株式会社ブティック社(東京都千代田区)は、大高輝美さんの懐かしいフェルトのマスコットが作れるレシピ本「復刻新版 大高輝美のコロコロ人形」を2022年7月19日に発売いたしました。表紙復刻新版となるレシピ本には、みんなが作れるやさしい作り方付き、そしてなんと346点も作品を収録しています。「作ったことある!懐かしい~!」と思った方も多いのでは。当時の思い出を振り返りながら、ちくちく作ってみませんか?人魚女の子と花●一世を風靡した大高輝美さんのフェルトで作るお人形1970年代以降、日本中の女の子が夢中になって作った大高輝美さんのフェルトで作るお人形。放課後にお友達同士で作った、手芸店のフェルトコーナーであれこれ本とにらめっこしながら買った、お母さんに教わりながらちくちく作った、などの懐かしい思い出がよみがえるという方も多いのではないでしょうか。泣いちゃった!とけい屋さんゴリラ星座~ふたご座~●可愛らしくておちゃめな表情やポーズ、色使いフェルトを中心に、毛糸やビーズ、スパンコールなどで作るてのひらサイズのお人形。大高輝美さんらしい可愛らしい表情やポーズ、色使いでどれもとっても可愛いものばかり!かわいい女の子や花の精、洋風・和風マスコット、くだもの屋さん、でんき屋さん、おばけなどのテーマごとに作品をご紹介しています。おとぼけ顔がかわいい動物たち!キュートなお友達シリーズずっと見つめていたくなる細かい作りの「でんき屋さん」シリーズひゅう~どろどろ、こわーいおばけも!●著書 大高輝美静岡生まれ。小さな時から絵を描くことや針をもつことが大好きで「子供たちに夢を」の願いから、フェルトマスコット人形が誕生しました。人形作り、絵本、人形教室、作品展など幅広く活躍。現在も静岡市に暮らし、人形教室を主宰。●大高輝美さんより私の大好きな本が復刻することになりました♪「てるみのおもちゃ箱」「てるみの宝もの」「てるみのお店屋さん」の3冊です。私にとって大切な本ばかりで、とってもとっても嬉しいです♪セレクトされた人形たちが、同窓会のように、またみなさんと「こんにちは~♪」できるのかと思うとワクワクしてしまいます♪撮影のために大切にしまっておいたコロコロ人形たちに久しぶりに会ったのですが私は歳をとったというのに人形たちは昔のまんま~♪いいなぁ~♪(笑)作品を出版社に渡す時に私は人形たちに声をかけました~♪「本の中から、読者のみなさんに、とびっきりの笑顔でこんにちは~♪してね~」って!あ、それってずーっと前、初めて人形たちを世に送り出した時にかけた言葉とおんなじ言葉~♪ーおおたかてるみー★もっと広がる、フェルト手作りフェルト手芸のレシピ本「フェルトで作る 可憐な野の花」 フェルトで可憐な花が作れる本。刺しゅうなどの技法を取り入れて、本物そっくりに作れます。作ったあとの作品は、お部屋のインテリアやプレゼントに最適。マルバスミレ、スズラン、ムスカリなど掲載。「改訂版 フェルトで作るかわいい和のお飾り」 フェルトで作る和風なデザインのお飾りを紹介。つるしタイプと置きタイプが29点掲載。お部屋を演出する季節ならではのモチーフから、和菓子や和花などの大人っぽいモチーフを使った素敵なお飾りを作って、おうち時間を豊かに過ごしてみませんか?「フェルトで作る大人の花101」 PieniSieniの待望の著書。フェルトを切って貼るだけで、本格的なおしゃれな花を作ることができる。すべて茎つきの花なので、アクセサリーなどに活用しやすい。101種類の花の作り方をオールプロセス解説。「いっぱい作って、楽しもう! ディズニー フェルトマスコット」 ディズニーキャラクターがいっぱいの可愛いフェルトマスコットの本。ミッキー&フレンズやプリンセス、ヴィランズ、ピクサーなど掲載。着せ替えタイプのミッキー&ミニーも!「改訂版 もっと遊ぼう!フェルトおままごと」 フェルトで作るかわいいおままごとの本!作って、遊んで、親子やお友達といっぱい楽しもう。アイシングクッキーやパフェ、ハンバーガー、ピザ、お弁当などおいしそうな作品がいっぱい!「おうちでいちご狩り!?フェルトのかわいいごっこ遊び」 柔らかい手触りとカラフルな色使いが特徴のフェルトのおもちゃ。この本では普段おうちでできないいちご狩りや魚釣りを楽しめたり・・ケーキ屋さんやパン屋さんなどの定番のごっこ遊びのおもちゃをたくさんご紹介。お子さんのおうち遊びに活用しましょう!★商品概要発売日:2022年7月19日発売価格 :1,870円(本体 1,700円)★本の情報・購入リンクはこちら↓公式オンラインショップ: 公式サイト情報 : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年08月19日有限会社大高製作所(所在地:神奈川県横浜市、代表取締役:大高 晃洋)は、昨今のオミクロン株の拡大、まん延防止等重点措置への適応のため、オリジナル開発・販売した首掛けフェイスシールドの割引セールを緊急開催します。陽性者数が増えるにつれて、エッセンシャルワーカーの感染による社会インフラの維持が難しくなる傾向がでてきました。そこで飛沫対策として製作したフェイスシールドに「このコロナ禍で苦しむ人達が少しでも救われるように。社会のお役に立てるように」という思いを込めた、より多くの方がお求めやすくなるセールです。今回は、この自社ECサイト内で販売中のレイヤードを全品20%OFF、そして特に透過率99%でほぼ素顔に見えるモスアイシートは半額の50%OFFにてご奉仕いたします。この機会にぜひ弊社フェイスシールド【LAYERED】レイヤードを体感してみてください。販売ECサイト ほぼ素顔?顔の印象を変えないモスアイフェイスシールド◆機能的、かつスタイリッシュにコロナ対策の一つとして、口から出る飛沫の飛散をどうしたら防げるか。地球には重力があり、口から出た飛沫は下に落ちます。同じフェイスシールドでも、頭部やメガネで上から固定すると下はガラ空きとなります。それを受け止めるには逆に下から支える構造が必要です。そこで独自に飛沫が飛散する動画も撮影、検証しました。結果として、下から受け止める方が効果的であるという、物理的にも当然のものとなりました。また、支える部分を首にしたことでフレーム部分が顔と髪に触れません。そのためお化粧・髪型を気にしないですむこと。また見ためがスッキリすることで、装着してもより素顔に近い印象になりました。フェイスシールドを装着するとカッコ悪くて恥ずかしい。そういったマイナスなイメージも少なくなります。経済活動、社会インフラの維持、そして感染症対策。いかにバランスを取りながら生活していくか、この舵取りが難しくなっています。その中で、状況に応じて取れる選択肢の一つとして、お役立ちできると考えております。また首にカチューシャのように差し込むだけのシンプルな構造は、意匠登録済です(登録第1689489号)飛沫試験レポート 精密金型の町工場がこだわりぬいて設計・製造◆【LAYERED】レイヤードの生い立ちと実績初期に製作し5万セットを出荷したKANAGAWAモデルと、スタイリッシュにモデルチェンジし1万セットを出荷した【LAYERED】レイヤード。両方を合わせて6万セットを越え、多くの方々にご愛顧を賜りました。そしてこれは、どこよりもいち早く動いたことにもありました。コロナ禍が始まり、まだマスク不足が社会問題でフェイスシールドがまだ一般に認知されなかった頃の2020年5月にフェイスシールドを製造・販売開始。翌月には頭部でなく首に掛けるスタイルを提案。その結果、医師はもちろん、口の動きが大事な口唇術を使う耳の不自由な方・語学教師、顔の表情を魅せるのも大事なセミナー講師、芸能人など幅広い業界の方にお役立ちすることができました。特に目立つのはお化粧を気にする芸能界の方々で、ドラマ・映画・CM撮影など確認できただけでも100人以上の著名な方に装着画像をSNSやテレビなどでご紹介いただきました。あの人も使ってた!レイヤードのフェイスシールド装着芸能人まとめ ◆マスクと二重にして装着にも。アフターコロナにも。コロナ禍との長引く戦いにより、世の中の衛生習慣はすっかり様変わりしました。こうなると今後も飛沫対策は必要になり続けることが予想されます。徹底して防ぎたい人には、通常の不織布マスクとフェイスシールドを二重に装着することでより堅固になります。また特に飲食関係では飛沫を気にする話も耳にします。さりとて表情の見えない不織布マスクもいつまで装着するのか。顔の表情が見えてこそ、円滑なコミュニケーションも円滑になります。当社レイヤードは、機能的にもデザイン的にも優れたフェイスシールドとしてご使用していただくことで、経済活動の支えにもなると考えています。◆低反射・高透過を実現する「モスアイシート」とは「モスアイ(Moth Eye)」とは、夜行性昆虫である蛾の眼の構造を応用した技術を指します。蛾の眼の表面はナノレベルの微細な凹凸が多数並んでおり、入ってきたわずかな光をほとんど反射することなく取り込むことができるようになっています。その技術を反射防止フィルムとして応用したのが「モスアイシート」で、カーナビゲーションやディスプレイ、ショーケースなど様々な用途に応用されています。本製品に使用している「モスアイシート」は、三菱ケミカル株式会社製モスアイ型高機能フィルムモスマイト(TM)を採用。飛沫を防止するためのシート表面の光の反射を抑えることで高い透過性を実現し、装着時の違和感や目の疲労感などの課題を解決することが可能となりました。国際スポーツ大会の時に大手テレビ局の特番などでも採用され、その圧倒的な透明感にSNS上で大きな話題となった商品です。左:反射する従来型/右:透明なモスアイ型よりわかりやすい動画はこちらから 【商品概要】■販売商品商品名:『LAYERED モスアイシート』価格 :7,700円(税込) → ☆セール価格:3,850円(税込)商品名:『LAYERED フレーム』価格 :1,650円(税込) → ☆セール価格:1,320円(税込)カラー:ブラック、スケルトンサイズ:レギュラー(推奨首周りサイズ:30~39cm)、ラージ(推奨首周りサイズ:39~45cm)商品名:『LAYERED フルシート』(縦340mm/横300mm)価格 :737円(税込) → ☆セール価格:590円(税込)商品名:『LAYERED ハーフシート』(縦240mm/横300mm)価格 :583円(税込) → ☆セール価格:466円(税込)使用方法■販売サイトレイヤード ウェブサイトURL: レイヤード ショップページURL: 【会社概要】会社名 : 有限会社大高製作所代表 : 代表取締役 大高 晃洋所在地 : 神奈川県横浜市都筑区川向町1192-3設立 : 昭和59年事業内容: ダイカスト金型設計・製造/フェイスシールド製造・販売URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年01月24日文:大高宏雄(映画ジャーナリスト)( ぴあアプリ「大高宏雄 映画なぜなぜ産業学」から転載)全く、コロナ禍によって、想像を絶する年になった。「想像を絶する」。ときにオーバーにも感じるこの言葉が、何の誇張も違和感もなく、今は使える。その2020年の映画界、今回もいつもどおり、そのなかの映画興行について書く。それも洋画中心だ。まずは、以下の数字を見ていただこう。作品別の最終興収順位である(2019年11月末~2020年11月中旬公開作品対象、数字は一部推定)。ちなみに、今年の国内の映画興収は、推定で1350億円あたりとなる見通し(正月作品の興行によって、数字は変わる可能性がある)で、これは昨年の52%ほどにあたる。よく、ここまで踏ん張ったとは言えるが、それは『鬼滅の刃』というとてつもない作品があったからという以外ない。☆邦画興行収入ベスト10① 劇場版『鬼滅の刃』無限列車編 350億円〜② 今日から俺は!!劇場版 53億7千万円③ コンフィデンスマンJP プリンセス編 38億4千万円④ 映画ドラえもん のび太の新恐竜 33億5千万円⑤ 事故物件恐い間取り 23億5千万円⑥ 糸 22億4千万円⑦ 劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 21億円~⑧ カイジ ファイナルゲーム 20億6千万円⑨ 劇場版 Fate/stay night [Heaven’s Feel]」Ⅲ.spring song 19億5千万円(現時点)⑩ 僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング 17億9千万円(文化通信社調べ)☆洋画興行収入ベスト10① アナと雪の女王2 133億7千万円② スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け 73億2千万円③ パラサイト 半地下の家族 47億4千万円④ TENET テネット 27億2千万円⑤ キャッツ 13億5千万円⑥ フォードvsフェラーリ 9億6千万円⑦ ジュマンジ ネクスト・レベル 9億3千万円⑧ 2分の1の魔法 8億7千万円⑨ 1917 命をかけた伝令 8億4千万円⑩ ミッドサマー 7億1千万円(文化通信社調べ)ここでは『鬼滅の刃』には触れない。多くの映画館の救世主であったことは間違いないが、2020年は、この作品だけではない。とくに触れたいのは洋画である。国内における韓国映画の最大ヒットになった『パラサイト 半地下の家族』にしても、配給会社の営業担当者は、この作品の存在自体がすでにかなり以前の感じがしてならないと言っていた。これは象徴的な言葉だろう。考えてみれば、今年の映画界最初のトピックは、『パラサイト~』だった。もはや、誰も語らない。忘れられたようだ。コロナ禍以前にもあった情報の消費速度の速さが、恐ろしいほどに進んでいる。もちろん、『パラサイト~』のみの話ではない。このような情報の尋常ではない速度感は、映画だけではないコロナ禍が露わにした一側面だ。洋画の作品の10本を見て、何を思うだろうか。このような作品が、今年はあったのである。改めて、胸に刻んでもらっても罰はあたらない。映画界希望の星、『TENET テネット』は大ヒットしたのだが、あとが続かない!『TENET テネット』(C)2020 Warner Bros Entertainment Inc. All Rights Reserved『鬼滅の刃』の年であった以上に、今年は洋画不在であったことが身に染みてならない。4月上旬から中旬にかけて、緊急事態宣言が地域限定から全国に及んでいく過程で、映画館の休業が全国的に広がった。この苦しい期間を経て、徐々に営業を再開していったのが5月下旬以降だ。洋画は、米国の公開延期を経て、軒並み公開できなくなった。もちろん、単館系興行の作品はあったが、ここでは全国公開規模の作品を指す。そんななか、『ストーリー・オブ・マイライフわたしの若草物語』が、6月12日から公開された。映画館再開後の全く興行の見通しが読めない時期である。これは、配給会社の大英断であった。本来なら100スクリーン以下となるだろう本作は、スタート時、何と300スクリーンでの公開規模となった。その時点では、作品の数が限られていたから、映画館側からオファーが相次いだのである。ただ、興収は3億4千万円にとどまった。残念ながら、やはり限定劇場マーケットの枠を超えられなかったと言えようか。宣伝費も抑えられていたから、悪くはないのだが、コロナ禍は、興行に明らかな影響を与えていたとは言える。スタジオジブリの旧作の健闘を経て、邦画の大ヒットが7月に2本登場したが、洋画はほとんど音なしだった。米国や欧州で感染が広がっていくなか、公開延期がさらに相次ぎ、それは日本でも同じことだった。『ムーラン』など、いきなり配信される作品も登場し、8月21日公開のピクサー『2分の1の魔法』が苦戦するなか、あくまで映画館にこだわりを見せたクリストファー・ノーラン監督の『TENET テネット』が公開されたのが9月18日だ。映画館で映画を見ることの醍醐味が、この国の人々にある程度届いたのだろう。彼の作品としては、『インセプション』(35億円)に次ぐ27億2千万円を記録する大ヒットになった。ただ、映画館の休業が続く米国では思うような成績を上げられず、米映画界希望の星であった『TENET~』のあとが続かなかった。12月上旬、その『TENET~』の製作・配給元であるワーナー映画が、来年の新作17作品について、米国での劇場公開と配信を同時に行うと発表するに及んで、米映画の行方はますます混沌としてきた。これは、「映画と配信」の兼ね合い、せめぎ合いが、米国をはじめとした世界の映画界の避けて通れない中心的な課題になってきたことを示す。このような事態は、映画界の生命線である映画館産業という当たり前であった経済基盤そのものを揺るがすことにつながるかもしれない。すでに米国の興行会社は、深刻な事態を迎えている。日本映画界は、邦画があるから大丈夫ということでは全然ない。邦画だけで、国内の映画産業が成立することはないからだ。間違いなく、米映画界の影響を直接的に受ける。来年早々、「映画と配信」元年がやって来る。コロナ禍のなか、大激震となった世界の映画産業にとって、まるで次元の違う大激動の時代の到来である。プロフィール大高 宏雄(おおたか・ひろお)映画ジャーナリスト。1992年から独立系作品を中心とした日本映画を対象にした日プロ大賞(日本映画プロフェッショナル大賞)を主宰。キネマ旬報、毎日新聞、日刊ゲンダイ(デジタル)などで連載記事を執筆中。著書に『昭和の女優 官能・エロ映画の時代』(鹿砦社)、『仁義なき映画列伝』(鹿砦社)など。
2020年12月31日