デュア・リパやSexy ZoneのMVを手掛けるNOSTALOOK。’70~’90年代に放送されていた“セルアニメ”の質感を追求するアニメーション制作集団に、その創作のコンセプトを語っていただきました。ラブコメの要素が詰め込まれたオリジナル作品『ロマンティックアンモナイト』のキービジュアル。【NOSTALOOK】セル画にロマンを求める架空のアニメーション制作。コロナ禍であまり楽しいニュースがないとき、レトロなものが好きだった’90年代生まれのメンバーが集まって結成されたNOSTALOOK。彼女たちは架空のアニメのロゴやキャラクター、グッズを制作するところからスタートし、実際にアニメの予告編まで作り上げた。「幼い頃に見ていた懐かしいアニメの話で盛り上がるうちに“こんなアニメ、あったかもね”と、先にタイトルから着想したのが『ロマンティックアンモナイト』で。そこから設定がどんどん膨らんで、予告編まで作ってしまいました」彼女たちが描くのは、’70~’90年代を中心とした、少し懐かしいテイストのアニメーション。CGも使い、デジタルで描画される現代のアニメ制作とはそもそも手法が異なる、“アナログ”で味のあるセルアニメの世界に強く惹かれた。「デジタルの時代になって、使える色の数も増えましたし、エフェクトや処理なども言ってしまえば無限にできるようになりました。一方で、手作業が主だったアナログ時代は、絵の具や使える色の数も決まっていて、背景もすべて手描き。様々な制約があるなか、“引き算”の演出で作られている映像にリスペクトがあります」NOSTALOOKとして制作する上でのテーマは、セルアニメ時代の技術や絵柄、演出を、デジタル環境で再現すること。参照する作品やシーンのイメージをチームで共有し、その時代やジャンルの魅力を現代に持ち込むことを意識している。「ファッションやメイクと同じように、絵柄にも流行り廃りがあって、瞳の大きさや幅、骨格の描き方も時代によって違います。“’80年代のこの絵柄”とか、“’90年代のこの演出”というふうに、過去のセルアニメで描かれた細かな違いや変遷を再現しながら、その素晴らしさを今の人たちに伝えたいと思っています」そのありそうでなかった“懐かしさ”が話題となり、グラミー賞を受賞した世界的ポップシンガーであるデュア・リパや、Sexy ZoneのMVなどを手掛けるように。ファンタジーの世界やバブリーな都会の風景を、懐かしいアニメーションで描き出してきた彼女たちがこれから目指す映像とは?「可愛い女の子をたくさん描いてきたので、これからはカッコいい男性キャラや、暑苦しい男を描いてみたいですね。あとは、小さい動物が出てくるアニメや、’90年代初頭のギャグアニメを詰め合わせたような作品を制作して、子供にも楽しんでもらいたいです」セルアニメ手作業で作画・撮影されたアニメーションの制作手法。セルとはセルロイドの略で、かつて絵をトレース・撮影するための透明なシート(セル)の材質として用いられていたことからこの名前が付いた。アニメ黎明期から’90年代中盤まではセルアニメが主流であったが、2000年代になると大半がセルを用いず、コンピューター上で絵をつなぎ合わせるデジタル制作に移行。ちなみに、日本のテレビアニメでは、2013年までセルアニメを続けていた『サザエさん』が最後のセルアニメ作品。最新アニメーションをananで初公開!SNSにアップされる最新作は、’90年代ギャグアニメをモチーフにした内容。キャラクターの頭身が伸び縮みしたり、目に炎が描かれていたり、“アニメらしい”デフォルメ表現が満載となっている。ノスタルック’90年代生まれのメンバーが集まった、日本のアニメーションアートプロジェクト。’70~’90年代に流行したアニメを彷彿とさせる、懐かしい世界観を特徴としている。※『anan』2023年10月4日号より。取材、文・森 樹(by anan編集部)
2023年10月02日ヴェルサーチェ(VERSACE)は、ドナテラ・ヴェルサーチェとデュア・リパが協働デザインした「ラ ヴァカンツァ」コレクションを全国のヴェルサーチェ ブティックほかにて発売。ヴェルサーチェ×デュア・リパヴェルサーチェのデザインを担当しているドナテラ・ヴェルサーチェがタッグを組むのは、イギリスの歌手でモデルのデュア・リパ。イタリア語で休暇を意味する“ラ ヴァカンツァ(La Vacanza)”を掲げた今回のコレクションでは、テーラリングからイブニングガウン、ビキニ、ビーチタオルまでフルラインナップを提案する。バタフライ&レディバグモチーフのウェアまず最初に注目したいのは、バタフライ&レディバグをモチーフにしたアーカイブプリントを再デザインしたアイテム。レトロなポルカドット柄にカラフルなバタフライ&レディバグをデザインした、バッグやスイムスーツ、ドレス、シャツ、パンツなどが展開される。ライトブルーやラベンダーのパステルカラーアズールライトブルーやラベンダーなど、ヴェルサーチェの1994年秋冬コレクションのパステルカラーを取り入れたアイテムも目を引く。バッグは、メタリックレザーやクリスタルなど煌めく素材を使用することで、インパクトのある佇まいに仕上げている。ヴェルサーチェ オールオーバー柄のタオル地ヴェルサーチェ オールオーバー柄のタオル地を使用した、軽やかな見た目のアイテムも充実のラインナップで展開。ビーチタオルとしても使えるラップスカートをはじめ、ビキニセットアップやミニドレス、ハットまで幅広く揃う。【詳細】「ラ ヴァカンツァ」コレクション発売日:2023年5月10日(水)取扱店舗:全国のヴェルサーチェ ブティック、公式オンラインショップ■ラ ヴァカンツァ 期間限定ストア期間:2023年5月10日(水)~7月31日(月)場所:ヴェルサーチェ 銀座本店住所:東京都中央区銀座5-6-2TEL:03-6281-4490
2023年05月11日プーマ(PUMA)から世界的ポップスター、デュア・リパ(Dua Lipa)とコラボレーションした「フルター(FLUTUR)」コレクションが登場。プーマストア 原宿キャットストリート、プーマストア大阪ほかにて2022年7月14日(木)より発売される。歌姫デュア・リパとのコラボ第2弾第1弾に続き、イギリスの歌姫“デュア・リパ”とタッグを組んだ「フルター」コレクションがお目見え。今回も90年代に流行したレイブのヴィンテージフライヤーから着想を得たという、“蝶のグラフィックマーク”をあしらったシューズやウェアが豊富なバリエーションで展開される。“蝶のロゴ入り”スニーカー中でも注目したいのは、カラーステッチを効かせたキルティングアッパーが目を引くスニーカー「セルドームキングメタリックL X デュア・リパ」。「PUMA」のロゴがあしらわれたパーツを外すと蝶のロゴが顔を出す、コラボレーションらしいデザインが魅力的だ。カラーは、シルバーベースとピンクベースの2色が揃う。“ピンク”の厚底スニーカーメインカラーに鮮やかなピンクを採用した厚底スニーカー「メイズメタリックフォームストリップ X デュア・リパ」も要チェック。シルバーのフォームストリップがアクセントになった煌びやかな一足で、「PUMA」ロゴとバタフライロゴを並べて配したロゴラベルにも注目だ。鮮やかなカラーパレットのウェアウェアは、ピンク、パープル、オレンジといった鮮やかなカラーパレットで登場。ストライプ柄のVネックTシャツや、身体にほどよくフィットするジャケットとパンツのセットアップなどが揃う。【詳細】「フルター」コレクション第2弾発売日:2022年7月14日(木)取扱店舗:プーマストア 原宿キャットストリート、プーマストア大阪、一部取扱店舗、公式オンラインストア※店舗により取扱商品が一部異なる。アイテム例:・セルドームキングメタリックL X デュア・リパ 17,600円サイズ:22㎝~27㎝・メイズメタリックフォームストリップ X デュア・リパ 14,300円サイズ:22㎝~26㎝・ストライプ スリムTシャツ 7,150円【問い合わせ先】プーマお客様サービスTEL:0120-125-150
2022年07月15日グレタ・ガーウィグがメガホンを取る実写版『バービー』のキャストに、デュア・リパが加わった。「The Sun」紙が報じた。今年公開予定の『Argylle』(原題)で俳優デビューを果たすデュア。同作での演技はハリウッドですでに高い評価を受けているといい、2本目の出演作もマーゴット・ロビー、ライアン・ゴズリング、ウィル・フェレルといった大物たちが集結する『バービー』に決まった。同紙によると、『レディ・バード』『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』でガーウィグ監督とタッグを組んだシアーシャ・ローナンも出演するという。さらに、「ニューヨーク・タイムズ」の記者カイル・ブキャナンが『バービー』のユニークな内容をツイッターで発信。「カンヌ国際映画祭で、『バービー』のおもしろいうわさを聞きました。その1つは、ケン役はライアン・ゴズリングだけじゃないということです。シム・リウとンクーティ・ガトワもケンを演じるのだそうです。同様に、バービー役はマーゴット・ロビーだけではなく、イッサ・レイとハリ・ネフも別のバービーを演じるんだそう」。映画ファンのツイッターでの反応は「『バービー/マルチバース・オブ・マッドネス』じゃないか!」「最高におもしろそう」「ちょっと笑っちゃった」「情報が多すぎてもう…明日公開してくれ!」など、期待が一層高まったようだ。(Hiromi Kaku)
2022年05月19日