シルベスター・スタローンが主演を務めた名作『ロッキー』の新シリーズ『クリードチャンプを継ぐ男』が、11月24日(現地時間)に全米で封切られ公開初日のみで約1億6,800万円(140万ドル)の興行収入を記録、全シリーズ6作品のオープニング記録を抜くことが確実視されている。愛する妻や仲間に先立たれ、孤独な日々を送るロッキーの前に突然現れた若者アドニス。彼はライバルであり、親友だった亡きアポロの息子だった。その純粋なまなざしとボクシングへの情熱に、アポロの面影を見たロッキーは、持てる技術のすべてを彼に託し、ともにチャンピオンへの道を歩き始める。本国アメリカで公開を迎えた本作は、往年のファンから若い世代まで幅広い層が来場し、同日公開となったディズニー/ピクサー最新作『アーロと少年』の約1億5,600万円(130万ドル)を抜き、初日のみで約1億6,800万円(140万ドル)の興行収入を記録。感謝祭直前の公開前夜として、新記録を樹立した。『ロッキー』第1作目が封切られた日と同じ11月25日を跨いだ今週末4日間(11/25~11/29)での興行収入は、全シリーズ6作品のオープニング記録を抜くことは確実視され、新シリーズ幕開けに相応しいスタートを切った。さらに、公開後は絶賛の声が多数上がり、米評論サイト「Rotten Tomatoes」では、批評家のレビュー93%を記録。ロッキーとして7度目の復活を果たしたスタローンは、アカデミー賞助演男優賞の最有力候補との声も上がっている。また、日本でもいち早く鑑賞した多くのマスコミ関係者からは、「オリジナルを超える傑作!」との賛辞が寄せられ、日本での大ヒットが期待される。新たな伝説的シリーズとなるか、日本での公開を楽しみに待ちたい。『クリードチャンプを継ぐ男』は、12月23日(水・祝)より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年11月26日シルベスター・スタローンが自ら脚本・主演を務め、米アカデミー賞最優秀作品賞に輝いた映画史に残る名作『ロッキー』。以来、続編5本が製作されている人気シリーズの最新作となる『クリードチャンプを継ぐ男』の誕生秘話がこの度明らかとなった。元ヘビー級王者アポロ・クリードの愛人の息子アドニス(マイケル・B・ジョーダン)は、生まれる前に死んだ父を知らずに育つ。だが、その血に流れる戦いへの情熱は抑えられず、かつて父と歴史に残る激闘を繰り広げたロッキー・バルボア(シルベスター・スタローン)を探し出し、トレーナーを依頼する。一度は断るロッキーだが、親友アポロと同じ強さと決意をアドニスの中に見出し、アドニスをチャンピオンにすると決意。果たして絶対的不利なアドニスと、かつての英雄ロッキーは奇跡を起こすことができるのか!?1976年の公開以来、約40年に渡って全世界の観客の心を感動で包んできた伝説のシリーズ『ロッキー』。2006年、最終章となる『ロッキー・ザ・ファイナル』で、スタローン自らがシリーズに終止符を打ったが、ある日、スタローンの元に「アポロに息子がいたとしたら…」というアイディアを持った若きクリエイター、ライアン・クーグラーが訪れた。「認めるけど、私はすごく興味をそそられたよ」とスタローンが明かす本作のアイディアは、実話に基づく映画『フルートベール駅で』(’13)が高く評価されたクーグラーが監督デビューする前の大学時代に生まれたそう。「僕は父親と『ロッキー』映画を観て育った。僕らの定番の父子タイムだったんだ。ロッキーは誰もが共感できるキャラクターだ。それは『ロッキー』映画にはどんな人でも楽しめる要素があるからなんだ」とクーグラー監督は語る。そしてスタローンと初めて出会った日のことをふり返り、「彼がちょっと不安げなのが見てとれた。なにしろ僕は、その当時はまだ1本も長編映画を作っていなかった。たぶん彼は、この俺に『ロッキー』映画を撮りたいと言ってくるなんて、この若造は何者だ?と思っていたんじゃないかな。でも同時に、彼がどうすれば映画として成立させられるか、あらゆる可能性を考えているのも感じた」とほほ笑む。こうして1946年生まれのスタローンと、1986年生まれのクーグラー監督、40歳の年齢差の2人の脚本化に向けての共同作業が始まった。このたび解禁となった撮影現場でクーグラー監督にアドバイスするスタローンのメイキング写真からは、トレーナーになったロッキーの姿にも重なり、もう一つの師弟関係を感じさせる。「なにしろ、スライ(スタローンの愛称)ほどロッキーを熟知している人はいないからね。ボクシングについても、スポーツとして、そして映画でどう描くかということについて、彼は誰よりも詳しい僕が何か思いついたら、最初に電話したのが彼だったし、彼のほうでも僕に真っ先に連絡してくれた。彼はほんとうに寛大だったし、すばらしい共同作業だった」とクーグラー監督は絶賛する。そして完成したのが、親友であるアポロの息子・アドニスを世界チャンピオンにすると決意したロッキーが、再びリングに向かう本作。年の離れた二人の男が情熱を注ぎ、共に創り上げた物語を楽しみに待ちたい。『クリードチャンプを継ぐ男』は12月23日(水・祝)より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年11月19日11月6日(現地時間)、シルベスター・スタローン主演の名作『ロッキー』の新シリーズ『クリードチャンプを継ぐ男』の全米公開日である11月25日(水)が「クリードの日」として認定され、シルベスターほかキャスト&スタッフが祝福した。元ヘビー級王者アポロ・クリードの愛人の息子アドニス(マイケル・B・ジョーダン)は、生まれる前に死んだ父を知らずに育つ。だが、その血に流れる戦いへの情熱は抑えられず、かつて父と歴史に残る激闘を繰り広げたロッキー・バルボア(シルベスター・スタローン)を探し出し、トレーナーを依頼する。一度は断るロッキーだが、親友アポロと同じ強さと決意をアドニスの中に見出し、アドニスをチャンピオンにすると決意。果たして絶対的不利なアドニスと、かつての英雄ロッキーは奇跡を起こすことができるのか!?1976年の公開以来、約40年に渡って全世界の観客の心を感動で包んできた伝説のシリーズ『ロッキー』。その新シリーズとして公開される『クリードチャンプを継ぐ男』の全米公開日である11月25日は、『ロッキー』の第1作目の公開日と同じであり、シリーズの舞台となったフィラデルフィアにて「クリードの日」として認定された。フィラデルフィアでは『ロッキー』シリーズの数々の名場面が撮影されており、中でも認定セレモニーの会場となったフィラデルフィア美術館は、劇中でロッキーがテーマ曲と共に駆け上がった階段のシーンである“ロッキー・ステップ”が撮影され、『ロッキー』の聖地として語り継がれて銅像も設置されている。認定式にて、多くのファンや地元住民の歓声で迎えられたシルベスターは、「本日集まってくれたみなさん、そして子どもたち。もし人生の階段を登れないと思ったら、絶対に諦めるな<ネバー・ギブアップ>。このフィラデルフィア美術館が象徴しているように、私にも出来たのだから、あなた達にも出来るはずだ」と、ロッキー節全開で語った。シルベスターからシリーズを受け継いだライアン・クーグラー監督は、「家族と夢を叶える事、これらは密接に関係している。そして必ず最後は、あなたを愛し尊敬している家族や仲間たちが、あなた達のゴールの手助けをしてくれるんだ」と熱いメッセージを述べていた。マイケル・ナッター市長は、キャストたちそれぞれに、自由の鐘のミニチュアを贈呈し、スタローンらは実際に撮影で使用した壁画を寄贈。この壁画は、フィラデルフィアのボクシングジムに飾られる予定となっている。『クリードチャンプを継ぐ男』は、12月23(水・祝)より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年11月11日あの永遠の名作『ロッキー』を正統に継ぐ新たなストーリーに、シルベスター・スタローンがお馴染みのロッキー役として出演することで話題の『クリード チャンプを継ぐ男』。12月に日本公開を迎える本作からこの度、ロッキーとアドニスの奇跡の2ショットを収めた劇場ポスターが解禁された。世界的に有名なボクシングのヘビー級チャンピオンだった父・アポロのことを何も知らないアドニスが、ボクサーとして生きることを決意、父の伝説的な戦いの地フィラデルフィアへと向かうところから始まる。亡き父は、タフな無名のボクサー、ロッキー・バルボアとかつて死闘を繰り広げた。フィラデルフィアへ着いたアドニスは、ロッキーを捜し出し、トレーナーになってくれと頼む。ボクシングからは完全に手を引いたと断りつつも、ロッキーは、かつての宿敵であり、のちに親友となったアポロと同じ強さと決意をアドニスの中に見い出す。そして、ロッキーはトレーナーを引き受け、若いボクサーを鍛え始める。ロッキーを味方につけたアドニスは、まもなくタイトル戦への切符を手に入れるのだが…。本作は、ロッキー・バルボアと名勝負を繰り広げ、盟友となった故アポロ・クリードの息子アドニスと、彼をチャンピオンにするため、再びリングに向かうことになるロッキーの物語。ロッキーを演じるのは、お馴染みのシルベスター・スタローン。共に戦うアドニスには、『クロニクル』『ファンタスティック・フォー』など大作への出演が続く新鋭マイケル・B・ジョーダンが好演している。また、監督・脚本は名作『フルートベール駅で』を手掛けたライアン・クーグラー。『ロッキー』シリーズのキャラクターに敬意を表しながら、観る者の心に焼きつく見事なストーリーを書き上げた。そして今回解禁されたポスターは、試合を目前にしたアドニスとロッキーの緊張感漂う姿を捉えている。リング上で、若きボクサー・アドニスの両肩に手を掛け、ファイティング・スピリットを注入するロッキー。まさに、時を越えてつながった二人が、“新たな戦い”へと向かう瞬間だ。ロッキーの数々の伝説を見届けてきたファンには、感涙もののビジュアルとなっている。友情、挑戦、諦めない心―夢を叶えたいと願う、すべての人に贈る新たな傑作となるに違いない。臨場感あふれる興奮のリアルファイトをぜひ劇場で体感してみて。『クリードチャンプを継ぐ男』は12月23日(水・祝)より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2015年10月24日登場人物はたったの3人。人質の女性1人に若い男と中年男の誘拐犯、謎に満ちたそれぞれの思惑と欲望が渦巻く、傑作サスペンスがイギリスから誕生した。遊び心が垣間見える、巧みな演出で観る者を翻弄するのは、新鋭監督J・ブレイクソン。そんな彼が何よりこだわり抜いたのが、登場人物3人のキャスティングだ。中でも難航したというのが、“嘘”の網の中心に自ら呑み込まれていく、若い誘拐犯・ダニー役。議論の末に、この大役を委ねられたのは、名匠ケン・ローチに見出された若手俳優、マーティン・コムストン。彼がこの役を射止めた所以は?そして、マーティン自身が語る男・ダニーとは――?ダニー役には「“若いコリン・ファレル”が欲しかった」と語るJ監督だが、アリス役のジェマ・アータートン、中年男ヴィック役のエディ・マーサンが決まっていく中で、ダニー役だけが撮影2週間前になっても難航していた。そんな中で名前が挙がると同時に、Jが頭の中で「カチリと噛みあった」と一種の安堵感を感じたのがマーティンの存在だった。しかし、当のマーティン本人は当時をこうふり返る。「実はこの脚本をもらったとき、僕はアメリカに行こうと考えていたんだ。それにある意味、僕はこの脚本を熱心に読んでいなかった、だってジェマとエディがキャスティングされていて、僕がこの役を得なかったら本当に落ち込むだろうし、多少気の滅入るような状態でアメリカに行くことになってしまうと思ったんだ」。だが、彼の抱いていたあらゆるプレッシャーは、監督率いる製作チームと対面したことで、払拭されたという。「僕の人生の中で最も素敵なオーディションだったと思う。彼らはランチにやって来て、僕らは座って1時間ほど雑談をしていたんだ。自分が上手くやるよう期待されているのが分かるのは、素晴らしいことだったよ。それは常に自分に対して多少の自信をもたらすしね」。そして、若き才能との出会いは、互いに引き寄せられるように確固たる信頼を生みだした。Jとの共同作業を通して、マーティンは「彼はとてもいい監督だし、欲しいもの、必要なものを得ている。そうしながら彼は僕らを自由にして、僕らがやりたいことをやらせてくれた」と語る。生へのしぶとさを見せる人質のアリス、そして一寸の狂いも許さない首謀者のヴィックに挟まれ、ひとり頼りなさを漂わせるダニーだが、あらゆる予想を裏切り、やがてねじれていく彼らとの力関係が見どころの本作。マーティンはダニーをこう分析する。「もっとも良い説明の仕方は、おそらく“操られバカ”だろうね!若い俳優が演じるのには素敵な役だ。彼は主犯じゃない、エディのキャラクターはその場を仕切っていて、ダニーはただの召使い、だけど彼が実はある理由で騙されたフリをしていて、全員を互いに対立するよう仕向けていると分かってくるんだ」。生き残りを賭けたせめぎ合いの中で、ある意味最も強欲で、本能のままに従っていく一番の“正直者”とも言えるダニーだが、それゆえに致命的な失敗を犯してしまう彼の人間らしさに、マーティンは共感を寄せる。「ある意味では僕は彼のことが好きなんだ。だって彼はとても日和見主義で、いまこの瞬間を生きている、それは役者として演じるのは素晴らしいものだよ。彼は物事の結果について考えず、自分自身を嘘の網に巻き込んでしまう。でももちろん、ひとつの嘘を隠すためにもうひとつ嘘をつくし、彼はそれがどこへたどり着くのかあまり考えず、ただ次の10分間を持ちこたえようとしているだけなんだ」。そんなダニーの欲望の的となっているのは、金、そして…。この先はネタばれになるので控えるが、Jの言葉を借りるなら、本作は単なる騙し合いのサスペンスではなく、“ある種のねじれたラブストーリーへと変化する誘拐スリラー”だ。その中で、時にコミカルを含んだ形で表れる、マーティンの“変貌”に、親しみを感じずにはいられないはず。さて、あなたはダニーの運命にどう賭けてみる?特集:『アリス・クリードの失踪』■関連作品:アリス・クリードの失踪 2011年6月11日よりヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開© CINEMANX FILMS TWO LIMITED 2009■関連記事:“嘘”を見抜ける…?『アリス・クリードの失踪』4サイト連動キャンペーン開催!UKより天才監督現る!『アリス・クリードの失踪』試写会に15組30名様ご招待
2011年06月06日ダニー・ボイル、クリストファー・ノーランに続いてイギリスから誕生した、若き新鋭、J・ブレイクソンが贈る、緊迫のクライムサスペンス『アリス・クリードの失踪』が、6月11日(土)より日本公開となる。これを記念して、本作の独特な世界観をひと足早く楽しめる4つの映像をめぐる、『アリス・クリードの失踪』4サイト連動キャンペーンが本日よりスタートした。物語は、若い男・ダニーと中年男・ヴィックが、200万ポンドの大金を手に入れるため、富豪の娘・アリスを密室に誘拐するところから始まる。用意周到な計画のもと、手際よく作業を進める2人だったが、アリスの激しい反撃、そしてそれを受けてのダニーの驚愕の告白から、3人の力関係が逆転。誘拐計画が一転、3人の生き残りを賭けた闘いへと展開していく――。密室で繰り広げられる彼らの心理ドラマに散りばめられた様々な“嘘”、そしてそこから暴かれる“秘密”が観る者をひきつけては、驚愕させていく本作。今回のキャンペーンでは、シネマカフェを含む4サイトで、人質のアリス、誘拐犯のヴィック、ダニー、そしてJ・ブレイクソン監督にフィーチャーした特別映像をそれぞれ楽しむことができる。その中でシネマカフェでは、注目の若手英国俳優マーティン・コムストン扮する、クールでイケメン、だけどとある罠により“ブレる、トラブる”誘拐犯・ダニーの特別映像を公開!本作のキーアイテムとなる1発の銃弾をめぐり、最大のピンチに陥っていく彼のドラマを一部見ることができる。3人それぞれの欲望、そして愛から湧き出る、それぞれの“嘘”をあなたは見抜くことができる…?まずは映像で、その世界観を堪能してみて。「『アリス・クリードの失踪』は6月11日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町&渋谷ほか全国にて順次公開。『アリス・クリードの失踪』4サイト連動キャンペーン」・ブレる、トラブる誘拐犯=ダニー:・全てを翻弄する人質=アリス:・冷酷無比、誘拐の首謀者=ヴィック:・完璧なる真の仕掛人=監督J・ブレイクソン:特集:『アリス・クリードの失踪』■関連作品:アリス・クリードの失踪 2011年6月11日よりヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開© CINEMANX FILMS TWO LIMITED 2009■関連記事:UKより天才監督現る!『アリス・クリードの失踪』試写会に15組30名様ご招待
2011年05月30日