こんなボタニカル柄のレインポンチョ(8,900円)があれば、梅雨の季節も待ち遠しく。コロンビアは15SSシーズン全体的で、花や植物のモチーフを基調としたアイテムを多く展開。軽量性に特化した生地や清涼感のあるリネン等を採用することで機能性にも配慮している。アロハテイストな柄が全面にプリントされたこちらのポンチョは、日常使いはもちろん、野外音楽フェスやキャンプなど幅広いシーンで活躍する。優れたオリジナル防水透湿機能「オムニテック」により、雨から身体をプロテクトしつつ、ムレにくい。また、裾部分のタブが付いており、腕を動かしやすい袖丈に調整可能。携帯に便利な収納用のスタッフバッグ付属と、コロンビアならではの機能性満載なポンチョだ。サイズはワンサイズで着丈118cm。カラーは、Carbon Flower(写真)、Fossil Palm Tree、Maple Sugar、Satin Pink Flower の全4色展開。 メンズ、キッズでも同柄のポンチョが展開されており、ファミリーおそろいの音楽フェスコーデとしても楽しめそうだ。<問い合わせ先>コロンビアスポーツウェアジャパンTEL:0120-193-821
2015年05月17日MS&ADインシュアランスグループの三井住友海上火災保険はこのたび、4月にコロンビア(首都ボゴタ)に日本人駐在員を新たに派遣したと発表した。同社は中南米地域6カ国に拠点を有し、メキシコ・ブラジル・パナマに日本人駐在員が常駐しているが、経済成長が進むコロンビアにも新たに日本人駐在員を派遣した。中南米地域では、今後も日系企業の投資拡大が見込まれているという。同社は、主要提携先である中南米最大手の保険会社「マフレ社」と連携して、進出日系企業向けの保険関連サービスの提供を積極的に展開し、サービス体制を強化するとしている。○新たに駐在員を派遣する事務所の概要名称:Mitsui Sumitomo Insurance Company,Limited ボゴタ事務所派遣日:4月主な業務:各種保険サービスの提供、市場調査・情報収集業務同社はブラジルに現地法人を有するほか、メキシコ、パナマ、ぺルー、コロンビア、アルゼンチンに事務所を開設しており、メキシコ・ブラジル以外の中南米地域に事務所を有する唯一の日系損害保険会社だという。また、中南米最大手の保険会社「マフレ社」との提携を通じて、中南米16カ国で安定的にサービスを提供しているとしている。中南米地域には、経済成長が順調で投資環境も整っている国が多いことから、今後も日系企業の投資拡大が見込まれるという。同社は、域内でもとりわけ経済成長が進んでおり、治安が改善しているコロンビア(首都ボゴタ)へ常駐の日本人駐在員を新たに派遣することとした。三井住友海上は、ボゴタ事務所を戦略的拠点の一つと位置付け、中南米のネットワークを一層強化することで、日系企業向けのサービス向上を目指すとしている。
2015年04月08日NTTドコモグループのABCクッキングスタジオが、一風変わった研修を展開している。"チーム内で活躍する人材の育成"を目指した「クッキング de チームビルディング研修」である。この取り組みでは、料理教室を通じて企業人の成長を促すことができるという。静岡ガスのショールームで2月13日に開催された研修の模様を取材する機会を得たので、本稿で紹介していこう。○クッキング de チームビルディング研修とは?「クッキング de チームビルディング研修」は、企業の人材を育成するための法人向けの研修。NTTドコモが全体の企画・主導を担当し、ABCクッキングスタジオとキャプランが共同でプログラムを開発する。今回は、静岡ガスが会場の提供と運営のサポートを担当した。この4社が共同で研修を開催するのは初めてとのこと。当日は静岡県内の企業13社から選ばれた22名の一般社員が参加。キャプランから招かれた土屋圭子氏が講師を務めた。チームビルディング研修は、自己紹介からスタートした。「人の第一印象は、どのくらいで決まると思いますか? 」と土屋氏。同氏によれば、若い人ほど早い段階で第一印象が決まるという。「高校生はパッと見た瞬間に決める。年齢が進むにつれ、経験を積むので決定までの時間が長くなる。全体の平均は3~7秒くらい。したがって最初の挨拶が大事になる。目が合っていたか、望ましいものだったか、初対面時の印象を振り返ってみましょう」と参加者にうながした。土屋氏は、チームとグループの違いに言及。「例えばグループ旅行、グループ交際など人の集まりはグループ。一方、サッカーなどの団体競技ではチームと言う。チームとは目標に向かって一致団結する集団。構成員それぞれが役割・責任を担っている」と説明した。その上で「良いチームの条件」について議論させた。参加者からは「全員が信頼関係で結ばれている」「役割の相互理解」「規律を守る」「長所・短所を補う」などの意見が出ていた。土屋氏は「これを踏まえてピザを作ってもらいます。全員が帰属意識をもって、お互いの短所を補いながら作業してください」と話した。○料理教室はABCクッキングスタジオが主導料理の進め方はABCクッキングスタジオが主導。調理器具の使い方については、静岡ガスから事前説明があった。初めは緊張し、お互いに遠慮があった参加者たち。しかし親しくなり会話が活発になるにつれて、作業効率も向上したようだった。生地をこねた後、オーブンに入れて発酵させる。ここで小休止。参加者は机に戻り、どのようなトッピングにするか議論した。与えられたテーマは「静岡県」。富士山、お茶、サッカーなど、静岡県にまつわるキーワードをいかにピザに落としこんでいくか、活発な意見が飛び交った。話がまとまる頃にはプレゼンを実施。自分のチームのピザがいかに優れているか、4チームの代表者が主張し合った。ピザのテーマが決まると、再び作業台へ。この頃にはチーム内に連携する姿が見られるようになった。タイムマネージメントをする人、トッピングの具材を切り分ける人、ピザの生地を伸ばす人、使い終わった食器を洗う人。お互いが役割を分担しながら作業を進めていく。やがて教室のあちらこちらで、美味しそうな匂いとともにこんがりとしたピザが焼きあがった。○目的を忘れてしまうくらい楽しい!何人かの参加者に話を聞いた。ある参加者は「研修の本来の目的を、良い意味で忘れてしまうくらい楽しい」「初対面の方が多いはずなのに、打ち解けるのが早かった」と驚いていた。「話し合いをしながら、個人の意見を重ねて良いものが出来上がるのが嬉しい」といった意見もあった。運営のサポート体制の良さや、短時間でチームが形成されるプログラムを評価する声が多かった。NTTドコモの担当者にも話を聞いた。料理教室の題材をピザにした理由については「工夫次第で様々なトッピングができるので、チームの特色を出しやすい」ためと回答。研修に料理教室を絡めると、どのような特長が出せるのだろうか。その意義については「一般的に、企業研修は額に皺を寄せて行うものというイメージがある。しかしクッキング de チームビルディング研修では、参加者の笑顔がとても多くなる」「女性が多いのも、この研修の特色」と回答した。○良いチームの条件とは?研修の最後に、講師の土屋氏から総評が行われた。同氏は「仲間の労をねぎらう言葉が、普段から職場に飛び交っているか。仲間を配慮する気持ちを言葉や行動にして、惜しむことなく表現しあう職場環境があるだろうか」と参加者に問いかける。そして「職場環境を作っていくのは新入社員ではない。リーダーになる立場の方たちが積極的に発信しなければ、職場は変わっていかない」と話した。ワクワクしながら作業を進めれば、良い仕事が行える。では、そのためにはどうしたら良いのだろうか。土屋氏は「ストローク」という心理学の言葉を用いて説明する。ストロークとは、人が人に触れ合うための働きかけのこと。「目を見て、アイコンタクトをとる。挨拶をする。丁寧なお辞儀をする。相手の意見に頷く。笑って目を見る。褒めていく。良いチームをつくるために、これらのプラスのストロークを積極的に出していくことが大事になる」と説いた。そして「歳をとればとるほど、誰からも褒められなくなる。そんなときは自分で自分を褒める。寝る前に、今日はよくがんばった、と自分に対してストロークを出す。このように、プラスのストロークを出し続けていくことをオススメします」と結んだ。ABCクッキングスタジオが提供する料理教室をベースに「協調性」「時間管理能力」「調整能力」といった能力を引き出すプログラムが組み込まれていた、今回の「クッキング de チームビルディング研修」。講師の話を聞き(学習)、デスクで議論し(相互理解)、キッチンで料理する(実践)という作業を繰り返しながら進められる、とても濃密な4時間だった。(執筆:大石はるか)
2015年02月16日ソニー・ピクチャーズ、読売新聞の会員制サイト「読売プレミアム」、映画館オンデマンドサービス「ドリパス」の3社によるコロンビア映画の人気投票で、『アラビアのロレンス』(1963年)が1位に選ばれたことが22日、明らかになった。同調査は、2014年に映画会社・コロンビア映画が誕生から90周年を迎えたことを記念して「何度でも見たくなる思い出の映画」と題して実施。1,500人以上が投票した。2位には第30回アカデミー賞作品賞を受賞した『戦場にかける橋』(1957年)、第3位にはスティーブン・スピルバーグ監督によるSF映画『未知との遭遇』(1977年)、第4位にはリバー・フェニックス主演の青春ドラマ『スタンド・バイ・ミー』(1986年)、第5位にはバーブラ・ストライサンドとロバート・レッドフォードが共演した『追憶』(1974年)が選ばれた。第6位は『クレイマー、クレイマー』(1979年)、第7位は『ナバロンの要塞』(1961年)、第8位は『タクシードライバー』(1976年)、第9位は『ダ・ヴィンチ・コード』(2006年)、第10位は『イージー・ライダー』(1970年)となっている。第1位『アラビアのロレンス』は、抽選で選ばれた500組1,000名を無料招待し、よみうりホール(東京都有楽町)で11月24日に上映。そのほか、第2位~第5位はお台場シネマメディアージュにて、12月6日に有料上映されることが決定している。(C) 1962, renewed 1990, (C) 1988 Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved.
2014年10月23日三菱航空機(MRJ)は9月29日、米イースタン航空と次世代リージョナルジェット機「MRJ90」の40機の購入(確定20機、購入権20機)で正式契約を締結したと発表した。両社は、7月に英国で開催されたファンボロー・エアショー2014で購入に関する覚書を締結しており、9月22日に正式契約に至った。イースタン航空への納入は、2019年に開始する予定。MRJはこれまでに、全日本空輸(ANA)から25機(確定15機、オプション10機)、米トランス・ステーツ・ホールディングスから100機(確定50機、オプション50機)、米スカイウェストから200機(確定100機、オプション100機)、ミャンマーのエア・マンダレイから10機(確定6機、購入権4機)を受注しており、今回の契約を含めるて合計375機(確定191機、オプション160機、購入権24機)となった。また、これらの受注に加えて、JALグループと32機(確定)の導入で基本合意している。
2014年09月29日三菱航空機は米国のイースタン航空と次世代リージョナルジェット機「MRJ90」の40機の購入(確定20機、購入権20機※)で正式契約を締結した。両社は7月に英国で開催されたファンボロー・エアショー2014で購入に関する覚書を締結しており、9月22日に正式契約に至った。○納入は2019年に開始予定イースタン航空への納入は、2019年に開始する予定。イースタン航空社長兼CEOのエドワード・J・ウェーゲル氏は、「MRJはクラス最高の運航経済性、客室快適性、そして手荷物の収納性を誇る次世代リージョナルジェット機です。MRJが2019年以降、イースタン航空の機材に加わることを大変うれしく思います。当社では同機をイースタン・ウィスパージェット(Eastern Whisperjet)と呼称する予定です」とコメントしている。また、三菱航空機社長の川井昭陽氏によると、MRJの開発は順調に進んでいるという。「最先端の空力設計と画期的なエンジンの組み合わせは、大幅な燃費低減と騒音・排ガスの削減を実現し、将来的にはエアラインの競争力と収益力に貢献できると確信しています」と、川井氏は話している。MRJはこれまでに、ANAから25機(確定15機、オプション10機)、米トランス・ステーツ・ホールディングス社から100機(確定50機、オプション50機)、米スカイウェスト社から200 機(確定100機、オプション100機)、ミャンマーのエア・マンダレイ社から10機(確定6機、購入権4機)を受注。これまでの合計受注機数は335機(確定171機、オプション160機、購入権4機)だったが、今回の契約を含めると375機(確定191機、オプション160機、購入権24 機)となる。なお、これらの受注に加えて、JALグループと32機(確定)の導入で基本合意している。※製造スロットの確保はないが、特定の期間内に確定した発注条件と同条件で航空機を購入できる権利
2014年09月26日自然豊かな東ケープ州(イースタンケープ)はカルチュラルな魅力もいっぱい。南アフリカ全体のコサ族の人々の半分以上がイースタンケープに暮らしていて、まさにここはコサ族の故郷とも呼べる場所なのだ。コサ族のユニークな生活文化を体験!■ママ・トフに教わるコサ族の文化コサ族について知りたいのなら、ママ・トフ(Mama Tofu)という女性の話を聞くのが一番と言われ、イーストロンドンから少し離れた彼女の村を訪れた。到着すると村の人たちが歌とダンスで温かく迎えてくれて、南アフリカの国歌を皆で大合唱! コサ語で歌う国歌を聞いていると、胸に手を当てながら歌う人たちの姿はたくましく、ネルソン・マンデラ元大統領もコサ族の人だと思い出し、アパルトヘイトを乗り越えてきたという誇りや連帯感のようなものを感じて胸が熱くなってくる。ママ・トフは今年で93歳なのだそう。彼女は90年以上に渡って見てきた南アフリカの文化的、政治的、社会的な変遷やコサ族の歴史と文化について人々に語り継いでいる。時代が移っても変わらないコサ族のスピリッツについて話す口調には熱がこもっていて、ぐいぐいと彼女の話に惹きこまれる。特に盛り上がったのは、彼女が若い女の子向けに言っているという恋愛アドバイス。「男の子から愛していると言われたら、微笑んではだめ。真面目な顔をして彼の目を見て、ちゃんと仕事はしているか聞くのよ」。そして最後にママ・トフが言っていたのは、「料理の出来ない女性は結婚できないわ。トウモロコシを挽けない女性は全くだめね」ということ。ここでは調理用に乾燥したトウモロコシを挽いて粉にしなければいけない。村の女性たちが歌いながら軽々とやっているのを見た後に実際にやってみたのだけれど、これが本当に難しい。重いので全身の筋肉を使うし、リズム感も求められる。この作業をやっている女性たちは、なんともたくましい!■人々の生活に欠かせない存在、「サンゴマ」南アフリカでは現在でも古くから続く伝統医療を利用する人が多く、サンゴマと呼ばれる伝統治療師の数は西洋医学の医師の数よりもはるかに多いと言われている。いろいろなサンゴマがいるけれど、人々の身体的、精神的な病気をハーブで治すメディカルなものと、祈祷や占いをするスピリチュアルな役割があるそうだ。サンゴマがいる村を訪れると、最初にサンゴマが案内してくれたのは暗い小部屋。体調が悪い人や人間関係について悩んでいる人など、訪ねて来る人が抱えているものは人それぞれ。ここでその人に合った占いや祈祷を行うらしく、それに使うという乾燥したハーブを見せてくれた。次に見せてくれたのは激しいダンス。ドラムの音に合わせて歌いながら踊ってトランス状態に入り、先祖と会話するのだとか。集まってきた人たちのコサ語を聞いていると、カラコロと舌を鳴らすようなクリック音が会話の中に入っている。このクリック音の出し方を子どもたちが教えてくれたけど、難しくて全然発音できない。また、村に住むコサ族の女性はとても働き者で、調理用の薪を運ぶ女性はとても簡単そうにやっているのに、実際にやらせてもらうとバランスを取るのが難しくてずっとグラグラ。■コサ族の魅力的なファッションイースタンケープを車で移動していると、緑が広がる一面の草原に白やピンク、ブルーのカラフルな家が点々とある風景は見ていて飽きず、ドライブしているだけでも楽しい!よく見るこのキノコ型の丸い家はラウンドハウスと呼ばれていて、他のアフリカの国々でもよくあるスタイル。昔は敵の侵入に備えて、夜は男性がやりを持って扉の近くで眠っていたのだとガイドが教えてくれた。ラウンドハウスを活用したスタイリッシュなホテルも多い。また、コサ族は美しいビーズワークでも有名。ビーズのアクセサリーをつけている女性たちによく会うけれど、例えば、このビーズの髪飾りをしている女性は結婚したばかりの人、これはお母さんになったばかりの人と、その人のライフステージがビーズのアクセサリーの違いからわかるらしい。伝統的な衣装も同じで、衣装の違いからその人のライフステージがわかるそう。ビーズのアクセサリーはあちこちで売られていて、お土産にもぴったり! また、村の人たちのそれぞれデザインが異なった顔のペイントはとてもオシャレで、気に入ったデザインがあればペイントしてもらうことができる。新しい文化を取り入れながらも、伝統を大切にしながら生きるコサ族の人々の暮らしを垣間見るイースタンケープの旅は、人々の人生の豊かさに触れるような贅沢な時間が過ぎていく。取材協力:南アフリカ観光局 公式サイト 撮影・取材:東海林美紀
2013年07月08日東ケープ州(イースタンケープ)は、海と山が揃った自然の宝庫。豊かな緑に囲まれて、心を解き放つ癒しの旅へ!■ブレックファーストはイルカを眺めながらインド洋に面しているイースタンケープには、「ワイルドコースト」と呼ばれる手つかずの海岸が300キロほど続いている。このワイルドコースト上にあるハガハガ・ホテル(HAGA HAGA HOTEL) は全ての部屋がオーシャン・ビュー。心地よい波の音に包まれながら滞在することができるホテルだ。この日は早起きして日の出を見ながら、ダブル・マウスというエリアへと向かった。早朝のダブル・マウスは、どこまでも続く海岸線に朝霧がかかって圧倒される美しさ。地球のエネルギーを感じられるような場所で、思わず深呼吸したくなる。沖の方には、たまに水中から姿を見せてくれる数匹のイルカの姿が! 季節によってはクジラを見ることもできるそう。そんな絶景が眺められる丘の上に、ブリティッシュ・スタイルのブレックファーストが用意してあった。この素敵なセッティングをしてくれたのは、近くでホーストレイルを企画しているオーナー夫妻。乗馬を楽しみながら自然に触れることのできるホーストレイルは、この辺りではメジャーなアクティビティのひとつ。「馬に乗りながらこの景色を見たら、もっと感激するわよ!」と奥さんのシェリルがはにかんだ。■ボートに乗ってジャングルツアーへダブル・マウスをあとにして車を走らせると、ドライバーが川の前で車を止めた。このケイ川は上流までいかないと橋がないため、「ポント」と呼ばれる筏(いかだ)のようなフェリーが人々を対岸まで運び、地元の人たちの大切な生活の足になっている。乗っているのは10分くらいなのだけれど、乗り合わせた乗客同士でおしゃべりが盛り上がる賑やかな時間だ。再び車に乗り込んでしばらく走ると、トレンネリ―ズ・ホテル(Trennerys Hotel)へ到着。ここはワイルドコーストにある崖の上に立つホテルで、コテージやレストランがあり、カヌーやジャングルトレッキングなどの様々なアクティビティを用意している。私たちはジャングルトレッキングを選び、ガイドと一緒にボートに乗って出発!しばらく川の上流に向かっていくと熱帯地方の植物が生い茂っていて、時折、鳥の騒々しい鳴き声が辺りに響き渡る。冒険気分を味わいながらボートから降りてジャングルを探索! ガイドが動植物の生育や地元の人々の間で語り継がれている伝説について説明してくれた。ランチはトレンネリ―ズ・ホテルで、すぐ近くの海で採れた新鮮なシーフードを満喫!■山の中に佇むカントリー・ハウス移動中に立ち寄った「イーグルズ・リッジ」(Eagle’s Ridge)は、庭で採れたオーガニック野菜を使った食事や宿泊ができる、山の中のカントリー・ハウス。カラフルな壁には至る所にアート作品が飾ってあってギャラリーの中にいるような、森小屋の中にいるような不思議な気分にさせてくれる。ここには地元アーティストのアトリエとショップが併設されていて、アーティストたちと直接話をしながら、制作風景を見学することができる。イースタンケープの自然に憧れて移住してきたという陶芸作家が、アトリエで作品を紹介してくれた。庭に寝そべって日光浴をしながら、鳥のさえずりと風の音に耳を傾ける穏やかな時間が流れる。ここでの過ごし方は人それぞれ。テニス、サイクリング、トレッキング、メディテーションやアート・ワークのクラスなど、のんびりと過ごすかアクティブに過ごすかは自分次第。ウェディング・パーティーの会場としても人気なのだそう。豊かな緑に囲まれて、イースタンケープの旅は続く。取材協力:南アフリカ観光局 公式サイト 撮影・取材:東海林美紀
2013年06月24日アウトドアウエアを提供する「コロンビアスポーツウェアジャパン」は2013年2月、フィッシングギアの総合メーカー「ピュア・フィッシング・ジャパン」が取り扱う「AbuGarcia(アブ・ガルシア)」とのコラボレーションアイテムとして、フィッシング用のレインスーツ「DEEZRAINSUIT(ディーズレインスーツ)」とレインジャケット「DEEZJACKET(ディーズジャケット)」の2種を発売する。両製品は、プロフェッショナルアングラー・青木大介氏の意見を細部に至るまで反映。ブラックを基調としながら、止水ジッパーやししゅうに青木氏のイメージカラーでもあるブルーを差し色として配すなど、機能性とファッション性を追求している。同社独自の防水透湿機能「オムニテック」を採用。ジャケットは、肘部分の立体裁断でキャスティング時の腕の運動性を確保し、袖口部分には水の浸入を防ぐインナーカフを装備している。また、フードとキャップとを連結するフードガレージの採用により、フードが頭の動きに追随するため、常にクリアな視界を確保しアクティブな動きに対応できるという。さらに、レインスーツのボトムスには腰部分からの水の浸入を防ぐレインガーターを用い、膝、ヒップ部には耐摩耗補強を施している。価格は、「DEEZRAINSUIT(ディーズレインスーツ)」が4万4,100円、「DEEZJACKET(ディーズジャケット)」が2万5,200円。なお、「DEEZJACKET(ディーズジャケット)」は、ピュア・フィッシング・ジャパンオンラインショップのみで販売する。詳細は、同社公式ホームページを参照のこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月29日アウトドアウェアを提供するコロンビアはこのほど、2013年春夏の新作発表会を行った。来年春夏シーズンのコロンビアのキーワードは「ロングトレイル」。日本にはまだなじみの少ない言葉だが、山のように高低差のある場所を歩くのではなく、平坦な場所を長い時間をかけてトレッキングする「歩きながら旅をする」スタイルを提案していくという。ロングトレイルは登山とは違い、平坦な道を長い時間をかけてゆっくり進んでいくアクティビティだ。アメリカには全長4,000kmを超えるコースがあり、何日もかけてキャンプをしながら旅していくという。まさに「歩く旅」といえるだろう。今回の発表会では、モデルで俳優の尚玄さんがゲストに招かれた。雑誌「TRANSIT」とのコラボで、実際にアメリカにてロングトレイルを体験したという。そのときがロングトレイル初挑戦だったと言う彼は、スライドを交えながら、「思った以上に大変なこともあったが、さまざまな旅の出会いや雄大な自然との出会いもあり、楽しい体験をしました」と自らの体験を語った。春夏向けの新作としては、コロンビア独自の最先端冷却テクノロジー「オムニフリーズゼロ」を使用した商品を展開する。「オムニフリーズゼロ」は冷却材である小さな青いサークルが、汗を利用し生地全体の温度を瞬時に下げ、その効果でクーリングを持続できるという。長い時間歩き続けるロングトレイル向けの新作には、この「オムニフリーズゼロ」を使用した商品を多くそろえている。平坦な道とはいえ、キャンプ用品や食料水などを背負い長時間歩き続けるため、軽量でレイヤードができる商品を多くそろえているのも特徴だ。シューズも登山とは違い、軽く通気性の良いものを合わせている。ロングトレイルにおいては、いかにうまく軽量化を図るかが重要になってくるという。登山ほど険しい道のりではないが、平坦な道を自然と向き合いながら歩く「ロングトレイル」。コロンビアが発信源となり、新しいカルチャーが日本に根づくのも近いかもしれない。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月18日