女性自身がお届けする新着記事一覧 (882/893)
「(銭形警部の)名前の由来は、銭形平次からなんだけど……。僕の生まれ故郷・北海道にはアザラシが棲息していてね、それが『ゼニガタアザラシ』っていうんですよ(笑)。じつはそこからも取りました。だから両方から取った名前ということになるね(笑)」 そう語るのは、『ルパン三世』の原作者のモンキー・パンチ先生(79)。「とりえず3カ月やってみようか」−−。’67年、創刊された『漫画アクション』(双葉社)の編集長の一言から始まった漫画『ルパン三世』。当時、まだ新人だったモンキー・パンチ先生は、新たな漫画誌の連載企画として『ルパン』を提案するも、「今さらルパンは古いだろ」と、却下されかけたが、「『007』と『怪盗ルパン』をミックスさせた漫画を描きたい!」と再度アタック。編集長から「やってみようか」とGOが出た。 それからはや50年……。今や海外でも大人気の『ルパン三世』。50年にもわたりその人気を支えているのは、個性豊かなキャラたち。その生みの親であるモンキー・パンチ先生が、知られざる銭形警部誕生の秘話を本誌に明かしてくれました! 「ルパンと銭形の関係は、僕が昔から好きなアニメーションの『トムとジェリー』。ストーリー設定の段階で、初めから銭形警部を出そうと考えていました。お互いの能力を認め合っているところを、全面的に押し出していこうと思ってね」 銭形警部の風貌の元になったのは、アメリカの漫画で後に映画にもなった『ディック・トレイシー』。 「『ディック・トレイシー』のトレンチコートを着て、帽子をかぶった、あのイメージから考えました。銭形の性格は、五右ェ門に似ているというか、武道にも強くて本当はかっこいい。ストーリーの中で、そういう部分をもっと出したかったんだけど、『トムとジェリー』のトムのように、いつもルパンにしてやられる、間抜けな役になっちゃいましたね(笑)。実際は、頭がいい優等生で、滑稽なぐらい生真面目な男。そういう感じで描きたいな〜と、ずっと思っていたキャラクターなんです。漫画の中では、それをなかなか出しきれなかったところがありますね」 モンキー・パンチ先生は、5人のキャラクターの中で銭形警部がいちばん好きだという。 「描きやすいというか、どうにでも描けるというかね。銭形はストーリーによってギャグにもできるし、シリアスな役にも使える。つまり、どっちで使っても、いい味が出せる貴重なキャラなんです。とくに“悲哀”という言葉が当てはまるとしたら、やっぱり銭形なんですよ。ギターを弾きながら『酒は涙か溜息か』を歌うのが、ぴったりはまりそうな感じというか……(笑)。そんなエレジー(哀歌)が似合うんです。一方では、ハードボイルドの役にも使える。銭形は、役者として幅の広いキャラクターですね」
2017年03月26日「『ルパン三世』の連載を開始した初期のころ、アメリカでコミックのコンベンションに出席したんです。その晩、食事に行ったすし屋さんで、たまたま現地の老夫婦が僕の横に座り、ルパンを描いて見せたら『オリエンタルじゃない』と言われてね(笑)。このとき、“確かに僕の『ルパン三世』には、オリエンタルな部分がないな〜”と。それで帰国してからすぐに五右ェ門を出したんです。だから最初、五右ェ門はいなかった」 そう語るのは、『ルパン三世』の原作者のモンキー・パンチ先生(79)。「とりえず3カ月やってみようか」−−。’67年、創刊された『漫画アクション』(双葉社)の編集長の一言から始まった漫画『ルパン三世』。当時、まだ新人だったモンキー・パンチ先生は、新たな漫画誌の連載企画として『ルパン』を提案するも、「今さらルパンは古いだろ」と、却下されかけたが、「『007』と『怪盗ルパン』をミックスさせた漫画を描きたい!」と再度アタック。編集長から「やってみようか」とGOが出た。 それからはや50年……。今や海外でも大人気の『ルパン三世』。50年にもわたりその人気を支えているのは、個性豊かなキャラたち。その生みの親であるモンキー・パンチ先生が、知られざる石川五右ェ門誕生の秘話を本誌に明かしてくれました! 「五右ェ門のイメージは歌舞伎の五右衛門ではなくて、『忍びの者』という映画の中で市川雷蔵さんが演じた、織田信長の暗殺を企む石川五右衛門という忍者なんです。ものすごくかっこよくてね。五右ェ門をこの忍者の十何代目かに設定して出そう、と」 しかし、悩んだのが五右ェ門のコスチュームだった。 「いわゆる“忍び”の格好だと、なんとなく現代に合わない気がしたので、思い切って絣の着物に袴の格好にしてみた。司馬遼太郎さん原作のドラマ『燃えよ剣』の沖田総司をイメージしました。当時、島田順司さんという役者さんが沖田総司をやっていたんだけど、それがものすごく清潔な感じがしてね、“五右ェ門はこの清潔なイメージで行こう”と決めました」 五右ェ門といえば、鉄をも切る“斬鉄剣”の使い手。 「『斬鉄剣』のアイデア?これは何かの西部劇で見た伝説のナイフがヒントになりました。それはレンガに突き刺さる、隕石でできたナイフ。それをもうちょっと飛躍させて、何でも切れる刀にしちゃえ〜、と(笑)。僕は『流星(りゅうせい)』という名前にしたんだけど、アニメーションでは、いつの間にか『斬鉄剣』になってましたね(笑)。それはそれで構わないけど。だから『斬鉄剣』は僕が付けた名前じゃないんですよ。ただ『流星』という名前も、漫画で使ったのは1回だけ。鉄まで切れちゃうから『斬鉄剣』にしたということでしょう。まぁ、そっちのほうがわかりやすいよね(笑)」
2017年03月26日「不二子はルパンの次に考えたキャラクターです。設定は『007』シリーズのボンドガール。ボンドガールは作品ごとに違う人が出てくるでしょ?僕も毎回、違うルパンガールを出すつもりでいた。でも、それを毎週、考えるというのは大変でね(笑)。だからといって、同じ女性が毎週、出てくるのではつまらない。だったら同じ女性でも髪形やコスチューム、性格が違う、“謎の女”を毎回、出してみたらどうかと思ったわけです。“女性の本性はわかりにくい”という男の心理がありますから、不二子のような女性は、それにぴったり合うんじゃないか、と」 そう語るのは、『ルパン三世』の原作者のモンキー・パンチ先生(79)。「とりえず3カ月やってみようか」−−。’67年、創刊された『漫画アクション』(双葉社)の編集長の一言から始まった漫画『ルパン三世』。当時、まだ新人だったモンキー・パンチ先生は、新たな漫画誌の連載企画として『ルパン』を提案するも、「今さらルパンは古いだろ」と、却下されかけたが、「『007』と『怪盗ルパン』をミックスさせた漫画を描きたい!」と再度アタック。編集長から「やってみようか」とGOが出た。 それからはや50年……。今や海外でも大人気の『ルパン三世』。50年にもわたりその人気を支えているのは、個性豊かなキャラたち。その生みの親であるモンキー・パンチ先生が、知られざる峰不二子誕生の秘話を本誌に明かしてくれました! 「ただこの時点では、『不二子』という名前はまだ決まってなかった。それでどうしようかな〜と机に向かって考えていたら、たまたま目の前に北斎か広重の『冨嶽(不二)三十六景』のカレンダーがあった。そこに『霊峰不二』って書いてあったので、“あっ、これを使おう!”と(笑)。だからまったくカレンダーに書いてあったとおりなんです。最初の『霊』という文字を取って、最後に『子』を付けただけ。字面もいいので、この名前に決めました」 ルパンの恋人のようでありながら、さまざまに姿を変える不二子。 「不二子はダイヤモンドには目がないという欲深さがある一方で、甘え上手だったり強気な一面もある。そんな小悪魔的なイメージにもかかわらず、どこか憎めないキャラクターです。これは男が求める女性像とでもいうのかな〜?どれだけ憎々しげなことをしても、不二子だったら許される、そんな感じの女性なんです。僕はそういう女性を漫画の中で生かせればいいなと思っていました。どの物語に出てきても憎めない、嫌にならない女性像を狙って出した部分はありますね」 そんな不二子は、男に頼らず気ままに生きる“強いヒロイン”の先駆者。 「今の時代、女性もどんどん社会に進出して活躍されている方がたくさんいます。そういう女性の中には、不二子のような生き方に共感する方もいるようです。男に頼らず、独立した女性のイメージがあるからでしょう。僕が不二子を世に出してから、強い女性を描いた漫画がずいぶん増えました。とくにアニメには多いですね。そういう意味では、不二子は強い女性のイメージの走りなのかもしれないね(笑)」
2017年03月26日ドブネズミルック、これは日本のオジサンを代表するファッションスタイルだろう。中高年でネズミ色のややくたびれたスーツを着て、会社帰りに肩を落として駅に向かう。まっすぐ家に帰れないので、ガード下で一杯同僚と引っ掛けて仕事のウサを晴らし、千鳥足で家路につくオジサンだ。 少し前までは、このオジサンが若い女性社員にセクハラめいたことをいってひんしゅくを買うということもありがちだった。ダンディとは程遠く、とてもイケてるとはいい難いのが一般的な中高年サラリーマン男性であった。 しかしながら、日本人男性は昔からそうだったのか、昔から一貫してくたびれた中高年だったのだろうか。 実は、そもそも日本人男性は戦前まではダンディだった。少なくともダンディでありたいという精神は持っていたといっていい。その象徴ともいえるのは戦前に流行った白いスーツとパナマ帽だ。特に夏場は戦前のことでクーラーもなく、白いスーツが相手からも好感を持たれたのだろう。 この白いスーツは、ごく一部の中高年ではなく、当時の会社員の多くにも流行っていたとみられる。今に続く交詢社等、戦前にはある一定の条件を満たした男性だけが入れるクラブがあり、そこで、ウィスキーをたしなみ、トランプやビリヤードに興じていた。 まさにそこには「大人文化」があったのである。白いスーツの流行は、その特定層だけではなく、比較的広い範囲にそうした大人のたしなみを知り、ダンディでありたいという気持ちが広がっていたとみることができる。 時代をさらにさかのぼれば、そもそも日本では、江戸時代にも「粋(いき)」という言葉があり、町人の間では「粋な男」であることが良しとされていた。 武士においても正装としての羽織袴といった、それはそれで日本人男性らしいダンディズムがあったわけだが、公にその必要性があったわけでもない町人の間にも「粋」があったということは、精神としてのダンディズムが広くそこにあったことを意味しているだろう。 また、戦前戦後のダンディズムの代表者の一人といえる白洲次郎が、戦前ある会社の役員だった時に、取引先へ白いスーツで行きそこでトラブルがあり、怒った相手にその白いスーツにインクを投げかけられたという。 やむを得ずそのスーツで帰社すると、なんとそこにテーラーが待っていたそうだ。そのインクを投げつけた相手先が@流石¥さすが$にこのままではイカンと思い、気をきかしてすぐテーラーに連絡して待たせていたというのである。 つまり日本人男性のダンディズムというのは、単なるファッションにとどまらず、こうした「粋」にもつながる精神にあったのではないだろうか。 では、なぜ戦前までは確かにあったダンディズムが、今になってくたびれた中高年のオジサンになってしまったのか。日本人男性に脈々と受け継がれてきたダンディズムを粉々に崩壊してしまったのが、太平洋戦争の敗戦といえるだろう。 肉親や親しい友を亡くすという辛い状態に多くの日本人が置かれた上に、敗北を喫した戦渦のなかで、日本人としてのプライドも飛び散ってしまった。多くの人たちが茫然自失に陥った。 そのゼロの状態から戦後復興が始まった。日本人の勤勉さが発揮され、ほどなく戦後復興に一丸となって努力し始めた。戦時中の「滅私報国」が今度は「滅私報公」に変わり、「お国のため」から「会社のため」が始まった。 戦後復興期からスーツはサラリーマンの制服であり、ドブネズミルックで復興から経済成長にまい進ということになった。「オシャレに心を奪われるのは男の恥」というような社会通念も生まれ、男はそんなことに心を奪われないで勉強をしろ、仕事を真面目にやれ、というようなことも学校や家庭でよくいわれた。 そのドブネズミルックで朝から夕方まで仕事に精を出し、その後は会社の上司同僚に半強制的に夜の飲みに付き合わされ二軒三軒はしごして深夜帰宅。翌朝はまた出勤ということで、妻といるより、上司同僚といる時間の方がはるかに長いという日本人の典型的なサラリーマン像ができあがった。 そのなかでは上司とのコミュニケーションが最重要であり、いわゆるゴマスリ男が生まれた所以(ゆえん)でもある。 ※ 以上、博報堂「新しい大人文化研究所」の近刊『イケてる大人 イケてない大人』(光文社新書)より引用しました。
2017年03月26日「人気の要因?じつは僕にもよくわからない(笑)。ただ1つだけ言えることは、“わかりやすさ”じゃないかな。5人のキャラクター設定から、ストーリー展開の面白さ。ルパンは泥棒で、毎回いろんなテクニックを使いながらお宝を狙う。そして最後にどんでん返しを見せたり、起承転結が利いているので飽きない。それが50年も愛され続ける理由なのかもしれませんね」 こう語るのは、5月で80歳の傘寿を迎える『ルパン三世』の原作者、モンキー・パンチ先生。ルパン、次元、五右ェ門、不二子、そして銭形……。この愛すべきキャラクターたちの生みの親である先生にとって『ルパン三世』は、どのような存在なのか? 「それは簡単。“遊び道具”です(笑)。“遊び友達”じゃなくて“遊び道具”。『ルパン三世』と遊べるのは、僕しかいないから。好き勝手に設定もできるし、いろんな冒険もさせられる。どんなことでもできるというか……。僕の“おもちゃ”ですかね(笑)」 ’67年に漫画『ルパン三世』の連載が始まってから50年。’71年から始まったテレビアニメシリーズをきっかけに、ジワジワとルパンの知名度は全国へと広がり、’77年からのテレビ第2シリーズで、その人気は不動のものとなる。さらに劇場用映画や、’89年からはほぼ毎年のようにテレビスペシャルが放送されるなど、ルパンは今や誰もが認める“国民的ヒーロー”である。 「これまで時代時代のアニメクリエーターたちが、新しい発想で、さまざまな『ルパン三世』を作ってきました。その感性が見る側のサイクルにもピッタリ合った、そんな気がします。たとえば、宮崎駿さんの『ルパン三世カリオストロの城』(’79年)には、宮崎流のルパンがいる。つまり監督さんによって、その人らしいルパンが作られる。これがファンにとって共感できるところじゃないかと思いますね」 誕生から50年目となる今年、はたしてルパンが狙う新たなお宝は何だろうか? 「う〜ん、難しいね。たぶん財宝とかではないでしょう。意外と小さなものかもしれないなぁ〜。それもごく普通に手に入るものとか……。この殺伐とした世の中で、ルパンは一石を投じるというか、人間にとって大事な何かを見つけ出すんじゃないかな。それは一輪の花かも。崖の上にそっと咲いている一輪の花。その花を見れば誰もが癒される。ルパンはその花を摘むのではなく、摘もうとするやつが来たらそれを止める。盗みに行くのではなく、守る。そんな感じがするな〜(笑)」
2017年03月25日3月14日に死去した渡瀬恒彦さん(享年72)。渡瀬さんは往年の東映アクション映画で頭角を現し、その後、演技派のベテラン俳優として活躍を続けていた。最近では脳梗塞を患ったあとに胆のうがんを発症、約1年半にわたって闘病中だった。 渡瀬さんが医師から胆のうがんを発症していることを告知される直前の15年8月2日、元妻で女優・大原麗子さん(享年62)の7回忌法要にその姿があった。 「その日は夏の盛りで、とても暑い日でね。参列者はみんな大汗をかくような日だったんですが、とくに渡瀬さんは顔色が悪くて体調が悪そうだったので、あれ、と思ったんです。後から聞くと、あのときにはもう、がんに侵されていたんですね」(芸能関係者) 病をおして大原さんの法要に駆けつけた渡瀬さん。その心のうちにあったものは――。 「もともと二人は、嫌いで別れたわけではなかったんです」 と語るのは、渡瀬さんと親しかった芸能記者の前田忠明さん。 「73年に大原さんと結婚したころから渡瀬さんは、役者として上昇気流に乗りはじめました。東映専属だったので、京都の東映撮影所での仕事が多くなっていたんです。そこで彼は大原さんに、京都に生活の場を移し、夫婦一緒に暮らそうと提案しました。でも既に人気女優だった大原さんの仕事場は、主に東京のテレビ局や撮影所。役者をやめて京都住まいをするというのは、さすがに無理だったんです」 それがもとですれ違いが生じ、5年後に離婚。大原さんの実弟・政光さんは当時のことを本誌のインタビューでこう語っている。 「姉は結婚前に渡瀬さんの子を身籠り、それが子宮外妊娠だったため、泣く泣く緊急手術をしました。そのとき渡瀬さんから輸血を受けています。離婚後も姉は『渡瀬さんの血が今でも体に流れているから嬉しいの』と言っていました」 渡瀬さんは離婚から1年後、現夫人のい保さんと結婚し、ふたりの子供も設けて平穏な生活を手に入れた。しかし大原さんは森進一と再婚するも、まもなく離婚。渡瀬さんは離婚後も大原さんのことを気にかけていた。大原さんは独居生活を送り、09年に自宅で孤独死するという最期だった。 2人のことをよく知る脚本家の石井ふく子さんは語る。 「渡瀬さんは世間では無骨なイメージがありますけど、優しい気性の人で、本当に麗子ちゃんを愛してくれていたんだと思います。渡瀬さんが、彼女のことを忘れずにいて、亡くなった後もお別れの会、七回忌の法要と、節目節目に顔を出してくれた。麗子ちゃんも幸せだったと思いますよ」 二年前の夏、法要の席で渡瀬さんは亡き元妻について前出・前田忠明さんに「別れたとはいえ、僕の妻でしたからね」と語ったという。重い病を押して駆けつけ、大原さんの墓前に手を合わせた渡瀬さんの脳裏によぎったものは幸せだった5年間の結婚生活だったのだろうか……。
2017年03月25日AKB出身のタレント兼アパレル会社社長の川崎希(29)が24日、自身のブログを更新し、同日に一部週刊誌で報じられた夫・アレクサンダー(34)の不倫疑惑スキャンダルの現場をアレクサンダーと一緒にまわり、事情聴取をしていることを明かした。 この日、川崎はブログを連続で更新。「前々からジムに通ってるのにどうして全然痩せないんだ?と思ってたんだよちゃんとジムに行かずに浮気するから痩せないんでしょ!!」と怒りを爆発させ、「しかも浮気した当日は私のLINEにジムにいる写真までわざわざ送ってアリバイ作りまでしてたな」と反省の表情を浮かべるアレクサンダーの写真をアップした。 その後の記事では、「浮気現場を現場検証してきた!!」とスキャンダルが掲載されている週刊誌を購入し、「現場検証をしながらこのあたりにいるときはどんな会話したとか女の子と会うのは何回目だとか色々聞いてまわってるよ」と実際に現場を訪れたことを報告した。 この日だけで7件ブログが更新され、「浮気の罰あるの覚えときなさいよ今回はね本当にだれにも言えないようなとっておきの作戦をしてやるんだ!!」と川崎の怒りはまだまだ収まらない様子だ。 ふたりは’13年2月に結婚し、アレクサンダーはヒモ夫キャラでバラエティ番組で活躍。昨年6月に3年ほど不妊治療中であると明かしていた。
2017年03月24日トレンディエンジェルの斎藤司さん(38)が先日出演したテレビ番組で、かねてより交際していた30代の一般女性と破局していたことを告白。「ちょっといろいろあって、お別れされちゃった。結婚しないから、愛想をつかされちゃって」と結婚を考えていたが、自らが原因で別れを告げられたことを示唆しました。 斎藤さんといえば、昨年8月に人妻との浮気が発覚。それでも彼を許し、支え尽くして来た彼女。同年12月には斎藤さんがプロポーズを決意していたようですが、それも仕事の都合で流れてしまい今回の破局につながったようです。 売れない芸人を長くに渡り支え、そして迎えた結婚適齢期に結婚をじらす彼。ついつい女性側の肩を持ちたくなる悲劇のような話です。ただ一般的に“結婚する気はないわけじゃないけれど、ついつい先延ばしにして、最悪なかったことにしちゃう男性”は多いものです。 それは「タイミング」が合わなかったと言い切って良いものか。女の敵のような、優しいけれど辛い彼らにはどんな共通点があるのでしょう。 ■流されやすく自分の人生が心配でたまらない 結婚する気はあるけど決めきれない。そんなタイプの男性に共通するのが、「心配性で流されやすい」という性格です。 そもそも後先考えないタイプなら、結婚くらい決断できるもの。それを先延ばしにするということは、自分の人生に対して良くも悪くも責任感が強い。それゆえ慎重に周りの意見を聞き、結果として結婚を見送ってしまうのでしょう。 結婚を考える→でも仕事は?将来は?男として責任を果たせるか?→心配になって周りに相談→今は仕事が頑張りどきだ!結婚なんてロクなもんじゃない!結婚はいつだってできる!と言われる→やっぱり結婚はもう少し先にしよう→彼女がブチ切れ→最初に戻るか破局する こんなループを3回くらい繰り返している男性は、なにも売れっ子芸人だけではありません。 ちなみにこのタイプの男性は、彼女が妊娠すると高確率で結婚して意外といいパパになったりします。そういう意味では悪い男とは言い切れないのですが、結婚願望のある女性からしたらやっぱりヤキモキさせられる存在です。 ■結局「なんだかんだモテる」というのが諸悪の根源 この手のタイプに共通するのが、なんだかんだいってモテるという点です。「なんだかんだ」とつけたのはモテモテでギラギラしているのではなく、どこか落ち着きや安定感を女性に感じさせるため身近な女性からの人望が厚い。そのため手を伸ばせば新しい彼女もすぐできそうだということです。 斎藤さんにこれを当てはめると、ギラギラしているかはわかりませんが、浮気をするくらいの売れっ子芸人。当然モテていることでしょう。そう思うと影で支えてくれた“アゲマン彼女”だとしても、結婚を焦る側面は負担になって別れにつながったのかもしれません。 ■対処法は頭の上がらない存在から詰み切ってもらうこと 優しいんだか辛いんだかわからない男性。筆者は体には優しいけれど入れすぎると辛い「しょうが男子」と勝手に呼んでいます。しょうがのような二面性を持った彼に結婚を決意させる効果的な方法はないのか。 1つは子どもを身ごもってのデキ婚を狙うこととお伝えしましたが、それは色々リスクが高い。そうではない場合の方法として有効なのが、彼にとって頭の上がらない存在から結婚を詰んでもらうという少々荒っぽいやり方です。 人によってその対象はさまざまですが、例えば実父や信頼できる上司から「そろそろ結婚しないと相手の女性に失礼だろう」と怒られたらシュンとなって結婚を決める男性が多いです。 子どもができるのも、ある意味逆らえない存在から「準備できてるけど、はっきりしろよ」とせっつかれるのと同じ。このしょうが男子には責任感がないわけじゃないので、状況が傾けば意外と男気や責任感を発揮して“いい夫、いいパパ”になる傾向があります。 トレエン斎藤さんの元彼女は、女性自身が以前取材したところによると“看護師で料理上手”。斎藤さんのM-1優勝時も影でカツ丼を作り、「勝つように」と彼を支えてきた内助の功ができる女性です。 斎藤さんは芸人としての将来不安を考えて「今は無理と結婚を手放したようです。ただこれだけ結婚をネタとして引っ張って彼女の良さが表に出たのに別れてしまうのは、正直キャラクター的にマイナスです。 そんな斎藤さんを見ていてかぶるのが、お笑い芸人ナインティナインの矢部浩之さん(45)。そういえば長年付き合ったひとみちゃんという彼女と別れ、その後少ししてアナウンサーの彼女と結婚したような……。 矢部さん家族が幸せそうなところを見ると、長年付き合った彼女と結婚しない選択が悪ではないとは思います。ただ持ちギャグのように「ペッペッペー!」と結婚届けを書いてくれたほうが、世の女性たちの好感度は上がったかもしれません。
2017年03月24日映画『Trainwreck』で放送映画批評家協会賞の最優秀女優賞(コメディ部門)を受賞したエイミー・シューマー(写真:ロイター/アフロ) 現在、バービー人形の実写映画化プロジェクトが進められている。主人公であるバービー人形役には、コメディエンヌのエイミー・シューマーが挙げられていたが、23日に降板することをシューマー自身が明らかにした。 実写映画化が発表されたのは昨年の12月。バービーファンは大いに沸いたが、主人公のバービー役がシューマーであると知れ渡るや、反発の大合唱が始まった。彼女のSNSには誹謗中傷が書き込まれ、制作会社には「彼女はバービーに相応しくない!」といった陳情が殺到。「バービーを演じるには太りすぎている」という意見には、シューマーもInstagramで「太ってないのに、太っていると恥じることなんかあるわけがない!私は自分の生き様に誇りを持ってるのよ!」と反撃。両者の歩み寄りは不可能に思われたが、シューマーがスケジュールの都合がつかないということを理由にプロジェクトから去ることになってしまった。 彼女は米Variety誌に以下の声明を発表した。 「残念ですが、スケジュールのバッティングで、もう『バービー』には関わることがでこなくなってしまいました。この映画は絶対に面白いし、(制作会社の)ソニーと(バービーの製造元である)マテルは素晴らしいパートナーです。落ち込みましたが、大スクリーンでバービーに会えることを楽しみにしています」 シューマーは脚本にも携わっていたが、降板により内容に変更が生じるか否かについては定かではない。また、2018年6月を予定していた公開日も延期される可能性がある。 このニュースにバービーファンは喜んでいるが、残念がる声も多い。 そもそも、シューマー演じるバービーは、「完璧な世界に似つかわしくない」とバービーの世界から追放される落ちこぼれなのだ。夢の国で生きてきたバービーが、ある日突然現実の世界に放り出され、悪戦苦闘する……まさにシューマーにぴったりの役柄といっても過言ではない。新しいキャスティングは難航が予想される。
2017年03月24日日々、生きていると、ネガティブな思いを引きずったり、あるいは、イヤな人間関係を断ち切れなかったり、悪い癖がどうしても改まらない……なんてことはありませんか?そこで、新しい環境や人間関係が始まる春に、ぜひ訪れてみてほしいのが、運気をリセットできる神社だ。 「リセットしたいなら神社でお参りすることですね。誰しもネガティブな思いや、人間関係にとらわれてしまうことはあるものです。しかしそれらを他人のせいにばかりしていると、同じことを繰り返してしまいます。大切なのは相手ではなく、自分自身を浄化し、リセットすることなのです」 こう語るのは女優・モデルの下川友子さん(37)。「神社仏閣&パワースポットコンシェルジュ」として国内外1,000カ所以上を訪れている。夫の異動や子どもの進学など、環境の変わるこの季節。下川さんが、おすすめの“災いを祓い、魂を浄化する”リセット力の高い神社を教えてくれた。 【阿佐ヶ谷神明宮】東京都杉並区 「八難よけのご祈祷は全国で唯一のお宮。火や水や人の災いなど八難のすべてを除き、天照大御神様のご加護をいただけます。明るい太陽の光を浴びて浄化・再生するイメージを込めてお参りしましょう。降りかかった災いを自然な形で解決へ導いてくれます」(下川さん・以下同) 【相模國一之宮寒川神社】神奈川県高座郡 「古来唯一の地相・家相・方位などすべての悪事をはらう八方よけの守護神です。威厳あるお社は男性的な包容力に満ち、心を正せば災難をはらい、強い守護を授けてくださいます。どんな悩み事も懐ろ深く受け止めてくれそう。仕事の幅を広げたいと願う人は、周囲を幸せにするイメージで手を合わせて」 【秋葉山本宮秋葉神社】静岡県浜松市 「下社は鬱蒼とした木々に覆われ荘厳な雰囲気で、身を置くだけで自分のスイッチ(火)が入り内観と開運の力が備わります。上社は標高866mの山頂付近に立ち、スッと抜けるような山の空気が頭の中を浄化してくれます。息を深く吸い崇高な気を取り入れ、ネガティブな思考をリリースしましょう」 【石上神宮】奈良県天理市 「日本最古といわれる神社の一つ。国宝の拝殿や、楼門は霊験あらたかで、境内に身を委ねることで厄がはらわれ、リセットされていきます。拝殿の後方にある『禁足地』はご神体が鎮まる神聖な霊域。楼門を一度出て左手へまっすぐに歩き、禁足地方面へ向かうとより神聖な空気を感じられます」 【石清水八幡宮】京都府八幡市 「宮殿のような雄大なお社は圧倒的。戦いの神様らしいずば抜けた鋭い力を放ち、迷いやネガティブな想念、汚れを吹き飛ばしてくれそう。山の麓から本殿に参拝するため石段を20分ほど上がる間に、右往左往している心の迷いを手放し、勝負・行動するパワーを与えてくれます」 【八坂神社】京都府京都市 「色鮮やかな風情あるお社の立つ境内には、荒ぶる神である素戔鳴尊らしい荒々しさと勢いみなぎる気があふれ、厄をはらい、封印するような力を感じます。心を整えて参拝をした後は境内を歩き、この気を吸収しましょう。厄ばらい、厄よけ、無病息災などのご神徳があります」 【伊太祁曽神社】和歌山県和歌山市 「自然の緑が美しい、古から尊ばれてきた神社。ご祭神の五十猛命は大国主命を救った偉大な神様です。境内は、『厄難よけ木俣くぐり』もあり、迷いや災難から救い出してくれる男性的で勇ましい太い気を受け取れそう。地に足をつけて生きていこうとする再生力を授かれます」 【武雄神社】佐賀県武雄市 「拝殿が武力に長けたご祭神武内宿禰をイメージさせ、『必勝!』の言葉がよく似合う強烈な力を持つ聖地。つべこべ言い訳する自分をきちんとリセットできそう。本殿裏の竹林を抜けると樹齢3,000年のご神木が鎮座し、大地に根を張る壮大な力を前に、小さな悩みは吹き飛ばされるはずです」 リセット力の高い神社を訪ねることで、小さな悩みは浄化され、ネガティブなことからポジティブなことへ意識をシフトできるそう。新しい季節は、ぜひ神社で心をリセットしよう。
2017年03月24日(撮影/齋藤正行) 世界で最も美しいニューハーフを決めるコンテスト『ミスインターナショナルクイーン2016』(タイ国王崩御により’16年11月開催が’17年3月に延期された)がタイのパタヤで開催された。 ’09年に、はるな愛さんが日本人初のグランプリに輝いたことでも知られる本大会。12回目の今回は、世界各国から24人が集まった。日本人出場者は、BSスカパー!のLGBT応援番組『プリティ・ウーMEN』内で初開催された日本予選を勝ち抜いた2人。惜しくも入賞は逃したものの堂々とした戦いぶりを見せてくれた。そんな、日本人出場者2人に話を聞いた。 國咲舞花さん(36)は、日本とフィリピンのハーフ。5歳から日本で生活。コンテストでは世界のトランスジェンダー事情を知ることができたという。 「イスラム教徒の方で、家族の期待に応えるために気持ちを押し殺して結婚し、子どもをもうけたという出場者がいました。その後、去勢手術をし、今は家族から絶縁されたそう。国が違えばLGBT事情も変わる。ここに至るまでの人生を知ると優しくなれる。ラブ&ピースという言葉が本当に存在するんだなと実感しました」 もともと引込み思案な性格だったという國咲さんは、「この大会は私を変えてくれました。いろんなことに挑戦したい!」と語った。 鈴木ゆまさん(35)の初恋相手は男のコ。高校の文化祭のミュージカルで女のコ役を演じ、女性になりたいと気がついた。劇団四季で活躍後、33歳のとき女性として生きる決心を。今回、出場に合わせエステへ行ったらショックな出来事があったそう。 「スタッフの方に、戸籍はまだ男なんですと話すと、施術も返金もできませんと言われて。これが日本のLGBTの現状なんだと悔しい思いをしました」 そんな状況にも落ち込まず、鈴木さんの夢は広がる。 「ニューハーフの知り合いもいなくて孤独だった2年前、私の力になったのは活躍しているトランスジェンダーの姿。私も人に勇気を与えられる存在になりたいです」 なお、今回のコンテストの様子は、BSスカパー!で放送される。本選の模様を3月25日(土)22時30分~『プリティ・ウーMEN presentsミスインターナショナルクイーン2016』にて。日本代表の2人に密着したドキュメントを、4月14日(金)23時~『プリティ・ウーMEN presents ニューハーフ世界大会挑戦、その後~性を超越した美しさを求めた先~(仮)』にて。
2017年03月24日頭を使って、少ないコストからより大きなリターンを得ようとする。こうした投資的発想に、「手抜きだ」「ずるい」という印象を持つ人も多いようだ。僕は、そうした批判に対してはいつも「手抜きだから何なの?」と返す。 そもそも、「手抜き」には2種類ある。 一つは、「手を抜いて、頭も使わない」タイプ。これは単なる怠けである。仕事でこの手抜きをすれば、何の成果も出せない。上司がいれば見捨てられるだろうし、一人で仕事をしている人ならやがて発注が途絶えるだろう。 そしてもう一つは、「他のもっと有益なことに手や頭を使うため」にショートカットするタイプだ。 たとえば、膨大なデータの精査やリスト化をコンピュータに任せ、自分はその結果を分析することに注力する。あるいは、その作業すらAIに任せる。もっと身近な話では、日常生活でコストとなる家事を専門業者に頼み、その時間を使って自分のしたい仕事をする。 これは、怠けとは根本的に違う。浮いた時間は、自分の本当にやりたいことに使えるのだから。自分をさらに成長させるための積極的な「手抜き」だと言える。 僕は昔から、時間や労力の無駄遣いが大嫌いだった。それにかかわっている間に、僕にはやりたいことがいくらでもある。時間は有限、一日はたったの24時間しかない。 物事の効率化にはいつも頭を使ってきたし、お金も一切惜しまない。一つの目的を達成するためのアクションをどれだけスリムなものにできるか、それを常に考えている。 だから僕は、うまくショートカットしている人を見たときに「ずるい」などと批判する気にはならない。むしろ、「うまいなあ!」と称賛したくなる。ショートカットできるのは、知恵を持っていて、自分の時間を大切にしている証拠なのである。 僕が問題視するのは、こうした考え方に反発する人たちの、「時間をかけ、苦労や我慢を重ねて得るものの方が、短い時間で手に入れるものよりも価値が高いはずだ」という、根拠のない思い込み――つまり思考停止である。 たとえば僕は昔、「寿司職人が何年も修業するのはバカ」とツイッターで発言し、炎上したことがあった。寿司を握る技術自体は、集中的に学べば数ヶ月で習得できる。修業の目的は「おいしい寿司を握ること」のはずなのに、「長年の修業」自体が目的化され、神聖視されているのはおかしい、という趣旨だった。 僕の元には、「職人をバカにするな」「10年修業しないと身につかないセンスがある」などという批判的意見が殺到した。 だがその後、僕の意見の正しさはしっかりと証明された。調理師学校「飲食人大学」で「寿司マイスター専科」を3ヶ月受講しただけの寿司職人の店「鮨 千陽(ちはる)」が、ミシュランに掲載されたのである。 彼らがそこで「いや、寿司屋をやるなら10年修業しないとダメなんだ」と思い込み、独立の前に下積みを選んでいたら、彼らの技量が評価されるのは何年先になっていたかわからない。 僕は、「10年の修業」にこだわって思考停止する人たちよりも、彼らのように本来の目的を見失わず、質の高い努力で素早く世に出ていく人を応援したい。そして、あなたにもできたら後者であってほしいと願っている。 ※ 以上、堀江貴文氏の新刊『すべての教育は「洗脳」である~21世紀の脱・学校論』(光文社新書)から引用しました。インターネットの発達で国境を無視した自由な交流が可能になった現代、もはや義務教育で学ぶ「常識」は害悪でしかなく、学校の敷いたレールに乗り続けては「やりたいこと」も「幸せ」も見つからない。では、これからの教育の理想形とはいかなるものか?本音で闘うホリエモンの“俺流”教育論!
2017年03月24日小池百合子東京都知事(64)が「(7月の都議選で)単独過半数の獲得を目指す」という会派「都民ファーストの会」が、初の新人公認候補予定者として発表した2人の女性、女性の生きやすいライフスタイルを提案するキャリアアドバイザーの茜ヶ久保嘉代子さん(41)と、フジテレビ社員として子ども向け番組や親子イベントなどを企画・プロデュースしてきた入江伸子さん(54)は、ともに“働くママ”。 「お見かけしたことはあるけれど、お話しするのは初めて」という2人が、子育てしながら仕事をしていく苦労、そして実現させたい政策について語り合った−−。 茜ヶ久保「私は、いま小学生になった長女の、保育園時代には苦労しました。0歳で保育園に預けて職場復帰したんですが、保育園は熱が37度5分以上あると預かってくれません。すると仕事に行けなくなってしまう」 入江「私も上の子が小学生のときには仕事に復帰していましたので、『心が痛いなあ』と思う経験をしました。あるとき小学校の運動会に行ったら、息子から『今日は来てくれてありがとう』と言われちゃったんです。『あっ』と反省したんですけどね。子どもに迷惑をかけちゃいけないのになあ、と。だから私は、夫婦で、その時々で、可能なほうが子どもと向き合うのがいいと思うんです。『パパは仕事が大変だけど、ママもキャリアを積みたいし……』と言うと、子どもから見れば、『なんで親のことで割を食うの?』となる。子どもは親を選べないですよね。私の子にしてみれば、小さいときにお父さんが死んじゃって、母親は仕事に出ていてっていう……。子どもは子どもなりに、悩みもあるなかで頑張って、一生懸命生きているのにね」 茜ヶ久保「そうなんですよね。ただ、別の視点で考えれば、私は母親−−女性が意識を変えることも重要だと思います。というのは、子育てしながら仕事をするには、どうしても経済的な矛盾が生じます。保育園や施設に預けるには、けっこうなお金がかかる。その出費のうえで、時給800円の収入となると、赤字になってしまうこともある。それであきらめてしまって、『仕事は収入の多い夫に任せよう』と、みんながみんな、なってしまってはダメなんです。私は、子育てしながら仕事をしていくなかで、『どうしよう、お金がなくなっちゃう』と困り果てたときに、母親に『それでもいいから仕事をしなさい』と言ってもらったのが大きかった。母もずっと仕事をしてきた人でしたから。でも、お金の問題は誰にも相談しにくいものですので、解決策は行政システムとして確立していかなければいけないですよね」 入江「その働くママのための行政システム確立のために、“欠かせない存在”になってくるのが、私と同じか、上の世代の女性だと思います。私が学生のころは、女性は“クリスマスケーキ”にたとえていわれた。『24歳までにお嫁にいくのがいい』という意味です。じつは、そうして専業主婦として過ごしてきて、子育てを終えてしまった世代に、『社会貢献したい』という人が、いま多いんです。そういう方には、子育て支援などで活躍の場があります。親の代行で子どもを送り迎えしてくれる人がいれば助かります。そういった社会貢献できる手段を、ボランティアだけで終わらせず、なんらかのペイをできないか−−。行政システムとして、子育てに協力したらポイントがつく、ポイントカードを作ったらいいと思うんだけど……」 2人の話に共通するのは、女性が権利だけ求めてはダメで、努力もしなければならないのだということ。それは既成政党のオッサン議員のように、選挙になると急に、「いいことずくめ」のあめをばらまくのとは違う主張だ。女性として、母として、いろんな人の手を借り、助言を得たうえで、苦労して過ごしてきたことからこそ得られた結論ではないだろうか−−。 茜ヶ久保「コンサルティングのビジネスをしていくなかで思ったのは、男性社会のなかで、女性が男性に合わせていくスタイルは、もう限界だということ。だったら政治の世界で女性の力を集結させて進めていくほうが、影響力はあるし希望が持てると思った。そうして『希望の塾』に参加しているうちに、どんどんボルテージが上がっていきました。都民ファーストの会を起爆剤にして、女性も男性も内側から、はつらつとしたエネルギーが出せるシステムを作りたい」 入江「都知事から『大変なことがたくさんあるけれど、頑張りましょうね』という言葉をいただきました。心を強く持って突き進まないと折れてしまうけれど、女性のみなさんが立ち上がるのは、いましかないと思うんです」 そんな“女性目線”を大事にする小池新党の女性候補者たち。今後もその言動に注目していっても、損はないのかもしれない。
2017年03月24日会社の飲み会や合コンの二次会での定番のひとつがカラオケ。以前と比べてカラオケに行く機会が少なくなったと思われるが、依然として大人と若者が時を共有する接点のひとつであることには変わらない。 それだけに若者世代と大人世代の感覚のギャップが垣間みえる場であるといえる。イケてる大人とイケてない大人のカラオケの振る舞いの境界線をみていこう。 (1)場を盛り上げるアクションは、イケてる大人のたしなみ カラオケに関する様々な行動について、大人の男性としてイケてるか、イケてないかについて調べてみたところ、ハモリやタンバリン等、場を盛り上げる芸のできる大人が若者世代からみるとイケてるということがわかった。 調査は大人世代【仕事経験のある45~69歳男性】465名と、若者世代【20代有職者】男女各103名、合計671人に聞いたものだ。 「カラオケでハモれる」大人について、「イケてると思う」+「ややイケてると思う」の回答スコアをみてみたところ、若者世代は62.1%。大人世代は38.3%。 「華麗にタンバリンが使える」においては、若者世代51.5%。大人世代29.5%。「サザンがうまく歌える」では、若者世代53.8%。大人世代32.9%。 ハモリやタンバリン等大人世代がカラオケを楽しむ上で当たり前にやっていることが、若者世代の眼には新鮮でかつカッコよく映っているということがわかった。 (2)全力で楽しんでいる姿がイケてる! 若者にとってどんなカラオケでの立ち居振る舞いがイケてる大人なのか?についてさらにつっこんで調べた。「盛り上がる曲を率先して歌う」のが大人としてイケていると答えた若者世代は70.4%(「イケてると思う」+「ややイケてると思う」)。 一昔前は、若者が率先して盛り上がる歌を歌い、満を持して大人世代が歌うのが「イケてる構図」だったが、逆転現象が起こっているのが興味深い。 さらに「音痴でも一所懸命歌って全力で楽しむ」についての同スコアも若者世代66.5%。大人世代は逆に「そんなのは恥ずかしい!」と思っているらしく、60.4%は「イケてない」と回答。 大人側は下手なのに一人ではしゃいでいる姿は、ちょっと恥ずかしいと思うが、若者の側からみると、そんな大人はむしろイケてる部類に入るのだ。 ノリノリな大人のカラオケはイケているが、逆にイケてないのはどういったものだろうか。 ダメな大人のマナーとして若者からたくさん挙がってきたのが、若い女性に曲をリクエストしたのに、聞いてないということ。「AKBをリクエストされたので、振り付きで披露したのにもかかわらず、他の人と話しているのを見て残念に思った」。 その他聞いている途中にスマホをいじる、手拍子がない、歌った後に一言感想がない等、リクエストされて歌ったのに、聞いているサインがないことに若者世代は敏感だ。 また、「大人世代とカラオケに行くと長い」という意見が、若者世代からは多かった。というのも最近の若者のカラオケスタイルは、「大サビ(曲の中で一番盛り上がる部分)まで歌って次の人に回す」のが一般的だそうで、逆に最初から最後まで歌うと、1番と2番の間に間奏が入るし、たくさん歌えないのだそうだ。 何より前奏・間奏の時にシーンと静まり返り、盛り上がらないのが、若者世代にとって大問題なのだ。最近は1番だけで歌が終わる機能もあり、途中でぶつっと切らなくていい配慮までしてある。若者世代とカラオケで盛り上がりたいのであれば、気をつけておいた方がよい点のひとつだろう。 若者世代、大人世代ともに6~7割の人がイケてないNG行為として挙げるのは、「マイクを離さない」「聞くに堪えない英語で歌う」「タンバリンやハモリ等で人の歌に干渉してくる」「音響にこだわる」といったもの。 「AKBを女の子に強要」「EXILEを熱唱」は若者よりも大人世代でNGと思う率が高め。大人が無理して若者の流行りを知ったかぶりするのはカッコ悪いという意識があるようだ。以上挙がっていたことに身に覚えのある人は、要注意! ※以上、博報堂「新しい大人文化研究所」の近刊『イケてる大人 イケてない大人』より引用しました。
2017年03月24日Instagramを中心に話題沸騰中のイラストレーター・横峰沙弥香さん。2015年に産まれた愛息「まめちゃん」の爆笑成長記録を、ほっこりするイラストとともに本誌で連載! 私事で大変恐縮ですが、現在第2子を妊娠しております。現在安定期に入っており、まめは夏にお兄ちゃんになることになりました。 たまに見かける「お腹に赤ちゃんがいることを告げると、優しくお腹を撫でてくれた」などというエピソードを思い出した私は早速試してみましたが、 現実はこんなものです。 とはいえ、まめなりに何か感じるものはあるようす。例えば、まめと遊ぶ時に私がお腹をかばって全力を出さないことや抱っこがなかなかできなくなってしまったこと……。そういった細かい変化を敏感に感じ取り、自分に対するママの愛情が減少しているのではないかと心配になったのでしょうか……。 ある日、 添い寝中にいそいそと起き出してきたまめ。じっと私の顔を見て「ママ、まめ赤ちゃんよ」と言いながらおっぱいを触りたいと要求してきたのです。 妊娠中の赤ちゃんがえりの話はよく聞きますが、まさか、自己申告で来るとは。 面白いやら可愛いやらで、息子の手管にすっかり籠絡。たっぷり甘えさせてしまっていますが、本人も、悩んだり葛藤したりしてお兄ちゃんになる準備をしているのでしょう。いまはひとりっ子時代を存分に堪能してもらおうと思います。
2017年03月24日「人生にはいろいろなことがあったり、起きたりして自分独りでは生きていけないんですね。ですから、周りの人たちとのかかわりや、何より本音を言える友達、心から信頼できる大事な家族−−こうした人たちと一緒に生きながら、自分にとって大事なこと、自分がやりたいと思うことを大切にして生きていく。それがすみれであり、『キアリス』のメンバーですが、紆余曲折はあっても彼女たちのような人生を貫ければすごく幸せだ、と。これが、いちばん伝えたかったことです」 こう語るのは、NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』の作者で、脚本を担当する渡辺千穂さん(45)。渡辺さんは’72年10月生まれで、東京都出身。両親と弟2人の5人家族で育った。ドラマ、映画……映像の世界が好きな少女だったが、将来映像の世界に身を置こうという気持ちはまったくなく、大学卒業後は「普通の会社」に就職。そんな渡辺さんに転機が訪れたのは、世紀が切り替わる’00年だった。 「(もともと)親から『本を読みなさい』と言われて、子どものころからよく読んでいました。お誕生日も、クリスマスもプレゼントは本でしたし。そのうち自然に、自分も小説を書いてみたい、と。でも、小説家を目指そうという感じではなく、漠然と書いてみたいという感じでした。ただ、『書きたい』という思いはずっとあって’00年を迎えた。そこで、ミレニアムの年に何かやろう。『そうだ、小説を書こう』と思ったんです」(渡辺さん・以下同) 一念発起して、「小説を書くための本」を探しに行った東京・新宿の紀伊國屋書店で、目に留まったのが脚本家・山田太一さんの、テレビドラマ『ふぞろいの林檎たち』シリーズの脚本集だった。 「そのころの私は小説と脚本の区別もつかなくて。『これ、昔好きで見ていたドラマだ』と思って買って、家に帰ってよく見たら、小説ではなく脚本だとわかって『これはなんだろう……』って(笑)。でも、『脚本ってこういうふうに書くんだ……』と思いながら読んでいるうちに、自分には、小説よりこっちのほうが向いているんじゃないかと思って、シナリオ学校の通信教育を受けることにしたのですが……結局一度も作品を送ることなく’00年が過ぎてしまいました」 翌年、脚本ではなく、ドラマの企画書をテレビ局のドラマ担当者に読んでもらう機会があった。書き方などもよくわからなかったが、自分なりに書いたその1本が、プロデューサーの目に留まった。 「企画書を送ったら、すぐに連絡をいただいて、都心のホテルのラウンジでお会いしました。その方たちが、私が脚本家としてデビューしたドラマのプロデューサーチームで」 プロデューサーが求めていたのは若者たちの群像劇。渡辺さんが送った企画書は10人近い人物が登場する群集劇。ぴったりだった。これを機に、渡辺さんは会社を辞めることにした。企画書を送ってからわずか1年たらずの、’02年夏。当時29歳の渡辺さんは、連続テレビドラマ『天体観測』(フジテレビ系)でプロの脚本家としてデビューした。 まさに“トントン拍子”で始まった脚本家生活。渡辺さんも「本当にラッキーでした」と笑うが、当時を振り返ると彼女からはこんな言葉が出てきた。 「シナリオの学校に通ったり、きちんと書き方を学んだことはありませんでしたけれど、自分が好きだったドラマをレンタルビデオ店から借りてきて。それを見ながらワンシーン、ワンシーン一時停止して、台詞やト書き(俳優の動きや出入り、演出など)をすべて書き起こしました。これは、かなり大変な作業でしたけれど、とても勉強になりました」 デビュー後、彼女は、職場における「女性同士のイジメ」を描いた『泣かないと決めた日』(フジテレビ系)や、職場での「女性同士のマウンティング」がテーマの『ファースト・クラス』(フジテレビ系)など話題作の脚本を担当。脚本家としての地位を揺るぎないものにした。 そんな、渡辺さんが作・脚本を担当する『べっぴんさん』は、’16年10月3日の放送開始以来、20%近い週平均視聴率を維持。放送回も残すところ10回あまりとなった。 「よく閉塞感という言葉が使われていますが、今はいろいろなことが難しくなってきているような気がします。たとえば、自由に、自分のやりたいことを貫くことが。それに、もう安定とか、誰かに頼るとか、何かに守ってもらえる時代ではないですよね。会社だって守ってはくれないし。でも、そういう時代でも、一生懸命がんばっていれば必ず見てくれている人がいる。すみれたちが大手百貨店の『大急』に出店できたように。私は、がんばっていることは絶対にマイナスにならないし、がんばれば必ず報われると思っています。これも、ドラマを通して、すごく伝えたかったことです」
2017年03月24日「朝ドラ執筆、そして、妊娠、出産という人生の一大事が、同時期にやってきたことに驚きましたが、出産と(ドラマの)クランクインまでに時間があったんですね。そこで、チーフプロデューサーや監督ともお話しをして、出産の前までに最終回までの流れをすべて考えることにして、あとは元気な子を産もう、と。元気な子を産めたら『私は40代の希望の星になれるかも』とも思いました(笑)。それに、主人をはじめ家族のみんなが『全力で応援するから』と言ってくれましたので。これは本当に心強かったですね」 こう語るのは、NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』の作者で、脚本を担当する渡辺千穂さん(45)。彼女は作品の生みの母であると同時に、自身も新しい命を授かり、’16年の1月に女児の母になった。妊娠、子育てと並行した脚本執筆−−。渡辺さんと『べっぴんさん』とは、まさに「運命的な出会い」だった。 渡辺さんは’14年8月、フリーアナウンサーの羽鳥慎一さん(45)と2年間の交際を経て結婚。それから間もなく、NHK大阪放送局から連続テレビ小説の脚本執筆の依頼があった。ところが、番組の関係者たちと物語のテーマや展開、登場人物などについて話し合いをしている過程で、渡辺さんのおなかには新しい命が……。胎動を感じながら執筆した日々を、渡辺さんはこう振り返る。 「将来、子どもには『あなたがおなかにいたとき、ママはこういうお仕事をしていたの』という話をするでしょうから。子どもに何度も繰り返し見てもらえるような作品にしたい、と思って書いていました」(渡辺さん・以下同) そして、昨年の1月下旬に女児を出産。約1カ月の産休をはさんで仕事に復帰した。出産を経験する前と後では、人間として、作家=脚本家として、ものの見方や考え方に大きな変化が生じた。 「男性の心理は女性の私にはわかりませんので、想像したり取材をして書いていました。でも、出産を経験してからは、男女の心理を問わず『ああ、こういうことか』と思ったことは多々ありました」 その最たるものが、わが子への母の思い。母親になった瞬間「もうこの子のいない人生は考えられない」と思ったという渡辺さんは、復帰後、脚本のある部分を書き直すことにした。 「書き直したのは菅野美穂さん=『はな』のナレーションです。出産前に2週目まで書いていましたけど、すべて書き直しました。出産前のナレーションも母親目線でしたけれど、私の主観というか、頭で考えたことで。出産後に読み直してみると『そうなんだけど、でも、ちょっと違う』と思うところがかなりあって書き直すことにしました」 すみれとさくらをはじめ劇中に登場する「母」と「子」には、母親としての渡辺さんの思いが色濃く反映されていることは想像に難くない。劇中では、すみれをはじめ「仕事」と「子育て」と両立に悩む母親たちの姿が描かれている。新生児を抱えた渡辺さんもまた、執筆と育児を両立させたひとり。連続テレビ小説の1週分は90分ドラマに相当し、締切りが近づくと徹夜をすることもあったという。 「そのときは一晩両親に預けました。今は仕事をしているお母さんにとって、子育てがとてもしづらい時代ですけど、私の場合、両親が近くにいてがんばってくれていますのでとても助かっています」 すみれと同じように、夫をはじめ家族に支えられて仕事をする渡辺さん。 「家族は、もうなくてはならないものですね。両親にはいつまでも元気で長生きしてほしいと思いますけど、いつかはいなくなってしまうし、娘もいつかは結婚して、子どもを産んだりするかもしれない。そして、いつかは、娘の母である私もいなくなる……。このように形は変わっていきますけれど、そこには『普遍的な幸せ』があると思います」 最後に渡辺さんは、クライマックスを迎えた『べっぴんさん』の見どころを明かしてくれた。 「第二の人生の進め方です。『第二の人生』というと、今はリタイアという感じですけど、私は、第一の人生をまっとうしたからこそ次の道へ進むことができる。新しい道が待っているとポジティブに考えています。すみれたちがどんな第二の人生を選んで、進んでいくのかに注目して見ていただけたらうれしいです」
2017年03月24日「今回のドラマは小雪さんをはじめ、お子さんがいる方が多かったんです。そのため『みんなの帰りがあまり遅くならないように』という“ママシフト”でのスタートとなりました」(制作関係者) 平均視聴率が5%以下という惨敗に終わったドラマ『大貧乏』(フジテレビ系)。その打ち上げが3月15日、都内のレストランバーでひっそりと行われていた。開始時刻は異例の午後2時から。小雪(39)は打ち上げが始まる直前に車で到着。少し慌てた様子で会場のなかへと入っていった。だが打ち上げが始まると、“思わぬ展開”が待っていたという。 「スピーチの際、奥田瑛二さん(66)が『共同テレビはよかった!フジテレビがダメなんだよ!これからは共同テレビと仕事するから!』と爆弾発言をし始めたんです。視聴率が悪かったことを揶揄する報道があったので、あえて“辛口ジョーク”をしたのでしょう。みんな驚いていましたが、すぐ笑いが起きていました。すると続いてスピーチした成田凌くん(23)は『4月も7月も、フジテレビさんにお世話になります。フジテレビさんは悪くありません!』と切り返し!再び笑いを誘うなど、会場は大盛り上がりでした」(出席者) 小雪にとって、連ドラ主演は03年の『きみはペット』(TBS系)以来14年ぶりの挑戦だった。しかも夫の松山ケンイチ(31)が裏番組のドラマ『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)に出演するため、“夫婦ガチンコ対決”と注目を集めた。だが小雪にとっては不本意な結果に。そんななか彼女は打ち上げでの挨拶で、こんな胸中を語っていたという。 「久々の連ドラ主演でしたから、不安もあったのでしょう。『企画書をいただいたときは正直、表現できるか不安でした』と明かしたんです。しかしその後で彼女は『そんななかでスタッフや共演者の方々に助けてもらえて、無事に乗り切ることができました』と感謝の言葉も続けていました。スタッフからは熱い拍手が起きていました」(前出・出席者) 作中では“理不尽な社会”に対して懸命に立ち向かうシングルマザーを熱演してきた小雪。たとえ視聴率では惨敗しても、演じきった彼女の顔は清々しさに満ち溢れていた――。
2017年03月24日3月29日からフィンランドで行われる世界選手権。羽生結弦(22)は2月、平昌五輪のリハーサルともいわれた四大陸選手権に出場。そこで5歳年下のネイサン・チェン(17)に後塵を拝しただけに、今大会ではリベンジ魂に火がついているという。そんな彼の燃える闘志を支えているものが2つあった。前出のフィギュア関係者がこう明かす。 「2月14日、四大陸選手権の公式練習後に羽生選手は他の選手たちと帰りのバスに乗り込もうとしていました。そのとき彼は『ちょっと待って!』と言うやリュックからスマホを取り出し、会場となる江陵アイスアリーナの写真を撮り始めたそうです。奇しくも敗北の象徴となってしまったそのスマホ写真を、彼はいつも見られる状態にして持ち歩いています。そして辛いときに眺めることで『もう負けない』と自らを奮い立たせているそうです」 それだけ思いが強いのは、この江陵アイスアリーナが平昌五輪の会場でもあるから。そして“屈辱の現場写真”とともに、羽生の心を奮い立たせているのがもうひとつあるという。 「四大陸選手権の表彰式後、羽生選手のもとにネイサン・チェンのコーチであるラファエル・アルトゥニアン氏が寄って来てきたそうです。彼は因縁のライバルのコーチであり、そして羽生選手のコーチであるブライアン・オーサー氏と犬猿の仲。そんなアルトゥニアン氏が『君のジャンプは本当に美しい!』と言って握手を求めたのです。そして『サインをしてくれ!』と言ってサインペンを差し出してきたそうです」(別のフィギュア関係者) ライバル陣営から思いがけずかけられた言葉もまた、羽生の魂に火をつけることになったようだ。 「アルトゥニアン氏はジャンプを教えるスペシャリストのような存在。そんな彼がわざわざ敵のもとを訪れ、ジャンプを絶賛した。そのことに羽生選手は『自分がやってきたことは間違っていなかった』と確信したといいます。羽生選手が四大陸選手権に出場したのは『五輪本番を見据えてリンクの状態を確認したい』という理由からで、コンディションは万全ではありませんでした。しかし世界選手権では違います。彼は『今度は絶対勝つ。ネイサンに負けない』と自信をうかがわせるような発言もしているそうですから、再び絶対王者としての姿をみせてくれるのではないでしょうか」(前出・別のフィギュア関係者) 屈辱の現場写真と敵コーチからの言葉――。その2つを胸にしのばせ、羽生は静かな闘志を燃やし続けている。
2017年03月24日都民ファーストの会“小池新党”が、初の新人公認候補予定者として発表した2人の女性は、ともに「頑張るママ」。しかし、それぞれが置かれている状況や、歩んできた道のりはまったくの別ものだった−−。 「100カ所くらい保育園の情報を調べて、少しでも入れる可能性がある園を10カ所以上は見学しました。保育園に預けられないと職場復帰が難しい。必死で“保活”していました。結局入れたのは新設の私立保育園だったんです」 自身の苦しい“保活”体験を振り返るのは、女性の生きやすいライフスタイルを提案するキャリアアドバイザーの茜ヶ久保嘉代子さん(41)。キャリアウーマンとして活躍しながら出産を経て、現在も長女(7)の子育て真っ最中の彼女がスポットライトを浴びる日が、近づいている。 茜ヶ久保さんは小池百合子東京都知事(64)の政治塾「希望の塾」を受講し、7月の都議選の候補選抜試験を受験。そして3月8日、都知事の会派「都民ファーストの会」が公認候補予定者として、政治経験ゼロの彼女を杉並区選挙区で抜擢すると発表した。 ’75年福岡県生まれの茜ヶ久保さんは、東京大学に合格して上京。人材育成のベンチャー企業や日本IBMのコンサルティング部門に勤務後、’15年にキャリアアドバイザーとして独立した。プライベートではIBM時代に同僚の男性と結婚し、’09年7月、長女を出産。41歳、バリバリの“ワーキングマザー”が、都議に当選したら真っ先に進めたい政策とは−−。 「自分自身が経験してきたので、まず“保活”=待機児童問題などに取り組みたいです。出産後、『どうすれば働き続けられるのか』と道を探すのに苦労しました。ママって1人ではどこにも行けないし、身軽ではない。私のように10カ所以上、保育園を見学して回るのはキツいんです。だから、都内の全保育園の情報が一覧できるサイトなどの情報公開手段を確立して、“見える化”を実現したいです!」(茜ヶ久保さん) フジテレビ社員として、子ども向け番組や親子イベントなどを企画・プロデュースしてきた入江伸子さん(54)も「都民ファーストの会」が擁立する“初の新人候補”の1人だ(港区選挙区)。2人の息子はともに東京大学を卒業し、28歳の長男は研究者、23歳の次男はフジテレビ社員と、立派に育て上げた彼女だが、これまでの半生は、壮絶なものがあった。 ’62年、東京生まれの入江さんが、夫となるフジテレビ記者の入江敏彦さんと知り合ったのは“お天気お姉さん”としてデビューしたころ。その後、’87年に結婚。’88年に出産した長男が2歳のとき、夫のエジプト・カイロ支局赴任が決まる。それは家族でカイロ生活をし始めてから4年目の出来事だった−−。 「’94年12月6日、夫はケニアのナイロビで小型機に乗り込んで、ザイール(当時)のゴマに向かうはずでした。長男の誕生パーティの準備をしていた14時半、突然、日本大使館から《フジテレビのチャーターしたヘリコプターが墜落したというんですが、本当ですか》という電話があって……。すぐにフジテレビ外信部に電話すると、《未確認なんですが、入江君の乗ったチャーター機が墜落したという情報が……》と言うんです……」(入江さん) ナイロビに着くまでの1日半、入江さんは周囲に「大丈夫だよね!?」と何度も確認していたという。しかし−−。 「『行ってらっしゃい』と送り出した夫は亡くなっていて、黒焦げでした。でも私は判別できない彼の頭をなでて『よく頑張ったね、私がすべてを見届けるからね』と伝えていました。手が、すすで真っ黒になっちゃって……。でも、髪の毛の一部が残っていました。カイロの自宅で出発前の夫に言われ、私が短く刈った髪でした……」(入江さん) 32歳という若いジャーナリスト・入江敏彦さんが“殉職”したという悲しいニュースは、日本でも大きく報じられた。 「小池さんはカイロ時代、乗るはずだった飛行機が墜落したり、撃墜されたりという経験が2度あるそうです。それで『失うものはない』と腹をくくったのだと。私も、夫を突然亡くしたあの日に帰れば、怖いものは何もない。子どもを育て上げたいま、第二の人生にトライしなければ。都議になれたら、待機児童の解消、高校の無償化、保育士の給与アップなどを遂行、実行していきたいですね」(入江さん)
2017年03月24日「番記者のぶら下がり取材で稲田大臣に防衛関連の質問をしても、答えずに大臣室に籠もってしまうことが多いんですよ。そのくせ、女性記者が着ている服に反応して『かわいいスカートね。どこで買ったの〜?』『その靴、綺麗ね』とか防衛とは関係のない話題には饒舌なんですよね。その空気の読めなさは本当にイヤで“イラッと”します」(防衛省関係者) 大臣の公務や国会に網タイツで臨むなどTPOを弁えないファッションがブーイングを受けてきた稲田朋美防衛相(58)。国有地の格安払い下げを巡る疑惑の渦中にある大阪市の森友学園の弁護士を務めていたのではとの疑惑を追及され、一度は否定。しかし実際は弁護士として出廷した記録があることがわかり、虚偽答弁ではないかと窮地に追い込まれている。 国会を混乱させ、今や“嫌われる女”として批判にさらされる稲田氏は、どのようにして現在に至ったのか――。そのルーツを探るために、彼女が高校時代まで過ごした京都で高校の同級生の話を聞いた。 「勉強はそこそこ出来たのを覚えていますが、地味で、クラスの中心になるタイプではないし、国会議員になるなんて想像もしませんでした」 同じクラスだったという男性は当初、「稲田?ああ、あの“つばき(旧姓の椿原から来ている呼び名)”ね」と、すぐには思い出せなかった様子。他の同級生も一様に地味で印象が薄いという反応だった。しかし詳しく話を聞いていくうちに徐々にそのイラッとさせるエピソードを思い出してくれた。女性の同級生がこう語る。 「試験前に、『勉強した?』と聞いても、必ず『全然してない。もう早くに寝たわ。睡眠時間、ちゃんと取らなあかんしね』って、絶対そんなことないのに。そのくせ先生に『昨日、復習してて、ここわからなかったんですけど』と聞きに行くんです。普段はおとなしいんですけど、先生とかには媚を売るのが結構、上手だった」 同級生に対しては愛想が悪く、会話をすることがほとんどなかったが、先生にはうまく取り入っていたようだ。 「みんな進路が決まったあとの3年生の3学期の後半。ほとんどの生徒は、もう授業も関係ないやんと、サボったりするんですが、“つばき”だけは絶対に休まずに出て、先生に質問したりするものだから、結局、みんなも出なきゃいけないような空気になってしまった」 同級生と交流があまりなかった稲田氏は、いつしかクラスでも“特別な存在”になっていったようだ。前出・女性の同級生は続けて語る。 「“つばき”が大声で笑うのを見たことがありません。大人びた雰囲気で、近寄りがたい存在でもありました。私らとは、ちょっと違うと(笑)。放課後にみんなで遊びに行こうとなったときも遊ぶときも、誰かが『つばきは勉強せんとあかんから、そっとしといたげよ』と言って、最後は『誘わんとこなー』で、つばき抜きで遊んでいた記憶があります」 地味な存在なのに、先生には取り入ってお気に入りに。そうしてクラスでも一目置かれるようになっていった稲田氏。重鎮の政治家に気に入られることによって出世した今につながるエピソードだが、彼女を支えてきたのは父親だったようだ。別の同級生男性は語る。 「彼女とは本の話もしましたが、考え方はお父さんの影響をかなり受けていたようですね。難しそうな小説をよく読んでいたから、『なんでそんなん、読んでるの?』って聞くと『お父さんに読めって言われた』とうれしそうに話していました。お父さんの言うことはなんでも聞いていたようですね」 立教大学教授で心理学が専門の香山リカさんはこう語る。 「稲田さんの人生を辿ると、彼女は権力のある身近な男性に注目され、評価されることで自分の生きる道を作ってきたんじゃないでしょうか。原点にあるのは地元で名士だった父親との主従関係です。常にどこにいても父親にとっての可愛い娘として、ときには幼稚な行動に走ったり、気を引くために可愛がられていた当時のファンシーな格好をするんです」 そのまま成長した稲田氏は、オヤジ社会でちやほやされることで、自分がイケていると勘違いしてしまったのかも!? 「政治は男社会ですから、女性は権力者になにかを教えられる存在で、そのときにいかに可愛くリアクションをして男性を喜ばせることを求められます。そのあたりは昔から長けていたようですね。しかし、いったん権力ある男性の庇護を離れると、自分の力だけではやっていけないのが弱みというか、それが彼女の限界だと思います」 もはや、稲田氏も媚び上手だけで切り抜けるには、厳しい状況になりつつある。
2017年03月23日「私たちは、ふだん無意識に呼吸をしていますが、口で吸うか、鼻で吸うかにより、その質は大きく異なります。たくさん酸素を取り込める呼吸が、“健康にいい呼吸”といえるでしょう」 こう話すのは、池袋大谷クリニック院長の大谷義夫先生。大谷先生は、呼吸器内科の専門家としてこれまで数多くの患者を診てきた。そんな大谷先生が、懸念しているのが、口呼吸をしている人が年々増えているということだ。 「鼻呼吸では、鼻毛や鼻腔の粘膜が、不衛生な外気やウイルス、細菌、花粉、ほこり、PM2.5といった異物の侵入をブロックしてくれます。また、冷たく乾いた外気を、適度に温めたり、湿らせてくれたりもするのです」 次に扁桃が異物をブロック、さらに、線毛(※気道や肺にある毛のようになっている組織)が異物をキャッチと、フィルター機能が何重にも働いている。 「しかし口で呼吸をすると、まず鼻で異物をブロックすることができなくなりますし、乾燥のために線毛の働きが弱くなります。フィルター機能が十分に働かないために、異物を体内に取り入れてしまうことになるのです。その結果、花粉症やアレルギー性鼻炎や、ほかのさまざまな疾患を引き起こしてしまいます」 口呼吸をすると、口の中が乾きやすくなり、虫歯や歯周病、口臭の原因にもなる。歯周病の原因菌は動脈硬化を引き起こすなど、全身へ悪影響を及ぼす。さらに睡眠中の口呼吸は、大きないびきの原因となり、睡眠時無呼吸症候群のリスクも高める。睡眠時無呼吸症候群は、高血圧、心臓病、糖尿病など、さまざまな合併症を招くという。また、鼻呼吸に比べ、口呼吸は息が浅くなる。 「息が浅いと体は十分に酸素を取り込めず、体の末端にまで、酸素がゆきわたりません。その結果、イライラしたり、頭痛や肩こり、冷え性などが起こりやすくなります」 大谷先生によれば、口呼吸で浅い呼吸が続くことは酸素不足の状態を続けているようなもので、“万病のもと”なのだという。 「逆に鼻呼吸により、息が深くなると、体の隅々まで酸素がゆきわたり、免疫力もアップします。さらに鼻呼吸で深い呼吸を心がけることで腹筋や横隔膜が鍛えられ、姿勢がよくなります。正しい姿勢はスタイルもよく見せてくれますから、一石何鳥にもなりますね」 私たちは通常、1分間に15回、1日に2万回、一生となると実に6億回の呼吸をするという。無意識に行っている呼吸の一回一回が、実は、私たちの体調を左右しているともいえる。 「最近は、スマホやパソコンを長時間使う人が増えていますよね。こうした人たちは前傾姿勢になりがちです。しかし前傾姿勢だと、胸が圧迫され、口呼吸で浅い呼吸になりやすくなってしまうので要注意です」 ゆっくり息を吐いて、鼻から吸う。呼吸改善で“体も心も健康な春”を目指そう!
2017年03月23日Facebook @Deshania Ferguson 初めて訪れたネイルサロンの壁にこんな張り紙があったら、あなたはどう思われるだろうか。 「現金のみ!申し訳ありませんが、太りすぎている方のペディキュア料金はサービス料金も含めて45ドルとなります」 その場で踵を返して退店したくなるほど失礼な注意書きを掲出していたのは、テネシー州メンフィスにある「Rose Nails」。店のメニューを見ると、ペディキュア料金は30ドルとなっている。つまり5割増しだ。 「あまりにも失礼」と怒った客の1人が張り紙の写真をFacebookに投稿したところ、「ひどすぎる」「無礼にもほどがある」と怒りのコメントが数多く寄せられ、拡散された。そして、この騒ぎをキャッチした地元メディアのWREGが問題の店を取材する事態に発展。 取材スタッフが店に入ると例の張り紙は消えていたが、オーナーのソン・グウェンという人物に話を聞くことが出来た。グウェンは、張り紙を貼っていた事実を否定。 「あなたがやったのでは?写真に写っている床も椅子も同じですよ。一度も貼ったことはないのですか?」とレポーターに問い詰められると、「違う。同じ壁も床も、どこにだってあるものだ」と頑として首を縦に振らない。 張り紙は否定したものの、Rose Nailsを経営して10年になるグウェンは、これまでの経験から太り過ぎている客は断ることにしたと語る。その理由は、「ペディキュアの施術が難しい上に、何度か椅子を壊されたことがあるから」だという。これまでの損害額は2,000ドル~2,500ドル(約22万円~28万円)に上るとか。 グウェンの話を受けて、「失礼よ!どんな人だって平等にお客として扱うべき!」「太っているからといって足の爪の大きさはそんなに変わらないだろう」「店の言い分も解る」「体型で差別するなんて最低!」などなど、現在WREGのFacebookページではコメント合戦が繰り広げられている。「もし、椅子が壊れて客がケガをした場合、店が掛けている保険の料率は上がるのだから妥当だ」という意見もあり、なかなか興味深い議論となっている。 正解を導き出すのは難しいが、グウェンがもう少し「言い方」に気をつけていれば、これほどの騒動には発展していなかっただろう、ということは確かだ。
2017年03月23日「大衆演劇の匂いを背負って、登場するや女座長であることをお客様にわかっていただかないといけないでしょ。どうすればいいだろうと悩んだ末、再演するときに思い切って黒い髪を金髪に染めてみたんです」 そう語るのは、おっとりとして気品のある女優・平淑恵(62)。先輩の渡辺美佐子が約30年にわたって演じてきた名作一人芝居『化粧』(4月25〜30日・東京『紀伊國屋ホール』)を、6年前から演じている。 本作は井上ひさしが書いた初の一人芝居で、物語の舞台はさびれた芝居小屋。雑然とした楽屋で、平が扮する大衆演劇の女座長・五月洋子が開演前、舞台の支度をしながら座員たちにハッパをかけているところから始まる。 「見に来てくださった梅沢富美男さんが『ああいう役者がいたよ。その人のことを思い出しちゃった』って。うれしくてね。私なりの女座長を確立して、髪の色などに頼らずにそこにいるだけで雰囲気を出せるようにならなきゃと思ったものです」 物語後半では、生き別れになった一人息子を名乗る若者が楽屋に現れる。20年前に息子を捨てた洋子の心は千々に乱れる。母子のこの再会と、母に捨てられた伊三郎が老いた母親と再会する、劇中での出し物『伊三郎別れ旅』が次第に重なり……。作者の井上ひさし自身、施設に預けられた経験がある。そのことをどう受け止め、自分の中で決着をつけるか、作品には苦悩が垣間見える。 「悲しみや生き方をお客様の人生と重ね合わせていただければ。洋子はオーラをまき散らしながら人生を見事に全うし、魂は天に召されて……。現実の苦しくつらいことを全部お芝居にぶつけ、至福の時を過ごして桜のように散っていく、私はそんな気がします。幸せだった彼女を演じてみたくてね」 五月洋子というひとりの人間の激烈な生きざまに目を奪われる。懸命に生きるこの女の業を、平の迫真の演技を通して見せつけられるだろう。
2017年03月23日「昨年末に7年ぶりのディナーショーを行い、完全復活を印象づけた明菜さんですが、年明け以後、まったく近況が聞こえてきません。ファンから、また体を壊したんじゃないかと心配する声も聞こえてきます」(アイドル評論家・中森明夫さん) 昨年12月、全10公演のディナーショーを開催。ひさびさに元気な姿を見せた中森明菜(51)。だが期待された“完全復活”とはほど遠い状況だ。 「じつはいま、明菜にはテレビ局からの出演オファーが殺到しているんです。音楽番組、バラエティ、特番……、50本以上の依頼があると聞いています」 そう話すのは、長年、明菜を追いかけてきたワイドショーの芸能デスクだ。だが、それに対する明菜サイドの答えは――。 「オファーを伝えても、返って来る答えは、『本人が出たくないと言っている』の一点張り。そこから一歩も前に進まないんです。生放送ではなくVTRの出演でもと譲歩しても、答えは変わりません」 さらに、あるテレビ局関係者が、声をひそめて明菜の現状を教えてくれた。 「びっくりするんですが、彼女は今、大好きな“南の島”でバケーションをエンジョイ中です(苦笑)。体調は悪くないですよ。いや、ディナーショー前よりはるかによくなっています。海外に行けば中森明菜を知っている人はいませんからね。そこでのびのびリフレッシュ。そして、5月からはサンフランシスコで新曲作りに入る予定だと聞いています」 なんと、明菜の体調は問題ないのだ。ならば、なぜテレビ出演オファーを“全拒否”するのか。 「それは彼女の心の問題なんです。彼女は、自分を応援してくれるファンの前ならば、ああやってディナーショーも開けますが、自分を嫌っている人たちがいるかもしれない、テレビや公の場では、いまだに歌うことさえできません。体調はよくなっても、心がそれに追いついていないのです」(前出・ワイドショーデスク) 明菜は、“なぜ嫌な思いをしてまで、ファンではない人たちの前で歌わなければならないの?”と思い詰めているとのだいう。完全復活まであとわずか。だが、その“あと一歩”が果てしなく遠いようだ――。
2017年03月23日『司法統計年報』によると、特別養子縁組の成立件数は増加傾向にあり、’10年の325件から、’15年には1.7倍の544件に伸びている。こうしたニーズを察知し、新規参入を試みる事業者のなかには、あえて議論を呼ぶようなやり方をするケースも。 大阪市から8回の行政指導を受けた、「インターネット赤ちゃんポスト」のサイトでは、《中絶を考えられている方へ「産んでくれたら最大200万円相当の援助」があります》《【新規募集】H29年7月頃出産予定ベビーの特別養子縁組里親募集》という見出しに、実親の居住地や国籍、年齢、健康保険の有無を掲載するなどして、インターネット上で赤ちゃんや養親の募集を行っている。 大阪市こども青少年局子育て支援グループにこのことを聞いてみると、「法に触れることではありませんが『赤ちゃん=200万円』という印象を与えるので、ウェブサイト上から文言を削除してくださいと、行政指導をしています」とのことだった。 サイトを運営するNPO法人・全国おやこ福祉支援センター代表理事の阪口源太氏は、本誌の取材にこう答えた。 「“人身売買”と誤解される表現をしていますが、それによって何人もの女性が人工中絶をやめているんです。私としては“赤ちゃんが死ねばよかったのか”と反論したい」 心配されるのはこのような文言を見てお金欲しさに出産する女性が出てくることだが……。 「女性はそれほど馬鹿じゃない。みな妊娠することのリスクを知っていると思います。そもそもこの金額は、最大で200万円の援助が受けられるというものです。相談にくるのは、夜のお仕事をしている女性が多い。彼女たちはおなかが目立つ妊娠6カ月くらいから生後2カ月くらいまで働けません。つまり半年ほどの生活費のサポートが必要なのです」 月に15万〜20万円の生活費、養子縁組を成立させるための弁護士費用、マタニティ用品の購入、体調が悪いときの健診にはタクシー代もかかる。 「また運営費として50万円をいただくと、だいたい1回の養子縁組に200万円くらいはかかります。ただし、事務仕事をされて、体調がよくて臨月まで働けるような人ならば、その分、生活援助の金額は少なくなります」 養親候補者はオリジナルのマッチングアプリに登録し、個人情報を打ち込むと点数化される。さらにメールやLINEでやり取りをして、養親候補への家庭訪問は最低限、一度はしているという。その判断基準は−−。 「客観的エビデンスしか信じません。人間性などは、それを判断する人間の主観によってまちまちですから。最も“見える”のは資産や収入。持ち家なのか、職場はどこなのか、収入はいくらなのかということ。社会的信用と収入は比例することが多い。(養親になる基準は)審査という意味では、銀行の融資に近い部分があります」 悪質な違法業者を増やしてはならないと国も重い腰を上げた。昨年12月、養子縁組をあっせんする民間事業者を規制する法案が可決。法律が施行されるまでの約2年間で、具体的な内容が議論されるという。 何より、いちばん大切なのは赤ちゃんの“将来の幸せ”。そのためのルール作りは社会の責任ではないだろうか。
2017年03月23日「これまで学生役を演じることがけっこう多く、学生役には慣れていたのですが……」 こう語るのは、NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』で君枝の息子・健太郎を演じている古川雄輝。29歳の古川は登場時、15歳の高校生を演じた。 「出演者の方もスタッフさんも健ちゃんと呼んでくださったので、それが演じるうえでもよかったのかなと思います。健太郎と呼ばれていたらまたイメージが違う気がしていたので。さらに学ランを着ることによって、より学生風に見えるので助かりました」 学ラン姿の健ちゃんが、今ではすっかり頼もしい社会人!共演者も実年齢では年下が多く、苦労したこともあるという。 「恋人でその後、妻になるさくらを演じている井頭(愛海)さんが15歳でしたし、僕のお母さん役の土村(芳)さんも26歳と年下なので、ちょっと気になりましたが、土村さんは、話し方も包み込むようなお芝居をされるので、現場にいるときは、常にお母さんとして見ていました。クランクアップした日に『やっと普通に話せるね』と言葉をかけました」 朝ドラ出演は役者として、大きな学びの場となったよう。 「同世代の役者さん、皆さん素晴らしい方たちと一緒にお仕事させていただいたことがいちばんよかったですね」
2017年03月23日「これまで、娘にも何度か恋のウワサはありましたが、私に会いに来た男性は、彼が初めてだったんですよね。これは本物だと思いました。彼が『美保さんと交際していきたいと思います』と、私の前で、いわば交際宣言をしたのが昨年10月でした」 こう語るのは元プロゴルファーで今はタレントとしても活躍する古閑美保(34)の父・宏二郎さん(54)だ。古閑は自身の名前にちなんで3月4日(ミ・フォーの日)に入籍したことを発表。娘の幸せに喜びを隠せない宏二郎さんが本誌のインタビューに応じた。 過去には、西岡剛(32)やダルビッシュ有(30)ら野球界のトップ選手とも浮名を流してきた古閑。最終的に選んだ相手は、昨年の日本の賞金ランキング6位で、将来が期待されるプロゴルファーの小平智だった(27)。まさしくゴルフ界のビッグカップルの誕生といえるが、宏二郎さんはこんな心配を口にする。 「智君と交際している間も、『いま○○で会っている』『一緒にトレーニングした』などどと、美保からメールが届いていました。ところが、その直後に『ケンカした』となるんです。そりゃねぇ、美保も勝負の世界で一度は賞金女王に輝いた選手ですから、まあ、男っぽいところもあるし、譲れないときもあるでしょう。でも、そういうときは『どっちかが譲らないと、永遠にケンカすることになるんだぞ』とメールを返信するんです。『女は良妻賢母のほうがいいんだぞ』とも」 父が心配する二人の結婚だが、そもそも交際をスクープしたのは女性自身だった。交際がスタートしたばかりの一昨年6月、古閑は彼の第一印象を「かわいい性格の人」と語っていた。7歳年上で、ゴルフ界でも大先輩の古閑が、かわいいパートナーを、賞金王に育て上げるつもりもあるのでは――。 宏二郎さんは語る。 「彼は好青年であることは確かですが、美保にとっても、これから成長を続けるということで、ゴルファーとしても魅力があったのでしょう。美保は引退後、栄養士の資格も取ったくらいですから、料理の腕も上がりサポートは万全でしょうが、あんまりコントロールし過ぎて、ダンナを押さえるのもね……」 宏二郎さんは、今後の娘の良妻ならぬ“猛妻”ぶりが予想できるのか、「良妻賢母がいちばん」と、何度も繰り返した。 「美保も30歳を過ぎました。あとは、できるだけ早く孫の顔を見せてほしいですね。そのためにも、まずはダンナさんを立てて、ケンカっ早い性格を直さないと」 最後は、孫を抱くおじいさんのような柔らかな笑顔を見せながらそう語った。古賀は“猛妻”ぶりを封印して父の期待に応えることはできるだろうか。
2017年03月23日乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央(34)が22日、ブログを更新。この日、息子の勸玄くんが4歳の誕生日を迎えたことを報告し、「いつも見守って下さり、ありがとうございます」とファンへ感謝の気持ちを伝えた。 『息子4歳!』というタイトルで投稿された記事で、「勸玄が4歳になりました。いつも見守って下さり、ありがとうございます。念願の王子様に変身しました」と王冠をかぶった勸玄くんと笑顔のツーショットを公開。 つづけて勸玄くんが「4歳なのに、なんで、かんかんまだこんなにちっちゃいの??今日、おけいこ??」と聞いてきたといい、麻央は「4歳になったらしっかり稽古をするというパパとの約束に覚悟があるようです」と夫・市川海老蔵(39)と勸玄くんのエピソードを明かした。 麻央は前日、21日のブログでもイチゴのショートケーキを作る様子を公開しており、記事には4本のローソクが飾られたケーキの前に座る勸玄くんの写真もアップされている。 ファンからは「手作りケーキおいしそう!」「麻央さんの笑顔も素敵です」とコメントが寄せられている。
2017年03月22日夫の転勤や子どもの進学などで、環境が変わることの多いこれからの季節。日々のドタバタで部屋中が散らかり、ただでさえやる気の出ない掃除が、さらに面倒に……。 「もともと私は、掃除が大きらいでした。でも、キレイ好きな夫と結婚したことで、掃除せざるをえなくなったんです(笑)。さらに夫の転勤にともない友達のいない東京に引っ越したことで、週末ぐらい夫と出かける時間が欲しいと、掃除の効率化を考えるように。そして、試行錯誤の結果『整理収納ができていれば、掃除が楽になる』と気づきました」 こう語るのは、人気ブロガーの今井知加さん。現在は整理収納アドバイザー、暮らしプロデューサーとして活躍しており、今月、自身初となる著書『そうじ嫌いでも部屋がずっとキレイな収納のきほん』(KADOKAWA)を出版したばかりだ。なぜ掃除をしなくてはならないのか……その答えは簡単、「汚れる」から!だったらはじめから汚れなくしておけば、掃除の負担も軽減できるはず。そこで、今井さんが「掃除のハードルを下げる」ワザを紹介してくれた。 ■くつの収納は家族に任せる 「玄関に散らかりがちなくつは、人ごとに配置場所を決めましょう。わが家のルールは、『ひとりあたり下駄箱1段』。以前は左右で大人・子どもエリアを区切っていましたが、境界線が曖昧で失敗。ひとり1段と指定席を明確にしたことで管理意識が芽生え、自分で下駄箱にしまう習慣がつきました。玄関から脱ぎ散らかしたくつがなくなれば、当然掃除も楽ちんに」 ■排水口はふたを取る 「『実用的な理由』がなければ、モノは手放してしまいましょう!ぬめりがつきやすいシンクの排水口ふたもそのひとつ。思い切って取ってしまえば、洗う手間そのものがなくなります。また『目隠し』がなくなることで、日々たまっていく生ゴミが目につくように……。いやが応でも、こまめに掃除する気になります」 ■ふた付き収納でホコリから守る 「『排水口はふたを取る』とは逆に、ふたをすることで掃除が楽になることも。使用頻度の低いものは、ふた付きのボックスに収納することでホコリをシャットアウト。わが家ではIKEAの『クッギス』というボックスに、出番が少ない洗濯機の簡易説明書やメンテナンス用品を収納しています。再生PET樹脂製なので、お手入れも簡単です」 ■電話まわりに“指定席”を作る 「たとえば急病時にすぐ対応できるよう、診察券や保険証、各種手帳などをポーチにまとめた『病院セット』は電話の横に。そのほかデリバリーチラシや連絡網など、『電話の際に必要なもの』はあらかじめ電話まわりに指定席を作っておきましょう。物理的に片付くのはもちろん、緊急に連絡が必要になったときも『あれはどこに置いた?』と混乱せずに済みます」 掃除がきらいなあなたも「掃除のハードルを下げる」ワザを実践し、キレイが続くわが家を手に入れよう!
2017年03月22日