人気作品『アダムス・ファミリー』が、初の劇場版アニメになってスクリーンに登場。2020年9月25日(金)に、TOHOシネマズ、イオンシネマにて全国ロードショー。世界中で愛される『アダムス・ファミリー』アルフレッド・ヒッチコックやティム・バートンなど、世界の名立たるクリエイターたちにインスピレーションを与えたといわれる『アダムス・ファミリー』。そんな名作が誕生したのは、1930年代に漫画家のチャールズ・アダムが“一コマ漫画”を雑誌に描いたのがきっかけ。そのひねくれたユーモアセンスと個性豊かなキャラクターに人気の火がつき、60年代にはTVシリーズやアニメシリーズが放映。そして90年代に、世界的に爆発的なヒットを記録した“あの”実写化映画が公開されたのだ。劇場版アニメとしてスクリーンに!今回そんな『アダムス・ファミリー』が、初の劇場版アニメとしてスクリーンにカムバック。お馴染みの“ファミリー”メンバーが、映画の面影を残したキュートなビジュアルで登場する。ハリウッドの豪華メンバーが揃うボイスキャストにも注目だ。<配役>ゴメズ・アダムス役:オスカー・アイザックモーティシア・アダムス役:シャーリーズ・セロンウェンズデー・アダムス役:クロエ・グレース・モレッツパグズリー・アダムス役:フィン・ウォルフハードフェスターおじさん役:ニック・クロールフランプおばあちゃん役:ベット・ミドラー公開された映像には、『アダムス・ファミリー』お馴染みの“指を鳴らす”テーマ曲と共に、懐かしきファミリーたちが登場。仲良しなゴメズとモーティシア夫婦に、怪しい実験を行うウェンズデー、ゴメズの兄・フェスタ-に大掛かりなイタズラを仕掛けるパグズリーの姿があり、“あの頃”のワクワク感を誘う映像に仕上がっている。日本語版吹替えキャストまた日本語吹替え版にも、多方面でマルチな才能を発揮する人気キャストが勢ぞろい。モーテ ィシア役に杏、ゴメズ役に生瀬勝久、フェスターおじさん役にロバート秋山が抜擢されたほか、本作のオリ ジナルキャラクター マーゴ・ニードラー役をLiLiCo、その部下グレン役を井上翔太がそれぞれ演じる。また、自他ともに認める『アダムス・ファミリー』の大ファンである二階堂ふみが、本作で吹き替え初挑戦。ウェンズデーに声をあてることとなった。日本語吹き替え版予告日本語吹き替え版予告映像には、アダムス一家が大勢の人間たちが暮らす住宅地に足を踏み入れるシーンや、ウェンズデーが人間の中学校に通うシーンなどが公開。フェスターおじさんを演じるロバートの秋山竜次が、情感たっぷりにナレーションを務める、ユーモラスな映像に仕上がっている。『アダムス・ファミリー』あらすじ人里離れた山の中で結婚式をあげたモンスターのカップル、ゴメズとモーティシア。突然、襲って来た人 間たちに故郷を追われた二人は、丘の上に建つ荒れ果てた屋敷にたどり着く。時が流れ、夫婦には二人の 子供、ウエンズデーとパグズリーが生まれて、一家4人と執事のラーチは平和な日々を送っていた。そん ななか、パグズリーが一族にとって重要な儀式、「セイバー・マズルカ」を親戚たちの前で披露する日が 近づいていた…。詳細『アダムス・ファミリー』公開時期:2020年9月25日(金) TOHOシネマズ、イオンシネマにて全国ロードショー監督:コンラッド・ヴァーノン、グレッグ・ティアナン脚本:マット・リーバーマンキャスト:オスカー・アイザック、シャーリーズ・セロン、クロエ・グレース・モレッツ、フィン・ウォルフハード、ニック・クロール、ベット・ミドラー上映時間87分配給:パルコ ユニバーサル映画■ムビチケ情報・数量限定「アダムス・ファミリー」オリジナルマスクケース付ムビチケ発売日:7月10日(金) ※一部劇場を除く一般券:1,500円(税込)/小人(3才以上):900円(税込)※「オリジナルマスクケース付」は無くなり次第終了。※特典は一般券、小人券それぞれ1枚につき1つ。※特典単体での取扱いはない。※ムビチケオンラインでは特典なし。※予告なく内容・販売期間等が変更になる可能有り。・ムビチケカード(チケットのみ商品)発売日:7月10日(金) ※一部劇場を除く一般券:1,500 円(税込)/小人(3 才以上):900円(税込)※券面の絵柄は「アダムス・ファミリー」と同じもの。※上映劇場がムビチケに対応しているか確認必要。
2020年05月25日アメリカで長年に渡って愛され続けてきた漫画「アダムス・ファミリー」が、ついに初の“劇場版アニメ”として今秋、日本公開されることが決定。キャラクターの個性的な顔立ちが分かる日本版ティザービジュアルと、ティザー映像が到着した。人里離れた山の中で結婚式をあげたモンスターのカップル、ゴメズとモーティシア。突然、襲って来た人間たちに故郷を追われた2人は、丘の上に建つ荒れ果てた屋敷にたどり着く。時が流れ、夫婦には2人の子ども、ウエンズデーとパグズリーが生まれて、一家4人と執事のラーチは平和な日々を送っていた。そんな中、パグズリーが一族にとって重要な儀式、「セイバー・マズルカ」を親戚たちの前で披露する日が近づいていた…。漫画家チャールズ・アダムスが1930年代に雑誌に描いた一コマ漫画としてスタートした「アダムス・ファミリー」。ヒネくれたユーモアセンスとユニークなキャラクターが人気を博し、60年代にはTVシリーズやアニメシリーズが制作、90年代には長編映画として実写化され世界的大ヒットを記録した。そんな長い歴史の中で、今回ついに初の劇場版アニメが公開決定。ボイスキャストには、ゴメズ・アダムス役を『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』『スター・ウォーズ』のオスカー・アイザックが務めるほか、モーティシア・アダムス役をシャーリーズ・セロン、ウェンズデー・アダムス役をクロエ・グレース・モレッツ、パグズリー・アダムス役をフィン・ウォルフハード、フランプおばあちゃん役をベット・ミドラー、フェスターおじさん役をニック・クロールと、人気キャストがファミリーを演じる。同時に公開されたティザー映像では、お馴染みの“指を鳴らす”テーマ曲が流れ、家族の姿や執事ラーチとハンドがピアノを連弾するシーンもあり、公開に期待高まる映像となっている。『アダムス・ファミリー』は秋、TOHOシネマズ、イオンシネマにて全国公開。(cinemacafe.net)
2020年05月22日実力派女優エイミー・アダムスが海外ドラマ初主演を務め、『ゴーン・ガール』原作者ギリアン・フリン衝撃のデビュー作を完全実写化した「シャープ・オブジェクト KIZU-傷-:連続少女猟奇殺人事件」が、4月3日(水)よりリリースされることになった。本作は、主人公の女性記者が過去のトラウマと向き合いながら、故郷の町で起こった連続少女猟奇殺人事件を追っていく極限のサイコ・サスペンス。後味の悪いストーリー展開が観れば観るほどクセになり、まるで全8話、8時間の映画を観ているような感覚に。驚愕のラストにも注目が集まっている。『ゴーン・ガール』で一躍注目を浴びたギリアン・フリンのデビュー作となる原作は英国推理作家協会2部門(最優秀スリラー賞・最優秀新人賞)を受賞しており、本作では自らも製作総指揮・脚本家として参加。■エイミー・アダムス、海外ドラマ初主演!豪華キャスト&スタッフ結集主演を務めたのは、『魔法にかけられて』などで圧倒的人気を誇り、『ザ・マスター』『アメリカン・ハッスル』などアカデミー賞に5度ノミネートされている実力派エイミー・アダムス。満を持してTVシリーズ初主演を務め、初めて製作総指揮としても参加、いびつな親子関係や過去に起こった事件によるトラウマが原因で影を持つ女性記者を見事に演じ、第76回ゴールデン・グローブ賞リミテッドシリーズ/テレビムービー部門で主演女優賞にノミネート。同・助演女優賞に輝いたパトリシア・クラークソンが過干渉の“毒母”役を演じているほか、エイミー演じる主人公の少女時代を『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』ベバリー役のソフィア・リリスが演じた。イッキ観必至の全8話を手がけたのは、ニコール・キッドマン×リース・ウィザースプーン共演「ビッグ・リトル・ライズ」のジャン=マルク・ヴァレ監督。『ゲット・アウト』『セッション』など話題作を世に送り続けるプロデューサー、ジェイソン・ブラムも製作総指揮として参加した。良質なドラマを制作し続けるHBOだからこそ実現したクリエイターチームによる、見ごたえたっぷりの極限の新感覚サイコ・サスペンスとなる本作。辛口レビューサイト「Rotten tomatoes」でも93%フレッシュを獲得するなど(2018年10月24日現在)高い評価を受けており、エミー賞でも最有力候補とされている。■ストーリー独裁的で過保護な母親を持つ記者のカミール・プリーカー(エイミー・アダムス)は、アルコール依存症で自傷行為を繰り返していた。あるとき精神病院を退院し、職場復帰したカミールだが、故郷の街ウィンド・ギャップで起きた猟奇的な連続少女殺人事件の取材を担当することになる。事件を追っていくうちに過去のトラウマや母親との確執に葛藤しながらも、真相に迫っていくがーー。「シャープ・オブジェクト KIZUー傷ー:連続少女猟奇殺人事件」は4月3日(水)よりブルーレイ発売/DVDレンタル開始。(text:cinemacafe.net)
2019年01月20日今秋、2014年に上演、大好評を博したブロードウェイ・ミュージカル『アダムス・ファミリー』が再演される。橋本さとし、真琴つばさ、昆夏美、今井清隆ら続投キャストに加え、壮一帆、村井良大、樹里咲穂、戸井勝海、梅沢昌代らが新たに参加。パワーを増したステージを見せてくれるに違いない。中でも、ルーカスを演じる村井は前回に引き続き演出を担当する白井晃の作品に出演することを熱望していたと語る。【チケット情報はこちら】「白井さんの演出は、稲垣吾郎さん主演『No.9―不滅の戦慄―』が印象的でした。映画の1シーンのような雑踏の表現が素敵で。プレイヤーとしては、『趣味の部屋』が僕のベスト・オブ・ベスト。白井さんのコミカルでミステリアス、的確な芝居が勉強になりました。だから今回のお話は“ようやく来た!”。がんばってくらいついていきたいですね」ルーカスはアダムス家の長女・ウェンズデーのボーイフレンド。両親と共にアダムス家を訪ねるが、お化けである彼らの言動に翻弄され、ウェンズデーとの恋も暗雲がたちこめる。「とてもかわいらしい話なんですよね。爽快な音楽で、思わず楽しくなっちゃうナンバーも多い。でもすごく切なくてやるせなかったり、お化けと人間のギャップがシュールでおかしかったり。心に響く言葉も多くて、ぜひ家族やカップルで観てほしい作品です」ルーカスとウェンズデーのピュアな恋心も、ときめきと笑いが交錯する。「ふたりのかけ合いは、すごく変(笑)。ウェンズデーは人間の感覚からは相当ズレているし、ルーカスも“作家か検死官になりたい”っていうセンスの持ち主だし。第1幕ではウェンズデーに対してまっすぐで、男の子らしいところも見せるルーカスですけど、第2幕で少し雰囲気が変わる。そこからが、いかにもアメリカンで“楽しんだ者勝ち” なおもしろい展開なんですよ(笑)。これはぜひ、劇場で楽しんでいただきたいです」『アダムス・ファミリー』はチャールズ・アダムスが雑誌『ニューヨーカー』に発表した1コマ漫画を原作にTVドラマやアニメが作られ、1991年に製作された映画も大ヒット。日本でも映画に加えて車のCMに起用され、ゴシックかつポップなキャラクターとテーマ曲が子どもから大人まで幅広く知られるようになった作品。それがどのようにミュージカルとして調理されているのか、確かめたい人はぜひ劇場まで。公演は10月28日(土)から11月12日(日)まで神奈川・KAAT神奈川芸術劇場〈ホール〉にて上演。10月1日(日)にはMARK IS みなとみらいにて制作発表&楽曲披露イベントの開催も決定。チケット発売中。取材・文:金井まゆみ
2017年09月28日この秋、待望の再演を果たすミュージカル『アダムス・ファミリー』。お化け一家の主人ゴメスを演じる橋本さとしと、その長女ウェンズデー役の昆夏美は、初演でもユニークな役作りで大評判を取った。ミュージカル『アダムス・ファミリー』チケット情報「よく集めたなというくらい個性的なキャスト揃いで、初演の稽古場には日本人が欧米の作品をやる時の違和感が一切ありませんでした。今回また家族で集まることができると思うと、嬉しいです」と語るのは橋本。初演では、妻と娘を愛するチャーミングなパパを熱演し、読売演劇大賞優秀男優賞も受賞した。昆が「さとしさんが(妻モーティシア役の)真琴つばささんと一緒にノリノリでタンゴを踊られる姿、とても素敵だったんですよ。私はそれまでコメディタッチの舞台に出た経験があまりなかったので、さとしさんをはじめ皆さんの演技は勉強になりました」と振り返ると、橋本は「いやいや、滅多に笑わないウェンズデーだけど、ほくそ笑み方がめっちゃ上手で、しかも笑顔が可愛くなくて絶妙だった!劇中、ゴメスがウェンズデーに対して『娘が成長して嬉しいけど寂しい』という気持ちを表す場面があるのですが、これが実に微笑ましくて泣けるんですよ」と笑顔を浮かべた。再演では、キャストの一部が新メンバーに。モーティシア役には、初演からの真琴に加え、新たに壮一帆が参加。橋本と昆はふたりの妻/母を相手に演じる。橋本は「妻ひと筋のゴメスなのに、こっちにもあっちにも妻が!複雑ですよ」と笑いつつ「壮さんとは舞台『魔都夜曲』でもご一緒し、チークダンスを踊ったので、良い距離感ができています。新しく入って来られる方々から、僕らも新しいものをみつけさせてもらうのが楽しみですね」と期待をにじませる。また、橋本が「恋愛もので相手が複数キャストの場合、この人好き、この人好きになれない、とかあるの?」と昆に質問し、昆が「好きになれないことはないのですが、人によって、与える愛だったり受け入れる愛だったりと、ポイントが変わります。相手の方と一緒に呼吸し、反応しながらお芝居を作る面白さも難しさも、近年ますます感じています」と答えると、橋本も「そうだよね。役者としての技量だけでなく、人間としての度量や大きな意味での愛が試される」と頷いた。「とにかく愛が充満している舞台だし、家族や人種のことなど社会風刺もしている。そして白井晃さんの演出も絵本のような美術も本当におしゃれなので、ぜひ観ていただきたいですね」(橋本)「 ブラックなところもありつつ、ユーモアと家族愛がいっぱいのハッピーな作品。私自身は初演では手探りでしたが、今回は戦略的な笑いにも挑んで、お客様とのキャッチボールを楽しみたいです」(昆)本公演は10月28日(土)から11月12日(日)までKAAT神奈川芸術劇場ホールにて。10月1日(日)にはMARK IS みなとみらいにて製作発表&楽曲披露イベントの開催も決定。チケット発売中。取材・文:高橋彩子
2017年09月21日2014年に白井晃演出で日本初演され、大好評を博したミュージカル『アダムス・ファミリー』が帰って来る!原作はアメリカの人気漫画で、1991年に映画化され、2010年にブロードウェイでミュージカル化された作品だ。おばけ一家の女主人モーティシアを、初演に続いて演じる真琴つばさは「再演は嬉しい」と声を弾ませる。【チケット情報はこちら】「一見、変わったキャラクターばかりのアダムス一家ですが、実はどこにでもいる普通の家族。家庭それぞれに事情があるように、黒い服を着ていたり人の不幸が好きだったりするだけ。不幸が好きと言っても、彼らが人を不幸にするわけではなく、ちょっと面白がっている程度ですし。その奥にあるのは普遍的な家族愛で、親が子供を心配する気持ちや嫁姑問題など、身近な事柄が描かれている。こういう人、いるよね!と楽しんでいただける、“エンタテイメント・ファミリー・ドラマ”だと思います」初演では、映画顔負けの迫力と慈愛に満ちたモーティシア役を見事に造形。夫ゴメス役の橋本さとしを相手に、息の合った夫婦ぶりを見せた。「橋本さんは、ちょっと尻に敷かれているような旦那さんの雰囲気がうまい、マルチェロ・マストロヤンニみたいな方。妻をいい気分にして、させてくれるんです。モーティシアは“私が全てを操っているわよ”という顔をしているけれど、実は少女のようなところがあり、家族に助けられている。皆さんにも共感していただけるポイントではないでしょうか。私自身も演じながら、例えば夫とつき合っていた頃のことを思い出すシーンなどで、何度か涙ぐみそうになりました」男声でも女声でもない音域と独特の声を持ち、他の声とハーモニーになりにくいという真琴にとって、キーを変えずに挑むことができたモーティシア役はまさにはまり役だが、今回は壮一帆とのWキャストということで、新たなモーティシア像の誕生にも期待がかかる。「Wキャストって、自分にないものを見ることができて面白いんです。相手の方が描くモーティシアは最高の教本ですよ。壮さんは関西人だから物怖じせず、誰とでもしっくりいくでしょうし、目線の使い方なども巧いと思うので、そこは参考にしたいです。私より年下の壮さんを見習って、心は若く、でも年齢分の経験値は活かそうかと(笑)。初演以上に、母として、女性として、さらに思いやりや艶っぽさを出したいですね」今春には乃木坂46メンバーとの『あさひなぐ』、秋には『にんじん』、そして本作と、ポピュラーな題材の舞台が続く。「『あさひなぐ』は客席がほぼ男性で新鮮でした。そこでは尼さんを演じ、『にんじん』では家政婦さん、そして『アダムス・ファミリー』では妖怪のお母さん。レパートリーがどんどん広がっています(笑)。宝塚歌劇団時代にも狼男からヴィヴィアン・リー(スカーレット・オハラ)までを演じた年がありましたが、女役を演じた後は男役の演技にも変化が起き、優しさや柔軟性が出たんです。ですから、今年の仕事の経験で自分の演技がどう変わるかも楽しみですね」取材・文:高橋彩子
2017年07月20日エイミー・アダムスが主演を務め、『ブレードランナー 2049』の監督も務める奇才ドゥニ・ヴィルヌーヴがメガホンをとる『メッセージ』。このほど、日本でもそのビジュアルが話題となっている巨大な“謎の飛行体”の内部に、ついにエイミーたちが初潜入するシーンの本編映像が解禁となった。突如、世界12の都市に降り立った巨大な球体型飛行体。米軍に雇われた言語学者のルイーズ(エイミー・アダムス)は、謎の知的生命体と意志の疎通をはかるため、“彼ら”が人類に<何>を伝えようとしているのかを物理学者イアン(ジェレミー・レナー)らとともに探っていくが――。“映像化不可能”といわれた傑作SF短編小説を、ヴィルヌーヴ監督が独創的な映像美と世界観で表現した本作。巨大飛行体から受け取った美しくも哀しいメッセージと、“娘を亡くした母”ルイーズの切なすぎる決断に、すでに公開された世界各国で称賛が続出。今回解禁となったのは、そんな“世界絶賛の感動作”とは信じ難いようなビジュアルの飛行体に、ルイーズたちが初潜入する瞬間の本編映像。冒頭は“彼ら”との対面におびえるルイーズの不安な表情が映し出され、飛行体にゆっくりと近づく様子からは静かな緊張感が伝わってくる。そして、ついに“飛行体の内部”へ進んでいくのだが、驚きなのはその潜入の仕方。工事現場で見かけるようなリフトに乗り込み、奇妙な四角いトンネルに向かって上昇していくのだ。飛行体の内部に入ると、その先からは重力がなくなり、人は“側面”に立ちながら天に向かって歩き出すことに。異彩を放つ飛行体の存在感と、摩訶不思議な現象には思わず圧倒されてしまう。このシーンは、実際にセットを制作して撮影されていたという。監督は、「ルイーズたち人類が“彼ら”と接触するためのツールは、現実社会にある技術を使わせたかったんだ」と語り、観客たちに共感を呼ぶ工夫があると明かしている。そんな監督のこだわりに、ジェレミー・レナーは「僕らはリフトに乗り、約10mも昇って巨大なトンネルに入っていった。こんなリアルな環境があったからこそ、その不思議な体験を肌で感じられたんだ」と明かし、役者たちの演技にも影響を与えてくれたと語る。さらに、主演のエイミーは「この映画で起こったことは、もしかすると私たちの世界で明日、起こることかもしれない。世界がどう反応するのかを描いているのよ」と語り、非現実的な題材でありながらリアリティが追求されていることに言及した。こうしてルイーズたちは飛行体の中へ入っていき、先に待ち受ける“彼ら”との初対面を果たす。そして、“彼ら”と対話を繰り返すことで、ルイーズは“美しくも哀しいメッセージ”の真相にたどり着く。監督は、「“彼ら”は心を開いているルイーズに言語を解読する鍵を垣間見せ、彼女は間違いを何度も重ねながらその言語に迫っていく。実はその間違いの1つからドラマが生まれるんだ」とも語り、ラストに繋がるキーワードも明かしている。飛行体の内部で待ち受ける驚きの展開は、まさにこの映像から始まっていくのだ。『メッセージ』は5月19日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:メッセージ 2017年5月19日よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開
2017年05月12日エイミー・アダムスを主演に、『ブレードランナー 2049』の監督にも抜擢されたドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が独創的な映像美と世界観で作り上げたSF感動作『メッセージ』。このほど、その姿から“ばかうけ”“柿の種”“ハッピーターン”などに例えられ、早くも話題となっている謎の飛行体の不可思議な動きをとらえた本編映像が解禁となった。エイミーをはじめ、ジェレミー・レナー、フォレスト・ウィテカーら実力派キャストで贈る本作。優れたSF作品に贈られる文学賞“ネビュラ賞”をはじめ、名だたる文学賞を数多く受賞している米作家テッド・チャンの短編小説「あなたの人生の物語」を基にし、アカデミー賞をはじめ世界中の映画賞を席巻している。今回、そんな“世界絶賛の感動作”であるとは信じ難い、独特のビジュアルの球体型飛行体が、奇妙に動く様子が収められた本編映像が到着。言語学者ルイーズら人類がぼう然と立ち尽くす前で、空中へ急浮上する衝撃の様子がとらえられている。まず、映像冒頭では、突如地上に現れた巨大な飛行体に混乱する人類と、“彼ら”がどこから、何のためにやってきたのかを必死で探ろうとする言語学者ルイーズの緊迫感がひしひしと伝わってくる。その謎の飛行体といえば、ビジュアルが解禁となって以来、日本では“ばかうけ”“柿の種”“ハッピーターン”など、なぜかお菓子に例える人が続出。今回の映像で初めて、飛行体の動く様子が明らかになったが、やはりその見た目は、まるで“日本を代表するお菓子”のよう…。だが、“映像化不可能”といわれた原作に挑んだヴィルヌーヴ監督は、「この飛行体にはモデルがある」と衝撃的発言をする。彼は「当初から、小石のような卵型の宇宙船にしようと考えていた。いままでにも見たようなものであり、それほど不吉な感じも奇妙な感じもしないと思ったからね。そして太陽系内の軌道を公転しているエウノミア(別名、第15 番小惑星)という小惑星を参考にして形を決めたんだ」と、驚きの事実を明かしている。本映像のラストでは、速すぎず、遅すぎず、奇妙な動きで上昇していく飛行体の不可思議な滑稽さと、それを真剣なまなざしで見つめるルイーズたちとのギャップが、何とも言えないリアリティを感じさせている。実は、そこにも「観客たちの先入観を超えたい」という制作陣の並々ならぬこだわりが隠されていた。本年度アカデミー賞撮影賞ノミネートを果たした撮影監督ブラッドフォード・ヤングは、「“もし人間がこれまでエイリアンとまったくコンタクトをとったことがなかったら?”と、一歩退いているんだ。地球上の人間の生活、そしてエイリアンの知能、両者が“いかにシンプルで未熟であり得るか”という新鮮な視点を意識したんだ」と、このシーンの秘密を明かしている。常識を覆すような謎の飛行体で地球にやってきた“彼ら”のメッセージを解読したルイーズ。この映像からは想像もつかない、“誰も観たことがない感動のラスト”を、楽しみにしていて。『メッセージ』は5月19日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:メッセージ 2017年5月19日よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開
2017年04月06日2013年の『アメリカン・ハッスル』でアカデミー主演女優賞にノミネートされるほどの演技派として活躍しているエイミー・アダムス。現在42歳の彼女の名前が知られるようになったのは2005年の『Junebug』(原題)で、世界的に注目を浴びたのは2007年の『魔法にかけられて』であり、女優としてはかなり遅咲きであった。その出世作『魔法にかけられて』の続編制作が決定し、主役のジゼル姫を引き続きエイミーが演じると「The Hollywood Reporter」が報じている。監督は『ヘアスプレー』や「glee/グリー」などのミュージカルドラマに定評のあるアダム・シャンクマンとディズニーが交渉中であり、ディズニーは2017年の夏に撮影を開始したいと希望しているという。関係者によると、タイトルは1作目の原題が『Enchanted』だったのに対し、2作目はその否定語『Disenchanted』になるようだ。物語の舞台は現実と同じ1作目から10年経った世界。おとぎ話のエンディングの定番である「いつまでも幸せに…」状態の自分の生活に疑問を抱いたジゼル姫が、現実世界とアニメの国アンダレーシアの人々の生活を大混乱に陥れるきっかけを作ってしまうというストーリーだそうだ。前作の主要キャストであるパトリック・デンプシー、ジェームズ・マースデンらが出演するのかは明かされていないが、ジェームズはかねてより続編への出演に前向きな発言をしていた。(Hiromi Kaku)
2016年10月07日カナダ出身のアーティスト、ブライアン・アダムスが2017年1月23日(月)に大阪・大阪市中央体育館、24日(火)に東京・日本武道館で5年ぶりの来日公演を行うことが決定した。【チケット情報はこちら】ブライアン・アダムスは1980年にアルバム『ギヴ・ミー・ユア・ラヴ』でデビュー。1983年発表の3rdアルバム『カッツ・ライク・ア・ナイフ』がヒットし、世界的な人気を獲得。昨年10月には13作目となるアルバム『ゲット・アップ』をリリース。来日公演は同作を引っ提げて行われる。チケットの一般発売は9月17日(土)午前10時より。なお、一般発売に先がけて先行抽選プレリザーブを実施中。受付は9月5日(月)午前11時まで。■ブライアン・アダムス「GET UP TOUR 2017」2017年1月23日(月)大阪市中央体育館(大阪府)2017年1月24日(火)日本武道館(東京都)
2016年08月30日マックス マーラ(Max Mara)が10月19日、12月発売予定の女優のエイミー・アダムスとコラボレーションを行った「A Bag」のローンチパーティーをニューヨークのフォーシーズンズホテルにて開催した。「A」は14AWシーズンよりマックスマーラ アクセサリーの広告キャンペーンのモデルを務めているエイミー・アダムスとのコラボレーションによるバッグ。最高品質の柔らかなレザーを素材に用い、すべてイタリア・トスカーナの工房で製造された。丸みを帯びた長方形のフォルムや個性的なトップステッチ、彫刻的なクロージャー、リラックスした雰囲気が特徴のバッグとなっている。カラーは、ブラック(14万9,000円)、ブラウン(15万4,000円)に、エイミー・アダムス自身がセレクトしたシリアルナンバー入りの限定カラーであるブラッシュカラー(21万4,000円)を加えた3色で展開される。同バッグは、マックスマーラ青山店、及び銀座店にて12月より数量限定で販売される。同バッグの発売を記念して開催されたパーティーには、エイミー・アダムスを始めとした多数のセレブリティが登場し、バッグの発売を祝福した。コラボレーションについて、エイミー・アダムスは「過去何年かマックスマーラと仕事をしてきた中で、ブランドが長年続けているアイコニックでタイムレスな物作りの姿勢にとても惹かれました。こうして共に新たなステージを迎えられることはとても光栄です」と語っている。
2015年11月04日5回のアカデミー賞「助演女優賞」ノミネートという輝かしいキャリアと実力を持つエイミー・アダムス。これまでも名監督たちと仕事を共にしてきた彼女だが、今回選んだのは、ハリウッドの鬼才スパイク・ジョーンズの最新作『her/世界でひとつの彼女』だ。AIと人間との恋を軸にした奇想天外な物語ながら、恋の真実を描いた本作へは、「ホアキン・フェニックスに惹かれて出演した」というエイミー。彼女の役どころは、ホアキン演じるセオドアの良き理解者である女友達のエイミーだ。2人の関係について彼女はこう語る。「2人の共通点は、私たちのどちらもが岐路に立っていることね。感情的な岐路に立ち、物事を違う目で見ているのだと思うわ。2人を結びつけているのは友情。皮肉も遠慮もない純粋な愛といえるわね」。『ザ・マスター』以来2度目となるホアキンとの共演をとても楽しんだという。「実は、私たちが本当に心を通わせる場面は1シーンしかないの。あとは、ホアキンからとても遠ざかっているわ。私のキャラクターと彼のキャラクターは、別のチームで動いていたから、あまり一緒に演じていないの。でもすでに共演していたから、及び腰にならずに済んだわ。私は簡単に怖気づくのよ。でも、今回は心地良かった。ホアキン自身と、セオドアとしてのホアキンの両方と知り合えて楽しかったわ」。本作では、セオドアと彼のために最適化されたAI型OS“サマンサ”との関係が描かれている。エイミー自身は、テクノロジーとどのように付き合っているのだろう?「私たち昔はどうしていたのかしら?もう思い出せないぐらい(笑)。トーマス・ガイドという地図があったわよね?オーディションに行くのに、トーマス・ガイドを持ってロサンゼルスを回ったものよ。400ページくらいあって、必死になって場所を見つけようとしていたわ。いまでは地図の使い方なんて分からなくなったわ。グーグルマップとかに打ち込むことに慣れ過ぎたから。でもいま、娘には地図の読み方を教えておく必要があると思っているわ!」。「アーケイド・ファイア」がオリジナルサウンドトラックをプロデュースし、レコーディングしていることについては?「『アーケイド・ファイア』のことは知らなかったの。流行に敏感じゃなくて、全然ダメなの、本当よ。でも映画に素晴らしい価値を加えてくれたと思うわ。映画を台無しにすることも、目立ちすぎることもない。ただ孤独と希望を伝える手助けをしているの。スパイクはこの作品に完璧な音楽を見つけたと思う。彼は完璧なものを見つける方法を知っているわ。スパイクの審美眼は見事だし、完璧な素材を完璧に混ぜ合わせるのよ」。最後に、テクノロジーを超えて、人間には他者との繋がりが必要であることを描く本作についてはこう語ってくれた。「スパイクの素晴らしいところは、何事も明らかで現実的な方法ではやらないことなの。それは会話やディテールを通して表現されるの。素晴らしい台詞からも分かるわ。彼はキャラクターたちの居場所を書いているの。この2つのキャラクターが素晴らしいのは、2人が常に人生を探求していること。その探求を通して2人は繋がるために必要な会話をしていくの。アカデミー賞を始め、ここまで多くの賞を受賞したことは、スパイクにとって本当の勝利だと思う。もちろん、ホアキンは素晴らしいし、ほかの俳優たちもいつもながらに素晴らしいわ。この作品のように、型にはまらない映画が人々を感動させ、評価を得られるなんて素晴らしいことだと思うわ」。(text:June Makiguchi)■関連作品:her/世界でひとつの彼女 2014年6月28日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2013 Untitled Rick Howard Company LLC All rights reserved.
2014年06月27日ブラックコメディー映画のヒット作『アダムス・ファミリー』がミュージカルとなって再誕。ブロードウェイを沸かせた人気舞台の日本版が4月、青山劇場に登場する。“おばけファミリー”の強烈なビジュアルを見事に再現して、アクの強いキャラクターに扮するのは豪華キャストの面々だ。一家の長・ゴメス役の橋本さとし、その妻モーティシア役の真琴つばさ、娘ウェンズデー役の昆夏美、ウェンズデーの恋人ルーカス役の柳下大のほか、菅原永二、澤魁士、友近、鷲尾真知子、今井清隆といった実力派が集結。緻密な視点で舞台空間を操る白井晃演出のもと、変化球の笑いに挑むファミリーの稽古場での奮闘を覗いた。ミュージカル『アダムス・ファミリー』チケット情報目に入ってきたのは漆黒のストレートヘアとドレス姿で毅然と立つ真琴モーティシア、そして苦笑いを浮かべた橋本ゴメス。すでに雰囲気十分の面白夫婦のやりとりが進められていた。魅力の低音ボイスを響かせて一喝する真琴を、眉尻を下げて必死にとりなそうとする橋本。おばけも人間も変わらない普遍的な夫婦の会話が妙におかしく、共演者もスタッフも笑いを噛み殺して見つめている。その夫婦の前をただ通り過ぎていくだけの老婆役の鷲尾の姿がさらに珍妙で、真琴が思わず吹き出す一幕も見られた。アンサンブルを交えた賑やかなダンスシーンでは、白井が表現のイメージや動線などを振付のair:manに細かく指示。シニカルな歌詞を届ける美声、奇っ怪かつ愉快なダンスが展開する不思議楽しいパフォーマンスが徐々に立ち上がっていく。白井を始めとする稽古場中の人々が作品を愛おしく感じ、遊び心いっぱいに舞台作りに向かっている空気を熱く感じ取った。「まだアダムス家じゃなくて、橋本家なんですよ!」。歌やダンスなど課題の多さに悪戦苦闘しているという橋本の稽古後の第一声に、真琴が「さとしさんは間違えてヘンなこと言っても、ゴメスとして消化しているからすごい!」と信頼を寄せる。“ウェンズデーが人間の彼氏を連れてくる”というストーリーの発端を担う若いふたりも、役柄への接近に真摯に取り組んでいるようだ。「男の子を引っぱり回す女の子の役は初めて。優雅な真琴さんが演じるモーティシアの娘なので、余裕のある女の子を演じたい。あらためて家族っていいなと思える作品です」(昆)。「アダムス家の人々と会った時の、人間としての驚きや不思議な感覚を意識して演じたいですね。そのリアクションによってアダムス家を膨らませることができるので大事にやらないと、と考えています」(柳下)、思慮深い柳下の返答に「なかなかいい青年じゃない!?」(真琴)「ちょっと嫉妬する!」(橋本)と、アダムス夫婦が息の合った掛け合いを見せて爆笑を誘った。「おばけの格好じゃなければ(笑)普通の家族の、愛の物語です。極上のエンターテインメントを楽しんでほしいですね」(真琴)、「一生懸命生きようとしている人たちの……ま、死んでる人たちですが(笑)、イキイキとした面白さを味わっていただけたら。劇場全体がファミリーになれたらいいな」(橋本)。公演は4月7日(月)から20日(日)まで。取材・文:上野紀子
2014年04月04日エイミー・アダムスが演劇学校の名門、アクターズ・スタジオで行われるインタビュー番組「Inside the Actors Studio」に出演し、2日(現地時間)に亡くなったフィリップ・シーモア・ホフマンの思い出を語った。『アメリカン・ハッスル』で第86回アカデミー賞主演女優賞候補になっているエイミーは07年の『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』、2008年の『ダウト -あるカトリック学校で-』、そして2011年の『ザ・マスター』で3度フィリップと共演している。司会のジェームズ・リプトンがフィリップの名前を出すと、エイミーは俳優を目指す学生である聴衆の方を向き、「あなたたち全員が彼と共演できればよかったのに」と語りかけ、「彼は素晴らしい人だったわ。とてもユニークで、人を見る目を持っていた。本当に相手を見抜くのよ。ただ眺めるだけじゃない」とフィリップについて語った。19日に放送された番組の収録はフィリップの急逝の3日後に行われた。「彼のことが大好きだったし、多くの人がそうだった」とふり返ったエイミーは「ごめんなさい。いまはこれ以上、何を話したらいいのか分からない」と悲しみを隠そうとしなかった。(text:Yuki Tominaga)
2014年02月24日ミュージカル『アダムス・ファミリー』が来春、上演される。原作はアメリカの人気漫画で、1991年に映画化されるや、大ヒットを記録。そして2010年、ブロードウェイ・ミュージカルとなって話題を呼んだ。今回は、白井晃演出による日本版のお目見えだ。ミュージカル『アダムス・ファミリー』チケット情報ゴージャスかつユーモラスなおばけ一家の中でも、妻として母として、ひと際強いインパクトを放つ黒髪の美女モーティシアを演じるのが、真琴つばさ。「私の声は低くて独特で、デュエットをした時に男声とも女声とも合いづらいんです。でも今回は、この声が生かせそうで嬉しいですね。自己主張が強い印象もあるモーティシアですが、実はとてもクールで、しかも家族を深く愛している。共感します」と微笑む。『アダムス・ファミリー』の魅力は、一見ホラーテイスト満載かと思いきや、普遍的な家族の姿を温かく愉快に描くところにある。「他の人には奇妙に見えることも、彼らにとっては普通のこと。国によって慣習が違うのと一緒ですよね。『色々な家族がいるんだな』『家族っていいな』と感じていただけるのではないでしょうか」夫ゴメス役には、ドラマティックな演技で現代劇からミュージカルまで幅広く活躍する橋本さとし。長女ウェンズデー役は、瑞々しい歌声と愛らしさが光る昆夏美。このウェンズデーと恋に落ちる人間の男の子ルーカスに、D-BOYSの選抜音楽ユニットD☆DATEの柳下大。さらに、ルーカスの母親として、お笑い界の美女・友近が登場するとあって、母同士のドラマも見逃せそうにない。長男パグズリーには、オーディションで選ばれた玉沢威穏と菊池銀河。「今回は初めて共演する方ばかり。皆さん個性的なので、新鮮ですね。橋本さんがどんな演技をなさるか楽しみですし、稽古場では私も出たとこ勝負でカードを切っていきたいです。ポスター撮影時、娘役の昆さんとは喋り易かったのですが、息子役のお二人は緊張している様子だったので、娘・息子との仲をどう構築していけるかも課題です」と、早くも妻・母の顔がちらり!?昨年はドラマ「七人の敵がいる」でドラマ初主演を果たし、今年は舞台『DREAM LADIES』を初プロデュースするなど、進境著しい真琴。再来年には、舞台生活30年という節目を迎える。「今、世界がどんどん広がってきていると感じます。映像のお仕事での経験は、映像のイメージが強い今回の舞台にもプラスになるかもしれませんよね。日本版『アダムス・ファミリー』もぜひ、映画と比較したり共感したり、自由に楽しんでいただきたいですね」公演は4月7日(月)から20日(日)まで東京・青山劇場、5月4日(日・祝)・5日(月・祝)にKAAT 神奈川芸術劇場 ホール、4月26日(土)・27(日)に愛知県芸術劇場 大ホールにて。チケットぴあでは東京公演と神奈川公演のインターネット先行・いち早プレリザーブ、インターネット先行・プレリザーブを12月23日(月・祝)午前11時まで受付中。取材・文:高橋彩子
2013年12月20日ブライアン・アダムスが2012年2月に来日公演を行うことが決定した。ブライアン・アダムスは1980年のデビューから現在に至るまで、全世界で30曲以上のシングル・ヒットと約6000万枚のアルバム売上を記録する、カナダが生んだ世界に誇るロックスター。初来日からおよそ30年、前回公演から数えても7年ぶりの来日を果たす。ブライアン・アダムスの公演情報日本ツアーは、2012年2月13日(月)大阪城ホール、14日(火)名古屋・日本ガイシホール、15日(水)・16日(木)東京・日本武道館の全4公演を予定。チケットの一般発売は東京公演が10月22日(土)、大阪公演が10月29日(土)より。なお、チケットぴあではインターネット先行も実施。東京公演は10月4日(火)11:00より、大阪公演は10月5日(水)11:00より受付。ブライアン・アダムス 来日公演2月13日(月)大阪城ホール(大阪府)2月14日(火)日本ガイシホール(愛知県)2月15日(水)日本武道館(東京都)2月16日(木)日本武道館(東京都)
2011年10月04日