公開中の映画『はじまりのうた』で主演を務めたキーラ・ナイトレイのコメントが届いた。本作でナイトレイは、『once ダブリンの街角で』を大ヒットさせたジョン・カーニー監督と組み、駆け出しのミュージシャンというこれまでに演じたことのない役柄で新たな魅力を放っている。その他の画像ナイトレイは1985年生まれの英国人女優で、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズや『ラブ・アクチュアリー』などの人気作に出演する一方、文芸大作『つぐない』や『危険なメソッド』『アンナ・カレーニナ』『イミテーション・ゲーム』などの作品で演技力が高く評価されている。しかし、彼女は「突然気付いたんです。過去5年ほど出演した作品すべてで、大体が死ぬ役でした」という。「そこで、情緒不安定になるとか死ぬといった事を経験しなくていいような事をやりたいなと、切実に思ったんです」。そんなある日、彼女の元に、『ONCE ダブリンの街角で』のジョン・カーニー監督の新作の脚本が届く。本作で彼女が演じたグレタは、ミュージシャンの恋人に裏切られるが、落ちこぼれの音楽プロデューサーのダンと出会い、NYの街で共に音を鳴らし、歌声を響かせる中で少しずつ自分を取り戻していく。「素晴らしい脚本でした。非常にポジティブで、そこが私が本当に気に入った所で、ユーモアもたっぷりでした。この映画は希望に満ちたものの“きざし”のようなものを見せてくれると思うんです。何かがどこで起きるかは、誰にも分からない。でも試してみた方がいい。何故やってみないの? こういう感じの所が、私は本当に気に入りました」。また、ダン役を名優マーク・ラファロが演じることも大きな決め手になったようだ。「長年にわたり、彼の出演作の大ファンでした。彼の傍に立ち、彼が何をするのか、どうやるのかを見届ける機会を、純粋に持ちたいと思いました。彼は正に、世界で一番愛くるしく、素敵で、面白くて、才能豊かな方です。本当に楽しかった。この映画に出てる全てのキャストが、共演できて本当にラッキーだったと思います。かなりアドリブが多い作品だったから、他のキャストとの関係性とか化学反応はものすごく大切でした」。出演を決めた彼女はさっそく、脚本を読み込みながら“音楽”のトレーニングを開始したという。劇中でグレタは自身の感情を“歌”で表現するからだ。「ヴォーカルのコーチをつけて、どの音が自分に合うかを見つけようとしていましたが、それも楽しい作業でした。私は歌手ではないです。映画では歌っていますが、私らしい表現方法ではないです。だから表現を探さないといけなかった。クリエイティブで、エモーショナルで、歌声も(グレタというキャラクターの)パーソナリティにあったものを」。ナイトレイは撮影前には入念に準備を重ね、フィルムが回るとアドリブを交えながら“グレタ”として振舞った。彼女の自然で、しかし力強い演技は多くの観客から評価されている。『はじまりのうた』公開中
2015年02月10日キーラ・ナイトレイ主演映画『はじまりのうた』2月7日(土)公開を前に、劇中曲『LOST STARS』を若手女性シンガーソングライター・片平里菜がカバーした弾き語り映像が公開された。弾き語り映像『はじまりのうた』は、ニューヨークを舞台に人生に行き詰った人々が、音楽を通じてそれぞれが抱える問題と向き合い、新たなスタートを切るべく奮闘する物語。キーラ・ナイトレイとマーク・ラファロが共演し、人気バンド・マルーン5のリーダー、アダム・レヴィーンが本作で映画デビューを果たしたことも話題となっている。アカデミー賞のオリジナル歌曲賞を受賞した『once ダブリンの街角で』のジョン・カーニーが監督と脚本を手がけた。片平がカバーしている『LOST STARS』は、主人公グレタ(キーラ・ナイトレイ)がデイヴ(アダム・レヴィーン)へクリスマスプレゼントとして贈ったもので、純粋に音楽を愛するグレタが、同じく音楽を愛する彼への想いを綴った特別な一曲だ。映像ではゆっくりと丁寧に歌いながら並べられる歌詞も印象的。本作に深く共感し、冒頭から涙が止まらなかったと語る片平が生声とアコースティックギターのみで歌う姿は、まるでグレタがそこに投影されたかのようで、切なさ溢れる美声に酔いしれることができる唯一無二の仕上がりになっている。また、現地2月22日に行われる第87回アカデミー賞授賞式にて、アダム・レヴィーンが登壇し、この『LOST STARS』を披露することも決定。既に本作を公開した各国で、この曲をカバーする人々が続出しているだけに、また世界中でブームを巻き起こすことになるだろう。『はじまりのうた』2月7日(土)シネクイント、新宿ピカデリーほか全国公開
2015年01月30日本年度ゴールデン・グローブ賞にも、別々の作品ながら揃ってノミネートされていたキーラ・ナイトレイとマーク・ラファロが出演する映画『はじまりのうた』。このほど、全米で異例の口コミヒットを記録した本作から、キーラのキュートなファッションに注目した未公開画像が到着した。本作は、ニューヨークの街角を舞台に、売れっ子ミュージシャンの恋人デイヴ(「マルーン5」アダム・レヴィーン)に振られたグレタ(キーラ・ナイトレイ)が、偶然出会った落ち目のプロデューサー、ダン(マーク・ラファロ)に音楽の才能を見出され、自らの恋愛と生き方を見つめ直していく、元気をもらえる物語。監督は『ONCE ダブリンの街角で』でアカデミー賞「歌曲賞」を受賞したジョン・カーニー。キーラは、本作でギターを奏でながら歌声を初披露。また、「マルーン5」のアダム・レヴィーンが彼女の恋人役でノーギャラで出演し、映画デビューを果たしている。今回届いた未公開画像は5点。キーラとマークのカットは、マーク演じるダンの愛車ジャガー・マークXに寄りかかる2人。アルバム制作に当たり、娘ヴァイオレット(ヘイリー・スタインフェルド)を誘うことを提案するダン。サングラスとタバコ、ジャケットと、音楽プロデューサーらしいスタイルがよく似合っている。また、キーラとアダムのカットは、ふたりで作った楽曲が映画の主題歌に抜擢され、レコード会社のスタッフたちに曲作りの上でも彼女が大切なパートナーであることを紹介する一幕で、ふたりの仲睦まじい様子がよく分かるラブラブなシーン。だが、やがてデイヴの浮気が発覚。別れたふたりが彼の頼みで再会するシーンが3枚目のカット。スターダムにのし上がった彼は髭を蓄え、付き合っていたころの面影はない。その一方で、髪をアップにし、赤いワンピース着るキーラが何ともキュートだ。さらに、さまざまな観光名所があるニューヨークの街じゅうで行われたレコーディングでは、キーラは流行のパンツスタイルを披露。マークと街を歩くカットでは、アルバムを完成させたばかりのふたりの清々しい表情も印象的だ。なお、本作はアパレルセレクトショップ「ナノ・ユニバース」とのコラボグッズを販売することが決定。ポスタービジュアルと同じ映画の世界観そのままのデザインTシャツとニューヨークの街並みを切り取ったトートバックで、いずれもユニセックスな仕上がり。コラボ商品は公開劇場の一部で個数限定販売されるほか、映画公式サイト、ナノ・ユニバース公式サイト(1月16日よりUP)からも購入できる。『はじまりのうた』は2月7日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:はじまりのうた 2015年2月7日より全国にて公開(C) 2013 KILLIFISH PRODUCTIONS, INC. ALL RIGHTS RESERVED
2015年01月15日9月20日(土)に公開を迎える『バツイチは恋のはじまり』。ひと足お先に公開された本年度のフランス映画祭では、最高賞の「観客賞」に輝いたばかり。主演を務めるのは、『イングロリアス・バスターズ』で大ブレイクしたダイアン・クルーガー。バレエを学び、モデルとしても輝かしいキャリアを築いた彼女は、3か国語を操るクール・ビューティーだ。本作でも、カジュアルスタイルから鮮やかなドレスまで幅広い着こなしはさすが!オシャレ女子は要チェックのダイアンのファッションに注目した。歯科医師のイザベル(ダイアン・クルーガー)は、イケメンで仕事がデキる完璧な彼氏とパリで同棲中。結婚式を数か月後に控えるも、一家に代々伝わる「一度目の結婚は必ず失敗する」という呪いのようなジンクスが気になって仕方がない。「何とかしてバツイチになりたい!」と考えるイザベルは、お調子者の旅行雑誌編集者ジャン=イヴ(ダニー・ブーン)を口説き落とし、結婚して即離婚をしようと決意。彼の世界半周旅行に同行することに…。まず、誰もが目を奪われるのは、ジャン=イヴと出かけたイザベルのパーティ用の真っ赤なドレス。こちらは、今年映画のモデルになったことでも話題の「イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)」のもの。胸元に深く大胆なスリットが入っているが、計算しつくされたラインのおかげでいやらしさはなく上品。大人の女性らしさを際立たせている。そして旅行中は、1枚でサラリと着れるワンピースをチョイス。たとえラクチンな服でも、素材に気を使うのが大人の女性ファッションだ。フランスのファッションブランド「ザディグ エ ヴォルテール(ZADIG&VOLTAIRE)」は、ラグジュアリーな素材でもリラックス感のあるファッションを提案しているとあって、普通のワンピースとは一線を画している。また、冬のパリでは洗練された「ベル・エール(BEL AIR)」のダウンで差をつける。有名デパート「Galeries Lafayette (ギャラリー・ラファイエット)」を始め、パリに20店舗以上のオンリーショップを構える日本未入荷のブランドだ。表情に変化をつけたいときには、やはりメガネがマストアイテムだろう。本作ではニューヨークを拠点に展開する「セリマ・オプティーク(SELIMA OPTIQUE)」を使用。デザイナーのセリマ・サラウンは、ここ数年のニューヨークのファッションシーンに多大な影響を与えたひとりで、ナオミ・キャンベル、マドンナ、ソフィア・コッポラ、ローリン・ヒルなど、オシャレセレブの間でも愛用者は多い。最後に、その人のオシャレ度を一瞬で確認できるものといえば、時計。1833年創業の高級時計マニュファクチュール「ジャガー・ルクルト(Jaeger-LeCoultre)」をさりげなく身に着けているとは、さすがブランドアンバサダーのダイアン。デザイン性だけでなく、機能性にもこだわるのが、デキる女の技だ。そんなダイアンが、驚くほどのキュートさで明るいコメディエンヌぶりを発揮している本作。日本の女子たちも、ぜひ彼女のオシャレを参考にしてみて。『バツイチは恋のはじまり』は9月20日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか公開。(text:cinemacafe.net)
2014年08月01日「恋したいな~」「好きな人欲しいな~」なんて思ったことはないでしょうか。「もう5年も恋してないよ」なんて言う女性の方もちらほら見かけます。そんな恋愛を忘れてしまった女性に、ぜひ分かってもらいたい!実はあなたが気づかない内にもう恋は始まっているのかもしれません!そこで今回は、あなたが無意識にしていることから相手に恋してるのかしてないのか、考えてみましょう。■1.自然と意識してしまう「やっぱり、意識し始めることが好きってことなのかなって思います。私は好きになると変に意識しちゃって話せなくなっちゃったりしちゃうんですよね。それでいつも気づきます。」(27才/看護)自然と目で追っちゃってたり、自然と考えてしまったり・・・。今まで何とも思ってなかったのに、意識してしまうことで上手く話せなくなってしまったり・・・なんて経験はありませんか?話しかけるタイミングや、何を話すのか、など色々と考えてしまうんですよね。やはり好きになるとどうしても相手のことを考えてしまうようです。■2.一緒にいて心地よい「やっぱり、一緒にいて落ち着くなーって思ったときは好きなのかなって思いますね」(27才/銀行)「一緒にいて癒されるな」「一緒にいて落ち着くな」そう感じたことはないでしょうか。っそれはあなたが無意識のうちに相手のことを気に入ってるからこそ、感じているのではないでしょうか。■3.ふたりきりで会いたくなる「好きになるとやっぱり会いたくなる!もっと相手のこと深く知りたくなるし、もっと一緒にいたいなって思います!大勢で遊ぶと話せるのが少なくなったりしますしね。」(20才/学生)「大勢じゃなくてふたりで遊びにいきたいな・・・」なんて思ったことはないでしょうか。それはあなたが無意識に彼のことをもっと深く知りたいと思っているサイン。ぜひ一回彼をデートに誘ってみてください。もっと彼のことを良く知って、さらに意識してしまうかもしれませんね。■4.他の子といるともやもやする「別に好きだなんて思ってなかった人がいたんですけど、その人が他の女性と楽しそうに話してるのを見て、自然と嫉妬しちゃったんですよね。結局そのまま会話に割り込んじゃいました(笑)そこから好きと気づいたのでアタックしてます。」(26才/アパレル)相手が他の女性と仲良くしてるところを見てもやもやしちゃうなんて、これはもう好きなのでは!何の感情も無い相手に嫉妬するなんてことはないはずです。好きになると少しでも独占したいと言う感覚が出てきてしまうもの。その感覚を気のせいだと押し殺してしまってはもったいない!ちゃんと恋のサインだと気づいてくださいね。■おわりにいかがでしたか?恋愛を忘れてしまった人は、ぜひ「これが恋だったのか!」と思い出してください。この記事を読んでるときにある人の顔が浮かんだ方、もう恋は始まっているのかもしれませんね。(霧島はるか/ハウコレ)
2014年07月24日公開中のファンタジー大作『オズ はじまりの戦い』には俳優やCGアーティストに加え“マリオネット・アーティスト”が参加している。映画の豊かな世界を“裏側”から支えたフィリップ・ヒューバーのコメントが届いた。関連動画本作は、作家ライマン・フランク・ボームが生み出した偉大な魔法使いオズの“知られざる過去”を描いた作品。冴えない奇術師のオズ(ジェームズ・フランコ)が竜巻に飛ばされて魔法の国に迷い込み、同じ名前を持つ伝説の魔法使いと間違われてしまったことから壮大な戦いに巻き込まれていく様を描いている。近年、CG制作では、俳優の動きや表情をリアルタイムで記録してCGを動かす技術“モーションキャプチャー”が活用されるケースが多い。しかし、本作ではサム・ライミ監督が“手作り”のテイストを映像に取り入れることにこだわり、マリオネット・アーティストのヒューバーが招かれた。彼は、主人公オズが旅を共にする陶器の少女の出演シーンをマリオネットで演じ、その映像を基にCGが描かれた。ヒューバーは「恐らく初めてCGキャラクターの参照として、マリオネットが使われたんだ。素晴らしいアイディアだと思う。完成した映画の中で、この人形そのものが現れることはないと思うけど、僕の作り上げた彼女の動きを、アニメーター達が可能な限り参考にして再現していくわけだからね」と語る。劇中に登場する陶器の少女は、デジタルで再現された陶器の質感と繊細な表情、マリオネットの少しぎこちない動き、そして俳優の情感豊かな声の演技が合わさり、これまでにないキャラクター表現を成功させている。しかし、生身の俳優と比較すると、声優やCGアーティストに対する評価は低い。「今回はみんなの共同作業で、僕はパフォーマンスの一部をクリエイトしているけど、(声を演じた)ジョーイ・キングも声においてすごく大きな部分をクリエイトしているし、彼女の表現するエモーションというのも非常に大事になってくる。さらにCGのアニメーターが非常に細かい部分をクリエイトしてくれる。つまりこの役は、主に3つの要素を合わせることで出来上がっているわけだ。僕はパフォーマンスを実際に作り上げている人を正当に評価するのは非常に大事なことだと思う」。上映中、観客の多くはキャラクターの裏側に誰がいるかは意識しないし、作り手は意識させない表現を目指している。しかし、上映が終わった後は、カメラの前に立つ俳優と同じだけ、声優やアニメーター、CGアーティスト、そしてヒューバーのようなアーティストが評価されてよいのではないだろうか。『オズ はじまりの戦い』公開中
2013年03月12日