――ドキドキする。まるで自分が恋をしているかのように、ドキドキする。川口春奈と福士蒼汰主演の映画『好きっていいなよ。』は、誰もが一度は経験したことのある恋のドキドキが詰まった純愛ラブストーリー。原作は、月刊「デザート」で連載中の“恋愛バイブル”として人気を集めている同名少女漫画。“めい”と“大和”、漫画の世界の2人の恋愛を現実の世界で川口さんと福士さんはどう体験したのか?2人の恋愛観も気になる!手をつなぐ、キスをする、恋をする。何気ないドキドキがいつの間にか恋のドキドキに変わっていく──そんな恋する気持ちがスクリーンいっぱいに映し出される。なかでも、階段での連続キスシーンはこちらが赤面してしまうほどドキドキッ!演じる本人ももちろんドキドキだった?「撮影期間は、めいとして大和(福士)のことを大好きになっていましたし、イケメンにキスされたら、そりゃもうドキドキしますよね。あの階段のシーンはけっこう難しかったんです。たくさんキスをするので、同じようになっちゃわないようにとか、階段の段差に芝居を邪魔されたこともあったりして。でも、観ている人はけっこう衝撃的かもしれないですね(笑)」という川口さんの言葉に、福士さんも「あんなに連続してキスするシーンはなかなかないですよね」と、微笑みながら言葉を添える。「あの連続のキスシーンは、リハで何度も打ち合わせて…。ここで肩に手を置くとか、どこまで歩くとか、細かく決めていたんですけど、本番の最後の最後で間違っちゃったんですよね(笑)。首を傾けるっていうのを忘れちゃって。結局、そっちの方がよかったみたいで、本編ではそのよかった方が使われています」。映画の中で大和の照れる表情はほとんどなかっただけに、福士さんの照れる表情はなんとも新鮮。少し照れながら、大和になるために必要だったことを説明する。「大和は自分から積極的にいくタイプなので、ドキドキしないっていう設定で演じていました。めいちゃんをリードしていかなくちゃならない立場なので、一緒にドキドキというよりは相手をドキドキさせるような、それくらいの差があった方がいいのかなと思って。だからこそ、最後、めいちゃんにネクタイを引っぱられてキスされるシーンは、ものすごくドキッとしましたね」。大和と出会って、恋をしたことでめいは変わっていく。「人に興味がなくて無頓着だった」というめいは、大和のどんなところに惹かれたのだろう?川口さんがめいの気持ちを代弁する。「大和は情に厚い人で、仲間思い。イケメンでモテていて、みんなからチヤホヤされているんだけれど、自分を見失わないし、大事な人をちゃんと大事にしている。だから、みんな大和の周りに集まっていくのかなって思います」。そこには川口さんの理想も入っていたりする?「それが…私自身はモテている人が好きじゃないんですよ(苦笑)。モテている人と付き合ったりしたら、みんなが寄っていくたびに、取られちゃうんじゃないか…って心配になっちゃうから。それほど目立たないというか、普通の人がいいです」という川口さんの言葉を受け止め、今度は福士さんが、大和がめいに惹かれたポイントを語る。「めいちゃんって、面白いんですよね。こっちから話しかけないと話さないけど、話しかけたときに返してくる言葉が予想もしない言葉だったりする。そんなことを思っていたんだ…と、自分よりも物事を深く考えていたり、物事を客観的に見ていたりするんです。だから、もっと話したい、どんな娘なのか知りたいって思うんじゃないかな。演じていても、めいが何を考えているのか気になっていましたから」。やはり、男も女もギャップに惹かれるのだ。そういえば、大和がめいに惚れるきっかけもギャップだった。めいのあの回し蹴りはインパクトありすぎ!そのシーンの撮影をふり返って、福士さんが「人を蹴るって恐かったでしょう?」と川口さんを労うと、「それがね、ぜんぜん迷いなくだったんだよね…。スカッとしました!」と、これまたギャップのある返し。そして「私自身も男だったらめいちゃんみたいな娘、好きになりますね」と川口さん。たしかに、女性からも好かれるキャラクターであるからこそ、大和のことが好きなライバル女子たちとも最終的に友だちになれるというわけだ。最後に2人に投げかけたのは「めいと大和から教えてもらった、恋愛において大切なことは何?」という質問。福士さんが「想いは伝えるってことですね」と答えると、川口さんもそのセリフをオウム返しで「そうそう、想いは伝えるってことです!」。なんだか、映画のなかのめいと大和の立場が逆転しているかのような、でも心地いいコンビネーション。めいとして、大和として恋をしていたことが、2人のやりとりからしっかりと伝わってくる。「あと、踏み込む勇気をもらいました。いつもなら諦めたり留まったりしたとしても、今回は頑張ってみよう!っていう、そういう勇気を持つ大切さを教えてもらったので、好きな人がいる人は、この映画を観て告白してほしい!」と、川口さんがメッセージを残すように、好きな人に「好き!」って言いたくなる、恋するすべての人の背中を押してくれるこの映画は、きっと原作漫画同様に“恋愛バイブル”になるはず!(text:Rie Shintani/Photo:Nahoko Suzuki)■関連作品:好きっていいなよ。 2014年7月12日より全国にて公開(C) 2014「好きっていいなよ。」製作委員会
2014年07月10日福士蒼汰&川口春奈という最旬若手キャストを迎え、累計600万部を突破した“恋愛バイブル”コミックを映画化した『好きっていいなよ。』。このほど女性を中心に支持を集めている、ファッション誌「ViVi」専属モデルの八木アリサが、本作で映画デビューを飾ることが明らかとなった。16歳の橘めい(川口さん)は友達も彼氏もつくらず、学校ではいつも独り。だが、学校一のイケメン・黒沢大和(福士さん)から突然、一方的に“友だち宣言”をされる。優しく一途な想いを秘めた大和とたくさんの“初めて”を経験して、めいの世界は一気に色づき始めるのだが――。本作が映画初出演となった八木さんが演じるのは、人気ファッション誌の表紙を飾る人気モデル・北川めぐみ。自身にも共通するこの役どころについて、八木さんは「モデルであるということや、性格的にも共感することも多かったです。雑誌撮影のシーンは私がいつもしている『ViVi』撮影そのままなので、あまり覗くことのできないリアルな撮影風景を見ることができるかと思います」と撮影当時をふり返っている。普段モデルとして活躍している八木さんにとって、新たな挑戦となった本作。モデルの仕事との違いについて「現場の雰囲気や撮影の方法も全然違いますし、自分が表現することも違うので、すごく勉強になりました」と新しい挑戦に大いに刺激を受けた様子。さらに今回、八木さん演じるめぐみが、福士さん演じる大和と出会う劇中シーンを収めた写真やメイキング写真の一部も初公開!モデルと女優――2つの顔で魅了するキュートな八木アリサに注目してみて。『好きっていいなよ。』は7月12日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:好きっていいなよ。 2014年7月12日より全国にて公開(C) 2014「好きっていいなよ。」製作委員会
2014年05月23日映画『名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)』のゲスト声優を務める俳優の福士蒼汰と“パックン”ことタレントのパトリック・ハーランが都内の「品川エトワール女子高校」を電撃訪問。“特別授業”として約40名の女子高生を相手に英語の授業を行なった。その他の画像劇場版第17作目となる本作は次々と起こる謎のスナイパーによる殺人事件にコナンたちが立ち向かう。福士とパックンは元米軍人役の声を担当しており、劇中で英語のセリフを喋っていることもあって今回の授業が実現した。福士とパックンが校内放送で自己紹介すると教室に集められた女子高生たちからは歓声が。教室に現れた福士は「Good morning,everyone! How are you?」と英語教師らしく挨拶するも「緊張してますよ、こんなに女子高生に囲まれて…。(教壇は)先生の席なので。僕自身、3年前までそっち(生徒側)にいたので」とやや不安そう?一方で大学の非常勤講師を務めているパックンは慣れたもの。「娘たちがいっぱいいる感じ。お父さんの気分です」と笑顔を見せた。福士は元々、英語を勉強するのが好きだったそうで、英検2級を取得しており、今回、英語のセリフがある役柄を演じたことについて「プライベートでもなかなか英語で話す機会はなかったので、楽しみでもあり不安もありました。でも(収録は)パックンに教えてもらいながらで授業みたいでしたね」と振り返る。さらに「もっと勉強したいと思ったし、全編英語の映画にも出てみたい」と本作を経験してさらに英語熱が高まったようで海外進出にも意欲を見せた。この日の授業では福士も生徒側の椅子に座り、女子高生たちと一緒に課題にチャレンジ! 映画や原作の中に出てくる名ゼリフを英訳するという課題に取り組んだ。特に福士は「君は何者なんだ?」「知る必要はないよ。ただの小学生さ」という会話の英訳を黒板に書くように求められ、スラスラと「Who are you?」「You don’t need to know. I am just a school kid.」と書き連ね、パックン“先生”から見事「100点満点!」と称賛されるなど、その実力をいかんなく発揮していた。授業を終えて久々の学校の雰囲気が「懐かしかった」と笑顔を見せた福士。女子高生たちへの英語習得のアドバイスを求められると「僕は通学の電車でも声に出して単語をひたすら読んでましたし、例文も気持ちを込めて読むようにしてました」と明かし「まず楽しむこと、英語を好きになって勉強することが大事」と呼びかけていた。『名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)』4月19日(土)より全国東宝系にてロードショー
2014年04月09日映画『行きずりの街』の初日舞台挨拶が11月20日(土)、東京・銀座の丸の内TOEI1で行われ、主演の仲村トオル、共演の小西真奈美、窪塚洋介、南沢奈央らが出席した。12年前に教え子・雅子(小西さん)と結婚したものの、その後、離婚した男・波多野(仲村さん)が雅子と再会し、自身を追放した名門女子高をめぐる陰謀に巻き込まれていく姿を描くミステリーロマンス。小西さんとの元夫婦という役どころに、女優・鷲尾いさ子と結婚16年目を迎えたおしどり夫婦と知られる仲村さんは「どんな役でも経験や想像力を使うと思いますが、元夫婦は経験がないし、してはいけないことだなと思い、監督の指示通りやりました」と苦笑い。阪本順治監督は「普段、男の映画ばかり撮っていますが、今回は男と女の映画を撮りました。自分の経験が生かせたのか何なのか…」とおどけてみせ、苦労を聞かれると「52で独り身ですから夫婦は分からないし夜も全然ないので…あ、奈央ちゃんゴメン」と下ネタを口にしかかり“自爆”。同性の仲村さん、窪塚さんはプッと吹き出し、会場は爆笑。それでも「ラブシーンは照れながらやりました。楽しく激しくやろう!って真奈美ちゃんに言いながら…」と続けたが言葉に詰まった様子で「止めます!」と自ら打ち切り。さらに笑いを誘った。一方、本作は仲村さんの出演50本目の記念作で今年が俳優デビュー25周年。お祝いとしてサプライズで、映画『ビー・バップ・ハイスクール』で仲村さんを発掘しデビューさせた故・那須博之監督の妻で、脚本も務めた脚本家の真知子さんからの手紙を、司会者が「那須はいま、もし生きていて、この映画を観たら、きっとこう言うと思います。『いい役者になったなあ。それよりまず、いい男になったなあ』…(抜粋)」と代読。仲村さんは那須夫婦に対し「恩人としかいいようがない」と唇を噛みしめてしみじみ。25年前の自分がいまの自分を見たら?と司会者から問われると、「意外と持ったなぁ、とか、結構続くもんだね、ですかね。あの頃、俳優って面白いなとは思ったけど、続くとか続かないとか可能性すら考えられませんでしたから」と話し、「25年後、僕の100本目の映画でみなさま会いましょう!体を大切に、いいものを食べてください」と観客に軽妙なメッセージ。会場を盛り上げた。『行きずりの街』は全国にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:行きずりの街 2010年11月20日より全国にて公開© 2010「行きずりの街」製作委員会■関連記事:仲村トオル、玉山鉄二、岸谷五朗、渡部篤郎主演の横山秀夫サスペンス4編の予告編到着【TIFFレポート】仲村トオル俳優デビュー25周年50度カクテル一気飲み「ファイヤー!」仲村トオル、チャン・ドンゴンとの再会に感激!『行きずりの街』韓国公開も即決定ハズレなし!「映画館大賞2010」まもなく発表中谷美紀が選ぶ「1本」は?来年の東映は『ゼブラーマン2』セクシー衣裳から『桜田門外ノ変』まで注目作ズラリ!
2010年11月20日エイベックスとNTTドコモによる携帯電話専用放送局「BeeTV」にて放送される韓国ドラマ「キミの記憶をボクにください〜ピグマリオンの恋〜」に女優の南沢奈央がヒロイン役で出演することが発表された。オール韓国ロケによる、BeeTVにとって初めてのオリジナル韓国ドラマとなる本作で海外進出を果たす南沢さん。そんな彼女の共演者となるのは「コーヒープリンス1号店」などの話題作に出演し、人気沸騰中の若手俳優キム・ジェウクと、韓国版「花より男子」のF4メンバーの一人を演じ高い人気を誇るキム・ジュンの2人。記憶障害で、愛する恋人との思い出は憶えているものの、その恋人の顔を忘れてしまったミカと、亡くした恋人の記憶に苦しみつつ、親友の恋人であるミカに恋してしまうギヨン、そしてミカの恋人で、彼女との愛とギヨンとの友情のはざまで苦しむヒョンジュンという、国籍の違う3人の切ない愛が描かれる。韓国へと乗り込んだ南沢さんだが、撮影現場の様子について「みんな優しいです」とコメント。「もし自分が逆の立場で、日本に韓国の方がいらっしゃっても、そんなに話しかけられないのでは?と思うのに、みなさん日本語でどんどん話しかけてくれます。ジェウクさんは日本語が話せますが、ジュンさんは話せないのに勉強してきてくださって、話しかけてくれます」と2人の優しさに感動した様子だった。そして「(言いたいことを)書いたり、ジェスチャーしたりしてコミュニケーションをとっています」と明かしてくれた。本作の見どころについては「ミカの記憶が戻った後、両方(の男性)を好きになってしまう複雑な心の揺れや気持ちのすれ違いなど、友情と恋愛のはざまを最後まではっきりとは描かないのですが、そこがいろいろな見方ができておもしろいのではないかと思います」と自信をのぞかせた。ジェウクは撮影について「この環境自体がすごく楽しくて不思議です。日本の役者さんと芝居するのが初めてなので、そのこと自体が楽しいですね。(南沢さんと)コミュニケーションをとるのも日本語ですし。ちゃんとみんなが南沢さんをケアしている雰囲気もすごくいいと思います」と楽しそう。見どころを尋ねると「ジュンくんの日本語と奈央ちゃんの韓国語かな(笑)」とおどけつつ答えた。ジュンは南沢さん、ジェウクの印象をそれぞれ「(南沢さんは)目がきれいな方だと思いました。(ジェウクは)初対面でしたが、(これまでの)作品の中のイメージとは違いましたね。気楽な友達のような感じです」とかなり打ち解けた様子を感じさせた。そして自身の役柄について「非現実的な設定の中で、友情や愛情に苦しむ役なので、最初は受け入れるのが難しかったです。でも役名(ヒョンジュン)が本名と同じということもあり、キャラクターに似ているところもあるような気がします。優柔不断なところとかね(笑)」とこちらも笑顔で答えてくれた。メガホンを握るのは「私の名前はキム・サムスン」のキム・ユンチョル。海外へと活躍の場を広げた南沢さんが、韓国の人気俳優たちとどのような化学変化を見せるのかご注目!「キミの記憶をボクにください〜ピグマリオンの恋〜」は3月20日(土)より配信開始。BeeTV公式サイト■関連作品:コーヒープリンス1号店 [海外TVドラマ]■関連記事:コン・ユ「僕にとって一生忘れられない作品」と語る「コーヒープリンス1号店」シネマカフェ的海外ドラマvol.62「コーヒープリンス」へようこそ!最終回シネマカフェ的海外ドラマvol.61「コーヒープリンス」へようこそ!その3シネマカフェ的海外ドラマvol.60「コーヒープリンス」へようこそ!その2シネマカフェ的海外ドラマvol.59イケメン限定「コーヒープリンス」へようこそ
2010年02月22日