チケットぴあがお届けする新着記事一覧 (199/342)
今夏には超人気ミュージカル『エリザベート』のトート役を3か月間、井上芳雄とのWキャストで務め上げた城田優。スケール感のある恵まれた容姿とそれに見合う努力や経験が、まだ20代にして彼を、日本を代表する舞台俳優へと成長させた。その城田が30歳を迎えて踏む初の舞台が、岸谷五朗と寺脇康文による演劇ユニット・地球ゴージャスの最新作『The Love Bugs』。私たちの身近に存在する、虫たちの小さな世界を描く。“孤高のスター”というキャラクターを与えられ、未知のワールドに挑む城田に話を聞いた。地球ゴージャス チケット情報作・演出を手掛ける岸谷とは映像の仕事で過去に共演しており、当時から熱いラブコールがあったという。「初めて共演したときからすごく気にかけてくださり、褒めてもいただいて。イベントでちょっとご一緒したことのある寺脇さん含め、とても素敵な先輩です。地球ゴージャスには、その時々の出演者さんたちの武器である要素を最大限に活かして物語に組み込み、素敵に作り上げている“エンターテインメントショー”という印象がありました」今回、岸谷からは「優には全部やってもらう」と言われているのだとか。「そのひと言が引っかかっていて、怖くてしょうがない。チビりそうです(笑)。ミュージカルの全部というのは歌、踊り、芝居に加え、殺陣は必ずあるだろうし、もしかしたらフライングとか?(笑)そして役的に僕が一番強い感じに振舞う必要があると思うので……不安です!(苦笑)」確かに、虫を演じる上での“全部”となると、容易に想像がつかないが……。「もちろん演じている体(テイ)としては虫だし大事な部分なんですけど、実際に演じるのは人間ということになれば、あまり虫というところにこだわりを持つ必要は、僕はない気がしていて。とらわれすぎると、二本足で立っている矛盾とかが目に付いて、粗探しのようになってしまう可能性もある。大事なのは見た目とかが虫である前に、その種族のドラマを僕たちが演じることなのかなと思っています」また、「これまでの舞台は翻訳ものが大半だったので、僕がやること前提で書かれて、僕自身が多少なりとも反映されている役は初めて。再演をほぼしない地球ゴージャスで、ご縁で集まったキャストたちと1回しかできない経験を30歳のアタマでできるのは、すごい幸せなことだと思います」とも語る。岸谷&寺脇のほか、蘭寿とむ、大原櫻子らゴージャスなメンバーの中で魅せる城田の“全部”、そして“今”に注目したい。地球ゴージャスプロデュース公演Vol.14 『The Love Bugs』 は1月9日(土)から2月24日(水)まで東京・赤坂ACTシアター、3月1日(火)から3日(木)まで名古屋・愛知県芸術劇場、3月11日(金)から13日(日)まで福岡・福岡サンパレス、3月19日(土)から29日(火)まで大阪・フェスティバルホールにて。取材・文/武田吏都
2015年12月04日スパイク・チュンソフト大人気ゲームの舞台化第二弾、『スーパーダンガンロンパ2 THE STAGE~さよなら絶望学園~』の公開ゲネプロが12月2日、東京・Zeppブルーシアター六本木にて行われた。上演前の囲み取材には横浜流星、山田菜々、いしだ壱成、鈴木拡樹と神田沙也加、演出の松崎史が登場。『スーパーダンガンロンパ2 THE STAGE』チケット情報最初に座長を務める横浜が「この『ダンガンロンパ』5周年という記念すべき年に、舞台という形で携わることができ幸せです。全員が作品世界を大切にしやるべきことをやってきたので、あとはどれだけ力を発揮して本番を楽しめるかだと思っています」と力強く挨拶。続けて山田が「すごく緊張していますが『やればなんとかなる』という(役柄の七海)千秋ちゃんの名言通り、がんばりたいと思います!」と意気込みを見せ、キャスト最年長のいしだは「良いチームだと思います。原作を大切にしながら、それぞれにエッセンスを乗せていく姿に、いろんなパワーをいただきました」と思いを明かす。鈴木は「みんなで切磋琢磨して育ててきた信頼というものを舞台に乗せて、受け入れてもらえるよう、生身で演じる意味を見せたい」と真摯に語り、前作に出演し今作では映像出演と主題歌も手がける神田は「キャストの目の輝きがとてもすてきで、期待して観てほしい。テーマ曲も、『おつかれさま!』という気持ちを込めてロックに書きました!」とエールを送った。最後に松崎が「今回、モノクマの声を大山のぶ代さんがあのお声であててくださったことが、この作品の大きな推進力となりました。流星の真っ直ぐさ、力強さ、それを支えるキャスト全員とともに今日を迎えます」と締めた。舞台は南の島。記憶を無くした生徒たちはモノクマにの言葉に驚く。「この島から出たければ、オマエラでコロシアイをしてください」やがて、起こる第一の殺人事件──見せ場である「学級裁判」のシーンは圧巻のひとこと。モノクマ姿のアンサンブルたちがくるくると舞いながらセットを動かし、瞬く間に学級裁判の空間が誕生する。“ハイスピード推理アクションゲーム”の名の通り、横浜演じる日向創が推理を論破すると、轟音とともに相手が吹っ飛ぶ、その演出が気持ちいい。犯人となったキャラクターの豹変ぶりが、役としての生き様が、抱える葛藤がすごい。大胆な映像にも注目だ。なにより、そこには生身の熱と心躍る世界があった。本公演は12月3日(木)から12月13日(日)まで東京・Zeppブルーシアター六本木にて上演。取材・文/おーちようこ
2015年12月04日長塚圭史作・演出、古田新太主演の舞台『ツインズ』が12月6日(日)、東京・PARCO劇場にて開幕する。『LAST SHOW』(2005年)以来、実に10年ぶりの両者のタッグが話題のほか、多部未華子、りょう、石橋けい、葉山奨之、中山祐一朗、そして『SISTERS』(2008年)に続いての出演となる吉田鋼太郎と、魅力の顔が揃った注目作である。気になる長塚の新作について「圭史君の作品では『SISTERS』が最高傑作だと思っているんですが、あの系統ですね」と語る吉田に、稽古場にて話を聞いた。舞台『ツインズ』チケット情報「個々のシーンは過激なのに、作品の根底に流れるものは静けさなんです。そこが怖い。テンションの高い題材を、緩やかに、穏やかに書いていく。長塚圭史がまたひとつ成長したように感じました」時代は現代なのか、近い未来なのか。海辺の家に集まった人々の会話を追ううちに、彼らが家族であることがわかってくる。一見たわいもない言葉のやりとりにしばしば頬が緩むが、つねにじんわりと場を覆うのは妙な緊迫感だ。「ゆっくりと彼らは破滅に向かって動いている。そんな時間が取り囲んでいますよね。この海はかなり汚染が進んでいるのかもしれない。危険区域に近い海なのか……、そこはあえてはっきりさせていないんです。会話には謎が散りばめられていて、観る者にどうとらえますか?と投げかけ、本当の現実を見てほしい、目をそらしてはいけないのでは?と突きつけている気がします」吉田が演じるのは一家の長男であり、古田扮するハルキの兄リュウゾウだ。海に消えた妹のことを思い、海に還る日のことを夢見ている…、そんな不思議な一面をのぞかせる。「圭史君が俺に書く役には、いつも狂気の部分があるんですよ(笑)」立ち稽古はハルキを中心とした諍いのシーンから始まった。物が散乱している室内で、激しい言葉を重ねる古田がいる。吉田はそれをいさめるでもなく諦観の様子。ひょうひょうと割って入る中山は、普通のようでどこか不気味な存在だ。多部扮するハルキの娘イラは、傍若無人な父親のふるまいに呆れ、思いもかけない行動に出る。古田の怪演に爆笑した後、多部の動きにあっと息を飲んだ。空気の切り替わりが激しいこのシーンを、長塚は多方向からじっと見つめて「じゃあ、もう一度」。四度は繰り返しただろうか。「すぐに結果を求めず、じっくり確実に進めています。不協和音を抱える人たちのドラマだけれど、心地良く、美しい。長塚圭史の独特の世界をきっちりお見せしたいと思います」(吉田)不穏だけれど心地良い。矛盾をはらんだ寓話から受けとめるものは、現実を知る覚悟かもしれない。東京公演は12月6日(日)から30日(水)まで。その後、福岡・新潟・長野を巡演。取材・文上野紀子■吉田鋼太郎 TV出演情報12月4日(金)夜11:00~TBS「A-Studio」
2015年12月03日ニコニコ生放送で隔週木曜日に放送されている「アニメぴあちゃんねる」。本日12月3日(木)放送のゲストに、黒崎真音が出演する。黒崎真音は2010年9月にアルバム『H.O.T.D.』でメジャーデビュー。11月25日にはアルバム『Mystical flowers』をリリースしたばかりの人気アニソンシンガー。ファンから「ヲ嬢」の愛称で呼ばれるほどのヲタク(オタク)として知られている黒崎は、以前出演した際は、大好きなイカについて延々語りだすなどのガチオタぶりを発揮。最近また新しい事にハマっているとのこと、どんなガチオタトークが出るか今回も楽しみだ。通常放送では、ユーザーからの質問に「ヲ嬢」が答える、「ヲ嬢、答えてちょーだい」や、ニコ生のアンケート機能を使った視聴者参加型企画を行う。そして、毎回出演者を苦しめるタカオユキのキャラ弁「タカ弁」を今回は黒崎が試食。番組のオープニングカラオケでは、MCの前田玲奈と秦佐和子が今回も自身のセレクトによる曲を歌う。会員放送では、黒崎が未公開も含むオフショット写真を披露。中には、アルバム制作過程の歌詞のメモなど、他ではなかなか見られない様な写真もあるとのこと。さらにお馴染みのCCDカメラで、レギュラーのタカオユキ、前田玲奈、秦佐和子とロリータファッションを愛するゲストの黒崎真音の私服に大接近するファッションチェックを実施。また、黒崎からのリクエストに応え、秦と前田がTVアニメ『がっこうぐらし!』のオープニングテーマ、『ふ・れ・ん・ど・し・た・い』を歌う。またYouTube「アニメぴあちゃんねる」では、現在、オリジナル動画が配信中。前田玲奈と、怪しいゆるキャラ“がまぴぃ”が、気になる話題について語る「もうすぐアレでる」。第9回のテーマは「だまされちゃダメ!あなたの周りに潜む隠れ「チャラ男」の特徴3つ」。前田玲奈は、果たしてチャラ男を見抜けるか!「もうすぐアレでる」は、女性向けWEBサイト、「オネガマ」とも連動中。■アニメぴあちゃんねる日時:12月3日(木)午後8時30分~午後10時出演:前田玲奈 / 秦佐和子 / タカオユキ / 美濃部達宏ゲスト:黒崎真音
2015年12月03日扉を開けると軽やかなシャッター音が響き、くるくるとポーズを取る彼らがいた──そこは、CHaCK-UPが地球で上演する舞台パンフレットの撮影現場。今回、届けられるのは天王星の皇子レイこと、天王星第一皇子のエステランサ・レイリンボン・ティターナー7世の物語で、なんとミュージカルに初挑戦!ミュージカルパートの作詞に三ツ矢雄二を迎え、ゲストに地球の俳優、小林辰也の出演が決定!さらに流星のごとく現れたアイドルグループ「アンプラネット」も出現!?その誕生も見届けよう。『CHaCK-UP-Episode.0-』チケット情報先に撮影を終えた金星人★ヴィーに取材を敢行した(発言は翻訳していただきました)。──撮影はいかがでしたか?ヴィー:楽しかったのです!早く大好きなチャーム(CHaCK-UPのファンの総称)の皆さんに見せたいです。──初のミュージカルに挑戦です。ヴィー:今回の舞台はたくさんセリフがありますが、地球のことは何でも知りたいので、いろんな言葉を覚えるためにがんばるのです。──今回の舞台で目指すことは?ヴィー:僕は電波を受信することが大好きで、嬉しい電波や哀しい電波などどんな電波も好きですが、特に楽しい電波を受信するとすてきな気持ちになるのです。なので、たくさんのチャームに僕らの舞台を見ていただいてうんと楽しい電波を受信したいのです!続いて、天王星人★レイに突撃。──撮影はいかがでしたか?レイ:舞台をイメージした衣装ということもあって、とても気持ちの入った撮影でした。物語をイメージした表情にこだわったので、早くチャームに届けたいです。──物語の中心となる役です。レイ:今回、私が大切にしているのは自分の心に正直であるということです。なぜ、そう思うのか、その行動に移すのかを大切に演じたい。同時に舞台はひとりで創るものではないということです。CHaCK-UPのメンバーや多くのスタッフ、そしてチャームの皆さんがいて完成する。そのなかで軸となるべく私の役をしっかりと作り、支えたいです。──旅立ちの「Episode.0」ということですが、普段のエピソードを教えてください。レイ:シャトルの中はいつも楽しい空気が流れていて、今は特にヴィーがにぎやかですね。私はつい、微笑ましく受け入れてしまいますが、土星人のドットがきちんと叱ってくれるので感謝しています。ヴィーが素直に言うことを聞く姿を見たことはありませんが(笑)。──最後に一言、お願いします。レイ:私たちの旅は始まったばかりなので、たくさんのチャームに出会い、多くの笑顔を見たいです。そして、ビジュアルが解禁となったNEWアイドルチーム「アンプラネット」も参戦。今後の展開から目を離せない。そんな彼らのスペーストリップは紀伊國屋サザンシアターで12月16日(水)・20日(日)、神戸朝日ホールで26日(土)・27日(日)にて発進!取材・文/おーちようこ
2015年12月03日2016年1月20日(水)に東京・TSUTAYA O-WESTで、ヴィジュアル系アーティストが出演するイベント「ぴあ Presents "Visual Parade" #2」の開催が決定した。【チケット情報はこちら】同イベントは日本を代表するカルチャーのひとつにまで成長した「ヴィジュアル系」シーンをさらに盛り上げるべく、ぴあが企画。第2回となる今回は、黒百合と影、シビレバシル、DADAROMA、DEZERTの4組が出演する。チケットの一般発売は12月19日(土)午前10時より。なお、一般発売に先がけて、オフィシャル先行を実施中。受付は12月6日(日)午後11時59分まで。■ぴあ Presents "Visual Parade" #2日時: 2016年1月20日(水)開場16:30 / 開演17:00会場: TSUTAYA O-WEST(東京都)料金:オールスタンディング 3,000円(税込)※ドリンク代別途出演: 黒百合と影 / シビレバシル / DADAROMA / DEZERT※50音順
2015年12月03日キュウソネコカミが2016年3月12日(土)・13日(日)大阪・インテックス大阪、3月19日(土)・20日(日)に千葉・幕張メッセ イベントホールでワンマン公演を開催する。【チケット情報はこちら】同公演は2016年1月28日(木)大阪なんばHatchを皮切りに、全国11か所を周るツアーの追加公演。バンド史上最大のキャパの会場で行われる。キュウソネコカミは2009年12月に結成された5人組ロックバンド。2014年6月にメジャーデビュー。年明け1月より行うツアーは今年の10月にリリースしたアルバム『人生はまだまだ続く』のリリースツアー。チケットの一般発売は1月23日(土)午前10時より。なお、一般発売に先がけて、現在最速オフィシャル先行を実施中。受付は12月6日(日)午後11時59分まで。■ライヴ情報「DMCC -REAL ONEMAN TOUR- EXTRA!!!」2016年3月12日(土)インテックス大阪5号館(大阪府)3月13日(日)インテックス大阪5号館(大阪府)3月19日(土)幕張メッセ幕張イベントホール(千葉県)3月20日(日)幕張メッセ幕張イベントホール(千葉県)【チケット】アリーナスタンディングブロック指定 4,500円(税込/入場整理番号付)スタンド指定席4,800円(税込)※未就学児童入場不可
2015年12月03日フランス発のメガヒットミュージカル『1789 バスティーユの恋人たち』が、来年春に東京・帝国劇場で上演される。ノリのいいフレンチ・ロックで綴る、新世代のミュージカルだ。この作品の製作発表会見が11月30日、都内にて行われ、主人公ロナンをWキャストで演じる小池徹平、加藤和樹らが華やかな舞台衣裳姿で登壇した。ミュージカル『1789 バスティーユの恋人たち』チケット情報物語はフランス革命に向かう時代のパリを舞台に、貴族に父親を殺害されたことを機に革命に投じる農夫ロナンをはじめとする、若き革命家たちの情熱と、彼らの恋物語、そして滅びゆくフランス王朝の姿を綴るもの。フランス発のミュージカルは近年『ロミオ&ジュリエット』『ロックオペラ モーツァルト』等、次々に日本でも上演されいずれも大ヒットしているが、本作もこれら同様、ポップな作風と独特のグルーヴ感があるミュージカルだ。今年4月には先行して宝塚歌劇団が上演しているが、今回はフランス版とも、宝塚版とも異なる新たな『1789』になるということで、演出を手がける小池修一郎は「今回用に新しい曲も(オリジナル版作曲チームに)お願いしている」と明かした。主人公ロナンを演じる小池、加藤は、ともにミュージカルの殿堂・帝国劇場に初主演。「全体的に勢いのある作品。歌ひとつひとつにパワフルさを感じます。すごく素敵な大きなステージに立てるという喜びを噛みしめながら演じたい」(小池)、「楽曲がデジタルっぽかったり、“今”を感じさせるものが多い。ワンシーンがコンサートやフランス映画を見ているように豪華絢爛。ミュージカル界の革命を起こす作品にしたい」(加藤)とそれぞれ意気込みを語った。またロナンと恋に落ちるオランプ役は神田沙也加と夢咲ねね、王妃マリー・アントワネット役は花總まり・凰稀かなめのWキャスト。「おしゃれで洗練されている印象。独特の見せ方、歌い上げ方も美意識を感じます。その中で自分がどういう風に存在しようかと企むのが楽しみになる」(神田)、「宝塚時代にも、マリー・アントワネット役をさせていただきましたが、その時とは作品自体の雰囲気が全然違う。また新たにマリー役を作っていきたい」(花總)と、口々に見どころや意気込みをアピールしていた。ほか、キャストには古川雄大、上原理生、渡辺大輔、ソニン、吉野圭吾、坂元健児、広瀬友祐、岡幸二郎ら、今の日本ミュージカル界を支える人気スターがズラリと顔を並べる。公演は4月9日(土)・10日(日)のプレビュー公演を経て、4月11日(月)から5月15日(日)まで、帝国劇場にて。チケットは1月30日(土)に一般発売を開始。チケットぴあでは12月3日(木)11:00までぴあ半館貸切公演の<いち早プレミアム先行>を受付中。その後大阪公演もあり。
2015年12月01日イギリスのロックバンド、THE STONE ROSESが2016年6月2日(木)に東京・日本武道館で来日公演を行う事が決定した。2012年FUJI ROCK FESTIVAL、2013年SONICMANIAでの来日は果たしているが、単独での来日公演は約21年ぶり。THE STONE ROSESは1983年にイギリス・マンチェスターで結成。1996年に一度解散を発表するまで、リリースしたオリジナルアルバムは2作のみ。だが、1990年代以降のUKロックシーンに与えた功績は大きく、Oasisのギャラガー兄弟も影響を公言している。2011年に再結成を果たし、その後は定期的に活動を行っている。チケットの詳細は近日発表されるので、気になる方はご確認を。■THE STONE ROSES2016年6月2日(木)会場:日本武道館(東京都)★★以下のリンクより「THE STONE ROSES」をお気に入り登録して、情報をゲット!
2015年12月01日2016年1月23日(土)に福岡・福岡サンパレス ホテル&ホールで行われるライブイベント「BIG BEAT CARNIVAL “Rockin Blues Parade”」の第2弾ゲスト出演者が発表された。【チケット情報はこちら】福岡サンパレスホテル&ホールの35周年を記念して開催される同イベント。オーガナイザーの池畑潤二が盟友、花田裕之・井上富雄とともに組んだバンド「Rockin’ Blues Diaries」と、ゲストアーティストとの一夜限りのセッションが披露される。今回ゲストとして出演が発表されたのは、SHEENA & THE ROCKTS、SONHOUSEのギタリストであり、博多のロックジェンド鮎川誠。元THE STREET SLIDERSのギタリスト、現在、仲井戸“CHABO”麗市とユニット“麗蘭”でツアー中の土屋公平。元BLANKEY JET CITYのヴォーカル・ギターとして、その後、SHERBETS、JUDEを経て現在はソロ名義で活動中の浅井健一の3組。すでに奥田民生、TOSHI-LOW(BRAHMAN/OAU)、イマイアキノブ(The Golden Wet Fingers)のゲスト出演が決定している。チケットの一般発売は12月6日(日)より。なお、チケットの一般発売に先がけて、チケットぴあ「プレリザーブ」を実施中。受付は12月4日(金)午前11時まで。■福岡サンパレスホテル&ホール35th ANNIVERSARY PRESENTSBIGBEAT CARNIVAL「Rockin’Blues Parade」日時:2016年1月23日(土)開場17:00 / 開演17:30会場: 福岡サンパレス ホテル&ホール(福岡県)出演:Rockin’ Blues Diaries(池畑潤二(Dr)/花田裕之(Vo・Gt)/井上富雄(Ba)/細海魚(Key)/ヤマジカズヒデ(Gt)/Keicot(Cho)/タニー・ホリデイ(Cho)/田中邦和(RBD Horns)/青木ケイタ(RBD Horns)ROCK’N’ROLL GYPSIESゲスト:鮎川誠/土屋公平/浅井健一/奥田民生/イマイアキノブ(The Golden Wet Fingers)/TOSHI-LOW(BRAHMAN/OAU)/・・・and more料金:全席指定6,800円※未就学児入場不可。就学児より有料
2015年12月01日12月19日(土)に東京・LIQUIDROOMでライブイベント「The 35th Anniversary LONDON NITE X’mas Special 2015」が行われる。【チケット情報はこちら】同公演は、イベント「LONDON NITE」の35周年を記念して開催。BRAHMAN、SHERBETS、THE SKA FLAMESなど7組がライブを披露。またDJとして、大貫憲章、ヒカル、稲葉達哉などが出演する。開催に際し、LONDON NITE主催の大貫憲章は「彼らと一緒に35周年を迎えられるのが自分としても本当にうれしくて。普段夜遊びしない人たちも足を運んでもらいやすいように、当日は開演も15時と早めの時間になっているので、ぜひとも皆さんいらしていただいて音楽漬けになってほしいですね!」とコメントを寄せている。「LONDON NITE」はロックで踊る!をテーマに、音楽評論家の大貫憲章が1980年に新宿ツバキハウスでスタートさせたイベント。日本のロック系クラブイベントの嚆矢として、数々のフォロワーを生み、現在も東京を拠点として、定期的に開催されている。チケットは発売中。■The 35th Anniversary LONDON NITE X’mas Special 2015日時:12月19日(土) 開場 / 開演15:00会場: LIQUIDROOM(東京都)出演:【LIVE】BRAHMAN / Buffalo’3 / LEARNERS / THE MAN / SHERBETS / THE SKA FLAMES / ZOOT16【DJ】大貫憲章 / ヒカル / 稲葉達哉 / SHOJI / YOSSY / Katchin’ / U-ichi / YU-TA / and more…料金:オールスタンディング5,000円(ドリンク代別途必要)
2015年12月01日海の家ライブハウスでお馴染みの「音霊 OTODAMA」による野外音楽フェス“OTODAMA 空フェス 2015~冬、空に一番近い祭~”が11月12日から12月13日(日)まで東京・H.L.N.A SKYGARDEN 野外ステージ(ダイバーシティ東京)で開催。初日の11月12日は3組のアーティストが登場し、お台場から臨む都心の夜景をバックに温かいステージを繰り広げた。【チケット情報はこちら】本フェスは、“空に一番近いフェス”をコンセプトにお台場ダイバーシティ東京プラザの屋上にある「H.L.N.A SKYGARDEN」で開催される、通称“空フェス”。「音霊 OTODAMA」が10周年を迎えた昨年秋に初開催され、今年春に続き、これが3度目の開催となる。“冬だ!祭だ!空FESだ!”と題して行われた初日のトップバッターは、来年2月にデビュー5周年を迎えるシンガーソングライターのダイスケ。軽快なトークも交え、会場を盛り上げた。続く2番手には、アコースティックデュオの吉田山田が全国ツアーの合間を縫って登場。12月16日(水)にリリースする両A面シングルからのバラードナンバー『Today,Tonight』をいち早く披露し、美しいハーモニーで観客を魅了した。NHK『みんなのうた』に起用され、泣けると話題を呼んだヒット曲『日々』では心のこもった温もりある歌声を披露し、会場に感動を呼び込んだ。初日のトリを務めたのは、今年メジャーデビュー10周年を迎えたギターインストゥルメンタルユニットのDEPAPEPE。12月2日(水)にリリースするオールタイムベスト『INDIGO BLUE/COBALT GREEN』に収録されている『FLOW』や『Kiss』などを、息の合った見事な演奏で聴かせた。ステージ奥に広がるレインボーブリッジの夜景にマッチしたアコースティックギターの小気味良い音色に観客は酔いしれていた。空フェスは、12月13日(日)まで開催。12月4日(金)はK、米倉利紀らが出演する。主宰者である元キマグレンのクレイ勇輝は最終日の12月13日(日)に平井 大らとともに登場する。チケット発売中。
2015年12月01日堤真一が主演する舞台『才原警部の終わらない明日』が、11月30日(月)より東京・世田谷パブリックシアターで開幕する。【チケット情報はこちら】同作は、TVドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズ、『アオイホノオ』、映画『HK/変態仮面』、『明烏』などで知られる福田雄一が作・演出を務める、歌あり、ダンスありのコメディ。とある真夜中、政府高官の令嬢が誘拐された。身代金5億円の受け渡し期限は24時間。そこで、急遽、インターポールから最も優秀な誘拐事件のプロフェッショナルが招集された。この<サイバラズ5>と呼ばれる、一見、全く頼りにならない集団を率いるのが、伝説の警部・才原章一郎(堤真一)。24時間という短期決戦に挑む才原たち。そこにまた、新たな誘拐事件が・・・。主演を務める堤真一のほか、勝地涼、清水富美加、鈴木浩介、上地春奈、池谷のぶえ、志賀廣太郎、小池栄子という豪華な顔ぶれが脇を固める。開幕に際し、堤は「最初に、歌と踊りがあるって聞いたときは、「ふざけんなよ」って心の中で叫びました(笑)。才原本人は、いたって真面目で真剣で、そのズレ加減がおかしい男。だから僕も“カッコつけてるけどカッコ悪い”でもいいから、もう腹くくって真剣に踊りますよ!皆さんには、“演劇”と固く考えずに、年末年始、気軽に笑いに来ていただきたいですね」とコメントを寄せている。舞台『才原警部の終わらない明日』は11月30日(月)から12月28日(月)まで、東京・世田谷パブリックシアター、2016年1月5日(火)から11日(月・祝)まで、大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで上演。なお、東京公演は前売完売していたが、最終舞台稽古の結果、演出プラン確定に伴う追加席、見切れ席開放分の販売が決定。追加席は、オンライン販売、また当日券として劇場で開演1時間前からの発売を予定。詳細はオフィシャルホームページにてご確認を。
2015年11月30日11月28日・浦和レッズ×ガンバ大阪の結果を二番目に喜んだのは、サンフレッチェ広島のサポーターかもしれない。広島にとって、G大阪の方が戦いやすいというわけではない。『明治安田生命2015Jリーグチャンピオンシップ(CS)』準決勝が延長で決着が付いたことが喜ばしいのだ。広島は『明治安田生命J1リーグ』2ndステージ最終節から、中9日で『明治安田CS』決勝に臨む。対するG大阪は浦和との死闘から中3日で初戦を迎え、その後中2日で第2戦を強行する。コンディションの差は明白である。しかも、浦和戦は120分間にわたり、ハイテンポな試合を展開した。決勝第1戦、第2戦とゲームが進めば進むほど、疲労はボディブローのように効き、G大阪イレブンの足を止める危険性をはらんでいる。2015Jリーグチャンピオンシップ チケット情報長谷川健太監督は浦和戦を3-1で終えた後に「連戦は今季慣れているので、3連戦くらいなら問題はない。ただ、今日は90分間のゲームではなかったので、疲労の残る選手はいると思う。今日連れて来た18名は誰が出てもしっかりやってくれるので、またコンディションを見てメンバーを決めていきたい」と語った。今季の戦いぶりを見ても、広島に隙はない。広島は23勝5分6敗で最多勝点記録更新となる勝点74を量産した。73得点はリーグ最多、30失点はリーグ最少である。先制点を奪ったゲームは18勝1分、前半リードして試合を終えれば15戦全勝と無類の強さを発揮する。その上、時間帯別の得点では75~90分に最多の17ゴールを奪っている。J1通算最多得点歴代1位に並んだ佐藤寿人からU-22日本代表・浅野拓磨のスイッチなど、ラスト15分の必勝パターンを持っているのだ。もちろん、長谷川監督は広島のバランスのよさを警戒する。決勝へ向けて「先制されると非常につらいゲームになる。ホームでやるので、先制点を取って、広島が前へ出る形にしたい。先制できないと、60分に浅野が入って、カウンターという形になるので、それは避けたいが、そうなったらなったで打ち合うしかない」と口にした。準決勝では足が止まった遠藤保仁を前へ上げて攻撃のスイッチを入れたG大阪。FW・パトリックはとどめの3点目を決め、不発だった得点ランク3位の宇佐美貴史は72分に交代し、比較的決勝にフレッシュな状態で臨める。広島は得点ランク2位のドウグラスが直近3試合で5得点と絶好調である。まずは全体的に守備に比重を置き、機を見てショートカウンターを決めてくるだろう。いつ守りから攻撃へ転じるのか、MF・青山敏弘の手綱さばきに注目したい。『明治安田CS』決勝・広島×G大阪は12月2日(水)・万博記念競技場で第1戦、12月5日(土)・エディオンスタジアム広島で第2戦が開催される。チケット発売中。残り席種はわずか。また、『明治安田CS』優勝チームはオセアニア代表のオークランド・シティーFCと対峙する『FIFA クラブワールドカップ ジャパン 2015』開幕戦に出場。12月10日(木)・横浜国際総合競技場のチケットも発売中。
2015年11月30日トラックなど重量級の車によるスタントが繰り広げられる、モーター・スポーツ エンターテインメント「MONSTER JAM」の日本初上陸が決定。2016年5月3日(火・祝)・4日(水・祝)・5日(木・祝)に大阪・舞洲特設会場で行われる。【チケット情報はこちら】アメリカで生まれた「MONSTER JAM」は船舶用のエンジンを積み、超巨大なタイヤを履かせた何台ものモンスタートラックが障害物レースや、スタントの派手さで競うショー。5メートルを超える巨大な車が回転やムーンサルトばりのトリックを駆使して、様々な障害物に挑む光景は迫力たっぷり。アメリカでは巨大なスタジアムが満席になるほどの人気を誇っている。チケットの一般発売に先がけて、V.I.P席のオフィシャルHP先行を実施。受付は11月30日(月)午後6時から12月10日(木)午後6時まで。■MONSTER JAM FESTIVAL IN JAPAN日程:2016年5月3日(火・祝)・4日(水・祝)・5日(木・祝)会場:舞洲特設会場(大阪府)料金:【V.I.P席】15000円(特別シート/V.I.P特典付き)【FRONT ROW席】10800円(FRONT ROW/最前列)【S席】大人8500円 小学生以下3500円【A席】大人6500円 小学生以下2500円※V.I.P席、FRONT ROW席は大人・子供共通料金。3歳以下購入不可。※S席、A席は3歳以下入場無料。但し、お席が必要な方は有料。
2015年11月30日ぴあ関西支社創立30周年を記念した、音楽×演劇×寄席の複合企画イベント“温故知新”が、12月18日(金)・19日(土)・20日(日)の3日間にわたり、大阪・梅田HEP HALLにて行われる。「ぴあ関西支社30周年企画」チケット情報初日の12月18日(金)は、『PIA IDOL ASOCCIATION ~P.I.A アイドル同盟~』と題して、今や群雄割拠のアイドルシーンで活躍する注目の4組が出演。神戸の地域活性化アイドルユニットとして生まれ、このアイドル戦国時代に全国区で人気を上昇させているオール神戸っ娘の代表選抜KOBerrieS♪や、日本初のアイドル学科がある大阪スクールオブミュージック高等専修学校の生徒で結成された、リアル女子高生アイドル学科SO.ON project。さらに、店舗内で流れるテーマソング『一大告白タイム』でもおなじみ、ダイコクドラッグのイメージガールユニットとして生まれたDDプリンセスに加え、トークも重視の“歌って踊って喋れるアイドル”、大阪ミナミのド真ん中TSUTAYA EBISUBASHIを拠点に、ミナミの“カワイイ”を全国に発信すべく活動するminAminが登場。関西アイドルシーンのキラ星をピックアップしながら、初体験でも楽しめるキャッチーさと親しみやすさを兼ね備えたラインナップで送る。2日目となる12月19日(土)は、『ヨーロッパ企画の関西特捜最前線―劇団員はみた!―』を開催。5年前のぴあ関西支社25周年でもお祝いに駆けつけたヨーロッパ企画が再び登場する。監修に上田誠、構成・演出に西垣匡基と大歳倫弘、永野宗典、本多力、西村直子、上田誠、黒木正浩と、男肉 du Soleil、他が出演。舞台でも交流のあるヨーロッパ企画と男肉が、どんなステージで楽しませてくれるのか!?それは当日のお楽しみ。そして、千秋楽の12月20日(日)は『ぴあ寄席』を開催。〈伝統芸能の逆襲編〉と題した昼13:00公演は、前代未聞のパペット落語で世界を飛び回る笑福亭鶴笑、英語落語でアメリカツアーも成功裏に収めた桂かい枝、ニューヨーク公演も好評を博した浪曲師の春野恵子が登場。いずれも伝統芸能の醍醐味と、その枠を大胆に取り払ったダイナミックな表現で笑わせる猛者たちだ。そして〈伝統芸能の継承編〉と題した夕方17:00公演は、桂雀々が登場。故桂米朝の十八番で知られる『地獄八景亡者戯』を熱演する。地獄に落ちた男が水先案内人となってお届けする、面白おかしい地獄巡り。大汗かいての熱い高座が人気の雀々、この“地獄”をどう見せるのか、こちらも期待して欲しい。チケットは予定枚数終了の19日(土)公演を除き発売中。
2015年11月30日酔った米兵がバグダッド動物園のトラを射殺した事件に着想を得て執筆され、ピュリッツァー賞候補にもなった戯曲『バグダッド動物園のベンガルタイガー』。亡きロビン・ウィリアムズ主演でブロードウェイでも話題を呼んだ本作が、杉本哲太、風間俊介、安井順平らを迎え、12月に新国立劇場で上演される。戦争がもたらす狂気や憎しみ、命を奪うことの重さをファンタジーとブラックなユーモアを交えて描いた問題作の稽古場を覗いた。新国立劇場演劇『バグダッド動物園のベンガルタイガー』チケット情報空爆を思わせる凄まじい爆撃音で舞台は幕を開け、檻の中のタイガー(杉本)の独白、動物園を“保護”する任務を負った米兵のトム(谷田歩)とケヴ(風間)の会話が続く。タイガーはふてぶてしい口調で生や実存について哲学者のように語る。トムとケヴは、戦争へのうんざりした感情、死の恐怖を匂わせつつ、その裏返しとも思える威圧的な振る舞いを見せ、舞台上には殺伐とした空気が流れる。檻を挟み交わることのない動物と人間の世界。だが、ふとした瞬間、タイガーが獰猛な野生を見せつけトムの手を噛みちぎる。慌てたケヴがタイガーを射殺しタイガーは幽霊となるのだが……。霊となってもタイガーの不遜な態度、生を問い続ける姿勢は変わらない。いや、檻から解き放たれ、むしろ自由度が増したようで、飄々とした姿はコミカルにさえ映る。そんなタイガーがとり憑いたのは、自身を射殺した米兵ケヴ。自分にしか見えないタイガーの幽霊に怯え、ケヴは精神を病んでいくが、この一連の流れで、風間が存在感を見せつける。思い切り振り切った狂気というよりは、どこにでもいる青年が、戦場という非日常で舞い上がり、恐怖にとり憑かれ、徐々に異常をきたしていく――そんな若者の興奮、怯え、緊張、ナイーヴさを、ある時は微妙に両目の焦点をずらし、ある時は泣き出しそうな子供のような表情を浮かべ体現する。タイガー、ケヴ、トムに加え、フセインの息子で、殺され霊となっても尊大なウーダイ(粟野史浩)、米軍の通訳をするムーサ(安井)らが登場するが、ひとりひとりが全く異なる立場やそこにいる理由、憎しみを持ち、それぞれに強烈な個性を見せる。そして全編を通じ、キーアイテムとして登場するのが、かつてウーダイが所有し、その死後、人々の手に渡る黄金の銃。“黄金銃を巡る冒険”と書くとハリウッド映画のようだが、金色に輝く銃を手にした者がどんな運命をたどり、苦悩を抱え、どんな答えを見つけるのだろう。イラク戦争から12年、憎悪と対立の終わりが見えない“いま”を生きる我々にタイガーたちは何を訴えるのか――?『バグダッド動物園のベンガルタイガー』は新国立劇場小劇場にて12月8日(火)開幕。取材・文・撮影:黒豆直樹
2015年11月30日オールナイトイベント「BAYCAMP 201602」が2016年2月6日(土)、神奈川・CLUB CITTA’+A’TTIC(2F LOUNGE BAR)で開催される事が決定した。【チケット情報はこちら】今年で6年目を迎える同イベント。第1弾出演アーティストとして発表されたのはCzecho No Republic、Charisma.com、夜の本気ダンス、never young beach、LOSTAGE、LUCKY TAPES、DJとしてFREE THROWの7組。今後も出演者は追加されていくので、気になる方はご確認を。チケットの一般発売は12月19日(土)より。なお、チケットの一般発売に先がけて、オフィシャル先行を実施中。受付は12月13日(日)午後11時59分まで。■BAYCAMP 201602日時: 2016年2月6日(土)開場 15:00 / 開演16:00 / 終演5:00(予定)会場: CLUB CITTA’+A’TTIC(2F LOUNGE BAR)(神奈川県)料金: 3,800円 (税込み / ドリンク別 / 整理番号付)出演: Czecho No Republic / Charisma.com / 夜の本気ダンス / never young beach / LOSTAGE / LUCKY TAPES[DJ] FREE THROW (弦先誠人 / 神啓文 / タイラダイスケ / cabbage boy)※オールナイト公演につき18歳未満の入場不可。入場時IDチェックあり。顔写真付き身分証要持参。
2015年11月30日2016年1月29日(金)より東京・天王洲 銀河劇場にて上演される『私のホストちゃんTHE FINAL~激突!名古屋栄編~』。前代未聞の“指名・ランキング制”で話題を呼んできた本シリーズの完結篇となる今回、ラストを飾るにふさわしい豪華ゲストの出演が決定した。【チケット情報はこちら】前作、福岡中洲篇で余命半年を宣告されたホスト役を演じた松岡充(華音役)が、2月2日(火)昼・夜の2公演に出演し、この日限りのオリジナルストーリーを展開する予定だ。そのほか2月9日(火)昼・夜公演に松下優也、2月5日(金)夜公演に荒木宏文、1月31日(日)夜公演にSOLIDEMOのゲスト出演が決定。さらに、東京・大阪・愛知にて追加公演の開催も決定した。『私のホストちゃん』は、人気モバイルゲームからドラマ化を経て2013年に舞台化。ホストのきらびやかで厳しい世界をコメディ・タッチで描き、歌やダンスだけでなく、その場のアドリブでお客さんを実際に口説く“口説きタイム”などを導入し、臨場感溢れる演出で人気を博しているライブ・エンターテインメント。今回ホストに名を連ねるのは、なんと史上最多の20人。“不動の人気No.1”夕妃(廣瀬智紀)、“甘いマスクの王子様”咲夜(平田裕一郎)、“ふんわり系九州男児”流星(久保田秀敏)、“孤高の一匹狼”隼人(五十嵐麻朝)、“濡れた瞳の不思議系”深雪(染谷俊之)など、前作の人気メンバーも再び登場。今回発表された追加公演の一般販売は2016年1月10日(日)より。■舞台『私のホストちゃんTHE FINAL~激突!名古屋栄編~』【公演日】<東京公演>2016年1月29日(金)~2月14日(日)天王洲銀河劇場(東京都)<福岡公演>2016年2月20日(金)ももちパレス大ホール(福岡県)<大阪公演>2016年2月27日(土)~28日(日)森ノ宮ピロティホール(大阪府)<名古屋公演>2016年3月1日(火)~2日(水)名古屋市芸術総合センター(愛知県)【追加公演※計4公演】東京・2月2日(火)13:30公演 / 2月9日(火)19:00公演大阪・2月26日(金)19:00公演名古屋・3月1日(火)14:00公演【ゲスト出演】SOLIDEMO (※出演メンバーは後日発表)1月31日(日)17:30公演松岡充 2月2日(火)13:30公演/18:30公演荒木宏文 2月5日(金)18:30公演松下優也 2月9日(火)14:00公演/19:00公演
2015年11月27日2011年の初演から3度目の上演となる『ピアフ』で、大竹しのぶが再びエディット・ピアフになる。演じるというより、まさしくピアフが降りてきたとしか言いようのなかったあの舞台に、再び立つ思いを聞いた。舞台『ピアフ』チケット情報舞台『ピアフ』は、シャンソンの女王、エディット・ピアフの人生を、短くも鮮烈なシーンを積み重ねながら表現した作品。そこに、『愛の讃歌』『バラ色の人生』『水に流して』などのピアフの珠玉のナンバーが加わっていく。再演にあたって大竹が改めて感じているのは、そのピアフの歌が持つ力だ。「音楽番組で歌う機会があったんですけど、演劇と離れて歌っても、やはりピアフの歌は別格でした。演出の栗山(民也)さんも『ピアフが歌うときは神々しい』とおっしゃっていましたが、地と天を結ぶような力があって、聴く人にその力を与えられないと歌う意味がない感じがするんです。『あたしが歌う時は、あたしを出すんだ。全部まるごと』という台詞があるように、私も全部を出して歌わないと歌えない」。それだけに、「ピアフをやると疲れる(笑)」のだと苦笑する。「でも、ピアフの台詞に私自身が力をもらえる。そして、“何があっても生きていかなくちゃいけないね”っていうような気持ちを、舞台にいる私たちとお客さんとで、共有し合えたような感覚になるんです」。歌のみならず、ピアフの人生自体も壮絶だ。最愛の人を亡くし、病に身体も心も蝕まれながらも、歌い続ける。「愛を求めた孤独な人だったんだろうなと思います。歌っているときだけは喜びがあって自分になれて。そんなふうに人生の苦しみやつらさを知っている人の歌だからこそ、あの人の歌声は多くの人を惹きつけたんじゃないかなと思うんです」。その人生を本当に生きたように演じた大竹は、初演の年に読売演劇大賞最優秀女優賞を受賞した。「評価していただいたことがプレッシャーにならないと言ったら嘘になります。でも、どう思われるかということは考えずに、今の自分と共演者のみんなでまた一から作っていって、1回1回やるだけだと思っているんです」。おそらく大竹は、また毎公演、エネルギーをあふれさせて、ただピアフを生きるのだろう。「私たちの身体を通してピアフの愛と力を感じてもらって、頑張って生きていこうと思ってもらえたらうれしい」。ピアフにとって歌うことが喜びであったように、大竹にとっても演じることが喜び。その純粋な思いに心動かされないはずがない。公演は2月7日(日)から29日(月)まで東京・シアタークリエにて。その後、大阪、愛知、広島でも公演。東京公演のチケット一般発売は11月28日(土)午前10時より。取材・文:大内弓子
2015年11月27日BoAが12月16日(水)に約2年ぶりとなるシングル『Lookbook』をリリースする。【チケット情報はこちら】来年日本デビュー15周年を迎えるBoA。表題曲『Lookbook』は、今までのBoAの曲ではなかったEDMに挑戦、新境地を開拓。そのほかカップリングには、韓国デビュー15周年を記念して、今年の5月にリリースされたアルバム『Kiss My Lips』のタイトル曲『Kiss My Lips』の日本語バージョン。BoAの代表曲であり、この季節の定番バラード『メリクリ』のセルフカバーを収録。BoAは12月11日(金)東京・東京国際フォーラムホールAでライブ「BoASpecial Live: NOWNESS in JAPAN」を開催。同公演は今年の8月、2日間に渡って韓国で行われた韓国デビュー15周年記念ライブを、1日限りのスペシャルライブとして日本で開催する。チケットは発売中。■シングル『Lookbook』12月16日(水)発売【CD+DVD】AVCK-79310 / 1,800円(本体価格)+税【CD+DVD】AVCK-79311 / 1,800円(本体価格)+税【CD】AVCK-79312 / 1,000円(本体価格)+税■BoASpecial Live: NOWNESS in JAPAN日時:12月11日(金)開場 18:00 / 開演19:00会場:東京国際フォーラムホールA(東京都)料金:全席指定9,800円(税込)
2015年11月27日9月に初の全国ツアーをスタートした女性ソウルシンガーのNao Yoshiokaが、11月21日に東京・イイノホールでファイナル公演を開催。約3か月をかけて13都市を巡り、大きく成長したライブステージで観客を魅了した。【チケット情報はこちら】本ツアーは、4月にリリースしたメジャーデビューアルバム『Rising』のリリースツアー。「ツアーを通して、音楽はみなさんとともに作っていることに気がついた」という彼女の言葉通り、ツアーでの経験が現在の活躍の糧になっているようだ。またこのツアーの一方で、初のニューヨーク・ブルーノートでの単独公演を含むUSツアーを大成功させ、ジャズシンガー、ホセ・ジェイムズのワシントン公演のオープニングアクトを務めるなど、海外でも活躍。さらにアメリカのソウルミュージック専門メディア「SoulTracks.com」の2015年アワード最優秀新人賞にノミネートされるなど、この3か月で彼女を取り巻く状況も様変わりしている。そんな中で行われたツアー最終日は、バンドセットにコーラス隊、トランペットとサックスのホーン隊を迎えたゴージャスな編成。ピアノの静かな演奏から始まるバラード『Dreams』で幕を開け、美しく響く歌声で観客を魅了した。かと思うと、ジェームス・ブラウンの『I Feel Good』で場内の雰囲気を一変させると、ファンキーソウルの『Love Is the Answer』へと繋げパワフルなハスキーボイスで観客を引っ張っていく。スペシャルゲストとしてイギリスのネオソウルディーヴァ、デブラ・デッブスがライヴ中盤に登場。世界の平和を願い、70年代ソウルの名曲『Wake Up Everybody』をデュエットした。後半は、ピアノの演奏で聴かせるバラード『I Need You』や、ジャジーなR&Bナンバー『Awake』などをしっとりと歌い、『Forget about It』などファンキーなナンバーでは観客を総立ちにさせた。最後はツアー初日の1曲目に歌った『Make the Change』を熱唱。“変化を待つのではなく自ら起こす”という思いを込めたデビュー曲で、まさにこの数か月の活躍を体現している楽曲だ。「今はまだ夢の序章に過ぎません。アーティストとして垣根をこえて行きたい」とさらなる飛躍を宣言すると観客とともに合唱し、幕を閉じた。年内は、12月10日(木)に大阪・#702 CAFE&DINER なんばパークス店にて”SWEET SOUL LOUNGE in OSAKA”、12月12日(土)に大阪・中之島ダイビル1Fエントランスホールで開催される“DAIBIRU X’mas Funky Music Diner”に出演することが決定している。チケット発売中。取材・文:門 宏
2015年11月27日11月25日に東京・新国立劇場で開幕した、舞台『Battlefield 「マハーバーラタ」より―戦い終わった戦場で―』。開幕前日、公開舞台稽古が行われた。舞台『Battlefield』チケット情報同作は、今秋パリで初演を迎えたピーター・ブルックの最新作。「マハーバーラタ」とは、全18編、約10万の詩句から成るインドの大叙事詩で、およそ聖書の4倍の長さに相当し、世界の創生から始まり、バラタ家(バーラタ)の争いを軸に展開される。前作『マハーバーラタ』では、その大叙情詩を「賭け」「追放」「戦争」の三部作に集約し、全9時間をかけて上演。1985年に初演され、日本を含む世界各地で上演された伝説的作品だ。それから30年の時を経て、90歳を迎えたブルックが再び挑んだのが今作。すべての戦いが終わり、無数の骸で大地が覆われた戦場(battlefield)が物語の舞台だ。物語は、大量殺戮によって勝者となった軍の総帥が、しかし「この勝利は敗北だ」と吐き捨てるところから始まる。同作についてブルックは「沈黙に耳を澄ませていたら、今やるべきなのはシェイクスピアでもオペラでもなく、これだろう。そう時代に促されたのだよ」と語る。奇しくも同作の初演の地であるパリでの同時多発テロが起こるなど不安定な世界情勢下にある今。総帥が悔恨、罪悪感にさいなまれる姿からは、これが遥か昔の物語でありながら同時に現代の苛酷な争いを映し出している事に気づかされるはずだ。舞台装置はほぼ何もなく、舞台上に登場するのもわずか5人。1人は前作『マハーバーラタ』でも音楽を担当した土取利行。前作では30以上もの楽器を使ったが、今回はジャンベ(太鼓)のみを使い、生演奏する。土取のジャンベの音が響く中、4人の俳優たちが色鮮やかなショールを使い分け、さまざまなキャラクターを演じ分けていく。舞台、人、音、台詞、すべてがシンプル。だからこそ凝縮され、あぶりだされる深い示唆に富んだ世界が、心に深く刻まれるのだろう。上演時間は70分。台詞は英語だがスクリーンに字幕が出るので、英語がわからなくても安心して観劇できる。公演は11月29日(日)まで東京・新国立劇場にて。取材・文:中川實穗
2015年11月26日世界最高峰のバレエ団のひとつ、「マリインスキー・バレエ」東京公演開幕を前に11月25日(水)、取材会が開催。舞踊監督のユーリー・ファテーエフをはじめ、ウリヤーナ・ロパートキナ、ウラジーミル・シクリャローフ、キミン・キム、ザンダー・パリッシュらダンサーが出席した。マリインスキー・バレエ チケット情報ファテーエフ舞踊監督は、同バレエ団の来日の歴史が半世紀以上にもわたることに触れ「日本に来るたびに、目の肥えた聴衆のみなさんの愛情、温かさを感じています」と来日の喜びを口にする。今回、「ロミオとジュリエット」「白鳥の湖」という伝統的な作品に加え、「ジュエルズ」、そしてマリインスキーが日本で上演するのはこれが初めてとなる「愛の伝説」が上演される。過去には、ボリショイ・バレエが37年前の来日時に同作の上演を行なったことがあるが、ファテーエフ舞踊監督は「この作品はあくまでもマリインスキー劇場のために作られたものです」と強調!これまでほぼ門外不出とされてきた点について「規模が大きく、『ロミオとジュリエット』、『白鳥の湖』などよりも人数を必要とし、主役級のダンサー、それを飾るコール・ド・バレエの人数も多くなる」と説明。「今回、我々の誇りをかけて、あえてこの作品を持ってきました。ここ日本をスタートに、これから世界中でお見せできるようになれば」と意気込みを語った。ロパートキナはリハーサルの都合で冒頭のみの出席となったが「また日本に戻ってこられて嬉しいです。日本の独特の雰囲気が大好きです」と喜びを語ると共に「私にとって『愛の伝説』は最も好きな作品のひとつ。私は複数の主人公の中でも情熱的な女性を演じますが、みんなで主人公を作り上げていくところに魅力を感じています」と笑顔を見せた。シクリャローフも「日本公演は我々にとって特別なもの」とうなずく。近年、英国出身のパリッシュの人気が高まっている点について、ライバル意識を問われると「よきライバルの存在は、ダンサーがステージで成長するための糧です。その意味で素晴らしいライバルに恵まれていることを喜んでいます」と余裕の笑顔を浮かべていた。アジア人としてマリインスキー初のプリンシパル昇格を果たしたキムは、日本がマリインスキー入団後の初の海外公演を行った地でもあり「強い思い入れがあり、ステキな役を携えて戻ってこられてワクワクしています」と力強く語った。ファテーエフ舞踊監督は改めて公演を前に「絶対にがっかりさせません。日本のみなさんのための入念な準備を摘んできましたのでご期待ください」と自信をうかがわせていた。公演は12月6日(日)まで東京・文京シビックホール、東京文化会館にて。取材・文:黒豆直樹
2015年11月26日毎春、上野地域で開催され、今年で12回目を迎える国内最大級のクラシック音楽の祭典「東京・春・音楽祭 -東京のオペラの森 2016-」。同音楽祭の会見が11月25日都内で行われ、来年の日伊国交樹立150周年を記念し、イタリアが生んだ世界的指揮者リッカルド・ムーティが来日、彼が編成したイタリアのオーケストラと日本人の若手音楽家による特別編成のオーケストラによる公演の開催などが発表された。【特集】東京・春・音楽祭-東京のオペラの森2016-会見には同音楽祭の実行委員会委員長の鈴木幸一、事務局長の芦田尚子、二木忠男上野観光連盟会長、そしてドメニコ・ジョルジ駐日イタリア大使が出席。日伊国交樹立150周年記念事業に関してはジョルジ大使と芦田氏が概要を説明。1866年8月22日に日本とイタリアの間で条約の締結が行われ、来年で150年を迎えるにあたり“帝王”ムーティを招聘し、同音楽祭のオープニングの3月16日(水)東京文化会館、17日(木)東京芸術劇場で公演を行う。同音楽祭がムーティを招くのはが5回目。今回、ムーティが編成したルイージ・ケルビーニ・ジョヴァニーレ管弦楽団を引き連れ来日し、日本人の若手音楽家45名とオーケストラを編成。イタリアが生んだ作曲家ヴェルディの歌劇『ナブッコ』、『アッティラ』、『マクベス』、『運命の力』、『第1回十字軍のロンバルディア人』、同じくイタリア人ボイトによる『メフェストフェレ』などが演奏される。ちなみに、この特別編成のオーケストラは同音楽祭にとどまらず、イタリアのラヴェンナで行われる「RAVENNA FESTIVAL」にも参加することになるという。この日は、ムーティのビデオメッセージも到着。150周年記念事業への意気込みを語るとともに「1975年にウィーンフィルと共に初来日して以来、たびたび日本を訪れ、愛着を深めてまいりましたが、理解の深い素晴らしい日本の観客の皆様との触れ合いに喜びを感じています」と語った。なお、来年にはムーティ、ヴェルディ、ボイトをかたどった記念切手が発売されることも明らかに。そのほか、同音楽祭では4月7日(木)、10日(日)に今年で7回目を迎えるワーグナーシリーズとしてオペラ「ニーベルングの指輪」第2日『ジークフリート』を上演。名匠マレク・ヤノフスキを指揮に迎え、NHK交響楽団による演奏で青年ジークフリートの物語を紡ぎ出す。同シリーズは来年以降も続けられていく予定。そのほか同音楽祭では、数々の演奏会を開催。上野の地の利を生かして国立科学博物館、東京国立博物館、上野の森美術館、東京都美術館、国立西洋美術館というミュージアムでのコンサートが企画されており、通常の音楽ホールとはひと味違った演奏が楽しめそう。特に東京都美術館、国立西洋美術館では日伊国交樹立150周年記念の「ボッティチェリ展」、「カラヴァッジョ展」とのコラボによる記念コンサートを開催。また、夜の博物館でのナイトミュージアム・コンサート、こどもたちを対象にした「for Kids」なども幅広い層に向けた演奏会を開催。有料、無料を含め約1か月の130もの公演が行われる予定となっている。取材・文:黒豆直樹
2015年11月26日昨年好評を博した夜景と映像が融合した3Dプロジェクションマッピングイベント「CITY LIGHT FANTASIA」がバージョンアップして今年も登場!日本一高いビル「あべのハルカス」の展望台「ハルカス300」にて、2016年3月6日(日)まで開催される。日本一の超高層ビルの展望台「ハルカス300」』のチケット情報本イベントは、昨年に引き続き村松亮太郎率いるクリエイティブチーム「NAKED」がプロデュースを手がけており、開館25周年を迎えた世界最大級の水族館「海遊館」とコラボレーション。映像を投影することができる特殊なフィルムを使って、「天空の海遊館」と題した3D映像を窓ガラスに浮かび上がらせる。ジンベエザメやエイなど水の中の生き物が、地上300メートルの夜空を泳ぐ幻想的な世界に酔いしれたい。また、屋外広場「天空庭園」の床面にも同期間限定で海遊館をテーマとした映像を投影。観覧は無料(展望台への入場料金は必要)。そして、「海遊館」でも同期間「海遊館ウィンターイルミネーション」を実施。「ハルカス300」のキャラクターである「あべのべあ」を取り入れたオブジェを展開する。【開催詳細】開催中 ~ 2016年3月6日(日)※12月17日(木)・24日(木)・2016年2月14日(日)は、特別営業のため上映は中止。※3Dプロジェクションマッピングは、通常の日時指定券入場券でご覧いただけます。※日時指定券入場券は、2ヵ月先の同日分を受付開始日の10:00より先着順にご購入いただけます。
2015年11月26日倖田來未が12月2日(水)にLIVE DVD / Blu-ray『Koda Kumi 15th Anniversary Live Tour 2015 ~WALK OF MY LIFE~』を発売する。【チケット情報はこちら】同作は、今年の4月から6月まで、全国8会場で12公演行われたアリーナツアーより、6月28日に行われたツアーファイナル、さいたまスーパーアリーナ公演の模様を収録。同公演では、倖田がライブのオープニングで、高さ8.5mの空中より宙づりになったベンツに乗って登場する演出など、豪華な仕掛けが話題を呼んだ。現在デビュー15周年イヤーを迎えている倖田來未。12月1日(火)・2日(水)に大阪・大阪城ホール、5日(土)・6日(日)に埼玉・さいたまスーパーアリーナで15周年記念スペシャルライブ「KODA KUMI 15th Anniversary LIVE The Artist」を開催する。同公演のチケットは発売中。■LIVE DVD / Blu-ray『Koda Kumi 15th Anniversary Live Tour 2015 ~WALK OF MY LIFE~』2015年12月2日(水)発売[DVD(2枚組)] 5,616円 (税込)[Blu-ray] 6,480円 (税込)■倖田來未「KODA KUMI 15th Anniversary LIVE The Artist」12月1日(火)大阪城ホール(大阪府)開場17:30 / 開演18:3012月2日(水)大阪城ホール(大阪府)開場17:30 / 開演18:3012月5日(土)さいたまスーパーアリーナ(埼玉県)開場16:00 / 開演17:0012月6日(日)さいたまスーパーアリーナ(埼玉県)開場16:00 / 開演17:00
2015年11月26日俳優集団D-BOYSの柳下大、劇団プレステージの平埜生成、高橋和也による3人芝居『オーファンズ』が、2016年2月に東京と兵庫で上演される。【チケット情報はこちら】本作はライル・ケスラーの戯曲。アメリカの老朽化した長屋に暮らす、孤児の兄弟トリート(柳下)とフィリップ(平埜)。彼らはトリートの盗みで生計を立てていた。ある日、トリートはバーでひとりの紳士、ハロルド(高橋和也)と出会う。金持ちと思い込み家に監禁し、誘拐で身代金を得ようと目論むのだが、ハロルドは意に介さず、トリートに自身の仕事を手伝うように持ちかける。実はハロルドもかつて孤児であった。3人は奇妙な共同生活をはじめるのだが…。演出を手掛けるのは宮田慶子。以前、宮田演出で、上川隆也主演の舞台『真田十勇士』(2013・2015年赤坂アクトシアターほか)に猿飛佐助役で出演した柳下が熱望し、自らオファーしたという。「宮田さんは「真田十勇士」で御一緒してから何かと気にかけくださり、ダメもとで聞いたら『いいよ』と言ってくださり、それから作品を選びました。(作品選びは)宮田さんに演出していただくので、今までの自分にはなかった部分を引き出してもらおうという意図が1番にありました。そして宮田さん演出でより引き立つ作品。それで3人芝居でもあり会話劇でもある『オーファンズ』が1番当てはまりました」。1983年の初演以来、幾度となく舞台化、映画化されてきた本作。日本では1986年に劇団四季によって上演、市村正親がトリート役を演じた。2000年には椎名桔平、根津甚八、伊藤高史の3人で上演。作品について平埜は「長年やられてるってことは、多分どの時代にも共通する普遍的なものがあるからで、そこをちゃんとわかりたいです。日本でやる意味も意識して(台本を)読めたらもっと自分が楽しくできるんじゃないかなと思っています」と語る。柳下と平埜は初共演。お互いの印象について柳下は「(平埜は)独特の空気感があるし、いい意味で虜になりそうです。何を考えてるかわからない部分とピュアな部分がすごくフィリップと被ってる。不思議な子という印象です(笑)」と言うと、平埜は「不思議じゃないんです。人見知りなだけなんです。まだ人見知り中です」と言いつつ、柳下のことを「元ヤン。なんか人をいっぱい殴ってきてそう。それ故の笑顔かな、と思って」と独特な表現。柳下は「たまに言われる」と笑った。最後に、柳下は「怪我(靭帯損傷の手術を行った)からの復帰もあり、自分で初めて企画した作品でもあり、宮田さんと一緒にできるというのもあり、来年俳優として10年目となるので、いろんな意味で自分の代表作になるようにしたい」、平埜は「作品を観てお客さん同士で話し合ってほしい。そうやって『オーファンズ』がいろんなところに広がっていったらいいなって思うので、口コミをいっぱいお願いします」と語った。公演は、2016年2月10日(水)~21日(日)東京・東京芸術劇場シアターウエスト、2月27日(土)・28日(日)に兵庫・新神戸オリエンタル劇場にて。取材・文:中川實穗
2015年11月26日5人組ダンス&ボーカルユニット、Dream5が、6周年ライブ“Dream5 6th Anniversary LIVE”を11月23日にEX THEATER ROPPONGIにて開催。来年2月にニューミニアルバムをリリースし、小室哲哉による新曲が初提供されることを発表した。本公演は、6周年のお祝いを兼ねて“お祭り”がテーマ。ステージには紅白幕に赤ちょうちん、センターには神社の石段をあつらえ、会場全体がお祭りムード。「盛り上がっていきましょう!」の掛け声とともに、1曲目の「シェキメキ!」から観客は総立ちに。「お祭り騒ぎしながら最後まで楽しんでください」という重本ことりのMCから、JITTERIN’JINNの「夏祭り」やいきものがかりの「じょいふる」などをカヴァーする“お祭りメドレー”も披露。5人の息の合ったダンスと歌に会場はヒートアップした。スペシャルゲストにジバニャンとコマさんを迎えると、お馴染みの「ようかい体操第一」と「ようかい体操第ニ」を披露。観客は一緒になってようかいダンスを踊って楽しんだ。ダンサーの高野洸、大原優乃、玉川桃奈によるダンストラックでライブを折り返し、ソロパートではセクシー且つアクロバティックなダンスで会場を沸かせた。ことりと日比美思は、2人だけでバラードナンバー「go my way」を歌い上げ、お祭りムードから一変、大人っぽくかっこいいパフォーマンスで会場を盛り上げた。終盤には、来年2月24日にニューミニアルバムをリリースすることがビジョンにて発表され、さらに小室哲哉がムービーメッセージで登場するとDream5に新曲を提供することを明かした。これまでDream5は小室の楽曲をカヴァーすることはあっても、新曲を歌うのはこれが初めてとなる。5人は、この新作のイトーヨーカドー盤に収録される「BOY MEETS GIRL」を初披露すると、そのままTRFメドレーに突入し「EZ DO DANCE」や「CRAZY GONNA CRAZY」などをキレのあるダンスで披露。ラストは2ndシングル「僕らのナツ!!」で6周年ライブを締めくくった。このライブには、“Dream5×イトーヨーカドー×冬ぴあ”によるコラボキャンペーンで、親子15組30名が招待された。ライブ前にはリハーサル観覧を行い、お揃いのえんじ色のジャージを着たメンバーが「ようかい体操第一」や「We are Dreamer」などを披露。さらにステージに招き入れると一緒に記念撮影を行い、ハイタッチで子どもたちを見送った。文:門 宏
2015年11月26日宝塚歌劇団伝説の元星組トップスター柚希礼音が、退団後約1年を経て、来春、大阪、東京の2都市でソロコンサートを開催する。「REON JACK」チケット情報1999年に宝塚歌劇団に入団。その直後から期待の新人として抜擢され、入団11年目の2009年には星組男役トップスターに就任。以降6年間、宝塚100周年を代表する稀代のトップスターとして、多くのファンを魅了してきた。また、在団中も、自身のライブ公演であるスペシャル・ライブ「REON!!」(2012年)、スペシャル・ライブ「REON!!II」(2013年)を開催。いずれも好評を博し、ついには2014年、1998年の真矢みき以来16年ぶりとなる日本武道館での単独公演、柚希礼音スーパー・リサイタル「REON in BUDOKAN~LEGEND~」を成功させた。退団後は単身渡米し、ワールドプレミア ミュージカル「プリンス・オブ・ブロードウェイ」に挑戦。ブロードウェイのスター達に劣らぬ存在感を発揮した。そして2016年春、新たな成長を遂げた柚希のソロコンサートが幕を開ける。「現役時代、3回のコンサートをさせていただいて、お客様との距離が近く、とても楽しかったです。退団後もこうしてコンサートができることを本当に嬉しく思います。お客様と想いのキャッチボールを楽しみにしています。ペンライト、掛け声など気合を入れて参加してくださいね。お客様に楽しんでいただける舞台を作りたいです!皆様と大いに盛り上がり、思い出を沢山作って楽しみたいと思います!」と意気込みを語る柚木。構成演出は、柚希のトップ時代の作品であるラテン・グルーヴ「パッショネイト宝塚!」等を手掛けた稲葉太地(宝塚歌劇団)が担当。稲場は、「宝塚在団時、“伝説”とまで呼ばれるに至った柚希礼音。これまでやったことのない新しい分野にも挑戦し続ける、新たなる“伝説”が始まる予感に、私自身が心を躍らせています。歌やダンスはもちろん、映像を駆使した演出、皆様と一体感を共有できる空間や日替わりシーンも考えております。是非、皆様も柚希礼音の新たなる伝説を一緒に劇場で分かち合いましょう」とコメント。共演は、宝塚歌劇団在団中、若手時代から共にしてきた元宙組トップ娘役の陽月華、柚希のトップ時代を支えてきた元星組 音花ゆり、鶴美舞夕、他。実力派ダンサーたちが彩りを添える。公演は、2016年3月11日(金)から17日(木)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホール、3月26日(土)から4月11日(月)まで東京・東京国際フォーラム ホールCにて開催。チケットは2016年2月6日(土)より発売開始。
2015年11月25日