた「オーダースイーツ」も販売している。オーダースイーツは、パーティーやイベントなどの雰囲気やそれにまつわるエピソード、予算や顧客のこだわりなどをもとにデザインされる。デコラティブに彩られたクッキーやカップケーキは、そこにあるだけでハッピーな気分にしてくれる、おしゃれで楽しいデザインがタンデコロリならではの魅力だ。まるでアクセサリーのような、鮮やかでポップな色使いも特徴。ファッションブランドのイベントやパーティーの他、ウエディングの引き出物や大切な記念日のギフトとしてオーダーする人も多いという。「皆さん、お菓子を目にした瞬間に『かわいい!』と大絶賛。『見た目が鮮やかなだけに、パンチの効いた味を想像しがちだけれど、それに反して甘さも香りも程良よくて、とってもおいしい!』といった反応が多かったですね」と、ナノ・ユニバースのレディースプレス武弓真由子さん。注文は公式サイトで受け付け。焼き菓子やシュガーケーキは、地方発送も可能とのこと。
2013年08月02日「ナーズ(NARS)」の秋冬メイクコレクションでは、1970年代にインスピレーションを受けた力強くセクシーなアイテムが登場する。シングルアイシャドー(各2,625円)には、スモーキーなネイビーの「2081」、マットグレーの「2082」など、世界各地をイメージして作られた4色がそろう。ベルベットマットリップペンシル(3,150円)は、鮮やかな深紅の「2477」(数量限定)と淡いピンクの「2476」の2色を用意。ピュアマットリップスティックは、大胆なパープルの「3523」(数量限定)、ブラウンがかったピンクの「3522」の2色。リップペンシル、リップスティック共に単品だとマットな仕上がりだが、グロスを重ねて艶をプラスすると異なる表情に。発売はすべて8月16日。広告ビジュアルにはドイツ人モデルのトニ・ガーン(Toni Garrn)が起用された。シングルアイシャドー 2081をまぶた全体と下まつ毛の生え際のラインにのせてスモーキーな目元を作り、ベルベットマットリップペンシル 2477(数量限定)でグラマラスな唇を演出した。メーキャップのディレクションと撮影を手掛けたのは、ブランド創設者でもあるフランソワ・ナーズ(Francois Nars)。
2013年08月01日グンゼは、快適でクールなアンダーウエアを提供するオリジナルブランド「ボディワイルド(BODYWILD)」から、13年秋冬新商品として、ファッション感度を高めたプリント柄のボクサーブリーフを発売する。ボディワイルドの今秋冬シーズンは、「Beautiful body Wild heart」(美しい体、力強い自然な=あるがままのこころ)をキー・コンセプトに、ストリートの感性を融合したプリント商品を展開する。今回は幾何学柄3柄のほかボーダー柄、マーブル柄、グラデーション柄、ピンクフラワー柄の4柄を提案。価格は幾何学3柄が1,365円、ボーダーなどの4柄が1,575円。素材はどちらもポリエステル90%・ポリウレタン10%で合繊主体。「ボディワイルド」は昨年秋よりデザイナー・田中了をディレクターに迎え、着用感の心地良さや縫製技術・素材感の良さに加え、ファッション性を高めてきた。13 年秋冬は、俳優の成宮寛貴をモデルとして起用。成宮さんは08年にボディワイルドの年間キャラクターとして起用されており、今回は5年ぶり・2回目の起用。ボディワイルドが以前のキャラクターを再起用するのは初の試みとなる。今回はポスター、映像等ビジュアルはクリエーティブディレクターの田中了自らが撮影し、成宮の魅力とボディワイルドのかっこ良さ、ファッション感度の高さをアピールする。
2013年08月01日バーニーズニューヨークは、写真家のレスリー・キー(Leslie Kee)とのコラボレーション写真展「スーパー・バーニーズ・フォト・エキシビション(SUPER BARNEYS PHOTO EHIBITION)」を新宿店、横浜店、神戸店で開催する。「ライフ・イズ・ア・ステージ(Life is a Stage)」をテーマに、結婚や出産、昇進など人生の各ステージを、10から50代までの国籍の垣根を越えた俳優、文化人、歌舞伎役者、DJ、格闘家、バー経営者、アーティストなどのモデルを起用。俳優の三浦春馬、女優の国生さゆりや黒木メイサ、タレントの壇蜜、モデルのすみれ、歌舞伎役者の中村隼人、作家の乙武洋匡、フラワーアーティストのニコライ・バーグマン(Nicoli Bergmann)、「スロウガン(SlowGun)」デザイナーの小林学、映画コメンテーターのリリコ(LiLiCo)らがモデルを務める。新宿店(東京都新宿区新宿3-18-5)では9月18日から29日(11時から20時)、横浜店(神奈川県横浜市中区山下町36-1)では10月5日から14日(11時から20時)、神戸店(兵庫県神戸市中央区京町25)では11月開催予定。
2013年08月01日植物の治療・保全を行う塩津丈洋植物研究所が、セレクトショップ「かぐれ」表参道店(東京都渋谷区神宮前4-25-12MICO神宮前)と丸の内店(東京都千代田区丸の内2-5-1丸の内2丁目ビル)で初の個展を開催している。8月4日まで。「共に」と題された本展では、ベランダの小さな花から庭の大きな樹木まで植物の検診を続け、植物の解説をしながら山を歩く日々を送る塩津自身が各地で撮影してきた風景写真を展示。更に、その景色とリンクするような盆栽が展示販売される。塩津は和歌山県に生まれ、農業を営む祖父のそばで幼い頃から植物に囲まれて育った。盆栽職人の元で修業した後、2010年塩津丈洋植物研究所を設立。IID世田谷ものづくり学校内「自由大学」教授と、名古屋芸術大学OHOC講師も務める。
2013年08月01日宮前義之率いる「イッセイミヤケ(ISSEY MIYAKE)」が、13-14AWの新作デニム「シティスケープ・デニム(CITYSCAPE DENIM)」を発売した。”空から望むランドスケープ”をインスピレーション源としたコレクションにちなみ、ストレッチデニムの生地全面には、世界3都市の鳥瞰図が織りで表現されている。整然と並ぶマンハッタンの街並みをチェックに見立てたニューヨーク、道が放射状に広がるパリ、迷路のように複雑に密集した東京。それぞれのシティスケープの上にはイッセイミヤケの路面店の場所が☆マークの箔で印されている。それぞれスリムとストレートの2タイプを展開。価格は各3万6,750円。
2013年08月01日表参道でビンテージショップを営み、27日渋谷に新店をオープンしたライラヴィンテージ(LAILA VINTAGE)が、東京・代官山にアーカイブをそろえたショールーム「ライラアトリエ(LAILA ATELIER)」(東京都渋谷区猿楽町1-5代官山ハイム2階)をオープンした。8月よりスタイリストへ向けて開放し、9月から一般へ公開する。店内にはディレクター・ハシウラ(hashiura)が集めてきた、ウィメンズ、メンズ、バッグ、シューズなどの貴重なアイテムが並ぶ。ウィメンズはイヴ・サンローラン、ミュグレー、クロード・モンタナ、アライア、シャネル、セリーヌ、エルメス、ケンゾー、カンサイなどモードの歴史にその名を刻むメゾン達がそろう。メンズではタグにMADE IN BRITAIN、LONDONと記載された80年代のジョン・ガリアーノやアートと音楽、ファッションを横断した伝説的デザイナー、スティーヴン・スプラウスの数々、レザーブランドのイースト&ウエストなどの他、約100年前のアーミー物など洋服マニアにとって垂涎のアイテム達が掛かる。「このイースト&ウエストのシルバーレザージャケットはヴィンセント・ギャロのもの。スプラウスはニコラ・ゲスキエールが穴の開くほど見ていった」とhashiura氏。ここで公開されているものはまだ一部だという。展開しているショップと連動するため、アイテム達は随時入れ替わる。「ビンテージが面白いのは、時が来ればまた新しくなるところ。まだまだ温存しているものがたくさんある。今、あるブランドを集めていて、近いうちにアーカイブ展をやろうと思っている」(同)なお、アイテムは購入することも可能。営業時間は11時半から20時まで。不定休。
2013年07月31日「ビュルデサボン(bulle de savon)」や「チャイルドウーマン(CHILD WOMAN)」「パーリッシィ(PAR ICI)」などを展開するアンビデックスは、8月30・31日に招待制イベント「サンクス(tHaNKs.)」を同社にて開催する。会場にはショップごとのブースを設営し、秋冬の新作やイベントスペシャル商品の受注を行なう。また、同社が展開するカフェ「アンノンクック(Annon cook)」「ドロール(drole)」によるケータリングを用意する他、「アイアムアイ(I am I)」「 アトリエ・ドゥ・サボン(l’atelier du savon)」「ノート・エ・シロンス(note et silence)」の秋冬ビジュアルの展示、イベントのために制作されたショートムービーを上映する。2日目の31日には、ワークショップや限定商品の販売、ガレージセールを予定。当イベントは招待制のため、誰でもイベントの様子を楽めるよう8月1日18時より特設サイトを同社ホームページにオープン。各ブランドのデザイナーがイベント準備風景をツイッター(twitter)で配信する。当日には、ショップごとのブースが公開され、イベント後の9月6日からは、イベントで展示したスペシャル商品などが購入可能になる。
2013年07月31日