この世に生を授かったからには夢を持って生きたいけど、さまざまな理由からあきらめてしまった人も多いと思います。かくいう筆者も中学生まではNBA選手になりたいと本気で思っていましたが、一身上の都合により断念しました。COBS ONLINE読者の皆さまは、どのような夢を持っていたのでしょうか。アンケートで「あきらめた夢」について聞きました。調査期間:2011/5/27~2011/6/1アンケート対象:COBS ONLINE会員有効回答数 956件(ウェブログイン式)■職業編「キャリアウーマンになること。就職活動のときにOG訪問をして、まだまだ女性の働く環境は整っていないと感じました。就職活動初期には総合職を志望していましたが、やりがいはなくても長く働けそうな一般職で応募するようになりました。今は一般職として働いています」(25歳/女性)「学校の先生になること。でも、小学校は体育が苦手だったので挫折。中学か高校の先生を狙ったのですが、お声がけをいただいた学校は荒れ放題……。こんな生徒たちの相手をするのは無理だと思い、あきらめました」(33歳/女性)「ミュージシャンになること。でも、プロになるということは、自由に音楽ができる可能性を失うことだと気付き、あきらめました」(24歳/男性)「通訳や翻訳業など外国語に関係する職業に就くこと。でもプロの通訳や翻訳の仕事には、英語力はもちろんのこと、日本語も完ぺきでないとできない仕事であると気付かされました。日本語のボキャブラリーが少なすぎて……」(29歳/女性)特に多かったのが、ミュージシャンや漫画家、小説家など表現系の職業や、野球、サッカーといったプロスポーツ選手への夢をあきらめたという人。「才能がなかった」「一握りの人しか食べていけない」と挫折したケースが目立ちました。ピアニストを目指した女性の意見としては「趣味にとどめておいた方がずっと好きでいられると思った」(29歳)というものもありました。■人生プラン編「24歳、遅くとも20代で結婚したいと思っていました。29歳になった今、彼氏もいないので絶望的だと思う……」(29歳/女性)「初めて入った会社で初の女性課長になること。仕事と結婚しているような状態で働いていたのですが、結婚で会社を辞めたのであきらめました。今は良かったと思ってますが」(29歳/女性)「大学院への進学を、お金の問題であきらめました。一人暮らしをする必要があったのですが、きっと一人暮らしをしたら家事で時間が追われるし、貯蓄を崩さないといけなくなると思ったら、いろいろと心配になって……」 (26歳/女性)女性に多いのが、結婚時期についての悩み。「当時、付き合っていた人と家庭を築くことが夢だったけど、振られてしまいました」(26歳/女性)という切ない声も。一方で、「子どものころ、パパと結婚したかったけど、できないことに気がつきました」(27歳/女性)というかわいらしい回答もありました。パパもさぞかし残念がっていることでしょう。■番外編「バイクで世界旅行に行くのが夢でしたが、バイクのセンスが無さすぎてあきらめました。免許を取るために通った教習所でそれを実感しました」 (27歳/女性)「名探偵コナンにあこがれて探偵になりたかったのですが、実際に殺人事件を解決するのは警察だと気付きました(笑)」(23歳/女性)「ミステリーハンターになりたかったけど、なり方がわかりませんでした」(28歳/女性)このほか、「外国人」「ドラえもん」「魔法使い」といった珍回答も続出。さすがにこれらの夢をかなえるのは無理だと思いますが、一度はあきらめてしまったとしても、次の夢に向かってチャレンジしていく前向きな気持ちは持ちたいものですよね。筆者も今からNBA選手になるのは無理ですが、「食べていけるライター」を目指して頑張っていくので、ぜひ応援を!(仕事をください)(宮崎智之/プレスラボ)【関連リンク】【コラム】夢を見るときは何語!?……バイリンガルの頭の中はどうなってる?【コラム】夢の中なら何をしても……。芸能人とあんなことしちゃいました!【コラム】「夢占い」で深層心理を探ってみた
2011年08月14日