東京大学は1月13日、マンガを使ったeラーニングによる認知行動療法によって働く人のうつ病を5分の1に減らすことに成功したと発表した。同成果は同大学大学院医学系研究科の川上憲人 教授と今村幸太郎 特任研究員らの研究グループによるもので、1月7日の英専門誌「Psychological Medicine」のオンライン版に掲載された。認知行動療法とは、人の認知に働きかけることで気分や症状を改善する心理療法で、1対1の対面や集団に対して実施することで、うつ病のリスクが30%程度減少することが報告されている。一方、コストの面で多数の従業員に広く提供することが困難となっている。同研究グループは今回、認知行動療法をより安価に多数の従業員に提供するために、インターネット認知行動療法(iCBT)eラーニングプログラムを独自に開発し、同プログラムのうつ病の予防効果を検証した。このiCBTプログラムは認知行動療法に基づくストレス対処の方法をマンガで提供するもの。全6回で、毎週1回の講義と宿題で構成され、学習の所要時間は宿題も含めて1回30分程度だという。研究では、IT系企業の従業員のうちランダムに選出した381人にこのプログラムを提供し、受講を促したところ、調査期間後に遅れて受講した同数の従業員に比べて、1年間のうつ病の発症率が5分の1に減少することを発見した。同研究グループによれば、これはeラーニングによる認知行動療法がうつ病を予防することを明らかにした世界初の成果とのこと。今後、うつ病予防のためのeラーニングが広く企業に導入されることで、働く人の健康が大きく向上することが期待される。
2015年01月14日レノボ・ジャパンは14日、コストパフォーマンスを重視した「ThinkPad Eシリーズ」の新モデルとして、14型ノートPC「ThinkPad E450」と15.6型ノートPC「ThinkPad E550」を日本国内で販売すると発表した。15日より同社直販サイトにて個人向けモデルの販売を開始する。どちらのモデルもキーボードは6列配列のThinkPad プレシジョンキーボードを採用する。また、ポインティングデバイスには左クリック、右クリック、センターボタンが独立したクリックパッドを備える。ThinkPad E450の主な仕様は、CPUが第5世代Intel Coreプロセッサ / Intel Celeronプロセッサ、メモリが最大16GB、ストレージが最大1TB HDD / 500GB+8GB SSHD / 128GB SSD、グラフィックスがIntel HD Graphics / AMD Radeon Graphics、ディスプレイは14型HD(1,366×768ドット)液晶 / 14型フルHD(1,920×1,080ドット)液晶。OSはWindows 8.1 Pro 64bit。インタフェースは、USB 3.0×2、USB 2.0×1、OneLink×1、HDMI×1、ギガビット対応有線LAN、IEEE802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0、Webカメラ(720p)、カードリーダ、マイク/ヘッドホンなど。バッテリ駆動時間は最大18時間、本体サイズ/重量はW339×D239×H24mm/約1.8kg。ThinkPad E550の主な仕様は、CPUが第5世代Intel Coreプロセッサ / Intel Celeronプロセッサ / Intel Pentiumプロセッサ、メモリが最大16GB、ストレージが最大1TB HDD / 500GBハイブリッド HDD / 128GB SSD、グラフィックスがIntel HD Graphics / AMD Radeon Graphics、ディスプレイは15.6型HD(1,366×768ドット)液晶 / 15.6型フルHD(1,920×1,080ドット)液晶。OSはWindows 8.1 Pro 64bit。インタフェースは、USB 3.0×2、USB 2.0×1、OneLink×1、HDMI×1、ギガビット対応有線LAN、IEEE802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0、Webカメラ(720p)、カードリーダ、マイク/ヘッドホンなど。バッテリ駆動時間は最大16時間、本体サイズ/重量はW377×D256×H23.8から27.1mm/約2.35kg。
2015年01月14日リンクスインターナショナルは13日、CORSAIR製PCケースの新モデルとして、E-ATX規格に対応したフルタワーPCケース「780T」を発表した。本体カラーブラックとホワイトをそろえる。どちらも17日発売し、店頭予想価格はブラックモデルが32,000円前後、ホワイトモデルが34,120円前後。E-ATX規格に対応し、高い拡張性と冷却性能を備えたPCケース。ラッチ式のサイドパネルは大型のアクリルウィンドウを採用する。冷却ファンとしてフロントに2基、リアに1基の140mmファンを搭載するほか、オプションとして、トップに2基の140mmファン、もしくは3基の120mmファン、ボトムに2基の120mmファンを増設できる。また、大型ラジエータを備えたCORSAIR製水冷一体型ユニット「H110」や「H100i」の取り付けにも対応する。搭載ベイは、5インチスリムベイ×2基、3.5/2.5シャドウベイ×6基、2.5インチ専用シャドウベイ×3基。拡張スロット数が9基。最大355mmまでのグラフィックスカードや高さ200mmまでのCPUクーラーが搭載可能。対応電源は奥行き260mmまでのATX電源、フォームファクタはE-ATX、インタフェースとしてUSB 3.0×2、USB 2.0×2、オーディオポートを備える。本体サイズはW262×D638×H601。重量は約11.3kg。
2015年01月13日●驚かされる圧倒的な軽さエプソンダイレクトが12月9日に発売したモバイルノート「Endeavor NA511E」は、使いやすい13.3型ディスプレイに1.2kg程度の軽量ボディ、そして6.8時間の長時間駆動を実現とメインマシンとしてもモバイルマシンとしても優れているのが魅力だ。さっそく、試用レポートをお届けしたい。Endeavor NA511Eは、14型ディスプレイを採用していた「Endeavor NA601E」の後継モデル。光学ドライブは非搭載となったが、より軽く、より長時間駆動となりモバイル性能を大幅に向上させている。さらに、低電圧版のCore i7や最大16GBのメモリ、2台のストレージを搭載可能など、パーツの選択肢も幅広くなっている。■[製品名] Endeavor NA511Eテスト機の主な仕様[CPU] Intel Core i7-4510U (1.70GHz)[メモリ] PC3L-12800 16GB[グラフィックス] Intel HD Graphics 4400(CPU内蔵)[ディスプレイ] 13.3型ワイド液晶 (1,366×768ドット)[ストレージ] 256GB M.2 HDD[光学ドライブ] なし[サイズ/重量] W319×D226×H21mm/約1.14kg[バッテリ駆動時間] 約9.4時間 (JEITA 1.0) / 約6.8時間 (JEITA 2.0) [OS] Windows 8.1 64bit[直販価格] 152,000円 (税別・送料別)○驚かされる圧倒的な軽さ手にとって最初に驚くのは軽さだ。ストレージにM.2 SSDを選択した場合の重量は約1.14kg。持ったときに中身がちゃんと入っているのかと違和感を感じるほどの軽さだ。ストレージを2.5インチHDDにした場合でも、約1.2kgと同レベルの軽さとなっている。薄さに関しては、21mmと驚くような数値ではないが、天面にはマグネシウム合金を採用し、約200kgfの強度を実現。満員電車の圧力でも安心して持ち運べるのは、質実剛健のイメージが強い同社のこだわりといえるだろう。液晶ディスプレイは解像度1,366×768ドットの13.3型ワイドで、パネルは光沢のないノングレアとビジネス向けの仕様だ。タッチ操作には非対応となっている。解像度がフルHDではないのが唯一残念なところ。13.3型ではフルHDを超える解像度を備えるノートPCも増えてきているだけに、BTOメニューとして用意してほしかったところだ。インタフェース類は、左側面にUSB 2.0とマイク/ヘッドホン端子、右側面にはメモリカードスロット、USB 3.0×2基となっている。ヒンジ部に近いUSB 3.0は電源オフや休止状態でもUSB機器に充電できる「USB充電機能」に対応する。このほか、背面にHDMIとD-Sub出力、有線LAN端子を配置しており、据え置き時にケーブルが左右に延びることもない。ワイヤレス通信機能はオプション扱いで、IEEE802.11a/b/g/n/acとBluetooth 4.0+EDRをプラス3,000円で追加可能だ。●使いやすいキーボード○使いやすいキーボードキーボードはキーピッチが約18mm、ストロークが約1.7mmと十分なサイズが確保されている。軽量ノートということもあり、強めに押すと多少のたわみは感じるが、ほとんど気にならないレベルだ。[Enter]や[BackSpace]など、使用頻度の高いキーが大きくなっているなど、非常に使いやすいキー配列だ。また、BIOSの設定を変更することで、キーボード左下の[Ctrl]と[Fn]キーの役割を入れ替え可能。細かいところでは、タッチパッドや無線機能のオン/オフスイッチがキーボードの上部に用意されているのも気が利いている。○カスタマイズの幅が広く、内部にもアクセスしやすいここではBTOオプションについて紹介しよう。CPUはCore i7-4510U (2.0GHz)またはCore i5-4210U (1.7GHz)を選択可能。どちらも2コア/4スレッドで、内蔵GPUはIntel HD Graphic 4400だ。メモリは2GB~16GBまで用意。ストレージの選択肢はとくに幅広く、M.2 SSDは128/256/512GBの3種類、HDDは250/500GBの2種類だが、それぞれ回転数が5400rpmと7200pmのモデルが用意されており、実質4種類から選べる。ちなみに、M.2 SSDとHDDを両方搭載も可能だ。また、内部にアクセスして、メモリの換装なども行いやすいのがポイント。M.2 SSDを選択した場合、ストレージ用の2.5インチベイが空いているので、SSDやHDDを増設できる。こうした拡張作業は自己責任となるが、後からアップグレードできる余地があるのは心強い。●ベンチマークで性能をみる○ベンチマークで性能をみるここからはベンチマークで性能をチェックしよう。テスト機の仕様は、CPUがCore i7-4510U、メモリが16GB、ストレージが256GBのM.2 SSDとほぼ最高といえる構成となっている。使用したのは、総合ベンチマークソフト「PCMark 8」で、テストに用いたワークロードは「Home coneventional」。Core i7といっても省電力で2コア4スレッドなので、それほど高い数値ではないが、不満を感じることはほとんどないだろう。また、負荷がかかると背面の排気口から冷却ファンの音が漏れてくる。うるさいというほどではないが、静かな場所だと多少気になるかもしれない。また、ストレージの転送速度を測る「CrystalDiskMark」では、ランダムリードが500MB/秒に迫るとかなり高い数値となった。ちなみに、搭載されているM.2 SSDは「LITEON IT L8T-256L9G」。カタログスペックでは、シーケンシャルリード/ライトが520MB/秒、440MB/秒となっており、それに近い実力が発揮されている。最後にバッテリ駆動テストも実行した。BBenchを使用し、Windows 8.1の電源プランを「バランス」設定にし、10秒ごとにキー入力、1分ごとにWeb巡回を行う条件で測定したところ、約7時間15分という結果となった。JEITA測定法1.0によるカタログ値は9.4時間、JEITA測定法2.0で6.8時間となっているため、ほぼスペック通りの結果が出ているといえる。これならば、1日安心して持ち運べるといっていいだろう。軽量で持ち運びしやすく、基本スペックも高く、パーツの選択肢も幅広いと様々なニーズに応えられる汎用性の高いモバイルノートだ。それだけにディスプレイの解像度がフルHDに届いていないのが残念だが、軽くて使いやすいモバイルノートを求めているならチェックして損のない一台といえる。
2014年12月25日マッドキャッツはこのほど、同社のゲーミングキーボード「S.T.R.I.K.E.」シリーズの新モデルとして、「S.T.R.I.K.E.TE Tournament Edition Mechanical Gaming Keyboard Matte Black」を発表した。26日より発売し、希望小売価格は15,984円。「S.T.R.I.K.E.」シリーズの従来モデルでは、キースイッチにメンブレン構造を採用してきたが、「S.T.R.I.K.E.TE Tournament Edition Mechanical Gaming Keyboard Matte Black」では、中国Kailhの茶軸メカニカルスイッチ(押下圧45g)を採用する。アンチゴースト機能を備え、最大30キーの同時入力に対応する「Nキーロールオーバー」機能を搭載する。キー配列は英語109キー。キーにはバックライトを内蔵し、エリア別に輝度を5段階で調節できるほか、W/A/S/Dキーや矢印キーなどの使用頻度が高いキーだけを明るくすることもできる。左上部に7個と矢印キー付近に5個で合計12個のマクロキーを搭載する。それぞれ3パターンのマクロが登録可能で、最大36個のコマンドを登録できる。また、Mad Catz独自のユーティリティ「A.P.P」では、最大255個のキーストロークコマンドを保存できる。さらにLeague of LegendsやWorld of tanksといった人気ゲーム向けのプロファイルも用意する。キーピッチは19mmでキーストロークは4mm、インタフェースはUSB、本体サイズはW508×D210×H70mm。重量は1,580g。対応OSはWindows Visita / 7 / 8。
2014年12月22日オンキヨーマーケティングジャパンは12月18日、オーディオ向けのNAS(ネットワークHDD)「HS-210-ONKYO」シリーズを発表した。発売は12月下旬で、価格はオープン。推定市場価格は、2TB HDDを内蔵した「スタートシステム」が税別89,000円前後、HDDを別売とした「ケース」が税別64,500円前後。HS-210-ONKYOシリーズは、ハイレゾ音源配信サイト「e-onkyo music」で購入した楽曲を自動ダウンロードする機能を持つオーディオ向けのNAS。e-onkyo musicでは10月より、スマートフォンでの楽曲購入に対応しているので、帰宅途中にスマートフォンで曲を買うと同時に、自宅のHS-210-ONKYOにダウンロードされるといった利用法が可能となる。ハードウェア面では、2台のHDDを搭載できる設計となっており、ユーザーの手でHDDを増設できる。ファンレス設計であることも特徴だ。CPUはMarvell製で1.6GHz動作、メモリは512MB。1000BASE-T対応の有線LANポートのほか、2基のUSB 3.0、2基のUSB 2.0、SDカードスロットを備えている。サイズはW302×D220×H41.3mm、重量は2TB HDD内蔵モデルで2.1kg、ケースモデルで1.6kg。
2014年12月19日NTTドコモは17日、Androidスマートフォン「GALAXY S III α SC-03E」向けの最新ソフトウェアの提供を開始した。ソフト更新より、スリープモード解除後にWi-Fi接続に復帰しない不具合に対処する。ソフト更新は端末本体とパソコン接続の2種類の方法がある。端末本体では、設定/端末情報/ソフトウェア更新の順に選択し、画面の案内にしたがって操作をしていく。パソコンを使った方法では「Samsung Kies」をインストールしたパソコンが必要になる。手順は、端末のホーム画面で、本体設定/開発者向けオプションの順に選択、USBデバッグのチェックが外れていることを確認。パソコンの画面で、Samsung Kiesを起動させ、端末本体をパソコンに接続し、表示されたポップアップ画面にしたがい更新作業を行う。ソフト更新後のビルド番号は「JSS15J.SC03EOMUBNK2」。更新時間の目安は端末本体による方法が約18分、パソコンによる方法が約9分。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年12月17日島津製作所は12月16日、イタリア・メッシーナ大学のL・モンデロ博士のチームが考案したLC-GC×GC-MS/MSシステムを製品化し「5D Ultra-e」として同日より発売すると発表した。同製品は、超高速液体クロマトグラフ(HPLC)と包括的2次元ガスクロマトグラフ(GC×GC)、トリプル4重極質量分析計(MS/MS)という5つの次元の分析をオンラインで接続したシステム。GC×GCは、異なる特性を持つ分離系を組み合わせることで、従来のガスクロマトグラフでは分離しきれなかったさまざまな成分を含む試料の網羅的測定ができる。同システムではGC×GCの前処理としてLCという別の分離モードを追加し、非常に複雑な試料をGC×GCとは異なる特性でグループ分けしておくことで、より詳細なGC×GCを実現した。LCで分離された試料は、必要な成分のみオンラインでGC×GCに注入され、濃縮による高感度化とスループットおよび安定性の向上をもたらすという。検出器には同社のUFMS(Ultra Fast Mass Spectrometry)シリーズよりトリプル四重極型ガスクロマトグラフ質量分析計GCMS-TQ8040を導入し、GC×GCで分離された成分をトリプルMSでより詳細に分析する。すべての成分を対象とするノンターゲット分析だけでなく、複雑な試料から目的成分に対象を絞るターゲット分析も実現した。また、すべての装置を専用ソフトウェアから一括で管理可能にし、高度な分析とワンクリックで分析が開始できる簡便さを両立させたという。なお、価格は4917万円~(税別)となっている。
2014年12月16日サードウェーブテクノロジーズはこのほど、Intel Xeon E5-1600/2600 v3シリーズに対応したワークステーション「TS5112-WS1」を発売した。標準構成時の価格は税別271,000円から。オプションでCPUに加え、グラフィックスやストレージの変更に対応する。グラフィックスでは、NVIDIA QuadroやNVIDIA Tesla、AMD FireProをサポート。また、ストレージではストレージ高速化規格である「NVMe SSD」対応製品も選択できる。標準構成は、CPUがIntel Xeon E5-1620 v3(3.5GHz/4コア)、チップセットがIntel C612、メモリがDDR4 16GB(4GB×4)、ストレージが500GB HDD、グラフィックスがNVIDIA Quadro K620、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、OSはオプション。本構成での価格は税別271,000円から。
2014年12月16日エプソンダイレクトは9日、11.6型の2in1 PC「Endeavor TN30E」を発売した。キーボードドック部にもバッテリを内蔵しており、8.4時間(JEITA測定法2.0)の駆動が可能だ。直販価格は税別79,000円。Endeavor TN30Eは、タブレット部とキーボード部を分離合体して利用するデタッチャブル式の2in1 PC。バッテリ駆動時間は、タブレット単体で約4.7時間、キーボードドックのバッテリを併用すると約8.4時間まで延びる(JEITA測定法2.0)。キーボードドックには、オプションで500GB HDDを搭載することも可能だ。基本構成は、CPUがIntel Celeron N2940(1.83GHz)、メモリが4GB、グラフィックスがIntel HD Graphics、ディスプレイが11.6型液晶(1,920×1,080ドット)、ストレージが64GB eMMC、OSがWindows 8.1 64bit。通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LANとBluetooth 4.0+EDRを搭載。サイズと重量は、タブレット単体でW300×D194×H11mm/約720g、ドッキング時でW300×D222×H26mm/約1.6kg。タッチペンが標準で付属する。なお、タブレット単体では販売されない。
2014年12月09日オンキヨーは12月4日、同社が運営するハイレゾ音源配信サイト「e-onkyo music」で使用できるプリペイドカード「e-onkyo musicハイレゾプリペイドカード」を、12月5日よりビックカメラなどで発売すると発表した。販売価格は5,000円(消費税対象外)。e-onkyo musicでは、2005年のサービス開始当初より、決済手段はクレジットカードのみとなっていた。2014年10月よりスマートフォンやタブレットでの決済も可能となったが、これらも実質的にクレジットカードに紐付けされている。e-onkyo musicハイレゾプリペイドカードは、ユーザーのアカウントに5,000円分のチャージを行うもの。クレジットカードを持たない人でも、ハイレゾ楽曲を購入できるようになる。なお、カードの利用には、購入から6カ月間の有効期限が設けられている。また、同社は、ハイレゾ導入をワンストップでサポートするサポートカード『「教えて!ホットライン」e-onkyo musicハイレゾおまかせカード』も、12月5日より発売する。販売価格は5,000円(消費税対象外)。サポートカードを購入すると、e-onkyo musicでのハイレゾ音源のダウンロードから再生までの一連の手順のサポートを、電話とリモート操作で受けることができる。なお、サポートカードには、ハイレゾ音源を3曲ダウンロードできるクーポンも付属している。2種類のカードが購入できるのは、ビックカメラ22店舗とソフマップ3店舗。なお、2015年2月をめどに、その他のビックカメラ、ソフマップ、コジマの各店舗で取り扱いを開始する予定となっている。カード購入が可能なビックカメラ22店舗(2014年12月4日時点)渋谷ハチ公口店、池袋本店、池袋東口店、立川店、なんば店、有楽町店、札幌店、新宿西口店、池袋西口店、天神2号館、名古屋駅西店、大宮西口そごう店、柏店、藤沢店、ラゾーナ川崎店、JR京都駅店、岡山駅前店、新横浜店、JR八王子駅店、ビックロ新宿東口店、赤坂見附駅店、新潟店カード購入が可能なソフマップ3店舗(同)秋葉原本館、なんばザウルス2、神戸ハーバーランド店
2014年12月04日アシストは12月3日、タブレット端末向け電子フォーム・システム「e.Form」(開発元:韓国I-ON Communications Co,Ltd.)の新バージョンを12月17日より提供すると発表した。「e.Form」は、既存の申請用紙などをそのまま背景画像とし、入力フィールドを準備するだけで簡単に電子フォーム化を実現する。同システムは、電子フォームを作成して配信、保存する「e.Formサーバ」と、電子フォームを表示してデータ入力や写真の添付を可能にするタブレット端末上の「e.Form クライアント」で構成されている。新バージョンでは「e.Formサーバ」「e.Form クライアント」ともに、ユーザ・インタフェースの全面刷新を行い、使いやすさと利便性を追求した機能拡張が行われている。また、新機能の追加にあわせてメニュータブを追加すると共に既存のメニューについても構成を見直し。メニュー体系が整理され、より使いやすくなった。また、1セットのe.Formサーバで複数のワークスペースを管理できるマルチテナント機能やカタログ管理、お知らせ管理、PCブラウザからのフォーム入力、ユーザ情報のインポート、更新などに対応している。クライアント側も、iOS 8のフラットデザインをe.Formアプリにも採用。iOS版とAndroid版のユーザ・インタフェース統一を図っている。
2014年12月04日リンクスインターナショナルは1日、CORSAIR製のPCケースとして、遮音性を高めたE-ATX対応PCケース「CORSAIR Carbide Series 330R Silent」を発表した。12月6日から発売する。店頭予想価格は13,780円前後。ヘアライン加工を施したアルミ調フロントパネルは両開きが可能で、ロック機構によってパネルの脱落を防止する。ケーストップには取り外し可能なサイレントカバーを採用し、フロントパネルと両サイドパネルの内側に吸音材を装備。ケース内部から発生するノイズを吸収して静音性を高めている。標準搭載ファンは前面に140mm×1基、背面に120mm×1基。トータルで前面に120mm×2基(もしくは140mm×2基)、上面に120mm×2基(もしくは140mm×2基)、背面に120mm×1基を搭載可能。最大3基のファンを制御できるマルチファンコントローラも搭載しており、3段階で回転数の制御が行える。前面と底面には取り外し可能なダストフィルタも装備する。搭載ベイ数は外部5.25インチベイ×3基、内部2.5 / 3.5インチベイ×4基。5.25インチベイはツールレスでデバイスをセット可能。ケーブルマネジメント用に約20mmの裏配線用スペースも備えている。そのほか主な仕様は、拡張スロット数が7基、拡張カードスペースが最大450mmまで、搭載できるCPUクーラーの高さは最大170mmまで、搭載できる電源の奥行きは240mmまで。外部インタフェース類はUSB 3.0×2基、オーディオ入出力、ファンコントロールスイッチなど。本体サイズはW210×D495×H484mm、重量は約7.2kg。対応フォームファクタはE-ATX / ATX / マイクロATX / Mini-ITX。
2014年12月01日オリックス銀行はこのたび、12月1日よりインターネット取引専用の「eダイレクト2週間定期預金」の取扱いを開始すると発表した。「eダイレクト2週間定期預金」は、資金の運用先を選択している間や、できるだけ自由に資金を使いたいが、普通預金より少しでも高い利回りで運用したいなどの短期運用ニーズに応える商品だという。最低預入金額は50万円からで、これまでの同社の定期預金より少額から預け入れることができるとしている。オリックス銀行は、顧客のさまざまな資金運用ニーズに応えることにより、同社の預金商品をより一層利用してもらいたいと考えているという。今後も顧客にとって利便性の高い商品を提供していくとしている。
2014年11月26日JR東日本新潟支社は30日、今年度中に導入予定の新型車両E129系の展示会を新津駅・長岡駅・新潟駅で実施する。展示される時間は、新津駅が9時40分頃から11時頃まで、長岡駅が10時20分頃から11時30分頃まで、新潟駅は13~14時頃とされている。いずれもホームに停車中の列車内に立ち入って見学できる。見学場所は改札内となるため、入場券や有効な乗車券などが必要だ。JR東日本の新型車両E129系は、新潟県内で運用される115系の置換え用として、総合車両製作所新津事業所にて製造。走行時の電力消費量を115系の約5割に抑え、省エネ化を進めたほか、新潟地区の気候に対応した耐寒耐雪構造とするなどの特徴を持つ。現在は営業線区での走行テストを行い、営業運転開始に備えているという。
2014年11月26日ユニットコムはこのほど、スマートフォン向け防水バッグ「E056 WaterProof iPhone BAG」とタブレット向け防水バッグ「E055 WaterProof iPad BAG」を発表した。パソコン工房通販サイト内の雑貨専門店「Nantena」にて販売中で、価格は「E056 WaterProof iPhone BAG」が647円、「E055 WaterProof iPad BAG」が1,079円。どちらもジッパー式ではなく、クリップと留め具で密閉する防水バッグで、耐衝撃に優れており、家庭内での利用だけではなく、ウインタースポーツやマリンスポーツでの利用にも適しているという。スマートフォン向けの「E056 WaterProof iPhone BAG」はネックストラップ、タブレット向けの「E055 WaterProof iPad BAG」は、背面が袋式で手を通して持つことが可能で、端末を落としにくい設計を採用する。「E056 WaterProof iPhone BAG」は、iPhone 5/5Sといった4型までのスマートフォン対応する。本体サイズはW165×D100×H10mm、重量は56g。「E055 WaterProof iPad BAG」は、iPad miniなど8型までのタブレットに対応する。本体サイズはW290×D210×H10mm、重量は191g。
2014年11月21日富士フイルムは20日、レンズ交換式デジタルカメラ「FUJIFILM X-E2」、「FUJIFILM X-Pro1」、「FUJIFILM X-E1」用の最新ファームウェアを発表した。12月18日より無料で提供を開始する。今回発表された最新ファームは、最新機種「X-T1」の機能の一部を「X-E2」などでも利用できるようにするもの。ファームウェアのバージョンは「FUJIFILM X-E2」がVer.3.00、「FUJIFILM X-Pro1」がVer.3.40、「FUJIFILM X-E1」がVer.2.40となる。「FUJIFILM X-E2」に追加されるのは、深みのある色合いと豊かな陰影の写真表現が可能な「クラシッククローム」モードと、インターバルタイマー機能、スマートフォンなどからリモート撮影が行えるワイヤレス通信機能など。「FUJIFILM X-Pro1」と「FUJIFILM X-E1」には、オートフォーカス時にフォーカスリングを使ってフォーカスの微調整が行える機能などを追加している。
2014年11月20日●書き込み寿命をシステムレベルで確保既報の通り、Spansionは組み込み向けにe.MMCのNAND Flash製品をリリースした。この製品発表の記者説明会の後で、もう少し細かい話を同社のNANDマーケティング担当ディレクターであるTouhid Raza氏(Photo01)に伺う事ができたので、その内容を一問一答式にご紹介したいと思う。Q:まず最初に今回の製品の寿命についてお伺いします。一般にSLC NANDだと10年単位のデータ保持期間と10万回オーダーの書き込み寿命が保障されますが、MLC NANDだと特に書き込み寿命は数千~数万回オーダーまで減ってしまいます。このあたり、今回のeMMC NANDはいかがでしょう?A:まず今回の製品は、書き込み寿命はシステムレベルで確保している。チップレベルではない。実のところ、データ保持期間はMLC製品でも10年が確保される。違いは書き込み寿命だ。たとえばJEDECのスペックだと、SLC NANDだと10万回の書き込みで10年のデータ保持がが保障される。MLC NANDだと10年のデータ保持だが書き込み寿命は3000回だ。ところがシステムレベルではデータを内部でどう管理するかが差別化のポイントになるわけだ。われわれは顧客にあわせてのUse caseを定義し、このUse caseの上で10年以上のデータ保持期間を提供する。さらに我々の製品はFlash内部の欠陥を検知できる。たとえばあるブロックの読み込みを読み出したとき、コントローラがそのブロックに欠陥が発生する兆候を検知したら、そのブロックを新しい代替エリアに移動する。こうした方法により、システムレベルではずっと多い書き込み寿命を達成できる。Q:その仕組みは分かります。SSDと同じですよね。ただFlash Memoryのプロセスを微細化してゆくと、どんどんエラー頻度があがるため、これに応じてコントローラの方もたとえばECCからAdvanced ECCやLDPCといった具合にエラー検出/訂正能力を強化しています。この製品はどうでしょう?A:たとえばこの製品の場合、72bitのECCエンジンを利用している。Q:もう少しコントローラについて。今回はPHISON Electoronicsのコントローラを搭載しているというお話でしたが、これはMLC NANDと同じダイの上に実装されているのでしょうか? それとも異なるダイになっている?A:コントローラは別のダイになって積層される形になっている。なので8GB品は1枚、16GB品は2枚のMLC NANDのダイを積層する形だ。この世代のコントローラは2枚までのMLC NANDをサポートするので最大16GB品ということになる。次の世代は4枚までサポートできるので、これを使って32GBが実現できることになる。Q:次にMLC NANDそのものですが、19nm品ということでした。これはSLC NANDと同様にSK Hynixのものですか?A:いや、現在の製品は東芝の19nm品だ。Q:どういう戦略でMLC NANDのベンダを選択しているかお聞きして宜しいですか?A:我々はそもそも複数のサプライヤを持つ戦略を取っており、実際SK Hynixとも長期の契約を結んでいるが、これはSLC NANDに関するものだ。Q:もう少しMLC NANDについて。たとえば東芝の19nmは同社が1X世代と呼んでいたもので、このあと1Y/1Zと続いてそのあとは3D NANDになります。Samsung Electronicsはすでに3D NANDの量産を開始しました。このあたりはどう思われますか?A:1Y世代もマッチしていると考えている。我々はフォームファクタ、それと機能を顧客に対して保障している。今回の場合、コントローラとFlashが分離されているから、たとえばFlashが変更になっても、コントローラがその差異を吸収してくれるので、顧客は同じ(eMMCの)I/Fを利用できる。だから、もし1X世代のものを1Y世代に切り替えても、顧客は同じように利用できる。Q:つまり将来は、東芝以外のFlashを使う可能性もあるが、その場合でも顧客から見ればまったく同じように扱えることをSpansionが保障する、ということですね?A:その通りだ。つまるところBOMに一番影響するのは(機器との)I/Fの部分で、そこは現行のままを維持する。これは別にI/Fだけでなく、たとえば温度の影響とか電気的特性とかすべてに言える事だ。もし何らかの理由で互換性をなくす必要が出る場合は、事前に顧客と相談をして理解して頂いてからになる。Q:もうひとつ。記者説明会の折に、TLC NANDを使う可能性は非常に低いとおっしゃってましたが、では3D NANDについてはどうでしょう?A:我々自身も3Dの技術はすでに持っているし、3D NANDに必要なCharge Trapの技術はSamsungにライセンスしている。ただ現在は3D NANDに関しては状況を見守っている状況だ。Q:NORに関してはSpansion自身が製造、あるいは製造委託をして、それを販売しています。ところがNANDについては基本的にMemoryそのものを他社から購入、パッケージして販売している訳ですよね?A:大きく言えばその通りだ。ただ顧客の立場から見た場合、Spansionの差別化要因は品質管理とテストとなる。SLC NANDに関して言えば、我々はNAND FlashのウェハをSK Hynixから購入し、その後我々自身のみでテストを行っている。ここで、どうウェハをテストし、それが最終製品にどう影響するかを把握している。これはeMMCについても同じことが言える。確かにNANDとコントローラを購入しているが、それをどう品質管理し、どうテストするかが最終製品に影響を及ぼすことになる。我々の価値となる重要な部分は、我々がどれだけ顧客を理解するかだ。顧客の求めている要求を理解した上で、我々はテスト方法をデザインする事になる。我々の品質管理と検証方法、それとツールサポートが最大の差別化要因だ。●Spansionが組込市場に製品を安定して供給し続けることの意義Q:ところでちょっと違う話を。今回100ballのパッケージと153ballのパッケージがありますが、これは何故でしょう?A:一般には153ballが使われる。100ballは一部の自動車業界向けだ。細かく言えば、100ballの方は1mmピッチになっており、パッケージもやや大きい。というのは、顧客の中には153ballの細かなピッチだと製造できない、というところがまだ若干あり、そうした顧客向けにはピッチの大きい100ballが使われる。ただ組み込み市場ではほとんどが153ballの方になる。Q:次にもう少し大きな話を。かつてSpansionがNAND Flashのビジネスを始めた時、当時のSpansionはNOR Flashのみを販売するベンダーでしたから、相対的にNAND Flashのビジネスは大きいものでした。ところが今やSpansionは富士通から買収したMCUビジネスが大きなパートを占めており、そもそもFlashビジネスそのものの比率がずっと小さくなっています。なので、NAND Flashのビジネスはさらに比率として小さい訳ですが、今後はどうなのでしょう? もっとNAND Flashのビジネスを大きくされてゆくと思っておられるのか、それともややStableになるのか。A:我々のFlash Memoryのビジネス戦略は、組み込み市場に製品を安定して供給し続けることにある。マーケットダイナミクスを見ると、たとえばNOR Flashはある一部の領域ではやや縮小しつつある。ただ我々は引き続きマーケットリーダーであり続けるし、NOR Flashに関してはアドレスし続ける。一方SLC NANDは、引き続き成長が望めると見ている。我々は2012年3月ににNAND Flashに参入したが、この年の第3四半期の最初のSLC NANDの売り上げと、2014年の第3四半期の売り上げを比較すると、26倍になっている。我々は引き続きSLC NANDの売り上げは伸びると予測している。また、SPI Flashのビジネスも成長している。Spansionの目的は組み込みマーケットでのNo.1サプライヤになることで、実際Flashに関してはこれが実現しているし、MCUやAnalogもそうだ。Q:そのSLC NANDですが、今後数年間の範囲で見た場合伸び続けるのでしょうか? それともどこかで頭打ちになるんでしょうか?A:マーケット全体としてみれば、頭打ちになると思う。ただSpansionの立場としては、今後数四半期は伸び続けることになると思う。我々はまだ頭打ちの状態には達していない。Q:eMMCについてはどう見ておられますか?A:eMMCもSLC NANDと同じように、あるところまでは急速に伸びるだろうと見ている。Q:数年のオーダーで、ですか?A:そうなるといいのだがね。Q:そしてeMMCがある程度頭打ちになりかかる前に、次の製品を投入するという理解でよいですか。A:我々は強力なマーケティングチームを用意して市場動向を常に見ているが、具体的な将来計画は秘密だ(笑)。Q:NOR FlashとかSLC NANDに関しては、そもそも競合がこのマーケットから撤退してしまったので、結果としてSpansionは大きなマーケットシェアを確保できました。ところがeMMCに関しては、競合が非常に多いようにも思いますが。A:確かにそうだ。そもそもeMMCは非常に幅広いマーケットで使われており、1つのマーケットではない。それはWirelessだったりTabletだったりするわけだが、組み込みもまた異なるマーケットとなる。我々はeMMCを組み込みマーケットに提供するわけだが、このマーケットは通常のメーカーがマジョリティを取るのは難しい。というのは先にも出てきた品質管理とかテスティングのレベルが異なるからだ。正直なところ、組み込み向けのeMMCというのは割と新しい、これから立ち上がるマーケットであり、我々はこれを正しいタイミングで市場投入できたと考えている。Q:とは言え、既存のeMMCカードベンダも組み込み向け製品を既に用意しています。A:その通りだ。組み込み向けの主要なベンダはみなNAND Flashのサプライヤだ。が、1つ指摘しておきたいのは、NAND Flashのサプライヤは(Spansionと比べて)ずっと大きな会社だ。だから、かれらには大きな売り上げが必要になる。そして大きな売り上げは、eMMCではなくSSDでもたらされる。たとえば私がSANDISKだったりSamsungだったりMicronだったりしたら、もっと売り上げを伸ばすために「SSDが組み込みマーケットで重要だ」と言うだろう。彼らにとって、組み込みは数ある市場の1つに過ぎない。我々にとっては、これが唯一の市場だ。これが、我々が顧客へ高いレベルのサポートを行っている理由であり、これが最優先のビジネスである。これはSLC NANDの時も同じだった。Q:ちょっとSLCに話を戻すと、現行では2GBの製品が最大容量ですが、もう少し大きな容量の製品を提供する予定は?A:今のところない。より大容量なマーケットはeMMC製品でカバーすることになる。もちろん古いプラットフォームで4GBの容量を、というニーズがない訳ではないが、我々はeMMCにフォーカスする方が得策だと考えた。なので4GB以上はeMMCのみでカバーし、2GB以下がSLC NANDとなる。Q:ところで記者会見の際に、最近はOSやアプリケーションが肥大化しつつあるので、8~16GBの容量が必要、という話が出たと思いますが、最新のOSやアプリケーションはさらに肥大化が進んでおり、32GBクラスが必要という風潮になっています。ただこうしたマーケットはローエンドのSSDが狙っている部分でもあり、実際組み込みマーケット向けの小容量SSDが出ています。実際今回のeMMC製品はSSDと見事に競合する気がするんですが、いかがでしょう?A:確かに私は前職でこのマーケットに深く関わっていたのだが(笑)、まぁ実際その通りだ。ただ、だからといって秘密の情報を説明する訳にもいかないのだが(笑)。我々のゴールの1つ目は、組み込みソリューションのNo.1になることだ。だから、もし組み込みマーケット自体がそちら(eMMCからSSD)に移行するのであれば、我々もそちらに行くことになるだろう。ただ今のところは、私自身の感触で言えば、マーケットの殆どはeMMCベースだ。確かにあなたの言うとおりで、将来はこのマーケットにSSDの需要が伸びてゆくだろう。ただSSDベンダは今のところeMMCというよりはHDDを競合と捉らえている。だから、製品はそちらに向けたものが主眼となる。私は業界の色々な人と話をしたが、誰もが(このマーケットにSSDが来るかという質問に)「たぶん」と答える。もし大容量が必要でStackingをするようなことになれば、SSDに移行するだろう。今はそうしたトレンドを注意深く確認している。ちょっと5年前に時間を戻してみたい。私は前職で…あまり前職の細かい話はできないのだが、まぁとにかくSSDを市場に投入した時だ。多くの台湾やその他の地域の会社がこれに追従して、性能が高いとかそういったことで競合してきた。ところが、システムに組み込んでみると性能が出ない。すこし時間が経って、やっと業界は何をもって性能を測定すべきかを理解した。たとえばカタログで見ると、200MB/secが出るとか書いてある。「これにどうやって競合しよう」とか大騒ぎしたわけだが、フィールドテストを行ってみるとHDDの方が性能が出るといった状況になっていた。これは、Windows OSの元での転送サイズが、4KB前後の事が多かったからだ。これに関しては記事を書いたこともある。つまり、どうやってSSDを使うべきかを理解することが重要だと思う。組み込み業界の顧客の所に行くと、同じことが必要になる。どうeMMC製品を使うべきか。たとえばアリゾナからニューヨークに車で行くとしたら、高性能なスポーツカーは必要ない。ではどのような車が必要か? これこそが、我々がPHISON Electoronicsとパートナーシップを結んだ理由でもある。我々は顧客のニーズを理解している。先ほどのあなたの質問に戻ると、ではNAND Flashとコントローラをそれぞれ購入すればeMMCは作れる。ではどう差別化するか? 私は顧客のことも、転送サイズも、セキュリティの要求も、その他様々な要求も全部理解している。私はPHISONに行って、こうした事を伝える訳だ。前職でも実は同じ事をしていた。これが差別化に関する答えだ。もし私が次の製品を企画する場合、やはり同じ事をすることになるだろう。○インタビューを終えてということで、時々脱線しつつもいろいろと興味深い話を伺う事が出来た。実際のところ、Flash Processが微細化すると、急速にエラーレートが上がるために世代ごとに異なるエラー訂正技術が必要になり、これをSoC側でカバーするのは非常に困難な状況になっている。このための解はMemory側にFlashのコントローラを搭載することであり、今はeMMCだけだが、この先にはたとえばQSPIとかのI/Fを持つ製品が出てきても不思議ではないだろう。MLC NANDの組み込み業界への導入のあり方を勉強させてもらった、といった感想を抱いたインタビューであった。
2014年11月18日「B.C.A.D.ウォームクレンジングジェルバーム」12月19日発売2014年11月12日、ユーグレナは化粧品ブランドB.C.A.D.(ビー・シー・エー・ディー)の新商品として「B.C.A.D.ウォームクレンジングジェルバーム」を2014年12月19日から発売する。B.C.A.D.ユーグレナは微細藻類ユーグレナから抽出した加水分解エキス「リジューナ(R)」に肌のターンオーバーを改善する作用があることを発見し、肌のエイジングケア効果(肌にハリとツヤ)がある化粧品ブランドとしてB.C.A.D.を展開。2013年から洗顔料、化粧水、美容液、クリームの販売を開始している。B.C.A.D.ウォームクレンジングジェルバーム加水分解エキス「リジューナ(R)」を配合したクレンジング。肌の上でなじませるとほのかにあたたまり、毛穴の奥のメイクや汚れを包み込んで洗い流す、質感はなめらかなジェル。ほのかにあたたまるのは、水とグリセリンで起こる反応を応用。そのあたたかさが、一時的に毛穴を開いて、毛穴の奥につまったメイクや皮脂・汗などの汚れを包み込んで落とす。イソノナン酸イソノニル、トリエチルヘキサノイン、パルミチン酸エチルヘキシルとグリセリンが複合的に、汚れの種類に応じてそれぞれに働く「ターゲットクレンジング処方」を採用。肌を整える加水分解ユーグレナエキス、加水分解ローヤルゼリータンパクと保湿成分であるスクワランなどのスキンケア成分を配合。メイクオフ後のお肌を整え、保湿を行う。商品詳細内容量は120ml、価格は3,300円(税抜き)、販売は全国の百貨店、美容サロン、バラエティショップ、また公式サイト。(画像はプレスリリースより)【参考】・ユーグレナプレスリリース
2014年11月16日Spansionは11月11日、民生/通信/産業機器向けe.MMC NAND型フラッシュメモリ製品ファミリ「S4041-1B1」を発表した。同ファミリは8GBならびに16GBの2種類の容量ならびに153 BGA(0.5mmボールピッチ)および100 BGA(1.0mmボールピッチ)と、-25~+85℃および-45~+85℃の動作温度範囲で分けられた合計8製品がラインアップされている。プロセスは19nmを採用しており、1ダイ当たり8GBのMLC品を採用。今後のロードマップとして4GB品と32GB品も提供する予定だとしている。いずれの製品もJEDEC e.MMC 4.51コマンドセットをサポートしているほか、フィールドファームウェアのアップデート、健全性診断レポート、自動バックグランド処理などのe.MMC 5.0で選定された機能サポートも含んでいる。またe.MMCモジュールにはPHISON Electronicsのコントローラを搭載することで、パフォーマンス管理やバッドブロック管理、ウェアレベリングなども可能となっており、組込機器など長期間での使用時に求められる品質の要件に対応を可能としたとする。さらに同社では、組み込み市場向けにメモリソリューションの検証作業を支援する「Memory Diagnostics Toolkit(メモリ診断ツールキット)」も提供しており、これによりエンジニアリング診断、解析、構成、書き込みを可能とし、メモリの検証・品質認定プロセスを迅速化することを可能にしたとする。なお、同ファミリはすでに量産出荷を開始しており、主に産業機器や医療機器、通信機器などに向けて提供を行っていく予定とするほか、2015年には自動車分野の要求に対応した製品の提供も行っていく計画としている。
2014年11月11日2015年1月9日25:20よりフジテレビ系で放送されるTVアニメ『暗殺教室』の新PVと先行場面カットが、公式サイトにて公開された。公開された最新PV「3年E組!殺せんせー!」では、謎の超生物である殺せんせーの3つの特徴をE組の生徒たちが紹介していき、ユーモラスに動く殺せんせーや倉橋陽菜乃などの生徒たちが暗殺を狙う授業風景が描かれている。このPVは、CMとしてもTV放送される。そして、11月9日から東京会場を皮切りに全国6大都市(11月15日に北海道・札幌シネマフロンティア、宮城・MOVIX仙台、11月16日に愛知・TOHOシネマズ名古屋ベイシティ、大阪・TOHOシネマズ梅田とTOHOシネマズなんば、福岡・TOHOシネマズ福岡)で順次開催される「ジャンプスペシャルア二メフェスタ2014」にて、『暗殺教室』のオリジナルアニメ「episode:0 出会いの時間」が初上映されることも明らかに。本エピソードでは、殺せんせー(CV:福山潤)と烏間惟臣(CV:杉田智和)の出会いを描き、2人の熱いバトルを描いたオリジナルアニメになるという。また、11月14日から全国のアニメイト・ツタヤ・書店にて、殺せんせーを演じる福山潤からの放送開始のメッセージと複製サイン、そしてTVアニメの最新情報も入った特製フライヤーが配布される。配布店舗は公式サイトまで。『暗殺教室』は、『魔人探偵脳噛ネウロ』でも綿密な構成と独特の世界観で読者を魅了した松井優征氏が、2012年7月より連載をスタート。単行本は現在11巻まで発売され、累計発行部数1,100万部を突破している。月の7割を蒸発させた巨大パワーを持つ謎の生物「殺せんせー」が落ちこぼれの集まる椚ケ丘中学3年E組の担任となり、国家は生徒たちに「殺せんせー」の暗殺を依頼する。「来年の3月に地球を破壊する」と宣言されるが、生徒たちは特殊な状況の中で日々奔走しながらも前向きに成長していくという、少年漫画の王道が描かれている。2015年1月9日からTVアニメがフジテレビ系でスタート、2015年3月21日から実写映画が全国公開される。(C)松井優征/集英社・アニメ「暗殺教室」製作委員会
2014年11月09日メルセデス・ベンツ日本はこのほど、同社を代表する中核モデル「Eクラス」の装備内容を一部変更し、全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて注文受付を開始すると発表した。「Eクラス」のセダン / ステーションワゴンともにオプション設定を見直し、標準装備も一部変更した。全モデル共通の変更点として、8インチの大画面モニターとワイヤレスヘッドホンによる「リアエンターテインメントシステム」と「harman / kardon ロジック7サラウンドサウンドシステム」を組み合わせた「オーディオ&ビジュアルパッケージ」を新たにオプション設定している。「E 250」「E 250 AVANTGARDE」のセダン / ステーションワゴンには、これまで単独のオプション設定としていた「レーダーセーフティパッケージ」「360°カメラシステム」「前席シートヒーター」「キーレスゴー」「後席分割可倒式シート」を組み合わせた「ベーシックパッケージ」を新規設定した。「E 250 AVANTGARDE」のセダン / ステーションワゴンでは、レーダーセーフティパッケージ、キーレスゴー、後席分割可倒式シートが標準装備に。「E 250 ステーションワゴン」も後席分割可倒式シートが標準装備となった。「E63 AMG S」「E63 AMG S 4MATIC」「E63 AMG S 4MATIC ステーションワゴン」については、標準装備であったカーボンエクステリアパーツ「AMGカーボンパッケージ」をオプション装備に変更した。これにより、車両価格も変更となっている。「オーディオ&ビジュアルパッケージ」の価格はE250用が44万2,200円(税込)など。「ベーシックパッケージ」の価格は、「E 250」用が44万2,200円(税込)などとなっている。
2014年11月04日カシオ計算機の公式オンラインショップ「e-casio」は、電子辞書「EX-word」(エクスワード)シリーズのe-casio限定モデルとして、日本語の学習にフォーカスした「XD-SU5300」を発売した。価格は24,840円。XD-SU5300は、正しい日本語を分かりやすく学べる「調べる」「書く」「聞く」「解く」という4つのコンテンツが特徴。まず「調べる」では、ひらがなルビ(読み仮名)を振ったコンテンツを多く用意し、漢字や熟語の正しい読み方がすぐに分かる。「書く」は、XD-SU5300の5.3型タッチパネルカラー液晶を使った漢字の書き取り学習だ。画面に表示される教科書体のお手本をなぞって書くことによって(例解学習漢字辞典 第七版)、漢字の書き取り学習を行う。小学漢字「1,006字」の正しい書き方も収録した。「聞く」は、見出し語の読み上げ機能だ。読み方が分からないときや、日本語の正しい発音、アクセントを確認できる。約70,000語の日本語ネイティブ発音を収録。最後の「解く」では、「日本語能力試験」の対策となる参考書を収録した。全体の収録コンテンツは約50で、日本語の辞典類だけでなく、仕事で使う日本語や百科辞典、英和・和英辞典、海外旅行の外国語会話集(16カ国語)などを備える。電源は単3形アルカリ乾電池×2本のほか、パナソニックの充電池「単3形エネループ」×2本、「単3形エボルタ」×2本に対応。また、PCやUSB-ACアダプタ(別売)からのUSB給電でも動作する。本体サイズはW148×D105.5×H15.7mm、重量は約275g(電池込み)。付属品は、タッチペン、専用ヘッドホン、専用USBケーブル、単3形アルカリ乾電池×2本など。
2014年11月03日JR東日本秋田支社は、秋田新幹線「こまち」として運行するE6系車両が2014年ローレル賞を受賞したのを記念し、記念式典を開催するとともに記念プレートを発売する。ローレル賞は、車両の性能やデザイン、製造企画、運用など卓越した車両に与えられる賞。前年にデビューした新型車両から、鉄道趣味の団体「鉄道友の会」選考員会の審査により選ばれる。記念式典は秋田駅の新幹線ホームにて、11月8日9時43分頃から10時26分まで実施。来賓祝辞、授与式、受賞者挨拶、テープカットなどを行い、「なまはげ太鼓」の演奏による臨時新幹線出発の見送りで締めくくる。式典には、秋田県の佐竹敬久知事、E6系デザイナーの奥山清行氏、鉄道友の会の須田寛会長らが出席予定。式典当日の11月8日から記念プレートも販売開始。スタンドタイプのアクリル製で、縦13cm×横35cmのプレートにはE6系「こまち」の外観とローレル賞マークが入る。200個限定で、価格は3,500円。秋田駅、大曲駅、田沢湖駅、角館駅の「ニューデイズ」「キオスク」、秋田駅ビル「トピコ」こまち苑にて販売する。
2014年10月24日Beckman Coulterの日本法人であるベックマン・コールターは10月21日、200nmの粒子をカウントできる精密粒度分布測定装置「Multisizer 4e」を発表した。コールターカウンタは、粒子の色、形状、組成、屈折率などの影響を受けずに粒子径を測定できる非常にユニークで信頼性の高い粒度分布測定装置である。具体的には、粒子が検知帯(アパチャ感応領域)を通過する際に生じる2電極間の電気抵抗の変化を測定する。そして、電解質溶液中に懸濁させた粒子が、バキュームによりアパチャの検知帯を通過する際に、粒子体積分の電解液が排除される。この排除された電解液の体積を電圧パルスとして測定し、このパルスの大きさを粒子体積、パルスの発生数を粒子数として記録する。この粒子一つ一つを測れる特徴を生かし、目的産物以外の粗大粒子や微小粒子の測定を行うことができるという。しかし、微細、微小な製品開発が活発な昨今、多くの分野でサブミクロン粒子の測定ニーズが高まっていたが、小さい粒子を測定する場合、電気ノイズの影響が大きくなり、コールターカウンタで測定することができなかった。同製品は、新型微小10μmアパチャの開発、および装置部品の変換、新型プリアンプの開発により、従来測定できなかったサブミクロン粒子の測定を可能にした。このことは、「Multisizer 4e」が粒子物性の研究開発のみならず、幅広い製造分野のクオリティーコントロールに活用できることを意味し、これまでコールターカウンタを使用していないさまざまな分野のユーザーの期待にも応えられる製品であるとコメントしている。なお、価格は875万円(税抜き)。11月1日より発売する。
2014年10月22日ライカカメラジャパンは、ライカSシステムのエントリーモデル「ライカS-E (Typ 006)」を10月24日に発売すると発表した。価格は2,376,000円となっている(税込)。関連記事中判一眼レフ「ライカS」のエントリーモデル「ライカS-E」(2014年9月17日)ライカS-E (Typ 006)は、センサーサイズ30×45mmの「ライカ プロフォーマット」を採用する中判デジタル一眼レフカメラ「ライカS」シリーズのエントリーモデル。2014年9月に製品発表された際には10月とのみされていた発売日が、今回正式に決定した。2012年9月発表の「ライカS (Typ 006)」の機能を全て継承。上面はアンスラサイトグレー塗装、シャッター速度ダイヤルはシルバーアルマイト仕上げが施されている。レンズマウントはライカS バヨネット方式で、ライカSシステムで利用できるレンズやアクセサリのほとんどを利用可能。記録画素数は3,750万画素、連写速度は1.5コマ/秒、ISO感度はISO100~1600、シャッター速度は6秒~1/4,000秒、露出補正は-3.0EV~+3.0EV(1/2EVステップ)。本体サイズはW160×D80×H120mm、重量は約1,260g(バッテリーを含む)となっている。
2014年10月21日2015年1月9日25:20よりフジテレビ系で放送されるTVアニメ『暗殺教室』のビジュアル第3弾と、26名の生徒たちを演じる声優陣が明らかになった。E組生徒には、潮田渚役に渕上舞、赤羽業(カルマ)役に岡本信彦らが名を連ね、26名を一挙に発表。連想ゲームに沿ってキャラクターが喋りだすスペシャルムービー「殺せんせー連想教室」も公開され、殺せんせーはもちろん、26名の個性的な生徒たちのキャラクターボイスを聞くことができる。同ムービーは、10月20日発売の漫画誌『週刊少年ジャンプ』(集英社)47号誌上で紹介されているARアプリと、アニメ公式サイトで公開中。そして、同時に公開されたビジュアルでは、椚ヶ丘中学校3年E組の生徒たちが「殺せんせー暗殺専用武器」を手に持ち、教壇に立つ殺せんせーを暗殺すべく狙う姿が描かれている。発表されたキャラクターの声優陣は以下のとおり。(キャラクター五十音順)赤羽業(カルマ):岡本信彦 / 磯貝悠馬:逢坂良太 / 岡島大河:内藤 玲 / 岡野ひなた:田中美海 / 奥田愛美:矢作紗友里 / 片岡メグ:松浦チエ / 茅野カエデ:洲崎綾 / 神崎有希子:佐藤聡美 / 木村正義:川辺俊介 / 倉橋陽菜乃:金元寿子 / 潮田渚:渕上舞 / 菅谷創介:宮下栄治 / 杉野友人:山谷祥生 / 竹林孝太郎:水島大宙 / 千葉龍之介:間島淳司 / 寺坂竜馬:木村昴 / 中村莉桜:沼倉愛美 / 狭間綺羅々:斎藤楓子 / 速水凛香:河原木志穂 / 原寿美鈴:日野美歩 / 不破優月:植田佳奈 / 前原陽斗:浅沼晋太郎 / 三村航輝:高橋伸也 / 村松拓也:はらさわ晃綺 / 矢田桃花:諏訪彩花 / 吉田大成:下妻由幸『暗殺教室』は、『魔人探偵脳噛ネウロ』でも綿密な構成と独特の世界観で読者を魅了した松井優征氏が、2012年7月より連載をスタート。月の7割を蒸発させた巨大パワーを持つ謎の生物「殺せんせー」が落ちこぼれが集まる椚ケ丘中学3年E組の担任となり、国家は生徒たちに「殺せんせー」の暗殺を依頼する。「来年の3月に地球を破壊する」と宣言されるが、生徒たちは特殊な状況の中で日々奔走しながらも前向きに成長していくという、少年漫画の王道が描かれている。殺せんせーの声優は福山潤、監督は岸誠二氏が担当する。(C)松井優征/集英社・アニメ「暗殺教室」製作委員会
2014年10月20日フォルクスワーゲン グループ ジャパンは14日、電気自動車「e-up!」「e-Golf」の日本導入を発表した。東京・秋葉原で発表会も行われ、ゲストに持田香織さんが登壇した。「e-up!」は、国内の電気自動車(EV)市場において唯一の5ナンバーサイズとなる4ドアハッチバック。運転しやすさとシンプルでバランスの取れたデザインを特徴とし、エネルギー容量18.7kWhのリチウムイオン電池を床下に配置。12.4秒で時速100kmに到達し、最高速度は時速130km。満充電時の航続可能距離はJC08モードで185kmとされている。「e-Golf」では、ベースとなった「ゴルフ」に採用されたフォルクスワーゲンの生産モジュール「MQB」にもとづき開発された。「e-up!」と同様、床下にバランスよくリチウムイオン電池を配置している。10.4秒で時速100kmに到達、最高速度は時速140km、満充電時の航続可能距離はJC08モードで215kmとされた。○「電気自動車を"特別なクルマ"と位置づけていない」発表会では、フォルクスワーゲン グループ ジャパン代表取締役社長、庄司茂氏がプレゼンテーションを行った。「フォルクスワーゲンは電気自動車を、"特別なクルマ"と位置づけてはいません。ひと目で電気自動車とわかるような専用デザインも、あえて作りませんでした」と庄司氏。フォルクスワーゲンはEVに関して、「e-drive for everyone.」を掲げ、「決して未来のクルマではなく、条件さえあれば誰もが日常的に乗れる時代が近づいている」としている。「e-up!」「e-Golf」のベースとなる「up!」「ゴルフ」も、もともとEV化を視野に開発されたという。「7代目ゴルフで採用したMQBも、現在考えられるすべてのパワートレインを搭載できるように開発され、EV化もMQBによって実現しました。可能な限り多岐にわたるパワートレインを提供することで、ライフスタイルに最もフィットするクルマを選んでいただきたい」と庄司氏は説明した。ゲストで登壇した持田香織さんはフォルクスワーゲン車のオーナー。発表会では、「e-up!」の試乗レポートも上映された。「室内空間が心地良いし、外観も室内もデザインがすごくかわいい。電気自動車に特別なイメージがあったけど、違和感なく乗れて楽しい気分になれました」と持田さん。運転時の静粛性にも優れた「e-up!」を気に入った様子で、「どこへ行くにも乗りたいし、今日乗って帰りたいくらい(笑)」と話していた。「e-up!」は2015年2月1日から、全国のフォルクスワーゲン正規ディーラーで受注開始(納車は年央の予定)し、価格は366万9,000円(税込)。「e-Golf」については2015年年央の発売を予定し、価格は後日改めて発表するとしている。
2014年10月15日フォルクスワーゲン グループ ジャパンは10月14日、5ナンバーサイズとなる4ドアハッチバックの電気自動車「e-up!」と「ゴルフ」のEV仕様である「e-Golf」の2モデルを来年国内に導入すると発表した。「e-up!」は、全長3.54mのシティコミューター「up!」をベースに電動化したEVで、特徴は、運転のしやすさとシンプルでバランスの取れたデザインにある。204個のセルで構成されるバッテリーは、最大出力60kW(82ps)、最大トルク210Nmの性能を持つ小型モーターに最大374Vの電圧を供給し、12.4秒で時速100km、最高速度の時速130kmまで力強くかつスムーズに加速させる。満充電時の航続可能距離は、走行・気象条件などによって異なるが、JC08モードでは185kmとなっている。また、4段階の回生ブレーキシステムを搭載するほか、200Vの普通充電ポートと外出時の急を要する充電にも対応できるよう、日本の急速充電規格「CHAdeMO」用の充電ポートを標準装備する。充電量がゼロの状態から満充電までに要する時間は、200Vの普通充電で約8時間、急速充電の場合は約30分で約80%充電できる。「e-Golf」は7世代目の「ゴルフ」をベースに電動化したもの。最大出力85kW(116ps)、最大トルク270Nmの小型モーターには、最大323Vの電圧が供給され、車重1.5トンの「e-Golf」を10.4秒で時速100キロ、最高速度の時速140kmhまで加速させることができる。満充電時の航続可能距離は、走行・気象条件などにより異なるが、JC08モードで215kmとなっている。充電ポートも2個(普通充電200V+急速充電CHAdeMO)標準装着しており、充電量がゼロの状態から満充電までにかかる時間は、200Vの普通充電で約9時間、急速充電では約30分で約80%充電できる。安全を確保するための機能としては、昨年6月から販売開始した日本仕様の「ゴルフ」に標準装備するプリクラッシュブレーキシステム「Front Assist Plus」と追突時の二次被害を軽減するためのマルチコリジョンブレーキシステムに加え、事故発生の直前に、自動的にシートベルトを巻き上げたり、開いている窓やスライディングルーフを閉めたりする「プロアクティブ・オキュパント・プロテクション」などが搭載されている。「e-up!」の全国希望小売価格は366万9,000円(税込)で、2015年2月1日から全国のフォルクスワーゲン正規ディーラーで受注を開始する(納車は年央の予定)。「e-Golf」の発売は2015年年央の予定で、価格は後日発表される。
2014年10月15日フォルクスワーゲン グループ ジャパンは14日、国内の電気自動車では唯一、5ナンバーサイズとなる4ドアハッチバック「e-up!(イー・アップ!)」と、世界のベンチマークカーである「ゴルフ」のEV仕様「e-Golf(イー・ゴルフ)」の2モデルを日本に導入すると発表した。両モデルはともに、日本でもすでに発売されている「up!」「Golf」をベースにEV化したモデル。バッテリーは床下にバランスよく配置して搭載されているため、高い安定感と上質な乗り心地を実現した。バッテリーはともにリチウムイオンで、容量は「e-up!」が18.7kWh、「e-Golf」が24.2kwh。モーターは、「e-up!」が最大出力82PSで、0-100km/h加速は12.4秒。最高速度は時速130kmで、航続可能距離はJC08モードで185kmを確保した。「e-Golf」は最大出力116PSのモーターにより、0-100km/h加速は10.4秒に。最高速度は時速140kmで、航続距離は215kmとなっている。両モデルともにドライブモードを「Normal」「ECO」「ECO+」から選択可能で、これにより航続距離を伸ばすことができる。充電については、200Vの普通充電ポートと日本の急速充電規格である「CHAdeMO(チャデモ)」用の充電ポートを両モデルともに標準装備。充電量がゼロの状態から満充電までに要する時間は、普通充電で「e-up!」が約8時間、「e-Golf」が約9時間。急速充電では両モデルとも約30分で約80%まで充電することができるという。「e-Golf」はインフォテイメントシステム「Discover Pro」により、航続可能距離をわかりやすく表示。車両のセッティングによる電力消費も計算して、バッテリーを再充電しなくても往復できる可能性があるエリアを360度で表示することができる。日本仕様には、冬季の暖房による電力消費を抑えるためのヒートポンプも標準搭載している。「e-up!」にはディスプレイ「touch+more」が装備されており、バッテリーの充放電などエネルギーフローの状況をリアルタイムに表示する。ドライバーの運転状況もつねに監視し、より最適なエコドライブができるようにアドバイスする「Think Blue. トレーニング」機能も搭載している。「e-up!」「e-Golf」に搭載される電気モーター、ギアボックス、バッテリーシステム、付属電子装置、制御ソフトなどは、すべてフォルクスワーゲンが自社で開発、製造しているとのこと。価格と発売時期は、「e-up!」が366万9,000円(税込)で、2015年2月1日から受注開始し、納車は年央の予定。「e-Golf」は2015年の年央の発売予定とされ、価格は「後日あらためて発表します」としている。なお、フォルクスワーゲンでは、両モデルの発表を記念し、星野リゾートとのコラボレーションを実施する。リゾナーレ小浜島とリゾナーレ西面島でそれぞれ、「e-up!」「e-Golf」に試乗できる1泊2食付きの宿泊プランを用意。自然と触れ合えるリゾートで環境負荷の低いEVの魅力を体験できるという。
2014年10月15日