『ロックロックこんにちは!25th Anniversary Special』の開催が決定した。25回目の記念すべき今年は、大阪城ホールにて、9月16日(土)・17日(日)の2days開催となる。27年前、大阪のライヴハウス難波W’OHOLでスタートした『ロックロックこんにちは!』は、スピッツとプラムチャウダーがオーガナイザーとなり、“今、観たい!”と思うアーティストを迎える音楽イベントとして20年以上の歩みを続けてきた。これまで二人三脚で歩んできた音楽とエンターテインメント要素満載の『ロックロックこんにちは!』の25回目にも乞うご期待。詳細は後日発表。続報をお楽しみに!
2023年03月31日ラ・メゾン・デュ・ショコラ(LA MAISON DU CHOCOLAT)から、「イースター コレクション 2023」が登場。2023年3月下旬より、ラ・メゾン・デュ・ショコラ各店舗ほかで発売される。ラ・メゾン・デュ・ショコラの23年イースター春の訪れを祝うイースターに向けた「イースター コレクション 2023」は、茂みの中に隠れたいたずらな野ウサギや、色とりどりの花々がモチーフ。シェフ・パティシエ・ショコラティエのニコラ・クロワゾーにより、ウサギたちや花々が彩る長閑な田園風景が表現されている。無邪気な野ウサギのチョコレート注目は、デイジーの花に囲まれた茂みの中から覗く、無邪気な野ウサギをモチーフとしたチョコレート。ホワイトチョコレートで付けた真ん丸な目やピンクの鼻先がキュートだ。ダークチョコレートのコーティングを施した「ウフ ラパン ノアール」と、ミルクチョコレートのコーティングを施した「ウフ ラパン レ」の2種を用意する。チョコレートの中には、塩味を利かせたロースト玄米と、キャラメリゼしたヘーゼルナッツが詰め込まれている。イースターエッグ型チョコレートイースターエッグを象ったチョコレート「ウフ デマン」にも注目だ。卵の殻は、ミルクとビター2種類のチョコレートと、ナッツで覆った層で構成。卵の中には、キャラメリゼして細かく砕いたピーカンナッツや、ローストしたヘーゼルナッツがぎっしりと敷き詰められている。魚や貝を模したチョコレート「フリチュール」が別添えでついてくるのも嬉しい。パリッと食感のウサギ型チョコレート「ラパン」は、チョコレートを何層にも重ねる伝統的な技術により生み出された、パリッとした食感が特徴。ほんのりと甘い、ビスケットのミルキー感が感じられるミルクチョコレート「ラパン レ」と、赤い果実の爽やかな風味がポイントのダークチョコレート「ラパン ノアール」の2種が展開される。卵型プラリネやチョコレートのアソートボックスもそのほか、カラフルなアルミ紙で卵型プラリネを包んだ「ウフ プラリネ」や、魚や貝を象った「フリチュール」、ヘーゼルナッツをチョコレートでコーティングしたアヴェリナスの3種をアソートした「パック クラカン」などを取り揃える。【詳細】ラ・メゾン・デュ・ショコラ「イースター コレクション 2023」発売時期:2023年3月下旬~無くなり次第終了取扱店舗:ラ・メゾン・デュ・ショコラ 各店舗、オンラインブティック※配送不可の商品は、オンラインブティックでの取扱なし。・ウフ ラパン レ、ウフ ラパン ノアール 5,616円※配送不可・ウフ デマン レ、ウフ デマン ノアール 14,958円※配送不可・ラパン レ、ラパン ノアール 2,970円※配送不可・ウフ プラリネ 50g 1,728円・パック クラカン 6,966円
2023年03月26日ワイルドサイド ヨウジヤマモト(WILDSIDE YOHJI YAMAMOTO)とニューエラ(NEW ERA)のコラボレーションによるキャップが、2023年3月22日(水)よりワイルドサイド ヨウジヤマモト 大阪などで発売される。ウールギャバジンを用いたオールブラックキャップコラボレーションキャップのベースとなるのは、カーブしたバイザーが特徴の、ニューエラ「9THIRTY」。ヨウジヤマモトを象徴する布帛生地のウールギャバジンを用いて、ソリッドなビジュアルに仕上げた。フロントには、MLBの球団「ニューヨーク・ヤンキース」と、「ロサンゼルス・ドジャース」の球団ロゴを立体的に刺繍。左サイドには、ニューエラのフラッグロゴを配した。ボディからロゴまで、すべてをブラックに統一した、コラボレーションならではのアイテムとなっている。【詳細】ワイルドサイド ヨウジヤマモト×ニューエラ発売日:2023年3月22日(水)販売店舗:ワイルドサイド ヨウジヤマモト 大阪、ワイルドサイド オンラインプラットフォーム価格:各12,100円【問い合わせ先】ヨウジヤマモト プレスルームTEL:03-5463-1500
2023年03月23日「ぴあアプリ」で連載中の漫画「ロックちゃん」の作者である芦沢ムネトがプロデュースするイベント『Live!ロックちゃん2023』が4組のアーティストを集めて開催された。ライブの前に登場した芦沢が今回のイベントを立ち上げる経緯を簡単に説明した。「ぴあさんが50周年ということで、一緒に何かやりませんか?とお声がけいただいて、さらに好きなアーティストを呼んでくださいって夢のようなご提案をいただいて実現しました」芦沢ムネトということで集まったのが、くるり、ハンバート ハンバート、GLIM SPANKY、BREIMEN。なかなか一堂に会してイベントで観ることのできない貴重なラインナップとなった。GLIM SPANKYの1曲目は「ダミーロックとブルース」。インディーズ時代に発表した楽曲で、芦沢はこの頃から彼らに注目し、キャリアの初期から親交を温めてきた。そう言った意味でも、『Live!ロックちゃん』第1回の幕開けを告げるにふさわしいナンバーだ。GLIM SPANKY「ロックにもいろいろあるけど、『ロックちゃん』だからね、めちゃめちゃ熱い曲をやります!」(松尾レミ)と言って演奏したのは、「怒りをくれよ」。オーディエンスの拳が上がる。「この間アルバムを出したんですけど(『Into The Time Hole』)、芦沢さんが『この曲好き!』って言ってくれた曲をたくさんやりたいと思います」(松尾)4曲目「HEY MY GIRL FRIEND!!」、5曲目「レイトショーへと」と最新アルバム収録曲から立て続けに披露。どちらもGLIM SPANKYの毒を残しつつも、新しい魅力の詰まったポップなナンバーだ。「ジャンルに囚われずにロックしていきたいと思って音楽をやっています。だからこういう自分たちの美学に通じるイベントに出られてすごくうれしいです」(松尾)松尾レミ(Vo/Gt)「2020年からコロナが始まって、ようやく少しずつ変わりつつあって、カルチャーも変化していくんじゃないかなと思います。でも今日出ているアーティストたちはどんなに世の中が変わっても変わらずにかっこいいものを作っていける信頼のおける方々だし、そういう人たちと今日は一緒にやれて光栄です」(亀本)亀本寛貴(Gt)アーティスト同士でも楽しめるイベントを、というのが実はこの『Live!ロックちゃん2023』を立ち上げるにあたって芦沢がこだわったところであり、故にレンジの広いブッキングとなったのもうなずける。ラストは「形ないもの」。彼らにしかできないやり方で希望を描き、ライブを締めくくった。ライブ後すぐに芦沢と出番の終わったアーティストが転換中にトークをするのもこのイベントならではだ。芦沢から亀本のプレイ中と普段のトークの姿にギャップがありすぎて面白いというツッコミがあった。次に登場したのは、BREIMEN。サウンドチェックの板付きのまま、「はじめまーす」と高木祥太(Vo/Ba)が声をかけてしれっとスタートすると、ほぼ一音で周りの空気を変えてしまうほどの練られた音が会場中をうねる。高木祥太(Vo/Ba)ライブ本番中にもメンバー同士で思いついたアイデアを入れ込んでいき、予定調和をぶち壊していくスタンスが演奏の自由度と良い緊張感を生み出している。まさに唯一無二のバンドだ。3曲目「ドキュメンタリ」では、後半の演奏が途切れたところで拍手が沸き起こると、メロに合わせて高木が「まだ曲終わってないですー」と歌うと、サトウカツシロ(Gt)が、「不思議な音楽〜(笑)」と合いの手を入れる場面が。曲終わりには爆発的な拍手が会場を包んだ。BREIMEN「こんな素敵なイベントに呼んでくれてありがとうございます。とりわけ若手のBREIMENです」(高木)とオートチューンがかかったままMC。「ODORANAI」に続いてプレイした「あんたがたどこさ」の後半、「アシザワムネト」のアナウンスがかかると無音に。「どこで呼んでるの?」と戸惑い気味の芦沢が登場。「セッションしましょうって言って、無音にするんで好きにやってくださいって言われたんですけど……おい、座るな!休むな!」芦沢が披露したのは、「最近口にしてない言葉」でのコール&レスポンス。「プレパラート」「ピロティ」「デオキシリボ核酸」「Vodafone」「ソックタッチ」、と、ここでベースが入ってくるとオーディエンスがリズムに合わせてクラップを鳴らす。それに乗せて芦沢が「最近口にしていない言葉」を連呼していく。すべてをかなぐり捨てるようなギターソロを弾くサトウカツシロと背中合わせで芦沢がエアギターを弾き「あんたがたどこさ」のパフォーマンスへと戻った。「(ぴあアプリで)インタビューしたときに『やりましょう!』ってなったんですけど、不安になったのか、2日前くらいに『ど、どうする?』って連絡がありました」(高木)と内幕を暴露。おそらく本番まで何も知らされなかったであろう芦沢の不安が想像できるが、「本来ライブって自由なものなので」(高木)と、ここはBREIMENの流儀に従って正解だった。ジョージ林(Sax)「綺麗事」「チャプター」と圧巻の演奏でライブを終えた。So Kanno(Ds)トークパートの最後では、今日の感想を求められたSo Kanno(Ds)が「楽しかったでーす」と、さっきまでのタイトなプレイが嘘のようなふんわりした発声ですべてを持っていってしまった。ハンバート ハンバートはふたりの止まらないトークからスタート。「今年はすごいやる気が出ている」という佐野遊穂は、家の近所の公民館に募集が出ていたワークショップに応募して行った話をした。「ダンスではないんだけど……ダンスのような、ポスター見てもなんだかよくわからないの」(遊穂)「その説明から始めるのか!」(良成)「綺麗な女の先生がやってて、体を使って何かを表現するような――」(遊穂)「ちょっと1曲くらいやってから続きを聞いても良いかな」(良成)ハンバート ハンバート佐藤良成のバイオリンの音が響き、「うちのお母さん」からライブがスタート。ピアノ(良成)とハープ(遊穂)、そしてふたりのボーカルが寄り添いながら紡がれる「おなじ話」のあと、冒頭のワークショップの話の続きに。参加者の風貌から詳細に語られていく。BREIMENのライブがはるか遠い昔の記憶に感じるほど、ハンバート ハンバートの世界に引き込まれていく。彼らの奏でる音楽と日常が切り離せないものとしてあるのが、彼らのライブを観ているとより深く納得できる。ふたりの会話と音楽がシームレスに、まるで合わせてひとつの音楽のように感じられるのがとても幸せなことだと思う。佐野遊穂セットリストで【新曲】となっていた曲は、彼らからほかの出演者やスタッフに対するちょっとしたサプライズ。くるりの「虹」のカバー。2009年にリリースされた『くるり鶏びゅ〜と』に収録されているものだ。今回はそれを特別に披露した。客席から大きな驚きの声が漏れる。佐藤良成「話しても大丈夫?」(遊穂)「もちろん大丈夫だけど」(良成)「この間ね、電車に乗ってたら」(遊穂)「あ、別の話!?」(良成)塾講師のアルバイトをしている男女の大学生の間に起こった微妙な心理の変化を近くで聞いてしまった話。そこから、最新アルバム『丈夫な私たち』に収録されている「ふたつの星」を披露したのは、繰り返しになるが、ふたりの話も込みで聴くと歌が生活と同じ地平にあることを思わされ、心が揺さぶられた。芦沢とのトークで、公民館で行われた謎のワークショップで遊穂がどんなことをしたのかが明かされた。くるりが1曲目にセレクトしたのは「春風」。桜色の照明に染め上げられたステージが幻想的に曲を彩っていく。「愛なき世界」「虹色の天使」とギターロック系の曲を続けてやった後は、新曲を披露。3月1日にリリースした『愛の太陽 EP』より、「愛の太陽」と「八月は僕の名前」。前者はリズムに特徴のある曲で、速いノリでありながら歌詞がすっと入ってくるほどゆったりとしたメロディが心地よい。くるり楽曲に比べてライブで聴くと、よりテンポ感の時間感覚のズレみたいなものが体感できたのは面白かった。そして後者は、あえて王道のロックを感じさせるナンバーだ。どこか懐かしさもあり、同時に新しさもある曲となっている。6曲目は、最近のライブでは欠かせないマスターピースとなっている「琥珀色の街、上海蟹の朝」。くるり流R&Bとも言えるこの曲の演奏が始まった瞬間、オーディエンスの体が揺れ、会場がダンスフロアと化した。さらに「ばらの花」で温度が上昇。ギターリフが鳴るや、歓声が上がる。岸田繁(Vo/Gt)MCでは、一度岸田が芦沢と飲みの席で一緒だったことがあったらしいということで、「僕は全然覚えてないんですけど、すごく嫌な感じやったらしいです(笑)」とカミングアウト。無国籍でありながら和モノという、くるりしかものにすることのできないグルーヴが「Liberty & Gravity」で炸裂。佐藤征史(Ba)「ハンバート ハンバートはいいカバーをしてくれたね。GLIM SPANKYはカッコいいね。BREIMENのギターの人のファンになっちゃいました。以上です」(岸田)と各出演者に触れ、ラストは「Remember me」。なかなかライブで披露することのない名曲がオーディエンス一人ひとりの心に染み渡って行った。鳴り止まない拍手の中、再び登場したくるり。「最後は一番ロックちゃんぽい曲かもしれないですね。いい感じのドライブの歌をやって締めたいと思います。『ハイウェイ』という曲です」(岸田)と曲紹介すると大きな歓声に包まれた。演奏後、芦沢の「どういうイメージでセットリストを組んでくださったんですか?」という質問に、「気分で!」と答えた岸田。そして、芦沢がBREIMENとやったコラボに、「なんでプレパラートやったんですか?」(佐藤)と突っ込んだり、「帰りに買って帰ろか」(岸田)とボケたり、「京都人のめんどくささ」(芦沢)で芦沢を翻弄。最後は芦沢ムネトと本日の出演者、そしてオーディエンスで記念撮影を終了して、『Live!ロックちゃん2023』が終了した。真ん中に、良質な音楽がしっかりと感じられるイベントだった。Text:谷岡正浩Photo:吉田圭子<公演情報>ぴあ 50th Anniversary『Live!ロックちゃん2023』3月4日(土) 豊洲PIT出演:GLIM SPANKY / ハンバート ハンバート / BREIMEN / くるりセットリスト■GLIM SPANKY1. ダミーロックとブルース2. A Black Cat3. 怒りをくれよ4. HEY MY GIRL FRIEND!!5. レイトショーへと6. NEXT ONE7. 不幸アレ8. 形ないもの■BREIMEN1. aaA2. MUSICA3. ドキュメンタリ4. ODORANAI5. あんたがたどこさ6. 綺麗事7. チャプター■ハンバート ハンバート1. うちのお母さん2, おなじ話3. まぶしい人4. 虹(くるりカバー)5. ぼくのお日さま6. ふたつの星7. 虎■くるり1. 春風2. 愛なき世界3. 虹色の天使4. 愛の太陽5. 八月は僕の名前6. 琥珀色の街。上海蟹の朝7. ばらの花8. Liberty & Gravity9. everybody feels the same10. Remember meEN. ハイウェイ関連リンク『Live!ロックちゃん2023』オフィシャルサイト: SPANKY::ハンバート ハンバート:くるり:
2023年03月09日「ぴあアプリ」で好評連載中の漫画『ロックちゃん』。音楽好きで知られる作者の芦沢ムネトがプロデュースする音楽イベント『Live!ロックちゃん2023』が、3月4日(土) 豊洲PITで開催される。出演する4組、くるり、ハンバート ハンバート、GLIM SPANKY、BREIMENを1組ずつ迎えてトークを繰り広げる対談シリーズ、ラストとなる第4弾は、くるりが登場。楽曲制作の裏側やライブという特殊すぎる空間について、貴重なお話だらけの対談となりました。めちゃめちゃ京都弁で「下品な笑い方しはりますねぇ」って(笑)(芦沢)芦沢最初にくるりを聴いたのは「ばらの花」で、大学生の時だったんですよ。そこからめちゃくちゃ好きになって、今もずーっと好きです。まさか自分が芸人になって、お会いするなんて思いもしなかったですね。――どのようなきっかけで会ったんですか?芦沢フェスでご挨拶させていただいたのが最初だったと思います。あと、岸田さんとは一回だけ飲んだというか、Dragon Ashの櫻井(誠)さんがやっているお店があるんですけど、そこで打上げかなんかをされてたんですよ、Dragon Ashとくるりが。でもその時、佐藤さんはいらっしゃらなくて。ファンファンさんと岸田さんで。岸田そんなこともありましたね。芦沢みんなすごい酔っ払ってて、岸田さんがずっと謎のラップをされてました(笑)。岸田すみませんでした(笑)。芦沢で、櫻井さんが気をつかってくれたというか、「おまえがくるり大好きなの知ってるぞ」って、岸田さんの横に座らせてくれたんですよ。そしたら僕、うれしくてテンション上がりすぎちゃって、ゲラゲラ笑ってたみたいなんです。その僕を見た岸田さんの第一声が、めちゃめちゃ京都弁で「下品な笑い方しはりますねぇ」って(笑)。それがズドーンと衝撃で、今も残ってます(笑)。いや、うれしいんですけどね。岸田ぜんぜん記憶にないですね(笑)。サクちゃんのお店ですか?岸田繁(くるり)芦沢そうです。岸田サクちゃん大好きで、最近はお会いしてないんですけど、その時、うっすらある記憶では、ラーメンの話ですごく盛り上がったのは覚えてるんですけどね。サクちゃん、料理も上手なので、こうやって出汁をとるといいよみたいな話をしました。けどその時に芦沢さんがいらっしゃって、そんなことを言ったとは……すみません(笑)。芦沢いえいえ。今日も何回か下品な笑いが出るかもしれないですけど(笑)。岸田私なりのリップサービスだったんだと思います(笑)。あまり業界の人とかと飲みに行ったりしないので。でもそうですね、今お話を聞いて気をつけようと思いました(笑)。芦沢いえいえ、うれしかったんで、はい。――佐藤さんとは?芦沢このあいだ、それこそ何人かと一緒に飲んだなかに佐藤さんもいらっしゃって。佐藤確か初めてお会いしてすぐに、お芝居に誘われて行かせていただいたのを覚えてます。芦沢あ、そうですよね。僕の一人芝居に来ていただきました。佐藤正直僕、お笑いもそうなんですけどお芝居を観るのって苦手で。テレビで見るのはまだあれなんですけど、やっぱり言霊が強いじゃないですか、舞台の人が発する言葉って。それを浴びるのが怖かったんですよ。でもだんだん、そういう場所に行く機会が増えていって、去年ついにルミネ(theよしもと)に行きました。芦沢あ、そうなんですね。楽しめました?芦沢ムネト佐藤楽しめました。おかげさまで。あの時に芦沢さんに誘われてなかったら、たぶん死ぬまで舞台っていうものに行ってなかったかもしれないですね。昔、土日とかになるとおばあちゃんとかが絶対に宝塚とか見てたんですけど、何かを演じてる人がいるっていうのが、ちょっと怖くて。自分と違うものを入れてる人を目の前にするっていうのがどうにも怖かったんですよ。例えば音楽の人だったら、僕の隣で岸田さんがしゃべってても歌ってても、自分の言葉だから一緒の人なんですよ。で、テレビとか映画だったら、まあ大丈夫になったんですけど、生の舞台っていうのが最近までなかなか慣れなくて。岸田トム・クルーズとかでもアカンの?佐藤いや、それは……生で演技してるとこ見ることないやろ?(笑)お笑いに学ぶことって多いなって最近思いますね(笑)(岸田)――芦沢さんは、このイベントを開催するとなって、すぐに出ていただきたい!と思ったのが、くるりだったんですよね?芦沢そりゃあもう。自分でイベントをやるなら、くるりを呼びたいというのは夢でしたから。岸田下品な歌い方しかできないですよ?全員(爆笑)芦沢このイベントをやるにあたって僕がひとつ思い描いたのが、若手のバンドとくるりを同じステージで観てみたいなって思ったんですよね。どうなんですか?最近は若いバンドと一緒にやったりすることはあるんですか?岸田昨年ね、KOTORIとかリーガルリリーとか、割とそういう機会が多かったんですよ。音博(京都音楽博覧会)っていう自分たちで主催しているフェスがあって、そこにSHISHAMOやマカロニえんぴつ、Vaundyとかに出てもらって。同じステージに立てたーやったー!ってなってました。芦沢いやいや、向こうはもっと「やったー!」ですよ。佐藤今回で言うと、BREIMENはこういう機会でもないと一緒にならないだろうなって思ったから楽しみですね。佐藤征史(くるり)岸田なんかめちゃくちゃ上手みたいですね。芦沢いやそれはだってくるりさんも、というか、くるりの曲って一体どうやってできてるのかなっていうのがすごい不思議なんですよね。やっぱ普通じゃないというか。いや、それが普通に聴こえるっていうのがすごいんですけど。まずは岸田さんスタートなんですよね?岸田そうですね、曲に関しては。ネタってどうやって書きますか?芦沢面白いボケが一個浮かんで、それをやりたいがために作る時と、あとは、こういう雰囲気は浮かんでるけど、どうしたらこの雰囲気になるかな?みたいな感じですかね。岸田似てます。曲もそういう感じです。今、3人組ですよね?芦沢そうです。岸田以前は5人でしたよね?芦沢よくご存じで。岸田例えば5人とかだったらどうするんですか?ひとりで考えるんですか?芦沢5人だったら、僕ともうひとりメインで作ってたやつがいたんですけど、5人がどう生きるかっていうのをパズルっぽく考えてましたね。本来なら2人で済むことを5人で分けなきゃいけないので、ぶっちゃけ5人目とかいらない場面もあるので、突発的に出てきて場を壊す役とかっていう感じで全員を使い切ってましたね。あとは団体だからこそ起きる変な空気みたいなものは大事にしてました。岸田バンドとかでも、こんな曲ができましたっていうデモを作って、各々さらってもらって、スタジオで微調整しながら録る。録ったものをさらにいじったりする場合もありますし。あるいは、ノーコンセプトで集まってなんかやってみようって言って、ボヨボヨと始まって、その中で音楽的なモチーフがはっきりしてないものを誰かが出した時に、みんな勘違いするというか、これはこういうことかなって勘違いしたのが面白くて、それが基になってだんだんできてくるっていうこともあるんですよね。こっちは佐藤さんに「レ」の音を弾いてほしいのに、何を勘違いしたかずっと「ラ」を弾いてるみたいなことがあったり。芦沢端から見たら失敗してるように聴こえるんだけど――。岸田いや、端から見てもそれなりに聴こえるっていうところを切り取ったら、予定調和なものでも、もうちょっと面白いものができる時があるんですよね。自分で作るものって飽きません?芦沢飽きますね。岸田だから、バンドで作る時は自分がきっかけを作るんですけど、なんかもう全然こっちが考えたことと違うことやってて腹立つ時もあるんですよ(笑)。全然話が通じないって思う時もあるんですけど、でもそれは角度を変えて見たら、これは社会一般でもこういうことあるよねって捉えると曲が生き物になるっていう感覚があるんです。バンドではそういう作り方なんです。例えば、コマーシャルの曲書いてくださいとか、僕ひとりで劇伴を作ったりとかオーケストラのために作ったりしたりする時は、一人芝居じゃないけど自分の中でそういうこと(バンドの時のような偶然)を起こすっていうことをやっている感じですね。芦沢なるほど。こっち側で言ったら、全然意図と違うボケを相方が返してきた時に、違うんだけどなんか面白いから採用してみようかっていう時はやっぱあるんで、それにちょっと近いのかなっていう気がしました。岸田そうですね。その時に予定していた自分の中でのおもろいツッコミではない、わけわからない反応してしまう時の自分探しとしては上出来じゃないですか(笑)。芦沢そうですね(笑)。お笑いだとそこで、本来伝えたかったことじゃないことになる場合が多いんですよ。まずこういうボケにしてからここに行きたいのに、そいつが変なボケを入れちゃったもんだから、またそれをこっちも面白いと思っちゃったもんだから、もう戻れなくなっちゃったっていうところに落ち入る時があるんですよ。そういう、どうしようもなくなることっていうのはないんですか?岸田ものにもよるんですけど、基本的にはスッとできて、これしかないっていうようなものが好きなんですよ、私は。必然みたいなものが。もし、ポール・マッカートニーが「イエスタデイ」を書く時に、たまたま間違ってププッと笑いながら作ってたら結構ショックを受けるじゃないですか(笑)。もう、あれはあれでしかないっていう感じだと思うんで。一方で、イメージはあるのにうまいことできないとか、あるいは、アイデアとしてしょうもなさすぎるから逆に気になるみたいなものを育てる行為っていうのも、それはそれで好きなんです。でもそれは磨かないままだと間違いとかしょぼいもんに聴こえてしまうっていう場合があって、逆に言えば磨いたらやっぱり輝く可能性を秘めてるんですよね。だから何回もやってこれは面白いですとか、これは正解ですとかきれいですよねって思わせるか、それともすごいパワーでこれはたいして面白くないかもしれないけど輝いているように見せるか、みたいなのはどっかで分かれ目があって、そのどっちかで作ろうみたいな意識はあるんですよ。僕らはどうもこねくり回しすぎるきらいがあるから、何回もやってるうちに作ってる本人がゲシュタルト崩壊を起こしたりとか、変だけど当たり前みたいになってしまってるものも多くて、そういうのってやっぱりすごい難解な作品になっちゃうんですよね。でもちょっと歪(いびつ)かもしれないけど、そこにかなり強い歌詞を入れたりとか、普通はこう行くだろうけど音程的に跳躍させたりとか、和音を工夫したりしたら、大したことなくてもボーンと行く時があるんですよ。そういうのができた時は、おっしゃ!って思うんですよね。芦沢なるほど。岸田「こーんにーちはー!」((C)錦鯉)っていうのって、ただの大きい声での挨拶じゃないですか、言ってしまえば(笑)。でも、あの顔面とか動作とか、相方さんの絶妙なツッコミがあるから必殺のギャグになって盛り上がるじゃないですか。しかもそれをど頭に置くことで。音楽もなんかそういうことに近いというか(笑)。あんなイントロ作ってみたいって思うんですよね。やっぱりくるりって売れた曲以外は、そういうのないから、お笑いに学ぶことって多いなって最近思いますね(笑)。芦沢むっちゃ面白いですね!雑味のあるものだからこそ限定されないものになるんじゃないかなと思うんですよ(佐藤)芦沢「街」とか聴くと、団地が思い浮かぶんですよ。でもそれってみんな違う情景が浮かぶと思うんですけどね。なんか、友達の家に行こうとして同じような公団の建物の中で迷子になった思い出とか、そういうのがバーっと出てくるんですよ。岸田名前のついてない幼児体験みたいなこととか、直感でわかるよね、みたいなことって言語化が難しかったりするじゃないですか。それを正確に言語化できたりストーリーテリングできたりする言論のプロってすごいなって思うんですけど、僕は音楽でそれをやりたいと思っていて。鉄棒の血みたいな味とか、自分の中に残っている生臭い記憶とか、なんでもいいんですけど、そういう名前のついていない情景を――それをもちろん具体的な言葉や誰もが認識できる共通のイメージみたいなものを使ってやる場合もあるんですけど、それよりはこの2小節、あるいは4小節の流れと次の流れをつなげて聴いたら、見たことあるようなパースが広がるっているというようなもの、それをたぶんやりたいんだろうなって思うんですよね。芦沢佐藤さんはこういう岸田さんのイメージみたいなものを事前に聞いたりするんですか?佐藤昔だと、例えば新しいドラマーさんとやる時に、この曲とは何だ、みたいなことを理解するためにそういう話はありましたけど。とは言え、レコーディングしたり曲を作ったりしている段階ではまだそこまで歌詞もなかったりしますし。今はそれこそDTMとかでシンガーソングライターさんなんかは痒いところに手が届くようなクリアなものをひとりで作れると思うんですけど、バンドってどっちかって言ったら、複数人が集まったからこそ出てくる雑味だと思うんですよね。だから、さっき芦沢さんが「街」を聴いたら団地を思い出すっておっしゃいましたけど、聴いた人によって全然違うものが思い浮かんだりするっていうのは、雑味のあるものだからこそ限定されないものになるんじゃないかなと思うんです。それでしかないっていうものにならないのがバンド感なのかなって。そういうバンドの数はたぶん今はすごく少なくなっているんでしょうけどね。岸田見てる景色や肌触りが全然違うってなったら、いやこれはこうでって話はするかもしれないです。でも、それこそ佐藤さんとはもう長く一緒にやってるし、音楽的に参照する年代とかジャンルにズレがあったらそこは徹底的にコミュニケーションを取ってやりますけど、そうじゃなくて雰囲気というか明かりの強さっていうんですかね、そこは今やあんまり誤差はないと思ってるんですよね。たぶん、見てた風景とかも近いだろうし、世代も同じだからっていうのもあるんですけど、ただ、それも別に多少違っても面白いって思う瞬間もあるんですよね。アメリカ人のメンバーと一緒にやってた時期がありましたけど、「なんでおまえこの曲でそんな大リーグ的なリズム叩くねん」みたいなことって正直あったんですよ(笑)。もちろんこっちが思ってたものと違うけど、でもそれはそれで面白いっていうか。芦沢ああ、なるほど。岸田さっきの「街」聴いたら団地っていうので言うと、曲にもよるんですけど、例えば「街」って曲を書いた時にどういうことを考えて作ってたか、あるいは――私はあんまり自分の曲を振り返って聴いたりはしないんですけど――あの曲を聴いた時にどんな感じがするかと言えば、作ってる時に見えたもんしか見えてないというのが事実だったりするんですよ。だからスタジオの壁しか見えてない。スタジオの壁に空いてるプツプツした小さい穴とかを思い出すんですよね(笑)。そこにはリアルな記憶しかないんですよ。よくこういう質問もされるんです、「『ばらの花』を作った時はどんなイメージで?」とかって。でも実際見えてるもんってギターの巻き弦とかなんですよ。それしか見えてこないんです。その代わり、鳴らした音は何かではあるから、そこは「すみません、ここまでは自己責任なんで、ここからは知りません」っていうか、もう自分の曲ではなくなっているという感覚なんです。芦沢へー。ちなみにライブで歌っている時には何かが思い浮かんでるんですか?岸田ないですね。歌っている時は、大抵「次の歌詞なんやったっけ?」とか「次のコードなんやったっけ?」とか、「あ、ちょっとズレてるやん」とか、そういうことしか考えてないですね。芦沢あ、もうその時の演奏に集中しているっていうことなんですね。岸田ライブってしんどいんですよ。苦手で。やっぱり歌を歌うから、あんな大音量でキックとかが鳴ってたら、歌取れないんですよ。それを一生懸命正しい音程で、正しいタイム感で、間違えんように歌うだけで精一杯なんです。僕の技量では。で、何らかの条件が整ったりとかして、自分の気持ち的なムードとかそういうものをたまに――1年に何回かしかないけど――打ち破ってバンと行けた時に、まったく何も考えない、みたいな状態があって、そういう時って自分の中で音と共にいるっていうような、すごくいい感じになってるんです。でもそれで後から同録聴いたら、おまえ半音くらいフラットしとるやんけ!ってなってるんですよね(笑)。――それは結果、いいライブということではないんですか?佐藤まあ、中(ステージ上)と外(フロア)では音の環境も違いますしね、そこは難しいですね。岸田だから、あんまりもうライブのことは考えないようにしてて、全力は尽くすというか、気持ちが冷めてたらそのライブはやっぱり良くないんですよ。演奏に没入して、エンジンはめっちゃ動いてますっていう状態でやるにはやるんです。昨年のツアーだったかな、名古屋かどっかで、あんまりそういうことなかったんですけど、アタマ3、4曲やってる時に、ものすごい便意が来たんですよ。芦沢(笑)。岸田これ、最後までもたないだろうなと思って。ライブの時って邪念が入ると良くないから、間違ったりとか、心のない歌を歌ってしまうんで。これはマズいと思って、(セットリストの)ブロックごとの区切りが一応あるんで、これはもう行っておこうと。このままやったら“伝説のライブ”になってしまうと。芦沢はははは!岸田「ちょっとすんません」って、「トイレ言ってくるんで、佐藤さんちょっとしゃべっといてください」って言って、さーっと捌けて、イヤモニ外して、裏に駆け込んで行ったんですよ。で、ライブ中も裏でお仕事をされている方たちがいるじゃないですか。芦沢はい。岸田ものすごい複雑な気分で、その人たちに「おつかれさまです」って言いながらトイレに行って、まあ無事に用を済ましたわけですよ。そういう緊急事態から解放された時って、ふぅーって安心するじゃないですか。そしたらライブのモードも全部なくなってしまったんですよ。うわ、これどうしようかなと。で、その瞬間思ったのは、「私はさっきまでステージでロックスターをやっていたのだ」と。――着ぐるみ脱いじゃったみたいな状態ですね。岸田そう。「でも今の私は仕事中に排便をしたおじさんにすぎない」みたいな状態になってしまって(笑)。でもとりあえず早く(ステージに)帰らなきゃ、佐藤さんもいい加減困ってるだろうなと。佐藤物販を紹介してました。芦沢素晴らしい(笑)。岸田で、とりあえずステージに戻って、なんてことないMCをしながらなんとか通常運転に持っていって次の曲をバンとやったんですけど、曲に入れないんですよ。もう全然入れなくて。みんなの演奏が、テンポがどうこうじゃなくて速すぎるというか。俺だけヤムチャみたいな感じがして。戦力外みたいな(笑)。芦沢めちゃくちゃ怖いですね。岸田それは恐怖体験でしたね。芦沢佐藤さんはそういう岸田さんの様子の変化っていうのはわかったんですか?佐藤前半おかしいっていうのは(笑)。ライブって、お笑いでもお芝居の舞台でもそうだと思うんですけど、この曲を演奏しますっていう気分でやってないから。芦沢はいはい。岸田アドレナリンだと思うんですけど、それが全部排出されてしまって、もう1回出てくるのって時間かかるじゃないですか。それがお客さんにバレたらどうしようって思ってたのがひとつと。あとは、バンドのメンバーにはすぐに伝わって、庇うような演奏もしてくれるから余計に、「ちゃうねん……ちゃうねん……」って(笑)。芦沢ツライ!佐藤僕はその時思ってたのは、マジで発熱とかだったらどうしようっていうことでした。だから「トイレ行って来る」っていうのは、体調がヤバくて下がるためにとりあえず言ったことなのかなって。岸田ただの便意(笑)。いや、すみません、こんな話になってしまって(笑)。芦沢いえいえ、めちゃくちゃ貴重なお話ですよ(笑)。――ライブっていうのがそれくらい特殊な場であるっていうことですよね。芦沢そうですよね。自分がロックスターだったんだってふと思えてしまうっていうそのギャップがすごいですよね。佐藤大きいフェスとかだったらまた話は違ってくるんですけどね。緊張もそこまでしないんですよ。でもそこを上回っている精神状態にはなっているわけですからね、ライブっていうのは。岸田だって普通、あんなにこっち向いている人たちがいっぱいいる状況で歌ったりしないじゃないですか、よくよく考えたら(笑)。そうやってお客さんにパワーをもらって演奏したり歌ったりしている状態が当たり前の中で、でもコロナでライブができなくなって、ミュージシャンたちが悲しい気持ちになっていると。もちろん我々もそういう気持ちではいたんですけど、でもその排便事件があるまで、ステージに上がることの意味というか大切さをちゃんとわかってなかったなと思いました(笑)。芦沢はははは!岸田だから普通のおじさんミュージシャンとして、「あー、こんばんは、くるりです」って通常運転のままライブをやってたと思ってたんですけど、全然違ったっていうのを自分で知ることができましたね。だから芦沢さんのイベントの時は、しっかりやりたいと思います(笑)。芦沢万が一またピンチの時は、我々にだけわかる隠語を決めておきましょう(笑)。そうしたら、あ、岸田さん、そういうことかとお客さん以外みんなに伝わるので(笑)。Text:谷岡正浩Photo:山本佳代子<ライブ情報>『ぴあ 50th Anniversary「Live!ロックちゃん 2023」』3月4日(土) 豊洲PITOPEN 16:00 / START 17:00出演:GLIM SPANKY/くるり/ハンバート ハンバート/BREIMEN【チケット料金】スタンディング:6,000円(税込)スタンディング ファミリーチケット(大人1名+小学生1名):8,000円(税込)※入場時ドリンク代必要※未就学児童入場不可※スタンディング ファミリーチケットは、公演当日時点で小学生のお子様1名と同伴限定のチケットとなります。チケット一般発売中:オフィシャルサイト:<ツアー情報>くるり『愛の太陽EP』発売記念ライブツアー20235月12日(金) 広島・広島CLUB QUATTRO5月14日(日) 香川・高松 festhalle5月15日(月) 熊本・熊本 B.9 V15月18日(木) 長野・CLUB JUNK BOX5月19日(金) 石川・金沢 EIGHT HALL5月24日(水) 神奈川・横浜 BAYHALL6月1日(木) 京都・磔磔6月2日(金) 京都・磔磔くるり『愛の太陽EP』発売記念ホールツアー20236月30日(金) 宮城・仙台GIGS7月2日(日) 北海道・札幌道新ホール7月7日(金) 埼玉・三郷市文化会館7月17日(月・祝) 福岡・福岡国際会議場メインホール7月19日(水) 大阪・オリックス劇場7月29日(土) 愛知・名古屋市公会堂8月2日(水) 東京・昭和女子大学 人見記念講堂8月3日(木) 東京・昭和女子大学 人見記念講堂詳細はこちら:<リリース情報>くるり『愛の太陽 EP』3月1日(水) リリース●初回限定盤A(CD+Blu-ray+特典CD):6,160円(税込)予約リンク:●初回限定盤B(CD+DVD+特典CD):6,160円(税込)予約リンク:くるり『愛の太陽 EP』初回限定盤ジャケット●通常盤(CD):1,980円(税込)予約リンク:くるり『愛の太陽 EP』通常盤ジャケット【CD収録内容】※全形態共通1. 愛の太陽2. Smile3. 八月は僕の名前4. ポケットの中5. 宝探し6. 真夏日【Blu-ray / DVD収録内容】※初回限定盤のみ■くるりライブツアー2022 at Zepp Haneda, 2022.08.041. Bus To Finsbury2. bumblebee3. 青い空4. 風は野を越え5. Time6. GIANT FISH7. かごの中のジョニー8. Tokyo OP9. ロックンロール■京都音楽博覧会2022 at 京都梅小路公園, 2022.10.09・朗読 - 又吉直樹1. 真夏日2. 東京3. ハイウェイ4. 潮風のアリア5. 琥珀色の街、上海蟹の朝6. ばらの花7. everybody feels the same8. 太陽のブルース9. ブレーメン10. 奇跡11. 宿はなし【初回限定盤付属特典CD収録内容】■岸田繁 / 映画『ちひろさん』オリジナル・サウンドトラック1. ちひろさん2. オカジとちひろ3. おじさん4. 白昼の狂気5. マコトのお弁当6. オカジとちひろ Ⅱ7. 夏の日の出来事8. ちひろの回想9. 宝の地図10. 多恵と綾11. ちひろとちひろ12. 金魚13. 綾の正体14. 多恵と綾 Ⅱ15. お月見16. その後の日々17. 愛の太陽 -Alternative mix-詳細はこちら:<作品情報>Netflix映画『ちひろさん』2月23日(木・祝) Netflixで独占配信&全国の劇場で公開Netflix映画『ちひろさん』キービジュアル (C)2023 Asmik Ace, Inc.(C)安田弘之(秋田書店)2014原作:安田弘之『ちひろさん』(秋田書店「秋田レディース・コミックス・デラックス」刊)監督:今泉力哉脚本:澤井香織 今泉力哉音楽:岸田繁主題歌:くるり「愛の太陽」(VICTOR ENTERTAINMENT / SPEEDSTAR RECORDS)【出演】有村架純豊嶋花嶋田鉄太van若葉竜也佐久間由衣長澤樹市川実和子鈴木慶一根岸季衣平田満リリー・フランキー風吹ジュン公式サイト:プロフィール芦沢ムネトコントグループ「パップコーン」のリーダー。癒し系キャラクター「フテネコ」の生みの親であり、様々なアーティストから支持を受け、数多くのMVやコラボグッズを手掛けるほか、ライブやフェス等のイベントではMCを務めるなど、幅広く活躍する。くるり1996年9月頃、立命館大学(京都市北区)の音楽サークル「ロック・コミューン」にて結成。古今東西さまざまな音楽に影響されながら、旅を続けるロックバンド。ロックちゃんロックちゃんは、自分のことをなぜかオトナだと思っている4才の女の子(次女)。この連載はちょっと背伸びをした、キュートでやんちゃなロックちゃんの日常のお話です。関連リンク芦沢ムネト Twitter:くるり オフィシャルサイト:漫画連載『ロックちゃん』:
2023年02月24日スナイデル(SNIDEL)からポロ ラルフ ローレン(Polo Ralph Lauren)との初のコレクションが登場。フーディーとキャップを2023年2月16日(木)よりスナイデル全国店舗にて発売する。ポロ ラルフローレンの定番アイテムをピンクでスナイデルに、アメリカントラディッショナルブランド・ポロ ラルフローレンとタッグを組んだアイテムが初登場。ポロ ラルフローレンで人気を博すフーディーとキャップを、春にぴったりな優しいピンクカラー×ネイビー刺繍のロゴで展開する。裏起毛のフーディーポロ ラルフローレンの定番アイテムであるポニーロゴを用いたフーディーは、裏起毛で柔らかな着心地が魅力的。ユニセックスのゆったりと着用できるサイズ感で仕上げている。フェミニンなキャップキャップもスナイデルらしいピンクを採用することで、フェミニンな印象に。バックにアジャスターが付いているため、好みのサイズにアレンジできる。【詳細】スナイデル / ポロ ラルフローレン発売日:2023年2月16日(木)取扱店舗:スナイデル全国店舗※スナイデルオフィシャルオンラインサイト・ウサギオンラインでは2月15日(水)12:00~発売。価格:・ラルフローレンフーディー 24,200円・ラルフローレンキャップ 9,900円
2023年02月18日リミ フゥ(LIMI feu)から、ニューエラ(NEW ERA)とコラボレーションした新作キャップなどが登場。2023年2月17日(金)よりリミ フゥ直営店やニューエラ限定店舗などで発売される。リミ フゥ×ニューエラのコラボヘッドウェアリミ フゥは、ブランド設立20周年を記念してニューエラとタッグを組んだヘッドウェアコレクションをリリース。キャップ2型に加えて、バケットハット、ニットキャップを展開する。ニューエラの定番キャップ「9THIRTY」ベースキャップは、ニューエラの定番「9THIRTY」をベースに採用。全体にダメージ加工を施してパンキッシュな見た目に仕上げたものと、フロントにリミ フゥのロゴを、サイドにニューエラのロゴを配したシンプルなものの2型を用意する。ダメージ加工を施したバケットハットダメージ加工を施したバケットハットは、ツバにリミ フゥのブランドロゴをセット。刺繍の色は、ボディと同じブラックカラーを採用することで、ミニマルな印象に仕上げた。ブランドロゴ入りニットキャップまた、ブラックカラーを基調に、コントラストの効いたホワイトのロゴ刺繍を施したニットキャップにも注目。シンプルなデザインながら、コーディネートにアクセントを加えてくれるアイテムとなっている。【詳細】リミ フゥ×ニューエラ発売日:2023年2月17日(金)取扱店舗:リミ フゥの直営店及び正規ディーラー、ニューエラ限定店舗<アイテム>・9THIRTY 8,800円・9THIRTY 9,900円・Bucket-01 12,100円・Basic Cuff Knit 9,900円
2023年02月16日「ぴあアプリ」で好評連載中の漫画『ロックちゃん』。音楽好きで知られる作者の芦沢ムネトがプロデュースする音楽イベント『Live!ロックちゃん2023』が、3月4日(土) 豊洲PITで開催される。出演する4組、くるり、ハンバート ハンバート、GLIM SPANKY、BREIMENを1組ずつ迎えてトークを繰り広げる対談シリーズ第3弾は、BREIMENが登場。とにかく止まらないトークはまさにセッション。対談中にいろんなマジックが起こってます。トラブルを楽しむというか。変だけど、むしろトラブル起きてほしいみたいなところがあって(高木)芦沢いやー、ほんとに出演していただけるとは。高木祥太(Ba&Vo)だってそのメンツに入れることってあんまりないですもん。しかも(芦沢さんからの)インスタのメッセージもよかったですよ。芦沢DMのね(笑)。高木「もらってうれしいDMランキング」のかなり上位っすよ(笑)。くるり!ってなりましたもん。――芦沢さんからラブコールを送って今回の出演が実現したわけですね。芦沢そうなんですよ。でも僕がBREIMENを知ったのは、実はめっちゃ最近なんです。高木でも、『VIVA LA ROCK 2022』のときは?芦沢その時はまだちゃんと知らなくて。配信のMCを担当していたんですけど、ちゃんとライブを観れなかったんです。サトウカツシロ(Gt)だからおまえ今日髭伸ばしてんの?高木よくわかったな。いや、その逆というか、俺普段髭ないじゃん、それで稼働がないときにどこまで髭が伸びるのか挑戦するっていうのをたまにやってて、なぜかその結果発表みたいなタイミングで芦沢さんに会うんだよ。ビバラのときもそうだし。で、今日も偶然そうだったんだよ。高木祥太(Ba&Vo)芦沢なぜか見届け人になっているんだ(笑)。高木今回の4組の中では僕らが一番若手ですよね。いけだゆうた(Key)そうだね。GLIM SPANKYは年齢がちょい上でって感じだもんね。芦沢どうしても若手というか、知ってる人は知ってるけどっていう、そういう人たちをどうしても入れたくて。知らしめたいって思ったんですよね。それで、アーティスト同士が袖で見たくなる感じがいいなと思って。いけだいいですね。芦沢その方がテンション上がるじゃないですか、やる側も。それで、BREIMENさんどうだろう、いけるかなと思ってお誘いしました。高木全然いけますよ。いけるっていうか、俺らのLINEグループにライブの出演関係のメッセージが来ても、結構みんな返信遅いんですよ。なんだかんだ一週間くらいかかるんですけど。でもこれは30分くらいで。芦沢うわ、うれしい。ライブをちゃんと観たのが去年の『SWEET LOVE SHOWER』で。えらいカッコよくて。なんていうか、みんなで一生懸命練習して演奏してるって感じじゃないんですよBREIMENって。みんなわりと気合い入れたりしてるじゃない、ステージに出る前って。でもなんか散歩みたいな感じで入ってくるよね。散歩してたらたまたまステージがあった、みたいな感じで。高木特にフェスはそういう感じかもしれないですね。ワンマンとかは演出なんかもあったりするし、最初に幕があったりすると……あ、でも幕の後ろでも俺らふらふらしてるか。いけだふざけたりしてるね。芦沢みんなしてそういう感じなんですか?Kanno so(Ds)俺、気合い入れてますよ。サトウ入っててあれだったらヤバイぞ(笑)。いけだ別に全員で円陣組むようなことはないよね。Kanno俺はやってみたいけどね。面白そうだし。芦沢面白そうっていう時点でもう方向性が間違ってるから(笑)。高木やっぱり根底にセッションがあるし、俺らってめちゃくちゃ飽き性だからライブごとにめちゃくちゃアレンジ変えるんです。ツアーなんかで飽きてきちゃったりすると、あんまり周りの音を聴かなくなると思うんですよ。芦沢ああ、もうだいたいわかってるから、自分のことだけに集中しちゃっていいやと。芦沢ムネト高木そうそう。これは俺の師匠の受け売りなんですけど、セッションって「しゃべくり007」で、いわゆるキメキメのライブって「M-1」とか「キングオブコント」なんじゃないかって。どっちがいいとか悪いとかじゃないんですけど、それで言うと俺らはワンマンのライブでも「しゃべくり」と「M-1」のあいだを狙っているというか。ジャムセッションは完全に「しゃべくり」なんですよ。決まってなくて、大きい流れだけわかってる状態で周りの音を聴いて反応していくっていう。サトウ「ダウンタウンDX」ってことだね。高木別にどっちでもいいだろ(笑)。だから俺らのライブってあいだを狙ってやってるから、始まる前に「よし!」ってやってもちょっと具合が違うっていうか。ジョージ林(Sax)わかる。空回りするよね。高木そうそう。変に気合入れると逆によくないみたいなところはあるんですよね。芦沢芸人さんにもタイプがあるもん。めっちゃネタ合わせするタイプと、あんまりネタ合わせすると飽きちゃうってタイプが。本番でボケるのが恥ずかしくなる。あのボケ全力でやってるわーって相方に思われるのが恥ずかしいっていう(笑)。BREIMENは、例えばロバートさんがネタなのかアドリブなのかゾーンに入っててわかんないっていう時の感じに似ているのかもね。高木それめっちゃわかります。そういう時ありますからね。芦沢どういうきっかけで始まるんですか?その、決まってない感じのことっていうのは。高木誰からでも始まるというか、そこにも決まりはないですね。最近面白かったのが、林さんがiPadでサンプラーを操作するんですけど、ワンマンの時にiPad(のアプリ)が落ちちゃって。「チャプター」っていう曲の中にフリーズするセクションがあるんですけど。いけだノイズの音が鳴ってるところが。高木そのフリーズセクション行く前ぐらいから林さんがちょっとキョドってて(笑)。で、いざそのフリーズのところにきた瞬間、音が何も鳴ってないんですよ。でもそれが本当に気持ち良くて。サトウ林さん〇〇してたもんね(笑)。サトウカツシロ(Gt)芦沢その音だけ聞こえたんだ(笑)。いけだなんで下にマイク立ててるんだよ(笑)。高木30秒くらいあったよね?林いやいや、体感は30秒くらいだけど、実際は10秒ちょっとだと思うよ。高木いやもっとあったよ!林さんのiPadの復帰を待つ時間を考えたら結構あったよ。芦沢それって、バーンと無音になって、みんな棒立ちなの?高木そういうトラブルがあった時って俺らはなんか入れたりとかするんですけど、その曲は世界観があったから、そこで誰も何もしなかったんですよ。誰かなんかやるかなとは思ったけど、本当に仁王立ちで、その瞬間、そういう何もないっていうゾーンに入ったんですよね。芦沢なるほど。無音という音を出してたんだね。いけだジョン・ケージだね。「4分33秒」だ。いけだゆうた(Key)サトウ宮本武蔵だね。芦沢もう例え終わってるから。ジョンで例えた後に宮本が出ちゃうとほら、ややこしいから。ジョンが困っちゃうから。高木いいっすね。いけますね、これ。芦沢え!?何が?高木ライブ出れますよ。芦沢無音の時に俺出されても困るからやめて(笑)。全員ははははは!林さっきの話に戻ると、ブーっていうブザーを鳴らして、で、次のボタンを押すと新しいセクションに行く効果音が出るんですよ。だから俺ひとりで次に繋ぐっていうセクションで、まったく音が出なくなっちゃったっていうことなんです。それで次のセクションに行くために誰かがきっかけになるのか、それとも誰も何もしないのかっていう読み合いが始まって。ジョージ林(Sax)Kannoその読み合いがめちゃくちゃ楽しかった。芦沢みんな刀の柄を握って抜くのか抜かないのかってやってる状態だ。宮本で例えちゃったよ(笑)。Kanno頭の中で全員と会話してたよね。いけだ照明は暗かったんですけど、キョロキョロするとバレちゃうので誰も見れなかったですね。芦沢最終的にどうしたの?サトウ林さんのiPadが復旧するのを待ちました。芦沢あ、復旧した。林そうですね。15、16秒くらいだと思うんですけど。芦沢さっきより増えましたね。全員わははは。林で、次のセクションに行く効果音を鳴らして、そしたらすぐにだーいけがベースラインを弾くわけですけど。いけだ僕がね。林拍で言ったら、効果音の拍が2拍くらいしかなくて。いけだ「せーの」くらいしかないんですよ。芦沢反応したんだ。すごいな。Kanno俺が一番全員を見れるポジションにいるんで、見てたんですよ。あ、みんな待ってるなって。でも祥太は、行こうか行くまいかすごく迷っているのが立ち姿でわかって。Kanno so(Ds)高木だーいけが本当は入るところを俺が行っちゃおうかなって一瞬思って。その時点で林さんのiPadが落ちたまでは想像ついてなくて、押しそびれたかなんかなのかなって。で、林さんの方を見たらアウトだなって思ったからとにかく前を向いたまま、俺から行っちゃおうかなって考えつつ、でもまあ待とうと決めて待ってたらだんだん気持ち良くなっちゃって。サトウ俺普通に林さんの方向いて笑っちゃったよ。芦沢ダメじゃん(笑)。話と違くなってきたじゃん一気に。高木今言ったのはまあ極端な例ですけど、トラブルを楽しむというか。変だけど、むしろトラブル起きてほしいみたいなところがあって。くるりと対バンしたいっていうのは目標とかとは違うけどあったよね(サトウ)芦沢じゃあ曲もセッションで作っていくってこと?高木曲はいろんなパターンで作ってて。セッションでできるパターンもあるし、この間出したアルバム『FICTION』ってやつは、俺がもうデモを作らないことにして、俺の中でメロディとかがあってもそれをあえてデモ化しないで伝えて、セッションとはまた違うんですけどね、なんだろうね、あの作り方っていうのは。芦沢事前にデモを渡してたらそれぞれ練習とかしちゃうから。高木そう、先入観が俺のデモから入っちゃうけど、それをなるべくなくした状態でやってみたいなって。そうすると、俺がイメージしてたものとみんなの解釈とのギャップができるじゃないですか、それの方がおもしろいなと思って、バンドだし。芦沢ものすごいそもそものことを聞いちゃうんだけど、なんでこのバンドって組んだんだっけ?高木その前の旧体制「無礼メン」っていうのがあって、それは俺も歌ってないし、そう(Kanno)ちゃんもいないし。その時は俺がバンドを組みたいと思ってセッションの面々を呼んで、結構コンセプチュアルな感じではあったんですよ。岡村ちゃん(岡村靖幸)のバンドバージョンみたいな感じでやってたんですけど。Y.M.O.みたいなちょっとふざけてる感じというか。とにかく俺がアマノジャクで、最初のMVは誰も楽器弾いてなくてなぜか俺がギター弾いてるみたいな。なんかMVの常識というかセオリーみたいなものってあるじゃないですか、とにかくそういうのがやりたくなくて。それを3年くらいやって、ボーカルとドラムが抜けるってなって、で、そうちゃんはもともと旧体制「無礼メン」のファンで、友達になってて、それで入ってもらって、じゃあ俺歌うかってなって、今に至るって感じですね。新体制になってからコンセプトみたいなのを全部やめて、一回思うがままみんなやってみるっていう感じでしたね。芦沢でもそれってなかなかまとまらなさそうじゃん。高木そうですね。でもまとまらない方が面白そうだって思ったんですよ。芦沢じゃあ曲作りにおいても、こういうものを作ろうっていうのはバンドとしてはないわけだ。高木細かいドラムの音とかでリファレンスを出したり、本当にざっくりなジャンル感くらいは共有したりはしますけど、例えばそれがテクノだったら、テクノに寄せていくというよりも自分たちなりに再構築していくというか。芦沢なるほどー。高木音に引っ張られるバンドと人に引っ張られるバンドがあったとしたら、俺らは人に音がついてくるというか。それぞれのパーソナリティとかを全部活かすというか。それがあったうえで、どうするっていうことかなと思っていて。芦沢最終的にこのバンドでどうなりたいとかってあるの?目指すところとか。サトウ俺はリボ払いの完済ですね。芦沢それは大事だよね。あれって魔法じゃないからね(笑)ってそういうことを聞きたいわけじゃないんだよ!高木逆にそういうことって他のバンドとかはなんて答えるんですか?目標とかって。芦沢GLIM SPANKYに昔聞いた時は「カルチャーを作りたい」って言ってて、すごいなって思いましたけどね。いけだすごい。サトウでも、くるりと対バンしたいっていうのは目標とかとは違うけどあったよね。高木あったかも。サトウだから今回お話をいただいて、俺たちくるりと対バンするんだ!ってなりましたよ。高木そういうざっくりしたものはありつつ、でもいわゆる武道館目指しましょうっていうようなものを立てちゃうと、目標に道が左右されちゃうというか、自分たちの道のりを塞がれちゃうというか。芦沢曲作りと同じだね。高木一貫してるかもしれないですね。芦沢ストレスなさそうだもんね。高木それをまったくなくすのって難しいじゃないですか。でも極力ストレスがない状態で楽しくやりたいっていうのが根底にあるので、それが目標と言えば目標なのかもしれないですね。別にそれを言葉にして話したりしたことはないですけど。みんなそう思ってるような気がする。芦沢じゃあ喧嘩もないでしょ。高木ないですね。タイミングでちゃんと話したりしますね、意外と。芦沢ちなみにどういう話し合いをするの?高木最近なんか思ってることある?みたいなことですね。やっぱ忙しくなってくるとなかなかそういう時間って取れないけど、でもそれはなんか都度都度やってるよね。その都度都度の間隔が空いて久々になると、ひとつの議題当たり4時間くらい喋りっぱなしだったりするよね。芦沢結構じゃああるんだ、モヤッとしたものが。高木いや、なんていうんだろ、いろんなトピックが出るっていうよりは、ちゃんと話し合うって感じかな。その結果4時間っていう。林人と付き合っていくと、「ん?」って思う時ってあるじゃないですか。別になんかそれをことさら追求したりせず「まあまあそうだよね」って受け流すというか。でもそういうのってちょっとずつ蓄積してて、アレルギーと一緒で許容範囲を超えたときにキレちゃうんだと思うんですよ。で、キレた時にはもうなんでそうなったかを覚えてないというか。爆発した瞬間にあったものが原因だと思ってるけど、実は原因はそこにあるんじゃなくて、もっと底の方にあるものだと俺は思っていて。だから、たまにチームで話し合う時も、「ん?」って思ったことを共有するというか。「なんであの時髭剃ってたん?」みたいなことをちゃんと表に出す、まあ膿を出しておくって感じですね。芦沢それは大事ですね。高木でもみんながみんなそうじゃないというか。それぞれ違う人間だから、林さんとかは結構溜め込む方で。林ま、そうだね。高木ほんとバラバラなんですよ。バラバラだからこそ話し合いの時間をたまに持つのが大事だなっていうことになっていった。だからルールというか、バンドをやっていく中でそうなっていったというか。いけだあの時のあれ良くなかったよね、みたいな、そういう不満をぶちまけるような会ではないよね。だから何を話したかあんまり内容も覚えてないんだけど、でもひとしきり話して、「じゃがんばろう」って言って終わるっていう感じ。芦沢最近こいつはこんなこと考えてるんだっていう様子を聞いておくっていう感じなのかな。高木そういう感じっすね。とは言え、足並みを揃えるためにやっているわけではないというか。そうしちゃうとしんどくなってくると思うし、自分がそういうタームじゃなかったらそれを強要されても無理だし。俺らが大事にしてるところはどちらかと言うと、その人の音がちゃんと出てるかどうか(高木)高木他に質問あります?芦沢やめてよ!質問なくなっちゃったインタビュアーみたいな感じにするの。この人弾切れか?みたいになってるじゃん。全員あはははは!高木いつもそうちゃんがあんまりしゃべんなくなっちゃうんですよ。バランス見て。芦沢バランス見てるんですか?Kannoあんま、しゃべりたくない。いけだそもそもじゃねーか!(笑)全員あはははは!芦沢そうちゃん、次から言っちゃダメよ、それは。苦手?しゃべるの。Kannoあ、苦手です。苦手なんですけど、上手になりたいなって気持ちはあります。芦沢どのへんが苦手なんだろう?Kanno頭の中が真っ白になるというか。緊張とかそういうのじゃなくて、何もなくなっちゃうんですよ。芦沢え、怖い話?どういうこと?高木たぶん、このバンドの会話のテンポが速すぎるんだと思うんですよ。俺も速いし、おまえ(サトウ)も速いし、だーいけも速いし、で、林さんでようやく。サトウ腰据える感じで。Kannoトルクがもう全然違うから。芦沢ゆっくりでも全然いいんですよ。ちなみに今朝は何を食べたんですか?Kannoえーっと……。芦沢それは記憶力の問題です。全員わははは。Kannoなんも食べてないです。え、食べました?芦沢パンを食べたよ。Kannoクリームパン好きです。芦沢それは全体的に?Kanno全体的にってどういう意味ですか?全員(爆笑)高木だからあるじゃん、セブンとかファミマとかコンビニ系なのかパン屋さんなのかとかさ。いけだあとは材質がね。クリームがこういうのがいいとか、外の皮の感じがとか。サトウストップ!もうついていけてない(笑)。芦沢クリームパンでこんなに速いラリーが行われるとは(笑)。高木いいっすね。めっちゃいいっすよ。番組やりたいな。いけだどこの立場なんだよ(笑)。ディレクターかよ。高木どちらかというと、いつも俺はツッコミに回るんですよ、このバンドでは。でも結構疲れてて。芦沢それはたまにある話し合いの時に言わないと。高木不満じゃないですから(笑)。でも今この感じだと芦沢さんがツッコミやってくれるから、俺も違う側にまわれて楽しいなって思って。芦沢やっぱりこの話してる感じがそのままセッション感あるよね。高木そう。だから人をそのまま音にしたいというか。それはバンドとしてというわけじゃなくてプレーヤーとしてみんな大切にしてると思うんですよ。うまい下手とかあって、俺らはよくうまいって言われますけど、でも俺らが大事にしてるところはどちらかと言うと、その人の音がちゃんと出てるかどうかって言うことの方が大事というか。芦沢そうするとやっぱ、そうくんみたいな人がいた方がいいね。いけだ確かに。高木だから人のバランスいいんですよね。Kannoじゃあここでがんばります。サトウははは。高木どうします?今回のイベントで何か一緒にやります?しゃべりでもいいですよって、これ面白いね。いけだうん。面白い。高木セッションやりましょうよ。芦田ちょっと待って、「セッション」を「セッ(⤴︎)ション(⤵︎)」ってイントネーションで言ったことないし。俺、何やったらいいの?サトウなんか小話でもしてもらう?俺らが演奏中にいきなり入って来てもらって。高木あります?すべらない話的な。いけだなんで終始上からなんだろう(笑)。芦沢大丈夫?(と言ってKannoに振る)Kannoめちゃめちゃイメージしています。芦沢ほんとに?(と言って林に振る)林バッチリイメージできてますよもう。高木入ればわかります。芦沢なんか今俺、宗教の勧誘にあってません?全員あはははは!サトウ絶対セッションした方がいいですよ。芦沢ほらその言い方がもう勧誘じゃない!いやあ、入ったらよかったわ。おまえもやった方がいいよって。高木あながち間違ってないかもですね(笑)。Text:谷岡正浩Photo:吉田圭子<ライブ情報>『ぴあ 50th Anniversary「Live!ロックちゃん 2023」』3月4日(土) 豊洲PITOPEN 16:00 / START 17:00出演:GLIM SPANKY/くるり/ハンバート ハンバート/BREIMEN【チケット料金】スタンディング:6,000円(税込)スタンディング ファミリーチケット(大人1名+小学生1名):8,000円(税込)※入場時ドリンク代必要※未就学児童入場不可※スタンディング ファミリーチケットは、公演当日時点で小学生のお子様1名と同伴限定のチケットとなります。チケット一般発売中:オフィシャルサイト:プロフィール芦沢ムネトコントグループ「パップコーン」のリーダー。癒し系キャラクター「フテネコ」の生みの親であり、様々なアーティストから支持を受け、数多くのMVやコラボグッズを手掛けるほか、ライブやフェス等のイベントではMCを務めるなど、幅広く活躍する。BREIMEN高木祥太(Vo&Ba) サトウカツシロ(Gt) いけだゆうた(Key) ジョージ林(Sax/flute) So Kanno(Ds)の5人からなる、常軌を逸した演奏とジャンルにとらわれないスタイルで注目を浴びるオルタナティブファンクバンド。2022年5月にリリースされたポルノグラフィティ・岡野昭仁とKing Gnu・井口理のコラボナンバー「MELODY(prod. by BREIMEN)」では高木祥太(Vo&Ba)が作詞作曲を手掛け、メンバー全員が演奏・編曲を担当。同年7月に3rdアルバム『FICTION』をリリース。ロックちゃんロックちゃんは、自分のことをなぜかオトナだと思っている4才の女の子(次女)。この連載はちょっと背伸びをした、キュートでやんちゃなロックちゃんの日常のお話です。関連リンク芦沢ムネト Twitter: オフィシャルサイト:漫画連載『ロックちゃん』:
2023年02月14日「ぴあアプリ」で好評連載中の漫画『ロックちゃん』。音楽好きで知られる作者の芦沢ムネトがプロデュースする音楽イベント『Live!ロックちゃん2023』が、3月4日(土) 豊洲PITで開催される。出演する4組、くるり、ハンバート ハンバート、GLIM SPANKY、BREIMENを1組ずつ迎えてトークを繰り広げる対談シリーズ第2弾は、ハンバート ハンバートが登場。ふたりでの制作風景や歌詞のテーマについてなど、芦沢ムネトの興味の赴くままにいろいろと伺いました。聴く人、観る人の想像の余地は絶対に残したい(遊穂)――まずは、芦沢さんがハンバート ハンバートにお声がけした理由からお聞かせください。芦沢僕が今、ぴあアプリで連載している『ロックちゃん』という漫画がありまして、それがきっかけでぴあさんにお声がけいただき、音楽イベントをやりましょうということになりました。で、『Live!ロックちゃん2023』ということでタイトルに「ロック」とついてはいるんですけど、決してロックイベントということではないんです。ちっちゃいお子さんも大人もみんなが一緒に楽しめて、「なんか音楽っていいよね」っていう気持ちになってもらいたくて。そういう気持ちにさせてくれる4組に今回はお声がけさせていただきました。ハンバートさんにはかなり早い段階でアプローチして、OKもいただいて、本当にありがとうございます。良成&遊穂こちらこそありがとうございます。――お会いされたことはなかったんですか?芦沢一度だけあるんですよ。野音のライブに行かせていただいた時にご挨拶をして。良成そうですよね。覚えています。芦沢でも本当に一瞬だったので。当時確か、ソニーのヘッドフォンのweb CMに出演されてて、なんか知らないけどその感想を言った記憶があります。「あれ、見ました」みたいな。そこまで知ってるぞアピールだったのか何なのか、今振り返るとめっちゃ恥ずかしいですね(笑)。良成ご挨拶したことは覚えているんですけど、内容までは覚えてなかったです(笑)。芦沢忘れていただいて良かったです。芦沢ムネト――出演依頼を受けた時はどう思われましたか?良成単純にうれしかったですね。芦沢僕のところには、「ロックじゃないけどいいですか?」って届いてて、それがすごくハンバートっぽいなって思って。――芦沢さんがハンバート ハンバートを知ったきっかけは何だったんですか?芦沢いつ頃だったかちょっと忘れてしまったんですけど、新宿に演劇を観に行ったんですよ。二人芝居で、恋人同士の男女が一緒に暮らしていてっていうところから話がどんどん進んでいくんですけど、実は女性は死んでいたっていう話で。その劇中にかかっていたのがハンバート ハンバートの「君と暮せば」だったんです。その曲の歌詞が本当にそういう内容で、その時に「めっちゃいいな」って思ったんですよね。で、家に帰ってハンバート ハンバートのCDなかったかなって探したら、くるりのトリビュート盤『くるり鶏びゅ〜と』の中にハンバートさんがカバーした「虹」があって。「あ、そうだ!この人たちだ!」ってそこで再認識したんです。そこから改めてアルバムを買ったりしました。あの、ちょっと曲のことになっちゃうんですけど、良成さんの書く歌詞って、なんか死ぬ話が多くて。怖いっていうのではないんですけど、どこか絵本ぽいというか。あれは、どこから来てるんですか?その、死のテーマというのは。良成何なんでしょうね。なんでだと思います?遊穂好きなんだよね。良成好きって言うとまた語弊があるんだけど(笑)。遊穂でも、自分の読んできたものとか、幼少期から好んできたものが影響してるのは間違いないよね。そういう匂いというか。なんで好きなのかがわかったら新事実だよね。ハンバート ハンバート・佐野遊穂良成そうだね。たぶんそういうのが自分の琴線に触れて来るんでしょうね。芦沢そのへんはご自身で掘り下げたりはしないんですか?良成掘り下げたりはしないですね。遊穂だから大体いつも新譜のインタビューなんかで、「この曲はどういう感じで作ったんですか?」って聞かれると、口籠る(笑)。わかんないって。芦沢そうなんですね。でも良成さんが書いたものをまずは遊穂さんに見せるわけですよね?その時に遊穂さんは何を気にされたり、どんなことをチェックされたりしているんですか?遊穂ハンバート ハンバートはこうでなくちゃいけない、みたいなフレームの中に入れるためにジャッジをするわけではないんですけど、私が最初に良成の曲を聞かされた時は、映画を観ているみたいな感じで見るんですよ。芦沢へー。聴くというよりも見るんですね。遊穂そうなんです。歌詞で描かれている物語がカメラワークみたいな感じで見えてきて、ここはもうちょっと細かな絵がいるんじゃない?とか、逆にここは細かすぎるんじゃない?みたいな感じでその時に感じたことを言っていくんです。もしかしたらそれは、私の好みを押し付けているだけかもしれないんですけど。良成でも、そういう感じでうまくいくよね。芦沢へー。遊穂これはこういうことが言いたいんですっていうふうにされても嫌だし、やっぱり聴く人、観る人の想像の余地は絶対に残したいんですよね。だけど、これはあまりにもカメラの見ている範囲が狭すぎて、ここがどうなっているかもうちょっと知りたいんだけど、ずっと同じとこ撮ってますよ、みたいなのは言います。伝わってないかもよって。芦沢そうやって言われることに対して良成さんはどうなんですか?良成あんまりじっくり考えて言う感じじゃないんで、渡したものを聴いてからすぐに答えてくれるんですよ。それこそ、映画を観に行って、劇場を出てからあーだこーだ言うじゃないですか。ここが良かったよねとか、でもここはあんまりだったよね、みたいに。そのノリと一緒で、思ったことをパッと言うので、それはやっぱり一番素直な感想なのかなと。あと、僕自身も薄々ここはぼんやりしてるなと思いつつ一回聴いてもらってっていうこともありますから。ハンバート ハンバート・佐藤良成芦沢曲を通じて見えてきた人となりっていうのもありそうですね。遊穂ありますね。それで言ったら、最初にもらったデモテープの中にも死んじゃったみたいな曲はありましたから。良成ああ、そうだね。確かに入ってた。遊穂だからそこはずっと変わらないんですよね。ふたりだからなんとかなってるのかなと思います(良成)芦沢ライブの時のおふたりのMCがすっごい不思議で。おふたりが掛け合いするじゃないですか。自分がお笑いやってるからか、なんか不思議な漫才を見ているみたいな気分になるんですよね(笑)。それぞれお互いの方を見ないで前を向いたまま、「そうだね」「うんうん」みたいな感じがすごく面白いんですよ。あれはふたりで編み出した何かなんですか?良成いや、全然そんな編み出したとかはないです(笑)。お客さんが前に居るから前を向いて喋ろうかなとかそれくらいのことで。芦沢その時に初めて聞く話でも、そうなるんですね。良成そうですね。実はMCの内容を決めてやってみたことがあったんですよ。どうしても大きめのホールやフェスの会場だとお客さんとの距離も遠いですし、温度感が伝わらない時が結構あったんですよね。だから大きなところでやる時は難しいなと思って、事前にある程度ネタというか話の内容を脚本みたいにして書いてやってみたんです。でもこれが全然面白くないんですよ。書いたものを覚えて読んでも。遊穂そういうことはできないってわかりました。良成だから自然のままやった方がいいねっていうことになりました。芦沢不思議ですね。一方で音楽も言ってしまえば同じことを繰り返しやっていて、そこに違いはないんですけどね。良成そうですね。遊穂音楽を通しての方が私たちの場合はダイレクトに相手の気持ちが伝わってきますね。緊張が伝わってきたら、(相手に対して)落ち着けって気持ちになる時と、一緒になって緊張しちゃう時とかはあります。芦沢その時はどうやってコントロールするんですか?良成でもやれることは何もないんですよ。芦沢そんなバカな!(笑)。遊穂自分の心をなるべく落ち着かせるとかね。良成ちょっと歌いやすいように弾かなきゃってやってみたりするんですけど、特にその効果は現れないですね(笑)。遊穂ちゃんと伝わる時もあるんですけど。フェスとかで持ち時間が結構シビアで時間がもうないっていうような時は。良成何回もオーバーして失敗してるから、それでそろそろちゃんとしなきゃっていう気持ちが強いからね。短すぎてもお客さんの不満足感になっちゃいますし。それはお笑いでもそうですよね。芦沢そうですね。遊穂最後の曲のアウトロが妙に長いから、(全体が)短かったんだなっていうのがわかるんですよ。ずいぶんジャカジャカやってるなって。良成前に出て挨拶したりしてね。芦沢ははは。じゃあカーテンコールみたいなのが出たら、今日はちょっと想定より短くなっちゃったんだっていうことですね(笑)。遊穂あと、予定になかった曲を始めた時もあった。良成ほんとに短くて、あと1分はなんとかしたいっていう時に。芦沢もちろん打ち合わせもなしってことですよね?遊穂そうです。しかも、イントロもほとんどなくて、すぐに歌に入らなきゃいけない曲で、最初のフレーズが本当だったら2回繰り返すんですけど、それを繰り返すのか、繰り返さないのか、どっちだ?でもたぶん2回繰り返してやるほど短くはなっていないはずだから、一回やっていきなりBに行くはず、そうだよね?っていうオーラを出しながら目で知らせるっていう。芦沢結構賭けですね。遊穂でもそれがわかって、実際に合ってると、やったー!ってなる。――ふたりだからその緊張感って増すんですかね?良成そうかも。例えばドラムがいたら……でもそうか、ドラムがいたら逆にそっちに合わせなきゃいけないってなっちゃうから逆にどうにもならないかもしれないですね。そういう意味ではふたりだからなんとかなってるのかなと思います。遊穂ふたりじゃなかったら最初からそんなに冒険はしないのかもね。良成4人とかだったらね。もともとそういう前提でやっているバンドだったらいいんですけどね。グレイトフルデッドってバンドあるじゃないですか。芦沢はい。アメリカのジャムバンドの草分け的な。良成そこにいたフィル・レッシュっていうベースの人が今やっているバンドのライブ映像を見たんですけど、ヘッドセットマイクをして演奏しながら次のコードをメンバーに言っていくんですよ、その時々の思いつきで。もちろんコード進行が決まっている曲もあるんだろうけど、そんなふうなことをやっている場面があって、面白いなと思いましたね。遊穂私たちはふたりだから、さすがにそのシステムは導入しないけど(笑)。良成急な変更もふたりだからギリ対応できるしね。遊穂3人以上になるとちょっと難しいなってなっちゃうかも。良成コントにもアドリブを入れたりすることってあるんですか?芦沢入れるとしても、入れるかもしれないっていうのを事前に言います。もしくはネタを作った時点で、ここは思ったより(お客さんに)受けたら自由に言ってもいいかもっていうスペースとして共通認識をもっておくっていうふうにしますね。でもそういうことを言うと、ボケのやつがどうしても何かを言いたくなっちゃうんですよ。遊穂(笑)。良成ああ。逆にそこが縛りになっちゃうんですね。芦沢そうなんですよ。変な空気の時に言っちゃったり。そうすると笑いが内向きになるというか、なんで受けないってわかってるのに言うんだよっていう、こっち側しかわからない笑いになってあんまり良くないんですよね。遊穂最近、M-1を見るようになって思ったのは、本当に音楽でよかったねって。芦沢(笑)。こんなこと聞いていいかどうかわからないんですけど、ライブ中ってどれくらい余裕があるものなんですか?遊穂余裕なんて全然ないです。芦沢あ、そうなんですか。音楽のイメージから勝手にすごく余裕な感じでやってらっしゃるものだと思ってました。その、余裕がないっていうのは何に対して余裕がないんですか?遊穂もうやること全部に対してです。ただただ必死に取り組んでますって感じですよ、毎回。良成あなたは歌うので精一杯だし、こっちはこっちで楽器を弾いて歌って、そこにプラス、時々ニコッとしたりとかしないと、顔が怖いってあとで言われたり書かれたりするから(笑)。遊穂なんか嫌なことでもあったんですか?って(笑)芦沢おふたりはお家で練習できるんですよね?良成そうですね。そこは強みとしてあるかもしれないですね。でもやっぱり子供ができてからは案外時間がなかったりするよね。遊穂うん、そうだね。芦沢僕ももうすぐ3歳になる子供がいるのでその感じはすごくわかります。全然自分の時間がなくなりますよね。もう向こうは全力でくるんで(笑)。良成もうすぐ3歳になるお子さんがいらっしゃるんですね。『ロックちゃん』の連載がどれくらい続いているんですか?芦沢5年くらいですかね?連載をやっている途中で子供が生まれたんですけど、そうすると途中からやっぱり自分の子供の話にだんだんなるというか、影響を受けるんですよね。音楽にもそういうところってありますか?良成ありますあります。芦沢そうですよね。去年リリースされた最新アルバム『丈夫な私たち』に収録されている「君の味方」なんかはまさにそうだなって思って聴いていました。良成&遊穂ありがとうございます。芦沢そうやって考えると、わかる曲が増えてきたというか。前までは恋人のことを歌っている曲だと思っていたのが、今は子供のことを歌っているんだなって思うようになったり。感受性が変わりますね。大きいフェスとは違って出演者同士の距離感が近いイベントになると思うので楽しみにしています(良成)――くるりの『鶏びゅ〜と』で「虹」をやろうと思ったのはどうしてですか?良成あの時は、自分たちが好きな曲を選んでよかったんですよ。それで好きな曲を何曲か自分たちで試してみて、自分たち的にいい感じになりそうだなって思ったのが「虹」だったんです。遊穂うんうん。良成その前に、くるりが主催している『京都音楽博覧会』に出させていただいてたんですよね。その年(2008年)の音博でくるりバンドのサポートメンバーとして参加していて、ハンバート ハンバートとしても出演したり、そういう一夏を一緒に過ごしたっていう交流があったので、カバーするにあたっても自分たちなりに変えてもいいかなっていう感じで「虹」はやりましたね。遊穂たぶん岸田さんと好きなものとか似ている部分があると思うんですよ。芦沢良成さんと。遊穂はい。歌詞を見てたら絶対にこのふたりは共通の好きなものがあるんだなってわかる。芦沢遊穂さんの歌い方っていうのは最初から確立されていたんですか?遊穂全然確立されてませんよ。芦沢そうですか?めちゃくちゃ確立されたものがありますよ。良成おれらは全然そんなことないんですよ。芦沢もちろん僕らは完成されたものを聴いているから余計にそう思うのかもしれないんですけど、おふたりのバランスもそうですし、よくぞ出会ってくれたと思っています。最初に良成さんがハンバート ハンバートを始めた時はボーカルが遊穂さんではなかったんですよね?良成おれがメインで歌おうと思ってたんです。それで、コーラスで遊穂を誘ったんです。まだ学生の頃ですけどね。で、当時は6人でやってたんですけど、みんなでリハスタに行って合わせてみたら、遊穂の方が歌がうまいと。みんな遊穂がメインで歌う方がいいって言うので、それでじゃあ、うんわかったいいよって(笑)。遊穂そこで、「いいよ」ってなるのがね(笑)。自分でやりたくて始めたことなのに。芦沢そうですよね(笑)。普通だったらいやいやメインはおれだ、だっておれが始めたバンドなんだもんってなりますよね。良成そうか。そうですねぇ。芦沢あははは。最初の方にお聞きした、良成さんが書いた歌詞を渡して、それに対して遊穂さんが素直な感想を言っていくっていうこともそうですけど、おふたりの関係性はもうその初めてスタジオに入った時に確立されていたのかもしれませんね。良成そうかもしれません。遊穂うん、そうかな。良成まあでも、ハンバート ハンバートというもの自体は、いろんな失敗を重ねてここまで来たなっていう感じですけどね。遊穂いろんなダイエット法みたいな感じで。芦沢ははは。ロングブレスやってみたりブートキャンプやってみたりで(笑)。遊穂でもだんだんそういうのもなくなってきた、はず。自分がこういうのが好きっていう基準みたいなものがはっきりとあるから、でもそればかりになると狭くなっちゃって。自分の好きなものをどうやって形にするかっていうことを考えたら、こうかもしれない、こうかもしれないっていうふうに行くのが一番の近道なんですよね、結局は。だから、この道しかないっていうふうに思って、そうしてしまうことが遠回りというか。いろんなトライ&エラーがあって、だんだんだんだん歩いている道がはっきりしてきたっていう実感はあるんですけど、でもそれも10年後にはどうなっているかわからないし。――先にメロディがあって、その後に歌詞を書くというプロセス自体はずっと変わらないんですか?良成そこは変わらないですね。ただ、それはこうしなきゃいけないとかっていうことではなくて、詞が先に出てくる気配がまったくないんです。芦沢あ、そうなんですね。意外と言えば意外かも。――ということは、先ほどおっしゃっていた“死の匂い”みたいなものはメロディにすでに含まれているんでしょうね。遊穂そういうことなんでしょうね。良成そうですね。――では、最後にイベントについてお聞きします。くるりとは久しぶりになるんですかね?良成&遊穂そうですね。遊穂すごく楽しみです。GLIM SPANKYのふたりもね。良成この間ライブに来てくれたもんね。遊穂現場で会って会話とかできる人が私たちは数少ないので(笑)、今回は2組も知っている人たちがいるからすごくうれしいです。良成ほんとそうだよね。そもそもおれらはワンマンが多いしね。大きいフェスとは違って出演者同士の距離感が近いイベントになると思うので楽しみにしています。Text:谷岡正浩Photo:山本佳代子<ライブ情報>『ぴあ 50th Anniversary「Live!ロックちゃん 2023」』3月4日(土) 豊洲PITOPEN 16:00 / START 17:00出演:GLIM SPANKY/くるり/ハンバート ハンバート/BREIMEN【チケット料金】スタンディング:6,000円(税込)スタンディング ファミリーチケット(大人1名+小学生1名):8,000円(税込)※入場時ドリンク代必要※未就学児童入場不可※スタンディング ファミリーチケットは、公演当日時点で小学生のお子様1名と同伴限定のチケットとなります。チケット一般発売中:オフィシャルサイト:プロフィール芦沢ムネトコントグループ「パップコーン」のリーダー。癒し系キャラクター「フテネコ」の生みの親であり、様々なアーティストから支持を受け、数多くのMVやコラボグッズを手掛けるほか、ライブやフェス等のイベントではMCを務めるなど、幅広く活躍する。ハンバート ハンバート1998年結成、佐藤良成と佐野遊穂によるデュオ。ふたりともがメインボーカルを担当し、フォーク、カントリーなどをルーツにした楽曲と、別れやコンプレックスをテーマにした独自の詞の世界は幅広い年齢層から支持を集める。ロックちゃんロックちゃんは、自分のことをなぜかオトナだと思っている4才の女の子(次女)。この連載はちょっと背伸びをした、キュートでやんちゃなロックちゃんの日常のお話です。関連リンク芦沢ムネト Twitter:ハンバート ハンバート オフィシャルサイト:漫画連載『ロックちゃん』:
2023年02月07日「ぴあアプリ」で好評連載中の漫画『ロックちゃん』。音楽好きで知られる作者の芦沢ムネトがプロデュースする音楽イベント『Live!ロックちゃん2023』が、3月4日(土) 豊洲PITで開催される。くるり、ハンバート ハンバート、GLIM SPANKY、BREIMENの強力な4組によってどんな化学反応が起こるのか!? このイベントを前に、出演する4組のアーティストと芦沢ムネトとの対談シリーズがスタート!第1回目のゲストは、GLIM SPANKY。彼らのデビュー時から交流を続ける芦沢ムネトとの止まらないトークセッションをどうぞ!ロックって激しいだけの音楽じゃなくて、僕は心意気だと思っている(芦沢)――まずは、このイベントがどのようなきっかけで生まれたのかというところから芦沢さんに伺いたいと思います。芦沢最初、ぴあさんからお声がけいただいたんです。ぴあさんの会社創立50周年の記念イヤーに芦沢さんがプロデュースするイベントをやりませんか?って。え!僕でいいんですか!?ってめちゃくちゃびっくりしました(笑)。それで、じゃあどういうイベントにしようかなというところで考えたのは、ぴあアプリで連載している漫画『ロックちゃん』は3歳の女の子が主人公なので、大人も子供も楽しめるものにしたいなということでした。若い人たちだけが盛り上がるんじゃなくて、幅広い世代の人たちが楽しめて、そこで初めての音楽体験を得られたりする場所にできたらいいなと思ったんです。芦沢ムネト――そういう想いやコンセプトに基づいて出演オファーを始めて集結したのが、すでにアナウンスされている4組というわけですね。確かに世代もジャンルもバラバラで、普通のイベントであれば揃わない4組だなという感じがします。芦沢そうですよね。ロックって激しいだけの音楽じゃなくて、僕は心意気だと思っているので、いろんな感情が感じられるようなラインナップにしたかったんですよね。だからロックではなく『ロックちゃん』っていうのがちょうどいいかなって。で、GLIM SPANKYはもう最初から絶対に出てもらうつもりで僕の中では勝手に決めていました(笑)。松尾うれしい。亀本ありがとうございます。芦沢GLIMのアルバム(『Into The Time Hole』)が出て、よく聴いてたんですよ。中でも9曲目の「形ないもの」っていう曲がすごい好きで、聴いた瞬間にメールしました。ちゃんとまだ歌詞も聴き込んでいないのに、いい!って思って。勢いに任せて送っちゃったからなんか失礼なこと書いてなかったかなって心配になっちゃったりして(笑)。松尾いえいえまったく。芦沢そのタイミングとこのイベントの話を具体的にしていくタイミングがちょうどかぶって、もうこれはGLIM SPANKYには出ていただくしかない!ってなったんです。亀本芦沢さんはいつも僕らが新曲を出すとチェックしてくれるんですよね。松尾ありがたすぎる。――最初に芦沢さんがGLIM SPANKYのおふたりに会ったのはどのようなシチュエーションだったんですか?芦沢えっとね……まず初めてGLIM SPANKYの曲を聴いたのは、当時僕が『RADIO DRAGON』(TOKYO FM)という番組をやっていて、ディレクターさんが「焦燥」(Sg/2014年)をかけたんですよ。それがめっちゃくちゃカッコ良くて、びっくりしたんです。声と音が最高で、ゆっくりかと思ったら速い!って(笑)。すごい小学生みたいな感想ですけど。それでライブを最初に観たのは、たぶんレコードメーカーさんが主催している新人のショーケースみたいなイベントだったと思うんですよね。松尾うわー、めっちゃ前だ。赤い公園、ボールズ、テスラは泣かない。と一緒に出たイベントですね(『EMI ROCKS neo』/2014年)。松尾レミ(GLIM SPANKY)芦沢それだ!亀本ゴリゴリのコンベンションライブでしたね。赤い公園はその1年前にデビューをしていたんですけど、僕らを含めた他の3組は同時にデビューしたんですよ。芦沢関係者に品定めされてるようなライブだったよね。亀本でも当時僕らは何もわからなかったから、こんなもんなのかなって思いながらやってましたね(笑)。芦沢で、その後くらいに僕が『SCHOOL OF LOCK!』(TOKYO FM)という番組で“教頭先生”になるんですけど、GLIM SPANKYはもともと『SCHOOL OF LOCK!』が主催していた『閃光ライオット』(10代を対象にしたティーンエイジャー参加型ロックイベント)出身という縁もあったんですよね。『閃光ライオット』に出た時って何歳だったっけ?松尾高校3年生と大学1年生(亀本)でした。芦沢すごいですよね。で、僕が『SCHOOL OF LOCK!』をやっているときにゲストで来ていただいたりっていう感じで交流が始まりましたね。亀本デビューしてからしばらくツイキャスをやってて、僕らだけだとあまりにもグダグダになるからっていうので、芦沢さんが司会をやってくれたこともありましたよね。芦沢あったあった(笑)。ま、司会というか、楽しくおしゃべりしてただけなんだけどね。松尾『SCHOOL OF LOCK!』をやられてたっていうのもあったし、私たちも『フテネコ』好きだったし(笑)。芦沢その頃に1回だけプライベートで飲みに行ったよね?松尾行きましたね。亀本3人で?芦沢シモキタの。松尾中華料理屋。亀本あっ、中華行った!確かラジオ終わりでしたよね。松尾そうかも。芦沢全然何を話したか覚えてないけど。バンドでデビューするっていうことが決して雲を掴むようなことではないんだって思えた(松尾)――どういうイベントになりそうですか?芦沢どうしましょうかね。一応僕の役割としてはMCなんですけど、ぶっちゃけいらないんじゃないかなって思ってるんですよね。だって、ライブの合間に出てこられてもいらなくない?松尾&亀本はははは。亀本でも確かに難しいですよね。芦沢もう素敵な4組がライブをやってくれるわけじゃないですか。そこに説明なんていらないじゃないですか。それなのに出てくるわけですよ。「さてさて……」じゃないよ!って自分で自分にツッコミそうになる(笑)。松尾でも全然嫌じゃないですよ。その方が楽しい。亀本そうそう。僕らは全然いいんですけど、ただ僕がお客さんとして観ていて、くるりのライブが終わった後に、「はいどうも〜!」っていうテンションについて行けるかどうかは心配(笑)。芦沢いや、そうなのよ。松尾でも、ライブ終わった後にミュージシャンの話を聞けるっていうのはレアだからお客さんもうれしいんじゃないですかね。芦沢だからそうか、そういうふうにちょっとトークができればいいかもね。終わった後に俺だけステージに出て行って、お客さんに向かって「どうでしたか?」も何にもないよね(笑)。よかったに決まってるじゃん!ってなるもん。松尾それにしてもすごいメンツですよね。くるりもハンバート ハンバートもずっと好きだし、BREIMENもやったことがなかったのですごい楽しみですね。なんか、普通にいい音楽が聴けるイベントだなっていう感じがすごくいいですよね。芦沢そう。それをずっとやりたかった。亀本くるりもハンバート ハンバートも今までやったことありそうでなかったんですよ。芦沢あ、そうだったんだ!松尾そう。関わりはあるんですけど。芦沢だって、佐藤さん(くるり)がベースやったりしてるよね?亀本佐藤さんにめっちゃ弾いてもらってるのに、対バンはしたことなかったんです。亀本寛貴(GLIM SPANKY)芦沢えー!松尾大きなフェスで出演日が同じ、とかはありましたけどね。亀本だから僕らからしたら、今回すごくいい機会をいただいたなっていう感じでうれしいんですよ。くるりだけじゃなくて、ハンバート ハンバートもBREIMENも初めてなんで。芦沢そうだったんだ。松尾本当に私たちにとってもいいメンツだなって思うし、何よりデビュー当時から応援してくれてる芦沢さんにお声がけいただいたっていうことで個人的にはすごく特別なイベントですね。――今からGLIM SPANKYのセットリストが楽しみです。芦沢そうなんですよ。亀本「形ないもの」はやろう。この話の流れでやらないのも変だし(笑)。松尾そうだね。――出順も芦沢さんが決めるんですよね?芦沢そうなんですよね。いやぁ、楽しみ(笑)。亀本でもこの4組の感じだと、キャリアの若い順からっていう感じが普通じゃないですか。芦沢まあね。亀本そしたら最初はBREIMENになるんですけど、そうするとそこでもうわかっちゃうので、だとしたら僕らがトップでやるんじゃないかなって勝手に想像してました。先輩2組を最初に持ってくるわけにも行かないし、まあ僕らの音楽って瞬発力もあるタイプじゃない?松尾そうなの?亀本そうじゃない?松尾うん、まあいいや。亀本そう。だからそんな感じ。芦沢ふたりのこの感じがね、音楽を聴いていたらわからないんだけど、絶妙にいいんだよね(笑)。インスタライブをこのふたりでやってるとハラハラするもん(笑)。そこがすごい好き。亀本でも、バランスが崩壊することはないんですよ。松尾ギリギリね。芦沢そう。だからそれがすごい不思議なんだよね。今、組んで何年?亀本14、15年?松尾私が15歳の時に組んだので。亀本じゃあ15年か。松尾うん。人生の半分やってるわ。芦沢音楽性の部分以外で、何が居心地よかったりっていうことなんですか?亀本初めて組んだバンドがGLIM SPANKYで、学生コンテストも経験して、大学時代にライブハウスの出演を経験してメジャーデビューしてっていう感じでずっとやってきているので、それ以外を知らないんですよね。松尾そうなんだよね。亀本だから、バンドってこういうものっていうことになっちゃってるんですよね。芦沢なるほど。亀本この活動によって自分たちの音楽人生が形成されてきているんで。松尾これしかやったことないから、これが常識になっちゃってるっていう感じですね。芦沢結果、それがふたりのいいバランスになっていくんですね。亀本いいのかどうなのかはわからないんですけど成立してるっていう(笑)。――最初からふたりだったわけではないんですよね?松尾もともとは4人組でした。うちの高校は軽音部がなかったので、有志が集まったバンドだったんですよ。亀本僕は途中で入ったんですけどね。松尾私が高校1年生で、亀が2年生だった。で、亀よりもう1コ上の先輩と私と同級生の子がいてっていう4人組だったんですよ。軽音部の活動じゃなかったからこそ終わりがなかったというか。部活だったら、高校が終わったら解散っていう感じになるじゃないですか。でもそうじゃなかったから、目標も長いスパンで持てましたし、そもそもバンドをやりたくて集まってたからみんな気合いが入ってるんですよね。芦沢自分の目標を紙に書いてて、それがその通りになっていったっていう話をしてたよね?松尾そうなんですよ。その目標はメジャーデビューまでで終わってるんですけど。中学生くらいの頃に作って、とにかく、この時にこれをする、この時にはこれをするっていうのを予め書いておいて、全部実現させていこうって思ったんですよ。芦沢それができるってすごいよね。デビューより先を書かなかったのはどうして?松尾書いたことを実現していくっていうのはもちろん目標にはなるんですけど、でもそれ以上は行かないんじゃないかっていう気もして。どこか自分の限界を決めちゃうような気がして。芦沢うわ、すごいな!亀本想像できる範囲をクリアしていくっていうこともすごいことだよ?松尾そう、今考えたらね。でも努力したというよりも、好きでやってただけだから。だって、『閃光ライオット』の出場を『SCHOOL OF LOCK!』に応募して、まさかラジオから自分のバンド名が呼ばれるなんて思いもしなかったもん。亀本僕は選ばれると思ってたよ。松尾え!亀本その時大学に行ってたんですけど、たぶん呼ばれるからラジオつけとこうって友達の家で聴いてたから。松尾マジ!?私、腹筋してたら呼ばれてビビった。芦沢なんで腹筋してたの?松尾歌唱力つくかなと思って(笑)。そしたら呼ばれたからいつもの倍やったよね。芦沢やっぱこういう時に腹筋してる人が上にあがるんだな。松尾いやでもラジオで呼ばれるってあり得ないことだと思ってましたよ。私の住んでたところなんて人口が6,000人くらいしかいない村だったから。駅もないし。芦沢そんな感じのところだったんですね。松尾そうなんです。私は美術系の大学にずっと行きたいって思ってたんですけど、例えば町の人とかにそれを言うと、笑われる感じですよ。そんな人いないので。結局、高校創立以来最初の美術系大学入学者なんですよ、私(笑)。で、『閃光ライオット』に出て、『SCHOOL OF LOCK!』の校長や教頭がいて、コメントくださいとか言われるっていうことが現実に起こって、それまではそんなこと想像すらできない出来事だったんですけど、バンドでデビューするっていうことが決して雲を掴むようなことではないんだって思えたんですよね。それでGLIM SPANKYで東京に行こうって決めて、亀はその時名古屋の大学にいたんですけど辞めてもらって。芦沢辞めたんだ!それ、すごいね。さらっと「辞めてもらって」って言ったけど(笑)。親になんて言ったの?亀本最初、バンドやるために東京行くから大学辞めるわって言ったんですよ。そしたら、一応大学は出なさいって言われて。でもバイトしながら東京で音楽やるわって。それでも大学は出とけ、お金は出すからって言ってくれたんで、東京で活動ができるように大学を受け直したんですよ。それで結局そこも辞めちゃうことになったんですけどね。松尾私も中退しちゃうんですけど。ちゃんと考えた結果、大胆に速く決断するっていうのは、僕はいつもそうですね(亀本)――自分の思い描いた未来って決して夢物語じゃないんだなっていう感覚を10代のときに持てたというのが大きいですよね。松尾そうなんですよ。それが自分の人生を決定づけましたね。周りの大人たちはいろいろ言ってくるけど関係ねえって思って作ったのが、最初に出した「焦燥」って曲で、『閃光ライオット』に出たのもその曲だし、デビュー曲もそれなんです。その時の気持ちがいまだに私の中で大きいものを占めていますね。芦沢確かに、周りがどんなことを言っても関係ねえよっていう感じは、他の曲の歌詞にも出てくるよね。松尾そこが根っこになって結構たくさん書いてますね。芦沢なるほど。そこが大きなテーマになってるんですね。松尾そうです。その怒りはまだずっとありますね。芦沢だからか。GLIM SPANKYの曲って、言葉の覚悟がすごいんですよね。「お前何まわりの言うことに惑わされてんだよ」って、ストレートに言ってくれる人は今の時代にいないなって。「そうっすよね、先輩!」みたいな(笑)。ムカついてる部分をちゃんと持ってるっていうのが何よりロックですよね。松尾なんか私昔から、子供の頃の記憶もそうですし、過去の記憶がすごいこびりついてるんですよ。で、歌いながらでもそうなんですけど、そのことを思い出したり考えたりしたら、精神がその頃にタイムスリップするんですよ。その時の感情をめちゃくちゃリアルに感じることができるので、そこが力になっているんですよね。芦沢じゃあ歌いながら思い出してムカついたりするんだ?松尾しますね。今も話しててだんだんムカついてきてますもん。芦沢はははは!具体的な顔が浮かんでるでしょ。松尾浮かんでますね(笑)。でも、ムカつく奴はいたけど、先生とか友達とかがめちゃくちゃ応援してくれたんで、がんばれたんですよね。私たち生徒会もやってて、(亀本が)生徒会長で私が副会長だったんですよ。芦沢えー!嘘だぁ。いや、嘘ってことはないけど。マジで?亀本僕が卒業した後の代の副会長なんですよ。一緒にやってたわけじゃないんです。松尾カルチャーを変えたくて。それで生徒会をやってたんですよ。芦沢よく「カルチャーを変えたい」って言ってたもんね。その頃からそうだったんだ。松尾「ネオフラワーチルドレン」っていうのを始めたんですよ。町が「花いっぱい運動」っていうのをやってて。芦沢あ、ヒッピー的な感じのやつじゃなくてね。松尾そうですそうです。亀本普通にパンジー植えてました。芦沢はははは。松尾それが長年続いていて、花を植えるってことはフラワーチルドレンになればいいじゃないかっていうことでヒッピーカルチャーの危険な部分は伏せて企画書を書いたんです。そしたら好きなロックをかけられるわ、ポスターとか文化祭も全部私が作れるわ、もう最高じゃねえかって思って副会長になってやりました。芦沢その当時から始まってたんですね。GLIM SPANKYのいろいろが。松尾そうですね。今でもグッズのデザインを自分でしたりとかっていうのは、その時のことがきっかけになって続いているのかもしれないです。芦沢さっきレミちゃんが言ってた「怒りの感覚」を亀ちゃんは共有するの?隣でギターを弾きながら。亀本なんだろうな、書く言葉とか歌声とかもそうなんですけど、すべてを含めて誰とも比べられない個性を最初から持ってますし、そこは自分も含めて他にはないものなんですよね。まあだから、大学辞めてもいいかなって思えたんですよね。松尾他のボーカルを探したんですって。亀本いや、それはバンドメンバー募集みたいなことではなくて、常に生きてる中でいいボーカリストいないかなって当たり前に思うっていうことだよ。松尾だからもしかしたら名古屋にすごいボーカリストがいたら、一緒に東京には来なかったかもしれないよね。亀本それはそうだったかも。松尾だよね。芦沢亀ちゃんはさ、自分の決めたことに躊躇なくパッと行ける人だよね。亀本そうですね。芦沢普通だったら、そこでそうしようかな?とか、親のこととかいろいろ考えるわけじゃない。でも、わかったって瞬間的に言える、その感じが決して空返事じゃないのがすごい。亀本ちゃんと考えた結果、大胆に速く決断するっていうのは、僕はいつもそうですね。その代わり松尾さん全然決断できないんだよね。松尾ごめん。芦沢そうなの?松尾あーいやもう。芦沢バキッと行けないんだ。亀本ファミレスですら決められませんから。だからこっちがもうボタンを押すしかないっていう(笑)。松尾だってさっきもこの取材が始まる時、水かお茶にするか悩んだもん(笑)。芦沢曲作りの進みも遅いんですか?松尾それもそうですね。亀本制作の進み方は速くないよね。時間がかかる。松尾でもデビュー前に比べたら50倍くらいの速さでやってるんですけど、デビュー前はモナリザみたいな感じで描いても描いても完成しなくて(笑)。完成したかなと思ったら剥がれて前描いた絵が出てきてやっぱりこっちの方がいいんじゃないかなとか思ったり。芦沢あははは。松尾だからデビュー前は1年に3曲できるかどうかって感じだったんですよ。亀本うん。そんなもんだった。松尾だからこれでも今はギアを上げてる方です(笑)。芦沢じゃあテーマがあったら作りやすかったりするんだ。松尾そうですね。でも例えばタイアップでも、決められたテーマに沿いつつ、自分で表現しなければいけないこともきちんと盛り込んで、こだわりを持っていながらもちゃんと点を取りに行きたい。亀本すごいね。こんなじゃん(と言って両腕を広げてテーブルの上のものをかき集める仕草をする)。芦沢全部盛りでしたね(笑)。松尾全部盛りです。でもそんぐらい目指さんと何なん?って感じじゃん。な?亀本そうだそうだ。松尾こだわりは負けちゃいかんでしょ。亀本常に自分の価値観を疑い続けるっていうのは大事だよね。松尾それは大事。だからそこを目指してやってるんですけどね。芦沢全部盛りをね。松尾そうです。音楽的にもなんでも取り込んでいきたいと思ってるし。芦沢あ、そうそう。新しいアルバムを聴いていると、そういういろいろな要素を感じるというか。こなくそ!以外のものもある(笑)。アルバムの中に「HEY MY GIRL FRIEND!!」って曲があるじゃないですか、あれすごい好きなんですよ。あ、レミさんこういう歌うたうんだ!って。松尾あれはそうですね、チャレンジしてみました。ティーンの恋愛映画みたいなイメージで書いたんですけど、もともと野宮真貴さんに提供する楽曲の候補としてあったものなんですよ(野宮真貴の40周年記念アルバム『New Beautiful』に「CANDY MOON」を提供)。芦沢あ、そうだったんだ!松尾最初、亀がフレーズをくれたんですけど、もうそのときには野宮さんに提供する曲を作っていたので、このネタは自分たちのためにとっておこうということでアルバムの時に歌詞を書いたんですよ。だからちょっと自分とは違うテイストを盛り込んでみた、という感じですね。あえて野宮さんに提供するようなイメージでやってみたら面白いんじゃないかなと思って。芦沢なんか曲を聴きながら、ベッドの上で飛び跳ねているレミさんを勝手に想像してた(笑)。そういう怒りだけじゃない部分を感じられました。松尾いやあ、うれしいです。芦沢これはぜひ、イベントでも。亀本お!松尾やろうやろう。芦沢すみません、勝手にセットリストを決めているみたいで。亀本いえいえ。いつも悩んじゃうんで、イベントのセットリストは。ワンマンは決めやすいんですけどね。芦沢やっぱり、いろんなフェスやイベントがある中で、当然どことも似ていないものをやりたいじゃないですか。そしたら、こっち側の――やる側の熱量というか、好きな気持ちを伝えるというのは大事な要素としてあるのかなって思うんですよね。だからこそ、組み合わさらない人たちが組み合わさることができるのかなって。松尾私たちも今回は芦沢さんがやるっていうことだから、出たいって思いましたし、誰がいるとかって関係なく芦沢さんがやるので手を挙げました。亀本最初からそうだったよね。芦沢本当にうれしいです。松尾そしたらね、集まった人たちがすごくて、もう最高です。芦沢もうみんな最高なので、楽しみ。勝手な希望ですけど、誰かがライブをやってる時はみんな袖でライブを観ていてほしいですもん。松尾そういう雰囲気って最高ですよね。亀本僕はね袖では絶対観ないパターン。松尾あ、ちゃんとフロアで観たいんだ。亀本そう。芦沢場所はどこでもいいよ!袖限定で言ってないから。亀本袖で観るの苦手なんですよ。芦沢わかったから、そういう話じゃないよ(笑)。Text:谷岡正浩Photo:山本佳代子<ライブ情報>『ぴあ 50th Anniversary「Live!ロックちゃん 2023」』3月4日(土) 豊洲PITOPEN 16:00 / START 17:00出演:GLIM SPANKY/くるり/ハンバート ハンバート/BREIMEN【チケット料金】スタンディング:6,000円(税込)スタンディング ファミリーチケット(大人1名+小学生1名):8,000円(税込)※入場時ドリンク代必要※未就学児童入場不可※スタンディング ファミリーチケットは、公演当日時点で小学生のお子様1名と同伴限定のチケットとなります。チケット一般発売中:オフィシャルサイト:プロフィール芦沢ムネトコントグループ「パップコーン」のリーダー。癒し系キャラクター「フテネコ」の生みの親であり、様々なアーティストから支持を受け、数多くのMVやコラボグッズを手掛けるほか、ライブやフェス等のイベントではMCを務めるなど、幅広く活躍する。GLIM SPANKY男女二人組ロックユニット。 ハスキーでオンリーワンな松尾の歌声と、ブルージーで情感深く鳴らす亀本のギターが特徴。ロックちゃんロックちゃんは、自分のことをなぜかオトナだと思っている4才の女の子(次女)。この連載はちょっと背伸びをした、キュートでやんちゃなロックちゃんの日常のお話です。関連リンク芦沢ムネト Twitter: SPANKY オフィシャルサイト:漫画連載『ロックちゃん』:
2023年02月02日ヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)とニューエラ(NEW ERA)による新作コラボレーションキャップ&ウェアが登場。2023年2月4日(土)より、ヨウジヤマモト プール オム直営店などで発売される。ヨウジヤマモト×ニューエラニューエラとヨウジヤマモトのコラボレーションから、キャップとフーディーが登場。ヨウジヤマモト プール オムの代表的なアイテムある“スタッフシャツ”のグラフィックを再構築し、キャップとフーディーに落とし込んだ。ともにブラック&ホワイトのモノトーンカラーで、ロゴが映えるよう仕上げた。キャップは、使用済みのペットボトルや衣料品などを原料とした生地でつくられたカーブドバイザーキャップ。フロントにブランドロゴ、つば部分にスタッフシャツのグラフィックがあしらわれている。フーディーには、厚めの11オンスのコットン生地を採用した。【詳細】ヨウジヤマモト×ニューエラ 2023年春夏カプセルコレクション発売日:2023年2月4日(土)販売店舗:全国のヨウジヤマモト プール オム直営店、公式オンラインストア・9THIRTY 13,200円・Sweat Pullover Hoodie 33,000円【問い合わせ先】ヨウジヤマモト プレスルームTEL:03-5463-1500
2023年02月02日2023年3月、声優・浪川大輔のソロライブが決定!タイトルは「SPECIAL LIVE 激アツ超絶ロックナイト!!」。ロックに特化した新しい形でのライブが開催される。これまで浪川大輔のライブでは、まるでお祭りのように、様々な楽しみ方を味わって、明日からの活力に感じられるような内容だったのに対し、今回は、タイトルそのままに、ロックに突き抜けたライブを予定。お馴染みのバンド、ノンストレスとともに、アーティストと観客が一体となって、熱く、アツく、盛り上がることができるライブとなる。日時は3月5日(日)、奇しくも1stライブを行った品川・ステラボールでの開催となり、同日昼には、トークと、アコースティックライブによる毛色の異なる[フォークアフタヌーン]も行われる。浪川大輔の新しい一面と、変わらない魅力が交差する激アツな夜、「SPECIAL LIVE 激アツ超絶ロックナイト!!」にご期待ください。StayLuck presents浪川大輔 SPECIAL LIVE 激アツ超絶ロックナイト!!公演概要■出演:ノンストレス(Vo:浪川大輔/Gt:大内慶/Gt:YOUSAY/Ba:高橋寛知/Key:パスタ/Drums:春木淳一)■会場:品川プリンス ステラボール■日時:2023年3月5日(日)[フォークアフタヌーン]13:15開場/14:00開演[激アツ超絶ロックナイト!!]17:15開場/18:00開演■HP: ■チケット:[フォークアフタヌーン]指定席4,800円[激アツ超絶ロックナイト!!]指定席7,800円※未就学児入場不可☆オフィシャル先行:2/2(木)12:00ー2/7(火)23:59>受付URL ★一般発売: 2月18日(土)10:00より主催:ステイラック/ベリーグー協力:Kiramune Project制作運営:ディスクガレージ問い合わせ:ディスクガレージ050-5533-0888(平日12:00~15:00)<浪川大輔コメント>まさかの!ソロライブを開催しちゃいます!急なご報告で申し訳ありません。そして今回はいつもと何かが違う…そうなんです。ステイラックpresents!Kiramune Project協力のもと行います!なぜ?どうして?と思う方もいらっしゃると思います。わかります。Kiramune presentsのライブはとにかくお祭りのように様々な楽しみ方を味わって頂きたいとセトリもブロック分けして、笑い、しっとり、時に激しく、踊って、そしておどけて明日からの活力になるよう元気になってもらうライブ。今回のはなんぞやと言いますと、ロックの部分に特化しちゃいます!その名も、「激アツ超絶ロックナイト‼︎」もうアホっぽいです、だがしかし盛り上がること間違いなし!今やありがたいことに全ての曲をお届けすることが難しくなりました。思いきったことをやりたいという考えをここ数年レーベルにも相談してました。快く受け入れてくれたレーベルに感謝です。さらに協力までしてくれる。この優しさを胸におもいっきり暴れてやろうかと思います。品川ステラボール。1stライブと同じ場所というのも運命的!そしてもうひとつ。普段のライブで気になっていたことがあるんです。それは、MCが下手。ソロライブでは、感謝の気持ち、声優について、あまり表に出さないような気持ちを話すようにしてきました。ただ、ヘタ。何年やってんねんと思うほどに…なので、昼の部でトークします。調子に乗っちゃってアコースティックライブもしちゃいます。決して上手ではないですが丁寧に気持ちを込めて歌わせて頂きます。ということは、2部構成。メンバーは、もちろんノンストレス!安心、安定?のメンバーなので楽しくないはずがない。あ、ノンストレスってバンドの名前です。初参戦してくれる方も一瞬でお友達になれると思います^ ^さらにもうひとつ。ライブ後、生配信なんかも画策中。やってみないとわからないこともあります。ただ、みんなで激アツで超絶で最高な1日を作り上げていきたいのでまた力を貸してくれるとありがたいです!こんな風に新たな挑戦ができるのも全てが応援してくれてる賜物。いつもありがとう。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年01月26日ダブレット(doublet)から、“ヘアー付き”の新作ウィメンズウェア&アクセサリーが登場。“髪が伸びる?!”新作フーディやキャップ見慣れている物を「違和感のある日常着」に変化させることをコンセプトに、ウェアからアクセサリーまでのトータルアイテムを展開するダブレット。今回の新作アイテムは、“HAIR"をテーマに、急に髪が伸びたかのようなユニークなデザインを融合させているのが特徴だ。例えば肉厚のフーディーには、首元のストラップの代わりに、“三つ編み”のウィッグを採用。フードを頭からすっぽりかぶることで、“おさげ髪”のようなビジュアルに変身することが出来る。また半袖Tシャツには、襟ぐりの片側だけに三つ編みの装飾をデコレーション。いずれもカラーはベージュとグレーの2色展開で、フロントには「HAIR」のロゴをポイントに刺繍している。そのほか、被ると“まるでポニーテルヘア”のように見える、斬新なキャップも登場。ウィッグパーツは取り外しも可能なので、シンプルなキャップとして幅広いシーンで楽しむこともできる。【詳細】ダブレット新作アイテム発売時期:2023年1月14日(土)・HOODIE WITH BRAIDS HAIR 64,900円カラー:ベージュ、グレー展開:伊勢丹新宿本店、ドーバー ストリート マーケット ギンザ、公式通販「FLAT」「mark」・T-SHIRT WITH BRAIDS HAIR 42,900円カラー:ベージュ、グレー展開:伊勢丹新宿本店、ドーバー ストリート マーケット ギンザ・CAP WITH HAIR 30,800円カラー:ブラック/ブロンド、ブラック/レッドヘアー、ホワイト/ブロンド、ホワイト/レッドヘアー展開:伊勢丹新宿本店、ドーバー ストリート マーケット ギンザ、エスティー・カンパニー、アーバンリサーチ(URBAN RESEARCH)、公式通販「FLAT」「mark」
2023年01月26日ブラックベースでクールな雰囲気にまとめつつ、フライトキャップとベロアパンツをシェアしたなかよしコーデに仕上げ! ブラックコーデが単調にならないよう、ママのカウ柄シューズやキッズの赤ボトムスでアクセントを追加したのもポイント。[ MAMA ] 大貫まりこさんCOORDINATE ITEM[ アウター ] Ray BEAMS/レイビームス[ ボトムス ] ヴィンテージ・古着[ ハット ] Kastane/カスタネ[ バッグ ] VACANCY/ヴァカンシー[ シューズ ] adidas/アディダスムートン×ボア素材が冬ムードを加速してくれるフライトキャップ。トップのヒモをほどけば、耳まですっぽり隠れて防寒対策もばっちり。ショルダーバッグは、ミニマムなサイズ感が可愛い。荷物の多いママでも、貴重品等を入れるサブバッグとして活用できそう。ハラコ素材のカウ柄スニーカーは『アディダス』のアイテム。ヒモの先端部分がパープルになっているのが好アクセント。[ BOY ] アオくん・5歳COORDINATE ITEM[ アウター ] THE OTOGIBANASHI SUPPLY/ザ オトギバナシ サプライ[ トップス ] MARKEY’S/マーキーズ[ ボトムス ] BIG FIELD/ビッグフィールド[ ハット ] DAISO/ダイソー[ シューズ ] NIKE/ナイキもこもこ暖かそうなフライトキャップで、ママとお揃いコーデを満喫! トレンドアイテムが『ダイソー』で手に入るのは嬉しいポイント。
2023年01月22日ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HÉVIN)は、2023年バレンタインの「2023 アムール・デュ・ショコラ」出展に向けて、限定ショコラを発売。2023年1月19日(木)から2月14日(火)までの期間、ジェイアール名古屋タカシマヤにて販売する。「アムール・デュ・ショコラ」限定バレンタインショコラフランス語で“こんなのがあっても良いのでは?”を意味する「POURQUOI PAS?」がテーマの、ジャン=ポール・エヴァンのバレンタインから「2023 アムール・デュ・ショコラ」限定コレクションが登場。バレンタインシーズンにパリでのみ販売されていた、愛し合う男女が見つめ合うデザインのボックス。そんなレアなデザインが、2023年ジェイアール名古屋タカシマヤ限定のスリーブ付きボックスとして、初めて発売される。限定フレーバー「ギュメ」などをインボックスの中には、ヘーゼルナッツのジャンドゥージャをビターチョコで包んだ赤いハート型ショコラ「クール ノワール ルージュ 2023」やイチゴ&グリーンカルダモンの甘い香りが広がるガナッシュ「エクスクラマション」などバレンタイン限定フレーバーのショコラが詰め込まれている。また、ジェイアール名古屋タカシマヤ限定フレーバーのボンボンショコラとして、ヘーゼルナッツプラリネをミルクチョコレートで包んだ「ギュメ」を用意。デザインは、引用符である「“”」クオーテーションマークをハートでアレンジした。【詳細】2023 アムール・デュ・ショコラ限定ボックス「ボンボン ショコラ NAGOYA」販売期間:2023年1月19日(木)~2月14日(火)販売場所:ジェイアール名古屋タカシマヤ 10階 メイン会場商品例:・ボンボン ショコラ 6個 NAGOYA 2,992円・ボンボン ショコラ 8個NAGOYA 3,996円・ボンボン ショコラ 12個 NAGOYA 5,670円
2023年01月20日マスターマインド・ジャパン(mastermind JAPAN)とニューエラ(NEW ERA)によるコラボレーションコレクションが登場。キャップやウェアなどを、2023年1月20日(金)よりニューエラ ストアほかにて発売する。“オールブラック”のヘッドギア&ウェアマスターマインド・ジャパンとニューエラがコラボレートした最新コレクションは、全てのアイテムがオールブラックのデザインで登場。キャップやハットのヘッドギアをはじめ、ウェア、バッグを展開する。「Low Profile 59FIFTY」キャップやハットキャップは、ニューエラの定番「59FIFTY」をベースに、低めのクラウンにバイザーをあらかじめカーブさせた仕様の「Low Profile 59FIFTY」と、サイズ調整が可能な「9THIRTY」を用意。バイザーには、マスターマインド・ジャパンを象徴するスカルを黒の刺繍で、サイドにDカンをあしらっている。アウトドアに適したハット「アドベンチャー」も用意。遮光性の高い長めのブリムや、メタル素材で補強されたアイレットが特徴だ。あご紐は取り外し可能で、あご紐を収納できるサイドポケット付きなのも嬉しいポイント。撥水性を備えたボンバージャケットなどまた、タスラン加工によるマットな質感が特徴のボンバージャケットやフーディー、Tシャツなどのウェア類にも、スカルやDカンといったマスターマインドのディテールを随所に採用。ボンバージャケットは、バックの襟部分にDカンをあしらい、その下にスカルを大きく配した。ニューエラ最大級の容量のバックパックもさらに、ニューエラが展開するバックパックの中でも最大級の容量を誇るキャリアパックもラインナップする。インナーにはオリジナルの総柄生地を採用し、コラボレーションならではの特別なデザインのバックパックに仕上げた。【詳細】マスターマインド・ジャパン×ニューエラ発売日:2023年1月20日(金)販売店舗:ニューエラ ストア、マスターマインド・ジャパン正規ディーラー、ニューエラ オンラインストア価格:・Low Profile 59FIFTY キャップ 10,450円・9THIRTY キャップ 8,800円・アドベンチャー ハット 10,450円・ボンバージャケット 17,600円・スウェットプルオーバー フーディー 15,400円・Tシャツ 9,900円・トラックパンツ 17,600円・キャリアパック 22,000円
2023年01月19日髙島屋はバレンタインのチョコレートイベント「アムール・デュ・ショコラ」を、2023年1月18日(水)から2月14日(火)まで全国の髙島屋(日本橋店・新宿店・横浜店・玉川店・柏店・大宮店・高崎店・岐阜店・大阪店・京都店・堺店・泉北店・岡山店・JU米子髙島屋)にて順次開催する。髙島屋のバレンタインイベント「アムール・デュ・ショコラ」全国の髙島屋14店舗にて開催される「アムール・デュ・ショコラ」は、年に1度の“ショコラの祭典”として、世界中のチョコレートが集結するバレンタインイベント。2023年は、日本初上陸のショコラブランドや、髙島屋限定のブランドなどによるチョコレートが、豊富なラインナップで展開される。日本初上陸のチョコレートブランド■〈ファビアン・デアル〉【日本初上陸・髙島屋限定販売】まず注目したいのは、日本初上陸となる「ファビアン・デアル」。2022年にフランス・リヨンにオープンしたショコラブランドで、乳製品を一切使わず仕上げるガナッシュは、生クリームが使われているような繊細な味わいが魅力だ。「アムール・デュ・ショコラ」では、多彩なヴィーガンショコラ12個を詰め合わせた「ヴィーガンショコラBOX」を販売する。■〈ラ・ロシェ〉【日本初上陸・髙島屋限定販売】同じく日本初登場となるレバノン・ベイルートを拠点とするチョコレートブランド「ラ・ロシェ(La Roche)」は、ヘーゼルナッツやピスタチオ、アーモンドなどをふんだんに使ったチョコレートのアソート「髙島屋セレクトボックス」を用意。どれも大粒でリッチな味わいを楽しむことができる。髙島屋初登場の注目ショコラ■〈シュタイナー&コヴァリク〉【初登場・髙島屋限定販売】また、髙島屋初登場となるショコラも見逃せない。チェコ・プラハから上陸した「シュタイナー&コヴァリク(Steiner & Kovarik)」は、プラハで親しまれているプルーンを洋酒漬けしてダークチョコレートに練り込んだボンボンショコラや、ココナッツ香るホワイトチョコレートなどを入れた「髙島屋限定ボンボンアソート」を展開する。■〈ファブリス・ジロット〉【初登場・髙島屋限定販売】フランスの人間国宝、ファブリス・ジロットによるブランド「ファブリス・ジロット」も初登場。世界中から厳選したナッツを使用したプラリネのアソート「エクセプション」では、コーヒーやヘーゼルナッツ、ピーナッツなど人気の8種を詰め合わせた。一流ショコラティエによるチョコレートアソート「アムール・デュ・ショコラ」には、世界の有名ショコラティエによる、厳選チョコレートも揃う。フランスを代表する一流ショコラティエ、パトリック・ロジェ(Patrick Roger)によるドーム型の美しいチョコレート「ドームアソート」や、パリ屈指のショコラトリー・ジャックジュナン(jacques genin)が提案する9種のチョコレートアソート「ジャック・ジュナン」など、髙島屋オリジナルのショコラボックスを用意している。「アムール・デュ・ショコラ」限定のスペシャルボックス人気の6ブランドによるチョコレートをアソートした「スペシャルコラボレーションBOX 2023」も、「アムール・デュ・ショコラ」の限定商品としてお目見え。ピエール・エルメ・パリ(PIERRE HERMÉ PARIS)やラ・メゾン・デュ・ショコラ(LA MAISON DU CHOCOLAT)、ジャック・ジュナン(jacques genin)などのショコラを1度に味わる“スペシャル”なボックスになっている。ピエール マルコリーニのアフタヌーンティーが髙島屋新宿店限定で髙島屋新宿店では、ピエール マルコリーニ(Pierre Marcolini)によるブランド初のアフタヌーンティーを展開。カカオの魅力を存分に楽しめる多彩なメニューを揃えており、ウェルカムティーには、カカオの香りを楽しめるカカオティーを提供する。多彩なチョコレートスイーツスタンドには、滑らかなプラリネの中にサクサクのフィアンティーヌ&ヘーゼルナッツを入れたショコラ ノワゼット、フランボワーズ香るビターガナッシュ「クールフワンボワーズ」などのショコラや、フランボワーズの果実を閉じ込めたホワイトチョコレートムースといったスイーツがラインナップ。牛肉のベルギービール煮など、こだわりのセイボリーとともに楽しむことができる。髙島屋「アムール・デュ・ショコラ」開催概要<スケジュール>・髙島屋日本橋店開催期間:1月25日(水)~2月14日(火)会場:本館8階 特設会場・髙島屋新宿店開催期間、会場:1月25日(水)~2月14日(火) 11階 特設会場2月1日(水)~14日(火) 2階 特設会場・髙島屋玉川店開催期間:2月1日(水)~14日(火)会場:本館6階 特設会場・髙島屋横浜店開催期間:1月25日(水)~2月14日(火)会場:8階 特設会場・髙島屋大宮店開催期間:2月1日(水)~14日(火)会場:地下2階 特設会場・髙島屋柏店開催期間:2月1日(水)~14日(火)会場:本館地下2階・S館3階 特設会場・髙島屋高崎店開催期間:2月1日(水)~14日(火)会場:6階 特設会場・髙島屋大阪店開催期間:1月25日(水)~2月14日(火)会場:7階 特設会場・髙島屋堺店開催期間:1月25日(水)~2月14日(火)会場:5階 特設会場・髙島屋泉北店開催期間、会場:1月25日(水)~2月14日(火) 4階 特設会場2月1日(水)~14日(火) 1階 特設会場2月8日(水)~14日(火) 2階 パンジョ特設会場・髙島屋京都店開催期間:1月20日(金)~2月14日(火)会場:7階 特設会場・髙島屋岐阜店開催期間:1月20日(金)~2月14日(火)会場:10階 特設会場・髙島屋岡山店開催期間:1月25日(水)~2月14日(火)会場:8階 特設会場・JU米子髙島屋開催期間:1月18日(水)~2月14日(火)会場:4階 特設会場※髙島屋オンラインストアでの開催期間は、2023年1月6日(金)10:00~2月9日(木)10:00。※一部販売期間の異なる商品あり。<展開チョコレート例>・〈ファビアン・デアル〉「ヴィーガンショコラBOX」3,996円(11種 計12個入)【日本初上陸・髙島屋限定販売】・〈ラ・ロシェ〉「髙島屋セレクトボックス」3,024円(7種 計7個入)【日本初上陸・髙島屋限定販売】・〈シュタイナー&コヴァリク〉「髙島屋限定ボンボンアソート」2,592円(4種 計9個入)【初登場・髙島屋限定販売】・〈ファブリス・ジロット〉「エクセプション」5,616円(8種 計16個入)【初登場・髙島屋限定販売】・〈パトリック・ロジェ〉「ドームアソート」 7,992円(3種 計9個入)【髙島屋オリジナル】・「スペシャルコラボレーションBOX 2023」3,397円(6種 計6個入)■「ピエール マルコリーニ アフタヌーンティー」1人前 6,600円会期:2023年1月25日(水)~2月3日(金)時間:11:00~18:30(各回90分制、ラストオーダー17:00)会場:髙島屋新宿店 11階 「アムール・デュ・ショコラ」会場内ピエール マルコリーニカフェ※予約制。都合により、催し内容・会期等が変更または中止になる場合あり。<メニュー>・ウェルカムドリンクカカオティ、カカオ パルプのショット、ローストカカオ・ショコラ ノワゼット、クール フランボワーズ、クール ローズ パッションフルーツ、ピエール マルコリーニ グラン クリュ、マカロン ピエール マルコリーニ、マカロン ピスターシュ、クール ショコラ ブラン、タルト オ ショコラ オランジュ、ヴェリーヌ オ ショコラ、カルボナード、ブルスケッタ、スコーン ナチュール、スコーン オ ショコラ<備考>※品数に限りあり。※都合により商品の内容・素材・製造場所・形状・価格・原材料産地等やパッケージ等が変更になる場合あり。※予告なく商品の取扱店舗、会期、会場、販売方法等が変更になる場合あり。※天候・交通事情・輸入状況等により販売期間が遅れたり、販売開始時刻が遅れたり、販売個数が変更になる場合あり。※輸入状況や諸事情により販売を中止・入荷がない場合あり。
2023年01月09日ラ・メゾン・デュ・ショコラ(LA MAISON DU CHOCOLAT)は、2023年バレンタインコレクション「オ クール ドゥ パリ」を、2023年1月中旬よりラ・メゾン・デュ・ショコラ各店舗で発売する。ラ・メゾン・デュ・ショコラの23年バレンタインシェフ・パティシエ・ショコラティエのニコラ・クロワゾーが手がける「オ クール ドゥ パリ」は、4種の限定ショコラを収めたギフトボックスや、燃えるようなハートを象った大きなチョコレート「ブシェ」などが揃うコレクション。“夕日に染まるパリ”をイメージしたショコラボックス夕日に染まる晴れやかなパリの街並みをイメージしたショコラボックス「オ クール ドゥ パリ」には、「クレール オプスキュール」「オール ドゥ パリ」「クール ルミヌー」「ヴァニーユ アンヴタント」といった4種フレーバーの限定ショコラをアソートしている。グレナダ島産カカオのダークチョコレートにミルクとマスカルポーネをブレンドしたミルクチョコレートのプレーンガナッシュ「クレール オプスキュール」は、クリーミーで濃厚な味わいが魅力。また、コショウの祖先にあたるインド・マラバール産ブラックペッパー風味のプラリネショコラ「ヴァニーユ アンヴタント」をはじめ、パリで採取されたハチミツ入りダークガナッシュ「オール ドゥ パリ」、キャラメリゼしたヒマワリの種を用いたプラリネの「クール ルミヌー」と、個性豊かなフレーバーを用意する。イチゴ風味の大きなハート型チョコレート大きなハート型の「ブシェ クール フランボワイヤン」は、甘酸っぱいイチゴ風味のチョコレートをベースにしたヘーゼルナッツのブシェ。ローストしたヘーゼルナッツとキャラメリゼしたヘーゼルナッツにピエモンテ産ヘーゼルナッツペーストのジャンデュジャを重ね、“ヘーゼルナッツ尽くし”のクリーミーな味わいに仕上げた。毎年人気のハート型ショコラボックスもこの他、毎年人気のハート型ショコラボックス「ハート ギフトボックス」も2サイズで展開。大きなハート型の「ブシェ」を中心に、バレンタイン限定ショコラや、ラ・メゾン・デュ・ショコラを代表するアイコニックなショコラを存分に堪能することができる。【詳細】ラ・メゾン・デュ・ショコラ 2023年バレンタインコレクション販売期間:2023年1月中旬~ ※なくなり次第終了販売店舗:ラ・メゾン・デュ・ショコラ 各店舗、オンラインブティック※バレンタイン期間は各地の催事場での期間限定店舗も多数展開。・オ クール ドゥ パリ 4粒入 2,484円、8粒入 3,996円、15粒入 6,264円・ブシェ クール フランボワイヤン 2,970円・ハート ギフトボックス S1(14粒入) 6,588円、S2(45粒入) 15,336円
2023年01月09日ティファニーは、「ティファニー ロック」コレクションの全世界での発売を記念し、ブランド アンバサダーであるBLACKPINK(ブラックピンク)のROSÉ(ロゼ)を起用した 最新キャンペーンを発表いたしました。2022年9月にアメリカでデビューを飾ったバングルに加え、リングやピアス、ペンダントが揃い、今後も様々なカラーバリエーションが展開する予定です。デザインやクラフトマンシップの新たな表現となる「ティファニー ロック」コレクションは、ティファニーの輝かしいヘリテージにオマージュを捧げています。最新のイノベーションをバングルに融合させ、エレガントで革新的な旋回式デザインを採用しています。「ティファニー ロック」の最新キャンペーンには、K-POPのスーパースターでガールズグループのBLACKPINKのROSÉを起用しています。ROSÉは光り輝くダイヤモンドを贅沢にあしらったバングルを身に纏い、デザインの汎用性や、 それぞれのデザインが放つパワフルなスタイル ステートメントを際立たせています。ティファニーのブランドアンバサダーとしてモダンな女性像を体現し続けるROSÉは、「ティファニー ロック」と呼応するエネルギーをもたらし続ける存在です。最新キャンペーンでは、ブランド史上初のジェンダーレスなジュエリーコレクションに宿る包括的なスピリットを表現しています。「ティファニー ロック」コレクションは、2023年1月より全国のティファニー ブティック、 および公式オンラインストアで順次発売されます。
2023年01月04日芦沢ムネトの漫画『ロックちゃん』をテーマにしたライブイベント「Live!ロックちゃん 2023」が、2023年3月4日(土)、東京・豊洲PITにて行われる。漫画『ロックちゃん』着想のライブイベントが開催「Live!ロックちゃん 2023」は漫画『ロックちゃん』の作者・芦沢ムネトが主催するライブイベント。音楽好きで、自身も2歳の子供がいる芦沢ムネトが、漫画の主人公である4歳の女の子“ロックちゃん”のように、自分たちにパワーを与えてくれる子供のエネルギー同様、「参加したみんなが無茶苦茶かっこいい音楽で、自由に元気になれる様なフェスになれば」と企画したものだ。出演アーティスト出演するのは、芦沢ムネトがリスペクトするアーティスト、GLIM SPANKY(グリムスパンキー)、くるり、ハンバート ハンバート、BREIMEN(ブレイメン)の4組。開催概要ぴあ 50th Annivarsary「Live!ロックちゃん2023」開催日:2023年3月4日(土)会場:東京・豊洲PIT住所:東京都江東区豊洲6-1-23チケット詳細価格:・スタンディング 6000円・スタンディングファミリーチケット(大人1名+小学生1名) 8000円※入場時ドリンク代必要。※未就学児童入場不可。※スタンディング ファミリーチケットは、公演当日時点で小学生の子供1名と同伴限定のチケット。ご入場時に証明書の提示が必要な場合がある。子供の年齢が確認できる健康保険証・住民票などが必要。■一般発売期間:2023年2月4日(土)10:00~■ぴあアプリ先行期間:2022年12月20日(火) 20:00〜2023年1月5日(木)23:59※ぴあアプリよくばり ぴあニスト(有料会員)は1,000 円引き※チケット詳細は公式サイト(
2022年12月26日アンダーカバー(UNDERCOVER)から、日本発ビバレッジブランド「ラルチザン・デュ・テ(ARTISAN DU THÉ)」とのコラボレーションによるノンアルコールドリンク「ホワイトティースパークリング」が登場。2022年12月22日(木)より、アンダーカバー 青山などで発売される。アンダーカバー“ギラップル”ラベルを纏ったノンアルコールドリンク「ラルチザン・デュ・テ」は、紅茶やハーブなど、様々なティーと果実をブレンドしたドリンクを展開する日本のブランド。「ホワイトティースパークリング」は、そんな「ラルチザン・デュ・テ」が2013年に発売したノンアルコールドリンクで、白茶をベースにした、シャンパンのように華やかな味わいが特徴だ。今回のコラボレーションで展開するのは、アンダーカバーがラベルデザインを手掛けた「ホワイトティースパークリング」。ブランドのリンゴ型アイコン“ギラップル(GILAPPLE)”とアンダーカバーのブランドネームをあしらった、コラボレーションならではのボトルが完成した。単品や風呂敷&バンダナセットもボトルサイズは、750mlと275mlの2種類を用意。単品、または750mlは12本、275mlは24本のセットも揃える。さらに、750mlは風呂敷、275mlはバンダナが付属するセットもラインナップ。カラーは赤と黒の2色で、それぞれに“ギラップル”やロゴ刺繍が施されている。【詳細】アンダーカバー×ラルチザン・デュ・テ ホワイトティースパークリング発売日:2022年12月22日(木)販売店舗:アンダーカバー(青山、心斎橋 PARCO、仙台、金沢、名古屋、京都)、アンダーカバー ノイズラボ 渋谷 PARCO、オフィシャルオンラインストア価格:・750ml 1本2,268円、12本セット27,216円、風呂敷セット(レッド/ブラック)各7,020円・275ml 1本864円、24本セット20,736円、バンダナセット(レッド/ブラック)各4,104円※オンラインストアはセット売りのみ。【問い合わせ先】アンダーカバー 青山TEL:03-3407-1232
2022年12月24日ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HÉVIN)は、2023年バレンタインシーズンの「サロン・デュ・ショコラ 2023」出展に向けて、限定コレクションのショコラやスイーツを発売。東京会場の伊勢丹新宿本店では、2023年1月29日(日)から2月5日(日)まで販売を行う。「サロン・デュ・ショコラ」限定バレンタインショコラ“こんなのがあっても良いのでは?”を意味する「POURQUOI PAS?」がテーマの、ジャン=ポール・エヴァンのバレンタインから「サロン・デュ・ショコラ 2023」限定コレクションが登場。ジャン=ポール・エヴァン本人をデザインした限定パッケージのボンボン ショコラのボックスや、上品なゴールドカラーをアクセントにしたショコラボックスには、バレンタイン限定フレーバーのショコラなどが贅沢にアソートされている。それぞれのボックスには、サロン・デュ・ショコラ限定フレーバーのボンボン ショコラとして、グリーンカルダモンを加えたジャンドゥージャをビターチョコレートで包み込んだ「アンテロガション」をセット。甘く爽やかな香りと、疑問符の「?」マークをハートでアレンジしたデザインが特徴だ。パリで人気のサブレも初登場また、ショコラ以外にも生地にキャラメルを混ぜて焼き上げ、ヘーゼルナッツプラリネをアクセントにした「サブレ ロン キャラメル」を用意。パリで人気のサブレが「サロン・デュ・ショコラ 2023」に初登場を果たす。イートインスイーツ&ショコラタルトも充実さらに、イートインメニューやショコラのタルトも豊富にラインナップ。イートインで楽しめる「ミルフォイユ グラッセ ショコラ マロン」は、マロン風味のチョコレートアイスと南アフリカ産温州みかんの自家製マーマレードを挟んだパイ。カカオの香りとサクサク食感、ショコラとマロン、マーマレードの贅沢な味わいを堪能できる。ショコラ ショもしくはジャン=ポール・エヴァン オリジナル紅茶とセットで楽しめる「ムニュ ミルフォイユ グラッセ」も用意する。カメルーン産のカカオを使用した、フローラルなフレーバーの「タルト オ ショコラ カメルーン」や、ベリーのような華やかな香りと酸味が特徴のマダガスカル産カカオを使った「タルト オ ショコラ マダガスカル」、ローストしたピーカンナッツとラベンダーはちみつの香るチョコレートキャラメルをたっぷりあしらった「タルト オ ノワ ドゥ ペカン」など、満足感いっぱいのタルトにも注目だ。【詳細】ジャン=ポール・エヴァン「サロン・デュ・ショコラ 2023」限定コレクション展開店舗:「サロン・デュ・ショコラ 2023」東京会場はじめ各会場・ボンボン ショコラ 8個 プルクワ パ 3,996円・ボンボン ショコラ 12個 プルクワ パ 5,670円・ボンボン ショコラ 4個 SDC 2,176円・サブレ ロン キャラメル 10枚 2,290円〈イートイン&タルト〉・ミルフォイユ グラッセ ショコラ マロン 1,210円・ムニュ ミルフォイユ グラッセ 1,980円・ムニュ タルト オ ショコラ カメルーン 1,595円・ムニュ SDC 1,595円・ショコラ ショ パリジャン SDC 880円・テ メランジュ JPH 792円・タルト オ ショコラ カメルーン 794円 ※イートイン利用の場合は税率10%・タルト オ ショコラ マダガスカル 697円 ※イートイン利用の場合は税率10%・タルト オ ノワ ドゥ ペカン 756円 ※イートイン利用の場合は税率10%■「サロン・デュ・ショコラ 2023」東京会場開催期間:2023年1月29日(日)~2月5日(日)会場:伊勢丹新宿店 本館6階 催物場住所:東京都新宿区新宿3-14-1
2022年12月22日ジェイアール名古屋タカシマヤは、2023年バレンタインに向けたチョコレートイベント「2023 アムール・デュ・ショコラ~ショコラ大好き!~」を2023年1月19日(木)から2月14日(火)まで開催する。ショコラの祭典「2023 アムール・デュ・ショコラ」今回で23回目を迎えるジェイアール名古屋タカシマヤの「アムール・デュ・ショコラ」は、世界中のショコラが一堂に集結するショコラの祭典。新作チョコレートや限定品などを含め、約150ブランドから、2,500種類以上のチョコレートやスイーツが勢揃いする。2023年の「アムール・デュ・ショコラ」のテーマは“喜びはじけるショコラパーク”。10階のメイン会場を中心に、店内計6フロアを使用し、過去最大のスケールでチョコレートを紹介する。15ブランドが初出店、“羊羹ショコラ”など登場初出店を果たすのは、15ブランド。チョコレートの世界大会「WCM」にて味覚を競う3部門で1位を獲得した、ショコラトリー カルヴァからは、羊羹とガナッシュを掛け合わせた「羊羹ショコラ」が登場。新食感を楽しめる。また、乳製品を使用せず、植物由来成分のみをベースにしたサチ タカギのアートのような生チョコレートや、ベルギー発チョコレート専門店ローラン・ジェルボーによるアジアの要素を取り入れたチョコレート、通常ネット専門で販売を行っているソイル チョコレートの「生チョコマカロン」など、個性豊かなチョコレートの数々が集結する。人気ブランドの限定ショコラや新作チョコレートおなじみの人気ブランドも要チェック。メゾンカカオ(MAISON CACAO)は、山形県産佐藤錦の濃厚さくらんぼピューレがフルーティーな「リッチ生チョコタルト」や宮崎県産高級ライチ使用の生チョコを先行販売。パティスリー・サダハル・アオキ・パリ(pâtisserie Sadaharu AOKI paris)は、愛知県産いちじく、長野県産りんごなどシェフゆかりの土地のフルーツを用いた限定ショコラを用意する。ミッシェル・ブランとパティスリー・サダハル・アオキ・パリによる、コラボレーションスイーツにも注目。天才シェフ同士がタッグを組んだ、カヌレやマカロンが限定販売される。その他、クラブハリエ(CLUB HARIE)の「ショコラバーム」新フレーバーや、アッシュ チョコレート ワールドが手がけるもちもち食感の限定トリュフショコラ、トシ・ヨロイヅカ(Toshi Yoroizuka)のアートな缶入り新作ボンボンショコラ等、充実のラインナップが揃う。冬限定ブランド・スノー(SNOWS)からも、ジェイアール名古屋タカシマヤ限定の新作スイーツが登場する。幻のカカオ“ホワイトカカオ”&いちごのショコラスイーツもまた、今回は、幻のカカオと呼ばれる“ホワイトカカオ”を使ったスイーツや、いちごを使って仕上げた創作スイーツが各ブランドから登場。クラブハリエの「フォンダンショコラ ホワイトカカオ」やトシ・ヨロイヅカの「ショコラ ホワイトカカオ」、いちごガナッシュをサブレにのせ、一緒に味わえるアッシュ チョコレート ワールドの「ICHIGO ICHIÉ」、シェ・シバタのチョコレートケーキ「レッド ベルベット ショコラ」といったスイーツがラインナップする。【詳細】2023 アムール・デュ・ショコラ~ショコラ大好き!~開催期間:2023年1月19日(木)~2月14日(火)場所:ジェイアール名古屋タカシマヤ 10階 メイン会場、9・5・4・3・1階 サテライト会場住所:愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4ブランド数:約150ブランド(うち初登場約15ブランド)限定商品:約100種類(先行販売商品含む)※画像はイメージ。
2022年12月17日ニューエラ(NEW ERA)のビームス ボーイ(BEAMS BOY)別注キャップがユニセックスで登場。2023年1月より順次発売される。チェック柄キャップなど“25周年”記念コレクション2023年に25周年を迎えるビームス ボーイは、ニューエラ定番のキャップ「930」モデルをベースに「25th アニバーサリー コレクション」を制作。注目は、ビームス ボーイのオリジナルウェアと同じ生地のインドマドラスチェック生地を採用したベースボールキャップ。コーディネートのアクセントとして着用するのはもちろん、オリジナルウェアと合わせた着用もおすすめだ。球団ロゴを“25度”に傾けたベースボールキャップ「ニューヨーク・ヤンキース」と「ロサンゼルス・ロジャース」の2球団のチームロゴを採用したキャップは、フロントで傾く球団ロゴが特徴。ロゴを右に25度傾け、ロゴの太さは1.25倍にするなど、“25周年”要素を詰め込んだアイテムだ。また、斜めのロゴをあしらったワッチキャップも展開される。いずれのアイテムも、ビームス ボーイが誕生した1998年に起用していたロゴがフラット刺繍で施されている。“ビームス ボーイ”ロゴキャップは5色展開でさらに、人気のビームス ボーイロゴキャップは、オレンジ、ブルー、レッドなど5色にボリュームアップして展開。キャップの後ろには、ビームス ボーイのフォントロゴを刺繍した。なお、キャップに合わせてポーチやキーホルダーも発売される。【詳細】ニューエラ×ビームス ボーイ展開店舗:全国のビームス ボーイ取扱店舗、ビームス公式オンラインショップ■アイテム詳細:・「930」マドラスチェック ベースボールキャップ 5,170円発売時期:2023年2月・「930」ベースボールキャップ 5,720円発売時期:2023年1月・ワッチキャップ 4,950円発売時期:2023年2月・『930』ロゴ ベースボールキャップ 5,170円発売時期:2023年3月・キーホルダー 3,300円発売時期:2023年2月【問い合わせ先】ビームス ボーイ 原宿TEL:03-5770-5550
2022年12月15日ナナミカ(nanamica)から、ニューエラ(NEW ERA)とのコラボレーションキャップが登場。2022年12月10日(金)より、ナナミカ 代官山、神戸、福岡などで販売される。機能性を備えたクラシックなロゴキャプコラボレーションキャップのベースとなるのは、ニューエラの「59FIFTY(フィフティーナインフィフティー)」。どんなスタイルにでもマッチする定番キャップに、ナナミカが大切にする機能性、日常に寄り添うオーセンティックなデザインを落とし込んだ。控えめロゴとゴアテックス素材でナナミカらしさを表現平らなツバと深めのかぶりが特徴のボディには、ナナミカのシグネーチャーロゴを小さめに配置。素材にはナナミカの代表的な機能素材“ゴアテックス”を採用することで、高い防水機能&透湿性を備えた快適な着用感を実現した。【詳細】「ナナミカ EXCLUSIVE GORE-TEX 59FIFTY」発売日:2022年12月10日(土)販売店舗:ナナミカ 代官山、ナナミカ 神戸、ナナミカ 福岡、公式オンラインサイズ展開:57.7(7 1/4) / 58.7(7 3/8) / 59.6(7 1/2) / 60.6(7 5/8)価格:12,100円【問い合わせ先】ナナミカ 代官山TEL:03-5728-6550
2022年12月11日CA4LA(カシラ)から、TVアニメ『チェンソーマン』とのコラボレーションキャップが登場。2022年12月9日(金)より、アウトレットを除く全国のCA4LA直営店ほかにて発売される。TVアニメ『チェンソーマン』×CA4LATV『チェンソーマン』は、『少年ジャンプ+』で連載、累計発行部数2,000万部を突破している人気コミック。2022年10月にはMAPPA制作によるTVアニメび放送が開始、主題歌には米津玄師やKing Gnu(キングヌー)常田大希ら豪華アーティストを起用し、話題を集めている。そんなTVアニメ『チェンソーマン』とCA4LAがコラボレートしたキャップ&ハットが登場。作品の世界観やキャラクターの特徴を捉えて表現しつつ、ファッションアイテムとしても活躍するファン必見のアイテム3型を展開する。“チェンソーのコード兼ポチタの尻尾”配したキャップデンジと契約した『チェンソーの悪魔』ポチタをイメージしたキャップには、ポチタを想起させるディテールをふんだんに落とし込んだ。チェンソーに見立てたブリム周りのジッパー装飾や、ポチタの尻尾をイメージしたサイズ調節用のコードなど、シンプルながらもポチタ要素が伝わるキャップに仕上げた。チェンソーマンが敵を切り裂くイメージを落とし込んでバケットハットは、チェンソーマンが敵を切り裂くさまをイメージしたデザインで。カットオフしたブラックデニムにバイオ加工を施すことで、ほつれを強調させて退廃的な印象を生み出した。ブリム裏にはオレンジカラーを配し、アクセントをプラスした。“サムライソード”着用の制帽を模したマリンキャップサムライソードが身に付けている制帽をイメージしたマリンキャップもラインナップ。ブリムの先端をシルバーのレザーに切り替えることで刀の切先を表現した。いずれのアイテムも、キャップ&ハットの内側にモチーフとしたキャラクターのイラストを施すなど、細部に至るまでこだわりを詰め込んだ。【詳細】『チェンソーマン』×CA4LA発売日:2022年12月9日(金)販売店舗:アウトレットを除く全国のCA4LA直営店、オンラインショップアイテム:・チェンソーマン x CA4LA CAP 9,900円・チェンソーマン x CA4LA HAT 11,550円・チェンソーマン x CA4LA MARINE CAP 13,750円【問い合わせ先】CA4LA プレスルームTEL:03-5773-3161
2022年12月05日国内最大級のチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ 2023」が、東京・伊勢丹新宿店本館6階 催物場で開催。期間は、2023年1月19日(木)から2月5日(日)まで。また、丸井今井札幌本店・仙台三越・ジェイアール京都伊勢丹・広島三越・岩田屋本店でも開催される。”国内最大級”チョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ 2023」毎年人気を誇る、国内最大級のチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」が2023年もカムバック。第21回目を迎える今回は、「LOVEこそPEACEだ!」をテーマに、国内外の個性豊かなチョコレートが勢揃いする。<パート1>魅力的な”カカオの世界”を楽しむ東京会場となる伊勢丹新宿店では、“パート1”と“パート2”に会期を分けて実施。2023年1月19日(木)から1月25日(水)まで開催される“パート1”では、「TASTE OF CACAO〜広がる、楽しむ、カカオの世界〜」をテーマに設定し、こだわりの”カカオ”を使用した、世界各地のチョコレートを展開する。世界各地の新ブランドをピックアップ■〈ブラジル〉ミッション チョコレートまず注目したいのが、初出店となるブラジル生まれのチョコレートブランド「ミッション チョコレート(Mission Chocolate)」。ブラジルの魅力を詰め込んだチョコレートを提案し、過去5年間で世界的なチョコレートの品評会で50以上の賞を受賞している。「サロン・デュ・ショコラ 2023」では、ネグロ川とソリモエンス川の”2本の川”の出会いにインスピレーションを得たタブレット「トゥーリバース(Two rivers)」を用意。合流しているにも関わらず交わることのない2本の川の奇跡的な現象を、見た目も味わいも異なる2種のカカオ70%のチョコレートを使用して表現した。ブラジルの美しい自然を思わせる華やかなパッケージにも注目だ。〈台湾〉フーワン チョコレート同じく初出店となる、台湾発のショコラブランド「フーワン チョコレート(Fuwan Chocolate)」は、上質な台湾産カカオと台湾産の地元食材を使用したチョコレートを展開。台湾カカオの味を堪能できるカカオ62%、85%のダークチョコレート2種類を詰め合わせた「台湾1号 カカオミニキャレセット」などを用意している。日本が誇る人気ブランドのショコラ■〈日本〉パティスリー ジュンウジタ東京・目黒に店舗を構えている「パティスリー ジュンウジタ(Patisserie JUN UJITA)」は、複数のカカオをブレンドした「ボンボンショコラ」を販売。良質なカカオの香りを楽しめる「プラリネアマンド」をはじめ、濃厚なマンゴーとフレッシュなバジルがマッチした「マンゴーバジリック」、キャラメルを感じる「クラフトコーラ」など、バリエーション豊かなフレーバーを取り揃えている。■〈日本〉サチ タカギ2021年に初出店し人気を博した「サチ タカギ(Sachi Takagi)」は、カカオ豆から作り上げる自家製ビーントゥーバーチョコレートを使用した、風味豊かなチョコレートを用意する。中でも「ベリー(Berry)」は、ワイルドストロベリーやラズベリーなどを用いた生チョコレートを詰め合わせ、花を思わせる美しいビジュアルに仕上げた。<パート2>”ショコラティエの技”が光るチョコレート2023年1月29日(日)から2月5日(日)まで開催する「サロン・デュ・ショコラ 2023」”パート2”は、「THE ARTISANS~最高峰ショコラティエの技~」がテーマ。国内外の人気ショコラティエによる”職人技の技”を感じられるチョコレートの数々を紹介する。注目の初出店ショコラブランド■〈フランス〉アグネス&ピエールたとえば、初出店となる「アグネス&ピエール(AGNÉS & PIERRE)」は、フランス南部・ロデズを拠点とするショコラブランドだ。使用する素材の多様性やアイデアの幅の広さに定評があり、注目を集めている。今回は、ブランドの定番から新作までのチョコレートをアソートした「ショコラアソート」を展開。カリカリッとした食感が楽しいアーモンドプラリネ「Cri-Crac」やココナッツとカレー風味のガナッシュ「Envie d’ailleurs」など、ユニークなショコラを詰め合わせた。■〈フランス〉パトリック・アニヨレ同じく初出店となる、フランス・アヌシーのショコラトリー「パトリック・アニヨレ(Patrick Agnellet)」にも注目。「サロン・デュ・ショコラ 2023」では、ショコラティエが自ら摘んだ花やハーブを使用したショコラの詰め合わせ「ショコラアソート コレクション モンターニュ」や、アヌシーの歴史をテーマにしたアソート「アソート ルフレ ダヌシー」などを展開する。トップショコラティエによる新作チョコレート■〈フランス〉アレクシア サンティニフランス・コルシカ島のショコラブランド「アレクシア サンティニ(Alexia Santini)」は、コルシカ島の柑橘を楽しめるチョコレートボックス「ショコラアソート9P テール ダグリュム」を販売する。オレンジとノワールガナッシュ、ライムとアーモンドのプラリネの組み合わせなど、多様な柑橘の味わいを堪能することができる。サロン・デュ・ショコラ限定セレクションボックス様々なショコラブランドによるチョコレートをアソートした、サロン・デュ・ショコラ限定のセレクションボックスも見逃せない。トップショコラティエたちが、4つのテーマをもとに、その想いをチョコレートで表現。セバスチャン・ブイエ(Sébastien Bouillet)や、パティスリー・サダハル・アオキ・パリ(pâtisserie Sadaharu AOKI paris)らによる「Ensemble アンサンブル ~ともに~」、パスカル・ル・ガック(PASCAL LE GAC)、ル ショコラ ドゥ アッシュ(LE CHOCOLAT DE H)らが手掛ける「Message メサージュ ~想い~」など、4種のボックスを用意する。会場限定のイートインメニューもなお「サロン・デュ・ショコラ 2023」では、会場限定のイートインメニューも提供。ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HÉVIN)をはじめ、国内外の人気ショコラブランドがチョコレート好きにはたまらないメニューを用意する。情報は随時解禁される予定なので、気になる人は是非チェックしてみてはいかがだろうか。「サロン・デュ・ショコラ 2023」開催概要■東京会場会場:伊勢丹新宿店 本館6階 催物場住所:東京都新宿区新宿3-14-1<パート1>TASTE OF CACAO ~広がる、楽しむ、カカオの世界~一般会期:2023年1月19日(木)~1月25日(水)時間:各日10:00~20:00※最終日18:00終了<パート2>THE ARTISANS ~最高峰ショコラティエの技~一般会期:2023年1月29日(日)~2月5日(日)時間:各日10:00~20:00※最終日18:00終了※「サロン・デュ・ショコラ 2023」開催期間中、混雑が予想される一部の日時・時間帯については、入場整理券(無料)所持者のみの入場とする。入場整理券(無料)が必要でない日時においても、会場混雑の状況に応じて入場制限をする場合がある。詳細は「三越伊勢丹オンラインストア」サロン・デュ・ショコラ 2023情報ページを要確認。2022年12月21日(水)10:00~順次情報を更新する。チョコレート価格例:・〈セレクションボックス〉「Ensemble アンサンブル ~ともに~」9,072円(16個入 16ブランドから各1個)・〈セレクションボックス〉「Ma ville マ ヴィル ~地と生きる~」6,912円(12個入 12ブランドから各1個)・〈セレクションボックス〉「Message メサージュ ~想い~」5,616円(9個入 9ブランドから各1個)・〈セレクションボックス〉「ワールドチョコレートマスターズBOX2023」4,752円(8個入 8ブランドから各1個)・〈ブラジル〉ミッションチョコレート「トゥーリバース タブレット」1,788円(1枚)※初登場・〈台湾〉フーワン チョコレート「台湾1号 カカオミニキャレセット」2,700円(20枚入)※初登場・〈フランス〉アグネス&ピエール「ショコラアソート」3,672円(9個入り)※初登場・〈フランス〉パトリック・アニヨレ「アソート ルフレ ダヌシー」5,940円(9個入り)※初登場■その他開催店舗の開催情報<丸井今井札幌本店>開催期間:2023年1月27日(金)~2月14日(火)住所:北海道札幌市中央区南1条西2-11<仙台三越>開催期間:2023年1月28日(土)~2月14日(火)住所:宮城県仙台市青葉区一番町4-8-15<ジェイアール京都伊勢丹>開催期間:2023年1月18日(水)~2月14日(火)住所:京都府京都市下京区東塩小路町<広島三越>開催期間:2023年1月28日(土)~2月14日(火)住所:広島県広島市中区胡町5-1<岩田屋本店>開催期間:2023年1月25日(水)~1月31日(火)住所:福岡県福岡市中央区天神2-5-35■備考※取り扱いブランドは店舗により異なる。※掲載の情報については、諸般の事情により予告なく変更・中止する場合がある。※内容、素材、製造場所、原材料産地、パッケージデザインが変更になる場合がある。※三越伊勢丹オンラインストアでは、2023年1月6日(金)10:00~販売開始。
2022年11月26日伊勢丹新宿店で、『~パリ発、チョコレートの祭典~ サロン・デュ・ショコラ』を2023年も本館6階 催物会場で開催します。「サロン・デュ・ショコラ」は、1995年にフランス・パリで誕生した、世界中から一流ショコラティエや多様なブランドのチョコレートが集まる世界最大級のチョコレートの祭典。本場パリでは毎年10月下旬~11月上旬に開催されています。三越伊勢丹では、2003年1月に伊勢丹新宿店にて開催をスタート。東京新宿をはじめとする三越伊勢丹グループ各店にて毎年開催され、次回2023年1月開催で21回目を迎えます。2023年も、PART1とPART2の2部構成での開催となります。■一般会期:〈PART1〉2023年1月19日(木)~1月25日(水) ※最終日は午後6時終了〈PART2〉2023年1月29日(日)~2月5日(日) ※最終日は午後6時終了■サロン・デュ・ショコラ 2023 情報サイト:回目のテーマは「LOVEこそPEACEだ! 」ショコラの美味しさはたくさんの「愛」でできています。大切な人たちへの想い。素材を育んでくれる自然への想い。互いを思いやる温かな気持ちが、つながりあいつむぎあいながら、そのひと粒、その一枚が生まれます。ショコラの幸せの中にある優しさと強さを、すべての愛情を。味わって、楽しんで、抱きしめて。私たちの生きる世界がもっと微笑みにあふれることを願って。サロン・デュ・ショコラ 2023、いよいよはじまります。サロン・デュ・ショコラ 2023 オンラインストア2023年1月6日(金)午前10時よりオンラインストアでの販売をスタートいたします。※オンラインストアの販売方法等に変更がございます。詳しくは12月14日(水)午前10時にサロン・デュ・ショコラ 2023情報ページにて公開予定です。【サロン・デュ・ショコラ公式インスタグラムアカウント】@salonduchocolat_jp
2022年11月24日10月28日から11月1日まで開催された世界最大のチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」において、宝酒造のスパークリング清酒「澪」が、世界で活躍する日本人ショコラティエ 佐野恵美子さんのショコラとコラボしました。新感覚の日本酒として世界中から人気のスパークリング清酒「澪」世界から注目を集めており、人気も高い和食と日本酒。特にフランスではその傾向が顕著で、料理に関わるプロや限られた人たちだけでなく、一般の人々も和食に関心を寄せています。アジア食材を扱うスーパーマーケット「K-MART(ケーマート)」は地元に住む日本人や韓国人に加えフランス人客が大幅に増加し、現在パリに4店舗を展開中。サンタンヌ店では日本酒も60種類扱っており、特にスパークリング清酒「澪」は”日本酒をまだ知らないけれど飲んでみたい”という人々から高い人気を集めています。「サロン・デュ・ショコラ」で「澪」と佐野恵美子さんのショコラがマリアージュ今年の「サロン・デュ・ショコラ」では、「澪」は日本人女性として初めてパリでチョコレート専門店を構えるショコラティエの佐野恵美子さんとコラボ。出展したスタンドで、「澪」のために佐野さんが作ったオリジナル・チョコレートが披露され、来場者は「澪」とのマリアージュを楽しみました。佐野さんは博多の「チョコレートショップ」の3代目として生まれ、一般企業で営業職として勤務したのちショコラティエに転身。フランスでチョコレートを学ぶと「ラ・プチット・ローズ」でチョコレート制作を担当し、さまざまな賞を受賞しました。現在はマレ地区にて、自身の店舗「レ・トロワ・ショコラ」を構え、ビーガンチョコレートをはじめとした新たな挑戦を続けています。そんな佐野さんと「澪」のマリアージュは、世界へ向けて日本のおいしさを伝えるという挑戦のメッセージと、両者の鍛錬された技術と情熱が込められており、パリの人々を感動させました。佐野さんも「感動した」スパークリング清酒「澪」佐野さんは「日本酒のスパークリングというものを飲んだことがなかったので、初めて飲んだ時に感動したのを覚えている」と語っています。また、「澪」は「女性的でフルーティ、非常に上品」という第一印象を持ったそう。「サロン・デュ・ショコラ」の会場を訪れ、「澪」と佐野さんのショコラのマリアージュを味わったプロたちも絶賛。「発泡がしっかりしており、香りもよく立つ。アロマティック。パーティなどに最適だと思う」などの声が聞かれました。世界で活躍するショコラティエを感動させ、美食を知る人たちからも高い評価を得たスパークリング清酒「澪」。皆さんもぜひご自宅で味わってみてください。【参考】※公式サイト
2022年11月18日ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)のフレグランス・コレクション「レ・ゼクストレ(Les Extraits)」から、ボトルキャップをムラーノガラスで製作した限定デザインが登場。2022年11月下旬より、ルイ・ヴィトン 銀座並木通り店にて発売予定だ。ボトルキャップを華やかなムラーノガラスにフレグランスをアートへと昇華させる、ルイ・ヴィトンの「レ・ゼクストレ ムラーノ アート エディション(Les Extraits Murano Art Edition)」。今回は、アメリカを代表する建築家フランク・ゲーリーがボトルデザインを手がけた「レ・ゼクストレ」のフレグランス「シンフォニー(Symphony)」をベースに、ボトルキャップをムラーノガラスで製作した。「レ・ゼクストレ」のボトルキャップは、花びらを彷彿とさせるフォルムが特徴。「レ・ゼクストレ ムラーノ アート エディション」では、ムラーノガラスの巨匠シモーネ・セネデーセ(Simone Cenedese)の手仕事により、鮮やかな色彩と流動的な造形を持つボトルキャップに仕上げた。今回選ばれたフレグランスは、「シンフォニー」。ベルガモットとグレープフルーツに、スパイシーなジンジャーゼストを加えることで、香りの軽やかな調和を生みだしている。詳細レ・ゼクストレ ムラーノ アート エディションエクストレ・ドゥ・パルファン「シンフォニー」発売予定時期:2022年11月下旬取扱店舗:ルイ・ヴィトン 銀座並木通り店価格:100mL 737,000円※数量限定※ルイ・ヴィトン 銀座並木通り店で販売を開始したのち、その後の取扱店舗については問い合わせのこと【問い合わせ先】ルイ・ヴィトン クライアントサービスTEL:0120-00-1854
2022年11月13日