女性自身がお届けする新着記事一覧 (882/919)
もう夏のボーナスは出ましたか? 幸い(?)まだ使いきっていない人は、“家電タレント”が『女性自身』読者のために厳選した、家電の購入を考えてみては? 紹介するのは、俳優・タレントとしてドラマや映画などで活躍するかたわら、熱い家電愛を披露し、家電王子として人気の細川茂樹(44)。キーワードは「自慢」だ。 【精米機】エムケー精工小型家庭用精米機「RICELON」 「精米機は実際使うと感動します。お米は一度精米すると、次第に劣化しますが、これで精米しなおすと、おいしさがよみがえります。この最新型は0.5合から対応できるという圧倒的なコンパクトさなので、おひとりさまでも便利。ペットボトルサイズなので場所もとりません」(細川・以下同) 【ヨーグルトメーカー】タニカヨーグルティアS 「あまたのヨーグルトメーカーのなかでも最上位機だと思っています。最初のモデルは’71年に誕生したので、僕と同じ歴史が。幅広い温度調節機能があり、味噌や甘酒まで簡単につくることができます。『レシピどおりにつくれば、まず失敗しない』と、信頼しています」 【送風機】ボルネードサーキュレーター6303DC 「ボルネード社は飛行機のプロペラを作っていた米国の会社です。5月末に出たばかりのこの製品は、よりパワフルになったうえ、音はかなり静かになりました。消費電力も少ないし、コンパクトでスタイリッシュ。アンティーク風のファンもかなりかわいい」 【アイロン】ティファール2in1 スチーム アンド プレス 8630 「ティファールというと鍋が有名ですが、アイロンでも実績が。わが家には4台アイロンがあり、それぞれいい仕事をしますが、特にこの製品は洋服をつるしたままシワを取ることができるので、毎日使っても苦になりません。スチームアイロンは除菌も簡単にできます」 家電選びは「“5つのJ”をポイントにしています」と語る細川。5つのJとは時短・除菌・自動・実績・自慢だという。 「その製品のおかげで、どれだけ手間や時間が省けるか(時短)、パーツを取り外したりして手入れが可能かどうか(除菌)、などを選ぶ際の基準にするのです」 ますます進化を続けているロボット掃除機や、しゃべる冷蔵庫は「自動」、製品の故障が少なく評判がいい場合は「実績」があてはまる。 「『自慢』は、ほかの人に自慢できたり、胸をはってススめることができる製品かということですね。家電選びで悩んだら、この5Jを思い出してください」
2017年06月24日もう夏のボーナスは出ましたか? 幸い(?)まだ使いきっていない人は、“家電タレント”が『女性自身』読者のために厳選した、家電の購入を考えてみては? 紹介するのは、元SDN48で「家電製品アドバイザー」の資格を持つ、タレントで女優の奈津子(27)だ。 【冷蔵庫】三菱電機MR-WX70A 「『朝どれ野菜室』は、3色のLEDライトが葉物野菜の光合成を促進させ、栄養素をUPさせるというシステムで、革命的です。『氷点下ストッカーD』も、肉とお魚の鮮度と色合いが落ちず見事な保存力。冷蔵庫は大きな買い物なので、このくらい個性が欲しいですね」(奈津子・以下同) 【ドライヤー】ダイソンDyson Supersonic ヘアドライヤー 「髪の健康にこだわりの強い日本人向けに改良された新商品。従来のものに比べて、ずば抜けて風量が強く、最高温度も100度と大幅にアップ。すぐに乾くので、その分髪への負担が少なく、またモーターがハンドル部分に内蔵されているため、持ちやすいです」 【アロマディフューザー】ソニーアロマスティック 「アロマをたく手間もなく、周りに香りが広がりません。ひと息いれたいときワンプッシュすれば、好きな香りの世界を堪能できます。別売りカートリッジは英国ニールズヤード製で『仕事に集中したいとき』や『リフレッシュしたいとき』など、用途によって選べます」 【アイスクリームメーカー】ハイアールアイスデリ プラス JL-ICM720A 「幅広く冷製調理ができて、アイスクリームやジェラートはもちろん、カッペリーニから冷製スープ、ドレッシングまで作れます。内部に冷却装置を内蔵しているので、ポットを事前に冷やす必要がなく、コンセントを入れたらすぐに調理できるところが革命的です!」 大事な夏ボーナス、達人たちのアドバイスを参考に、満足できる製品をゲットしよう!
2017年06月24日もう夏のボーナスは出ましたか? 幸い(?)まだ使いきっていない人は、“家電芸人”が『女性自身』読者のために厳選した、家電の購入を考えてみては? 紹介するのは、『アメトーーク!』(テレビ朝日系)でもおなじみのお笑いコンビ・品川庄司の品川祐(45)と、ペナルティのヒデ(46)の2人。キーワードは「時短」だ。 ■品川祐おススメ家電 【洗濯機】パナソニックななめドラム洗濯乾燥機 NA-VX9700L 「いろいろ悩んだ末に購入したものですが、大正解でした。ヒートポンプ乾燥は従来よりもふんわりと仕上がりますし、黄ばんだTシャツも白くなって驚いています。あと、靴なんかはナノイー機能で、水を使わずに除菌・消臭ができて型くずれしません」(品川) 【電子レンジ】シャープウォーターオーブン ヘルシオ AX-XW300 「いまいちばんほしい家電です。上下2段で、上で焼いて、下で蒸すとか、別メニューも同時に調理できます。朝食なら目玉焼きを作りながら、冷凍したごはんを温めるとか、時短になりますよね。ほかにも水蒸気でパンがおいしく焼けたりなど、すごく便利そうです」(品川) 【ブルーレイディスクレコーダー】パナソニックDIGA DMR-UBX7030 「最大10チャンネルを、28日間まるごと録画できる『全録機能』付きです。『昨日のあの番組、録画し忘れた!』という悔しい思いをしなくてすむんです。録画した番組を、移動中にアプリで見て、帰宅してからその続きを見たりできるので、すごく重宝しています」(品川) ■ヒデおススメ家電【炊飯器】アイリスオーヤマ銘柄量り炊きIHジャー炊飯器 RC-IA30 「米の銘柄にあわせて、いちばんおいしく食べられる水分量を量るので、ほぼ間違いなく和食屋さんなみの味に炊き上がる。日本人はごはんがおいしいと自然と笑顔になれますね。おひつ部分は取り外せ、IHヒーターとしても使用可能。二刀流ぶりは家電界の大谷翔平!」(ヒデ) 【掃除機】アイロボット床拭きロボット ブラーバ 380j 「そこそこの値段ですが、長い目で見れば経済的だと思っています。買い物へ行っている間に、拭き掃除をこれに任せては?高さもボックスティッシュ程度なのでベッドの下もくまなく掃除してくれます。縦横自在な動きが、サッカー選手のC・ロナウドみたいですわ」(ヒデ) 【ホットプレート】プリンセステーブルグリルピュア 「一般的な黒い鉄板のものに比べると断然スタイリッシュ。セラミック製のプレートは中央部分がくぼんでいて、食材から出る余分な油が穴から流れ落ちるというヘルシーな仕掛けに。お手入れが簡単なところも、女性の『うれしい』をちゃんと押さえてくれている」(ヒデ) ヒデは家電選びの基準を次のように語る。 「僕は、人にプレゼントしたとき、喜ばれるかどうかを基準にしてますね。たとえば体に優しいもので、祖父母に喜んでもらえるかとか、母の家事の時間が短くなるか、といった感じです」
2017年06月24日(写真:SWNS/アフロ) 記録的な高温が続いている英国で、男子学生の通学ファッションに劇的な変化が起こっている。 デヴォン州エクセターにあるISCAアカデミーに通う14歳の男子生徒は、制服のスラックスで汗だくになって登下校していた。その様子を見た母親は学校に電話をかけて、半ズボンで登校することを許可してほしい、と掛け合った。しかし教師は、校則にないから、とあっさり却下。さらに、「もし穿いてきたら今週いっぱい隔離室で過ごさせます。そしてもし学校を休ませるなら、無断欠席扱いにしますので」と言い渡したという。 学校の対応に業を煮やした男子生徒たちは団結し、抗議行動に打って出た。友人や姉妹に借りたスカートで登校し始めたのだ。 もともと、このアイデアは校長が出したものだったという。校則に規定されていないことから半ズボンの着用を頑なに禁じているエイミー・ミッチェル校長は、生徒たちの嘆願を受け「そんなに言うならスカートで来たらいいじゃない」と発言。もちろん、彼女は冗談のつもりだったが、「じゃあやってやろうぜ!」と男子生徒が実行に移したというわけだ。 男子生徒の1人は、「1日中、スラックスでは座っていられません。暑すぎるんです」と語り、風通しの良いスカートを満喫。 また、前述した14歳の生徒の母親は地元紙の取材に対し、「女子は1年中スカートを穿いても良いのに、男子が半ズボンを穿けないのは不公平ですよ。この暑さが子どもにどんな影響があるのかもわからず、本当に心配です。私は彼らが自分たちの権利を主張するために立ち上がったことを心から誇りに思います」とコメントしている。 また、ミッチェル校長はBBCの取材に、「ここ数日、例外的に気温が高いことは認識しており、我々スタッフも生徒が心地よく過ごせるようできる限りのことはしています。半ズボンは現時点で男子の制服として規定されておらず、生徒および保護者と協議をせぬまま一方的に変更を加えることはできかねます。しかし、このような高温状態が続くようであれば、将来的に変更を考慮することはやぶさかではありません」と語った。
2017年06月23日「6月は、インポータントな月というイメージが子どものころからありまして。親父の命日が6月23日、敬愛するマイケル・ジャクソンは25日、そして僕のデビュー日が21日。もう20年以上、毎年6月にはシングルを出していて、気合の入る月なんです。新曲の『フェミニスト』は、女性の持つ母性と美しさを歌っています。僕ら男は、女性によってこの世に生を受けて、人生が始まる。愛する人がいて、支え、支えられてという愛の根源がテーマです」 そう語るのは、6月21日、11年ぶりにメジャーレーベルから新曲『フェミニスト』をリリースした田原俊彦(56)。デビュー直後から、近藤真彦、野村義男の3人で「たのきんトリオ」と呼ばれ、超人気アイドルのオーラで輝いたトシちゃん。還暦を4年後に迎えるいまも、毎年、夏の全国ライブツアーと冬のディナーショーを欠かさず開催。迫力たっぷりのダンサブルなステージで、多くのファンを魅了し続けている。 「独立」から23年、田原がジャニーズ事務所に入るまでのことを振り返る。 「生まれたのは、横須賀市馬堀町。横須賀って、海岸沿いの町で、しゃれた雰囲気があって。ところが、親父(冨士雄さん・享年37)が亡くなって、いきなり山梨県甲府のね、ほんと、やばいくらい田舎へ引っ越したから。カルチャーショックでしたよ。カエルはいるわ、毛虫はいるわ、カブトムシは捕れるわ(笑)。僕は早生まれ(’61年2月28日)なんで、6歳4カ月で親父が亡くなったんです。急に白い布かぶって、寝ていて。死んだって、わからなかったんじゃないかな。泣いたのか、泣かなかったのか……。父は小学校教師でね。また宿直がある時代で、親父と一緒に学校に泊まった思い出があります。膝の間に座らされて、上を向いたら、髭がジョリジョリと痛かったな」 田原は母と姉2人、妹1人という女系家族。父の死後、母・千代子さん(85)は、姉2人をしばらく父方の実家に預け、田原と妹を連れて、甲府の実家に戻っている。喫茶店や化粧品会社で働いて、女手一つで子どもたちを育てた。母の苦労を見て育った田原は、負けず嫌いのやんちゃ坊主。野球が大好きな少年だった。 「給食費を払うのが精いっぱいだったり、クラスで物がなくなると、僕が疑われたり、そういう母子家庭への偏見は多少、あったと思いますよ。生活するのがいっぱいいっぱいだったこともあるでしょうけど、それへの反骨精神もあって、たとえば父親参観のときに『なんで、親父がいないんだろう』って思うじゃないですか。負けん気も強かったし、かけっこでも勉強でも負けるのはいやだった。絶対、自分は、人としてでかくなって稼ぐぞという気持ちは、たぶん誰よりも強かったんじゃないかな」 中学時代は、やんちゃ仲間と野球チームを掛け持ちしながら、小遣いくらいは自分で稼ごうと、新聞配達を始めている。甲府工業高校土木科に進学すると、「3年間でスターになる」と、心に決め、ジャニーズ事務所に履歴書を送った。返事はなかったが、ならば自分で行くしかないと、高校1年の夏休みに、上京。ジャニーズ事務所の門をたたき、以後、研修生としてレッスンに通った。 「ジャニーズに行くとき、おふくろからは反対も賛成もなかった。一度決めたら、テコでも動かない僕の頑固なところは誰より知っていましたから。15歳から、往復6時間かけて、毎週末、レッスンに通った3年間は、俺自身、よくできたなぁと思うし、コツコツやる姿をおふくろも見ていた。帰りは、いつも特急あずさでした。ジャニー喜多川さんがチケットを買ってくれて。あのジャニーさんが、ホームまで見送ってくれたんです。30人くらいの研修生が毎週、当時、テレ朝の旧社屋の真ん前にあった第一リハーサル室でレッスンをして。夜8時のあずさで帰るんですが、新宿から帰る子どもらを引き連れて、ジャニーさんが、列車の時間までインベーダーゲームで遊ばせてくれてね。あずさに乗ると、みんながバイバイと見送ってくれた。帰りのあずさの2時間半は、さすがにもんもんとしてね。光が見えないなか、どうなるんだろうという思いもあったけど。俺、絶対、スターになるというのはあったよね。あのジャニー喜多川が、あんなに入れ込んでくれたわけだし、それに応えなきゃと思ったし。ハングリー的なガッツは尋常じゃなかったでしょうね」
2017年06月23日「ドラマ『教師びんびん物語』(フジテレビ)が27〜28歳。『金八』(TBS)で生徒役だった僕が、徳川龍之介という先生役に出会って、また違う時代をつくることができた。そこまでの10年間、『ジ・アイドル』田原俊彦は、調子こいて、頑張って、バブルとともに遊びまくって、仕事しまくって、やりたい放題でね」 こう話すのは、6月21日、11年ぶりにメジャーレーベルから新曲『フェミニスト』をリリースした田原俊彦(56)。デビュー直後から、近藤真彦、野村義男の3人で「たのきんトリオ」と呼ばれ、超人気アイドルのオーラで輝いたトシちゃん。還暦を4年後に迎えるいまも、毎年、夏の全国ライブツアーと冬のディナーショーを欠かさず開催。迫力たっぷりのダンサブルなステージで、多くのファンを魅了し続けている。 「独立」から23年、田原がジャニーズ事務所からの独立時のことを振り返るーー。 ’92年11月、『CanCan』モデルの向井田彩子さん(45)との交際が発覚すると、マスコミは色めき立った。常時、カメラマンが30人ほど張りつく生活となり、甲府の実家にまで報道陣が押しかけた。’93年10月に結婚。’94年2月、長女が誕生しても、マスコミの取材攻勢は収まることがなく、田原は会見を開く。このとき、「隠密にやりたかったけど、僕くらいビッグになると、そうもいかない」の一部分だけが過剰に取り上げられ、“ビッグ発言”と猛バッシングされた。その会見から半年後、ジャニーズ事務所から独立。田原は、33歳だった。 「ビッグ発言したなんて、僕は思いもよらなかったから。ギャグのつもりだったしね。ジャニーズを卒業したのは、15年間、存分にやらせてもらったし、お世話になった恩は返したと思っていたからです。30代になって、歌でも、踊りでも、芝居でも、ここからは自分で歩いていくためのスキルを自分で磨いていかなくちゃいけない。ここからは俺の勝負だと考えていました。ジャニーさんからは、すべてのものを盗んだし、いただいた」 田原は「だから、ジャニーズという学校の卒業証書をもらいたかったんです」と語る。 「ジャニーさんとも、メリー喜多川さんとも、僕は話をしているんですよ。『一人でやりたい。卒業したいんです』『わかった』と。だから、僕のなかでは円満退社。ただ、現実はそうじゃなかったんですね。たぶんね。さんまさんに言われました。『吉本の人間が吉本を飛び出したら、干されるやろ』って。たしかに、独立後、ジャニーズの後輩たちとの共演はなくなったけど。でも、僕はそれを言い訳にしちゃいけない。僕が表舞台に出られない、活躍できないというのは、僕の責任なんです。イコール僕に力がなかった。自分の責任で、自分で選んだ道ですから。そりゃ苦しいさ。名だたる会社に所属してるわけでもない。ほんと、一兵卒ですから。撃たれるだけ、撃たれるぞ、と」 ただ、一方で、「そんなんじゃ絶対に死なない」という揺るぎない自信もあった。 「ここからが、新しい船出だと、自分のエネルギーを感じていましたね。まぁ、あんまり出番はなかったけどね(笑)。そこからコツコツコツコツやって、いまに至るわけです。だから、33歳は、僕にとって、すごい大切な年でした。そこから、人としての田原俊彦が始まった。家族を得て、子どもを得て、そして、自由を手にした。……なんか、興奮してるな、俺(笑)。いまのオレがあるのは、あのときジャニーズを辞めたからです。あのとき闘った田原俊彦がいて、それに耐える僕がいて、支えてくれるファミリーがいた。だから、僕はまだ歩み続けているわけです」
2017年06月23日「ジャニーズ事務所から独立した33歳は、僕にとって、すごい大切な年でした。そこから、人としての田原俊彦が始まった。家族を得て、子どもを得て、そして、自由を手にした。……なんか、興奮してるな、俺(笑)。いまのオレがあるのは、あのときジャニーズを辞めたからです。あのとき闘った田原俊彦がいて、それに耐える僕がいて、支えてくれるファミリーがいた。だから、僕はまだ歩み続けているわけです」 こう話すのは、6月21日、11年ぶりにメジャーレーベルから新曲『フェミニスト』をリリースした田原俊彦(56)。デビュー直後から、近藤真彦、野村義男の3人で「たのきんトリオ」と呼ばれ、超人気アイドルのオーラで輝いたトシちゃん。還暦を4年後に迎えるいまも、毎年、夏の全国ライブツアーと冬のディナーショーを欠かさず開催。迫力たっぷりのダンサブルなステージで、多くのファンを魅了し続けている。 「独立」から23年、田原が家族について語ってくれた。 田原は’93年10月に『CanCan』モデルの向井田彩子さん(45)と結婚。’94年2月、長女が誕生した。 「妻とは、夫婦として、もう23年ですからね。落ち着いてきたかな。ケンカもたまにね。ちょっとした言葉の行き違いとか、翌日忘れているようなこと。普通の皆さんの家庭と同じですよ。結婚を考えてつき合い始めたときから、彼女には仕事を辞めて、家庭に入って、子どもの世話をしてほしいと言っていました」 亭主関白宣言。「いまの時代にそんなことを言ったら怒られそうだけど。昭和のサザエさん的な生活感が僕には普通で、理想だったんです」と、田原は言う。 「彼女は僕より10歳も若かったんで、大変だったと思いますよ。しかも、あれだけ(交際発覚から、結婚、出産まで)騒がれちゃったし。でも、メンタルが強かったんで、普通に頑張ってくれました。そう考えると、恵まれてましたね。家では仕事の話は一切、しません。嫁さんが笑ってくれているのがいちばんだと思うので。外にいると、田原俊彦ですが、家のなかではまったく違いますからね」 そして、田原は幼い娘たちと過ごした日々を振り返る。 「娘たちが生まれたときは、耳を押さえて、風呂にも入れましたし。普通のお父さんと同じ作業をしていました。幼稚園の参観日には、カメラを回し、小学校の運動会も、時間があれば顔を出し、場所取りで、朝、ゴザを敷きに行ったりね。月1回は外食で、ディズニーランドも行きましたし、普通の父親の生活です」 長女は、女優で歌手の田原可南子(23)。 「長女は、芸能界に入ったといってもアルバイトみたいな立ち位置。僕は全然、タッチしないし、放任です。彼女も、父親には触れない。距離感はしっかり保っています。2世だからっていうの、僕はイヤなんです。成人したら、何をしてもあなたの責任。あなたの人生ですから、責任持って、歩んでくださいと、それは話をしたのかな。これから彼氏を連れてきてということもあるだろうけどね。たたき切ってやりますよ、ハハハハ。でも、それはしょうがないね……」
2017年06月23日23日、歌舞伎俳優、市川海老蔵(39)の妻で、フリーアナウンサーの小林麻央さん(34)が、22日夜、都内の自宅で死去したとスポーツ紙が報じた。小林麻央さんは14年10月、乳がんの告知を受けて闘病中で、21日容態が急変したという。 海老蔵はこの日朝、ブログを更新し、朝6時から普段と変わらない様子をブログで投稿。しかし、本日4度目の更新となる「2017/06/23」と題した投稿には、「人生で一番ないた日です。」とつづり「マスコミの方々もお察してください」などと呼びかけていた。現在、多くのアクセスのせいか海老蔵のブログは表示されない状態となっている。 SNSやYahoo!検索ワードには小林麻央さん、麻央ちゃんが1、2位を占め「嘘でしょ…信じられない」「若すぎる…ショックだ」「闘病生活お疲れ様でした」「「本当に本当に素敵な方でした。ご冥福をお祈りします。」など悲しみの声が広がっている。 また、海老蔵は23日午後2時30分より、公演先の東京・渋谷シアターコクーンで会見を行う予定だという。
2017年06月23日「深キョン、きれい……」と居合わせた主婦たちから次々とため息がーー。 6月中旬、都内で行われていた7月開始のドラマ『ハロー張りネズミ』(TBS系)のロケ。舞台となった商店街では、午前9時ごろから主演の深田恭子(34)や瑛太(34)らを見るために50人以上の住民が集まっていた。なかでもギャラリーの注目を集めていたのは深キョン。実は彼女、ここへきて男性だけでなく女性からの人気も高まってきているという。 「深田さんは昨年7月に2冊の写真集を出しましたが、女性をターゲットにした『This is me』は大ヒットを記録しています。またインスタグラムアカウントのフォロワー数は150万人を突破していますが、支持層の多くも若い女性層みたいです」(ファッション誌関係者) 人気急上昇には、深キョン自身の“変化”が大きく関係しているようだ。 「彼女は30代になって体作りを一から見直しました。単にダイエットで体重を絞るのではなく、筋力をつけて基礎代謝をアップ。『女のコの憧れ』といわれる理想的な体になりました。仕事の関係者からも『年齢を重ねるにつれてキュートさに磨きがかかっている』と褒められ、大人カワイイ女優のポジションを確立しています」(前出・ファッション誌関係者) さらに深田は、精神面でも大きく変わったという。 「最近の彼女は『みんなに好かれたい』と言うようになりました。昔はそんなこと言わなかったので『大人になったね』と噂しています。“天然系”と言われていた若いころと違って変に着飾らないし周囲にも気を配るようになっています」(前出・ファッション誌関係者) そうした内外の変化が同性に好かれる雰囲気を醸し出す力となっているのだろう。冒頭のロケ現場でも深田への歓声は瑛太以上!また近くの大衆料理店でも彼女を絶賛する声が。 「この前も撮影の合間に、瑛太さんらと深田さんが来ていました。彼女は食事中も役作りについて話し合っていて、さらには主演の彼を立てるような発言も連発。それを観ていて『真剣にドラマを作っているな』と感心しました」(居合わせた客) 撮影を終えて出てきた際、集まっていたギャラリーの若い女性が深田に声をかける。だが彼女は嫌な顔もせず「ありがとうございます」と会釈。そうした“神対応”に、まわりの主婦たちも「やっぱりいい子ね〜」と笑顔になっていた。34歳となり、気負いのようなものが取れた深田。20代のころとは違う自然体な感覚が今の彼女を輝かせているようだ。
2017年06月23日野際陽子さん(享年81)の逝去に、芸能界では悲しみが広がっている。新人アナウンサー時代、共に研修の日々を送った押坂忍(82)は、野際さんの在りし日のたくましい姿を覚えている。 「私はテレビ朝日、野際さんはNHKでしたが、当時は民放のアナウンサーもNHKで一緒に研修を受けました。野際さんとは同じ立教大学出身で、彼女はとてもクールでクレバーな女性。彼女が名古屋支局でアナウンサーをしていたときは、その美貌でディレクターやプロデューサーにモテモテでしたね」 NHKで女子アナの先輩後輩として野際さんと仲良く寮生活を過ごしたのは、作家の下重暁子さん(しもじゅうあきこ・81)だ。 「入社してすぐ、私は名古屋に配属。そこに1年先輩の野際さんがいました。名古屋の荒田という場所にNHKの独身寮があり、女性は私と野際さんだけ。木造3階建てで、3階の隅の4畳半が野際さんで、その手前が私。野際さんの部屋には、大学の演劇サークルのときの彼氏という恋人の写真が飾ってありました」 「ノンちゃん」「アッコ」と呼び合う仲になり、一緒に飲み歩いたという。 「よく2人でいろんなお店に行きました。私も野際さんもお酒が強かったんです。神話の大酒飲みの怪物ヤマタノオロチになぞらえて、私たちは“荒田の大蛇(おろち)”と寮のみんなに呼ばれていました(笑)。でも、どんなに深夜まで飲んでも、翌日はきちんと仕事していました。当時はセクハラや女性差別は当たり前ですから、いくら飲んでも仕事は絶対ミスしない。そんな“女の意地”を野際さんから学びました」 芸能レポーター・東海林のり子さん(しょうじのりこ・83)は大学の英語会ESSの先輩だった。 「私が1年先輩で、2人で英語劇やったり、合宿をしたり。学生時代は地味で、すっぴんで白いブラウスに紺のスカートだったノギが、ミニスカートを履くようになったのは、びっくりでしたね(笑)。彼女からグチを聞いたことは一度もないです。病気のことも言わなかった。本当に、強い人でした…」 野際さんは都内にも自宅があるが、仕事が休みに日は、神奈川県逗子市の豪邸で過ごすことが多かった。地元の人も、報道で野際さんの逝去を知った。 「ご病状が悪いなんてまったく知らなかったので、びっくりしました。野際さんはご両親が健在の頃から、こちらに住んでいました。独り身になられてからは、野際さんが海沿いを1人で散歩する姿をよく見かけました。気さくで、地元の私たちとも親しく会話してくださる方でした」(地元の商店主) 逗子の家には弔問客と花が絶えない。その中には、TBSの貴島誠一郎プロデューサー(59)の姿があった。『ずっとあなたが好きだった』で野際さんを起用し、同ドラマは大ヒットした。 「僕を一人前にしてくれた芸能界の母です。去年の夏、野際さんと食事をした際、『悪いんですか?』と聞いても『全然。治っちゃったから大丈夫よ』と。心配させたくないという気配りだったのでしょう」 そう貴島さんは偲ぶ。野際さんの遺族と対面したが、娘の真瀬樹里(まなせじゅり・42)をはじめみんなつとめて気丈に振る舞っていたという。
2017年06月23日(写真:アフロ) ウィンブルドンの開幕を7月3日に控え、前哨戦のドイツ・ハレ大会にエントリーした錦織圭(27)。だが、ここにきて心配な問題が……。全仏オープン3回戦でのラケット破壊行為に、厳しい目が向けられているのだ。 「第4セットで格下の韓国選手に追い上げられた錦織選手は、自分のサービスゲームをブレイクされた直後にラケットを激しくコートに叩きつけて折ってしまった。そんな彼の行為に、主審はコード・バイオレーションの警告を与えました」(テニス関係者) コード・バイオレーションとは、選手がしてはいけない違反行為。遅延行為や言葉による侮辱などと並び、ラケットを怒りにまかせ破損する行為も禁じられている。 「テニス選手にとって、ラケットは命の次に大切といっても過言ではありません。フランスのツォンガ選手は、父親から『ラケットを壊したら俺がお前を壊してやる!』と厳しく教え込まれたほどです。紳士のスポーツだからこそ、そうした違反行為は激しく批判される対象になります」(前出・テニス関係者) さらに錦織は、今年2月のリオ・オープンでもラケットを破壊し大ブーイングを受けている。その結果、ペナルティは“試合外”にまで波及してしまったようだ。 「錦織選手はラケットメーカーのウィルソン社と生涯スポンサー契約を結んでおり、スポンサー料は年間2億5千万円とも言われています。錦織選手は、試合終了直後すぐウィルソンへ謝罪の電話を入れたそうです。ふつうメーカーとの契約書には『ラケットを故意に破損させた場合、契約料10%相当の違約金を支払う』などの条項が。錦織選手のラケット破壊は今年2度目。つまり通常なら5千万円を支払うことになります」(別のテニス関係者) 代償は金銭だけではない。ATP(男子プロテニス協会)からも厳しい視線が……。 「錦織選手は冷静でマナーの良い選手と評価されてきました。だからこそ相次ぐラケット破壊が際立ってしまい、審判たちは錦織選手を“要注意選手”に指定しているとも聞きました。審判の心証が悪くなれば、試合中に警告を受けやすくなる可能性なども考えられます。錦織選手にとって、厳しい事態といえるでしょう」(前出・別のテニス関係者) ウィンブルドン初制覇を目指す錦織だが、まず大切なのは“自分との闘い”かもしれない。
2017年06月23日80年にプロ入りするや一躍人気女流棋士となり、女優や作家としても活躍してきた林葉直子(49)。94年に突然の休養を宣言すると、95年にヘアヌード写真集出版と豊胸手術告白、98年に中原誠十六世名人との不倫発覚、06年に自己破産など波乱万丈な人生を送ってきた。 そんな彼女が3年前の14年2月、『遺言―最後の食卓』を出版。そこで重度の肝硬変を患っていると告白した。それでも福岡県で実母と暮らし、療養生活をブログに更新し続けてきた。そんななか、今年1月25日を最後に約半年間もブログ更新がストップ。そのためコメント欄には、ファンからの心配する声があふれていた。 そこで本誌は近況を取材すべく、林葉に連絡。すると「ブログが止まっていたのはパソコンに向かうのが辛かったから。でも、元気です。実は肝硬変の度合いを表すグレードが重度のCから軽症のAになったんです」と驚くほどの回復ぶりを語ってくれた。 林葉によると「がんでいえばステージ4から2になったようなもの」とのこと。肝臓は一度悪くなると治療が困難だと言われてきたが、それでも食生活を見直すことで回復してきた林葉。そして闘病中には“悲しい別れ”も。愛した男性が、天国へと旅立っていたのだ。 「彼は化粧品会社の社長で、私と同じくお酒が大好きな人でした。4年ほど前までお付き合いしていたのですが、なんとなく疎遠になってしまって。そんなとき、彼が入院してしまったんです。その後も闘病を続けていましたが、昨年8月に帰らぬ人となりました。55歳でした。悲しみは、たしかにゼロではありません。でも結婚して子どもがいたならば、もっと辛かったはずです。それがせめてもの救いかもしれませんね……」 そんな経験をしながらも、常に前を向いて生きてきた林葉。元気になった今、世間のことにも目が向くようになっている。 「がん闘病中の小林麻央さん(34)のことはとても心配です。病気でお薬を飲んでいると、どんどん痩せていくもの。彼女は気丈にされていますが、闘病生活はものすごく大変だと思います。でも『移植しなかったら1年もたない』と医者に言われてガリガリだった私が、食生活を改善したことで今や近所のスーパーへ買い物に行けるほどになっている。そういう奇跡って、本当に起きるんです。そのことは彼女にも伝えたいなと思いますね」 林葉はかみしめるようにそう語ると、最後に記者に向かって力強く続けた。 「なかには、患者の気持ちを考えないことを平気で言ってしまう医者もいます。『余命はこれくらいです』とか『移植しないと無理ですよ』とか言われると、私は『そんなの勝手に決めないで!』と思ってしまった。それでも私は生きています。通院は特にしていなくて、何かあったときに行くだけ。あとは、肝硬変の薬を飲んでいるくらいです。利尿作用はまだうまく働いていませんが、それも以前よりよくなっています。全然、大丈夫ですよ」 そう林葉は笑っていた。笑う門には福来る。それがまさに現実になっているようだ――。
2017年06月23日Instagramを中心に話題沸騰中のイラストレーター・横峰沙弥香さん。2015年に産まれた愛息「まめちゃん」の爆笑成長記録を、ほっこりするイラストとともに本誌で連載! 我が家では、おもちゃをカテゴリ別に分類しており、新しいおもちゃで遊びたくなったら今遊んでいるおもちゃは片付けるというルールになっています。“おかたづけ”の癖をつけるため、しばらくはこのシステムを続けていく所存。 最近少しずつ「片付ける」ことが身についてきたらしいまめ。自ら申し出てきたのには驚きました。 まめの片付けを手伝いながら感涙にむせいでいた私。 ……でもどうしてだろう、背後で片付けをしているはずのまめになんだか違和感が。そっと振り返ってみるとそこには 掛け声だけいっちょまえにかけながら、思い切りくつろいでいるまめがいました。なんなのでしょうこの神経の太さ。逆に感心してしまいます。
2017年06月23日《ブログ更新が滞ってますね体調が心配です》 元女流棋士・林葉直子(49)のブログに、ファンの悲痛な声が寄せられている――。 80年にプロ入りするや一躍人気女流棋士となり、女優や作家としても活躍してきた林葉。だが94年に突然の休養を宣言すると、95年にヘアヌード写真集出版と豊胸手術告白、98年に中原誠十六世名人との不倫発覚、06年に自己破産など波乱万丈な人生を送ってきた。 そんな彼女が3年前の14年2月、『遺言―最後の食卓』を出版。そこで重度の肝硬変を患っていると告白。その後も福岡県で実母と暮らし、療養生活をブログに更新し続けてきた。そんななか、今年1月25日を最後に約半年間も更新がストップ。そのためコメント欄には、冒頭のようにファンからの心配する声があふれていた。 そこで本誌は近況を取材すべく、林葉に連絡。すると電話口に出たのは本人!記者の問いかけに笑いながら、現在の体調について語ってくれた。 「ブログが止まっていたのはパソコンに向かうのが辛かったから。書き始めると同じ姿勢でいなければならないから大変でしょ。書こうとは思ったんですが……。でも、元気です。実は肝硬変の度合いを表すグレードが重度のCから軽症のAになったんです!がんでいえばステージ4から2になったようなもの。肝臓異常のマーカーとなるγ‐GTPは1千200から18にまで激減。石みたいに固かった肝臓も柔らかくなって。もうビックリしました」 一般的に肝臓は、一度悪くなると治療が困難だと言われてきた。末期の肝硬変に有効なのは肝移植だが、彼女は手術を行っていない。 「著書を書いた3年ほど前のことですが、医者から『肝臓移植しないと1年持たないよ』と言われました。身内がドナーになれるか調べてくれましたが、移植適合者は弟だけ。でも私は、弟に負担をかけたくなかった。だから手術は行いませんでした。そんななか一昨年に転んでしまい、大腿骨を骨折したんです。最初は大事だと思わなくて、4カ月ほど放置して車いすで生活していました。そのころ食事を見直すことに。それがきっかけでした」 “奇跡の回復”には、いったい何があったのか。「本当に偶然ですが」と前置きした上で、彼女はこう語った。 「買い物にも行けないから、冷蔵庫にあった納豆などを食べていました。あとはココナッツオイルをパンにつけて食べたり、リンゴ酢を使ったあっさり系の料理を食べたり。シンプルで塩分の少ない生活をしていたら、肝臓の異常を表す数値が下がってきたんです。結果、肝硬変が重症だったためできなかった大腿骨の手術も昨年3月に行えるように。38kgしかなかった体重は43.5kgにまで増えました。また以前は腹水がたまるためLサイズのパンツをはいていましたが、Mサイズに。静脈にあった瘤もいつの間にか消えていました」 3つの食材によって命を救われたという林葉。肝臓専門医の『まえだクリニック』の前田正彦院長は、彼女の“奇跡”についてこう語る。 「通常だと、肝硬変が治ることはありません。しかしお酒が原因であれば、断酒によってγ‐GTPなどの数値が良くなることはあります。林葉さんはお酒をやめた上に、食生活改善によって栄養状態も良くなった。その結果として、肝臓の数値が良くなってきたのだと思います。とはいえ、治ったというわけではありません。しかしこれからも今の状態を続けていれば、肝臓の状態も安定するでしょう。少しでも長生きできると思いますよ」
2017年06月23日平成の歌姫、浜崎あゆみさん(38)。最近はもっぱら体型の変化やSNSでの発信ぶりが注目され、“炎上女王”の称号も手にいれつつあるようです。先日約4年ぶりにバラエティ番組に出演したあゆ。今まで謎につつまれていた私生活を明かすなど、新たなキャラ戦略に力を入れ始めたのかもしれません。 しかしそこで語られる内容と口調は様々な憶測を呼び、ファンにも落胆の色を落としています。アラフォーのあゆがおこなった“思わせぶり”発言の真意とは、何なのか。また彼女の過去の思わせぶり行為を振り返ると、女性によくある“察してちゃん”行動も多いように思います。 ■スマホいじらないアピールは依存度の低さの表れ 今回のバラエティ番組出演にあたり最も注目を集めたのが、彼女のスマホの扱いについてです。番組内では「スマホデコってそうだよね?」という問いかけに対し、「スッ裸です」と回答。スマホはデコらず、アプリの使い方や電話帳の出し方などもわからないと告白しました。 しかし彼女のSNSにはスマホカバーをつけたiPhoneが登場しているし、そもそもアップされた自撮りはどうやっていたのかと困惑する人もいたようです。ひと昔前であれば、女性の中ではIT機器やメカに音痴なことが“女性的な未熟さ”のイメージにつながり、男性から「守ってあげたい」などとプラスイメージにつながっていました。 また最近だとネットをあまり使わないことはSNSやネット依存度が低いというアピールにもつながり、人によっては「自立」という印象を持つのかもしれません。彼女の場合はネット上のバッシングがあるため、スマホ知識がないアピールはエゴサーチ(自分の名前で批判などを検索すること)をしていないという遠回しな主張かもしれませんね。 ■あゆ節がSNSで光らないのは場所が悪いだけ? あゆといえばSNSにアップされる“思わせぶり発言”が頻繁にニュースになっています。最近では6月19日に「私は確かに不器用だけど、変わらない確かなモノがある」「譲れない想いがなきゃ、つまんない。意味がない。そうじゃない?」と投稿。添付された動画には元専属ダンサー女性との2ショット動画があり、それに向けて発せられたメッセージのように見えます。 しかしこの日は4年ぶりに出演したバラエティ番組の放送日。文面は、放送内容にあてて発せられた釈明にも捉えられます。友情や信頼を讃えたいなら、主語をはっきりさせてよりストレートな言葉を使えば分かりやすいはず。にもかかわらず抽象的な表現を用いるのは“あゆ節”ここにありという感じです。 世の中では、含みをもたせた表現を使う女性を“察してちゃん”なんて呼びます。若干抽象的な表現を使うと、まわりは「本当は言いたいけど言えないことがあるのでは」と発言者を心配したりするのです。SNS上でおこなうともれなく面倒な女扱いを受ける“察してちゃん”行為。あゆの場合は察して欲しいというよりも、もともと歌詞に乗せていた抽象的な表現をSNSに場所を変えた結果として“ただの思わせぶり”に捉えられてしまっているのかもしれません。 あゆの抽象的な歌詞は受け手の想像力を広げさせ、共感力を呼び起こします。その証拠が過去の社会的なブームだったわけですが、アラフォー女性に欲しいのは、共感力よりも憧れや芯の強さです。一部ではあゆが太ったことを悪く言う人もいますが根本的な問題は体型の変化ではなく、体型の変化により精神面のミスマッチが透けてみえてしまっていることかもしれません。 ■恋愛を匂わせる女子は幸せを肯定したい そしてあゆの思わせぶりでたびたび注目されるのが、恋愛を匂わせる行為です。たとえば昨年末には、SNSに男性モノの時計と左手薬指に指輪をハメた写真をアップ。また今回のバラエティ番組でも、過去にお付き合いしていた男性とお揃いで入れたタトゥー(破局後はデザインを加えています)を映し出しました。 タトゥーアピールが恋愛をチラつかせるためかは分かりませんが、長年のファンの中には、当時の恋人を思い出させると困惑する人もいたようです。一般的に恋人のモノをアピールしたり、当事者にしかわからない秘密を持つ行為の裏側には、今の状況に自信が持てなかったり幸せをより肯定したりしたいという思いがありがちです。よく言えば恋する乙女的な行動ですが、やっぱりあゆには強い歌姫であってほしいものです。 ちなみに本日更新のSNSは、露出多めのリラックスウエアで庭先のスイカを愛でるあゆ。相変わらずスリムでお美しいですが、テレビ画面とボリューム感が異なるのはもはや加工とかではなく魔法なのではと思えてきます。今年は“デビュー20周年の布石となるツアー”を決行。本当のあゆはどこにいるのか。なんだか不思議と1回コンサートで生のあゆを確認しに行ってみたいと思えてきますが、筆者もまんまとあゆの魅力にやられてしまっているようです。
2017年06月23日6月20日、TBS系ドラマ「あなたのことはそれほど」最終話が放映された。W不倫に突き進む主人公・美都(波瑠・25)のクズっぷりや、美都に執着する夫・涼太(東出昌大・29)の狂気に注目が集まっていた本作。前回、涼太の同僚・小田原(山崎育三郎・31)の涼太に対する切ない恋心が明かされ、視聴者は大興奮。「美都はいいから、小田原さんに幸せになってほしい」と、テレビの前で固唾をのんで見守った。 最終話で美都と涼太が最後の食事をした後、涼太は音信不通に。不安を感じた美都が小田原に相談すると、涼太が一週間会社を休んでいることが判明する。「涼太にしてみたら、奥さんと友だちいっぺんになくすようなもんだからね。俺じゃダメだからさ、あいつのこと頼みます」とつらそうに語る小田原。 前回、小田原が自分の秘めた思いを知った涼太の驚愕の表情にショックを受ける展開があっただけに、ツイッターでは「美都、お前よく小田原に相談できるな」「小田原さん切なすぎるよ」などの声が上がった。 その後、美都は崖の上にたたずむ涼太を発見。涼太が死ぬつもりなのではと誤解し、復縁を提案する。涼太は「それは同情でしょ、好きとは違う。僕が死んだら自分の気分が悪いから、全部自分のためだ」と言い切り、結婚指輪を海に投げ入れた。 一年後、友人の付き添いで結婚式場にやって来た美都は、知らない女性を連れた涼太と再会する。涼太が再婚するのだと思った美都がぎこちなく挨拶をして去った後、小田原が仕事相手とともに登場。涼太の隣にいた女性はただの同僚だったのだ。 タクシー乗り場に立っている美都を見かけ、「いいのか?放っといて」と涼太に問いかける小田原に、涼太は笑って「(みっちゃんのことは)それほど」と答える。小田原は驚いた後、満面の笑みを浮かべた。 小田原と涼太の意味深な笑みに、ツイッターは「小田原エンドを確信した」「小田原さんが幸せそうで良かった」「お天道様は見てた(泣)」「小田原大逆転勝利」「ハッピーエンドおめでとう」など、小田原の幸せを祝う声であふれた。 共演者の中川翔子も、ツイッターで「だから涼ちゃんは小田原でいいじゃんったら 小田原の恋 って小田原目線のスピンオフを深夜帯で所望します」とつぶやき、視聴者からも「タイトルは『小田原のことはそれなり』で、小田原のスピンオフをやってほしい」という声が続出した。 ダブル不倫で始まり、まさかの明るく清々しい最終回を迎えた「あなそれ」。主人公よりもオリジナルキャラクターである小田原の幸せを願う視聴者があふれるという珍事も起きたが、はたしてスピンオフは実現するのだろうか?最終回後の展開に期待したい。
2017年06月22日中央がオスカー(写真:Album/アフロ) 『ゴーストバスターズ2』(1989)で、シガニー・ウィーバー演じるデイナの息子オスカー役を務めたヘンリー・“ハンク”・デュッセンドルフが6月14日に自殺していたことがわかった。 「オスカー」にピンと来なくとも、大魔王ヴィーゴを復活させるための依り代として誘拐されてしまう赤ちゃん、と聞けば思い出す人も多いのではないだろうか。劇中では幼児の長時間撮影を避けるため、ヘンリーとウィリアムの双子が交互に登場していた。 28歳で兄弟を失ったウィリアムによると、ヘンリーは2008年から双極性障害と統合失調症を併発した統合失調感情障害を患っていたという。幻覚、抑うつ、躁状態に日々苦しみながらも、双子で格闘技スクールを経営していた。当局は死因を自殺と断定している。
2017年06月22日乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央(34)の夫で歌舞伎俳優の市川海老蔵(39)が22日、ブログを更新。麻央の在宅治療を「日々の戦い」と記した。 海老蔵は「まおは日々戦っています。支える側の家族も懸命に戦い日常を何事もないかのように過ごしながら家の中でひたすら戦っています」と家族一丸となって病と向き合っていることをつづった。 「必ず光明がさすとひらすら信じて支える」と続け、「もう何年たったのか、日々の戦い、病とは恐ろしいものです」と心情を吐露。「よくなってほしい、、ただそれだけ」と願いを込めた。 読者たちからは「毎日祈ってます」「キセキを必ず起こしましょう!」と応援のメッセージが寄せられ、海老蔵も『多くの祈りをありがとうございます』というタイトルで改めてブログを更新。 読者に向けて「本当に嬉しいですし、ありがたいです」と感謝を述べ「わたしたわたしとしておこたらず稽古。こういう時だからこそ、より厳しく、より深く己に喝を私が役者として良くなる事を誰よりもまおがよろこぶから、私はやる」と決意を記した。
2017年06月22日マイペースで、気負いなく、自然体のディーン・フジオカ(36)。まもなく公開の主演映画『結婚』(6月24日全国ロードショー)で演じるのは、妻を持ちながら結婚詐欺師として生きる男・古海健児。結婚詐欺師を演じたって、第3子が生まれたって、“おディーンさま”は揺るがない。そんな彼に話を聞きました! ーー映画では、たくさんの女性が登場します。ディーンさんはどんな女性が素敵だと思いますか? ディーン「優しい人ですね。弱い立場にいる人とか、自分の力ではそのネガティブな状況を改善できないような人たちに対して、何かしらシンパシーを感じ取れる力がある人。自分のこととして考えて、そこにアクションを起こしていける人。そういう人は、男女問わず、どんな国でも、どんな人種でも、関係なく魅力的だなあって思います」 ーーご自身は、すでに結婚されて、お子さんもいらっしゃいます。この映画を通して、結婚観を見直すことはありましたか? ディーン「自分は幸せだなあと思いましたね。そして、父親として、夫として、しっかり家族を支えようと改めて思いました。というのも、この映画に出てくる登場人物はみんなかわいそうで、いつ、同じような境遇になってもおかしくないと思わされる。平凡な幸せを大事にしなきゃいけないなあって思いますね」 ーー結婚詐欺師の役をやるということを奥さまに伝えましたか? ディーン「ええ、やる前に。『子どもに見せても恥ずかしくないものにしなさい』と言われました。『子どもが恥をかくようなことを絶対にしないで』と」 ーーお忙しくてご家族と過ごす時間もあまりないかもしれませんが、休暇は取れましたか? ディーン「3月、子どもの出産のタイミングで若干取れて。1週間ほど一緒に過ごしました。でも、それ以来ですね、ジャカルタは。とにかく、生まれたばかりの子どもはずっと見ていても飽きない。かわいいですね、ちっちゃい子は。双子は2歳半になるので、だいぶしゃべるようになりましたね。『ブタ』って呼ばれてますよ、僕は(笑)。子どもたちに人気のある『ペッパピッグ』というアニメのキャラクターが気に入っているようで、息子は『ダディピッグ!』って。娘は、『ハイ!ダディ!』って感じですね。日本語はまだ教えられてないので、日常会話は英語とバハサ(インドネシア語)です。一緒に過ごせるときはその時間を大事にして。離れて生活しているときは、仕事に集中して、いろんなことをやって、という感じですね」 ーー俳優業だけでなく、音楽活動も精力的です。7月5日には、映画の主題歌も収録されたファーストEP『Permanent Vacation/Unchained Melody』のリリースが決まりました。 ディーン「東京、大阪、福島、と6公演控えています。なかでも、故郷の福島は、ホームカミングスペシャルでいろいろ準備をしているので、ぜひ楽しみにしていてください」
2017年06月22日マイペースで、気負いなく、自然体のディーン・フジオカ(36)。まもなく公開の主演映画『結婚』(6月24日全国ロードショー)で演じるのは、結婚詐欺師。結婚詐欺師を演じたって、第3子が生まれたって、“おディーンさま”は揺るがない。そんな彼に話を聞きました! ーー最初に結婚詐欺師役と聞いたときの心境を教えてください。 ディーン「結婚詐欺師かあ。どうなるんだろうなあって、ドキドキ(笑)。同時に、なぜ、詐欺師になったのか?というところまでキャラクターを掘り下げていけたらいいなあと思いました。実際、演じていて、あまり結婚詐欺師をやっているという感じがしなかったですし、生まれた以上、サバイブするために、結婚詐欺師というアプローチになったのかなあ、と」 ーーなかなか身の回りに参考にできる人のいないキャラクターですが、妻を持ちながら結婚詐欺師として生きる男・古海健児を演じるうえでこだわった点は? ディーン「“ヴァンパイア”ですね。そのイメージでいろいろ細かいところまで作りました。まず、身につける服の質感。メーンになるロングコートは、つかもうとすると、スルッと手からすり抜けていくような感じのものを選びました。生地のテクスチャーでもヴァンパイアを表現できたらいいなあ、と。小物は、くし、時計、ルービックキューブ、携帯電話など持ち物一つひとつ、古海のシンボルになるようにこだわりました。メタファーとなるたくさんの要素を集約させていく感じですね。柔らかく言うと連想ゲームのようなもので、それはしぐさも同じこと。今回、何か一つ、古海のジェスチャーが欲しいなあと思って、考えたのは髪をなでるしぐさでした。表現が見えない角度であっても、髪をなでつけるしぐさだけで情緒を描写したかった。ポッケに手をつっこむにしても、いろいろな見せ方があるけれども、そこには不思議な意味が生まれる。演じていて楽しい部分でもあります」 ーー映画をご覧になった感想は? ディーン「家族に見せるのはしんどいわ〜と思いましたね、正直(笑)」 ーーそれはやはり、ラブシーンが想像よりも過激だったから? ディーン「そうですね。撮っているときは演技の一環ですけれども、編集されたものを見ると、照れくさいものですね。自分のラブシーンはあまり見たくないなあ、と(笑)」 ーー映像はとても美しかったです。 ディーン「そう言っていただけると、心が安らぎます。アハハ。今回のようなラブシーンは本当にひさしぶりで。こういうのは、10代後半とか、20歳くらいの男のコがやったほうがいいんじゃないでしょうかね」 ーーそんなことはありませんよ。その年代では出せない大人の色気がまさに、匂い立っていました。 ディーン「それはありがとうございます。今後、もっと色気について研究しておきます(笑)」 ご自身で、色気を出すために意識されたことは? ディーン「技術的な話をすると、映画って、光とカメラのアングルとのコミュニケーションなんです。同じことをしていても、その具合で全く雰囲気や意味が変わってくる。色気がミステリアスなものであるなら、UNKNOWN(未知の)な部分があるから興味を引いたり、想像をかき立てられたりするわけで、どこを見せないかというのは重要だと思います。色気ですよね、難しいなあ……。たとえば、映画『ベニスに死す』のような作品の、ああいう色気もいいと思います。10代にしか出せないFLAWLESS(傷のない)な美しさというのかな。でも、年齢を重ねたからこそにじみ出てくる色気もあると思いますし、いろんなものがあっていいんじゃないかなあ、と……。正直、自分自身のことはよくわからないですね」
2017年06月22日(撮影:松蔭浩之) 「東京はすでに超高齢化社会に入っています。つまり、つえや車いすを必要とする方が増えていくんですね。ですから、2020年東京オリンピック・パラリンピックではパラリンピックのほうにも力を注ぎたい」 そう話すのは、鮮やかな“ゴールド・ジャケット”で颯爽と現れた小池百合子都知事(64)。東京都議会議員選挙を控え、分刻みのスケジュールを空けてまで都知事が「どうしても会いたかった」相手は、レスリングでオリンピック3連覇を果たし、世界選手権13連覇中で“霊長類最強女子”とも呼ばれる吉田沙保里選手(34)。ともに数々の“女性初”の偉業を成し遂げてきた2人が、「東京五輪をどのように盛り上げていくか」について語ってくれました。 吉田「私たち現役アスリートは、とにかく結果を残すことが第一ですが、そのうえでやっぱり必要なのは、周りの方々がどれだけ盛り上げてくれるかという、サポーターの力です。これまでのオリンピックはすべて『アウェー』でしたが、今度は『ホーム』。もちろんいい面が多いですが、プレッシャーが余計にかかると思うんです。いろんな日本語が直接耳に入ってしまうので、それが本番で心理的にどう作用するのか……」 小池「選手ならではの興味深い視点ですね。私たちからすると『ホームだから有利だろう』と考えていましたが、逆にマイナスの面もあるということですね」 吉田「ええ、個人差や競技の違いもあると思いますが、その雰囲気をモロに受けてしまう選手がいるかもしれないし、逆に『パワーになる』という選手もいると思います」 小池「テニスの伊達公子選手がかつて、日本での試合中に日本人選手が劣勢に立たされると、会場にため息が漏れることについて言及していました。観客も一体となるというのは、劣勢時は会場全体をネガティブな空気が支配してしまうということなんですね」 吉田「そこをどう切り替えて勝利できるかというのも、シミュレーションが必要なのかなあと」 小池「なるほど。私としては、これから東京大会への“気運”を醸成していきたいと思っています。たとえばボランティアが着るユニホームを、もっと『着たい!』と思ってもらえるクールなデザインに変えたり、さまざまな文化的なプログラムも考えています」 吉田「私はいろんな国でオリンピックに出場しましたが、本当に多くのボランティアに助けられて初めて、オリ・パラは成功するんです。国民の方が一人でも多く参加していただきたいと思います。みなさんが『チーム・ジャパン』の一員として協力していただくことで、外国の方も『日本に来てよかった!』と思ってもらえる東京オリ・パラになるんじゃないかと」 小池「そして、なにより吉田選手にはメダルを取ってもらわなきゃ。今日の私のジャケットのように『いちばんいい色のメダル』をね!」 吉田「はい、本当に。リオの雪辱を……」 小池「だって、『銀メダル目指します』っていう人いないでしょ?」 吉田「いないですね。やっぱり、『金メダル』ですよね!」 小池「その意気よ!レスリングは、吉田選手のようなスーパースターがいるから、そこに向かって素晴らしい選手が競い合って努力している。もう日本の“国技”といっても過言ではないほどです。ほかの競技でも女性がどんどん参加することで、多様性が高まるから、吉田選手はそのモデルとして先頭に立って走り続けてほしいですね」 吉田「そうですね。レスリングは後輩たちも“強い日本”の伝統を守ってくれています。ほかの競技もいっしょに、オールジャパンで力を合わせて頑張りたいですね」
2017年06月22日(撮影:松蔭浩之) 「吉田選手とは、リオ・オリンピックの日本選手団の結団式(’16年7月)で同席したのが最初でしたね。あのときは、代表選手たちに『声を大きくあげて、国家を歌うように』とおっしゃった偉い方(森喜朗東京オリ・パラ組織委員会会長)がおられましたね(笑)」 そう話すのは、鮮やかな“ゴールド・ジャケット”で颯爽と現れた小池百合子都知事(64)。東京都議会議員選挙を控え、分刻みのスケジュールを空けてまで都知事が「どうしても会いたかった」相手は、レスリングでオリンピック3連覇を果たし、世界選手権13連覇中で“霊長類最強女子”とも呼ばれる吉田沙保里選手(34)。ともに数々の“女性初”の偉業を成し遂げてきた2人が、「仕事と恋愛(結婚・出産)の両立やバランス」について語ってくれました。 吉田「レスリングの世界でも、『恋愛との両立』は人それぞれですが、『競技に集中したい』というタイプが多いかとは思います。私は、オンオフ切り替えができるので、『仕事と恋愛を両立できるタイプ』かなと……いま、彼氏はいないんですが(笑)」 小池「私はね、都庁で『ライフ・ワーク・バランス』つまり、『ワーク(=仕事)』より『ライフ(=人生)』が先でしょ、と申し上げています。有名な選手だと『誰とおつき合いしている』というだけで報道されてしまうので気の毒だなあと思いますが、選手同士でおつき合いしている方も、けっこういるでしょ?」 吉田「そうですね、ちょこちょこはあると思いますけれど、それがプラスになる選手がいれば、逆に彼氏とケンカすることで悩んでしまうコもいる。性格次第なんですね」 小池「彼氏の存在が競技に向かうモチベーションになればいいし、『現役女子選手は恋愛NG』などと縛るのはよくないと思うんです。両立は、仕事、選手生活、そして人生になによりもプラスになる」 吉田「そうですよね!とくに『出産』は女性しか経験できないし、素敵なことだと思います。でも妊娠・出産で1年近く、子育てに専念すれば2〜3年は復帰できないので、それは引退後になることがほとんどなんです」 小池「世界の女子レスリングも似たような状況なの?」 吉田「海外では、出産後に復帰する選手もけっこういるんですよ。後輩の登坂絵莉がリオの決勝で闘った相手のスタドニク選手(アゼルバイジャン)は、2児の母ですね。ただ、格闘技は出産後の復帰がとくに難しいと思うんです」
2017年06月22日(撮影:松蔭浩之) 「人生はピンチだらけだと思います。でも、そのたびに緊張が続いていたら、さらに深刻になってしまう。私なんかは試練があれば、『ありがたい、自分を鍛えてくれるチャンスをいただいたんだ』と発想を変えるようにしています」 そう話すのは、鮮やかな“ゴールド・ジャケット”で颯爽と現れた小池百合子都知事(64)。東京都議会議員選挙を控え、分刻みのスケジュールを空けてまで都知事が「どうしても会いたかった」相手は、レスリングでオリンピック3連覇を果たし、世界選手権13連覇中で“霊長類最強女子”とも呼ばれる吉田沙保里選手(34)。ともに数々の“女性初”の偉業を成し遂げてきた2人が、「人生」「勝敗を分けるもの」について語ってくれました。 小池都知事は’92年にキャスターから政界に飛び込み、’16年には「崖から飛び降りる」覚悟で都知事選に出馬・当選するなど、数多くの挑戦をして勝利してきた。いっぽう“絶対王者”吉田選手は「負けられない」重圧を感じながら、アテネ、北京、ロンドンでオリンピック3連覇するなどの成績が讃えられ、’12年には国民栄誉賞も授与された。しかし、人生においてさまざまな困難やピンチに直面したという共通点も持つ。 吉田「レスリングは、失敗してもあきらめなければ後で挽回してポイントを取り返すことができる。それは、人生においても当てはまると思うんです」 小池「吉田選手は“霊長類最強女子”と呼ばれて、ひとつの憧れのモデルとして、みんなを勇気づけてきた。ずっとその姿を保ち、称号を抱えていくのは大変だろうとは思いますが、そのぶん、みんな期待していますので、自然体で勇気を与えていってくれたらなあと思うんです」 吉田「ありがとうございます。みなさんに期待される人生というのは、プレッシャーはもちろんありますけど、同じようにプレッシャーを抱えている人は他業種の方にも多くいる。『自分だけじゃないんだ』と思えると楽になります。まあ、オリンピック3連覇や連勝記録などを収めてしまっていますので、“霊長類最強女子”といわれても仕方ないかな(笑)」 小池「最近では後進を育てるほうもなさってるとうかがいました」 吉田「はい、若いコたちもどんどん強くなってくれるんで、『選手兼コーチ』として教えるときは教える、自分が練習するときは練習と、切り替えてやっています」 小池「3日も休むと体がなまってしまうの?」 吉田「そうですね、30歳を過ぎて余計にそれを感じるようになりましたし、疲れが取れにくくなる。いつでもどこでも寝られたのに、朝早く目が覚めたり……。はっ、年取ったなって……(苦笑)」 小池「早すぎますよ!いまからそんなこと言ってちゃダメ!!いまや『女性の人生90年』時代ですよ。どうするの、あと60年(笑)」 吉田「そうですね、90歳まで生きられたら最高かなと思いますね……。えっ、生涯現役?ハハッ」 幾多の試練やピンチを乗り越え“勝利”にこだわりつづけてきた2年。女の闘いの“勝敗を分けるもの”について最初に口を開いたのは、小池都知事だった。 小池「私は『エイヤ!』と崖から飛び降りた昨年の都知事選に続いて、“第2章”として都議選を控えています。都議会という古い議会を新しくするために“新しい血”を入れていくのが私の使命。現在(6月16日時点)、公認候補が48人ですが、35%は女性です。『社会を変えていくのは女性だ』という信念のもと“代表選手”たちそれぞれが頑張っている。今回は、私1人の闘いではなく団体戦です。みんなに頑張ってもらいことが、勝敗を分けることになります」 吉田「レスリングの代表合宿は、本当に何もない山の中で練習と陸上トレーニングだけを行います。9キロもある山登りコースは、延々と上りが続き、終盤で下ったかと思ったら最後にまた上りがある。鍛錬と同時に、苦しい練習を乗り越えてきた“チーム・ジャパン”の仲間としての団結力が高まっていく。その“仲間がいる”という思いも、勝利に向けてとても心強いものになるんです」 小池「チームという考え方は、非常に大事なことですね。もちろん、個々のポテンシャルの高さも重要ですけれど」 吉田「みんなにとって、それは嫌な練習なんですが、だからこそ足腰は鍛えられ、仲間と乗り越えることで忍耐力や精神力が強くなるんです」 小池「『都民ファーストの会』の女性候補者は、以前は政治や選挙に関わりのなかったような方が多い。でも、本当に、強い覚悟を持っている。『街頭演説は人生で2回目です』なんていう候補者も理路整然と話していて、聞いてくださっている聴衆のみなさんが感動して帰るんです。私なんか、最初の街頭演説ではガタガタ足が震えて支離滅裂なことを言っていました。中途半端に手を振っていたら、タクシーが止まった、なんてことも(笑)。覚悟がない“お手振り”だと、ダメですね」
2017年06月22日レギュラー出演している『ビビット』(TBS系)での歯に衣着せぬ発言が注目されているオリエンタルラジオの中田敦彦(34)。 「最近では芸能界の新“ご意見番”的ポジションになりつつあります」(テレビ局関係者) 中田は慶応大学卒という高学歴芸人。そんな中田をプライベートで支えるのが、妻でタレントの福田萌(32)だ。 「2人は長女(3)と長男(0)の2児に恵まれている円満夫妻ですが、福田さんも横国大出身という高学歴。童顔好みの中田さんにとっては“理想の妻”なんです。そんな彼女と結婚できたことで、中田さんは大変な恐妻家になってしまったんですよ」(中田の知人) テレビでは話題の人に“辛口コメント”を吐くいっぽう、家庭での中田は、妻に言い返すことすらせず“絶対服従”なのだという。 「月のお小遣いは5万円ほど。彼レベルの芸能人ではありえない金額です。クレジットカードを使用する際は、『○○さんと飲みに行くのに使います』と事前に申告する義務があるんです。当然、厳しい明細チェックもあります」(前出の知人) まるでサラリーマンのような不自由生活を送っているというのだ。だが、さすがにこれではお金が足りなくて――。 「中田さんは以前、タバコを吸っていたんですが、見かねた相方の藤森慎吾さんが買ってくれていたそうです。藤森さんはスタッフにもおごる性格で、気前がいいですからね(苦笑)」(前出の知人) 妻の福田は昨年4月のブログで、マルチーズとトイプードルのミックス犬を飼い始めたことを報告しているが……。 「独身時代の中田さんは、『犬なんて飼わない』『車の免許もほしくない』と独自の“美学”を語っていたんです。それがいまや奧さんの希望で免許も取ったし、犬も飼っているというわけです(苦笑)」(前出の知人) だが福田は単に中田をイジメているわけではない。その裏には、じつはこんな考えが――。 「2人で子供の親として恥ずかしくない生き方をしようというのが福田さんの思い。だからよけいな出費は抑えて、子供の教育費にはお金をかけています。有名幼児教室に通わせるため、自宅もその教室の近くにしているそうです」(芸能プロ関係者) そして、妻の“指示出し”は仕事にも及んでいるという。 「辛口コメントを吐く中田さんの“上から目線”キャラも、中田さんが妻の好みに合わせていった結果です。そう考えると、夫婦二人三脚で勝ち取った新“ご意見番”の座なのかもしれませんね」(前出の知人) “鬼嫁”の圧政にもかかわらず、中田本人は幸せな日々を送っているようだ――。
2017年06月22日3月末、渡辺謙(57)とジュエリーデザイナー・A子さん(36)がニューヨークで密会する姿が『週刊文春』にスクープされた。 「騒動以降、渡辺さんは南さんのいる自宅には帰らず、都内のマンションでひっそり暮らしていると聞いています」(芸能関係者) 当初、妻の南果歩(53)は夫の“裏切り”を知り、憔悴しきっていたという。そんな南に追い打ちをかけたのが、渡辺が口にした“不倫弁明”だった。 「A子さんをわざわざニューヨークに呼んだのは、きちんと別れ話をするためだったと説明されたそうです。ところがお金の問題もあって別れ話がこじれてしまった結果、“不倫密会”が文春で報じられてしまったと、渡辺さんは南さんに主張したのだとか。つまり『俺はハメられたんだ』ということでしょう」(映画関係者) この説明を受けた南はますます混乱するばかりで――。 「『私、どうしたらいいの?』と家族や親しい友人に相談しています。彼女のなかには“離婚”も選択肢にあるのかもしれませんね。反面、11年間も寄り添ってきた大事な相手を、いまさら見捨てることはできないという思いもあるみたいです」(南と親しい知人) 答えが見つからないなか、彼女は今、仕事に専念しようとしているのだという。 「乳がん闘病中は仕事をセーブしていた南さんですが、今年は女優業に本格復帰されると聞いています。7月から始まるドラマ『定年女子』(BSプレミアム)の主演も決まっていますからね」(芸能リポーターの城下尊之さん) 6月中旬、彼女の「女優再開」現場を本誌は目撃した。正午過ぎ、都内の老舗洋菓子店のショーウインドウを覗き込む南の姿が――。15分後、店から出てきた彼女を直撃した。 ――渡辺さんの不倫報道から3カ月、南さんはどのようなお気持ちですか? 「本当に皆さんにはご心配をおかけしてしまって申し訳ございません」 ――離婚を決意されたとも聞いているのですが。 「ごめんなさい。いまはまだお答えできないんです」 離婚するのか否か、はっきり明言を避けたところに、彼女がいまも逡巡している様子がうかがえた。 ――渡辺さんとお話されましたか? 「それもまだ、言えません」 最後に「これから仕事なので」と頭を下げると、車に乗って、去って行った。揺れる思いを断ち切るように、しばらくは「妻より女優」の生活が続きそう――。
2017年06月22日6月20日、女優の永野芽郁(17)が18年春から放送されるNHK連続テレビ小説「半分、青い。」のヒロイン役に決定したと明らかになった。 永野は朝ドラオーディション初参加ながら、応募者2,366人の中からヒロインに抜てき。普段から物怖じしない言動と天然っぷりで周囲を和ませており、「さっきメイクさんと話していて『ブロッコリーを食べるといい』と聞いたので。大好きなので、そういうところで気を遣いたい」とコメントし、周囲を笑わせた。 「もともとティーン誌のモデルとして活躍。現在はフッション誌『Seventeen』(集英社)の専属モデルで同年代の女性のカリスマ的な存在です。15年公開の人気コミックを映画化した『俺物語!!』のヒロインオーディションを勝ち抜き、女優としてブレークしました」(出版業界関係者) 今年公開の主演映画「ひるなかの流星」もヒット、菅田将暉(24)、竹内涼真(24)ら旬のイケメン俳優を集めた「帝一の國」では紅一点のヒロイン役もつとめている。そんな所属事務所の“看板女優”といえる勢いの稼ぎぶりだが、意外に“渋い”素顔も人気の要因のようだ。 「永野さんは家族の影響で幼いころにギターを始めたそうです。そのときに見ていたのが長渕剛さん(60)の動画だったため、今でも尊敬しているそうです。『俺物語!!』の舞台あいさつで『生まれ変わりたいもの』を聞かれた際も、長渕さんの名前を上げていました。ラジオ番組では『長渕剛さんのライブ×告白』をテーマにしたアドリブ一人芝居に挑戦し、ラブコールを送ったほどでした」(レコード会社関係者) また好物は「いか」で、現場ではさきいかをよく食べているのだという。 「もともと塩ラーメンやおつまみなど、塩分たっぷりのものが大好き。それもあって空腹になって大食いするのを防ぐため、最近はさきいかでお腹を満たしているそうです。その体型維持のためのプロ意識の高さに、周囲は驚かされていますよ」(大手映画会社の宣伝担当) 売れっ子になった陰には、それだけ多くの理由があるようだ。
2017年06月21日じめじめ、じっとり……。今年も梅雨がやってきた。家中の細菌やカビの繁殖が心配になってくるが、5月中旬に衝撃的なデータが公表された。’16年に花王生活者研究センターが、全国の複数の家庭の菌汚染実態を調査したものだが、なんとトイレよりキッチンのほうが、細菌や、カビや酵母といった真菌が多く繁殖していたというのだ。 汚いイメージがある「トイレの便座」は「菌がやや多い」家庭が31%、「菌が少ない」家庭が69%だった。それに対し、「キッチンの蛇口つけ根」は、「菌が多い」家庭が67%、「菌がやや多い」家庭が23%、「菌が少ない」家庭は10%と、圧倒的に汚染されている……。ほかにも、洗剤容器裏や台ふきん、スポンジなど、キッチンでの菌の繁殖はかなり活発なようだ。 「これからはカビや細菌が増えていく季節です。細菌による食中毒だけでなく、カビを吸い込んでしまうことで体調不良を起こすことも。お掃除させていただいたお宅にも、カビが原因でせきや発熱を起こす肺真菌症になってしまった方もいましたよ。でも有機物や湿気がなければ、菌は繁殖できません。“除菌”のためには、まず日々の掃除が大切です」 こう語るのは、掃除のプロとして25年のキャリアを持ち、1万件以上の掃除・片づけ現場を経験した清掃業界のカリスマ・大津たまみさん。そこで、キッチン回りで菌数が多かったポイントについて「本当に除菌できる掃除テクニック」を伝授してもらった。【蛇口まわり】 「蛇口まわりは最初は軟らかい汚れだけだったのが、蓄積されて水分が蒸発するというサイクルを繰り返すうちに、頑固な汚れになっていきます。カルキや食べ物のカスなどの汚れが多いかと思いますが、いずれにせよ放置すれば菌の温床に。とくにつけ根部分は、私が見てきた現場でも、ちょっとやそっとじゃ落とせない黒ずみがこびりついていることが、よくあります」(大津さん・以下同) この部分は、たまった汚れを物理的にかき出して、取り除くことがポイントだ。そのためには研磨力に優れた硬めのブラシが必要。プロは意外な道具を使っているという。 「私が愛用しているのは、ホイール掃除などで使う特殊なナイロンブラシ。硬くて丈夫なため、細かい場所の黒ずみもかき出すことができますよ」 カー用品店などで見かけたら試しにゲットしてみては?また市販の磨き用シートなら、より手軽に入手できる。逆に注意すべきは使い古しの歯ブラシで掃除することだという。 「蛇口の黒ずみは硬くなってしまった汚れ。歯も磨けなくなった歯ブラシでは研磨力も弱いので、できれば新品、そして毛質も“硬め”のものを用意しましょう」 【洗剤容器裏】 「ここは洗剤のぬめりや食べかすといった、酸性の汚れが多い部分ですので、アルカリ性の重曹が有効です。特に、42度ぐらいのお湯100ミリリットルに対して小さじ1の重曹を入れた重曹水を使えば、汚れがふやけて、より落ちやすくなりますよ」 この重曹水をスプレーし、スポンジなどでこすり洗いを。その後、仕上げにマイクロファイバーでから拭きすれば、菌が大好きな湿度もシャットアウトできて完璧だ。【手拭きタオルやふきん類】 実は菌にまみれているという手拭きタオルやふきん類。これらを確実に除菌するためには、洗濯よりも、漂白剤の薄め液につけ置きすることが望ましいという。なかでも塩素系の漂白剤は菌に限らずノロウイルスも消毒するため、ノロ対策として厚生労働省も推奨しており効き目は抜群!たとえば塩素系「キッチンハイター」なら、2分つけ置きするだけで除菌ができるという(漂白する場合は30分)。 「ただし、酸性のものと混ざると有毒なガスが発生します。お酢やクエン酸が付着するだけでも危険ですので、取り扱いには十分気をつけましょう。同じ漂白剤でも、酵素系漂白剤ならば、除菌に時間はかかりますが、塩素系漂白剤独特のニオイもなく、ガスも発生しません。時間があるときやノロウイルスの心配がない状態、それに塩素のニオイが苦手という場合は、こちらを使ってみてもいいかもしれませんね」 いずれにしても、ゴム手袋の着用はお忘れなく。一日の最後はもちろん、生の肉や魚を取り扱ったふきん類は、そのつど除菌するくせをつけておくと安心だ。 「そして干し方にも注意を!せっかく除菌したタオルやふきんをぬれたまま置いたり、シンクにひっかけて乾かしている方もお見かけしますが、湿度が高い状態が続きますから、再び菌が増殖してしまいます」 そのために、タオルハンガーなどで専用の干し場所を。通気性をよくすることが除菌につながる。 家族の健康を担う食事を作るはずのキッチンが、病気の原因になっては元も子もない。日々のお掃除で、菌を寄せつけないようにしよう!
2017年06月21日じめじめ、じっとり……。今年も梅雨がやってきた。家中の細菌やカビの繁殖が心配になってくるが、5月中旬に衝撃的なデータが公表された。’16年に花王生活者研究センターが、全国の複数の家庭の菌汚染実態を調査したものだが、なんとトイレよりキッチンのほうが、細菌や、カビや酵母といった真菌が多く繁殖していたというのだ。 汚いイメージがある「トイレの便座」は「菌がやや多い」家庭が31%、「菌が少ない」家庭が69%だった。それに対し、「キッチンの蛇口つけ根」は、「菌が多い」家庭が67%、「菌がやや多い」家庭が23%、「菌が少ない」家庭は10%と、圧倒的に汚染されている……。ほかにも、洗剤容器裏や台ふきん、スポンジなど、キッチンでの菌の繁殖はかなり活発なようだ。 「今回の結果は、ある意味“予想以上”でした」と苦笑いするのは、花王生活者研究センター研究員で、理学博士の名取陽祐さん。 「実は当社では15年ほど前にも同様の調査を行っており、当時もキッチンのほうがトイレよりも多くの菌数が検出されていたのです。当時と比べれば、キッチンの仕様も大きく変わり、以前より格段に掃除しやすくなったはずなのに、汚染度が高いという事実に驚きました。トイレは『不潔だから掃除しなければ』という意識になるのに、キッチンは『不衛生』と認識されていないのかもしれません。実際は菌がすみやすい場所なんですが……」(名取さん・以下同) 菌が増殖する3大条件は「温度」「湿度」「栄養」だ。 まず温度。菌は20度を境に活性化する。たとえば自然界に広く分布し、食中毒も起こす黄色ブドウ球菌の場合、15度で10個だったものが20度になると約100個と一気に10倍に!その後25度で約1万個、30度で約100万個と、すさまじい勢いで増えていくから恐ろしい(※いずれも12時間後)。 また、菌は湿度70%以上を好み、皮脂や角質なども含めたあらゆる有機物を栄養源としている。つまり常に水と熱を使い、人の皮脂だけでなく、食材や調味料と、栄養源がたっぷりあるキッチンは、菌の繁殖にうってつけの場所なのだ! 「すべての菌が病気に直結するものではありません。ただし、菌が増殖しやすい環境であれば、当然、食中毒の原因となる菌も増える可能性があります」 厚生労働省の発表によると、食中毒の原因の1位は冬場に大流行するノロウイルスだが、2位から8位まではサルモネラ属菌やウェルシュ菌、カンピロバクター、腸管出血性大腸菌などの細菌たち。実に食中毒患者の半数以上が、細菌が原因で発症しているという。特に6〜8月までは、細菌が原因の食中毒が多発する時期だ。 それにしてもなぜ、蛇口まわりが高汚染スポットになっているのだろう? 「まず考えられるのは、蛇口にはこれといった掃除の方法がないからでしょう」 確かに「蛇口の取っ手の掃除には何を使っているか」を聞いた同社調査結果によれば、44%の女性たちが「わからない」と回答している。この結果からは、「ついで」もしくは「無意識」に掃除を行っている人が多いことをうかがわせる。 「そうなんです。しかし蛇口の取っ手は、肉汁や油などたくさんの汚れが付着した手で頻?に触れる場所です。みなさんが思う以上に菌数は多く、ふだんからピカピカに磨いている家庭でもない限り、水をかけた程度では菌を落としきれません」 蛇口のつけ根も汚れが付着しやすく、ぬれて湿度も高いが、そのかわりに掃除の盲点になりやすい場所だ。 「まずは蛇口周辺にたまった汚れを一度しっかり取り除くこと。その後は日々、お手入れする習慣をつけましょう」 そしてキッチン全体について注意しなくてはいけないのは、「きれい」と「清潔」は違うということ。 「トイレよりキッチンの菌数が多いという結果になりましたが、キッチン掃除をちゃんとやっているつもりでも、実は水拭きが中心という方も多いのではないでしょうか。でも、トイレ掃除を水拭きだけで済ませることはまずありませんよね。キッチンも、洗剤などでしっかり汚れを落とすことが重要です。その上で、必要に応じて除菌グッズを組み合わせましょう」 汚れているところにアルコールスプレーなどを吹きかけるだけでは、効果は一時的だという。 「一見きれいなキッチンが、必ずしも衛生的とは限りません。特に気温・湿度ともに高くなる夏場は、家庭内衛生管理を心がけましょう!」
2017年06月21日20日、将棋のプロ棋士、加藤一二三(ひふみ)九段(77)が第30期竜王戦の6組昇級者決定戦の1回戦で高野智史四段(23)との対局に敗れ、現役引退することが決定。62年10か月の現役生活に幕を閉じることとなった。夜にはYahoo!検索ランキング1位に「加藤一二三」、2位「ひふみん」、3位「将棋」と加藤に関連する検索ワードが並び関心の高さが伺われた。 バラエティ番組などに出演し、「ひふみん」の愛称で親しまれる加藤九段は、1954年、当時最年少の14歳7カ月でプロデビュー、史上初の中学生棋士となった。18歳で最高峰クラスのA級に昇級し、八段に昇段。驚異的な出世記録は今も破られていない。「神武以来の天才」「1分将棋の神様」「将棋界の異端児」など多くの異名を持つ。 さらに、独特な対局スタイルを持つことでも知られている。盤の前に正座すると座布団に届くほどの長さの“長いネクタイ結び”相手の側から盤面を見るという“ひふみんアイ”など呼ばれ高い人気を集めた。 加藤九段は対局後、自身のツイッターでコメントを発表。「本日を持ちまして、わたくし加藤一二三は公式戦からは現役を退く運びとなりました。」とし「幸せな棋士人生をありがとうございました。」とファンに感謝の気持ちを伝えた。 これに対し、「ひふみん引退なのか……」「ひふみんお疲れ様でした」「最後まで、感動をありがとうございました。」「ひふみんのおかげで将棋の楽しさも知りました。長きに渡るプロ生活本当にお疲れ様でした。」「これからバラエティで活躍してほしいな」などの反応をみせている。
2017年06月21日2013年の第85回アカデミー賞授賞式で主演男優賞を受賞Matt Brown /(C)A.M.P.A.S. 『マイ・レフト・フット』(1989)、『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』(2007)、『リンカーン』(2012)で、歴史上ただ一人、3度のアカデミー主演男優賞を手にしたダニエル・デイ=ルイス(60)が、俳優引退を表明した。Variety誌が報じている。 デイ=ルイスのスポークスパーソンは引退報道を認め、以下の声明を発表した。 「ダニエル・デイ=ルイスは現在、俳優としての活動を行っておりません。長年に渡って協力くださった皆さん、観客の皆さんに、彼は心から感謝しています。これは個人的な決意であり、今後この件については彼本人および代理人からのコメントは致しません」 40年のキャリアを締めくくる最後の出演作は、『ゼア・ウィル~』でタッグを組んだ監督、ポール・トーマス・アンダーソンの作品『Phantom Thread(原題)』になるという。ハイファッションの世界をテーマとしており、12月25日に公開を予定している。 引退の理由については明かにしていない。
2017年06月21日