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USENが掲げる「店舗DX」の世界観を具現化したお店が誕生!東京の人気イタリアン【KNOCK CUCINA BUONA ITALIANA】が料理を監修そもそも「店舗DX」とは?USENが掲げる「店舗DX」の世界観を具現化したお店が誕生!株式会社USEN-NEXT HOLDINGSのグループ会社である株式会社USENは、60年以上にわたり全国約75万店舗に対して音楽配信やPOSレジなど、様々なDXサービスを提供し続けてきました。そして2022年3月18日、店舗運営を効率化するためのサポートを行ってきた同社が考える「店舗DX」の世界観を具現化した実店舗、【CAFE & BAR 「U」】が沖縄県那覇市に誕生しました。那覇空港から車で約10分。入口では配膳ロボットやAI顔認証と赤外線サーモグラフィを搭載した発熱検知機「AIコンシェルジュ」がお出迎え店内は開放感と緑にあふれ、モーニングやランチ、午後のティータイムからディナーまで、いつでも好きなタイミングで利用可能ですこのお店の最大のウリは、テーブルオーダーシステムやキャッシュレス決済、配膳ロボットなどのテクノロジーを活用し、利用客はもちろん、飲食店側もより快適でスマート、安心・安全な店内環境を実現した、“次世代型DX店舗オペレーション設計”がなされているところ。かつて思い描いていた未来の飲食店の姿がここにはあります。人気イタリアン【KNOCK CUCINA BUONA ITALIANA】が料理を監修店舗のオペレーションだけでなく、グルメ通なら料理の内容も気になるところ。料理は、人気イタリア料理店【KNOCK CUCINA BUONA ITALIANA】の統括責任者兼総料理長・梶原政之さんが監修。パスタをはじめとしたイタリアンと、沖縄地産食材のフュージョン料理が楽しめます。『フレッシュトマトのスパゲティ』800円『熟成ベーコンのソテー オニオンソース』500円『根菜サラダ』500円『金あぐー豚のソテー ミネストローネ風』1,500円『ジェラート』チョコレート・バニラ 各400円、ピスタチオ 450円「実際に沖縄の市場を見て回り、野菜・お魚・お肉・乾物まで地元の人に親しみのある食材を多く取り入れてメニューを構成しました。お野菜を沢山使い、化学調味料を使わない「安心・安全」のテイストに仕上げています。どんなシーンでも頼みやすいメニュー、パスタの種類を豊富にご用意しました」(梶原さん)そもそも「店舗DX」とは?聞き慣れない方もいらっしゃるかもしれませんが、「店舗DX」とは店舗型ビジネスにおける「デジタルトランスフォーメーション(DX)」のこと。株式会社USENでは数多くの「店舗DX」サービスを提供。「人がやらなくていい仕事はデジタルに任せ、その分“人にしかできないこと”に時間を割り当て、店舗の繁栄に役立ててほしいと考えています」今回でいえば、AI BGMや店内アナウンスなどの「U MUSIC」やタブレットPOSレジ「UレジFOOD」のほかにも、お店アプリ「UPLINK」や、タッチパネル注文のテーブルオーダーシステム「Uレジ TTO」、非接触対応型の「配膳ロボット(KettyBot、BellaBot)」など、株式会社USENが手掛ける「店舗DX」はバラエティに富んでおり、入店から注文・会計、伝達、着席、呼び出し/配膳、退店に至るまで、テクノロジーで店舗運営をよりスマートにしてくれます。かわいい猫型の配膳ロボット「BellaBot」券売機+セルフ精算機で接触機会を減らす「Uレジ Ticket & Pay」フロント業務からバックオフィス業務まで、あらゆる業務をデジタル化することで、飲食経営者にとっては、複合的なDXサービスの導入が業務効率化につながり、来店客にとって「店舗DX」がもたらす質の高いサービスや、AI・ロボットなど最先端技術の活用による“新しい顧客体験”が可能となります。そんなオンラインとオフラインを融合した新たな顧客体験に加え、おいしい料理が楽しめる【CAFE & BAR 「U」】。沖縄県内の方はもちろん、県外の方も沖縄旅行に行かれる際はぜひ足を運んでみてください。Cafe & Bar U【エリア】美栄橋【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】1000円【ディナー平均予算】2500円【アクセス】県庁前駅 徒歩3分UPLINKで作成した【CAFE & BAR 「U」】の公式アプリCAFE & BAR「U」のDXサービス一覧ほか※1 調査媒体:日本マーケティングリサーチ機構調べ調査概要:2022年1月度 実績調査
2022年03月25日自然を眺望しながら癒しの時間を過ごせる「ソラノホテル」内レストラン「適地適作」でつくられた旬の素材が持つ魅力を存分にテロワールを追求したお酒をセレクト自然を眺望しながら癒しの時間を過ごせる「ソラノホテル」内レストラン立川駅から徒歩8分の場所にある「ソラノホテル」。その1階にあるレストランが【DAICHINORESTAURANT】です。店内は一面ガラス張りになった開放的な造り。ライブ感溢れるオープンキッチンが見えるテーブル席や、自然を眺望できるテラス席など、その時々のシーンに合わせて、自然豊かな風景と広々とした空間で癒しのひとときを楽しめます。昭和記念公園のパークビューを一望できるテラス席同店がある立川は、地元のみならず、多摩地域、更に秩父、甲信地方など豊かな産地に近い場所にあります。こうしたローカルの魅力をダイニングを通して感じ、楽しんでいただくために、シェフたちが食材選びにおいて最も大事にしているのは「適地適作」です。「その土地土地の、気候や土壌などの自然環境に最も適した作物を選んで栽培する。そういった食材が一番おいしいのでは?」という考え方です。そこで食材は、立川をはじめ秩父、甲信地方などの近隣地域で栽培された野菜などを使用。旬の素材を新鮮な状態で提供できることこそ、この店ならではの魅力です。安心して楽しんでもらえるよう、レストラン内に設けられているセラールームでは、料理に使われる多くの食材がディスプレイされています。近隣地域で栽培された色とりどりの野菜「適地適作」でつくられた旬の素材が持つ魅力を存分にフレンチを専門とする総料理長の竹田氏と、日本料理の名店で修業を重ねた料理長の福原氏がタッグを組みつくり出すのは、季節ごとの旬の味わい。「適地適作」で生み出された素材の持つ本来のおいしさが一番味わえる調理法にこだわった一皿を提供しています。30種類以上の色鮮やかな旬の野菜を味わえる『大地のサラダ』季節の野菜がたっぷり「適地適作」で生み出された旬の野菜を30種類以上も使用。炊いたり、揚げたり、グリルするなど、素材の味が活きるよう調理された野菜は、旨み溢れる和風ジュレや、黒オリーブと醤油のパウダーと一緒に味わいます。様々な旨みが口に広がる『ホワイトアスパラガスの天麩羅削りたて鰹節とパルミジャーノを掛けて』みずみずしいおいしさが口いっぱいに広がります春からは、じんわり甘味が広がる、柔らかくジューシーなホワイトアスパラガスの天ぷら。そこにパルミジャーノチーズのコクと塩味、指宿産の鰹節の豊かな風味が合わさることで、渾然一体となった旨みが口の中に広がります。テロワールを追求したお酒をセレクト料理との相性は抜群また、料理に合わせるお酒も「適地適作」の考えに沿ってセレクトしています。例えばホテルスタッフも栽培に携わった長野の無農薬米でつくられたオリジナル日本酒「立飛のそら」。きりっとした飲み口と、鼻に抜ける爽やかな香りが特徴です。その他にも、世界各地から仕入れた、大地の味を表現しているワインもお楽しみいただけます。自然を間近に臨む癒しの地で、大地の力を感じる料理の品々を堪能する時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。料理人プロフィール:竹田光良さん1976年生まれ。大阪あべの辻調理師専門学校卒業後、静岡市のフレンチレストランで修業。その後【銀座レ・ザンジュ】にてフレンチなど幅広いジャンルの料理を学ぶ。2007年、「ザ・リッツ・カールトン東京」のレストランの副料理長に。2013年から「ザ・ウィンザーホテル洞爺 リゾート&スパ」のメインダイニングの料理長として着任し、食材との向き合い方を学んだ後、2018年に「ソラノホテル」総料理長に就任。料理人プロフィール:福原義昭さん1981年生まれ。【吉兆嵐山本店】にてキャリアをスタート。10年間にわたり本店にて腕を磨く。その後【吉兆洞爺湖店】に勤め、2011年に副料理長に就任、「ミシュランガイド北海道」の2つ星獲得に貢献した。2016年、【HANA 吉兆】副料理長に就任。百貨店テナントでの料理開発などを経験。2018 年、「SORANO HOTEL」開業準備室に入社し、【DAICHINORESTAURANT】料理長に就任。自ら生産者のもとへ赴くなど、食材選びに余念がない。DAICHINORESTAURANT【エリア】立川【ジャンル】和食【ランチ平均予算】3000円【ディナー平均予算】7000円※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2022年03月24日七尾湾を臨む海沿いの場所に佇むオーベルジュ能登の文化、歴史、食材を一皿一皿で表現する食材の生産者や器の職人などつくり手の“思い”をメニューにのせる七尾湾を臨む海沿いの場所に佇むオーベルジュ三方を海に囲まれた能登半島。里・山・海が隣接したロケーション、そしてこの里山や里海で育まれる人々の暮らしそのものが「世界農業遺産」として認定されています。そんな場所に、2016年にオープンしたのが【ヴィラ・デラ・パーチェ】です。開業当初は、別の場所にありましたが、シェフの「能登を丸ごと体験してもらいたい」との思いが高まり、現在の地に移転オープン。窓の外には遮るものなく七尾湾を一望できる風景が魅力です。穏やかな海の景色がくつろぎのひとときを演出平田シェフがつくりだす料理は、イタリアンの形を取りつつ、能登の自然を表現する、この場所でしか味わえない逸品ばかり。畑で採れた野菜、裏山で摘んでくるきのこや山菜・野草、信頼する生産者から届く肉や魚。能登の里山や里海の自然の恵みを活かします。土地に根付いた食材をイタリアンに料理は和風月名を冠した季節感あふれるコースで提供。時間をかけてじっくり味わうコースは、おいしさはもちろんのこと、「能登の文化・歴史、生産者の思いを伝えたい」というシェフの思いが込められています。能登の文化、歴史、食材を一皿一皿で表現する能登の四季を料理に反映させるのが平田シェフのスタイル。なかでも『畑』と題された一皿は、40~50種もの旬の野菜を、それぞれの個性を引き出す調理をした上で盛り付けるスペシャリテ。蒸す、焼くといった手法のほか、発酵などの郷土料理のアイデアも取り入れつつ、バラエティに富んだ味に仕上げます。季節の畑の様子をそのまま切り取ったようなスペシャリテ『畑』赤ワインパウダーで赤土を表現『畑』と題したサラダは、月替わりのコースの中に必ず登場するスペシャリテ。季節の野菜40~50種を、生、蒸し、発酵などそれぞれの個性を引き出す方法でサラダに。トスカーナ名物を能登の魚介で再現する『ズッパディペッシェ』セロリやフェンネルの香りも爽やか!トスカーナのズッパディペッシェ(魚のスープ)を能登の魚介で再構築。オコゼ、アワビ、ヤリイカなどを、カニとオコゼのだしや香味野菜とともに煮込んだ逸品。ミルキーな口当たりのなかに、山菜が香る『ふきのとうのムース』シェフ自ら摘んだ山菜を使用地元産ミルクにふきのとうの香りを移し、自家製ヨーグルトや3年熟成味噌のメレンゲと合わせた初夏の料理。ムースの上には山で摘んだスミレの花のシロップ和えがあしらわれています。食材の生産者や器の職人などつくり手の“思い”をメニューにのせるワインはソムリエがセレクト。料理に寄り添いつつ、フレーバーを引き出すワインをテーマに、国産ワインも取りそろえます。また器やカトラリーも能登地方の作家さんを中心に選び抜いたものばかり。メニュー表には、食材や生産者、器作家、空間を手がけたデザイナーなど、同店をともにつくるパートナーたちが紹介されています。コースに合わせたフルペアリングのコースもあり能登でしか味わえない能登の自然、ここでしか食べられない料理を丸ごと堪能できる【ヴィラ・デラ・パーチェ】。心地いい時間を体験してみてはいかがでしょうか。料理人プロフィール:平田明珠(めいじゅ)さん1986年、東京都生まれ。大学卒業後に料理の道に進み、都内のイタリア料理店で修業。食材を探しに訪れた能登に惹かれ2016年に七尾市に移住し、レストラン【ヴィラ・デラ・パーチェ】をオープン。2020年、七尾市の海水浴場跡地へ移転し、宿泊施設を併設したオーベルジュ【ヴィラ・デラ・パーチェ】としてリニューアルオープンを果たす。さまざまな料理コンペティションにおいて国内外の評価も高い。VilladellaPace【エリア】七尾周辺【ジャンル】オーベルジュ【ランチ平均予算】15000円【ディナー平均予算】30000円※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください
2022年03月23日【リストランテ ホンダ】本多 哲也さん【Wakiya一笑美茶樓】脇屋 友詞さん【cenci】坂本 健さん【Nabeno-Ism】渡辺 雄一郎さん【リストランテ ホンダ】本多 哲也日本のイタリア料理界をリードするシェフ1968年生まれ。イタリアの三つ星店で研鑽を積み、帰国後は【リストランテ アルポルト】副料理長を経て、2004年【リストランテ ホンダ】を開店。レシピ本を出版するなど、メディアでも活躍。王道のイタリアンをベースに、和の素材を使ったイタリア料理が魅力です。『キノコのラグーソース』生パスタ(スパゲッティ) 1,700円(税込み/送料別)冷凍生パスタとして家庭でも楽しめるよう開発されたこだわりの麺は、モチモチの食感。濃厚なラグーソースもお店そのままの味をパッケージしているため、キノコの旨味、香りが存分に楽しめます。茹でたパスタとソースを和えるだけで、お店の味が自宅で再現できる、本格生パスタをぜひ!【Wakiya一笑美茶樓】脇屋 友詞モダンチャイニーズの旗手1958年生まれ。2001年に【Wakiya一笑美茶樓】を開店。テレビや雑誌など、多くのメディアで活躍し、日本の中国料理界を牽引する脇屋さんの料理は、上海料理の伝統をベースに、体や心まで元気にしてくれる旬の食材を使った優しいおいしさが特徴です。『辣香担々麺』1,188円(税込み/送料別)レストランではコースの〆にほとんどのゲストが注文するメニュー。花椒のしびれる辛さ「麻」と、後に続く唐辛子の「辣」に、辛い辛いと言いながらもつい食べ進めてしまう魅惑の味。特にこだわった土台のスープは、鶏と豚をベースにじっくり時間をかけてつくっているので、奥行きのある旨みが堪能できます。【cenci】坂本 健京都を代表するイタリアンの名店1975年生まれ。2014年に【cenci】をオープン。坂本さんは、2019年にはゴエ・ミヨにて「明日のグランシェフ賞」、料理マスターズのブロンズ賞を受賞した実力派の料理人。自身の故郷・京都を反映させたオリジナリティあふれる料理をつくりあげています。『ハーブ香るサルシッチャと蓮根、原木椎茸のリゾット』1,980円(税込み/送料別)全国各地の厳選食材を使用したこだわりのリゾット。原木椎茸の旨味、サルシッチャから放たれる肉汁やハーブの香りなど、食べ進めるたびにさまざまな食材が顔を出す、味わい深いリゾットです。お米の芯も適度に残っていて、しっかりとした食感も楽しめます。お取り寄せでこの食感が楽しめるのは、さすがレストランクオリティ。【Nabeno-Ism】渡辺 雄一郎巨匠のもとで磨いた、確かな実力1967年生まれ。2016年に【Nabeno-Ism】開業。フランス料理の伝統を守りながらも日々進化させ、浅草駒形という土地と融合し、日本人の渡辺さんならではの感性で表現したコースは、まさに“ナベノイズム”としか言いようがありません。『プロヴァンス風煮込みハンバーグ』1,000円(税込み/送料別)渡辺さんがフランスにいた頃の懐かしい思い出がたくさん詰まった、南仏の味わいをソースに込めています。パテは国産牛・豚の合挽きを使用、ソースはアンチョビとトマトの旨味に爽やかなレモン、ローズマリーを香らせ、パン、ご飯、パスタ……どんなお食事にもベストマリアージュする煮込みハンバーグです。その他のアンバサダーシェフ商品はこちらお取り寄せサイト「ヒトサラ CHEF’S MALL」世界で活躍する日本のトップシェフがつくるグルメやスイーツをはじめ、全国の知られざる逸品やその土地ならではの味などを「お取り寄せ」できるECサイト。「食」をより楽しくするバラエティ豊かな商品をご紹介しています。
2022年03月22日ミシュラン一つ星を14度も獲得するイタリアン創業当時から変わらぬ焼き菓子ギフトにもオススメな理由ミシュラン一つ星を14度も獲得するイタリアン「HONDA」のプレートが覗く、ナチュラルな雰囲気の外観長年、ミシュランの星を獲得し続け、「ミシュランガイド 東京 2022」では14回目の一つ星を獲得するという偉業を成し遂げているイタリアンの名店【リストランテホンダ】。本多さんの料理は、調理の技法や基礎はイタリアンに忠実ながらも、「和食のよう」と評されます。その所以は、旬の国産食材をふんだんに使用し、素材の個性を最大限生かす料理であるため、日本の四季を感じられるからではないでしょうか。創業当時から変わらぬ焼き菓子『ヘーゼルナッツフィナンシェ(10個入り)』3,020円(冷蔵)イタリア・ピエモンテで学んだ本多さんが、お店の創業以来食後に提供している焼き菓子を、お土産用にと商品化したのがこちら。添加物や保存料は使わずに、ピエモンテの特産であるヘーゼルナッツをふんだんに使用しているので、ヘーゼルナッツそのもののコクが堪能できます。注文ごとに焼き上げているので、焼き立てのリッチな味わいが自宅で味わえるのです!ふわっと香るバターの風味が至福一口食べて、ふわふわとしっとりを兼ね備えた繊細な食感に驚き。ヘーゼルナッツがカリッと濃厚で、味に奥ゆきを持たせます。鼻に抜けていく焼き立てのようなバターの風味が贅沢で、フィナンシェひとつに対する満足度がとても高いです。ギフトにもオススメな理由1箱に10個入り。重厚感のある箱なので、ギフトにも最適自分へのご褒美にはもちろん、ギフトにもオススメ。星付きレストランで提供される焼き菓子が、しっかりとした作りの箱に個包装で10個入っているので、きっと喜んでもらえることでしょう。お取り寄せサイト「ヒトサラ CHEF’S MALL」世界で活躍する日本のトップシェフがつくるグルメやスイーツをはじめ、全国の知られざる逸品やその土地ならではの味などを「お取り寄せ」できるECサイト。「食」をより楽しくするバラエティ豊かな商品をご紹介しています。リストランテホンダ【エリア】外苑前/青山一丁目【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】5000円【ディナー平均予算】15000円【アクセス】外苑前駅 徒歩5分
2022年03月18日古き良き郷土料理を土台に、日本の素材を使用したスパニッシュ元金庫のセラーに揃えたワインで、ペアリングを楽しむ伝統×革新を体感できる、築60年超の建物をリノベーション古き良き郷土料理を土台に、日本の素材を使用したスパニッシュオープンキッチンを囲むカウンター。内装を手掛けたのは建築家・佐野文彦さん清澄白河駅からわずか徒歩1分、駅近にありがちな喧騒とは無縁な、ごく日常の生活が根付く通り沿い。ひときわ時代を感じさせる建物が、2021年12月にオープンした【eman】です。築60年を超えた空間がリノベーションを経て、カウンターメインのスペイン料理店に生まれ変わりました。店名【eman】はバスク地方の言葉で「与える」という意味。ロゴは清澄白河在住のデザイナーが手掛けたもの【eman】を切り盛りするのは、シェフ・小林悟さんとマネージャー・原薗理志さん。銀座の人気店【アロセリア ラ パンサ】の開業時から活躍した2人が独立して、「古き良きものを大切に 新しきものを創造する」をテーマにした新店を構えました。小林さんがつくり上げるメニューは、スペインの郷土料理を土台に据えながら、日本の季節食材を主役にしたもの。旬素材を生かした繊細さ、どっしりと骨太な味わい、新しくも楽しい仕掛けなど、さまざまな料理をコースで展開しています。小林さんの真骨頂、日本で味わうモダンスパニッシュを堪能できる前菜『帆立/チョリソ』塩漬け大葉に包まれた一品にナイフを入れると、中には帆立、イベリコ豚チョリソのペースト、牛のフレッシュチーズが。さっと炙った帆立は甘さが引き出され、チョリソの力強い旨み、チーズのまろやかなコク、大葉の香りが一体となった重層的な味わいが楽しめます。カタルーニャ地方によく見られる〝マル・イ・モンターニャ=海と山の食材の組み合わせ〟を取り入れつつ、モダンに仕上げています。2か月ごとに替わるコースの中で、定番料理として常に楽しめるバスク地方のアサリご飯「アロス・コン・アルメハス」を【eman】流に仕立て、地元・深川地区を発祥とする郷土料理の名を付けた『深川めし/バスク』。アサリ・にんにく・パセリという要素はスパニッシュのまま、アサリは殻付きではなくむき身を使うなど、深川めし風にアレンジしています。アルデンテに炊き上げた米には、アサリと鯛だしの旨みが染み渡り、ワインを誘うこと間違いなし。清澄白河から発信するスペイン料理。小林さんの矜持が込められた、【eman】のシグネチャーディッシュでもあります。スペイン郷土の味を洗練させた『平目/アリオリ』は 、旬の菜の花を添えてこの日の魚料理は、ヒラメに飴色に火入れした玉ねぎ、アリオリソースを重ねたオーブン焼き。本場スペインではタラを使う伝統料理をベースにしているそうです。にんにくの効いたアリオリ、トマトのフレッシュなソースが親しみやすくも、ヒラメの繊細な味わいが生きています。米料理が評判の【アロセリア ラ パンサ】出身ゆえ、パエリアの美味しさも抜群鍋ごとお目見えしたのは、ホタルイカを散りばめたイカ墨のパエリア。そこから一皿ごとに取り分け、木の芽をあしらい、アリオリソースを添えて供されます。刻んだホタルイカと葉にんにくを炊き込んであり、濃厚な旨みが口いっぱいに広がります。力強い味わいの中に、木の芽の香りが心地よいアクセント。料理は10品8,800円、12品11,000円のディナーコースより。ランチは土日祝のみ、8品5,500円のコース元金庫のセラーに揃えたワインで、ペアリングを楽しむ元金庫だったスペースは、温度と湿度を整えてワインセラーに店奥にある重厚な扉の中、元は金庫だったという空間はワインセラーになっています。ここにはスペイン産はもちろんのこと、日本の食材に合うものとして国産ワインも並んでいます。グラスやボトルでオーダーしても楽しめますが、新たな一杯に出会えるペアリングがおすすめです。デラウェアを皮ごと使用したオレンジワイン【フジマル醸造所】の「Tabletop 橙色」は、あさりの旨みが凝縮したご飯にぴったり。『深川めし/バスク』に、同じ清澄白河にあるワイナリーのものを合わせた粋なペアリング。パエリアにはイカ墨と相性のよいロゼを。ホタルイカによって増した複雑味に負けないように、スペインのワイン産地・リオハの、樽熟成させた「Alma Tobia Unico」をセレクト。お酒が好きならば、デザートとともにグラスを傾ける楽しみも皮ごとローストして甘みを出した和歌山産みかんのアイスクリーム、スペイン蜂蜜のジュレ、ヨーグルトソースという一皿にはアイスシードルを。冷凍濃縮させたりんご果汁のお酒は香り高く、糖度が高めながらもクリアな味わい。さっぱりとした食後のデザートによく合います。爽やかな酸味あるチャコリは、始めの一杯にもおすすめ目で楽しむなら、バスク地方の白ワイン「チャコリ」をどうぞ。高いところから注ぐ技法〝エスカンシア〟でサーブされます。コース序盤のタパスをつまみつつ、チャコリをコップでいただけば、現地のバルでお馴染みのスタイルに。300本ほどあるワインはグラス850円~、ボトル6,000円~伝統×革新を体感できる、築60年超の建物をリノベーション店内を見通す大きな窓の他には、あえて手を入れなかった外観清澄白河に縁があり、独立するならこの街と決めていたという小林さんと原薗さん。近年着目されている清澄白河の魅力といえば、東京都現代美術館を筆頭とするアートギャラリー、サードウェーブコーヒーの一大拠点、そして個性が際立つショップやレストラン。そんな新しさがある一方、水辺の街並みには、江戸の漁師町そして材木問屋で栄えた伝統が息づき、長屋形式の建物も残る下町風情があふれています。木組み天井とモダンな照明。古民家リノベーションならではのコントラストが面白いそこで2人が出会ったのは、印刷会社の事務所兼オーナーの住居だったという物件。60年以上の歳月を経た柱や梁、窓枠などはそのまま、オープンキッチンを囲むカウンターとテーブルからなるレストランとして生まれ変わりました。前店からのコンビは息もぴったり。<左>小林悟シェフ<右>原薗理志マネージャー新旧が融合する土地と空間は、【eman】が表現する料理とシンクロしています。古さの中に新しさを見出して楽しみ、今を支える確かな歴史に思いを馳せて。「古き良きものを大切に 新しきものを創造する」というコンセプトを体感できるひとときになるはず。eman【エリア】清澄白河【ジャンル】スペイン料理・地中海料理【ランチ平均予算】8000円【ディナー平均予算】13000円【アクセス】清澄白河駅 徒歩1分
2022年03月16日春の風に吹かれて「春めいてきたので、新しい飲み物を用意してみました」そう言ってビバレッジ・マネジャーの齋藤隆一さんがつくってくれたのは、タイニー・スプリングと名付けられた爽やかなカクテルでした。スパークリング・ワインの泡に林檎紅茶やライチ、レモンなどの風味が乗っかったもので、シャワーの後の火照った体にとても気持ちがいい。「お気軽にお過ごしください。カクテルを手にルーフトップに出られてもいいし、テーブルでゆっくりくつろいでいただいても」。京都の中心地に一昨年オープンしたエースホテル京都。アメリカ・シアトル発祥の有名ホテルの日本初出店で、大正期の建築である旧京都中央電話局の外観を生かしつつ、京都の街並みとの調和を図るようリノベーションしてつくられています。隈研吾氏の監修になるこの新旧が調和するホテルは、京都の新しい観光地にもなっています。チェックインした部屋は3階の角部屋で、ギターとレコードプレーヤーが置かれていました。アメリカン・ロックの黄金時代、ちょうどイーグルスのホテル・カリフォルニアなんかが似合ってしまいそうな、ちょっとだけノスタルジックな風情を感じてしまいます。新しいTシャツに着替え、軽くジャケットを羽織ってやってきたのが、ここホテル内のオステリア【ミスター・モーリスズ・イタリアン/Mr. Maurice’s Italian】。アメリカン・イタリアンの有名シェフ、マーク・ヴェトリさんが監修するお店です。以前ここのルーフトップで昼食をいただいたことがありましたが、風が気持ちよく、つい長居をしてしまいました。今日は夜をここでいただくことにします。シンプルな味わいと温かみ【ミスター・モーリスズ・イタリアン】は、人気店を作り上げたマークシェフの祖父の名前から取ったそうで、シェフ自身コロナ下で来日がかなわず、毎日オンラインでエグゼクティブシェフの西村元伸さんとやりとりしながらメニューをつくっているのだとか。さて、春のカクテルを手にテーブルへ。アンティパスティが3種皿に盛られて出てきました。まずは、12時間キャラメリゼをした玉葱のクレープ巻をパルミジャーノソースでいただきます。そして国産ポークのポルケッタのトンナートソース添えに、京青山椒ソースの鯛のクルード。どれもフレッシュで、カクテルになじみます。もうひとつカクテルを合わせてもらいました。ジンベースでハーバルな印象のメロウメロンと名付けられたもの。メロンやライムにアブサンが少し入っているのだとか。「まずはラザニエッテでマークシェフの感じをつかんでみてください。彼の料理は実にシンプルです。でもそこになんともいえない温かみ、味わいがあるんです」と西村シェフ。フライパンごと出てくる小さなラザニア(ラザニエッテ)は、外にはみ出した動きのあるもので、クリスピーな食感と鴨のソース、チーズの旨みがスナック感覚で後をひきます。次に出てきたパスタ(トンナレッリ)も実にシンプルで、チーズとブラックペッパーだけの「カチオエぺぺ」です。これも同じく、もう一皿食べられる感じ。子どもから大人まで食べやすい定番です。ワインが欲しくなり、カリフォルニアのシャルドネをいただきます。ホテル内には、モダンタコスの【ピオピコ】やサードウエーブの代表格の【スタンプタウン・コーヒー・ロースターズ】などもあり、食事のバリエーションが楽しめるようになっています。新旧いいとこどりのハイエンドな雰囲気も残しつつ、スマートカジュアルに過ごせる気持ちいい空間です。【ミスター・モーリスズ・イタリアン】では、さっきからずっとロックがガンガンにかかっていて、ドアーズのあとはトーキングヘッズ。このへんのポップでゆるーい選曲感がまたいいのかもしれません。「マークシェフの料理って、ほんと飾らないんですよ。人柄も料理と同じです。先祖がシチリアからアメリカに渡った人で、ファインダイニングで大成功した人です。日本のラーメンなんかもすごく研究しています。家族や仲間を本当に大事にする人で、ここにいたら隣でギター弾いて歌っちゃうような人ですよ」と西村シェフ。なるほど、わかる気がします。ここにピザがあると私も歌いだすかもしれないと言うと、「じゃあピザをご用意しましょう」とピザ職人の方が窯で焼いてくれました。スペックハム、林檎、ラディッキオが乗っかったもので、けっこうなボリュームです。あまり食べ疲れる感じはしませんが、ここでフルコースをいただくのなら、やはり仲間とワイワイやりながら楽しむのがいい気がします。メインは魚でした。丸ごとローストした鯛です。水から炊いてバターで味付けしたものです。エノキ、ポテト、根セロリなどが添えられています。「これもシンプルでしょう。上に飾りとか乗せるのぜったい嫌がるんですよ。余計なことはいらない、素材の旨味をシンプルに引き出せばいい、あとは楽しくやろう、がマークシェフの真骨頂ですね」と西村シェフは繰り返します。ルーフトップに出てワインをナパのソービニオン・ブランに変えてもらいます。確かに複雑な要素はなく、誰でもが好きになりそうな飽きのこない味付け。これでコースを構成するのは思い切りの良さが必要な気がしますが、マークシェフが鼻歌を歌いながら笑顔でこれをつくっているシーンを想像すると、もっと君も肩の力抜いていいんじゃないか、と言われているような気にもなります。ドルチェは、チョコレート味のポレンタのスフレとバニラジェラート。ポレンタはイタリア各地でよく食べます。トウモロコシの粉で、いろんな料理に使われています。荒挽きのざらついた食感がスフレにしても気持ちよく、アイスクリームにはわかりやすくマッチします。あっという間に時間は過ぎていきます。食後酒を少しいただくと、ルーフトップに出て風にあたることにしました。心なしか風の中に春の匂いがしていてなんだか気持ちのいい夜です。ミスター モーリスズ イタリアン【エリア】四条河原町周辺/寺町【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】2,000円 ~ 2,999円【ディナー平均予算】5,000円 ~ 5,999円
2022年03月15日独自ルートで上質な素材をコスパ抜群に提供吟味した鮮魚と地元野菜の極上ハーモニー銘酒八海山をはじめ、ワインやシャンパンを豊富に揃える独自ルートで上質な素材をコスパ抜群に提供信頼を置く卸売業者から仕入れる、地元産のキノコや野菜JR五日町駅から約3km。喧騒から離れた静かなエリアに【龍寿し】はあります。提供されるネタは、マイタケが大トロを覆い隠す握りや、生キクラゲがのったネギトロ巻などオリジナリティ豊か。【龍寿し】では、新鮮な魚介はもちろん、地元のキノコや山菜も主役級のネタになります。人気のおまかせコースは、つまみ5皿とにぎり13貫ほどに、全国の旬魚、新潟・南魚沼産の旬の幸を盛り込んだ充実の内容。それでいて価格は14,300円(税込)と、コストパフォーマンスは抜群です。落ち着いたカウンター席、奥にはくつろげる個室を備える2021年7月にリニューアルオープンした店は、店主 佐藤正幸氏の丁寧な仕事が眺められるコの字型のカウンター席に。土壁と木製カウンターが和の風情を醸し出す、シックな空間です。奥には個室があり、接待や宴会、グループの観光客などにも利用されています。吟味した鮮魚と地元野菜の極上ハーモニー北海道・利尻や兵庫・淡路島の由良から届く、フレッシュなウニ【龍寿し】の強みはなんといっても、町寿司だった時代に築いた、市場を通さない仕入れルート。町寿司の時代には、兵庫・淡路島のタイや明石のアナゴを使った上寿司を、2,000円の破格値で販売していたのだとか。今もそのルートを活かし、ウニは北海道・利尻や兵庫・淡路島の由良、トロは時期によって青森からと、季節ごとに極上のものを仕入れています。ここからはその中でも、お店オススメのおまかせコース14,300円から、3つのメニューをご紹介します。『黒舞茸と大トロの握り』大トロの脂とマイタケの香りにワインが進む『黒舞茸と大トロの握り』この日は青森から直送された大トロに、ソテーした南魚沼の黒マイタケを添えて。大トロの上質な脂が口いっぱいに広がり、鼻に抜ける黒マイタケの芳香が満足感を高めます。ライトボディの赤ワインに合わせたい握りです。『西バイ貝とキュウリの佃煮の握り』醤油の甘辛さが、ツブ貝の旨みを引き出す『西バイ貝とキュウリの佃煮の握り』新潟県糸魚川市能生で上がった西バイ貝は、コリコリとした食感が持ち味。淡白な身の味わいと、自家製のキュウリの佃煮は相性抜群の組み合わせ。キリッとした醤油の味わいも、西バイ貝の滋味を引き出す名脇役に。『マグロの赤身 ツルムラサキと花山椒を添えて』ツルムラサキの苦味が赤身の旨みを押し上げる『マグロの赤身 ツルムラサキと花山椒を添えて』この日の赤身には、地元で収穫したツルムラサキが色鮮やかに添えられていました。ねっとりとマグロに絡む食感がたまりません。また醤油には、こちらも南魚沼産の花山椒を加えており、華やかなアクセントを添えてくれます。銘酒八海山をはじめ、ワインやシャンパンを豊富に揃えるフランス・レーマン社のワイングラスで楽しむ、地元の日本酒日本酒は地元【八海醸造】の「八海山」を、大吟醸を中心に複数ラインナップ。その香りがいっそう花開く、フランス・レーマン社のワイングラスで提供しています。ワインやシャンパンも、フランス産や新潟産まで幅広く揃っているので、お好みで寿司とのマリアージュを楽しんでみては。料理人プロフィール:佐藤正幸(サトウマサユキ)さん1969年、新潟県生まれ。高校卒業後に上京して都内、その後は新潟県長岡市の町寿司で修業を積む。28歳で【龍寿し】を継ぎ、「世界一コスパのいい上寿司」の提供を目指して、市場を通さない魚介の仕入れルートを構築。2021年7月のリニューアルを機に、【龍寿し】を高級感あふれるカウンター寿司店へ。南魚沼の山菜や野菜を使った寿司で、全国の食通から注目を集める。龍寿し【エリア】湯沢/奥只見【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】13500円【ディナー平均予算】13500円※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください
2022年03月14日「食卓に本格レストランの味を」との思いでつくられたパウンドケーキ2009年パリにオープンした【Restaurant TOYO】。2018年3月には東京ミッドタウン日比谷に日本初進出し、開店と同時に約600組の予約が入った(その後半年以上も予約で埋まった)ほどの人気ぶり。ゲストは創り手の顔を見ることができ、料理のプロセスやシェフとの会話が楽しめるこだわりのカウンター席元々オンライン事業は行っておらず、「コロナ渦で外出制限が掛かり、レストランへのご来店が出来なくなったお客様から残念な想いをご連絡いただいた際に、シェフとスタッフで相談をし、ご自宅でもTOYOのお料理で楽しい時間を過ごしていただけたら」と、オンライン事業を開始。先日、その中のひとつである『ホワイトチョコと八女茶のパウンドケーキ』を見つけ、見た目のインパクトに、「どんな味なのか、気になる……!」とお取り寄せしてみたところ、とってもおいしかったので、ぜひみなさんにも知ってほしい!と今回ご紹介させていただくことになりました。パッケージの波状の曲線がやわらかな印象を与える『ホワイトチョコと八女茶のパウンドケーキ』(1本)3,000円+送料、冷凍発送和と洋の素材がミックスされた、オリジナリティあふれるこちらのパウンドケーキ。和の素材である「八女茶(やめちゃ)」は、フランス本店シェフ、中山豊光さんの出身地である九州を代表するお茶で、甘くてコクがあり、旨みの強い味わいが特徴です。その八女茶を生地に練りこみ、その上にはピスタチオとクルミのキャラメリゼと、甘さを抑えてミルクと砂糖をバランスよくブレンドした、フランス産ヴァローナ社のホワイトチョコレート「イボワール」のガナッシュがかけられています。『ホワイトチョコと八女茶のパウンドケーキ』真空パックを開けると、ふわっと香るパウンドケーキの香ばしさ。『ホワイトチョコと八女茶のパウンドケーキ』3,000円+送料。賞味期限は冷凍保管で1か月カットした断面図を見るとよくわかるのですが、上にかけられたガナッシュの量は想像していたよりもたっぷりの量。パリッとした食感なのかと思いきや、口に入れるととろけるやわらかさなので、パウンドケーキのふわふわした食感と見事に融合しています。八女茶のグリーンが映える。上にはガナッシュがたっぷりとかけられていて、お得感を感じますケーキ生地の八女茶のほんのりとした苦みと、ガナッシュの適度な甘さのバランスが絶妙で、上からカットして食べると、最初に八女茶の香りと苦みを感じ、その次にガナッシュの甘さがパッと広がりあす。そして、クルミの味わいや香り、食感がアクセントとなり、最後にまた八女茶の苦みがほんのり残ります。そんな、一口でさまざまな表情を見せる、魅力的なパウンドケーキです。黒いお皿と合わせると、ガナッシュと八女茶の色がより引き立ちます今回ご紹介した『ホワイトチョコと八女茶のパウンドケーキ』は、自分へのご褒美として、または大切な方への贈り物(今ならホワイトデーのお返し)として、オススメの一品です。「ヒトサラCHEF’S MALL」で【Restaurant TOYO Tokyo】のパウンドケーキをお取り寄せしてみてはいかがでしょうか。お取り寄せサイト「ヒトサラ CHEF’S MALL」世界で活躍する日本のトップシェフがつくるグルメやスイーツをはじめ、全国の知られざる逸品やその土地ならではの味などを「お取り寄せ」できるECサイト。「食」をより楽しくするバラエティ豊かな商品をご紹介しています。
2022年03月11日人里離れた、大自然に囲まれた古民家での暮らしを体験四季折々の里山の恵みをローカル・ガストロノミーに昇華酒どころ、新潟の銘酒が料理のおいしさを後押し人里離れた、大自然に囲まれた古民家での暮らしを体験新潟県南魚沼の豊かな自然の中にある【里山十帖】。6500平米の敷地の中に13室の客室を有する温泉宿です。築150年の古民家をフルリノベーションして、2014年にオープンしました。大きな梁や柱はそのままに、昔ながらの古民家の雰囲気を感じつつ、静かな空間で雪国の暮らしを、見て、味わって、体験することができます。暮らすように里山の恵みを体験同施設のメインダイニングは、『ミシュランガイド新潟2020特別版』一つ星を獲得した【早苗饗(さなぶり)】。【里山十帖】の宿泊者以外も、【早苗饗】を利用できます。店名の早苗饗とは、田植えが終わったあと、その年の豊作を祈るのと同時に、田植えに協力してくれた人々をもてなす饗応のこと。「その昔は当然だった自然と共存する暮らし。人は水、空気、食べ物がなくては生きられません。風土と文化に寄り添いながら、自然の恵みに手を合わせていただく。そんな料理の基本に忠実に、人間が持つ「野生」が目覚める料理を作りたいと思っています」と語るのは、料理長の桑木野恵子さん。南魚沼の食材と向き合う料理長の桑木野さん桑木野さんは、オーストラリアやインドでアーユルヴェーダを学んだ経験があり、野菜料理に加えて、ハーブやスパイス使いが得意。ドイツの他、さまざまな国での生活経験があるため、調理の引き出しも豊富です。「大地の恵みを感じていただくこと」「食材の力を感じていただくこと」をテーマに、南魚沼の食材を使ったコース料理と新潟の日本酒やワインを提供します。四季折々の里山の恵みをローカル・ガストロノミーに昇華コースの内容は日本の二十四節気に合わせて変わるため、訪れるたびに新しい出会いがあります。料理の主役は南魚沼の旬野菜。例えば夏なら、トマト30個の栄養を盛り込んだ皿や、5種のナスを異なった調理法で食べさせる料理が提供されます。川で釣った魚や、地下の蔵でひと冬を越えた木の実のピクルスなど、さまざまな食材がコースを彩ります。トマトウォーターをプラスして、桃太郎トマト30個分の栄養を詰め込んだ『とまと30個』近隣の農家から仕入れる桃太郎トマトと、その果肉のエキスを凝縮させたトマトウォーターを合わせて、デラウエアとバジルも添えた一品。一皿にトマト30個分の旨みと栄養が凝縮大沢茄子など5種のナスに異なる調理法を施し、旨みを引き出した『新潟茄子王国 2021』夏の新潟のごちそうといえば、ナス。大沢茄子、泉州茄子、水茄子、梨茄子、長茄子には、煮る、炭で焼く、揚げるなど、異なる調理法を施します。また付け合わせの焼きサバが、ナスの豊潤な旨みを引き立ててくれます。ナスの味の違いを食べ比べ骨せんべいと肝を練り込んだ素麺付きで、南魚沼の鮎をまるごと堪能できる『鮎』近くを流れる魚野川で獲れたばかりの鮎。炭火で焼いた身だけでなく、骨は骨せんべいに、肝は焼いた身の下に忍ばせた素麺に練り込んで、一皿でまるごと一匹の鮎を味わえる仕立てです。一皿でアユの美味しさを丸ごと堪能酒どころ、新潟の銘酒が料理のおいしさを後押しさらに新潟県南魚沼といえば、日本を代表する酒どころです。【八海醸造】【高千代酒造】【青木酒造】など、日本酒は地元の酒蔵の銘柄を中心にオンリスト。ワインも【カーブドッチワイナリー】など、新潟産がメインです。料理の味を引き立てるものばかり四季折々で変化する自然の美しさ、山の恵み。自然と共にある時間と空間をゆっくりと楽しんでみてはいかがでしょうか。料理人プロフィール:桑木野恵子さん1980年埼玉県生まれ。武蔵大学人文科比較文化学科卒業後、都内のエステサロン勤務を経て海外へ。オーストラリア、ドイツ、インドなど世界を巡り、ヨガとベジタリアン料理を学んだ。帰国後、都内のヴィーガンレストランを経て、新潟に移住、【里山十帖】のダイニング【早苗饗】で勤務を開始。2018年には【里山十帖】料理長に就任する。地に根付く食文化、風土、雪国の暮らしを肌で感じながら、ローカル・ガストロノミーを料理で表現する日々。早苗饗【エリア】湯沢/奥只見【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】14080円【ディナー平均予算】14080円※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください
2022年03月09日築100年以上の歴史を持つ古民家に再び灯りをともす毎朝仕入れる素材で決まる日々のメニュー新潟のワイナリーをオンリスト築100年以上の歴史を持つ古民家に再び灯りをともす【灯りの食邸 KOKAJIYA】にある「小鍛冶屋」という名称は、本家である温泉旅館のルーツが鍛冶屋だったことに由来します。長い間地域の人々に親しまれてきた愛称を店名として残し、再び灯りをともすために誕生しました。建物に刻まれた100年以上の歴史も、この店の魅力です。特注のランプシェードから放たれるやわらかな光が、空間をやさしく満たしています同店がある岩室温泉周辺は、驚くほと0の素材の宝庫。温泉街の後ろには山か0あり、その裏手には日本海。前方に広か0る越後平野と、潟を埋め立てて作った農地。そこに存在するのは多様な土壌と水からの恩恵て0す。このこぢんまりとしたエリアでは、個性豊かて0少量多品種な穀物や野菜、果物を生産者がつくっています。【灯りの食邸 KOKAJIYA】の料理は、自然や生産者がつくり上げた素材が主役です。コースを彩る新鮮野菜の数々毎朝仕入れる素材で決まる日々のメニュー白ナスにゴボウ、スイカやイチジク、キノコなど四季折々の食材は、熊倉誠之助シェフがその日の朝に仕入れます。他にもフェンネルやディルは自ら畑で育てます。またシェフのスペシャリテは、晩秋のジビエ解禁以降に獲れる小鴨のロースト。狩猟免許をもつ熊倉氏が、藁焼きの手法で滋味を引き出します。苦味が食欲をそそる前菜『寺泊サザエ 焼きピーマン』新潟県長岡市寺泊の出雲崎は、地元では知れたサザエの名産地。スロージューサーにかけて食感をなめらかにした焼きピーマンソースと、サザエソースを絡めていただきます。以下の料理はすべて、6,600円のランチコースから。テクスチャーなめらかな焼きピーマンのソース夏の鹿肉の滋味深い赤身の味に驚かされる、二の皿『夏鹿 赤ワインビネガー』フライパンとオーブンで調理した鹿肉は、稲藁で焼いて仕上げます。夏鹿はさっぱりして、赤身の味が濃厚。また付け合わせのチャンフォッタ(夏野菜の煮込み)は無水調理のため、野菜本来の味が引き立ちます。噛むほどに濃厚な旨みが口中に広がります減圧調理機を使って、カンパリと白ワインをより浸透させたデザート『白桃 カンパリ 赤紫蘇』カンパリと白ワインに漬けた白桃が主役。バーテンダー経験のある熊倉氏らしいデザートです。土台のプリンは卵白のみを使い、後味さっぱり。シソとピスタチオがムースも絡み合う、フレーバーに富んだ一皿です。最後のデザートまで抜かりなし新潟のワイナリーをオンリストワインは、【カーブドッチ】【カンティーナ・ジーオセット】【ドメーヌ・ショオ】など、地元・新潟市西蒲区にあるワイナリーの銘柄がストックされています。またビールは新潟県阿賀野市の【スワンレイクビール】があります。料理のおいしさを後押し岩室の季節の多様な食材を使った、その時だけの一皿。心尽くしのおもてなしでお腹も心も満たされる極上の時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。料理人プロフィール:熊倉誠之助 さん1979年、新潟県生まれ。琉球大学卒業後、カフェバーで働きながら、東京から那覇に移住してきたイタリアンの料理人に料理を学ぶ。その後、バーテンダーとしても経験を積み、【cafe & bar RitMo】をオープン。2009年には地元・新潟に戻り、出張料理人として経験を積む。2013年に【灯りの食邸 KOKAJIYA】を開業。2021年に岩室温泉郷に焼鳥店【岩室 とり蔦】もオープン。2022年春頃には一棟貸しの宿も開業予定。灯りの食邸 KOKAJIYA【エリア】新潟【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】3000円【ディナー平均予算】7000円※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2022年03月08日日本の迎賓館として開業したホテルが作った「王道と革新」を感じる日本料理店世界中のVIPをもてなしてきた、日本ブランドの最高ホテル「帝国ホテル」。いくつかあるホテル直営のレストランに、今まで日本料理店がなかったと聞いて、以外に思う方も多いのではないでしょうか。その理由を紐解くには、130年のこのホテルを辿ってきた歴史を振り返る必要があります。帝国ホテルの開業は1890年。1867年の大政奉還から23年後のことです。近代国家になるためにも欧米と対等の外交を望んでいた明治政府ですが、諸外国の反応は「日本は文明国家としての体制が整っていない」という冷たいもの。これからは、外国人の賓客を招き、交流を盛んにして欧化政策をしなければいけないと、当時の外務大臣・井上馨が外国との社交場として鹿鳴館を建設します。その鹿鳴館の隣の敷地に世界の賓客をもてなす迎賓館として誕生したのが帝国ホテルです。当時、外交儀礼の公式料理はフランス料理と定められていました。当然、帝国ホテルで提供される料理は最高峰のフランス料理でなければならず、その使命通り、帝国ホテルのフランス料理は名実ともに日本トップのクオリティを誇ったのです。その後第四代料理長、内海藤太郎(1909-1915年)がレストラン・宴会場の料理を正統フランス料理で統一した流れから、今まで館内のレストランはフランス料理中心の構成となっていました。天井も木を使い、数寄屋作りをベースにした静謐なカウンターしかし、「和食」の評価が世界的に高まる中、フランス料理だけで世界各国からの賓客をおもてなしするのではなく、新たな選択肢を持つ必要が出てきました。「創業の精神を継ぐ日本を代表するホテルの役割として、日本の食文化、本物の日本料理を伝えることも不可欠ではないか。そうした考えから、日本料理店を作ることになったのです」と【帝国ホテル 寅黒】の誕生の経緯を、このプロジェクトの担当者は話します。「日本料理店をホテルに作ろうと思うも、人材もノウハウもホテル内にはありませんでした。そこで幅広く検討した中で、タッグを組みたいと相談したのが、ミシュラン三つ星に13年間輝き続ける【神楽坂 石かわ】を中心とした石かわグループを率いる石川秀樹さんでした」。なぜ、石川さんだったのか?曰く、料理の素晴らしさはもちろんのこと、さまざまな日本料理店に食べに行き、記事を読み、体験していく中で触れた石川さんの「海外のお客様に日本に来ていただいて、日本料理を通じて、日本の素晴らしいことを伝え、それを理解していただくお客様の数を増やすことが使命」という思いが自分たちの哲学と重なったことが決め手になったのだそう。調理責任者の鷹見将志さん。2011年に【神楽坂 石かわ】に入社し、配属先は【虎白】へ。以来11年間研鑽を積みながら店を支える。一方、【神楽坂 石かわ】の石川秀樹さんは、最初に話があったときには、全く乗り気ではなく断ろうと思っていたのだそう。ところが、帝国ホテルの「ともに日本の迎賓館にふさわしい日本料理店をつくりたい」という熱意と想いにほだされ、タッグを組むことを決めたのでした。そこから、石川さんは帝国ホテルの歴代料理長の料理本を読み、すべてのレストランへ何度も足を運び、“帝国ホテル”について自分なりに理解し、咀嚼して、帝国ホテルでの日本料理を表現するものはなにか、というの要素を煮詰めていきます。その素案をもとに、ホテルと石川さん両者で辿り着いた答えが「日本の迎賓館で食す、王道と革新の日本料理」というもの。そこからどういう店にしていくか、内装、料理の内容、提供の仕方などを肉付けしていったのです。そして誕生した【帝国ホテル 寅黒】。調理責任者に任命されたのは、【虎白】の当時二番手だった30歳の若き料理人、鷹見将志さんです。『フカヒレなす生姜』。小鍋仕立のプレゼンテーションも楽しい。この大役に任命された鷹見さんですが、プレッシャーなどはみじんも感じさせず、実に楽しそうに仕事をしています。カウンターでにこやかにお客様に話しかけ、厨房のスタッフにもきめ細やかに目を配り、その和やかな雰囲気はカウンターに並ぶお客様に伝わり、リラックスした雰囲気が店全体に流れています。この日は一人で店を訪れましたが、一人でもとても心地良い空気で迎えてくれました。ここで注文できるのは、おまかせコースのみ。最初の一品はなんとフカヒレが登場!戻したフカヒレに、鰹と昆布の出汁で味を含ませたフカヒレは黄金色に輝いて……。一口食べれば、丁寧にクリアにとった出汁の香りが鼻腔をくすぐり、出汁の旨味が広がります。下に忍ばせた生姜を少し効かせて炊いたナスのとろりとした歯触りとフカヒレの食感が抜群に相性がいい。「フカヒレは【虎白】でも人気の料理でした。“王道と革新の日本料理”を考えたときに、あえて伝統的な日本料理の食材ではなく、新しさ、驚き、そして贅沢さでインパクトを持ってくるのも、面白いのではと考えました」と鷹見さん。フカフレという従来の日本料理にはない食材を使いつつ、味付けはこれぞ日本料理の王道。この一品から続くコースに期待感が高まる先付と言えるでしょう。『松葉蟹の真丈』。生の状態の蟹と、茹でた蟹をつかって真丈をつくり、蟹の旨味と甘味を立体的に引き出している。調味料は使わないが、蟹味噌も使い、旨味と塩味を調整。続いて登場したのは、『松葉蟹の真丈』のお椀。昆布と鰹でとった出汁に、つなぎを使わない、たっぷりとした“蟹だけ”の真丈がゴロンと入っています。なんと、真丈には調味料は一切使わず、出汁と蟹本来の塩気のみで調理したとのこと。ちょうどいい、まろやかな塩味と旨味。蟹の甘味と香り、すべてを口に含んだときに感じる素直なおいしさ……。これがすべて食材の塩味と旨味だけでできているとは!海外の方でなくとも驚く方はきっと多いはず。椀ものは日本料理の華。大胆に、潔く、すべて食材の塩気と旨味のみを組み合わせながら、完璧なおいしさのバランスを生み出した一品からは、鷹見さんが食材のポテンシャルを引き出す「これぞ日本料理」という真骨頂を世界に伝える意気込みを感じました。お客様の目の前で、皮目に火を入れる鷹見さんお客様の目の前で調理をし、立ち昇る香りや、視覚でも美味しさや楽しさを演出できるのが“割烹”の醍醐味。鮮度のよい食材を目の前で見せ、調理の過程を披露し客人をもてなす。これこそ、日本独特のスタイルとも言えるでしょう。今回のコースで割烹ならではの楽しさを感じたのは、お造りのとき。鷹見さんが赤く熱した炭を直接金目鯛の皮目に落とし、皮だけを香ばしくパリッとさせる“炭落とし”を目の前で見せてくれると、お客様も盛り上がります。脂ののった金目鯛のジューっと焼ける香ばしい香り。立ち上る煙。見た目も楽しいけれど、この一手間でおいしさも倍増するのがポイント。皮目を焦がしたパリパリ感が生まれ、香ばしい香りがつくのと同時に、ほんのりと温まった皮側の身の脂がとろけて柔らかい舌触りになり、内側のしまった身への食感のグラデーションが生まれるのです。これは、シンプルなお刺身とはまた違うおいしさで、目でも楽しめ、舌でも幸せになれる一品です。金目鯛のお造り。造りはこうした炙りものを含み、旬の魚で3種類ほど登場。そして、煮物椀の前の冷たいお料理で登場した『牛肉のしゃぶしゃぶ蕪胡麻出汁』も印象に残った一品。脂ののった牛肉は冷たくするとその香りや柔らかさが損なわれると思っていたけれど、これはそんな先入観を吹き飛ばしてしまうほどの美味。出汁で炊いた蕪を冷やして、さっとしゃぶしゃぶした京都牛の肩ロースをふわっとかけて、冷たい胡麻出汁をはり、目の前で炒った胡麻を振りかけた料理を冷たく食べるという、意外な組み合わせ。けれど、この温度がしつこくなく、さっぱりといただけるポイントなのでしょう。ほんのり甘味を抱いた冷たい蕪を、これまた甘い脂をほどよく含む薄切りの牛肉が包んで、香り高い胡麻とお出汁を合わせていただけば、コースの中盤でもほどよくお腹におさまります。煮物椀の前に登場する『牛肉のしゃぶしゃぶ蕪胡麻出汁』こうして驚きあふれる料理から、王道のしっかりとした日本料理らしさを感じるもの緩急合わせて登場したコースは全13品。最後は土鍋で炊いた白いご飯。そしてデザートは、アイスクリームなどのちょっと洋を感じるエッセンスがあるものと、わらび餅といった日本的なもの両方味わえます。コースを通して感じるのは、“お客様を楽しませたい”という鷹見さんのシンプルな思い。【帝国ホテル 寅黒】のテーマとして掲げられる“伝統と革新の料理”の、“革新”の部分は従来の日本料理から一手間かけた工夫や、食材の幅広さで表現しつつも、ベースはあくまでも本流。そのバランスが、新時代の日本料理なのだろうと感じた時間でした。帝国ホテルタワー棟の地下1階にある、ひっそりとした店構えこの“王道と革新”は、料理のみならず、サービスでも感じられます。帝国ホテルならではの、格式の高さも感じながら、でも突き放しはしない温かさや、親しみやすさ。料理だけでなく、サービスや空気感も含めたこの心地良さこそが【帝国ホテル 寅黒】の魅力。カウンターには、【虎白】の常連さんだったであろうお客様、帝国ホテルに通い続けられてるだろうご夫婦と実にさまざまな方々で賑わっていたのですが、そのすべての方が笑顔で楽しそうに食事をされていたのが印象的でした。「帝国ホテルの伝統と格式、そして目の配り方の素晴らしさ。そこにお客様を“大好きな人”としてもてなす石川イズムが融合した【帝国ホテル 寅黒】で過ごしていただくひとときは、他のどこにもない最高のものになると思っています。」と鷹見さん。格式と心地よさ。本流と、刺激。そうした絶妙なバランスが保たれている新しい日本料理。その楽しさに触れに、親と、友人と、海外からのお客様と、さまざまな方と一緒に訪れたくなるお店です。撮影/今井 裕治日本料理帝国ホテル 寅黒【エリア】新橋/汐留【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】45000円【アクセス】日比谷駅 徒歩3分
2022年03月07日【La BOMBANCE】の岡元信さん発・「日本酒×和食のペアリング」『白瓜と数の子の和え物・とうもろこし揚げ・牛ロースの焼きおにぎり、サマートリュフを器に見立てたほおずきに盛り付けてほおずきトマト』 × 「東洋美人」『素麺酸・苦・辛・旨などさまざまな香りや味わいとともに』 × 「十四代」『いちじくの胡麻味噌ソース・焼きごま豆腐、カニと空豆のあんかけ』 × 「紀土」『焼き魚や煮魚』 × 「磯自慢」『クリアな魚介のスープ』 × 「林」【La BOMBANCE】「ジャンルを超越した日本料理を楽しんでほしい」という思いから、フランス語で「ご馳走」という意味の『La BOMBANCE』という店名でオープンしたのが17年前のこと。紀尾井町の高級料亭『福田家』で腕を磨いたオーナーシェフ・岡元信さんが生み出す料理は、和の伝統、技法を大切にしながらも、フォアグラやトリュフなど西洋の高級食材をも取り込み、魚の出汁をムースにするなど、自由奔放だ。こういったスタイルも今でこそ当たり前になったが、まだイノベーティブ・フュージョンというジャンル名がなかった時代だけに、日本料理の新しいスタイルを追求するまさに先駆け店として一斉を風靡し、ミシュランの星も獲得。今もなお唯一無二の独創性で常連客を飽きさせず、また新規客を驚かせている。店内の内装、器使いもモダンでアーティスティック。それでいてどこか可愛らしさを感じる抜け感も独特だ。常に時代を先取りしていく岡元信さん。オープン当初はワインに力を入れていたが、近年は日本酒も充実させている。特に、東洋美人の造り手・澄川氏、十四代の髙木氏をリスペクトし、料理も造り手の個性からインスパイアされペアリングを考えているとのこと。「飲み疲れない、飲み飽きない」が僕のおいしいお酒の基準。一杯、二杯はおいしくてもだんだん重たくなってくるものは苦手です。香り華やかで味がきちんとありながら、雑味など余計なもの、ネガティブな要素がなく、軽やかで、きれいにすーっと体に溶け込んでいく。はかないけれど余韻は長く、「ああ、また飲みたい」とう印象を深く残してくれる奥深い魅力をもったお酒に惹かれます。でも、これはあくまでも僕の好み。美味しさの基準は人それぞれです。おいしいお酒も沢山あります。どうやって自分の料理に合うお酒を選べば良いのか迷ってしまいますよね。僕の場合、お酒の味や造り云々ではなく、お酒を造っている人で選んでいます。お酒に対する哲学、考え方に共感できる、リスペクトできる、深く知りたいと思う、「自分と気が合うだろうな」と思う造り手のお酒を選んでいるのです。そして、ペアリングを頼まれた場合は、造り手のルーツをたどり、その人が育った風土や時代など、生み出された作品のバックグランドを想像し、造り手自身を描くような料理を作ります。また、日本酒は提供温度も重要です。管理は低温貯蔵できる冷蔵庫で保管し、提供するときは、少しずつを心がけています。1.『白瓜と数の子の和え物・とうもろこし揚げ・牛ロースの焼きおにぎり、サマートリュフを器に見立てたほおずきに盛り付けてほおずきトマト』 × 「東洋美人」蔵元杜氏の澄川宜史さんはとても華やか、あでやかでスター性があります。反面素朴なところも見受けられ、どんなに人気酒蔵になっても奢ることなく、一つひとつのディテールを大切にきちんと整ったものを作り上げています。華やかさ、艶やかさはオレンジ色のほおずきで表現。色の鮮やかさがより際立つように白い器を使いました。そして、白瓜と数の子、焼きおにぎりと牛ロースやトリュフといった具合に、素朴なものと高級感を感じるものを合わせています。2.『素麺酸・苦・辛・旨などさまざまな香りや味わいとともに』 × 「十四代」十四代の髙木顕統さんが造るお酒は、地軸となって世界を動かす魔法のようなエネルギーがあります。その視野は、地域、日本を超え、世界を巻き込んでもなおぶれないパワー。味わいの厚みは複雑すぎて解明できないくらい天才的です。こういうお酒には、一個人の思索でピンポイントで何かを合わせるという必要はありません。何を合わせようとも、酸、旨味、コクでカバーして包みこんでくれるくらいの包容力があるからです。十四代のお酒にはもうおんぶにだっこで遊んでもらうしかない。頼りっぱなしですがそれが楽しいのです。そこで、いろいろな味わい、香りを散りばめた一皿にしました。香ばしく焼いた鮎の香り、身の柔らかさの中にほのかに潜む苦味、出汁の旨みが染み渡った冬瓜、生ハムの熟成した香り、甘酸っぱいほおずきトマト、茗荷や生姜など薬味を加える素麺などすべてを受け止めてくれる十四代。宇宙的なスケールなので、天体を思わせる器を使いました。3.『いちじくの胡麻味噌ソース・焼きごま豆腐、カニと空豆のあんかけ』 × 「紀土」海あり山ありの風光明媚な和歌山、海南にある酒蔵。“風土”をテーマにするという強い思いから“紀土”という名前にしたそうです。その風土を思い浮かべれば、単に景色が良いというのではなく、荒々しさもあれば静けさ、のどかさもある。温暖かと思いきや冷たい風が吹く、強い光と漆黒の陰など緩急のある町。確かに紀土を飲むと、「えっ、こうくる?」という嬉しい裏切りに感動させられます。だから、料理も食材や温度、食感で「なるほど、こうきたか」と感じてもらえるような想像を超える対比を考えました。まずひとつのお盆に2つの対比。ひとつは冷たく、ひとつは温かい。いちじくに甘辛ソースとナッツの食感。焼いた胡麻豆腐にあんかけ、というあまりない組み合わせ。緩急でペアリングというわけです。4.『焼き魚や煮魚』 × 「磯自慢」磯自慢は、伊勢志摩サミットでは乾杯酒として採用された日本を代表する銘柄の一つになっています。八代目の寺岡洋司さんは、大変真面目で几帳面な方、という印象です。知識をきちんと積み上げ、技を駆使して、一つひとつ根拠のある造りを目指していらっしゃる。業界ではパイオニア的な発信力もあり、尊敬を集める人物。透明感のあるすっきりとした味わいながらも奥行きや、柔らかな厚みを感じます。十四代と同じく、誰が飲んでも美味しいと感じる正統な酒造りは本当に素晴らしい。イメージするのは、やはり正統な日本料理。信楽焼、篠焼などどっしりとしながらも美しい伝統的な和食器が似合うと思うので、そこに、焼き魚や煮魚をシンプルに盛り付けたいですね。5.『クリアな魚介のスープ』 × 「林」富山に『La BOMBANCE 環水公園』を出店し、現地へ行く機会が増え、出合ったのが「林」です。料理店で初めて飲んだ時、味わいから富山の冬を思い浮かべることができました。雪が積もりしーんと静まりかえった風景の中、真面目に一生懸命働く蔵人‥‥。林さんにはまだお会いしたことがありませんが、今一番興味を持っている方です。富山は一級河川が5本も流れ、海から山までの高低差が4000m。水に恵まれているだけでなく、U字に深くえぐれた富山湾は世界でも珍しい地形と聞いています。美しい水が育むお酒と魚介。実は僕は日本酒のつまみとして一番おいしいつまみは、ダシだと思っています。「旨い」と「旨い」の最たる相乗効果。その醍醐味をこの「林」で味わうことができると思いました。富山湾で揚がった魚介でクリアな出汁を取りそこに少しの塩を加えただけのシンプルなスープで。春は桜鯛、夏は牡蠣、冬はタラ‥‥、秋は魚介ではなくキノコが良いかもしれません。九谷の器でお出ししたいですね。「香りが華やかすぎず、辛口であればたいていの料理に寄り添ってくれるものなので、もっとおおらかに楽しんでいい」と話す岡元さん。試飲会、あるいは食事に行った時に出会ったお酒で「どんな場所で、どんな人が造っているのだう?」という興味が湧いたものは、造り手の育った環境、つまり、地形、気候、特産物や郷土料理、陶磁器類のことなどまで調べ尽くす。さらに造り手が生きてきた時代背景、土地の歴史なども掘り下げていくという。「幅広く知識を得て、食材、料理法を合わせていけば間違いなく寄り添ってくれると僕は信じています」と強い信念のもと、あまり種類は増やさず、造り手とのつきあいを深めた上で料理を考え、「合って当然」という飲み合わせで提供している。また、「造り手への礼儀として、味わいが落ちないように管理することはもちろん、個性を伝えるための酒質にあった酒器選びもできる限りの努力をしたい」と岡元さん。酒蔵直送、-5度で貯蔵など品質にも気を配り、酒器も多種多様に揃えているのもさすがだ。ラ・ボンバンスLaBOMBANCE【エリア】西麻布【ジャンル】創作和食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】18000円【アクセス】六本木駅 徒歩10分日本酒情報サイト「Sakenomy」では、「日本酒×料理」のフードペアリング情報を随時発信しております。その他にも、酒蔵おすすめの逸品おつまみや、酒蔵がSakenomyだけに教えてくれたおすすめの飲食店情報など、"食好き日本酒好き"の方必見の情報満載です!
2022年03月04日ビブグルマンを獲得した本格イタリアンレモンが主役の生チョコレートテリーヌコロナ渦で生まれた宇治抹茶のスイーツビブグルマンを獲得した本格イタリアン2009年10月9日、東京・奥沢の地にオープンした【il vinvino】。鎌倉野菜を使用し、素材のおいしさにこだわり、地元をはじめたくさんの人に愛される小さなレストランですが、2014年度のミシュランガイドから、3年連続でビブグルマンを獲得するほどの実力派。どれも素材の味が生きた『前菜五種盛り合わせ』はランチでもレモンが主役の生チョコレートテリーヌ『瀬戸内レモンの生チョコレートテリーヌ』 3,240円+送料こちらはレモンをまるごと使った贅沢な生チョコレートテリーヌです。使用している瀬戸内レモンは、お店のオープン時から付き合いがある瀬戸内の農家さんから仕入れており、香りや風味が強く、皮までおいしく食べられるのが特徴。小麦粉を一切使用せず、レモンのへた以外をペーストにして果汁やレモンピールとあわせています。開封と同時にチョコレートの甘やかな香りが……!一口食べてレモンの存在感に衝撃を受けます。生レモンならではのフレッシュな味わいや爽やかな香り、果皮の食感も幸せです。またグルテンフリーなので、チョコレートの濃厚な味わいや豊かな香りをダイレクトに感じられるのも嬉しい。絶妙な厚みでくどくない甘さが続く、レモンが主役の絶品スイーツです。コロナ渦で生まれた宇治抹茶のスイーツ『宇治抹茶の生チョコレートテリーヌ』 3,240円+送料コロナ禍で抹茶の需要が減ったために、生産者が甚大な被害に直面している事態を知り生まれたのがこちらの一品。スタッフ総出で抹茶と向き合い、ブラインドで試食を重ねたうえで出会ったのが「小政小山園宇治抹茶萬印」。味わいとバランスの優れたこの抹茶を100%使用しています。チョコレートには、カカオ成分45%とカカオの味わいが強いのが特徴のコロンビア産カサ・ルカ社のホワイトチョコレート「シエラ」を合わせます。抹茶本来の鮮やかな緑にもそそられます別添の芳醇な抹茶パウダーで立ちのぼる抹茶の香りにすでにうっとり……。「シエラ」のホワイトチョコレートは上品なフローラルの香りで、ミルキーな味わいがとても病みつき。口溶けもなめらかで、ゆったりと口の中でとけていく過程も含めて五感で楽しむ贅沢な一品です。どちらの商品も化粧箱に入り、紙袋も同封されておりギフトにも最適材料からこだわってつくる姿勢が、レストランでもお取り寄せでも一貫している【il vinvino】の料理。そんな誠意も詰まったこれらのスイーツは、自分のご褒美にはもちろん、人にプレゼントしてもきっと喜んでもらえるでしょう。お取り寄せサイト「ヒトサラ CHEF’S MALL」世界で活躍する日本のトップシェフがつくるグルメやスイーツをはじめ、全国の知られざる逸品やその土地ならではの味などを「お取り寄せ」できるECサイト。「食」をより楽しくするバラエティ豊かな商品をご紹介しています。ilvinvino【エリア】自由が丘【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】奥沢駅
2022年03月03日檜のカウンターに個室、寝室まで備えるゆとりの空間新潟産の食材と酒、地元作家の器が紡ぐ新潟の魅力地元・西蒲区の酒蔵やワイナリーの銘酒が勢ぞろい檜のカウンターに個室、寝室まで備えるゆとりの空間窓から見える緑が清々しい、檜の一枚板のカウンターJR巻駅から徒歩3分。地元ファンに長く支持される日本料理店【割烹渡辺】は、昨年の春、旧店舗から移転リニューアルしたばかり。新潟市の繁華街・西堀の割烹で修業を積んだ4代目店主・渡辺大生氏が、細部まで徹底して新潟らしい味の創作に努めています。「ここに来れば、食と酒、しつらえを通して、新潟の自然や文化までも体感できる」と、地元のみならず、全国からリピーターが訪れています。大切な顧客のもてなしや、家族の集いにもぴったりの個室店内は、檜の一枚板のカウンターに個室、オーベルジュまで備えるゆとりある空間。白を基調に木材が多用され、ナチュラルで温かな雰囲気が漂っています。使用されている食器も、地元・巻の作家もの揃い。しつらえや器からも、新潟の風情が色濃く感じられます。新潟産の食材と酒、地元作家の器が紡ぐ新潟の魅力新潟県糸魚川市越エリアの特産品「越の丸なす」。締まった肉質とやわらかな食感が特長で、「ナスの大トロ」として人気を集めている店で使用される食材は、調味料に至るまで地元新潟産で徹底。例えば夏なら、魚は新潟近海の釣りアジや佐渡のアラ、野菜は糸魚川市越エリアの丸なすなどが、収穫されたその日に届きます。新潟の四季の食材、地場の酒、そして地元作家の器が紡ぐ新潟の魅力が、人々の心を捉えて離しません。ここからはそのなかでも、お店オススメのメニュー3つをご紹介します。『村上産甘鯛と越の丸なすの炭火焼』10日間熟成した鯛の身から旨みがあふれる、『村上産甘鯛と越の丸なすの炭火焼』料理はすべて16,500円のおまかせコースから。ある日のひと品、新潟県村上市の漁師・村上裕喜氏から届く甘鯛は、10日間かけて熟成した後、炭火で仕上げた逸品。「越の丸なす」も炭火焼きにして甘味を引き出した後、酸味と甘味のバランスが絶妙な、玉ねぎ醤油を添えて提供されます。『佐渡産ノドグロの天ぷらと自家製ひりゅうず』新潟の発酵辛味調味料や、熟成醤油で味わいをまとめた『佐渡産ノドグロの天ぷらと自家製ひりゅうず』佐渡産のノドグロは、薄衣でサクッと揚げた食感がやみつきに。自家製のひりゅうず(がんもどき)を添え、新潟の発酵辛味調味料・かんずりを隠し味にした大根おろしと、地元の熟成醤油・ふたなつで味付けした天つゆをかけていただきます。『佐渡産アラのお造りと釣りアジの棒寿司』新潟近海の盛夏のおいしさを凝縮した『佐渡産アラのお造りと釣りアジの棒寿司』身のよく締まった佐渡産のアラは薄造りに。スズキに似た淡白な味わいながら、白身の旨味がしっかりと感じられます。新潟市の近海で獲れた釣りアジは、村上市【松田商店】の岩船酢で締めて棒寿司に。地元・西蒲区の酒蔵やワイナリーの銘酒が勢ぞろい酒どころ新潟、とりわけ地元・西蒲区の日本酒が豊富に揃う日本酒は新潟産の地酒を中心にラインナップ。なかでも、【笹祝酒造】【峰乃白梅酒造】など、地元・西蒲区の酒蔵の銘柄が多数揃っています。ワインも、越前浜のワイナリーが手がける【フェルミエ】をはじめ、近隣のものが味わえます。料理人プロフィール:渡辺大生(ワタナベヒロオ)さん1974年生まれ、新潟市出身。新潟市の繁華街・西堀エリアにある【割烹 大直】で修業を積み、24歳で【割烹 渡辺】の4代目に。長年に渡って新潟の生産者と深いつながりを育み、地元の食材を盛り込んだ会席料理を提供する。全国の料理人とも交流があり、新潟の料理人の研究グループ「LaboCuci(ラボクチ)」の発起人にもなった。割烹渡辺【エリア】新潟【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】20000円【アクセス】巻駅 徒歩3分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください
2022年03月01日【うぶか】の加藤邦彦さん発・「日本酒×海老・蟹料理のペアリング」1.『縞海老 葡萄酢のジュレ』 × 「風の森 愛山 807」2.『酔っぱらい海老』 × 「手取川 純米大吟醸 古酒 梅舞花 -1996-」3.『花咲ガニ 椀物』 × 「鄙願 大吟醸」4.『ズワイガニ 焼き茄子 万願寺唐辛子』 × 「満寿泉 R-KIMOTO 純米大吟醸」5.『車海老味噌フライ』 × 「今錦 年輪 純米大吟醸」【うぶか】「日本人は甲殻類が好き」と言われるのは、海老や蟹を使った料理の種類の豊富さからもみてとれる。海老フライやピラフ、蟹クリームコロッケは洋食の“スタメン”ともいえる存在で、老若男女を問わずに大人気。中華でも上海蟹のシーズンを心待ちにしているファンは多いし、旬の蟹を目当てに地方へ足を運ぶ人もいる。甲殻類には、それだけ人の心を熱狂させる魅力があるのは間違いないが【うぶか】をオープンさせた10年前のことを、店主の加藤さんはこう振り返る。「とにかく僕が蟹と海老が大好きで、自分でお店を始めるならその二本柱でいくとずっと決めていました。専門性の高さは武器になるけれど、リスクにもなり得るとアドバイスをくださった方もいて、それでも自分が好きな食材とどこまで向き合っていけるか挑戦してみたかったんです。蟹は国内だけでも800種が生息していると言われていて、海老も昔から日本人になじみが深い。自分にとって、こんなに深掘りしがいのある食材はほかにはないと思いました」。来る日も来る日も甲殻類と向き合う日々。甲殻類は食べ手が“格闘”する食材というイメージを持つ人も多いが【うぶか】では、加藤さんが厨房で朝早くから海老や蟹の“攻略法”をじっくりと練っている。加藤さんが日本酒に夢中になったのは、そんな「好きになったらとことん一途」という性格もあってのこと。そんな生まれもっての“性分”と親交の深い四谷【鎮守の森】(現在閉店)の店主との出会いが「日本酒をもっと知りたい」という思いに拍車をかけた。「同じお酒でも温度がわずかでも違うとガラリと味が変わることに驚きました。そのまま飲んで美味しいお酒もあれば、お燗にすることでびっくりするくらい味がふくらむお酒もある。温度帯によって風味がまったく変わるのは出汁と同じと気づいたときには日本酒にすっかり魅了されていました。海老も、たとえば、牡丹海老は1~2日寝かせることで旨みを引き出すのですが、車海老は活きたのを1時間以内に捌かないと風味がどんどん落ちていくんです。料理も日本酒も、経験を重ねると見えてくることがあるのは似ていると思います」と加藤さん。「当たり前とされてきたことがずっと変わらずにいいということはたぶんなくて、もっと別の方法はあるんじゃないかな、と考えてしまうのは自分の性分なのだと思います(笑)。カニを茹でるのも、普通は2~30分かけるところを僕は大体10分くらい。そんなに短時間でいいの? と聞かれることもありますが、高温短時間で茹でると味の締まりが違ってくると気付いたときがあって。日本酒も固定観念にとらわれない造り手の方が増えてきて、その多様性が新しい日本酒のファンを生んでいると思うんです。僕は香りも料理、だと思っているのであまり香りの主張が強いタイプより、味に透明感があって、旨みや酸味のバランスがいいお酒に惹かれます。この料理に合わせるなら、ちょっと温度を変えてみようとか、試行錯誤しながら料理と日本酒のベストな相性を見つけたいです」。1.『縞海老 葡萄酢のジュレ』 × 「風の森 愛山 807」「新鮮なうちに殻からはずし、塩をして2日寝かせた縞海老に巨峰やピオーネ、デラウェアなどを合わせたひと皿。甲州ぶどうのワインビネガーで作ったジュレを添えているので、フルーティでさわやかな酸味を感じるお酒と相性がいいと思っていたのですが「風の森 愛山 807」は、余韻の重なりかたもイメージ通りでした。心地の良い発泡感のなかにとてもきれいな果実の風味があり、鼻を抜ける香りは、ジューシィな葡萄そのもの。キレのよさも魅力で、寝かせたことによって引き出した縞海老の甘みを上品に引きたててくれます」(加藤さん)2. 『酔っぱらい海老』 × 「手取川 純米大吟醸 古酒 梅舞花 -1996-」「中華料理では紹興酒漬けにする酔っぱらい海老を日本酒でアレンジ。「今錦」の特別純米生原酒に半日漬けた牡丹海老に、20年かけて熟成させた手取川の古酒、「手取川 純米大吟醸 古酒 梅舞花 -1996-」を合わせると、豊かな旨みと甘やかな香りが口いっぱいに広がります。熟成酒と聞くとどっしりした味をイメージしがちですが、このお酒は単体で飲んでもはっとするほど美しく、透明感のある味わい。卵を抱いたメスの牡丹海老はプリッとした食感と甘みの強さが特徴。豊かな旨みと楚々としたキレのよさを兼ね備えた「手取川」と「今錦」。牡丹海老の相性の良さは格別です」(加藤さん)3. 『花咲ガニ 椀物』 × 「鄙願 大吟醸」「漁獲量が少ないことから幻とも言われる花咲ガニは、繊細な旨みを楽しんでいただきたいので、羅臼昆布と鮪節からとった一番出汁でお椀に。香りが立ちすぎず、それでいてふくよさかのあるお酒を合わせたいと思ったときに真っ先に「鄙願 大吟醸」が思い浮かびました。味に丸みがありながらほどよく酸がのっていて、お酒単体で飲んでもしみじみと美味しい。ずっと飲んでいたいと思う心地よさがあります。鮮度のよい花咲ガニは身がシャキシャキと小気味がよく、咀嚼するたびに口の中に柔らかい旨みが広がるのですが、出汁と蟹の旨みにやさしく寄り添ってくれるようなお酒だと思います」(加藤さん)4. 『ズワイガニ 焼き茄子 万願寺唐辛子』 × 「満寿泉 R-KIMOTO 純米大吟醸」「シャンパンに使用される酵母を使った「満寿泉 R-KIMOTO 純米大吟醸」は、単体で飲むと果実のようなフルーティさと喉にダイレクトに伝わるキレがあります。キンキンに冷やしてグラスで飲むのももちろん美味しいですが、焼物に合わせるに合わせるなら、あえてのぬる燗も面白いかもと思い、45度くらいの上燗にしてみたら大正解でした。燗冷ましの段階で温度が下がることによってキレ感が落ち着いて味に丸みが出るので、焼いたズワイガニの香ばしさや甘みがいっそう膨らみます」(加藤さん)5. 『車海老味噌フライ』 × 「今錦 年輪 純米大吟醸」「コースで通年お出ししている車海老味噌フライに合わせるお酒は、同じ銘柄の温度を変えてお出ししています。尾の部分は15度前後、味噌の部分は80度くらいまでお燗につけて、60度前後まで温度が下がったタイミングで召し上がっていただきます。海老フライは食べる部分によって香ばしさであったり、身のぷりっとした食感や甘みだったり、海老味噌の濃厚な旨みだったり、さまざまな“味”があるので、お酒も温度を変えてみたらどうだろと思ってお客様にお出ししたらとても喜んでいただけて。「今錦 年輪 純米大吟醸」は柔らかな旨みがあり、キレがいいので揚げ物にも素晴らしくよく合います。温度が下がる段階で飲むと出汁のような風味がじんわりと感じられて、味噌の味がより濃厚に。まずは尾のほうから、味噌が出てきたらお燗でというふうに楽しんでいただけたら嬉しいです」(加藤さん)「お燗にするならしっかりと骨格のあるお酒、冷や常温ならすっきりと透明感のあるお酒、と基本的な選びのポイントはありますが、実際にいろいろと飲み比べてみると意外な発見があるのも日本酒のおもしろさであり、魅力だと思います。甲殻類を専門にあつかう店として、海老や蟹特有の風味に寄り添う組み合わせや、温度によって味の印象が変わる日本酒のデリケートさと柔軟性を感じていただけるようなペアリングをお客様にお届けしていきたいです」うぶか【エリア】四谷【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】15000円【アクセス】四谷三丁目駅 徒歩3分日本酒情報サイト「Sakenomy」では、「日本酒×料理」のフードペアリング情報を随時発信しております。その他にも、酒蔵おすすめの逸品おつまみや、酒蔵がSakenomyだけに教えてくれたおすすめの飲食店情報など、"食好き日本酒好き"の方必見の情報満載です!
2022年02月25日祇園四条【日月房旦】祇園四条【京都祇園「天ぷら八坂圓堂」】宇治【京料理寿司竹林本店】祇園四条【DODICI】祇園四条【祇園おくむら】祇園四条【日月房旦】町家を改装した風情ある個室で、日本料理を満喫京都らしい風情が薫るプライベート空間で、食事を楽しめる個室祇園四条駅に近い観光地にありながら、まるでタイムスリップしたような歴史を感じる京町家で、和食が楽しめる【日月房旦】。都会の喧騒を忘れるくつろぎの空間で、和食の枠にとらわれない独創的な料理が味わえます。デートや接待には個室がオススメ。大人の雰囲気漂うオシャレなプライベート空間で、会話も弾みます。海老のプリッとした食感がたまらない『手づくりXO醤伊勢海老の陶板焼き』(コース料理より)和食の基本を大切に守りながら、枠にとらわれない、独自の世界観を大事にした料理が魅力。その代表が『手づくりXO醤伊勢海老の陶板焼き』です。滋賀県産の野菜・唐辛子に瀬戸内の干し海老を使用し、店主手づくりのXO醤で味付けした逸品。陶板で、目の前で焼いて仕上げてくれるパフォーマンスも必見です。日月房旦【エリア】祇園【ジャンル】和食【ランチ平均予算】4000円【ディナー平均予算】18000円【アクセス】祇園四条駅 徒歩10分祇園四条【京都祇園「天ぷら八坂圓堂」】伝統ある祇園の情緒が漂う個室で、京風天ぷらに舌鼓庭を臨む椅子席の座敷や掘りごたつ式の和風カウンター席、お茶室など、趣の異なる個室がそろっています祗園四条駅から徒歩圏内、五重塔を望む八坂通りに佇む【京都祇園「天ぷら八坂圓堂」】。明治にお茶屋として創業した歴史ある建物で、打ち水された石畳の路地を通り店内に入ると、外の喧騒を忘れるくつろぎの時間が過ごせます。少人数から予約できる個室がそろっていて、デートや接待などいろいろなシーンにオススメです。圓堂名代変わり揚げ『うに磯辺・かき磯辺・白子ポン酢』四季を彩る京野菜、明石や若狭の旬の魚介、奥琵琶湖に注ぐ清流の川魚などを、熟練の板前が手際よく揚げていく、その絶妙のタイミングは感動的です。お酒も、厳選されたワインやシャンパーニュ、冷酒、焼酎など、希少な銘柄のものも含めて豊富にそろっているので、揚げたての天ぷらに合わせて楽しめます。京都祇園「天ぷら八坂圓堂」【エリア】祇園【ジャンル】和食【ランチ平均予算】7000円【ディナー平均予算】15000円【アクセス】祇園四条駅 徒歩10分宇治【京料理寿司竹林本店】四季折々の京懐石を、落ち着いたプライベート個室で楽しむプライベートな場面にピッタリ、細やかな心配りがうれしいテーブル席の個室宇治駅から歩いて行ける【京料理寿司竹林本店】は、四季折々の食材を使った京懐石や寿司が味わえるお店です。デートや接待など、プライベートな場面にピッタリの少人数の個室は、和の上品な趣が漂う、くつろぎ空間。テーブル席からの目線を計算した部屋のレイアウトなど、すみずみに細やかな心配りが施されています。脂がのった産卵前の鯖を使った『鯖姿寿司』選りすぐりの旬の素材による京懐石や、「鱧」や「フグ」をメインにした鍋料理など、目と舌を楽しませてくれる料理が勢ぞろい。お酒も、京都伏見の地酒や、パープルクイーンを漬け込んだ自家製梅酒など、このお店でしか味わえないものが豊富にそろっていて、料理とのマリアージュが楽しめます。京料理寿司竹林本店【エリア】宇治【ジャンル】和食【ランチ平均予算】3000円【ディナー平均予算】8000円【アクセス】宇治駅 徒歩12分祇園四条【DODICI】ラグジュアリーレストランの個室で楽しむ、極上のイタリアン大切な接待やデートにピッタリの個室は、洗練されたプライベート空間京都市役所前駅すぐのイタリア料理店【DODICI】。店名は、イタリア語で「12」を意味する言葉で、1年の12か月、その時々の季節の食材をたっぷり使った料理が堪能できます。ダークネイビーの絨毯が敷き詰められた洗練された雰囲気の個室があり、日常を忘れてゆったりくつろいで極上のイタリアンが楽しめます。12か月それぞれの旬の食材を味わえる『季節のコース料理前菜』(コース料理より)「日本の食材をしっかり使うことも大切な使命」と、無農薬野菜や亀岡市の京鴨など、上質なこだわり食材を取り入れたイタリアンが特長です。大根に、大葉ソースで和えた帆立や大根のピクルスとキャビアなどをのせた『季節のコース料理前菜』も、食材本来の味わいを引き出した一皿。ワインとの相性も抜群です。DODICI【エリア】四条河原町周辺/寺町【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】8000円【ディナー平均予算】17000円【アクセス】京都市役所前駅 徒歩2分祇園四条【祇園おくむら】京都の風情が薫る個室で、京懐石風フランス料理を堪能優雅な時間を大切な人と分かち合える、祇園の気品漂う個室祇園四条に近い抜群のロケーションにあり、懐石仕立てのフランス料理を味わうことができる【祇園おくむら】。祇園らしい高級感漂う店内に入ると、そこは都会の喧騒を忘れるほどゆっくりと時間が流れるくつろぎの空間。特に、少人数から予約できる個室は、周りを気にせずに会話が楽しめ、デートや接待にオススメです。旬素材の新鮮な味を楽しめる『オマール海老とゴボウのブランマンジェサクランボとアンディーブのサラダ』(コース料理より)四季折々の自然の恵みを取り入れた食材や京野菜を使用。日本料理の伝統と大胆な発想をエッセンスとした京懐石風フランス料理を満喫できます。旬の素材を活かしたコース料理は、味はもちろん、目にも華やかな逸品が勢ぞろい。ゆっくりくつろいで季節を感じながら、和と洋が織りなす至福の料理を楽しめます。祇園おくむら【エリア】祇園【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】7000円【ディナー平均予算】18000円【アクセス】祇園四条駅 徒歩5分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2022年02月24日イタリア郷土料理専門店の“揚げピッツァ”とは?!いま日本では、「マリトッツォ」や「カンノーリ」など空前のイタリアンスイーツブームが到来。それに伴い、イタリア料理のネクストトレンドとして、この「パンツェロッティ」にも注目が集まっています。見た目が似ている「カルツォーネ」は窯で焼くのに対し、「パンツェロッティ」は油で揚げているのが特徴「パンツェロッティ」とは、パン生地でトマトやモッツァレッラチーズなどを包み、半月形に成形して油で揚げた“揚げピッツァ”のこと。日本ではまだあまり馴染みがないかもしれませんが、イタリアでは家庭料理として愛されています。そんな「パンツェロッティ」の専門店が東京・松濤にある【パンツェロッテリア】。本格的なイタリア料理に加え、30種類を超える「パンツェロッティ」が楽しめます。神泉駅から徒歩5分ほど。「パンツェロッティ」のほかにも、厳選素材とオーガニックな調味料を使った素材の味と風味を引き出すイタリアやフランスの家庭・田舎料理が楽しめますでは、さっそくお取り寄せした「パンツェロッティ」をご紹介します『パンツェロッティ』8種9個セットパンツェロッティ8種とマルゲリータが入った『パンツェロッティ』8種9個セット6,500円(税込み、送料別)、冷凍発送今回お取り寄せしたのは、【パンツェロッテリア】の全オリジナルレシピ8種に定番のマルゲリータが2つ入ったお得な『パンツェロッティ』8種9個セット。1つ1つのサイズも大きくて、お得感がすごい!!“揚げピッツァ”なのでてっきり油であげなきゃならないと思っていたのですが、電子レンジとオーブントーストターの調理のみでOKなので、とってもお手軽!!『ナスのマルゲリータ』(2個入り)シチリア島の伝統的なレシピで作られた具材に、自家製トマトソースやフレッシュモッツァレラチーズ、素揚げをしたナスを使用『チキンと野菜のゴルゴンゾーラチーズソース』国産鶏肉に蒸したニンジンとブロッコリーを加え、クリームソースとゴルゴンゾーラチーズを和えた『チキンと野菜のゴルゴンゾーラチーズソース』『クアットロフォッルマッジ』ペンネとフレッシュモッツァレラチーズ、ゴルゴンゾーラチーズ、ゴーダチーズ、レッドチェダーチーズの4種のチーズを贅沢に使用『ポークヒレと野菜のイチヂクソース』ローズマリーを絡めてソテーしたポークヒレ肉を、にんじん、きのこ、レッドチェダーチーズと包んで揚げた一品 付属のイチジクソースをかけていただきます『エビと野菜のチャウダーソース』自家製の野菜チャウダーソースにエビとブロッコリーを和えたクリーミーな味わいほかにも、『チキンと玉葱のクリームソース』や『青花椒のマルゲリータ』、『チキンと野菜のイチジクソース』も入ってこの価格はとってもお得ですよね。「【パンツェロッテリア】では、たとえ通販であってもオーダーが入ってからピッツァ生地を一つ一つ丁寧に延ばし調理し揚げており、窯で焼いたピッツアでは表現できないサクサク感とモチモチ感を味わって頂けます」と西シェフ。電子レンジとトースターで温めるだけで、揚げたてサクサク食感の『パンツェロッティ』が食べられるなんて嬉しい限り!こんな時だからこそ、パーティー気分で楽しめる『パンツェロッティ』をぜひお取り寄せしてみてください!8種9個セットのほかにも、3種セットなどいろんなパターンのセットがあるのでチェックしてみてください。お取り寄せサイト「ヒトサラ CHEF’S MALL」世界で活躍する日本のトップシェフがつくるグルメやスイーツをはじめ、全国の知られざる逸品やその土地ならではの味などを「お取り寄せ」できるECサイト。「食」をより楽しくするバラエティ豊かな商品をご紹介しています。
2022年02月18日【sio】|レストランが本気でつくった、炊きたてご飯と銀鮭の「朝定食」【Hotel’s】|耳までおいしいキューバサンドやクロックムッシュなど3つのモーニングレストランが本気でつくった炊きたてご飯と銀鮭の「朝定食」代々木上原【sio】「朝からディナー体験を」をコンセプトに、朝専用のコース料理を提供してきた【sio】。2022年に入り、Twitterで「sio流お米の炊き方」を投稿したところ、8000RT、6万いいね!を超える反響があったことから、その反響に応えるべく、炊きたてのご飯をおいしく食べることに特化した「朝定食」をスタートすることに。『sioの朝定食』『sioの朝定食』ご飯食べ放題、銀鮭の塩焼き、豚汁、小鉢4種類、ふりかけ「かほる」 2,500円※2月18日(金) 8時から提供開始“sio流お米の炊き方”と同じ方法で炊いたおいしいごはん皮目はパリパリ、中はしっとりジューシーに焼いた銀鮭炊きたてご飯をおいしく食べるために、皮はパリパリ、中はしっとりジューシーに焼き上げた銀鮭や、具材一つ一つにこだわった豚汁、和歌山県産「山利のしらす」、「菜の花のお浸し」、「ひじき煮」、「お漬物」など小鉢も充実。さらに、恵比寿【食彩かどた】のおかかふりかけ「かほる」も用意。キューバサンドやクロックムッシュなど、3種のモーニングを提供表参道【Hotel’s】2021年10月にオープンした【Hotel’s】では、ホテルにおける朝食メニューの定番であるフレンチトーストをさらにブラッシュアップし、朝限定メニューを提供します。『青山フレンチトースト』『青山フレンチトースト』にんじんのポタージュとドリンク1杯のセット 1,500円※2月8日(火)から提供開始しっかり漬け込んだフレンチトーストをキャラメリゼすることで、カリっとした食感と苦味をプラス。いちごの酸味に、カナダケベック州のシタデールシロップで上品な香りと甘味を加えた贅沢な一品です。『ホテルズクロックムッシュ』『ホテルズクロックムッシュ』にんじんのポタージュとドリンク1杯のセット1,500円※2月8日(火)から提供開始優しい甘味のホテルズフレンチトーストをベースに、ローストハムとチェダーチーズを乗せたクロックムッシュ。 “ふつうのマヨネーズ”の穏やかな酸味に、アクセントとして荒めのブラックペッパーやマルドンクリスタルソルト、パルミジャーノチーズをプラスすることでやみつきの味わいに。『青山フレンチトースト』と『ホテルズクロックムッシュ』を両方とも食べられるお得なセット(2,000円)もあります『シェフのキューバサンド』『シェフのキューバサンド』にんじんのポタージュとドリンク1杯のセット1,650円※2月17日(木) 8時から提供開始さらにもう1品。「昔からキューバサンドがやりたかった」という鳥羽シェフの願いを叶えた『シェフのキューバサンド』。しっとりとした食感の具材と、「家事問屋」のホットパンでカリカリに焼き上げた耳とのバランス感が絶妙!中に入っているマスタードやピクルスなどの酸味のバランスも【sio】らしい。【sio】のイズムである、「5味+1」(=甘味、酸味、旨味、塩味、苦味+辛味、食感、香り)が味わえるホットサンドです。【Hotel’s】モーニングのセットにつくにんじんのポタージュ。くるみのオイルでニンジンの皮を表現。まるでかぼちゃのような甘さでした「我々のようなレストランのシェフが、皆が楽しめるカジュアルな料理にこそ力を入れる時代が、もう来てます!」「#朝ディナー」の次は、2,000円前後で気軽に朝食が楽しめるという、星付きレストランの中でも常に先を走り続ける鳥羽シェフだからこその取り組み。そんな【sio】と【Hotel’s】による想いを込めたおいしい朝食、「#ハレごはん」は、2022年2月8日(金)8時から順次提供開始です!sio【エリア】代々木上原【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】9000円【ディナー平均予算】20000円【アクセス】代々木上原駅 徒歩2分Hotel’s【エリア】表参道/青山【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】4,000円 ~ 4,999円【ディナー平均予算】15,000円 ~ 19,999円
2022年02月17日京都人気イタリアンの味を自宅で楽しむ京都の人気観光地である祇園エリアから少し外れた京都・岡崎エリア。美しい景観が楽しめ、平安神宮にもほど近い閑静な住宅街に【cenci】はあります。オーナーシェフの坂本さんが手掛けるのは、シンプルながらも素材のポテンシャルを最大限に引き出した料理の数々。イタリア料理の世界観やおいしさの方程式をもちつつ、自身の故郷・京都を反映させたオリジナリティあふれる料理をつくりあげています。「天井を高くしたい」とスタッフ総出で地下を掘り起こし、半地下フロアに。天井が高く、地下にあるのに開放感あふれる空間に今回お取り寄せしたのは、普段は自宅でつくる機会の少ないリゾット。お米の硬さなどが上手く再現できるか不安でしたが、“お鍋1つで調理が完結”とのことから、リゾットを選びました。『ハーブ香るサルシッチャと蓮根、原木椎茸のリゾット』(1食入り)1,980円具材とお米はそれぞれ冷凍で届きました。レンジでチン、ではなく、お鍋にお水を加えて煮立たせます。リゾットで使用しているお米「カルナローリ米」は、自宅でおいしく仕上がるように特殊な処理をしているそう調理をして驚いたのが、具材の大きさ!お店で使っている食材をそのまま使用しているそうで、中に入っているのは、芦屋「METZGEREI KUSUDA」へ特注した広島県「梶谷農園」のハーブ香るサルシッチャ、茨城県「武井れんこん農園」の蓮根、鳥取県産原木椎茸、それに宮城県のお米クリエイター・佐藤氏によるイタリア品種の「カルナローリ米」と、こだわりの素材を使用しています。完成!それぞれの具材の質、味わい、大きさのすべてが素晴らしく、噛みしめるたびに様々な食材の味が顔を出します見てください、サルシッチャの大きさを!噛むたびにハーブの香りが鼻を抜けます。美味!!食材の個性が際立つ、味わい深いリゾット。お鍋1つで調理が完結するという手軽さも、自宅で調理をする際には嬉しい限りですよね。そんなレストランのクオリティが気軽に楽しめる逸品をぜひみなさんも試してみてください。【cenci】のお取り寄せは、パスタソースも充実。是非チェックしてみてください。『アマトリチャーナソース』1食入り 1,980円(パスタは別売り)。芦屋「METZGEREI KUSUDA」の香り高いベーコンと、じっくりと煮詰めたトマトの濃密な味わいを楽しめるパスタソース『ボロネーゼソース』1食入り 1,980円(パスタは別売り)。「サカエヤ」の完全放牧野生牛「ジビーフ」や、「愛農ポーク」など厳選されたお肉をふんだんに使用。お肉は粗く大きめに挽かれているため、お肉のゴロッとした存在感を感じられます『椎茸入りカルボナーラソース』1食入り 1,980円(パスタは別売り)。たっぷりのベーコンと椎茸が香る濃厚なパスタソース。パスタソース+チーズのみの販売のため、卵は別途ご用意をお取り寄せサイト「ヒトサラ CHEF’S MALL」世界で活躍する日本のトップシェフがつくるグルメやスイーツをはじめ、全国の知られざる逸品やその土地ならではの味などを「お取り寄せ」できるECサイト。「食」をより楽しくするバラエティ豊かな商品をご紹介しています。
2022年02月10日【御料理 茅乃舎】で使用される土鍋シリーズが新発売暮らしを豊かに彩る、機能美に優れた台所道具や器などを展開福岡市内からの距離は車で40分ほど。大きな茅葺屋根のレストランで滋味豊かな和食を楽しめる【御料理 茅乃舎】は、久原本家グループが2005年に開業したレストラン。厳選した旬の食材の良さを添加物を使わずに丁寧に生かした、さまざまなコース料理を味わえます。コース料理の最後を飾り、炊きたてのごはんをさらにおいしくするごはん土鍋と、店の代名詞であるお品書き『十穀鍋』を提供している土鍋九寸。お店で使用しているこれらの土鍋がこの度「茅乃舎ノ道具」シリーズの新商品として発売になりました。「茅乃舎ノ道具」は、日本の伝統を日々の暮らしに取り入れ、その価値を伝えていくことを目的として展開。佐賀県「有田焼」窯元との共同製作による土鍋シリーズです。『【茅乃舎ノ道具】茅乃舎別誂え ごはん土鍋』商品紹介【茅乃舎ノ道具】「茅乃舎別誂え ごはん土鍋」『【茅乃舎ノ道具】茅乃舎別誂え ごはん土鍋』の特徴は、深さ。深さのある土鍋を火にかけると内部で大きな対流がおこり、ムラなくふっくら炊きあがります。吹きこぼれが少なく、内蓋いらず。沸騰とともに吹き上がるうまみ成分たっぷりの泡が無駄にならず、 拭き掃除や洗い物も減らせます。調理時間は約30分で、調理方法も簡単。炊き込みご飯にも最適でおこげも出来ます。保温性や蓄熱性、耐久性にも優れています。『【茅乃舎ノ道具】茅乃舎別誂え 土鍋九寸』商品紹介【茅乃舎ノ道具】「茅乃舎別誂え 土鍋九寸」食材にじんわりと熱を伝える『【茅乃舎ノ道具】茅乃舎別誂え 土鍋九寸』は、遠赤外線効果でうまみを上手に引き出します。通常、熱伝導がゆっくりな土鍋ですが、底が広く浅い形状のこの土鍋なら、熱を効率的に受け止めて、沸騰までの時間を短縮。焼いてよし、蒸してよしなので、土鍋の愉しみが広がります。もちろん、こちらも保温性や蓄熱性、耐久性に優れています。鍋物以外にも活用が可能軽く油をひいてステーキを焼いたり、魚と野菜を合わせて蒸し料理にしたり、すき焼きや肉じゃがなどにも最適です。高温や空焚きにも耐えられるほど丈夫な材質なので、毎日の料理にも気軽に使えます。商品名:【茅乃舎ノ道具】茅乃舎別誂え ごはん土鍋価格:19,030円(税込)サイズ:約217mm×180mm×190mm ※持ち手含む重量:約2,200g製造元:有田焼窯元 安楽窯販売チャネル:通信販売(電話・Web)発売日:2021年10月18日(月)商品名:【茅乃舎ノ道具】茅乃舎別誂え 土鍋九寸価格:28,380円(税込)サイズ:約335mm×285mm×130mm ※持ち手含む重量:2.800g製造元:有田焼窯元 安楽窯販売チャネル:通信販売(電話・Web)発売日:2021年10月18日(月)
2022年02月07日熱海の高台にある別荘地。静謐なロケーションの隠れ家的フレンチ伊東港や三島などの地元食材を中心に取り入れ、四季折々を表現料理の味が映えるワインを、専属ソムリエがチョイス熱海の高台にある別荘地。静謐なロケーションの隠れ家的フレンチ西熱海別荘地。まさに、隠れ家的なロケーションに胸が高鳴る熱海駅から車で10分ほどの場所にある西熱海別荘地。野鳥がさえずる自然豊かな立地、店内の窓から眺める相模灘と初島の景色は大きな魅力のひとつです。ここで楽しめるのは、シンプルながら手間暇かけた仕事をしっかりと落とし込んだフランス料理。伊豆の山海の幸を取り入れたフレンチは、ここでしか楽しめない、記憶に残る食体験を演出してくれます。最高のロケーションを誇るレストランは、特別感に満ちた非日常の空間西熱海別荘地にある、知る人ぞ知る一軒家レストラン【Le Proust MIURA】。店内からは海に浮かぶ初島や、四季折々の表情を見せる伊豆の自然を一望できます。食後は風が気持ち良いテラス席で、くつろぎのひとときを過ごせます。忙しい日常を忘れ、ホッと癒やされる極上のひとときをぜひ。伊東港や三島などの地元食材を中心に取り入れ、四季折々を表現地元の食材を中心に取り入れ、素材そのものの旨みを引き出すように調理している魚介類は、おもに東伊豆にある伊東港から仕入れています。野菜は三島や富士宮などの近郊にある、提携農家より仕入れるものもさまざま。届く食材の季節感、彩り、素材の旨みを引き出すよう調理し、お客様に提供しています。それでは、ここでしか味わえない逸品の中から、シェフおすすめの3品をご紹介します!『牛フィレ肉とトリュフのソース』牛フィレ肉の旨みを、芳香なソースとともに楽しむ『牛フィレ肉とトリュフのソース』こんがりと焼き目をつけ、中は低温で火を通してしっとり柔らかく仕上げた牛フィレ肉には、トリュフの芳醇な香り漂うクラシカルなソースを。付け合わせには季節の新鮮な野菜を使用し、華やかさを演出します。『サザエのベニエズッキーニとシャンピニオン エスカルゴバターソース』鮮やかな色合いに魅せられる『サザエのベニエズッキーニとシャンピニオン エスカルゴバターソース』カリカリのべニエ生地を纏ったサザエは、旨みが凝縮された食感が楽しい。エスカルゴバターでソテーした甘み溢れるズッキーニや、鮮やかな色合いのアスパラソバージュを添えることで旬を表現しています。『アカハタのポワレ』脂がのったアカハタを、2種の繊細な味わいのソースとともに噛み締める『アカハタのポワレ』皮目はパリッ、中はふわっとなるよう火を通したアカハタは、塩のみで味付け。じゃがいもやアンチョビを使用した甘みと鋭角な塩味を持つピューレ、バジルを使ったソースがアカハタの濃厚な旨みを引き立てます。料理の味が映えるワインを、専属ソムリエがチョイス専属ソムリエおすすめの多彩なワイン70種類がそろう専属ソムリエこだわりのワインを70種類ほどオンリスト。産地はこだわらず、シェフがつくる料理が際立つよう厳選。ペアリングコースも用意し、多彩なワイングラスでソムリエおすすめのワインが楽しめます。シンプルながら手間暇かけた仕事をしっかりと落とし込んだフランス料理は、彩り豊かなキャリアをもつオーナーシェフの三浦賢也の心意気そのもの。豊かな伊豆の山海の幸をふんだんに取り入れたフレンチは、ここでしか楽しめない記憶に残る食体験を色鮮やかに演出してくれるでしょう。料理人プロフィール:三浦賢也さん1973年、北海道伊達市生まれ。高校時代に料理人を志し、大阪あべの辻調理師専門学校へ。卒業後、札幌にあるイタリアンレストランで修業した後、23歳で上京。フレンチ【ラ・ロシェル】にて坂井宏行氏に師事。その後【ひらまつ】に入社し、本場フランスでの修業やひらまつグループでの料理長を経て、2020年、熱海に【Le Proust MIURA】を開業。「いかにお客様の喜びや笑顔に繋げられるか」を日々模索しながら料理と向き合う。LeProustMIURA【エリア】熱海【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】6000円【ディナー平均予算】20000円※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2022年02月07日神楽坂の路地にひっそりと佇む星付きの日本料理店たゆまないの探求心が同店ならではの味を生み出す料理のきらめきを引き立てる名わき役神楽坂の路地にひっそりと佇む星付きの日本料理店東京・神楽坂を見守る毘沙門天善国寺の裏手にひっそりと佇む、黒塀に囲まれた日本料理店。丁寧に打ち水が施された石畳を奥へすすんで引き戸を開けると、一転して美しい白木に覆われた空間が出現し、その凛とした雰囲気に心が動かされます。黒塀に囲まれたお店に一歩入れば、美しい石畳がお出迎えカウンター席では、料理人の手さばきを視覚で楽しみつつ、食材の魅力を聴覚で堪能。五感を使って食事を楽しむことができます。ここで供されるのは、季節の恵みの活かし方を知り尽くす主人・石川秀樹さんによる『おまかせコース』。「餅は餅屋。その道の専門家にまかせるのが一番」という考えのもと、食材は石川さんが修業時代から付き合ってきた「亀本商店」の番頭さん他、信頼する仲買の方々から仕入れています。凛とした雰囲気が漂うカウンター席「日本の食材を使いながらも、よそとはひと味違う料理を目指しています」という石川さん。創意工夫を常に念頭に置き、新たな味覚の探求に挑んでいます。そして旬の食材を使い、さらにその上を、深く、そして奥へと追求し、研ぎ、磨き続ける、そうして【石かわ】の料理は完成していきます。たゆまない探求心が同店ならではの味を生み出す厳選素材ならではの美味しさを引き出したお料理は、華美すぎず飾らない上品な見た目に仕上げられています。旬の食材の輪郭がくっきりと際立ち、日本の四季の素晴らしさを力強く語りかけます。赤ナマコのほどよい歯応えと、このわたの旨みを堪能中皿の一例。穏やかな潮流に育まれた長崎県大村湾産の赤ナマコの上に、瀬戸内海産のこのわた。さらにその上には、鰹と昆布のだし、酢、柚子でつくったゼリーを。爽やかな風味が、ナマコの旨みを引き立てます。赤ナマコの独特の風味と旨味を存分に上質なふぐと料理人の確かな技術が見事に融合『おまかせコース』の中皿の一例。手前は大分県産のふぐの白子の塩焼き。奥は、生のふぐ、菊菜、青じそ、ふぐねぎで和えた一品。特製のおろし酢で爽やかに、ふぐと香菜の相性のよさを堪能できます。石川さんの手さばきがふぐの美味しさを引き出す新感覚の〆の一品『牛しゃぶご飯』〆のご飯ものの一例。釜炊きのご飯の上に薄切りにした黒毛和牛の生のサーロインを敷き詰めた『牛しゃぶご飯』。ざっくりと混ぜ合わせると余熱で牛肉に熱が入り、旨みが溶け出すので、甘みが出てから味わいます。釜炊きご飯の熱で黒毛和牛をしゃぶしゃぶする料理のきらめきを引き立てる名わき役【石かわ】の料理を引き立てる器は、店主の石川さんがギャラリーに足を運んでセレクト。フランス製のアンティーク、大正時代のガラス皿、古染付、現代作家の作品など、さまざまなテイストを揃えます。料理を引き立てる多彩な器たちお料理とマッチする日本酒や焼酎、ワインも豊富なので、ここでしか味わえない贅沢なマリアージュも愉しめます。カウンター席のほか、お店の奥には4つの完全個室が。洗練された空間は、利用シーンを問わずプライベートな時間を過ごすのに最適です。料理人プロフィール:石川秀樹さん1965年生まれ。新潟県出身。20歳で上京して料理の世界に入り、乃木坂【神谷】などで修業した後に独立。師弟関係にあった小泉瑚佑慈氏らに支えられ、2003年に【石かわ】をオープンする。その後、2008年には【虎白】、2009年には【蓮】を開業。また、2017年には【RESTAURANT NANPEIDAI】、2020年には【波濤】【NK】【愚直に】、2021年には【jinen.】帝国ホテルとの提携店【帝国ホテル 寅黒】を立て続けに開業し、石かわグループをまとめ上げている。神楽坂石かわ【エリア】神楽坂【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】50000円【アクセス】飯田橋駅 徒歩7分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2022年02月02日天井が高く開放感あふれる、オシャレな店内イタリア郷土料理のスピリッツを感じる、独創的な料理料理の食材もワインも、シェフのこだわりで厳選天井が高く開放感あふれる、オシャレな店内大切な商談や、家族の集いにオススメ。周りに気がねなく過ごせる完全個室店内は、青と白が基調の爽やかな雰囲気で、天井が高く、開放的。奥にある完全個室は、接待や商談はもちろん、記念日デートなど、大切な方とゆっくり食事を楽しみたいときにピッタリです。また、子どもといっしょのときも、周りを気にすることなく、本格派イタリア料理を思う存分楽しめます。おひとり様のときも、食事やお酒を気がねなく楽しめるバーカウンター入り口にあるスタイリッシュなバーカウンターは、仕事帰りやお買い物のあとに、ワインと料理を一皿楽しんで帰る、というカジュアルな利用もできて便利。また、デートで隣り合わせで会話を楽しみたいときや、ひとりでゆっくり食事をしたいけれど、ダイニングだと落ち着かない、というときにもオススメです。イタリア郷土料理のスピリッツを感じる、独創的な料理シェフがイタリアで学んだ郷土料理をベースに、日本の志高い生産者の食材を活かしてつくる、独創的な料理が人気です。本格派イタリアンの味はもちろん、丁寧なサービスも人気。おいしい料理が日常の疲れを忘れさせてくれます。オリジナリティあふれる多彩なメニューのなかから、オススメの3つをご紹介します。『トリュフのグラタン ピエモンテ風』食べると幸せな気分になる、絶品スペシャリテ『トリュフのグラタン ピエモンテ風』シェフ自慢のスペシャリテ『トリュフのグラタン ピエモンテ風』は、厳選された素材のおいしさを実感できる人気メニュー。卵とパルミジャーノレッジャーノ、ベシャメルを層にして焼き上げ、トリュフをたっぷり加えた贅沢な逸品。とろりと半熟になった卵黄とソースにチーズが溶け合い、トリュフの香りが広がります。『夏鹿のラグーナポレターナパッパルデッレ』ナポリの伝統料理をアレンジした爽やかな味『夏鹿のラグーナポレターナパッパルデッレ』ナポリの郷土料理「ラグー」はボロネーゼと違い、大きめの肉でつくるのがポイント。さっぱりとした壱岐の夏鹿を使用し、たっぷりのハーブで仕上げた爽やかな味わいです。パスタは歯応えがよい手打ちのパッパルデッレを使用。ワインとの相性もいいので、グラスを傾けて会話を楽しみながら、ゆっくり味わいたい料理です。『鹿児島産黒毛和牛の炭火焼きロメスコソース』炭火で焼き上げた贅沢な旨みを堪能『鹿児島産黒毛和牛の炭火焼きロメスコソース』15歳の黒毛和牛のランイチを、ガリッと炭火で焼き上げた逸品。周りをしっかり焼くことで、年齢を重ねた牛肉の旨み、熟成した香りがより際立っています。ロメスコソースと、甘みを引きだすように焼いた野菜がアクセント。炭火焼きならではのインパクトある味わいと、高級肉のとろけるようなやわらかさを満喫できます。料理の食材もワインも、シェフのこだわりで厳選肉や野菜などの食材は、信頼できる、顔の見える生産者から仕入れたものを使用シェフのモットーは、なるべく顔の見える生産者からの食材を料理に使うこと。理由はおいしさはもちろん、安心を提供できるからです。牛肉は滋賀の精肉店「サカエヤ」から8歳以上の黒毛和牛を仕入れています。どの料理も、厳選された新鮮な食材の味を活かしたおいしさを堪能できます。料理に合うイタリアワインが豊富。ハーフでオーダーできるのもうれしい魅力料理にはイタリアワインがオススメ。シェフのこだわりで厳選したおいしいワインが豊富にそろっています。グラスワインは700円から。ソアヴェやブルネッロ・ディ・モンタルチーノなどのワインも、ハーフで頼めます。ソムリエにその日の料理に合わせるワインを相談して、はじめての銘柄にトライするのも楽しみの一つです。本格派イタリアンならではの奥深い味と、おもてなしの心が行き届いたサービスが魅力の【laBrianza(ラ・ブリアンツァ)】。デートや接待、家族のお祝いなど、さまざまなシーンで訪れたい一軒です。洗練された雰囲気の店内で、おいしい料理を味わうひとときは、大切な人との距離をより近づけてくれるはずです。料理人プロフィール:奥野義幸さん1972年、和歌山県生まれ。米国の大学で経営学を学び、卒業後2年間会社員を経て料理業界へ。都内のイタリア料理店に勤めたのち、渡伊。リグーリア州をはじめ、イタリア全州で学び帰国。2003年【リストランテ ラ・ブリアンツァ】をオープン。2016年六本木ヒルズに【ラ・ブリアンツァ】として移転。現在5店舗を経営。食品プロデュースや料理講師など活動は多岐にわたる。2021年末に米国でのレストラン運営も開始。laBrianza【エリア】六本木【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】3000円【ディナー平均予算】9000円【アクセス】六本木駅 徒歩7分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2022年02月01日ヒトサラ「ベストシェフ&レストラン」とはヒトサラは、プロの料理人がオススメのお店を紹介する人気コンテンツ「シェフがオススメするお店」の中から「ベストシェフ&レストラン」として“精彩を放ったシェフとレストラン”を毎年発表してきました。今年もプロの料理人たちによるアンケート投票を実施し、副賞を設け、シェフたちが選んだ100店舗・100人の料理人を発表します。「サステナブルシェフ&レストラン賞」を新設飲食業界だけでなく、「サステナブル」「エシカル」といったキーワードの重要性が高まっている状況を鑑みて、2021-2022年版は新たに「サステナブルシェフ& レストラン賞」を設けました。「ベストシェフ&レストラン」選出方法飲食業界のトレンドなどを加味したうえで、「シェフがオススメするお店」に寄せられた推薦数を基に、ノミネート店(約400店)を選出ヒトサラ加盟店の料理人にアンケートを実施し、ノミネート店の中から推薦したいお店を部門ごとに募集。アンケートの集計結果を基に、受賞店100店・100名を決定ベストシェフ&レストラン 2021-2022「副賞」料理人たちから多くの評価を集めた料理人、合計100店・100名を発表します。中でも、各部門で多く票を集めたシェフたちには「副賞」を贈呈します。①「サステナブルシェフ&レストラン賞」未来の“食”を守るために、フードロスや海洋資源の問題など、食の課題に先駆けて挑み、その発信や活動、取り組みが同業シェフから支持された6人のシェフに贈呈します。②「U-35シェフ賞」受賞100名の中でも「注目の若手」として、料理人たちからその名が挙がったシェフに贈呈します。ヒトサラ編集部による「特別賞」メインとなるシェフたちによる選出とは別に、ヒトサラ編集部からも3つの「特別賞」を贈呈します。①「ヒトサラ編集長 特別賞」2021年の飲食業界を鑑みて、ヒトサラ編集長・小西克博がもっとも注目したシェフとレストランに贈られる特別賞。②「ヒトサラMAGAZINE 特別賞」新たな食の楽しみ方を提案するニュースメディア“ヒトサラMAGAZINE”内でご紹介した記事の中から、反響のあったお店や記事を選出する特別賞。③「ヒトサラ公式SNS 特別賞」ヒトサラ公式のFacebook、Twitter、Instagramの投稿の中から、各SNSで多くの反響があった投稿を選出する特別賞。今までにない価値観「ニューノーマル」がスタンダードになった2021-2022年。飲食業界でもサステナブルやSDGsなどの考え方がより浸透し、新たな価値観をもったお店が多く生まれています。2021年はあまりお店に行けなかった方も、2022年に行きたいお店をぜひ見つけてみてはいかがでしょうか。
2022年01月23日パリ・ミシュラン一つ星獲得店の『チーズケーキ』自宅でおいしいチーズケーキが食べたい!そんなときは、福岡にある【レストランソラ】の『チーズケーキ』がオススメです。こちらは、フランス・パリで一つ星を獲得した吉武シェフのお店で、2018年12月に拠点を日本・福岡へ。そんな吉武シェフが手掛けるチーズケーキが自宅で楽しめるのです!おしゃれなライトグレーのボックス入り。ビビットカラーのバンドがアクセントパッケージがとてもハイセンス。自分へのご褒美もいいですが、大切な方への贈り物にもピッタリの一品です。『チーズケーキ(1個入り)』1,944円(税込)+送料。冷凍発送口に入れると、ふわっと軽いのにしっとりとした舌ざわり。芳醇な香りのマダガスカル産バニラを使用しているので、バニラの香りが鼻を抜け、なんとも心地よい。なんと、Salt&Pepperのサブレ付き!サブレの塩っけが加わり、あまじょっぱい味わいに。お酒が飲みたくなりますそのまま食べるのもいいですが、同封のSalt&Pepperサブレにつければ、あまじょっぱい味わいに。スイーツとしても、お酒のお供にも、どちらでも楽しめます。ぜひ、お取り寄せして星付き店の味を堪能してみてください。お取り寄せサイト「ヒトサラ CHEF’S MALL」世界で活躍する日本のトップシェフがつくるグルメやスイーツをはじめ、全国の知られざる逸品やその土地ならではの味などを「お取り寄せ」できるECサイト。「食」をより楽しくするバラエティ豊かな商品をご紹介しています。
2022年01月09日「ヒトサラ CHEF‘S MALL」では、世界で活躍する日本のトップシェフがつくるお取り寄せグルメやスイーツをはじめ、全国の知られざる逸品やその土地ならではの味など、「食」をより楽しくするバラエティ豊かな商品をラインナップしています。注文殺到の「あの名店の人気メニュー」もあります!【Wakiya一笑美茶樓】の『辣香担々麺(1食入り)』どんな味わいなのか気になる……「名店がつくるカレー」【モルソー】秋元さくら監修『国産牛すじ赤ワインカレー』(5個入り)大切な記念日に取り寄せたい「星付き店のコースセット」【リストランテホンダ】の『オウチランテHONDAセット』(2名様分)「どうやって作ればいいの」を解決!つくり方のポイントも丁寧に解説していますさっそく売り切れ商品が出るなど、注目度も高い「ヒトサラ CHEF‘S MALL(シェフズモール)」。今後はさらに多くの商品をラインナップ予定です。ぜひ、チェックして、自宅でおいしい食事を楽しんでください!↓「ヒトサラ CHEF‘S MALL」公式サイトはこちら↓
2021年12月09日この記事を書いた編集部員緑のまぶしいこぢんまりとしたアプローチから非日常がはじまります小田原駅へ到着したら、東海道本線へ乗り換えて「根府川駅」を下車。相模湾の美しい水平線を横目に、送迎車で7分ほど向かった先に、その名の通り凛と佇む【凛門】。「生まれ変わったような私と出会う」をコンセプトに、人間の免疫力に着目。最新科学の寝具による良質な睡眠や、ルフロ湯治による基礎体温の改善、心にも栄養にもバランスの取れた食事で、ゲストの健康をデザインする、あたらしいリトリートホテルです。ダイニングからの眺めに、すでに心が奪われます【凛門】では、施設全体でエシカルな取り組みを行なっており、野菜の端材を一切捨てずにだしを取ったり、コンポストを使用して廃棄物を肥料に変えたりと、フードロスやゼロウェイストに取り組んでいます。料理長を務めるのは松本淳さん。和食を中心に研鑽を積み、【コンラッド東京】や【伊勢アマネム】を経て、40歳でここ【凛門】の料理長に就任しました。天気のいい日はテラスで美しい景色をたっぷり味わうのも幸せですランチやディナーは食事のみの予約が可能ですが、今回いただいた朝食は宿泊者のみ楽しむことができます。2泊目以降の献立はなく、ゲストのリクエストに応えたお料理を出されるというので驚きます。ランチは8,470円、アフタヌーンティーは4,840円、ディナーは18,150円で、宿泊は81,819円(1室1~2名)からプランが用意されています。目覚めの一杯は時期によって2種類から選ぶことができますこちらは温州みかんを使用した『みかんジュース』朝食は目覚めの一杯からはじまります。江之浦には柑橘農家がたくさんあり、無農薬でつくられた柑橘類が1年中採れる豊かな土地です。『酵素レモンスカッシュ』も地元のレモンを使用し、発酵を生かした昆布茶と合わせて、奥行きのある爽やかな味わいが楽しめます。自然そのままの甘みや苦味、微炭酸もちょうど良く、発酵による酸味まで心地いい一杯です。小田原の温州みかんを使用した『みかんジュース』は香り高く、上品な甘みが身体にゆっくりと沁みこんでいくようです。こちらの『地野菜のサラダ』も無農薬でつくられたもの。「小田原は相模湾に面していながらも野菜が強い」と松本さんは言います。それぞれ農法が違うことで味わいも少しずつ異なるそう。今回はからし菜、赤水菜、レタス、サニーレタス、キュウリ、ミニトマト、紫大根を自家製の昆布ドレッシングでいただきましたが、それぞれの野菜の味が濃厚で、畑がそのまま食卓にやってきたような感覚にさせられます。昆布ドレッシングはふくよかな香りと甘み、そして何より旨みが強く印象に残りました。「しっかり食べてほしい」という松本さんの想いがつまったお膳そして美しいメインのお膳が運ばれてきました。出来立てのご飯とお味噌汁、そしてたくさんのおかず。日常では力を抜いてしまいがちな朝の食卓が遠のくような彩り豊かな一汁三菜のお膳は、ゲストが新しい一日を、生まれ変わったように過ごす第一歩であるように感じます。メインのおかずは左奥の3つのお皿で、左が『水菜とえのきの煮浸し』。中央は香ばしい香りをたずさえた『地養鶏の炭火焼きとなすの味噌煮』。右側は『おから』で、レッドキドニービーンズ、生きくらげ、ひよこ豆、百合根、絹さやが入っていて、さまざまな味わいに胸が躍ります。お膳右奥がこちらの『足柄豆腐の南禅寺蒸し』。だしは足柄の湧き水でとっていて、この湧き水は旨みが出やすく、すっきりとした味わいに仕上がります。表面にぷつりとスプーンをいれて、そのやさしいだしの旨みを堪能します。大粒の「いのちの壱」。お米そのものが光を放っているようですお米は完全無農薬で、可能な限りシンプルに育てられた小田原市産の「いのちの壱」です。通常のお米より1.5~2倍程度の大きな粒が特徴で、濃厚な甘みやふくよかな香りが他とは一線を画します。3つの器が乗った土台を持ち上げると……お料理が隠れていました「実はこの下にも…」と現れた新たなお料理。素敵な演出に思わず歓声を上げてしまいます。『かぼちゃの煮物』はかぼちゃの煮物をすりつぶしてカスタードクリームや豆乳と合わせていて、ヴィーガンの方でもおいしく食べられる一品。地元の柑橘が器になっているのも粋です。ほかにも柚子胡椒で楽しむ『自家製の塩辛』や、頭まで食べられる『ヤマトカマスの炭火焼き』など、五感で楽しめるお料理がたくさん並びます。【凛門】さんのお料理はすべて自家製で、松本さんの強い想いが感じられます。卵料理は目玉焼き、だし巻き玉子、オムレツから選ぶことができるのが嬉しいです。使用している卵は、相模原の平飼い卵。だし巻き卵はみずみずしく、口の中でぷりっと弾ける食感がなんとも幸せです。美しいフォルムから心が弾むオムレツ。ゆっくりと箸をいれ、ふわっとした感触を確かめながら口へ運びます。卵が固まるギリギリの火入れの妙で、なめらかに溶けていく贅沢な味わいに心酔します。おいしいのはもちろん、美しくて栄養満点の一膳ではじまる一日を「朝も夜も変わらず、アミノ酸やビタミンなど栄養面を考えた献立をつくっています。その中でも朝食にこだわる理由は、大切な一日のはじまりだから。」と松本さん。季節によって料理は変わりますが、ご飯とお味噌汁で必須アミノ酸をすべて摂取する、というスタイルは変わらないそう。「料理長になり原点回帰し、自分の頭で考えてつくる料理は本当に楽しい」と、家に帰らず料理の研究をしている日もあるほど、心から楽しんで料理と向き合っている姿が印象的でした。栄養バランスに優れた新しい料理と出会い、細胞から生まれ変わるような体験ができる【凛門】で、あなたも新しい一日をはじめてみては。凛門【エリア】小田原/南足柄【ジャンル】和食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】20,001円~30,000円【アクセス】根府川駅
2021年12月07日広東料理の真髄、それは受け継がれてきた調理技術16歳のときに、料理人の道に入り、以来62年広東料理一筋の譚彦彬シェフ。戦時中に生まれ、戦後復興期、バブル景気、リーマンショック、コロナ禍と、激動の時代を料理人として生きてきました。【赤坂璃宮】をつくり、25年という節目を迎えた今、ずっと変わらないのは、「本場に負けない広東料理をつくりたい」という思いだと振り返ります。「オープン当時は、本場そのものの料理を出しても、お客様に受け入れていただけないこともありました。そこで、日本人の方にも喜んでもらえるように、四季折々の日本食材を取り入れ、自分なりに”うまい”と思う食材を組み合わせて、創意工夫を重ねてオリジナルの料理もたくさん作りました。そうした料理を、”これは、広東料理じゃないよ”って言う人もいたけれど、私は、こうした料理も正真正銘の広東料理だと胸を張れます。そもそも、料理というものは日々進化するもの。どんなジャンルでもその時代のシェフたちが創意工夫を凝らして積み上げて作られていくものですから」と話してくれました。【赤坂璃宮 銀座店】店内広東料理とは何か。その質問を自分なりに突き詰め、辿り着いた答えは、広東料理独特の調理技法にその真髄があるということでした。日本の食材を使ったり、組み合わせる食材や調味料は独自で編み出したものだけれど、基本の調理技法は頑なに守る。それが譚流なのです。「大きな鍋で一気に香りをたたせて炒めたり、蒸しあげたり、乾貨を伝統的な手法で戻して味を出したりという独自の技法があります。味の要となるスープなども本場同様に手間をかけてつくります。そうした広東料理の基本は崩しません」ここで少し、広東料理の調理技術の幅広さをご紹介しましょう。まず、はずせないのが「炒(チャオ)」。読んで字のごとく炒め物ですが、炒を制すれば一人前。そう言われるほど、最も重きを置かれる技術です。しかも、この「炒」も一筋縄ではいかないのです。「油泡」「清炒」「炒」「煎」「爆」など、炎の扱い方、炒め方が違う技術が多数存在。一瞬の火の入り具合の見極め方を会得するのはなかなか難しいといいます。『広東名菜 赤坂璃宮 譚彦彬の味』より。ハタの炒め物は「油泡」で「油泡」は、副菜などは加えず主となる食材のみ優しく炒める手法。「清炒」は野菜や魚介などをシンプルに塩で炒めること。さらに「煎」は、少量の油で食材の両面を炒り焼きにすることを言い、太刀魚などの魚、牛肉など厚みのある食材を焼く際に用いることが多い技法です。広東料理の味のベースとなるスープ「湯」も、「頂湯」「上湯」「二湯」「例湯」と、実にさまざまな種類があります。「頂湯」は、広東料理でも最上級のスープのこと。あらかじめとっておいた上湯に、豚肉と丸鶏、金華ハムを加え、6時間蒸籠で蒸した黄金のスープです。一方、「二湯」は上湯をとった残りのガラに、豚スネ肉、丸鶏などを加えて6時間ほど炊いた、炒め物からカジュアルなスープにまで幅広く使う万能調味料的なスープ。「例湯」は、食材を水から煮込み、その食材の旨みと味わいでスープにするレストランの日替わりスープを指します。また、スープは、広東料理の華である乾貨を代表するフカヒレなどにも使われます。戻したフカヒレにじっくりと時間をかけてスープの旨み吸わせて味を凝縮した味わいは、広東料理ならではの美味です。『広東名菜 赤坂璃宮 譚彦彬の味』より、『フカヒレの煮込み』。黄金色に輝く太い繊維質の魚翅を麺の如く味わうのが、広東料理ならではほかにも、「蒸(蒸す)」「炸(揚げる)」「白灼(湯引き)」「拌(和え物)」など、さまざまな調理法がありますが、それは、『広東名菜赤坂璃宮譚彦彬』をぜひご覧ください。中国料理の技法の幅広さに触れられると共に、それぞれの調理法にプロならではの丁寧な下拵えと、それぞれの調理のコツ・技法がレシピとして掲載されています。さて、最後に譚さんが、特別に家庭でも比較的に簡単にできる炒め物1品を本から紹介してくれました。この、『豚バラ肉とネギ生姜の炒め物』は「爆」と呼ばれる炒め方で調理します。「爆」は、強火で瞬時に炒める調理法のこと。素材の食感や持ち味を損なわぬよう、強火でスピーディに炒めてください。そして、炒める前の下味をつける行程など、手順を省かずに、丁寧につくることが、プロの味に近づく秘訣です。赤坂璃宮人気の一品!『豚バラ肉とネギ生姜の炒め物』『豚バラ肉とネギ生姜の炒め物』。家で作る場合は、何度も挑戦して、炒め方を研究してみよう材料材料(3人分)豚バラ肉(3cmの短冊切り)250gしょうがスライス6枚長ネギ(3cm 幅に切る)12切れ[豚肉の下味用A]溶き卵大さじ1醤油小さじ1胡椒 少々片栗粉 少々ピーナッツ油 大さじ2[合わせ調味料B]二湯(なければ水)大さじ1醤油 大さじ1/2砂糖 小さじ1/3コショウ少々片栗粉少々ピーナッツ油大さじ2塩漬け生胡椒小さじ1紹興酒 大さじ1ゴマ油小さじ1作り方1. 豚バラ肉はボウルに入れ、A のピーナッツ油以外の材料を加えてもみ込み、下味をつける。次にA のピーナッツ油を回し入れてさらに混ぜる。2. 180℃に熱した揚げ油で、ショウガをさっと揚げる。続けて1 も、八分通り火が入るように油通しする。ザルにあけ、余分な油を切る。3. B をよく混ぜておく。4. よく熱した鍋にピーナッツ油を入れ、長ネギを焼く。色づいたら2 のショウガと塩漬け生胡椒を炒めて香りをたたせ、2 の豚バラ肉を加える。5. 紹興酒を入れてさっと炒め合わせ、3 を加えて炒め、仕上げにゴマ油を振り入れる。赤坂璃宮銀座店【エリア】銀座【ジャンル】広東・香港料理【ランチ平均予算】3000円【ディナー平均予算】12000円【アクセス】銀座駅 徒歩3分『広東名菜 赤坂璃宮譚彦彬の味』詳細料理人人生60年を超えてもなお、進化し続けている譚彦彬氏、集大成の一冊。譚氏は広東料理の第一人者であり、数々の名作料理を生み出してきました。氏が総料理長を務める「赤坂璃宮」は今年10月、25周年を迎え、それを記念する本書では、半生を振り返る自伝を掲載。調理技法別に構成され、美しく迫力ある料理写真とともに料理レシピ85品を掲載しています。『広東名菜 赤坂璃宮譚彦彬の味』6,930円/世界文化社刊
2021年12月05日日本橋【たいめいけん】富ヶ谷【関口亭】銀座【銀座古川】新富【448LIBERMENT】赤坂【西洋御料理東洋軒】日本橋【たいめいけん】初代の味と料理への思いが生き続ける、昔ながらの洋食メニュー昭和初期を思わせるレトロな雰囲気は、伝統の洋食を楽しむのにピッタリ東京メトロ「三越前駅」から徒歩1分。老舗洋食店【たいめいけん】は、昭和6年の創業以来、親子3代で日本の洋食を牽引してきました。赤煉瓦が印象的な店先では、3代目シェフの等身大パネルがお出迎え。ブラウンと白を組み合わせたレトロモダンな店内に足を踏み入れると、まるで昭和にタイムスリップしたようです。長時間煮込んで旨みを凝縮させた『ビーフシチュー』2,780円戦後貧しい時代の日本人に向け、心を込めてつくられた洋食。そんなルーツを持つ【たいめいけん】の料理はどれもおいしく、多くのファンから愛され続けています。オススメの『ビーフシチュー』は、1週間も煮込んで丁寧につくられる逸品。濃厚でコク深いデミグラスソースとやわらかなバラ肉に、思わず笑顔がこぼれます。たいめいけん【エリア】三越前【ジャンル】洋食【ランチ平均予算】1500円【ディナー平均予算】2000円【アクセス】三越前駅 徒歩1分富ヶ谷【関口亭】家庭でつくれる洋食を、一味違ったおいしさで提供する“街の洋食屋さん”アットホームで温かみのある店内は、笑顔が絶えないくつろぎの空間東京メトロ「代々木公園駅」から徒歩1分の【関口亭】は、おいしい料理と憩いを求めて人々が集う老舗洋食店。フレンチや中華、和食といった、さまざまなジャンルで経験を積んだシェフが、日本人の口に合う洋食を振る舞います。「赤白のギンガムチェック」のテーブルクロスは、昔ながらの洋食屋さんのイメージでオシャレ。和風とデミグラスから好みのソースを選べる人気メニュー『ハンバーグステーキ』2,100円先代が確立した「和洋が調和する独自の洋食」を、日本の文化として浸透させるために挑戦し続ける【関口亭】。日本人向けの洋食として味噌や醤油を隠し味に使い、口に入れたときの安心感がゲストを笑顔にします。ふんわりと大きめの『ハンバーグステーキ』は、看板メニューの一つ。ご飯や味噌汁と一緒にいただきましょう。関口亭【エリア】新宿南口/代々木【ジャンル】洋食【ランチ平均予算】1000円【ディナー平均予算】3000円【アクセス】代々木公園駅 徒歩1分銀座【銀座古川】一流の修業経験からうまれた最高級の洋食を、銀座で味わうという贅沢大人がくつろぐのにふさわしい、落ち着いた雰囲気のインテリア洋食の名店【銀座古川】は、東京メトロ各線「銀座駅」より徒歩1分の場所にあるカレーとシチューの専門店。創業者同様に帝国ホテルで修業を重ねたその息子が、2代目として父親の味を守り続けています。白と黒を基調としたシックな店内を、優しい光の照明やアーティスティックな絵画が居心地の良い空間に演出。2本の直立した海老フライが印象的な『海老フライとドライピラフ クリームカレー添え』2,700円上質な素材を使って丁寧につくり込まれた料理は、定番メニューであっても【銀座古川】クオリティの特別な味に仕上がります。『海老フライとドライピラフ クリームカレー添え』の斬新な盛り付けは必見。36種のスパイスを使ったカレーが添えられ、2通りの味を楽しめます。水の代わりにアイスティーが提供されるのも魅力。銀座古川【エリア】銀座【ジャンル】洋食【ランチ平均予算】1800円【ディナー平均予算】3000円【アクセス】銀座駅 徒歩1分新富【448LIBERMENT】本場で培ったフレンチの技が活きる「懐かしくて新しい洋食」ウッディーでリラックスできる雰囲気の中、肩肘張らずに本格料理に舌鼓東京メトロ「新富町駅」から徒歩3分の【448LIBERMENT】は、洋食の定番メニューや素朴なフランス料理を味わえるお店。「自由に」を意味する店名「LIBERMENT」には、「食べたいものをつくる」という思いが込められています。木の温もりが溢れる店内で、気軽に一流の味を楽しめるのはうれしいですね。寄せ木細工の箱に入った付け合わせがオシャレな『ビーフカレー』1,200円本格料理から懐かしさを感じる家庭料理まで、幅広く取り揃った【448LIBERMENT】のメニュー。「懐かしい」「再構築」「自由気まま」の3つのコンセプトごとに展開されているので、好みや気分にピッタリの一品を選べます。自家製のコンソメスープで煮込んだ『ビーフカレー』は、深いコクがたまらない逸品です。448LIBERMENT【エリア】八丁堀【ジャンル】洋食【ランチ平均予算】1200円【ディナー平均予算】4000円【アクセス】新富町駅 徒歩3分赤坂【西洋御料理東洋軒】“天皇の料理番”を筆頭に名だたる料理長を次々と輩出した、洋食の名店シンプルなデザインのメインダイニングは、天井が高く開放感が心地良い牛鍋屋【今福】を愛した歴代の閣僚にすすめられ、その隣に洋食店として明治30年に開業したのが【東洋軒】の始まりです。現在は移転して、三重県に本店、東京メトロ「赤坂見附駅」から徒歩1分の元赤坂に【西洋御料理東洋軒】があります。店内はモノトーンでまとめられ、ゆっくりくつろげる落ち着いた雰囲気です。A5ランク松阪牛と黒豚を絶妙にブレンドした『メンチカツ』受け継いだ伝統を大切にしつつ、時代とともに進化を続ける【東洋軒】の料理。厳選食材を使って、常に最高級の洋食を提供しています。中でもとりわけ松阪牛を使った料理が豊富に取り揃っていて、パン粉や揚げ油にまでこだわった『メンチカツ』は自慢の逸品。ソムリエが選んだワインと一緒に楽しんでみてはいかがでしょう。西洋御料理東洋軒【エリア】赤坂【ジャンル】洋食【ランチ平均予算】6000円【ディナー平均予算】15000円【アクセス】赤坂見附駅 徒歩1分
2021年12月04日