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やなせたかしさんと妻の暢さん。91年に天皇皇后両陛下主催の園遊会に出席(写真提供:やなせスタジオ)【前編】やなせたかしさん&暢さん 穴あき共同トイレにも大喜び! 国民的漫画家を後押しした“はちきん妻”の素顔から続く両親との別離、飢えに苦しめられた戦場の経験、愛する弟の戦死――幾重もの喪失を抱えたやなせさんは、戦後に就職した高知新聞社で妻の暢(のぶ)さんと出会った。やなせさんは彼女の後を追うようにして上京、そして’49年に結婚。’53年には三越の宣伝部を退職し、34歳にしてとうとう漫画家として独立を果たしたやなせさん。自身の器用さが災いして代表作に恵まれない時期が長く続いたが、’73年に発表した『あんぱんまん』が大きな転機をもたらすことになる。やなせさんの元秘書・越尾正子さん、彼の伝記を著した梯久美子さん、かつて親交があった漫画家・里中満智子さん。複数の証言から浮かび上がるやなせ夫妻の姿とは――。■最晩年の妻に振る舞った思い出のカツ丼作曲家のいずみたくさんに「『あんぱんまん』でミュージカルをやろうよ」と声をかけられた。’76年に始まったこのミュージカルは子供たちに大好評、ロングランに。「敵役が足りない」ということで、ばいきんまんもここで誕生した。すると出版社からも依頼が続き、’83年から’85年にかけて『アンパンマン・ミニ・ブックス』を25冊刊行。’88年にはアニメ『それいけ!アンパンマン』(日本テレビ系)が放送開始されたのだった。69歳にして、とうとうヒット作を生み出したやなせさん。しかしこのころ、はた目から見てもふさぎ込むことが多かったという。その異変に気付いたのは、漫画家の里中満智子さん(77)だった。「日本漫画家協会の理事会のとき、ずっとうつむいてぐったりされていたんです。ご気分がすぐれないのかと思って、会が終わって帰るとき、お声がけしたんです」立ち話だったが、やなせさんはせきを切ったように不安を吐露した。「実は妻が……。妻がいないと生きていけない。どうしたらいいのかわからないんだ」暢さんが乳がんに侵されていたのだ。肝臓にも転移しており、余命3カ月だと伝えられていた。里中さんは言う。「希望を失っていたようでしたが、私が『やなせ先生、私も子宮がんだったんですよ。でも、今はピンピンしているでしょう』と言うと、先生は『え、君、がんだったの』って、この日、初めて顔を上げたんです」里中さんは急いで自宅に帰り、何枚ものA4用紙に自身が受けた治療や食生活の改善について書いてファクスで送った。「すぐに先生から電話がかかってきて『これを全部やるよ』と、前向きになってくださったのです」闘病中でも暢さんは気丈に振る舞っていたと、越尾さんが語る。「先生には仕事に集中してもらいたかったのでしょう。『苦しい』『つらい』という言葉は一切聞いたことがありませんでした」暢さんは自分が死んだ後、誰が夫を世話してくれるのかが不安で、越尾さんには何度も「辞めないでね」とお願いしていたという。「アニメがヒットしましたが、奥さんは『人気なんていつなくなるかわからないのよ。将来、仕事がなくなるかもしれない。そうなったらあなたから“色くらいなら、私も塗れます”って言ってね。何度もしつこく、あなたから言ってね』と、ご自分の体はつらいのに、先生の心配ばかりで……」いっときは35キロほどにまで減ってしまった暢さんの体重も徐々に戻りはじめ、休んでいた茶道の師範の仕事を再開することも考えるほどだった。やなせさんに勲四等瑞宝章が贈られたのは’91年のことだった。「ふだんは表舞台に出ない暢さんですが、夫婦で出席されました。先生としては長い間2人で歩んできたからこその受勲だという思いだったはずです」(越尾さん)その後の『アンパンマンの勲章を見る会』のパーティでは、アンパンマン・カーに乗ってやなせさんが登場。いつもはパーティに出席したがらない暢さんも「こんな面白いパーティは初めて」と感激し、喜びを夫婦で分かち合った。暢さんは’93年に入り、体調が悪化するなかでも、やなせさんとの穏やかな日常に小さな幸せを見いだしていった。最晩年のあるとき、暢さんはうれしそうに、越尾さんにこう話した。「昨日は、主人がカツ丼を作ってくれたのよ。すごく美味しくてね。“花婿修業”をしているのよ」そのときよみがえったのは、まだ漫画家として代表作のない時代、働く暢さんのために、やなせさんが用意してくれたトンカツの懐かしい味だったに違いない。やなせさんと過ごした幾多の思い出とともに、暢さんは’93年11月、75歳でこの世を去った。病院に駆けつけたやなせさんは涙をこらえて、暢さんとお別れしたという。余命3カ月と宣告されたにもかかわらず、5年も長く生きることができた。後にやなせさんは里中さんにこう語った。「がんがわかってからの5年が、結婚してから夫婦でいちばん充実した時間だったよ」アンパンマンに登場する好奇心いっぱいで天真爛漫なドキンちゃんの名前は、「胸がドキドキする」と「バイキン」が由来になっている。キャラクターは暢さんの明るい性格に似ているという。彼女はその最期に至るまで、やなせさんの希望となり、心臓を高鳴らせ続けたのだ。■最期の言葉は「オブちゃん、ありがとう、ありがとう」「黙々と仕事をしていました。それを見るのもつらい部分があったのですが、変になぐさめることもできず、黙って見守るしかありませんでした」(越尾さん)やなせさんは暢さんの死後、憔悴して一時的に体重が落ちたが、3カ月ほどすると、気持ちを整理し、精力的に仕事を始めた。そんなある日、里中さんにやなせさんからこんな電話があった。「アンパンマンがヒットして、お金が入ってきちゃうんだ。楽しく使っちゃおうと思って、高知にアンパンマンミュージアムを建てるんだけど、あんなところにわざわざ人が来てくれるのかわからない。事業に失敗して貧乏になったらごはんをおごってね」やなせさんと暢さんは子供に恵まれなかったため、アンパンマンがわが子のような存在だった。「その“アンパンマンの家”を、故郷に建てたいという思いだったのでしょう」(梯さん)やなせさんの心配は杞憂に終わり、’96年にオープンした「やなせたかし記念館アンパンマンミュージアム」は、わずか49日で来場者10万人を突破した。生涯を通じて、楽しいことを企画し、みんなを喜ばせ続けたやなせさん。東日本大震災が発生した後は92歳の高齢にもかかわらず、チャリティ活動に尽力していた。ほどなくして膀胱がんを患ったやなせさんは、’13年に入ると入退院を繰り返すようになり、同年10月13日に永眠。94歳だった。「最期の言葉は『神様仏様、ありがとう、ありがとう。お父さんお母さん、ありがとう、ありがとう。オブちゃん、千尋、ありがとう、ありがとう。みなさん、ありがとう、ありがとう』でした」(越尾さん)今、やなせさんと暢さんはアンパンマンミュージアムから車で5分ほどの場所にある墓地で眠っている。そこには、アンパンマンやばいきんまんの石碑も配されており、公園にもなっている敷地内には、朴の木が2本寄り添って立っている。まるで公園で遊ぶ子供たちを優しく見守る、仲むつまじい夫婦のように――。(取材・文:小野建史)参考文献:梯久美子『やなせたかしの生涯アンパンマンとぼく』(文藝春秋)
2025年04月20日3月31日をもって解散が発表されたKAT-TUN。結成当初は亀梨和也(39)、赤西仁(40)、田中聖(39)、上田竜也(41)、中丸雄一(41)という6人でのスタートだったが、途中メンバーの脱退が相次ぎ、解散時には3人体制となっていた。今回の解散発表を受け、ショックを受けたファンも多いのではないだろうか。ただ、最後まで残った亀梨、上田、中丸の3人は解散発表以前からそれぞれ個人で活動しており、今後も全員がソロ活動を継続する。また、途中脱退したメンバーに関しても現在さまざまな分野で活動中だ。そこで本誌はWEBアンケートツール「Freeasy」にて、事前アンケートで旧ジャニーズ事務所について「好き」「まあ好き」と回答した20~70歳の男女500人を対象に「解散後も成功すると思うメンバー」についてアンケート調査を実施した。まず、圧倒的な得票数で、見事第1位に輝いたのはマルチな活躍を見せる亀梨和也(318票)。歌だけでなく、数々のドラマやCMにも出演している亀梨。主演を務めたドラマ『野ブタ。をプロデュース』(日本テレビ系)では、共演の山下智久(39)と限定ユニット・修二と彰を結成。同ユニットによる楽曲「青春アミーゴ」はミリオンセラーとなり、俳優・アーティストとして確かな実績を残している。また野球好きとしても知られている亀梨は、スポーツニュース番組『Going!Sports&News』(日本テレビ系)でスポーツキャスターを担当。2023年3月のWBCでは、日本メディア代表として大谷翔平選手(29)にインタビューしたことも。じつは亀梨はWBC以前から大谷選手と交流があり、「『今度、草野球しましょう』なんて連絡くださった」と誘いを受けたことがあると明かしている。《色々な分野で活躍してるイメージだから》《野球界にも精通しているから》《歌だけでなく、お芝居やスポーツキャスターもできるから》続いて、第2位に選ばれたのは真面目な努力家・上田竜也(51票)。上田のストイックさを評価する声は、業界内でも多くあがっている。舞台『破門フェデリコ~くたばれ!十字軍~』の初日前会見で、主演の佐々木蔵之介(57)は上田について、「ちょっとヤンチャなイメージがあったんですけど、稽古場ですごく真面目に人の言うことを聞くんですよね」と見た目とのギャップに驚いたことを明かしている。また上田といえば、スポーツバラエティ番組『炎の体育会TV』にレギュラー出演するなど体育会系の一面も。なかでも2007年から続けているというボクシングの実力はかなりのもので、同番組内で対決した元世界王者の内藤大助(50)も「本当に強かった」と称賛している。《見た目によらず問題を起こさないから。運動神経がいいからスポーツ系でも活躍できそう》《見た目とは違いとても真面目そうだから、頑張って欲しい》《不良っぽいけれど強い信念がある》第3位は、海外でも人気を誇る赤西仁(45票)。ソロ活動に専念するため、2010年にKAT-TUNを脱退した赤西。自身で作詞・作曲も手掛けるほかセルフプロデュースにも長けており、脱退後も精力的に活動を続けている。2015年には、中国の文化アワードで日本人歌手初となる「アジア人気アーティスト賞」と「年度音楽大賞」を受賞した。また赤西はKAT-TUN在籍時代、ドラマ『ごくせん』(日本テレビ系)や『有閑倶楽部』(日本テレビ系)などで俳優としても活躍。2025年10月配信予定のNetflixドラマ『匿名の恋人たち』に出演することも決まっている。日本ドラマへの出演は17年ぶりとなる赤西の演技にも注目したい。《セルフプロデュースがうまいから》《今もすでにライブをマイペースでやり、Netflixのドラマも決まっているから》《脱退についても本人の意思で、自分の叶えたい目標のために常に努力しているイメージ》第4位は2016年にグループを脱退した田口淳之介(26票)。脱退後の2017年にソロでメジャーデビューを果たしたが、2019年5月に大麻取締法違反の疑いで逮捕されてしまった田口。同年12月に活動再開すると、現在はプロの雀士や飲食業、歌手、タレントなどマルチに活躍している。特に飲食業においては、2024年7月にオープンした新宿のショークラブ「A-MEN’S TOKYO」のプロデューサーに就任。8月には自身がプロデュースした「イケメンカフェ!Junno’s Table」を渋谷にオープンさせるなど、その商才が注目されているようだ。《ホストやショークラブなど何かと話題になっているので》《ファンクラブが今も続いている》《飲食店の経営をしているから》そして、第5位にランクインしたのは、なんと中丸雄一(25票)。「不倫騒動」があったとはいえ、逮捕された田口を下回るという結果に。2024年8月に『週刊文春』で女性問題が報じられると同時に、活動を自粛していた中丸。今年1月3日に活動再開を発表しているのだが、騒動以降レギュラーを務めていた『シューイチ』(日本テレビ系)への出演はなく、未だにテレビ復帰の目途は立っていない状況だ。とはいえ、アンケートでは漫画家や俳優、コメンテーターなど幅広い分野で活躍する中丸の才能を絶賛するファンが多かった。《司会業などもうまいので》《バラエティー・クイズ番組などどんな番組でもやっていける》《漫画が書けるなど、バラエティに富んだ才能》第6位は田中聖(15票)。2013年9月、旧ジャニーズ事務所から《度重なるルール違反行為があった》として専属契約を解除され、グループを脱退した田中。脱退後はバンド活動などを続けていたが、2017年に大麻取締法違反で現行犯逮捕され、活動を休止した。その際は不起訴処分となったものの、5年後の2022年2月24日には覚醒剤取締法違反(所持)の容疑で逮捕され、さらに3月17日には覚醒剤取締法違反(使用)の疑いで再逮捕。その後、2度にわたる覚醒剤取締法違反で、2023年12月に懲役計2年8カ月の実刑が確定し、ついに収監となった。現在は服役中の田中だが、収監直前の昨年2月、Addiction Reporの独占インタビューに応じた際、出所後は薬物依存症の啓蒙活動をしたいと明かし、音楽活動にも意欲を見せていた。ジャニーズ退所後も精力的に音楽に取り組んできた田中だけに、アンケートではアーティストとしての能力を評価する声が寄せられた。《歌が上手いから》《パフォーマンスにエネルギーがある》《グループに一人こういう人がいると躍動感が出る》
2025年04月20日アトリエでのやなせさん(写真提供:やなせスタジオ)現在放送中のNHK連続テレビ小説『あんぱん』。ドラマは、漫画家やなせたかしさんとその妻・暢(のぶ)さんの生涯がモデルだ。激しい雷雨に「もっと鳴れ!」と叫び、屋根に穴が開いた共同トイレにも「星空がきれい」と大興奮。天真爛漫な暢さんは、穏やかなやなせさんの背中を常に押し続けてきた。やなせさんの元秘書、編集者時代の愛弟子、親交のあった漫画家。複数の証言で浮かび上がる2人の愛の軌跡とは――。■いきなり銀行通帳と実印が入った金庫番号を手渡し――東京都新宿区にある「やなせスタジオ」の応接室の壁面には、額装されたアンパンマンの絵や掛け時計、棚には数々のキャラクターグッズが並べられ、作者のやなせたかしさんの息づかいを感じる。「グッズは増えていく一方です。それだけ愛されているキャラクターですから」部屋の一角の、香炉の前に置かれたやなせさんの遺影を見やるのは、やなせスタジオ代表の越尾正子さん(77)だ。やなせさんと妻の暢さんをモデルに描かれる今田美桜主演のNHK連続テレビ小説『あんぱん』に、越尾さんも期待を寄せているという。「先生はこれまでもいろんなメディアでとりあげられていますが、奥さんは“社長夫人がいたらみんなが遠慮するから”と、自宅マンションの階下にある仕事場にも、滅多に顔を出さないほどでした。でも大正、昭和、平成を生きてきた柳瀬暢という一人の女性の人生はとても興味深いものだと、以前からずっと思っていたんです。まさか朝ドラになるとは……」越尾さんがやなせさんの秘書を勤めることになるきっかけには、暢さん特有の決断力があった。「私が40代半ばで仕事を辞めたとき、ちょうどやなせスタジオでスタッフを探していて、奥さんに『だったら、うちに来ない?』って誘われたのです」すると、いきなり銀行通帳や実印が保管されている金庫の番号と鍵の置き場所などを伝えられた。「もともと奥さんは私のお茶の先生で、たしかに長い知り合いではありました。しかし戸惑いを隠せず、『私が悪人だったら、どうするんですか?』と聞くと、奥さんは『自分に見る目がなかったとあきらめるしかないわね』って笑っていました」暢さんのきっぱりとした人物像を象徴するエピソードだ。「体は小柄で華奢ですが、内面は先生の故郷・高知県で、男まさりの女性を表す“はちきん”そのものです」一方、やなせさんは常に穏やかで誰にでも優しかった。やなせさんが編集長を務めた『詩とメルヘン』(サンリオ)の元スタッフで、評伝『やなせたかしの生涯アンパンマンとぼく』(文藝春秋)を上梓したばかりのノンフィクション作家・梯久美子さんが語る。「私がサンリオを退社してフリーランスになったとき、独身女性という理由で賃貸物件の契約更新ができず、住むところを探していたんです。すると、先生は住まいとスタジオのあるマンションに、書庫として借りていた10坪ほどのワンルームを空けてくださったんです。先生自らトイレ掃除までしてくださって……」やなせさんの生涯には、高知から上京するとき、会社を辞めて漫画家として独立するときなど、多くの人生の転機があった。そのたびに彼の背中を押してくれたのは、暢さんの潔さだったという。“やなせたかし”の誕生の陰には、彼を生涯にわたって牽引し続けたひとりの女性がいた――。■「勝ち負けで逆転してしまう正義は、本当の正義ではない」やなせたかしさんこと柳瀬嵩さんは、’19年2月6日に生まれ、高知県の在所村で育った。「幼少時代は、家族との別れが続きました。5歳のとき、朝日新聞の広東特派員として中国に単身赴任していた父が厦門で死亡。弟の千尋さんは医師だった父方の伯父夫婦に養子として引き取られたのです」(梯さん、以下同)小学2年生のころには、母が再婚するため、やなせさんもまた伯父夫婦の元へ。「母との別れ際、白いパラソルをさして去っていく後ろ姿を、いつまでも見つめていたそうです」やなせさんは、経済的には不自由のない生活を送ることができたが、母のぬくもりを感じることができなかった。「大きな欠落、孤独を抱えていました。その幼少期の寂しさを埋めてくれたのが物語や絵。布団の中にも本を持ち込むほどでした」画力を生かすため、一浪の末、高知から上京して東京高等工芸学校工芸図案科へ進み、卒業後は製薬会社の宣伝部で活躍。しかし1年後の’41年に召集令状が届いた。戦況が悪化した’44年、やなせさんは中国の前線へ送り出されることに。輸送船に乗せられて福州(現在の福建省福州市)へ行き、米軍を迎え撃つはずだった。かつて梯さんは、やなせさんとの対談企画で、初めて本人の口から戦争の話を聞いたという。「先生の部隊がいた福州に、結局、米軍はやって来ませんでした。上海への移動命令が出て、先生たちは1千キロを行軍することになったといいます。待ち伏せする中国兵と交戦して、戦友の死にも直面。また上海に到着後にはマラリアに感染し死線をさまよったことも……」だが、何よりもやなせさんを苦しめたのは、強烈な飢えだった。「食事は、飯粒がお湯に浮かんだうすいおかゆだけ。野草やたんぽぽ、茶を飲んだ後に出る茶がらなど、口に入るものは何でも食べて、飢えをしのいだそうです」やなせさんたちの部隊が上海決戦に臨む前に日本は敗戦。ようやく’46年1月に帰国した彼を待ち受けていたのは、最愛の弟が戦死したという知らせだった。「戦争で生き残った人たち同様、先生もまた、死者に報いるため、どのように生きていくべきか、自分に問い続けたはずです」終戦によって価値観が一変したことに、戸惑いを隠せなかった。日本は正義のために戦ったわけではなく、中国人を虐げる存在だったと、教師も政治家もメディアも論調をがらりと変えたのだ。「戦争の勝ち負けで逆転してしまう正義は、本当の正義ではないと思い知ったといいます。そんなとき、空襲で焼かれた町で廃品回収していると、ある光景を目にしました。それは自分は食べずに子供に食べ物を与える親の姿、そして子供同士が一つの握り飯を分け合う姿でした」その体験は数十年後、自らの顔を飢えた人に分け与えるアンパンマンというキャラクターを生む要因のひとつになる。■上京後に暮らし始めた6畳一間のボロアパートに大興奮’46年、やなせさんは27歳のときに高知新聞社に就職。焼け残った古い建物の、部屋の一角をベニヤ板で囲った小さなスペースが配属された『月刊高知』編集部だった。「向かいの席に座っていた女性が暢さんでした。’18年生まれで先生より1歳上ですが、先生は早生まれなので学年は同じでした」暢さんの性格は、その当時から豪胆で活発だったという。「仕事中に激しい雷雨になったとき、稲光に向かって『もっと鳴れ!』とうれしそうに叫ぶ姿が、先生の印象に残ったといいます。雑誌広告の掲載料の集金も部員の仕事でしたが、暢さんが行くと、女だからとばかにされてなかなかお金を払ってくれない。そんなときはハンドバッグを投げつけて『払いなさい!』とたんかを切って、相手に払わせたそうです」暢さんが、やなせさんを含めた編集部の男性3人にまじって、東京へ取材旅行したときのことだ。取材を終えて高知に帰るとき、一行は東京の闇市で入手したおでんを楽しんだ。「ところが男性3人は、ちくわや卵などのおでんダネにあたって食中毒になったのです。暢さんだけ無事だったのは、当時は入手困難だったタネを男性陣に食べさせたいと思い、自分は大根しか食べなかったからだったといいます」一人無事だった暢さんが、献身的に看病にあたることに。やなせさんは、暢さんのふだんの気の強さとのギャップに、いっそうひかれるようになり、ある取材の帰り道に思わずキスしてしまったという。そこから2人の交際が始まった。『月刊高知』の編集部で働き始めて1年後の’47年、やなせさんは漫画家になる夢を捨てきれず、新聞社をやめて上京するかどうか、逡巡していた。「その様子を見た暢さんは『先に東京に行って待ってるわ』と、さっさと転職先を決めて上京してしまいます。半年後に先生が彼女を追いかけることになるのですが、先生の人生の大きな決断は、こんなふうに暢さんがしていることが多いんです」暢さんの下宿先に転がり込み、やなせさんは東京で貧乏暮らしを始めた。そんな2人の心の支えは高さ30センチほどの大きなジャム缶。戦後、暢さんが配給を受けたもので、それさえあれば1週間は食いつなげると考えたのだ。「“ジャム缶大明神”と名付け、いざというときのお守り代わりにしていたといいます」貧窮のなかでも、光を見つけ、幸運に感じられる暢さんの楽天性にやなせさんは幾度も助けられたという。やなせさんは三越の宣伝部に就職して’49年に結婚。暢さんの下宿先を出ようとアパートを探したときのことだった。「ようやく6畳一間のアパートが見つかったものの、共同トイレの屋根は穴が開いて空が丸見えだったのです。それでも暢さんは『雨の日は傘をさせばいいし、晴れた日は星空がきれい。こんな暮らしがしてみたかったの』と面白がっていたそうです」やなせさんは三越の宣伝部で現在でも使用される包装紙のデザインに関わるなど活躍。新聞や雑誌に掲載する漫画の原稿料は三越の給料の3倍を超えるようになり、34歳のときに独立を決意した。「42坪の借地に、夫婦でためた資金で小さな家を建てたのもこのころ。安定した収入を捨てることに不安はあったはずですが、『もし仕事がなければ、私が食べさせてあげるわ』と、ここでも暢さんが背中を押します。先生の才能を誰よりも信じていたのでしょう」2人の関係は、当時の夫婦としては珍しかったのではないかと語るのは、やなせスタジオ代表の越尾さんだ。「奥さんがお仕事で、先生が家でお留守番のときもありました。一般的な大正生まれの男性なら自分で買い物をして食事の用意をすることなんて考えもしないはずです。でも晩年の奥さんが、うれしそうにこう話していたんです。『主人が近くのお肉屋さんへトンカツを買いに行って、ごはんを用意して待ってくれていたことがあったの。お肉屋さんの店主も“ほかの男と違い、見どころがある。一流の人になる”と感心していたのよ』と」やなせさんは暢さんのことを“オブちゃん”と呼んでいた。やなせさんは自分の漫画だけではなく、イラストや大物漫画家の原稿が間に合わなかったときの穴埋め原稿など幅広く仕事を受け、やがて“困ったときのやなせさん”とまで言われるように。しかしその器用さが災いして、ヒット作や漫画家として代表するキャラクターに恵まれないことで悩んでいた。そんな時期、フレーベル館から絵本を依頼されて描き上げたのが絵本『あんぱんまん』(’73年)だった。「’67年から’70年にかけて、ナイジェリアで内戦が続き、飢餓に苦しむ子供の映像がニュースで報道されたことも、『あんぱんまん』誕生に無関係ではなかったと思います」(梯さん)飢えに苦しむ人がいれば、身を犠牲にしてでも食糧を分け与えることが、本当の正義だという信念があった。「でも、当時のアンパンマンはマントがボロボロで、手足も長くてあまりかわいらしくもなく、かっこいいヒーローでもありませんでした。ましてや顔を人に食べさせることから、残酷、グロテスクと大人から非難されたのです」(梯さん)ところが子供たちの受け止め方はまったく違った。【後編】「妻がいないと生きていけない」やなせたかしさん『アンパンマン』大ヒットの陰にあった愛妻の余命3カ月がん宣告へ続く(取材・文:小野建史)参考文献:梯久美子『やなせたかしの生涯アンパンマンとぼく』(文藝春秋)
2025年04月20日昨年末より「フジテレビ問題」が世間を賑わせている。現在のフジは世間から厳しい目を向けられているが、1980年代から90年代ごろのフジテレビは間違いなく「黄金期」だった。「楽しくなければテレビじゃない」というスローガンのもと、オリジナリティのあるバラエティやドラマを次々と世に送り出し、軒並み大ヒット。1982年に年間視聴率三冠王を初めて獲得すると、その後1993年までの12年間にわたってトップに君臨し続けた。フジ黄金期のバラエティ番組は、それまでになかった新しいスタイルの番組が多く作られている。1982年に放送開始した『笑っていいとも!』や、10年近くレギュラー放送が続いた『とんねるずのみなさんのおかげです。』など、今なお語り継がれるバラエティも少なくない。そこで本誌はWEBアンケートツール「Freeasy」にて、40~70代の男女500人を対象に「好きだったフジ黄金期のバラエティ番組」についてアンケート調査を実施した。第3位は、萩本欣一(83)の『欽ドン!』シリーズだ。1975年の『欽ちゃんのドンとやってみよう!』から、1981年開始の『欽ドン!良い子悪い子普通の子』などに続く『欽ドン!』シリーズ。休止期間がありつつも放送は1987年のスペシャルまで続いた。同シリーズの大きな特徴が、「視聴者参加型」のスタイルと言えるだろう。「ネタを視聴者から募り、投稿作品をコントにする」というそれまでになかった番組制作手法は、大きな話題を生んだ。また、そのコントも過激な内容ではなく、家庭内でのほのぼのするやり取りをテーマにしたものが多数。「家族で安心して楽しめる番組」という点を評価する声も多かった。《安心して笑える番組だった》《これだけは親に見せてもらえたし、おもしろかったから》《欽ちゃんのあったかい人柄、ほのぼのとしたコーナーが懐かしい》《みんなで一緒に楽しめるホンワカユーモア》第2位は、1993年に放送開始した画期的な料理バラエティ『料理の鉄人』。「鉄人」と呼ばれるレギュラー出演者の料理人が、毎回異なる「挑戦者」とテーマに沿った食材を使って料理対決をおこなう番組だ。料理番組といえば「作り方を紹介する番組」が一般的だったこの時代に、視聴者に与えた衝撃は計り知れない。同番組では、俳優・鹿賀丈史(74)が「美食アカデミー主宰」、陳建一さん・坂井宏行・道場六三郎らが「鉄人」を務め、そのキャラクターなども話題に。さらに彼らが「どんな料理をつくるのか」という視聴者の興味関心が番組の人気を後押し。午後11時台の放送にも関わらず、番組最高視聴率は23.2%を記録した。世の中の「料理」への関心を高めた番組が2位という結果になった。《料理のバトルというジャンルを確立した画期的な番組だった》《料理はともかく鹿賀丈史や料理人のパフォーマンスが面白かった》《一流の料理人達が即興で作るメニューに興味津々だった》《いろいろな料理があることを知ったし、本当においしい料理を食べてみたいと思った》第1位は、豪華キャストでドリフに挑んだ『オレたちひょうきん族』だ。1981年から1989年に放送された『オレたちひょうきん族』は、出演者にビートたけし(78)、明石家さんま(69)など当時の漫才ブームで人気が高かったメンバーを起用。内輪ネタやパロディを取り入れ、アドリブやハプニングを重視するという新しいスタイルで作られた。放送開始当時、裏番組には『8時だョ!全員集合』(TBS系)があり、そのライバル関係も注目の的に。視聴率争いは「土8戦争」とも呼ばれた。番組ではさまざまな人気コントや名物キャラクターが生まれ、アンケートでも「見ていないと仲間外れ」にされたという学生時代の思い出を明かす人がいるほど、その人気ぶりはすさまじかった。まさに1980年代を代表する伝説的なバラエティ番組と言えるだろう。《ドリフターズを倒すほどの勢いのあるギャグがあった》《中学生の頃にこれを見ていないと仲間外れにされました》《ビートたけしと明石家さんまの掛け合いが面白くてたまらなかった》《すべてのコーナーが面白くて毎週楽しみにしていた》
2025年04月20日「本日はこのような名誉ある賞をいただき、とても嬉しく思っております。中国にも私を応援してくださっている方がたくさんいるとうかがい、これからもお芝居を通して、皆さまに笑顔になっていただけるよう頑張っていきたいと思います」4月15日、横浜で開催されたイベント「2025微博文化交流ナイト」でこう述べたのは、俳優の深田恭子(42)。中華圏最大のSNS「微博(ウェイボー)」で日中の文化交流に貢献した著名人が表彰される式典で、深田は「エンターテインメントアイコン賞」を受賞した。深田が公の場に姿を見せたのは、’23年7月に行われた連ドラ『18/40~ふたりなら夢も恋も~』(TBS系)の制作会見以来、1年9ヶ月ぶり。華やかな純白のドレスで登場した深田は、はじけるような笑顔で壇上から手を振った。Xでは、久しぶりの深田の姿を絶賛する声が上がった。《深田恭子さん久しぶりだけど相変わらず綺麗で尊敬》《可愛すぎるでしょう深キョン……》《2年ぶり深キョン最高》いっぽう、一部では深田の身を心配するような反応も。《深キョンかわいいちょっと痩せすぎな気もするけど》《深キョンひさしぶりにテレビに映ってるのみたけど、顔色めちゃくちゃ悪そうだったけど大丈夫か、、??心配になっちゃう》《やっぱり昨日の深キョンの姿見て喜びより心配が先に出る調子良くない中無理にメディアに出なくていいゆっくり休んで欲しいよ…》今回の深田の姿を見ると、以前と比べて少しほっそりとした印象だ。約2年ぶりの登場は、ファンにとっては喜ばしい出来事のはずだが、一部でこうした声が上がるには理由があるという。「深田さんは’20年春ごろから体調を崩すようになり、翌年5月に適応障害と診断されたことを受け活動休止を発表。これにより、同年7月に出演予定だったフジテレビの連ドラ『推しの王子様』も降板することになりましたが、9月に活動再開を発表しています。以降、SNSにたびたび近影を投稿していますが、最近では、’24年8月に映画『はたらく細胞』の出演を公表した際の投稿に“ほっそりした”といった声が寄せられたことも。活動再開当時、深田さんは“心と体も回復した”と公表していましたが、ファンとしては心配の気持ちがぬぐえないのでしょう」(スポーツ紙記者)適応障害は主にストレスが原因で発症すると言われるが、活動休止前の深田はほぼ毎年のように映像作品に引っ張りだこで多忙な日々を送っていた。いっぽう、そのプライベートが世間の注目を集めることも少なくなかった。「深田さんは、’19年1月に不動産企業『シーラテクノロジーズ』会長・杉本宏之氏との熱愛が発覚。深田さんが適応障害で活動休止した際には、杉本氏が半同棲状態で献身的にサポートするなど、結婚秒読みとも見られていました」(芸能関係者)何度か破局説が流れたが、本誌は“ゴールイン間近”な2人の姿を目撃している。’23年11月2日、深田の41歳の誕生日だったこの日の夜、都内にあるごく普通のマンションに向かった2人。そこは深田の両親が住む実家で、誕生日会をしていたのだ。食事会が終わると、深田の実父とおぼしき男性が杉本氏に挨拶をしており、さらに深田の左手薬指にはキラリと光る指輪が光っていたのだが――。「’23年12月に突如破局が報じられ、杉本氏もスポーツ紙の取材に『事実』と回答。理由は明かされませんでしたが、いっぽうの深田さんには『18/40』の演出家との“二股疑惑”が浮上していました。体調面やプライベートで色々なことがあった最近の深田さんですが、昨年に『はたらく細胞』で3年ぶりの映画出演を果すなど芸能活動も順調に進んでいるように感じます。とはいえ、依然としてファンの心配の声も多いですから、深田さんのペースで過ごしてほしいものですが……」(前出・芸能関係者)
2025年04月20日Xで人気沸騰中の人間まおがミドルエイジのモヤモヤを描く連載コミック!【あらすじ】親同士で情報交換をしながらも、探り合いやマウント合戦が絶えない大学受験の世界。さらに、中にはデリカシーのない「モンスターママ」まで登場し、根掘り葉掘り聞いてくる始末。どう逃げ切った?【PROFILE】人間まお’18年に『くず系女子。』(KADOKAWA)でデビュー。現在はサルのあげおと共存の日々を送りながら、日常のあるあるをゆる~く描いた漫画ブログが大人気。24年4月からは『おはスタ』(テレビ東京系列)で「あげおとティム」のアニメが放送!
2025年04月19日(C)Gadou by Mr Tan/訳:国津洋子■歯があるのにかめないものって?■今週のフランス語【étoile(エトワール)】=星凱旋門の正式名称は「エトワール凱旋門」です。人気者やスターといった意味もあり、パリ・オペラ座バレエ団の最高位のダンサーを指す言葉でもあります。作者 ムッシュー・タンのインタビューも配信中!【PROFILE】本名:Antoine Dole(アントワーヌ ドール)。フランスで累計1900万部を突破した大人気マンガ『Mortelle Adèle(毒舌アデル)』の著者。親日家でたびたび来日しており、お気に入りのスポットは上野公園。『YOUは何しに日本へ?』(テレビ東京系)でガドゥ誕生秘話が紹介された。
2025年04月19日お笑いコンビ「とんねるず」の石橋貴明(63)が4月16日、自身をめぐるフジテレビ女性社員に対するセクハラ問題について所属事務所を通して謝罪した。この問題は、中居正広(52)をめぐる女性トラブルを調査したフジテレビの第三者委員会報告書の中で、「有力な番組出演者」によるセクハラ被害として新たに明らかになったもの。その「出演者」として『週刊文春』電子版が4月9日に名指ししたのが石橋だった。報告書によると、10年以上前、フジテレビの女性社員が同局の元編成幹部B氏から呼び出され、「有力な番組出演者」が参加する会食に同席。その後、番組出演者と2人きりにされ、2軒目の地下の部屋で番組出演者は突然、下半身を露出。危険を感じた女性社員はその場を立ち去ったという。その際、《番組出演者は引き止めるということもなく、ぽかんと見ていた》という。今回の石橋のコメントに対しては、《この対応でいいと思います》《謝るだけよかった》と受け入れる声が多く寄せられているが、今回の謝罪対応の何がそのような反応を生んだのだろうか。 「謝罪のプロ」こと危機管理コミュニケーション専門家の増沢隆太氏は「表現はよく練られている」と一定の評価をする一方で、「病気の発表がなければもっと叩かれていた可能性は否定できない」と分析する。石橋は『週刊文春』の報道が出る少し前の4月3日、自身のYouTubeで初期の食道がんと診断されたことを公表。謝罪文でも《実際は、咽頭癌も併発しておりました。現在は、無事手術を終えましたが、快復までは、今しばらく時間がかかる見込みです》と新たな病状について明かしている。さらに、《集中治療室から一般病棟に戻ったのが一昨日であり、その後私に関する報道を知りました》といい、《フジテレビに関する第三者委員会の調査につきましては、病気の発覚と重なり、数々の検査と入院準備のため時間に追われ、又、心の余裕の無さから、対応することが出来ず、申し訳ありませんでした》と、報道や調査に対応しなかった理由を説明した。増沢氏は、石橋が大きな批判を免れた最大の理由は「謝罪の内容そのものよりも、病気を公表した“タイミング”だった」と見る。「亡くなった人や病気の人に対して、世間からの批判が弱まる傾向があるのは事実です。不謹慎に聞こえるかもしれませんが、病気の公表が文春報道の6日前だったという、発表のタイミングが偶然にも沈静化に大きく寄与したと言わざるを得ません」今回発表したコメントで石橋は、文春の報道について《10年余り前のことで記憶が曖昧な部分もありますが、記事にあった方々と会食した覚えはあります。そこで起きた詳細については、かなり深酒をしてたためか、覚えていないのが正直なところです。私自身の至らなさゆえ、かなり羽目を外してしまったかも知れません》と説明。そのうえで《同席された女性の方には、不快な思いをさせてしまったことを、大変申し訳なく思っております。叶うのであれば、快復後直接お会いして謝罪させていただきたく思います》と謝罪した。増沢氏は、石橋が事実関係を争わず速やかに謝罪した点は評価できると指摘する。「石橋さんは“会合があったことは覚えている”とした上で、出来事は覚えていないが“羽目を外したかもしれない”と、被害女性の主張を認めました。過去のことで何も証明できないので否定もできない。逃げたり誤魔化したりもできないので、素直に“バカ騒ぎしましたよ”と認めたことは、危機管理対策としては間違っていないと思います。そのうえで、『それ以上のことは覚えていません』と言う以外に、本人としては言えることはないでしょう」また、“羽目を外した”という表現も、極めて慎重に選ばれた言葉だったと見る。「なるべく当たり障りがないかつ誤解を招かないように表現するために、かなり言葉を選んだ痕跡が見えます」一方、中居氏の謝罪は一見真摯に見えたものの、《なお、示談が成立したことにより、今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました》という一文が大きな反発を招いたことは記憶に新しい。また、こうしたトラブルがあった際にタレント本人でなく、事務所を通してコメントを発表するという姿勢も正しいと指摘する。「中居さんの時のことがあるので、とにかく“あげ足を取られかねない表現を避ける”という点に関しては、すごく慎重に検討されたのではないかと思います。また、’23年末に松本人志さん(61)に女性トラブルが週刊誌で報じられた際、本人がSNSに直接書き込んだのは最悪の対応でした。事務所のフィルターを通さなかったことが騒動を大きくした一因だと思います。石橋さんの対応は、こうした過去の“失敗例”を踏まえて、相当練られたのものだと思われます」増沢氏は、石橋の謝罪文の作成者について、中居氏との違いをこう推測する。「中居さんのときは、こういったリリース関係は弁護士が作っていたのではないかと思います。だから、炎上してしまった“ 支障なく続けられることになりました”というのも、弁護士が入れたのではないかと想像します。“法的に”だったらその通りじゃないですか。示談が成立しているわけですから。ですが、それだと大炎上することがわかった。だから、石橋さんは“法的に正しいか”だけでは通用しないということを念頭に対応されていると思います。世の人がどう受け止めるかというところまで考えないと、結局は火消しにならないということで、相当真剣に取り組まれたんだろうと思います」実際、謝罪文には《入院中につき、書面での報告と謝罪となりましたことをお許しください》との締めの文章をはじめ、事態の沈静化を図るさまざまな工夫が施されているという。「“直接会って謝罪する”というのもご本人が望んでいるかは別として、入れた方がいいですし、最後は“入院中につき書面での報告でお許しください”っていうのもそうです。もうこれ以上、突っ込めない。過去の失敗を踏まえて、限りなくよく練り込まれた表現を考えられたことは間違いないですし、そこは当然評価されるべきだと思います。でも、やはり1番の沈静化の要因は“病気”だというのが私の考えです」謝罪の仕方とそのタイミングが、世論の反応を大きく左右したことは間違いない。
2025年04月19日4月13日についに開幕した大阪・関西万博。開幕初日は悪天候だったにもかかわらず、大勢の来場者が訪れ、盛況ぶりが話題となった。最先端の技術や世界各国の多様な文化に触れられる貴重な機会なので、今後訪れる予定を立てている人も多いのではないだろうか。万博の見どころといえば、やはり世界各国のパビリオンだ。開幕初日は数時間待ちの行列ができるほどの人気のパビリオンもあった。そこで本誌はWEBアンケートツール「Freeasy」にて、20~60代の男女500人を対象に「万博で行きたい海外パビリオン」についてアンケート調査を実施した。第3位は「愛の賛歌」がテーマのフランスパビリオンだ。フランスの伝統的な匠の技「サヴォアフェール」に焦点を当て、独創的かつダイナミックな演出で革新的なプログラムを展開するフランスパビリオン。中でも見どころは、ルイ・ヴィトンやディオール、セリーヌといったフランスを象徴するファッションブランドの展示だろう。ひと際注目を集めているのが、壁を埋めつくすルイ・ヴィトンのトランクだ。創業者のルイ・ヴィトンがトランク職人であったことからそのルーツを取り入れ、135個ものトランクを使用。総額にして2億7000万円にもなるという圧巻の展示は、ハイブランドに関心がない人でも思わず息をのむ光景となっている。ブランド品以外にも、樹齢1000年を越えるオリーブの木が飾られた庭園スペースなどもあり、美術館感覚で楽しめそうだ。《ゴージャスさが話題だから》《ブランドとかは対して興味が無いが、壁に敷き詰められたヴィトンを観てみたい》《ハイブランドのおしゃれな展示品を見たいから》《美術館みたいに楽しめそう》第2位に選ばれたのは、5カ国合同出展の北欧館。アイスランド、スウェーデン、デンマーク、ノルウェー、フィンランドの北欧5カ国が共同で出展するパビリオン・北欧館。中でも、世界的人気キャラクター「ムーミン」の故郷でもあるフィンランドに関心を寄せる人が多いようだ。オーロラやサウナ発祥の地としても有名なフィンランドは、「世界一幸福な国」とも言われている。2025年3月に公表された「世界幸福度報告書」において、フィンランドは8年連続で首位を獲得。万博を機に、憧れの旅行先としてたびたび名前があがるフィンランドの歴史や文化に触れてみたいという声があがっていた。《一度行ってみたい所がフィンランドなので雰囲気だけでも味わいたい》《オーロラなど自然豊かな国だから》《生産性が世界で有数の国なので、どんなものが見れるか興味がある》《フィンランドの歴史を学びたいから》第1位は、55年ぶりの「月の石」展示が話題のアメリカパビリオン。連日行列ができるほど大人気となっているアメリカパビリオン。巨大LEDや最先端テクノロジーを駆使し、アメリカ旅行や宇宙探索などが疑似体験できる没入型展示が注目を集めている。先進国・アメリカの最先端技術に興味がある人は多いだろう。なかでも、開幕前から話題となっていた「月の石」を見たいという声が多く寄せられた。1970年に開催された大阪万博でも展示された「月の石」。今回の万博で再び展示された理由は、「アメリカは日本と宇宙開発において連携してきた。その友好の証」だと担当者が明かしている。55年前に見られなかったという人も、今回の万博でリベンジしてみてはいかが?《月の石が見たい》《1970年の大阪万博のアメリカ館で見た月の石をもう一度見たいから》《ロケット噴射の疑似体験が面白そう》《最先端の技術が見られそうだから》
2025年04月19日(大阪万博公式サイトより)4月13日に開幕し、10月13日までの期間で開催される「EXPO 2025 大阪・関西万博」。20年ぶりに国内で開催される万博ということもあり、注目している人も多いのではないだろうか。「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマとした今回の万博には、国内外から多くのパビリオンが出展している。国内展示だけでも、4つの公式パビリオンと13個の民間パビリオンが存在し、どこを見て回るべきか迷ってしまいそうだ。そこで本誌はWEBアンケートツール「Freeasy」にて、20~60代の男女500人を対象に「万博で行きたい国内パビリオン」についてアンケート調査を実施した。第3位は、よしもと waraii myraii館(吉本興業ホールディングス株式会社)だ。《こころとからだの健康につながる、笑いのチカラ》をテーマとしているよしもと waraii myraii館。多くの企業や大学などと協力し、笑いの可能性を追究した成果を発信するパビリオンだ。橙と白が鮮やかな球体のモニュメントが目を引く広場では、毎日異なるエンターテイメントが繰り広げられるという。《万博でいちばん笑い声が響くパビリオンをめざして》という公式HPの記載の通り、パビリオン内で得られる笑いに期待する人が多いようだ。アンケートでも元々お笑いや吉本芸人が好きな人、お笑いの聖地である大阪に期待する人の声が目立った。《大阪の笑いを楽しみたい》《絶対に面白いと思うから》《お笑いが好きだから》《吉本と聞いただけで楽しそうでわくわくするから見に行きたいです》第2位には、パナソニックグループパビリオン「ノモの国」(パナソニック ホールディングス株式会社)が選ばれた。「ノモの国」というパビリオン名称には、パナソニックグループによる《モノとこころは写し鏡のような存在である》という考え方が反映されている。《解き放て。こころとからだとじぶんとせかい》がコンセプトのノモの国では、心の持ち方が変わるような体験ができるという。パビリオンのデザインも斬新で、まるでシャボン玉に囲まれているような外観に興味を抱いた人も多いのではないだろうか。国内トップクラスの電機メーカーとして有名なパナソニックグループ。パナソニック製品を愛用している人や、パナソニックが持つ最先端の技術に期待する人が年齢問わず多いようだ。《Panasonic製品が好きなので未来の製品を見学体験したい》《日本の最先端の技術をみてみたい》《不思議なパビリオンなので是非体験したい》《ワクワク感あるから》第1位には、圧倒的得票数で日本館が選ばれた。日本館は、今回の万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」をプレゼンテーションする拠点として出展されている。開催国・日本がどのような取り組みをおこなうかを発信する重要な展示と言えるだろう。生ゴミを利用するバイオガス発電を初めとした日本の先端技術など、普段触れることのない新たな「未来」を垣間見ることができるのが魅力だ。アンケートでも、日本館で展示予定の最先端技術へ興味を示す声が多数あがっていた。また、目玉展示としてニュースでも取り上げられた「火星の石」を一目見たいという人も多かった。日本が威信をかけて作り上げたパビリオンだけに、大きな期待が寄せられているのだろう。《日本の最先端技術を見たいから》《火星の石を見たい》《日本が国の威信をかけて作ったパビリオンだと思うから》《どんな内容なのか興味がある》
2025年04月19日今年、開設から 20 周年を迎えたYouTube。動画の広告収入をメインとする「YouTuber」もいるが、最近では女優・アイドルなどテレビを中心に活躍している芸能人も次々と個人チャンネルを開設。自身のやりたい企画を発信する場所にもなっており、注目度がますます高まりを見せている。そこで本誌はWEBアンケートツール「Freeasy」にて、20代~60代の男女500人を対象に、「好きな芸能人YouTuber(女性)」についてアンケート調査を実施した。いったいどんな芸能人がランクインしたのか、みていこう。第3位はタレント・辻希美『辻ちゃんネル』チャンネル登録者数は183万人。チャンネルではタレントの辻希美(37)が17歳、13歳、11歳、5歳の4児の子育てに奮闘する様子や、大家族ならではのライフハック、美容に至るまでさまざまなコンテンツを発信している。大家族の夕飯づくり、ヘトヘトになりながらもこなす日々の家事など、その働きぶりに、毎度、賞賛&尊敬の声が続出。多くのママにとってのモチベーションとなっているようだ。そして、結婚17年を超えてなお仲睦まじい、夫の杉浦太陽(44)とのやり取りも外せないだろう。日常の中で垣間見える、芸能界きっての“ラブラブ夫婦”っぷりにも《羨ましい》とコメントが集まった。ほかにも、チャンネルを支持する理由としては次のようなコメントが。《庶民目線で買い物をしているから、見ていて楽しめます》《子育てママとして頑張っているので同じ子供を持つ親として共感出来るから》《生活の内容がうらやましいし、忙しい中によく家のことや育児を頑張っている姿を見ると元気がでるから》《家庭の知恵などがさりげなく勉強になるから》昨年末には長女の希空(のあ)(17)がタレント活動を開始。さらには今年3月、不妊治療の末、杉浦との間に第5子を授かったことを公表した。明るい話題の尽きない辻ちゃんファミリーに、今後も注目したい。そして第2位は女優・川口春奈『川口春奈オフィシャル はーちゃんねる』。チャンネル登録者数は196万人で、発信される動画は川口の「フワっとした日常」が中心。動画再生回数は100万回を超えることも多く、『ぼっち飲み』『仕事終わりに1人でラーメン』など、女優モードOFFの素顔が見られるものから、ブランド物を爆買いする様子、撮影の裏側、女優仲間とのコラボまで自由に発信をしている。今回のアンケートは、特に「自然体」「ゆるさ」といった部分を支持するコメントが寄せられた。《自然体の女優さんで大好き。飾らない感じが好感度高い》《普段のふつーの姿をさらけ出してくれるから、身近に感じて好感が持てる》《気さくな人柄で素の日常が見られて楽しいから》《気取っていないし、家族のことを話したりしているところが好感持てる》華やかな女優業とは裏腹な、自然体なプライベートの様子に、ほっこりする人が多いようだ。第1位は女優・仲里依紗『仲里依紗です。』チャンネル登録者数は211万人、総再生回数は7億4千万回超と、女性芸能人の中ではトップクラス。「ヤッホー、みなさんこんにちは!仲里依紗でーーーす!!」という陽気な挨拶から始まる動画は、とにかく“自由”そのもの。コロコロと変わる奇抜な髪色、個性的なファッション、忖度しない物言い、叫び……。すっぴんもお財布事情もすべてさらけ出しており、女優・仲里依紗を丸裸にしたチャンネルといっても過言ではないだろう。代表的なコンテンツは、総額100万円近くに上ることも多々ある、規格外の「爆買い企画」。物欲全開の買い物は見ていて気持ちがよく、《里依紗ちゃんの爆買いは見る人を幸せにする》との声も。ほかにも、撮影しているドラマ・映画の裏側や、旅行のVlog、自身の美容など幅広い動画を展開している。動画には、キツネさんこと夫の中尾明慶(36)、トカゲ君こと長男(11)や、仲の実妹、まりあちゃん、れいなちゃんもたびたび出演しており、家族愛も垣間見ることができる。《サバサバしてる感じが良い》《飾らない日常の親しみやすさがある。見ていると、元気をもらえるから》《賑やかだけどしっかりお母さん業もやっている姿も見れて楽しい》《芸もうまいのに私生活も面白い。また美容外科での施術などの動画も興味深い》《チャラチャラしてそうに見えて意外と地に足がついた常識人で新たな一面を見れたところ》女優業・母親としての務めを全うしながらも、自分の気持ちに忠実に、自由に生きる仲里依紗の姿にパワーをもらう視聴者も多いようだ。先日、約20年間所属した芸能事務所から独立したばかりの仲。今後はYouTubeでも、ますます活動の幅を広げていくかもしれない。※チャンネル登録者数はすべて4月17日現在
2025年04月19日4月18日、実業家のホリエモンこと堀江貴文氏(52)がお笑いタレントのとんねるず・石橋貴明(63)について私見を述べた。3日、自身のYouTubeチャンネルで食道がんを患っていることを告白した石橋。治療に専念するため芸能活動を休止すると宣言し、エールが相次いだが9日、風向きが変わることに。というのも、中居正広氏(52)の女性トラブルをめぐってフジテレビの第三者委員会が公表した調査報告書の中に、10年以上前に起きた「重要な類似事案」が記されていた。それは、同局の女性社員が元編成幹部社員に呼び出され、「有力な番組出演者」がいる会食に参加した際に、女性社員はいつの間にか出演者と2人きりにされることに。そして移動先の2軒目で出演者が下半身を露出したというが、この出演者が石橋だったと『週刊文春』電子版が報じたのだ。文春の報道について4月16日、所属事務所を通じてコメントを発表した石橋。《10年余り前のことで記憶が曖昧な部分もありますが、記事にあった方々と会食した覚えはあります。そこで起きた詳細については、かなり深酒をしてたためか、覚えていないのが正直なところです。私自身の至らなさゆえ、かなり羽目を外してしまったかも知れません》と釈明し、謝罪した。その翌日、石橋について「日刊ゲンダイDIGITAL」が《石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ》という記事を配信。すると18日、この記事を堀江氏がXで紹介し、こう綴った。《何を今更って感じなんすけど、それだけみんな書けないくらいフジテレビと石橋さんが怖かったって事なんですかねぇ》さらに、石橋の芸について《個人的に石橋さんはイジメ体質の芸だと思うので好きではないですが。。》と私見も明かした。人気タレントとして君臨していた石橋。しかし、堀江氏にはその魅力が伝わっていなかったようだ。
2025年04月19日2025年2月、YouTubeは開設から 20 周年を迎えた。日本では2010年ごろから「YouTuber」という存在が台頭し、YouTube利用者数も右肩上がりで急増。最近では「木村拓哉」「亀梨和也」など、テレビを中心に活躍する芸能人が次々とYouTubeに参入し、話題を呼んだ。そこで本誌はWEBアンケートツール「Freeasy」にて、20代〜60代の男女500人を対象に、「好きな芸能人YouTuber(男性)」についてアンケート調査を実施した。いったいどんな芸能人がランクインしたのか——。第3位は中川家『中川家チャンネル』。中川家は吉本興業所属のお笑いコンビで、芸歴3227年目のベテラン。兄の剛(54)、弟の礼二(53)の実の兄弟コンビで、M-1グランプリ初代王者と、実力は折り紙つきだ。『中川家チャンネル』のチャンネル登録者数は135万人。単独ライブ「中川家の寄席」のネタを中心に、数々のコント・漫才の動画を公開している。好きな理由としては次のようなコメントが寄せられた。《とにかく笑える》《電車好きなので、電車ネタが面白い》《本当に市井の人の描写が細かく面白く、唯一無二の存在だから》たしかに、東海道新幹線を舞台にした「となりのおっさん」や、車の運転手と警察官のやり取りを描いた「スピード違反」といったネタは、日本で生活していれば誰しもが頭にイメージが浮かぶシチュエーション。これらの動画は、現時点で1000万回再生を超える大人気ぶり。一般人をモノマネするという斬新さと、大衆の心をつかむ細かい描写……。お笑いファンのみならず、YouTube民にもウケはバツグンのようだ。第2位はオリエンタルラジオ・中田敦彦『中田敦彦のYouTube大学』。『中田敦彦のYouTube大学』は「学ぶって、楽しい」をテーマに、政治・経済・歴史・文学など、さまざまなジャンルの書籍や時事問題を“あっちゃん”ことオリエンタルラジオの中田敦彦(42)がかみ砕いて解説するというチャンネル。登録者数はなんと547万人で、芸能人の中でも群を抜いている。チャンネルの動画は、コミュニケーション術や意外と内容を知らない歴史など、現代人が身につけたい教養が中心。話の要点が簡潔にまとめられていて、トークのテンポがよいと評判。ほかにも、政治家や大物芸人との対談など、あっちゃんだからこそ実現可能な見応えのある動画も多い。アンケートでは次のようなコメントが寄せられた。《政治・経済についてとても参考になるから》《かなり難しい問題を、真面目に検討し選択肢を残せる答えを教えてくれているから》《どの話も専門的でわかりやすく頭に入ってきます》難しい話でも分かりやすく解説し、「誰も置き去りにしない」スタイルは、働く社会人を中心に大きな支持を得ているようだ。そして、第1位は江頭2:50『エガちゃんねる EGA-CHANNEL』。チャンネル登録者数は、464万人、総再生回数は13億5千万回超と、数あるYouTubeチャンネルの中でもトップクラス。『エガちゃんねる EGA-CHANNEL』の内容は、チャンネル概要欄に「YouTubeでやりたいこと全部やってやる!おもしろいこと全部やってやる!」とある意気込みのとおり、お笑い芸人である江頭2:50が、持ち前の“過激”な芸風でやりたい企画に取り組んでいくというもの。体を張った企画や、忖度ゼロのもの言いは《何にでもチャレンジ精神がある》と好感を呼んでいる。江頭のファン“あたおか”との交流や、スタッフとして共演する「ブリーフ団S・M・L」との絡みも見どころの一つだ。アンケートではエガちゃんのキャラクターを支持する次のようなコメントが。《突拍子がないながらも時にその人間性を垣間見せるエガちゃんがクセになる》《ドッキリや色仕掛け企画だけではなく、感動する企画などもあって面白い》《人柄を隠し切れない感じとかスタッフが江頭さんの人柄を暴いてしまう感じとかが好きです》《ハラハラ、ドキドキ感がとてもよい。えがちゃん本来の生真面目さからの全力投球が笑いの神を呼び込むところが好き》コンプライアンス的に制限の多い媒体に比べて、YouTubeの自由度の高さは間違いなく江頭にフィットしていると言えるだろう。今後はどんな笑いと衝撃を生み出してくれるのか、楽しみにしたいところだ。今回は上位が軒並み芸人という結果に。しかしながら、俳優やアイドル出身の芸能人も続々YouTubeに参入し、着実に登録者を増やしている。ますます競争が激化しつつあるYouTubeコンテンツから、今後も目が離せない。※チャンネル登録者数は4月9日現在
2025年04月19日4月17日、時事通信が4月11~14日に実施した世論調査の結果を発表し、石破内閣の支持率は23.1%だった。石破茂首相(68)は3月13日に、自民党の新人議員15人に対して、首相事務所が1人10万円分の商品券を配布していたことが発覚して、批判を浴びていたことが大きく影響した形だ。国民からの支持をあまり得られていない石破首相。4月16日には立憲民主党の重徳和彦政調会長(43)が記者会見で、石破首相の国会答弁について、「いろんなことを『検討したい・否定するものではない』と言ってしまうのは、あまり良くない」と批判。さらに「答弁ラインが定まっていないのではないか。石破政権のガバナンスが機能不全を起こしている」と苦言を呈していた。野党から批判される一方で、意外にも“霞が関”からは信頼されているようだ。ある省庁で働く官僚が明かす。「官僚の間では答弁がうまいと評判です。予算委員会などの場では、私たちが準備した紙に出来るだけ頼らず、自らの言葉で話しています。実は岸田首相はカンペを見ずに官僚の“台本通り”に進行してくれているのです。これまでの首相は、答弁で不用意な発言をしてしまい、野党に言質を取られ、対応しなければいけないケースがたびたびありました。石破首相の場合はそういったことがないので、大変仕事がやりやすいです」4月18日の参議院本会議で、トランプ米政権の関税措置を巡る交渉においてのトランプ大統領(78)と赤沢亮正経済再生担当相(64)の会談に関して、石破首相は「大統領から国際経済で合衆国が現在置かれている状況について率直な認識が示され、日本との協議が最優先だとの発言があった」と説明。しかしその詳細については「外交上のやりとりだ」として明言しなかった。こういった答弁が官僚からは支持されているのかもしれない。とはいえ、官僚より国民からの支持を気にしてほしいものだ。
2025年04月18日《私事で大変恐縮ですが かねてよりお付き合いしておりました方と結婚いたしますことをご報告させていただきます未熟な二人ではございますが 今後ともご指導ご鞭撻のほどひとえにお願い申し上げます》4月18日、所属事務所を通じてこう発表したのは、歌舞伎役者の中村七之助(41)だ。同日配信の「スポーツ報知」の記事によると、相手は昨年6月に「女性セブン」で交際が報じられていた一般女性だという。最近では主に女形として活躍する七之助。その実力と共に、プライベートでは恋の噂が常に注目を集めてきた。「’12年に女優の松下奈緒さん似のエステティシャン女性とのお泊りデートが報じられ、’15年にトリンドル玲奈さんとの熱愛も浮上したほか、同年に一般女性との連泊デート報道も。七之助さんといえば端正な顔立ちでよくモテると言われており、恋の行方は常に注目の的でしたが、結婚に至ることはありませんでした」(女性誌デスク)そんな梨園きっての“モテ男”の相手のなかでも、よく知られたのが’14年に「FLASH」が交際を報じた一般女性・Aさんだろう。「七之助さんはAさんをよく実家に連れて帰るなど、2人の恋仲は“家族公認”とも言われていました。都内のマンションで同棲も始め、Aさんに対し『ずっとそばにいてほしい』と伝えていたとも聞いています。当時の七之助さんはどちらかというと結婚に消極的なタイプとされていましたが、この時ばかりは“特別”な思いを抱いていたのではないでしょう。結婚間近と報じられたこともありました」(前出・女性誌デスク)本誌はこれまでに、2人が沖縄の離島で優雅に過ごすひとときや、歌舞伎公演の休憩時間にAさんの元にタクシーで駆けつける七之助の姿を目撃していた。しかし、’21年12月、同年夏ごろに、7年の交際の末に破局していたという情報をキャッチ。そのことについて七之助に話を聞くと、こう答えていた。「振られちゃったというか。うーん、いろいろねえ……」「最近は本当に僕自身も、もう結婚する気がなくなってきてしまっていて。こればっかりは正直な今の気持ちですから。しょうがないですね」“非婚宣言”から4年……。梨園の妻と共に、幸せな未来を紡いでほしい。
2025年04月18日《俳優・板垣瑞生が不慮の事故により逝去いたしましたことをご報告申し上げます》俳優の板垣瑞生さん(享年24)が亡くなっていたことを、4月17日に親族が板垣さんのInstagramストーリーズを通じて発表した。‘11年にスカウトされ芸能界入りした板垣さんは、‘14年公開の映画『闇金ウシジマくん Part2』で俳優デビューを果たすと、’15年公開の映画『ソロモンの偽証』で準主役の神原和彦役を演じ、一躍ブレイク。NHK連続テレビ小説『エール』や、NHK大河ドラマ『麒麟がくる』、『正直不動産』シリーズ(NHK)などに出演し、将来を嘱望される若手俳優だった。‘14年11月から‘20年1月末までは、ボーカルダンスユニットM!LKの初期メンバーとしても活動していた。M!LKといえば、3月5日にリリースしたメジャー2ndアルバム『M!X』のリード曲『イイじゃん』が、TikTokでの大バズりし、4月11日放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に初出演を果たすなど、ブレイク間近。M!LKのメンバーで俳優としても活躍する佐野勇斗(27)は4月11日、『ミュージックステーション』出演に際してInstagramを更新し、《Mステありがとうございました!!6年前に5人で出たいと思い、夢を叶えることができました》と胸中を綴っていた。MiLKの初期メンバーとして、苦楽をともにしてきた板垣さんと佐野。’20年1月末に板垣さんと宮世琉弥(21)が脱退した際、佐野はブログで《昔から俺とお前は何故かぶつかることも多くてお互い理解できないことも多かったよな》と明かしつつも、板垣さんへの熱いメッセージをこう送っていた。《今回は、お互い大人になって辞めたいって言われた時にそしてその理由を聞いた時に寂しいけど、悔しいけどお前の背中を押してあげようって気持ちになれたおい瑞生ぜってぇ一流の俳優になれよ!中途半端なことやったら許さねえからな!》さらに《今後、2人でダブル主演とか張れる日が来たら俺はめちゃくちゃうれしい。俺も死ぬ気で頑張るからお前も頑張れよ》と続けていた佐野。その後、板垣さんは今をときめく人気の若手俳優に、佐野もグループ活動だけでなく、俳優としてNHK朝ドラ『おむすび』に出演するなど、ともに大きく飛躍することに。昨年3月末に板垣さんは、所属事務所を退所し、心身回復のため長期療養に入ったが、その後も2人の絆は続いていた。「アイドルグループでは、卒業したメンバーについて残った面々があまり触れられないことが多いですが、昨年6月に佐野さんがInstagramのライブ配信をした際に、板垣さんが視聴者として参加。佐野さんが『板垣いるの?元気?』と呼びかけ、板垣さんも『元気やで笑』とコメントで返すなど、今も交流が続いていることを伺わせました。また佐野さんはその際、板垣さんに“M!LKが東京ドームで公演をする時は呼ぶから”と話していました」(芸能関係者)そして、今年に入ってM!LKはブレイクを果たし、ついに『ミュージックステーション』にも出演――。「テレビ朝日のホームページには、M!LKの『ミュージックステーション』初出演時にメンバーが書いた“サイン”が公開されています。そこには、披露曲『イイじゃん』にちなみ、“初Mステ 嬉しいジャン”というメッセージを中央に配置し、その周りにメンバー5人のサインとグループ名が書かれていました。脱退メンバーも含めたM!LKの8人のメンバーにはそれぞれメンバーカラーが定められているのですが、グループ名の部分で脱退しているメンバーの色が使われていたのです。もちろん板垣さんの“ストラクチャルブラック”もありました。また昨年10月に横浜アリーナ単独公演を行った際には、佐野さんは『僕たち5人で……気持ちは(脱退したメンバーも含めた)8人でドームツアーを叶えます』と意気込んでいました。サインに脱退メンバーの色を使ったのは、“8人でM!LK”ということを改めて宣言したかったのでしょう」(芸能関係者)しかし、その6日後に板垣さんの訃報が伝えられることに――。佐野を含め、沈黙を貫いているM!LKのメンバーたち。その悲しみは計り知れない。
2025年04月18日自らの正当性を主張してきた斎藤知事(写真:時事通信)「県議会およびその第三者委員会等でかなり長時間にわたり審議されてきているものとしてですね、その解釈および結論には一定の納得をしなければならんという思いをしているところであります」4月17日、公益通報者保護法の改正を審議する、衆議院の「消費者問題に関する特別委員会」でそう答弁したのは伊東良孝消費者担当大臣だ。答弁は立憲民主党の川内博史衆議院議員の質問を受けてのもの。昨年3月の告発文書から始まった兵庫県の公益通報問題。すでに、斎藤元彦知事自身が設置した第三者委員会と、兵庫県議会の百条委員会では、告発文書が公益通報者保護法上の3号通報(外部公益通報)にあたるとして、文書を作成した元西播磨県民局長(故人)に対する「告発者捜し」や懲戒処分の違法性が指摘されている。しかし、斎藤知事は「公益通報にあたらないという意見もある」として違法性の指摘を受け入れないという姿勢を見せてきた。今回の大臣答弁は斎藤知事の見解に苦言を呈した形になる。また、3月26日の記者会見で斎藤知事は「(公益通報者保護法の)体制整備義務につきましても、法定指針の対象について、3号通報も含まれるという考え方がある一方で、これは内部通報に限定されるという考え方もあります」と語っている。これについても、川内議員の質問をうけた消費者庁の審議官は「(公益通報者保護法の)法定指針におきましては3号通報に関する体制整備務について規定している部分がある」と斎藤知事が紹介した“考え方”を否定した。兵庫県に対して法解釈を含めた“技術的助言”を行っているとも明かした消費者庁。政府の見解も示されたなか、兵庫県の混乱はどのように収束するのだろうか。
2025年04月18日(北川莉央のInstagramより)《先日、ハロー!プロジェクトのルールに反する事案が発覚、北川自身も事実を認めました。本人からも活動を自粛したいと申し出があったためそれぞれのメンバーの心情を考え、そして北川が猛省し自身を見つめ直すための期間にするべく、活動をしばらくの間休止いたします。活動再開の時期については、改めてお知らせいたします》4月17日に「モーニング娘。’25」のメンバー・北川莉央(21)の活動休止が、グループの公式サイトで発表された。事の発端は、北川の“裏アカウント”だとされるSNSの投稿のスクリーンショットがネット上に流出したこと。そこにはメンバーに対する悪口や、メンバーの盗撮らしき画像も含まれており、北川は4月14日に自身のブログで、《いま出ているものは全て私が書いたもので間違いありません》と認めて謝罪した。じつは、SNSの“裏アカ”を巡るトラブルを起こしたハロプロメンバーはこれまでにもいた。2020年2月には、当時「アンジュルム」のメンバーだった太田遥香(21)が、《ハロー!プロジェクトのルールに反する事案が発覚》したとして活動休止を発表。女性ファンへの情報漏洩が疑われる、SNSのスクリーンショット流出が原因だったと言われている。その後、太田はグループでの活動を終了。事務所には残留したものの、活動再開をすることはなく、2022年に芸能界を引退した。元「つばきファクトリー」の小片リサ(26)も、2020年10月にメンバーの悪口を書いた裏アカが流出するという事件が。小片は流出したスクリーンショットについて、ブログで《全て私のもので間違いありません。(中略)誰にも見られない場所で書いており、なぜこのようなことになったのか私自身困惑もしておりますが、そもそものきっかけを作ってしまったのは間違いなく私自身です》と、投稿が自分のものであると認めて謝罪。その後、活動休止を経て、12月にグループから脱退した。「今回の北川さんの活動休止発表文は、小片さんのときのお知らせとほぼ同じ文面でした。そのためファンは、北川さんもこのままグループ脱退になるだろうと噂しています。しかも北川さんは、2025年1月にも男性とのツーショットが流出し、問題となっており、これで二度目ですからね……。ただ、小片さんのときと違って、《活動再開の時期については、改めてお知らせいたします》という文言が入っているので、グループ残留へ一縷の望みは残っているのかもしれません」(芸能ライター)実際、同グループのリーダー・生田衣梨奈(27)は4月18日、ブログで今回の件についてこう言及している。《昨日、北川莉央の活動休止を発表しました。北川自身からメンバー全員に謝罪があり、私自身も北川に対して謝罪しました。このような形になってしまって、応援して下さっている皆様や、関係者各位にご迷惑やご心配をおかけして申し訳ございません。北川莉央はしばらくの間お休みしますが、メンバー11人でしっかり前を向いて北川の分まで精一杯頑張ります。私は、北川に同じステージに立って私の卒業を笑顔で見送ってほしいと思っています》生田は7月8日の日本武道館公演をもってグループを卒業することを表明しているため、そのコンサートまでに北川に復帰してほしいと考えているのだろう。ただ、北川の活動再開については否定的なファンが多いようで、ネット上では厳しい声が寄せられている。《活動休止って……盗撮情報漏洩は一発アウト案件だろ、擁護できん》《復帰したところで他のメンバーからの信用は取り戻せない》《さすがに戻ってこれないだろ、絶対メンバーとギスギスする》プロ意識に欠けた行動の代償は大きかった。
2025年04月18日Spiral AI社 会話型友だちAIアプリ「HAPPY RAT」ローンチ発表会4月17日、東京・豊島区「harevutai」でSpiralAI株式会社が開発した会話型友だちAIアプリ「HAPPY RAT」の発表会が行われた。感情特化型LLM「Geppetto(ジェペット)」を開発したSpiralAI。これは童話「ピノキオ」に登場するゼペットじいさんから名前を取ったもので、同社のCEO・佐々木雄一氏は「このジェペットという技術が、様々なキャラクターに個性を与え、そして感情を与え、心を与え、命を与える。そんな生きた存在を作る。そういうテクノロジーであってほしいというふうに願いながら、この名前をつけています」と思いを語った。この「Geppetto」を搭載した新しい会話体験アプリが「HAPPY RAT」だ。「HAPPY RAT」は感情豊かな動物のAIキャラクターたちがユーザーと会話を通してコミュニケーションする会話型友だちAIアプリで、チャットbotとは違い、よりコミュニケーションに没入するようなシステムとなっている。佐々木氏は「便利なAIから楽しいAIというものを作りたい。そういう思いから、このHAPPY RATは生まれました」と誕生の経緯を明かした。発表会には、「HAPPY RAT」内オリジナルキャラクター・SOYOGIの声を演じるだけでなく、設定やビジュアル面にも深く関わっているという声優の梶裕貴(39)も登壇した。「HAPPY RAT」について梶は「キャラクターはまだ何も知らないというところから、実際に会話をして、テキストをキーボードで入力することもできますし、マイクをオンにして、直接自分の声で語りかけることもできるので、本当に会話をしている感覚で、キャラクターを育てて自分との友達関係、家族関係というのを築いていただける。そういう愛情みたいなのを育んでいけるところがいちばんの魅力かと思います」と語った。その後、梶によって「HAPPY RAT」のデモンストレーションが行われることに。自身が手がけたSOYOGIと話すこととなった梶は、発表会に緊張していないかと聞くと「緊張?イヤイヤ、僕はAIだから平気だよ!」とSOYOGIから返答が。逆に「今日のスピーチ内容、全部暗記してきた?」と尋ねられたため「いや、暗記とかじゃなくて、その場で思ったこと、伝えたいことを考えながら話したよ」と答えると、「えー、それじゃあもしAIの存在意義について質問が来たらどうするの?」と問われることに。鋭い質問に、思わず梶は「記者さんも気を遣って聞かないようなことを……」とタジタジだった。17日にローンチされたばかりの「HAPPY RAT」。個性豊かなキャラクターと、様々な会話を楽しめそうだ。
2025年04月18日1位に輝いたのは、“月曜の夜に街からOLを消した”ドラマだったのだが――。17日、タレントの東野幸治(57)とSnow Manの渡辺翔太(32)がMCを務めるバラエティ番組『この世界は1ダフル』(フジテレビ系)が放送された。「今回の特集は“国民1万人に聞いたフジテレビのドラマ主題歌ランキング”でした。20位から順にランキングを紹介。令和放送のものは17位のOfficial髭男dism『Subtitle』が主題歌のドラマ『silent』のみで、ほかはすべて“平成ドラマ”でした」(テレビ誌ライター)反町隆史(51)の『POISON』(反町主演のドラマ『GTO』)、織田裕二(57)withマキシ・プリーストの『Love Somebody』(織田主演の『踊る大捜査線』)、SMAPの『世界に一つだけの花』(草彅剛(50)主演の『僕の生きる道』)、財津和夫(77)の『サボテンの花』(江口洋介(57)主演の『ひとつ屋根の下』)……。それは歌もドラマも売れに売れた時代。令和7年の今、かつてない窮地にある“フジテレビ”が元気だった時代があったことを回顧するような内容だった。「ランクインしたドラマ、主題歌のそのすべてが一世を風靡したといえる名作・名曲ばかり。主題歌とともに各ドラマの名シーンも紹介されたので、40代以上の視聴者には当時のことを思い出すような良い内容となっていたと思います」(前出・テレビ誌ライター、以下同)そんななか1位に輝いたのは小田和正の『ラブ・ストーリーは突然に』。ドラマは最終回視聴率が32.3%、“月9”という言葉を生み出すきっかけとなった名作『東京ラブストーリー』だ。ご存知のとおり、主演は鈴木保奈美(58)。赤名リカを演じる鈴木と長尾完治を演じる織田裕二を中心に巻き起こる恋愛模様を描いたドラマなのだが、最重要のあの人がまったく映らない。「不自然なまでに主演の保奈美さんのシーンが取り上げられませんでした。ドラマ史に残る名シーン・名台詞として、リカの『カンチ、セックスしよ!』を待っていた視聴者は多かったはずですが……。そもそも1位にもかかわらず取り上げた尺が異様に短かったですね」この謎の編集に、ネットもザワついた。《えっ!?鈴木保奈美さん、フジテレビNGかなんかなん!?》《東京ラブストーリーなのに鈴木保奈美まったく映らなかったなぜ?》《待て待て待て鈴木保奈美はどこ行った?さすがフジテレビ酷い終わり方だな》《各ドラマの名シーンが流れるも何故か1位の尺が短すぎる上にリカが出ない》《東京ラブストーリーをダイジェストで紹介するのに鈴木保奈美を1秒も映さんのって一体何の忖度????》(すべて原文ママ)「9位には浜田省吾さんの『悲しみは雪のように』がランクイン。ドラマ『愛という名のもとに』の名シーンが紹介されたのですが、こちらも主演の保奈美さんは登場せず。中野英雄さんが演じた“チョロ”にまつわるシーンが中心でした。確かにチョロも重要な存在ですが……」同番組の放送前日の16日、鈴木の“元夫”、とんねるずの石橋貴明(63)が所属事務所を通じてコメントを発表。「週刊文春」電子版で報じられていたフジテレビ女性局員との会合における“不適切な行動“について、以下のように釈明した。《10年余り前のことで記憶が曖昧な部分もありますが、記事にあった方々と会食した覚えはあります。そこで起きた詳細については、かなり深酒をしてたためか、覚えていないのが正直なところです。私自身の至らなさゆえ、かなり羽目を外してしまったかも知れません》フジテレビの“トンデモ”編集は炎上回避のつもりだったのか。だが、逆に憶測を招く結果に――。
2025年04月18日4月17日、俳優の山本舞香(27)がインスタグラムのストーリーズで公開した、義理の兄で人気ロックバンド「ONE OK ROCK」のボーカル・Taka(37)との2ショットが一部で波紋を広げている。Takaの37歳の誕生日でもあったこの日、山本は《Happy Birthday Brother》と綴ると共に、自宅と思われるプライベートな空間で撮影した2ショットを公開。Takaはソファに座った山本に身を預けるようにして密着しており、写真からは2人の良好な仲が伝わってくる。ただ、投稿がネットニュースになり反響を呼ぶと、一部ではこんな声が上がった。《よほど仲がいいのか、、これって普通?!》《これはダンナとの距離ですよね?》《義理の兄妹って言うより、恋人同士に見えます》山本の夫がTakaの弟でロックバンド「MY FIRST STORY」のHiro(31)ということもあり、義兄妹の“距離感”に驚く人が多かったようだ。「山本さんとHiroさんは’24年10月に結婚を発表。山本さんはモデルや俳優として若者を中心に大人気で、Hiroさんもバンドでアジアツアーを回るほどの実力者。また、HiroさんとTakaさんの両親は森進一さん、森昌子さん元夫妻という大物芸能一家ですから、結婚当時は世間で大きな話題を集めました」(芸能ライター)何の変哲もない微笑ましい家族写真だが、思わぬ反応が寄せられてしまった今回の投稿。山本と森一家は日ごろから仲睦まじいことで知られているという。「山本さんはHiroさんとはもちろん、森進一さんとも仲が良いようで、今年の元旦に更新したインスタグラムでは森さんと肩を寄せ合う写真を投稿。HiroさんはYouTubeに公開した動画で、お正月は山本さんが森さんに手料理を振舞ったことを明かしています。また、山本さんはHiroさんと結婚する前からTakaさんとも面識があり、’21年のインスタの投稿では《実は仲良しお兄ちゃんです》と紹介したこともありました。今回の投稿も、山本さんとTakaさんの髪が直近の色とは違うため、かなり前に撮影した写真ということも考えられます。いずれにせよ、普段通りの“ノリ”だと思いますが、ネットニュースのコメント欄を見ている限り、山本さんとTakaさんの関係を知らない人も多くいたようなので、一部で否定的な声が上がってしまったのではないでしょうか」(前出・芸能ライター)実際、先の声とは対照的に、以下のような反応も寄せられている。《ワンオクって世界的に活躍してるし、外国感覚で考えると普通なんじゃないんですか。》《私は素敵な写真だと思う。家族仲良しでいいじゃん》《森進一との写真も距離近い写真もあるし芸能人てそういうもんなのかなって思ったよ》
2025年04月18日(中孝介&スタッフXより)4月15日、性的暴行を加えた疑いで逮捕されたミュージシャンの中孝介(44)が釈放された。3月28日午前2時ごろ、東京都品川区の銭湯で、休憩場所で椅子に座って寝ていた20代の男性に性的暴行を加えた疑いで現行犯逮捕された中。警視庁によると、逮捕後の取り調べに対して「全く身に覚えがない」と容疑を否認しており、今後は在宅のまま捜査が続けられるという。「中さんは‘07年4月にリリースした、森山直太朗さん(48)が提供した楽曲『花』がロングヒットを記録。人気アニメ『BLEACH』(テレビ東京系)や『夏目友人帳』(同局系)、ドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』(フジテレビ系)に起用された楽曲もある上に、海外でも人気を博していました。そんな中さんの逮捕とあって、衝撃を受ける人が多くみられました」(音楽関係者)逮捕当時、SNS上では中のものだとするXの裏アカウントが拡散され、物議を醸していた。最後の投稿は、逮捕当日の午前1時38分、品川区にある銭湯の外観とともに《近所だけど初めて行った 狭いけど中々良かった》と綴ったもの。また、公表している誕生日とX上で言及している誕生日が一緒であったり、中と同じタイミングで台湾を訪れていたことなどから、本人のものではないかとの指摘がひろがっていた。日常にまつわるポストの他に性的な画像などもアップされていたことから注目を集めていた同アカウントだが、逮捕後 “異変”が起こったという。「18日までに、最後の投稿だった銭湯の写真の投稿が削除されたのです。そのほかに性行為後のベッドの様子をアップした投稿や過激な内容の動画も消えていました。実際に中さんのアカウントであるかどうかや、削除された正確なタイミングはわかっていませんが、SNS上では中さんが釈放された15日以降、削除されていることが話題になったため、タイミングに驚く声が上がっています」(WEBメディア記者)
2025年04月18日《広末涼子は検査に協力し、正式な鑑定結果においてアルコールや違法薬物は一切検出されておりません。家宅捜査においても薬物が押収されたという事実はございません。本人は、過去を含め、薬物に一切関与しておりません》4月16日に静岡県警浜松西署から釈放され、所属事務所が公式サイトで冒頭のように声明を発表した広末涼子(44)。傷害容疑については看護師側との示談が成立し、新東名高速道路で起こした交通事故は任意での捜査が続くと報じられている。`23年6月に有名シェフ・鳥羽周作氏(46)とのダブル不倫が報道された広末。一時は表舞台から姿を消していたが、3月28日に生態調査バラエティ番組『ザ・共通テン!』(フジテレビ系)に出演していた。およそ2年ぶりとなる“全国放送”復帰までの経緯をフジテレビ関係者が明かす。「番組サイドは特番の目玉となる人物として、昨年11月ごろにオファーを出したそうです。『ザ・共通テン!』は、密着インタビューなどで出演者の私生活に迫る番組ですが、オファー当時、広末さんは『何でも聞いてください』と、出演を快諾していたそうです。ただ、中居正広さん(52)の女性トラブルに端を発した“フジテレビ問題”が起きると、広末さんは『こんな状態では出演できない』と訴えたといいます。これにフジテレビ側は彼女に直談判し、なんとか放送までこぎ着けたと聞いています。番組サイドは事前告知を今までにないほど積極的に行うなど、『ザ・共通テン!』に期待していました」放送10日後の4月8日に傷害の疑いで現行犯逮捕された広末。番組制作サイドは逮捕についてどう思っているのだろうか。「『ザ・共通テン!』は下請けの番組製作会社が手掛けているのですが、“バラエティ枠でヒットが欲しい”と昨年から仕込んできた目玉として、広末さんの密着を放送できたことで現場の士気は上がっていました。事故直後は正直、『放送が終わった後でよかった……』という声が制作サイドから漏れていましたね。その後も広末さんの事件が取り上げられるたびに番組名や内容が引用されていたので制作サイドは喜んでいましたが、フジテレビ側としてはあまり歓迎の雰囲気ではないですよ。やはり事件は事件ですし、“フジテレビ問題”以後、コンプライアンスに厳しいですからね」(前出・フジテレビ関係者)しばらく、フジテレビが広末に密着することはなさそうだ――。
2025年04月18日健康な人が1日に摂取するべきエネルギーや栄養素の量を示した「日本人の食事摂取基準」が4月から新しくなっている。最新の知見に基づき5年に1度見直されている食事摂取基準。最新版で注目されているのが、ビタミンDの1日の摂取目標が成人男女とも9.0マイクログラムとさらに高く設定されたこと。2005年版では1日に必要なビタミンDは5.0マイクログラムだったので、この20年で2倍近く引き上げられたことになる。国が積極的に摂取を勧めているビタミンDだが、日本人のほとんどがビタミンD不足に陥っていることが明らかになっている。東京慈恵会医科大学臨床検査医学講座の越智小枝教授が語る。「2019年4月から1年間に東京都内で健康診断を受けた成人男女5,518人の血中ビタミンD濃度を調べたところ、全体の98%が必要とされる値を下回っていました。ビタミンDには、食べ物から摂取されるもの、日光を浴びて皮膚から生成されるものと2種類あります。検出されたビタミンDを調べてみると、ほとんどが動物由来か日光を浴びてつくられたもの。植物やきのこ由来のビタミンDがほとんど検出されませんでした。植物由来のビタミンDを取っていると思っている人でも、ほとんど必要量が取れていないのが現状です」ビタミンDは、サケやしらすなどの魚介類、干ししいたけなどのきのこ類に豊富に含まれているが、不足するとどうなるのだろうか。■日焼け止めを塗るとビタミンDが生成されない越智先生が続ける。「新型コロナウイルスの重症化を抑えるといった感染症やがんなどの免疫を整える作用、心筋梗塞のリスクを下げる作用などが注目されていますが、もっとも知られているのが、ビタミンDが丈夫な骨をつくるのに欠かせない栄養素だということです。ビタミンDは、カルシウムが小腸で吸収される際にサポートしたり、骨にカルシウムを取り込ませたりする作用があります。また骨を溶かす『破骨細胞』の働きを抑えたり、しなやかな筋肉をつくったりすることも。ビタミンDが不足すると、骨粗しょう症や骨折リスクが高まります」50代以降は、骨密度が急速に減少していく。骨の量が減る骨粗しょう症になると骨折しやすくなり、歩行困難や寝たきりを招くことも。骨の健康のためにも、日ごろからしっかりビタミンDを取ることが重要だ。「ビタミンDは、太陽の光を浴びることでも生成されますが、現代は屋内での仕事が多いことに加え、シミやシワ、皮膚がんなどの原因となる紫外線のダメージを考えれば、日光で十分なビタミンを生成するのは極めて難しい。意識的に日光に当たる習慣を取り入れるのはいいことですが、日焼け止めを塗ってしまうとビタミンDの生成が90%以上抑えられてしまいます。日々の食事でビタミンDが多く含まれる食材をしっかり選んで摂取していくことが有効な手段です」(越智先生)骨の健康を保つためにも、適度に日光を浴びながら、ビタミンDがたっぷりの食材を取っていくことが重要。そこで注目されているのが、昨今、スーパーなどで見かけることが増えた「はなびらたけ」だ。管理栄養士で野菜ソムリエ上級プロの岸村康代さんが語る。「生のはなびらたけのビタミンD含有量はゼロですが、日光を当てると、含有量がグーンと増える特徴があります。最近では紫外線を当てた生のはなびらたけも売られていますが、4時間ほど日光に当ててから調理すればビタミンDを豊富に取り入れられます。腸内環境を整えるβグルカンなどの食物繊維も多く、またうま味成分のグルタミン酸も豊富でクセが少ないはなびらたけは、さまざまな料理に活用できます」別途グラフを見てほしい。ビタミンDの含有量がゼロだったはなびらたけが、日光(紫外線)に4時間当てるだけで100gあたり26マイクログラムに。8時間では、ビタミンDが豊富なまいたけの2.4倍以上、ぶなしめじの約16倍の含有量に!1日の目安量を超えるが、食事によるビタミンDの摂取では過剰摂取のリスクもほとんどないというから安心だ。前出の越智先生が語る。「ビタミンDは加熱しても大丈夫な脂溶性ビタミン。油と一緒に摂取すると吸収率が上がります。健康寿命の延伸に不可欠なビタミンDを意識して体に取り入れることを心がけましょう」そこで、はなびらたけを使った骨強化レシピを2品紹介する。“最強食材”を活用したビタミンDたっぷり生活で、いくつになっても歩ける体をつくろう!
2025年04月18日「今田さんは当初は土佐ことばの習得に苦戦していましたが、休憩時間にも共演者同士、土佐ことばで会話して言葉遣いやイントネーションに慣れるようにしたそうです」(制作関係者)放送中のNHK連続テレビ小説『あんぱん』。ヒロイン・朝田のぶ役の今田美桜(28)と、その夫・柳井嵩役の北村匠海(27)の仲むつまじい姿が目に浮かぶ。「今年はNHKの前身・東京放送局の開局100周年。この節目を盛り上げるために、NHKは『あんぱん』に豪華キャストを何人も起用しています」(前出・制作関係者)となると、俳優陣への出演料も莫大なのでは……と思いきや、NHKには独自のギャラ相場があり、民放と比べると格安だというのだ。「基本的にNHKの出演料は民放と比べると2~3割ほど低いのです。各俳優がどれほどNHKに貢献したかを基準に、“60分当たりの出演料”が決められます。そのため、主役より脇役のほうが出演料が高くなることも少なくありません」(NHK関係者)そこで本誌は、『あんぱん』の豪華出演者の出演料を取材。複数の関係者の証言をもとに左のリストを作成した。今回の出演者のなかで、出演料が頭一つ抜けているのは松嶋菜々子(51)の60万円だ。「松嶋さんは朝ドラ『ひまわり』(’96年)でヒロインを務め、大河ドラマ『利家とまつ~加賀百万石物語~』(’02年)で唐沢寿明さん(61)とダブル主演。朝ドラと大河ドラマ両方で主演を務めたのは当時松嶋さんが初めてであり、NHKがいかに彼女に信頼を置いているかがわかります。NHKの“お抱え女優”的な立ち位置で、まだ51歳ながら出演料は最高クラスです」(前出・NHK関係者)後を追うのは阿部サダヲ(54)。『アンパンマン』の「ジャムおじさん」そっくりの扮装姿が話題になったが、出演料は56万円ほどに。「阿部さんは大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』(’19年)で中村勘九郎さん(43)とダブル主演したほか、大河ドラマは3作、朝ドラ2作に出演しています。連ドラで主演したこともあり、NHKへの貢献度は実は相当高いのです」(前出・制作関係者)さらにこのあとも、朝ドラや大河の主演経験者が続く。「戸田菜穂さん(51)は朝ドラ『ええにょぼ』(’93年)、妻夫木聡さん(44)は大河ドラマ『天地人』(’09年)でそれぞれ主演を務めた実績があり、『あんぱん』では1時間あたり50万円に。特に妻夫木さんは『天地人』以外でもNHK作品にはすべて主演として出演してきました。まだ40代と若いですが、主演作が多いことはNHK内での高評価につながっています」(前出・制作関係者)妻夫木や戸田と同じ“50万円クラス”には竹野内豊(54)も。「竹野内さんはNHKのイメージは強くはないですが、『利家とまつ』『いだてん』に出演。’17年には連ドラでも主演を務めました。民放で竹野内さんが主演となれば200万円以上の出演料となりますが、“NHK価格”で今回は50万円ほどのようです」(前出・制作関係者)朝ドラ初出演の二宮和也(41)は40万円。「俳優として高く評価されており数々の受賞経験もある二宮さんですが、NHKのドラマは今回が初めて。実績の少なさを鑑みて40万円です」(前出・NHK関係者)二宮自身、今回の起用には《あの連続テレビ小説に自分が出演できるとは考えてもいなかった》とコメントしている。ただ、ここにもNHKならではの特殊事情が。「二宮さんは嵐として『紅白歌合戦』に12回出場。グループでも単独でも司会を務めました。東京オリンピック・パラリンピックでも嵐としてスペシャルナビゲーターとなるなど、ドラマ以外でのさまざまな分野でNHKに貢献してきました。それゆえ基本的な出演料は40万円ですが、“拘束料”などといった名目で貢献度に見合った色を付けているはずですよ」(前出・NHK関係者)主役と準主役である今田と北村の出演料は、確かに決して高くはないが……。「北村さんは大河ドラマ『平清盛』(’12年)に出演しましたが、それ以外の実績はほとんどありません。ただ、今作で準主役に据えられたのには、将来的に大河ドラマで主演してほしいというNHKの思惑が強いのではと、専らの噂です。今田さんは朝ドラ『おかえりモネ』(’21年)以来のNHK作品。今回ヒロインを務めたことで、今後の出演料は確実に上がります」(演出・制作関係者)さらに今田には、ヒロインならではのうれしい“あんこ”も。「再放送の回数に合わせて“再放送料”が付きます。今田さんは登場回数もトップですから、加算される再放送料はかなりのものとなりそうです。ほかにもロケの場合には“地方手当”がつくこともあります」(前出・NHK関係者)河合優実(24)や高橋文哉(24)ら若手俳優も今回の出演料は低めだが、「年間のNHKでの活躍に応じて翌年に出演料が更新されるのが通例。『あんぱん』以降は徐々に上がっていくはずです」(前出・制作関係者)ヒロイン夫妻も、将来は松嶋を上回るかも!?
2025年04月18日4月16日、お笑いタレント・石橋貴明(63)が所属事務所を通じてコメントを発表し、「週刊文春」電子版で報じられていたフジテレビ女性局員との会合における“不適切な行動“について、以下のように釈明した。《10年余り前のことで記憶が曖昧な部分もありますが、記事にあった方々と会食した覚えはあります。そこで起きた詳細については、かなり深酒をしてたためか、覚えていないのが正直なところです。私自身の至らなさゆえ、かなり羽目を外してしまったかも知れません》「3月31日にフジテレビの第三者委員会が公表した調査報告書では、元タレント・中居正広氏の性暴力事案の“重要な類似事案”として、元編成幹部の男性B氏が、10年以上前に番組出演者との会合に女性局員を誘った事例を紹介。報告書によると、誘ったB氏らは黙っていなくなり、残された女性と出演者が二軒目に移動して2人きりになったところで、出演者が“下半身を露出”し、女性は《私はそういうのだめなので》とその場を後にしたそうです。4月9日、『週刊文春』は当該出演者が石橋さんだと報じていました」(芸能記者、以下同)石橋は冒頭のコメントに続け、《同席された女性の方には、不快な思いをさせてしまったことを、大変申し訳なく思っております。叶うのであれば、快復後直接お会いして謝罪させていただきたく思います》と謝罪している。報告書で、重要な類似事案は石橋の件を含めて2件報告されている。残るもう1つが、中居氏も参加した’21年12月に開催された「スイートルームの会」だ。「報告書によると、都内の外資系ホテルで行われたスイートルームの会には、B氏、中居氏、有力な番組出演者であるタレントU氏、そのほかQ氏、R氏を含めた4名の女性アナウンサー、その他にスタッフ数人が参加。会の途中で、中居氏に促される形でB氏がスタッフと共に退出し、中居氏、U氏、Q氏、R氏の男女2対2の状況が発生したという記載があります。こうした状況下で、トイレのために離席したR氏の後を追うようにU氏が退出し、中居氏とQ氏が2人きりになるタイミングも。その間、Q氏は中居氏から意に沿わない接触を受けたと供述しており、第三者委員会も《セクシュアルハラスメントと認められる》と評価していました。そもそも、第三者委員会がこの会合の調査を行った目的は、B氏と中居氏、U氏が意図的に女性2名がスイートルームに残る状況を作り出した可能性があったためです。しかし、U氏は、情報が漏洩し、特定されるリスクがあるとして、第三者委員会のヒアリングを拒否しています」“覚えてない”としつつも謝罪した石橋とは対照的に、報告書がまとまって半月以上が経過したいまも“ダンマリ”のU氏に、Xでは説明を求める声が上がっている。《石橋貴明は、謝罪のコメントを出しただけまだマシ。それに引き換え、タレントUは…。》《石橋氏は謝罪したけどU氏はどうするんだろうね》《石橋貴明は謝罪した。タレントUは実名出る前に名乗り出るべき》《じゃあU氏は誰って話。この人だけ名前出ちゃってU氏は伏せられたままってどうなのよ。しかもこちらは10年前。U氏は4年前よね》「石橋さんの場合、あくまでも週刊誌報道があってから謝罪をしたわけですが、それでも1週間以内に声明を出した点を評価する人は多い。また、彼は4月3日にがんを公表しており、今回の声明の2日前にICUから一般病棟に戻ったばかりで、その後に報道を知ったというドタバタな状況であったことは確か。スイートルームの会について、男性側でヒアリングに応じていないのはU氏のみ。第三者委員会はU氏、中居氏、B氏の3人で女性を意図的に残すよう相談した事実は確認できなかったとしていますが、そもそも会合は“楽しい飲み会がしたい”というU氏の求めに応じて開かれたものであり、報告書を読んで中居氏と女性が2人きりになったタイミングにおけるU氏の関与が気がかりな人も多いのでしょう」U氏が自ら説明する日はくるのか――。
2025年04月18日新学期を迎えて5年生になったまめ。あのちいさかったまめもいよいよ小学校高学年かと思うと感慨深いです。反抗期の始まりを宣言されたものの特に大きなぶつかり合いになることはなく、穏やかな日々を過ごしておりますが、その実、私に対してイライラする気持ちを抱くことはそれなりにあるようで「イライラしてはいるけれど気を遣って黙っている」というようなことをしばしばアピールしてきます。反抗期という成長過程に必要な時期とはいえ一緒に暮らすもの同士、不快感を与えないよう礼儀は尽くす。ものすごく良い心がけだと思う。その年でこれができているなんてもう私なんかよりずっと立派。私もホルモンやら感情やらに支配されてイライラを撒き散らかさぬよう今以上に気を引き締めようと心に誓いました。
2025年04月18日4月18日、人気アニメ『名探偵コナン』(読売テレビ・日本テレビ系)の劇場版最新作『名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)』が公開される。同作の公開を記念し、同日には昨年公開された『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』が、『金曜ロードショー』(日本テレビ系)にて放送予定だ。コナン映画といえば、芸能人やスポーツ選手などが「ゲスト声優」として参加しているのも見どころの1つ。これまでの劇場版シリーズ28作で、じつに40名以上のゲスト声優が登場しており、最新作では俳優の山田孝之(41)と山下美月(25)が声優に挑戦している。そこで本誌はWEBアンケートツール「Freeasy」にて、20~50代の男女500人を対象に「演技が上手いと思ったゲスト声優」についてアンケート調査を実施した。第3位はミュージカル界のプリンス・山崎育三郎(39)。山崎といえば、ミュージカル・舞台・ドラマ・映画など幅広い俳優活動のほか、歌手としても活躍。演技力には定評があり、舞台やミュージカル経験も豊富なことから、アンケートのコメントでも発声やキャラクターとの親和性などを評価する声が多かった。山崎が出演したのは、2019年に公開された『名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)』だ。本人の印象から爽やかな青年役かと思いきや、ヒゲを生やした渋い男性「レオン・ロー」を演じている。「シンガポールの名探偵」という役どころで、作中では英語のセリフが多かったものの、まったく違和感なく演じ切っていた。《舞台をやる人の発声には力強さがある》《ミュージカルも演っているので声が良い》《声に感情がこもっていて心情が伝わってくるから》《役になじんでいたように思うから》第2位は演技力で選ばれた大泉洋(52)。「TEAM NACS」という北海道を拠点とする演劇ユニットに所属し、舞台・映画・ドラマなどで広く俳優として活躍する大泉。シリアスな役柄からコミカルな三枚目までこなす演技力は元々評価が高いが、じつは大泉はジブリ作品を始めとした声優経験も豊富なのだ。アンケートのコメントでも、《違和感がない》《キャラクターにハマってる》など、声優としての実力が高く評価されていた。大泉が出演したのは昨年公開の『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』で、北海道警察の刑事「川添善久」を演じている。興行収入100億円を超える大ヒットとなった同作で、絶大なインパクトを残した大泉が見事2位に輝いた。《声優だと本気で思っていたから》《俳優としての演技もうまいので、違和感なく聞こえたから》《声優としても味のある演技をしていたと思うため》《ちゃんと原作に馴染んでいる演技だった》第1位は元タカラジェンヌの実力者、天海祐希(57)。宝塚歌劇団でトップスターを務め、宝塚時代は史上最年少で月組トップになるなど数多くの伝説を作ったことでも知られている天海。現在は舞台・映画・ドラマなどで引っ張りだこで、演技力にも定評がある実力者だ。アンケートのコメントでは、声の良さや演技のリアリティが絶賛されていた。天海が出演したのは、2016年に公開された『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』。コナンと敵対する組織「黒の組織」のメンバーでありながら、記憶を失う謎の女性という役柄だった。記憶を取り戻そうとする過程の不安定な様子も見事に演じており、同作の見どころのひとつとなっている。《声が通り、さすが元タカラジェンヌと言わざるを得ない》《ゲスト声優だと気づかないくらい声の演技が上手かったから》《実写で観ているようなリアル感があった》《安心感、安定感があります》
2025年04月18日畠山衣美アナ(NHK公式サイトより)《「あんな女に金を払いたくない」とNHKの不払いも増えそうですね。》《NHK公共放送の女性アナウンサーが不倫とは…。》X上では辛辣な声があがっていて――。16日配信の文春オンラインがNHK畠山衣美アナウンサーの不倫を報じた。「不倫のお相手は同じくNHKに勤務する同年代の既婚男性とのこと。畠山さんに文春の記者が直撃するも無言を貫き、NHKも回答を拒否したそうです」(スポーツ紙記者)熊本県出身で2015年に営業職としてNHKに入局した畠山アナ。その後アナウンサー職となり熊本局、大阪局を経て、’23年4月から東京アナウンス室勤務となった。「今年の4月からは『NHKニュース7』のリポーターに大抜擢されて“次期エース”とも囁かれていただけに、今回の報道は彼女のキャリアに悪影響を及ぼすことは間違いないでしょう」(前出・スポーツ紙記者、以下同)冒頭の声のほか、こんな指摘も。《NHK不倫多くね?》「’22年10月にやはり文春オンラインが報じた『NHKトップアナウンサー阿部渉(55)が昼下がりに“禁断の局内不倫”「時間差、偽名、2部屋予約を駆使した厳戒態勢」《部屋から男女の声が…》』のインパクトは大きかった。阿部アナは2009年から2011年まで3年連続で紅白歌合戦の総合司会を務めた超ベテランアナウンサーであり、NHKの顔でしたからね。そんな彼の局内不倫は大きな話題に」だが、その翌年にも警察沙汰になった不倫騒動も起きていた。本誌の取材メモを振り返る――。’23年2月17日未明に、同僚の後輩女性アナウンサーの自宅に侵入し、邸宅侵入の容疑で逮捕されたNHKのAアナ(当時47)。Aアナは、1999年の入局以来、主にスポーツ中継を中心に活躍し、エリート街道を邁進してきた。妻と子を持つ家族思いなパパとしても知られたAアナの、まさかの蛮行にはNHKも怒り心頭で「職員が逮捕されたことは遺憾」とコメントを発表し、公式HPやSNS上からAアナに関する情報をすべて削除している。’22年8月からは地方の放送局に籍を置いていたAアナだが、出張のため上京しており、勤務後に女性アナの自宅に侵入。その卑劣な手口について、捜査関係者は言う。「女性アナのマンションはオートロック式で、鍵を持っていないA氏は別の住人が入るタイミングを見計らって一緒に入ったそうです」侵入時に女性アナが不在だったことは不幸中の幸いといえるが、今回の逮捕に貢献した人物が。「Aアナが侵入した際、女性アナの自宅には知人男性がおり、2人はもみ合いに。知人男性から『警察を呼ぶぞ』と言われ焦ったA氏は、マンション共用部から飛び降り、負傷し、退院後の20日に逮捕されました」(前出・捜査関係者)この男性の素性について、あるテレビ局関係者はいう。「男性はしばらく前から女性アナと交際関係にあり、すでに婚約もしているといいます。男性も怖かったと思いますが、彼女の安全を守るために身を挺したのでしょうね」その後、NHKは「公共メディアの職員として社会的信用を大きく損なった責任は重いと判断した」としてAアナを諭旨免職処分にすると発表したのだが、ネットからは、《免職って受信料払ってる視聴者分から退職金たんまり払うの?さらに受信料拒否する人増えそうやけどな》《諭旨免職?懲戒じゃないんだ。じゃ退職金も払われるんだろう、NHK聴取料から》《この人にみんなの受信料から退職金・・・返還請求したい気持ち》《懲戒解雇じゃないから退職金はたっぷり出ますね》と物議を醸す結果に……。定期的に人気アナの不倫が報じられるNHK。《多くね?》とツッコまれても仕方がないかも?
2025年04月18日この春スタートした日曜劇場『キャスター』(TBS系)の公式Xが4月16日、「なにわ男子」の道枝駿佑(22)と、「=LOVE」の佐々木舞香(25)のツーショット動画を公開。二人のある“挙動”に注目が集まっている。今回投稿されたのは、『キャスター』のサイドストーリーとしてU-NEXTで配信中のドラマ『恋するキャスター』の宣伝動画。道枝と佐々木が横並びで手を振って「見てね~!!」と告知している一見普通の動画なのだが、二人の間にはやや距離があるように見える。ドラマのストーリー上では“秘密”の関係となる二人だけに、もう少し近づいていても良さそうなものだが、“意識的に距離をとっている”と感じた人も多いようで、Xでは《プロアイドルを感じますね……めちゃくちゃファンに優しい》《なにわのみっちーと舞香ちゃん互いにプロ意識高すぎてサンパチマイク挟んだ漫才師みたいになってるのおもろすぎるふたりとも最高》《さすがアイドル!ファンへの配慮を感じる距離だね》《まさに神配慮だ》などと、二人のアイドルとしての“プロ意識”に感嘆する声が多くあがっている。じつは佐々木に関しては、以前にも共演者との距離感が話題になったことがあった。佐々木が2023年の舞台『東京リベンジャーズ』に出演した際、公式Xがオフショットを公開。約20名ほどの出演者の集合写真がアップされていたのだが、そこには男性キャストたちと距離を置いて、端のほうにぽつりと座る佐々木の姿が。これにはXで、《危機管理能力がありすぎる》《輪の中心にあえて入らないのが好感度高い》との声が殺到していた。いっぽうで、道枝は普段の距離感が「近い」ことで知られている。今年2月11日に更新したInstagramでは、Snow Manの向井康二(30)と顔をくっつけるような距離でのツーショットを披露。昨年6月に投稿したHey!Say!JUMPの山田涼介(31)とのツーショットでも肩を組み、山田に寄り添うような仕草を見せていた。普段の道枝の距離感からすると、やはり今回の佐々木とのツーショットは意識的に距離をとっているのだろう。「アイドルの場合、共演者との距離感が原因で、予期せぬ波紋を呼んでしまうことが多々あります。昨年、Snow Manの渡辺翔太さん(32)がドラマ『先生さようなら』(日本テレビ系)で主演を務めた際に、共演した女優・北香那さん(27)が渡辺さんにボディタッチする動画が切り取られて拡散。《触り方があざとい》《ベタベタするな》など一部のファンからかなりの反感を買ったことがありました。旧ジャニーズ時代から“王子キャラ”として人気の高い道枝さんはそのあたりはかなり気を付けているようで、ツーショットで距離を詰めるのはあくまでも男性が相手のときのみです。今回はお相手もアイドルですし、いつも以上に配慮した結果、あのような立ち位置になったのでしょう」(芸能ライター)ファンにとっては、やはり推しのアイドルと異性との過剰な絡みは見たくないもの。今回の道枝と佐々木のツーショットは、まさにベストな距離感と言えそうだ。
2025年04月17日