アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)は、10月28日から、老舗トラベルケースブランドのグローブ・トロッター(GLOBE-TROTTER)とのコラボレーションで製作した日本限定のスーツケースを伊勢丹新宿メンズ館特設スペースで先行発売する。同スーツケースは、ハンドクラフトと職人技を尊重するブランドとして名高いアレキサンダー・マックイーンとグローブ・トロッターが、英国発祥のハイエンド、及びベストブランドを記念するイベント「英国ショッピングウィーク」に賛同して製作したもの。その特質性から数量限定でしか生産することが出来ず、世界で最もエクスクルーシブなスーツケースとして知られるグローブ・トロッター独自の製造方法が採用された。ヴァルカン・ファイバー・ボードのみで製作することで、強く耐久性を保ちながら、軽量で機能的なスーツケースに仕上げられている。スーツケース全体には、マックイーン独自の特徴であるシルバースタッズやリベットが施された。この象徴的なディティールは、カスタムメイドのシルバーハンドルや、ブラックのレザーストラップにも用いられている。また、レザーストラップには、マックイーンのバッグコレクション特有のスカルパドロック(南京錠)とブリッジが用いられた。その他、ライニングには、象徴的なブラック&ホワイトのスカルプリントを採用。ケース内の中央にはマックイーンの装飾プレートがあしらわれた。パッドロック用の鍵が2セット入ったブラックレザーのクロシェットや、レザーストラップのループには、ブランドロゴも刻まれている。同スーツケースは、「30"エクストラディープスーツケース(Extra Deep Suitcase)」(52万8,000円)と、「21"トローリーケース(Trolly Case)」(38万5,000円)の2サイズ展開。10月28日に伊勢丹新宿メンズ館で先行発売された後、11月11日より一般発売される。(一部、店舗を除く)
2015年10月18日アレキサンダー・ジラード(Alexander Girard)の世界観を体感出来る「アレキサンダー・ジラード展 - 彼の独創的なビジョンが生み出した世界(Alexander Girard: An Uncommon Vision)」が、10月24日から11月7日まで東京・千代田区のハーマンミラーストアにて開催される。建築家、デザイナーとして幅広い活動を行ったアレキサンダー・ジラード。1952年にチャールズ・イームズとジョージ・ネルソンによってハーマンミラーに招かれると、テキスタイル部門を設立し、デザインディレクターに就任。1973年までに、鮮やかな色や幾何学模様、ユーモラスなタッチを駆使したテキスタイルや壁紙、装飾用のプリントや壁に掛けるパネルなど300点以上もの作品を生み出した。また、レストランのラ・フォンダ・デル・ソルやブラニフ航空のトータルデザインなどでも名声を高めている。5周年を迎えるハーマンミラーストアにて開催される同展では、ハーマンミラーのアーカイブから厳選したテキスタイルや、小物、家具などを展示。新発売される家具やシルクスクリーンパネル、マハラムのテキスタイルを用いたチャールズ・イームズ、ジョージ・ネルソンの5周年限定商品、ジラード財団公認の幅広いデザインやアイテムを購入することも出来る。【イベント情報】「アレキサンダー・ジラード展- 彼の独創的なビジョンが生み出した世界」会場:ハーマンミラーストア住所:東京都千代田区丸の内2-1-1 丸の内MY PLAZA会期:10月24日~11月7日時間:11:30~20:00入場無料
2015年10月06日伊藤園・ 伊藤忠ミネラルウォーターズは、ナチュラルミネラルウォーターブランド「エビアン」とニューヨークのデザイナー「アレキサンダー・ワン」がコラボレーションした『2016「エビアン」デザイナーズボトル』を発表した。750ml グラスボトルで展開され、11月9日より全国のレストラン、小売店およびオンラインにて数量限定で販売される。メーカー希望小売価格は700円(税別)。エビアンの限定デザインのボトル販売は、1992年より毎年実施されているもの。2008年からは世界的に評価の高いファッションデザイナーとのコラボレーションを展開され、これまでにポール・スミスやジャンポール・ゴルチェ、KENZO、エリー・サーブらがデザインした限定ボトルが開発されてきた。今回発売されるのは、ニューヨークのデザイナー「アレキサンダー・ワン」がデザインしたもので、黒と白の対照的な2色で表現されたブランドのバーコードロゴが、すっきりとしたグラフィックと遊びのあるラインで施され、エビアンの純粋さを強調しているという。また、同ボトルは、9月12日に東京都・表参道で開催されるファッションイベント「VOGUE FASHION’S NIGHT OUT 2015」の会場にて、世界に先駆けて披露されるということだ。なお、アレキサンダー・ワンは、米国カリフォルニア州サンフランシスコ生まれの台湾系アメリカ人デザイナー。パーソンズ美術大学に通うためニューヨークに居を移し、2年後の2005年に自らのブランドを設立。2008年に「CFDA/ヴォーグ・ファッション・ファンド・アワード」で優勝し、2009年は「スワロフスキー ウィメンズウェア・デザイナーズ・オブ・ ザ・イヤー」を受賞。2011年には、GQによる「ベスト・メンズウェア・デザイナー・オブ・ザ・ イヤー」と CDFAによる「ベスト・アクセサリー・デザイナー」を受賞し、世間的に知られるようになる。自らの名を冠したブランドのデザインを手がけるほか、2012年12 月には「バレンシアガ」のクリエイティブディレクターに就任している。
2015年09月14日アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)と、ジャンポール・ゴルチエ(Jean Paul GAULTIER)のドキュメンタリーDVDがそれぞれ9月16日に発売される。斬新な発想で多くの人々を魅了してきたファッション界の先駆者、アレキサンダー・マックイーン。今回発売されるDVD「The legacy of Alexander Mc Queen」(3,800円)では、初期の作品から、アレキサンダー・マックイーンの死の直後にパリにて限定のプレスのみで行われた10-11AWコレクションのショーまでを、その都度行われていた本人のインタビューなどを交えて収録。ロボットがモデルの衣装にスプレーを吹き付けた99-00SSの伝説のショーや、06-07AWのケイト・モスのホログラム立体映像、斬新な格子柄が印象的な09-10AWコレクションなどの貴重な映像が収められている。一方、「ジャンポール・ゴルチエ」のドキュメンタリーDVD「JEAN-PAUL GAULTIER AT WORK」(3,800円)では、ジャンポール・ゴルチエ本人が、80年代から現在までの厳選したショーを映像で振り返りながらデザイン手法を解説するという、業界人必見の映像となっている。ファッションショーやテレビ出演よりも、自らの手で服作りをすることを大切にするジャンポール・ゴルチエ。実際にモデルの体に纏わせながらデザインをする様子など、彼の服作りにおける発想から制作までの過程が、実演・再現によって描き出されている。
2015年08月06日以前より噂されていた、バレンシアガ(BALENCIAGA)のクリエイティブ・ディレクターを務めるアレキサンダー・ワンの退任が正式に発表となった。バレンシアガを保有するフランスの大手コングロマリット企業「ケリング」は、7月31日付けの公式声明文にて、アレキサンダー・ワンとの契約更新をしないことを表明。2012年より同職に就任していたワンだが、10月に行われる2016年春夏コレクションを最後に同ブランドを去ることになった。アレキサンダー・ワンは「パリの歴史あるブランドで働けたことは、私にとってとても素晴らしい経験になりました。バレンシアガのチームと一緒に仕事をすることができて、光栄です。今後は、自身のブランドをさらに大きくできるように努めます」と、今回の退任に関してコメント。バレンシアガの社長兼CEOのイサベル・ギショーは「バレンシアガに新しい風をもたらしたアレキサンダー・ワンと共に働くことができ、とても感謝しています。彼のおかげで、ブランドの大きな成長にもつながりました」と述べている。
2015年08月05日アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)のポップアップショップが4月1日、伊勢丹新宿店にオープンした。7日まで。会場は同店本館3階センターパーク/ザ・ステージ#3。限定アイテムとして同ブランドのアイコンバッグの一つ、スカルのパドロック(南京錠)が付いた「パドロック(Padlock)」 シリーズから、SMALL PADLOCK(18万5,000円)、MINI PADLOCK(17万7,000円)がラインアップ。華やかなグリッター使いが目を惹くバッグだ。また伊勢丹新宿店で先行販売されるのは、スカルと花柄がプリントされたホワイトとグレーベースのブルーム スカル オーバー Tシャツ(共に3万5,000円)、イエローのスカルが描かれたローズカラーのスカーフ(3万2,000円)、江戸時代の女性の髪型をしたピンクのスカルがプリントされたスカーフ(3万5,000円)など。同ブランド15SSテーマは、“マックイーン流ジャポニズム”で、和を強く意識したコレクションだ。会場でもそれが色濃く反映され、アンティーク着物からインスピレーションを得たジャポニズムなアイテムが紹介されている。家紋を思わせるようなデザインが施されたドレスや、芸者ピンクと呼ばれる妖艶なピンクの桜の花びら、胸元の開き部分が鎧のようにスクエアに施されたTシャツなどが並ぶ。この他会場では、日本では同店のみの展示となる貴重な15SSコレクションピースも3スタイル展示されている。同店担当バイヤーは「“海外ブランドから見るジャパン”という視点をもって、日本人である私たちが改めて和を見つめ直せば、別のジャパンの面白さが見えてくるかもしれない。会場の外壁もコレクションを想わせるように桜をイメージした装飾にした。このイベントを通じて新しいジャパンを発信できれば」とコメントする。
2015年04月01日アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)が、3月14日よりロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館にて開催されている展覧会「Alexander McQueen:Savage Beauty」を記念したスペシャルスカーフコレクションを発売した。アイテムラインアップは5種類。10SS「Plato’s Atlantis」のアルマジロシューズや、99SS「No. 13」のスプレーペイントドレスなど、ブランドの印象深いコレクションピースがプリントされている。各限定100枚。素材はシルク100%。6万9,000円。ロンドンのフラッグシップストアと公式オンラインストアで販売。
2015年03月18日2012年に「バレンシアガ(BALENCIAGA)」のクリエイティブ・ディレクターに就任したアレキサンダー・ワンが手掛ける、初のフレグランス『B.バレンシアガ オードパルファム』が、2015年2月18日(水)より全国発売される。『B.バレンシアガ』は、フレッシュで魅惑的なフレグランス。ユニークなグリーンエダマメとみずみずしいリリー オブ ザ バレーからなるグリーンノートで始まる。そして徐々にパウダリーなアイリスノートとシダーウッドのエッセンスが姿を現し、カシミアウッドの深みのあるウッディノートへと誘う。THE WOMANありのままの姿を見せていてもなおミステリアスで女性らしい彼女は、まさにコントラストの典型。自信にあふれ、感情と官能性を臆せず表現する。自身をさらけ出すほどに周囲の興味をかき立てる、そんな女性。THE BOTTLE伝統と現代の融合にインスパイアされた『B.バレンシアガ』は、ブランドの伝統的な要素をモダンに解釈。クラック模様が施されたユニークなフロストガラスのボトルは、バレンシアガ発祥の地であるジョルジュサンク通り10番地のサロンの大理石タイルから着想を得ている。ボトルシェイプは、建築的デザインを駆使した六角柱のデザインに、キャップにはバレンシアガのファッションやアクセサリーに代表される特徴的なアーチが、オマージュされている。2015年2月18日(水) よりバレンシアガ フレグランス 正規取扱店にて発売予定。【製品概要】B.バレンシアガ オードパルファム容量:30ml 価格:8,000円(税抜)容量:50ml 価格:10,500円(税抜)容量:75ml 価格:13,500円(税抜)B.バレンシアガ ボディローション容量:200ml 価格:6,600円(税抜)B.バレンシアガ シャワージェル容量:200ml 価格:5,600円(税抜)TOP:グリーンエダマメ アコード、リリー オブ ザ バレーHEART:アイリスルート、シダーウッドBASE:アンブレットシード、カシミアウッド【問い合わせ先】ブルーベル・ジャパン株式会社 香水・化粧品事業本部 AD/PR所在地:〒107-0062東京都港区南青山2-2-3南青山M-SQUARE電話番号:03-5413-1086元の記事を読む
2015年02月18日H&Mは、「アレキサンダー・ワン(Alexander Wang)」とのコラボレーションコレクション「Alexander Wang × H&M」を11月6日10時に発売する。発売前から既に話題のこのコラボについて、アレキサンダー・ワン氏にメールでインタビュー。コレクション製作について聞いた。――このコラボレーションのことを聞いた時、提案を受け入れることを即座に決められましたか?私達はこの件について以前より話をしており、今シーズンはコラボレーションに最適な時期であるように思います。H&Mの10周年記念の仕事を出来ること、またH&Mとコラボレーションする初のアメリカ人デザイナーになることはとてもわくわくしますし、光栄に思っています。世界中のH&Mのファンに、アレキサンダー・ワンというブランドが現在どこに存在しているか、またどんなことをしているかを伝えるには適切な時期だと思います。 ――H&Mと一緒にコレクションを作っていく中で、何か新しい発見や学びはありましたか?私はいつも、性能とスポーツウエアを元にしたコレクションを作りたいと思っていました。最新技術を使った繊維や革新的な構造に私がいつも刺激を受けて興味を持っていることが、その理由です。これらの素材や新しい技術を使って仕事をすること、また私達の感性で作品をデザイン出来ることは素晴らしいことです。私は、性能的な面だけではなく、見た目も考えられている機能的な服が大好きです。 時には製造方法を工夫し、防風・防水パーカーのようなシンプルな見た目で無駄なく縫製されたものを作るときも、またある時には、新しい技術を使ってデザインを更に良いものにすることもありました。例えば空気を注入させて非常に映える立体的なクロコ模様を生み出したニットなどです。このような新しい技術や製造方法を学ぶことが出来たのは、非常に素晴らしい経験でした。――発売するデザインやコレクションのラインアップをどのように決めましたのでしょうか?私はこのコレクションでトータルなワードローブを提案し、「Alexander Wang × H&M」コレクションで頭からつま先まで美しく飾れるようにしたいと考えました。また、運動するために機能性の高い服を求めるとか、街中で着るために都会的な要素が欲しいとか、友達と出掛けるためにお洒落をしたいとか、シーンやニーズに関わらず、出来るだけ多くの人にこのコレクションを利用して欲しいとも思いました。入念にこのコレクションを編集したので、すべてのアイテムが(コレクションの構成において)重要な意味を持っています。 ――あなたのコレクションを、どのような人に着て欲しいですか?H&M の素晴らしいところの一つは、このような大衆的なブランドによって世界中の多くの人がファッションを楽しむことが出来るようになったことです。私は特定のタイプの人を思い浮かべずにこのコレクションを作りました。誰がどんな作品を購入するのか、どんな風に着てくれるのか、発売が待ちきれません。毎回発売されると即完売するアイテムが続出する、H&Mとデザイナーによるコラボコレクション。その10年間の歴史をまとめた本も、11月6日に発売となる。
2014年11月06日H&Mは、「アレキサンダー・ワン(Alexander Wang)」とのコラボレーションコレクション「Alexander Wang × H&M」を11月6日10時に発売する。ウィメンズコレクションは機能的なディテールや素材を採用しており、街中だけでなく、ジムやクラブでも着用出来るようなスタイルを提案。現代女性のライフスタイルへと柔軟に対応しながら、都会のスピード感を表現したという。中でも注目なのは、アレキサンダー・ワンが初めて手掛けた多彩なパフォーマンスウエア。速乾性のジョギングトップスや、レーザーカットで通気性を確保したショートパンツなどが登場する。シルバーメッシュのデザイナーズロゴや、ポインテール編みによるメッセージなどをデザインに取り入れた。また、日々のマストハブアイテムでは、ミックス素材のウエストをカットしたスキューバードレス、千鳥格子のジャガードとシルバーの反射素材をパッチワークしたレギンスなどを用意。デザイナー名が浮き上がるスキューバスウェットシャツや、クロコダイル調のスウェットシャツなど、ユニークなデザインや素材を多用した。アウターでもスキューバーウール素材とキルティングレザーパファーが選べるバイクジャケット、ジャカード素材のスキューバーコートなどをリリース。パーカーは継ぎ目を無くしたシームレスな仕上がりで、ベースボールキャップを思わせるフードを付けて実用性をアピールしている。メンズコレクションでもパフォーマンスウエアが充実。“Wang”の名や矢印のグラフィックを描いたタンクトップの他、カラーブロックのアップリケを施したレザーベースボールシャツなどがそろう。シームレスで速乾性に優れたTシャツは、身に着けると隠れたメッセージが現れるなど、こちらも遊び心あふれるデザインをラインアップした。アウターではシルバーの反射素材をフードにあしらい、サイドに通気ファスナーをあしらったダウンジャケットを用意。防水素材のウィンドブレーカーは縫い目にウォータープルーフをテーピングし、ベースボールキャップをイメージしたフードを取り付けた。ウェビング素材のファスナー引きのついたフードパーカー、ナイロンキルティングのレザーバイクジャケット、スキューバ素材のバイクジャケットなども登場する。その他ではフーディー、スウェットシャツ、ニットといったアイテムも見逃せない。フーディーにはウェビング素材のファスナー引きを、グラフィック柄のファインニットにはクロコダイル柄のフーディーを取り付け。スウェットシャツにはデザイナー名が浮かび上がるデザインで、スキューバーバイクパンツなどと組み合わせれば、都会でも一際目立つコーディネートが完成する。これらのアイテムに加えて、アクセサリーもバリエーション豊富に取りそろえた。ウィメンズでは反射素材のロゴを施したロングスキューバーグローブ、ゴム引きレザーのハイヒールやスキューバスニーカー、雨よけカバーのついたレザーリュックなど。メンズでは反射プリントのロゴを配したスキューバスニーカー、前面ジップのレザースニーカー、ウェビングストラップ付のダッフルバッグなどが主なアイテムとなる。ジャカード素材のビーニーや着圧ソックスなども、スポーティーなルックスに欠かせないアイテムとなりそうだ。さらに、ヨガマット、ウォーターボトル、タオル、ヘッドストラップ付サングラスなどのグッズも用意。国内では、H&M 銀座、H&M渋谷、H&M 新宿、 H&M名古屋松坂屋店、H&M 新橋で取り扱う。
2014年10月17日ロンドン、ヴィクトリア&アルバート博物館(V&A)は、2011年にニューヨーク、メトロポリタン美術館で開催された「アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQUEEN)」の回顧展「アレキサンダー・マックイーン:サヴァージビューティ」展を来年3月14日から開催することを4月24日に発表、翌25日には早くも前売り券の発売を開始した。昨年V&Aで開催されたデビッド・ボウイ展を始め、前売り券なしでは入場できない人気展覧会が続く中、ロンドン出身の天才デザイナーの回顧展だけに異例の措置が取られたようだ。展覧会では、1992年のセントマーチン美術大学MA(修士)卒業作品から、マックイーンの死によって未完となった2010年秋冬コレクションまで、マックイーンの足跡と華麗でシアトリカルなショーを振り返るものとなる。【イベント情報】アレキサンダー・マックイーン:サヴァージビューティ会場:ヴィクトリア&アルバート博物館(V&A)場所:Cromwell Road, London SW7 2RL会期:2015年3月14日から7月19日まで
2014年05月08日アレキサンダー・ワンが、「バレンシアガ」の新クリエイティブ・ディレクターに就任するようだ。30日(現地時間)に同ブランドのクリエイティブ・ディレクターを務めていたニコラ・ゲスキエールが正式退任するのを受けて今回、ワンに白羽の矢が立ったようで、来週からニコラの後任を務めることになる。ファッションサイト「WWD.com」の報道によると、同ブランドはオート・クチュール風だったニコラに代わって、ワンを迎えることでカジュアルな路線を目指すようで、顧客層を広げていくことが狙いのようだ。ニューヨークをベースに活躍し、スポーツウェアの要素を取り入れたデザインで人気のワンは今年初頭に「僕のブランドはアメリカのブランドだけど、アメリカのスポーツウェアに求められるものをデザインしているんだ。でも、同時に僕たちは商品を買ってくれたお客さんたちに実際に会ってみたいって思うんだよ。住んでいる場所やどんな音楽を聴いているかってことで限定されない人たちにね。もっと個人的な問題だよ」と語っている。今回のニュースに関して、同ブランドは公式の発表はしておらず、ワン側もコメントを控えている状態だ。
2012年12月03日国際的に高い評価を浴びる諏訪敦彦監督とフランスの名優、イポリット・ジラルドが5年におよぶ親交を経て合同で製作した『ユキとニナ』が来年1月に公開を迎える。これに先立ちフランスよりジラルド監督が来日し、11月14日(土)に東京日仏学院にて諏訪監督と共に記者会見に臨んだ。本作の撮影に関して、あえて役割分担をせずに撮影を進めたという2人。ジラルド監督は「ひとつの“賭け”をしたと思っています。どんな映画になるか分からないで、 取り組んだのですから。“つくること”によって“つくる方法”を学んでいったと思います」と説明した。映画では、フランス人の父と日本人の母を持つ少女・ユキが、両親の離婚をやめさせようと親友のニナと共に奮戦する姿が描かれる。ユキ役のノエ・サンピについてジラルド監督が「(日仏の親がいるなど)様々な条件に合うキャストをパリで見つけるのは非常に難しいことでした。私はノエ・サンピを選ぶことに複雑な気持ちでしたが、結果的には良かったと思っています。諏訪さんの直感ですね」と言えば、諏訪監督は「映画作りにおいて、大きな賭けは俳優を選ぶときです。ノエの顔から受ける印象がとても残ったのです。初めて演技をするので、どうなるか分からなかったのですが、私の直感は正しかったと思います。彼女には惹きつけるものがあります。ノエからたくさんのことを教えられ、成長できたと思います」と自らの決断に満足そうな表情を浮かべ、小さな主演女優を称えた。そして、今回の共作についてそれぞれ、「発想は、一人でするものではありません。様々な人が参加することで、映画が成長していきます。私が想像もしなかった形の映画になりました。一人だと(気持ちは)楽ですが、到達できないこともあります。これからも共同でものを作ることをしたいと思っています」(諏訪監督)、「私が発見したことのひとつは、映画は脚本作り、撮影、編集、ミキシングというように長いプロセスによってできているということです。映画には、より自然で人間のルーツに関わる部分や、人間の奥底にあるものが出てくるのだと思います」(ジラルド監督)とその意義を語ってくれた。『ユキとニナ』は2010年1月23日(土)より恵比寿ガーデンシネマほか全国にて順次公開。■関連作品:ユキとニナ 2010年1月23日より恵比寿ガーデンシネマほか全国にて順次公開■関連記事:モデルの雅姫らが審査員に!『ユキとニナ』お手紙コンクール開催【カンヌ国際映画祭】日仏の国境越え、2つの才能が描く“家族”『ユキとニナ』会見【カンヌ現地レポ 03】監督週間も開幕コッポラ&ヴィンセント・ギャロに喝采!
2009年11月16日