積水化学工業住宅カンパニーは7月、コンサルティング型ホームエネルギーマネジメントシステム「スマートハイム・ナビ」の機能強化を実施する。同システムは、住まいの消費電力が自宅のパソコン等で“見える化”できるシステム。節約ポイントが把握できるため、より的確&ラクな省エネの実践をサポートするという。機能強化後は、蓄電池対応仕様となり、期間別の充電推移や瞬間値を新たに表示できるようになる。エネルギー消費についても、消費量の前年比較と売電買電金額の履歴の表示を追加。1日ごとの総消費量、発電量、売電量、買電量の年間のベスト5(最大・最少)もわかるようになるという。7月にはアンドロイド端末専用アプリを搭載したタブレット小型モニターも追加予定。窓口となる「スマートハイム・FAN」サイトもリニューアル。顧客の属性とアドバイスの種類も増やし、よりきめ細やかなコンサルティングを可能にしたという。さらに、太陽光発電の適正な発電や蓄電池の経年劣化など、設備の状態を診断する設備見守りサービスもスタートする。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月25日スズキは17日、軽乗用車「MRワゴン」と「アルト ラパン」の2WD・NAエンジン搭載車の燃費を改善して発売した。価格は、MRワゴンが113万1,900円から151万950円、アルト ラパンは110万5,650円から156万4,500円。MRワゴンとアルト ラパンの2WD・NAエンジン搭載車(MRワゴンのECO-L、ECO-Xを除く)は、エンジン制御を見直して燃料カット時間を長くしたほか、低粘度のCVTオイルを採用してCVT内のフリクション(摩擦抵抗)を低減したことで燃費を改善。JC08モード走行での燃費は、MRワゴンは23.2km/L(+0.2km/L)、アルト ラパンは23.2km/L(+0.4km/L)を達成した。これにより「平成27年度燃費基準+10%」を満たし、自動車取得税と自動車重量税の減免措置が受けられる環境対応車普及促進税制(エコカー減税)の軽減率が50%から75%に向上する。また、燃費の向上に合わせて、MRワゴンとアルト ラパン全機種の後席にISOFIX対応のチャイルドシート固定用アンカーを採用した。エンジンは、MRワゴンが0.66L DOHC吸排気VVT、もしくは0.66L DOHC VVTターボ、アルト ラパンが0.66L DOHC VVT、もしくは0.66L DOHCターボを搭載。いずれもトランスミッションはCVTを採用し、駆動方式は2WD(FF)と4WDを用意。乗車定員は4名。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月17日日産自動車は15日、エンジンやCVTの効率化などにより燃費が向上した軽自動車「モコ」を発売。また、オーテックジャパンが発売する同車ベースの特別仕様車「モコ エアロスタイル」も、同様の燃費向上を果たして発売した。価格は、モコが108万9,900円から152万1,450円、エアロスタイルが128万9,400円から171万450円今回の改良では、エンジンとCVTの効率を高めるなどして、「X」と「S」グレードの燃費を23.2km/Lに向上。「Xアイドリングストップ」グレードでは、停車中だけでなく、ブレーキを踏んで時速9km以下まで減速するとエンジンをストップする機能を追加して、燃費をクラストップレベルの27.2km/Lに向上している。また、アイドリングストップシステム搭載グレードを拡大し、Xアイドリングストップに加えて「Sアイドリングストップ」を新たに設定。両グレードには専用ボディカラーとして「ホワイトミント」を新採用している。オーテックジャパンが発売する同車ベースの特別仕様車エアロスタイルでは、ベース車と同様に燃費性能を向上させ、あわせてS アイドリングストップをベース車とした「S アイドリングストップ エアロスタイル」を新設定した。モコとエアロスタイルともに、エンジンはR06A(DOHC水冷4サイクル直列3気筒)、もしくはR06A+インタークーラーターボを搭載し、トランスミッションはCVTを採用。駆動方式は2WD(FF)と4WDが用意され、乗車定員は4名。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月16日トヨタ自動車は10日、低燃費・低価格を追求したという新型軽乗用車「ピクシス エポック」を発売した。価格は79万5,000円から122万円。同車は、ダイハツ工業からのOEM供給による新型軽乗用車。日常の足という軽自動車の原点に帰り、軽本来の魅力である低燃費・低価格を追求したという。JC08モード走行燃費は2WD車が30.0km/L、4WD車は27.0km/Lを達成し、停車直前(車速約7km/h)からエンジンを止めるアイドリングストップシステム「eco IDLE」(エコアイドル)も全車に設定しながら、エントリー価格79万5,000円を実現している。また、シンプルなスタイルと全8色のカラーバリエーションを組み合わせ、幅広いユーザーにアピールするデザインを採用。全高を立体駐車場に入庫可能な1,500mmに抑えながら、大人4人が余裕をもって乗車できるという室内長1,920mm・室内幅1,350mmの室内空間を確保。取り回しの良い4.4mの最小回転半径も兼ね備えている。エンジンは660ccの「KF」(水冷直列3気筒12バルブDOHC横置)、トランスミッションはCVTを搭載し、駆動方式は2WD(FF)と4WDが用意されている。乗車定員は4名。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月10日日産自動車は24日、コンパクトカー「マーチ」の燃費を向上して発売した。価格は103万6,350円から164万4,300円。今回の改良では、アイドリングストップを搭載したマーチ「12X」「12G」(2WD車)のCVTの効率をさらに高めるなどして、JC08モードの燃費を22.6km/Lから23.0km/Lに向上。これにより、マーチの2WD車は「環境対応車普及促進税制」の減税措置によって自動車取得税と自動車重量税が減税され、今回の燃費向上の対象である「12X」「12G」は75%の減税となる。なお、マーチは全車がエコカー補助金の対象となっている。また、同車をベースとした、オーテックジャパンのカスタムカー「マーチ ボレロ」と、ライフケアビークル「マーチ アンシャンテ 助手席回転シート」も、ベース車と同様に燃費性能を向上して発売。各モデルの2WD車は、「環境対応車普及促進税制」の減税措置により、自動車取得税と自動車重量税が75%減税される。価格はボレロが143万7,450円から161万700円、アンシャンテ 助手席回転シートが128万5,200円から155万5,000円。マーチおよびボレロ、アンシャンテ 助手席回転シートは、エンジンに1.2LのHR12DE(DOHC水冷直列3気筒)、トランスミッションにエクストロニックCVTを搭載。駆動方式は、2WD(FF)もしくは4WD(モーターアシスト方式)を採用する。乗車定員は5名。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月24日本田技研工業は17日、扱いやすいトルク特性と燃費性能に優れた新設計の水冷・4ストローク・OHC・直列2気筒700ccエンジンを搭載した大型ネイキッドモデル「NC700S」を24日に発売すると発表した。価格はNC700Sが59万8,500円、NC700S<ABS>が64万7,850円。同車は、市街地走行やツーリングなどの常用域で扱いやすく、快適で味わい深く燃費性能に優れたミドルクラス(500cc~750cc程度)を購入しやすい価格で提供するという「ニューミッドコンセプト」シリーズとして開発した3モデルの1台。同シリーズ3モデルは、エンジン、フレーム、ホイールを共通としながら、それぞれ個性的なスタイリングと味わい深い走行フィーリングを実現したとのこと。エンジンは、低・中回転域での力強い出力特性に加え、燃焼効率の追求による低燃費化を目指し、理想的な燃焼室形状や低フリクション技術などを採用。燃費は41.5km/L(60km/h定地走行テスト値)を達成している。車体は、しなやかさと剛性を両立したダイヤモンドフレームを採用。燃費性能を高めたことにより、燃料タンクを小型化しシート下に配置。従来の燃料タンク部には、フルフェイスヘルメットも収納可能な容量21Lのラゲッジスペースを装備する。主要装備は、V字型デザインで視認性にも優れたマルチリフレクターのヘッドライト、ヘッドライト上部の小型スクリーン、液晶表示を採用したコンビネーションメーター、ニューミッドコンセプトシリーズ専用開発の高圧ダイキャスト製アルミホイール(前・後)など。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月17日トヨタ自動車は10日、軽乗用車「ピクシス スペース」に低燃費エンジン採用などの一部改良を行って発売した。価格は据え置きで、112万円から161万1,000円。今回の一部改良では、燃焼効率の向上やエネルギーロスの低減を図ったエンジンを採用したほか、従来は「X」と「カスタムG」グレードにのみ設定してたアイドリングストップシステム「eco IDLE(エコアイドル)」を、全車に設定。また、同システムには、停車直前(車速約7km/h)からエンジンを止める機能も追加されている。これら変更によってJC08モード走行燃費は、「カスタムRS」グレードを除く2WD車で26.0km/L、同じく4WD車で24.0km/Lを実現し、2WD車は「平成27年度燃費基準+20%」を、4WD車は「平成27年度燃費基準+10%」を達成。「カスタムRS」グレードでは、2WD車で燃費は22.2km/L、4WD車で21.4km/Lを実現し、「平成27年度燃費基準」を達成した。すでに認定を取得している「平成17年排出ガス基準75%低減レベル」とあわせて、全車が「環境対応車 普及促進税制」の減税措置の対象となる。また、全車のリヤコンビネーションランプにLEDストップランプを採用したほか、「カスタムG」グレードには6スピーカーパック(16cm 4ドアスピーカー&ツィーター)を標準装備している。エンジンは、660ccKFエンジンもしくは、660ccKFインタークーラーターボ付エンジンを搭載し、トランスミッションはCVTを採用。駆動方式は2WD(FF)と4WDが用意されている。乗車定員は4名。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月10日株式会社よつば鑑定東京事務所は、不動産の内覧時にスマートフォンが案内をしながら同時に診断も行う新サービス「内覧ナビ」を4月6日より開始すると発表した。サービス開始を記念してポイント進呈を行うキャンペーンも実施する。住宅用不動産のグレード・リスク・防犯の3つの診断がオンラインで一度に行える不動産良否診断システム「カンテイくん」を展開してきた同社は、4月より新サービス「内覧ナビ」を開始する。内覧現場でスマートフォンに表示される画面の質問どおりに進むだけで、チェックするべき箇所をナビしながら、同時に不動産の診断も行われるという。不動産の内覧は、気になる販売物件があっても、何度もできるものではないのが一般的。しかし「内覧ナビ」を活用すれば、チェックすべき箇所や順番、見逃しがちな項目も一度で効率的に確認することが可能とのこと。また、「内覧ナビ」の開始を記念してポイント進呈キャンペーンを4月6日15時より開始する。新規会員登録をした先着30名に限り診断1回分の500ポイントがプレゼントされるとのこと。会員登録は無料。登録はカンテイくんPCサイトから。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月07日フォルクスワーゲンは3日、アイドリングストップなどで低燃費を実現した「ポロ TSI コンフォートライン ブルーモーション テクノロジー」を発売した。日本で発売するポロとして過去最高となる21.2km / リットル(JC08モード)を達成している。同車はフォルクスワーゲンの低燃費技術「ブルーモーション テクノロジー」を採用した1.2リットルTSIエンジンを搭載。具体的には、アイドリングストップとブレーキエネルギー回生システムを組み合わせている。このシステムはトゥアレグ、パサート、ゴルフなど上級モデルに採用され、その自然なエンジン停止、再始動と優れた燃費性能が高い評価を得ている。ポロは従来から、日本で販売するフォルクスワーゲン車の中で最高の燃費20km / リットル(10・15モード)を誇るが、同車はこのエンジンにより、過去最高の21.2km / リットル(JC08モード)を達成した。高級感あるインテリアも特徴のひとつ。ステアリングホイール、ハンドブレーキグリップ、シフトノブにレザーを採用。従来から評価の高いインテリアの質感と合わせて、エントリーモデルでありながら1クラス上の上質なドライビング空間を実現している。直列4気筒SOHCターボエンジンのパワーは105PSで、トランスミッションには7速DSGを採用。価格は218万円で、新エコカー減税対象車。5月から変更される重量税で見た場合、すべての補助金の合計は21万8,400円になる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月04日JAF(日本自動車連盟)はこのほど、JAF会員が優待割引を受けられる施設を簡単に検索できるアプリ「JAFお得ナビ」のiPhone版を配信開始した。全国2万5,000カ所以上の施設を検索できる。JAF会員はさまざまな観光施設、宿泊施設、レストランなどで優待価格を利用できる特典がある。しかし、どの施設で優待を受けられるかわかりにくく、せっかくの優待割引を利用しづらい面があった。「JAFお得ナビ」は、いつでも簡単に優待割引を受けられる施設を検索できるアプリ。Android版は先行して配信されており、すでに2万2,000件以上ダウンロードされている。このアプリは全国の2万5,000カ所以上の優待施設を検索可能。ジャンルやエリア、キーワードによる検索はもちろん、GPSと連携した周辺検索にも対応する。さらに、優待施設に接近するとバイブレーターが作動する設定も可能になっている。その他の機能として、期間限定企画のJAF会員優待情報(お得情報)がリアルタイムに配信される。期間限定企画では通常の割引よりさらに大きな割引を受けられ、イベントにも参加できる。また、独自のクチコミ情報機能も搭載している。利用者が優待施設の感想を自由に投稿でき、施設のおすすめ度が”★1~5”の5段階評価で表示される。同アプリはApp Store「旅行」カテゴリから無料でダウンロードできる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月30日不動産総合情報サービスのアットホームは25日、同社の全国不動産情報ネットワークにおける、2012 年2 月期の新築戸建・中古マンションの登録価格および成約価格に基づく「首都圏の新築戸建・中古マンション価格」を発表した。これによると、新築戸建の成約価格は前年同月比14カ月連続上昇し、東京23区は同4カ月連続下落している。2月の首都圏の新築戸建平均成約価格は、1 戸あたり3,232万円で、前年同月比2.3%上昇し14カ月連続のプラスとなった。これは、比較的価格の高い東京都下で5%超上昇したこと、また、高額物件の多い東京23 区で引き続き成約が大幅に増加していること等によるもの。ただ、23 区が同4カ月連続で下落、神奈川県が同4カ月ぶりに下落、一方、前月比は一転、全エリアで上昇するなど方向感のない動きとなっている。中古マンションの1 戸あたり平均成約価格は2,145 万円で、前年同月比1.4%下落し、再びマイナスとなった。東京23 区で低額物件の成約が増加し、平均価格が1 割近く下落したことが最大の要因。また、23区では前月比が14.0%下落、これにより首都圏平均の前月比は3カ月ぶりに下落に転じた。2月期の調査対象物件数は、新築戸建が登録9,444件、成約2,023件、中古マンションが登録1,682件、成約386件となっている。なお、データは同社ネットワーク流通物件のうち、不動産会社間情報として図面(ファクトシート)で登録された物件をベースとしたものであり、インターネット(ATBB)登録物件は含まれていない。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月27日クルマ選びに「燃費」が重視されるようになってきました。軽自動車の売り上げが急速に伸びているのも、燃費がキーワードになっているからです。環境に対する配慮というのも、もちろんあるでしょうが、とにかくガソリン価格の高止まりがクルマに対する意識を変えています。「ガソリン+電気」駆動のハイブリッドだけではなく、日産『リーフ』のような、ガソリンをまったく使わない完全な電気自動車も登場しています。この「脱ガソリン依存」の動きは加速していくものと思われます。そこで、電気自動車を買いたいかどうか聞いてみました。調査期間:2012/1/25~2012/2/3アンケート対象:マイナビニュース会員有効回答数 826件(ウェブログイン式)Q.クルマを買うなら電気自動車を購入してみたいと思いますか?はい:40.3%いいえ:59.7%電気自動車に対する購入意欲ですが、4割の人が意欲ありです。電気自動車を購入したくないと6割の方に理由を聞くと……充電設備が不安:15.0%(価格が)高い:14.4%走行距離が短い:4.4%「走行距離が短い」は「充電設備」への不安に直結していますから、インフラの未整備が購入意欲をそいでいる状況なのでしょうか。メーカーも、電気自動車の中身についてもっと説明をした方がいいかもしれません(基本的にはバッテリーでモーターを回してるだけなんですけどね)。続いて、こんな質問。Q.電気自動車に対して不安に思うことがあれば教えてください●充電スポット、一度の充電で走れる距離がまだ不十分なのではないか(東京都/女性/30歳)「充電場所に関する不安」が83人。「途中で止まったりしないか」が13人。「航続距離」と答えた方が36人と、充電インフラの整備とその告知が、電気自動車を普及させるためのキーですね。また、このように……、●電気代がどのくらいかかるのか(東京都/男性/35)……充電のコストに関して教えてほしい、という人が33名おられました。確かに。満タンにするのにいくらかかるのか、知りたいところです。例えば、家庭のコンセントから充電できる車種があったとしても……、●マンションの駐車場にコンセントがあるわけじゃないので、充電が大変そう(東京都/男性/30歳)というもっともな意見もありました。逆に、電気自動車を購入したい人の理由は……燃費が良さそうだから:64.4%先進的なイメージがある:27.9%自宅で充電できるから:35.3%エコで地球にやさしいから:40.4%燃費が良さそうが、圧倒的でした。個人的には「乗ってるとネタになってもてそう」とも思います。これからの電気自動車の動向に注目していきたいです。(高橋モータース@dcp)
2012年03月16日三菱自動車は16日、コンパクトミニバン「デリカD:2」2WD車の燃費を向上させて発売した。価格は「X」グレードが154万2,000円、「S」グレードが165万6,000円。今回の改良では、低粘度のCVTオイル採用によってCVT内のフリクション(摩擦抵抗)を低減したことで、「X」と「S」グレード2WD車の燃費がJC08モード燃費消費率で20.0km/Lから20.6km/Lに向上した。これにより、2015年度燃費基準に適合。2012年4月以降の新エコカー減税対象車となり、購入時の自動車取得税と自動車重量税の減税が適用されるほか、新車登録翌年度の自動車税が軽減される。両グレードともに、エンジンは1.2L DOHC 16バルブ4気筒を搭載し、変速機はCTVを採用。乗車定員は5名。なお、アイドリングストップ機能を採用した特別仕様車「S AS&G ホワイトリミテッド」は、既に2015年度燃費基準に適合済みであり、引き続きエコカー減税の対象車として販売される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月16日スズキは27日、燃費向上を果たした、軽乗用車「パレット」と「パレットSW」の2WD・NAエンジン搭載車と小型乗用車「ソリオ」の2WD車を発売した。パレットとパレットSWの2WD(前輪駆動)・NAエンジン(自然吸気エンジン)搭載車は、エンジン制御を見直して燃料カット時間を長くしたほか、低粘度のCVTオイルを採用してCVT内のフリクション(摩擦抵抗)を低減し、燃料消費量を削減。これにより、JC08モード走行での燃費は従来の20.2km/Lから20.8km/Lに向上している。今回改良されたパレットには、「L」「X」、特別仕様車「リミテッドII」という3つのグレード、パレットSWには「XS」、特別仕様車「リミテッドII」という2つのグレードがあり、いずれもエンジンは0.66L DOHC VVTを搭載し、変速機はCVTを採用。乗車定員は4名。価格は、パレットが120万7,500円~131万2,500円、パレットSWが142万8,000円~149万9,400円。ソリオの2WD車(前輪駆動 / アイドリングストップシステム搭載車を除く)は、全グレードに低粘度のCVTオイルを採用。CVT内のフリクション(摩擦抵抗)を低減したことで燃料消費量を削減し、JC08モード走行での燃費は従来の20.0km/Lから20.6km/Lに向上した。今回改良されたソリオには、「G」「X」「S」と特別仕様車「BLACK&WHITE」という4つのグレードがあり、いずれもエンジンは1.2L DOHC VVTを搭載し、変速機はCVTを採用。乗車定員は5名。価格は、138万2,850円~168万3,150円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年02月27日スズキは14日、軽乗用車「MRワゴン」をベースに、同社の低燃費化技術を導入した追加機種「MRワゴン エコ」を発売した。「ECO-L」と「ECO-X」というグレードが用意され、価格は112万1,400円から131万400円。同車は、「アルト エコ」にも採用された低燃費化技術を取り入れることで、燃費性能を進化させた追加機種。これまで設定していた「MRワゴン X アイドリングストップ」と比較した場合、JC08モード走行で3.0km/Lの向上を果たし、27.2km/Lの低燃費を実現している。具体的には、新世代R06A型エンジンおよび副変速機構付CVTに、摩擦抵抗(フリクション)を低減するなどの効率を高める改良が施されたほか、エンジンとCVTの協調制御をより細かく行うことで、パワートレイン全体での燃費性能も向上。停車時に加えて、ブレーキを踏んで時速9km以下になるとエンジンが停止する、新アイドリングストップシステムを採用。アイドリングストップ可能な状態になると点灯するアイドリングストップランプや、アイドリングストップ中にハンドルや専用スイッチを操作するとエンジンが再始動する機能も追加されている。フロントハブ一体構造車軸ベアリングの採用や、リヤ車軸ベアリングの構造見直し、転がり抵抗を低減したタイヤの採用など、足回り部品の改良により走行抵抗の低減も行われている。エンジンは0.66L DOHC 吸排気VVTを搭載し、変速機はCVTを採用、駆動方式は2WD(前輪駆動)となっている。乗車定員は4名。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年02月14日1991年、大阪・東海大仰星高校1年1組のクラスメイトだった3名のトップアスリート、上原浩治(MLBテキサス・レンジャーズ)、大畑大介(元ラグビー日本代表)、建山義紀(MLBテキサス・レンジャーズ)が1月12日、東京・なかのZERO大ホールに集結。「ぴあトークバトルスポーツ快楽主義vol.74新春スペシャル~僕らがラグビー、ベースボールから学んだこと~」の開催に先立ってプレス懇親会が行われ、2012年への意気込みを語った。上原、建山、大畑の写真昨年現役を引退し、現在「神戸製鋼コベルコスティーラーズ・アンバサダー」を務める大畑が、「メディア、講演などさまざまな機会でラグビーを広めるために尽力します。メジャーで活躍する同級生二人の応援、あるいは取材という形でぜひ渡米したい」と口火を切ると、現役メジャーリーガーの建山、上原も今シーズンに賭ける思いを表明。建山は「野球に100パーセント力を注ぎます。大畑にアメリカで取材してもらえるよう、何が何でもメジャーにしがみつく」。上原は「昨年のプレーオフのことは振り返らず、完全に気持ちを入れ替えて4月から飛ばしていきたい」と語った。記者から「3人でやってみたい仕事は?」との質問には、そろって「いっしょにコマーシャルに出てみたい」と返答。建山が「あきらめの悪い男が泥まみれになってやっているシーンなんかいいのでは」と言うと、上原は「ビールやドリンク系がええやん」、大畑は「3人ともケガが多かったので、医療器具とか湿布薬も」と加えた。スポーツライター&キャスターの青島健太をホストに迎え、予定の2時間を超える熱き闘いとなった今回の「ぴあトークバトルスポーツ快楽主義」の模様は、日テレG+(CS放送)で2月10日(金)放送予定。なお、チケットぴあトークバトル特設ページでも2月24日(金)に公開予定。取材・文:宮崎俊哉(クルー)
2012年01月13日