今年は、エンタメ界に素敵なシンクロニシティが起こりました。ファッションデザイナー、ガブリエル・シャネルの生涯を描いた作品が、2009年だけで3本も誕生。大地真央主演に舞台も上演されるなど、今年はまさにシャネル・イヤーなのです。シネマカフェ読者にも、シャネルのファンは多いはず。女性なら一度はシャネル・スーツに身を包んでみたいという想いがあるのではないでしょうか。数々の功績と伝説に彩られた、ココ(シャネルの愛称)の人生については、ある程度は知られています。でも、まだまだ知らないことはいっぱい。そんなココの生涯を、違った視点で辿ることができるのですから、ファッションに関心のある人にとってはこの上ない喜び。もちろん、ファッションにはそれほど興味がないという人にも、時代を築いた女性の一代記として十分に見応えを感じられるはずです。そんな作品たちの中で、成功するまでのガブリエル・シャネルの軌跡を辿っているのが、『ココ・アヴァン・シャネル』。直訳すると、シャネル以前のココ。つまり、“シャネル”としての名声を得る前の無名時代を中心に描いています。シャネル初心者にとっては、最も親しみやすい作品かもしれませんね。シャネルという魅力的な人物が形成されていった時代性、彼女の成功を後押しした数々の出来事、成功の影で犠牲になった平凡な幸せなど、背景もきちんと描かれているので、シャネルというブランドの精神や、その魅力の必然性などを感じられると思います。もちろん、「シャネルについてはいろいろ知っている」という大ファンが痺れるような仕掛けもいっぱい。ココが実際に所有していたアクセサリーが登場したり、コンセルヴァトワール・シャネルの協力により貸し出されたドレスとジュエリーが登場したり。特にファッションショーのシーンは注目。モデルたちが着用しているのは、衣裳ではなく全てが本物のシャネル。大変な眩さでした。ところで、オドレイがシャネルを演じるのでは「キュート過ぎるのでは?」と思うかもしれませんが、なかなかどうして。ボーイッシュ=中性的な魅力で、女性の社会進出の基礎を築いた芯の強さや、“デコラティブ”の対極にある“シンプル”を体現。意志の強そうな大きな瞳が、ココが秘めていたであろう情熱を、エレガントに魅せてくれました。しかも、彼女はシャネルNo.5の現役ミューズ。広告用フィルムの監督は『アメリ』のジャン=ピエール・ジュネ。以前、ニコール・キッドマンと『ムーラン・ルージュ』のバス・ラーマン監督が組んだ映像も話題となりましたが、今回も映画界のゴールデンコンビならではの、ドラマティックな映像が楽しめます。「CHANEL No.5 THE FILM」はシャネルの公式サイトで鑑賞可能。9月の『ココ・アヴァン・シャネル』公開までちょっと時間がありますから、それまではNo.5の映像を味わってみてください。次回は、シャネルを描いたほか2作をご紹介します!(text:June Makiguchi)『ココ・アヴァン・シャネル』公式サイトシャネル公式サイト■関連作品:ココ・アヴァン・シャネル 2009年9月、全国にて公開© Haut et Court - Cine@ - Warnerbros. Ent. France et France 2 Cinema■関連記事:世紀のデザイナーを熱演オドレイ「知られざるシャネルの喜びや悲しみを伝えたい」オドレイ・トトゥ&シャーリー・マクレーンそれぞれのシャネルが映す女の生きざま
2009年06月12日どんどん秋めいているのに、まだまだ暑いこの季節。夏から秋へ移り変わるシーズンは、ファッションも何を着ればいいのか困ってしまいますよね。今日はいつものお洋服に少し秋気分をプラスしてくれる、秋小物をご紹介します。小物から秋を取り入れて、秋を先取りしてみませんか?■ 季節を先取り。小物から始める、秋のファッションコーディネート帖秋の気配を感じながらも、じんわりと汗をかいてしまうこの時期。真夏でもなく秋とも言い切れないこんな季節は、ファッションも迷いがちです。そんな時には、夏に着ていたお洋服に秋仕様の小物を合わせましょう。小物からコーディネートがぐぐっと秋めきます。トップス:スタッフ私物スカート:ランダムフレアスカートdignite(9月中旬発売予定)< Before >白いトップスと茶色いスカートのファッションコーディネート。ラフィアのクラッチバッグやサンダル、大振りのアクセサリーを合わせて夏の装いです。トップス:スタッフ私物スカート:ランダムフレアスカートdignite(9月中旬発売予定)服はそのままに、バッグや靴といった小物をチェンジ!同じコーディネートでも、小物を変えることによって秋口にぴったりな装いに。コーディネートにプラスしたバッグは「LSSCENEバンブーハンドル2WAYミニバッグ」。リッチな風合いながらも気兼ねなく使える合成皮革のボディに、上品なバンブーハンドルを合わせた2wayバッグはどこかクラッシックな印象です。肩掛けにしたリ手で持ったり、アクセサリーを着けるような感覚で身につけられるのに、長財布もしっかり入ってその収納力も抜群です。▼ご紹介した商品⇒ 「LSSCENEバンブーハンドル2WAYミニバッグ」 プラスした秋仕様のパンプスはこちらの「レース切替パンプスchampdefleure」。立体的なフロッキーレースにスエード調素材を合わせたパンプスは、秋をいち早く先取りできるデザインです。こんなレース切り替えのポインテッドトゥなら、足元に取り入れるだけで装いに女性らしい品が生まれますよ。▼ご紹介した商品⇒ 「レース切替パンプスchampdefleure」 ■ おめかししたいお出かけにも♪今日ご紹介したアンジェの秋小物たちは、きちんと感も出せるから食事会やコンサートのようなちょっとおめかしして行きたいようなお出かけにもぴったり。ワンピース:ラップ風ワンピースdignite(9月中旬発売予定)ぜひこんな秋小物たちで、季節を先取りして、秋のお出かけを楽しんでみませんか? ■ファッションのはなし
2001年12月05日2月も折り返しがすぎ、いよいよ春物ファッションを本格的にチェックしていきたい時期ですね。今回は、今の暮らしに合ったデザイン・仕様にアップデートしたアイテムについて、カテゴリー別にご紹介します。ずっと変わらないと思っていた定番アイテムでも、暮らしの変化の中で、出番が減ったり、一昔前な雰囲気が出てしまったりとファッションは日々変わりゆくもの。今年の春、これからの新定番として活躍すること間違いなしのアイテム、ぜひ一緒にチェックしてみてくださいね。デニムは、「ライトグレー」「ブラック」にカラーチェンジで新鮮さをプラス誰もが1枚は持っていて、通年活躍する万能アイテム「デニム」。暖かな陽気に加え、軽やかな素材のトップスとも相性ばっちりだから、春には特に良く着るという方も多いと思います。ブルーデニムが主流ですが、今年はそのお馴染みのカラーとはひと味違う、「ライトグレー」や「ブラック」デニムが注目されているんです。そんないつもと違うカラーのデニムを取り入れるなら、アンジェスタッフも愛用率の高い 「ライクラ混デニム ボーイフレンドスキニー × フルレングス」 がおすすめ。最大の特徴は、ライクラ®ファイバーという特殊繊維を使用することで実現した驚異のストレッチ性。伸びるだけでなく、縮む力もあるから、ほどよく脚にフィットし、きれいなラインをつくってくれます。初めて履いたスタッフが「ジャージみたいに楽!」と驚くほどの快適さだから、おうちで過ごすときにもぴったり。「ライトグレー」や「ブラック」はどんな色とも合わせやすいため、コーディネートに悩む必要はなし!いつものブルーデニムに合わせているものとの組み合わせでも、デニムのカラーを変えるだけで今年っぽさを感じられますよ。 【ご紹介したアイテム】感動の履き心地。隅々までこだわった人気の本格加工ストレッチスキニーデニムの、フルレングス。股上は浅すぎず、フィット感があり快適な履き心地です。⇒ ライクラ混デニム ボーイフレンドスキニー × フルレングス【送料無料】」 ニットは、キレイ色×変化球デザインでカジュアル仕上げおうち時間が多く、ファッションの傾向もカジュアル志向に向かっている今。これまで以上にニットやパーカー、スウェット地のトップスなどラフに着られるものが活躍していると思います。真冬の厚手ニットから春ニットに移行するなら、「カジュアルに着られる」が今の気分。 「3WAY レイヤードニット/Agreable【送料無料】」 は、編地の異なる2枚のニットを重ねて着る新鮮な着こなしができるアイテム。上に来るショート丈のニットは「片畦編み」で、ほどゆるシルエット。下に来るのは、程よいフィット感の「リブ編み」で、スッキリとしたデザイン。2つをあわせると、立体感が出るから、シンプルなボトムとあわせても、遊び心のあるカジュアルニットコーデが楽しめます。また、単品で使っても万能!・「片畦編み」ニットはトレンドのシャツとのレイヤードに・「リブ編み」ニットは、暖かくなってからも1枚で単品使いとセット使いの合わせ技で、コーディネートの幅が広がる、2枚セットが嬉しいアイテムです。 【ご紹介したアイテム】リブ編みニットと片畦編みの2種類の長袖ニットのセット。重ねて着れば、旬のレイヤードスタイルに。冬から春先まで活躍します。⇒ 「3WAY レイヤードニット/アグレアーブル Agreable」 スカートは、今年も長め丈!&楽チン着心地ムードへ先にご紹介したデニムやニットにも共通する今年らしさは、「カジュアル感のある楽な着心地」。長い時間をおうちやご近所周辺で過ごすのに、欠かせないキーワードですよね。これまでよくスカートを履いていたという方も、おうち時間が増え、ふわっとフレアなタイプやピタっとしたタイトスカートなど、シワや座り方に気遣うアイテムの出番が減っていませんか。 「細プリーツ タイトスカート/Agreable【送料無料】」 は、おうちでも快適にスカートスタイルを楽しみたい方にぴったりの1枚。ストンと落ちるIラインシルエットだからぴたっとしすぎず、おしりや腰のラインを拾わないデザイン。ウエスト全体がゴムになっているからストレスフリーな履き心地で、生地全体もストレッチがきいていて、足さばきもスムーズ!シワにもなりにくいから、ずっと座っているお仕事の日も安心して着ることができます。一見ハードルが高そうに見える少し光沢感のある素材は、今っぽいカジュアルコーデをつくるにぴったり。きれいめにあわせるよりも、パーカーやスニーカーなどカジュアルコーデの定番アイテムと合わせて、バランスをとる今年らしいコーディネートに挑戦してみませんか。 【ご紹介したアイテム】細かなプリーツが入った光沢素材で、トレンド感たっぷりの旬顔スカート。細すぎないタイトシルエットで、スタイルアップも。⇒ 「細プリーツ タイトスカート/アグレアーブル Agreable」 目から上が"顔"時代!?アクセサリーは、シーズナル&華やかに外出時はマスクが欠かせない今。いつものようにメイクをしてもほとんど隠れてしまい、リップやチークなど顔に明るさを与えてくれるメイクの効果が激減、、、。そんなちょっと寂しい顔周りにプラスしたいアイテムは、「大ぶりなピアス」。耳元にピアスやイヤリングをつけることで、目から上しか見えていなかった顔周りに、アクセントが加わり印象がぱっと華やかに。印象付けるには、小ぶりなものよりも存在感のある大ぶりなものが◎。 「MSNOM リングラタン ピアス/イヤリング タッセル付き」 は、爽やかな印象のタッセル付きのラタンリングを付けはずしでき、2wayで楽しめるデザイン。ラタンリングを外すと、極小ビーズのリング単体に。タッセル付きだとカジュアルすぎるというときは、シンプルな単体付けをするなど、シーンに合わせて使い分けができるので、お仕事シーン休日問わず活躍してくれます。 【ご紹介したアイテム】耳元に1つ加えるだけで、ぐんと印象的に見せてくれるラタンとタッセルのデザイン。ラタンのリングは取り外せて、シンプルなビーズのフープピアス(イヤリング)としても使えます。⇒ 「MSNOM リングラタン ピアス/イヤリング タッセル付き 2way set」 バッグは、かちっとしすぎない&PC・タブレットを持ち歩けるが新条件!最後にご紹介するのは、バッグ。お仕事用バッグとプライベート用バッグを分けているという方は多いと思いますが、リモートワークを取り入れる会社も増え、週5日フル出勤という体制が変化してきた今、お仕事バッグの見直しをするならこの春が良いタイミングになりそう。 「牛革 A4対応 ワンハンドルバッグ/アグレアーブル」 は、PCやタブレットがすっきり収まるサイズで、表面にシボがあり、上質感が漂う牛革を使用しているから、お仕事仕様にぴったり。飾りなどをつけずシンプルなデザインに仕上げ、すっきりみえるワンハンドルにすることで、革素材としては軽量の約450gという重さ。PCや書類などを入れると重くなってしまうお仕事バッグだから、少しでも軽量で肩や腕への負担を軽減できるのは、嬉しいポイントです。また、新鮮なスクエア型はトートバッグを思わせるデザインで、適度にカジュアルに寄せてくれているため、お仕事だけでなく、お出かけのときでもフル活用できること間違いなしのアイテムです。 【ご紹介したアイテム】A4対応で、ノートパソコンを入れて持ち運べる本革バッグ。ミニマルだからこそ、レザーならではの上質感が映える、こなれたデザインです。⇒ 「牛革 A4対応 ワンハンドルバッグ/アグレアーブル Agreable」 今の暮らしに合った「カジュアル志向」なアイテムたちをご紹介してきましたが、いかがでしたか。大きく変化している働き方や暮らしの中で、ファッションについても「今の自分に必要なもの・ちょうどよいもの」は変わってきているはず。出会いと別れの季節の春に、今持っているものを見直して、無理せず着られて、気分が上がる、そんな春服をお迎えしてくださいね。 ■ファッションのはなし K.Yasuzumiアンジェ編集部。デニムもヒールも大好き!なりたい自分を叶えるファッションを日々探求中の欲深めアラサー。
2001年12月05日