チケットぴあがお届けする新着記事一覧 (168/342)
アミューズ所属俳優による演劇集団・劇団プレステージと、京都を拠点に独自のコメディを発信するヨーロッパ企画の初タッグが実現する。タイトルは『突風!道玄坂歌合戦』。“歌合戦”と銘打っているがどんな作品になるのだろうか。脚本・演出を手がけるヨーロッパ企画の諏訪雅と、劇団プレステージの今井隆文、加藤潤一が抱負を語った。劇団プレステージ×ヨーロッパ企画『突風!道玄坂歌合戦』チケット情報2014年に『夢!鴨川歌合戦』を手がけた諏訪。その独特のミュージカル世界は“諏訪ミュ”と呼ばれ、人気を得た。「そんな“プチ・ミュージカルみたいな”ものが、またできたらいいなと思っていたら、(企画書では)なぜか大々的にミュージカルをやるかのようになっていて」と笑う。事の発端は、たびたび諏訪と共演していた今井からのラブコールだ。「だってヨーロッパ企画さん、面白いですもん!」と今井。「5月に京都で打ち合わせしたんですよね」と今井が振り返ると、諏訪は「そんな前に打ち合わせしてたんかあ…、もっと早く準備してたらよかった!」と進行状況を打ち明けつつ「いや、プロットを早く固めてがんばります!」舞台は東京・渋谷。道玄坂の敵対するピザ店同士が歌合戦を繰り広げるという。「登場人物は、だいたいピザ屋の店員(笑)。で、それぞれが“ピザ愛”を歌い上げます。加藤君の役は渋谷を愛しすぎて、渋谷から争いごとをなくしたいと考えている警察官。ピザのことは考えなくていい(笑)」と諏訪。「劇団の公演は2年ぶりの出演」という加藤は、近年、本格的ミュージカルに次々と出演しているが「確かにピザのミュージカルってほかにないですね(笑)」と妙案に笑いながら膝を打つ。諏訪も「(本作では)普通は題材にならなそうなところにスポットを当てて、会話劇と地味な歌で展開する“プチ・ミュージカルみたいな”新しいジャンルをやろうと。音楽は『夢!鴨川歌合戦』でもお願いした伊藤忠之さん。彼の可愛い音楽、大好きですね」。二劇団のメンバーたちがどう交わるかも興味深い。「どんな関係性が生まれるか、まだ読めないところはある。稽古でエチュード(即興劇)をやりながら、そこで出てきたものを作品にも反映させていきたい」と諏訪は語る。さらに、紅一点の藤谷理子を「可愛いし歌も上手い」と絶賛。「うちの劇団員は女性とあまり絡んでいないので、どうなるのか楽しみ」と今井も期待する。「歌わせない」と諏訪に宣告された今井は「果たして僕は歌えるのか!?ぜひ観ていただきたい(笑)」とも。加藤も「コメディって誰もが楽しめるもの。ミュージカル好きのお客さんにもぜひ来ていただきたいです」と、久しぶりのホームでの舞台を心待ちにしているようだ。公演は12月7日(水)から20日(火)まで東京・CBGKシブゲキ!!にて。チケット発売中。取材・文:加藤智子
2016年11月11日11月11日(金)に開幕する川栄李奈主演の舞台『あずみ~戦国編』の公開ゲネプロが行われた。小山ゆうの漫画『あずみ』が原作で、刺客として育てられ、大義のために戦うあずみを川栄が演じる。昨年9月に川栄主演で上演された舞台『AZUMI~幕末編』の前作にあたる“戦国編”。舞台『あずみ~戦国編~』チケット情報ゲネプロ前に川栄、鈴木拡樹、早乙女友貴、小園凌央、有森也実、星田英利、構成・演出の岡村俊一が登壇した囲み取材で、川栄は「不安の方がまだ大きいですけど、最後までがんばりたい」、鈴木は「生きるということをテーマにそれぞれが戦っています。何よりも強いなと感じたのは川栄座長です。最後までひとり戦い抜いて生き抜いていく力に引っ張られて、僕達はここまで来れてると思いますので、千秋楽まで座長の背中にちゃんとついていけるようにがんばりたい」と意気込みを語った。500人斬りといわれる殺陣について川栄は「ただ斬ってるわけではなく、すごく意味のある殺陣になっている」と語り、本作を「胸が打たれるようなすごく切ないシーンだったり、辛いシーンが多いですが、生きる意味とはなんなのかということが伝わると思う」と話した。そんな川栄について岡村は「とんでもないことになってます。女優って感受性が重要なんですよ。もう教えることはないくらいです。言葉は悪いけど、『アイドルくずれ』みたいな言い方するじゃないですか。でもとんでもない。そんなこと言うやつがいたら観に来た方がいい。女優ってこういう感受性のことを言うんだと川栄が体現してくれてます」と絶賛した。「天下のため、徳川のため、泰平の世のため」に豊臣恩顧の大名を次々と暗殺し、次は加藤清正(久保田創)を狙うあずみ(川栄)やうきは(鈴木)。それに気付いた清正の重臣・井上勘兵衛(吉田智則)は、なんとかしてあずみを打ち取ろうと、人を斬ることだけが生き甲斐という手練れ・最上美女丸(早乙女)を呼び寄せる――。人と出会い、使命により斬る中で、「これは本当に正しいことなのか」と迷いを感じ始めるあずみ。その想いが溢れるような殺陣は、切なく苦しい。そんなあずみとは対極で、快楽のために人を斬る美女丸の殺陣は軽やか。早乙女の美しい刀さばきが残虐さを際立てた。あずみを見守り共に戦ううきはは、殺陣はもちろんフライングも披露。あずみとふたりで生きる未来を夢見ながら、共に人を斬り続けるという切ない役どころを演じた。斬って傷ついてそれでもまた斬るあずみの姿は印象的。ぜひ劇場に足を運んで。公演は11月11日(金)から27日(日)まで東京・Zeppブルーシアター六本木にて。取材・文:中川實穗
2016年11月11日アメリカのロックバンド、FALL OUT BOYが、2017年3月22日(水)・23日(木)に東京・STUDIO COAST、27日(月)に大阪・なんばHatchで2年ぶりの来日公演を行うことが決定した。【チケット情報はこちら】FALL OUT BOYは2005年にメジャーデビュー。2007年リリースのアルバム『インフィニティ・オン・ハイ-星月夜』が全米チャート初登場1位を獲得。日本でもオリコンチャートで初登場11位を記録。その後活動休止を宣言するが、2013年に活動を再開。復帰作『セイヴ・ロックンロール -FOBのロックンロール宣言!』は全米チャート初登場1位を獲得。ワールドツアーの一環として行われた2014年の来日公演は全公演がソールドアウトしている。チケットの一般発売に先がけてチケットぴあではプリセール(先着先行)を実施。受付は11月12日(土)昼12時から20日(日)午後11時59分まで。■FALL OUT BOY JAPAN TOUR 20172017年3月22日(水)STUDIO COAST(東京都) 開場18:00 / 開演19:003月23日(木)STUDIO COAST(東京都) 開場18:00 / 開演19:003月27日(月)なんばHatch(大阪府) 開場18:00 / 開演19:00料金:1F立見 7,500円(税込/入場時別途ドリンク代)2F指定 8,500円(税込/入場時別途ドリンク代)※6歳以上有料/6歳未満入場不可★以下のリンクより「FALL OUT BOY」をお気に入り登録して、最新情報をゲットしよう!
2016年11月10日11月11日(金)に東京・両国国技館で行われるライブイベント「THE CLASSIC ROCK AWARDS 2016 + LIVE PERFORMANCE」の追加出演者が決定した。【チケット情報はこちら】出演が決定したのは、ジョニー・デップ、X JAPANのYOSHIKI、エアロスミスのジョー・ペリー、スコーピオンズのルドルフ・シェンカー。ジョニー・デップは2015年にアリス・クーパー、ジョー・ペリーらとともにロックグループ「ハリウッド・ヴァンパイアーズ」を結成。同年アルバムをリリースし、今年の5月より2か月間に渡る全米ツアーを開催。近年は俳優業だけでなく、音楽活動にも勢力的に取り組んでいる。日本でライブを行うのは今回が初めて。ジョニー・デップは出演決定に際し、「ハジメマシテ!ジョニー・デップです。もうすぐCLASSIC ROCK AWARDSに出演するために東京に行くよ。今回はびっくりするようなレジェンドがいっぱいいるね。会場で会いましょう!」とコメントを寄せている。チケットは発売中。■THE CLASSIC ROCK AWARDS 2016 + LIVE PERFORMANCE日時:11月11日(金)開場17:00 / 開演18:00会場:両国国技館(東京都)出演:【司会】尾上松也 / デイヴ・ムステイン(メガデス)【アーティスト(順不同)】ジョニー・デップ / ジェフ・ベック / ジミー・ペイジ / YOSHIKI / ジョー・ペリー / チープ・トリック / ジョー・エリオット / フィル・コリン(デフ・レパード) / リッチー・サンボラ / オリアンティ / スロット・マシーン / サラ・ヘロニモ / バンブー / バンド-メイド / テスラ / ルドルフ・シェンカー【ジェフ・ベック スペシャルバンド】Gt:ディーン・ディレオ(ストーン・テンプル・パイロッツ)Ba:ロバート・ディレオ(ストーン・テンプル・パイロッツ)Gt:トミー・ヘンリクセン(ハリウッド・ヴァンパイアーズ、アリス・クーパー)Dr:レイ・ルジアー(コーン)
2016年11月09日今年結成31年目を迎え、これまでも小説作品の舞台化を数多く手がけているキャラメルボックスが、初の伊坂幸太郎作品に挑むこととなった。『ゴールデンスランバー』は2010年には映画化もされた人気作。脚本・演出を手がける成井豊は「初めて読んだときから舞台化したいと思っていた」という。キャラメルボックス『ゴールデンスランバー』チケット情報「小説を読んで『面白い!』と思うと、『舞台でやりたい!』と反射的に思ってしまうんですけど、この小説もそう。魅力はやはりストーリーの面白さですよね。伊坂さんの作品はそれまでもずっと読んでいましたが、それを上回る強烈なストーリーだった」(成井)首相暗殺の濡れ衣を着せられた男の逃亡劇を描いたこの作品。主演・青柳役を演じるのは劇団員・畑中智行だ。「もともと伊坂作品のファンだったし『自分の劇団で舞台化できる』ということが単純にすごく嬉しいです」(畑中)原作はかなりのボリュームがある長編小説だが、実は描かれているのは約2日間の物語。成井がこの物語の「スピード感」を大切にするために今回考えているのは、あえての“原点回帰”だという。「ストーリー上、場面転換が非常に多くなってしまうんですよ。これは全部セット転換で見せると非常にわずらわしい。なので今回は“役者の身ひとつ”で場面転換を見せるような部分を多くします」(成井)つまり、舞台化するにあたり選んだのは“演劇ならではの手法”ということ。「昨日本読みを初めてやってみたら、どっと疲れました(笑)。でも、やりがいを感じるんですよ。もともと舞台役者ってどこか『ごっこ遊び』の延長感がある気がして、楽しみながら作れるんじゃないかと。劇団の若手にもいい刺激になるんじゃないかな」(畑中)また、オーディションで募集されたキルオ役には前回公演『嵐になるまで待って』にも出演した一色洋平が選ばれる、という番狂わせ?も。「キャスト聞いてアゴはずれそうになりました(笑)」(畑中)「書類が来た段階で『なんで応募するの!?』と(笑)。一応オーディションだけ出てもらって落とそうと思ってたんですけど、一番彼が合っていたんですよ。仕方ない」(成井)成井曰く「出演者17人の、2時間における総消費カロリー数は劇団史上最大」という今作。「この作品が描きたいのは、最終的には人とひとの結びつきの大切さ。ラストシーンまで見ていただければ、これをクリスマスにやる意義はわかっていただけるかと」(成井)「役者の肉体表現で想像力をフル回転させ、お客様と一緒に空間を作る。それができる作品になると思います」(畑中)物語の面白さだけでなく、“演劇の底力”も堪能できる作品になる予感。キャラメルボックスからのひと足早いクリスマスプレゼントとなりそうだ。11月30日(水)から12月4日(日)まで兵庫・新神戸オリエンタル劇場、12月10日(土)から25日(日)まで東京・サンシャイン劇場にて上演。取材・文:川口有紀
2016年11月08日阿佐ヶ谷スパイダース『はたらくおとこ』が、11月3日に東京・本多劇場で開幕した。今年20周年を迎える阿佐ヶ谷スパイダース(長塚圭史、中山祐一朗、伊達暁)が2004年に初演した作品で、今回は12年ぶりの再演。池田成志、中村まこと、松村武、池田鉄洋、富岡晃一郎、中山祐一朗、伊達暁、長塚圭史という初演時のキャストが再集結し、女性キャストとして新たに北浦愛が初参加する。北浦は初舞台。阿佐ヶ谷スパイダースPresents『はたらくおとこ』チケット情報舞台は「茅ヶ崎りんご園」の事務所。社長の茅ヶ崎(中村)、東京から来た夏目(池田成志)、前田(中山)、バイトの豊蜜(池田鉄洋)は、社長の夢である“渋くて苦いリンゴ”を作り出す夢に破れ、今やすることもない事務所で朝から晩まで過ごしている。そんなある日、豊蜜の妹・涼(北浦)があるものを持って事務所に駆け込んでくる。さらに兄の蜜雄(松村)、涼のボーイフレンドの満寿夫(富岡)も現れ、男たちの再起をかけた暴走が始まる。だがそこに連絡が取れなくなっていた前田の弟・愛(伊達)が戻って来て、物語は思わぬ方向に進んでいく――。ギャグもあるがバイオレンスもある。殴り合いのシーンなどはバシバシとリアルな音が響き、観ているだけで痛い思いをする。登場人物は全員どこかしくじっていて苦しく、目を背けたくなる描写もある。劇中には“臭いもの”や“危険なもの”が出てき、実際は臭くないのに何か鼻につく気がして不快だし、“危険なもの”と同じ空間にいる恐怖を本気で感じる。だがそれが、圧倒的に楽しい。これは観劇で味わえる快感のひとつだろう。そしてその分、ぐっちゃぐちゃの事務所の外でしんしんと降り続ける雪や、イマイチな男たちが突然見せる勇敢な“かっこつけ”はとても美しく心に残る。演劇の醍醐味、魅力をたっぷりと味わえる、このキャスト陣ならではの贅沢な舞台だと感じた。北浦以外は12年前と同じキャストで演じられる本作。つまり初演は12歳若かったメンバーが、2004年の空気の中で演じていた作品だが、その違和感などは当然なく、ストーリーとしてはむしろ“今”観たい作品。前作を観劇した人にもそうでない人にもオススメしたい。公演は、11月20日(日)まで東京・本多劇場にて。その後、福岡・キャナルシティ劇場、広島・JMSアステールプラザ 中ホール、大阪・松下IMPホール、愛知・名古屋市青少年文化センター アートピアホール、岩手・盛岡劇場 メインホール、宮城・電力ホールを巡演。取材・文:中川實穗
2016年11月08日“SF映画の原点にして頂点”と評される同名の傑作映画が原作の舞台『メトロポリス』が、11月7日(月)に東京・Bunkamuraシアターコクーンにて開幕した。演出・美術は串田和美。松たか子、森山未來、飴屋法水らが出演する。舞台『メトロポリス』チケット情報ゴシック調の摩天楼がそびえ立つ未来都市メトロポリス。高度な文明によって平和と繁栄を得た都市の実態は、摩天楼の上層に住む指導者階級の生活を、地下の労働者階級が過酷な労働によって支える徹底的な階級社会であった。ある日、地下に降りた指導者階級のフレーダー(森山)は労働者階級の娘・マリア(松)と出会う。ふたりは惹かれあい、マリアはフレーダーが支配者階級と労働者階級の調停者になる存在であることを見抜く。労働者達にストライキの気運が生じると、フレーダーの父であり支配的権力者のフレーデルセンは危機感を抱き、マリアに似せたアンドロイドを地下社会へ送りこみ、労働者たちの団結を崩そうとする…。初日を迎えるにあたって串田は「この芝居に限らず、表現の幅を広げたいという思いが僕の根底に絶えずあります。演劇って、人によって見方が様々だから『こんなの演劇じゃない』と言う人もいるかもしれません。でも、今回の表現そのものを素直に見てもらいたいと思っています。カットアウトで時空がズレる感覚とか、ひとりの人物を何人かで演じることで人間の多様性を表現できないかとか、できるだけ幅広く表現の方法を探りたい。それはただの手段かもしれないけど、手段そのものにも意外と力がある」と本作の表現へのこだわりをコメント。松は自身の役について「マリアは謎に包まれた存在。メトロポリスの人々の拠り所になれば」と語り、さらに「森山くんはアイディアを構築し、かつ自らやってみせることができます。先輩達も頼もしく、自分にないものを持つ方々と過ごす時間は、とても充実しています。串田さんが稽古始めに『勇気を持ってこのホンに取り組む』とおっしゃったんです。私も勇気を持ってこの世界に飛び込み、とことん生きて、漂っていたいと思います」と意気込み。森山は「フレーダーという役にこだわらず、たとえば松さんとやるときは、松さんと僕の関係性で何ができるかを探したい。僕自身、単純にここにある事象を楽しみたいし、楽しむ自分が観客に伝わったほうがいいような気がする。フィクションということを意識しすぎないほうがいいんじゃないかと思っています」とコメントした。個性豊かなキャストとスタッフによって舞台上に現れる未来都市。その表現に注目したい。公演は11月30日(水)まで東京・シアターコクーンにて。チケットは発売中。
2016年11月08日古典落語を若手実力派の役者が二人一組で見せる“掛け合い落語”で人気のシリーズ『ハンサム落語 第八幕』の大阪公演が11月11日(金)から13日(日)まで、テイジンホールにて上演される。ハンサム落語 第八幕 チケット情報2013年の初演より、古典落語の世界に触れ、日本文化の良さを再認識できると評判の本作は、今回が八幕目。毎公演組み合わせを変えながら上演するのが特徴で、お馴染みのメンバーから新メンバーまで、組み合わせによって変わる掛け合い落語ならではの熱いステージが繰り広げられる。大阪公演の出演キャストは、小笠原健、碕 理人、西山丈也、林 明寛、平野 良、宮下雄也、吉田友一、米原幸佑の8名。初出演となる小笠原は「先輩たちと楽しみながらもしっかり結果を残し、次回以降も呼んでいただけるように頑張りたい」と語り、最年少の碕は「前回初めて参加させていただいて、今回は平野君以外初めての組み合わせばかり。最年少ながら頑張りたいと思います」とコメント。同じく前回から参加の西山は「一部の共演者から“お前はハンサムなのか?”という声がありましたが、出演させていただけることになりました(笑)。皆さん応援よろしくお願いします!」と語り、林は「今回は大先輩との組み合わせがあり、小笠原健という刺客も来ました。頑張ります!」と意気込む。さらに、ベテラン勢の平野が「今回もいろんなケミストリーが起こることを期待しています。第八幕まで続けてこられたのは、その場でしか作れない空間というものを大切にしてきた結果だと思う。これからもどんどん続けていきたい演目なので、楽しい空間を作っていい舞台にしたい」と語り、宮下も「今回は久々に吉田友一さんが戻ってきたことに僕はジャンプして喜びました。実際の落語でも、噺家さんによって話され方が異なるように、『ハンサム落語』も組み合わせによって全然違う色になる。これからも続けられるよう誠心誠意頑張りたいと思います」とアピール。第五幕以来の参加となる吉田は「組手によっていろんなことが巻き起こる、予想しがたい落語会。落語の掟で振舞って、芝居の自由さで遊ぶことができるステージなので、大阪まで精一杯楽しみたい」と力を込めた。また、11月10日(木)19時からは、タワーレコード難波店の5階イベントスペースにて、平野と米原による「トーク&ブロマイドお渡し会」を開催。こちらもぜひ参加を。取材・文:黒石悦子
2016年11月07日1992年にウィーンで初演され、日本でも1996年の宝塚歌劇団での初演以来、幾度となく上演を繰り返しているミュージカル『エリザベート』。宝塚歌劇団だけで9度、ほかに東宝製作の男女混合ミュージカルとしても上演を重ねている大ヒット作だ。この『エリザベート』の日本初演20周年を記念し、宝塚版の歴代キャストが集結、『エリザベートTAKARAZUKA20周年 スペシャル・ガラ・コンサート』が年末から年明けにかけて上演される。11月4日、その制作発表会見が都内にて開催された。エリザベート TAKARAZUKA20周年 スペシャル・ガラ・コンサート チケット情報『エリザベート』は、ハプスブルク家の滅亡の時代に生きた美貌の皇后エリザベートの生涯を軸に、架空の存在・トート(死)と皇后の愛憎を描く作品。歴代のトップスター9名が顔を揃え壮観な会見となったが、それでも、主役のトートとエリザベートを演じるキャストの一部のみ。公演には総勢25名の元トップスターが出演する。『エリザベート』という作品が宝塚で深く愛され、大切に上演を重ねているからこその、今回のこの豪華なガラ・コンサートの上演なのだろう。会見で流れた、過去9回の『エリザベート』のダイジェスト映像を見て、演出の小池修一郎も「それぞれが自分たちの青春、宝塚歌劇団での男役人生・女役人生すべてを燃焼させてこの公演をやってくれたんだな、その積み重ねで20周年に繋がったんだなと改めて思いました」としみじみ。さらに今回の公演については「若き日の青春の情熱とは違うものになるかもしれませんが、演技経験や人生経験を加え、厚みのある『エリザベート』になるのではと期待しています」と語った。今回の公演は1996年雪組初演メンバーによる<モニュメントバージョン>、扮装でのコンサート形式<フルコスチュームバージョン>、歴代出演者が競演する<アニヴァーサリーバージョン>の3バージョンで上演される。初演の雪組公演でトートを演じた一路真輝は、「今、初演の記者会見を思い出していました。トートの扮装をして出て来ましたら、「宝塚の男役トップスターが死神をやるのか」という、皆さま(記者)からの、恐ろしいほどの殺気を感じました(笑)。命がけで『エリザベート』という作品を、雪組全員で作ったことをしみじみと思い出します。20年経った今、愛される『エリザベート』になったこと、本当に嬉しく思います」と挨拶を。ほか、「初演の雪組公演が素晴らしく、プレッシャーに耐えられず辛かったが、あの時にトートを演じさせて頂いて本当に良かった」(麻路)、「試練がまたやってきました」(姿月)、「当時は毎日(プレッシャーに)押しつぶされ、必死で立っていた」(春野)等、口々に当時の思いや、作品への思いを語った出演者たち。また、9月に退団したばかりの元月組トップスター・龍真咲は、過去に演じたルキーニ役のほか、エリザベート役にも初挑戦。「楽曲のエネルギーに負けないように、しっかり演じたい」と意気込みを語った。公演は、12月9日(金)から18日(日)まで大阪・梅田芸術劇場メインホール、2017年1月8日(日)から20日(金)まで東京・オーチャードホールにて。
2016年11月07日風が肌寒くなった11月3日の夜。兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールで、東京・天王洲 銀河劇場に先駆けて日本初演のミュージカル『マーダー・バラッド』が開幕した。ミュージカル「マーダー・バラッド」チケット情報この作品は2012年、ニューヨークにある約150席の小劇場で上演され、大ヒット。翌2013年、オフ・ブロードウェイに進出し、旋風を巻き起こした。現在もロングラン・ヒット中の韓国公演に続き、9月からロンドンでも上演。そして今日、日本に初登場!男女の三角関係のもつれを描いた物語を、4人の登場人物が全編ロックの41曲で綴る、休憩なしの90分。凝縮された刺激的な大人のミュージカルが、ここに。舞台上は、天井のファンがゆったり回るバーのような空間。椅子やテーブル、ビリヤード台やお酒が並ぶ。その両サイドに、観客がバーの客のように座る各14席のステージ席。鐘の音とともに始まり、ナレーター役の濱田めぐみが、舞台奥で演奏するバンドのエレキギターに合わせ、パワフルに歌い始める。「聞かせてあげる。善人の悲劇。誰かが死ぬの」と。え?、物語の結末、先に言っちゃうんだ!歌詞、大事。かつて燃えるような恋をしたトム(中川晃教)とサラ(平野綾)。が、やがて恋がさめ別れたふたり。傷ついたサラを大人なマイケル(橋本さとし)が受け止め、結婚。10年後、サラはアッパーウエストサイドに住み、娘・フランキーも産まれ、優しく誠実なマイケルとの幸せな家庭。その頃トムは絶不調。ここまで、一気に駆け抜ける。バーカウンターは道となり、ビリヤード台はベッドになり、衣裳のローブが子どもやシーツに。ベッドのふたりを真上から狙う映像。テンポも展開もすごく早い。家事と育児の日々に疲れたサラは、バーを開いたトムに連絡する。昔の恋の再燃。不倫を重ねながらも後悔し始めるサラ、放したくないトム。サラの言動に何かを感じ始めるマイケル。「どんなに愛しているか数えた後で、どんなに愛してないかも数えてみる」。森雪之丞の訳詞が泣ける。3人の心情がよくわかり、観客の誰もが誰かに感情移入できる。メロドラマでロック・ミュージカルなのに、すごくリアル。そして…誰が誰を殺すのか。これは観てのお楽しみ。女性クリエーターふたりがタッグを組んだ作品。女性はサラの気持ちに「わかる、わかる」なはず。濱田の演じるナレーターの、客観的で冷静で、それでいて物語に参加もしてる、という立ち位置も新鮮。そして何より、中川アッキーのワイルドなセクシーさに、ズキューン!新たな魅力、見ぃつけた!公演は、11月6日(日)まで兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール、11月11日(金)から27日(日)まで東京・天王洲 銀河劇場にて上演。チケットは発売中。取材・文:高橋晴代
2016年11月04日12月22日(木)に開幕する ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン青学(せいがく)vs六角。その公演に先がけ、11月1日にファンを招いてのお披露目イベントとプレス向け発表会が行われた。ミュージカル『テニスの王子様』チケット情報2003年から続くミュージカル『テニスの王子様』は、この9月に公演を終えた「3rdシーズン青学(せいがく)vs氷帝」にて、青学(せいがく)8代目キャストが卒業。今回のお披露目では、新青学(せいがく)12名、六角7名が初めて観客の前に勢揃いした。劇中歌『24/365』に乗せ、まずは新青学(せいがく)のメンバー、次に六角のメンバーが登場し、歌とダンスを披露。さらに役柄としてのトークも展開するなど、フレッシュなパフォーマンスで公演への期待を高めた。その後は、初代青学(せいがく)・桃城 武などを演じた森山栄治がMCとして登場。主人公・越前リョーマ役の阿久津仁愛はパフォーマンスの感想を聞かれ「全力で披露できたと思います!」と笑顔。続いて青学(せいがく)・手塚国光役の宇野結也が「本日に至るまで本当に過酷なスケジュールでしたが、ここにいる仲間と全力で支え合って、今日に向かって頑張ってまいりました。その甲斐もあって新たな青学(せいがく)として、新たな六角として、本日を迎えることができたと思います。これからも常に上を目指して、もっともっといいステージになるように頑張ってまいります」、六角・葵 剣太郎役の矢代卓也が「これから先、六角の情熱、チームの団結力、テニスへの熱い想いを忘れずに、一丸になって進んでいきたいと思います。みんな、六角もよろしくね!」と、両部長の挨拶があった。さらにゲストとして青学(せいがく)8代目の神里優希(不二周助役)、田中涼星(乾 貞治役)、眞嶋秀斗(桃城 武役)の3人が応援に駆け付け、客席の温度もますます上昇。同じ役の後輩にアドバイスをする場面では、田中は加藤 将に“乾ノート”を手渡し「乾のカッコよさを自分らしく発揮して」とアドバイス、眞嶋は吉村駿作に「僕のときは髪を切りすぎじゃないかと言われたけど(笑)、髪型OKです!立体的なシルエットも完璧」と絶賛。神里は「聞かれたくない」と定本楓馬に耳打ちで長いメッセージを伝えた。最後にリョーマから「みんな、これから俺たちの応援よろしくね!」と、全員で楽曲『ニュー・ウェーブ』を披露し、イベントは終了。その後のプレス向け発表会では観客からの質問に答える時間なども設けられた。公演は12月22日(木)から25日(日)まで東京・TOKYO DOME CITY HALLにて。その後、大阪、愛知、宮城、福岡、東京(凱旋)を巡演する。取材・文:中川實穗
2016年11月04日ホール・オペラ《ラインの黄金》で開幕するサントリーホールのザルツブルク・イースター音楽祭 in JAPAN(11月18日(金)から26日(土)まで)。オペラの後も、芸術監督クリスティアン・ティーレマンが、音楽祭の「現在」を切り取ったようなプログラムを次々に用意して待っている。ザルツブルク・イースター音楽祭 in JAPAN チケット情報まずは11月22日(火)と23日(水・祝)のオーケストラ公演。管弦楽はもちろん、音楽祭のレジデントであるシュターツカペレ・ドレスデン(SKD)。両日ともイェフィム・ブロンフマンがベートーヴェンのピアノ協奏曲を弾く(22日(火)=第2番、23日(水・祝)=第5番《皇帝》)。ブロンフマンは《皇帝》を2013年の同音楽祭で弾いているほか、昨シーズンからこのメンバーでベートーヴェンのピアノ協奏曲を携えてヨーロッパ各地で公演を繰り返している。共演を重ねて熟成された呼吸が期待できるという寸法だ。協奏曲以外のプログラムに目を向けると、22日(火)はチャイコフスキーの幻想序曲《ロメオとジュリエット》とリストの交響詩《前奏曲》。今年3月の同音楽祭のプログラムの再現。そして23日(水・祝)はR.シュトラウス《アルプス交響曲》。言うまでもなく、初演オーケストラでもあるSKDの十八番だ。昨年2月来日公演での《英雄の生涯》の凄演に続いて、ティーレマンとSKDがR.シュトラウスの新たな伝説を刻んでいってくれるに違いない。渋い輝きを放つ重厚なサウンドが今年も。26日(土)にはブロンフマンのリサイタルも。昨年日本での久しぶりのソロ・リサイタルはプロコフィエフ特集だったので、「やっぱり古典も聴きたい!」というファンは特に聴き逃せない。バルトーク《組曲》、シューマン《フモレスケ》、ドビュッシー《ベルガマスク組曲》、ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番《熱情》という王道プログラムだ。19(土)の女優イザベル・カラヤンによる一人芝居『ショスタコーヴィチを見舞う死の乙女』(ドイツ語・日本語字幕)も目を引く。イザベルは当音楽祭の創始者である20世紀の巨匠カラヤンの長女。この音楽祭ならでは企画だ。ショスタコーヴィチの苦悩を描く音楽劇は、昨年の音楽祭で上演され、音楽と詩を結びつけた独自の舞台が絶賛されたというから楽しみ。演奏はピアノと、SKDメンバーによる弦楽四重奏。ザルツブルクでは来年春に50周年の節目を迎えるイースター音楽祭。そのエッセンスをぎゅっと詰め込んだ、興味をそそる9日間だ。取材・文:宮本明
2016年11月04日様々なジャンルのアーティストが集い、踊りと音楽のコラボレーションを繰り広げる舞台『クレメンティア~相受け入れること、寛容~』が上演される。ここで初共演を果たすふたり、ミュージカル俳優の田代万里生、津軽三味線の浅野祥が、意気込みを語った。Clementia(クレメンティア)Vol.3 チケット情報初対面の際には、「三味線の方、と構えていたら、いきなり『ポケモンGO』やっていますかとゲームの話題に(笑)。癒されました」と話す田代。当の浅野も、「三味線という楽器で皆さんの中に入っていけるのがとても嬉しく、ワクワクしています」と、この出会いを楽しんでいるようだ。2014年にダンサーの大貫勇輔、マリンバ奏者SINSKEのコラボ公演としてスタートした『クレメンティア』。翌2015年にはバレエ、日舞、尺八というさらに多彩な分野から才能が集結、第3弾となる今回も、大貫に加え人形舞のホリ・ヒロシ、アコーディオン奏者の桑山哲也、ジャズピアニストのクリヤ・マコトらが集う。ジャンルを超えての共演は「三味線、民謡の世界でだけやっていたら思いつかないようなことが、どんどん出てくる」と、最年少の浅野も意欲的だ。しかもこの舞台、単純なコラボレーション・コンサートとはひと味もふた味も違う。前半の第一部は、お芝居の要素を取り入れたストーリー仕立てなのだ。舞台は彼らアーティストたちが住まうアパート。田代の役柄は、「ヒット曲が出せず葛藤する作曲家、マリオ。半分は役を演じながら、半分はアーティストとしてそのまま存在し、本来の性格も少し反映させる。音楽的なコラボレーションであることに変わりはないけれど、そこにちょっとした味付け、色付けをしてお届けします。いい意味で、型にはまっていないものになると思います」。いっぽうの浅野が演じるのは、「ゆとり世代の象徴のような役(笑)。他に行きたいところがなかったからというだけでそのアパートに住むことにしたロック好き」なのだそう。構成・演出・振付の川崎悦子のもと、皆がアイデアを出し合い、作品づくりを担う。「皆それぞれのアプローチがありますから、いろいろと出し合っています。実は、僕が最初に歌う楽曲を選んだのは祥君なんです。まさか、三味線プレイヤーからイタリア語の曲が出てくるなんて!」と田代。浅野も「こうして舞台を創り上げていくのは初めての経験。衣裳も決して自分では選ばないような服装で(笑)、すごく楽しんでいます。きっと、誰も見たことのないような景色が生まれると思います」と、笑顔で充実の舞台を予感させた。公演は12月9日(金)から11日(日)まで、東京・天王洲 銀河劇場にて。チケット発売中。取材・文:加藤智子
2016年11月04日中村誠治郎主演の「戦国御伽絵巻『ソロリ』~妖刀村正の巻~」が、11月2日に開幕した。本作は、川光俊哉による書き下ろしオリジナル時代劇。戦国時代を舞台に、人を殺す「刀」ではなく、それをおさめる「鞘」をつくってきたソロリ党の後継者・高丸(中村誠治郎)が、のちの豊臣秀吉(町田慎吾)と出会い、妖刀による支配や小平(佐藤永典)と戦いながら、泰平の世への道を模索する物語。“戦国御伽絵巻”の名の通り、絵巻の中から登場人物が抜け出てきたかのような演出で幕を開けた。演出は大岩美智子。戦国御伽絵巻『ソロリ』~妖刀村正の巻~ チケット情報時代劇の魅力のひとつは殺陣。しかし、本作におけるそれは勝敗をつけるためのものとは違っていた。「人を殺めた者、ソロリを退くべし」という掟があるソロリ党の党首・高丸は、“切り捨て、ねじ伏せ、おさめゆく”のではなく、“おさめ、守り、慈しむ”という信念を持っている。しかし、それでも戦わなければならないとき、高丸は刀ではなくそれをおさめる鞘を使って相手と戦うのだ。そんな状況で生まれる殺陣は印象的。身体の使い方一つひとつから、高丸の想い、そして相手の想いが滲み出て、多くのものが伝わってくる。感情だけでも技術だけでも演じられないであろうその殺陣はどれも熱く、中でもクライマックスシーンでの中村の姿には目を奪われた。一人ひとりの役柄も魅力的。中村演じる高丸はどこか情けないところもあるがまっすぐで、ひとつの信念を守り抜こうと必死な、ヒーローというには人間くさい男。秀吉との仲が深まるにつれ、少しずつ変わっていく表情も心に残る。町田演じる秀吉は、腕が立つ高丸とは逆の、口が立つ男。ホラをうまく使って天下人を目指す秀吉はユニークで、口を開くとふと空気が和らぐ。高丸に戦いを仕掛けるのは、佐藤演じる小平。ヒロイン・葵(小口ふみか)のためというその一心で生きる彼は、その痛々しいほどの想いが刀さばきからも伝わり、切ない。主人公の高丸の逆の立ち位置の小平や葵らの過去も描かれることで、“勧善懲悪”とは違う、刀を鞘におさめる者、刀を振る者、知恵を使う者、それぞれの信じる「正義」が見えてくる。誰もが必死だからこそ、「乱世を終わらせたい」という目的は同じはずの彼らが選んだ手段、それが生んだ結末の違いに心が揺れる。ぜひ劇場で熱い芝居を体感してほしい。「戦国御伽絵巻『ソロリ』~妖刀村正の巻~」は、11月6日(日)まで東京・シアターサンモールにて。取材・文:中川實穗
2016年11月04日ナオト・インティライミが11月16日(水)東京・国立代々木競技場第一体育館よりアリーナツアーを開催する。【チケット情報はこちら】9月にリリースされた2年ぶりのアルバム『Sixth Sense』を引っ提げて行われる同ツアー。5会場で11公演開催される。現在、全国のセブン-イレブン店舗では、ナオトが表紙のフリーペーパー『7ぴあ』を配布中。同誌では、アルバム『Sixth Sense』に込めた想いと、「今までとは違うナオト・インティライミを感じてほしいです」と意気込むツアーについて語っている。現在、予定枚数を終了した一部公演をのぞき、チケット発売中。■ナオト・インティライミ アリーナツアー 2016 Sixth Sense11月16日(水)国立代々木競技場第一体育館(東京都)11月17日(木)国立代々木競技場第一体育館(東京都)11月18日(金)国立代々木競技場第一体育館(東京都)11月23日(水・祝)セキスイハイムスーパーアリーナ(宮城県)11月29日(火)大阪城ホール(大阪府)11月30日(水)大阪城ホール(大阪府)12月1日(木)大阪城ホール(大阪府)12月10日(土)マリンメッセ福岡(福岡県)12月11日(日)マリンメッセ福岡(福岡県)12月14日(水)日本ガイシホール(愛知県)12月15日(木)日本ガイシホール(愛知県)
2016年11月04日昨年の日本初公演では東京・大阪4公演で76,000人の観客を熱狂させた「ナイトロ・サーカス」が、2017年2月19日(日)・20日(月)東京・東京ドーム、25日(土)・26日(日)大阪・京セラドーム大阪で再び日本公演を開催。同公演の開催決定を記念し、3日にフジテレビ池広場前で記者発表が行われた。【チケット情報はこちら】この日は、2015年公演に続き同公演への出演が決まっているFMXライダーの鈴木大助、渡辺元樹ら5名のライダーによるスリル満点の超ド派手なパフォーマンスでスタート。こちらも前回に引き続きMCを務めるワダポリス、MCアリーの“絶叫中継”にあわせて、100kgを超えるバイクが炎の演出とともに次々と宙を舞う姿に、会場に集まった観客から歓声と拍手が沸きあがった。そして、FMXパフォーマンスの興奮冷めやらぬ中、本公演のスペシャルサポーターに選ばれた「THE RAMPAGE from EXILE TRIBE」が登場。EXILE TRIBEから誕生し、来年1月25日(水)にデビューを控える新たな精鋭16名が、力強いパフォーマンスを披露した。会見では、「THE RAMPAGE from EXILE TRIBE」が東京・大阪全公演でスペシャルパフォーマンスを行うこともあわせて発表された。グループリーダーの陣が、「これだけド派手なステージを盛り上げるには、自分達も気合をいれて全力で臨ませていただきます!」と意気込みを語った。さらに会見に特別ゲストとして、「EXILE/EXILE THE SECOND」の黒木啓司、NESMITHがサプライズ登場。大役を担う後輩グループに、「素晴らしいイベントでサポーターに就任したので、全力で盛り上げて欲しい」とエールを送った。「ナイトロ・サーカス」は、モトクロスバイク(FMX)、自転車(BMX)、スケートボードなどを使った、スリル溢れるハイスピードパフォーマンスショー。命がけのトリックの数々や圧巻の連続ジャンプ、驚異的なバックフリップなどが次々と飛び出すアクション&スポーツ エンターテインメントは測定不能の興奮を呼び起こす。チケットは発売中。
2016年11月04日ロシアのエルミタージュ美術館が所蔵する絵画85点を展示する美術館展「大エルミタージュ美術館展オールドマスター西洋絵画の巨匠たち」が2017年3月18日(土)より開幕。同展のテーマソングに宇多田ヒカルの『人魚』が決定した。【チケット情報はこちら】フランスのルーヴル美術館、アメリカのメトロポリタン美術館とともに、世界三大美術館のひとつと言われているエルミタージュ美術館。同展では、美術館の絵画コレクションの中でも、質・量ともに群を抜く、16世紀ルネサンスから17世紀、18世紀のバロック、ロココの “オールドマスター”に焦点を当てて展示。ティツィアーノ、クラーナハ、レンブラント、スルバラン、ブーシェ、フラゴナールなどの作品から、油彩画のみ85点を国・地域別に紹介する。今回、テーマソングに決定した宇多田ヒカルの『人魚』は、9月にリリースした8年半ぶりとなるニューアルバム『Fantome』に収録。同作はオリコン週間CDランキング4週連続1位を獲得し、話題を呼んでいる。「大エルミタージュ美術館展オールドマスター西洋絵画の巨匠たち」は6月18日(日)まで、東京・森アーツセンターギャラリーで開催。その後、愛知、兵庫へ巡回する。現在、チケットぴあでは、東京展の早割チケットを販売中。■『大エルミタージュ美術館展オールドマスター 西洋絵画の巨匠たち』【東京展】森アーツセンターギャラリー(東京都)2017年3月18日(土)~6月18日(日)【名古屋展】愛知県美術館(愛知県)2017年7月1日(土)~9月18日(月・祝)【神戸展】兵庫県立美術館(兵庫県)2017年10月3日(火)~2018年1月14日(日)※『Fantome』の「o」はサーカムフレックス付きが正式表記。
2016年11月04日「自分が演劇を本当に志したいと思うきっかけになったのが野田さんの作品なので、どこか“ホーム”に帰るような感覚があります。帰るからには、成長した姿を見せなくてはというプレッシャーもありますし、今までNODA・MAPを見てくださった方たちが見たことのない、新しい私として表現したいですね」NODA・MAP第21回公演 『足跡姫』チケット情報約3年ぶりにNODA・MAPに参加する心境を、そう話す宮沢りえ。2004年の『透明人間の蒸気』以来、自身にとって7作目の野田秀樹作品『足跡姫~時代錯誤冬幽霊~』(あしあとひめ ときあやまってふゆのゆうれい)に、初共演となる妻夫木聡ら充実のキャストで挑む。「稽古場でアイディアを提供し合ったり、挑発し合えることが、すごく楽しみです。自分が出した音に響いてくれる人がいて、その反応がまた私に響いてくる。そうやってお互いが鳴らし合う鐘が、より高いところへ行くガソリンになる。妻夫木さんは、その鐘にいちばん大切な“誠実さ”が溢れている人。ハッとするような瞬間が、積み重なっていくといいなと思っています」絶大な信頼を寄せる古田新太との共演も心強い。二心同体の役を演じた『MIWA』をはじめ、「なぜかカップリングされることが多いんです」と笑顔を見せる。「古田さんは、大きな視野で周りを客観的に見る目をちゃんと持ちながらも、挑戦することを恐れない人。頼もしいし、負けていられない気持ちになります。トランポリンを使った今回のチラシの撮影でも、先に撮り終えた古田さんと妻夫木さんがとても上手だったと聞いたら俄然、闘争心が湧いてきて。お陰でたくさん跳んで、筋肉痛になりました(笑)」江戸時代が舞台になる本作品。野田によると、“残ることのない、肉体を使う芸術”をモチーフに、生前深い親交があり、歌舞伎『野田版 研辰の討たれ』などをともに生み出した故・中村勘三郎へのオマージュを書き下ろすという。「野田さんがそれを照れたりせず潔く表明されたことに、まず驚きましたし、感動しました。こういう具体的な言葉を発表するのは、とてもエネルギーの要ること。野田さんの新しい挑戦に対する意気込みを感じます」「心と体をストレッチして」そんな野田の思いに応えたいという宮沢。「1+1=2にならないのが野田さんの作品で、肉体から湧き出るとても創造的な表現が常に求められます。1+1=100になっても、0になっても、それに対してピタッと吸着できる自分でありたいし、できれば時折、野田さんのイメージをいい意味で壊せるくらいでありたい。“そんな見せ方もあるんだ!”と驚く野田さんの顔が見られるように、脳みそを柔軟にして稽古に臨もうと思います」公演は1月18日(水)から東京芸術劇場 プレイハウスにて。チケットの一般発売は12月10日(土)午前10時より。なお、チケットぴあでは11月3日(木)午前11時まで無料会員向けインターネット抽選先行「プレリザーブ」を受付。取材・文/岡﨑 香
2016年11月02日FRESH! by AbemaTV&ニコニコ生放送で隔週木曜日に放送されている「アニメぴあちゃんねる」。明日11月3日(木・祝)の放送はゲストに声優の桑原由気、高井舞香、水間友美の3人を迎える。桑原は現在放送中のテレビアニメ「灼熱の卓球娘」で番組レギュラーの高野麻里佳と共演。さらに3人とも、レギュラーの高野麻里佳、秦佐和子と同じ事務所「マウスプロモーション」に所属。3人が知る高野や秦の素顔を語るほか、プライベートの過ごし方についてトークする。そのほか、マウスプロモーション製作で所属声優が登場するオリジナル短編アニメーション「マウスどうぶつえん」を視聴者と共に鑑賞する。会員放送ではゲスト3人のデビュー前についてトーク。幼少の頃や学生時代のエピソードを掘り下げながら、何故、声優を志したかを聞いていく。そのほか、アニメぴあちゃんねるレギュラーの高野麻里佳、タカオユキ、秦佐和子の3人によるユニット「二四六九士ズ」とゲストの3人が対決するゲームコーナーを行う。高野麻里佳、タカオユキ、秦佐和子のレギュラー3人によるコーナーでは、以前実施し、視聴者に好評だった「以心伝心イラストクイズ」に挑戦。レギュラー3人が順番にイラストを描き最後に何のイラストかを視聴者に当ててもらう。ゲストの3人からのプレゼントも予定されている「アニメぴあちゃんねる」。気になる方はご確認を。■アニメぴあちゃんねる日時:11月3日(木・祝)午後8時~午後10時出演:タカオユキ / 秦佐和子 / 高野麻里佳 / 美濃部達宏ゲスト:桑原由気 / 高井舞香 / 水間友美
2016年11月02日ヒップホップユニット電波少女が、“電波少女的ヒッチハイクの旅”47都道府県ストリートライブTOURと題した企画を行うことが決定した。【チケット情報はこちら】この企画は、11月11日(金)に北海道・時計台を出発、ヒッチハイクで移動し47都道府県全県にてストリートライブを行いながら、2017年1月31日(火)までに地元宮崎にゴールできればメジャーデビューが決定するという企画。この企画にはゴールのほかにも、ストリートライブの観客やヒッチハイクで乗せてくれた人など、旅で出会った人と友達になり1000人を目指す「LINEで友達1000人できるかな!?」、毎日必ずLINELIVEにてストリートライブやヒッチハイクの移動模様を生配信するといったミッションがある。また、食事・宿泊等生活に必要とされるお金はストリートライブでの稼ぎのみ。リスナーやファンからの移動協力は禁止。個人携帯電話と個人SNSなどは禁止というルールがある。支給される持ち物は寝袋、音響機材、筆記用具、地図、携帯電話1台のみ。道中の模様は随時LINELIVEで生配信され、YouTubeではダイジェスト版が投稿される。なぜこんな企画を敢行する事になったのか、など詳細はオフィシャルホームページに掲載された動画でご確認を。さらに、この企画発表と同タイミングで2017年2月4日(土)に東京・Shibuya WWWにてワンマンライブの開催も発表された。ヒッチハイク企画の結末がすべてわかるワンマンライブとなりそうだ。現在、チケットぴあではオフィシャルHP先行を実施中。受付は11月13日(日)午後11時59分まで。■電波少女ワンマンライブ“サライ”~電波少女的ヒッチハイクの旅完~日程:2017年2月4日(土)開場 17:00 / 開演18:00会場:Shibuya WWW(東京都)料金:前売り3,500円(ドリンク代別)
2016年11月02日東京スカイツリーが夜の天望デッキ・天望回廊への入場と、様々な特典がセットになった企画チケット「東京スカイツリーナイトビューペアチケット」を販売する。【チケット情報はこちら】期間は12月1日(木)から2017年3月14日(火)まで。チケットは「ナイトビューペアチケット・プレミアム」と「ナイトビューペアチケット」の2種類。ナイトビューペアチケット・プレミアムは、地上345メートルにある「Sky Restaurant 634(musashi)」での特別ディナーコース付き。さらに夜景が見える天望シャトルと、四季をテーマにした内装の天望シャトルがふたりだけの完全貸切搭乗となる。ナイトビューペアチケットは、地上340メートルにある「SKYTREE CAFE」でのスパークリングワイン・特製オードブル付き。さらに「SKYTREE CAFE」では窓側席が用意される。また、どちらのチケットも当日撮影した記念写真を特製フォトアルバムに入れてお渡しする特典も。12月1日(木)から1月31日(火)入場分は11月4日(金)午前10時より、2月1日(水)から3月14日(火)入場分は1月4日(水)より発売開始。■「ナイトビューペアチケット・プレミアム」実施期間:12月1日(木)~3月14日(火)(12月26日(月)~1月5日(木)設定を除く)入場時間(1)17:30(レストラン入店18:30)ペア1組(2名)限定(2)18:30(レストラン入店19:30)ペア2組(4名)※12月の18:30~の設定につきましては、ペア1組(2名)限定での販売となります。料金(税込/ペア料金)平日:42,000円土日祝および、2月13日(月)、2月14日(火)、3月13日(月)、3月14日(火):45,000円※クリスマス期間(12月22日(木)~25日(日))につきましては、お食事がクリスマス特別コースに変更となるため、料金は65,000円となります。■「ナイトビューペアチケット」実施期間:12月1日(木)~3月14日(火)(12月26日(月)~1月5日(木)設定を除く)入場時間(1)17:00(カフェ入店18:00)(2)18:00(カフェ入店19:00)(3)19:00(カフェ入店20:00)(4)20:00(カフェ入店21:00)※カフェ利用時間45分料金(税込/ペア料金)平日:12,000円各時間5組10名、合計20組40名土日祝および、2月13日(月)、2月14日(火)、3月13日(月)、3月14日(火):14,000円各時間3組6名、合計12組24名※クリスマス期間(12月22日(木)~25日(日))は15,000円となります
2016年11月02日ティム・バートンの傑作映画をミュージカル化し、2013年にブロードウェイで大ヒットした作品が日本初上陸する。そのミュージカル『ビッグ・フィッシュ』の製作発表会見が11月1日、都内にて行われた。出演は川平慈英、浦井健治ら。演出は白井晃。ミュージカル『ビッグ・フィッシュ』チケット情報『チャーリーとチョコレート工場』『シザーハンズ』など、日本でも熱狂的なファンが多いティム・バートン監督。『ビッグ・フィッシュ』はその監督がユアン・マクレガーなどの名優とともに生み出したファンタジー映画だ。自らの体験談を現実にはありえないほど大げさに盛って語る父親エドワードと、その奇想天外な話を聞いて育った息子ウィル。ウィルは大人になるにつれ父の話が作り話にしか思えなくなり、さらにある出来事をきっかけに大きな溝を作ってしまった父と息子だが……。エドワードを演じるのが川平慈英。「最初にこのお話を聞いた時に「東宝の製作で、日生劇場?普段“ムムッ”とか“くぅー!”とか“いいんです!”と言ってる人間が、ノーブルな環境の中でやっていいのかな」と二の足を踏んでしまいました」と、川平節をふんだんに交えて驚きを語りながらも、「映画やブロードウェイ版の映像を観て、なんてファンタジックで素晴らしい作品なんだ、このこの大きな魚を逃してはいけない!と思いました。自分の代表作となるよう頑張りたい」と意気込みを。ちなみに演出の白井によると、映画では年老いた父親と若き日の父親は別の俳優が演じていたが、舞台では両方とも川平が演じ、そこも見どころになるそう。息子・ウィルを演じる浦井健治も「ティム・バートンさんの作品の中で、自分は実はこの『ビッグ・フィッシュ』が一番好き。最後の最後でいつもホロリと涙が出てしまう」と原作愛を語る。そして、ウィルの幼少時代を人気子役の鈴木福が演じるのも話題(りょうたとのWキャスト)。「僕は舞台が初めてなんですが、皆さんに色々教えてもらいながら、一生懸命頑張ります」と可愛らしく挨拶をするも、「すごく落ち着いていらっしゃる。自分より絶対大人だろうなという感じ」(浦井)、「石原裕次郎的な貫禄がすでにあるので。ボスって呼ぼうかな」(共演のROLLY)等々、周りの大人たちからの評価に「やめてください…」と困り顔だった。会見の最後には、川平が「日生劇場に…来ちゃって、いいんです!」とお馴染みのセリフで締めるサービスっぷり。笑いのたえない会見で、白井も「一斉にお会いするのは今日が初めてだったのですが、温かい、柔らかい空気があって、いい意味であまり緊張感がなかった。いいファミリーになるんじゃないかな」と手ごたえを感じているようだった。ほか、出演は霧矢大夢、赤根那奈、藤井隆ら。公演は2017年2月7日(火)から28日(火)まで、東京・日生劇場にて。チケットは11月26日(土)に一般発売開始。
2016年11月02日来年デビュー10周年を迎えるシンガーソングライターLOVEが12月13日(火)に東京・Cafe & Dining ballo ballo 渋谷店でカフェライブを開催する。【チケット情報はこちら】LOVEは今年、布袋寅泰のライブ参加やJazztronikのアルバム参加、福島へ文房具を贈るコンサート「今日ここライブ」を主宰するなど、多方面で活動。今回決定した「LOVE Live 2016~来年はLOVE10周年だね!紡年会~」は10周年の節目を前に、ステージと客席の距離が近い会場で開催。来年へ想いを紡ぐ「紡年会」として年末の夜を彩る。ゲストにはKIRINJIのメンバーでもあるギタリスト弓木英梨乃が決定。テクニカルかつ、激しいギタープレイで注目を浴びている弓木とのセッションに期待が高まる。来年リリース予定のニューアルバムからの新曲も披露されるとのことなので、気になる方はご確認を。チケットの一般発売に先駆けて、現在先行実施中。受付は11月10日(木)23時59分まで。■「LOVE Live 2016~来年はLOVE10周年だね!紡年会~」日時:12月13日(火)開場19:00 / 開演19:30出演:LOVE / ゲストミュージシャン:弓木英梨乃(KIRINJI)会場:Cafe & Dining ballo ballo 渋谷店(東京都)料金:前売り4,320円(税込)※2部構成で、途中20分の休憩が入ります。※LOVEとballoballoとのコラボフードもあります。(限定数販売)■LOVEラジオレギュラー:TOKYO FM「LOVE CONNECTION」平日毎日11:30~13:00生放送
2016年11月02日ブロードウェイ・ミュージカル『キンキーブーツ』撮影:田中亜紀ブロードウェイ・ミュージカル『キンキーブーツ』<来日版>の大阪公演が11月2日(水)に開幕する。大阪公演に先立って行われた東京公演は、ドラァグクイーンのローラ役、J.ハリソン・ジーの圧巻のステージや、老舗の靴工場の跡取り息子役、チャーリーを演じるブロードウェイの新星、アダム・カプランのウィットに富んだコミカルな演技など、見どころ満載で、10月30日に好評のうち幕を閉じた。大阪公演は11月6日(日)まで、大阪・オリックス劇場で行われる。『キンキーブーツ』は、2005年に公開された映画をミュージカル化。経営不振に陥った老舗の靴工場の跡取り息子・チャーリーが、ドラァグクイーンのローラと出会い、差別や偏見を捨てて、工場をドラァグクイーン専門のブーツ工場へと再生させていく物語。シンディ・ローパーによる書き下ろし楽曲も大きな話題となり、2013年、トニー賞で最多となる13部門にノミネート。作品賞、主演男優賞、オリジナル楽曲賞など6部門を受賞。今もなおブロードウェイで人気を集めている。チケットは発売中。
2016年11月01日国際的な評価の高いダンサー大植真太郎を中心としたC/Ompany(シースラッシュ)の新作公演「忘れろ/ボレロ」が11月11日(金)より、DDD青山クロスシアターにて開幕する。ジャンルレスなダンスでシルクド・ソレイユの舞台にも立った辻本雅彦、モナコ公国を本拠地とするJAPON dance projectのメインメンバー柳本雅寛、本年度トヨタ コレオグラフィーアワードにて次代を担う振付家賞とオーディエンス賞のW受賞を果たした平原慎太郎といずれも国内外の第一線で活躍する気鋭のダンサーを集めた今回挑むのは、モーリス・ラヴェルの「ボレロ」。ダンス「忘れろ/ボレロ」チケット情報今作は、2016年3月、日本全国15箇所を駆け巡った、大植真太郎・森山未來・平原慎太郎によるダンス公演「談ス」の第2弾として発表される。コンテンポラリーダンス作品としては異例の大型ツアーとして話題になったその作品は、いつしか既存のダンスとも演劇とも違うジャンルとして、「談ス」という新たなジャンルを作り上げる。誰もが1度は聞いたことのある名曲は、4人の男たちによってどう表現されるのか。リーダーの大植真太郎からコメントが届いた。『最近、ダンス公演を見に行った時に、内容や踊りよりも音楽しか印象に残らない作品が多かったんです。そうなったときに、身体やダンスは意味があるのか?と思い始めてしまった。舞台上でダンスに付随するBGMのように音楽を使うことは、音楽に正面から向き合っているとは言えないと考えてしまったんです。そこで今回は、みんなが知っているボレロの、「1つの到達点があって、そこに到達した途端、また新たな目的が生まれる」というイメージを、ダンサーの身体だけで表現していきたいのです。この終わりのない旋律の終わりはどこなのか?作品が終わる瞬間に、ダンスは終わっているのか?果たして劇場を出るときに作品は終わっているのか?この作品はお客さんとのコミュニケーション型のダンスです』公演は11月11日(金)・12日(土)東京・DDD AOYAMA CROSS THEATERにて上演。チケットは発売中。
2016年11月01日水野美紀が主宰する劇団ユニット「プロペラ犬」の第7回公演『珍渦虫(ちんうずむし)』が東京・下北沢のザ・スズナリにて10月27日に開幕。今作では、水野が脚本・演出・出演を務め、演劇人として大きな一歩を踏み出す作品となった。プロペラ犬『珍渦虫(ちんうずむし)』チケット情報昨年、劇団居酒屋ベースボールのえのもとぐりむ、宮下貴浩、福澤重文とともに立ち上げた劇団ユニット「かくたすのいるところ」で水野は演出を担当しているが、プロペラ犬としては今回が初。連行おい名義で脚本も手掛けているが、こちらもプロペラ犬としては今作が初めてとなった。そんな水野が描くのは、引きこもりのラノベ作家・桐生たくみと新人編集者・吉川麗子の交流によって明らかになる人間の光と闇。スランプ状態に陥っている桐生のもとに訪れた吉川が、小説を完成してもらおうと奮闘するうちに、桐生の心の奥に眠っていたトラウマを呼び起こしていく。毎回、実力のある演技派の役者が揃うこともプロペラ犬の見どころ。内向的で気の弱い桐生を演じるのはノゾエ征爾(はえぎわ)、ぶしつけにぐいぐいと迫る吉川は伊藤修子(拙者ムニエル)。対照的なふたりが密室にいるだけでもおかしいのに、コミカルなやりとりが絶妙で、次々に笑いを起こしていく。そんな地味な現実から一転、桐生が描く小説の中は華やかな世界。引きこもりヒーロー影山たぎりを演じる猪塚健太(劇団プレステージ)の過剰すぎるイケメンぶりは必見。ヒロインうずみ役の福永マリカはとてもキュートでツンデレな姿もかわいらしい。現実と空想の世界が小気味いいテンポで絡み合い、爆笑につぐ爆笑に。水野はベテラン編集者の沼袋ふみこやヒーロー影山の秘書などを熱演。福澤重文と宮下貴浩によるキャピキャピな女子高生や、米村拓彰らによる歌とダンスも見ものだ。物語が進むにつれて、次第に個々の胸の奥に潜む深層心理が浮き彫りになっていく。人間が持つ表と裏、封印されていた過去、序盤からたびたび登場する突拍子もない出来事や事柄、それらばらばらに思えたことがつながっていく。それは観る者にとっても他人事ではなくなり、自分を見つめ直すきっかけとなるはずだ。プロペラ犬『珍渦虫』は、11月8日(火)まで上演。チケット発売中。取材・文:門 宏
2016年11月01日11月11日(金)に開幕する川栄李奈主演の舞台『あずみ ~戦国編~』。その公開稽古が行われ、幼い頃から刺客として育った少女・あずみを演じる川栄をはじめ、あずみと運命を共にする忍び・うきは役の鈴木拡樹、あずみたちを狙う美しく最強の剣士・美女丸を演じる早乙女友貴ら出演者が白熱した殺陣を披露した。舞台『あずみ ~戦国編~』チケット情報原作は、小山ゆうの漫画『あずみ』。今作は、昨年9月に川栄主演で上演された舞台「AZUMI~幕末編」の前作にあたる“戦国編”で、舞台では10年ぶりのリメイクとなる。構成・演出は10年前と同じく岡村俊一。公開されたのは、全体の3分の1という殺陣シーン。あずみ、うきは、あまぎ(斉藤秀翼)、ひゅうが(三村和敬)の共に育った4人が戦うシーンでは、華やかでスピード感のある剣さばきが次々と繰り出され、幼い頃から刺客として育てられた彼らの過去を感じさせる。中でも、あずみとうきはが大人数の敵を斬り続けるシーンは、舞台上がどれだけ入り乱れてもふたりは圧倒的な存在感で視線を集め、強く鮮やかな殺陣を披露していた。また、美女丸が中心となるシーンでは早乙女の流れるような殺陣が圧巻。事前に岡村が「ゆっくん(=早乙女)のスピードになるので気を付けてね!」と共演者に声をかける場面も見られた。そのほかにも、あずみが剣を使わずにアクロバットで敵を倒すシーンなども公開され、川栄は汗だくになりながらも軽やかに演じた。稽古後、川栄が「ここでお見せしたよりも何倍も殺陣があるので、みんなで協力していいものができたらなと思っています」、鈴木が「殺陣返し(=殺陣の確認)だけでも汗だくです。本番はこれに熱量もプラスされてもっと汗をかくんだと思います。スッキリといい汗かいて痩せたいです(笑)」、早乙女が「本番はもっともっとスピードも上がって、お芝居が入って、熱量が上がって、テンションも上がってると思うので、ぜひ期待していただければ」と熱く語る中、豊臣秀頼役の小園凌央は殺陣のシーンがなかったため「僕は汗ひとつかいてません(笑)」と笑わせつつ「今はお芝居を死ぬ気でがんばっています」とコメント。さらに飛猿役の星田英利が「まだ科学技術が我々の本気の殺陣に追いついてない。カメラのスピードが捉えきれないということで、今日は極力遅くした次第でございます!」とうそぶき共演者を笑わせながらも「これからも精進します」と挨拶し、公開稽古は終了した。公演は11月11日(金)から27日(日)まで東京・Zeppブルーシアター六本木にて。取材・文:中川實穗
2016年11月01日ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」“烏野、 復活!”が、10月28日(金)に開幕した。本作は、男子バレーボール(=排球)部メンバーの挑戦と成長を描いた古舘春一原作の同名コミックが原作。舞台は昨年11月に初演、今年4月に再演され、今作は新作となる。「ハイキュー!!」“烏野、復活!”チケット情報身長162.8cmの主人公・日向翔陽(須賀健太)が影山飛雄(木村達成)らチームメイトと共に「落ちた強豪“飛べない烏”」から脱却していく姿を描く本作。烏野高校のほか、音駒高校、伊達工業高校、常波高校、青葉城西高校が登場し、一幕では因縁のライバル・音駒高校との練習試合…カラス対ネコの<ゴミ捨て場の決戦>に、二幕では“鉄壁”のブロックで烏野のエース・東峰 旭(冨森ジャスティン)のトラウマを作った伊達工業高校らと対決するインターハイ予選に挑む。全5校、総勢29名が出演し、3つの試合を展開。試合のほかにも音駒高校との賑やかな合宿シーンや各メンバーの過去などがもりだくさんで描かれるが、それを映像、音、光、肉体を駆使して、一つひとつ印象的にみせていくのがこの演劇「ハイキュー!!」。芝居と見事に融合したプロジェクションマッピングや、試合を表現する歌&ダンス、美しいアクロバット、なにより圧倒的な熱量の芝居と、演劇の楽しさがギュッと詰まった世界が広がる。ゲネプロ後の囲み取材では、主演の須賀が「今、人生で一番舞台上で動いています。でも汗をかくからこそ、それが芝居につながって、芝居の熱さも上がっていく。原作の持っている力をそのまま舞台上で体現できているのではないかと思います」と話した。演出のウォーリー木下は、3作目となる須賀と木村のコンビネーションについて「このお芝居って特に息が大事で、そこがこのふたりは誰よりも早い。それがただの会話じゃなくて、動きながらとか、アクロバットしながらとか、そういう中で合わせていくっていう、ちょっとしたサーカス団(笑)。頭の回転の速さと身体の回転の速さがメキメキよくなってます」。また、須賀は本作の見どころを「やっぱりオープニングはすごく熱い。“ハイパープロジェクション”なところは更に進化しているし、僕たちもそれに負けないくらいの熱量で全力で、と重きを置いています」と紹介。常波高校・池尻役の松田 裕が語った「スポーツは勝ち負けですので、烏野が復活するということはどのような人たちが存在するのか、という面にも注目してもらえたら嬉しい」という言葉も印象的だった。公演は、11月6日(日)まで東京・AiiA 2.5 Theater Tokyoにて上演後、岩手、福岡、大阪を巡演し、東京にて凱旋公演。最終日にはライブビューイングも。取材・文:中川實穗
2016年11月01日12月1日(木)から2017年1月9日(月・祝)まで、東京・表参道ヒルズで開催される新感覚スイーツイベント『SWEETS by NAKED』。同イベントのテーマソングを姉妹ユニットのチャラン・ポ・ランタンが務めることが決定した。【チケット情報はこちら】テーマソングのタイトルは『Sweet as sugar』。「スイーツ」をテーマに、甘く、時には苦い女性の人生になぞらえた楽曲となっている。楽曲についてチャラン・ポ・ランタンのふたりは「人生は甘いだけじゃない。苦みがあってこそ輝きだす小さな宝石のような日々の集まり。そんな塊を拾い集めて私だけの特別な想い出を造りあげたい。甘いお菓子のような。そんな想いを込めて。この『Sweet as sugar』を作りました」とコメントを寄せている。『SWEETS by NAKED』は小さい頃に誰もが想像したであろうお菓子でできた世界が現実に現れる新感覚スイーツイベント。最先端技術機器によるプロジェクションマッピングやセンシングなどのテクノロジーを用いた「デジタル演出」と、本物のお菓子や美術、香りなどの「アナログ演出」を駆使し、スイーツの世界を作り出す。コンテンツのひとつ『Welcome Candy』では、本物のキャンディでできたネオン看板や、ニューヨークのストリートをイメージしたレンガ調の建物が並ぶ空間を展示。さらにネオン看板やレンガになっているキャンディのかけらをイメージした「papabubble」のキャンディを、毎日先着200名様にプレゼントするなど、趣向を凝らしている。同イベントでは通常の入場チケットのほかに、オリジナルスイーツが付く『NY-ST.ブラウニーチケット』。本イベント内のふたつのスペシャルエリア『Chocolate Tailor』『Ice cream Florist』への入場と、2種類のここだけで味わえるスイーツが付く『Wスイーツチケットセット』。ふたつのスペシャルエリアへの入場に加え、早割限定のオリジナルスイーツが付く『Wスイーツ+ブラウニー』の全4種類のチケットが販売されている。現在、早割チケット発売中。■『SWEETS by NAKED』日時:12月1日(木)~2017年1月9日(月・祝)料金:鑑賞チケット(早割)1200円 (小人 700円)【こちらのチケットは鑑賞のみになります】NY-ST.ブラウニーチケット(早割) 1,500円 (小人 1,000円)【鑑賞チケット+オリジナルスイーツ付】Wスイーツセット(早割)3,000円 (小人 2,500円)【鑑賞チケット+Wスイーツ】Wスイーツ+ブラウニー(早割)3,300円 (小人 2,800円)【鑑賞チケット+Wスイーツ+オリジナルスイーツ】
2016年11月01日日吉丸晃の同名コミックを舞台化する『初恋モンスター』が来春上演決定。メインキャストの扮装ビジュアルが公開された。舞台『初恋モンスター』チケット情報同作は月刊誌「ARIA」で連載中で、今夏アニメ化もされた人気作。見た目は長身のイケメン、実は小学5年生の高橋奏と、そんな少年に思いを寄せる世間知らずのお嬢様高校生・二階堂夏歩の恋を描くラブコメディだ。奏を演じるのは、舞台『曇天に笑う』『刀剣乱舞』に出演、今作で舞台初主演を果たす荒牧慶彦。夏歩役に舞台『こどものおもちゃ』で初舞台にして主演を務めた奥田こころ。荒牧は出演決定にあたり「漫画、アニメ化と話題の『初恋モンスター』に出演させて頂けること、しかも舞台初主演!大変嬉しく思います。僕が演じさせて頂きます高橋奏は、見た目はかっこいい男性!……なのに、実は純粋で無邪気な小学5年生という……めちゃくちゃな設定ではあります(笑)。ですが、そこに作品の魅力がたくさん詰まっていると思います。そんな奏をどう演じようか、今から楽しみでしかありません!原作ファンはもちろん、お客様みなさんに愛される存在になるべく、頑張りたいと思います!」とコメントを寄せている。公演は2017年春、東京・品川プリンスホテル クラブeXにて。
2016年10月31日