カスタマイズバッグブランドのニューニュー(newneu.)は、3月2日から15日まで、イラストレーターのチョコムー(Chocomoo)とコラボレーションしたコレクションを伊勢丹新宿店本館3階イーストパーク/リ・スタイルギフトのポップアップストアで先行発売する。今シーズンからニューニューとチョコムーは、共にブラックをメインカラーとして1stアートピースコレクション「BLACK NEW MODE」をスタート。同ストアはこの第1弾となるもので、コレクションアイテム23型(2,000円から)が先行販売される。また、同時期に20周年を迎えるリ・スタイルを記念し、チョコムーデザイン限定アートピースも発売。その他、3月12日15時からは、チョコムーによる20周年記念ライブペインティングも実施される。チョコムーは京都出身のイラストレーターで、ポップで独創的な作品を全てモノトーンで描くのが特徴。日本をはじめ、GAP、JOYRICH、H&M、Macy’sなど海外ブランドや流通企業などとのコラボレーションやアートショーで活動の幅を広げている。
2016年03月01日カスタマイズバッグブランドのニューニュー(newneu.)が12月16日から25日まで、伊勢丹新宿店本館2階の婦人靴フロアにてスリッポンのカスタマイズが出来るポップアップショップをオープンする。今年の9月にも開催された同ポップアップショップ。前回の好評を得て開催される今回は、シューズのサイズを前回より増やし5サイズ用意した。また、前回の開催時に即売してしまったファーピースの新色やアクセサリーブランド、プリズム・ジェム(PRISM GEM)のビジューピースの新型、新カラーなども先行販売される。
2015年12月19日ニューバランス ジャパンは11月2日から23日までの期間限定で、東京都・原宿に、体験型スタジアム「NB BETA STADIUM(ニューバランス ベータ スタジアム)」をオープンした。○原宿で、ベースボールやフットボール、テニスなどが手軽に体験できる原宿・竹下通り交差点にオープンした同施設は、ベースボールやフットボール、ランニング、テニスを中心に、さまざまなスポーツを手軽に体験できるスタジアム。同社の掲げるブランドプラットホームである「ALWAYS IN BETA ("私たちは常にもっと進化できる「BETA(ベータ)版」である"という意味が込められている)」の元、今ままでと違った自分、前よりも進化した自分を知るため、日々にスポーツを取り入れ、自分の身体がどう動いてどう反応するのかを体験できる、新たなコンセプトのスタジアムとなる。ストラックアウトやキックターゲット、ランニングイベント、ヨガクラスなどのほか、高速サーブを体験できるバーチャル・テニスゲームや、サッカーに関するゲーム大会などを開催。スポーツをもっと気軽に親しむことのできる場所であり、生活をアクティブにしたいと思う人々が集う、同社が贈るスタジアムであるという。また期間中は、ニューバランスのシューズを履いた人を対象にスナップ撮影を行い、優勝者にはニューバランス商品をプレゼントする「NB BETA STADIUM SNAP コンテスト」も開催する。原宿は東京のみならずアジア、グローバルに向けてのファッションや文化の発信地であり、また同社のスニーカーカルチャーにとっても重要な場所となる。同社では、このファッションの中心地で、あえてスポーツを喚起させる 「ALWAYS IN BETA」のメッセージとともに体験型イベントを実施することで、この場所に集まる感度の高い世代の人々への刺激になることを願っている、としている。所在地は、東京都渋谷区神宮前。日程は、11月2日~23日 10時~19時。面積は474.61m2。参加費は無料。なお期間中の土日祝は、スタジアム内でカフェ営業を予定している。なお、急遽スケジュールが変更になる可能性もあるため、詳細は「NB BETA STADIUM」スペシャルサイトを確認のこと。
2015年11月06日ニューバランス ジャパンは11月2日~23日の期間限定で、東京・原宿にて「NB BETA STADIUM(ニューバランス ベータ スタジアム)」をオープンしている。同施設は、原宿・竹下通り交差点に立地する。ニューバランスが7月から掲げている新しいブランドプラットフォーム「ALWAYS IN BETA("私たちは常にもっと進化できる「BETA(ベータ)版」である")」の元、さまざまなスポーツを気軽に体験できる新コンセプトのスタジアムとのこと。オープン期間中は、ストラックアウトやキックターゲット、ランニングイベント、ヨガクラスなどのほか、高速サーブを体験できるバーチャル・テニスゲームや、サッカーに関するゲーム大会などを開催。また、ニューバランス製品を着用した人を対象にスナップ撮影を行い、優勝者にニューバランス商品をプレゼントする「NB BETA STADIUM SNAP コンテスト」も実施する。9つのパネルに球を投げて当てる「ストラックアウト」では、パーフェクトの達成者や成績優秀者に賞品をプレゼント。サッカゴールに配置された4つの的にボールを蹴って入れる「キックターゲット」でも、成績優秀者に賞品を贈る。テニスをテーマとした「ラオニッチチャレンジ」では、世界ランキング上位のテニスプレイヤーであるミロシュ・ラオニッチのショットを「ラオニッチ・ロボ」が再現。ラオニッチ・ロボから射出されるボールを打ち返して得点を競う。また、土・日曜日および祝日には、チュロスやスナック菓子を楽しめるカフェも施設内にオープンする。なお、同施設の面積は474.61平方メートル。営業時間は期間中の各日10~19時で、参加費は無料となる。開催イベントは日によって異なり、詳細は公式サイトにて公開されている。
2015年11月04日ニューバランス ジャパンが、様々なスポーツを手軽に体験できる屋外スタジアム「ニューバランス ベータ スタジアム(NB BETA STADIUM)」を、11月2日から23日までの期間限定で東京・原宿にオープンした。同施設は、ニューバランスの掲げるブランドプラットフォーム“ALWAYS IN BETA(私たちは常にもっと進化できるBETA版である)”のもと、日々にスポーツを取り入れ、自分の身体がどう動きどう反応するのかを体験できるという新たなコンセプトのスタジアム。原宿・竹下通り交差点に位置し、参加費やシューズのレンタル等も無料のため、買い物の途中でふらりと立ち寄って気軽にスポーツを楽しめるのが特徴だ。11月2日から8日まではランニング、その後フットボール、ベースボールと、週毎に異なる競技メニューを用意しており、ストラックアウトやキックターゲット、ランニングイベント、ヨガクラスなどの他、高速サーブを体験できるバーチャル・テニスゲーム、サッカーに関するゲーム大会などを開催。スタジアム内に置かれたコンテナ内には同ブランドの最新コレクションが展示され、シューズは試し履きもできる。また期間中は同ブランドのシューズを履いた人を対象にしたスナップ企画「NB BETA STADIUM SNAP コンテスト」も実施、優勝者には、ニューバランスの商品をプレゼントする。期間中は土日祝日にカフェ営業を予定しており、飲食物を持ち込んで公園のような感覚で利用することも可能だという。原宿は東京のみならず、アジア・グローバル圏に向けてのファッションや文化の発祥地であり、また今やニューバランスの代名詞である“スニーカー”のカルチャーにとっても重要な場所であることから、施設オープンにこの地を選択。ビルの建設予定地のため3週間の期間限定となるが、JR原宿駅竹下口から流れてくるティーンエイジャーと、明治通り沿いを行き交うファッションコンシャスな人々をターゲットに、ファッションの中心地で敢えてスポーツを喚起させる体験型イベントを実施して、この場所に集まる感度の高い人々への刺激となることを目論んだ。2日に行われた記者発表会に登壇した、株式会社ニューバランスジャパンの代表取締役社長富田智夫は、「日本では昨今のブームによりニューバランスと言えば“スニーカー”というイメージが強いと思うが、同社は世界3位のアスレチックブランドとなることを目標に掲げている。最もシェアが高いのはランニングだが、その他にもテニス、サッカー、野球とスポーツカテゴリーも徐々に拡大しており、各国のビッグクラブやトップアスリートとの契約を進めている。同施設はその一環として、スポーツに励む人たちを応援したいとの想いから誕生した。ファッションの聖地である大都会の原宿で、人工芝を敷いた開放感溢れる空間でスポーツを楽しんで欲しい。LEDライトも設置しているため、夜のライトアップにも注目してもらえたら」と述べた。この日は同社契約アスリートのトライアスリート上田藍選手が出席し、あらたにアスリート契約を結んだマラソンランナーの五ヶ谷宏司選手の締結発表も行われた。
2015年11月04日カスタマイズバッグブランドのニューニュー(newneu.)が9月末より、新たにスリッポンのカスタマイズサービスを開始する。これに先立ち、9月2日から15日まで伊勢丹新宿店本館2階の婦人靴売り場にて、スリッポンのカスタマイズが出来るポップアップイベントを開催することが明らかとなった。07年より、ベルクロのシステムを使ったバッグのカスタマイズサービスを展開してきたニューニュー。今回から開始されるスリッポンのカスタマイズでは、アッパーにニューニューのメインファブリックを採用する他、張って剥がせる様々なアートピースで自分好みのスリッポンを製作することが出来る。アートピースは今季新作のリボンやスマイル、足元をモードに演出出来るスタッズなど。カラーはグレーとブラックの2色展開で、本体価格は2万2,000円となっている。なお、アートピースは別売り。またスリッポンに加え、スリッポン用のピースや、アクセサリーブランドのプリズム・ジェム(PRISM GEM)がニューニューのために作ったビジューピース、チェーンピース、メタルピースなどの先行販売も行われる。
2015年08月31日サントリー酒類は4日、「トリスハイボール三ヶ日みかん缶」を、全国で冬季限定新発売した。近年はハイボール人気が高まり、全国各地で地域の特色を生かした”ご当地ハイボール”が次々と誕生するなど、ハイボールの楽しみ方も広がっている。同社も、6月に夏季限定の「トリスハイボール 沖縄シークヮーサー缶」を発売し、好評だったという。同商品は、静岡県の三ヶ日町農業協同組合(JAみっかび)の協力のもと、”三ヶ日みかんハイボール”を、トリスハイボールの「ご当地ハイボール缶」第2弾として発売するもの。”三ヶ日みかんハイボール”は、昨年から静岡県の飲食店を中心に好評を得ており、2012年8月末の取扱店舗数は1,000店にまで拡大している。甘すぎず、すっきりとしたトリスハイボールの味わいをベースに、三ヶ日みかんの甘みと爽やかな酸味を加えた。パッケージは、おなじみのアンクルトリスがみかんをかかえたデザインで、「JAみっかび」のロゴを入れることで果実のこだわりを表現したという。容量350mlで、アルコール度数は5%。希望小売価格は160円(税別)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月06日ニュートロジャパンはこのほど、ドッグフード「ニュートロ ナチュラル チョイス 穀物フリー」の新製品5種類を発売した。価格はオープン。同製品は、アレルギーになりにくいといわれる主原料、特に動物性タンパク源を限定して使用。米・麦・トウモロコシなどの穀物も不使用とした。代替として、アレルゲンとなりにくい植物性タンパク源であるポテトを使用することで、犬の食物アレルギーに配慮。また、主原料の素材数を9つに制限することで、犬のおなかに合わない素材が含まれる可能性を抑えているという。「超小型犬~小型犬用 成犬用」 は、ターキー&ポテト、フィッシュ&ポテトの2種、「中型犬~大型犬用 成犬用」は ターキー&ポテト、フィッシュ&ポテト、ラム&ポテトの3種、計5製品での展開となる。このうち、「超小型犬~小型犬用」製品は、小型犬の小さい口と顎に合わせた、食べやすい小粒サイズで提供される。また併せて、既存の「ナチュラル チョイスドッグフード」のレシピの一部リニューアルも行った。同シリーズのチキン製品すべてが、チキン「生肉」を第一主原料に使用した「ミート ファースト」となり、嗜好(しこう)性が向上。白米を使用していた製品は「玄米」使用となり、より多くのビタミン・ミネラルの摂取が可能となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月28日NICO Touches the Wallsがニューシングルと毎年恒例の1125(イイニコ)の日ライブを発表した。NICO Touches the Walls ライブ情報ニュー・シングル『夢1号』は12月19日(水)にリリース。初回、通常盤の2形態で、初回盤はノートブックカレンダーとCDがセットになっているスペシャル仕様。9月27日(木)から始まる全国ツアーの会場で予約するとノートブックカレンダーと相性抜群のスケジュールステッカーがもらえるので、こちらも要チェック。さらに、アーティスト名にちなんだ毎年恒例の1125(イイニコ)の日ライブが発表になった。今年は、GRAPEVINEとの対バンで、会場は横浜BLITZ。1125ライブでは、初の対バンとなるので、当日どのようなライブになるのか、今から楽しみだ。■NEW SINGLE『夢1号』・初回生産限定盤(KSCL2170~2171) 1980円(tax in)・通常盤(KSCL2172) 1223円(tax in)■NICO Touches the Walls1125(イイニコ)の日ライブ11月25日(日)横浜BLITZ出演:NICO Touches the Walls、GRAPEVINE一般発売:10月27日(土)■NICO Touches the Walls TOUR 2012“ALGORHYTMIQUE”9月27日(木)大阪:なんばHatch9月29日(土)静岡:SOUND SHOWER ark10月2日(火)東京:SHIBUYA-AX10月4日(木)茨城:水戸ライトハウス10月11日(木)群馬:高崎club FLEEZ10月13日(土)新潟:新潟LOTS10月14日(日)長野:長野CLUB JUNK BOX10月18(木)滋賀:滋賀U☆STONE10月19日(金)奈良:奈良NEVER LAND10月21日(日)鳥取:米子laughs10月23日(火)高知:高知X-pt.10月26日(金)大分:大分DRUM Be-010月28日(日)鹿児島:鹿児島CAPARVOホール11月1日(木)岩手:盛岡CLUB Change WAVE11月3日(土・祝)北海道:函館club COCOA11月16日(金)東京:Zepp Tokyo11月22日(木)広島:広島CLUB QUATTRO11月23日(金・祝)福岡:Zepp Fukuoka11月30日(金)愛知:Zepp Nagoya12月2日(日)北海道:札幌ファクトリーホール12月4日(火)宮城:仙台Rensa12月17日(月)東京:NHKホール12月20日(木)大阪:オリックス劇場(旧 大阪厚生年金会館)
2012年09月26日ニューバランス アスレチックスは、ニューバランス東京、ニューバランス大阪、公式オンラインショップにて、8月のウォーキング新製品「SuperLight SuperFresh(スーパーライトスーパーフレッシュ)」コレクションの販売を開始した。雲からインスパイアされた同コレクションは、ミッドソールに搭載された「REV LITE(レブライト)」による卓越した軽量性とクッション性が別次元のウォーキング感覚へ誘う。包み込むように足にフィットするレザーアッパーを用いた「M(W)W995」、アッパーの内側に施したギャザー加工が抜群のフィット性をもたらす女性用モデル「WW895」など、7モデル15カラーの多彩なバリエーションを提供する。価格は7,980~1万2,600円。なお、ニューバランス東京、ニューバランス大阪では、気軽に試せるよう「WW895(PR)」の試し履きサンプルも用意しているとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月07日JR長崎駅隣接の「ホテルニュー長崎」を運営するニュー長崎ビルディングは10日、三井住友カードと協力し、「ホテルニュー長崎」内のフロントや売店、レストランにて、中国人向け決済サービス「銀聯(ぎんれん)」、電子マネー「iD(アイディ)」「WAON(ワオン)」「楽天Edy(ラクテンエディ)」の取扱いを11日から開始すると発表した。「ホテルニュー長崎」は交通の拠点JR長崎駅に隣接し、観光やビジネスに便利な立地にあるシティホテル。1988年3月に創業し、長崎において格調の高いホテルとして知られている。長崎県は中国と近接していることやアジアからの観光客の誘致に力を入れているため、近年、訪日中国人客が増加傾向にある。特に一時中断していた長崎-上海間のクルーズ船の航行が2012年3月に再開し、廉価な運賃での訪日が可能となることから、今後、中間層も含めた幅広い層の中国人訪日客が見込まれている。こうした中で、訪日中国人客の利便性向上を図るため、このたび、銀聯決済の取扱いを開始した。また、震災発生以降、旅先の西日本シフトの動きにより、長崎には近畿地区や関東地区など国内からの宿泊客も増加しており、電子マネー「iD」「WAON」「楽天Edy」も合わせて取扱いを開始し、幅広い決済ニーズに対応する。なお「WAON」については、利用に応じてホテル内各店舗先着20名人にノベルティをプレゼントするキャンペーンも実施している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月13日ビー・エム・ダブリューはこのほど、X5、X6のハイパフォーマンスバージョンとなる「ニューBMW X5 M」「ニューBMW X6 M」をマイナーチェンジして発売した。最新のLEDヘッドライトを標準装備したほか、そのスタイリングに磨きがかかっている。新たに採用されたLEDヘッドライトは、スモールライト・リング、ハイビーム、ロービームのすべてがLEDとなり、太陽光に近いクリアな白い光を放つ。同時に低消費電力も実現した。外観も従来のヘッドライトとは差別化され、スモールライト・リングが新デザインに、ヘッドライト上部に配された眉のようなデザインも印象的なアクセントとなって、個性的なフロントビューを演出する。エクステリアではフロントのキドニーグリルのデザインが変更された。ヘッドライト下端と合わせて傾斜を変えることで、左右に走る水平なキャラクターラインを作り出し、ワイド感を強調している。「ニューBMW X6 M」では、リアのコンビネーションライトのデザインも変更され、より幅広のLEDライトが採用されている。ブレーキキャリパーはダークブルーメタリック仕上げとなり、フロントキャリパーにはMロゴも施され、特別なモデルとしてのプレミアム感を演出している。両車とも、エンジンは従来通り4.4リットルのV型8気筒DOHCツインパワーターボで最高出力は555PS。価格は「ニューBMW X5 M」が1,471万円、「ニューBMW X6 M」が1,495万円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月12日世界一美しいニューハーフを決めるコンテストが毎年開催されるタイは、ニューハーフのショーパブも多く存在し、観光ツアーに組み込まれているほど人気です。タイ人ニューハーフは、どれくらい美しいのでしょうか?そこで、ニューハーフ密着取材特集をしたことがあるバンコク日本語情報誌『DACO(ダコ)』編集部の中西哉恵(なかにし・かなえ)さんに、タイのニューハーフ事情についてうかがいました。■客室乗務員として働く人も――タイのニューハーフ事情について教えてください。中西さん「タイでは、一般企業、コンビニや百貨店の店員として働いている人も多く、経営コンサルティング会社などの中枢部や女性の客室乗務員のように、多くの人があこがれる地位や職業に就いている人もいます。多少は『あの人、ニューハーフ?』とささやかれたり、性格がよくなければ『だからニューハーフは困るのよ』と言われたりすることもありますが、基本的にはニューハーフかどうかを気にする人はあまりいないと思います。その人の実力や人柄次第で、聖職など規制のある職種以外は、彼らの望む社会で活躍できるのではないでしょうか」――性転換手術も盛んなようですが、医療事情はどうですか?中西さん「日本からもメディカルツーリズム(医療観光)のプログラムで性転換がメニューになっています。タイはある意味、世界中で知られる性転換の聖地(?)です。男性から女性への性転換手術の費用は25万バーツ(約70万円)前後からあるようです。しかし、手術の合併症など不測の事態に的確な対処ができるような信用がおける名医は十数人ほどと言われています。日本と同様にタイでも、手術施行前に半年くらいの時間をかけて、精神科医の診断を仰ぎ、性転換によってその人は幸せになれるのか、医師が多角的にみて判断してから執刀します。性転換手術を受けたら、二度と元の性に戻すことができないので、慎重であるべきなのですが、すべての人がそのような工程をたどっているかは謎、つまり怪しいと言われています」――ニューハーフコンテストも多いのですか?中西さん「毎年秋に、諸外国のミス代表と競う『ミス・インターナショナル・クイーン』(2011年は11月4日開催予定)を頂点として、国内の代表を決める『ミス・ティファニー・ユニバース』などが有名です。これは毎年5月にパタヤで開催されます。ミス・ティファニーに出場する人は、芸能界や航空会社で働いている人がほとんどです。編集部が密着取材した2007年のミス・ティファニーのフィルムさんは、ニューハーフのコンテストを1年で80ステージをこなしたと話していました。出場した大会で1位や2位をとるうちにプロモーターにスカウトされ、ミス・ティファニーに出場することになったそうです」■激しいニキビ痕(あと)に厚化粧!?――ニューハーフの人と、普通の美女の見分け方はありますか?中西さん「声が低いことですね。次に、骨格ががっちりしていて、手足が長く大きい人。あと、口元で分かることもあります。口と歯が大きいとニューハーフの場合が多いですね。タイ人男性は背が低い場合が多いので、身長では判断しにくいかもしれません。また、超ボディコンやぴちぴちのミニスカート、胸を強調した服など、お色気ファッションが過ぎると疑うことはあります。メイクが異様に濃かったり、クネクネとわざとらしいほど女っぽいしぐさをしたりする場合などです。激しいニキビの痕(あと)に厚化粧をしている人を見ると、『あれ!?』と思うこともありますが、ニューハーフコンテストに出るような人は、間近で見ても分かりにくいですね」――元男性と知らずに恋してしまう人も多いのでは?中西さん「繁華街のお店では本当にきれいな元男性が多いのですが、どちらかというと、ニューハーフと知っていても、その美しさに面くらってファンになってしまった日本人男性の話をよく聞きます。また、タイの芸能界で大活躍しているニューハーフアイドルの『ポーイ』は、大ファンになるタイ人男子が続出しています。ポーイは、どこからどう見てもキュートな女性で、女の子のファンも多いようです」――どうしてタイはニューハーフが多いのでしょうか?中西さん「タイ人の『マイペンライ(気にしない)』に並ぶ口癖でもある『サバーイ・サバーイ(気楽に、気楽に)』に象徴されるように、タイは良くも悪くもすべてにおいて、無理せずありのままでいい、というお国柄です。日本と比べるとジェンダーの壁は極めて低いように思います。ニューハーフに限らず、ゲイやおなべの人も、日本ほど偏見や差別を受けることはありません。『男でもいい。女でもいい。どっちでもいい』と考える人が多いので、ニューハーフとして生きやすい国なのではないでしょうか。いずれにせよ、タイに同性愛者が集まる理由を、歴史や人類学や統計や生物学など、全部ひっくるめて分析したら、興味深い説が出て来そうです」日本でも性同一障害を題材にしたテレビドラマやドキュメント番組が増え、ニューハーフの理解が深まってきましたが、そのうち、タイのニューハーフ事情が1つの研究分野として注目される日が来るかもしれません。監修:中西哉恵氏。『DACO』編集者。男友達がニューハーフアイドルの大ファンであることに興味を持ち、「ミス・ティファニー」優勝者密着取材を企画。『DACO』は1998年創刊のバンコク日本語情報誌(。バンコクの地名由来や、タイ人の職業観、バナナ図鑑など、毎号独自の視点で組まれる特集が在住者や日本のタイ好きの人々に人気。日本国内では大手書店、アジア文庫(東京・神保町)、旅の本屋のまど(東京・荻窪)で入手可能。(下関崇子/ユンブル)【関連リンク】【コラム】妄想で工作する時代!?工作美女乙幡啓子さんに聞く【コラム】極上の美人なのになぜか直せない変なクセとは?【コラム】美人なのに彼氏がいない人ってどうしてなの?
2011年11月09日