骨董通りを六本木通りにむかって歩いていくと右側に、こじんまりとしたおしゃれなParaboot(パラブーツ)が現れます。お店のサインはシンプルにショーウインドウの横壁にあります。店内はシックな感じで、高級感が漂っています。Paraboot(パラブーツ)はフランスを代表する名門シューズブランドで、1908年から100年以上の歴史がある信頼できるブランドです。 厚いゴムのソールに、オイルドレザー(オイルを含ませた皮革で、撥水性にも優れています)、重厚感がある靴は、メンズのイメージが強いですが、レディースにはそこにちょっと可愛らしさがプラスされています。 写真左上から上段ORSAY LAPIN、ORSAY、中段MICHAEL LAPIN、MICHAEL、下段MILLA LAPIN、VOGUE 甲の部分にファーが付いているタイプは、ローファータイプのORSAYも、チロリアンシューズタイプのMICHAELもとても可愛らしく、タイツを履いた長めのスカートスタイルに似合いそう。右側のファーが付いていないタイプは通年で活躍してくれそうです。ソールが厚いのに、重たくないから長い時間履いていても疲れなさそうです。 このファーのモコっとした感じが、可愛いですね。 ジーンズやパンツスタイルが多いなら、MICHAELを一足ほしいところ。みるからにしっかりした作りで、それでいて、皮は柔らかそうです。年を経ると皮の色合いが変化して、お手入れをすれば何年でも履き続けることができそうです。それに、彼や旦那さんとのさりげないペアルックにも、いやらしさがなくて、おしゃれに履きこなせそうです。 一足のお値段は決して安いものではないけれど、履き続けることを考えると、そろそろ品質重視の選択ができる年頃になって来たかもしれません。Paraboot(パラブーツ)のスローガン「価値ある歩き」も、魅力的です。ハイヒールで疲れた足を解放してあげて、通勤にも、お休みの日にも活躍してくれそうな上質な靴を履いて、1日ずつ前進していけば、その一歩一歩が価値をもつのかもしれません。 甘いだけ、可愛いだけの靴選びから、ちょっと大袈裟かもしれないけれど、生涯を共にする靴を手に入れるきっかけになりそうなパラブーツの靴。自然体で生きていくとまた違う人生の見方ができてくるかもしれないですね。 Paraboot(パラブーツ)
2018年09月03日