パイプオルガンの魅力を学べる『オルガン・レクチャーコンサート ~シェフMIURAの音の色レシピ~』が、3月24日(金)に愛知県芸術劇場コンサートホールで開催される。本公演は、演奏とスクリーンを使った解説でパイプオルガンの魅力を楽しめる人気シリーズの第4弾。今回は、オルガニストの三浦はつみを演奏と解説に迎え、“パイプオルガンの音色”に焦点をあてる。コンサートの前半は、パイプの響きが特徴的なプリンシパルの音色に注目したJ.S.バッハの「協奏曲ニ短調 BWV596 より第1楽章」や、柔らかな温かみのあるフルートの音色を紹介するルイ-クロード・ダカンの「フルートのノエル」などが披露される。後半は、出す音によって音色をより豊かなものに構成する”倍音“に注目したサン-サーンス(E.メルニコヴァ編曲)の「動物の謝肉祭」の中から数曲を選び、演奏と解説が行われる予定だ。三浦はつみ (C)平館平オルガン・レクチャー コンサート~ シェフMIURAの音の色レシピ ~3月24日(金) 15時開演愛知県芸術劇場 コンサートホール曲目R.ワーグナー(S.カルク-エラート編曲):「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より前奏曲J.S.バッハ:協奏曲 ニ短調 BWV596 より 第1楽章L.C.ダカン:フルートのノエルS.バーバー(W.ストリックランド編曲):弦楽のためのアダージョ近藤岳:「きらきら星」による変奏曲 より 6.リードC.サン-サーンス(E.メルニコヴァ編曲):「動物の謝肉祭」より「水族館」 Aquarium 「化石」Fossiles「亀」Tortues 「象」 L’elephant「白鳥」Le cygne 「終曲」 FinalJ.ブレ:天使たちのワルツ■チケット情報
2023年01月26日Fukui Pipe Organ Project 実行委員会主催、Fukui Pipe Organ Project vol.2『声楽、器楽、パイプオルガンで奏でるヨハン・ゼバスティアン・バッハ』が2022年11月23日(水・祝)にハーモニーホールふくい 大ホール(福井県福井市今市町40-1-1)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて8月27日(土)10:00より発売開始です。カンフェティにて8月27日(土)10:00よりチケット発売開始 Fukui Pipe Organ Projectではハーモニーホールふくいに 2004 年度に設置された国内最大規模のパイプオルガンの音楽企画が近年減少していることを受け、この楽器の魅力をなお一層福井県民の皆様と分かち合うために、オルガニストである宮本とも子が定期的に自主企画公演を行います。ヨハン・ゼバスティアン・バッハの珠玉のオルガン作品のなかから、晩年にまとめられた 18 曲のライプチッヒ・コラール作品はバッハの記念碑的な作品群です。この曲集から3曲ずつとバッハの自由作品とを取り上げるシリーズを行い、各回ゲストを招いて、バッハ以外の作品も紹介することでオルガンの幅広い可能性をご紹介したいと願っています。作曲家J.S.バッハが器楽曲をオルガンの為に編曲していることから、第2回は、カンタータ演奏で、器楽のソリストとオルガンとで小編成オーケストラに見立てて演奏いたします。ミニマルな状況でオルガンがどのように役立つのか、サステナブルな音楽活動を考えるうえで、一つのヒントになれば幸いです。【プログラム】前奏曲とフーガ ハ長調BWV545ライプチッヒ《18のコーラル》よりいざ来たれ、異教徒の救い主よBWV 659,660,661※以上、オルガンソロカンタータ 第140番「目覚めよ、と呼ぶ声が聞こえ」BWV140ほか※演奏順不同、曲目は予告なく変更になる場合がございます。出演者プロフィール澤江衣里 (ソプラノ)島根県益田市出身。国立音楽大学卒業。東京藝術大学大学院修士課程及び博士課程修了。英国歌曲研究により博士号取得。日本学術振興会より奨学金を得て、ロンドン留学。第79回日本音楽コンクール2位入賞。第11回東京音楽コンクール最高位。声楽を永井和子、佐藤峰子に師事。2006年よりバッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)のアンサンブル・メンバーとして研鑽を積む。ソリストとして日本フィルハーモニー交響楽団、読売日本交響楽団、BCJと共演。バッハ《ロ短調ミサ曲》、ロイド=ウェバー《レクイエム》など後期バロックから現代まで幅広いレパートリーを持つコンサート歌手として活躍している。島根県ふるさと親善大使・遣島使。山下哲弘 (バリトン)福井県越前市(旧武生市)出身。大阪芸術大学卒業。卒業時に音楽学科賞受賞。同大学院博士課程(前期)修了。ウィーン国立音楽大学オペラ科にて研鑽を積んだ後、声楽専攻科を最優秀で卒業。卒業後、他の音楽院にて歌曲・オラトリオを専攻し、最優秀で卒業。2018年よりアーノルドシェーンベルク合唱団在籍。アン・デァ・ウィーン劇場、楽友協会等を主として、ウィーン内外で活動。第59回福井県音楽コンクール知事賞受賞。第9回日本演奏家コンクール第二位受賞(一位無し)。第61回全日本学生音楽コンクール大阪大会入選。第36回福井県新人演奏会 合格。第16回、18回大阪国際音楽コンクールファイナリスト。CBCフィルハーモニーコール (合唱)2013年、教会でのコーラスコンサート開催のために女声4名、男声3名にピアニストを加えたメンバーで結成されたヴォーカルアンサンブルグループ。以降メンバーを拡充しながら、チャペルコンサートのほか、演奏依頼や記録録音などに応じた演奏活動をおこなう。宗教曲から現代曲、流行歌までの幅広い合唱音楽をレパートリーとする。メンバーそれぞれが様々な団体で歌い手や指導者として活動する、歌とハーモニーを愛する(phil-harmony)合唱人集団。桐山建志 (ヴァイオリン)長野県出身。3才より才能教育でヴァイオリンを始める。東京藝術大学を経て同大学院修了、フランクフルト音楽大学卒業。1998年第12回古楽コンクール〈山梨〉第1位、1999年ブルージュ国際古楽コンクールソロ部門第1位。2005年、古楽コンクール〈山梨〉の審査員を務める。2017,18年には全日本学生音楽コンクール全国大会の審査員を務める。2000年秋にリリースしたデビューCD「シャコンヌ」(CAIL-728)は、レコード芸術誌特選盤となる。以後、多数のCDを主にコジマ録音よりリリース。現在、愛知県立芸術大学教授、フェリス女学院大学非常勤講師。チェンバロの大塚直哉と共にデュオ・ユニット「大江戸バロック」を主宰。尾﨑温子 (オーボエ)東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校、同大学音楽学部を経て、同大学大学院音楽研究科修士課程修了。1996年秋よりブリュッセル王立音楽院に留学し、1998年夏にモダン・オーボエでは栄誉賞付きディプロマを、バロック・オーボエではフォア・ディプロマを同時に取得し帰国。前川光世、井口博之、小畑善昭、小島葉子、P.ドンブレヒトの各氏に師事。これまでにバッハ・コレギウム・ジャパン、クラシカルプレイヤーズ東京、松本バッハ祝祭アンサンブル、コントラポント等、古楽器のオーケストラ、アンサンブルにメンバーとして参加。桐朋学園大学非常勤講師。宮本とも子 (オルガン)米国とオランダに学び、1976年以来、クラヴィコードを手元楽器として歴史的建造法に基づくオルガンで演奏・教育活動に携わる。ハーモニーホールふくいのオルガン設置時に招聘を受け、3年間オルガンの普及・教育活動を行ったが、なお一層オルガンの魅力を発信したいという思いから、本年、自主企画Fukui Pipe Organ Projectを立ち上げた。CD「クラヴィコードの世界~秘められた音楽領域を探る~」浜松市楽器博物館コレクションシリーズ23、「バッハの森からの贈り物~オルゲルビュッフライン~」、「Soli Deo Gloria~J.S.バッハ:クラヴィアユーブング第3巻~」をリリース。いずれもレコード芸術誌の特選盤となる。フェリス女学院大学名誉教授。公演概要Fukui Pipe Organ Project vol.2『声楽、器楽、パイプオルガンで奏でるヨハン・ゼバスティアン・バッハ』公演日時:2022年11月23日(水・祝)13:15開場/14:00開演会場:ハーモニーホールふくい 大ホール(福井県福井市今市町40-1-1)■出演者オルガン: 宮本とも子ソプラノ:澤江衣里バリトン:山下哲弘CBCフィルハーモニーコール(合唱)ヴァイオリン:桐山建志オーボエ:尾崎温子■チケット料金一般:3,000円ペア(一般2枚):5,000円高校生まで:500円(全席自由・税込)※5歳児から入場可主催:Fukui Pipe Organ Project 実行委員会後援:福井県教育委員会、公益財団法人福井県文化振興財事業団、福井市、福井市教育委員会、福井新聞社お問合せ:(有)シン・ムジカ 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年08月26日エルガー『愛の挨拶』、メンケン『美女と野獣』、パッヘルベル『カノン』などなど、誰が聴いても楽しめる美しいメロディを荘厳なパイプオルガンの響きで楽しむコンサートが開催される(2月11日:すみだトリフォニーホール)。「トリフォニーホールパイプオルガン・バレンタイン・コンサート2021」には、その名の通り“愛にまつわる名曲”が満載。室住素子のオルガンに操美穂子のハープを加えた素敵なアンサンブルが、特別な時間を演出してくれるに違いない。さらには、演奏中の手元や足元を舞台上のスクリーンに映し出し、普段は見ることのできないパイプオルガン演奏の様子を紹介するのも楽しみの一つ。非日常のひとときをエスコートする司会の田添菜穂子のトークにも注目したい。年に一度の素敵な時間を巨大なオルガンの響きの中で過ごしてみるのはいかがだろう。バレンタインデーにはオルガンがよく似合う。
2021年02月07日お昼どきに気軽にオルガンの生演奏を楽しめる東京芸術劇場の人気企画「ランチタイム・パイプオルガンコンサート」が、7月25日(木)に記念すべき第100回を迎える。開演は昼12時15分より同劇場コンサートホールにて。次回の101回目(9月開催)より500円の有料公演となるため、入場無料で聴けるのは今回が最後の機会となる。「東京芸術劇場パイプオルガンコンサート」の公演情報東京芸術劇場のシンボルとして1991年の完成より長きにわたって親しまれてきたパイプオルガン。約9000本のパイプは世界最大級の規模。歴史上のいくつかの違うスタイルのオルガンをひとつにまとめるというコンセプトのもと、ルネッサンス様式とバロック様式、フランス古典からロマン派への移行期の各様式に対応することが可能。また、世界でも類を見ない回転方式を採用していることも人気を集める要因だ。2011年から12年にかけて行われた同劇場の改修工事を機に、パイプオルガンもオーバーホールを実施。鍵盤のタッチ、音色の切り替えなど、機能面に改良を加えるほか、ホール自体の改装に伴って、ホールの音響に合わせた音色に調整され、今年3月末のコンサートで待望のお披露目がなされたばかり。今後の東京芸術劇場のパイプオルガンのコンサートシリーズは、多くのファンに親しまれてきたランチタイムコンサートを発展させ、様々な時間帯に開催。8月からは新たに隔月で「ティータイム・コンサート」(平日14時開演)、「ナイトタイム・パイプオルガンコンサート」(平日19時30分開演)がスタート。また「ランチタイム・パイプオルガンコンサート」は、次回の9月より隔月開催。500円の有料公演となるが、より深く楽しめる内容にバージョンアップされる予定だ。■東京芸術劇場ランチタイム・パイプオルガンコンサートVol.100:7月25日(木)Vol.101:9月26日(木)Vol.102:11月7日(木)Vol.103:2014年1月16日(木)Vol.104:2014年3月20日(木)各回12:15開演(11:45開場)※9月26日公演以降は、ロビー開場11:15全席自由:Vol.100まで入場無料、Vol.101より入場料金500円。■東京芸術劇場ナイトタイム・パイプオルガンコンサートVol.1:8月8日(木)Vol.2:10月3日(木)Vol.3:2014年2月13日(木)各回19:30開演(18:30ロビー開場)全席指定:1,000円■東京芸術劇場ティータイム・コンサートVol.1:8月27日(火)Vol.2:10月29日(火)Vol.3:12月24日(火)Vol.4:2014年2月18日(火)各回14:00開演(13:30開場)※終演予定14:30(※2月18日のみ終演予定16:00)全席自由:入場無料
2013年07月23日