チケットぴあがお届けする新着記事一覧 (207/342)
ヤクルトが14年ぶりの優勝に向けて、マジック1とする中、巨人の『クライマックスシリーズ(CS)』のチケットが先行抽選「プレリザーブ」受付中だ。【チケット情報はこちら】現在、巨人は140試合を終えて、72勝67敗1分。首位・ヤクルトに2.5ゲーム差をつけられ、3位・阪神に2ゲーム差、4位・広島に3.5ゲーム差をつけている。奇跡の大逆転優勝も、まさかの3位転落も、可能性として残されているが、2位での『CS』出場が可能性としては一番高い。昨年の悔しさを忘れてはいない。昨年、巨人は2位・阪神に7ゲーム差をつけ、3連覇を達成しながら、『日本シリーズ』進出はならなかった。ご存知の通り、3位・広島とのファーストステージを制し、ファイナルステージに勝ち上がってきた阪神に、4連敗を喫して、スイープを許したのだ。このまま2位でペナントレースを終えたとしたら、狙うはスイープだ。そのためにはきっちり、東京ドームで『CS』ファーストステージを迎えたいところ。巨人は今季東京ドームで40勝23敗の高い勝率を誇る。9月27日、ヤクルトに敗れるまで、12連勝を飾っていた。東京ドームでの阪神戦は5連勝中の11勝2敗だ。阪神甲子園球場に舞台を移すと、5勝7敗と負け越す。10勝15敗と苦手とする広島相手にも、MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島での4勝9敗より、東京ドームでは4勝6敗とやや盛り返している。もちろん、阪神や広島と東京ドームで戦ったからと言って、勝利が約束されているわけではない。阪神の3本柱=14勝6敗・防御率2.32の藤浪晋太郎、9勝12敗・防御率2.97のメッセンジャー、11勝12敗・防御率3.67の能見篤史、広島の3本柱=14勝8敗・防御率2.20の前田健太、10勝8敗・防御率2.68の黒田博樹、14勝7敗・防御率1.87のジョンソンはともに強力だ。ただ、巨人は藤浪に4勝2敗、メッセンジャーに4勝2敗、能見に2勝2敗とするのに対し、前田に3勝3敗、黒田に1勝1敗、ジョンソンには0勝2敗と分が悪い。特にジョンソンには3回対戦して、1得点すら奪えていない。10勝11敗・防御率1.91の菅野智之、12勝3敗・防御率1.95のマイコラス、8勝8敗・防御率2.94のポレダという巨人の3本柱の成績を見ても、阪神戦の方が相性はいい。と言うより、巨人の課題は、打率.269・12本塁打・65打点の3番・坂本勇人、.243・15本・46打点の4番・阿部慎之助、.243・14本・48打点の5番・長野久義らの主軸のバットが火を噴くか否かにかかっている。果たして、巨人は昨季の、そして今季の悔しさを『CS』で晴らすことができるのか。『クライマックスシリーズ』ファーストステージ・ファイナルステージのチケットは、10月1日(木)午前11時まで先行抽選「プレリザーブ」受付中。10月3日(土)午前11時より一般発売。内野・外野ビジターチーム応援席は10月6日(火)午前11時より一般発売。
2015年09月30日今年8月にメジャー・デビュー1周年を迎えた植田真梨恵。3rd Single『わかんないのはいやだ』も好評の中、10月からは2度めの全国ツアー「植田真梨恵LIVE TOUR UTAUTAU vol.2」をスタートさせる。【チケット情報はこちら】彼女の楽曲はすっと心に響きつつ、ある癖になるメロディが心に引っかかり、また繰り返して聴きたくなる。そんな話を振ると「なんでしょうね、ちょっと珍味みたいな感じかな」と笑いながら首を傾げた。そう、確かに中毒性があるかもしれない。「メジャー・デビューしてから更にいろいろな方に歌を届ける機会が増えたので、よりわかりやすく真っ直ぐに届くものをという気持ちと、より誰も聴いたことがない音楽を、という気持ちがどんどん大きくなっている気がします。私自身が新しく挑戦したい部分が増えたというか。あれ?ちょっと面白い味だな、でも癖になるな、みたいな楽曲にしたい気持ちが更に大きくなってきてるかも。そう、まさに珍味ですね(笑)。でも最初の一口は食べやすくあって欲しかったり。そして歌詞は単純に楽しい!だけでなく、ストレートに届くものにしたいし。あと、カラオケで歌いやすかったらいいな、とかも思ったり。なんか詰め込んでますね(笑)」曲を作る事がどんどん楽しくなっている日々。「特に自分の心が揺れた瞬間を、ぎゅっと閉じ込められた時は本当にぴたっと来る」と続ける。最新曲『わかんないのはいやだ』は、まさにそんな曲。友人が飼っていた大事な猫・ミーコがいなくなり、一緒に探していた時になんと言葉をかけたらいいんだろう…と悩んだ時の気持ちからできたそう。「タイミング的に出来てすぐにリリースもできて。本当に旬な私の気持ちが入ってます。Bメロの珍味的なところも好み(笑)」(ミーコは後日、なんと自力で帰ってきたとか!)そんな思いで作られた、宝物のような大切な楽曲たちと共にステージを作り上げるライブも目前。「UTAUTAU(うたうたう)」と名付けられたツアーで東京、大阪、名古屋、そして故郷・福岡を周る。「特に歌のパワーが強い楽曲をひたすら選んで、私自身も隅々まで歌って歌って歌う。そんなステージにしたいと思います。前回のツアーが、会場全体で一緒に同じ方向に行こうね!という感じだったら、今回は客席と打ち合うというか、バチバチと歌のパワーをぶつけ合うイメージ。よりエネルギッシュに、よりパワフルに歌のパワーを放ちたいと思います!」10月3日(土) 東京・TSUTAYA O-EAST、10月10日(土) 大阪・UMEDA CLUB QUATTRO、10月11日(日) 愛知・ElectricLadyLand、10月25日(日) 福岡・DRUM Be-1。チケットは発売中。
2015年09月30日カタルシツの新作「語る室」が先日、東京芸術劇場シアターイーストにて開幕した。イキウメの主宰・前川知大による別ユニットである。前回のカタルシツ公演(2015年2月)は、一人称で語られるドストエフスキー小説「地下室の手記」の舞台化。主人公の膨大な語りを演劇的な傍白(内心を表す脇セリフ)に変換していく前川の作劇と、それを実践してしまう俳優・安井順平のタッグによる、興奮に満ちた一人芝居だった。カタルシツ『語る室』チケット情報今回は前川の新作SFミステリー。舞台は空き地なのか、公園なのか、交番前の広場で、バーベキューが行われているところから始まる。集まっているのは、とある事件に巻き込まれた人たちだ。5年前のある日、幼稚園バスの運転手と一人の園児が突如姿を消してしまい、いまだに行方がわからない。消えた園児の母(中嶋朋子)、その弟の警官(安井順平)、バス運転手の兄(盛隆二)がそれぞれの思いを胸に、バーベキューを囲んでいる。そこに登場する霊媒師(板垣雄亮)、未来から来たと話す男(大窪人衛)、父を亡くした兄と妹(浜田信也・木下あかり)たち。彼らを廻る人間関係や、非日常的な出来事が語られていくことで、事件の全貌が現れる。全編を通じ、登場人物たちは傍白を多用し、その分、物語の時間は圧縮され、膨大な情報量が表現されていく。観ているこちらの想像力で参加していく分、点でしかなかったものが徐々につながり、線となる。観客の想像力で事件の全貌が紡ぎ出されていく。物語の世界に参加していくと、日常の隣には異界が口を開けて待っており、静かな恐怖がそこにある、ということがわかる。と同時に、そこには「ただ生きていくこと」への喜びと愛しさを見つけることが出来る。「語り物」に着目した作劇と、それを縦横無尽に体現していく俳優たち。熟練と瑞々しさが同居し、過不足のない絶妙なバランスでつくられた、果実のような本作。演劇の醍醐味にあふれた「秋の舞台」である。東京公演10月4日(日)まで。大阪公演は10月9日(金)よりABCホールにて。チケットは発売中。
2015年09月29日11月21日(土)に東京・代官山 UNIT/UNICE/SALOONでライブイベント「Mikiki Pop Festival’15」が行われる。【チケット情報はこちら】同イベントはタワーレコードが運営する音楽レヴューサイト「Mikiki」が主催する初のライブイベント。同サイトが今注目してほしい若手のインディーポップバンドやラッパー、DJ、シンガーソングライターなどを集めて行われる。出演は4人組インストバンド、ヤセイ・コレクティブ。SIMI LAB のメンバーで活動する一方、ラッパー、ビートメイカーとして多方面で活躍するOMSB。ジューク、フットワークやダブステップなどのベース・ミュージックを生演奏で奏でる4人組バンド、DALLJUB STEP CLUB。4人組インディーポップバンド、PAELLAS。また、DJとしてMaltine Records キュレーション DJs、Booty Tuneの出演が発表されている。チケットの一般発売に先がけて、現在チケットぴあでは先行早割り価格による先行先着プリセールを実施中。受付は10月7日(水)午後11時59分まで。■Mikiki Pop Festival ’15日時:11月21日(土) 開場13:00 / 開演14:00会場:代官山UNIT/UNICE/SALOON(東京都)料金:Mikiki 先行早割チケット3,300 円(税込・ドリンク代別)通常価格3,800円(税込・ドリンク代別)出演:ヤセイ・コレクティブ / OMSB / DALLJUB STEP CLUB / PAELLAS / Maltine Records キュレーション DJs / Booty Tune / and more
2015年09月29日オーストラリアの3人組ロックバンド、DMA’s(ディーエムエーズ)が11月17日(火)に東京・UNITで初来日公演を開催することが決定した。【チケット情報はこちら】DMA’sは今年の5月に発表したデビューミニアルバム『DMA’s』が話題を呼び、各国のフェスに出演。イギリスのバンド、オアシスとストーンローゼズに影響を受けたと公言するとおり、1990年代のブリットポップを基調としたサウンドで注目を集めている。チケットの一般発売は10月3日(土)午前10時より。■DMA’s 来日公演日時:11月17日(火) 開場18:00 / 開演19:00会場:UNIT(東京都)料金:5,000円(税込)
2015年09月29日ABBAのベニー・アンダーソンとビョルン・ウルヴァースが作曲を手掛けたミュージカル『CHESS』が9月27日、東京芸術劇場 プレイハウスで開幕した。過去2度にわたりコンサート形式で上演を重ね、日本でもじわじわと人気を獲得してきた作品のミュージカル版が、ついに本邦初登場。コンサート版にも出演していた安蘭けい、石井一孝、中川晃教に加え新たに田代万里生が初参加、歌唱力の高い実力派が揃い、充実の舞台を展開した。ミュージカル『CHESS』舞台は米ソ冷戦の時代に行われたチェスの選手権大会。チャンピオンの座を争うのは、アメリカ代表フレディ(中川)とソ連代表アナトリー(石井)。だがその戦いの裏では、国家の威信をかけ、KGB、CIAが暗躍し火花を散らしていた。そのさなか、フレディのセコンドであり恋人でもあるハンガリー出身のフローレンス(安蘭)は、次第にアナトリーと惹かれあい、アナトリーは亡命を決意するが……。楽曲が何といってもキャッチー。ロックからクラシックまで多彩でまばゆい音楽の洪水が、日本ミュージカル界を代表する歌唱力を持つ俳優たちの歌声に乗り耳に押し寄せる幸福は、多くのファンを掴んだコンサート版と同様だ。メロディが複雑なのに麻薬のように耳に残るのは、さすが稀代のヒットメイカー、ABBAのなせる技。だが1曲ごとに熱狂の拍手が続いたコンサート版とは違い、今回のミュージカル版は、拍手を挟むのが憚られるほどどんどん物語に引き込まれていく。天才ゆえの奔放さと孤独を抱えるフレディ役の中川、国と自身の大切なものの間で苦悩するアナトリー役の石井が好対照の魅力。安蘭扮するフローレンスは、ハンガリー動乱で両親を亡くした過去がしっかりと描かれ、人物に厚みが増した。三角関係を織り成すこの男女のそれぞれの思いが、哀切でやりきれない。そして初参加の田代はチェスの競技を支配する審判・アービター役。ぶれない正しさを持つ厳しさを、うまくロックナンバーに乗せて聴かせる。クラシック出身の田代の今までにない表情も新鮮だ。初日に先駆け26日には会見も。「チェスやABBAを好きな方にとても期待されている作品。プレッシャーを感じながらお稽古をしていましたが、素晴らしいものが出来たと自負しています」(安蘭)、「戦争下の物語だということがコンサート版よりクローズアップされています。観る方も、一緒に戦争下で時代に抗っているかのような思いを受け取ってもらえたら」(石井)、「ただ単純に甘い、ドラマチックなラブストーリーではない。牽制し合っている国同士の人間が恋に落ち、葛藤が生まれ、アイデンティティを強く認識し、新しい未来を切り拓こうとする原動力が生まれる。言葉の表面だけではない美しさが新たに見えてきました」(中川)、「ミュージカル界にとっても、すごく斬新な位置にある作品。『CHESS』みたいなミュージカルは他に思いつきません」(田代)と、それぞれ思いを語った。10月12日(月)まで同劇場にて。その後10月19日(月)から25日(日)まで梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて上演される。
2015年09月29日10月17日(土)・18日(日)に東京・国立代々木競技場第一体育館でライブイベント「Sports of Heart 2015 応援ライブ」が行われる。【チケット情報はこちら】同公演は、同日に東京・代々木競技場とその周辺施設を使って行われる、スポーツと文化のコラボレーションイベント「Sports of Heart 2015」の一環として開催。初日の10月17日(土)にHilcrhyme Ms.OOJA、平井大、WATARU、18日(日)にw-inds.、Def Tech、MINMI、May J.、クリス・ハートらの出演が決定している。「スポーツ・オブ・ハート」はパラリンピアンの呼びかけにより、スポーツ選手、ミュージシャン、文化人たちが協力し合い、未来の日本のために健常者と障がい者の枠を超えて「すべての人たちが幸せに暮らせるニッポン」をめざすプロジェクトとして発足。今回で3回目の開催となる本イベントは、障がい者と健常者が一緒にたのしめるスポーツと音楽と文化のイベントを通して、「障がい者スポーツ・文化の知名度の向上」「障がいのある人もない人も同じというノーマライゼーションの実現」「障がい者アスリート・アーティストのスター誕生」の3つの実現に向けて、みんなの共感・意識喚起を図ることを目的としている。会場は代々木第一・第二体育館、フットサルコート、陸上競技場を使い、スポーツ選手やアーティストたちと一緒に遊べる空間をつくる。それぞれの会場では、高橋尚子のかけっこ教室、車いすバスケットや車いすラグビー、車いすテニスの体験プログラム、障がい者と健常者モデルのコラボレーションによるファッションショーや障がい者アートとコラボーションしたエンターテイメントショー、100組を超える地下アイドルたちのステージなど、2日間に渡りさまざまなプログラムを実施される。「Sports of Heart 2015 応援ライブ」のチケットは発売中。■Sports of Heart 2015 応援ライブ10月17日(土)開場16:45 / 開演 17:3010月18日(日)開場16:45 / 開演 17:30会場:国立代々木競技場 第一体育館(東京都)出演:【10月17日(土)】Hilcrhyme / Ms.OOJA / 平井大 / WATARU / ほか【10月18日(日)】w-inds. / Def Tech / MINMI / May J. / クリス・ハート料金:全席指定 1日券6000円 / 2日通し券11000円(引換券)
2015年09月28日10月17日(土)に渋谷のライブハウスで開催されるサーキットイベント「ETERNAL ROCK CITY. 2015」。同イベントの追加出演者が発表された。【チケット情報はこちら】今回出演が決定したのはWienners、OGRE YOU ASSHOLE、思い出野郎Aチーム、カラスは真っ白、空想委員会、ジラフポット、dry as dust、魔法少女になり隊の8組。チケットは発売中。■ETERNAL ROCK CITY.2015日時:10月17日(土)開場10:30 / 開演11:20会場:TSUTAYA O-EAST(2STAGE制)・TSUTAYA O-WEST・TSUTAYA O-nest・TSUTAYA O-Crest(東京都)出演:愛はズボーン / 或る感覚 / Ivy to Fraudulent Game / Wienners / 打首獄門同好会 / OGRE YOU ASSHOLE / 思い出野郎Aチーム / カラスは真っ白 / Kidori Kidori / 空想委員会 / SHE’S / ジラフポット / 空きっ腹に酒 / SPARK!!SOUND!!SHOW!! / DENIMS / ドミコ / dry as dust / バックドロップシンデレラ / Halo at 四畳半 / HINTO / プププランド / fula / Brian the Sun / the peggies / PELICAN FANCLUB / PENs+ / 魔法少女になり隊 / 夜の本気ダンス / Large House Satisfaction(五十音順敬称略)料金:オールスタンディング4,500円※ドリンク代別途必要
2015年09月28日岸谷五朗と寺脇康文による演劇ユニット・地球ゴージャスの最新作『The Love Bugs』の製作発表が9月24日に都内で行われ、主宰のふたりのほか、俳優の城田優、蘭寿とむ、大原櫻子、平間壮一、マルシアが登壇した。歌やダンス、コメディ要素などを取り入れ、エンターテインメント性の高い公演を行う地球ゴージャス。14作目となる本作は、小さな昆虫(=Bugs)の世界が舞台。『The Love Bugs』という言葉は「胸がときめく」や「愛らしい」を指すスラングでもあり、小さな世界の住人たちのファンタジックなストーリーを描き出す。演出・脚本、出演も果たす岸谷は「地球ゴージャスの中で一番エンターテインメントを作れるのは何だろうと考えたら、もう人間じゃ作れないなと思いました。虫なら空を飛べるし、いきなりバク宙してもおかしくない。役者はみんな虫に扮します!」と解説した。会場では、高さ5mの巨大ビジュアルが出現。岸谷が「天才」と絶賛するヘアメイク・冨沢ノボル氏に彩られ、山本寛斎事務所の協力による衣装をまとった役者たちが、本作の世界観を表現している。役柄は発表されていないが、クワガタのようなヘアスタイルとなった城田は「クワガタ役じゃないです。ネットニュースで訂正してください」と笑わせた。岸谷は城田の出演について「念願叶いました。城田優には俳優としてたくさんの魅力と深さがあって、表に出ているのはまだ一部。人を感動させられる歌唱力もまだそれほど披露されてない。まだみなさんが見ていない城田優を描きたい」と語った。また、舞台初出演の大原には「僕は彼女の歌が大好き。音符と結婚して生まれてきた子なんだなと感じています」とエールを送り、舞台の1曲目は大原が歌うことが発表された。一方、熱い会話にちゃちゃを入れる相棒・寺脇に岸谷は「うるさいよ、角刈り!」と一喝。「角刈りじゃない、おしゃれ坊主!」と返す寺脇に出演者が爆笑するなど、相変わらず息の合った(?)姿を見せた。寺脇は「地球ゴージャスは、いい意味で部活のような思いでやっています。(主宰である)僕と岸谷は監督より部長と副部長のような感じ。ひとつの作品を一致団結して作っていくことが今回もできると思います」と柔らかに語り、出演者も笑顔に。新たな作品への第一歩を踏み出した。公演は2016年1月9日(土)から2月24日(水)まで東京・赤坂ACTシアター、3月1日(火)から3日(木)まで名古屋・愛知県芸術劇場、3月11日(金)から13日(日)まで福岡・福岡サンパレス、3月19日(土)から29日(火)まで大阪・フェスティバルホールにて。東京公演のチケットは発売中。取材・撮影・文:中川實穗
2015年09月28日12月19日(土)に神奈川・横浜アリーナで行われるライブイベント「THANKS!30th ANNIVERSARY SPECIAL EVENT More Music More Live 2015~ Fヨコフレンズ~」にファンキー加藤の出演が決定した。【チケット情報はこちら】同公演は、ラジオ局Fm yokohamaの開局30周年を記念して開催。すでにいきものがかり、wacci、片平里菜の出演が決定している。チケットの一般発売に先がけて、オフィシャル先行を実施中。受付は10月5日(月)午後11時59分まで。■THANKS!30th ANNIVERSARY SPECIAL EVENT More Music More Live 2015~ Fヨコフレンズ~日時:12月19日(土)開場15:30 / 開演17:00会場:横浜アリーナ(神奈川県)出演:いきものがかり / ファンキー加藤 / 片平里菜 / wacci料金:8470円(全席指定・税込)
2015年09月28日10月10日(土)・11日(日)に埼玉・さいたまスーパーアリーナで開催されるLOUD PARK 15の第9弾出演アーティストが発表された。【チケット情報はこちら】今回出演が決定したのは、初日の10月10日(土)に日本の4人組メタルバンド、UNITED。2006年の初年度など、節目の年には必ず出演してきた彼らが、同フェス10回目の大きな節目に登場する。チケットは発売中。■LOUD PARK 15日時:10月10日(土)・11日(日)開場 9:30 / 開演 10:30会場:さいたまスーパーアリーナ(埼玉県)
2015年09月28日ビジュアル系アーティストが出演する音楽イベント「stylish wave」のカウントダウンライブが12月31日(木)東京・新宿ReNYで行われる事が決定した。出演はダウト、GOTCHAROCKA 、SCREWなど15組。【チケット情報はこちら】チケットの一般発売は10月20日(火)より。■stylish wave COUNTDOWN ’15-’16日時:12月31日(木)開場14:30 / 開演15:30会場:新宿ReNY (東京都)【出演】ダウト / GOTCHAROCKA / SCREW / BORN / Black Gene For the Next Scene / グリーヴァ / ジン / AvelCain / ベル / ギガマウス / えんそく / 黒百合と影 / RoNo☆Cro / Smileberry / 少年記料金: 前売り5,800円(税込)※オールスタンディング(入場整理番号有り)/ドリンク代別※本公演は深夜におよぶ公演の為、18歳未満の方は保護者の同伴もしくは保護者の同意書が必要です。
2015年09月28日10月に二期会が上演するR.シュトラウスのオペラ《ダナエの愛》は幻の傑作。上演機会の滅多にないレア作品だ。国内では2006年に若杉弘が演奏会形式で初演したが、舞台上演は今回が日本初演となる。公演初日まで10日を切った9月23日、都内の稽古場を訪れた。東京二期会オペラ劇場「ダナエの愛」jチケット情報この日はオーケストラが入る前の最終の通し稽古。題名役の佐々木典子ら、10月3日のキャストによる稽古だった。すでに基本的な演出は完成しており、いくつかの場面の動きを詰めたあと、全幕をピアノ伴奏で通してゆく。幕ごとの休憩の間に演者に駆け寄って細部を確認するのは、これがオペラ初演出となる深作健太。映画監督・深作欣二を父に持ち、自身も映画監督、舞台演出家として活躍する気鋭のクリエイターだ。「こんなに楽しい現場は初めて。映画も演劇も、セリフとセリフの間を埋めて作っていく作業なんですけど、オペラの場合はそれがすでに音楽としてスコアに書き込まれている。それを発見していくのが非常に楽しいです。それに、新劇からアイドルまでさまざまな経歴の俳優さんが集まる演劇の現場では、1か月の稽古の間にそこから共通言語を探していかなければなりません。でもオペラは、伝統をベースにした約束事を共有している方たちばかりなので、いきなりすごく高いところから入っていける。芸術文化としての専門度の高さを感じました」スコアに対する全面的なリスペクト。演出優位のプロダクションも少なくない中、こういう立ち位置のオペラ演出家がまたひとり誕生したのは実に頼もしい。といってもアグレッシブな仕掛けもありそう。この日は衣装も装置もまだ本番のものではなかったのでディテールは定かではないものの、「ん!?」と目を見張るような独自の解釈がいくつも施されていた。《ダナエの愛》はギリシャ神話の世界を舞台にした、そのままバロック・オペラになっていても違和感のないような物語だが、音楽はまさにR.シュトラウス。ドラマティックで色彩豊かなオーケストレーションをバックに、歌手たちにはかなりドラマティックな声と表現が要求されていて聴きごたえがある。主役の3人(ダナエ、ミダス、ユピテル)以外の役にも歌いどころ・聴かせどころが満載で、「歌」を存分に楽しめるオペラだ。これを逃すと、次はいつ観られるかわからない。チェック済みだけど行こうか行くまいか迷っているアナタ。観ないと絶対後悔します。今すぐ購入サイトへ!取材・文:宮本明
2015年09月25日「だって仲間を見殺しになんか、できないよ!」そう叫んでセーラームーンは自身の胸に輝く、銀水晶の欠片を差し出した──それは、みんなのために命を捨てる選択とも、地球を犠牲にして大切な人を救う選択ともちがう「月野うさぎ」だからこそ、できた選択だった。ミュージカル『美少女戦士セーラームーン』チケット情報2013年、美少女戦士セーラームーン20週年記念プロジェクトのひとつとして8年ぶりに新作上演となった「セラミュー」ことミュージカル『美少女戦士セーラームーン』。2014年、夏には第2弾公演、今年1月には初となる中国の上海公演も実現。そして、第3弾となるミュージカル「美少女戦士セーラームーン -Un Nouveau Voyage-」が幕を開けた。フランス語で「新たなる旅立ち」という意味を持つ、第3弾はタイトル通り、セーラー5戦士を演じる大久保聡美(セーラームーン/月野うさぎ役)、小山百代(セーラーマーキュリー/水野亜美役)、七木奏音(セーラーマーズ/火野レイ役)、高橋ユウ(セーラージュピター/木野まこと役)、坂田しおり(セーラーヴィーナス/愛野美奈子役)の卒業が発表され、話題を呼んだ。さらに人気の原作第3期〈デス・バスターズ編〉として、5戦士に加え、外部太陽系戦士セーラーウラヌス、セーラーネプチューン、セーラーサターンの全戦士が勢揃い!その勇姿はまさに圧巻。もちろん彼らと戦うカオリナイト、ミストレス9、ウィッチーズ5も登場。そして今回も、元宝塚歌劇団宙組男役トップスター・大和悠河がまもちゃんことタキシード仮面/地場衛が華麗に舞い、客席を魅了する。中学卒業を控えた5人は、エリートばかりが集う無限学園に見学に訪れるが、うさぎだけが落ちこぼれてしまう。あっさり「あーあ、購買部で無限学園グッズでも買って帰ろう」と切り替えの早い、うさぎ。けれど、その心の奥には「卒業したくない」という思いがあった──汐月しゅう、藤岡沙也香、香音有希、扇けい等、元宝塚キャストが集うステージは実に華やか。5戦士たちがラーメンを食べたり、うさぎがウラヌスこと天王はるかにうっとりしたりと愉快な日常も描かれるが、つづられるのは選択する物語。セーラー戦士であることがみんなの夢を邪魔していると悩むうさぎに、自ら選んでともに居るんだという仲間の言葉が力を与える。そして、独り立ち向かう姿は、まさに女王。女の子の勇気や夢、きらきらしたものが丸ごと詰まった公演は、9月27日(日)までAiiA 2.5 Theater Tokyoにて上演した後、10月2日(金)から4日(日)までサンケイホールブリーゼにて大阪公演を敢行。チケットは発売中。取材・文:おーちようこ
2015年09月25日9月26日(土)にキックオフを迎える鹿島アントラーズ×浦和レッズが、2ndステージ優勝戦線を左右する。ホームの鹿島は、8勝1分2敗・勝点25、得失点差でサンフレッチェ広島に次ぐ2位。アウェイに乗り込む浦和は、6勝2分3敗・勝点20で4位につける。『明治安田生命J1リーグ』2ndステージも残り6試合。両軍とも広島との直接対決は終えている(鹿島は1-0で勝利し、浦和は1-2で敗戦)。鹿島としては早く広島を逆転したいところ。浦和としてはこれ以上、勝点を離されることは許されない。鹿島×浦和 チケット情報両軍ともショックな敗戦を克服した。鹿島は第10節でガンバ大阪に1-2で敗れた。ミスから失点を許し、後半は攻め立てるも守備ブロックを敷いたG大阪に追いつけなかった。ただ2か月ぶりの敗北を引きずらなかった。第11節・ヴァンフォーレ甲府戦は1-0。相手に決定機を許さずシュート5本に抑え、鹿島は19本ものシュートを放ち、大量得点も望めた展開だが、きっちり勝点3を獲得したのでよし。浦和は2nd第9節で横浜F・マリノスに0-4、『ナビスコカップ』準々決勝第1戦でアルビレックス新潟に0-5と、2戦連続大敗のショックを断ち切った。『ナビスコ杯』4強入りはならなかったが、第2戦で新潟に3-0と完勝を収め、第10節は柏レイソルを一方的に攻め、試合終了間際に高木俊幸の今季初ゴールで勝利。第11節は清水エスパルスを相手に決定力の差を見せ、4-1とした。両クラブともどこからでも点が奪えるのが強みだ。鹿島のチーム得点王は金崎夢生とカイオの7得点である。土居聖真と赤崎秀平が6得点、柴崎岳と遠藤康が5得点をマークする。金崎はゴールハンターの役割が板についてきた。攻撃的MFのイメージが強かったが、ダヴィとの2トップを組み、よりゴールを意識したパフォーマンスを見せている。ここ5試合で3得点、『ナビスコ杯』準々決勝第2戦・FC東京戦でも2ゴールを挙げている。浦和も負けてはいない。11ゴールの武藤雄樹を筆頭に9得点の興梠慎三、7得点の梅崎司、ズラタン、5得点の関根貴大と1・2列目のアタッカーが得点を重ねる。ボランチの阿部勇樹と柏木陽介が3得点、CBの那須大亮(次節は出場停止)、森脇良太、槙野智章もそれぞれ2得点と、まさに分厚い攻撃を作っている。2試合連続で大量得点を奪い、1stステージで見せ付けた破壊力を取り戻したいところ。直接対決では鹿島が通算26勝9分14敗と相性がいいが、直近の10試合では浦和が5勝5分と圧倒する。9月26日(土)・茨城県立カシマサッカースタジアムでのゲームでは、鹿島が浦和に2nd優勝戦線からの脱落を意味する印籠を渡すのか、浦和が2nd優勝に望みをつなぐとともに年間1位も死守するのか。50回目の対戦となる鹿島×浦和がキックオフ。チケット発売中。
2015年09月25日不世出の天才、故・中島らも、幻の傑作戯曲『ベイビーさん~あるいは笑う曲馬団について』上演決定!手がけるのは、かつての所属劇団『リリパットアーミー』以外で唯一、らも戯曲の演出を許されたG2だ。第二次世界大戦直前の、満州は新京。軍の慰問に訪れた曲馬団には「ベイビーさん」なる不思議な動物がいた。果たしてその正体は?──今回、主演で軍人であることに迷う内海を演じる池田純矢、曲馬団に拾われた少年(ボーズ)を演じる鈴木勝吾が登場。舞台『ベイビーさん~あるいは笑う曲馬団について』チケット情報「これまでぼくは、どちらかというと飛び道具的な、大きく見せる役が多かったので、今回、内なる葛藤がある役をいただけたことはとてもやりがいがあります。深い思慮や感情をどれだけ表に出さずに伝えることができるのか……すごく我慢が必要な役だと思うし、それが爆発したときの力を観てほしい。主演として立たせていただきますが、むしろ皆さんの胸を借りるつもりで助けていただき役をまっとうしたいです」(池田)「ここ数年、芝居がよりおもしろくて仕方ないんです。そんなときに、この舞台のお話をいただいたことはとてもうれしい。これまでいくつかの舞台に立ってきましたが、その積み重ねが縁あって今回の出演につながっていたのだとしたら……いや、つながっていたんだなと感謝します」(鈴木)実はこのふたり、今年夏には池田が初めて作・演出・主演の三役を務めた公演に、鈴木がゲスト出演を果たす、など互いに認め合う間柄。「不思議なもので、演出されている間はなぜか敬語になってました(笑)。純矢らしいきめ細やかな演出で知らない自分をいろいろ引き出してもらいました。座長としても信頼できるし、今回は同じ役者として板の上でがんばりたい」(鈴木)「役者として生きるからには、どんな舞台にも畏怖することなく挑みたい。ただ、それでもやはり今回のお話をいただいたときは驚きと喜びがありました……その作品に、鈴木勝吾という役者と立てることはうれしい。勝ちゃんの演技の組み立て方が好きなので間近で見ることができるのも楽しみです」(池田)最後に座長からひと言。「おもしろい舞台を創りたい。たぶん100人の観客がいたら100通りのおもしろさがあると思います。でも、究極を言うなら100人全員がおもしろがる舞台を目指したい。らもさんの戯曲、G2さんの演出、キャスト、スタッフ全員の力で辿り着きます」(池田)『ベイビーさん~あるいは笑う曲馬団について』は11月7日(土)から14日(土)まで東京・Zeppブルーシアター六本木にて上演。おーちようこ
2015年09月25日文房具を題材にした新作舞台『遊星ブンボーグの接近』を上演するヨーロッパ企画がFM番組に出演。9月26日(土)23時から1時間オンエアのFM802『BINTANG GARDEN』で「文房具ミーティング2015」と題して、DJの土井コマキ、池浦さだ夢(男肉 du Soleil)らと文房具について語り合う。ヨーロッパ企画「遊星ブンボーグの接近」チケット情報ヨーロッパ企画×FM802のコラボ・レディオショーは、もはや毎年恒例。かつ『BINTANG GARDEN』最終回となる第5弾では、文房具事情にヨーロッパ企画と土井コマキが接近し、様々な角度からステーショナリーの魅力に迫る。最近の小学生文房具事情を知るために小学校に潜入し、小学生への取材を試みた「文房具インタビュー」、大阪の老舗消しゴムメーカー株式会社SEEDの玉井社長に取材をし、「修正テープ誕生秘話」を描いたラジオドラマ「消すことに命をかけた男たち」の発表、そして舞台『遊星ブンボーグの接近』の音楽を担当したHARCOに電話インタビュー、まもなく大阪で幕を開けるヨーロッパ企画の最新舞台『遊星ブンボーグの接近』の見どころなどを語りつくす。なお、京都を拠点に全国で活動するヨーロッパ企画は2011年の舞台作品“移動コメディ”「ロベルトの操縦」より、企画性を重視した作品に挑戦中。今回は“文房具コメディ”と銘打ち、ホッチキス、蛍光ペン、セロテープなど一般的な舞台作品では扱われないような文房具の世界を芝居化。作・演出の上田誠が今回テーマにしているのが“拡大”。文房具のミクロの世界をどう拡大して、コメディに仕立て上げるのか?が注目されている。劇中の音楽は上田誠が以前から大ファンで「文房具の音」という楽曲も発表しているHARCOが担当している。番組は9月26日(土)23:00よりFM802でオンエア。ヨーロッパ企画の公演は、10月4日(日)まで東京・本多劇場、10月10日(土)から15日(木)まで大阪・グランフロント大阪 北館4F ナレッジシアターにて上演。その後、高知、広島、福岡、横浜の各地を巡る。チケットは発売中。■ラジオ番組情報■【番組名】FM802『BINTANG GARDEN』【放送日時】9月26日(土)23:00~24:00 (予定)【出演】ヨーロッパ企画/土井コマキ/HARCO/池浦さだ夢(男肉 du Soleil)
2015年09月25日ド派手で愉快でナンセンスで重厚、ときに切ない舞台を紡ぐ、劇団ポップンマッシュルームチキン野郎がハロウィンに放つのは悠久の時を生きる機械人間の物語──壊れかけながらも彼はなぜ、存在し続けるのか?主演・ジャックに久保田秀敏、彼と深く関わる幸雄に水石亜飛夢。脚本・演出・出演を手がける劇団主宰の吹原幸太。鍵を握る3人が登場。チケット情報「ずっと劇団の方々とお芝居をしたかったのでとてもうれしい。コメディタッチの作品なのでぶっとんだ演技をしたい」と意気込む久保田、「顔合わせで皆さんのお名前を聞いて、ぼくの亜飛夢という名が全然目立たなくてびっくりしました……独特の世界観の中で新しい自分を出せそうでうれしいです」と驚く水石。そんな彼らに「サファリパークに猫を放り込む気持ちでいます」と吹原。しかし「舞台が終わる頃にはチーターになっているはず!」と期待も寄せる。久々の共演となるふたりだが「やっぱり、秀さんはかっこいいなあ、と思いました。追い付け追い越せで引っ張ってもらい、幸雄の成長を見せられるよう付いていきます」と真摯に語る水石に「なに言ってんの(笑)。亜飛夢こそすっかり大人びて、まだ十代なのに末恐ろしい……追い付かれないようケツ叩かれながらがんばります」と久保田が返す。一方、吹原も「久保田さんは主役として爆発する情と情報量を込めた演技をするはずです!男同士で気持ち悪いんですが(笑)、手に手をとって片時も目を放せないジャックを創りたい。水石さんにはうんと汗をかいてもらいます。まだまだ若くて内にくすぶる熱があると思うので舞台の上で心の底から吠える、そんな演技を見せます」と断言。ジャックが暮らすのは吸血鬼や狼男らが集うフリークス劇団──というわけでハロウィンだけに、観客の仮装も大歓迎!「最近の渋谷の盛り上がりはまるで寺山修司の世界のようです。その街にある劇場で、とてつもない大人の本気の文化祭を贈ります。見終わったあと、世界が変わって見えるくらい楽しませます」と吹原。水石も「全力で振り切る姿を届けます!」と決意を見せ、久保田も「この仕事は実はなくてもいいもので、でもだからこそ、やる意味を考えて大切に演じます。うんと感情を動かしてほしい、いや、僕らが動かしてみせます」と語った。そんな、心弾む舞台は10月28日(水)から11月3日(火・祝)まで東京・CBGKシブゲキ!!にて上演。チケット発売中。取材・文:おーちようこ
2015年09月25日『ぴあ日本酒セレクション 美酒会(びしゅかい) in 堂島ホテル』の開催が明日9月26日(土)に迫る中、堂島ホテル総料理長松井氏による、お酒の名わき役が決定した。『ぴあ日本酒セレクション 美酒会(びしゅかい) in 堂島ホテル』のチケット情報全国から選りすぐられた21の蔵元が用意した銘酒に合う定番なものから、女性に人気のデザートまで、堂島ホテル総料理長が腕に縒りを掛けた9品をご用意。数量限定で、各種200円でご用意しておりますので、ぜひお楽しみ下さい。年季の入った通の方も、飲み始めたばかりのライトなファンも、蔵元から直接話を聞きながら、おいしいお酒と、お料理が楽しめる貴重なイベントに、参加してみませんか?前売り券は9月25日(金) 23:59まで発売中。当日券は9月26日(土)11:00より[堂島ホテル4Fグラマシー&バッカス]にて発売。【フードメニュー】・蒸し鶏の葱ソース・出汁巻き+大根おろし・水茄子の揚げ浸し・ふろふき大根・マリネサーモン・烏賊とわけぎのぬた・焼辛子明太子・チーズとドライフルーツ・堂島モンブラン【参加の日本酒銘柄】一ノ蔵(宮城)/越後鶴亀(新潟)/柏露酒造(新潟)/原酒造(新潟)/鹿野酒造(石川)/EH酒造(長野)/林本店(岐阜)/澤佐酒造(三重)/今西清兵衛商店(奈良)/北岡本店(奈良)/佐々木酒造(京都)/羽田酒造(京都)/浪花酒造(大阪)/山野酒造(大阪)/神戸酒心館(兵庫)/三宅酒造(兵庫)/酔鯨酒造(高知)/丸本酒造(岡山)/賀茂泉酒造(広島)/新谷酒造(山口)/永山酒造(山口)※各蔵元については本イベントの公式サイト()をご参照ください。
2015年09月25日2014年、Amazon和書部門の1位になったベストセラー『嫌われる勇気』。アドラー心理学を“哲人と若者の対話”の形式で平易に解説した書籍だ。この本を原作に、第22回読売演劇大賞優秀演出家賞を受賞した和田憲明が、サスペンス溢れる人間ドラマに仕立てる舞台がまもなく開幕する。出演する利重剛、愛加あゆに話を聞いた。チケット情報はこちら心理学者アドラーの思想を解説した本を、一体どうやって芝居にするのだろう?「面白いこと、考えますよねぇ」と利重が言えば、愛加も「最初にお話を頂いた時、まったく想像がつかなかったです」と笑う。役どころは、利重がアドラー心理学を研究している大学教授、愛加は両親を惨殺した殺人犯の女。和田は、原作に登場する“哲人と若者”をさらに複数の登場人物に分割、その人間関係を描くことで物語性を深めた。その物語が、かなりサスペンス!娘の死が自殺ではないかと疑っている刑事が、死んだ娘が熱心に通っていたという大学教授の研究室を訪ね、そこで“世界はどこまでもシンプルである”“人は変わることができる”“そして、だれでも幸福になれる”というアドラーの思想を聞く。刑事は、まさに今抱えている事件とその犯人を思う。その犯人の女は、両親を惨殺し、自殺を図ったが死に損ない、逮捕された。その女もまた変わることが、そして幸福になることができるのだろうか?そして事件の真相は…?キーパーソンである殺人犯の女を演じる愛加は、元宝塚トップ娘役。ストレートプレイに出演するのも、これが初めてだ。「今、稽古でとことん苦しんでいます。宝塚は、作り上げた夢の世界。今やっているのはまったく逆。いかにリアルに、その人がそこに生きているかのように演じるという難しさを、痛感しています。でもこの役は、役者なら絶対やってみたいと思うものが、ギュッと詰まったような役どころなんです。これをきっかけに新しい自分が出せたら。それに私はこれで初めてアドラー心理学というものを知ったのですが、今までずっと悩んでいたことで、これを読んですごくすっきりした部分があった。たくさんの人にこの話を知って欲しい」と意気込みを力強く語る。一方、個性派俳優としてドラマや映画にとひっぱりだこの利重だが、彼も10年ぶりの舞台出演。こちらは愛加とは対照的に、「毎日同じセリフを言える舞台って、楽しいですねぇ。今日はどんな言い方してみようかなって考えるのが幸せ」と笑顔だ。ただ彼もまた「心理学に興味のある方も観にいらっしゃるでしょうし、あそこちょっと違うんだよな…って思われたくない。アドラー心理学、かなり詳しくなってると思います(笑)」と、セリフに書かれた以上の勉強をする毎日だ。ふたりの充実した表情から伝わるのは、面白い作品の誕生の予感。「泣いて笑ってためになるタイプの話じゃないですけど、すごく面白いですよ。説教臭い話じゃないので、単純にサスペンス好きな人も、ぜひ」(利重)。9月26日(土)から10月4日(日)まで、東京・赤坂RED/THEATERにて。チケットは発売中。
2015年09月25日寺山修司の戯曲『レミング~世界の涯まで連れてって~』が12月、主演に溝端淳平を迎え、松本雄吉(〈維新派〉主宰)の演出で東京芸術劇場プレイハウスにて再演される。2013年に松本と天野天街(〈少年王者舘〉主宰)によって上演台本化され、松本の演出でPARCO劇場にて初演された本作は、寺山の豊潤な言語感覚と、独自のリズムと身体表現で壮大なドラマを立ち上げる松本の手法が見事に融合し、高い評価を得た。松本は「一般には難解なイメージを持つ寺山作品を、高みから引きずりおろしたような舞台になって面白かったですね。たぶん寺山さんは喜んでくれたと思いますよ」と笑いながら当時を振り返る。舞台『レミング~世界の涯まで連れてって~』チケット情報舞台上に広がるのは、さまざまな人が行き交う都市の風景だ。その片隅で暮らすコックのタロとジロ。下宿の部屋の畳の下にはタロの母親が住んでいる。ある日、下宿の仕切り壁が消え、彼らの部屋に“都市”が続々と流れ込んで……。イメージの連なりのようなシーン展開が、いつしか現代に生きる若者の抱える閉塞感、焦燥感などを映し出していく。「寺山さんのきれいな言葉と松本さんの演出が溶け合って、これまで見たことのない世界が展開されていました。次は自分がその空気を体感できる。新たな挑戦を与えていただき、ありがたく思います」と意欲を見せる溝端だが、松本の「7拍子という変拍子で歌うのは難しいけどね。ちょっと苦労されるんじゃないかな」の言葉に、神妙な面持ちで背筋を正した。変拍子に合わせて、歌い、踊る。〈維新派〉の特徴とされる“ヂャンヂャン☆オペラ”と呼ぶ独特の表現方法のことだ。「ジロ役の柄本時生くんとも“リズム感ある?”“俺、ないよ”って話し合っていて。今の自分で大丈夫かな…!?」(溝端)「ハハハ!大丈夫、うまくやれますよ。初演はかなり戯曲を書き換えたんですが、今回は溝端くんと柄本くんのコンビなので、本来の戯曲に少し戻そうと思っています。都市の中での青春像をシリアスに描けるんじゃないかと。彼らふたりも東京で仕事をしていて、現実感って何だろう?と疑問を抱くことがあると思うんですよね。そういった感性を素直に出してもらえそうなので、一緒に楽しく作っていこうと思います」(松本)タロの母親役に扮する麿赤兒や、大女優役の霧矢大夢など、新鮮な顔合わせにも期待したい。この年末、変拍子に揺らぐ都市を彷徨う、ひと味違う演劇体験が待っている。「自分の感覚に真摯に向き合って、感じたままを表現していきたい。体感する、という言葉が一番似合う舞台になりそうです」(溝端)。「そう、観客の身体に訴えて揺さぶるような芝居をしたいね。自分が逆転されるような世界に巻き込んでいけるよう、皆で頑張ってやっていこうと思います」(松本)。公演は12月6日(日)から20日(日)まで東京芸術劇場プレイハウスにて、その後、愛知、大阪、福岡でも上演。東京公演のチケット一般発売は10月3日(土)午前10時より。なおチケットぴあではインターネット先行先着「プリセール」を実施中。取材・文上野紀子
2015年09月25日2016年に開館30周年を迎える“クラシック音楽の殿堂”サントリーホールが、記念公演ラインナップを9月16日に発表した。記念公演は、今年の大晦日のジルヴェスターコンサートより幕開け。2016年を通して世界一流のアーティストが登場する。中でも注目はサントリーホール独自企画の3つのフェスティバル。6月の室内楽の祭典「チェンバーミュージック・ガーデン」、8月の現代音楽の祭典「サマーフェスティバル」、秋の「サントリーホール フェスティバル」が、これまでにない規模と内容で展開される。例年よりも会期を1週間拡大する「チェンバーミュージック・ガーデン」のキーワードは「アジア」。世界で活躍するアジアの音楽家によるシリーズを展開。毎年、実力派カルテットが登場する「ベートーヴェン・サイクル」には、初の日本人グループ、クァルテット・エクセルシオが出演する。1987年から続く「サマーフェスティバル」は、委嘱新作の世界初演や、日本初演をはじめ、音楽の“今”を体験できるプログラム。特別演奏会として、国際作曲委嘱シリーズ第1回作品で、没後20年にあたる武満徹作曲の「2オーケストラのための『ジェモー』」をタン・ドゥン(第17回委嘱作曲家)ほかの指揮で再演する。記念公演の目玉と言える「サントリーホール フェスティバル」には世界のトップアーティストが集結する。5年ぶりの祝祭コンサートは、ウィーン・フィル、指揮にズービン・メータと小澤征爾、ソリストにアンネ=ゾフィー・ムターを迎える、まさに究極のガラ・コンサート。恒例のウィーン・フィルの日本公演は、2016年に80歳を迎えるマエストロ、ズービン・メータが指揮。10月12日の開館記念日にはベートーヴェンの「第九」を演奏する。また、ヴァイオリンの女王アンネ=ゾフィー・ムターが登場する「スペシャルステージ」、サントリーホールのアソシエイト・アーティストである内田光子とマーラー・チェンバー・オーケストラとの共演、英国作曲界の寵児マーク=アンソニー・ターネジへ委嘱した30周年記念作品(指揮は大野和士)など、豪華ラインナップが目白押し。そして11月は、フェスティバルを締めくくる大型企画「ザルツブルク・イースター音楽祭 in JAPAN」。クリスティアン・ティーレマン指揮ドレスデン・シュターツカペレによるワーグナーの楽劇『ラインの黄金』のほか、オーケストラ、室内楽、女優イザベラ・カラヤンの一人芝居など、多彩なラインナップを予定している。その他、共同主催公演として、2月にはダニエル・バレンボイム指揮シュターツカペレ・ベルリン(ブルックナー・ツィクルス)、5月にはサイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(ベートーヴェン交響曲ツィクルス)など世界トップクラスのアーティストによる公演が開催される。なお、2017年には、ホールのハード面のさらなる機能向上を目指し、2月から8月にかけて休館、設備の改修工事を実施予定だ。
2015年09月24日2015年9月24日(木)に放送されるニコニコ生放送「アニメぴあちゃんねる」のゲストに声優で元SKE48の中西優香が登場する。「アニメぴあちゃんねる」レギュラー出演中の秦佐和子も中西と同じく元SKE48であり、お互いプライベートでも仲が良く、中西は秦佐和子の「素」の部分を知っているだけあり暴露話なども期待出来る。会員放送では、ふたりで撮影したオフショットを公開するというので、楽しみだ。中西は番組後半の会員放送にて行われる、秦佐和子の誕生日会にも参加し、誕生日にちなんだ企画をやる。「いつも以上にユーザーコメントを意識する」とのことなので、ぜひ秦佐和子にお祝いの言葉をコメントで送って誕生日会を盛り上げて欲しいところだ。ゲストの中西は自身の外見に対しコンプレックスを抱いており、一見明るそうな性格からは想像出来ないネガティヴな部分もあり、番組では、そのコンプレックスについて、詳しく話してくれる予定。さらに色んな場面でコスプレをする様で、番組では、アニメキャラのコスプレをしている写真を披露してくれる。恒例のタカオユキのキャラ弁「タカ弁」は、そのある意味卓越されたビジュアルは一層、出演者に驚きを与えつつも、前回から『味』重視に方向転換したはずだが、全く実力発揮できずにいる。今回は中西も試食する予定なので、どんな表情が生まれるか楽しみだ。番組スタートと同時に展開するカラオケは、今回は、前田玲奈が本日の番組内容を意識した曲を披露するというので、こちらも楽しみだ。またYouTube「アニメぴあちゃんねる」では、現在、オリジナル動画が配信されている。前田玲奈と、怪しいゆるキャラ“がまぴぃ”が、気になる話題について語る「もうすぐアレでる」。第6回のテーマは「LINEでわかる脈ありサイン!」。前田玲奈は、果たして脈ありサインを見抜けるか!「もうすぐアレでる」は、女性向けWEBサイト、「オネガマ」とも連動中。■アニメぴあちゃんねる日時: 9月24日(木)午後8時30分~午後10時00分出演: 前田玲奈 / 秦佐和子 / タカオユキ / 美濃部達宏ゲスト: 中西優香
2015年09月24日宝塚屈指の美貌を誇る花組トップスター・明日海りおが、『新源氏物語』でいよいよ光源氏を演じる。本作は田辺聖子の小説をベースに柴田侑宏が舞台化した宝塚歌劇の名作で、26年ぶり3度目の上演。平安王朝の世界を華やかに見せながら、絶世の美男子の愛の遍歴をドラマティックに描く。宝塚歌劇花組 チケット情報美しい品のある着物姿で現れた明日海。「稽古場から優雅な身のこなしを意識しています。家では白檀のお香を焚くようになりました」と、すっかり雅な世界に浸っている。「光源氏は名前だけでも大きく、とても責任を感じています。色々な資料を読んでいると何時間も経っていたということも。とても入り込みやすいです」。その中で明日海が目指すのは、台本に忠実な光源氏像。「この作品の中で源氏は藤壺の女御の面影を追い続けています。出会う女性たちそれぞれへの愛も真実ですが、また藤壺への想いに返ることへの自分の葛藤。彼をかき立てる“情熱”を、共感を呼べるように演じたいです」。2008年の月組大劇場公演『夢の浮橋』新人公演では、光源氏の外孫・匂宮を演じた“縁”もある。「匂宮のほうが野性的。同じ血を受け継ぐあの役を活かしながら、匂宮との違いも自分の中ではっきり出して演じたいです」。花組トップに就任して1年余り。男役の美学を極めつつある今、数々の姫君を相手に、甘い貴公子の内にある魂をくっきりと見せてくれそうだ。「主演をさせて頂くようになって、心の内を前面に出すお芝居を意識しています」と語る明日海が頼もしい。同時上演のグランド・レビュー『Melodia -熱く美しき旋律-』は、「プロローグや中詰はラテンで、“熱く”の部分が強いショーです」と笑う。「下級生までたくさんの場面に出ているので、エネルギッシュにお届けしたいです。私はスキャット的な歌に挑戦したり、花乃(かの)まりあと今回は大人っぽいデュエットダンスを踊ります。コンビを組んで大劇場公演では2作目なので、また違った表情をお見せできたらいいですね」。8月の台湾公演では観客の鳴りやまない拍手に感動したという。「拍手が降ってくるような感覚が忘れられません。花組の仲間は海外でも揺るがない安心感があり、心強かったです。今回は日本物のお芝居の楽しさを日々発見していますし、ショーでは身体を解放しながら踊っています。切り替えが必要ですが、それ自体を楽しんで臨みたいです」。香り高き王朝ロマンから、心躍るリズムの連続へ。この振り幅の妙を存分に味わってほしい。公演は宝塚大劇場にて10月2日(金)から11月9日(月)まで上演。東京宝塚劇場公演は11月27日(金)から12月27日(日)まで。東京公演は10月25日(日)より一般発売を開始。取材・文/小野寺亜紀
2015年09月24日ミュージカル『レ・ミゼラブル』が、9月20日の夜公演をもって国内上演回数3000回に到達した。日本では1987年に初演。2015年公演は4月に東京・帝国劇場で開幕し、愛知、福岡、大阪、富山公演を経て、静岡市清水文化会館マリナートにてこの日、3000回の大台に達した。当日は特別カーテンコールが行われ、主人公ジャン・バルジャンをトリプルキャストで演じている福井晶一、吉原光夫、ヤン・ジュンモらが挨拶をした。ヴィクトル・ユゴーの同名小説を原作とし、19世紀初頭のフランスの動乱期を舞台に「無知と貧困」「愛と信念」「革命と正義」「誇りと尊厳」といったテーマを荘厳な楽曲に乗せ描き出す作品。ミュージカルの金字塔と呼ばれるほど、幅広い層に愛され続け、28年という長きにわたり上演を重ねている。この日のカーテンコールでは「ミュージカル『レ・ミゼラブル』日本上演通算3000回達成!」という文字がスクリーンに大写しになると、客席からは大きな歓声と拍手が沸いた。その中で、マダム・テナルディエ役、森公美子の進行で特別カーテンコールはスタート。「3000回とひと言で言っても、本当にたくさんの出来事があって、たくさんの努力があって、この回数を重ねてこれたのだと思う。初演からたくさんの方々がこの作品に携わって、作り上げてきた3000回。僕たちはその気持ちを受け継いで、明日の3001回目からまた毎日、1回1回を大切に演じていきたい」(福井晶一)、「3000回という歴史的な瞬間を皆さんと一緒に過ごすことができ、光栄です。これからも続く『レ・ミゼラブル』の歴史が楽しみです」(ヤン・ジュンモ)、「28年間で3000回と訊いて「重いな」と思った。このお芝居に役者として立つということは、すべての役において、非常に重いこと。そして今までその重みを背負って、ずっと繋げてきてくれた人たちがいるんだなと思うとすごく感慨深くなります」(吉原光夫)と、口々に支えてくれたファンや、これまで作品に携わったキャスト・スタッフへの感謝を述べていた。2015年公演は9月24日に大千秋楽を迎えたが、さらにその千秋楽の場で、2017年春の再演が発表に。日本初演30周年記念公演としての上演になるとのこと。これからも重ねられていく『レ・ミゼラブル』の歴史をお楽しみに。
2015年09月24日11月29日(日)に静岡・富士スピードウェイで、日産自動車によるファン感謝イベント「NISMO FESTIVAL 2015」の開催が決定した。同イベントは1997年にスタートし、今回で18回目。大切に保管されてきた日産往年のレーシングカーから、最新のレーシングカーまでが一堂に会し、展示や走行、エキシビジョンレースを行う。そのほか、国内外のレーシングドライバーによるトークや、同イベント限定グッズの販売などが予定されている。イベントの詳細については、今後公式サイトなどで発表。気になる方はご確認を。■NISMO FESTIVAL 2015日時:11月29日(日)会場:富士スピードウェイ(静岡県)
2015年09月24日ケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)の主宰する劇団ナイロン100℃が、12月、下北沢本多劇場にて『消失』を再演する。KERAの作・演出で2004年末に初演された『消失』は、“善意がもたらす悲劇”を描いたKERA流シリアス・コメディ。最高傑作との絶賛を受け、かねてより再演を熱望されていた作品だ。11年ぶりの上演、しかも初演キャストの大倉孝二、みのすけ、犬山イヌコ、三宅弘城、松永玲子、八嶋智人(客演)の6人の再集結に、演劇フリークの熱い視線が注がれている。皆が善人に描かれているという登場人物の中で、物語の核となるのは、兄チャズ役の大倉孝二と弟スタンリー役のみのすけのふたり。再演への思いを聞くと、「KERAさんは早くから再演したがっていたけど、僕は個人的につらかったので嫌だった。ついに来たか、という感じ」という大倉の率直な第一声が飛び出した。ナイロン100℃『消失』チケット情報「大倉の役は気持ちを抱え込むから大変だよね。僕はこの作品の、過去なんだか近未来なんだかわからないような設定、いわゆるアナログSFの世界観が好きなので、もう一回やれるのは嬉しいです。救いのない話なので、今の日本の状況下でこれをやるのはどうかな…とも思ったけど、不幸な物語として見るかどうかはお客さんに委ねたい」(みのすけ)クリスマスの夜。チャズとスタンリー兄弟の家に、スタンリーが思いを寄せる女性(犬山)、怪しいヤミ医者(三宅)、間借りを望む女性(松永)、ガスの点検員(八嶋)が次々と現れる。彼らの会話から浮かび上がるのは、兄弟の悲しい秘密と彼らを取り巻く不穏な状況。滑稽なやりとりに笑いを誘われながらも、しのび寄る悲劇の予感が胸を圧迫する。「初演のパンフレットで、“KERAさんは僕に新しいことをやらせようとしていた。自分でもやらなきゃと思ってやったけど、死ぬほどつらい”と言ってて(笑)。やっぱり基本はふざけた、面白いものが好きなんですよね。シリアスな話なので反応が予測できなかったけど、幕が開いたらすごく好評で意外でした。KERAさんには、自分にはまったく思いつかないことを考える人だな~といった尊敬がありますね」(大倉)劇団内では先輩(みのすけ)と後輩(大倉)のふたりだが「もはや先輩という意識は全然ない」という大倉に、みのすけも「いいんじゃないですかね」とニヤリ。「ナイロン100℃の役者は個人主義だから。でもそれを許さないのが体育会系の八嶋さんで(笑)。お前、後輩のくせに!とか言うんですよ。え~誰も気にしてないよ、って思うんだけど」(大倉)「俺もかなり叱られた記憶がある。年上だからってダメだよ!って(笑)」(みのすけ)独特で良い加減の緩い空気が漂う“ナイロニズム”をピリッと引き締める八嶋エッセンス。その絶妙のチームワークで構築する噂の舞台の再来を、見逃すわけにはいかない。「もう一回やって良かった、と思える舞台にしたいです」(大倉)「初演を観た人も、初めての人も、スゴいと思ってもらえる作品だと思いますよ」(みのすけ)上野紀子
2015年09月18日十八代目中村勘三郎の発案で、2008年に始まった「赤坂大歌舞伎」が、2年半ぶりに帰って来た。第4回の今回は、糸操り人形が三番叟を踊り、糸を操る後見とのユーモラスなやりとりも見せる舞踊『操り三番叟』を中村勘九郎が、ひとりで七役を、早替りも交えて演じる『お染の七役』の主役を中村七之助が勤めている。「赤坂大歌舞伎」チケット情報勘九郎が『操り三番叟』を踊るのは、今回が2回目。前回は2009年、歌舞伎座で披露している。「もともと、うちの父に勧められた演目なんです」と、勘九郎は振り返る。「糸に操られての人形振りは膝にかなり負担がかかるのですが、後見の(中村)国生とのチームワークを大切にし、重力を感じさせないイメージで、お客様に楽しんでいただきたいですね」。ACTシアターの空間については「すでに『棒しばり』で松羽目物もやっています。あの時のことを考えても、大丈夫なんじゃないでしょうか!」と笑顔を見せた。一方、七之助が「プレッシャー」と語るのは『お染の七役』。2012年、平成中村座において初役で勤め、「父から珍しく褒められた」舞台だ。「ストーリーというよりも空間に支えられて今に残ったようなところがある芝居で、平成中村座にも助けられました。それを、ACTシアターでやるのは正直、かなり難しいですね」。とはいえ、意識的に演じ方を変えるつもりはないという。「玉三郎さんから教わった通り、早替りショーで終わらせずに演じる役々をきちんとやる。そこはぶれません。自分が持っているものを全て出したいと考えています」と表情を引き締めた。なお、『お染の七役』には勘九郎も出演。七之助が演じる七役のひとつ、土手のお六の亭主、鬼門の喜兵衛を演じる。兄弟の息の合った芝居が期待できそうだ。これまでとはひと味違うこの演目立てにこそ、第4回ならではの挑戦がある。「赤坂大歌舞伎はもともと、歌舞伎を観たことのないお客様にも歌舞伎に触れてもらい、好きになって帰ってもらう企画。うちの父はプロデュース能力がすごくて、ずっとそういう演目立てをしてきました。でも今回は、本当に挑戦。現代的な劇場には合わないかもしれない作品で、お客様を歌舞伎の魅力に引き込むのは僕の責任ですし、逆にこれを好きになってもらえたら、可能性が広がるはずです」(七之助)「ACTではずっと、演出を変えずに古典を上演しているのも特徴です。今回の挑戦を通して、また見えて来るものもあるだろうから、先へと繋げることができるのではないかと思います。いずれは、僕たちが出ずに、がんばっている若手での公演ができたらとも考えていますね。そうやって、先人から教わったものを、次に伝えていくのが、僕たちの使命。父が遺してくれた赤坂大歌舞伎も、絶やさずに続けて行きたいです」(勘九郎)『赤坂大歌舞伎』は9月25日(金)まで、東京・赤坂ACTシアターにて上演。チケット発売中。取材・文:高橋彩子
2015年09月18日オルタナティヴ・ロックの元祖ともいわれるロック・バンド、ジーザス・アンド・メリー・チェインの来日公演、「NME JAPAN presents NME ICONIC ALBUM THE JESUS & MARY CHAIN “PSYCHOCANDY” 30th Anniversary Japan Tour」。同ジャパンツアーの追加公演を11月27日(金)に東京・EX THEATER ROPPONGIで開催する事が決定した。【チケット情報はこちら】7年ぶりとなる今回の来日公演は、7月にローンチされた音楽ニュースサイト『NME JAPAN』により企画されるもので、彼らが1985年彼らが1985年にリリースしたデビューアルバム『サイコキャンディ』の収録曲全曲を演奏するコンセプチュアルなライブ。11月26日(木)公演の指定席はすでにSOLD OUT、スタンディング席も残席僅少となっている。新たに開催が決まった追加公演にのみ、SPECIAL GUESTとして日本のロックバンド、凛として時雨が出演する。ジーザス・アンド・メリー・チェインはジム・リードとウィリアム・リードのリード兄弟を中心に1983年に結成。1985年のデビュー作『サイコキャンディ』は名作として名高い。 同作を含め6作のオリジナルアルバムをリリースするが、1999年以降はリード兄弟がそれぞれソロ活動に入り、活動停止状態となっていた。その後、2007年に再結成、ライブを中心に活動を続けている。追加公演のチケットの一般発売に先がけて、チケットぴあでは先行を実施中。受付は9月24日(木)午後11時59分まで。■NME JAPAN presents NME ICONIC ALBUMTHE JESUS & MARY CHAIN “PSYCHOCANDY” 30th Anniversary Japan Tour11月24日(火)umeda AKASO(大阪府)開場 18:00 / 開演 19:00スタンディング 8,800円※1ドリンク代別途11月26日(木)EX THEATER ROPPONGI(東京都)開場 18:00 / 開演 19:00アリーナスタンディング 8,800円(残席僅少) / 指定席9,800円(SOLD OUT)※1ドリンク代別途【追加公演】11月27日(金)EX THEATER ROPPONGI(東京都)開場 18:00 / 開演 19:00SPECIAL GUEST:凛として時雨アリーナスタンディング 8,800円 / 指定席9,800円※1ドリンク代別途
2015年09月18日本場ベルギービールと郷土料理を味わいながらベルギーの文化に触れられるイベント「ベルギービールウィークエンド東京2015」が、六本木ヒルズアリーナにて開催中。明日からシルバーウィークに突入し、ますます大きな賑わいとなりそうだ。ベルギービールウィークエンド東京2015 飲食チケットベルギーでは、首都ブリュッセルで毎年9月の第1週末に開催される本イベント。日本では2010年に初開催され、今年で6度目。4月に名古屋で幕開けし、広島、福岡、大阪など7都市で52日間にわたり開催。ここ東京でフィナーレを迎える。今年は、ホワイト・ビールやゴールデン・エールなど醸造法の異なる11タイプのベルギービールが揃った。飲みやすくて爽やかな味わいの「ヒューガルデン ホワイト」や、“世界一魔性を秘めたビール”と称される「デュベル」など、全61種類。料理は、ベルギーのフライドポテト「フリッツ」や、「アントワープ風グリルソーセージ」、「カルボナード(牛肉のベルギービール煮)」などビールに合う伝統料理から、ベルギーワッフルやアイスクリームなどのスイーツまで提供。飲食には飲食用コイン(1枚210円分)が必要で、ビールは1杯につき3~5枚、料理は1品につき1~5枚で交換できる。また、会場に設けられたステージでは様々なイベントが開催され、ベルギーのトップミュージシャンたちによるライブステージも開催。ベルギーで数々の音楽賞を受賞するロックバンド、トリガーフィンガー(9/18・19出演)や、ラテン・ポップのシンガーソングライター、ガブリエル・リオス(9/21・22・23出演)らがイベントを盛り上げる。取材した17日は、生ビールを最高の状態で提供するコンテスト「ステラ・アルトワ ワールド ドラフト マスターズ」が開催され、トップバーテンダーたちが技を競い合い、会場を沸かせていた。「ベルギービールウィークエンド東京2015」は、9月23日(水・祝)まで毎日開催。入場無料。開催時間は、平日14時~22時、土日祝11時~22時、9月23日(水・祝)11時~21時(ラストオーダーは閉場の30分前まで)。飲食用コイン11枚とオリジナルグラスが付いたチケット(3,100円)が発売中。
2015年09月18日