チケットぴあがお届けする新着記事一覧 (251/342)
12月20日(土)に幕張メッセ 国際展示場、12月27日(土)に大阪城ホールで行われるFNC所属アーティストのトップアーティストたちが一堂に会すファミリーコンサート「2014 FNC KINGDOM IN JAPAN -STARLIGHT-」のヘッドライナーが発表された。「2014 FNC KINGDOM IN JAPAN -STARLIGHT-」のチケット情報今回は昼公演(昼12:00開演)を「EMERALD STARLIGHT」、夜公演(18:00開演)を「DIAMOND STARLIGHT」と称し、「EMERALD STARLIGHT」のヘッドライナーをCNBLUEが、「DIAMOND STARLIGHT」をFTISLANDが務める。単独ステージにも引けを取らない、充実のステージで観客を魅了してくれるだろう。さらに前回の「FNC KINGDOM」では見ることのできなかった、FNCアーティストによるコラボステージを予定しており、4組の異色のデュエットステージに加え、“KINGDOM1号、2号”と称した、FTISLAND、CNBLUE、AOA、N.Flyingのメンバーによる完全シャッフルユニットステージも披露する予定だ。また、チケットぴあでは大阪公演でインターネット先行抽選(プレリザーブ)を11月20日(木) 11:00まで受付中。【公演詳細】「2014 FNC KINGDOM IN JAPAN -STARLIGHT-」[出演]FTISLAND/CNBLUE/JUNIEL/AOA/N.Flying(東京公演)12月20日(土)幕張メッセ〈EMERALD STARLIGHT STAGE〉昼公演:開場 11:00/開演 12:00〈DIAMOND STARLIGHT STAGE〉夜公演:開場 17:00/開演 18:00(大阪公演)12月27日(土)大阪城ホール〈EMERALD STARLIGHT STAGE〉昼公演:開場 11:00/開演 12:00〈DIAMOND STARLIGHT STAGE〉夜公演:開場 17:00/開演 18:00
2014年11月17日男同士の夫婦とひとり息子をめぐる愛の物語を描いたミュージカル『ラ・カージュ・オ・フォール』。日本初演から30周年を迎える2015年、3年ぶりに上演される。この作品がこんなにも長く愛されるのはなぜなのか。“夫”のジョルジュを演じる鹿賀丈史が、作品の魅力と、舞台にかける思いを語った。ミュージカル『ラ・カージュ・オ・フォール』チケット情報鹿賀が初めて『ラ・カージュ──』に挑戦したのは2008年。以来、今度で3度目の出演となるが、この作品でジョルジュというゲイ役を演じることには、大きな魅力を感じているのだという。「これは人としての思いやりや愛がいっぱい詰まっている話なんですけども、ゲイであるからこそ、そういったものがより深く繊細に色濃く表現できるところがある。そこが演じていて非常に気持ちいいんですね」。たとえば、ひとり息子の結婚に際し、普通の男女の夫婦になりすましてひと騒動起こしてしまうのも、息子のためなら何でもするという濃い愛情の表れ。面白おかしい場面のなかにも、人にとって大切な精神がくっきりと浮かんでくる。「世間から冷たい目で見られることもあるけれども、ゲイであるジョルジュたちのほうが人間愛をより深く理解しているんじゃないかと思えてくるんですよね。ですから、人間の尊厳も表現できるのではないかと思いますし。何より、笑っているうちに泣けてくるというお芝居はすばらしいので。いい作品に巡り合えたなと思っているんです」。ジョルジュの“妻”を演じる市村正親とは、劇団四季時代からの盟友だ。舞台上では、夫婦として愛を交わしたりケンカをしたり、息の合ったところを見せてくれる。「付き合いが長いだけに、とくに打合せをしなくてもスッとできてしまうところがやはりありますね。見つめ合うと、“お互い年を取ったね。頑張ってるね”っていう気持ちになりますけども(笑)」。舞台に立って40年あまりが過ぎた。「正直なところ、若いときには簡単にできたことが、何回も練習しないとできなくなったりしています。でも、繰り返すことで味のある芝居や歌になったりもしますし、年齢を重ねることで役の捉え方も違ったりしますから。今度の『ラ・カージュ──』も、また新しく感じることがあると思います」。最後に、常に新鮮な気持ちで演じる秘訣を、「その作品に真剣に向き合い、よけいなものを落として、台本に書かれてることを忠実にやること」と即答した鹿賀。感動的な舞台に必要なのは、そんな真摯な思いだけなのかもしれない。公演は2月6日(金)から28日(土)まで東京・日生劇場、3月6日(金)から8日(日)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて。両公演ともにチケット発売中。なお、12月28日(水)までにチケットぴあ 有楽町国際フォーラム店、渋谷ヒカリエ店で東京の平日公演S席のチケットを購入すると劇場で非売品A5クリアファイルと引換えできる特典券がついてくる。取材・文:大内弓子
2014年11月17日新国立劇場では毎年交互に『シンデレラ』と『くるみ割り人形』の2作品をクリスマスの風物詩として上演している。今年は『シンデレラ』の世界が用意されており、小野絢子と共におとぎ話の恋人たちを演じる福岡雄大に作品への思いを訊いた。新国立劇場バレエ団『シンデレラ』チケット情報「シンデレラは彼女の成長によって、現実の世界で出会いがあって最後には結ばれるという夢の叶うストーリー。魔法を掛けられているような作品で、演ずる側もお客様も温かく幸せな気持ちになります」アシュトン版シンデレラは、英国の香り溢れる豪華な舞台だ。「1幕のシンデレラの部屋の場面がイギリスの芝居を見ているみたいな感覚になりますが、その中にバレエのテクニックが含まれていても、そこが強調されない演出になっています。舞台袖に捌けるまで細かい芝居の指定があり、お客様の目に触れないようなところまで注目して頂きたいです。2幕は舞踏会のシーンで華やかな踊りが中心になります」プロコフィエフの音楽に惹かれ、バレエの舞台に足を運ぶ観客も多い。「バレエは音楽があってのものじゃないですか。僕はプロコフィエフの曲が本当に好きです。一番凄いと思うのが、重いパートと軽やかなパートの違いがはっきりしている部分で、ロミオとジュリエットにもみられる音楽と群舞の重厚感や、明るくて軽快な音楽とのメリハリ感が素晴らしいです」おとぎ話の王子様を演ずるに当たっては「普段踊っている古典作品も一緒ですけど、おとぎ話は幻想的な世界観を大切にしないと台無しになります。シンデレラの王子は、ジークフリート(白鳥の湖)のように決まったイメージがないので、その人の個性で染めていける役柄だと思います。僕は爽やかにいきたいです。夢を壊さないような王子になりたい」と謙遜するが、実際の福岡は舞台の美しい佇まいからは想像できないようなひょうきんで気さくな性格だ。「仙女がかぼちゃに魔法を掛けて馬車に変身させるって夢がありますよね。子供たちだけでなく大人にも楽しんでもらえる見せ場だと思います。あと、星の精の踊りは、ソリスト級のメンバーが煌きに満ちた場面をお見せします。公演を観終わったあとクリスマスに家族や恋人っていいな、と心に残る舞台をお届けできるよう、頑張ります。」ラストシーンでふたりが結ばれる情景は宇宙的な美しさ!「劇場で踊っている事を忘れてしまう感覚が生まれます。お客様にも客席から別の世界を感じて頂けるのではないでしょうか」と極上の王子スマイルを魅せた。福岡雄大が出演する新国立劇場バレエ団「シンデレラ」ぴあスペシャルデーは、12月20日(土) 13:00開演、新国立劇場オペラパレスにて。取材・文・撮影:高橋恭子(舞踊ジャーナリスト)
2014年11月17日11月20日(木)より、東京・世田谷パブリックシアターで上演されるJAZZエンターテインメント・ダンス集団梅棒の公演「梅棒 3rd STAGE 『男なら、やってやれ!!』」。同公演への応援コメントがGReeeeNのHIDEから寄せられた。【チケット情報はこちら】これは、梅棒主宰の伊藤今人が今年行われたGReeeeNのZeppツアーの演出に関わり、また、ライブのパフォーマーとして梅棒メンバーのうめ、竜彦、Hiromiや、今回の公演に出演するすいーつこと野田裕貴がライブに出演していたことから送られたもの。コメントは以下。「ワクワクの塊です!セリフは一切無し!?J-popの名曲に合わせ、キレッキレのダンスに、ハラハラする展開で畳み掛けます!涙と笑いが押し寄せる中、最後には幸せな気持ちになれる。エンターテイメントの新しいカタチです!見ないなんて、草!!!」(GReeeeN HIDE)梅棒は今年で結成14年目。2012年に『Legend Tokyo chapter.2』という国内最大級の振付作品コンテストにて圧倒的な得票で優勝、日本一に輝き注目を集める。2014年1月に東京芸術劇場シアターイーストにて行なわれた第2回単独劇場公演は全23ステージが完売。追加公演を東京・パルコ劇場で開催した。同公演は本公演、追加公演を合わせ、ダンス公演としては異例の6000人を動員している。今回行われる梅棒3度目の単独劇場公演は、2012年に『Legend Tokyo chapter.2』で日本一を獲得した作品を90分の劇場完全版として上演する。「梅棒 3rd STAGE 『男なら、やってやれ!!』」は11月20日(木)から11月23日(日・祝)まで、東京・世田谷パブリックシアター、12月12日(金)・13日(土) ・14日(日)に大阪・ナレッジキャピタルナレッジシアター、2015年1月10日(土)・11日(日)に福岡・電気ビルみらいホールで上演。チケットは発売中。
2014年11月17日11月26日(水)にTHE COLLECTORSのギタリスト、古市コータローが、約20年ぶりとなるソロアルバム『Heartbreaker』をリリースする。1986年の結成以来、日本のロックシーンに多大な影響を与えてきたモッズ・バンド、THE COLLECTORS。古市コータローはそのギタリストとして圧倒的な存在感を放ってきた。今回、1995年以来となるアルバム制作にあたり、彼の交友関係の広さを示す超豪華なミュージシャンが集まった。プロデューサーに盟友・浅田信一を起用。そのほか、東日本大震災以降、継続的に開催しているチャリティ・イベント「緊急ナイト」で古市と共に緊急バンドを結成したThe Birthdayのクハラカズユキ、the pillowsサポートの務めており、2014年はTHE COLLECTORSツアーにも参加した鈴木淳、the pillowsの山中さわお、GOING UNDER GROUNDの松本素生、TRICERATOPSの吉田佳史らが参加。THE COLLECTOERSの楽曲とはひと味違った作品に仕上がっている。12月には全国5公演のアコースティック・ツアーも敢行するが、こちらの公演はすでにソールドアウト。2015年1月18日(日)にはバンド編成のライブが東京・CLUB QUATTROで開催されるので、気になる方はご確認を。チケットの一般発売は11月29日(土)午前10時より。■「古市コータロー solo band live"Heartbreaker"」日時:2015年01月18日(日)開場16:00 /開演 17:00会場:CLUB QUATTRO(東京都)料金:スタンディング 4,000円 ※ドリンク代別途必要■アルバム『Heartbreaker』11月26日(水)発売WGCD-0022,600円
2014年11月17日アイドルグループ、アイドリング!!!が11月24日(月・休)に東京・NHKホールでライブを開催。同公演をもって、メンバーの菊地亜美がグループを卒業する。【チケット情報はこちら】昼公演と夜公演の2回開催されるこの日の公演。夜公演はメンバーである菊地亜美の卒業ライブとして注目を集めている。なお、卒業公演の開催に伴い、ライブ前日の11月23日(日・祝)17時30分よりフジテレビの地上波・BS・CSやニコニコ生放送など様々なメディアで、彼女に30時間密着する一大ドキュメント『アイドリング!!!16号菊地亜美卒業記念!さよなら菊地亜美! アイドル卒業までのカウントダウン!! 30時間密着ドキュメント!!!』の生配信と生放送を行なう。アイドリング!!!メンバーのみならず、菊地亜美と関係する芸能人も多数登場する予定の同企画は、本人たっての希望で実現。卒業公演本編の模様は、CS放送「フジテレビNEXT ライブ・プレミアム」およびインターネットチャンネル「フジテレビNEXTsmart」で、11月24日(月・休)18時より放送。密着ドキュメントのために、菊地は前日から一睡もしないまま卒業ライブに出演。公演の中で50分ノンストップメドレーのパフォーマンスに挑戦する。卒業公演で50分ノンストップメドレーを行なう事に関して、菊地は「今年の夏、フジテレビの27時間テレビで司会を務められたSMAPさんの頑張り、そして体力の限界に挑戦したノンストップメドレーライブを見て、すごい感動をもらいました!あたしも、見ている人たちに何か感動を与えられるようなバラエティタレントになりたいと思っているので、アイドルとして、最後に大きな感動をファンの皆さんに届けたいと考え、今回の企画を提案しました。体力面で不安はありますが、これまで一緒に頑張ってきたアイドリング!!!のみんなと最後の思い出作りもできるので、本当に楽しみです!気合を入れて30時間、頑張ります!」と決意を述べている。11月24日(月・休)に東京・NHKホール公演のチケットは発売中。■井の中のアイドリング!!! 大海でバタアシング!!!日時:11月24日(月・休)【昼公演】開場12:30 / 開演13:30【夜公演】開場17:00 / 開演18:00会場:NHKホール(東京都)チケット:全席指定6,500円(税込)※未就学児童入場不可
2014年11月17日連続テレビ小説『ちゅらさん』や映画『県庁おもてなし課』など、映像作品で数々のヒット作を放ってきた脚本家・岡田惠和が初めて舞台の脚本を手がける『スタンド・バイ・ユー ~家庭内再婚~』が2015年1月に上演を果たす。演出は映像で活躍する傍ら、自ら劇団も率いる堤幸彦。この作品に出演する戸次重幸に話を聞いた。舞台『スタンド・バイ・ユー』チケット情報連れだって貸別荘に出かけた二組の夫婦。一組の妻ともう一組の夫が買い出しに出かけたところ大雪に帰り道を閉ざされてしまい、4人の男女はあべこべの組み合わせで一晩を過ごすことになる――。「脚本を読んで、なんてリアルな話だろうと思いました。僕も舞台の脚本を書くことがありますが、このままでいくと一生この作品は書けない。だって結婚してないですから(笑)。それくらい、経験者だからこそ紡ぎだせるエピソードやセリフの応酬がふんだんに入っているんです」と岡田の脚本を絶賛する戸次。本作で彼が演じるのは、見栄っ張りで肉食系の男・藤沢。地味で草食系な妻・ハルカ(ミムラ)に対して文句を言うことも多いという役柄。「藤沢はすぐに虚勢を張る、中身スッカラカンのチャラい男。まるで自分のことのよう(笑)。ノンストレスで演じられると思います」と笑う。共演者との顔合わせは5月にあったとのこと。「こんなに早く顔合わせをする舞台も珍しい。この事実からしても、制作陣の情熱を感じ取れますよね。百戦錬磨の方々がこんなに長い期間をかけて作る作品が面白くならないわけがない」と稽古を楽しみにしている様子だ。演出の堤とも事前に話す機会があったという。「『戸次さんに任せます』とおっしゃられたんです。僕はどちらかといえば0から100まで演出をもらって、それを再現するという芝居の作り方がしっくりくる方なので、あまり泳がせてほしくない(笑)。でもそうおっしゃるなら精一杯泳ごうと。ただ、やはり笑いについてはとても細かく演出されるようで、それはすごくうれしいし、心強いです」。今年初め、自ら執筆した小説をもとにした一人芝居『ONE』を上演した戸次。「舞台に出るのは自分一人だから、誰にも頼れない。あんなにもプレッシャーを感じた作品はなかった。だからこそ『ONE』を経験して、今後どんな舞台もやる自信ができました。この作品で得たものについては、6月にリリースされた『ONE』DVDの特典映像でさらにたっぷりしゃべっていますので、ぜひ観てください(笑)」。冗談交じりに宣伝を挟みつつ、「みなさんが『スタンド・バイ・ユー』を観るためにかけてくださる時間とお金も、絶対に損はさせません」ときっぱり言い切る姿に、今作への自信が垣間見えた。1月12日(月・祝)から27日(火)まで東京・シアタークリエで上演。その後、大阪、静岡、愛知、福岡でも公演。福岡公演のチケットは12月8日(月)午前10時より発売。そのほかの公演はチケット発売中。取材・文/釣木文恵
2014年11月14日上方の人気落語家・桂雀々が独演会「師走まつり」を12月10日(水)、東京・北沢タウンホールで開催。夜公演が完売したため、昼公演も追加、夜と趣向を変えた会を催す。独演会に向けて雀々に話を聞いた。ぴあカードpresents 桂雀々独演会「師走まつり」。チケット情報3年前から東京にも拠点をおき、関西のみならず全国で精力的に公演活動を続ける雀々。東京の高座では「間とテンポ」に気をつけていると話す。「最近気づいたんですが、東京のお客さんは関西と違って、わーとしゃべってもついていかれない。画を想像するのに少し時間がかかるんでしょうね」「それと、僕はライブは催眠術のようなものと思っているんですが、都内のお客さんは催眠術をかけにくい。だからテンポに気をつけて、十分間をとって話す。すると、じわじわっと笑いが広がって、最後にドーンとくる。『早よして』って焦れるんですけど、はまるとたまりませんね」夜公演で高座にかけるのは「大人も子どもも楽しめる噺」という2席。がまの油売りの口上が楽しい『がまの油』と、眠っている鷺を素手でとろうとする男の話『鷺とり』。『がまの油』は「僕は最初子どもには受けないと思ってたんです。5分以上の長口上があるので。でも、子どもたちは口上をぽかんとして見てるんですけど、わからんなりに一生懸命聞いてくれる。すると、その後、酔っ払ってからの口上にギャグがいっぱい入っているんで、そのギャップでどーんとはじける」という自信の一席。「『鷺とり』は、要は民話の『かもとりごんべえ』ですね。動きがあって楽しいと思います。帯に鷺の首をひっぱって挟む。帯の下に足があるのも完璧に見せてあげないといけない」と雀々。まんまとたくさんの鷺をつかまえたはずが、やがて鷺が目を覚ました。あわれ男は……というナンセンスなギャグ満載の一席だ。今回はシークレットゲストも登場。「30年以上のつきあい」という、あるミュージシャンが出演するという。「1999年に東京で初めて自分の会をやったときにも出てもらいました。着物を着せて、ギター持って対談形式で。掛け合いしながら、最後には無理くり歌わせた。今回も歌ってもらいます」と雀々。当日はあのミュージシャンの生歌を聞けるチャンスだ。ぴあカードpresents 桂雀々独演会「師走まつり」。は12月10日(水)午後2時開演。チケット発売中。
2014年11月14日中田裕二が11月19日(水)にアルバム『BACK TO MELLOW』とライブDVD『SONG COMPOSITE SPECIAL IN NIHONBASHI』をリリースする。オリジナルアルバムとしては1年2ヶ月ぶりとなる同作は、配信限定でリリースされた『薄紅』のアルバムミックスを含む、全11曲を収録。初回限定盤に付属しているDVDには『薄紅』のミュージックビデオと、同作のレコーディングに迫ったドキュメンタリー映像が収められている。また、同時発売のライブDVDは、今年の6月に発売したカバーアルバムのリリースを記念したツアーより、7月6日に東京・日本橋三井ホールで行なわれたライブの模様を収録している。中田裕二は、ニューアルバムのリリースを記念した全国ツアーを、2015年1月24日(土)埼玉・HEAVEN’S ROCK さいたま新都心 VJ-3より開催。3月7日(土) 北海道・札幌 cube garden公演まで、全14公演を行なう。チケットの一般発売は12月13日(土)より。ただし、3月5日(木)宮城公演は1月17日(土)、3月7日(土)札幌公演は12月20日(土)より発売開始。■アルバム『BACK TO MELLOW』11月19日(水) 発売【初回限定盤: CD+DVD】3,300円+税【通常盤: CD】2,800円+税■Live DVD『SONG COMPOSITE SPECIAL IN NIHONBASHI』11月19日(水) 発売4,000円+税■中田裕二 TOUR’15 "BITTER SWEET"1月24日(土)HEAVEN’S ROCK さいたま新都心 VJ-3(埼玉県)1月25日(日)水戸ライトハウス(茨城県)1月31日(土)GOLDEN PIGS RED STAGE(新潟県)2月5日(木)IMAGE(岡山県)2月6日(金)DRUM LOGOS(福岡県)2月14日(土)柏PALOOZA(千葉県)2月15日(日)日本橋三井ホール(東京都)2月20日(金)KYOTO MUSE(京都府)2月21日(土)梅田クラブクアトロ(大阪府)2月23日(月)熊本B.9 V1(熊本県)2月28日(土)エレクトリック・レディ・ランド(愛知県)3月1日(日)横浜ベイホール(神奈川県)3月5日(木)仙台Rensa(宮城県)3月7日(土)cube garden(北海道)
2014年11月14日11月13日、東京・下北沢の駅前劇場にてゴジゲンの第12回公演『ごきげんさマイポレンド』が開幕した。2011年の本公演『極めてやわらかい道』を最後に活動休止を発表したゴジゲンにとって、3年ぶりの本公演となった今作。とはいえ、主宰の松居大悟いわく「活動再開というわけではなく、ひとまず一回やってみよう、という公演」とのこと。この先が未定ならば、今回はどんな舞台が繰り広げられるのか、なおさら気になるところだ。ゴジゲン『ごきげんさマイポレンド』チケット情報観客は客席入口で靴を脱いで劇場内に入っていく。中央には10畳ほどの畳、その上にはとび箱がひとつ。その周囲をぐるりと囲むように客席がつくられている。ひとり暮らしの部屋らしき家具が線画で描かれている壁。過去公演などのポスターが貼られた一角もある。配布された当日パンフレットにある「友だちの家に来たみたいな感じでたのしんでもらえたら」という手書き文字のメッセージ通り、高級でもきれいでもないが、なぜかなじみのある、妙に安心する部屋に来たかのような空気が漂っている。客案内をしていたキャストたちが誰からともなく「じゃあ、やるか」と声をかけると畳に足を踏み入れた。これまでの空気の延長線上だが、どうやら芝居が始まったらしい。3年ぶりに集まった仲間たち。再会を喜ぶうち、ゴジゲンが休止していた3年の間にキャストそれぞれがどんなふうに過ごしていたかが次々に語られる。恋愛が修羅場に発展した者、就職したけれどうまくいかなかった者……。やがてあるひとりの役者の番になる。彼の語る内容は家飲みで語られる思い出話の枠を飛び越えてゆく。松居が再びゴジゲンの公演を行った大きなきっかけは、看板役者であり、この3年間演劇から離れていた目次立樹をまた観たいという思いだったという。2006年の設立からずっと苦楽を共にしてきた相手への、これは松居からのメッセージのような作品だ。目次が役者の道に苦悩し、「正しい道」を求めて迷うこの3年間は重い。しかしそれを笑いという目の粗い布にくるんで私たちに見せてくれるこの手腕にこそ、松居の、そしてゴジゲンの面白さが詰まっている。彼らの友達のひとりのような気分で笑いながらエピソードを覗き見ていた観客たちは、気が付けば悲劇を笑いながらやり過ごす術を知るはずだ。そもそもタイトルの「ポレンド」が何なのかは、観に行けばわかるかもしれないし、わからないかもしれない。公演は11月23日(日・祝)まで。チケット発売中。取材・文・釣木文恵
2014年11月14日2年ぶりの再演となるブロードウェイミュージカル『アリス・イン・ワンダーランド』の日本版が、11月9日、青山劇場(東京都)にて開幕。前日8日には同会場で公開ゲネプロが行われ、主演の安蘭けいらキャストが本番さながらの熱演で魅了した。本作は、あの『不思議の国のアリス』(ルイス・キャロル著)の物語を現代に置き換えたミュージカル。2011年にブロードウェイで上演され、翌年日本に上陸。“最強のメインキャスト”として注目を浴びた安蘭けい、濱田めぐみ、渡辺美里の3人が、今回も続投している。ニューヨークに住む女流作家のアリス(安蘭)は仕事に生きる強い女性。うまく行かない仕事のイライラを、夫のジャック(石川禅)と娘のクロエ(唯月ふうか)にぶつけ、家族関係はギクシャク。そんな生活に疲労困憊のアリスの前に、白いウサギ(平方元基)が現れる。ウサギを追いかけて家を飛び出したクロエをアリスは探しに行くが、摩訶不思議な世界へと迷い込んでしまう。そこで出会う芋虫(新納慎也)やチャラチャラしたネコ(小野田龍之介)、一昔前のスターのような出で立ちの白のナイト(石川禅/ジャックと二役)、この国を治めるハートの女王(渡辺)、謎の存在である帽子屋(濱田)、帽子屋の忠実な執事モリス(松原剛志)らにより自分を見つめ直していく。現代の強い女性の典型のようなアリスだが、どこかひょうきんで思わず笑ってしまうような親しみの持てる女性を、安蘭が好演。アリスの強さを表現するパワフルな歌声も圧巻だ。仲間になるキャラクターたちは、アリスとは正反対にどこか弱腰で、そんな彼らとの息の合ったコミカルな掛け合いも見どころ。そして、不思議の国に迷い込んだすべての理由を理解したアリスがラストを飾るナンバーは、これまでとは一変し優しさに満ち溢れ、観る者に感動を与える。音楽は『ジキル&ハイド』などで知られるヒットメーカーのフランク・ワイルドホーンが担当。不思議の国の住人たちの個性や情景にあわせて、ジャズやポップス、ラテン、ハードロックなど、さまざまなジャンルの楽曲でファンタジーの世界を盛り上げる。ストーリーの確信に迫る後半、坂を転がるような展開の見事さは生の演奏ならではだ。東京公演は11月30日(日)まで青山劇場で上演。大阪公演は12月5日(金)から7日(日)まで梅田芸術劇場 メインホール、愛知公演は12月19日(金)・20日(土)に中日劇場にて。チケット発売中。取材・文:門 宏
2014年11月14日今年はじめに出演したスーパー歌舞伎を筆頭に、ここのところ舞台でのチャレンジングな活動が目立つ。2015年2月に上演される『狂人なおもて往生をとぐ~昔、僕達は愛した~』も、福士誠治にとって、かけがえのない挑戦になりそうだ。本作は、1960~70年代の優れた戯曲を、若手演出家の新たな解釈と演出で復刻させる、東京芸術劇場「Roots」シリーズの第2弾。1969年に劇団俳優座で初演された清水邦夫の戯曲を、『おそるべき親たち』などで注目されている熊林弘高が演出する。狂気と言葉が錯乱する手ごわい世界に、どう立ち向かうのか。熊林を交えながら、福士がその思いを語った。舞台『狂人なおもて往生をとぐ』チケット情報戯曲を読んで福士がいちばんに感じたのは、「答えのないものを手探りで作っていくような作品」ではないかということだった。筋立てはこうだ。彼が演じる出(いずる)は、娼婦の館で娼婦や客たちに怒りや苛立ちをぶつけている若者。だが次第に、彼らがみんな家族であり、精神を病んだ出の妄想の世界を演じていることが明らかになっていく。「だから一応は、出が狂人で家族がまともな人たちっていうことになるんですよね。でも、もしかしたら、本当は家族じゃないのかもしれないし、全員が狂人なのかもしれないし。台詞も言ってることが本当か嘘かわからない。そのうえ、表現の仕方がすごく遠まわしなので、会話がつながっていなかったりするんです。そこで心のやりとりをしていくのは、本当に修行になる。右往左往してみたいですね」。一方、娼婦館ごっこをする家族という設定に、演劇のひとつの原型を見るという熊林。「ジャン・ジュネ作の『女中たち』のように、ごっこ遊びのなかに真実と嘘が見えてくることがある。この家族もそう。しかも、「国家」という言い方をするように、「家」というのはその最小単位。家で行われていることから、社会や国家がやっていることも見えてくる。そういう巧みな戯曲でもあるんです。また、きな臭い方向に向かっている今の時勢と重なり合うところもある。僕自身は基本ノンポリですが(笑)、覚悟して、客席に問いかけていかなきゃなと思っています」。役者としては、「自分が答えを持つことなく、そのメッセージを提示できるようにならないといけない」と福士。それは困難な挑戦になるだろうが、「観ている方が前のめりになって考えてもらえるようなエネルギーを出したい」という彼なら、ただまっすぐに狂ってくれるはずだ。公演は2015年2月10日(火)から26日(木)まで東京芸術劇場 シアターウエストにて。その後、愛知、長野、兵庫でも公演。東京公演のチケット一般発売は11月15日(土)午前10時より。取材・文:大内弓子
2014年11月14日舞台『バカフキ!』が11月13日に東京・全労済ホール/スペース・ゼロで初日を迎えた。舞台は、陽出ずる国、大和國。国をわかつふたつの勢力「龍ノ巣」と「虎ノ穴」の戦いはすでに500年も続いていた。龍ノ巣がこの戦を終わらせる程の兵器を開発したという情報を入手した虎ノ穴は、極秘に忍者を敵国に潜入させるが、すぐに捕まってしまい・・・。俳優の大河元気が、初脚本・初演出を務めた同作。自身のほか、藤原祐規、植田圭輔、汐崎アイルなどが出演する。また、日替わりで阿澄佳奈、根本正勝などのゲストも出演する。同作は好評につき、11月15日(土)公演のニコニコ生放送での配信が決定。また、特典映像が盛り込まれた公演DVDの発売も決定した。公演は11月16日(日)まで。なお各回、当日券を開演の1時間前より販売予定。詳しくは公式サイトにて。
2014年11月14日J2リーグ戦も残り2試合。『2014 J1昇格プレーオフ』を賭けた戦いが熾烈を極めている。2014 J1昇格プレーオフ 決勝 チケット情報ご存知の通り、すでに1位・湘南ベルマーレと2位・松本山雅FCが自動昇格を決めている。J2リーグ3位から6位が、『J1昇格プレーオフ』に出場するのだが、3位・ジュビロ磐田・勝点66、4位・ギラヴァンツ北九州・勝点65、5位・ジェフユナイテッド千葉・勝点62、6位・モンテディオ山形・勝点61、7位・大分トリニータ・勝点60、8位・コンサドーレ札幌・勝点57、9位・ファジアーノ岡山・勝点57、10位・京都サンガF.C.・勝点56と、混戦模様である。しかし、北九州はJ1ライセンスを持っていないため、6位以内に入っても、プレーオフには出場できない。3つないし4つの枠を7チームが争っているのだ。磐田は11月15日(土)・ホームで迎える山形戦で引き分け以上の結果を収めるか、大分がカマタマーレ讃岐に勝たなければ、6位以内を確定させる。だが、名波浩監督にとってプレーオフ出場は目標ではないだろう。4試合連続引き分けに終止符を打ち、勝点3を手にして、PO出場の最上位を決めたいはずだ。プレーオフは通常、3位×6位、4位×5位の準決勝を経て、決勝が行われる。北九州が6位までに入った場合、出場圏内の上位1クラブはシードされ、下位2クラブによる準決勝の勝者と決勝で対峙する。2012年は6位の大分が下克上を果たした。昨年は4位の徳島ヴォルティスがJ1昇格を決めた。何が起こるかわからないプレーオフでは、是が非でもシード権がほしいところ。北九州が連敗し、大分が連勝すれば、4チームによるプレーオフになるが、準決勝のホーム開催権とドローでも勝ち上がりとなるアドバンテージが手に入る。何よりもチーム状態を上げたい。前田遼一や駒野友一、松井大輔、伊野波雅彦ら日本代表経験者たちには、10月11日以降白星から遠ざかっているクラブに勝利をもたらす仕事が求められる。前節、8試合無敗がストップした千葉だが、ショックはない。22位でJ3降格となったカターレ富山、21位・讃岐との残り2節を連勝で飾り、プレーオフに突入したい。ここ5試合で4勝1敗の山形は次節・磐田戦が鍵を握る。7位・大分との勝点差はわずかに1。前節、アディショナルタイムに2失点を喫した大分は、前記の通り4試合勝利なしの讃岐との対戦だ。磐田戦のターゲットはもちろん勝点3である。札幌、岡山、京都は勝ち続けるのみ。特に京都は2年連続3位ながらプレーオフで敗退を余儀なくされた。25得点で得点ランキングを独走する大黒将志を中心にゴールを重ね、ライバルたちの結果を待つしかない。わずかな可能性に賭けるためにも、勝点6が必須だ。『2014 J1昇格プレーオフ』決勝のチケットは11月15日(土)午後11時59分まで先行先着「プリセール」発売中。11月16日(日)午前10時より一般発売。
2014年11月14日今年、新国立劇場オペラパレスのクリスマスシーズンは、アシュトン版の『シンデレラ』を上演する。クリスマスの風物詩として『くるみ割り人形』と共に観客に愛され、劇場が幸せに満ちた空間に変わる真心に彩られた作品だ。シンデレラを演じる小野絢子にアシュトン版の魅力を訊いてみた。新国立劇場バレエ団『シンデレラ』チケット情報イギリス最高の振付家フレデリック・アシュトンのバージョンは、ダンサーたちにとっても憧れの作品と呼び名が高い。「1幕はお芝居がメインになります。ほうきなどの小物を使うので、失敗しないように操るのが少しプレッシャーになりますが、ふたりの姉とのやり取りに活気があってとにかく楽しいですね」と小野のシンデレラは不幸や孤独を背負っているようには見えない。「彼女自身は全く自分の事を可哀想だと思っていないでしょう。もちろん皆が舞踏会に出掛けた後は一瞬寂しそうな表情を見せますが、お掃除を楽しむようなポジティブな心の持ち主です。義理の姉妹の意地悪もそんなに辛らつなものではないですし、彼女は姉たちの事を好きだと思いますね」と自らのシンデレラ像を話す。シンデレラといえば、プロコフィエフの音楽。観ている側からしても心地よく、あの透明感に溢れた音楽に乗って踊っているダンサーにとっては「大好きな作曲家のひとりです。美しい旋律だけではなくて、不協和音が入りますが、それが全部合わさったときに不思議なくらい綺麗なメロディーになります」と顔が輝く。小野にとってのおとぎ話のヒロインとは「童話の世界には超えてはいけないラインがあり、素を見せた瞬間にすべてが壊れてしまいます。シンデレラはあらゆる背景や性格が決まっていて、役に入っていきやすいです。王子様の役作りの方が難しいのかも。オーロラ(眠りの森の美女)の登場のように、どんな王子様が出てくるのだろうっていつも楽しみです」と相手役についても期待を寄せる。「いつも私は姉たちの演技に合わせて少しだけ気持ちの入れ方が変わってきます。仙女や四季の妖精、道化など、魅力的なキャラクターたちが次々と登場し、毎回お客様に楽しんで頂いています。銀色の豪華な馬車で舞踏会に向かいますが、時間があっという間でもう少し乗っていたいです。2幕のお城に到着する場面では階段の下を観ずにポワント(爪先立ち)で、夢心地のまま降りなくてはいけないので緊張しますが、最高の見せ場になると思います」と素敵な夢の時間を約束してくれた。小野絢子が出演する新国立劇場バレエ団『シンデレラ』ぴあスペシャルデーは、12月20日(土) 13:00開演、新国立劇場オペラパレスにて。取材・文・撮影:高橋恭子(舞踊ジャーナリスト)
2014年11月14日シンガーソングライターLOVE が12月10日(水)Cafe & Dining ballo ballo 渋谷店でカフェライブを開催する。今年は1月にアルバム『FORTUNE LADY』をリリース、春にはバンドでのワンマンライブツアー、夏にはアコーディオンcoba等との一夜限りのセッションワンマンライブを行い、10月31日にそのライブDVD『LOVE LIVE FILM:20140726』をリリース。コンスタントな活動を基盤に、年末にはこの弾き語りワンマンライブで実力派の歌声を聞かせる。会場となるCafe & Dining ballo balloは渋谷の真ん中に位置するが、広い空間でゆったり寛げるカフェ。スペシャルゲストミュージシャンとして、GREAT3のドラマー白根賢一を迎える。演奏曲のリクエストはTwitterやFacebook等で募集中。デビュー当時からこの時期に毎年歌い続けている曲名『ツリーを飾ろう』をサブタイトルに含んだこのカフェライブ。様々な環境や状況の中で一日一日を生きている私たちに、LOVEの音楽は寄り添い語りかけ、気付かなかった自分自身とリンクすることがある。年末慌ただしい時期に、LOVEのライブに身を任せる時間を作りに行くことをお勧めしたい。また今年は、ベースTOKIE、ドラム山口美代子とのバンドTHE LIPSMAXとしての初のCD音源『LIPSY!!!』もリリースし、FUJI ROCK ’14にも出演。バンドとしての評判も高く、今後の活動が楽しみである。THE LIPSMAXの次回ライブは、 11月23日(日・祝)渋谷clubasia、12月22日(月) 渋谷GARRET udagawaが決まっている。■「LOVE Live 2014~今年もツリーを飾ろう~」日時:12月10日(水)開場19:30 / 開演20:00会場:Cafe & Dining ballo ballo 渋谷店東京都渋谷区宇田川町12-18東急ハンズB1チケット代:4,320円(税込)※ドリンク代別途600円が必要となります。一般発売:11月15日(土)10:00~■ラジオレギュラーTOKYO FM「LOVE CONNECTION」パーソナリティ。毎週(月)~(金)11:30~13:00生放送
2014年11月14日デビュー20周年を迎えるウェスト・コースト・ロックの最高峰、インキュバスが3月4日(水)に大阪・堂島リバーフォーラム、6日(金)・7日(土)に東京・豊洲PITで3年2か月ぶりに来日公演を行なう事が決定した。インキュバスは1991年に結成されたアメリカの5人組ロックバンド。1997年にメジャーデビューアルバム『S.C.I.E.N.C.E.』をリリース。これまで8作のオリジナルアルバムを発売している。2011年のFUJI ROCK FESTIVALではWHITE STAGEのヘッドライナーを務めるなど、日本でも人気の高いバンドだ。チケットの一般発売は12月13日(土)より。なお、一般発売に先がけて、オフィシャル先行を実施。受付は11月17日(月)昼12時から24日(月・祝)午後6時まで。■Incubus Japan Tour 20152015年3月4日(水)堂島リバーフォーラム(大阪府)開場 18:00 / 開演 19:00料金:1F スタンディング 7,200円 (税込)2F指定 7,200円(税込) ※2F指定は一般発売より販売2015年3月6日(金)豊洲PIT(東京都)開場 18:00 / 開演 19:002015年3月7日(土)豊洲PIT(東京都)開場 17:00 / 開演 18:00料金:オールスタンディング7,200円 (税込・ 入場時別途ドリンク代)
2014年11月14日11月14日(金)より東京・CBGKシブゲキ!!で上演する舞台『一週間フレンズ。』。同作のアフターイベントの開催が決定した。アフターイベントは、岡山智樹、岡野真也、戸谷公人、川上ジュリアの4人によるアフタートークと、実際に使用したセットで、観客が自由に写真撮影を行なえる撮影会のふたつ。アフタートークは19日(水)14時の回と22日(土)13時の回終演後に開催。また撮影会は15日(土)13時の回、16日(日)13時の回、23日(日)13時の回終演後に行なわれる。舞台『一週間フレンズ。』は葉月抹茶のコミックを原作にした人気アニメを舞台化。友達との記憶が一週間で消えてしまう高校生・藤宮香織(岡野)と、彼女と友達になりたいと願うクラスメイトの長谷祐樹(岡山)、ふたりを温かく見守る桐生将吾(戸谷)と山岸沙希(川上)。そんな4人の多感な少年少女たちの心の機微を描く。公演は24日(月・休)まで開催。チケットは発売中。
2014年11月13日『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』、『RENT』と時代を深く映し出す鋭く知的なミュージカルを輩出してきた、ショービスの激戦区ニューヨークのオフ・ブロードウェイ。その傑作のひとつ、『ALTAR BOYZ』の日本版が新宿FACEにて11月21日(金)に開幕する。日本初演から5年、演出に2009年に同作品を手がけた玉野和紀を迎え、大久保祥太郎、大山真志、川原一馬、法月康平、山下翔央による新生アルターボーイズと植木豪、中河内雅貴、森新吾、東山義久、良知真次らのレジェンド・オブ・アルターボーイズの2チームでの連続上演を試みる。ALTAR BOYZ チケット情報作品名のアルターボーイズとは、神と司祭に仕える美しき男子たちを指す。そう聞くと、堅苦しさを感じる方もいるかもしれない。しかし、インディペンデント系のユニークな作品を輩出してきたオフ・ブロードウェイ発のミュージカルが、まさか神さまのお話に終始することはない。なんと、彼らは5人組ボーイズバンドを結成し、観客の魂を救うために“福音”の歌とダンスで愛を説くという、エンタテイメント性たっぷりの内容となっているのだ。物語の舞台は、“アルターボーイズ2014年世界ツアー”の日本ファイナル公演。観客たちの魂を浄化しようとステージ上に勢揃いしたのは新・旧約聖書の登場人物に相当する英語名を持つメンバーたち。彼らの使命は、コンサート終了までに会場内の観客たちの「迷える魂」の数を、彼らの歌と踊りとおしゃべりで「ゼロ」にすること。ステージ横にはその数を表示するソウルセンサー(魂計測器)が設置されているというのがまた面白い。最初はトントン拍子で減っていく迷子の魂の数が、あるところで一向に下がらなくなる。その理由とは・・・?人種差別、移民差別、ゲイ差別──そんな現代の難問が知的な暗喩に姿を変えて、ファンキーでコミカルな愛と希望に溢れたこのミュージカル。それぞれのチームの特色がどう出るかも楽しみだ。『ALTAR BOYZ』公演日:11月21日(金)~11月30日(日)※11月26日(水)14時公演終了後にアフタートークショーあり。『ALTAR BOYZ ~LEGEND~』公演日:11月24日(月・祝)~12月8日(月)※11月28日(金)14時公演終了後にアフタートークショーあり。会場:新宿FACE大阪・名古屋でも開催。チケット発売中更に東京では、2チームのスペシャルイベント「ALTAR BOYZ Special Christmas」を12月19日(金)~12月21日(日)AiiA Theater Tokyoにて開催。チケットの一般発売は11月30日(土)。
2014年11月13日「宇宙戦艦ヤマト」のTVシリーズ第1作をベースに、新たなスタッフで制作した「宇宙戦艦ヤマト2199」のすべてが詰まったムック本『宇宙戦艦ヤマト2199ぴあ』が11月26日(水)に発売される。イラストギャラリーをはじめ、ヤマト第1作を現代的にリメイクしたTVシリーズ(2013年)クロニクル、10月公開の総集編となる映画「追憶の航海」解説、そして12月6日(土)公開の完全新作映画「星巡る方舟」の新設定完全紹介など、「2199」シリーズの魅力を凝縮。新作映画の総監督を務める出渕裕や、総集編のエンディング主題歌を唄う水樹奈々、中村繪里子、内田彩ら豪華声優陣のインタビューも満載で、表紙はTVシリーズのエンディングイラストを手がけた漫画家・麻宮輝亜による最新描き下ろしとなっている。現在「BOOKぴあ」では、予約購入者特典として表紙イラストのオリジナルクリアファイルがもらえるキャンペーンを実施している。■『宇宙戦艦ヤマト2199ぴあ』2014年11月26日(水)発売1350円(税込)ぴあ<コンテンツ内容>◎「宇宙戦艦ヤマト 2199 星巡る方舟」新設定全紹介◎7大スペシャルインタビュー・出渕 裕総監督・結城信輝・宮川彬良・山寺宏一・水樹奈々・中村繪里子・内田 彩◎描き下ろしイラスト◎濃縮「宇宙戦艦ヤマト 2199」クロニクル◎「2199」プラモデル完全ガイド他※麻宮騎亜描き下ろしB3ポスター付★BOOKぴあ予約購入特典★麻宮輝亜描き下ろし表紙イラストのオリジナルクリアファイルプレゼント(送料無料)■『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』12月6日(土)より公開
2014年11月13日2012年にトニー賞8部門を受賞したブロードウェイミュージカル『Once ダブリンの街角で』が間もなく日本初上陸する。舞台の基となっているのは、口コミで大ヒットした同題映画。物語は、名もないストリートミュージシャンの男とチェコ移民の若い女がアイルランドはダブリンの街角で出会い、音楽を通して心を通わせていくさまを名曲の数々で紡いでいく感動のラブ・ストーリー。映画の主演はアイルランドの人気バンド“ザ・フレイムス”のフロントマン、グレン・ハンサードとチェコのシンガーソング ライター、マルケタ・イルグロヴァで、彼らが本作のために楽曲を書き下ろしている。ミュージカル『Once ダブリンの街角で』チケット情報舞台では、アカデミー賞歌曲賞に輝いた「Falling Slowly」をはじめ、映画の挿入歌の数々が出演者によって生演奏される。ギター、ピアノ、フィドル、アコーディオン、ドラムなど30楽器を使用。アイリッシュバーの舞台セットで展開されるセッションや弾き語りなどの音楽がブロードウェイで大絶賛され、舞台版のCDがグラミー賞2013年ベスト・ミュージカル・シアター・アルバムに輝くなど、音楽ファンにも高く評価されている作品だ。開演前には、舞台上のアイリッシュバーで観客はお酒を買うことができるなど、劇場に踏み入れた瞬間からアイルランドの世界観を体感できるところも、舞台ならではの魅力。今回の日本公演のために、アイルランドのバーを見立てた舞台セットを日本公演用に製作し、バーのランプや椅子、机、またグラスやお酒のボトルなど小道具はロンドンから買い付けているというのだから、舞台セットにも期待が高まる。本来ならば、ツアーで使用している舞台セットや機材などをそのまま日本に持ってくるのが通例だが、今回ここまでこだわるのには理由がある。それは、なんと日本人による日本語プロダクションの『Once ダブリンの街角で』公演が今後予定されており、そちらでも使用できるようにするためなのだ。更に、現在舞台のオフィシャルHPでは動画コンテストを開催中。劇中歌「Falling Slowly」を歌った動画を投稿すると特賞には豪華なプレゼントが用意されている。締め切りは11月21日(金)18:00まで。詳細はオフィシャルHPにて。ブロードウェイで最高の評価を獲得し、世界中で各国のプロダクションにて上演されているブロードウェイミュージカル『Once ダブリンの街角で』は間もなく開幕。是非、劇場に足を運んで欲しい。■ブロードウェイミュージカル「Once ダブリンの街角で」2014年11月27日(木)~12月14日(日)全24回公演会場: EX THEATER ROPPONGI料金:全席指定 13,000円チケット発売中。
2014年11月13日音楽事務所オフィスオーガスタが11月10日(月)東京・TSUTAYA O-nestでライブイベント「Calling You!! Show Case ~After Augusta Camp~」を開催した。同事務所は昨年、新人発掘・育成プロジェクト「Calling You!!」を立ち上げ、応募者がデモテープを聴いてもらうスタッフを選べる逆指名制のオーディションや、夏の恒例イベント「Augusta Camp」の新人アーティスト出演枠の拡大など、新たな試みをしてきた。この日のライブはその活動の一環として、新人アーティストのみを集めて行なわれた。出演アーティストは、11月5日にシングル『結-yui-』でデビューした浜端ヨウヘイ、Augusta Camp 2014にオープニングアクトとして出演した杏窪彌(アンアミン)、NakamuraEmi、松室政哉。そして村上紗由里の5組。トップバッターは村上紗由里。伝説のロック喫茶「B.Y.G」にてアルバイトをしながら路上ライブを行っている村上は、ウッドベースやヴァイオリンを従え、本日一番の大所帯で登場。どこか昭和のにおいを感じさせる懐かしい空気を会場内に呼び込んだ。続いて登場したのはNakamuraEmi。10月1日より全国のヴィレッジヴァンガードにて販売されているEP『NIPPONNO ONNAWO UTAU vol.2』にも収録されている『YAMABIKO』『プレゼント~繋ぐ~』など4曲を披露。148センチの小さな体からは想像もできない力強い歌声は、その場にいるすべてのものを魅了した。Augusta Campでライブ出演後、CD販売ブースに長蛇の列ができたという松室政哉は、「ぐるなびウェディング」のWEB CMソングである『何でもない毎日』からスタート。アコースティクギター1本でしっとりと歌い上げたのち、バンドを従えてPOPセンス溢れる楽曲を次々に披露した。続いて杏窪彌(アンアミン)が登場すると、会場の雰囲気は一変。異国にトリップしたかのような感覚を味わった。中でも披露した楽曲『ジャイアントパンダにのってみたい。』では、ヴォーカルのMINが独特の振り付けをレクチャー。チャーミングな踊りで会場全体が一体となった。イベントのラストを飾るのは浜端ヨウヘイ。アコースティックギター1本を抱えて登場すると、デビューシングル「結-yui-」に収録されている楽曲を披露。会場のお客さんもコーラスに参加し、この日一番の熱気に包まれた。この日のイベントに出演した5組の新人アーティストの今後の活動は、それぞれの公式サイトなどでご確認を。
2014年11月13日12月3日(木)より東京・草月ホールで上演される「本格文學朗読劇極上文學第7弾『走れメロス』」。同作の初顔合わせが11月11日に都内で行なわれ、出演する大河元気、宮崎秋人、西村ミツアキ、佐藤永典、椎名鯛造らが出席した。【チケット情報はこちら】ビジュアルと音楽を用い朗読劇という形にこだわらない、動いて魅せるスタイルが人気の同シリーズ。また、メインキャストを日替わりで上演するのも、同作の魅力のひとつだ。主役のメロス役を演じるのは大河と宮崎のふたり。それぞれ「走れメロスは小学校の学芸会で初めて主役をやった作品なので、15年ぶりにまたメロスをやるんだなと思ったら何か感慨深いものがあって、いつものお芝居より更に気合が入っています」(大河)。「(大河とは)全然タイプの違うメロスを演じたいなと思います。稽古場でも学ぶ事が多いと思うので、それを自分の中に取り入れて、違う形で発揮できればと思います」(宮崎)と、気合十分。メロスの妹役を演じるのは、西村、佐藤、椎名の3人。そのうちのひとり、椎名は「パンフレット用の写真撮影ですね毛を剃って来たのは僕だけだったので、この時点でほかのふたりより一歩リードしているかなと思います(笑)」とコメント。また、同じく妹役を演じる佐藤とはプライベートでも仲が良いという西村は「普段から佐藤くんには自分のエラのことを指摘されていたので、写真撮影のときはあごとエラを隠して撮ってもらいました(笑)。でもやっぱり女性になりきるのは難しいので、本番までには何とか自分の中に入れたいなと思います」と女性役への苦労をのぞかせた。最後に大河は同作への意気込みについて、「走れメロスというタイトルなのですが、自分の中にはあまり主役と言う意識は無くて、登場人物それぞれのストーリーがしっかりあって面白いので、キャスト全員で良い作品を作っていけたらと思います」と語った。「本格文學朗読劇極上文學第7弾『走れメロス』」は12月3日(水) から7日(日)まで東京・草月ホール、12月27日(土) ・ 28日(日)に大阪・大阪ビジネスパーク円形ホールで上演。チケットは発売中。
2014年11月13日タンゴ・ミュージカル『シャンテクレール』が12月4日(木)より、 東京・東急シアターオーブで日本初上陸を果たす。同作は1940代から1950年代にかけて、アルゼンチンで全盛を極めた伝説のキャバレー「シャンテクレール」が舞台。その初代ダンサーであり、男たちを翻弄する魔性の女・リタナを軸に物語はドラマティックに展開する。リタナを演じるのは世界屈指のタンゴダンサーで、「タンゴの女王」とも評されるモーラ・ゴドイ。そのほか、選りすぐりのトップダンサーたちが出演し、完璧かつ高度なテクニックで情熱的な舞台を作り上げる。先ごろ、タンゴの本場であるアルゼンチンのブエノスアイレスで行なわれた公演は、1800名収容の会場が満席。男女の些細な諍いを描いたコミカルなペアダンスや、思わず息を飲むようなロマンチシズム溢れるペアダンスで観客を魅了。この日のパフォーマンスや舞台裏に加え、モーラ・ゴドイのスペシャルインタビューを収めた特別番組が、BS-TBSで11月15日(土)午後2時30分より放送される。タンゴ・ミュージカル『シャンテクレール』は12月4日(木)から12月7日(日)まで、東京・東急シアターオーブで上演。チケットは発売中。■BS-TBS緊急特別番組「タンゴの女王来日!今、絶対観るべき情熱のステージ」11月15日(土)午後2時30分よりオンエア
2014年11月13日キャラメルボックスが劇団創立30周年第1弾として来年2月より、人気の連作もの「クロノスシリーズ」を2本立てで上演する。キャラメルボックス 30th vol.1 クロノス・ジョウンターの伝説 チケット情報同シリーズはSF作家・梶尾真治が1994年から書き続けてきた連作短編小説『クロノス・ジョウンターの伝説』を舞台化するもの。物質を過去へ射出する機械クロノス・ジョウンターをめぐるタイムトラベルシリーズだ。キャラメルボックスでは2005年の『クロノス』を皮切りに、『あした あなた あいたい』『ミス・ダンデライオン』『きみがいた時間 ぼくのいく時間』『南十字星駅で』と、合計5つの作品を舞台化している。今回の2本立ては、10年ぶりの『クロノス』と新作『パスファインダー』。新作は同シリーズに成井豊が初めて書下ろすオリジナル作品で、成井が脚本・演出を担当して今秋上演された、Dステ15th『駆けぬける風のように』に出演した陳内将をゲストに迎える。■『クロノス』ストーリー吹原和彦(すいはらかずひこ)は研究員として、クロノス・ジョウンターの開発に携わっていた。ある日、会社の近くの交差点で、タンクローリーが横転し、角の花屋に突っ込む。花屋の中には、吹原が中学時代から思いを寄せていた、蕗来美子(ふきくみこ)がいた。事故が起きる直前に行って、彼女を助けよう!吹原はクロノス・ジョウンターに乗り込み、自分自身を過去へと跳ばした……。■『パスファインダー』ストーリー笠岡光春(かさおかみつはる)は23年前に亡くなった兄・秋路(しゅうじ)に会うため、クロノス・ジョウンターで過去へ跳ぶ。ところが、23年前に到着した瞬間、自転車で通りかかった少女と衝突。少女は頭を強く打ち、記憶を失ってしまう。それでも少女は「リン」という自分の名前だけは覚えていた。光春は秋路とともに、リンの身元を調べることにするが……。公演は2月21日(土)から25日(水)まで大阪・サンケイホールブリーゼ、3月6日(金)から22日(日)まで東京・サンシャイン劇場にて。チケットの一般発売は12月20日(土)午前10時より。
2014年11月13日2012年に東京のみで上演されたNODA・MAP『エッグ』が、2015年、オリジナルキャストで再演される。本作は、架空のスポーツ“エッグ”に情熱を注ぎ、オリンピックで頂点に立つ日を夢見るふたりのアスリートと、ひとりの女性シンガーソングライターを軸に展開する物語。妻夫木聡、深津絵里、仲村トオルらとともに名を連ねる藤井隆に、心境を訊いた。NODA・MAP第19回公演『エッグ』チケット情報「初演の『エッグ』は本当に“楽しかった!”という記憶しかないくらい、すごく居心地が良くて、アットホーム感があったんですね。橋爪功さんが家庭菜園で作られたお野菜を持ってきてくださったり、大倉孝二さんがサロンみたいに楽屋でレコードをかけてくださったり(笑)。だから、また初演のキャストが揃い、自分もその中に入れていただけたことが本当に嬉しいなと思います」。稽古場でも刺激的な日々を送っていたという藤井。「どの舞台でもそうなんですが、セットがないお稽古場で、どんな風にいたらいいのかなって、みんなで想像しながら作り上げていく作業がすごく楽しいんです!野田さんのアイデアを美術さんが模型にされたのを見て『すごいな~!』ってワクワクしたり。そんな瞬間がお稽古中に何度もあるので、本当に毎日刺激的なんです。今回は再演でどうなるかはわかりませんが、今からとても楽しみです」。演じるのは、深津扮する人気シンガーソングライター、苺イチエの振付師・お床山(おとこやま)。劇中歌をはじめ、すべての音楽は、椎名林檎が書き下ろした楽曲だ。「芸能界やスポーツ界が大衆に与える影響が描かれていて、僕はスターのすぐそばにいる人の役。その中で、気持ちが引き裂かれそうになるくらい苦しい場面もあります。ですが本番中、共演者の皆さんと一緒に走らせていただく快感を味わわせていただきました。それと、深津さんが歌われるシーンが大好きなんです!とにかく可愛いんですよ。あの姿をもう一度近くで観られるのがすごく嬉しいですし、お客様にも味わっていただきたいです」。藤井にとって、同じ作品に同じ役で出演するのは初めての経験だ。しかも今回は大阪、北九州、パリでも上演される。「自分がどう変わるかも含めて、新たな楽しみがありますね。稽古で積み重ねてきても、お客様の反応で気付かされることもありますので、各地域での反応も楽しみにしています」。公演は、2015年2月3日(火)から22日(日)まで東京・東京芸術劇場プレイハウス、2015年3月26日(木)から4月8日(水)まで大阪・シアターBRAVA!、2015年4月16日(木)から19日(日)まで福岡・北九州芸術劇場 大ホールにて。チケットは12月13日(土)より一般発売開始。なお、11月13日(木)11:00まで東京・大阪公演、11月30日(日)11:00より九州公演の、チケット先行抽選「プレリザーブ」を実施。取材・文:黒石悦子
2014年11月12日宝塚歌劇宙組トップスター、凰稀(おうき)かなめのサヨナラ公演が11月7日、兵庫・宝塚大劇場にて開幕。ミュージカル『白夜の誓い-グスタフⅢ世、誇り高き王の戦い-』、ショー『PHOENIX 宝塚!!-蘇る愛-』の2本立てで上演中だ。宝塚歌劇宙組公演『白夜の誓い-グスタフⅢ世、誇り高き王の戦い-』/『PHOENIX 宝塚!!-蘇る愛-』のチケット情報『白夜の誓い』は、1770年代のスウェーデンを舞台に、北欧史に名を残すグスタフⅢ世の波乱に満ちた生涯を描いた物語。スウェーデンにロココ文化を花開かせるとともに、腐敗した貴族政治を改革、大国ロシアと戦争し、大勝利を収めた人物だ。スラリと伸びた手脚に、クールかつノーブルな雰囲気の佇まい。しかしその内には、宝塚歌劇への熱い情熱を秘めるトップスター。ラストステージで演じるグスタフⅢ世は、そんな凰稀にぴったりの役だ。抜群のスタイルには、華やかな貴公子の衣装がよく似合う。国民のことを一番に考えて平和な国にしようと、自分の想いや信じたことには真っ直ぐに突き進むグスタフは、トップとして、組やファンのことを第一に考えて歩んできた凰稀の姿に重なる。グスタフの妻ソフィアを演じるのは、娘役トップスターの実咲凛音(みさき・りおん)。最初はプライドが高く、気高い雰囲気をまとわせながら、次第にグスタフへの愛を深めていく女性の気持ちの変化を丁寧に表現。次期トップスターの朝夏(あさか)まなとが演じるのは近衛士官長のリリホルンで、さまざまな人間の板挟みになり、葛藤、苦悩する役どころ。また、凰稀と同様、本作で退団する緒月遠麻(おづき・とうま)は、グスタフの幼なじみで側近のアンカーストレム役。同期で同時退団という関係性から、このふたりの印象的なシーンも多く作られている。第2幕のショー『PHOENIX 宝塚!!-蘇る愛-』は、凰稀をフェニックスに見立てて構成。サヨナラ公演らしく、演出家・藤井大介の宙組への愛がたっぷり詰まったステージだ。オープニングでは、大階段を覆い尽くすほどの大きなマントを羽織ったフェニックスが登場。その美しさと壮大さに一瞬で引き込まれ、一気に華やかなステージが展開。凰稀がコミカルな七変化で楽しませる場面、組子に見守られて羽ばたいていく場面、凰稀から新たな宙組へエールを送るような場面……と、盛りだくさん。緩急つけた演出で、クールかつ熱い情熱みなぎる凰稀の魅力が引き出されている。両作ともに、個々の魅力、組としての圧倒的なパワーを感じるステージ。気高きトップスターのラストステージを、じっくりと堪能してほしい。公演は12月15日(月)まで兵庫・宝塚大劇場にて。2015年1月2日(金)から2月15日(日)まで東京宝塚劇場にて上演される。チケットは宝塚大劇場公演は発売中。東京宝塚劇場公演は12月7日(日)より一般発売開始。取材・文:黒石悦子
2014年11月12日来年1月東京・浅草公会堂で上演する「新春浅草歌舞伎」の製作発表が11月7日、都内で行われ、尾上松也、中村歌昇、坂東巳之助らが出席した。【チケット情報はこちら】新春浅草歌舞伎は毎年、歌舞伎界の次代を担う若手が大役に挑戦するという、若手歌舞伎俳優の登竜門として知られる人気興行だが、今年は出演者全員が20代という異例の若さ。仮名手本忠臣蔵の五段目・六段目での早野勘平など、大役を演じる松也は意気込みについて「私が出演するのは今回が3回目で、これまでは先輩がいて、胸を借りられるという恵まれた環境で演じる事ができました。ただ、今回の新春浅草歌舞伎は出演者の中で僕だけが昭和生まれ、全員20代という事で、メンバーもガラッと変わったので、来年から新たなスタートを切るような気持ちでいないといけないなと思っています。大役を務める喜びもありますが、同時により多くの方に、この世代だからこその歌舞伎をお見せすることができたらと思います」と決意を述べた。また、坂東巳之助は陸上用のバトンを取り出し「これは2年前に浅草歌舞伎に出演した折に、猿之助のお兄様から「次から浅草歌舞伎は頼んだぞ」と言われて受け取ったバトンです。ただ今年の浅草歌舞伎ではまだ我々だけでやるという訳に行かず、一度鏡開きの際にお返ししたのですが、また千秋楽に「今度こそ頼んだぞ」と渡されました。そして今回、このバトンを手に、やっと我々の世代で走り出す事ができるのを心より嬉しく思っています」と猿之助とのエピソードを交え答えた。報道陣から、先輩がいなくなって、宣伝や興行の盛り上げ方に不安があるのでは、と言う質問には松也が「ひとりひとりが、どうやってお客様を呼ぼうかとか、こうして大役を務めるのだから恥にならないようにやろうと言っていて、このメンバーで作品に挑む事ができて本当に良かったなって思います。宣伝も大事ですが、せっかく来ていただいたお客様に「つまんない」と言われたら何もならないので、ひとりでも多くのお客様に来て頂く努力をしつつ、しっかりと芝居も成立させようと思っています」とコメント。続けて、巳之助が「宣伝をする、そして劇場に来ていただいたお客様に満足いただく、その両方を満たすために、この7人でちょくちょくご飯を食べに行って、結束を深め、そのお店にポスターを貼ってもらうというのはいかがでしょうか(笑)」とアイデアを出すと、会場は笑いに包まれた。「新春浅草歌舞伎」は1月2日(金) から26日(月)まで、東京・浅草公会堂で開催。チケットの一般発売は11月20日(木)午前10時より。なお、チケットぴあでは先行抽選プレリザーブを実施中。受付は11月17日(月)午前11時まで。
2014年11月11日人気漫画『DEATH NOTE』が世界で初めてミュージカル化される。音楽・脚本などをブロードウェイの一流のクリエイターが手掛け、日本から世界に発信していく一大プロジェクト。11月10日、製作発表が開催され、夜神月役をWキャストで務める浦井健治、柿澤勇人、L役の小池徹平らキャスト陣と、作曲家のフランク・ワイルドホーンらクリエイター陣が意気込みを語った。『デスノート』THE MUSICAL チケット情報物語は、ひとりの天才少年・夜神月が、名前を書いた人間を死なせることができる“死神のノート”を手に入れたことから始まる。そのノートによって犯罪者を裁き、理想の世界を作ろうとする月と、月を捕まえようとする名探偵・Lが繰り広げる心理戦が描かれていく。原作漫画は世界で3000万部を超える発行部数を誇り、2006年に公開された映画版も大ヒットした。演出を手掛ける栗山民也は「漫画の第1章は『退屈』というタイトルがついています。退屈の中から大いなる欲望が生まれてくる、ものすごく“現代”をテーマにした作品だと思った。しかも、ストレートプレイならなんとなく予想はつくけれど、この漫画をミュージカルにする。逆にそこに、とても期待しています」と、自身も楽しみにしている様子。また、『ジキル&ハイド』『スカーレット・ピンパーネル』など数々の世界的ヒットミュージカルを生み出しているフランク・ワイルドホーンは「私には息子がふたりいて、ふたりとも日本文化にすごく興味があり私以上によく知っています。この話を頂いたとき、息子にどう思うか訊いたところ「お父さん、どんな仕事を差し置いてもこれはぜったいやるべきだよ、こんなにクールでかっこいい作品はないよ!」と言われました」というエピソードを明かした。月役を演じる浦井と柿澤は、ともにミュージカル界を代表する若手実力派。浦井は「自分も原作の一ファン。お話をいただいた時は、ガッツポーズと同時に、世界中のファンのみなさんがこのキャラクターを愛しているが故のプレッシャーを感じました」とその重みを噛みしめる。柿澤は「映画で月を演じた藤原竜也さんにご挨拶に伺いました。頑張れよ、楽しんでこいよという言葉を頂きましたが、帰り際に「なんで俺がキャスティングされないんだよ」と仰っていました(笑)。原作ファン、映画ファンの皆さまに「やっぱり藤原竜也の方が良かった」と言われないよう、漫画、映画、アニメの想像を超えるような夜神月を作りたい」と意気込みを語った。キャストはほかに、死神レム役に濱田めぐみ、死神リューク役に吉田鋼太郎、弥海砂役に唯月ふうか、夜神粧裕役にSUPER★GiRLSの前島亜美。さらに月の父・夜神総一郎役は映画に引き続き鹿賀丈史が演じる。公演は2015年4月6日(月)から29日(水・祝)まで、東京・日生劇場にて。その後大阪・名古屋でも上演される。また来夏には日本版と同じ演出で、韓国で韓国人キャストによる上演も決定しているとのこと。海外進出も視野に入れた日本発の新たなコンテンツの誕生に期待したい。★以下のリンクより「デスノート」をお気に入り登録してチケット情報をゲットしよう!
2014年11月10日ミュージカル『モーツァルト!』が11月8日、東京・帝国劇場にて開幕した。ウィーン発、日本でも上演を重ねる人気作。主人公のヴォルフガング・モーツァルトは、ミュージカル界のプリンス、井上芳雄と山崎育三郎のWキャスト。同日、開幕を目前に控えた出演者が意気込みを語った。ミュージカル『モーツァルト!』チケット情報2002年の日本初演から主役を務める井上は、5回目のヴォルフガング。この役を演じるのは今回がラストと公言しているが、「今回で卒業させていただきますが、“このメンバー”で作品を作るというのはいつも同じく“最後”だと思い、毎回演じています。(この顔ぶれでやることの)毎日が特別で、奇跡が起きていることだと思って演じたい」と語る。一方で山崎は、2010年公演に続き、2度目のヴォルフガング。「前回は本当に緊張で終わってしまったような感覚。あれから4年経って、いろんな経験をさせていただいた今の自分が、すべてを出し切って出来るヴォルフガングを演じたい」と意気込みを語った。ヴォルフガングの父・レオポルトを演じる市村正親は、この作品が胃がんの手術後の復帰第1作となる。「もう一回舞台に立てるのかと思うと、なんとも言えない気持ち。非常に感動。今は新人のようにドキドキしています。自分にこういう気持ちがあるんだな、まだまだ私もウブだなぁ」と笑顔で挨拶をするも、共演者たち、さらに記者たちからも復帰を祝う拍手が起こり、目頭を押さえる一幕も。「劇場に来てくださる方、今までずっと応援してくださっていた方に、帰ってきたぞと、元気な姿を見せたい。もちろん今日の初日は妻(篠原涼子)と上の子も観に来ますが、静かに支えてくれたので、その期待にも応えたい」と感謝の気持ちを口にしていた。市村の復帰を共演者たちも喜ぶ。井上は「稽古場に市村さんがいてくださるというだけで、全然雰囲気も違います。この『モーツァルト!』では12年間ずっとお父さん役を演じられていますので、やっぱり市村さんがいてくださらないとこの作品は始まらない。さらに以前より元気にエネルギッシュになって帰っていらしたので嬉しい驚き。市村さんの中はどうなっているんだろう?と思うくらい」と話し、山崎も「演出家の小池(修一郎)先生に、本当の親子のように見えたと言われたのが本当に嬉しかった。市村さんに気持ちをガッツリぶつけて今回のステージを務めたい」と感無量の面持ちで語っていた。共演は花總まり、平野綾、ソニンほか。公演は12月24日(水)まで帝国劇場にて、その後2015年1月3日(土)から15(木)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて行われる。チケットは発売中。
2014年11月10日