●日本路線初となる「スカイカウチ」でエコノミークラスが極上空間にボーイングの最新機種・787-9のローンチカスタマーであるニュージーランド航空は12月2日、787-9での成田~オークランド便運航を開始した。787-9そのものはANAがすでに国内線を就航しているが、長距離路線になるほど力を発揮するのが787-9である。今回、成田~オークランド線の初便に搭乗し、その乗り心地を体験してみた。○エコノミークラスでフルフラットニュージーランド航空が787-9を受領したのは7月9日。同機による成田~オークランド線は、パースーオークランド線に続く2路線目の定期路線となる。成田就航日には同社が特別な機体にのみ使用しているブラックカラーの787-9が登場。なお、同社が現在保有している787-9は3機ある。今回の就航を記念して、搭乗前には機長からのあいさつのほか、搭乗者には特別仕様のポストカードがプレゼントされた。そして、この787-9の就航で初めて日本に開かれたサービスが「スカイカウチ」である。スカイカウチはエコノミークラスの席を3席丸ごと使用できるサービスで、同社のホームページより購入した場合、ひとりなら片道+8万円、ふたりなら片道+4万円で、エコノミクラスからグレードアップできるというもの。しかし、ただ広くなっただけではない。フットレストをシートと水平の高さまで全て持ち上げると、縦155cm・横74cmのベットができあがる。くつろぎ空間をしっかり確保できるため、カップル利用のほか、子連れ旅行にもぴったりだ。なお、エコノミークラスでは3-3-3配列となっており、スカイカウチは窓からの風景を楽しみつつ、通路へのアクセスにも困らない。○ふかふかのマットレスでぐっすりともちろん、ビジネス・プレミアもフルフラットである。787-9のビジネス・プレミアは18席限定で、斜めに配置された席では周りを気にすることなくゆったり自分の時間が過ごせる。個人モニターやテーブルは自由に位置を調整できるので、食事やPC利用、機内エンターテイメントの視聴など目的にあわせて便利に活用が可能だ。各シートにはクッションや羽毛布団のほか、形状記憶マットレスも用意。全長201cmのシートで横になっていると、「ここって飛行機の中だったっけ?」と思ってしまうくらい、機内でぐっすり休むことができた。また、アメニティーには鮮やかなデザインのソックスをはじめ、メイド イン ニュージーランドの品々がポーチに収められている。○長距離路線ほど魅力が生きる787-9が日本から長距離路線で利用できるようになった今、あらためて787-9の利便性を見直してみよう。1万5,400kmもの航続距離を持つ787-9は、787-8の胴体を6.1m延長したモデル(787-8は全長56.7m、787-9は全長62.8m)で、787-8の約1.2倍の座席と貨物を搭載できる(座席は国内線仕様機材での比較、貨物は搭載可能重量での比較)。また、787-9は787-8よりもさらに高い23%の燃費性能を有している(767-300ER対比)。利用者としてのメリットは、燃費性能向上による価格調整だけではない。空の上では一桁台の湿度を示すことが通常だが、787-9の場合、その2~3倍にまで湿度が上がる。また、従来機よりも気圧を高くすることができるので、実感はしにくいかもしれないが、ワインの風味や機内食の味をより地上に近い感覚で楽しむことができるというメリットもある。分かりやすいところで言うと、窓の大きさが従来機より1.3倍大きい。窓はUVカットもされているので、紫外線が気になる空の上でも、大きな窓から景色を楽しむことができる。総じて言うと、787-9は燃費や身体にかかる疲労度・乾燥などの面も含め、長距離になればなるほど、会社も利用者もその良さを実感できる飛行機なのである。●和の味わいを生かした機内食は厳選されたニュージーランドワインとともに○選べるニュージーランドワインニュージーランド航空の機体には、ニュージーランドの先住民族・マオリの伝統模様である「コルー」がデザインされている。色彩も鮮やかな制服をまとった客室乗務員たちに迎えられた機内は、同社のイメージカラーでもあるパープルで照らされていた。飛行機の中では、機内食を一番楽しみにしている人も多いだろう。成田を18:30発・オークランドに9:20着のフライトではディナーとブレックファストを、オークランドを9:45発・成田に16:55着のフライトではランチとディナーを用意している。同社の機内食はニュージーランドの素材を生かしつつ、ポイントに和の食材や調味料をプラスするなど、ワールドワイドな料理が楽しめる。エコノミークラスでは2種類からチョイスできるようになっている。この時は、ディナーはビーフ(すき焼き)とチキン(クリームカレー)から、また、ブレックファストはエッグ(スクランブルエッグ)とフィッシュ(鮭の味噌和え)から好きなものを選べた。寿司ブームのニュージーランドでは、すき焼きや味噌和えのような和風テイストの料理も、割と一般的に食べられているようだ。また、提供されたワインは赤・白ともにニュージーランドワインで、ともに2種類用意。味わいは客室乗務員が説明してくれるので、普段はあまりワインを飲まないという人も、ぜひここは本場のニュージーランドワインを楽しんでいただければと思う。一方、ビジネス・プレミアでは、オークランドとロンドンに店を構えるピーター・ゴードン氏が監修した機内食も用意。前菜は2種類から、メインは3種類から、デザートも3種類から選べるコース料理となっている。なお、ビジネスクラスでは、メインのひとつに和食も用意している。ドリンクはというと、搭乗後すぐに提供されるニュージーランド産のスパークリングをはじめ、2~3種類そろえた白・赤ワイン、そして、ビールにもニュージーランド産のものを2~3種類用意している。ニュージーランド産のデザートワインもそろえているので、希望する人は客室乗務員に一声かけてみよう。○ラバトリーまで見逃せない!同社ならではのサービスとしては、ユニークさやデザイン性があげられる。例えば、機内の安全設備を説明するビデオでは、ニュージーランドを舞台にして制作された映画「ホビット」の登場人物とともにピーター・ジャクソン監督も登場する。「ホビット」以外にも、同社が過去に展開していたビデオには、登場人物が全員裸にボディーペイントをしていたり、フィットネスしながら説明したりと、新作がリリースされる度に話題になっているのだ。そして、同機に搭乗するならぜひ利用してほしいのが、実はラバトリーなのである。エコノミークラスには3つデザインが施されたラバトリーが設けられている。中でも、客室乗務員がおススメしてくれたのがバタフライルーム。また、ラバトリーには音楽も流れており、ちょっとした癒やし空間となっている。ただし、施設の限られた機内の中なので、長居をされないようにしていただきたい。親しみを感じさせる客室乗務員のサービスも同社ならではの特長だろう。撮影にも気軽に応じてくれ、「うまく撮れましたか? フェイスブックに掲載してくださいね」などとウインクをしながら声をかけてくれた。成田からオークランドまでは約10時間。787-9の就航でさらに快適性が高まった空の旅を、ちょっと陽気な客室乗務員にもてなしてもらいながら、ニュージーランドワインとともに楽しんでみてはいかがだろうか。
2014年12月11日アメリカン・エキスプレスと、飲食店口コミサイト「ぐるなび」が提携した「アメリカン・エキスプレス ダイニング・トレンドpowered byぐるなび」が、このほど一般向けに公開された。同サービスでは、アメリカン・エキスプレスが発行するカードの利用実績データをもとに、カード会員に人気のあるレストランを5つのライフスタイル別に紹介。“Casual Diner”=自分らしくカジュアルに毎日を楽しむ人、“World Explorer”=トレンドに敏感な国際人、“Smart Executive”=充実した日々を送るビジネスパーソン、“Fine Diner”=上質を知る本物志向の大人、“Active Woman”=アクティブに毎日を過ごす女性にカテゴライズされたレストランが常時1,500店舗以上掲載されるほか、カード会員には優待割引などの特典が受けられる。実際に掲載されているレストランをチェックすると、アメックス会員がカードで支払うだけのことはあり、通常のぐるなび検索よりもやや予算が高いオシャレなお店が多い印象。リンク先はぐるなび本サイトに誘導されるが、膨大なデータベースからより厳選されたお店が見つけやすいので、祝いの席やおもてなし、ここぞというときのデートなど、いつもとは違う“特別な日”の食事のプランニングに最適。エリアも北海道から九州まで網羅されているので、土地勘のない出張や旅先でせっかくの食事の機会を楽しみたい場合にも役立ちそうだ。なお、現在、サイトの開設を記念してプレゼントキャンペーンも実施中。感動したレストランでの出来事をハッシュタグ“#感動レストラン”を付けてツイート、またはキャンペーンエントリーフォームに記入することで、カード会員・非会員を問わず誰でも応募ができる。12月25日まで応募を受け付け、集まった投稿の中から厳選な審査を行い、特別賞として1組(6人まで)に“100万円の感動体験”をプレゼント。エピソードの投稿なしでの応募者の中から抽選で計20人に5万円分の「ぐるなびギフトカード」が贈られる。
2014年12月09日コマースリンクは12月2日、商品データフィード最適化サービス「DFO」が、Googleの提供する航空券や不動産、求人などの動的リマーケティングに対応したと発表した。「DFO」は、外部の集客媒体を利用するために必要となる商品データを作成・登録する代行サービスで、「商品検索サイト」や「価格比較サイト」「アフィリエイトプロバイダ」「リターゲティング広告」「Google Merchant Center」といった約40種におよぶ媒体の仕様に対応する。動的リマーケティングは、GoogleAdWordsのリマーケティング機能の一つで、ユーザーが過去にWebサイトで参照した商品や関心を持ちそうな関連商品をピックアップし、同ユーザー専用の広告をディスプレイネットワークに表示する。DFOは、2013年7月より小売業向けの動的リマーケティングに対応しており、2014年12月時点で、丸井やワコール、ゴルフダイジェスト・オンラインなど合計16社が同サービスの利用実績があるという。今回の対応により、広告主は、フィードデータの作成や更新などを意識することなく、動的リマーケティングを利用できるようになる。
2014年12月03日海外旅行で目的地へ向かう際、行きの飛行機の中で「どこへ行こうか」「何を食べようか」と目的地のパンフレットを眺めている人も多いことだろう。ところが、マレーシア航空を利用すると、行きの機内で早くもマレーシア現地にいるかのような雰囲気を満喫できるのをご存じだろうか。○CAの衣装は現地の民族衣装約100機の旅客機を、世界60都市以上に運航しているマレーシア航空。2001年にロシア・北アラスカ北極圏ルートを、ツインエンジン旅客機で世界で初めて飛行するなど、近年は新規ルートの開拓にも力を入れている。そして、そのマレーシア航空を利用すると、ある特徴に気づく。キャビンアテンダント(CA)の衣装が独特なのだ。通常のCAが着用する制服とはスタイルが全く異なり、同航空の女性CAが着用する"制服"は、オリエンタルな雰囲気が漂う。マレーシアにまだたどり着いていないのに、早くも現地にいるような錯覚に襲われてしまう。同航空のCA・横山恵利子さんは、「私たちの制服は現地の民族衣装なので、乗客のお客さまに興味を持ってもらえることも多いです。色使いも鮮やかですので、『同じ衣装を購入したい』というお客さまもいらっしゃいました」と笑顔で話す。○マレーシアの名物料理も機上で味わえる同航空は、「衣」だけではなく「食」でもマレーシアの空気を楽しませてくれる。例えば、成田からマレーシアの首都・クアラルンプールを結ぶ直行便のビジネスクラスの食事には、マレーシアでおなじみの料理「サテー」が付いてくる。サテーとは、香辛料で下味を付けた肉を串に刺して焼くというマレーシア風焼き鳥のこと。甘めのピーナツソースを付けて食べるのがマレーシア風だ。実際にマレーシア航空のサテーを食べてみると、スパイシーな香辛料と濃厚ながらもくどさを感じないピーナツソースが一体となって、何本でもいけてしまう感じがした。他にも、マレーシアでよく飲まれているビール「Tiger beer」やマレーシアのコーヒーも常備してある。サテーをつまみにして「Tiger beer」を飲めば、機上にして既にマレーシアのグルメを満喫でき、テンションががぜん上がること請け合いだ。もちろん、サテーのようなマレーシア料理だけではなく、普通の機内食も提供されている。筆者は11月にマレーシアを訪問した際、「鶏肉の南蛮ソース」(エコノミークラス)を昼食でいただいた。鶏肉は、甘酸っぱい南蛮ソースが自分の好みに合い、肉もジューシーだった。副菜のなすのマリネ風はあっさりとした味わいが箸休めにちょうどよく、バジルが練りこまれたパンも絶品。非常に満足できた機内食だった。なお、成田からクアラルンプールの直行便では、3カ月に1度メニューが変わるので、訪れる時期によってさまざまな味が楽しむことが可能だ。「1分1秒でも早く現地に行きたい! 」というぐらいマレーシア好きな人は、ぜひともマレーシア航空を利用してもらいたい。
2014年12月02日クリント・イーストウッド監督が俳優ブラッドリー・クーパーを主演に迎え、伝説のスナイパーの真実とその半生を描く最新作『アメリカン・スナイパー』(2015年2月21日公開)の劇場用ポスタービジュアルが27日、公開された。本作は、13週に渡りニューヨーク・タイムズ紙のベストセラー1位を獲得した、米海軍特殊部隊ネイビー・シールズの元隊員クリス・カイルの自伝を映画化した作品。2011年に米『ピープル』誌の"最もセクシーな男性"に輝いた主演ブラッドリー・クーパーが、過酷なトレーニングと約18キロも体重を増量して、実在のクリス・カイルを熱演する。舞台は9.11以降のイラク戦争。「どんな過酷な状況でも仲間を守ること」という任務を命じられたカイルは、実直にその任務を遂行し続け、仲間から"レジェンド"と崇められるが、イラク側からは"悪魔"と恐れられ、カイルの首に賞金をかけられるほどの存在となる。そして、愛する家族を国に残し、幾度となく戦地へ向かうクリスの心は、徐々に蝕んでいく。2003~2009年にかけての4度のイラク遠征で、カイルは公式に確認されているだけで米国史上最多数の160人を射殺したとされている。2013年2月2日に、自身と同じ心の病に悩む元兵士に射殺され、カイルは短すぎる生涯を終えたが、ブラッドリー・クーパーは「彼と一度でも話すことができて、本当に良かった。あれはとても短い会話だった。でも僕は、この映画をどれだけ真剣に作りたいと思っているかを伝えたんだ。そして、彼がハリウッドに対してどんな恐れを抱いていたとしても、それをひとまず忘れて、僕を信頼してほしい、このストーリーを全力で伝えるから」と、映画化にあたってクーパー本人と直接電話で話したことを明かした。アメリカが今直面する問題に真っ向から挑んだ意欲作で、「『ミリオンダラー・ベイビー』以来のイーストウッド最高傑作」と米誌が報じている本作。共演には、シエナ・ミラー、ジェイク・マクドーマン、ルーク・グライムス、ナヴィド・ネガーバン、キーア・オドネルらが名を連ねる。(C)2014 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
2014年11月27日ファーストキッチンは11月13日から、抽選でQUOカードなどが当たる「秋のアメリカン スマートポテト キャンペーン」(主催/米国ポテト協会 日本代表事務所)を開催する。同キャンペーンは、"ワクワクしながら楽しくアメリカ産ポテトを食べてもらおう"というコンセプトで実施する。ファーストキッチンのキャンペーン対象メニューは、看板メニューのひとつである「フレーバーポテト」。11月13日から発売する「冬ポテ コーンポタージュ味」を含む、全8種類のMまたはLサイズを購入すると、ポテトカードを1枚進呈する。カードに記載しているキャンペーンサイトにアクセスし、クイズに答えて応募すると、抽選で合計333名にQUOカード1,000円分などが当たる。カードの配布は11月13日から開始し、各店先着500名まで。キャンペーンはカードがなくなり次第終了となる。実施店舗は、ファーストキッチン全店(錦糸町楽天地ダービービル東館店・東京競馬場店を除く)。キャンペーン応募締め切りは11月30日の23時59分。
2014年11月13日中国のLCC・春秋航空は11月9日~15日の毎日11時~23時限定で、片道料金が999円~になるサンキューキャンペーンを実施している。○10路線が対象セール対象路線は、関西発着の上海/天津/武漢/重慶線、高松/佐賀/茨城/新千歳発着の上海線、高松/佐賀から深センの計10路線となる。なお、茨城-上海は3,000円~、佐賀/高松-深センは5,000円~、新千歳-上海は8,500円~となるが、それ以外は999円~で設定している。搭乗期間は11月20日~2015年1月31日。燃油サーチャージや空港使用料など諸税は別途必要となる。また、一度の予約でできるのは片道1枚までだが、ひとりで複数回予約することも可能。販売座席数は限られており、販売数に達し次第、セールは終了となる。セールは春秋航空の公式サイトで会員登録を行った方が対象で、キャンペーン専用ページからの予約のみとなる。販売座席数は限られており、販売数に達し次第、セールは終了となる。そのほか詳細はホームページを参照。
2014年11月12日アメリカン・エキスプレス・インターナショナルはこのほど、Twitter公式アカウントを開設した。Facebook、YouTubeに続き、同社が日本で展開する3つ目のソーシャル・メディアチャネルとなる。Twitterの公式アカウントは“@AmexJP”。アカウントを通じて、FacebookやYouTubeと連動したブランドコンテンツをはじめ、動画や、ダイニング、トラベル、ショッピングなどの特典やキャンペーン最新情報を会員向けに配信する。Twitterアカウント以外にも、同社は2010年9月にFacebookを開設。現在、約13万5000人を数えるファンに対して、ブランドコンテンツや、特典・キャンペーン情報、社会貢献活動など幅広いテーマの記事を投稿している。中でも世界共通で紹介しているアメリカン・エキスプレスのブランド感を表現するコンテンツは日本のファンに人気があるという。さらに、2014年はソーシャルメディア上で“アメックス・カードのアート作品シリーズ”と題した企画を掲載。10人の世界的に著名なアーティストがブランドの象徴であるグリーン、ゴールド、プラチナ・カードの券面をそれぞれの世界観で表現している。同社では、その他YouTube上にも公式チャンネルを開設。カード会員限定イベントや、テレビCMなどをカード会員・非会員問わず幅広くユーチューブのユーザーに公開している。
2014年11月11日全日本空輸(以下ANA)とアメリカン・エキスプレス・インターナショナル(以下アメリカン・エキスプレス)はこのたび、フリークエントフライヤーを中心に高い評価を得てきたという「ANAアメリカン・エキスプレス提携カード」(2009年10月より発行を開始)のラインナップに、最上位クラスとなる「ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード」を新たに追加し、19日より会員募集を開始すると発表した。ANAマイレージクラブ(以下AMC)を中心とした顧客基盤を持つANAと、世界中で高品質なサービスを提供しているアメリカン・エキスプレスの、それぞれの強みを融合した「ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード」は、入会時ならびに翌年度以降にカードを継続してもらうたびにそれぞれ1万ボーナスマイルがプレゼントされるほか、通常のフライトマイルに加えて、ANAグループ便の搭乗の際は、区間毎に50%のボーナスマイルがプレゼントされるなど、ANAでの空の旅や、日々の様々なシーンにおいてもポイントやマイルが貯まりやすく設計されているという。さらに、ANAグループにてANA航空券を購入の際に同カードを利用することで、アメリカン・エキスプレスのポイント(メンバーシップ・リワードのポイント)が通常の2.5倍になることに加え、ANAのマイルが100円=2マイル自動的に加算される。また、「ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード」では、旅の相談や国内外のホテル、有名レストランの手配など様々な要望に24時間365日応える、カード会員専用の「プレミアム・サービス・デスク」に加え、ANA国内線空港ラウンジの利用や充実した保険サービスなどの安心・安全を提供するという。世界のリーディングエアライングループを目指すANAと高品質のサービスを提供するアメリカン・エキスプレスでは、「ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード」を通じて、空の旅をはじめ、日常の様々なシーンで他にはない豊かさと安心を提供していくとしている。
2014年11月10日STMicroelectronicsは10月20日、航空宇宙アプリケーション向けのRad-Hard製品ポートフォリオに、シャント電圧リファレンスICとして、可変電圧が2.5V~5.5Vの「RHF1009A」、および固定電圧が1.2Vの「RHF100」を追加したと発表した。同製品は、宇宙空間に存在する高レベル放射線へ耐性を持ち、同様の業界標準製品とピン互換性を有する。また、アメリカ国防兵站局(DLA)によるQML-V認定を取得している他、欧州の宇宙船・衛星および関連装置メーカー向けに推奨部品を定義したEuropean Preferred Part List(欧州の推奨部品表)にも登録されている。さらに、高い信頼性を有する同社の250nm BiCMOS技術を採用している。同技術は、長期にわたるコンスーマ機器用製品の量産や、A/Dコンバータ(ADC)など、その他のRad-Hard製品を含む、要求の厳しい航空宇宙・車載・医療機器用の多様なICに採用されてきた実績がある。そして、5ppmの低い温度係数(標準値)、レーザトリミングによる±0.15%という高い精度、優れた部品間温度特性、40μA~12mAの幅広いカソード電流範囲を特徴としており、精度と安定性を維持すると同時に、柔軟性を実現している。この他、優れた電気特性と、トータルドーズ効果やシングルイベント効果に対してクラス最高の放射線耐性を合わせ持っている。加えて、300kradまでELDRSフリー(非常に高レベルな線量率下でも製品の主要パラメータは定数のまま)で、シングルイベントラッチアップ(SEL)の影響を受けない(最大120MeV.cm2/mg@125℃までSELフリー)。さらに、過渡的な電圧変化を引き起こすシングルイベントトランジェント(SET)が発生する可能性も、SET断面積<3.10-4と低く抑えられている。なお、同製品は欧州で設計・認証・製造され、詳細な特性評価データ、完全なマクロモデル(Pspice、Eldo、ADS)、およびデモボードも提供されている。
2014年10月21日航空機というと、空を飛ぶ「ハードウェア」との認識が色濃い製品ではないかと思われる。しかしこれも他の分野と同様、コンピュータ制御で機能する部分が増えてきたため、ソフトウェアなしでは動作しない状況になっているのが実情だ。○ソフト屋さんの仕事が増えているすでに本連載でいろいろ取り上げてきている通り、いまどきの航空機は操縦でもエンジンでもその他の部分でも、コンピュータ制御になっている部分が非常に多い。よくいわれるように「コンピュータ、ソフトなければただの箱」だから、コンピュータ制御で動作する部分が増えれば、それだけソフトウェアを記述しなければならない部分も増える。つまりソフト屋さんの仕事が増える。その典型例がF-35で、F-35のために記述しなければならないソフトウェア・コードのソースコードは1800万行分だとか2200万行分だとか2400万行分だとか、さまざまな数字が出回っている。昔よりも最近の方が、出回る数字が大きくなってきているように思える。ことにF-35の場合、機体やエンジンはいうまでもなく、レーダーを初めとする各種センサー、そのセンサー群からの情報をとりまとめるデータ融合機能、通信・航法・識別(CNI : Communication, Navigation and Identification)、搭載する各種の武器、そして地上で使用する任務計画立案や保守・整備・兵站支援関連の機能など、幅広い分野でさまざまなソフトウェアを記述しなければならない。そして、それぞれの機能ごとに別々のメーカーが関わっている以上、ソフトウェアの開発に関わるメーカーも複数存在することになる。また、センサーとCNIと兵装は互いに連接して連携動作しなければならないから、「すり合わせ」という問題も生じる。民航機でも似たような話はあるだろう。すでに連載「軍事とIT」で言及したことがあるので御存知の方も多いだろうが、F-35で使用するソフトウェアは、これまでアメリカの軍用コンピュータで多用していたAda言語ではなく、C++言語で記述している。そちらの方が開発者を確保しやすいという理由ではないかと思われるが、ただ頭数だけいればよいという問題ではない。むしろ、頭数が多くなれば、違った種類の問題が出てくる。○多数の開発者が関わる際の課題なにも航空機やウェポン・システムで使用するソフトウェアを開発するときだけの問題ではないが、多数の開発者が参加してひとつの大プロジェクトを推進しようということになると、開発体制、開発のためのインフラ、という課題が生じる。たとえば、すべての開発者をひとつところに集めて作業させるわけではないから、各地に分散した開発者と、それらのとりまとめを担当するシステム・インテグレーターを結ぶ、安全で信頼性の高いネットワークを確保しなければならない。また、多数の開発者が記述したソースコードを受け入れて、管理するためのインフラやシステムも必要になるのはいうまでもない。当然、バージョン管理の機能だって必要である。また、長期に渡って使用するソフトウェアだから、担当の開発者が途中で交代することを前提にしなければならない。そこで、誰が見ても意味を理解できるコードを書けるように、ソフトウェア開発者向けのガイドラインを作って配布している。コードの書き方だけでなくコメントの書き方まで指示している、念の入った代物だ。そして、開発者がどんなに頑張ってもバグは出るものだから、バグ情報の管理・レポーティングを司るシステムも整備しなければならない。開発者が各所に分散していれば、その分散した開発者の誰もがアクセスできる環境を構築しなければならないが、これはネットワーク・インフラの問題と一体といって良いかも知れない。なお、バグ管理ということになると、開発者だけでなく、試験担当者も関わってくる。しかも、F-35では飛行試験を実施している場所が一ヶ所ではなくて、エドワーズ空軍基地(カリフォルニア州)だったり、パタクセントリバー海軍航空基地(メリーランド州)だったり、ときには洋上の揚陸艦や空母だったりするのだ。そして前回に取り上げたように、一回の飛行試験でもべらぼうな量のデータが集まるから、それらを蓄積するリポジトリや、解析するためのツール、解析結果をソフトウェア開発に反映させるためのワークフロー、といった課題も出てくるだろう。なんにしても、こういったシステムを構築する際に専用のツールやソフトウェアを開発すれば、今度はそちらの開発やテストにかかる手間が膨大なものになってしまい、開発のための開発という無限ループが起きてしまう。だから、F-35計画では既製品のソフトウェアを活用して開発環境を整備しているという。たまたま情報がいろいろとあったのでF-35計画を引き合いに出したが、当節、ソフトウェアのお世話にならないで飛べる航空機というものは存在しないから、軍用機だろうが民航機だろうが、程度や規模の差はあっても、ソフトウェア開発のための環境整備・体制整備といった苦労はついて回る。そして、そのソフトウェアが開発計画全体の動向を左右したり、足を引っ張ったりする場面が日常化している。ソフトウェア制御化によって便利になったことはいろいろあるのだが、開発やテストが大変になったとはいえるかも知れない。○執筆者紹介井上孝司IT分野から鉄道・航空といった各種交通機関や軍事分野に進出して著述活動を展開中のテクニカルライター。マイクロソフト株式会社を経て1999年春に独立。「戦うコンピュータ2011」(潮書房光人社)のように情報通信技術を切口にする展開に加えて、さまざまな分野の記事を手掛ける。マイナビニュースに加えて「軍事研究」「丸」「Jwings」「エアワールド」「新幹線EX」などに寄稿しているほか、最新刊「現代ミリタリー・ロジスティクス入門」(潮書房光人社)がある。
2014年10月20日Linux Foundationは10月13日、Dronecode Projectの創設を発表した。同プロジェクトでは、既存のオープンソースの無人航空機プロジェクトとLinux Foundationが総括する非営利団体のアセットをまとめる。その成果は、無人航空機(UAV)用の共通共有オープンソースプラットフォームとして提供する予定。創設メンバー企業の顔ぶれは、3D Robotics、Baidu、Box、DroneDeploy、インテル、jDrones、Laser Navigation、クアルコム、SkyWard、Squadrone System、Walkera、Yuneecなど同プロジェクトには、3D Roboticsに現在ホスティングされているAPM/ArduPilot UAVソフトウェアプラットフォームと関連コードが含まれている。同社の共同創立者は、Wired前編集主任で『「ロングテール』の著書を持つChris Anderson氏だ。加えて、チューリッヒ工科大学ETHのLorenz Meier氏が率いるパートナーPX4プロジェクトも組み込まれている。同じプロジェクトでは、1,200人以上の開発者が働いており、いくつかのプロジェクトでは1日に150コード以上がコミットされている。プロジェクとの例としては、APM/ArduPilot、Mission Planner、MAVLink、DroidPlannerなどがある。
2014年10月14日エアバスは10月9日、LCCの春秋航空(本社:中国・上海)が保有するA320にシャークレットを後付け装備する契約を締結したことを発表。中国の航空会社でシャークレットを後付けで装備するのは初めてのこととなる。○性能の向上にも期待シャークレットは航空機の主翼端に取り付けられる小さな翼のことで、これを装備することで、年間4%の燃料費のコスト削減とともに、CO2は900トン削減することが可能となる。加えて、航続距離を約100海里(約185km)延ばすなど、性能の向上も期待できる。春秋航空は2013年9月にシャークレット装備のA320を初めて受領。シャークレット付きの機体6機で合計8,500時間飛行することで効果を測定し、その結果、発注中のものも含めて運航中の機材全てにシャークレットを導入することを決定した。
2014年10月10日エアバス(本社: フランス トゥールーズ)は10月1日、ベトナム航空のA350 XWB初号機の最終組み立てが開始されたことを発表した。ベトナム航空はアジアで最初のA350 XWB運航会社となり、また、世界で2番目のA350 XWB運航会社となる。ベトナム航空は合計10を発注しており、初号機の引き渡しは2015年半ばの予定。
2014年10月01日石焼きハンバーグ&ステーキ専門店「ストーンバーグ横須賀モアーズ店」は10月1日~12月31日、「アメリカンフェア」を開催する。○「USステーキ」など、本場アメリカそのままの味とボリュームで提供同店は、古き良きアメリカのカントリーウエスタンの世界を感じさせるインテリアのなか、熱々の石盤に載せられた100%ビーフの俵型ハンバーグやステーキが楽しめるレストラン。同フェアでは、「USステーキ」「チキンウィング」「チーズフライドポテト」を、本場アメリカそのままの味とボリュームで味わえるという。「USアンガス・リブロースステーキ」は、厳選したアメリカ産アンガスビーフ300gのリブロースステーキ。好きなソース(オリジナル・デミグラス、特製BBQジンジャー、スタミナにんにく醤油、和風おろし)で楽しめる。サラダ、スープ、カレー、ライスが食べ放題のサラダバー付きで、価格は2,980円(税込)。「チキンウィング」は、味つけした鶏手羽元をしっかり揚げて特製のホットソースで仕上げた一品。ブルーチーズソースにつけて味わう。セロリステック付きで、価格は980円(税込)。「チーズフライドポテト」は、フライドポテトにとろけるチーズとベーコンビッツをトッピング。アツアツのうちにディッピングソースをつけて食べるのがオススメだという。価格は780円(税込)。同店の所在地は、神奈川県横須賀市若松町2-30 横須賀モアーズシティ9F。営業時間は、11時~22時30分(22時 LO)。金曜 11時~23時(22時30分 LO)。
2014年09月30日三菱航空機(MRJ)は9月29日、米イースタン航空と次世代リージョナルジェット機「MRJ90」の40機の購入(確定20機、購入権20機)で正式契約を締結したと発表した。両社は、7月に英国で開催されたファンボロー・エアショー2014で購入に関する覚書を締結しており、9月22日に正式契約に至った。イースタン航空への納入は、2019年に開始する予定。MRJはこれまでに、全日本空輸(ANA)から25機(確定15機、オプション10機)、米トランス・ステーツ・ホールディングスから100機(確定50機、オプション50機)、米スカイウェストから200機(確定100機、オプション100機)、ミャンマーのエア・マンダレイから10機(確定6機、購入権4機)を受注しており、今回の契約を含めるて合計375機(確定191機、オプション160機、購入権24機)となった。また、これらの受注に加えて、JALグループと32機(確定)の導入で基本合意している。
2014年09月29日バーベキューリブの専門店・トニーローマは10月1日、アメリカン・シーフードが楽しめる「シーフード・フェイヴァリット!!」キャンペーンを開催する。実施期間は11月30日まで。同キャンペーンでは、ノルウェーサーモンやソードフィッシュ(メカジキ)、エビ、ホタテ、ムール貝、タコなどの魚介を使ったグリル、フライ、ソテー、串焼きなど、アメリカン・シーフードメニューを7品用意する。前菜には、スイートチリソースで楽しむエビとメカジキのフライ「ケイジャン・ポップコーン・シュリンプ」、エビ・タコ・ムール貝・ホタテとトマトをガーリックオイル、唐辛子でソテーした「シーフード・アヒージョ」を用意した。価格は各1,080円。メインには、ノルウェー産サーモンをグリルし、大きめに角切りした野菜のグリルとバターライスを添えた「グリルド・サーモン」、脂がのったメカジキのグリル「グリルド・ソードフィッシュ」、エビを串焼きにし、角切り野菜のグリルとバターライスを組み合わせた「グリルド・シュリンプ・ブロシェット」が登場。価格は各2,160円。また、メインのコンビネーションメニューとして「グリルド・サーモン&グリルド・シュリンプ・ブロシェット」のコンボ、「グリルド・ソードフィッシュ&グリルド・シュリンプ・ブロシェット」のコンボも用意する。価格は各2,160円。ドリンクには、ウオツカ、クランベリーとグレープフルーツのカクテル「シーブリーズ」(750円)とクランベリーとグレープフルーツのノンアルコールカクテル「バージンブリーズ」(650円)を提供する。同キャンペーン実施店舗は、札幌時計台前店、クロスタワーA-BAY青森店、六本木店、三番町店、幕張WBG店、イオンモールKYOTO店、神戸ハーバーランド店、沖縄美浜店。※価格は全て税別。一部店舗により販売価格が異なる
2014年09月29日いくら航空機の設計作業を効率化しても、設計したものを形にしなければ、最終的な製品を生み出すことはできない。すると今度は、「設計と製作」のうち「製作」の工程について、いかにして効率よく、高い精度でモノを造るかという課題が出てくる。○設計するだけでは終わらない前回に述べたように、航空機の構造解析、あるいは外形や空力面の設計といった分野でコンピュータを活用することで、紙の図面と手回し式計算機を使っていた時代と比較すると、大幅な効率化を実現できた。もっとも、航空機そのものが大きく、複雑になってきているから、設計作業にかかる絶対的な時間そのものは増えているのだが、それはまた別の問題である。さて。どんなに優れた設計を行い、それを図面の形に落とし込んだとしても、その図面を基にして部品を製作して、それを組み立てなければ、航空機の製作という作業は完結しない。すると、図面に書いたものを実際に製作する工程、あるいは製作した部品を組み立てる工程をどれだけ効率的に行うか、という課題が生じる。もちろん、CAD/CAM(Computer Aided Design / Computer Aided Manufacturing)の活用により、作図、図面の管理、履歴管理といった作業は効率的になっただろうし、CADによって用意した設計データを工作機械に直接流し込めば、図面通りの製品を精確に造る作業も効率化できる。それでも当然ながら、実際に製作に携わる「人」という要素は無視できない。たとえば、軽量化のために電線や電線の被覆の寸法を抑えれば、それだけ取り扱いが難しくなる。実際、ある戦闘機を設計した際に、軽量化のために機内で使用する電線を細くしたら、製作工程でその電線がポキポキ折れてしまい、歩留まりが悪くなって大変だったそうだ。こういうのはコンピュータだけが頑張ってもどうにもならない。また、部品を高い精度で造っても、それを組み合わせる作業も正確に行わなければ、精度の高い完成品はできない。実際、最近の航空機の組み立てに際しては、レーザー光線を使った位置決めまで行われている。レーザー・ビームは細くて直進性が高いから、それを活用すれば精確な位置決めを行えるという理屈であるらしい。基本的には、治具を用意してそこに部品をセットした上で、溶接したり、あるいはリベットやボルトとナットで連結したりする。それは今も昔も変わらないが、その際の位置決めをどこまで精確にやるかというところで違いが生じるわけだ。ことにステルス機というのは高い精度を求められる。なにしろF-117Aの試験飛行を行っていたときに、機体外部に露出する部品の固定に使用していたビスが何本か緩んでいただけで、レーダー反射が急増したというから侮れない。ビスをちゃんと締めるだけでなく、それ以前の段階として機体の外形を構成する部品の位置合わせを正確に行わなければ、段差や隙間ができてしまうだろう。するとそれは、想定外のレーダー反射を引き起こす要素となり得る。ステルス性を持たせた機体を設計するだけでも大仕事だが、その設計通りに機体を作り、かつ維持する作業もまた、大仕事だったというわけである。○部品の履歴管理また、航空産業でうるさくいわれる課題のひとつとして、部品の履歴管理がある。つまり、サプライヤーが製作・納入する個々の部品について、どこから材料を調達して、どういう内容の加工を行ったのかを記録しておかなければならないという話だ。しかも、部品の種類ごとではなく、一点ごとにである。どうしてそういう話が出てくるかといえば、後でトラブルが発生したときの原因追及に関わってくるからだ。たとえば、機体構造材を構成する部品の中に、不適切な加工作業や熱処理を行ったものが紛れ込んでいて、それが原因で破損事故が生じたとする。その破損の原因として、「設計の不備」だけでなく「製作工程の不備」も考えられるのは当然のことだ。すると、製作工程で何をやったのかを記録しておかなければ、そもそも不備があったのかどうか、不備があったとすれば何をどう改善しなければならないのか、といったことが分からなくなる。だから、製作する個々の部品ごとに履歴管理をきちんと行わなければならない、という話になる。もちろん、紙の台帳に記録する方法でも履歴管理はできるが、後で履歴データを検索する作業、あるいは履歴データを複数の関係者が共有する場面では、コンピュータにデータを溜め込んでおく方が効率的になるのは自明の理だ。ちなみにこれは、機体そのものだけでなく、エンジンで使用する部品も同じだ。回転する軸を支えるボールベアリングひとつとっても、ちゃんと「どこから材料を調達したか」「それに対してどういう内容の加工を行ったのかという記録を取っておくよう納入先から求められるし、納入する側はそれに対応していかなければならない。そうなれば、その仕組みを支える情報システムの責任も重いはずだ。○執筆者紹介井上孝司IT分野から鉄道・航空といった各種交通機関や軍事分野に進出して著述活動を展開中のテクニカルライター。マイクロソフト株式会社を経て1999年春に独立。「戦うコンピュータ2011」(潮書房光人社)のように情報通信技術を切口にする展開に加えて、さまざまな分野の記事を手掛ける。マイナビニュースに加えて「軍事研究」「丸」「Jwings」「エアワールド」「新幹線EX」などに寄稿しているほか、最新刊「現代ミリタリー・ロジスティクス入門」(潮書房光人社)がある。
2014年09月29日三菱航空機は米国のイースタン航空と次世代リージョナルジェット機「MRJ90」の40機の購入(確定20機、購入権20機※)で正式契約を締結した。両社は7月に英国で開催されたファンボロー・エアショー2014で購入に関する覚書を締結しており、9月22日に正式契約に至った。○納入は2019年に開始予定イースタン航空への納入は、2019年に開始する予定。イースタン航空社長兼CEOのエドワード・J・ウェーゲル氏は、「MRJはクラス最高の運航経済性、客室快適性、そして手荷物の収納性を誇る次世代リージョナルジェット機です。MRJが2019年以降、イースタン航空の機材に加わることを大変うれしく思います。当社では同機をイースタン・ウィスパージェット(Eastern Whisperjet)と呼称する予定です」とコメントしている。また、三菱航空機社長の川井昭陽氏によると、MRJの開発は順調に進んでいるという。「最先端の空力設計と画期的なエンジンの組み合わせは、大幅な燃費低減と騒音・排ガスの削減を実現し、将来的にはエアラインの競争力と収益力に貢献できると確信しています」と、川井氏は話している。MRJはこれまでに、ANAから25機(確定15機、オプション10機)、米トランス・ステーツ・ホールディングス社から100機(確定50機、オプション50機)、米スカイウェスト社から200 機(確定100機、オプション100機)、ミャンマーのエア・マンダレイ社から10機(確定6機、購入権4機)を受注。これまでの合計受注機数は335機(確定171機、オプション160機、購入権4機)だったが、今回の契約を含めると375機(確定191機、オプション160機、購入権24 機)となる。なお、これらの受注に加えて、JALグループと32機(確定)の導入で基本合意している。※製造スロットの確保はないが、特定の期間内に確定した発注条件と同条件で航空機を購入できる権利
2014年09月26日デニムカジュアルブランド「アメリカンイーグル アウトフィッターズ」はこのほど、デニム試着キャンペーンを開始した。同キャンペーンのコンセプトは、「AMERICA’S FAVORITE JEANS BRAND(ジーンズといえばアメリカンイーグル)」。200種類以上のデザインやウォッシュ・サイズバリエーションがそろう同社のデニムのフィット感を体験し、「自分に合ったお気に入りの1本」を見つけてもらうというもの。店頭キャンペーンでは、全国のアメリカンイーグル各店舗で同社のデニムを試着した人全員に、「デニム1,000円OFFクーポン」「デニム2,000円OFFクーポン」「デニム1本フリー」のいずれかが当たるスクラッチカードをプレゼントする。クーポンには、「アメリカンイーグル公式オンラインショップ」で使用できる10%OFFのクーポンコードも付く。また、ソーシャルメディアキャンペーンでは、アメリカンイーグルのデニムを履いた画像を、ハッシュタグ「#AEOジーンズ」を付けてツイッターまたはインスタグラムに投稿した人の中から、抽選で10名に1万円分のクーポンをプレゼントする。キャンペーン期間はそれぞれ10月15日まで。なお、10月オープン予定の一部店舗では実施時期が異なるとのこと。
2014年09月26日中国初のLCC((格安航空会社)である春秋航空は3月15日より、関西=上海線を週7便で新規就航することを発表。同社は関西空港のから中国本土へ就航する初のLCCとなり、関西空港の国際線に就航するLCCは合計10社12路線となる。○関西=上海線は週70便に拡大同社は上海を拠点とする中国初のLCCとして、2005年7月より運航を開始した。中国国内70路線、国際線14路線を運航し、2010年7月より日本路線も運航。現在、茨城、高松、佐賀の3都市に就航している。関西空港への中国系航空会社の新規就航は5年ぶり。同社の就航により、関西=上海線は合計6社週70便で結ばれることとなる。9C8589便・上海発08:30-関西着11:45、9C8590便・関西発12:45上海着14:15を、共に毎日運航する。運航にはA320を使用する(エコノミークラス180席)。
2014年01月21日ニュージーランド航空はこのほど、「南極 - 途方もない大地、途方もない任務」キャンペーンとして、南極遠征隊員を募集している。○研修や滞在費補助、モバイル貸し出しも同キャンペーンは、当選者がナショナルジオグラフィック社のカメラマン ジェイソン・エドワーズ氏とチームを組んで2週間の氷上生活をするというもの。賞品としては、日本とニュージーランド・クライストチャーチ間のエコノミークラス往復航空運賃や、クライストチャーチでの約1週間の事前研修、クライストチャーチから南極スコット基地までの往復の旅、2週間~2週間半の南極滞在費、期間中に必要なモバイル機器やカメラの貸し出しなどが与えられる。任務内容は、観測隊やスコット基地のメンバーとの交流や、氷上で実施されている科学調査の記録、ツイートやブログの投稿による発信作業、メディアへの登場と宣伝活動への協力となっている。任務と待機期間は2014年1月11日~2月28日。応募資格があるのは満20歳以上の男女で、募集期間は10月17日~11月7日。応募方法や選考プロセスの詳細は、専用キャンペーンサイトで確認できる。
2013年10月18日AMERICAN EAGLE OUTFITTERS(アメリカンイーグル アウトフィッターズ)の日本版公式オンラインストアが2013年7月1日(月)にグランドオープン。これを記念して送料無料キャンペーンや、ノベルティプレゼントも実施する。同オンラインストアは、実店舗よりも幅広いサイズ展開が特徴で、今後はオンライン限定アイテムも発売する予定。オープン記念として、購入した方先着1500名にオリジナルトートバックのプレゼントや、2013年7月1日(月)から7月14日(日)まで送料が無料になるキャンペーンを行なうほか、実店舗に先駆けて夏から初秋にかけての新作を先行発売する。またアメリカンイーグルでは、登録制ポイントプログラム「AEO FRIENDS」も展開しており、オンラインストアでもポイントをためる事ができる。【ストア概要】アメリカンイーグル アウトフィッターズ 日本版公式オンラインストア2013年7月1日(月)10:00オープン<オープニング特典>■ノベルティー:日本未発売トートバック(購入者先着1,500 名)■送料無料:2013年7月1日(月)~7月14日(日)■先行発売:アメリカンイーグル アウトフィッターズ、aerie (ルームウェア/アンダーウェア)の夏・初秋の新作アイテム【お問い合わせ】株式会社イーグルリテイリング03-6418-1067元の記事を読む
2013年06月29日「Scoot(スクート)」――。この名前を聞いて、航空会社だと思う人はまだ少ないのではないだろうか。「Airways(エアウェイズ)」や「Airlines(エアラインズ)」の文字はどこにもないからだ。スクートは、サービスに定評のあるシンガポール航空が100%出資する低コスト航空会社(LCC)。シンガポール航空は、シンガポール・チャンギ空港を拠点にした短距離(4時間以内)路線を運航するタイガー・エアウェイズというLCCに出資しているが、スクートは4時間~8時間程度の中・長距離路線を運航するLCCとして2011年5月に設立された。翌2012年6月にシンガポール - シドニー線で運航を開始。現在、5カ国6都市に就航している。「スクート」という社名の名付け親は、キャンベル・ウイルソンCEO。「”Scoot”を辞書で引くと”すばやく動く”といった意味になるが、これに”Attitude(態度・姿勢)”を加えた合成語『スクーティテュード』をサービスの指針としている。例えば、魅力的で、面倒な手間のいらない、信頼できる、現代的でフレンドリー、一味違うといった意味が含まれている」(ウィルソンCEO)。LCCの場合、エアバスA320などのナロウボディ機(単通路機)が使われることが多いが、スクートは中・長距離路線を運航するため大型旅客機(2通路機)のボーイング777-200を使用。エアバスA320と比べると、座席数は2倍以上の402席。座席のピッチ(前後間隔)がエコノミーより20cm以上広い「スクートビズ」も設置している。また、2014年の第4四半期には最新鋭旅客機のボーイング787の新機材を導入予定だ。スクートの日本路線は、10月29日に開設された成田 - 台北 - シンガポール線。エコノミーで台北まで片道1万円台、「スクートビズ」で2万5,000円程度の格安運賃を設定。「シンガポール・チャンギ空港からタイガー・エアウェイズを使ってデンパサール(バリ島)へ行くなど、東南アジアへの旅行も割安料金で楽しめる。日本路線ではスキヤキを販売するなど、フライトに合ったサービスをどんどん入れていく」。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月26日アメリカ発のカジュルファッションブランド『AMERICAN EAGLE OUTFITTERS(アメリカンイーグル アウトフィッターズ)』が21日、池袋にフラッグシップ店をオープンする。【写真】カジュアルウェアやインナーウェアなど人気のアイテムをチェック初日は、オープニング特典として先着800名にオリジナルフィンガーレスグローブがプレゼントされるほか、様々なオリジナルノベルティが配られる予定。同日、11:30~12:00の間にファッションモデルの栗原類が店頭に登場し、1万円以上購入した先着30名にイヤホン付きイヤーマフを直接贈呈するイベントも開催される。同店舗は、東急プラザ 表参道原宿、ダイバーシティ東京プラザ、千葉・ららぽーとTOKYO-BAYに続き、国内4店舗目。地下1階がメンズウェア、1階がウィメンズウェア、2階がウィメンズウェアとインナーウエアなどを取り扱うアメリカンイーグルの姉妹ブランド「aerie(エアリー)」を展開するフロア構成となっており、国内最大の店舗となる。クリスマス前のお買い物でステキなプレゼントもゲットしてHAPPYに!【店舗概要】オープン日:12月21日(金)AM 11:00場所:東京都豊島区東池袋1-14-1 池袋スクエアB1F~2F営業時間:AM11:00~PM9:00フロア構成:メンズウェア、ウィメンズウェア、ルームウェアAmericanEagleJP公式サイト:◆グランドオープン記念ノベルティ・オリジナルフィンガーレスグローブ:先着800名・オリジナルニット帽:5000円以上購入した先着800名・オリジナルイヤホン付きイヤーマフ:1万円以上購入した先着500名・エアリーのオリジナルトートバッグ:エアリーのブラを1点以上購入した先着200名
2012年12月20日AMERICAN EAGLE OUTFITTERS(アメリカンイーグル アウトフィッターズ)が国内最大のフラッグシップ店を東京・池袋に出店。2012年12月21日(金)にオープンする。12月19日(水)にはプレス向けの内覧会を開催し、一足先に店舗の様子をレポートします。「アメリカンイーグル アウトフィッターズ 池袋店 」は、池袋東口に今年12月20日(木)開業予定の「池袋スクエア」内に国内最大規模の旗艦店をオープンする。内装は本国と同様のデザインコンセプトで、地下1階から地上2階の3層で構成された店内は、メンズ・ウィメンズウェアに加え、セクシーさと可愛らしさを併せ持つインナーウェアや、ルームウェアが人気の姉妹ブランド「aerie(エアリー)」が展開される。オープン当日は、ファッションモデルの栗原類が午前11時半に来店を予定しており、10,000円以上購入した先着30名にスペシャルノベルティ(イヤホン付きイヤーマフ)を直接贈呈するイベントを開催。また、オープン前日の12月20日(木)の19:00~21:00には、大学生を招待したプレオープニングパーティーの開催が決定している。同ブランドは、今年4月18日(水)に東京都渋谷区神宮前に開業した「東急プラザ 表参道原宿」内に1号店をオープン。翌日4月19日(木)には東京江東区青海に開業した「ダイバーシティ東京 プラザ」内に2号店と続き、来春にはラゾーナ川崎にオープンを予定している。(c)FashionLatte入ってすぐにクリスマス仕様のディスプレイがお出迎え1階にはウィメンズウェアを中心に展開。デニムからシャツ、アウターまで幅広く取り扱っている。 地下1階にはメンズウェアを展開。カラフルなディスプレイにも注目だ。2階には、豊富なバリエーションが目を見張るアメリカンイーグルの姉妹ブランド「aerie(エアリー)」を展開。豊富なサイズとカラーで、女性客の足を止める。【お問い合わせ】株式会社イーグルリテイリングTEL:03-6418-1067元の記事を読む
2012年12月20日ピーチ、エアアジア・ジャパン、ジェットスター・ジャパンなどの格安航空会社(LCC)が次々と発足し、航空業界は「値下げ戦国時代」に突入しています。しかし荷物料金が有料だったり、夜の便が運休になると翌朝まで待たなければならない、座席が狭いなど、さまざまな難点があるがゆえに敬遠する人も少なくありません。そこで、格安航空ならでは「空の旅」の楽しみ方や注意点、ビジネスでの役立て方を、航空アナリストの鳥海高太朗さんにおうかがいしました。■家族連れには強い味方のLCC――価格が安いのがLCCの魅力ですが、中には「安いからサービスも悪いんでしょ」と思い込んでいる人も少なくないようですが……。「たしかに、手荷物を預けるときは有料ですし、座席も大手航空会社に比べると狭いですし、1便が遅れると玉突きのような形で便が次々と遅れるなど、問題は数多くあります。しかし、そんなデメリットも含めても、LCCは魅力ある移動手段です」――その魅力とは?「それは何といっても『料金が安い』の一言に尽きますね(笑)。特に家族で出掛けたときに、それを痛感するはずです。例えば家族4人で夏休みや年末年始などに帰省するとき、仮に首都圏から北海道や九州へ行くとなると、飛行機代だけで往復20万円近くかかってしまいます。でもLCCなら、片道1万円の場合でも4人で往復8万円。費用対効果は抜群で、高速バス感覚で旅を楽しめます」――「料金が安い」以外のLCCの魅力はありますか?「CAがとても明るいですね。大手航空会社の場合、キシっとしたCAが多いですが、LCCだと髪をしばってなかったり、染めててもOKという会社もあります。好みは人それぞれだと思いますが、個性豊かな接客サービスで、大手との差別化をはかっています。また、大手だとフライト日時が近づくにつれてチケット価格は上昇しますが、LCCは直前でも航空券の価格は空席が多ければそのまま。なので『札幌でラーメンが食べたいなぁ』と思い立ったら、すぐに1万円以下の航空券を手配し、札幌でラーメンを食べて帰る……ということも可能なんです」――なるほど。LCCを上手に活用すれば、旅行の幅も広がりますね。ちなみにビジネスマンが仕事で使うとしたら、どんな使い方が有効的だと思いますか?「工場や農場見学など、時間を気にしなくていい出張には役立つと思います。逆に時間を気にする出張には、あまりオススメできません(笑)。遅れや欠航のリスクがあるので。今はメールやスカイプなど、直接会わなくても交渉できるツールがたくさんありますが、やはりじかに会ったほうが情報量も多いし、その後のつながりも深くなる。その点では、LCCは人と人をつなぐツールとして大変有効ですね。また、移動代が出ないフリーランスの人、そして月に何度も往復する単身赴任の人にも、LCCはオススメの移動手段です。航空会社によっては半年先まで予約できる(大手は約2カ月先までしか予約できない)ので、帰省などで使用する航空券は早めに予約しておけば、年末年始やお盆などの繁忙期でも安い価格で移動することができます」■行きはLCC、帰りは大手と使い分け――LCCの現時点での問題は何でしょうか?「現在、LCCを扱う航空会社が取り組んでいるのが、便の遅れの問題です。LCCは同じ機体で運行するので、仮に始発で遅れが生じると、そこから玉突き状態で遅れてしまいます。また、エアアジア・ジャパンなどが乗り入れしている成田空港は、騒音問題などもあり、23時を過ぎると着陸できない決まりになっています。そのため最終便が欠航……なんてことも珍しくありません。この問題は、現在航空会社が空港側と協議を行い、解決に向けて取り組んでいるところです」――座席の問題についてはいかがでしょうか。「座席は、横幅に関しては基本的に大手と同じ配列ですが、前後は狭いです。なので、リクライニングされるとキツいですね。ちなみに料金を追加すると、最前列や非常口付近など、前後のスペースが比較的広い席を確保できる場合があります」――狭いスペースでの我慢が必要なんですね(笑)。「まあ、国内便ならフライト時間はせいぜい1~2時間なので、我慢すればどうってことないですよ。さすがに3時間以上になるとツラくなってきますけど(笑)。私も仕事柄、LCCはよく利用しますが、帰京後によく予定が入っているので、帰りはLCCと比べて時間が読みやすくて疲れにくい、大手の便を使うことが多いです」――ほかにLCCで気をつけるべきポイントはありますか?「大手に比べるとチェックインの時間に厳しいので、余裕をもって空港に着くことが肝要です。また、航空会社のサイトをチェックはこまめにしておくと、格安キャンペーンの情報を見落とさないですみます。情報をうまく有効活用すれば、LCCをより楽しめるはずですよ」デメリットはあるけど、それを補って余りあるくらいのメリットがあるLCC。皆さんもぜひ利用してみてはいかがかな?鳥海高太朗航空・旅行アナリスト。城西国際大学観光学部助手。現在、文化放送『吉田照美 ソコダイジナコト』に毎週火曜日出演(朝7時15分ごろ)。個人ブログ「きまぐれトラベル日記」 春名晃平)
2012年12月15日AMERICAN EAGLE OUTFITTERS(アメリカンイーグルアウトフィッターズ)は、2012年12月21日(金)にグランドオープンするアメリカンイーグルアウトフィッターズ池袋店に、人気モデルの栗原類が来店することを発表した。池袋サンシャイン60通りの中心にグランドオープンする「アメリカンイーグルアウトフィッターズ池袋店」は、オープン初日の12月21日(金)に、ファッションモデルの栗原類が午前11時半に来店を予定しており、10,000円以上購入した先着30名にスペシャルノベルティ(イヤホン付きイヤーマフ)を直接贈呈するイベントを行うことを発表した。「アメリカンイーグルアウトフィッターズ池袋店」ではその他にも、オープン初日限定で先着800名にオリジナルフィンガーレスグローブをプレゼントするほか、5,000円以上お買上げの先着800名にはオリジナルニット帽、10,000円以上お買上げの先着500名にはイヤホン付きイヤーマフをそれぞれプレゼントする予定だ。また、エアリーのブラを 1 点以上お買上げの先着200名には、エアリーのオリジナルトートバックのプレゼントも予定している。さらに、アメリカンイーグル アウトフィッターズの公式 Facebook ページでは、「アメリカンイーグル アウトフィッターズ 池袋店」にて 12月21日(金)~25日(火)まで使用できる20%OFFのデジタルディスカウントクーポンを発行している。【イベント詳細】日 時 : 2012 年 12 月 21 日(金)AM11:30~PM12:00 (※30 分間)場 所 : アメリカンイーグル アウトフィッターズ 池袋店 1F〒170-0013 東京都豊島区東池袋 1-14-1 池袋スクエア対 象 : アメリカンイーグル アウトフィッターズ 池袋店にて 1 万円以上ご購入頂いた先着 30 名お問合せ先:TEL03-6418-1067(株式会社イーグルリテイリング)【「アメリカンイーグル アウトフィッターズ 池袋店」グランドオープン記念ノベルティ】オリジナルフィンガーレスグローブ: ご来店先着 800 名様オリジナルニット帽: 5,000 円以上お買上げの先着 800 名様オリジナルイヤホン付きイヤーマフ: 10,000 円以上お買上げの先着 500 名様エアリーのオリジナルトートバック: エアリーのブラを 1 点以上お買上げの先着 200 名様【「アメリカンイーグル アウトフィッターズ 池袋店」概要】オープン日時: 2012 年 12 月 21 日(金)AM11:00所在地: 〒170-0013 東京都豊島区東池袋 1-14-1 池袋スクエア B1F~2F営業時間: AM11:00~PM9:00電話番号: 03-5928-4770公式 S N S:facebook.com/AmericanEagleJapan元の記事を読む
2012年12月14日航空事故に遭遇する確率は、自動車に乗って事故に遭う確率よりも断然低く、現代の航空機は非常に安全性の高い乗り物だ。しかし、過去には教訓とすべき重大アクシデント(インシデント)も起きている。ここでは航空ジャーナリストで、数々のテレビ番組で航空機の解説を行っている筆者が過去の航空事故の原因を紐解き、その後さまざまな安全対策が講じられた実話を紹介しよう。ロンドンをたったブリティッシュ・エアウェイズ9便(BA9)は、乗員15名、乗客248名を乗せてパース(オーストラリア)に向かう長距離フライトだった。機材はボーイング747、通称「ジャンボ」。経由地のクアラルンプール(マレーシア)を離陸した約1時間半後、突然4つのエンジンが全て停止した――。1982年6月24日に発生した、重大な航空インシデントである。インドネシア上空1万1,300mを順調に夜間飛行していたBA9は、24日21時半すぎ(現地時間)、コクピットの窓から奇妙な閃光が見えた。レーダーには何も映っておらず、雷雲ではないことは明らかだった。機長が機内の空調ダクトから煙が出ていることを確認し、機内での火災発生も疑われた。するとエンジンが点滅するように白く光っていたのだ。コクピットクルーは最初、何が起こっているのか分からなかった。直後、第4エンジンの出力が低下したため、エンジン消火の手順により停止させた。機長はすぐに残りのエンジンで、近くの空港に緊急着陸する決心をした。しかし、続いて第2エンジン、第1エンジン、第3エンジンの順に全てが停止してしまった。安全性を考慮して4つもエンジンを装備しているジャンボが、その全ての出力を失うという事例は、今までにほとんどない。機長はエンジン再始動を何度も試みたが、出力を失ったBA9の高度は下がる一方だった。洋上への不時着も、機長は覚悟していた。全エンジン停止から12分経過、高度3,400mまで降下した時、第4エンジンが再始動したのである。その後、エンジンは次々とよみがえった。第2エンジンは相変わらず不調だったため3つのエンジンで高度と速度を保ち、機長はジャカルタ国際空港まで引き返し、22時25分、緊急着陸に成功した。エンジン停止の原因は、火山灰を吸い込んだことだった。ジャカルタ南東160kmにあるカグングン山が噴火し、その噴煙がインド洋まで達していたのだ。幸い降下して低高度に達すると、噴煙から抜け出すことができ、エンジン内部に詰まっていた火山灰が剝がれ落ちたと見られる。そして再始動が可能になった。まさに危機一髪だった。暴風雨や積乱雲といった目に見えやすい自然現象であれば、早期に発見し、それを回避することが可能だ。しかし、火山灰は大気中に浮遊する細かいちりで、レーダーに映らない。そのため、気象観測データをもとに、噴煙が舞い上がっている高度と風向から飛散区域を予測しなければいけない。パイロットは、お客さんを乗せている以上、定刻通りのフライトを望んでいるため、可能な限り迂回するルートは避けるが、安全のためには早めに飛行ルート変更の決断が不可欠となる。BA9便の教訓は、「夜間は特に危険」ということだ。気象条件がよければ、舞い上がる噴煙を昼間ならコクピットの窓から「障害物」としてパイロットが視認し、事前に避けられる。しかし夜間の場合、特に月の光もない洋上ではまったく見えなくなる。気象データは、リアルタイムではない場合も多く、刻々と変わる状況は現場でないと分からない難しさがある。2010年4月14日にはアイスランドで大規模な火山噴火が発生し、ヨーロッパ大陸上空に広く噴煙が滞留した結果、多数の航空便が欠航、「空の交通」が麻痺する事態となった。この時の火山灰は上空1万6,000kmに達し、ほとんどの航空路の高度と重なる。影響は1週間~1カ月以上続き、どのようなルートを飛行してもヨーロッパの空港を発着する便は火山灰を避けられず、安全のためには「欠航」以外の方策はなかった。前記のブリティッシュ・エアウェイズ以外にも、火山灰を吸い込み、エンジンが不調になった事例は過去に存在する。航空機メーカーでは可能な限りエンジンの信頼性を高めているが、空気を取り込んで燃焼させるというジェットエンジンの基本構造は変えられなく、技術面での対策は難しい。大規模な欠航を余儀なくされると、観光、物流など、経済への影響が深刻だ。しかし、「安全」が優先であることは言うまでもない。現代はグローバルな気象観測ネットワークが構築されており、火山情報および火山灰の飛散区域を把握するシステムがある。パイロットはフライト前に、航空路にそうした危険な区域がないかどうかを常に調査し、飛行計画を立てている。また、パイロットが航空路の状況を報告し、次に同じ範囲を飛行する便に対して情報提供する仕組みもある。安全対策としては、噴煙が広がっている危険な区域を避けて飛行ルートを設定するか、それが無理なら「飛ばない」選択肢を講じるしかない。立ちはだかる大自然の壁には、どんなハイテク旅客機であっても、「早期に逃げる」という手段しかないのだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月14日日本航空(以下JAL)とJALカード(以下JALカード社)、三菱UFJニコスは12日、多くの顧客からの要望があったという、新たな提携クレジットカード「JAL アメリカン・エキスプレス・カード」を発行することを決定し、12月25日(予定)より入会申込の受付を開始すると発表した。JALカードとしては6年ぶりの新カード誕生となり、JALカード社とアメリカン・エキスプレス・ブランドのカードでプレミアム・カード市場を開拓する三菱UFJニコスが共同で、発行・運営を行う。「普通カード」、「CLUB-Aゴールドカード」、「プラチナ」の3種類があり、いずれのカードでも、同伴者1名を含む空港ラウンジの利用や、旅行などに安心の充実したカード付帯保険など、利用するたびに高品質のサービスを実感できるという。特に、JALカードで初めての発行となる「プラチナ」では、全世界で600以上の空港ラウンジが利用できる「プライオリティ・パス」や、24時間対応の「プラチナ・コンシェルジュサービス」、国内・海外のホテル、厳選された上質なダイニングやスパなどの優待特典「スーペリア・エキスペリエンス」をはじめとして、ワンランク上の特別なサービスを提供するとしている。さらに、JAL アメリカン・エキスプレス・カードの「CLUB-Aゴールドカード」「プラチナ」限定で、JALグループ航空券・機内販売などの購入で、既存サービスのショッピングマイルに加え、「アドオンマイル」が積算されるため、「CLUB-Aゴールドカード」では合計100円で3マイル、「プラチナ」では合計100円で4マイルたまるという、これまでにないマイル積算率を実現しているという。またこのたび、JAL アメリカン・エキスプレス・カードの誕生を記念して、2つのキャンペーンを実施。1つは、入って、飛んで、使って最大2万5000マイルがたまる「JAL アメリカン・エキスプレス・カード誕生記念入会キャンペーン」、もう1つは、アメリカン・エキスプレスのゆかりの地・ニューヨークへの旅を、抽選で計5組10人にプレゼントする「JALで行く ニューヨーク5日間の旅 プレゼントキャンペーン」だ。JALとJALカード社、三菱UFJニコスは、今後も顧客のニーズに迅速に対応し満足してもらえる商品・サービスの提供に努めていくとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月13日