チケットぴあがお届けする新着記事一覧 (193/342)
大植真太郎、森山未來、平原慎太郎の3人のダンサーによるダンス作品「談ス」。今年3月、1か月をかけ全国15都市をめぐる日本ツアーを実施する。またツアーに先立ち、2月24日(水)~2月26日(金)にかけて同作のストックホルム公演も実施。3人に創作の過程、ツアーへの意気込みを聞いた。「談ス」チケット情報2014年に青山円形劇場で初演された「談ス」は、組み体操のようなダンスや、舞台にチョークで文字や絵を描いていき、それと3人の動きを組み合わせていくパフォーマンスなど、ひとつひとつの動きをダイナミックに表現することで、見る人の目を惹きつける新しいダンスだ。3人はワークショップを重ね「談ス」を作り上げた。きっかけはストックホルムを拠点に活動する大植のもとに、それぞれ留学でイスラエルにいた森山と、スペインにいた平原が集まり行った合宿稽古だ。しかし、そのときスタジオがとれず、稽古は寒い屋外に。自然と家で作品について話し合うことが増えた。「真太郎さんの家にあった黒板にチョークでどんどんアイデアを書き込んでいった。イタズラ書きでも何でもとにかく書き込んで、本当はコンセプトをまとめていくつもりだったのだけれど、その空間や、黒板に出来上がった絵、アイデアやイメージを、そのまま舞台にのせても面白いんじゃないかということに。それが、クリエーションの場で流れた時間をそのままを舞台上で見せる『談ス』になったんです」(森山)。作られた作品は青山円形劇場での初演でさらにブラッシュアップされた。「(円形の舞台では)東西南北がわからなくなってしまうことがあって、それが面白くもあり、怖くもあった。僕らが用いている手法は、相手の体重を使って踊るやり方ですが、気づいたのは、円形では『正面』が移動するので動きが円運動になりやすいということ。途中から、これはイケると思うようになったんです」(平原)。今回の全国ツアーでは、会場の規模も状況もかわるが、それについては「円形劇場でできたから、大きめの会場で客席が遠くても大丈夫と、どこかで思っていました」(大植)。1か月にわたる全国ツアーについての期待は大きい。「ダンス作品がこれだけ全国をまわるなんてあまりないこと。いい意味で異質な作品。ダンスに興味がなかった人でも楽しんでいただける見方が、たくさんあります」(森山)。「作品自体どんどん変化していくし、その余地のある作りになっている。臨場感あると思いますよ。『あ、決まり事をやっているな』とか、『今のはアドリブでしょ?』とか、そういうものも全部含めて、お客さんに提示できたらいいですね。」(平原)。この3人だから出来上がった「談ス」。各地での上演のたびに、さらに新しい「談ス」を見せてくれそうだ。公演は2016年3月1日(火)の鎌倉芸術館での神奈川公演を皮切りに、3月3日(木)よりイイノホールでの東京公演、その後、全国をめぐる。チケットは発売中。
2016年02月09日ミュージシャンとしてだけではなく、役者としても、全身全霊“表現者”たることを選び続けて来た石橋凌の最新ツアー「Neo Retro Music 2016」が2月6日、福岡・DRUM LOGOSにて幕を開けた。【チケット情報はこちら】ステージ上には池畑潤二(Ds)、渡辺圭一(B)、藤井一彦(G)、伊東ミキオ(Key)、梅津和時(Sax)という鉄壁不動のメンバーがズラリと顔を揃えている。前回のツアーよりもさらに深く広がった音の世界。今回はオープニングも含めて、ある演出が施されており、圧倒的な声量でフロア全体を包み込む、声そのものの魅力に加えて、時にブルージーに、時にファンキーに、絡み合う楽器同士のアンサンブルが、より豊潤な景色を描いていく。この日演奏されたのは、バンド初期のナンバーから最新のソロ曲まで、これでもか!というくらいにたっぷりと並んだ新旧不問のタイトル20数曲。政治的なものから、“目には見えないもの”について歌った曲まで、いずれも時代を問わない輝きと多くの人の胸を打つ、強くて優しい言葉にあふれた曲ばかり。中でも、エッグシェーカーを会場にバラまき「日頃の鬱憤やストレスを吐き出して帰ってください!」とオーディエンスを煽った後のワンシーンは、実に印象的だった。お決まりのコール&レスポンスに加えて、軽快な手拍子と「ヘイ!」という掛け声が、ある曲において自然発生的に巻き起り、曲後に思わず「嬉しい!やはり私の地元です!」と満面の笑みを浮かべた石橋。その抜群の呼吸をして、より深まったファンとの絆にグッと熱いものがこみ上げてきた瞬間だった。MCでは今年7月に60歳を迎えることに触れ、「R=60 PROJECT」を立ち上げたことを報告。ただ「昔から言われているあの辛気くさい漢字ふた文字は禁句です」「“れ”を“げ”に変えて貰ったら、石橋凌、60歳、感激です」とユーモアたっぷりに笑い飛ばす辺りは、さすが石橋凌といった感じだ。プロジェクトとしては今月3日にリリースしたライヴ・アルバム『LIVE Neo Retro Music 2015』が第1弾で、今回のツアーが第2弾。第3弾としては「全国各地で開催されるイベントやフェスにひとつでも多く出て歌っていく」とのことで、今後の動きにも是非、注目していてほしい。ツアーはこの後、2月9日(火)大阪・心斎橋BIG CAT、2月10日(水)愛知・名古屋BOTTOM LINE、3月6日(日)東京・六本木EX THEATER、3月17日(木)北海道・札幌 cube gardenにて開催。チケットは発売中。取材・文:なかしまさおり
2016年02月09日“シャンソンの女王”エディット・ピアフの生誕100周年イヤーとなる今年、栗山民也演出、大竹しのぶ主演の音楽劇『ピアフ』が3年ぶりに帰ってきた。2011年の日本初演、2013年の再演とも、「ピアフが大竹しのぶに舞い降りた」と大絶賛された舞台だ。初日を翌日に控えた2月6日、東京・シアタークリエにてゲネプロが公開された。音楽劇『ピアフ』チケット情報貧民街での日々、最愛の恋人の死、2度の交通事故、モルヒネ中毒…。ピアフの47年の壮絶な人生は様々な形で舞台化されているが、パム・ジェムス作による本作は、短い場面の連続によってまるでドキュメンタリーのように見せていくのが特徴。経験を元に想像を膨らませて役を表現するというより、役の感情を実際にその場その場で感じるような演じ方をする大竹が、この戯曲に出会ったことは必然のように思える。ピアフが人生の様々な局面で感じた痛みと喜び、愛と喪失を目の前で追体験する大竹の姿を見つめているうちに、3時間の上演時間はあっという間に過ぎていった。大竹ピアフの歌う『水に流して』は何度聴いても心に迫り、心を揺さぶり、そして心に染み入る絶唱だ。大竹の神懸かった熱演にばかり注目が集まりがちだが、そして実際それが最大の見どころであることは疑いようがないが、キャスト全員の調和なしにこの上質な舞台は完成しない。下品であけすけだがピアフを丸ごと受け止める度量を持つ親友トワーヌ役の梅沢昌代、匂い立つばかりの色気を放つ女優マレーネ・ディートリッヒと気弱な秘書マドレーヌを見事に演じ分ける彩輝なおら、初演からの続投組はもはや本作に欠かせない存在。大竹と梅沢以外はひとりで複数の役を演じる演出のなかで、初参加となった伊礼彼方のコメディセンスや大田翔の美声も光り、作品にまた新たな陰影を与えていた。ゲネプロ前には記者会見が行われ、大竹がピアフの扮装で出席。「栗山さんがまた細かく演出してくださってさらに豊かになった。どこまでもどこまでも追求していける作品」と3演目の実感を語った。その上で、「今回はロングランなので体調に十分気を付けて、ピアフと共に、みんなと共に生き抜いていく覚悟です」と力強く宣言。昨今の芸能ニュースについて話を振られて戸惑うひと幕もあったが、「人生はみんなそれぞれ、自分で責任を持って生きていくもの。ピアフも自分の責任で人を愛し、別れ、幸せを掴もうとした。そんな素晴らしい人のお芝居をどうぞ皆さん観に来てください」とアピールに繋げて見せた。東京公演は3月13日(日)まで。その後3月19日(土)から21日(月・休)まで大阪・森ノ宮ピロティホール、3月23日(水)に広島JMSアステールプラザ 大ホール、3月26日(土)・27日(日)に愛知・中日劇場で上演。取材・文:町田麻子
2016年02月09日5月14日(土)に東京・お台場野外特設会場でライブイベント「SUMMER CAMP 2016」の開催が決定した。【チケット情報はこちら】同イベントは2000年にスタートし、今回で11回目。パンク・ラウド系のアーティストが多数出演し、人気を博している。今年の会場は昨年に引き続き、東京・お台場野外特設会場。出演者は後日発表される。チケットの一般発売は3月19日(土)午前10時より。なお、一般発売に先がけて早割先行の受付を実施中。受付は2月19日(金)午後11時59分まで。■「SUMMER CAMP 2016」日時:5月14日(土)開場 8:00 / 開演 10:00 (20:00終了予定)会場:お台場野外特設会場 (ゆりかもめ青海駅すぐ)料金:【先行早割チケット!】4,800円【前売り】5,400円※ドリンク代別途500円必要
2016年02月08日2月3日から5日にかけて、ヒト・コミュニケーションズ サンウルブズのメンバーが取材に応じた。準備期間が少ない中、世界最高峰ラグビーリーグ『スーパーラグビー(SR)』へ挑む選手たちが、意気込みを口にした。スーパーラグビー チケット情報サンウルブズ参戦の決め手は何か。主将としてパナソニックを『トップリーグ(TL)』3連覇&『日本選手権』優勝に導いた堀江翔太は、次のように語った。「(参戦希望の選手が集まらず)このままでは『SR』参戦が消滅すると聞いた。若い選手たちの将来の可能性は摘みたくなかった。それだけはできない」。マーク・ハメットヘッドコーチ(HC)との対面を終えた選手たちは、印象を振り返った。「非常に熱い方。すごい熱い言葉を聞いてびっくりした」(大野均)「熱い思いを感じられて、いい印象を持った」(三上正貴)「結構グイグイくる、フィジカル系でイケイケのHC」(木津武士)挑戦が困難だからこそ、やりがいもある。選手たちはひたすら前を向いた。「楽しむ余裕なんてない。まず1勝という気持ちで必死にやっていきたい。戦術、アタック、ディフェンスをチーム全員で理解すれば、勝利は近づいてくる」(堀江)「準備期間が少ないから、その分選手たちが考えていかないといけない」(稲垣啓太)「どこと対戦するとかよりも、1試合1試合やるのに精一杯だと思う。自分たちのラグビーをできるかどうかだけで、余裕はない」(真壁伸弥)「勝つために何をしないといけないかと言うと、準備。一人ひとりの意識は本当に大事。『ラグビーW杯』で学んだことを積極的にやっていきたい」(立川理道)日本代表最多キャップ、『TL』通算最多出場を誇る大野は、HCの印象的な言葉を明かした。「5年後に我々はチームにいないかもしれない。でも、その時、サンウルブズが優勝を争う試合をビールでも飲みながら、一緒に観戦したいなと言われた。このチームは我々が作ったのだと」酒豪としても知られる37歳は、この言葉でスイッチが入った。「『SR』では南アフリカのクラブと多く対戦するが、昨年の南ア戦が色あせないような試合がしたい」と決意を新たにした。2月13日(土)・TLオールスター『FOR ALL チャリティーマッチ 2016』トップリーグXV戦・豊田スタジアム、2月27日(土)『SR』ライオンズ戦・秩父宮ラグビー場のチケットは発売中。3月19日(土)『SR』レベルズ戦・秩父宮ラグビー場のチケットは2月12日(金)午後8時まで先行受付、13日(土)昼12時より一般発売。
2016年02月08日2月5日、東京・シアタートラムで赤堀雅秋作・演出の新作『同じ夢』が開幕した。舞台『同じ夢』チケット情報喫煙者の肩身が狭くなり続けている昨今。会社や店でも、喫煙可能な場所はどんどん減っている。この作品の中では、タバコを吸わない家主の取り決めで喫煙していいのは台所の換気扇の下だけだ。登場人物たちは代わる代わるここでタバコを吸う。その姿はまるで己の人生に休符を与えているかのようだ。ステージには古びた一軒家の台所と居間のセットが。物語は、印象的な赤い照明のなか、光石研演じる昭雄が黙々と掃除機をかけているシーンから始まる。ここは千葉のパッとしない商店街にある精肉店の自宅部分。二代目の昭雄は真面目に働くが、先代の頃からいる従業員(赤堀)や昭雄の飲み仲間で文房具屋の秀樹(田中哲司)は台所でダラダラとだべっている。今日は昭雄の妻の命日。10年前、交通事故で亡くなったのだ。その時妻と接触したトラックに乗っていた田所(大森南朋)は今年も線香をあげに来る。昭雄や、昭雄の娘の靖子(木下あかり)にはもう、田所を恨んでいる様子は見られない。そこへ寝たきりの昭雄の父を介護しに、ヘルパーの高橋(麻生久美子)がやってくる……。近所に新しいマンションが建ってもさほど活気が戻るわけでもない商店街。そんななか、痴呆の始まった親を抱え、もてあます男たち。何かを諦めたように介護の仕事をこなすシングルマザー……。なんとも言えない閉塞感の漂うなかで、彼らは延々、なんでもない会話を続ける。赤堀の作品に登場する人物たちは、目標に向かって進んでいるわけでも、停滞する日常から脱しようとあがくわけでもない。ただ置かれた現状の中で毎日息をしている。それぞれの鬱屈を抱えながらも、決してそれを明確に見せることもない。『同じ夢』では、観客はそんな人々のある日の日常を覗くだけ、とも言える。だがたった2時間で、この見栄も向上心もない人々が、愛おしくてたまらなくなる。どうしようもない人の粗野とも見えるふるまいが、気持ちを少し救いさえする。赤堀は今作で表現したものが「僕の原点であり、20年前から変わらず目指すべきところ」と語っている。確かにその通りだが、光石や田中をはじめとした手練れの役者たちによってこの作品はさらに研ぎ澄まされ、赤堀の集大成とも言える作品になっているように見える。ちょっとした会話、ほんのわずかな間に静かに心を揺さぶられる、ぜいたくな舞台だ。東京公演は2月21日(日)まで。その後、長野、茨城、愛知、兵庫、広島、福岡を巡演。取材・文:釣木文恵
2016年02月08日累計発行部数3億2000万部以上を誇る世界的な人気マンガ『ONE PIECE』と日本固有の伝統芸能である歌舞伎が奇跡のコラボレーション。2015年、演劇界の大きなニュースとなった「スーパー歌舞伎II(セカンド)『ワンピース』」。昨年10、11月の東京・新橋演舞場公演は、10万人を超える観客で連日満員となった本作が、いよいよ博多座へやってくる。2月1日に福岡で会見が行なわれ、主人公のルフィを含む三役を演じ、演出も手がける市川猿之助が、坂東巳之助、中村隼人と共に意気込みを語った。スーパー歌舞伎II『ワンピース』チケット情報初演の東京公演からは大幅に改訂を加え、今年3月の大阪公演で磨きをかけ、4月の福岡公演で最終完成形を目指すと語る市川猿之助。「知恵を出し合い、原作を知らない方にも分かるように、ファンの方にも納得していただける作品を作りました。演出面での工夫は、考える暇がないぐらいの見せ場の連続にすること。そぎ落とせそうな場面はそぎ落とし、海賊団との戦いはさらに壮絶なものになり、宙乗りにも変化をつけました。洗練され、変化、進化する作品に期待してください」と自信をみせる。坂東巳之助は「小さいころから大好きだった作品に出られることは光栄。さらにパワーアップした舞台にまた立てるのは嬉しい。初演では『ワンピース』を観劇して歌舞伎に興味を持ってくれた多くの若いお客様が、自分を知ってくれ、古典を見に劇場に足を運んでくれたことに感動した」と語る。「新作公演をやることで古典の素晴らしさを発見し、自分の足りない部分が分かり向き合い方が変わる」という猿之助の発言を、自分の身をもって痛感したという。マンガと歌舞伎の融合に「ネットニュースで見て、最初は夢かなと思った(笑)。腕が伸びるシーンはどうするんだろうとか単純な疑問ばかり頭に浮かんだ」と語るのは中村隼人。何も無い状態から作品が出来上がる素晴らしさと共に、アニメ版『ONE PIECE』の声優の方々が足を運び感激するなど、人気マンガを題材にしていることで、これまで歌舞伎と縁がなかった人とのつながりが広がることを感じたという。スーパー歌舞伎について、猿之助は「古典の裏側から光を当てて演じるようなもの。新しい演出で歌舞伎を演じることが、若手の成長につながる。新作をやる意味はそこにある」という。スペクタクルな演出で、超現実の世界を舞台に登場させ、未知なる表現へのチャレンジと役者の成長と共に磨かれる舞台「スーパー歌舞伎II(セカンド)『ワンピース』」。進化し続ける話題作に期待しよう。公演は3月1日(火)から3月25日(金)まで大阪松竹座、4月2日(土)から4月26日(火)まで福岡・博多座にて。大阪公演のチケットは発売中。福岡公演のチケットは2月13日(土)から発売開始。チケットぴあでは一般発売に先がけて抽選先行プレリザーブを実施中。受付は2月11日(木)午前11時まで。
2016年02月08日7月30日(土)・31日(日)に三重・ナガシマスパーランド芝生広場野外特設ステージで野外音楽フェス「TOKAI SUMMIT FINAL -10th Anniversary-」の開催が決定した。【チケット情報はこちら】『TOKAI SUMMIT』は、2007年にSEAMOを発起人として全国の音楽シーンを盛り上げるべく、東海地区出身のアーティストたちを中心にスタート。10周年を迎える今年「TOKAI SUMMIT FINAL」として最後の開催が決まった。出演アーティストは後日発表される。チケットの一般発売に先がけて、チケットぴあでは先行抽選プレリザーブを実施中、受付は2月8日(月)午後11時59分まで。■TOKAI SUMMIT FINAL -10th Anniversary-日程:7月30日(土)・31日(日)会場:ナガシマスパーランド芝生広場野外特設ステージ(三重県)料金:タオル付ブロック指定(ブロック内自由)9,500円(税込)タオル付2日通し券ブロック指定(ブロック内自由)17,000円(税込)ブロック指定(ブロック内自由)7,500円(税込)2日通し券ブロック指定(ブロック内自由)14,000円(税込)※タオル付チケットのタオルは、グッズで販売されるものとデザインが異なる限定タオルになります。※タオル付ブロック指定(ブロック内自由)のチケットは優先的にステージに近いエリアとなります。※ナガシマスパーランド遊園地入場料込※3歳以上有料/3歳未満入場可
2016年02月08日イギリスのへヴィメタルバンド、アイアン・メイデンが4月20日(水)・21日(木)東京・両国国技館で8年ぶりの来日公演を開催する事が決定した。同公演は、昨年9月に発売されたアルバム『魂の書~ザ・ブック・オブ・ソウルズ~ -The Book of Souls- 』のリリースに伴うワールドツアーの一環として行われる。【チケット情報はこちら】アイアン・メイデンは1975年にロンドンで結成。1980年代初頭に起こったニュー・ウェイヴ・オブ・ブリティッシュ・ヘヴィ・メタル・ムーヴメント(NWOBHM)を牽引し、80年代後半から90年代のメタル・ブームの立役者としてシーンに多大なる影響を与え、21世紀に入ってからもヘヴィ・メタルシーン最大のアイコンとして君臨。1980年のデビュー作『鋼鉄の処女』リリース以降、15枚のスタジオアルバムと11枚のライヴアルバム、そのほかベストアルバムやボックスセットなどを発表。累計アルバムセールスは9,000万枚を超える、ヘヴィメタル界の大御所バンド。チケットの一般発売は3月12日(土)午前10時より。なお、チケットの一般発売に先がけてオフィシャル先行を実施。受付は2月8日(月)昼12時から15日(月)午後6時まで。■「THE BOOK OF SOULS WORLD TOUR 2016 in JAPAN」4月20日(水)両国国技館(東京都)開場 18:00 / 開演 19:004月21日(木)両国国技館(東京都)開場 18:00 / 開演 19:00料金:アリーナ席17,000円 / 1F升席14,000円 / 2Fスタンド席12,000円 /サイド席10,000円(各税込 / 全席指定)※1F升席は1升席内1名分のチケットになります。1升分のチケットではありません。※1F升席は1区画2~4名の座敷となり、イスはございません。※サイド席はステージが一部見えづらいお席となります。また1F升席、2Fスタンド席の選択はできません。※未就学児(6歳未満)入場不可※券種によっては先行予約で売り切れとなり、一般発売が行われない場合がございます。
2016年02月08日「テツ、オマエ、山登りは得意か?」土砂降りの雨の中、聞かれて答えるのはビシっとしたスーツ姿の篠崎哲也。「全然、得意じゃありません」しかし、それがすべての始まりだった──目の前には崩落した道と恐ろしい濁流。その山の上にあるのは「ホテル・カルフォリニア」。舞台「ホテル・カルフォリニア」チケット情報鬼才・すぎむらしんいちのエッチでバイオレンスなクライムコミック「ホテル・カルフォリニア~HOTEL CALFORINIA~」(講談社/ヤングマガジン)初の舞台化で、主人公・篠崎に挑んだのは、福士誠治。一見クール、けれどナイーブ、無軌道なヤクザを演じている。組の下っ端、ポン引きの彼は斡旋した売春婦・伊藤モト子(今野杏南)の売上を取り立てるため、危なっかしい舎弟の健二(山田悠介)と北海道の山奥へ。同行するのは真っ白なスーツでニヤニヤ笑う、同じ組の池田(なだぎ武)。しかし彼らを待ち受けていたのはヘビ、そしてクマ!さらには自生する大麻だった!?一方、ホテルでも異変が起きていた。社長が姿を消し、後には雇われたばかりの支配人・岩崎(吉増裕士)と掃除のおばちゃん(平田敦子)半端な見習い従業員だけが……事務所の机には「辞表」が一通。携帯も入らない山中で電話も止められ道路は断絶、陸の孤島と成り果てた。上下に分けられたセットを巧みに使い分け、次々と場面が展開、それぞれの空間で暴れるのは自由すぎるキャストたち。初っぱなから下着姿で登場する、どこか天然なモト子に対抗するかのように見習い従業員たちもトンデモ衣裳姿を披露。浜崎(町田水城)はセーラー服にピンクのブルマーで闊歩し、バニーガール姿の竹田(山岸門人)をぶん殴る。そんな彼らを一喝するのは金髪でロックに生きる後藤加世子(中尾ちひろ)。裏腹にお子ちゃまな太田カオリ(天乃舞衣子)は混乱して泣き叫び、おばちゃんはスパゲッティを黙々と頬張る。壊れまくった人々のなか、ずば抜けて美しい女装を披露するのは、濁流にかかる虹を褒めたために「虹男」扱いされるマイペースな良男(太田基裕)。彼は叫ぶ。「僕は変態だけど!あいつらは犯罪者!!!」スレンダーな大女なのに可憐なホテルの制服姿で華を添え、タイミングを逃してお手洗いに行くのを我慢しつづける姿(!)に注目だ。やがて、篠崎たちはホテルに到着。池田はモト子を押し倒し「パイオツ!パイオツ!」と連呼(笑)。そこに大麻を育て隠遁生活を送っていた、謎のすけべじーさん・金次郎(松尾伴内)も闖入、事態は予想の斜め上へ。気づけばクマに追われヤクザが乗り込み警察に囲まれ、立てこもり事件へと発展。さらに無茶なリゾート開発に怒った村人たちがホテルに火を放ち……激しい銃撃戦の果て、彼らが迎える結末や如何に!!!破天荒な原作に真正面から挑んだ、ド直球勝負の舞台は2月4日(木)から14日(日)まで、東京・紀伊國屋ホールにて上演。取材・文/おーちようこ
2016年02月05日野田秀樹作・演出のNODA・MAP第20回公演 『逆鱗』が1月29日、東京芸術劇場で開幕。公演に先立ち、28日にゲネプロが行われた。NODA・MAP第20回公演『逆鱗』チケット情報物語の主な舞台は、とある水族館と、深い海の底。水族館では、館長の鵜飼綱元(池田成志)、館員のイルカ・モノノウ(満島真之介)、警備員のサキモリ・オモウ(阿部サダヲ)らがせわしなく働いている。そこに現れたのが、電報配達人のモガリ・サマヨウ(瑛太)。電報を届けようとするモガリを、館長の娘で人魚学の若き研究者である鵜飼ザコ(井上真央)が留め置く。ザコはある企みを胸に秘め、人魚学教授の柿本魚麻呂(野田秀樹)と共に水族館で“人魚ショウ”を開こうとしていた。一方、海の底では、NINGYO(松たか子)をはじめとする人魚らと、彼女達の母である逆八百比丘尼(銀粉蝶)が、神秘的な雰囲気で佇んでいる。表層的にコミカルに物事が動く水族館と、時の流れが止まったかのような海の底。舞台では、対照的なふたつの世界が、入れ替わり立ち替わり現れる。ほとんど何もない白い美術の中、舞台上を横切るアンサンブルキャストや数枚の透明パネルだけで、場所や時代が瞬時に移るさまはマジカルだ。このふたつの世界は奇妙に繋がっている。逆八百比丘尼は水族館では鰯ババアとしてお馴染みの存在だし、モガリやサキモリは夢か現かわからぬまま海中を彷徨って人魚達に出会う。そうかと思えば、人魚ショウの出演者オーディションに、本物の人魚であるはずのNINGYOが応募する場面も。時に登場人物自身も混乱しながら、水族館と海底とを往還する。やがて、重要な任務を負う“潜水鵜”として海に潜るサキモリ、モガリ、イルカらと共に、劇は怒涛の展開へ。果たして、人魚の正体とは、届けるはずの電報とは、逆さについた鱗=逆鱗とは……?無数のピースが合わさって迎えるクライマックスには息を飲む。劇中、モガリが“誰もいない海”を見ることができる人はいないと指摘する台詞があるが、そうしたものを観客が目撃し得る演劇の特性、そして観客としての責務にも、思いを巡らさずにはいられない。現実と非現実を行き交いつつ、圧倒的な真実を浮かび上がらせる、野田秀樹流ファンタジー。主要俳優陣の生き生きとした確かな演技と、アンサンブルキャスト達による息の合った動きが、独特の世界に命を吹き込んでいた。公演は2016年1月29日(金)から3月13日(日)まで東京芸術劇場 プレイハウスにて。その後、3月18日(金)から3月27日(日)まで大阪・シアターBRAVA!、3月31日(木)から4月3日(日)まで福岡・北九州芸術劇場 大ホールでも上演。取材・文:高橋彩子
2016年02月05日『2015/16V・ファイナルステージ』が、いよいよ2月7日(日)・ファイナル6を皮切りに幕を開ける。1回戦総当たりのファイナル6は、1位がファイナルへストレート進出し、2位と3位はファイナル3で決勝の切符を掛けて戦う。2015/16V・プレミアリーグ女子 ファイナルステージ ファイナル6 チケット情報『2015/16V・プレミアリーグ女子V・レギュラーラウンド(RR)』を首位で通過した東レアローズは、3位で終えた日立リヴァーレと対峙。全日本のエース・木村沙織(東レ)の調子は、5月に控える『リオ五輪』に向け上げ潮だ。また、リベロには実妹の美里が位置する。攻の沙織・守の美里の姉妹コンビで敵を圧倒する。RRでは1勝2敗と東レに後塵を拝した日立は、通算230試合出場でVリーグ栄誉賞を受賞した栗原恵を軸にリベンジを期す。2012/13から連覇を果たしたものの、昨季はその座を明け渡した久光製薬スプリングスは王座奪還に燃える。東レと3ポイント差の2位で通過した久光製薬の対戦相手は、奇しくも昨年『V・ファイナルステージ』決勝で敗北を喫したNECレッドロケッツだ。NECは昨年8月の『W杯』でも注目を集めたルーキー・古賀紗理那の出来がカギになる。決勝に一歩近づくのは、『皇后杯』覇者・久光製薬か前回チャンピオン・NECか。5季連続ファイナル6進出の4位・岡山シーガルズは悲願の初優勝を目指す。セッター・宮下遥を起点にした速攻で勝利を手繰り寄せたい。対するは、トヨタ車体クインシーズ。プレーオフ最後の1枠をRR最終戦まで争いぎりぎりで滑り込んだトヨタ車体は、得点王・サーブ賞を受賞したポリーナ・ラヒモアを擁する。年間671点、サーブ効果率23.9%の攻撃力が火を噴けば、ファイナル6突破も夢ではない。『2015/16V・プレミアリーグ女子 ファイナルステージ ファイナル6』は2月7日(土)・島津アリーナ京都にて開幕。当日はイベントも盛りだくさん。元Vリーグ選手によるプレー解説が聞けるFMミニラジオや、グルメの屋台テント、アリーナDJのパフォーマンス、VOM予想クイズと表彰など、試合以外も楽しめる。チケットは、2月13日(土)・14日(日)・大田区総合体育館(東京都)、2月20日(土)・21日(日)・ホワイトリング(長野県)、2月27日(土)・28日(日)・パークアリーナ小牧(愛知県)とともに発売中。
2016年02月05日アニメやゲームで小学生女子を中心に人気の「プリパラ」を初めてミュージカル化した『ライブミュージカル「プリパラ」み~んなにとどけ!プリズム☆ボイス』のゲネプロが、2月4日、東京・Zeppブルーシアター六本木に行われた。ライブミュージカル「プリパラ」み~んなにとどけ!プリズム☆ボイス チケット情報本作は、アニメで主人公たち6人を演じる声優の茜屋日海夏、芹澤優、久保田未夢、山北早紀、澁谷梓希、若井友希が自身の役としてアニメそのままの声で演技やライブを披露する、新次元ミュージカル。主人公でアイドルのらぁらがタイムスリップしてしまい、現代に戻るためにこれまでの名場面を再現していくというオリジナルストーリーで描かれる。オリジナルキャラクター「青井めが姉ぇ」「青井めが兄ぃ」として高柳明音(SKE48)と山田親太朗も出演する。ライブシーンでは、アニメのキャラクターがスクリーンに登場し、その前でキャストが実際に歌って踊る演出も。アニメと同じ姿で同じ動きをし、聞きなれた声で歌うキャスト達の姿はまさに「実写化」の極み。楽曲もアニメでおなじみの曲ばかりなので、ファンは一緒に盛り上がること間違いなしだ。さらに、アニメならではの表現ともいえる大きなお菓子やリボンなど、女の子が大好きなモチーフを使ったライブ演出も再現。いつもアニメやゲームを楽しんでいるファンには夢のような光景になりそうだ。公演後の囲み会見では、みれぃ役の芹澤は「(舞台上で)今までやってきたチームの安心感を強く感じて、目が合うだけで芝居がどんどん進んでいくような感じがしました」そふぃ役の久保田は「本当にキャラクターと一心同体だなって感じることができました」シオン役の山北は「シオン風に言うと『緊張九割』だったんですけど、そんな中でちゃんと和気あいあいとできたのは約2年、シオンという役をアニメでやってきたからだなって思います」ドロシー役の澁谷は「こうして『プリパラ』がミュージカルになったことが本当にうれしい!」レオナ役の若井は「みんないきいきとしてて、このまま千秋楽まで楽しく駆け抜けることができるって思いました」もともと『プリパラ』のファンの高柳は「最後のシーンで、役的には感動してはいけないんですけど、ファン的には涙をがまんするのが精一杯でした!」山田は「(劇中で踊る曲)『Make it!』は完璧に踊れるようになりました。千秋楽の日は踊ろうかな」最後に、らぁら役の茜屋が「舞台全体をぜひみなさんに楽しんでもらいたいなって思います」と話し、会見をあとにした。公演は2月7日(日)まで東京・Zeppブルーシアター六本木にて。撮影・取材・文:中川實穗
2016年02月05日「女方として、できる範囲のことはすべてチャレンジしたい」と語るのは、中村七之助。彼の今年最初の舞台は、歌舞伎ではなく現代劇だ。十八代目中村勘三郎とデヴィッド・ルヴォーの企画で誕生したという『ETERNAL CHIKAMATSU-近松門左衛門「心中天網島」より-』。『心中天網島』は、遊女小春・紙屋治兵衛・その妻おさんの三角関係を描いた近松の代表作。この作品を、注目の若手作家・谷賢一が、ルヴォーのオリジナルアイデアに基づき新作戯曲として描き下ろす。七之助は、初めてルヴォーの演出を受け、これまであまりやったことのない現代劇で女方を演じ、そして初共演の深津絵里とW主演する。まさにチャレンジだ。稽古前に来阪し、「父の、死してなお夢を実現する力」を感じながら、遺志を受け継いで出演する意気込みを話した。『ETERNAL CHIKAMATSU -近松門左衛門「心中天網島」より-』チケット情報「父は、歌舞伎の演目を海外の方に演出してほしいという夢があり、私たち息子にも話していました。具体的にルヴォーさんで近松を、と。それをルヴォーさんが覚えていてくださり、今回の上演になりました。ルヴォーさんという暮らしも文化も違う方が、近松作品をどういう解釈で演出され、そこからどんな変化が生まれるのか。今回、それが一番楽しみです」。物語は、現代に生きるハル(深津)が、江戸時代に生きる遊女・小春(七之助)と出会い、近松門左衛門の古い古い恋の物語に引き込まれていく。ハルと小春を通して描く、究極の愛。1月下旬から稽古に入るが、初めてやる時に一番大事にしていることは「お稽古までに台本を全部覚えて行くこと」と言う。「これは父が口を酸っぱくして言ってましたから。それと、柔らかい気持ちで行くことかな。杉村春子先生は台本を100回読まれたと。だから、台本は最初から最後までよく読んで、自分のキャラクターを考えます。でも、固めて行かない。固めると、そこから抜け出ることが大変になるから」。今回、深津とはガップリ四つの初共演だ。「僕はテレビでも映画でも歌舞伎でも、相手役はほとんど男としかやったことがなかったんです。だから、深津さんとほぼ初対面でポスター撮りした時、『もっと顔を近づけて、近づけて』と言われて、恥ずかしくてね(笑)。すごい脇汗でした(笑)。深津さんはキレイな人で、すごくいい方でした」。ほかに伊藤歩、中嶋しゅう、中島歩、音尾琢磨らが出演。「今回は、歌舞伎で培ってきたものをいろいろ試せる、チャレンジできる舞台でうれしいです。現代劇の中で女方として出るなんて、これは僕個人としてもおもしろいし、ボクがお客様だったら、ちょっと観てみたいな(笑)」。公演は、2月29日(月)から3月6日(日)まで大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ、3月10日(木)から27日(日)まで東京・Bunkamura シアターコクーンにて上演。チケットは発売中。取材・文:高橋晴代
2016年02月05日スーパーマリオ誕生30周年にあたる2016年、木版画「マリオ&ルイージ図屏風木版画額装」が2月6日(土)より発売する事が決定した。同商品は、「私淑」といわれる独特の継承方法をとっていることが特徴的な琳派(りんぱ)の祖のひとり、俵屋宗達が描いた「風神雷神図」をモチーフに、京都の画家、山本太郎氏が描いた。今回販売する浮世絵は、木版画による浮世絵版画の手法で作られている。木版画「マリオ&ルイージ図屏風木版画額装」は90枚の数量限定で販売。なお、ぴあでは同商品の販売を皮切りに、「浮世絵プロジェクト」として今後も商品の販売が予定されている。また、チケットぴあの特設ページでは同商品製作の様子を公開中。チケットぴあでは同商品の90枚のうち30枚を販売する。販売期間は2月6日(土)午前10時から3月20日(日)午後11時59分まで。■マリオ&ルイージ図屏風木版画額装価格:194,400円(税込)
2016年02月05日舞台『ダンガンロンパ THE STAGE ~希望の学園と絶望の高校生~2016』が6月16日(木)東京・Zeppブルーシアター六本木を皮切りに全国4都市で上演。同作に中村優一と、 お笑いコンビ南海キャンディーズの山崎静代の出演が決定した。中村は“超高校級の御曹司”十神白夜役、山崎は“超高校級の格闘家”大神さくら役を務める。それぞれ「僕は、ダンガンロンパの初演を観て、キャストの熱量、そして、役者ひとりひとりがゲームの中から本当に出てきたのではないかと思うくらい似ていて圧倒されました。自分が、そのダンガンロンパTHE STAGEに今回出演出来る事がすごく嬉しいです。アニメは全話観ていて、ゲームの方も今、絶賛やっております。ダンガンロンパの魅力にハマりました。中村優一版、十神白夜を楽しみにして頂けたらと思います」(中村)。「決められた範囲の中でのサバイバルをするという、まさに私の好きな設定です。わくわくします。しかもめっちゃムキムキで強いのに、とても心優しい女性という理想的な役を,やらせていただけるのがありがたいです。改めて、大きく生まれて良かったな、格闘技をやってて良かったなと感じております」(山崎)と意気込みを寄せている。同作は人気テレビゲームシリーズ『ダンガンロンパ』の舞台化。超高校級のエリートのみが入学できる私立「希望ヶ峰学園」を舞台に、“超高校級の幸運”という才能を持った平凡な主人公・苗木誠をはじめ、個性豊かなキャラクターたちが突如学園の中に閉じ込められ、生徒同士で殺し合いをすることを強要される、というストーリー。2014年に初演され、全公演ソールドアウトになるほどの人気を博した。昨年、舞台化第2弾となる『スーパーダンガンロンパ2THE STAGE~さよなら絶望学園~』が上演され、こちらも好評のうちに幕を閉じた。今回の『ダンガンロンパ THE STAGE ~希望の学園と絶望の高校生~2016』は第1作の再演となり、主役の苗木誠役は本郷奏多が続投。そのほか、岡本玲、七木奏音などの出演が決定している。■舞台『ダンガンロンパ THE STAGE ~希望の学園と絶望の高校生~2016』6月16日(木)~ 6月26日(日)Zeppブルーシアター六本木(東京都)7月1日(金)・2日(土)東海市芸術劇場(ユウナル東海)(愛知県)7月7日(木)~ 7月10日(日)サンケイホールブリーゼ(大阪府)7月14日(木)~ 7月16日(土)関内ホール 大ホール(神奈川県)
2016年02月05日アメリカの4人組メタルバンド、STRYPER(ストライパー)が27年ぶりとなる単独来日公演を4月15日(金)大阪・梅田クラブクアトロ、16日(土)・17日(日)に神奈川・CLUB CITTA’で開催する。【チケット情報はこちら】4月15日(金)・16日(土)公演は、活動初期のアルバムと、最新アルバムから厳選したセットリスト。17日(日)公演はストライパー史上最大のヒット作である1986年リリースの『To Hell With The Devil』アルバム完全再現とベスト・ヒッツと、公演日によって異なるコンセプトで行われる。ストライパーは1983年に結成。1984年に1stアルバム『The Yellow And Black Attack』でデビュー。聖書を客席に投げ入れるパフォーマンスや、キリストを賛美するような歌詞で“クリスチャン・メタル”を標榜し、人気を博す。1992年一度解散するものの、2003年に再結成を果たし、その後は定期的に作品のリリースやツアーを行っている。チケットの一般発売に先がけて、チケットぴあでは先行抽選プレリザーブを実施。受付は大阪公演が2月5日(金)午前11時から10日(水)午前11時まで。神奈川公演が2月7日(日)午前11時から12日(金)午前11時まで。■STRYPER"YELLOW & BLACK IS BACK" CELEBRATION TOUR IN JAPAN4月15日(金) 梅田クラブクアトロ(大阪府)4月16日(土) CLUB CITTA’(神奈川県)4月17日(日) CLUB CITTA’(神奈川県)
2016年02月05日キューバのバンド、ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブが3月18日(金)に東京・チームスマイル・豊洲PIT(ピット)でワールドツアー「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ “Adios Tour ~Farewell Party~”」の追加公演を開催する事が決定した。【チケット情報はこちら】同ツアーをもって活動終了を発表しているブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ。先に開催が発表されていた3月15日(火)東京・武蔵野市民文化会館大ホール公演はすでにチケットがソールドアウト。追加公演は、3月15日(火)公演より、カーニバル要素を強めにしたセットリストで行われる。キューバの歌姫、オマーラ・ポルトゥオンドをはじめ、14人体制のビッグバンドで構成されるステージとなる予定だ。キューバンカルチャーを深く愛する村上龍も「オマーラは、デビューのころから、ワールドクラスの歌声を持つキューバを代表する歌手だと評価されてきた。非常に長い間、その地位を維持し、そして『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』のブレイク後は「伝説」となった。彼女の歌声は、強く美しいが、威圧感はない。ただひたすら聴衆を優しく包み込む」とコメントし、絶賛している。ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブはキューバの老ミュージシャンたちによって結成。1997年、アメリカのギタリスト、ライ・クーダーがプロデュースを手掛けたアルバム『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』をリリース。1999年には映画監督のヴィム・ヴェンダースが彼らの来歴や演奏、キューバの日常を捉えたドキュメンタリー映画『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』が公開され、日本でもヒットを記録した。チケットの一般発売は2月14日(日)より。なお、一般発売に先がけて、チケットぴあでは2月11日(木)まで先行を実施。■ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ “Adios Tour ~Farewell Party~”」日程:3月18日(金)開場18:00 / 開演19:00会場:チームスマイル・豊洲PIT(ピット)(東京都)料金:9,000円(税込・オールスタンディングワンドリンク別)※未就学児童入場不可
2016年02月05日シルク・ドゥ・ソレイユの日本公演最新作『ダイハツ トーテム』が、2月3日、お台場ビッグトップにて開幕。オーストラリア、イギリス、アメリカなど、7か国33都市で400万人以上の観客を魅了した大ヒット作がついに日本に上陸した。本作は“人類の進化”がテーマ。地球上に生命が誕生する46億年前の世界から幕を開け、幻想的な世界が広がっていく。ミラーボールのように煌めくクリスタル・マンが地球に命を吹き込むと、カエルやサカナたちが鉄棒を使って勢いよく全身を躍らせる。次々に宙を舞うスピーディなパフォーマンスに瞬く間に引き込まれていく。天井から降りるリングを使い、観客の頭上にも迫る勢いで優美に飛び回る「リングス・トリオ」に目を奪われ、2メートルの高さがある一輪車で登場した5人の女性たちが金属製ボウルを次々と頭でキャッチする「ユニサイクル・ウィズ・ボウル」では、息の合ったパフォーマンスに拍手喝采。はるか頭上の空中ブランコで信頼を命綱に若い男女がしなやかに動き回る「フィックスト・トラピス・デュオ」は、愛を確かめ合うように体を絡まるスリリングな演技に会場は息を飲んだ。これまでのシルク・ドゥ・ソレイユと同様に独創的な衣装とメイクにも目を奪われるが、人類のはじまりとあって肌の露出が目立つ衣装も多く、鍛え上げられた肉体美とともにアクロバティックなパフォーマンスが堪能できるのも今作の楽しみのひとつ。また、ラテン系の目立ちたがり屋バレンティーノや道化師クラウン・フィッシャーマンなど、ユニークなキャラクターたちによるシュールなコントも忘れてはならない。時間旅行をするように度々登場し、『トーテム』の幻想的な世界を引き立てていた。今作はラスベガスで大ヒット中のシルク・ドゥ・ソレイユの常設公演『KA』の演出家、ロベール・ルパージュが演出。沼地、湖、火山島など地球上の美しい原風景をプロジェクションマッピングで創り出し、シルク・ドゥ・ソレイユの“進化”をも見せつける舞台となった。『ダイハツ トーテム』は6月26日(日)まで東京・お台場ビッグトップで上演。その後、7月14日(木)から大阪・中之島ビッグトップ(特設会場)、愛知・名古屋ビッグトップ、福岡・福岡ビッグトップ、宮城・仙台ビッグトップを巡演。東京・大阪公演のチケット発売中。撮影・取材・文:門 宏
2016年02月04日シンガーソングライターのななみが4月1日(金)東京・duo MUSIC EXCHANGEより、同会場で3か月連続で対バン形式の主催イベント「~nanami and shibuya duo presents「ALIVE 2016」~」を開催する事が決定した。【チケット情報はこちら】同イベントは、4月の公演に戸渡陽太。5月の公演にいであやか。6月の公演にNIKIIE、小林未郁の出演が決定している。そのほかの出演者は公式サイトで随時発表される。チケットの一般発売に先がけて、オフィシャル先行を実施。受付は2月14日(日)午前11時から21日(日)午後11時59分まで。■ななみ「~nanami and shibuya duo presents「ALIVE 2016」~」4月1日(金)duo MUSIC EXCHANGE(東京都)開場18:30 / 開演19:00出演: 戸渡陽太 / and more5月12日(木)duo MUSIC EXCHANGE(東京都)開場18:30 / 開演19:00出演: いであやか / and more6月23日(木)duo MUSIC EXCHANGE(東京都)開場18:30 / 開演19:00出演: NIKIIE / 小林未郁 / and more料金:前売り 3,500円(税別/D別/全自由/整理番号順)
2016年02月04日巨匠ダニエル・バレンボイム、シュターツカペレ・ベルリンを迎えて公演中の「東芝グランドコンサート 35周年特別企画」が、2月2日に記者発表会を開催。バレンボイムをはじめ、同じく指揮を務めるダーヴィト・アフカムらが登壇した。「東芝グランドコンサート 35周年特別企画」の公演情報先日1月31日の仙台で幕を開けた全国ツアーは、大阪、名古屋、東京、川崎、金沢、広島、福岡と全国8都市で開催。2月9日(火)から20日(土)の東京公演ではブルックナーの交響曲を第1番から第9番まで“ツィクルス”(連続演奏)をおこなう。バレンボイムにとっては、初来日から今年はちょうど50年目にあたるが「年月を重ね何度も日本に来られることを幸せに思っています」と挨拶。「日本の聴衆のみなさんの集中力、静かに演奏に耳を傾ける姿勢には感銘を受けました。それは50年経った今も変わりません。この半世紀で日本は様々な方面に開かれ、いろんな文化を吸収してきましたが、こと音楽に関しては取り入れるべきものを見極めて、正しく取り込んでいるように感じられます」と日本のファンを称え、感謝を口にした。今回、ツィクルスという形でブルックナーの交響曲1番から9番を全て、しかも順番通りに披露するが「私が知る限り、日本で初めての試みであり、あえて順番通りに演奏することを決めました。ブルックナーの作曲家としての成長に向き合い、その発展を理解することに繋がることになると思います」とその意義を強調。日本のファンに向けて「今の時代、どこでも音楽を聴くことができますが、ブルックナーの音楽は複雑で、集中力が求められます。受け身で音楽が心を動かしてくれるのを待つのではなく、能動的に向き合っていただきたいと思います。個々に聴くと似通っているように思われがちなブルックナーの交響曲ですが、決してそうではありません。ツィクルスを通じてじっくりと耳を傾け、ひとつひとつの違いを感じていただければ」と訴えた。2月23日(火)からの金沢、広島、福岡公演で指揮を担うのは、スペイン国立管弦楽団の首席指揮者を務め、近年急速に評価を高めている若手のダーヴィト・アフカムだ。まずバレンボイムとの来日について「マエストロのリハーサルを目の当たりにすることは、密度の濃いマスタークラスの講義を受けるようなものです」と目を輝かせる。そして自身の公演に関しては「私はブラームスが大好きで、シュターツカペレ・ベルリンとは昨年の11月にもやっており、日本でもできればと思っていたので、実現して嬉しく思います。モーツァルトでは、ソリストを務める4人のオーケストラメンバーの演奏を堪能していただけると思います」と意気込みを語った。
2016年02月04日My Little Loverが2月14日(日)に大阪・なんばHatch、2月25日(木)東京・COTTON CLUB、4月15日(金)東京・国際フォーラムCでライブ「MY LITTLE LOVER 20th ANNIVERSARY LIVE~acoakko & evergreen~」を開催する。【チケット情報はこちら】同公演はMy Little Loverのデビュー20周年を記念して開催。2月に行われる東京・大阪の公演は、My Little Lover のakkoセルフプロデュースによるアコースティックライブ“acoakko”形式で行われる。また、4月の公演は、1995年発表の1stアルバム『evergreen』と、最新アルバム『re:evergreen』の収録曲が、小林武史が率いるフルバンドによって完全再現される。アコースティックライブについてakkoは「acoakkoライブがスタートしたのは2007年。私の声の質、倍音の響きなどをより効果的に使うために、ギターとキーボード、そして私だけの3人という編成にこだわり続けました。本当に素晴らしいミュージシャンに恵まれて、さまざまな実験をしつつ、ずっと進化し続けてこれたこと、今まで観に来て下さったみなさま、そして関わって下さったミュージシャン、スタッフのみなさまに感謝の気持ちでいっぱいです。私にとってものすごく大切にしてきたacoakkoライブ、来年はacoakko10周年となります。マイラバ20周年も嬉しいけど、acoakkoの10周年は違う意味で本当に嬉しいです。でも、まだまだ実験したいことがたくさんあります!今回は新曲がたくさんあります!素敵な生ピアノも弾いちゃいます!(私じゃないけど!笑)ずっと観に来て下さっているみなさま、時々来て下さっているみなさま、そして新たに興味を持ってくれているみなさま、今年はacoakkoにとってのpre-anniversaryのお祝いをしつつ、いつも通り私らしく、気持ちのいい時間を一緒に作っていきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願い致します!」とコメントを寄せている。2月14日(日)大阪公演のチケットは発売中。また、4月15日(金)東京・東京国際フォーラムホールC公演のチケット一般発売に先駆けて、先行抽選プレリザーブを実施。受付は2月4日(木)午前11時から11日(木・祝)午後11時59分まで。■「MY LITTLE LOVER 20th ANNIVERSARY LIVE~acoakko & evergreen~」【acoakko LIVE】2月14日(日)なんばHatch(大阪府)2月25日(木)COTTON CLUB(東京都)【evergreen LIVE】4月15日(金)東京国際フォーラムホールC(東京都)
2016年02月04日月刊「根本宗子」を主宰する根本宗子がミュージシャンとコラボレーションする企画の第2弾として、4人組のロックバンド「おとぎ話」との『ねもしゅーのおとぎ話ファンファーレサーカス』が上演される。「おとぎ話」の楽曲が生演奏されるなか、趣里、蒼波純というふたりの若き女優をダブル主演に迎えて綴られるのは、まさにファンタジックな世界。小劇場でエンターテインメントを見せてくれる根本宗子が、今作で目論むものは?ねもしゅーのおとぎ話ファンファーレサーカス チケット情報第2弾のコラボ演劇を創作にするにあたって、根本がまず考えたのは、「せっかく『おとぎ話』というバンド名のミュージシャンと一緒にやるのだから、ちょっと飛んだ話をやろう」ということだった。そこでオファーしたのがふたりの女優。「おとぎ話」のPVにも出演している趣里と、根本が脚本と一部監督も務めた配信ドラマ『女子の事件は大抵、トイレで起こるのだ。』で主演した蒼波純である。そして、趣里におとぎ話のなかのサーカス団一の踊り子役を、蒼波にそのおとぎ話の本の世界に入っていく役を与えた。「作品も役柄もここ2、3年で振り幅が広がっている趣里ちゃんにおとぎ話の世界を引っ張っていってもらい、14歳にして鋭い観察眼を持っている純ちゃんに、その世界と闘ってもらいたいなと思ったんです。基本的にいつも私が書きたいと思っているのは人が対立する話。正義と正義が闘っている様を、これまでは、家やバイト先を舞台に書いてきたんですけど、今回はそれがおとぎ話の世界でおこるだけで、台詞のやりとりに込めるものは同じなんです(笑)」。趣里は、根本の作品の魅力を「描かれていることは緻密でリアリティがあるのに、舞台としての見せ方の完成度が高い」ところにあると語り、「踊り子として振り切った芝居をしながらも、相手とちゃんと会話したい」と意気込む。これが初舞台となる蒼波も、「ファンタジーなのに、現実にでもあるような会話があるところが好きです。台詞も歌も大変だけど楽しい」と意欲的だ。これまでも、舞台にはエンターテインメント性が必要と、リアルの中にもファンタジーを描いてきた根本。「私の作品はよく“リアル女子を切り取る”っていうふうに書かれるんですけど、これを観ればその評はちょっと違うことがわかってもらえるかなと。小劇場を観たことのない人、苦手な人にこそ、観てもらいたいです」。リアル女子の現場から飛び出し、ファンタジー世界を舞台に描く今作。根本演劇の面白さがあふれるはずだ。公演は2月11日(木・祝)から14日(日)まで東京・新宿FACEにて上演。チケット発売中。取材・文:大内弓子
2016年02月03日5月14日(土)・15日(日)に大阪、5月21日(土)・22日(日)に東京で開催される「METROCK」の第3弾出演者が発表された。【チケット情報はこちら】今回出演が決定したのは、東京・大阪両会場にくるり、THE ORAL CIGARETTES、04 Limited Sazabys、BLUE ENCOUNT、星野源。大阪会場のみの出演アーティストに、ドラマチックアラスカ、フレデリック。東京会場のみの出演アーティストに、ウソツキ、Shiggy Jr.、Suchmos、水曜日のカンパネラ。なお、今回の出演発表にあわせて、アーティスト別の日割りも発表されている。現在チケットぴあでは、1日券のチケット先行予約の受付を実施中。受付は2月15日(月)午後11時59分まで。■OSAKA METROPOLITAN ROCK FESTIVAL 2016日時:5月14日(土)・15日(日) 開場9:00 / 開演 11:00会場:METROCK大阪特設会場(大阪府堺市・海とのふれあい広場)出演:【5月14日(土)】アルカラ / きのこ帝国 / キュウソネコカミ / 9mm Parabellum Bullet / グッドモーニングアメリカ / くるり / ゲスの極み乙女。 / サカナクション / SHISHAMO / ドラマチックアラスカ / フレデリック / WANIMA / 他・・・and more !!【5月15日(日)】[Alexandros] / indigo la End / THE ORAL CIGARETTES / KANA-BOON / KEYTALK / GLIM SPANKY / 東京スカパラダイスオーケストラ / パスピエ/ 04 Limited Sazabys / BLUE ENCOUNT / 星野源 / ・・・and more !!■TOKYO METROPOLITAN ROCK FESTIVAL 2016日時:5月21日(土)・22日(日)開場10:00 / 開演12:00会場:新木場・若洲公園(東京都)出演:【5月21日(土)】ウソツキ / THE ORAL CIGARETTES / KANA-BOON / KEYTALK / GLIM SPANKY / ゲスの極み乙女。 / サカナクション / Shiggy Jr. / SHISHAMO / 東京スカパラダイスオーケストラ / パスピエ / BLUE ENCOUNT・・・and more !!【5月22日(日)】アルカラ / [Alexandros] / indigo la End / きのこ帝国 / キュウソネコカミ / 9mm Parabellum Bullet / グッドモーニングアメリカ / くるり / Suchmos / 水曜日のカンパネラ / 04 Limited Sazabys / 星野源 / WANIMA / ・・・and more !!
2016年02月03日人気シリーズの完結編となる舞台『私のホストちゃん THE FINAL ~激突!名古屋栄編~』が1月29日より東京・天王洲 銀河劇場で開幕。初日には座長を務める廣瀬智紀、福井晶一、小川菜摘らによる初日挨拶と公開ゲネプロが行われた。【チケット情報はこちら】『私のホストちゃん』は、人気モバイルゲームからドラマ化を経て2013年に舞台化。ホストのきらびやかで厳しい世界をコメディ・タッチで描き、歌やダンスだけでなく、その場のアドリブでお客さんを実際に口説く“口説きタイム”などを導入し、臨場感溢れる演出で人気を博しているライブ・エンターテインメント。今回ホストに名を連ねるのは、なんと史上最多の20人。“不動の人気No.1”夕妃役を務める廣瀬は2011年のドラマ版より出演。「5年間携わることができて、今こうしてファイナルの舞台に立てていることをとても嬉しく思います。舞台の1作目では山本裕典くんが座長を務め、しかもランキングに参加してくれたことによって、僕たちはすごく勇気をいただきました。2作目では松岡充さんが絶対的な兄貴で、僕たちを引っ張って行ってくれて。その2作が、『ホストちゃん』という舞台の枠組みを作ってくれたと思います」とこれまでを振り返った。同シリーズの目玉ともいえる、観客からの投票結果によってフィナーレの主役が決まる「ランキングシステム」。廣瀬は出演当初、このシステムに不安を抱いていたそうだが、「幕が開いてみれば、ワクワク、ドキドキを共有できる新しいエンタテインメントをお客様と一緒に生み出しているような気持ちになって。僕らも楽しく演じることができました」と語った。今作がシリーズ初出演となる福井晶一と小川菜摘。それぞれ、「ここは歌わなくても良いんじゃないかという所でも歌で登場するので、思いっきり歌わせてもらってます」(福井)。「彼らの、毎日行われるランキング1位をかけての争いは、楽しみでもあり、涙する日もあるんだろうな、と私もワクワクドキドキしています」(小川)と見所を語った。また「稽古では小川さんにいつも美味しい差し入れをしていただいて・・・ねえみんな?」と福井が出演者に問いかけると、全員が大きく「はい!」と返事。これを受けて小川は「とにかく彼らは食べ盛りの年齢なんで、お腹だけはすかさないように稽古のときから気にしていて。お腹が空くと争いごととかも起きますし(笑)。母のような存在でありたいなと思っています」と話した。廣瀬は「この舞台は本作でファイナルを迎えますが、これまで携わってきたスタッフの想いも背負って、舞台に立とうと思います」と意気込みを語った。舞台『私のホストちゃんTHE FINAL~激突!名古屋栄編~』は東京・天王洲銀河劇場で2月14日(日)まで上演。その後、福岡、大阪、愛知を周る。チケットは発売中。
2016年02月02日1月30日、PONKOTSU-BARON project 第2弾 『回転する夜』が、東京・紀伊國屋サザンシアターにて開幕した。PONKOTSU-BARON project 第2弾 『回転する夜』チケット情報赤澤燈、西島顕人、味方良介の若手俳優陣を中心としたPONKOTSU-BARON project。『オズからの招待状』以来約2年ぶりとなる公演は、2007年に劇団モダンスイマーズにより上演された同作を、嘘を感じさせない生きた芝居、リアルな演出に定評のある和田憲明が演出する。物語は、とある田舎町の、海に面した丘の上に建つ豪華な一軒家が舞台。兄夫婦と同居し2階の部屋で何不自由のない生活を送る、ひきこもりの青年ノボルを赤澤が演じる。この舞台で描かれるのはおおよそふたつのシーンだ。ひとつは、熱を出して寝込んでいるノボルが夜に目覚め、義姉・千穂(「ナイロン100℃」木乃江祐希)が薬を持ってきてくれるシーン。もうひとつはノボルが引きこもりになる前、幼馴染のアツシ(味方)とニッキ(「Dotoo!」逸見宣明)、ヤースケ(島丈明)が遊びに来ているノボルの部屋で兄・サダオ(西島)が千穂と結婚すること、父親の仕事を継ぐことを告げるシーンだ。ノボルはこのふたつのシーンを行ったり来たりする。それは夢なのか、過去を生きなおしているのか――。「あの出来事のせいで今引きこもっている」とノボルが考える過去をひとつずつやり直していく。しかし、やり直すたびに現実が前向きに進んでいく……というわけではない。設定はファンタジーとも言えるが、描かれているものはリアルだ。舞台では同じシーンを何度も繰り返す。しかし、(ノボルの意思で)毎回少しずつ変わっていくため、例え同じセリフでもトーンが変わり、生まれる感情も違う。それをキャスト陣がち密な芝居でみせていくのだ。結果、同じシーンをやり直すごとにそれぞれの感情や現実があぶりだされ、登場人物の輪郭を印象的に描いていく。主役のノボルを演じる赤澤は初日を控え「リアルな人間模様を追求し、段取りや決まりごとやセリフ感なく、その場に生きてるように演じる稽古を積んできました。それって実は当たり前のようで凄く難しいものなんですが、和田憲明さんご指導のもと、どうにか、ここまで来ました!!リアルで生々しい人間模様を舞台上で表現できるよう、精一杯頑張りますので、皆さまには、是非、その目撃者になって頂ければと思います」とコメントを寄せた。PONKOTSU-BARON project 第2弾 『回転する夜』は、東京・紀伊國屋サザンシアターにて2月7日(日)まで公演。ゲストを迎えたアフタートークが行われる公演も。撮影・取材・文:中川實穗
2016年02月02日『CATS』『オペラ座の怪人』を生んだアンドリュー・ロイド=ウェバー作曲のミュージカル『Tell Me on a Sunday~サヨナラは日曜日に~』が6月、日本で初めて上演される。1982年にロンドン初演、その後ブロードウェイでもヒットを飛ばした本作は、愛と夢を求めてNYへやってきた英国女性の自立を描いた一人芝居。サラ・ブライトマンをはじめとする、世界の名だたる女優たちが演じてきた珠玉のソロ・ミュージカルだ。その日本初演に、女優活動20周年を迎えた濱田めぐみが挑むこととなった。ミュージカル『Tell Me on a Sunday~サヨナラは日曜日に~』チケット情報「まず最初に“ロイド=ウェバーさんの作品なんだ!”という点に心惹かれたんです。また、よく耳にしていた楽曲がこの作品のナンバーだったということもあり、やろう!と意気込んだんですが……。ん?これって一人芝居なんだ…、一人って大変じゃないの!?って後になって気づいて、焦り出しちゃって(笑)」主人公の女性エマを「普通に悩んで、恋愛して、失恋して、自分を見つめ直して、夢に向かってもう一度行こう!とする、本当に普通の女性」と分析し、自身にとっては「その普通がこれまでにないチャレンジ」と真摯に見据える。「今までは私、ケッタイな役を演じることが多かったじゃないですか(笑)。だから逆に新鮮だし、遠い役でもあるんです。舞台の上が私の日常だったから、普通のことを舞台上でやるというのは、私にとっては普通じゃないんですよ。とても共感するし、頭で理解はできるけれど、その状況をわかってもらえるように演じるのは大変なこと。ロイド・ウェバーさんの素敵な曲の流れに乗って、なんとかこの女性のリアリティを優しく、ふんわりと描きたいなと思っています。彼女が傷つきながら経験することによって、観客の皆さんも見ぬ振りをしていた自らの傷を認め、それをひとつ乗り越えていく。そんな流れになるといいな」演出・翻訳・訳詞を担うのは、濱田が「劇団四季時代からの仲間」と信頼を置く演出家、市川洋二郎だ。オリジナル戯曲が持つメッセージをダイレクトに伝えたい、その合意から共同作業がスタートしたという。「彼もいろいろと試してみたいものがあると思う。少人数のチームだからこそできる挑戦だと思います。曲負けしないようにしないと~!」とチャーミングな笑顔で奮起一発。いくつものグランド・ミュージカルで輝きを放ってきた濱田めぐみが、プライベート・ルームで素顔のつぶやきを繰り広げる。そんな愛おしい瞬間が詰まった作品に出会えそうだ。「観終わった後、明日への一歩を踏み出す勇気がわいて、さっぱりした気持ちになっていただけたら嬉しいですね。私にとっても、何かあった時に曲を歌ってみたいな…と思う、いつもそばに置いておきたい作品になるような気がします」公演は6月10日(金)から26日(日)まで東京・新国立劇場 小劇場にて。チケットの一般発売は2月13日(土)午前10時より。チケットぴあではインターネット先行を実施中、2月3日(水)午後11時59分まで受付。取材・文上野紀子
2016年02月01日注目の若きふたりが、アクション現代劇に挑む。1988~90年にかけて「少年ジャンプ」で連載された『闇狩人』の舞台版がそれだ。悪いヤツらを成敗していく原作は、当時、“現代版・仕事人”として話題になった。主人公の間武士を演じる高杉真宙と、同じく闇狩人のひとり・我竜京介に扮する横浜流星に話を聞いた。【チケット情報はこちら】原作が連載されていた頃には生まれていなかった19歳の高杉と横浜。それでもふたりは、この物語に引き込まれたという。「面白いなと思ったのは、闇狩人の人たちが葛藤を抱えているところ。悪を消すといっても人を殺しているわけですし、これが絶対的な正義だとは思ってないんですね。だから僕も、ひとりの葛藤を持った人間として、演じていけたらなと思っています」(高杉)。「僕はまず、闇のヒーローというのに惹かれました。しかも武器が、僕はけん玉で、真宙は定規というのが衝撃的で(笑)。これをどう舞台で見せていくのか、僕自身も楽しみにしてるんです」(横浜)。高杉が『仮面ライダー鎧武/ガイム』に、横浜が『烈車戦隊トッキュウジャー』にと、同時期にいわゆる特撮モノに出演していたことをきっかけに、交流を深めてきたふたり。しっかりと共演するのはこれが初めてとあって、お互いがどんな芝居を見せるかにも興味津々だ。「よく知ってる間柄だからこそ、照れもあるんですけど(笑)。でも、普段はまっすぐな流星が、ナルシストで自分が世界一だと思っている唯我独尊的な役柄をどう演じるのか楽しみです」(高杉)「真宙は作って出せないような独特なものを持っているので、すごく尊敬してるんです。今回真宙が演じるのは、普段は冴えないけど闇狩人になった途端凄腕になるっていう二面性のある人物なんですけど、その切替えが楽しみですね」(横浜)。アクションについては、共に謙虚だ。しかし、高杉は『里見八犬伝』の初演と再演で殺陣を特訓。横浜は、中学3年生のときに極真空手の世界大会で優勝した経歴を持つ。また、高杉はダブル主演を、横浜も主演を、すでに舞台で経験しているとあって頼もしい。「僕も主演のときは周りの人に支えられたので、真宙には自分の思う道をまっすぐ突き進んでもらって、僕たちが支えたい」(横浜)。「まだまだですけど、みんなを引っ張れる人間になるという心意気で頑張りたいと思います」(高杉)。勧善懲悪の物語の痛快さはもちろんのこと、がむしゃらに頑張るふたりの姿も、きっと心に刻まれることだろう。公演は5月13日(金)~22日(日)の天王洲銀河劇場での東京公演を皮切りに、5月28日(土)に北九州芸術劇場大ホール、6月11日(土)・12日(日)に大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演する。チケットぴあでは2月5日(金)より抽選先行プレリザーブの受付を開始する。取材・文:大内弓子
2016年02月01日歌舞伎俳優の尾上菊五郎が、2月の歌舞伎座・昼の部『通し狂言 新書太閤記』で初めて羽柴秀吉(木下藤吉郎)を演じる。吉川英治が書いた「新書太閤記」を原作にした舞台は、これまでも様々な俳優によって上演されてきたが、菊五郎は祖父の六代目菊五郎が初演し、度々演じていたことから、「絶対やりたいと思っていた」と念願であったことを明かした。歌舞伎座二月大歌舞伎 チケット情報今回の舞台では、初めて上演される場面も加わるが、そこには菊五郎のこんな思いがある。「昔原作を読んで、どこが面白いか、どこが劇的かを考えた時に、秀吉が皆をいつの間にか味方につけて難題を乗り越えていく、その発想の豊かさだったり、ひとたらしなところを出していきたいと思ったんですね。そういう魅力のある人をやりたいんです」テレビや映画、舞台など秀吉を採り上げた作品は数多あるが、菊五郎は「今回は、チョンと柝も入れて“歌舞伎風”にやってみたい」と話す。アイディアも色々あるようで、秀吉が織田信長の命を受け竹中半兵衛を口説きに行ったのに、結局秀吉の麾下になってしまう場面については「信長は最初は絶対許さないと思うんです。本当は自分の家来にしたかったのに、いきなり秀吉の家来になっちゃったら怒るでしょ?そういうところをやりたかったんです。大概は口説いたところで終わりですけど、それじゃあつまらない。“大逆転”をしたら舞台で面白いんじゃないかと思って」と見どころを語る。さらに、“中国大返し”では、「(急に戻ることになった訳で)ずっと(重たい)鎧を着ているはずがないから、素っ裸で陣羽織を着ようかなと思ったり。実際の秀吉はどうだったのか、当時を思っていろいろと考えました。脚本家とも細かく打ち合わせを重ねたようで、「一つひとつの場面を簡潔に、面白くしたいと思ってね。ところがその作業が大変で…」と新たに創作する苦労を語り、「台本が出来上がったのがつい最近で、膨大なセリフの量に泣かされてますよ。稽古にあとひと月欲しかったな。DAIGO君の言葉を借りると“KTO”。困った・とっても・覚えられない」と笑わせた。「二月大歌舞伎」は2月2日(火)から26日(金)まで、東京・歌舞伎座にて上演。チケット発売中。
2016年02月01日3月に東京・赤坂RED/THEATERにて上演される、荻田浩一演出・脚本によるO-Parts公演 コメディプレイ『リビング』の主演が発表された。主演を務めるのは、栗山航。2013年にテレビドラマ『牙狼〈GARO〉~闇を照らす者~』の主演・道外流牙役にて俳優デビューし、テレビドラマ『婚活刑事』(2015年)、映画『L・DK』(2014年)などに出演。現在放送中のテレビドラマ『お義父さんと呼ばせて』に水嶋拓也役として出演中だが、舞台は『BIOHAZARD THE STAGE』(2015年)に続き、今作が2作目となり、舞台初主演を務める。舞台『リビング』チケット情報本作は、家庭のダイニングルームを舞台にしたドタバタのワンシチュエーションコメディ。栗山が演じるのは、仕事中に客のクレームに耐えきれず逃亡し、家に引き籠る主人公・マタロウ。しかし、その家でも無職で呑んだくれの父親や長年付き合っていた恋人、出て行った母とその愛人などに振り回されるという役どころだ。コメディ作品には初挑戦となる栗山は「僕はコメディが好きなんですよ。なのでコメディと聞いて嬉しくてワクワクしています。荻田さんならではの間の取り方などを一つひとつ自分に染み込ませていきたいなって思いますね」と期待を膨らませる。テレビや映画など映像の世界でも活躍している栗山だが、舞台の魅力をチーム感だと語る。「時間をかけてみんなで詰めていく作業が楽しいです。チームプレイが好きなんですよ。カンパニーみんなでコミュニケーションをとりながら、ここの芝居がこうだからこっちでこうしたい、とかそういう話し合いができるのはいいなって思いますね」荻田は『牙狼―』を見て、栗山を主役に抜擢したという。「うれしい限りです。ただ、『牙狼―』のイメージを持った方はみんな『全然違うね』って言います。全然クールじゃないんですよ(笑)」その端正な容姿から男前の役が多い栗山だが、今回演じるマタロウは“ささくれて荒れ放題”という今までにない役柄。「マタロウは演じていて気持ちいいだろうなって思います。かっこつけてる人じゃないので。僕自身は穏やかなほうですし引きこもりでもないですが、(役を)作るっていう感覚はあまり好きじゃないので、自分の中にあるものを信じてやりたいですね」共演は元・宝塚歌劇団雪組トップ娘役の舞羽美海や元・劇団スタジオライフの三上俊、*pnish*の佐野大樹、俳優でダンサーの大野幸人などバラエティ豊か。このキャスト陣で描かれるコメディの世界は期待大だ。「コメディですけど、きっと深い作品になると思います。観てくれる方になにか残せる作品にしたいです」(栗山)O-Parts公演 コメディプレイ『リビング』は、3月2日(水)から7日(月)まで東京・赤坂RED/THEATERにて公演。なお、チケットぴあでは先行抽選「プレリザーブ」を2月1日(月)18:00より受付開始。一般発売は2月6日(土)より。取材・文中川實穗
2016年02月01日