3月22日に放送された『酒のツマミになる話』(フジテレビ系)のゲストに、タレントのアンミカ(51)が登場。ゲスト出演が発表された時点から波紋を呼んでいたが、放送後も批判が止む気配はない。同番組は、ダウンタウンの松本人志(60)がMCを務めていた『人志松本の酒のツマミになる話』が、松本の活動休止をきっかけに番組名とMCを変更したもの。番組セットやフォーマットは松本在籍時のものを踏襲しているが、松本の肖像画が新MCを務める千鳥の大悟(43)に書き換わっているなどマイナーチェンジが施されている。この回には漫画家の浅野いにお氏(43)もゲストとして登場し、代表作『ソラニン』の制作秘話や「仕事の良き理解者はいるか」などのトークを披露。アンミカの「席替えが苦手」という発言をきっかけに、同じくゲストとして出演していたタレントのあのが席替えし、大悟に変わってMCとなりトークを回すなど、スタジオは盛りあがりをみせていた。「松本さんの活動休止前からアンミカさんは松本さんとの共演が多く、『酒のツマミ』や『ダウンタウンDX』(読売テレビ・日本テレビ系))によく出演していました。今やさまざまな番組に引っ張りだこのアンミカさんの人気を押し上げたのも、この番組での『白は200色あんねん』という発言がSNSなどで話題になったのがきっかけと言ってもいいでしょう」(WEBメディア記者)ゲスト出演することに一見何の問題もないように見えるアンミカ。しかし、アンミカの出演に対しては批判コメントが殺到した。いったいなぜか。「アンミカさんが、ワイドショーなどで松本さんの一連の性加害疑惑についてコメントを求められた際に、『私も芸能人である前に女性でもある』というスタンスで、被害を主張する女性側に寄り添うような発言を行いました。現時点で真偽のほどは分かっていませんから、もちろんアンミカさんも『事実はわからない』としたうえで、『飲み会をセッティングした人にしたら“楽しい飲み会のはずだった”。でも“ハラスメント”と言われるものは、見る角度からすると違うことがある』と指摘。他の番組でも、被害を訴える女性らに『10年前の出来事を言うな』と非難する意見に対し、『この人が全部否定されたことになる。それってなかなか言ってはいけないこと』とたしなめるような姿勢を見せました。しかしアンミカさんのこのスタンスが、よく知る仲であるはずの松本さんを擁護しなかったと一部の松本さんのファンからの怒りを買ったよう。『恩知らず』とバッシングが寄せられているのです」(前出・WEBメディア記者)さらに放送後には、アンミカとともに番組を盛り上げたとしてMCの大悟にまで批判の声が殺到する事態に。《ほんとに不快な番組になった。アンミカの話で笑ってる大悟すら、嫌いになりそうや》《アンミカさんって松本人志さんをクロ扱いして厳しいコメントしてた人ですよね…。冤罪かもしれないのに。なんでそんなアンミカさんを、よりによって松本人志さんの番組に出すの?と疑問しかないです。大悟さんたち吉本芸人も、笑顔で接することができるなんて驚きます》《千鳥は最近はフジテレビの犬みたいに見える》《番組スタッフの無神経さ許せない。アンミカ出すのも大悟の肖像画にしたのもそれを受け入れた大悟も許せない。何勘違いしてんの?この番組、松本人志 の番組だから。松本さんを待つために観てたのに、このやり方何?味方も敵に回す馬鹿さ加減。ふざけるな!》番組内で、代役MCを任されたことを「人生で一番大きい席替えをした」と表現していた大悟。松本ファンとゲストの座を取り持つのは、そう簡単にはいかないようだ。
2024年03月25日自民党の二階俊博元幹事長(85)は3月25日、党本部で記者会見を開き、“政治不信を招いた”責任から次の衆議院選挙に立候補しないと表明した。しかし、会見の質疑では、同席した二階氏の最側近である林幹雄経理局長(77)が代弁する姿が目立ち、自ら説明を尽くす姿勢は見られなかった。会見の冒頭で二階氏は「このたび私が会長を務めておりました派閥の政治資金問題の政治不信を招く要因となったことに対し改めて国民とこれまでご支援くださった地元の皆さまに深くおわび申し上げます。すでに派閥の会計責任者と私の秘書が刑事処分を受けていますが、その政治責任は当然、すべて監督責任者である私自身にあることは当然のことであります」とメモを読みながら反省の弁を述べた。しかし、その後の質疑では態度を一変。政治倫理審査会への出席を求められても応じていない理由と出席する意向を問われたが、なぜか無言で林氏を見ると、林氏が「出席は自分の判断でしてますので、出席する必要がないと判断して、出席しなかった」と代弁。政倫審に出席するかどうかについても「武田事務総長が説明した」と林氏がコメントし、まるで説明は果たされたかのような物言い。さらに、総理に不出馬を伝えた際の総理の反応を聞かれれば「総理に聞いてください」とそっけなく、また、2013年の広島での河井克行元法務大臣による買収事件で見つかった河合氏の直筆メモで二階氏が3300万円を提供したとされる内容について問われると、再び林氏が「全部表から出ていますので裏金じゃありません」と強調。ついには、不出馬の理由が高齢なのかと問われると否定した上で「年齢制限があるか?おまえもその年がくるんだよ」と、記者を睨みつけ威嚇。そして横を向き「バカ野郎」と呟いた。裏金問題で二階氏個人の不記載額は、党内最多の3526万円。二階氏の秘書は、政治資金収支報告書に記載せず、寄付の合計額を虚偽記入したとして略式起訴され、罰金100万円と公民権停止3年が先月確定している。冒頭で反省の言葉を述べたものの、自ら説明する姿勢もなく、不遜な態度を晒したこの会見にはSNS上でも批判が殺到した。《ダメだ二階、全然反省してない》《リアル不適切にもほどがあるやんw》《説明責任も果たさず記者に逆ギレ》《お前もその歳くるんだよ はごもっともだけど多分この記者はその歳になってもこうしてインタビューしてないw》《口では謝罪していても腹の底から全く反省なし。国民をバカにするにも程がある。そんな態度ならまだ出てこない方が良い》《この年まで生きても反省とかが出来ない人間って何なのだろう》
2024年03月25日3月25日、歌手の松田聖子(62)が中央大学法学部通信教育課程を卒業したと発表された。「スポーツ報知」によると、聖子は「中央大学で法律を学ぶことができた4年間は、私にとって素晴らしい時間でした。あたたかくご指導いただきました先生方、関係者の皆様に心より御礼申し上げます」とコメント。さらに「大学で学んだことを糧にして、これからも仕事に励んでまいります」と述べたという。勉学に励んだ4年の間には、多忙な日々に加えて、’21年12月18日には愛娘である神田沙也加さん(享年35)の急死という痛ましい事件にも見舞われた。当時、聖子は予定していたディナーショーや『第72回 NHK紅白歌合戦』への出場など一切の芸能活動を休止。自宅から外出できない日々が続くことに。悲しみに打ちひしがれていたが、’22年1月末に四十九日法要を営むと同年3月、中止したディナーショーの振替公演と6月からの全国ツアー開催を発表。徐々に活動を再開させていった。「活動再開に際して配布されたファンクラブの会報誌のなかで、聖子さんは“今でも信じられない思い”“もう前に進めないと思った”と心情を吐露。さらにプライベートでは沙也加さんを亡くした喪失感のあまり2人の思い出が詰まった場所を訪れたり、生前愛用していたハンドミラーを受け継いで使ったり……。引き裂かれるような思いを抱えながら、もがきながらも再び表舞台に戻っていったのです」(音楽関係者)また聖子は昨年11月に都内で開催された、自身が初監督を務めた映画の特別上映会に登壇した際、上映終了後のトークショーで「天国はお花畑があって、とても良いところだと思うんです。だから、ヒロインも沙也加も幸せにしているんだ」と涙で声を詰まらせながらも発言。そして、最後には「沙也加に会いたい!」と泣き崩れてしまったことを本誌は報じている。沙也加さんの訃報を乗り越え見事、大学卒業を果たした聖子。ネットでは《ほんと強い人まさに鉄人ですよ。愛娘さん亡くされたご心痛計り知れない中でしっかりお仕事され学業にも励まれていたのですね》《聖子ちゃん、あなたはやっぱりすごいわ!沙也加ちゃんをなくしたあの悲しみの中で自分を甘やかさず勉強していたなんて。尊敬しかない》《愛娘をなくされた哀しみを抱えながら、学び続けた姿に心から拍手をおくりたい》と讃える声が相次いでいる。悲しみを堪えながら前を向いて歩み続ける聖子の姿を、天国の沙也加さんも、きっと見守っているだろうーー。
2024年03月25日国連が定めた世界ダウン症の日の3月21日に合わせて、米ニューヨークでイベントが行われ、ダウン症のある俳優・吉田葵(17)がスピーチを行った。「スピーチは、英語が初めてだったので最初は難しかったけれど、練習したらできるようになりました。本番では、英語のところは原稿を見ないで言えたので嬉しかったです!」と、スピーチ後に感想を語った吉田葵。米アカデミー賞にノミネートされた映画『PERFECT DAYS』(公開中)に出演したほか、2023年に放映された『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』(NHKBSプレミアム)の河合優実が演じる主人公の弟役でも話題となっていた。国際ダウン症協会主催で4年ぶりの現地開催となったイベントのテーマは「健康の公平性」。日本で活動する俳優・ジェイソン・ハンコックさんとともに登壇した吉田は紋付き袴姿で、「僕は軽い心臓病を持っていて、必ず定期検診を受けています。まわりのダウン症の先輩や友達も健康に不安を感じている人が多いです。みんな定期検診や手術を受けたり、薬を飲んだりして頑張っています。みんなが元気でいられたら最高です」と、必要な医療が世界中で平等に受けられることの重要性を訴えた。翌日には国連本部で行われた世界ダウン症連合の会合に出席。この日は、「思いこみを想いなおそう」というテーマで、各国からの集まったダウン症の人たちによる意見交換が行われた。障害のある役を、その当事者が演じることが少なかったドラマの現場。吉田は連続ドラマという長期間にわたる撮影でも、健康管理に気をつけて1日も休むことなくこなし、演技でも高い評価を受けた。会合に出席した感想を吉田さんはこう語る。「アメリカ、ブラジル、フランス、タイ、中国、ポーランド、フィリピンなど世界各国からダウン症のある人たちが参加しましたが、ダウン症のある人同士、波長が合うからか言葉があまり通じなくても、すぐに仲良くなっていました!みんなともっと話せるように英語を勉強したいです。このご縁を大切にして、世界中のダウン症の人たちとパーティーしたいという僕の夢が叶えられるとうれしいです」思い込みがなくなればダウン症の人が、さまざまな分野で活躍できるーー吉田の夢はさらに大きくなったに違いない。
2024年03月25日3月23日放送の『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)で、地上波復帰を果たしたお笑いコンビ・FUJIWARAの藤本敏史(53)。昨年10月に当て逃げ事故を起したことで、活動自粛を発表。今年1月に東京簡易裁判所から罰金2万4000円の略式命令が下され、2月23日に更新されたコンビのYouTubeチャンネル「FUJIWARA超合キーン」で活動再開を報告していた。騒動前は“ガヤ芸人”として、数々のバラエティ番組に引っ張りだこだった藤本。約5カ月ぶりのテレビ出演に明石家さんま(68)は温かく迎え入れていたが、“ある共演者”からは苦言を呈されてしまうことに……。番組が収録されたのは3月8日。藤本はひな壇上段に相方の原西孝幸(53)と並んで座り、両膝をきっちりと揃えて真剣な表情で臨んでいた。番組冒頭でさんまが「目がおうてしもた」と述べ、藤本の存在がフォーカスされることに。さんまが「彼」と呼ぶなどよそよそしく振る舞うなか、立ち上がった藤本は「冷たくされて当たり前です」とコメント。続けて「ちょっとすみません、1回だけ」と前置きし、大声を張り上げてこう謝罪したのだった。「本当に申し訳ございませんでした!」すると大きな拍手が沸き起こり、共演者の芸人仲間から「おかえり!」「おかえりなさい」と歓迎する声が相次いだ。さんまから「逃げモン」とイジられると、藤本は「僕は絶対に逃げないんで、やめてもらっていいですか」と返答。さらに「僕、『逃走中』に出ても絶対逃げません。それは決めたんでね、もし呼ばれたとしてもね」とボケ倒し、ブランクを感じさせないキレを見せていた。ところが、藤本の絶好調ぶりを疑問視した人物が。それはお笑いコンビ・マヂカルラブリーの野田クリスタル(37)。ひな壇の端で腕を組み、首を傾げて藤本に「なんか明るいなぁ」とポツリ。さんまに「(活動自粛が)かなりの長い期間やぞ、お前。ほんで今日、頑張って明るくしてんねん」と諌められると、野田は「こんな笑いをとっている姿を見たくはないっすね」と率直な意見をぶつけたのだった。藤本が「いや野田、俺150連休やってんぞ。ある?そんな連休?」と投げかけるも、野田は「150連休、休んだ感じじゃないんだよなっていう……。なんか温まりすぎているというか……」と納得いかない様子。さんまに「俺はええと思うよ。こうして明るくて、『芸人フジモン』でいくわけやからやなぁ」と言われると、こう主張したのだった。「こんなに不祥事ばっか起こして、吉本の芸人。当然のように戻ってくるのを、ここで処理するみたいなシステムができるのは、俺は許せないんですよ。ここに出たら『全部スッキリします』みたいなのは、鼻につくんですよ」昨年に2度の不倫が報じられたお笑いトリオ・ジャングルポケットの斉藤慎二(41)に矛先が向けられると、「お前もまだ早いからな!」と野田は言い放っていた。すると斉藤は、「そういう場がないとあれじゃないですかね、ずっと縮こまっていてもしょうがないですから」と反論。さんまも「誰かが救いの手を差し伸べんのがやな、仲間ってもんやろ。世間はどう言うかは知らんけどもやな」と、野田を説得したのだった。だが野田は「もっとこう、腫れ物に触るようにしましょうよ」「しゃべり出したら、みんな黙りましょうよ」と提案し、不祥事芸人に対する厳しいスタンスを崩すことはなかった。今月9日の放送回ではお笑いコンビ・TKOが2人揃って全国放送の番組に4年ぶりに出演し、賛否を呼んでいたばかり。いまや不祥事芸人の復帰の場になりつつある「お笑い向上委員会」。だがネットやSNSでは、番組内で真っ向から異論を呈した野田を支持する声が上がっている。《野田クリのコメントド正論よ。なんかフジモン反省してんの?って甚だ疑問》《野田クリの言う通りだと思うwwあの場が不祥事者再生工場になったらあかん》《野田さんの言葉は、視聴者の気持ちを代弁していると思った。反省の色も全くないフジモン、よくものこのこと戻ってこれたもんだ。正直テレビでもう見たくないね》
2024年03月25日ミュージシャンからの性加害を告発した元女優の若林志穂さん(52)。3月24日、“性被害の後遺症”をXで明かした。’09年に芸能界を引退した若林さんは、昨年9月にXアカウントを開設。そして同年11月に行った動画配信で「ミュージシャンのNから性加害を受けた」と告白した。若林さんによるとNと映画で共演することとなり、2人きりでセリフ合わせを行ったものの、Nが違法薬物と思しきものを使用する姿を目撃。その後Nに監禁され、性的暴行を受けた上に「お前なんか芸能界にいられないようにボコボコにして海に沈めてやる」などと脅迫されたという。その結果、若林さんは複雑性PTSDになり、後年Nに謝罪を要求したものの「会いたくない」と言われ、断られたと動画内では説明していた。そんな若林さんは3月24日、Xで《性被害に遭われた方々(私も含め)のその後の苦しみも分かってほしいです》と切り出すと、こう続けた。《本や海外ドラマ、洋画などで性被害に遭われた方々のお話しを読んだり観たり自分なりに納得するまで独学で勉強した。ストレートに言わせて下さい。男性不信になりセックスが怖いです。気持ちがいいと感じたこともないです》続けて《私の性被害の話を妄想だと言う方がいますが、恋をして人を愛したその後の事を考えたくもありません。恐怖しかありません。もし今人を愛したとしてもセックスは怖いです。性被害に遭われた他の方々とお話しをしたことはありませんが、私は怖くてその様な行為で気持ち良くなる事は二度と来ないです》と改めて性行為への恐怖感について投稿。そして、こう述べた。《子供は好きですし、『ママ』や『お母さん』と呼ばれてみたいと思いますし、自分の子供の成長ぶりも見てみたいと思った事もありますが、レイプされた私には二度と経験できないと思います。恥を承知で具体的にお話しをしました事をお許し下さい。女性としての喜びは断たれてしまいました》いっぽう、自身の心情を受け入れているようで《女性としての喜びはなくなりましたが、今という時間を一日一日大切に過ごす喜びを経験出来ています。幸せの形は100人いれば100通りの形があります》と綴ると、こう呼びかけた。《今も誹謗中傷が来ましたが、私は性被害に遭われた方やいじめやDV、子供への虐待、モラハラ、セクハラ、の被害を少しでも無くさなくてはいけないと思います。被害に遭ってから動き出しても遅いのです。加害者になる前に止めなくてはならないと思います。日本がもっと重きをおいて考えて頂きたいです》性被害を受けた若林さんの、重い後遺症ーー。Xでは《すごく辛い思いをしたのが伝わってきますよ…なんだか胸が痛い気持ちでいっぱいです》《辛く苦しい告白ですね そのような気持ちが少しでも晴れるようになるよう祈っています》《過去は消えなくても、未来は自分で作れますから、一歩ずつ志穂さんのペースで作っていって頂きたいなあと思います》と慮る声が相次いでいる。
2024年03月25日『Dr.スランプ』や『ドラゴンボール』などの作者としておなじみの漫画家、鳥山明さんが3月1日、68歳で亡くなった。死因は“急性硬膜下血腫”。急性硬膜下血腫とは、脳を覆っている硬膜と脳表との間に起きる急性出血のこと。さがみ生協病院内科部長の牛山元美さんが原因について解説する。「一般的には、転倒や転落、交通事故などによって強く頭を打ちつけた場合、その衝撃で硬膜と脳表の間の血管が切れて出血が起きることで発症します」衝撃を受けた直後、あるいは少し時間を置いてから、激しい頭痛や意識障害、嘔吐、麻痺などの症状が現れる。「こうした症状が出た場合、緊急手術で頭部の血腫を取り除かないと命に危険が及びます」(牛山さん)ただし、頭部にそれほど強い衝撃を受けなくても次のような人は要注意。「過去に脳梗塞や心筋梗塞を起こした人、狭心症など心疾患をお持ちの人、さらには、脊柱管狭窄症などの治療で整形外科に通っている人などはリスクが高まります。血管がもろくなっているうえに、“血液をサラサラ”にする薬を服用している場合が多いので、つまずいた拍子に軽く頭を打ったくらいでも、脳の血管が切れて血腫ができることもあるのです」(牛山さん)つまり、血液サラサラの薬を服用している場合は、ちょっとした“つまずき”による頭部の打撲でも、急性硬膜下血腫になる可能性があるということなのだ。■自宅内転倒が多い高齢者が見落としやすい盲点は?日本理学療法士協会の副会長で、理学療法士の佐々木嘉光さんは、「自宅内にも転倒のリスクが潜んでいます」と話し、警鐘を鳴らす。「年齢とともに“視覚”や“バランス感覚”“筋力”などが落ちてくるので、ちょっとしたモノにつまずきやすくなるからです」東京消防庁の統計(令和元年)では、住居内で高齢者の転倒事故が発生する場所として多いのは、1位:居室・寝室、2位:玄関・勝手口、3位:廊下・縁側・通路、4位:トイレ・洗面所、5位:台所・ダイニングと続く。「大前提として、室内のどこであっても〈室内や足元を明るくする〉〈動線上にモノを置かない〉〈滑りやすいマットはできるだけ敷かない〉が基本。さらに、足のサイズに合っていないスリッパも事故の原因になります」(佐々木さん)こうしたポイントを押さえたうえで、自宅内で転倒しやすい場所と回避する方法を見ていこう。【1】リビングや和室「リビングは電源コードが多くなりがちなので、足をとられます。壁にはわせるなどして引っかからない対策を。特に携帯の充電コードにご用心。ラグマットも、つまずきの原因に。読みかけの新聞やチラシも、床に置いておくと踏んで滑ってしまいます」和室にも、こんな危険が潜む。「座布団や座椅子に足を引っかけて転倒するケースが目立ちます。畳から立ち上がる際は、慌てずゆっくりと動きましょう。置きっぱなしの健康器具にも気をつけて」【2】キッチン「床に敷いているキッチンマットに引っかかって転倒する、あるいは足元のゴミ箱につまずいて転倒する、といったケースが見られます。マットを敷くなら滑り止めが付いているもので、ふかふかしていない毛足が短いタイプを。また、ゴミ箱を明るい目立つ色に替えることもつまずき対策のひとつです」加えて、脚立の使用時も要注意。「よく使用する食器類は高い場所にしまわないこと。脚立を使用する場合は、踏み台の部分が広く安定したものを選びましょう」【3】浴室・脱衣所「転倒しやすいのは、脱衣所から浴室へ入る際の段差や、浴室に足を踏み入れた直後です。浴室がぬれていたり、床に残った石けんなどのぬめりがあると滑りやすくなります」日ごろから浴室の掃除や乾燥を心がけよう。脱衣所から浴室へ入る段差が高い場合は、踏み台などを設置してもよい。「浴槽に入った瞬間、足を滑らすこともあります。足元が不安な方は、浴槽内に滑り止めシートの設置も検討を。また、低い風呂用の椅子から立ち上がる際のふらつきにも注意」【4】トイレ「トイレは狭いので、大きな転倒事故につながることは少ないですが、トイレマットに引っかかったり、便座から立ち上がる際のふらつきに注意して」【5】玄関モノが散乱しがちな玄関も危険が多く潜んでいる。「履いていない靴はしまうようにして玄関はスッキリと。また、置きっぱなしのゴルフバッグや届いた宅急便の箱に足を引っかけることもあるので、できるだけ早く片付けるように。エントランスまわりの砂利やブロックにも注意したいところです。そして、靴を履くときによろめいて転倒しやすいので、段差部分に座るなどして慌てず着脱を」これ以外にも注意したいのが、寝室での転倒だ。多いのが、夜間にトイレに立ったときだという。「真っ暗にしていると足元が見えにくい。常夜灯などを寝室や廊下に設置して」また、起き上がったときのふらつきも転倒の原因に。「まわりの壁につかまって、ゆっくり体を起こすように。不安な方はベッドガードなどを付けるのもひとつの方法です」庭も転倒事故が多い場所。「雨が降ったり、コケがついていたりすると、庭の砂利や石が滑りやすくなっています。不安定なサンダルで庭に出る方も多いので、靴選びにも注意して」こうした点を注意して、自宅でも安全に過ごそう!
2024年03月25日「世界中の人に見てほしい」ーー1st写真集『Labneh』を手にほほ笑む岩橋玄樹(27)。初めて訪れたドバイでハンバーガーを無邪気に食べるショットから、Sexyなショットまで魅力が満載の1冊だ。「写真集を見て、愛を感じてもらえたらうれしいです。ストレス社会のなかですが、自身や周りの人たちを愛して、皆さんが幸せに暮らせる世界になるといいなと願っています」。ソロ活動を始めて今年で3年。振り返ってみると「新たな環境に一歩踏み出すのはすごく怖いし、勇気のいることでした。最初は緊張してわからないことだらけでしたが、踏み出してみたらあっという間に時間は過ぎていきました。たとえ失敗しても残りの人生の成功につながる、そう思えるようになりました。最近は少しずつFairy(フェアリー:ファンの呼称)の方々とコンサートなどで交流ができるようになって、支えてくれているのはファンの人たちだ、と改めて強く感じました」。5年前のインタビューで「世界で活躍したい」と話していたことを伝えると「今、まさにチャレンジしていますが、すごく難しいことだと感じています。もちろん英語を話せないといけないし、アメリカはトップレベルの人が集まっている場所。Three Six Zeroという事務所に所属していますが、ウィル・スミス親子など有名人がたくさんいて、その方々の話を聞いて刺激を受けたり、NOBUさんという世界的に有名なすし職人の方にサポートしてもらっています。僕もいつか、海外で活動を始める人のサポートができたらいいな、と考えています。日本のよさを海外に伝えたりもして、日本と世界の架け橋のような存在になれたら、と」。プライベートでハマっていることは野球のピッチング。現在球速が120km出せるので、年内には130kmを目指すという。「今はLAに住んでいて、先日ドジャースタジアムツアーに行きました。大谷選手ともぜひお会いしたいですし、始球式をやるのが夢です!」。【INFORMATION】岩橋玄樹1st写真集『Labneh』(講談社)3,300円(税込)絶賛発売中。オールアザーカットで構成する128ページスペシャルエディションは完全受注生産で6月26日発売予定
2024年03月25日「ボクが俳優としてデビューしたのは、『ひとつ屋根の下』の前年の秋くらい。まだ駆け出しだったから『月9ドラマの出演が決まったよ』と言われたときは“まさか”という思いでした」こう振り返るのは、いしだ壱成さん(49)だ。「すでに売れていた江口洋介さんが主演で、しかもアイドル時代からファンだった酒井法子さんもご一緒するというのだから、うれしさよりも不安のほうが先行していました」すぐに父親の石田純一にも連絡を入れたという。「当時の月9俳優といえば、純一さんなので。純一さんが出演していた月9ドラマは都会的でおしゃれでしたが、『ひとつ屋根の下』はおしゃれな要素を排除した、ファミリードラマ。フジテレビとしても実験的な作品だったそうです。だから純一さんからは『オレたちの作ってきた流れを変えるのだから、頑張れよ』と応援されました」ドラマが放送されると、アドバイスもあったという。「『あのシーンの歩き方、ニュアンスはこうしたほうがいいよ』とか、ダメ出しに近いもの。ありがたいんですけど、現場でさんざん怒られていることと同じことを言われるから、つらかった」撮影現場では、若手のいしださんを育てようと、スタッフは厳しかったという。「すれ違いざまに『いっちゃん、しっかりしろ!』『江口さんと同じようなテンションを保て!』とか、長いシーンで『壱成がダメだったから、もう一回やり直し』とか言われて。楽屋から一歩出ると、ガンガン注意されていました。楽屋で落ち込んでいると、同室の山本耕史くんが『現場にはイジられ役が必要なんだよ。まさか江口さんや福山さんがイジられ役ってわけにはいかないし、ボクは若いから、壱成くんがちょうどいいんだよ』って慰められるんですね」新人のいしださんにとって「修業の場」であったが、共演者との時間は楽しかった。「江口さんも福山さんも耕史くんも音楽をやっているから、現場にはボクも含めてみんなギターを持参して、その場で即興セッションすることも。なかでも福山さんとはよく音楽の話をしていて、曲の作り方を聞くと『オレは脳内でメロディが紡ぎ出される』なんて答えて、まあ、かっこいいんです。今でも、たまにメールを送ってくれます。ボクもいろいろあったので、『ちゃんと好きなように生きているか』というポエティックなメールもいただきました(笑)。本当の兄のような存在です」『ひとつ屋根の下』(フジテレビ系・1993年)「そこに愛はあるのかい?」が口癖の柏木達也(江口洋介)が、生き別れた5人きょうだい、雅也(福山雅治)、小雪(酒井法子)、和也(いしだ壱成)、小梅(大路恵美)、文也(山本耕史)と再び共同生活を送り、絆を強めるホームドラマ。ラストの展開が衝撃的!
2024年03月24日「4月から保育園ですか?」「そのつもりだったけど、2歳で入れようと思ったら、今年は落ちちゃって……。どうしよう」「うちは0歳枠で何とか入れたんだけど、今度はおなかに2人目がいることがわかって」「まあ、おめでとうございます!産院はどこですか?」保育園の話題から地域の産婦人科の評判、はては幼い子供連れ歓迎のランチスポット情報まで、会話は途切れることなく続く。2月最後の水曜日の午前10時過ぎ。神奈川県寒川町の住宅街にある三角屋根の助産院「ママナハウス」に、生後3カ月から1歳10カ月までの赤ちゃんを連れた6人の母親たちが集まっていた。産前産後のケアに特化したユニークな助産院として知られるママナハウスだが、この日は、離乳食期の赤ちゃんと母親を支援する「赤ちゃん食堂 ままな」の開催日。子ども食堂は全国各地で実施されているが、離乳食まで提供してくれる「赤ちゃん食堂」は希少。その日本第1号こそ、この施設なのだ。月2回の開催で、2歳未満の赤ちゃんには無料で離乳食やミルクが、母親には400円で地元湘南の野菜やサポート企業から届く余剰食材などを使った料理が提供される。「さあ、みなさん。お話の途中ですが、まずは、赤ちゃんたちのごはんですよ〜」11時を回ったころ、キッチンから元気な声を発したのが、赤ちゃん食堂の創設者で、ママナハウス代表も務める助産師の菊地愛美さん(37)。自身も4人の子を持つお母さんだ。「今日も、お野菜は近所の農家さんからです。ああ、ようやく春野菜の季節になったんだなぁと思いながら、真心込めて作りました」テーブルに並んだ本日の献立は、ハンバーグ、ポテトサラダ、にんじんラペにデザートのみかんヨーグルトまで、栄養バランスだけでなく彩りもバッチリだ。食べやすいようにやわらかくしたふわふわのハンバーグをほおばる赤ちゃんたちから、覚えたての「おいちい」が響きわたると、食堂は笑い声であふれるのだった。赤ちゃんの食事が終わると、次はお母さんたちの番。大人用のハンバーグに舌鼓を打つ。その間、子供の世話は菊地さんとスタッフらが担う。食事の間も、ママたちの情報の収集と交換は続いた。菊地さんがその光景を見ながら、「食の大切さを改めて実感しています。お疲れぎみのママたちが一緒に食卓を囲み『おいしいね』と言い合うなかで打ち解け、いつしか笑顔になっているんです」厚生労働省の’21年度の統計によると、約10人に1人の母親に“産後うつ”の疑いがあった。それ以前に少子化の問題も深刻だ。くしくも、赤ちゃん食堂が開催されたこの日の朝、新聞各紙の1面に〈出生数最低75万人8年連続低下〉という見出しが躍った。菊地さんのもとにも、続々と相談が寄せられている。「ワンオペママたちにとって、何より怖いのは、“寝られない、食べられない、喋れない”という孤独なんです。安心できる出産・子育て環境があれば、少子化問題の解決にもつながるはず。現にうちを利用する人のなかには、2人目を産むお母さんも多いです」出生数の低下について、菊地さんは「そりゃそうだよな、というのが正直な感想です」と話す。「みんなの心の奥底にあるのは、将来への不安だと思います。子供ひとり育てるのにもお金がかかるし、老後の年金だって安定して受け取れるのかわからない。これでは、2人目は産めません。産後ケアのデイサービスを使う場合、費用は約1万5千円で自己負担が2千〜5千円程度。誰もが気軽に、とは簡単に言えない金額です。今後は、育休、産後ケア、赤ちゃん食堂などをうまく使い分けていくべきで、そのための具体的な金銭的・人的支援を国や自治体には望みます」菊地さんはよりたくさんの親子を受け入れるために、「もっと広い場所も欲しい」と話す。 さらに、「手が足りない」というシングルマザーや貧困世帯へ寄付を募ってオムツやミルクを届ける物資支援も充実させたいと考えている。そうした活動の幅を広げるためにも、今後NPO法人化を目指していくという。ママたちに心安らぐ時間を過ごしてもらうため、菊地さんの奮闘は続く。【後編】孤独の苦しみに過去の自分重ね…「赤ちゃん食堂」創設者がママたちに手を差し伸べる理由へ続く
2024年03月24日女性に安らぎの時間を過ごしてもらうという取り組みを日本で最初に始めた助産院がある。神奈川県寒川町の住宅街にある三角屋根の助産院「ママナハウス」は、産前産後のケアに特化したユニークな助産院。月2回、離乳食期の赤ちゃんと母親を支援する「赤ちゃん食堂 ままな」を開催している。子ども食堂は全国各地で実施されているが、離乳食まで提供してくれる「赤ちゃん食堂」は希少。その日本第1号が、この施設なのだ。食事の間は子供の世話をママナハウスのスタッフが担う。育児の緊張感から解放されたママたちは、情報交換をしながら食事に舌鼓を打つ。「食の大切さを改めて実感しています。お疲れぎみのママたちが一緒に食卓を囲み『おいしいね』と言い合うなかで打ち解け、いつしか笑顔になっているんです」そう話すのは、赤ちゃん食堂の創設者で、ママナハウス代表も務めるのが、助産師の菊地愛美さん(37)。自身も4人の子を持つお母さんだ。菊地さんが助産師になってママたちの孤独に寄り添っていこうと考えたのは、自身もかつて死をも考えるほどの深い孤独を経験していたから。負けず嫌いな少女だった菊地さんだが、中学生のころに壮絶ないじめに遭った。追い打ちをかけるように両親の仲が悪化する。高校は地元の進学校に入るも、高校1年のときに両親が離婚。高2で不登校になると、高3で中退するなど、10代後半を「暗黒期」だったと菊地さんは語る。自殺を考えたこともあったというが、なんとか思いとどまり、自らにこう言い聞かせた。「今日で一回、死んだことにしよう─」当時の心境をこう振り返る。「人間、どん底まで落ちたら、何でもできるんですね。それで、人と関わる仕事をしてみたいと思ったときにパッと頭に浮かんだのが、中学の家庭科の授業で見た助産師の活動を描いたビデオの出産シーンだったんです」そして、助産師になることを決意する。死に物狂いで勉強した結果、1年後には高卒認定試験(旧大検)に合格。19歳のときに慶應義塾大学看護医療学部に入学する。「高額な授業料や実習費のために奨学金を800万円ほど借りました。しかし、家賃や日々の生活費もかかるわけで、昼間は勉強をし、夜はバイトに追われました。その時期に出会ったのが今の夫です。ここ寒川出身の、7つ年上で職人気質の電気工事士。やがて、妊娠がわかったのです」産むことに迷いはなかったが、母親業と学業の両立に悩んでいたところ、妊娠直後に入籍した夫の正人さん(44)は言った。「お母さんも学生も、どっちもやればいい。おれも協力するから」’07年10月、長男が誕生。出産による休学もあって5年かけて卒業した大学では、看護師と保健師の資格を取得。さらに助産師の資格を取るため、衛生看護専門学校助産師学科で1年間学んだ。「念願の助産師になるため、ここは頑張りました。私、首席で卒業したんです!まだ幼かったけど、息子にママの背中を見せたいと」その後10年間は、いくつかの病院や産科クリニックで看護師、助産師として働いた。生と死が間近にある現場での経験が、助産師としての活動の軸になった。その間、’16年に次男が、’18年には三男が誕生し、男の子3人の子育てに加え、昼夜を問わない勤務のハードな生活が続いていく。「頑張れたのは『奨学金の借金800万円を20代のうちに返済する』という明確な目標があったから。これが達成できたのも、私が夜勤のときには夫が子供の世話をしてくれるというフォローがあったからです。感謝してます」■コロナ禍でストレスを極限までためていく母親たちを救いたい’20年春に独立を決意。コロナ禍が始まり、さまざまな制約が社会に広がっていくさなかだった。「病院や産院で、出産前後の家族の面接や立ち会いが制限され、行政の子育て支援の窓口なども閉鎖されたり、孤独を感じる母親や子供がストレスを極限までためていく現場を目の当たりにしました」「いまこそ、助産師の自分の役割があるはず」と開業を決めた菊地さんは、近隣の825世帯へのアンケート調査を実施。「産後ケアを利用したいですか?」の問いには、91%もの人が「はい」と答えた。夜な夜な夫と2人で集計をするなど地道な活動を続けていくなか、支援者も増えていく。地元の農家や企業サポーターなど、助けてくれる人の輪が口コミで広がっていったのだ。’21年7月に長女が誕生。3人の幼子を保育園に預けながら、’22年1月からのクラウドファンディングを成功させ、同年4月、念願のママナハウスがオープン。ママを対象とした常設の食堂と、自治体と組んでの産後ケア事業、そして冒頭で紹介した日本初の赤ちゃん食堂を3本の柱とし、自身が育児に忙殺されている当面は産前産後のケアに特化してのスタートとなった。「コロナの真っただ中でしたから、人は集まるのかなとの不安も大きくて。周囲の飲食店が休業を余儀なくされるなか、うちはごはんも出すわけですから。それでも、開業と同時に地域のお母さんたちが、もうわんさかと押し寄せるんです。最近のママはSNSなどでの情報収集には長けていますから」赤ちゃん食堂は6組入ると満席。いまは予約を断ることのほうが多いという。よりたくさんの親子をサポートするために、もっと広い場所が欲しいと考えているそうだ。しかし、赤ちゃん食堂のテーブルで笑い声がはじける一方で、「ここに顔すら出せない」という母親たちの深刻な現状があることを菊地さんは実感している。「ふだんは平気な顔で生活しているママでも、うちに電話やメールをしてくるときは本音で『つらくて、苦しくて、赤ちゃんに手をかけてしまいそうになる』という人もいます。貧困の問題も深刻です。紙オムツ代がなくて家の中ではオムツなしで育てているとか、ミルクを薄めて飲ませているなどの声も少なくありません」それぞれの悩みを抱えた母親たちが一様に口にする「寝られない、食べられない、喋れない」。「そんなママたちの姿が、10代のころや、大学生で出産して子育てしながら助産師を目指していたときの自分と重なるんです。私は苦労も多い起伏に富んだ人生を歩んできましたが、そんな生い立ちも、ここで助産師をするためにあったのかなと、いまは思えるんです」だから母親たちには「ひとりじゃないよ、一緒にゆっくりママになっていこうね」と、声をかけ続けている。今後は『手が足りない』というシングルマザーや貧困世帯へ、寄付を募ってオムツやミルクを届ける物資支援も充実させるなど、活動の幅を広げていくことを考えているという。わが国の少子化問題を改善するためのヒントが、日本初の赤ちゃん食堂のテーブルにある。
2024年03月24日今月19日の夜、都内のレストランではドラマ『新空港占拠』(日本テレビ系)の打ち上げが行われていた。スーツ姿で会場入りした主演の櫻井翔(42)は、100人近く集まった共演者やスタッフにねぎらいと感謝の言葉を伝えながらグループで分けられたテーブルを回っていた。「櫻井さんは充実感からか終始笑顔。現場で撮った写真のスライドショーや打ち上げ用に編集した動画が流れると“合いの手”を入れて盛り上げるなど、役者というより“番組MC”の櫻井さんそのものでした。参加者の中には、撮影期間中に櫻井さんが全員にプレゼントした『新空港占拠』特製ジャンパーを着てリスペクトを示している人もいました」(制作関係者)座長として最後まで現場を引っ張った櫻井だが、放送開始直前の1月2日に起きた、羽田空港での航空機衝突事故の影響で今作は大幅な脚本変更があったという。当初予定されていた爆破や火薬を使う演出は見直され、制作陣と櫻井は放送中止を含め何度も話し合いを重ねたそうだ。「櫻井さんはスピーチでその時のことについて“制作陣から『櫻井さんとエンターテインメントをやりたいんです』と言われたことが本当にありがたかったです”と感謝の言葉を述べていました。そして最後には“次回作があったら是非また声をかけてほしい!”と宣言して、会場から大きな拍手が沸き起こりました」(前出・制作関係者)昨年放送された『大病院占拠』の続編となった『新空港占拠』は、前作同様に放送後には武装集団の考察はもちろん、櫻井演じる刑事・武蔵三郎のアクションや何度も飛び出す“嘘だろ”の決めセリフがSNSで話題となり、最終話まで大いに巷を騒がせた。「櫻井さんのドラマがシリーズ化されるのは『謎解きはディナーのあとで』(フジテレビ系)以来ですが、今作のクランクイン前に俳優業は一度“お休み”することを考えていると聞いていました。本来であれば、MC業や06年の番組放送開始から18年間出演している『news zero』のキャスター業に専念したいとのことでした。しかし前作、今作と反響が良く、無料配信サービス『TVer』の“TVerお気に入り登録数ランキング”では現在100万超えで、ドラマ部門では5位に入る話題作となりました。SNSでも続編や映画化を望む声が多いです。スポンサーからのウケもよく、制作サイドも更なるシリーズ化を狙っています。櫻井さんも演じていくうちに心境が変化し、打ち上げでの発言になったのかもしれません」(日本テレビ関係者)次に“占拠”する場所はどこになるのか――。
2024年03月24日Wエンジンのチャンカワイ(43)が、長女が2023年に国立小学校に合格していたことを3月12日放送のテレビ朝日系「証言者バラエティ アンタウォッチマン!」で明かした。「6歳で受けた知能テストでIQだけビュンと伸びて139。130以上でMENSAの会員になれますよって」これがきっかけで、長女は人口上位2%のIQを持つ集団MENSAの会員となることに。番組では長女が使っていたおもちゃの1つが「Gakkenニューブロック」であることも語った。その効果もあり、「Gakkenニューブロック」に注目が集まっているという。本誌が販売元である「学研ステイフル」に問い合わせたところ、広報担当者が次のように語った。「『Gakkenニューブロック』公式サイトへのアクセス数は通常の5~6倍、Amazonでの販売数はおよそ2倍にまで伸びました。(チャンカワイの出演した)番組の放送に加え、(Gakkenニューブロックのことを)ネットニュースにも取り上げていただいた効果だと思います」このおもちゃは立体空間の認知力向上や創造性を豊かにすることを目的としたもので、幼児から小学生までの成長期の発達を促す商品となっている。「おもちゃは娯楽ではなく知育と考えると、ただの遊びではなく、勉強に含めることができる」そう番組で語っていたチャンカワイ。実は彼は「おもちゃインストラクター」という資格も取得している。『遊ぶ力』や『つくる力』や『指導する力』などを身につけて、子どもたちに遊びの世界を広げるサポートをする資格だという。「何がチャン子(娘)に似合ったおもちゃなのか、見極める力が欲しかったんです」と2017年に自身のブログにつづっており、娘のために自分には何ができるかを考えたことが始まりのようだ。幼いうちから楽しく能力を伸ばすことを念頭に置いているというチャンカワイ。「遊びと学びを分けない」と語り、遊びながら何が学べるかを娘たちに考えさせるという。そうした厳選おもちゃのなかでも、「Gakkenニューブロック」には「惚れてまうやろ!」状態だったようだ。
2024年03月23日Xで人気沸騰中の人間まおがミドルエイジのモヤモヤを描く連載コミック!【あらすじ】幼いころから“長男教”の母に、兄と比較され、虐げられてきたようこ。結婚後は実家と距離を置いて過ごしてきた。しかしあるとき、母から唐突に「私たちの世話をしなさい」と連絡が。断ろうとすると激怒してきて……。《つづく》> 1話目:「それに比べてあんたはグズだねぇ」兄ばかり大事にする母(1)> 前回:「この恩知らずが!」兄ばかり大事にする母(2)【PROFILE】人間まお’18年に『くず系女子。』(KADOKAWA)でデビュー。現在はサルのあげおと共存の日々を送りながら、日常のあるあるをゆる~く描いた漫画ブログが大人気。4月から『おはスタ』(テレビ東京系)で「あげおとティム」のアニメ放送がスタート!
2024年03月23日シンガー・ソングライターの嘉門タツオ(64)が、3月25日に復帰ライブ「嘉門タツオ 反省と叱咤の会」を東京「SHIBUYA PLEASURE PLEASURE」で開催する。嘉門は’23年1月17日朝、自宅近くの飲食店で「冷酒180mlを1本半」飲酒し、車を運転して帰宅する際に追突事故を起こした。警察の事故処理中にアルコールが検出され、「酒気帯び運転」で現行犯逮捕され、2日後の19日に釈放されている。その後、道路交通法違反(酒気帯び運転)で略式起訴され、罰金を納付している。また、被害者の女性が幸い軽症だったため、過失運転致傷については不起訴となった。本誌は事故の約2カ月前から嘉門を密着取材していたが掲載を見送り、事故後の’23年3月27日にあらためて取材すると、「もう一生(免許の)再取得はしません。死ぬまで車を運転しません。今日でお酒もやめようと決めました」と誓った。その嘉門が今年2月10日、自身の公式サイトでライブ復帰を発表。《被害者の方からも「ぜひ活動を再開なさって下さい」という有難いお言葉も頂きました》と綴っていた。約1年間、活動自粛とともに断酒してきた嘉門に復帰の第一声を聞こうと、久しぶりにインタビューすると、愛用のギターを手に嘉門は、ほがらかに語り出した。「25日のライブには、ゲストに宇崎竜童さんが来てくださいます。日ごろからアドバイスをいただいているんです」嘉門の代表曲のひとつ『替え唄メドレー』シリーズでは、宇崎の作曲作品から『プレイバック Part2』や『港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ』など多くの名曲が、爆笑の替え唄になって使用されている。「以前から『作曲:宇崎竜童、作詞:阿木燿子』という、ご夫婦で作り上げるスタンスっていいなと憧れていました。だから僕も、こづえさんといっしょに楽曲や映像を作るのが、とても楽しかったんです」優秀な眼科医だった妻・こづえさんとは、’08年に嘉門49歳、こづえさん43歳で結婚し、’16年にはアルバム『食のワンダーランド ~食べることは生きること~ 其の壱』を共同制作していた。しかし、そんな愛妻を病魔が襲い、’22年9月15日、脳腫瘍の一種「びまん性星細胞腫」で、57歳の若さでこづえさんは旅立ってしまったのだ。「人間という物質としては、なくなったけれど、『死んだけれど死んでいない人』がこづえさんです。彼女が伝えたかったことは、これから僕が伝えていきたい」インタビューはこのように前向きに進み、最後にほんの確認程度に聞いてみた。――昨年、取材で「断酒」宣言して以来、お酒はもう飲んでいませんよね?「……半年は、一滴も飲んでなかったんですよ。でも去年の10月に酒店から電話がかかってきまして、『お預かりしていたワイン、どうしますか?』と。妻が生前、支払いを済ませていた赤白36本が、まだお店に保管されていて……。これは天国の妻が『飲んどきや』って言ってくれてるんだっていう解釈で。年末には、周りの友人にも勧められて飲みました。『やっぱりおいしいなあ』と」妻の“お告げ”と友人の勧めを言い訳にして、最後はハハッと笑いながら言った。「酒は二度と飲まない」宣言の半年後にワインを口にし、その後も何度か飲酒して「断酒の誓い」を破っていた。そもそも嘉門は逮捕時、警察の取り調べに「前夜の酒が残っていた」と供述していたが、レコーダー解析が進むと「事故の直前に寿司店で飲みました」と白状していた。その「嘘」の前例に加え断酒の誓いを破ったとなると「運転免許の再取得はしない」としていた言葉の信憑性すら薄れてくる。そう指摘すると、深刻な表情になり、「ただ『酔うために飲む』とか、『今日は飲むぞ!』と自分からお酒に手を伸ばしたりは、していません。飲みたい気持ちは抑え、自分で線を引いています。本当に、周りに人がいるとき、味見程度にしか口にしていないんです」そして、今度は深々と頭を下げて、謝罪した。「本当に、申し訳ございません」嘉門は25日のライブに関して「売上の一部は交通遺児のための基金に寄付させていただきます」と発表している。まずは交通事故で保護者を失うなどした子どもたちへの寄付から、活動を始めるという。「交通事故のご遺族のことは、考え続けたい」と嘉門自身も話しているが、これからも真摯に罪と向き合い続け、世の中から悪質な交通事故がすこしでも減るための啓蒙活動に努めるべきだろう。「昨年の誕生日(事故後の3月25日)にいただいた」と嘉門が言う、宇崎竜童からの魂のこもったメッセージを一部、抜粋する。《奥方を亡くして淋しい気持を酒で癒すのは良しとしよう。しかし酒を飲んだら車に乗るな。奥方が天国で泣いているぞ。キッチリ自分に落とし前をつけたら又、阿呆らしい歌を聞かせてくれ!》3月25日、このロックなエールと亡き愛妻への思いを胸に、嘉門はステージに立つ。(取材・文:鈴木利宗)
2024年03月23日違法賭博への関与と横領の疑いで、日本時間の3月21日にドジャースから解雇された水原一平氏(39)。ギャンブル依存症を告白したという“裏の顔”に衝撃が広がっているなか、同じくギャンブルによって立場を失脚した経験をもつ井川意高氏(59)の“持論”が注目を集めている。井川氏は「エリエール」などで知られる大王製紙の創業家の生まれで、同社の社長や会長を歴任。しかし、カジノで作った106億円の借金を返済するため、子会社などから合計85億円あまりを不正に借り入れたとして’13年に実刑判決を下されている。そんな井川氏は21日に自身のYouTubeチャンネルを更新し、今回の騒動について言及。水原通訳の報道を受けて各所から連絡が殺到したといい、「ギャンブル=井川と思う人は日本にはたくさんいらっしゃるよう」と明かし、緊急で動画を撮ることに決めたと語った。19日に応じた「ESPN」のインタビューでは、大谷が自身の借金を肩代わりしてくれたと語っていた水原氏だが、20日には“肩代わり”に関する証言をすべて撤回。大谷の代理人は「ロサンゼルス・タイムズ」に対し、水原氏が違法賭博のために大谷の資金を「大規模窃盗」したと語っている。井川氏は、今回の問題の焦点について「大谷選手がこれが違法なスポーツベッティングだったと知っていて、その返済を肩代わりしてあげていたとしたら、結構アメリカでは問題になる可能性があります」と指摘。その理由について、自身の経験も踏まえたうえで「アメリカってすごい多民族国家・多文化国家なので、ルールって結構シンプル。その代わり破ると厳しい罰則・ペナルティが待っている」とした。そのため大谷の弁護士も「あくまで被害者であるというスタンスを、アメリカですから当然パーンと打ち出して」いるのではないかと予測。大谷の関与次第では「選手生命にまで関わるような問題があるのではないかと思っています」と述べ、大谷が水原通訳の違法賭博に関わったパターンは三つに分けられると分析した。一つ目に「非常に少ない可能性」とはしたうえで、「大谷選手と水原氏の間には信頼関係が強く、なおかつ大谷選手は野球に専念したいということで、一定程度の金額までは口座の出入金とパスワードを教えていた」というパターン。口座のお金を断りなく水原氏が借金の返済に当てていた場合、大谷が全く知らなかったこともあり得ると語った。二つ目は、大谷が、水原氏がギャンブルで借金をしていたことについては知っていたが、振り込んだ先が違法とは知らなかったというケース。井川氏は「アメリカはギャンブルに対してオープンな文化というか社会」とし、日常的にポーカーが行われていると説明。そのうえで「振り込んだ先は違法ではないと思ってたけれども、ギャンブルの返済に当ててあげたんだという認識までは持ってた可能性がある」と述べた。最後の三つ目に指摘したのが、違法と知っていたうえで借金を肩代わりしていたパターン。「日本でもそうですけど、裏カジノをやってる人たちっていうのはね、やっぱりそれなりのケツ持ちがいたりしますからね。 だからそれだけの大金払えなかったら、身の危険に及ぶ可能性もある」としたのち、大谷が「『お前がそんな風なことになるのは俺は忍びないから』って言って、知ってるのにやってしまった可能性」もあると説明。最終的に井川氏は「日本の宝である大谷選手がですね、 このようなことで万が一野球ができなくなってしまうなんてことにならないことを本当に心から祈っています」としたうえで、「私の人生経験から言ったら『好事魔多し』なんですね」と忠告。続けて「大谷選手みたいな名声もあってお金もものすごく持ってる人の周りには、悪い連中が集まってくる可能性も高い」とし、「そういった人間を見分ける力だとか、危険回避能力をですね、人生のデッドボールを避ける、その選球眼を身につけていくきっかけになればいいんじゃないかなと思います」と語った。この自身の苦い経験を踏まえた井川氏の提言に、コメント欄では賛同する人が続出。《専門家の貴重なご意見ありがとうございます》《井川さんの豊富な人生経験からくる、「人生のデッドボールを避ける能力」という言葉は大谷選手への貴重なアドバイスであると思います》《「好事魔多し」井川さんの仰る通りですね。今回の事件は、まかり間違えると、大谷選手が球界を追放されかねないほどの大変な出来事。大谷選手には、優秀な弁護士に任せて、迷うことなく野球に専念してもらいたいものです》《本当その通りですよ。無菌状態で終わることは無い。これからむしろドンドン色んな菌が寄り付いてくる。今までは野球だけやってれば良かったけど家族も出来たわけだし。その困難をどう打破するか。良い経験だと思います》
2024年03月23日「柄本さんはNHK大河ドラマ『光る君へ』に藤原道長役として出演中。主人公のまひろ(吉高由里子)とのラブシーンも話題になりました」こう語るのは芸能関係者。柄本佑(37)の熱演が注目されるなか、妻の安藤サクラ(38)も夫以上の活躍を見せている。「安藤さんは3月8日、日本アカデミー賞の最優秀主演女優賞と最優秀助演女優賞をダブル受賞するという快挙を成し遂げました」(前出・芸能関係者)柄本は柄本明(75)と角替和枝さん(享年64)の長男で、安藤は奥田瑛二(74)と安藤和津(76)を親に持つ“2世夫婦”。そろって快進撃を繰り広げる2人だが、前出の芸能関係者は言う。「夫婦は、ドラマや映画など東京で仕事があるときは東京に滞在していますが、それとは別に京都にも一軒家を持っているんです」京都の柄本家の近所に住む人は言う。「2人の家は築40年ほどの古民家。芸能人夫婦とは思えない庶民的な広さなんです。安藤さんがお子さんを自転車に乗せて出かける姿や、近所のスーパーで買い物する様子をよく見かけますよ。挨拶すると気さくに応じてくれます。マスクや帽子で顔を隠したりすることもなく、この町での生活に溶け込んでいます。以前は佑さんもよく見かけましたが、最近はあまり見かけません。大河の撮影で忙しいのかもしれませんね」今を時めく夫婦が京都に住む理由とはーー。「自然豊かな環境が気に入り、“ここで子育てしたい!”と思ったといいます。また、2人は映画好きということもあり、“映画の街”太秦や松竹の撮影所などがあることも京都に引かれた理由の一つだそうです」(前出・芸能関係者)2人が京都暮らしを選択したのは大正解だった。「柄本さんと安藤さんが京都に家を買ったのは2年半ほど前のこと。ちょうどそのころ、安藤さんは主演映画『BAD LANDS』の撮影に臨んでいましたが、この作品は当初戸田恵梨香さん(35)が主演の予定でした。ところが戸田さんは体調不良のため降板。急遽安藤さんが代役となりましたが、映画は大ヒットしました」(前出・芸能関係者)以降は映画にドラマと、柄本&安藤夫妻の出演作は次々にヒットしている。実は夫婦の成功の契機は、「京都に家を買ったこと」。京都の別邸はパワースポットに囲まれているのだーー。「柄本さん一家が住む地域の近くには、東北院という寺院があります。藤原道長の死後、娘の彰子が慰霊のために建立したことから“家族愛”にまつわるパワースポットだといわれています」(地元紙記者)東北院にはもうひとつ特別な力があるという。「東北院には『軒端の梅』と呼ばれる梅の木が植えられています。紫式部とともに彰子の家庭教師をしていた和泉式部が植えた梅の後継だといいます。和泉式部は恋多き女性として知られ、“失恋のたびにこの梅を見て心を慰めた”といわれています。そのため、東北院は“癒し”のパワーも強いとされています」(前出・地元紙記者)さらに同じ地域には、天狗で有名な鞍馬寺が。「本殿金堂前には、三角形が組み合わさった『金剛床』と呼ばれる石畳があります。訪れた人に宇宙からの力が宿り、才能を覚醒させるのだとか。パワースポットの多い京都のなかでもここはもっとも運気が強いといわれています」(前出・地元紙記者)この寺は「源氏物語」と深い関わりがあるという。「『源氏物語』では若紫という少女と光源氏の恋模様も見どころですが、光源氏と若紫が出会った場所として、鞍馬寺が有力だとされています」(前出・地元紙記者)また、「大願成就」の御利益がある神社も柄本家の周辺にあるという。「自宅周辺が『源氏物語』や藤原家とゆかりが深いだけに、柄本さんが藤原道長という大役に抜擢されたのもうなずけます。多くのパワースポットに囲まれた柄本家に“光”が差さないはずがありません」(前出・芸能関係者)柄本は本誌のインタビューでこう語っている。《『私生活をちゃんと維持すること』が、この仕事を続けるモチベーションになったんです》(’21年2月16日発売号)霊験あらたかな京都の古民家生活で、まだまだ多くの光が柄本一家に舞い込むはず!
2024年03月23日3月21日、ホリエモンこと堀江貴文氏(51)がYouTubeを更新。ドジャース・大谷翔平(29)の通訳・水原一平氏(39)をめぐる問題について、私見を述べた。違法なスポーツ賭博に関与しその負債を返済するために大谷の資金を使ったとの報道がなされ、ドジャースを解雇された水原氏。このことについて堀江氏は、「まず、違法なギャンブル業者で賭博をやること自体が違法になる可能性が非常に高い」とし、「水原一平さんがそれをやってたこと。これは完全に有罪になる可能性が非常に高いでしょう。下手すると刑務所送りになってしまう可能性もあるでしょう、金額が結構大きいのでね」と切り出した。また、「想像でしかない」と前置きしたうえで、「水原一平さんのギャンブルでの借金を肩代わりすることに、大谷さんは同意をしていた可能性が高い」とも語った堀江氏。「そうなると大谷さんが違法な業者に対してお金を渡したということになるので、マネー・ロンダリングとかさまざまな何らかの法律に触れる可能性は結構ある」「少なくともドジャースの弁護士、大谷さんの代理人からするとですね。『これはヤバイ』ということで『私は知らない。お金を横領されて勝手にあいつが支払ったんだ』みたいな形にせざるを得なかった可能性も結構あるなと思います」と推測した。大谷が違法なギャンブルをしたという証拠はなく、借金も大谷自身のものではないということを踏まえつつも、「肩代わりしたとしてもお金の送金に関わってしまっているということは非常に問題ですし、球団側におそらく報告せずに内密に済ませようとしたということも非常に問題になってくる可能性がある」「アメリカではすでにスキャンダルの状態で、かなりセンセーショナルに報じられている可能性が非常にある」と語った堀江氏。さらには、「もしかしたら本当に選手生命の危機になってしまう可能性も出てきている」とも指摘。「本人(大谷)が悪いことをやっていると思っていないから非常に残念な話でもあるし、そういう人を身内に起用してしまった脇の甘さもあると思います」とも述べた堀江氏。「なかなか気づかないもんだし、安心してしまうもんだと思いますけれども、これを機に人をあんまり信用しすぎないということを覚えることも大事なのかな」とアドバイスを送ったが、「最悪の場合、卒業(退団)されてしまう可能性もゼロではない」と、改めて大谷の窮地を説明した。大谷自身が起こしたトラブルではないとはいえ、“選手生命の危機”とまで指摘される今回の問題。果たして、大谷の命運はーー。
2024年03月22日コロンビア政府は、316年前にコロンビア海域で沈没したスペインのガレオン船「サン・ホセ号」の回収に着手すると発表した。全長150フィート(45.72メートル)で大砲64門、3本のマストを備えたサン・ホセ号は1708年にコロンビア海域でイギリスの軍艦によって撃沈された。ABC NEWSによると、600人の乗組員のうち、生き残ったのはわずか11人だったという。スペイン、アメリカ、ボリビアの先住民族グループ、コロンビアがこの船の権利について争ってきたが、2011年にアメリカの裁判所によってコロンビアの所有権を認めた。コロンビアは2022年にダイバーによる調査を行い、200トンにも及ぶ銀とエメラルド、1100万枚の金貨、清の陶磁器がほぼ毀損されずに残されていたと公表。積み荷の価値は170億ドル(約2兆5770億円)にのぼると見られていると、前出のABC NEWSは伝えている。コロンビア政府は179億6200万ペソ(約484億円)を投じ、4月にもサン・ホセ号を海底から回収する作業に取りかかるとしている。
2024年03月22日自民党の今井絵理子参院議員(40)のXとInstagramのアカウントが、3月22日までに削除された。Xでは「このアカウントは存在しません」、Instagramには「このページはご利用いただけません。リンクに問題があるか、ページが削除された可能性があります」と表示されている。Facebookのアカウントや公式サイトは現在も残っているが、突然のSNSアカウント削除に波紋が広がっている。今井氏のXは約8万、Instagramは約7万フォロワーを抱えるアカウントだった。しかし昨年7月に“炎上騒動”が取り沙汰されて以降、今井氏が投稿を更新するたびに批判の書き込みが絶えなかった。「昨年7月末に自民党女性局が実施したフランス研修で、松川るい議員(53)や広瀬めぐみ議員(57)らがSNSに投稿した写真が“まるで観光旅行のよう”と批判が殺到。研修の目的は少子化対策や政治分野における女性活躍について、現地の有識者や議員らと意見交換することでした。しかし女性局の議員らによるSNS投稿は、エッフェル塔前での記念撮影やフレンチやデザートといったグルメの写真が目立ちました。そのため研修の目的や成果が伝わらず、国民感情を逆なでしてしまうことに。松川議員はSNSを通じて謝罪し、局長を辞任。しかし同じく研修に参加した今井議員は、国民の批判に対して反論に出たのです。SNSで研修が有意義だったと主張し、《無駄な外遊ではありません》と投稿。さらに《また追って活動報告します!!》とも、呼びかけていました。しかし今井議員からフランス研修に関する報告は一向になされず、彼女がSNSを更新するたびに“報告はまだ?”と厳しい声が寄せられていました」(WEBメディア記者)こうした背景もあり、今井氏のSNSアカウントが突然削除されたことに驚く声が上がっている。《今井絵理子に何があったのやら》《えっ 今井絵理子、Twitterでは強気だったのに》《今井絵理子は今度は何をやらかした?》《おーい! 今井絵理子せんせー?! 消したんかーい》《SNSからも逃亡とは。フランス視察の報告はまだ?》そんな今井氏といえば、最近では18日に参院予算委員会の集中審議で質問に立つ姿が注目を集めていた。能登半島地震の被災者に対するお見舞いの言葉を手話を交えて述べ、被災地での障害者への支援などについて岸田文雄首相(66)らに質問を行っていた。「今井議員は3つ目の質問まで手話を交え、ゆっくりとした口調で話していました。しかし4つ目以降からは手話を使わず、話す速度もややペースアップ。こうした今井議員の質疑応答に一部SNSでは疑問視する声が上がり、ネットニュースでも取り上げられていました。いっぽう今井議員のパートナーとして知られる元神戸市議の橋本健氏は、彼女に寄せられる批判に対して《一般の人は好きなだけ言えばいいよ》とXでコメント。その上でメディアに対しては、不快感をあらわにしていました。なお、今井議員のXとInstagramのアカウントが削除されましたが、橋本氏のアカウントはどちらも残っています」(前出・WEBメディア記者)突然アカウントが削除された理由は、果たして――。
2024年03月22日3月上旬、都内の公園でスタッフに囲まれて、吉田羊が桜の木の下を歩いていた。社会学者で、主人公親子と同居する向坂サカエ役を演じるドラマ『不適切にもほどがある!』(TBS系)のロケだった。「出演者もスタッフもテンションが高かったですね。ドラマが好調なだけに、現場の雰囲気もノリもよいのでしょう」(目撃した人)吉田は出演中の大河ドラマ『光る君へ』(NHK)でも、藤原道長(柄本佑)の姉・詮子というキーパーソンを演じている。「謀略家の父・兼家に翻弄される難役を好演しています。詮子役について吉田さんは『演じれば演じるほど孤独感にさいなまれてしまう。自分の目標達成のため手段を選ばない父親は憎悪の対象』と話されていました」(制作関係者)そんな吉田の私生活はベールに包まれているがーー。「“上京後、3回は結婚しようと思ったけれど、もう独り暮らし歴が30年過ぎちゃった”なんて話をしていました」(前出・制作関係者)吉田は福岡県久留米市で5人きょうだいの末っ子として生まれた。地元時代をあまり語らない彼女だが、’01年11月3日付の『西日本新聞』では、こう綴られていた。《転機は大学3年のころ。何気なく眺めていた情報誌で、ページの欄外にある小さな“役者募集”の記事が目に止まった。注意して探した記事ではないが、何かが気になった。福岡県久留米市の実家は教会。子どものころから賛美歌が好きだった。人前で歌ってハーモニーを聞かせ、拍手をもらうのが気持ちよかった。「それに、8歳上の姉が演劇をやっていて、きらきらと輝く姉の姿にあこがれを持っていました」(*「 」内は吉田の発言)》俳優業は両親には事後報告で、一切反対されなかったそうだ。自ら劇団を立ち上げ、20〜30代は都内の小劇場を中心に活躍。『HERO』(’14年)出演を機に遅咲きのブレークを果たすことになる。幼稚園教諭として5人を育て上げた母は’17年に他界した。最期は仕事のためリモートで看取ったという。’21年5月21日に配信された「AERAdot.」の対談では両親について彼女はこう語っている。《うちの父はね、基本的に、世のため人のために生きている人。(略)家族よりも、困っている人、悲しんでいる人を優先して生きているんです》《私ね、父親っ子なんですよ、ファザコンで。何かしてあげたいとしか思ったことがない》《父のことが好きすぎて、母とはちょっと険悪になることが多かったなぁ。(略)それは多分、母も自覚してたと思います》■「ご家族でお父さまの活動を支えてーー」実は吉田の父は教会での仕事に加え、地元のホームレス支援を行っていた。吉田の知人は言う。「彼女の父親は’91年から地元・久留米市内で野宿生活を強いられているホームレスを支援しています。もともとは’90年、久留米市内で起こった野宿者同士の殺人事件が契機となり、市内の野宿者をサポートする必要性を感じた吉田さんの父が支援団体『久留米越冬活動の会』を立ち上げたのです。公園での炊き出しや衣類配布、悩み相談に乗ったり、凍死や人権侵害を未然に防止する活動を長年行っています。一般の方にも広く援助を呼びかけています」「久留米越冬活動の会」の担当者は本誌の取材にこう語る。「吉田さんはご夫婦で活動されていました。羊さんもお父さまと一緒にボランティア活動に参加していましたね。十数年前かな、まだ彼女がそこまでテレビには出ていないとき、炊き出しなどに来られていたのです。久留米市の小頭町公園で、ホームレスさんにご飯を作って、汁物を提供するようなことを一緒にされていました。当時は何度も来られていましたよ。お父さまを尊敬していらっしゃったし、活動に賛同してご一緒にされていたんだと思います。お父さまはご年齢のこともあって、もう退いておられますが、ごきょうだいは今でも来ています。お母さま亡き後も、ご家族でお父さまの活動を支えられているのです」別のインタビューでは、吉田は実父への感謝をこう明かしていた。《母が他界して、残された父にこの先、いつまでも笑って暮らしてほしい。だから、父の考えに耳を傾け、尊重していく。それが育ててくれた恩返しであり、子の務めだと思います》(「日経クロスウーマン」’21年6月4日配信)23年前の地元紙で記者に「地元公演は?」と尋ねられた吉田は、「今は東京で地盤を固める時期。まだまだ先の夢ですね」と語っていた。今年6月には主演舞台『ハムレットQ1』で初めて故郷・久留米市のステージに立つ。父も“凱旋”を楽しみにしているはずだ。
2024年03月22日高齢者を狙った詐欺事件が後を絶ちません。2024年2月には、山口市の70代女性が介護保険の還付金があるとそそのかされ、740万円をだましとられました。同じころ長野県では、60代女性が「300%のリターンが見込まれる」と投資を持ち掛けられ、1600万円の被害に遭いました。これら詐欺の手口は多様ですが、共通点はきっかけが電話だということ。警察庁によると2022年11~12月に起きた詐欺事件の約85%が電話から始まっています。しかも、その約97%が固定電話です。とすると、予防は固定電話から。電話の詐欺対策を紹介します。まずは基本のキ。在宅でも、常に留守番電話に設定して。知人には名前を録音するようお願いしておきましょう。着信があってもすぐに出てはいけません。録音を聞いて知人には折り返し電話をかけ、それ以外の電話は無視しましょう。次は、NTTの「ナンバー・ディスプレイ」の利用です。電話機に相手の電話番号が表示されるので、知らない番号からの電話は出ないように。電話機に知人の番号を登録しておくと、登録名が表示されるのでわかりやすくなります。■自治体の補助の活用で安価に詐欺対策ができるまた、「ナンバー・リクエスト」も詐欺予防には有効です。詐欺師は発信元の番号を隠して電話してくるもの。こうした番号非通知の電話に「番号を通知して掛け直して」とアナウンスして電話を切るサービスです。着信音もならずに、門前払いできて助かりますよ。ナンバー・ディスプレイは月440円、ナンバー・リクエストは月220円と有料サービスですが、電話の契約者が70歳以上、また、70歳以上の方と同居している方は無料で利用できます。すでに利用中の方も申し込めば無料になりますから、お問い合わせを。さらに、迷惑電話防止機能付きの電話機を導入する手もあります。着信したすべての電話に「迷惑電話防止のため録音します」という警告アナウンスが入り、自動で録音が始まります。詐欺師は意外と用心深いので、警告アナウンスを聞いたとたん、あきらめて電話を切るケースが多いようです。ただ電話機の購入には1万円程度かかりますが、補助金を出す自治体もあります。たとえば大分県は県内に住む65歳以上の方、65歳以上と同じ世帯の方に、購入費の3分の2(上限1万円)を補助します。また、愛知県岡崎市では、日中をほぼ65歳以上の方だけで過ごす世帯に、購入費の半額(上限7000円)を補助します。また、大阪市や群馬県前橋市などでは迷惑電話を防止する外付け機器を無料で貸し出しています。電話機につなぐだけで、警告アナウンスと自動録音ができます。お住まいの自治体でも探してみては。とはいえ、機器の取り付けや電話番号の登録さえ、むずかしいと感じる高齢者も多いでしょう。親を詐欺被害から守るため、子ども世代が率先して、電話機の防犯化をサポートしましょう。
2024年03月22日長くメタボ診断の目安だった腹囲90cmを77cmと短くするべし、という仰天ニュースが入った。痩せていても、動脈硬化、心筋梗塞、脳卒中になるリスクがあるという。“魔の13cm”に迫る。「女性のメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群、以下メタボ)の腹囲の基準値は77cmが適切」。昨年11月、新潟大学の研究チームによる研究結果から、このような新提案が示されたと、3月9日に朝日新聞が報道。この研究は、新潟大学の血液・内分泌・代謝内科の藤原和哉特任准教授、曽根博仁教授らによって行われたもので、’08年から’16年にかけて健診を受けた18~74歳の男女約56万5千人(内女性は約23万5千人)のその後を追跡したもの。心血管疾患の発症リスクを見極めるため、適切な腹囲を調べたところ、女性の場合、腹囲77cmが基準値として適切だと浮かび上がったのだ。これは、現在のメタボの診断基準である腹囲90cmから13cmも少ない数値となる。“腹囲77センチ案”について、イシハラクリニック副院長の石原新菜先生はこう話す。「今回、約8年間の追跡調査から、新たな数値が出たということで、早めの警告が病気の予防につながるのではないかと期待されます」現在のメタボの基準は、腹囲かつ、収縮期血圧が130mmHg以上、拡張期血圧値が85mmHg以上や、空腹時血糖値が110mg/dl以上、中性脂肪が150mg/dl以上など、3つの危険因子の中で2つ以上が該当するとメタボと診断される。「メタボ=内臓脂肪がたまる」ことの危険性は、糖尿病、高血圧症、脂質異常症などの生活習慣病のリスクが高まるほか、動脈硬化、脳卒中や心疾患など重篤な疾患のリスクにまで発展することだ。危険因子が0の人に対し、1~2個ある人は心血管疾患の発症率が3.5倍に、3~4個ある人は8倍にも跳ね上がることが、『動脈硬化性疾患予防ガイドライン2012年版』でも明示されている。それにしても、今回の90cm→77cm、その差13センチという厳しめの基準値の提案には驚く。「医療費は年々上がり続けていて、2021年時点の国民医療費は、前年度比4.8%増の45兆359億円にも膨れ上がっており、その多くが高血圧や脂質異常症、糖尿病など生活習慣病関連に使われています。医療費の負担を軽減するためにも、おなか回りに脂肪がつき始めた早い段階で警告をすることで、一人一人が健康状態を見直してもらえれば、医療費を抑えるきっかけになるかもしれません」(石原先生、以下同)石原先生がこう言うのは、日本人特有の理由があるからだそう。「日本人には、欧米人とは異なり、いわゆる“痩せメタボ”の人が多くいます。痩せメタボとは、一見肥満には見えないけれども、内臓脂肪がしっかりある体形で、痩せメタボの人はメタボでない人に比べて糖尿病の発症リスクが2倍にもなるという研究結果があります」ところが、糖尿病予備群の時点では血糖値が高くても、自覚症状が現れないため、検査をしない限り、認識されず、実際に発見されたときにはすでに状態が進行している場合が多い。■血管がボロボロになり心筋梗塞や脳卒中も腹囲などの見た目でわかる体形だと注意を促しやすいのだが、痩せメタボだと見落とされることもある。それゆえ、重篤な心血管疾患のリスクがあっても気づきにくいというわけだ。「腹囲77cm基準」は、こうした疾患のリスクの見逃しが45%程度まで下がると報告されている。「痩せメタボの人に共通するのは、運動不足で栄養が偏っていることです。若い女性でも痩せメタボの人は案外多く、彼らに食事の内容を聞くと、甘い菓子パンや甘い飲み物が食事代わりになっているなどで、糖分、脂質の摂取過多が気になります」中高年以上の主婦でも、夫や子供たちの好みに合わせて、揚げ物などの脂っこいものや、甘いものを一緒に食べるといった糖分・脂質過多の食事を取っている人が多くいるのだそう。「こうした食事を取り続けていると、栄養のバランスの悪さから筋肉量が落ちます。糖や脂肪を代謝してくれる筋肉の量が少ない人は、内臓脂肪がたまりやすくなり、“痩せメタボ”になっていくのです」メタボの人の血管の中をイメージしたものが上の図だ。イガイガしたツノのある血中の脂肪が、細い血管の中を流れながら、血管壁を傷つけてボロボロにしていく。「これが網膜の血管を傷つけると失明し、腎臓の血管が傷つくと透析をすることになり、神経に栄養を与える血管が傷つけられると足の神経障害となって足の切断につながります」そして血管壁にたまったコレステロールにより動脈硬化、さらには心筋梗塞や脳卒中をも招く。だからこそ、早い段階で気づいて予防に努めることが推奨されているわけだが、今回の新基準「腹囲77cm」により、該当者が増えると、これまで油断をしていた人も、これからは注意が必要になると予想される。「今回の新基準値の提案により、多くの人が該当することになり驚かれるかもしれませんが、逆に早期に気づいて改善できる機会なのだと捉えられると、今後、心血管疾患のリスクが減少するきっかけとなるのではないかと思います」改めて、栄養バランスのとれた食事と有酸素運動などの生活習慣を見直して、メタボを予防、改善しよう。
2024年03月22日「ロンドン公演、地方公演がたくさんある中で、体に気をつけてけがなく、最後まで千尋として走り抜けたいと思っております」初日の舞台を終え、満員の観客に向けてこう語ったのは橋本環奈(25)。橋本は3月11日に開幕した舞台『千と千尋の神隠し』で主役の千尋を演じている。「宮﨑駿監督の不朽の名作を舞台化した作品です。’22年の初演では橋本さんと上白石萌音さん(26)がダブルキャストで主演を務め、大きな話題となりました。今回の再演は全国5カ所で行われ、4月末からはロンドンでも4カ月にわたって上演されます。ハードなスケジュールのため、新たに千尋役を2人追加し、計4人が交互に出演します」(制作関係者)橋本は上白石と舞台上で共演することはないが、彼女のことを強く意識しているという。「前回の舞台以前は、ほとんど面識がありませんでしたが、2カ月半ずっと2人で稽古したことで、競争心に火がついたようです。同じ役を演じるので比較されることも多かったのでしょう。初めての舞台で戸惑いを見せる橋本さんに比べ、上白石さんは舞台経験が豊富で顔なじみの役者さんも多く、すぐに適応して圧巻の演技を見せていたとか。橋本さんは『圧倒されて、ついていけていない』と珍しく弱音を吐いていたそうです」(前出・制作関係者)舞台初挑戦を決めたのは、女優として成長するためだったという。「演技に苦手意識があり、小栗旬さんや長澤まさみさんに相談したところ、舞台に出て視野を広げるべきだと勧められたそうです。橋本さんも舞台挑戦が『自分にとって大きな節目になる』と話していました」(前出・制作関係者)そんな橋本が演技力向上のために続けている習慣がある。「女優で上を目指すと決めた数年前から、現場で感じたことはすぐメモするようにしているそうです。内容は監督からのアドバイス、共演者の演じ方などで、いいところを吸収して自分の演技に取り入れているのだとか。『千と千尋』の舞台裏に密着したドキュメンタリー番組では、橋本さんが上白石さんの通し稽古を最前で見ながら、すごい勢いでペンを走らせる様子が映っていました。彼女はシンプルな無地の手帳にメモをとっています。一つの作品でもかなりの書き込み量で、1カ月で数冊を使うこともあるとか。すでに50冊は超えているようです」(前出・制作関係者)地道な努力の成果はしっかり出ているという。「手帳のおかげで演技の引き出しが増え、NGをほとんど出さなくなったと聞いています。上白石さんは『台詞を飛ばしたことがない』と話すほど完璧主義です。彼女に負けないため、橋本さんは『NGは罪』という自戒を込めて演技に臨んでいるのです」(前出・制作関係者)手帳パワーで1年前よりはるかに成長した橋本の逆襲が始まる。
2024年03月22日夫との結婚を決めた理由のひとつに「とにかく楽しみ上手な人」というものがありました。派手にお金を使うわけでもないのに楽しみ切るスキルが高い。そこにまめとゆめこの運の良さが加わってなんとなく豊かな感じで過ごしていますが実はそうでもないんだ。わたしたち毎日必死。しかし「毎日が豊かで楽しいから自分たちはお金持ちなんだと思っていた」なんて、嬉しい勘違い。親冥利に尽きますね。
2024年03月22日「現在『ブギウギ』(NHK総合)で、羽鳥善一役として存在感を放っている草彅さんですが、早くも3月から別作品の撮影が始まっているとか。役者として多忙な1年になりそうです」(制作関係者)草彅剛(49)の“次回作”はNetflix映画『新幹線大爆破』。約49年前の高倉健さん(享年83)の名作をリブート(再起動)する。主演を飾る草彅は、製作発表で「前作の主演の高倉健さんの気持ちを受け継ぎ、全力で挑みます」と意気込んでいた。前出の制作関係者は言う。「彼が恩師として慕い、長年追いかけていたのが健さんなのです。それだけに今回は大変喜んだことでしょう」2人の交流はある一通の手紙から始まった。旧ジャニーズ事務所の副社長(当時)が、過去のインタビューでその経緯を語っていた。《それこそミッドタウンの公園でね、草彅が裸になってしまった時がありました。その時に健さんは「そういうことはみんなあるんです。彼も悪い子ではないと思うので許してあげてください」と一番先に手紙を届けていただきました。そればかりか、草彅宛ての手紙も同封されていました》(『週刊新潮』’16年1月28日号)健さんが直々に届けに来たという手紙の話を受け、謹慎中の草彅も思わず“えっ!?どちらの高倉健さんですか?”と聞き返したそうだ。そこから文通が始まった。「たくさんの方に迷惑をかけてしまって、いちばん落ち込んでてどうしようと思っていたときに、本当に励みになる文章をいただいて。そこからすごい自分の中では落ち込んでたが、人生はいろいろあるから諦めてはいけないというのを、考え直させてくれた」(『あさイチ』〈NHK総合〉、’19年12月27日放送)やりとりを重ね、信頼関係を深めた2人。ついに共演を果たしたのが、健さんの遺作となった’12年の映画『あなたへ』だ。「草彅さんにどうしてもやってほしい役があった健さんが、自ら手紙でオファーを出したというのです」(映画関係者)初対面から、健さんの優しさに触れたという草彅。「撮影前夜、到着が遅くなった草彅さんにステーキを差し入れしてくれたといいます。そして翌朝、“ようやく会えたね”と握手とハグをし、健さんの部屋で一緒に朝食を食べたそう。草彅さんは“ああ、なんだか大きい山のような人だ”と思ったと振り返っていました」(前出・映画関係者)この作品で健さんと共演したことが、のちの草彅の役者人生を変えることになった。「“健さんの演技に導かれて、この役で開花できた。そして、心を解放できた”と述べていました。当時、いろいろな作品に出演しつつも、自分を役者だとは思っていなかったという草彅さんですが、これを機に興味が湧き“役者になりたい”と心から思うようになったそうです」(前出・映画関係者)草彅は、撮影時のことを回想し、こう語っていた。《それまでやってきた芝居だとか、それ以外の芸能活動が、大げさに言ってしまえば、「あなたへ」で健さんといっしょに仕事をするために存在していたのか、とさえ思うんですよ》(書籍『もういちどあなたへ—追憶高倉健』’18年刊行)では、健さんにとって草彅はどんな存在だったのだろうか。同作の公開直前、健さんは『SmaSTATION!!』(テレビ朝日系)に登場した。15年ぶりのテレビ出演かつ、人生初の生放送だ。「健さんは番組内で、草彅さんに演技のダメ出しをしていました。『任侠ヘルパー』で彼が演じたヤクザ役について、“役が合っていない”“俺をまねしないほうがいい”と。実際草彅さんは、健さんを意識して演じていたようです」(前出・制作関係者)■健さんのアドバイスは“あなたらしくやれ”一見厳しい指摘にも聞こえるが、実際は愛ある激励だったようだ。「そもそも、彼の出演作をよく見ているからこそ言えるアドバイスです。草彅さんのドラマの一場面について細かく語ったり、手紙で“顔がよく変わってきた”と褒めたりしたこともあります。それに、健さんはダメ出しのなかで“あなた自身がいいんだから!”と声をかけていました。映画の撮影時も“あなたの好きにやればいいんだ”と言ってくれたそうです。ありのままの草彅さんを評価しているからこそ、誰かを目指すより、個性を磨いてほしいと思っていたのではないでしょうか」(前出・制作関係者)草彅の成長を見守っていた健さんだが、’14年に亡くなってしまった。「健さんの死後も、草彅さんはあらゆる場面で名前を出し、敬意を表していました。初めての手紙から約15年、健さんとの思い出を忘れることはなかったようです」(前出・映画関係者)’21年、ブルーリボン賞で主演男優賞を獲得した際、草彅は「高倉健さん、大杉漣さんのようにお世話になった先輩方に『立派な賞をいただきました』と報告したい」と各メディアのインタビューで話していた。そして彼の心の中では、健さんの言葉が今も生きている。’13年、主演映画『中学生円山』の舞台挨拶で、草彅はこう語った。《お芝居はうまくやろうとしなくていいんです。“おまえの中にある芝居の神様が勝手にやってくれる”と高倉健さんもおっしゃってました》(「スポニチアネックス」’13年6月3日配信)「これは後輩俳優の『ラブシーンは緊張しますか?』という質問への答えです。健さんの教えを、今度は若手に引き継いでいくのだと思います」(前出・映画関係者)“芝居の神様”は新幹線に再び舞い降りるはずだーー。
2024年03月22日3月21日、シンガー・ソングライターの吉幾三(71)に飛行機での横柄な態度を告発された自民党議員がブログを更新。そこで、飛行機にまつわる持論を展開し物議を醸している。さかのぼること昨年5月、吉はYouTubeにアップした動画で、飛行機の中に言葉遣いが乱暴で横柄な態度をとる国会議員がいたと発言。当時議員の名前を明かさなかった吉だったが今年2月、『FLASH』のインタビューで議員のイニシャルを告白。そして3月19日、YouTubeにアップした動画で、議員の実名を公表することに決めたと語った。議員の実名は、吉のもとに届いたという現役CAからの手紙によって明かされることとなり、そこにはこう綴られていた。《吉さまがYouTube内でおっしゃっていらした『態度が横柄な政治家』の方は長谷川岳さんでしょうか。実は私も実際に長谷川さんがご搭乗の便を数回担当した事があります。会社から事前に注意点が(何項目も)知らされ、仕事の前からナーバスになっております。その内容が自分勝手で我儘なものなのです。例えば、『枕は2つ用意する』『到着が遅れる時は早めにお知らせする』など多岐に渡ります。本来であれば会社にしっかりと対応してほしいところですが、全て現場の私たち乗務員に押し付けられ対応に苦慮しております》横柄な態度をとる議員とは、北海道選挙区から選出された自民党の長谷川岳参院議員(53)だというのだ。さらに手紙によると長谷川議員は《非常に高圧的な言い方》で、特に到着が遅れることに関しては《鬼の首を取ったような言い方》でクレームをいれてくるという。そして手紙を紹介した後、吉は長谷川議員に対して「歳いったら人との接し方をちゃんとしなきゃ恥ずかしいよ」と苦言を呈した。■事実確認のために本誌が何度も連絡したものの…そんななか、当の長谷川議員も反応を見せた。21日正午すぎにブログを更新し、《本日は航空政策および飛行機の遅延についての考え方を述べたいと思います》と切り出すと、《私は、航空会社の対応について、機内で発言をする際、三つの原則に従います。一つ目は「正確な情報を伝えているか」、二つ目は「不都合な情報をしっかりと開示しているか」、三つ目は、「正しい見立てを立てた情報発信となっているか」の三点です》と説明した。機内での発言について自身のエピソードを交えながら持論を展開した長谷川議員。たとえば、飛行機の出発が大幅に遅れたことに対し発言した時には次のような状況があったとした。《あるとき搭乗した飛行機の出発が大幅に遅れていました。出発時間をとうに過ぎてから「管制の指示によって出発許可を待っているため遅れが生じている」との機内アナウンスが入りましたが、外を見て驚きました。まだ航空会社は機内への貨物の搬入作業の途中であり、相当な貨物が残っている状況でした。遅延の原因は管制の指示ではなく、また、出発許可以前の話であり、航空事業者の準備が遅れているために、出発が遅れている状況が一目瞭然でした。これを航空当局の責任にすりかえ、そしてそれを情報として流すことは許されるものではありません。そのことについてその場で発言をさせていただきました》また、あるとき大幅な出発遅延が生じた際には、《機内で出発を待っているときにアナウンスがかかり、「出発準備に時間が生じている」とのことでありましたが実態は違いました。搭乗手続きのミスで、搭乗券と機内の搭乗者数に大幅な差異が生まれ、その確認業務に多くの時間を要しておりました》と、アナウンスと実情が異なっていたと回想。《すべてを開示できないまでも、搭乗名簿と搭乗者数が異なった状況であり、本来ならばその確認に時間がかかっていることが航空会社の開示するべき情報であり、その場で発言をさせていただきました》と、その際に発言をした意図を明かした。また、出発が大幅に遅れた際にアナウンスが入ったというが、アナウンスで説明された遅延時間が実態と違ったこともあったという。《「10分ほど遅延をする」とのことで、乗客の方お一人が、突如飛行機を降りることとなったことが原因でありました。しかし、その方の荷物を貨物室から取り出し、そしてさらには離陸許可を得るには50分以上の時間がかかるはずです。実際は60分近くの遅延となりました。本来、地上業務と客室と貨物室とが十分な連絡をとっていれば、1時間近く遅延が見込まれる時間を乗客に伝えることができたはずであります。正しい見立てを伝えて頂ければ、携帯電話が使用できる段階で乗客の皆さんも到着後の予定変更など対応出来たのではないかと思います。その場で発言をさせていただきました》そして、《私自身も、航空行政に関わる以上、民間の事業者の皆さんの努力にあわせて、空港側、行政側の努力も最大限求めて行くことに変わりはありません》などと綴った。いっぽう《昨年秋にお会いした記憶に残る客室乗務員の方のご対応について、申し上げます》とした上で、着陸寸前の飛行機が暴風雨に見舞われた際、客室乗務員のチーフが「揺れはありますが機内に影響はないのでご安心ください」とアナウンスしたことや、そのチーフが操縦室と連絡をとって飛行状況と着陸に関する見立てを乗客に伝えるよう指示したというエピソードを紹介。そして《まさに客室乗務員の方が乗客の安全の責任者となり、安心と安全を確保して頂いた瞬間でありました》と振り返った。《今後も原則に基づいて航空行政について発言して参りたいと考えます》と結んだ長谷川議員。2400字にわたって説明したが、吉やCAが横柄な態度を告発したことについて一度も触れることはなかった。本誌は21日、長谷川議員の事務所に何度か電話で問い合わせを試みたが、応答はなかった。
2024年03月21日3月21日、宮根誠司(60)が司会を務める『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)に出演。取材のため訪れた韓国で、喫煙禁止区域で喫煙したとして謝罪した。20日に韓国で開幕したメジャーリーグ。宮根は『ミヤネ屋』の取材で韓国を訪れていた。「韓国では喫煙禁止区域とされている路上で、宮根さんが喫煙している姿がインターネット上に投稿されていました。その様子は瞬く間に拡散され、マナー違反であるとして物議を醸していました」(スポーツ紙記者)21日の放送の冒頭、「屋外で、そして公的な道路、場所でタバコを吸っていない地域だったのですが、結局そこで私は電子タバコを吸ってしまいました」と自身の喫煙を認めた宮根。しかしその謝罪は、視聴者にとっては到底受け入れ難いものだった。「宮根さんは『周りの方々、それから多くの方々にご不快な思い、ご迷惑をおかけしました。大変申し訳ございませんでした』と謝罪しました。ところがこのとき、宮根さんはスタジオのセットである机に手を大きく広げて置いたまま、頭を下げたのです」(前出・スポーツ紙記者)“申し訳ございませんでした”と口にしながらも、不遜な態度は日に油を注いでしまったようだ。SNS上では次のような声が上がっている。《手を机の上に置いたまま謝罪って舐めてるのか?謝罪の仕方も礼儀も知らないアナウンサーなんて要らないからクビにしたら。》《いやぁ感じ悪いですなぁ。全く反省してなくてテレビだからしょうがなしに謝罪。こんなんだとこの先もっと大きな問題を起こしそうです。》《宮根、例のタバコの件をスルーせず謝ったのはまあいいが、もうちょっと謝罪の態度も見直したほうがよろしいのでは?と思った》《宮根さん机に手をついて偉そうに謝罪してる人の態度じゃないよ》
2024年03月21日米海軍の北西部艦隊即応センターに所属する中佐が未成年への性的暴行容疑で逮捕された。軍事ニュースサイトTask&Purposeが報じている。ルーカス・マルティネス中佐(61)は、マッチングサイトで知り合った14歳の少年の家を訪れ、対価として200ドル(約3万円)を支払って不適切な性的関係を持ったという。今年1月、少年の母親が自宅に届いた不審な小包の中からアダルトグッズやセクシーなコスチュームを発見し、警察に通報。少年は18歳と年齢を偽り、アダルト系のマッチングサイトで年上の男性を相手に売春していたことが発覚した。きっかけとなった小包は、マッチングサイトで少年が公開していたAmazonのほしいものリストを見た男性からのプレゼントだったという。マルティネス中佐は海軍の公式電話回線を使って少年へ連絡し、少年の家へ訪問したときは海軍の迷彩服を着ていたことがわかっている。Military.comによると、先週ワシントン州オークハーバーの自宅で逮捕されたマルティネス中佐は「レイプはおろか、未成年者と寝たことすらない」と容疑を否認したが、その後第三級児童強姦罪、未成年者に対する商業的性的搾取、未成年者との不道徳な目的でのコミュニケーションの罪で起訴された。ワシントン州法が定める第三級児童強姦罪は、被害者が14歳から16歳の場合に適用され、48カ月(4歳)以上年上の加害者が被害者と性交すると、この罪に問われるという。
2024年03月21日群雄割拠の地下アイドル業界。そんななか都内を中心に活動しているアイドルグループ「はにーべいびー」が波乱に見舞われているようだ。もともと4人組グループとして活動していた「はにーべいびー」。しかし2月4日、メンバーの城田ゆりあを解雇したとグループの公式Xアカウントが発表した。さらに3月17日、渋谷でのライブを終えた後、真冬桃がXで《私は本日3/17ではにーべいびーを辞めます。正式に卒業じゃなくて勝手にとびます》と報告。続けて、凪沙いとも《本日ではにーべいびーやめます 笑顔で卒業できなくてごめんなさい》と明かした。一気に4人組から1人ユニットとなってしまった「はにーべいびー」。同日、唯一のメンバーである妃りんごはXで《メンバー4人中1人飛んで、また2人飛んで、気がついたら私1人になっていました。でも私はアイドルをすることが好きで、1分1秒もやめたくなくて、どうしても大切だから、ファンの人を裏切るのも怖くて、離れたくなくて、絶対絶対離れられないので。1人でも残るよ。ごめんね、こんな形になってしまって》と心情を吐露した。すると19日深夜3時前、「はにーべいびー」の公式Xアカウントが真冬と凪沙の脱退理由を明かした。運営側は真冬と凪沙の本名を公表した上で、「真冬はファンの男性と’23年夏頃から交際していた。男性はアイドル活動に不満があり、真冬は脱退することになったと聞いている。そして、真冬は凪沙を誘って辞めさせた」という趣旨の内容を投稿。続けてこう述べた。《流石に、社会人でもないですが、連絡もなしに、飛ぶという行為はあってはならない最低の行為だと思います。それを助長されてる人間もありえないと思います。今後はどうなるかはわかりませんが、取り急ぎ発表まで》その後、妃はXを更新。《正直もう逃げたいです》と切り出したが、《でもブッキング決まっててキャンセルできないライブは私一人でも責任持って出ないといけないし誰に文句言われようとやるしかないんだよ 責任感ないアイドルになんて絶対なりたくない》と投稿。さらに20日に行ったインスタライブでは「月末にワンマンライブをする」と語った。
2024年03月21日